JPH0716908A - 合成樹脂製二層波形管 - Google Patents
合成樹脂製二層波形管Info
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- JPH0716908A JPH0716908A JP5160957A JP16095793A JPH0716908A JP H0716908 A JPH0716908 A JP H0716908A JP 5160957 A JP5160957 A JP 5160957A JP 16095793 A JP16095793 A JP 16095793A JP H0716908 A JPH0716908 A JP H0716908A
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- resin
- layer
- synthetic resin
- corrugated pipe
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- Pending
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】本発明は難燃性があり、引張強度が強くて無用
な伸びや撓みの発生がなく、樹脂層間の接着性が強く、
管の製造時および施工時における不良品の発生を抑制す
ると共に作業性を向上させることのできる、合成樹脂製
二層波形管を提供する。 【構成】この合成樹脂製二層波形管は、塩化ビニル系樹
脂90〜30重量部とエチレン−酢酸ビニル共重合体または
塩素化ポリエチレン樹脂10〜70重量部との混合樹脂を肉
厚 0.1〜 0.5mmの難燃性外層とすると共にオレフィン系
樹脂を内層として押出成形してなるものである。
な伸びや撓みの発生がなく、樹脂層間の接着性が強く、
管の製造時および施工時における不良品の発生を抑制す
ると共に作業性を向上させることのできる、合成樹脂製
二層波形管を提供する。 【構成】この合成樹脂製二層波形管は、塩化ビニル系樹
脂90〜30重量部とエチレン−酢酸ビニル共重合体または
塩素化ポリエチレン樹脂10〜70重量部との混合樹脂を肉
厚 0.1〜 0.5mmの難燃性外層とすると共にオレフィン系
樹脂を内層として押出成形してなるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビル、工場等における電
気設備用配線に使用する合成樹脂製二層波形管に関する
ものである。
気設備用配線に使用する合成樹脂製二層波形管に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビル、工場等における電気設備用
配線は一般に鉄製の管に納められて配線されている。鉄
製の管は強度的に満足できる利点がある反面、重量が大
きく取扱いが不便である、腐食性がある、屈曲・切断等
の加工に多くの労力と時間を必要とするなどの欠点があ
る。そこで、近年、鉄製の管に代えて塩化ビニル系樹脂
などの合成樹脂製の管が用いられるようになってきた。
合成樹脂製の管は軽量で耐食性に優れている点で鉄製の
管の欠点が改善されるほか、波形管にすることによって
可撓性を持たせることができるため、長尺物として現場
に持ち込める利点がある。しかし、その反面、合成樹脂
製の管には引張強度が弱いため無用な伸びや撓みを生
じ、コンクリートの打込時に、その圧力によって管の埋
め込み位置に狂いを生じ、電線の引込性を損なう欠点が
ある。
配線は一般に鉄製の管に納められて配線されている。鉄
製の管は強度的に満足できる利点がある反面、重量が大
きく取扱いが不便である、腐食性がある、屈曲・切断等
の加工に多くの労力と時間を必要とするなどの欠点があ
る。そこで、近年、鉄製の管に代えて塩化ビニル系樹脂
などの合成樹脂製の管が用いられるようになってきた。
合成樹脂製の管は軽量で耐食性に優れている点で鉄製の
管の欠点が改善されるほか、波形管にすることによって
可撓性を持たせることができるため、長尺物として現場
に持ち込める利点がある。しかし、その反面、合成樹脂
製の管には引張強度が弱いため無用な伸びや撓みを生
じ、コンクリートの打込時に、その圧力によって管の埋
め込み位置に狂いを生じ、電線の引込性を損なう欠点が
ある。
【0003】この対策として実公昭55-43704号公報に
は、内管を波形管とし、その外側に設けられる外管を、
外周面が平滑で内周面に内管の外面形状に対応する波付
け部を設けた、内管よりも軟質の合成樹脂材料で形成し
た内面波付け管とし、外管の山部が内管の谷部を完全に
埋めつくさないように嵌合させた合成樹脂製可撓電線管
が開示されている。他方、屋内配線の電線管では通電に
よる発熱等のため50〜60℃程度に加熱されることがあ
り、この温度でも初期の強度を保つ必要性からヤング率
の低い材料が求められている。そして内面の発熱だけで
なく火災等の熱より電線を守るために難燃性が要求され
ている。このような要求を満たすために、内管に硬質ポ
リエチレン、外管に軟質塩化ビニルを使用したものも提
案されている。
は、内管を波形管とし、その外側に設けられる外管を、
外周面が平滑で内周面に内管の外面形状に対応する波付
