JPH07168260A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH07168260A
JPH07168260A JP6174298A JP17429894A JPH07168260A JP H07168260 A JPH07168260 A JP H07168260A JP 6174298 A JP6174298 A JP 6174298A JP 17429894 A JP17429894 A JP 17429894A JP H07168260 A JPH07168260 A JP H07168260A
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charging
switch
film
motor
strobe
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Hiroshi Takahashi
弘 高橋
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、バッテリーを節約し、且つ失敗の
ない写真を撮るようなカメラを得る事を技術課題とする
もので、該課題を解決するようにしたカメラを提供する
ことを目的とするものである。 【構成】 (a) ストロボ用コンデンサを充電する充電手
段と、(b) 前記充電手段の充電開始に伴って、所定時間
を計測するタイマー手段と、(c) 前記コンデンサの充電
状態を検出する充電状態検出手段と、(d) フィルムの露
光を行うフィルム露光手段と、を有し、(e) 前記充電状
態検出手段により、前記タイマー手段で計測される所定
時間内に充電完了しなかった事を検出した場合、前記充
電手段によるコンデンサの充電を停止すると共に、前記
露光手段の作動によるフィルム露光を行わないよう構成
したことを特徴とするカメラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ、特にストロボ
を内蔵した自動タイプのカメラのストロボ装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】全自動カメラ、即ち、自動露出制御装
置、及びストロボ、ある場合には自動合焦装置が組み込
まれたカメラにおいては、被写体の明るさ、及び被写体
距離の様々な組み合わせに対して各別にストロボを発光
させるか否かを決めていた。
【0003】ところで、このストロボを発光させる為の
ストロボ装置は、コンデンサに充分な発光を得るための
充電電圧が必要となるため、従来のストロボ装置は、充
電されるコンデンサの充電電圧を検出して、充電が完了
した時点で撮影を行える様に制御されていた。
【0004】しかしながらこの場合、バッテリーが弱か
ったり、外気の温度が特別低い場合には、撮影条件に適
応したストロボ光量を得るためのコンデンサへの充電制
御が何時迄も行われ続ける為、バッテリーを消耗する事
になる。
【0005】そこでコンデンサへの充電が完了される、
されないに係わらず、予め設定された所定時間が経過し
たら撮影を行う事も考えられるが、この場合、結果とし
て露出アンダーの写真を撮ってしまい、失敗した写真を
得ることとなる上、バッテリーの消耗はおろか、フィル
ムまでムダにする羽目になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に写真撮影は様々
な情景、条件の元で行われるものであり、この様々な条
件を細分化して、それぞれの場合に最適な撮影、パラメ
ータを決めてやることはカメラを自動化するシステムを
複雑化するという欠点がある。又、当然のことながら、
これらの撮影条件の多様化はカメラ側の機能制御を複数
持たせることにもなるから、これらの機能に電流供給す
るバッテリーの寿命自体を短くするという欠点にもつな
がる。例えばストロボ装置の場合にはコンデンサへの充
電に長時間を有することとなり、撮影に時間が掛かり、
シャッターチャンス等を逃がしたりする原因にもなる。
【0007】そこで所定時間後、例えば充電途中であっ
ても充電を打ち切って撮影を行う事が考えられるが、こ
れは結果としてはその撮影状態を反映しない、所定の輝
度が十分に得られない状態でとりあえずタイミングだけ
を補償して撮影を行うことになるため、バッテリーの節
約にはつながるものの、撮影者の意図した写真とは異な
る写真を撮る事となり、問題の根本的な解決には到らな
い。
【0008】本発明は前記のような欠点を一掃するため
特に考えられたものである。即ち、従って本発明は、バ
