JPH07169003A - 磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路 - Google Patents
磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路Info
- Publication number
- JPH07169003A JPH07169003A JP30904493A JP30904493A JPH07169003A JP H07169003 A JPH07169003 A JP H07169003A JP 30904493 A JP30904493 A JP 30904493A JP 30904493 A JP30904493 A JP 30904493A JP H07169003 A JPH07169003 A JP H07169003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- read
- capacitor
- signal
- voltage
- terminals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、MRヘッドを用いた磁気記録再生
装置における信号再生回路に関し、ライト状態からリー
ド状態に遷移するアイドル期間を短縮することで不要な
オフセット成分が再生信号に重畳するのを防止し、ひい
てはデータ容量の損失を最小限にすることを目的とす
る。 【構成】 リード時にMRヘッド1の両端に現れる再生
信号を増幅するトランジスタ7,8と、該トランジスタ
のエミッタ間に接続されたキャパシタ9と、リード/ラ
イト制御信号R/Wに基づいて該キャパシタの端子間電
圧VCを制御する回路12〜17とを具備し、リード状
態を判定した時に、前記キャパシタの端子間に現れる電
圧に対応した電圧情報を記憶し、ライト状態を判定した
時とライト状態からリード状態への遷移期間を判定した
時に、前記記憶された電圧情報に対応する電圧を前記キ
ャパシタの端子間に印加するように構成する。
装置における信号再生回路に関し、ライト状態からリー
ド状態に遷移するアイドル期間を短縮することで不要な
オフセット成分が再生信号に重畳するのを防止し、ひい
てはデータ容量の損失を最小限にすることを目的とす
る。 【構成】 リード時にMRヘッド1の両端に現れる再生
信号を増幅するトランジスタ7,8と、該トランジスタ
のエミッタ間に接続されたキャパシタ9と、リード/ラ
イト制御信号R/Wに基づいて該キャパシタの端子間電
圧VCを制御する回路12〜17とを具備し、リード状
態を判定した時に、前記キャパシタの端子間に現れる電
圧に対応した電圧情報を記憶し、ライト状態を判定した
時とライト状態からリード状態への遷移期間を判定した
時に、前記記憶された電圧情報に対応する電圧を前記キ
ャパシタの端子間に印加するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置にお
ける信号再生回路に係り、特に、磁気抵抗効果(Magnet
o-Resistive effect)を利用する素子を用いた再生用ヘ
ッド(以下、MRヘッドと称する)により磁気記録媒体
上のデータを再生する際に、そのMRヘッドの端子間電
圧に起因してライト状態からリード状態への遷移時に発
生する過渡現象を速やかに回復(リカバリー)させるた
めの技術に関する。
ける信号再生回路に係り、特に、磁気抵抗効果(Magnet
o-Resistive effect)を利用する素子を用いた再生用ヘ
ッド(以下、MRヘッドと称する)により磁気記録媒体
上のデータを再生する際に、そのMRヘッドの端子間電
圧に起因してライト状態からリード状態への遷移時に発
生する過渡現象を速やかに回復(リカバリー)させるた
めの技術に関する。
【0002】近年、磁気ディスク装置等の磁気記録再生
装置の高速化及び大容量化が進み、それに伴い磁気ヘッ
ドも、より高記録密度化を可能とするために、通常のイ
ンダクティブ薄膜磁気ヘッドから、データの再生専用に
MRヘッドが使用されるようになってきた。これは、デ
ータの再生用にMRヘッドを使用すると、MRヘッドと
磁気記録媒体との相対速度に依存しない信号磁界の検出
が可能なため、磁気記録媒体の走行速度を低くして記録
密度を高めることができるからである。しかしその反
面、MRヘッドは、後述するように、その両端の電圧差
に起因してライト状態からリード状態へ遷移する時に好
ましくない過渡現象が発生する。そこで、係る過渡現象
を解消する技術が要望されている。
装置の高速化及び大容量化が進み、それに伴い磁気ヘッ
ドも、より高記録密度化を可能とするために、通常のイ
ンダクティブ薄膜磁気ヘッドから、データの再生専用に
MRヘッドが使用されるようになってきた。これは、デ
ータの再生用にMRヘッドを使用すると、MRヘッドと
磁気記録媒体との相対速度に依存しない信号磁界の検出
が可能なため、磁気記録媒体の走行速度を低くして記録
密度を高めることができるからである。しかしその反
面、MRヘッドは、後述するように、その両端の電圧差
に起因してライト状態からリード状態へ遷移する時に好
ましくない過渡現象が発生する。そこで、係る過渡現象
を解消する技術が要望されている。
【0003】
【従来の技術】図5に従来形の一例としてのMRヘッド
用信号再生回路の構成が示される。同図において、MR
ヘッド1の一方の端子は、抵抗器2を介して高電位の電
源ラインV1(例えば5V)に接続されると共に、初段の
再生用増幅器(リード・アンプ)を構成するNPNトラ
ンジスタ7のベースに接続されており、MRヘッド1の
他方の端子は、抵抗器3及び定電流源4を介して低電位
の電源ラインV2(例えば0V)に接続されると共に、初
段リード・アンプを構成するNPNトランジスタ8のベ
ースに接続されている。トランジスタ7のコレクタは、
出力端子RXに接続されると共に、抵抗器5を介して電
源ラインV1 に接続されており、トランジスタ8のコレ
クタは、出力端子RYに接続されると共に、抵抗器6を
介して電源ラインV1 に接続されている。また、トラン
ジスタ7のエミッタは、キャパシタ9の一方の端子CX
に接続されると共に、定電流源10を介して電源ライン
