JPH0716917Y2 - 摩擦伝動装置 - Google Patents
摩擦伝動装置Info
- Publication number
- JPH0716917Y2 JPH0716917Y2 JP1989069094U JP6909489U JPH0716917Y2 JP H0716917 Y2 JPH0716917 Y2 JP H0716917Y2 JP 1989069094 U JP1989069094 U JP 1989069094U JP 6909489 U JP6909489 U JP 6909489U JP H0716917 Y2 JPH0716917 Y2 JP H0716917Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rollers
- friction transmission
- roller
- transmission device
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、動力伝達用増減速装置であって、ローラ間
の摩擦力によって回転動力を伝達する摩擦伝動装置に関
するものである。
の摩擦力によって回転動力を伝達する摩擦伝動装置に関
するものである。
[従来の技術] 第6図は従来の摩擦伝動装置の縦断面図、第7図はその
横断面図を示す。ただし、寸法関係は一致しない。図に
おいて、1及び2はケーシング、3及び4は軸穴、5及
び6は軸受、7及び8は回転軸、77及び88はローラであ
る。
横断面図を示す。ただし、寸法関係は一致しない。図に
おいて、1及び2はケーシング、3及び4は軸穴、5及
び6は軸受、7及び8は回転軸、77及び88はローラであ
る。
ローラ77,88はそれぞれ回転軸7,8に一体または一体的に
固着されている。回転軸7はケーシング1の軸穴3,3に
設けられた軸受5,5に支承され、回転軸8はケーシング
2の軸穴4,4に設けられた軸受6,6に支承されている。両
ローラ77,88の外周面を互いに強く接触させるように、
第7図に示すように、ケーシング1と2とがボルト・ナ
ットで締付けられている。
固着されている。回転軸7はケーシング1の軸穴3,3に
設けられた軸受5,5に支承され、回転軸8はケーシング
2の軸穴4,4に設けられた軸受6,6に支承されている。両
ローラ77,88の外周面を互いに強く接触させるように、
第7図に示すように、ケーシング1と2とがボルト・ナ
ットで締付けられている。
第8図に示すように、ローラ77と88とがPなる力で押し
付けられているとすれば、ローラ77と88の接触部にはfP
なる摩擦力が働き、一方のローラの回転トルクは他方の
ローラに伝達される。ただし、fはトラクション係数と
呼ばれる一種の摩擦係数である。
付けられているとすれば、ローラ77と88の接触部にはfP
なる摩擦力が働き、一方のローラの回転トルクは他方の
ローラに伝達される。ただし、fはトラクション係数と
呼ばれる一種の摩擦係数である。
[考案が解決しようとする課題] 従来の摩擦伝動装置は以上のようであり、両ローラ77,8
8の押付け荷重Pとトラクション係数fとの積fPなる摩
擦力によって伝達力が決まる。ところが、トラクション
係数fは、第9図に示すように、すべり率Sによって変
化し、あるすべり率Smにおいて最大トラクション係数fm
axとなる。そこで、第9図において、すべり率SがSmよ
り右側ではすべり率の増加とともにトラクション係数が
減少するため動力の伝達はできなくなるので、すべり率
SがSmより左側にある状態で運転するように荷重Pを定
める。
8の押付け荷重Pとトラクション係数fとの積fPなる摩
擦力によって伝達力が決まる。ところが、トラクション
係数fは、第9図に示すように、すべり率Sによって変
化し、あるすべり率Smにおいて最大トラクション係数fm
axとなる。そこで、第9図において、すべり率SがSmよ
り右側ではすべり率の増加とともにトラクション係数が
減少するため動力の伝達はできなくなるので、すべり率
SがSmより左側にある状態で運転するように荷重Pを定
める。
ところが、起動時はすべり率Sが小さく、トラクション
係数fは小さく、駆動側の回転が増加しても、従動側は
慣性力もあって回転が増加せず、すべり率Sは急速に大
きくなり、Smの点の最大トラクション係数fmaxを越えて
しまい、トラクション係数fは小さくなって不安定にな
りトルク伝達ができなくなり、起動が失敗する。
係数fは小さく、駆動側の回転が増加しても、従動側は
慣性力もあって回転が増加せず、すべり率Sは急速に大