ッテリーを節約し、且つ失敗のない写真を撮るようなカ
メラを得る事を技術課題とするもので、該課題を解決す
るようにしたカメラを提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的のため本発明
は、請求項1に於いて、(a) ストロボ用コンデンサを充
電する充電手段と、(b) 前記充電手段の充電開始に伴っ
て、所定時間を計測するタイマー手段と、(c) 前記コン
デンサの充電状態を検出する充電状態検出手段と、(d)
フィルムの露光を行うフィルム露光手段と、を有し、
(e) 前記充電状態検出手段により、前記タイマー手段で
計測される所定時間内に充電完了しなかった事を検出し
た場合、前記充電手段によるコンデンサの充電を停止す
ると共に、前記露光手段の作動によるフィルム露光を行
わないよう構成したこと。
【0010】請求項2に於いて、レリーズ釦の第1の押
圧により作動する第1レリーズスイッチと、該第1の押
圧から更に前記レリーズ釦を押圧する第2の押圧により
作動する第2レリーズスイッチとを有し、前記充電手段
の充電開始は、前記第1レリーズスイッチの作動に基づ
いて行われることにより達成させる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一具体例正面図で、1はカメ
ラ本体、2は矢印A方向にスライド可能なスライドカバ
ー、3はこのスライドカバーに設けられたストロボ発光
部、4は撮影レンズ、5はレリーズボタン、6はファイ
ンダー、7は自動露出制御装置の測光窓、8は自動合焦
装置の投光窓、9は自動合焦装置の受光窓である。スラ
イドカバー2を矢印A方向にスライドさせて、本体1と
合致させるとレンズ4、ファインダー6、各種窓7,
8,9はすべてスライドカバーで隠されることになる。
図のカメラはディスクフィルムを使用するカメラであ
り、10はディスクフィルムカートリッジの遮光板を開閉
するレバーである。またこのレバーは裏蓋開閉レバーで
あり、これを起立させることによって裏蓋ロックがはず
れる。
【0012】そして、ディスクフィルムカートリッジを
装填して、裏蓋を閉じ、レバー10を倒し、図示の状態に
すると裏蓋がロックされるとともに、カートリッジ遮光
板が開く。
【0013】図2は本発明一具体例のブロック線図、図
3はその詳細な回路図である。
【0014】図においてAは論理制御回路でCMOSワ
ンチップマイクロコンピューター(以下マイクロコンピ
ューターと言う)からなる。Bは測距回路で投光用発光
ダイオードLED1と測距用センサーSDからなる。セ
ンサーSDは図では省略されているが、2個のホトトラ
ンジスタ及び処理回路からなり、2個のホトトランジス
タの出力の大小を比較することにより被写体距離を測っ
ている。
【0015】Cは自動露出制御用測光回路で、光導電素
子CdSと比較器C1からなり、この比較器C1により被
写体が明るいか暗いかを見ている。Dは電源電圧検出回
路で、定電圧素子D1と比較器C2とからなり、ストロボ
充電時にマイクロコンピューターの電源電圧VDDが所
定値(例えば3.2ボルト)より低くなったときにはスト
ロボの充電を禁止する。この禁止制御は説明するように
ストロボ回路内で自動的に行われる。
【0016】Eは電源制御回路で、スイッチング素子T
1,TR2からなる。例えば第1レリーズスイッチS1
がONするとTR2が導通し、マイクロコンピュータ
ー、測光回路等に電源を供給する。また、同様に、TR
2が導通することにより、ストロボ充電禁止、モーター
ブレーキ回路動作を行う。また、電源VDD及びVCC
はリセット回路Kを通してマイクロコンピューターをリ
セットし、このリセット後、まず始めに、マイクロコン
ピューターの端子PHからパワーホールド信号が出て、
電源電圧VDDは所定の動作が終了するまで自己保持さ
れる。
【0017】Fはストロボ回路である。ストロボ回路は
公知のものであるので説明を省略するが、この回路は電
源電圧検出回路Dと関連しているので、この点について
説明する。発振トランジスタTR4とコイルL1,L2
構成される昇圧回路のON,OFFを制御するスイッチ
ング素子TR3はマイクロコンピューターのSTS及び
比較器C2によって制御される。即ち、STS信号信号
により、ストロボが充電中であっても比較器C2は電圧
VDDが所定電圧より低くなったとき、LOWレベルと
なり、スイッチング素子TR3が導通し、発振トランジ
スタTR4を非導通にし、充電を禁止する。
【0018】本実施例で使用しているマイクロコンピュ
ーターの最低作動電圧は約3Vであり、それ以下の電圧
での動作は保証されない。しかし、ストロボ充電初期に