け部を設けた、内管よりも軟質の合成樹脂材料で形成し
た内面波付け管とし、外管の山部が内管の谷部を完全に
埋めつくさないように嵌合させた合成樹脂製可撓電線管
が開示されている。他方、屋内配線の電線管では通電に
よる発熱等のため50〜60℃程度に加熱されることがあ
り、この温度でも初期の強度を保つ必要性からヤング率
の低い材料が求められている。そして内面の発熱だけで
なく火災等の熱より電線を守るために難燃性が要求され
ている。このような要求を満たすために、内管に硬質ポ
リエチレン、外管に軟質塩化ビニルを使用したものも提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリエチレン
のようなオレフィン系樹脂と塩化ビニル系樹脂とは接着
性が悪いため、共押出しで電線管を作成する際に外管と
内管との間に歪みの生ずる場合があり、また施工に際
し、電線管の切断やコネクターとの接続の際に外管の剥
れや撓みを生じて使用不能になることがある。とくに外
管に用いられる塩化ビニル系樹脂に可塑剤等の液状物を
多く含んでいる場合には、ブリード、ブルームなどによ
り接着性が著しく阻害され、長期使用に耐えられないこ
とがある。したがって、本発明の目的は、難燃性があ
り、引張強度が強くて無用な伸びや撓みの発生がなく、
樹脂層間の接着性が強く、管の製造時および施工時にお
ける不良品の発生を抑制すると共に作業性を向上させる
ことのできる、合成樹脂製二層波形管を提供することに
ある。
のようなオレフィン系樹脂と塩化ビニル系樹脂とは接着
性が悪いため、共押出しで電線管を作成する際に外管と
内管との間に歪みの生ずる場合があり、また施工に際
し、電線管の切断やコネクターとの接続の際に外管の剥
れや撓みを生じて使用不能になることがある。とくに外
管に用いられる塩化ビニル系樹脂に可塑剤等の液状物を
多く含んでいる場合には、ブリード、ブルームなどによ
り接着性が著しく阻害され、長期使用に耐えられないこ
とがある。したがって、本発明の目的は、難燃性があ
り、引張強度が強くて無用な伸びや撓みの発生がなく、
樹脂層間の接着性が強く、管の製造時および施工時にお
ける不良品の発生を抑制すると共に作業性を向上させる
ことのできる、合成樹脂製二層波形管を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による合成樹脂製
二層波形管は、塩化ビニル系樹脂90〜30重量部とエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体または塩素化ポリエチレン樹脂
10〜70重量部との混合樹脂を肉厚 0.1〜 0.5mmの難燃性
外層とすると共にオレフィン系樹脂を内層として押出成
形してなるものである。
二層波形管は、塩化ビニル系樹脂90〜30重量部とエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体または塩素化ポリエチレン樹脂
10〜70重量部との混合樹脂を肉厚 0.1〜 0.5mmの難燃性
外層とすると共にオレフィン系樹脂を内層として押出成
形してなるものである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。図1は本
発明の合成樹脂製二層波形管の一実施態様を示すもの
で、1は外層としての塩化ビニル系樹脂とエチレン−酢
酸ビニル共重合体または塩素化ポリエチレン樹脂との混
合樹脂層、2は内層としてのオレフィン系樹脂層であ
る。この混合樹脂層の形成に用いられる塩化ビニル系樹
脂としては、塩化ビニルホモポリマーのほか、それぞれ
塩化ビニルを50重量%以上含有する、これと共重合可能
なビニル系単量体との共重合体、塩化ビニルと各種重合
体またはポリ塩化ビニルとビニル系単量体とのグラフト
重合体、後塩素化塩化ビニル重合体およびこれらの混合
物が包含され、これらは塊状重合、懸濁重合、乳化重
合、溶液重合などのいずれかによって製造される。この
共重合またはグラフト重合に用いられるビニル系単量体
としては、エチレン、プロピレンなどのオレフィン類;
塩化ビニリデン、ふっ化ビニル等の塩化ビニルを除くハ
ロゲン化オレフィン類;酢酸ビニル、ラウリン酸ビニル
などのビニルエステル類;2−エチルへキシルビニルエ
ーテル、ドデシルビニルエーテルなどのアルキルビニル
エーテル類;アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチルなどのアクリル酸またはそのエステル類;メタ
クリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸2−エチ
ルへキシルなどのメタクリル酸またはそのエステル類;
マレイン酸またはそのエステル類;フマル酸またはその
エステル類;無水マレイン酸、アクリロニトリル、スチ
レンなどのアクリル系誘導体;N−t−ブチルマレイミ
ド、N−シクロヘキシルマレイミドなどのN−置換マレ
イミド類が挙げられ、これらは単独または2種以上の組
合せで用いられる。また、塩化ビニルとグラフト重合し
得る重合体または塩化ビニル系重合体と混合使用される
重合体には、塩化ビニル系重合体と混和性のよい通常の