V2 に接続されており、トランジスタ8のエミッタは、
キャパシタ9の他方の端子CYに接続されると共に、定
電流源11を介して電源ラインV2 に接続されている。
また、出力端子RX及びRYは、図示はしないが次段の
復調系(増幅器、復調回路等を含む)に接続されてい
る。
用信号再生回路の構成が示される。同図において、MR
ヘッド1の一方の端子は、抵抗器2を介して高電位の電
源ラインV1(例えば5V)に接続されると共に、初段の
再生用増幅器(リード・アンプ)を構成するNPNトラ
ンジスタ7のベースに接続されており、MRヘッド1の
他方の端子は、抵抗器3及び定電流源4を介して低電位
の電源ラインV2(例えば0V)に接続されると共に、初
段リード・アンプを構成するNPNトランジスタ8のベ
ースに接続されている。トランジスタ7のコレクタは、
出力端子RXに接続されると共に、抵抗器5を介して電
源ラインV1 に接続されており、トランジスタ8のコレ
クタは、出力端子RYに接続されると共に、抵抗器6を
介して電源ラインV1 に接続されている。また、トラン
ジスタ7のエミッタは、キャパシタ9の一方の端子CX
に接続されると共に、定電流源10を介して電源ライン
V2 に接続されており、トランジスタ8のエミッタは、
キャパシタ9の他方の端子CYに接続されると共に、定
電流源11を介して電源ラインV2 に接続されている。
また、出力端子RX及びRYは、図示はしないが次段の
復調系(増幅器、復調回路等を含む)に接続されてい
る。
【0004】なお、定電流源4,10及び11はそれぞ
れリード/ライト制御信号(後述)に基づいて生成され
るライトゲート信号WGに応答してオン/オフする。図
示の例では、ライトゲート信号WGが“L”レベルの時
(つまりリード時)に、各定電流源4,10及び11は
オンとなってそれぞれ定電流Is,Ib及びIbを供給
し、ライトゲート信号WGが“H”レベルの時(つまり
ライト時)に、各定電流源4,10及び11はオフとな
ってそれぞれ定電流の供給を遮断する。
れリード/ライト制御信号(後述)に基づいて生成され
るライトゲート信号WGに応答してオン/オフする。図
示の例では、ライトゲート信号WGが“L”レベルの時
(つまりリード時)に、各定電流源4,10及び11は
オンとなってそれぞれ定電流Is,Ib及びIbを供給
し、ライトゲート信号WGが“H”レベルの時(つまり
ライト時)に、各定電流源4,10及び11はオフとな
ってそれぞれ定電流の供給を遮断する。
【0005】従って、リード時において電源ラインV1
から供給される電流は、抵抗器2、MRヘッド1、抵抗
器3及び定電流源4を介して電源ラインV2 に流れ、ま
た、抵抗器5、トランジスタ7及び定電流源10を介し
て電源ラインV2 に流れると共に、抵抗器6、トランジ
スタ8及び定電流源11を介して電源ラインV2 に流れ
る。
から供給される電流は、抵抗器2、MRヘッド1、抵抗
器3及び定電流源4を介して電源ラインV2 に流れ、ま
た、抵抗器5、トランジスタ7及び定電流源10を介し
て電源ラインV2 に流れると共に、抵抗器6、トランジ
スタ8及び定電流源11を介して電源ラインV2 に流れ
る。
【0006】MRヘッド1を通して電流Is(これは磁
気記録媒体に加わる磁界を検出するためのセンス電流で
ある)が流れると、その内部抵抗によりMRヘッド1の
両端に電位差が生じ、それに応じてトランジスタ7のベ
ースとトランジスタ8のベース間にオフセット電圧が発
生する。このため、トランジスタ7を流れる電流はトラ
ンジスタ8を流れる電流よりも多くなり、出力端子RX
と出力端子RYの間にも上記オフセット電圧に応じた電
位差が発生する。
気記録媒体に加わる磁界を検出するためのセンス電流で
ある)が流れると、その内部抵抗によりMRヘッド1の
両端に電位差が生じ、それに応じてトランジスタ7のベ
ースとトランジスタ8のベース間にオフセット電圧が発
生する。このため、トランジスタ7を流れる電流はトラ
ンジスタ8を流れる電流よりも多くなり、出力端子RX
と出力端子RYの間にも上記オフセット電圧に応じた電
位差が発生する。
【0007】キャパシタ9は、この電位差すなわちオフ
セット電圧を無くすように適宜電荷を充電し又は放電す
る。キャパシタ9の端子間電圧VCはトランジスタ7及
び8の各エミッタ電圧をバランスさせるため、トランジ
スタ7と8にはそれぞれIbの電流が流れる。従って、
出力端子RXとRYの間(出力信号VR)には、磁界の
変化によってMRヘッド1の内部抵抗が変化することに
よる電圧の変化、すなわち、磁界の変化に対応して振幅
が変化する信号(つまり再生信号)が出力されることに
なり、理想的には不要なオフセット電圧は送出されな
い。
セット電圧を無くすように適宜電荷を充電し又は放電す
る。キャパシタ9の端子間電圧VCはトランジスタ7及
び8の各エミッタ電圧をバランスさせるため、トランジ
スタ7と8にはそれぞれIbの電流が流れる。従って、
出力端子RXとRYの間(出力信号VR)には、磁界の
変化によってMRヘッド1の内部抵抗が変化することに
よる電圧の変化、すなわち、磁界の変化に対応して振幅
が変化する信号(つまり再生信号)が出力されることに
なり、理想的には不要なオフセット電圧は送出されな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図6には図5の回路の
動作タイミング波形の一例が示される。同図において、
RG及びWGはそれぞれリードゲート信号及びライトゲ
ート信号を示す。リードゲート信号RGは、磁気記録媒
体からデータを正常に読み出せる期間を設定するための
信号であり、リード/ライト制御信号R/Wが“L”レ
ベルに変化した時点で立ち下がり、リード/ライト制御
信号R/Wが“H”レベルに変化した時に所定のアイド
ル期間経過後に立ち上がる。一方、ライトゲート信号W
Gは、磁気記録媒体へデータを正常に書き込める期間を
設定するための信号であり、リード/ライト制御信号R
/Wが“L”レベルに変化した時に所定のアイドル期間
経過後に立ち上がり、リード/ライト制御信号R/Wが
“H”レベルに変化した時点で立ち下がる。つまり、ア
イドル期間は、リード/ライト制御信号R/Wがレベル
変化した時点からリードゲート信号RG又はライトゲー
ト信号WGが立ち上がるまでの期間によって規定され