きくなり、Smの点の最大トラクション係数fmaxを越えて
しまい、トラクション係数fは小さくなって不安定にな
りトルク伝達ができなくなり、起動が失敗する。
これを防ぐためには、fPを大きくすればよいが、トラク
ション係数fを大きくするのは難しいので、荷重Pを大
きくすればよい。しかし、荷重Pが大きくなれば、ロー
ラ間の接触応力が高くなりローラの転動寿命を短くし、
軸受損失等も増加するというような課題があった。
ション係数fを大きくするのは難しいので、荷重Pを大
きくすればよい。しかし、荷重Pが大きくなれば、ロー
ラ間の接触応力が高くなりローラの転動寿命を短くし、
軸受損失等も増加するというような課題があった。
この考案はこのような課題を解消するためになされたも
ので、荷重Pを大きくする必要はなく、上記弊害をとも
なわずに、起動ができる摩擦伝動装置を得ることを目的
とする。
ので、荷重Pを大きくする必要はなく、上記弊害をとも
なわずに、起動ができる摩擦伝動装置を得ることを目的
とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る摩擦伝動装置は、両ローラの中心を結ぶ
線の方向がこの両ローラを押し付ける荷重の方向と異な
る方向となるようにすることが可能なように、一方のロ
ーラの回転軸を支承する軸穴の形状を、他方のローラの
中心を中心とする円弧によって形成される円弧状長穴と
したものである。
線の方向がこの両ローラを押し付ける荷重の方向と異な
る方向となるようにすることが可能なように、一方のロ
ーラの回転軸を支承する軸穴の形状を、他方のローラの
中心を中心とする円弧によって形成される円弧状長穴と
したものである。
[作用] この考案における摩擦伝動装置は、起動時には、一方の
ローラの中心を円弧状長穴に沿って移動させて、両ロー
ラの中心を結ぶ線の方向がこの両ローラを押し付ける荷
重の方向と異なる方向となるようにすれば、押し付け力
及び摩擦力の分力により摩擦力が大きくなり、起動時の
トルク伝達が容易になる。また、定常運転時には、一方
のローラの中心を円弧状長穴に沿って移動させて、両ロ
ーラの中心を結ぶ線の方向をこの両ローラを押し付ける
荷重の方向と一致させれば、上記分力はなくなり、定常
運転時の荷重は小さくなり、軸受等の摩耗等が少なくな
る。
ローラの中心を円弧状長穴に沿って移動させて、両ロー
ラの中心を結ぶ線の方向がこの両ローラを押し付ける荷
重の方向と異なる方向となるようにすれば、押し付け力
及び摩擦力の分力により摩擦力が大きくなり、起動時の
トルク伝達が容易になる。また、定常運転時には、一方
のローラの中心を円弧状長穴に沿って移動させて、両ロ
ーラの中心を結ぶ線の方向をこの両ローラを押し付ける
荷重の方向と一致させれば、上記分力はなくなり、定常
運転時の荷重は小さくなり、軸受等の摩耗等が少なくな
る。
[実施例] 以下この考案の一実施例を図について説明する。第1図
はこの考案の基本概念を示す実施例による摩擦伝動装置
の横断面図である。図において、1及び2はケーシン
グ、3及び4は軸穴、5及び6は軸受、7及び8は回転
軸、77及び88はローラである。
はこの考案の基本概念を示す実施例による摩擦伝動装置
の横断面図である。図において、1及び2はケーシン
グ、3及び4は軸穴、5及び6は軸受、7及び8は回転
軸、77及び88はローラである。
一般的な構造及び機能は従来例と同様であるので説明は
省略する。ボルト・ナットによってケーシング1,2の軸
穴3,4に装着された軸受5,6から回転軸7,8を介してロー
ラ77,88の接触部に与える荷重の方向は、図の立方向1
点鎖線の方向である。構造の特徴として、軸受5及び軸
穴3の位置は横にずれて設けられており、回転軸7及び
ローラ77が横にずれて位置している。ローラ88の中心O2
とローラ77の中心O1とを結ぶ線と前記荷重方向線とはθ
なる角度をなしている。
省略する。ボルト・ナットによってケーシング1,2の軸
穴3,4に装着された軸受5,6から回転軸7,8を介してロー
ラ77,88の接触部に与える荷重の方向は、図の立方向1
点鎖線の方向である。構造の特徴として、軸受5及び軸
穴3の位置は横にずれて設けられており、回転軸7及び
ローラ77が横にずれて位置している。ローラ88の中心O2
とローラ77の中心O1とを結ぶ線と前記荷重方向線とはθ
なる角度をなしている。
荷重方向線と両ローラの中心O2,O1を結ぶ線とがθなる
角度をなしているので、押し付け荷重の他に、両ローラ
の接触部にtanθなる分力が生じ、摩擦力が増加して起
動が容易になる。