重合体がよく、これには例えば、ポリ塩化ビニリデン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ABS樹脂、MBS樹
脂、塩素化ポリエチレン、あるいはNBR、SBRなど
の合成ゴムが挙げられる。
発明の合成樹脂製二層波形管の一実施態様を示すもの
で、1は外層としての塩化ビニル系樹脂とエチレン−酢
酸ビニル共重合体または塩素化ポリエチレン樹脂との混
合樹脂層、2は内層としてのオレフィン系樹脂層であ
る。この混合樹脂層の形成に用いられる塩化ビニル系樹
脂としては、塩化ビニルホモポリマーのほか、それぞれ
塩化ビニルを50重量%以上含有する、これと共重合可能
なビニル系単量体との共重合体、塩化ビニルと各種重合
体またはポリ塩化ビニルとビニル系単量体とのグラフト
重合体、後塩素化塩化ビニル重合体およびこれらの混合
物が包含され、これらは塊状重合、懸濁重合、乳化重
合、溶液重合などのいずれかによって製造される。この
共重合またはグラフト重合に用いられるビニル系単量体
としては、エチレン、プロピレンなどのオレフィン類;
塩化ビニリデン、ふっ化ビニル等の塩化ビニルを除くハ
ロゲン化オレフィン類;酢酸ビニル、ラウリン酸ビニル
などのビニルエステル類;2−エチルへキシルビニルエ
ーテル、ドデシルビニルエーテルなどのアルキルビニル
エーテル類;アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチルなどのアクリル酸またはそのエステル類;メタ
クリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸2−エチ
ルへキシルなどのメタクリル酸またはそのエステル類;
マレイン酸またはそのエステル類;フマル酸またはその
エステル類;無水マレイン酸、アクリロニトリル、スチ
レンなどのアクリル系誘導体;N−t−ブチルマレイミ
ド、N−シクロヘキシルマレイミドなどのN−置換マレ
イミド類が挙げられ、これらは単独または2種以上の組
合せで用いられる。また、塩化ビニルとグラフト重合し
得る重合体または塩化ビニル系重合体と混合使用される
重合体には、塩化ビニル系重合体と混和性のよい通常の
重合体がよく、これには例えば、ポリ塩化ビニリデン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ABS樹脂、MBS樹
脂、塩素化ポリエチレン、あるいはNBR、SBRなど
の合成ゴムが挙げられる。
【0007】この塩化ビニル系樹脂に添加される可塑剤
としては、通常軟質成形品の製造に使用されるものであ
れば特に問題はなく、これには例えば、ジオクチルフタ
レート、ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレー
トなどのフタル酸エステル類;アジピン酸ジオクチル、
アジピン酸ジ−n−ブチル、セバシン酸ジブチルなどの
脂肪族二塩基酸エステル類;ペンタエリスリトールエス
テル、ジエチレングリコールベンゾエートなどのグリコ
ールエステル類;トリクレジルホスフェート、トリフェ
ニルホスフェートなどのリン酸エステル類;エポキシ化
大豆油、エポキシ化アマニ油などのエポキシ化油類;ア
セチルトリブチルシトレート、アセチルトリオクチルシ
トレート、トリ−n−ブチルシトレートなどのクエン酸
エステル類;トリアルキルトリメリテート、テトラ−n
−オクチルピロメリテート、ポリプロピレンアジペー
ト、その他ポリエステル系可塑剤およびNBR系可塑剤
などが挙げられ、これらは1種または2種以上の組み合
わせで使用される。また、この塩化ビニル系樹脂には、
さらに必要に応じて、安定剤、安定化助剤、充填剤、着
色剤、滑剤、着色剤、帯電防止剤、加工性改良剤、酸化
防止剤、紫外線防止剤、難燃剤などの各種の添加剤を配
合してもよい。
としては、通常軟質成形品の製造に使用されるものであ
れば特に問題はなく、これには例えば、ジオクチルフタ
レート、ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレー
トなどのフタル酸エステル類;アジピン酸ジオクチル、
アジピン酸ジ−n−ブチル、セバシン酸ジブチルなどの
脂肪族二塩基酸エステル類;ペンタエリスリトールエス
テル、ジエチレングリコールベンゾエートなどのグリコ
ールエステル類;トリクレジルホスフェート、トリフェ
ニルホスフェートなどのリン酸エステル類;エポキシ化
大豆油、エポキシ化アマニ油などのエポキシ化油類;ア
セチルトリブチルシトレート、アセチルトリオクチルシ
トレート、トリ−n−ブチルシトレートなどのクエン酸
エステル類;トリアルキルトリメリテート、テトラ−n
−オクチルピロメリテート、ポリプロピレンアジペー
ト、その他ポリエステル系可塑剤およびNBR系可塑剤
などが挙げられ、これらは1種または2種以上の組み合
わせで使用される。また、この塩化ビニル系樹脂には、
さらに必要に応じて、安定剤、安定化助剤、充填剤、着
色剤、滑剤、着色剤、帯電防止剤、加工性改良剤、酸化
防止剤、紫外線防止剤、難燃剤などの各種の添加剤を配
合してもよい。
【0008】本発明の合成樹脂製二層波形管の外層とし
ての塩化ビニル系樹脂とエチレン−酢酸ビニル共重合体
または塩素化ポリエチレン樹脂との混合割合は、塩化ビ