はその起動電流により、電源電圧VDDが3V以下にな
ることがあり得ることが分っている。このため、電源電
圧VDDが3V以下になろうとした場合に、充電を一時
中断し、電源電圧低下を防ぐ必要がある。
【0019】比較器C2の作動により、充電が一時中断
したときにも、マイクロコンピューターの充電命令、即
ち、STP信号は継続しており、電源電圧が回復し、比
較器C2がHIGHになるとストロボ回路は充電を行う
ことができる。実際にはこのような動作を繰り返すこと
により、ストロボが徐々に充電され、充電々流が減少
し、電流電圧VDDが3V以下にならない条件での充電
が可能となり、目的の充電々圧に達する。
【0020】以上説明したストロボ充電態様を従来例と
比較して、図4に示す(図4(A)、図3の具体例にお
ける作動態様、図4(B)の従来例における作動態
様)。
【0021】従来の電源電圧検出回路では実際にストロ
ボ等を動作させる前に電池の開放電圧、又は数mA程度の
負荷電流を流した状態での電池電圧を測定し、その結果
により、警告表示をするか、レリーズロックするとかの
方法が一般的であった。しかし、これによると、電池の
内部抵抗、負荷条件等を考慮し、動作を保証するには電
池に余力を残した状態で、レリーズロック等を行う必要
があった。図示実施例では実際にストロボが動作してい
る時の電源電圧を電池の内部抵抗、負荷条件等を含めた
状態で検出することにより、電池の持つ能力のぎりぎり
まで使用することができる。
【0022】また、モーター作動時にも上記と同様にし
て、一時中断を行うことができる。
【0023】Gはモーター回路で、4個のトランジスタ
TR5,TR6,TR7,TR8で構成され、マイクロコン
ピューターの端子CWから信号が出たときにトランジス
タTR6,TR8が導通し、モーターMを正転させ、端子
CCWから信号が出たときにトランジスタTR5,TR7
が導通してモーターMを逆転させる。なお、モーターの
正転停止時にはモーターに電磁ブレーキがかかる。
【0024】図3に示すように少なくともパワーホール
ド信号を出ている間CCWが供給されているため、トラ
ンジスタTR7は通常ONしている。
【0025】信号CWがHIGHのときはモーターMを
正転させるため、TR9でTR7をOFFにする。信号C
WがLOWになったあとも、モーターは慣性で回り続け
るため、モーターで駆動される所定量を越えて動作させ
ることになる。これを防ぐために、モーター両端の電圧
をすばやくゼロにすることは周知である。
【0026】図3の例ではモーターの正転逆転を行うブ
リッジ回路に簡単なブレーキ機能を付加することで問題
を解決した。
【0027】従来、ブリッジ回路でブレーキ動作を行う
には例えば正転後、所定時間逆方向に信号を加える方法
があるが、この時間を適切に設定することは困難であっ
た。例えば、逆転時間が長すぎるとモーター停止後逆転
してしまう。また、時間が短すぎるとブレーキ効果が弱
くなる。
【0028】図3の具体例ではモーター正転後TR7
ONしていることにより、モーター(+)→TR7コレ
クター→TR7エミッタ→D2アノード→D2カソード→
モーター(−)と言う閉グループを構成し、モーター両
端の電圧を速やかにゼロにすることにより、効果的な電
磁ブレーキ機能を果たしている。
【0029】図5はモーター駆動回路の他の例を示す。
【0030】信号CWによってTR6′及びTR8′が導
通し、モーターM′が正転し、信号CCWによってTR
5′,TR7′が導通してモーターM′が逆転することは
図3の例と同じである。この例では、ブレーキ信号によ
り、正転停止、逆転停止のいずれも効果的にブレーキが
かかり、しかも、ブレーキ作動時以外、即ち通常はブレ
ーキ回路を構成するトランジスタTR9′に電流を流さ
ないので節電効果が大きい。Iは発振回路で、これによ
り、マイクロコンピューターの制御に必要なクロックが
出される。
【0031】Hはストロボトリガー制御回路で、後述す
るSOL1,SOL2のどちらか一方でもONしている
ときに、機械的シンクロスイッチSSWのONをストロ
ボ回路のトリガー入力に伝達する。
【0032】本発明にかかるカメラの作動につき説明す
る前にこのカメラに設けられている主要なスイッチにつ
き説明する。
【0033】〈メインスイッチMSW〉本発明に係るカ
メラは1個の電源を有しており、この電源から制御部、
駆動部及びストロボ回路部等すべてに電源を供給してお
り、メインスイッチMSWはこの電源を制御部、駆動部
及びストロボ回路部等に接続、切離しを行うスイッチで
あって、このスイッチを開くとすべての電気系統は不作