る。
動作タイミング波形の一例が示される。同図において、
RG及びWGはそれぞれリードゲート信号及びライトゲ
ート信号を示す。リードゲート信号RGは、磁気記録媒
体からデータを正常に読み出せる期間を設定するための
信号であり、リード/ライト制御信号R/Wが“L”レ
ベルに変化した時点で立ち下がり、リード/ライト制御
信号R/Wが“H”レベルに変化した時に所定のアイド
ル期間経過後に立ち上がる。一方、ライトゲート信号W
Gは、磁気記録媒体へデータを正常に書き込める期間を
設定するための信号であり、リード/ライト制御信号R
/Wが“L”レベルに変化した時に所定のアイドル期間
経過後に立ち上がり、リード/ライト制御信号R/Wが
“H”レベルに変化した時点で立ち下がる。つまり、ア
イドル期間は、リード/ライト制御信号R/Wがレベル
変化した時点からリードゲート信号RG又はライトゲー
ト信号WGが立ち上がるまでの期間によって規定され
る。
【0009】上述したようにMRヘッド1では、リード
状態の時に、バイアス磁界をかけてセンス電流Isを流
す必要があり、そのためにMRヘッド1の両端にオフセ
ット電圧が発生する。このため、初段リード・アンプ
(トランジスタ7,8)ではオフセット電圧の増幅を防
ぐために、定電流源10及び11により電流Ibを流す
ことで、キャパシタ9の端子CX−CY間にオフセット
電圧相当の電位差V0 を与えている。例えば、MRヘッ
ド1の抵抗値が15Ωで、センス電流Isを20mAと
した場合、MRヘッド1の両端の電位差VCは300m
Vとなる。このように、MRヘッド1の両端に現れるオ
フセット電圧をキャパシタ9によって打ち消している。
この結果、出力端子RX−RY間に現れる出力信号VR
は0(つまりオフセット電圧が0)となり、問題は生じ
ない。
状態の時に、バイアス磁界をかけてセンス電流Isを流
す必要があり、そのためにMRヘッド1の両端にオフセ
ット電圧が発生する。このため、初段リード・アンプ
(トランジスタ7,8)ではオフセット電圧の増幅を防
ぐために、定電流源10及び11により電流Ibを流す
ことで、キャパシタ9の端子CX−CY間にオフセット
電圧相当の電位差V0 を与えている。例えば、MRヘッ
ド1の抵抗値が15Ωで、センス電流Isを20mAと
した場合、MRヘッド1の両端の電位差VCは300m
Vとなる。このように、MRヘッド1の両端に現れるオ
フセット電圧をキャパシタ9によって打ち消している。
この結果、出力端子RX−RY間に現れる出力信号VR
は0(つまりオフセット電圧が0)となり、問題は生じ
ない。
【0010】一方、ライト状態の時は、MR素子の劣化
防止と消費電力低減化のためにセンス電流Isを遮断す
る必要がある。この時、MRヘッド1の両端にオフセッ
ト電圧は発生しないので、キャパシタ9の端子間電圧V
Cも0となる。そのため、出力端子RX−RY間に現れ
る出力信号VRも0(つまりオフセット電圧が0)とな
り、問題は生じない。
防止と消費電力低減化のためにセンス電流Isを遮断す
る必要がある。この時、MRヘッド1の両端にオフセッ
ト電圧は発生しないので、キャパシタ9の端子間電圧V
Cも0となる。そのため、出力端子RX−RY間に現れ
る出力信号VRも0(つまりオフセット電圧が0)とな
り、問題は生じない。
【0011】しかしながら、ライト状態からリード状態
に遷移する時(図6においてアイドル期間と称する過渡
的な期間中)に問題が生じる。すなわち、この遷移期間
中、キャパシタ9には上記オフセット電圧相当の電位差
V0 (上記の例では300mV)に応じた電荷が蓄積さ
れることになるが、このアイドル期間は、時定数に応じ
て大体2,3μsの時間を必要とする。この間、MRヘ
ッド1のオフセット電圧はキャパシタ9によって完全に
打ち消されないため、出力信号VRにはオフセット電圧
に応じた過渡的な影響が現れてしまう。これは信号の再
生に支障をきたすため、係る過渡的なアイドル期間は極
力短い方が好ましい。
に遷移する時(図6においてアイドル期間と称する過渡
的な期間中)に問題が生じる。すなわち、この遷移期間
中、キャパシタ9には上記オフセット電圧相当の電位差
V0 (上記の例では300mV)に応じた電荷が蓄積さ
れることになるが、このアイドル期間は、時定数に応じ
て大体2,3μsの時間を必要とする。この間、MRヘ
ッド1のオフセット電圧はキャパシタ9によって完全に
打ち消されないため、出力信号VRにはオフセット電圧
に応じた過渡的な影響が現れてしまう。これは信号の再
生に支障をきたすため、係る過渡的なアイドル期間は極
力短い方が好ましい。
【0012】このように従来のMRヘッド用信号再生回
路においては、ライト状態からリード状態に遷移するア
イドル期間中に不要なオフセット電圧が再生信号に重畳
し、そのために正確な復調が行えないといった問題点が
あった。また、オフセット電圧が現れているアイドル期
間(つまり過渡現象の期間中)は磁気記録媒体からデー
タを読み出すことができないため、その分、磁気ディス
ク装置の記憶容量を小さくしなければならず、結果的に
データ容量の損失を招くといった不都合があった。
路においては、ライト状態からリード状態に遷移するア
イドル期間中に不要なオフセット電圧が再生信号に重畳
し、そのために正確な復調が行えないといった問題点が
あった。また、オフセット電圧が現れているアイドル期
間(つまり過渡現象の期間中)は磁気記録媒体からデー
タを読み出すことができないため、その分、磁気ディス
ク装置の記憶容量を小さくしなければならず、結果的に
データ容量の損失を招くといった不都合があった。
【0013】本発明は、かかる従来技術における課題に
鑑み創作されたもので、MRヘッドを用いた磁気記録再
生装置において、ライト状態からリード状態に遷移する
アイドル期間を短縮することで不要なオフセット成分が
再生信号に重畳するのを防止し、ひいてはデータ容量の
損失を最小限にすることができる信号再生回路を提供す
ることを目的とする。
鑑み創作されたもので、MRヘッドを用いた磁気記録再
生装置において、ライト状態からリード状態に遷移する
アイドル期間を短縮することで不要なオフセット成分が
再生信号に重畳するのを防止し、ひいてはデータ容量の