ニル系樹脂90〜30重量部に対して、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体または塩素化ポリエチレン樹脂10〜70重量部
である。塩化ビニル系樹脂が90重量部を超えると内層と
してのオレフィン系樹脂に対する接着性が改善されず、
また30重量部未満では押出成形時における発熱、ダイス
への樹脂の粘着、ヤケなどが著しく、ロングラン性がな
くなり、ひどい場合には押出しができなくなる場合さえ
生ずる。また、この外層の肉厚は 0.1〜 0.5mmであっ
て、これが 0.1mm未満では薄過ぎて炎を当てると燃焼
し、炎を離しても消えなくなって難燃性に欠けるように
なり、 0.5mmを超えると加熱下での熱変形、引張強度、
衝撃強度などが低下するので好ましくない。
ての塩化ビニル系樹脂とエチレン−酢酸ビニル共重合体
または塩素化ポリエチレン樹脂との混合割合は、塩化ビ
ニル系樹脂90〜30重量部に対して、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体または塩素化ポリエチレン樹脂10〜70重量部
である。塩化ビニル系樹脂が90重量部を超えると内層と
してのオレフィン系樹脂に対する接着性が改善されず、
また30重量部未満では押出成形時における発熱、ダイス
への樹脂の粘着、ヤケなどが著しく、ロングラン性がな
くなり、ひどい場合には押出しができなくなる場合さえ
生ずる。また、この外層の肉厚は 0.1〜 0.5mmであっ
て、これが 0.1mm未満では薄過ぎて炎を当てると燃焼
し、炎を離しても消えなくなって難燃性に欠けるように
なり、 0.5mmを超えると加熱下での熱変形、引張強度、
衝撃強度などが低下するので好ましくない。
【0009】他方、本発明の合成樹脂製二層波形管の内
層2の形成に用いられるのオレフィン系樹脂としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペン
テン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−低級
α−オレフィン共重合体、架橋ポリエチレン等のポリオ
レフィン類、オレフィンとアクリル酸等との共重合体が
使用できる。なお、内層としてのポリオレフィン系樹脂
の肉厚は機械的強度を落とさない範囲で全体の厚さとの
関係を勘案して調整すればよい。
層2の形成に用いられるのオレフィン系樹脂としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペン
テン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−低級
α−オレフィン共重合体、架橋ポリエチレン等のポリオ
レフィン類、オレフィンとアクリル酸等との共重合体が
使用できる。なお、内層としてのポリオレフィン系樹脂
の肉厚は機械的強度を落とさない範囲で全体の厚さとの
関係を勘案して調整すればよい。
【0010】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例によっ
て、より具体的に説明する。 実施例1〜6、比較例1〜7.表1に示す量の、平均重
合度1310のポリ塩化ビニル(信越化学工業社製、表中P
VCと略す)、エチレン−酢酸ビニル共重合体:ソアブ
レンCH(日本合成化学社製、商品名、表中EVAと略
す)および塩素化ポリエチレン:エラスレン301A(昭和
電工社製、商品名、表中CPEとする)に、錫系安定剤
0.8重量部、ステアリン酸 0.5重量部および(外層部の
硬度が70となるように調整された)DOP50重量部を加
えて、ヘンシェルミキサーで 120℃まで加熱し、完全に
ドライアップさせた後、70℃まで冷却して機外に排出し
外層用の樹脂とした。これに内層用として高密度ポリエ
チレン(MI= 0.4、密度=0.96)を使用して二層管を押
出し、押出方向に回動している金型に挟持した状態で金
型面に沿うようにブロー成形をして連続的に長尺の波形
管を得た。なお、この二層波形管の厚さは表1に示すよ
うに内層と外層と合わせて 1.0mmになるようにした。得
られた二層波形管について、下記の方法で引張強さ、熱
変形率、衝撃強さ、燃焼性および接着性を測定し、その
結果を表1に併記した。
て、より具体的に説明する。 実施例1〜6、比較例1〜7.表1に示す量の、平均重
合度1310のポリ塩化ビニル(信越化学工業社製、表中P
VCと略す)、エチレン−酢酸ビニル共重合体:ソアブ
レンCH(日本合成化学社製、商品名、表中EVAと略
す)および塩素化ポリエチレン:エラスレン301A(昭和
電工社製、商品名、表中CPEとする)に、錫系安定剤
0.8重量部、ステアリン酸 0.5重量部および(外層部の
硬度が70となるように調整された)DOP50重量部を加
えて、ヘンシェルミキサーで 120℃まで加熱し、完全に
ドライアップさせた後、70℃まで冷却して機外に排出し
外層用の樹脂とした。これに内層用として高密度ポリエ
チレン(MI= 0.4、密度=0.96)を使用して二層管を押
出し、押出方向に回動している金型に挟持した状態で金
型面に沿うようにブロー成形をして連続的に長尺の波形
管を得た。なお、この二層波形管の厚さは表1に示すよ