動になる。そして、このメインスイッチはレンズ、ファ
インダーを保護するスライドカバーを閉じるとOFF、
開くとONされる。
【0034】〈リセットスイッチRSW〉論理制御部即
ちマイクロコンピューターを初期状態にリセットするス
イッチであり、裏蓋を開閉する開閉レバー(図1におけ
るレバー10)を起こしたときにONし、倒したときにO
FFするスイッチである。
【0035】〈第1レリーズスイッチS1〉レリーズボ
タンを押したときにONするスイッチで、レリーズボタ
ンを浅く押した段階でONする。
【0036】〈第2レリーズスイッチ〉レリーズボタン
を押したときにONするスイッチで、第1レリーズスイ
ッチS1と異なるのはレリーズボタンを深く押したとき
にONする点である。
【0037】〈ノッチスイッチNSW〉ディスクフィル
ムの外周に設けられた駒位置を決めるためのノッチに関
連する作動スイッチであって、スイッチアームがノッチ
に入ったときにOFFし、ノッチから出たときにONす
るスイッチである。
【0038】〈逆転スイッチGSW〉ディスクフィルム
を使用するカメラは通常単一の駆動源でフィルム送り及
びシャッタチャージ、シャッタ作動を行っており、これ
は遊星歯車を使った機構を用いて行っている。
【0039】即ち、フィルム送りに要するトルクとシャ
ッタチャージに用いるトルクとをフィルム送りが可能な
状態にあるときはシャッターチャージ機構にモーターの
駆動力が伝わらず、フィルム送りが係止されているとき
にはシャッターチャージ機構にのみモーターの駆動力が
伝わるように設計されている。
【0040】撮影駒を所定位置に位置決めする爪がディ
スクフィルムの外周に設けられたノッチに入り込んでフ
ィルム送りができない状態にあるときにはシャッターチ
ャージ用のカム車が回転し、爪がノッチからはずれた状
態においてはシャッターチャージ用のカム車は回転せ
ず、フィルム送りが行われる。逆転スイッチGSWはこ
のシャッターチャージ用カム車に設けられた別カムで作
動するスイッチで、爪がノッチに入って、カム車が動き
始める初期位置の直後にONし、シャッターレリーズ
(動作)が行われる前にOFFするスイッチである。
【0041】次に本発明に係るカメラの一具体例の作動
につき、各作動モード別に説明する。
【0042】1 撮影準備モード 撮影準備モードのタイムチャート図である図7、及びフ
ローチャート図である図6を主に参照して説明する。
【0043】先ず、裏蓋を開閉するレバー10を起こすこ
とにより、リセットスイッチRSWをONすると同時に
裏蓋が開き、カートリッジ装填が可能となる。このとき
リセットスイッチをONしていることにより、使用者が
レリーズスイッチ等を操作してもカメラは作動しない。
カートリッジを装填し、裏蓋を閉じると開閉レバー10が
倒れ、リセットスイッチRSWがOFFし、これにより
マイクロコンピューターMCは作動可能な状態になる。
【0044】次にメインスイッチMSWをONすること
によって、マイクロコンピューターMC、電源制御回路
EのVB立ち上がり検出部が作動し、電源電圧VDDが
立ち上がり、この信号でマイクロコンピューターMCの
パワーホールド端子PHからの信号により、パワーホー
ルドされる(PH、ON−1)。
【0045】これとほぼ同時にマイクロコンピューター
MCの端子CWから信号が出て、モーターMを正転させ
る。このときのモーター回転は図6に示すようにマイク
ロコンピューターMC内でノッチスイッチがONしてい
るかOFFしているかを見て(判断NSW1)ONして
いる場合に行われ(モーター正転−1)、OFFするま
で、即ちノッチ爪がノッチに入り込んで、フィルムの第
1駒が所定位置に送られるまで継続し、所定位置に送ら
れたときに停止する(モーター停止−4)。なお、ノッ
チスイッチNSWが作動しない場合の作動モードについ
ては後に説明する。
【0046】モーター停止後、電源パワーを回復させる
ための所定時間△t1時間後、マイクロコンピューター
MCのストロボ充電信号端子STPからの信号でストロ
ボ充電が行われ、マイクロコンピューターMC端子EN
Dに充電完了信号が入るまで充電が行われる。なお、タ
イマーT3で作られる所定時間内に充電完了信号が出な
い場合にも充電停止になり、充電停止後タイマーT7
作られる時間(2.5秒)後にパワーホールド回路がOF
Fして、全システムが停止する。通常撮影準備モードに
おいてはフィルムを装填し、ディスクフィルムのスライ
ドカバーを開き、スタンバイ状態にするだけでレリーズ
ボタンは押せないので、判断S2−4の所で、第2レリ
ーズスイッチS2がOFFと判断され、タイマーT4で作
