JPH07167760A - 薄膜試料作成装置およびその作成方法 - Google Patents

薄膜試料作成装置およびその作成方法

Info

Publication number
JPH07167760A
JPH07167760A JP5342240A JP34224093A JPH07167760A JP H07167760 A JPH07167760 A JP H07167760A JP 5342240 A JP5342240 A JP 5342240A JP 34224093 A JP34224093 A JP 34224093A JP H07167760 A JPH07167760 A JP H07167760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
ion beam
blocking wall
thin film
sample holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5342240A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiya Yamaguchi
道也 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP5342240A priority Critical patent/JPH07167760A/ja
Publication of JPH07167760A publication Critical patent/JPH07167760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異種材料からなる試料を均一にエッチングす
る。 【構成】 ほぼ半円弧状のイオンビーム遮断壁部12を
有する試料ホルダ8上に試料6を保持させる。試料6
は、シリコン基板1のICパターンが形成された表面に
ガラス基板3を接着剤4を介して貼り合わせたものから
なっている。この場合、ガラス基板3よりもエッチング
されやすいシリコン基板1側をイオンビーム遮断壁部1
2の近傍に位置させる。そして、試料ホルダ8を回転さ
せながらイオンビーム11を試料6の上面に照射する。
このとき、イオンビーム遮断壁部12によってイオンビ
ーム11が部分的にまたはすべて遮断されることにな
る。イオンビーム11の強度は照射位置が遠くなるほど
弱くなる。この結果、異種材料からなる試料6を均一に
エッチングすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は薄膜試料作成装置およ
びその作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば透過電子顕微鏡で観察するための
試料は、電子ビームが透過し得る程度(2000Å以
下)にまで十分に薄くなっている必要がある。試料を十
分に薄くする方法には、イオンビームによるエッチング
方法がある。ここで、一例として、シリコン基板上に形
成されたICパターンの断面を観察するための試料を作
成する場合について説明する。この場合には、まず図2
(A)に示すように、シリコン基板1のICパターン2
が形成された表面にガラス基板3を接着剤4を介して貼
り合わせたものを用意し、そしてシリコン基板1の表面
に対して直交する方向にダイヤモンドソーによってスラ
イスすることにより、厚さが300μm程度の試料用平
板5を作成する。次に、試料用平板5の一の面を機械研
磨して、その厚さを100μm程度とする。次に、超音
波ディスクカツタを用いて切断することにより、図2
(B)に示すように、直径が3mm程度の試料6を作成
する。この場合、試料6の一の直径上に接着剤4が形成
されるようにする。これにより、試料6の半分には、不
透明なシリコン基板1上に形成されたICパターン2の
断面の部分が存在することになる。次に、試料6の上面
中央部をディンプリングして(図2(C)参照)、試料
6の中央部の厚さを10μm程度とする。次に、試料6
の上面外周部に補強リング7を取り付ける(図2(C)
参照)。
【0003】次に、図2(C)に示すように、図示しな
いイオンビームエッチング装置内に回転可能に設けられ
た試料ホルダ8の上面中央部に、補強リング7を備えた
試料6を保持させる。この場合、試料ホルダ8の中央部
には、上側が試料6よりも若干大きめの円孔で下側が試
料6よりもある程度小さめの円孔からなる貫通孔9が形
成されているとともに、リング状の試料載置部10が形
成されている。したがって、試料6の下面外周部が試料
載置部10上に載置されている。そして、図示しない試
料ホルダ回転手段の駆動により、試料ホルダ8をこれに
保持された試料6および補強リング7と共に回転させな