うに内層と外層と合わせて 1.0mmになるようにした。得
られた二層波形管について、下記の方法で引張強さ、熱
変形率、衝撃強さ、燃焼性および接着性を測定し、その
結果を表1に併記した。
【0011】(試験方法) ・引張強さ:二層波形管の押出成形時、管を二つに割っ
て厚さが変わらないようにサイジングダイを通して厚さ
1.0mmの板を作成した。この板を用いてJIS K-7113の引
張試験方法に基づいて1号試験片を5本作成し、引張試
験機:テンシロン(オリエンテック社製、商品名)によ
り測定した。 ・熱変形率:二層波形管を60±2℃で4時間保った後、
管中央に直径6mmの鋼棒を管軸と直角方向に乗せた。続
いてその上に 2.0kgの錘を加え、そのまま24時間保ち、
荷重を取り除いた後の二層波形管の外径を測定し、初期
外径との変化率をもって熱変形率とした。
て厚さが変わらないようにサイジングダイを通して厚さ
1.0mmの板を作成した。この板を用いてJIS K-7113の引
張試験方法に基づいて1号試験片を5本作成し、引張試
験機:テンシロン(オリエンテック社製、商品名)によ
り測定した。 ・熱変形率:二層波形管を60±2℃で4時間保った後、
管中央に直径6mmの鋼棒を管軸と直角方向に乗せた。続
いてその上に 2.0kgの錘を加え、そのまま24時間保ち、
荷重を取り除いた後の二層波形管の外径を測定し、初期
外径との変化率をもって熱変形率とした。
【0012】・衝撃強さ:12本の二層波形管を60±2℃
で10日間放置した後、−25±2℃に2時間放置した。
2.0kgの錘を 100±1mmの高さから落下させ、二層波形
管の破損状況を観察して下記の基準で評価した。 ○‥ひび割れ等は生じていない。 △‥ひび割れ等は生じていないが10%以上の変形または
白化が認められる。 ×‥ひび割れ等が発生した。 ・燃焼性:長さ約 600mmの二層波形管を垂直に保持し、
この試料の下端より 100mmの位置を水平面に対して45°
傾けたブンゼンバーナー(酸化炎の長さが約 100mmで還
元炎の長さが約50mmのもの)の還元炎の先端で55秒間燃
焼させ、その炎を取り去ったときに30秒以内で自然に消
えたものを「自己消火」、消えなかったものを「燃焼継
続」とした。 ・接着性:押出した二層波形管の積層界面に沿って手で
剥離したときの剥れ具合を観察し下記の基準で評価し
た。 ○‥手で剥離できない。 △‥力を加えることにより剥離する。 ×‥容易に剥離する。
で10日間放置した後、−25±2℃に2時間放置した。
2.0kgの錘を 100±1mmの高さから落下させ、二層波形
管の破損状況を観察して下記の基準で評価した。 ○‥ひび割れ等は生じていない。 △‥ひび割れ等は生じていないが10%以上の変形または
白化が認められる。 ×‥ひび割れ等が発生した。 ・燃焼性:長さ約 600mmの二層波形管を垂直に保持し、
この試料の下端より 100mmの位置を水平面に対して45°
傾けたブンゼンバーナー(酸化炎の長さが約 100mmで還
元炎の長さが約50mmのもの)の還元炎の先端で55秒間燃
焼させ、その炎を取り去ったときに30秒以内で自然に消
えたものを「自己消火」、消えなかったものを「燃焼継
続」とした。 ・接着性:押出した二層波形管の積層界面に沿って手で
剥離したときの剥れ具合を観察し下記の基準で評価し
た。 ○‥手で剥離できない。 △‥力を加えることにより剥離する。 ×‥容易に剥離する。
【0013】
【表1】
【0014】
【発明の効果】本発明の合成樹脂製二層波形管は難燃性
があり、引張強度と衝撃強度が強くて、無用な伸びや撓
みの発生がなく、樹脂層間の接着性が強く、管の製造時
および施工時における不良品の発生を抑制すると共に作
業性を向上させることができるので、ビル、工場等にお
ける電気設備用配線に極めて有用である。
があり、引張強度と衝撃強度が強くて、無用な伸びや撓
みの発生がなく、樹脂層間の接着性が強く、管の製造時
および施工時における不良品の発生を抑制すると共に作
業性を向上させることができるので、ビル、工場等にお
ける電気設備用配線に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成樹脂製二層波形管の一実施態様を
示す部分切開縦断面図である。
示す部分切開縦断面図である。
1‥外層としての塩化ビニル系樹脂とエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体または塩素化ポリエチレン樹脂との混合樹
脂層、 2‥内層としてのオレフィン系樹脂層。
ニル共重合体または塩素化ポリエチレン樹脂との混合樹
脂層、 2‥内層としてのオレフィン系樹脂層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 23:00
Claims (1)
- 【請求項1】塩化ビニル系樹脂90〜30重量部とエチレン
−酢酸ビニル共重合体または塩素化ポリエチレン樹脂10
〜70重量部との混合樹脂を肉厚 0.1〜 0.5mmの難燃性外
層とすると共にオレフィン系樹脂を内層として押出成形