られる時間(2.5秒)後パワーホールドがOFFし、全
システムが停止する。
【0047】2 通常撮影モード 通常撮影動作は当然のことながら、レリーズボタンを押
すことにより開始する。即ち、第1レリーズスイッチS
1のONで開始する。
【0048】その後電源電圧VDDが立ち上がり、パワ
ーホールドされ、判断NSW−1でノッチスイッチNS
WがONかOFFかを判断し、EF充電1でストロボ充
電を行ない、充電停止2を行うことは前述した撮影準備
モードにおける作動と同じである。レリーズボタンを押
すと第1レリーズスイッチS1が、次いで第2レリーズ
スイッチS2がONする。従って、図6における判断S2
−4の所で、S2・ONと判断され、次に判断STでセ
ルフタイマースイッチSTがONかOFFかを見、通常
撮影の場合はSTはOFFであり測光測距ステップに移
る。
【0049】このステップにつき、図8(b)を参照し
て説明する。第2レリーズスイッチS2ON後電源が安
定するまでの間△t2後測光データーを読み込み、即
ち、ED読み込み、次に、測距タイミング信号FLDが
出て、測距用LED1が発生し、測距信号読み込み、即
ち、FD読み込みが行われる。測光データED及び測距
データFDはいずれも被写体が暗いか(EV12以下)明
るいか、被写体が遠いか(1.2m以遠)、遠いかの2値
信号である。
【0050】この具体例しのカメラは絞りはF2.8、及
びF8の2段階制御が行われ、また、近距離被写体に対
してはクローズアップレンズが自動的に撮影レンズ系に
入るように作られている。
【0051】なお、具体的にはクローズアップレンズは
毎回シャッターチャージ毎にカム機構で光学系に出入り
するよう構成され、近距離時にはマグネットSOL2が
作動して、クローズアップレンズを撮影光学系に保持
し、遠距離時にはマグネットSOL2が非作動であるの
で、クローズアップレンズは撮影光学系外に退避すると
いう機構か採用されている。
【0052】SOL1は絞り制御用マグネットで、これ
がONのときF2.8で、OFFのときにF8に絞りをセ
ットする。また、ストロボ発光制御も自動的に行われ
る。そして、SOL2はクローズアップレンズを制御す
るマグネットでその機構は上述の通りである。
【0053】これら、絞り、ストロボ発光、及びクロー
ズアップレンズの制御は図14に示す論理によって処理さ
れる。即ち、被写体が近距離にある場合にはSOL1は
OFFで絞りはF8に、即ち、小絞りにセットされ、S
OL2がONで、クローズアップレンズは撮影光学系内
に保持され、ストロボトリガー信号が出るように制御さ
れる。
【0054】被写体が遠距離にあり、かつ明るい場合は
SOL1がOFFで絞りはF8(小絞り)に設定され、
SOL2もOFFで露光時にはクローズアップレンズは
撮影光学系外にあり、ストロボトリガー信号がでないよ
うに制御される。
【0055】被写体が遠距離にあり暗い場合はSOL1
がONで絞りはF2.8、即ち開放絞りに設定され、SO
L2はOFFで前記同様にクローズアップレンズは光学
系外にありストロボトリガー信号が出るように制御され
る。この処理で特徴的な所は被写体が近距離の場合には
その明暗に関係なく、絞りを小絞り(例えばF8)状態
にし、かつストロボを発光させることである。これはク
ローズアップ撮影においては殆どの場合背景は別とし
て、被写体が極端に明るいことはなく、しかも、クロー
ズアップ撮影は室内ないしはそれに低い状態で行われる
事が多いため、小絞りにして、被写体深度を深くし、し
かもストロボを発光させて撮影することによって良い写
真が得られるという、統計的な結果に基づいた処理であ
る。
【0056】特に、このカメラのように絞り及びレンズ
をそれぞれ2段階だけに限って制御するシステムにおい
ては上記の処理は有効である。なお、この処理方式は絞
り及びレンズをそれぞれ3ないし4段階程度に制御する
場合にも有効である。
【0057】図6における測距とモーター正転3との間
のルーチンは上記の撮影条件の設定を行うためのステッ
プである。
【0058】近距離撮影時にはクローズアップレンズが
確実に作動していることを確認するために、SOL2が
ONし、次にモータが作動し始める迄の時間LED2を
点灯表示している。
【0059】図3では後述するセルフタイマー作動表示
LED2を上記表示と共用している。即ち、セルフタイ
マーLED信号SLDとSOL2信号FMGのどちらか
が出力するとドライバーDR1が作動するよう構成され
ている。
【0060】またモータMが作動しているときは表示L
ED2の電源電圧が変動し、LEDがちらつくことがあ
るため、モータ正転信号CWが出力されたときにはドラ