損失を最小限にすることができる信号再生回路を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、リード状態の時にキャパシタの両端に
現れる電位差と等しい電位差を、ライト状態の時とライ
ト状態からリード状態へ遷移する時にキャパシタの端子
間に印加するようにしている。すなわち、本発明に係る
磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路は、電圧の異なる
第1及び第2の電源ラインと、該第1の電源ラインに抵
抗器を介して一端が接続され、リード状態の時に磁気記
録媒体から信号を再生する磁気抵抗効果型ヘッドと、該
磁気抵抗効果型ヘッドの他端との間に抵抗器を介して接
続されると共に該抵抗器と前記第2の電源ラインの間に
接続され、リード状態の時に前記磁気抵抗効果型ヘッド
にセンス電流を供給する第1の定電流源と、前記第1の
電源ラインにそれぞれ抵抗器を介してそれぞれのコレク
タが接続され、前記磁気抵抗効果型ヘッドの一端及び他
端から得られた電圧信号にそれぞれ応答する第1及び第
2のトランジスタと、該第1及び第2のトランジスタの
各エミッタと前記第2の電源ラインの間にそれぞれ接続
され、リード状態の時に該第1及び第2のトランジスタ
に所定の定電流をそれぞれ供給する第2及び第3の定電
流源と、前記第1のトランジスタのエミッタと前記第2
のトランジスタのエミッタの間に接続されたキャパシタ
と、リード/ライト制御信号に基づいてリード状態を判
定した時に、前記キャパシタの端子間に現れる電圧に対
応した電圧情報を記憶し、前記リード/ライト制御信号
に基づいてライト状態を判定した時とライト状態からリ
ード状態への遷移期間を判定した時に、前記記憶された
電圧情報に対応する電圧を前記キャパシタの端子間に印
加する制御回路と、を具備することを特徴とする。
め、本発明では、リード状態の時にキャパシタの両端に
現れる電位差と等しい電位差を、ライト状態の時とライ
ト状態からリード状態へ遷移する時にキャパシタの端子
間に印加するようにしている。すなわち、本発明に係る
磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路は、電圧の異なる
第1及び第2の電源ラインと、該第1の電源ラインに抵
抗器を介して一端が接続され、リード状態の時に磁気記
録媒体から信号を再生する磁気抵抗効果型ヘッドと、該
磁気抵抗効果型ヘッドの他端との間に抵抗器を介して接
続されると共に該抵抗器と前記第2の電源ラインの間に
接続され、リード状態の時に前記磁気抵抗効果型ヘッド
にセンス電流を供給する第1の定電流源と、前記第1の
電源ラインにそれぞれ抵抗器を介してそれぞれのコレク
タが接続され、前記磁気抵抗効果型ヘッドの一端及び他
端から得られた電圧信号にそれぞれ応答する第1及び第
2のトランジスタと、該第1及び第2のトランジスタの
各エミッタと前記第2の電源ラインの間にそれぞれ接続
され、リード状態の時に該第1及び第2のトランジスタ
に所定の定電流をそれぞれ供給する第2及び第3の定電
流源と、前記第1のトランジスタのエミッタと前記第2
のトランジスタのエミッタの間に接続されたキャパシタ
と、リード/ライト制御信号に基づいてリード状態を判
定した時に、前記キャパシタの端子間に現れる電圧に対
応した電圧情報を記憶し、前記リード/ライト制御信号
に基づいてライト状態を判定した時とライト状態からリ
ード状態への遷移期間を判定した時に、前記記憶された
電圧情報に対応する電圧を前記キャパシタの端子間に印
加する制御回路と、を具備することを特徴とする。
【0015】
【作用】上述した本発明の構成によれば、制御回路によ
り、リード状態の時にキャパシタの端子間に現れる電圧
を記憶しておき、この記憶した電圧を、ライト状態の時
及びライト状態からリード状態へ遷移する期間中にキャ
パシタの端子間に印加するよう制御している。これによ
って、リード状態の時及びライト状態の時並びにライト
状態とリード状態の間の遷移期間の全ての期間に亘っ
て、キャパシタの端子間電圧を変化させることなく、リ
ード状態の時と同じ電圧値に維持することができる。
り、リード状態の時にキャパシタの端子間に現れる電圧
を記憶しておき、この記憶した電圧を、ライト状態の時
及びライト状態からリード状態へ遷移する期間中にキャ
パシタの端子間に印加するよう制御している。これによ
って、リード状態の時及びライト状態の時並びにライト
状態とリード状態の間の遷移期間の全ての期間に亘っ
て、キャパシタの端子間電圧を変化させることなく、リ
ード状態の時と同じ電圧値に維持することができる。
【0016】従って、キャパシタの充電時間が不要とな
り、結果的にライト状態からリード状態に遷移するアイ
ドル期間が短くなるので、従来形に見られたような不要
なオフセット電圧が再生信号に重畳するといった不都合
(過渡現象)を解消することができる。また、アイドル
期間が短くなった分、磁気記録媒体からデータを読み出
せる期間が長くなるので、データ容量の損失を最小限に
することができる。
り、結果的にライト状態からリード状態に遷移するアイ
ドル期間が短くなるので、従来形に見られたような不要
なオフセット電圧が再生信号に重畳するといった不都合
(過渡現象)を解消することができる。また、アイドル
期間が短くなった分、磁気記録媒体からデータを読み出
せる期間が長くなるので、データ容量の損失を最小限に
することができる。
【0017】なお、本発明の他の構成上の特徴及び作用
の詳細については、添付図面を参照しつつ以下に記述さ
れる実施例を用いて説明する。
の詳細については、添付図面を参照しつつ以下に記述さ
れる実施例を用いて説明する。
【0018】
【実施例】図1には本発明に係るMRヘッド用信号再生
回路の第1実施例の回路構成が示される。同図におい
て、図5の従来構成において用いられた参照符号と同じ
参照符号は同じ構成要素を表しており、その説明につい
ては省略する。
回路の第1実施例の回路構成が示される。同図におい
て、図5の従来構成において用いられた参照符号と同じ
参照符号は同じ構成要素を表しており、その説明につい
ては省略する。
【0019】本実施例に係る信号再生回路は、図5の構
成に加えて、キャパシタ9の端子CX−CY間に現れる
電圧VCをディジタル信号に変換するアナログ/ディジ