がら、Arガスを用いたイオン銃(図示せず)からイオ
ンビーム11を試料6の上面にθ=12°程度の低角度
で照射し、該上面を徐々にエッチングする。試料6を回
転させるのは、均一なエッチングが行われるようにする
ためである。かくして、試料6の中心部の厚さが200
0Å以下となるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような薄膜試料作成方法では、試料6をシリコン基
板1、ガラス基板3および接着剤4の3種類の材料によ
って構成し、しかもこれら材料に対するイオンビームに
よる各エッチング速度が異なる関係から、各材料ごとに
均一なエッチングを行うことができても、すべての材料
に対して均一のエッチングを行うことができず、この結
果次のような問題があった。1つは、接着剤4が一番早
くエッチングされるので、これと接するICパターン2
の積層膜がある程度不要にエッチングされ、このエッチ
ングされた部分のICパターン2を観察することができ
ないという問題があった。もう1つは、シリコン基板1
の材料であるSiとガラス基板2の材料であるSiO2
とのスパッタ率がSi:SiO2=6:1程度であるの
で、シリコン基板1がガラス基板3よりも早くエッチン
グされ、このためシリコン基板1の厚さを十分に薄くし
てもガラス基板3の厚さが比較的厚くなり、この結果比
較的厚いガラス基板3に静電気が帯電し、この静電気が
帯電した部分を電子ビームが透過することができず、ひ
いてはICパターン2のガラス基板3との界面を観察す
ることができないことがあるという問題があった。この
発明の目的は、異種材料からなる試料を均一にエッチン
グすることのできる薄膜試料作成装置およびその作成方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の薄膜試料
作成装置は、試料ホルダをこれに保持された試料と共に
回転させながら、前記試料の一の面にイオンビームを照
射して該一の面をエッチングし、これにより薄膜試料を
作成するようにした薄膜試料作成装置において、前記試
料ホルダの前記試料の一の面に対応する面であって前記
試料が保持される領域の周囲の一部にイオンビーム遮断
壁部を設けたものである。請求項2記載の薄膜試料作成
方法は、一の材料からなる部材と他の材料からなる部材
とを接着剤を介して貼り合わせてなる試料を試料ホルダ
に保持させて一体的に回転させながら、前記試料の一の
面にイオンビームを照射して該一の面をエッチングする
際、イオンビーム遮断壁によって前記試料の一の面に照
射されるイオンビームを遮断するようにしたものであ
る。
【0006】
【作用】この発明によれば、試料ホルダと共に回転する
イオンビーム遮断壁部によって試料の一の面に照射され
るイオンビームを遮断することにより、試料の一の面の
各部におけるエッチング速度を異ならせることができ、
したがって試料のうちエッチングされやすい部分に対す
るエッチング速度を遅くすると、異種材料からなる試料
を均一にエッチングすることができる。
【0007】
【実施例】図1(A)および(B)はこの発明の一実施
例における薄膜試料作成装置の要部を示したものであ
る。この図において、図2と同一部分には同一の符号を
付し、その説明を適宜省略する。この薄膜試料作成装置
では、試料ホルダ8の上面であって試料6が保持される
領域つまり試料載置部10の周囲の所定の個所にほぼ半
円弧状のイオンビーム遮断壁部12が設けられている。
イオンビーム遮断壁部12は、内径4mm、厚さ1mm
のモリブデン製の中空円筒体を2mm幅で輪切りにして
得られたものを所定の個所で2つに切断したうちの一方
からなり、すなわち図1(A)に示すように、半円弧よ
りもやや大きなものからなっている。
【0008】次に、この薄膜試料作成装置を用いて試料
6を薄くする場合について説明する。まず、従来の場合
と同様にして作成した試料6を用意する。すなわち、こ
の時点における試料6は、直径が3mm程度で、一の直
径上に接着剤4が形成され、下面中央部をディンプリン
グされてその厚さを10μm程度とされたものからな
り、その下面外周部には補強リング7が取り付けられて
いる。そして、イオンビーム遮断壁部12を有しない従
来の試料ホルダ8を用いて、図2(C)に示す場合と同
様の方法により、試料6の凹面側をある程度エッチング
する。
【0009】次に、図1(A)および(B)に示すよう
に、イオンビーム遮断壁部12を有する試料ホルダ8上
に試料6を保持させる。この場合、図1(B)に示すよ
うに、試料6を裏返しにしてその凹面側に取り付けられ
た補強リング7を試料ホルダ8の試料載置部10上に載
置する。また、図1(A)に示すように、接着剤4をイ
オンビーム遮断壁部12の両端部を結ぶ線上に位置させ
るとともに、ガラス基板3よりもエッチングされやすい