イバーDR2を作動させ、表示LED2を消灯してい
る。
【0061】次にモータ正転3が行われる。この場合爪
がフィルムのノッチに入っているのでフィルムは回転せ
ず、モータ回転により、シャッターチャージ、前記SO
L1,SOL2の条件により、絞りクローズアップレン
ズのセットが行われた後シャッタ作動が行われ、フィル
ムが露光される。またシャッタ全開と同期して、シンク
ロスイッチSSWがONし、ストロボ撮影の場合はトリ
ガー信号がでてストロボが発光する。
【0062】フィルム露光後、更にモーター正転は継続
し、カム車を回転させ、爪がノッチから外れる。この爪
の作動も上記のシャッターチャージ、シャッター作動カ
ム車に設けられた別のカムにより行われる。この爪がノ
ッチから外れるとほぼ同時にノッチスイッチNSWがO
Nし、前記SOL1,SOL2がOFFし(SOL,O
FF)、設定した撮影条件を解除する。爪がノッチから
外れると、カム車の回転は停止し、モータの回転力はフ
ィルムに伝わり、フィルムが回転し、爪が次のノッチに
入り込むまで回転しノッチが次の爪に入ると、ノッチス
イッチNSWのOFF信号でモータが停止する。モータ
停止後再びストロボ充電(EF充電−2)が行われ、次
の撮影のための電荷がストロボ電源コンデンサにチャー
ジされる。充電完了信号ENDが出た時点でストロボ充
電は終了し、パワーホールドがOFFし、電源電圧VD
DがLOWになり、全システムが停止する。
【0063】なお、上記の動作において、シャッタ作動
のカム車に設けたカムでシャッターチャージ直前に逆転
スイッチGSWが瞬間的にONされるがこれは後に説明
する最終駒撮影終了後の作動のためのもので、この通常
撮影モードにおいては無視される。即ち、図6における
判断GSW3は判断NSW2において、ノッチスイッチ
NSWがONで且つ、逆転スイッチGSWがONのとき
にのルーチンに入り、別モードの作動に入るが、図5
に示すようにこの作動モードではNSWとGSWとが同
時にONになる時点はないので、NSW3はモータ停止
7へと進み上述の作動が行われる。
【0064】このカメラは単写と連写ができるように設
計されている。撮影車は撮影に先立ち、予め上記単写・
連写の撮影モードを切り換えスイッチにより選択するこ
とができる。EF充電2後、単写か連写かを見る判断S
/Cが行われ、単写の場合にはOFFで示すルートに進
み、パワーホールドOFF(PH,OFF3)が行われ
る。連写の場合にはONで示すルートに進み、判断S2
−2で第2レリーズスイッチS2がONかOFFかを
見、OFFの場合はパワーホールドがOFFし、ONの
場合には判断STに戻り、再び測光、測距、シャッタ作
動等の一連の撮影作動が行われる。
【0065】3.セルフタイマー撮影モード 本発明に係るカメラにおいてはセルフタイマーによる撮
影動作はレリーズボタンとは独立して行われる。即ち、
セルフタイマーボタンを押すだけでレリーズボタンを押
すことなしに、セルフタイマー作動及びそれに続く撮影
動作が行われる。セルフタイマーボタンを押すと、セル
フタイマースイッチSTがONする。
【0066】STのONにより、電源VDD立ち上が
り、パワーホールドPH、ONストロボ充電し、ストロ
ボ充電停止が行われることは通常撮影モードにおいて説
明したと同じ作動が行われる。
【0067】セルフタイマースイッチST、第1レリー
ズスイッチS1及び第2レリーズスイッチS2は図15に示
す回路で構成される。
【0068】即ち、セルフタイマースイッチSTをON
するとマイクロコンピュータMCに入る端子STのみで
なく、入力端子S2及びスイッチング素子TR1も同時に
ONになる。従って、ストロボ充電停止後の判断S2
4においてはS2もONと判断され、判断STへと進
む。次に、セルフタイマー撮影であることを表示するL
ED表示がLED2を点灯することで行われ、10秒経過
したかどうかの判断が行われる。10秒経過後は、通常撮
影モードの場合と同一の作動が行われる。従来からも、
このカメラと同じように、セルフタイマーをレリーズボ
タンとは独立して作動させる。即ち、セルフタイマーボ
タンを押すだけで、所定時間経過後シャッターが自動的
に切れるように作動するカメラは知られている。例えば
コニカFS−1(コニカ株式会社製)がそれである。
【0069】しかし従来では、セルフタイマーレリーズ
スイッチを機械的に上記したS1,S2,STがONする
とように構成していたためにスイッチ構造が複雑であっ
た。図15に示す回路によれば電卓等で使用されている導
電性ゴムスイッチのような簡単で安価なスイッチが十分
である。