タル(A/D)変換器12と、リード状態の時にキャパ
シタ9の端子CX−CY間に現れる電圧に対応したA/
D変換器12のディジタル出力値を記憶するためのメモ
リ(例えばRAM)13と、リード/ライト制御信号R
/Wに応答してA/D変換器12のディジタル出力値の
メモリ13への書き込み制御及び該メモリからの読み出
し制御を行うマイクロプロセッサユニット(MPU)1
4と、メモリ13から読み出されたA/D変換器12の
ディジタル出力値をアナログ信号に変換するディジタル
/アナログ(D/A)変換器15と、電源ラインV1 に
それぞれのコレクタが接続されると共に、キャパシタ9
の各端子CX及びCYにそれぞれのエミッタが接続さ
れ、D/A変換器15の出力信号にそれぞれ応答するN
PNトランジスタ16及び17とを設けたことを特徴と
する。
成に加えて、キャパシタ9の端子CX−CY間に現れる
電圧VCをディジタル信号に変換するアナログ/ディジ
タル(A/D)変換器12と、リード状態の時にキャパ
シタ9の端子CX−CY間に現れる電圧に対応したA/
D変換器12のディジタル出力値を記憶するためのメモ
リ(例えばRAM)13と、リード/ライト制御信号R
/Wに応答してA/D変換器12のディジタル出力値の
メモリ13への書き込み制御及び該メモリからの読み出
し制御を行うマイクロプロセッサユニット(MPU)1
4と、メモリ13から読み出されたA/D変換器12の
ディジタル出力値をアナログ信号に変換するディジタル
/アナログ(D/A)変換器15と、電源ラインV1 に
それぞれのコレクタが接続されると共に、キャパシタ9
の各端子CX及びCYにそれぞれのエミッタが接続さ
れ、D/A変換器15の出力信号にそれぞれ応答するN
PNトランジスタ16及び17とを設けたことを特徴と
する。
【0020】トランジスタ16,17は、D/A変換器
15の出力信号をより低いインピーダンスの信号に変換
してキャパシタ9に供給する機能(つまり、エミッタフ
ォロワとしての機能)を有している。この場合、キャパ
シタ9の端子CX−CY間に印加される電圧は、D/A
変換器15の出力電圧レベルからトランジスタ16,1
7のベース・エミッタ電圧分だけ低いレベルを呈する。
従って、MPU14では、D/A変換器15の出力電圧
がトランジスタ16,17のベース・エミッタ電圧分だ
け高い電圧となるように適宜演算する必要がある。
15の出力信号をより低いインピーダンスの信号に変換
してキャパシタ9に供給する機能(つまり、エミッタフ
ォロワとしての機能)を有している。この場合、キャパ
シタ9の端子CX−CY間に印加される電圧は、D/A
変換器15の出力電圧レベルからトランジスタ16,1
7のベース・エミッタ電圧分だけ低いレベルを呈する。
従って、MPU14では、D/A変換器15の出力電圧
がトランジスタ16,17のベース・エミッタ電圧分だ
け高い電圧となるように適宜演算する必要がある。
【0021】また、MPU14は、本実施例が適用され
る磁気デイスク装置(後述)の全体を制御するためのも
のであり、その一部の機能を以下に記述する制御に利用
している。すなわち、MPU14は、リード/ライト制
御信号R/Wに基づいてリード状態を判定した時に、A
/D変換器12を通して得られる、キャパシタ9の端子
CX−CY間に現れる電圧VCに対応したディジタル出
力値をメモリ13に記憶するよう制御し、リード/ライ
ト制御信号R/Wに基づいてライト状態を判定した時と
ライト状態からリード状態への遷移期間を判定した時
に、メモリ13に記憶されているA/D変換器12のデ
ィジタル出力値をD/A変換器15に供給するよう制御
する。これによって、D/A変換器15の出力信号は、
トランジスタ16,17を通して低いインピーダンスの
信号に変換された後、キャパシタ9の端子CX−CY間
に印加される。
る磁気デイスク装置(後述)の全体を制御するためのも
のであり、その一部の機能を以下に記述する制御に利用
している。すなわち、MPU14は、リード/ライト制
御信号R/Wに基づいてリード状態を判定した時に、A
/D変換器12を通して得られる、キャパシタ9の端子
CX−CY間に現れる電圧VCに対応したディジタル出
力値をメモリ13に記憶するよう制御し、リード/ライ
ト制御信号R/Wに基づいてライト状態を判定した時と
ライト状態からリード状態への遷移期間を判定した時
に、メモリ13に記憶されているA/D変換器12のデ
ィジタル出力値をD/A変換器15に供給するよう制御
する。これによって、D/A変換器15の出力信号は、
トランジスタ16,17を通して低いインピーダンスの
信号に変換された後、キャパシタ9の端子CX−CY間
に印加される。
【0022】なお、キャパシタ9の端子CX−CY間に
現れる電圧VCに対応したディジタル出力値をメモリ1
3に記憶させるための制御は、製品出荷時、又はユーザ
が使用する時(例えば電源投入して最初のリード命令を
入力する時)に行われる。図2には図1の回路の動作タ
イミング波形の一例が示される。本実施例の回路構成で
は、MPU14とA/D変換器12、メモリ13、D/
A変換器15及びエミッタフォロワトランジスタ16,
17の協働作用により、リード状態の時にキャパシタ9
の端子間に現れる電圧V0 (図示の例では300mV)
をA/D変換器12を通してディジタル値に変換し、そ
のディジタル値の電圧情報をメモリ13に記憶してお
き、この記憶した電圧情報を、ライト状態の時及びライ
ト状態からリード状態へ遷移する期間中にメモリ13か
ら読み出し、D/A変換器15を通してアナログ電圧に
変換し、更にトランジスタ16,17を介してキャパシ
タ9の端子間に印加するように制御している。従って、
図2の動作タイミング図に示されるように、リード状態
の時及びライト状態の時並びにライト状態とリード状態
の間の遷移期間の全ての期間に亘って、キャパシタ9の
端子間電圧VCを変化させることなく、リード状態の時
と同じ電圧値300mVに維持することができる。
現れる電圧VCに対応したディジタル出力値をメモリ1
3に記憶させるための制御は、製品出荷時、又はユーザ
が使用する時(例えば電源投入して最初のリード命令を
入力する時)に行われる。図2には図1の回路の動作タ
イミング波形の一例が示される。本実施例の回路構成で
は、MPU14とA/D変換器12、メモリ13、D/