角度をなしているので、押し付け荷重の他に、両ローラ
の接触部にtanθなる分力が生じ、摩擦力が増加して起
動が容易になる。
なお、角度θは、トラクション係数fmaxが通常0.1より
小さいので、6度以下とするのが実用的である。
小さいので、6度以下とするのが実用的である。
第2図はこの考案の具体的な実施例を示す。この実施例
においては、ケーシング1の軸穴3を横長穴状とした。
軸穴3の形状は、図において、A-BはO2を中心としてO2A
を半径とする円弧、B-CはO0を中心としてO0Bを半径とす
る円弧、C-DはO2を中心としてO2Cを半径とする円弧、D-
AはO1を中心としてO1Dを半径とする円弧である。ただ
し、O2はローラ88の中心、O0は荷重方向上にあるローラ
77の中心、O1は荷重方向からθだけずれた方向にあるロ
ーラ77の中心である。O2-O0間の長さとO2-O1間の長さは
等しく、A及びDはO2O1線上にあり、B及びCはO2O1線
上にある。
においては、ケーシング1の軸穴3を横長穴状とした。
軸穴3の形状は、図において、A-BはO2を中心としてO2A
を半径とする円弧、B-CはO0を中心としてO0Bを半径とす
る円弧、C-DはO2を中心としてO2Cを半径とする円弧、D-
AはO1を中心としてO1Dを半径とする円弧である。ただ
し、O2はローラ88の中心、O0は荷重方向上にあるローラ
77の中心、O1は荷重方向からθだけずれた方向にあるロ
ーラ77の中心である。O2-O0間の長さとO2-O1間の長さは
等しく、A及びDはO2O1線上にあり、B及びCはO2O1線
上にある。
この実施例においては、ローラ77の中心を、荷重方向と
θだけずれた位置であるO1の位置に置いて起動し、定常
運転ではO0の位置に戻す。これにより、起動時は大きな
摩擦力を得、定常運転では通常の摩擦力を得るようにな
る。
θだけずれた位置であるO1の位置に置いて起動し、定常
運転ではO0の位置に戻す。これにより、起動時は大きな
摩擦力を得、定常運転では通常の摩擦力を得るようにな
る。
第4図は第1図に示す摩擦伝動装置の摩擦力の変化を示
し、第5図は第2図に示す摩擦伝動装置の摩擦力の変化
を示す。
し、第5図は第2図に示す摩擦伝動装置の摩擦力の変化
を示す。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、起動時には、両ロー
ラの中心を結ぶ線の方向を押し付け荷重の方向と異なる
方向とすることにより、起動時のトルク伝達が容易であ
り、定常運転時には、両ローラの中心を結ぶ線の方向を
押し付け荷重の方向と一致させることにより、定常運転
時の荷重は小さくなり、軸受等の摩耗等が少ない摩擦伝
動装置が得られる。
ラの中心を結ぶ線の方向を押し付け荷重の方向と異なる
方向とすることにより、起動時のトルク伝達が容易であ
り、定常運転時には、両ローラの中心を結ぶ線の方向を
押し付け荷重の方向と一致させることにより、定常運転
時の荷重は小さくなり、軸受等の摩耗等が少ない摩擦伝
動装置が得られる。
第1図はこの考案の基本概念を示す実施例による摩擦伝
動装置の横断面図、第2図はこの考案の具体的な実施例
による摩擦伝動装置の横断面図、第3図は作用説明図、
第4図は第1図に示す摩擦伝動装置の摩擦力の変化を示
す図、第5図は第2図に示す摩擦伝動装置の摩擦力の変
化を示す図である。第6図は従来例による摩擦伝動装置
の縦断面図、第7図は第6図のVII-VII断面図である。
第8図は摩擦伝動説明図、第9図はトラクション係数f
の変化の線図である。 図において、1及び2はケーシング、3及び4は軸穴、
5及び6は軸受、7及び8は回転軸、77及び88はローラ
である。
動装置の横断面図、第2図はこの考案の具体的な実施例
による摩擦伝動装置の横断面図、第3図は作用説明図、
第4図は第1図に示す摩擦伝動装置の摩擦力の変化を示
す図、第5図は第2図に示す摩擦伝動装置の摩擦力の変
化を示す図である。第6図は従来例による摩擦伝動装置
の縦断面図、第7図は第6図のVII-VII断面図である。
第8図は摩擦伝動説明図、第9図はトラクション係数f
の変化の線図である。 図において、1及び2はケーシング、3及び4は軸穴、
5及び6は軸受、7及び8は回転軸、77及び88はローラ
である。
Claims (1)
- 【請求項1】両回転軸のローラを押し付けて摩擦力によ
って回転動力を伝達させる摩擦伝動装置において、前記
両ローラの中心を結ぶ線の方向が前記両ローラを押し付
ける荷重の方向と異なる方向となるようにすることが可
能なように、一方のローラの回転軸を支承する軸穴の形