【0070】図6が示すように測光、測距及びこれに基
づく絞りの設定、光学系の合焦はセルフタイマー作動終
了後に行われている。従って、例えばセルフタイマー作
動中に被写体が動き被写体距離が変わった場合にも、ピ
ントの合った写真が得られる。
【0071】4.セルフタイマー解除モード 本発明に係るカメラでは、セルフタイマーをセットした
後その作動途中で、セットを解除することができる。図
10はこのセルフタイマー解除モードのタイムチャートを
示す。
【0072】セルフタイマーSTをONさせて、その作
動をスタートさせた後、再びセルフタイマーボタンを押
して、スイッチSTをONすると図6における判断ST
解除において解除ありと判断され、タイマーT7で作ら
れる所定時間(2.5秒)後にパワーホールドPHがOF
Fし、全システムが停止する。
【0073】5.最終撮影モード 図6におけるS1ステップからSOL OFFまでは通常
撮影モードと同じく進む。
【0074】モーター回転によりシャッタ作動後フィル
ム送りが行われるわけであるが最終駒撮影後においては
ディスクフィルムシステムでは少し送った後フィルムは
遅れなくなるので、ノッチ爪はフィルムのノッチから出
た状態でフィルムが停止することになる。従って、ノッ
チスイッチNSWは図11に示すようにONの状態が継続
することになる。従って、判断NSW2がONと判断さ
れ、且つこの状態で、シャッターチャージ、カム車が継
続して回転することになる。カム車は再び初期位置に戻
り、さらに回転を続けようとするが、このとき逆転スイ
ッチGSWがONされるので、判断GSW−3がONで
あると判断され、モーター停止1、モーター逆転へと進
む。そして、逆転スイッチGSWがカム車の逆転をする
ことにより再びOFFされるまでモーターは逆転した
後、停止する。モーター停止後パワーホールドがOFF
し、全システムが停止する。
【0075】最終駒撮影後、逆転を行わないと、ノッチ
スイッチNSWがONのままであるため、モーターは回
転を続けるがフィルムはカートリッジの構造上それ以上
回らないため、モーターの回転はカム車に伝達されるこ
とになる。カム車は1回転し、再び初期位置からシャッ
タチャージを始め、シャッタレリーズを行うことにな
る。以後モーターが止まるまで、これを繰り返し、フィ
ルムは多重露出となってしまう。これを防止するため
に、最終駒撮影後、再びカム車がシャッタチャージを行
う前に、カム車を逆転して、初期位置に戻した後、モー
ター停止させる方法をとっている。
【0076】更に図12は上記した状態での撮影を禁止す
る動作を示している。
【0077】6.最終駒撮影終了後の撮影禁止モード 最終駒を撮影し終わった後にも使用者が誤ってレリーズ
ボタンを押す場合は十分あり得る。図12はこのような場
合の作動のタイムチャートである。図11で示されるよう
にノッチスイッチNSWは最終駒撮影終了後はONの状
態のままである。
【0078】この状態で第1レリーズスイッチS1ON
が行われると、パワーホールド後判断NSW−2の所で
ノッチスイッチNSW ONと判断される。そしてモー
ターが正転する。モーター正転によってカム車が回転さ
れ、逆転スイッチGSWをONさせる。従って、最終駒
撮影モードにおけると同様にモーター逆転が行われ、逆
転スイッチGSWがOFFした時点でモーターは停止し
(モーター停止−2)、タイマー7による時間経過パワ
ーホールドがOFFし、全スイッチが停止する。
【0079】7.空撮影モード カメラにフィルムが入ってしない場合でも、使用者が誤
ってレリーズボタンを押す場合がある。図13はこのよう
な場合におけるカメラの作動を示すタイムチャートであ
る。
【0080】まず、第1レリーズスイッチがONし(S
1ON)、作動を開始するが、このステップからEF充
電、充電停止、測光、測距、モーター正転−3が行われ
るのは通常撮影モードにおけると同じである。
【0081】ノッチスイッチNSGは爪がフィルムのノ
ッチに入っているときにはOFFし、フィルムノッチか
らはずれてフィルムに乗り上げた状態にあるときにはO
Nしていることは既に説明した通りである。
【0082】カメラにフィルムが入っていないときは爪
はフリーな状態になり、フィルムのノッチに入ったと同
じ状態にある。従って、カメラにフィルムが入っていな
いときは、ノッチスイッチNSWはOFFの状態にあ
る。
【0083】従って、判断NSW−2の所でNSW、O
FFと判断され、タイマーT5で作られる時間後、モー
ターが停止し、(モーター停止−5)、タイマーT7
作られる時間経過後、パワーホールドがOFFし、全シ
ステムが停止する。このときのモータ音により、使用者