シリコン基板1側をイオンビーム遮断壁部12の近傍に
位置させる。
【0010】そして、図示しない試料ホルダ回転手段の
駆動により、試料ホルダ8をイオンビーム遮断壁部1
2、試料6および補強リング7と共に回転させながら、
Arガスを用いたイオン銃(図示せず)からイオンビー
ム11を試料6の上面にθ=12°程度の低角度で照射
する。すると、例えば図1(A)および(B)に示すよ
うな状態の場合には、試料6の上面全体にイオンビーム
11が照射される。一方、図1(A)および(B)に示
すような状態から例えば180°回転した状態の場合に
は、イオンビーム遮断壁部12によってイオンビーム1
1がすべて遮断され、試料6の上面全体にイオンビーム
11が全く照射されないことになる。すなわち、試料ホ
ルダ8の回転に伴ってイオンビーム遮断壁部12がイオ
ンビーム11照射側に位置する状態になると、イオンビ
ーム遮断壁部12によってイオンビーム11が部分的に
またはすべて遮断されることになる。
【0011】ところで、イオンビーム11の強度は照射
位置が遠くなるほど弱くなる。したがって、例えば図1
(A)および(B)に示すように、試料6の上面全体に
イオンビーム11が照射される場合には、左側に位置す
るガラス基板3のエッチング速度が右側に位置する場合
よりも早くなり、また右側に位置するシリコン基板1の
エッチング速度が左側に位置する場合よりも遅くなる。
このようなこととイオンビーム遮断壁部12によってイ
オンビーム11が部分的にまたはすべて遮断されること
とにより、シリコン基板1とガラス基板3とを均一にエ
ッチングすることができる。一例として、試料ホルダ6
を2rpmで回転させたところ、直径5μmの観察領域
の範囲内においてシリコン基板1のICパターンとガラ
ス基板3の境界部に段差が生ぜず、その厚さを500〜
1000Å程度にすることができた。
【0012】また、図1(A)に示す状態から90°回
転して、接着剤4の延びる方向がイオンビーム11の照
射方向と平行する状態となった場合、イオンビーム遮断
壁部12の両端部を結ぶ線上に位置している接着剤4に
対しては、イオンビーム遮断壁部12によってイオンビ
ーム11が遮断されることにより、イオンビーム11が
全く照射されないことになる。このようなことから、接
着剤4のエッチング速度をシリコン基板1のエッチング
速度と同じ速度とすることができ、したがって接着剤4
とシリコン基板1とを均一にエッチングすることができ
る。
【0013】したがって、この薄膜試料作成装置では、
シリコン基板1、ガラス基板3および接着剤4を均一に
エッチングすることができる。この結果、不均一なエッ
チングによる不都合を解消することができる。
【0014】なお、上記実施例では、イオンビーム遮断
壁部12を一定の高さでほぼ半円弧状としているが、接
着剤4の両側における異種材料のスパッタ率の差が小さ
い場合には、イオンビーム遮断壁部12に適当な大きさ
の開口部を設けると、異種材料を均一にエッチングする
ことができる。また、上記実施例では、透過電子顕微鏡
で観察するための異種材料からなる試料を薄くする場合
について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、EPMA(電子線プローブマイクロアナライ
ザ)で分析または観察するための異種材料からなる試料
の表面を平滑にする場合、あるいはAES(オージェ電
子分光装置)で分析するための異種材料からなる試料の
表面の汚染層を除去する場合にも、この発明を適用する
ことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、試料ホルダと共に回転するイオンビーム遮断壁部に
よって試料の一の面に照射されるイオンビームを遮断す
ることにより、試料の一の面の各部におけるエッチング
速度を異ならせることができるので、試料のうちエッチ
ングされやすい部分に対するエッチング速度を遅くする
と、異種材料からなる試料を均一にエッチングすること
ができ、したがって不均一なエッチングによる不都合を
解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施例における薄膜試料
作成装置の要部の平面図、(B)はそのB−B線に沿う
断面図。
【図2】(A)〜(C)はそれぞれ従来の薄膜試料作成
方法の各作成工程を説明するために示す図。
【符号の説明】
1 シリコン基板 3 ガラス基板 4 接着剤 6 試料 8 試料ホルダ 11 イオンビーム 12 イオンビーム遮断壁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料ホルダをこれに保持された試料と共
    に回転させながら、前記試料の一の面にイオンビームを