A変換器15及びエミッタフォロワトランジスタ16,
17の協働作用により、リード状態の時にキャパシタ9
の端子間に現れる電圧V0 (図示の例では300mV)
をA/D変換器12を通してディジタル値に変換し、そ
のディジタル値の電圧情報をメモリ13に記憶してお
き、この記憶した電圧情報を、ライト状態の時及びライ
ト状態からリード状態へ遷移する期間中にメモリ13か
ら読み出し、D/A変換器15を通してアナログ電圧に
変換し、更にトランジスタ16,17を介してキャパシ
タ9の端子間に印加するように制御している。従って、
図2の動作タイミング図に示されるように、リード状態
の時及びライト状態の時並びにライト状態とリード状態
の間の遷移期間の全ての期間に亘って、キャパシタ9の
端子間電圧VCを変化させることなく、リード状態の時
と同じ電圧値300mVに維持することができる。
【0023】これによって、キャパシタ9の充電時間が
不要となり、結果的にライト状態からリード状態への遷
移期間(アイドル期間)が短くなるので、当該遷移時に
おける過渡現象(不要なオフセット電圧)の発生を防止
することができる。また、アイドル期間が短くなった
分、磁気記録媒体からデータを読み出せる期間が長くな
るので、データ容量の損失を最小限にすることができ
る。
不要となり、結果的にライト状態からリード状態への遷
移期間(アイドル期間)が短くなるので、当該遷移時に
おける過渡現象(不要なオフセット電圧)の発生を防止
することができる。また、アイドル期間が短くなった
分、磁気記録媒体からデータを読み出せる期間が長くな
るので、データ容量の損失を最小限にすることができ
る。
【0024】なお、図3には本実施例に用いられるMR
ヘッドの構成が示される。同図において、(a)はMR
ヘッドを含む記録再生用ヘッド全体の構造を斜視的に示
したものであり、(b)は(a)におけるPの部分を拡
大して一部切欠状態で示したものである。図3(a)に
おいて、21は記録再生用ヘッドのスライダを示し、そ
の端面には、真空薄膜形成技術等を用いて記録再生用磁
気ヘッド(Pで示す部分)が形成されている。この薄膜
磁気ヘッドは、図3(b)に示すように、シールド部材
31上に薄膜状に形成された再生用ヘッドとしてのMR
素子1と、更にこの上にシールド用薄膜33を介して薄
膜状に積層された記録電流供給用コイル35及び記録用
ヘッドとしてのインダクティブヘッド37とを有してい
る。なお、39はMR素子1にセンス電流を供給するた
めのリード、41はデータが記録されているトラックを
示す。また、図3(a)において、23A及び23Bは
それぞれコイル35の端子に接続されるパッドを示し、
同様に25A及び25BはそれぞれMR素子1のリード
39(実際には2つある)に接続されるパッドを示す。
ヘッドの構成が示される。同図において、(a)はMR
ヘッドを含む記録再生用ヘッド全体の構造を斜視的に示
したものであり、(b)は(a)におけるPの部分を拡
大して一部切欠状態で示したものである。図3(a)に
おいて、21は記録再生用ヘッドのスライダを示し、そ
の端面には、真空薄膜形成技術等を用いて記録再生用磁
気ヘッド(Pで示す部分)が形成されている。この薄膜
磁気ヘッドは、図3(b)に示すように、シールド部材
31上に薄膜状に形成された再生用ヘッドとしてのMR
素子1と、更にこの上にシールド用薄膜33を介して薄
膜状に積層された記録電流供給用コイル35及び記録用
ヘッドとしてのインダクティブヘッド37とを有してい
る。なお、39はMR素子1にセンス電流を供給するた
めのリード、41はデータが記録されているトラックを
示す。また、図3(a)において、23A及び23Bは
それぞれコイル35の端子に接続されるパッドを示し、
同様に25A及び25BはそれぞれMR素子1のリード
39(実際には2つある)に接続されるパッドを示す。
【0025】また、図4には本実施例が適用される磁気
ディスク装置の構造が示される。同図において、(a)
は平面的に見た構造、(b)は横断面的に見た構造を示
している。図4を参照すると、磁気ディスク50はディ
スクエンクロージャ100の内部に配置され、図示の例
では6枚の磁気ディスク50(図4(b)参照)がディ
スク回転ユニット52によって回転可能に設けられてい
る。記録再生用ヘッドのスライダ21は、ヘッドアクチ
ュエータ54のアーム56の先端に取り付けられてお
り、シャフト58を中心としてボイスコイルモータ(V
CM)60により駆動される。また、磁気ディスク50
の表面にはデータを記録するための複数(例えば100
0〜1500)のトラック62が同心円状に形成されて
いる。これらトラックの一部分(例えば外周部分)はサ
ーボデータを記録するために利用され、これは測定用シ
リンダ64として例示されている。
ディスク装置の構造が示される。同図において、(a)
は平面的に見た構造、(b)は横断面的に見た構造を示
している。図4を参照すると、磁気ディスク50はディ
スクエンクロージャ100の内部に配置され、図示の例
では6枚の磁気ディスク50(図4(b)参照)がディ
スク回転ユニット52によって回転可能に設けられてい
る。記録再生用ヘッドのスライダ21は、ヘッドアクチ
ュエータ54のアーム56の先端に取り付けられてお
り、シャフト58を中心としてボイスコイルモータ(V
CM)60により駆動される。また、磁気ディスク50
の表面にはデータを記録するための複数(例えば100
0〜1500)のトラック62が同心円状に形成されて
いる。これらトラックの一部分(例えば外周部分)はサ
ーボデータを記録するために利用され、これは測定用シ
リンダ64として例示されている。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ード状態の時及びライト状態の時並びにライト状態とリ
ード状態の間の遷移期間の全ての期間に亘って、初段リ
ード・アンプに設けられたキャパシタの端子間電圧を一
定にするよう制御を行うことにより、ライト状態からリ
ード状態への遷移時においてキャパシタの充電時間を不
要とすることができ、これによって、そのアイドル時間
を短くして不要な過渡現象の発生を防止し、ひいてはデ
ータ容量の損失を最小限にすることができる。
ード状態の時及びライト状態の時並びにライト状態とリ