はフィルムが装填されていないことを知ることができ
る。
【0084】以上説明した本発明のカメラの作動におい
て、特徴的な点の一つは各作動の終了に当たって、要素
の作動完了後所定時間(2.5秒)のパワーホールドが継
続され、この時間が終了した後にパワーホールドが解除
され、全システムが停止する点である(図7,図10,図
11,図12,図13における打切りタイマーC及び図6にお
けるタイマーT7参照)。
【0085】これはこの間外部信号のマイクロコンピュ
ータMCへの入力を禁止し、撮影者が後操作した場合、
カメラが時間を置かずに、連続的に不要な動作をするこ
と、及びそれに伴う電池の消耗を防止するためである。
【0086】図6の一点鎖線で囲んだEF充電について
説明を補足する。EF充電後、タイマーT3で作られる
時間経過後、なおストロボ回路から充電信号が出ないと
きは充電を停止し(充電停止−1)、全体の作動を停止
させる。
【0087】そして電池の回復を待ってから後、再び、
第1レリーズスイッチS1を再び受け付け、最充電する
事により電池を有効に使うことができる。
【0088】
【発明の効果】以上のように、本発明は、所定時間内に
ストロボの充電が完了しない場合には、ストロボの充電
を防止すると共に、フィルムへの露光を行わない構成を
取ることにより、バッテリーの消耗を防止できると共
に、失敗写真を撮る事がなくなる。
【0089】又場合によっては撮影者にも上記動作が出
来ないことによって何らかの異常がある事が判別可能と
なるため、結果的にバッテリーの交換等を促す警告にも
成りえるという付随的な効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの一具体例を示す正面図。
【図2】図1における制御、駆動部のブロック線図。
【図3】図2における回路図。
【図4】図3における具体例のストロボ充電態様の例を
示す説明図。
【図5】フィルム送り、シャッタチャージ、シャッタ作
動を行うモータの駆動回路の一例を示す制御回路図。
【図6】図2,図3に示したカメラの作動を示すフロー
チャート図。
【図7】図2,図3,図6に示したカメラの撮影準備モ
ードにおける作動を示すタイムチャート図。
【図8】通常撮影モードにおける作動を示すタイムチャ
ート図。
【図9】セルフタイマー撮影モードにおける作動を示す
タイムチャート図。
【図10】セルフタイマー解除モードにおける作動を示
すタイムチャート図。
【図11】最終駒撮影モードにおける作動を示すタイム
チャート図。
【図12】最終駒撮影終了後にレリーズボタンを押した
場合における作動を示すタイムチャート図。
【図13】空撮影モードにおける作動を示すタイムチャ
ート図。
【図14】測光、測距データに基づいた絞り、撮影光学
系、ストロボの設定条件を示す論理図。
【図15】第1レリーズスイッチ、第2レリーズスイッ
チ及びセルフタイマースイッチの相互の接続関係を示す
回路図。
【符号の説明】
A 論理制御回路 B 測距回路 C 測光回路 F ストロボ回路 SOL1 絞り制御マグネット SOL2 クローズアップレンズ制御マグネット H トリガー制御回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 7/16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) ストロボ用コンデンサを充電する充
    電手段と、(b) 前記充電手段の充電開始に伴って、所定
    時間を計測するタイマー手段と、(c) 前記コンデンサの
    充電状態を検出する充電状態検出手段と、(d) フィルム
    の露光を行うフィルム露光手段と、を有し、(e) 前記充
    電状態検出手段により、前記タイマー手段で計測される
    所定時間内に充電完了しなかった事を検出した場合、前
    記充電手段によるコンデンサの充電を停止すると共に、
    前記露光手段の作動によるフィルム露光を行わないよう
    構成したことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 レリーズ釦の第1の押圧により作動する
    第1レリーズスイッチと、該第1の押圧から更に前記レ
    リーズ釦を押圧する第2の押圧により作動する第2レリ
    ーズスイッチとを有し、前記充電手段の充電開始は、前
    記第1レリーズスイッチの作動に基づいて行われること
    を特徴とする請求項1記載のカメラ。
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