    照射して該一の面をエッチングし、これにより薄膜試料
    を作成するようにした薄膜試料作成装置において、 前記試料ホルダの前記試料の一の面に対応する面であっ
    て前記試料が保持される領域の周囲の一部にイオンビー
    ム遮断壁部を設けたことを特徴とする薄膜試料作成装
    置。
  2. 【請求項2】 一の材料からなる部材と他の材料からな
    る部材とを接着剤を介して貼り合わせてなる試料を試料
    ホルダに保持させて一体的に回転させながら、前記試料
    の一の面にイオンビームを照射して該一の面をエッチン
    グする際、イオンビーム遮断壁によって前記試料の一の
    面に照射されるイオンビームを遮断するようにしたこと
    を特徴とする薄膜試料作成方法。
JP5342240A 1993-12-15 1993-12-15 薄膜試料作成装置およびその作成方法 Pending JPH07167760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5342240A JPH07167760A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 薄膜試料作成装置およびその作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5342240A JPH07167760A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 薄膜試料作成装置およびその作成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07167760A true JPH07167760A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18352199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5342240A Pending JPH07167760A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 薄膜試料作成装置およびその作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07167760A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4335497B2 (ja) イオンビーム装置およびイオンビーム加工方法
CN1260781C (zh) 重复利用衬底的方法
US6042736A (en) Method for preparing samples for microscopic examination
JPH08261898A (ja) 透過電子顕微鏡用試料及びその作製方法
JP5249955B2 (ja) 電子顕微鏡検鏡用試料の作製法
JP3711018B2 (ja) Tem試料薄片化加工方法
JP3768197B2 (ja) 透過型電子顕微鏡観察試料の作製方法
JP2009098088A (ja) 試料作製方法
US20090131961A1 (en) Micro surgical cutting instruments
CN111693554A (zh) 一种tem样品的制备方法
US6140603A (en) Micro-cleavage method for specimen preparation
JP2007108105A (ja) 電子顕微鏡用試料作製方法、集束イオンビーム装置および試料支持台
JP2754301B2 (ja) 電子顕微鏡観察用試料の作成方法
JP3751062B2 (ja) 断面tem観察用試料ホルダー及びそれを備えたtem装置
CN113466268B (zh) 组合样品及其制备方法
JPH05302876A (ja) Tem観察用試料の作成方法及び研磨用治具
CN1783435A (zh) 重复利用衬底的方法
JP2019045327A (ja) 電子顕微鏡観察用の包埋樹脂試料の作製方法およびそれに用いる型枠。
KR100209658B1 (ko) 투과전자 현미경용 다층박막재료의 시편제작방법
JP2004253232A (ja) 試料固定台
US5993291A (en) Specimen block preparation for TEM analysis
JP3076681B2 (ja) 透過型電子顕微鏡観察用試料の作製方法
JPH11132922A (ja) 透過電子顕微鏡用試料とその作成方法
JPH06132001A (ja) シートメッシュ及び透過型電子顕微鏡用試料及びその作製方法
KR0150675B1 (ko) 투과전자현미경을 이용한 불량 분석을 위한 시편 제조방법