ード状態の間の遷移期間の全ての期間に亘って、初段リ
ード・アンプに設けられたキャパシタの端子間電圧を一
定にするよう制御を行うことにより、ライト状態からリ
ード状態への遷移時においてキャパシタの充電時間を不
要とすることができ、これによって、そのアイドル時間
を短くして不要な過渡現象の発生を防止し、ひいてはデ
ータ容量の損失を最小限にすることができる。
【図1】本発明に係るMRヘッド用信号再生回路の一実
施例の回路構成図である。
施例の回路構成図である。
【図2】図1の回路の動作タイミング図である。
【図3】図1の実施例に用いられるMRヘッドを説明す
るための図で、(a)は記録再生用ヘッド全体の構造を
示す斜視図、(b)は(a)におけるPの部分の一部切
欠拡大図である。
るための図で、(a)は記録再生用ヘッド全体の構造を
示す斜視図、(b)は(a)におけるPの部分の一部切
欠拡大図である。
【図4】図1の実施例が適用される磁気ディスク装置の
構造を示す図で、(a)は平面図、(b)は横断面図で
ある。
構造を示す図で、(a)は平面図、(b)は横断面図で
ある。
【図5】従来形の一例としてのMRヘッド用信号再生回
路の回路構成図である。
路の回路構成図である。
【図6】図5の回路の動作タイミング図である。
1…MR(磁気抵抗効果型)ヘッド 2,3,5,6…抵抗器 4,10,11…定電流源 7,8,16,17…NPNトランジスタ 9…キャパシタ 12…A/D変換器 13…メモリ(RAM) 14…メモリに対する書き込み/読み出しを制御する手
段(MPU) 15…D/A変換器 Is…MRヘッドに流すセンス電流 Ib…リード・アンプ用トランジスタに流す定電流 R/W…リード/ライト(R/W)制御信号 RG…リードゲート信号 VC…キャパシタの端子間に現れる電圧 WG…ライトゲート信号 V1,V2 …電源ライン(電源電圧)
段(MPU) 15…D/A変換器 Is…MRヘッドに流すセンス電流 Ib…リード・アンプ用トランジスタに流す定電流 R/W…リード/ライト(R/W)制御信号 RG…リードゲート信号 VC…キャパシタの端子間に現れる電圧 WG…ライトゲート信号 V1,V2 …電源ライン(電源電圧)
Claims (3)
- 【請求項1】 電圧の異なる第1及び第2の電源ライン
(V1,V2 )と、 該第1の電源ラインに抵抗器(2)を介して一端が接続
され、リード状態の時に磁気記録媒体から信号を再生す
る磁気抵抗効果型ヘッド(1)と、 該磁気抵抗効果型ヘッドの他端との間に抵抗器(3)を
介して接続されると共に該抵抗器と前記第2の電源ライ
ンの間に接続され、リード状態の時に前記磁気抵抗効果
型ヘッドにセンス電流(Is)を供給する第1の定電流
源(4)と、 前記第1の電源ラインにそれぞれ抵抗器(5,6)を介
してそれぞれのコレクタが接続され、前記磁気抵抗効果
型ヘッドの一端及び他端から得られた電圧信号にそれぞ
れ応答する第1及び第2のトランジスタ(7,8)と、 該第1及び第2のトランジスタの各エミッタと前記第2
の電源ラインの間にそれぞれ接続され、リード状態の時
に該第1及び第2のトランジスタに所定の定電流(I
b)をそれぞれ供給する第2及び第3の定電流源(1
0,11)と、 前記第1のトランジスタのエミッタと前記第2のトラン
ジスタのエミッタの間に接続されたキャパシタ(9)
と、 リード/ライト制御信号(R/W)に基づいてリード状
態を判定した時に、前記キャパシタの端子間に現れる電
圧(VC)に対応した電圧情報を記憶し、前記リード/
ライト制御信号に基づいてライト状態を判定した時とラ
イト状態からリード状態への遷移期間を判定した時に、
前記記憶された電圧情報に対応する電圧を前記キャパシ
タの端子間に印加する制御回路(12〜17)と、 を具備することを特徴とする磁気抵抗効果型ヘッド用信
号再生回路。 - 【請求項2】 前記制御回路は、前記キャパシタの端子
間に現れる電圧をディジタル信号に変換するA/D変換
器(12)と、リード状態の時に前記キャパシタの端子
間に現れる電圧に対応した前記A/D変換器の出力値を
記憶するためのメモリ(13)と、前記リード/ライト
制御信号に応答して前記A/D変換器の出力値の前記メ
モリへの書き込み制御及び該メモリからの読み出し制御
を行う手段(14)と、前記メモリから読み出された前
記A/D変換器の出力値をアナログ信号に変換するD/
A変換器(15)とを有することを特徴とする請求項1
に記載の磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路。 - 【請求項3】 前記制御回路は、前記第1の電源ライン
にそれぞれのコレクタが接続され、前記D/A変換器の
出力信号にそれぞれ応答する第3及び第4のトランジス
タ(16,17)を更に有し、該第3及び第4のトラン
ジスタのエミッタから得られる信号を前記キャパシタの
端子間に印加するようにしたことを特徴とする請求項2
に記載の磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30904493A JPH07169003A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30904493A JPH07169003A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07169003A true JPH07169003A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=17988202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30904493A Withdrawn JPH07169003A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07169003A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5978164A (en) * | 1993-12-14 | 1999-11-02 | Fujitsu Limited | Signal reproducing circuit adapted for head utilizing magneto-resistive effect |