状を、他方のローラの中心を中心とする円弧によって形
成される円弧状長穴としたことを特徴とする摩擦伝動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989069094U JPH0716917Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 摩擦伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989069094U JPH0716917Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 摩擦伝動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0312045U JPH0312045U (ja) | 1991-02-07 |
| JPH0716917Y2 true JPH0716917Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31604102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989069094U Expired - Lifetime JPH0716917Y2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 摩擦伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716917Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57177451A (en) * | 1981-04-24 | 1982-11-01 | Mitsubishi Electric Corp | Speed reducer using rollers |
-
1989
- 1989-06-15 JP JP1989069094U patent/JPH0716917Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0312045U (ja) | 1991-02-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1028265A1 (en) | Roller clutch built-in type pulley apparatus for alternator | |
| JPH0716917Y2 (ja) | 摩擦伝動装置 | |
| CA2087796C (en) | Rope traction device | |
| JPH075201Y2 (ja) | タ−ビン軸構造 | |
| JPH0233956U (ja) | ||
| JP2591052B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP2002349654A (ja) | 摩擦ローラ式変速機 | |
| JP4465966B2 (ja) | オルタネータ用ローラクラッチ内蔵型プーリ装置 | |
| JP2566874B2 (ja) | 遠心クラッチ | |
| JPS5836902Y2 (ja) | 二方向フリ−ホイ−ル | |
| JPS5822436Y2 (ja) | 遊星ロ−ラ式動力伝達装置 | |
| JPS6336202Y2 (ja) | ||
| JP3030000B2 (ja) | 軸力発生装置 | |
| KR820001482B1 (ko) | 마찰 무단 변속기 | |
| JPH0237302Y2 (ja) | ||
| JPH0772569B2 (ja) | ツ−ウエイクラツチ | |
| JPS62283247A (ja) | トルクカム装置 | |
| JPS6018667Y2 (ja) | 動力伝達装置 | |
| JPH0168369U (ja) | ||
| JPH0466424U (ja) | ||
| JP2004072843A (ja) | 摩擦ローラ式変速機付電動モータ | |
| JPH0473647U (ja) | ||
| JPH0687143U (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
| JPH0642546A (ja) | カルダン継手のジャーナル連行体 | |
| JPS62167952A (ja) | 回転装置 |