してなる合成樹脂製二層波形管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5160957A JPH0716908A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 合成樹脂製二層波形管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5160957A JPH0716908A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 合成樹脂製二層波形管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716908A true JPH0716908A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15725850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5160957A Pending JPH0716908A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 合成樹脂製二層波形管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716908A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996023656A1 (fr) * | 1995-02-02 | 1996-08-08 | Nobel Plastiques | Procede d'ignifugation d'un composant en matiere plastique appartenant a une installation de distribution d'un liquide inflammable |
| FR2741083A1 (fr) * | 1995-11-13 | 1997-05-16 | Nobel Plastiques | Procede d'ignifugation d'un composant en matiere plastique appartenant a une installation de distribution d'un liquide inflammable |
| JP2007139141A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 波付硬質合成樹脂管及びその製造方法 |
| JP2007159198A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Jimbo Electric Co Ltd | 配線用管材 |
| CN103542192A (zh) * | 2013-10-30 | 2014-01-29 | 安徽国通高新管业股份有限公司 | 一种双壁波纹管 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5160957A patent/JPH0716908A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996023656A1 (fr) * | 1995-02-02 | 1996-08-08 | Nobel Plastiques | Procede d'ignifugation d'un composant en matiere plastique appartenant a une installation de distribution d'un liquide inflammable |
| US6168738B1 (en) | 1995-02-02 | 2001-01-02 | Nobel Plastiques | Method of fireproofing a plastics material component in an flammable liquid supply apparatus |
| FR2741083A1 (fr) * | 1995-11-13 | 1997-05-16 | Nobel Plastiques | Procede d'ignifugation d'un composant en matiere plastique appartenant a une installation de distribution d'un liquide inflammable |
| JP2007139141A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 波付硬質合成樹脂管及びその製造方法 |
| JP2007159198A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Jimbo Electric Co Ltd | 配線用管材 |
| CN103542192A (zh) * | 2013-10-30 | 2014-01-29 | 安徽国通高新管业股份有限公司 | 一种双壁波纹管 |
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