| US6118611A (en) * | 1993-12-14 | 2000-09-12 | Fujitsu Limited | Signal reproducing circuit adapted to head utilizing magneto-resistive effect |
| US6147824A (en) * | 1993-12-14 | 2000-11-14 | Fujitsu Limited | Signal reproducing circuit for magneto-resistive head including control circuit for reducing transient period between write period and read period |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP30904493A patent/JPH07169003A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5978164A (en) * | 1993-12-14 | 1999-11-02 | Fujitsu Limited | Signal reproducing circuit adapted for head utilizing magneto-resistive effect |
| US6118611A (en) * | 1993-12-14 | 2000-09-12 | Fujitsu Limited | Signal reproducing circuit adapted to head utilizing magneto-resistive effect |
| US6147824A (en) * | 1993-12-14 | 2000-11-14 | Fujitsu Limited | Signal reproducing circuit for magneto-resistive head including control circuit for reducing transient period between write period and read period |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0595350B1 (en) | Reproducing circuit for a magnetic head | |
| US4879610A (en) | Protective circuit for a magnetoresistive element | |
| JP3257886B2 (ja) | 磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路 | |
| US5408365A (en) | Recording device with temperature-dependent write current control | |
| US5877911A (en) | Magneto-resistive head pre-amplifying circuit for avoiding output voltage transients | |
| US4207601A (en) | Transient temperature compensation for moving head disk drive | |
| US6608728B1 (en) | Magnetic disk unit | |
| JPH07169003A (ja) | 磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路 | |
| JP2595806B2 (ja) | 磁気ディスク装置のリード・ライトアンプ回路 | |
| US4792868A (en) | Recording/reproducing device with means for switching inductance of such device for use in a floppy disk apparatus | |
| US5978164A (en) | Signal reproducing circuit adapted for head utilizing magneto-resistive effect | |
| US5995311A (en) | Head switch sequence to protect magneto-resistive (MR) head | |
| JP3429902B2 (ja) | 記憶装置 | |
| JPH117602A (ja) | 磁気抵抗効果型ヘッド用信号再生回路 | |
| JPS628306A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JP2518906B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JP3099837B2 (ja) | 磁気抵抗素子信号切換増幅回路およびそれを用いた磁気記憶装置 | |
| JP2571604B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JP3236161B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH07220207A (ja) | Mrヘッドの読出し回路 | |
| JPH0755681Y2 (ja) | 磁気記録装置のコモン電源回路 | |
| KR920007934Y1 (ko) | 자기기록매체의 동적전위범위 확장회로 | |
| JPH0548293Y2 (ja) | ||
| JPH08293102A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH01211304A (ja) | コントロール信号用ヘッドアンプ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |