JPH07169223A - 磁気記録用多素子スライダ - Google Patents
磁気記録用多素子スライダInfo
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- JPH07169223A JPH07169223A JP28720094A JP28720094A JPH07169223A JP H07169223 A JPH07169223 A JP H07169223A JP 28720094 A JP28720094 A JP 28720094A JP 28720094 A JP28720094 A JP 28720094A JP H07169223 A JPH07169223 A JP H07169223A
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Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 3
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- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/60—Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
- G11B5/6005—Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 磁気記録用の多素子スライダである。スライ
ダの4つのコーナに配置された4つの素子(P1、P
2、P3、P4)を備えている。このため、4つの正圧
及び負圧がスライダ面上にそれぞれ発生し分布する。
ダの4つのコーナに配置された4つの素子(P1、P
2、P3、P4)を備えている。このため、4つの正圧
及び負圧がスライダ面上にそれぞれ発生し分布する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多素子スライダに関す
る。このスライダは、磁気媒体上の情報の読み及び/又
は書きに用いられる。
る。このスライダは、磁気媒体上の情報の読み及び/又
は書きに用いられる。
【0002】
【従来の技術】極めて一般的に、磁気記録装置は、磁気
記録媒体(磁気ディスク、磁気テープ等)と、スライダ
からなる読み及び/又は書き手段とを有している。
記録媒体(磁気ディスク、磁気テープ等)と、スライダ
からなる読み及び/又は書き手段とを有している。
【0003】スライダは、凸状の単数又は複数のレール
を備えることができる。即ち、スライダは、1つのレー
ル、2つのレール(双胴構造と称される)、又は3つの
レール(三胴構造と称される)を有し得る。これらレー
ル(又はこれらレールの幾つかのみ)は、読み及び/又
は書きヘッドを備えている。レールの表面は、記録媒体
に対向している。
を備えることができる。即ち、スライダは、1つのレー
ル、2つのレール(双胴構造と称される)、又は3つの
レール(三胴構造と称される)を有し得る。これらレー
ル(又はこれらレールの幾つかのみ)は、読み及び/又
は書きヘッドを備えている。レールの表面は、記録媒体
に対向している。
【0004】スライダは、スプリングとして動作するア
ームの下に固定される。このアームは、スライダが磁気
記録媒体に係合するような数グラムの力をこのスライダ
に印加する。
ームの下に固定される。このアームは、スライダが磁気
記録媒体に係合するような数グラムの力をこのスライダ
に印加する。
【0005】磁気記録媒体が変位(磁気ディスクの場合
はその回転によって)すると、空気流が発生し、スプリ
ングの力に対抗する浮上力が生じる。これによって均衡
が確立され、スライダは磁気記録媒体上を浮上する。
はその回転によって)すると、空気流が発生し、スプリ
ングの力に対抗する浮上力が生じる。これによって均衡
が確立され、スライダは磁気記録媒体上を浮上する。
【0006】2つの主たる特性がスライダの浮上又は飛
行状態を制御可能にする。即ち、正圧及び負圧が発生す
る。
行状態を制御可能にする。即ち、正圧及び負圧が発生す
る。
【0007】正圧は、面取り部や、1つ又はそれ以上の
ステップ若しくは断部を加工形成することによってスラ
イダの所与の領域で得られる。この正圧は、スライダを
浮上(離昇)させるべく、通常は、スライダの前部で発
生せしめられる。しかしながら、スライダが空気流に関
して傾いている場合には、この正圧は、スライダの側部
においても発生せしめられ得る。
ステップ若しくは断部を加工形成することによってスラ
イダの所与の領域で得られる。この正圧は、スライダを
浮上(離昇)させるべく、通常は、スライダの前部で発
生せしめられる。しかしながら、スライダが空気流に関
して傾いている場合には、この正圧は、スライダの側部
においても発生せしめられ得る。
【0008】上述の技術に関しては、ヨーロッパ特許公
報EP−A−543,690、米国特許公報US−A−
4,673,996、US−A−4,870,519及
びUS−A−4,698,708、並びに仏国特許公報
FR−A−2,629,247に記載されている。
報EP−A−543,690、米国特許公報US−A−
4,673,996、US−A−4,870,519及
びUS−A−4,698,708、並びに仏国特許公報
FR−A−2,629,247に記載されている。
【0009】負圧に関しては、米国特許公報US−A−
5,200,868に記載されているように、ノズル状
の凹部を形成することによって得ることができる。この
ノズルは、2つのレール間に形成される。この凹部に突
入した空気は、横断面の増加を受け、これにより負圧が
発生する。
5,200,868に記載されているように、ノズル状
の凹部を形成することによって得ることができる。この
ノズルは、2つのレール間に形成される。この凹部に突
入した空気は、横断面の増加を受け、これにより負圧が
発生する。
【0010】スプリングアームの端部に固定されている
スライダの記録媒体に対する角度位置としては、ある程
度の自由度が与えられている。スライダの角度位置(姿
勢)は、その飛行によって生じる全ての正圧及び負圧に
よって定められ、スプリングによって与えられる角度位
置ではないことが望ましい。即ち、正圧力及び負圧力
は、スプリングの機械的なスチフネスを越えるダイナミ
ックスチフネス(dynamic stiffnes
s)を有していなければならない。
スライダの記録媒体に対する角度位置としては、ある程
度の自由度が与えられている。スライダの角度位置(姿
勢)は、その飛行によって生じる全ての正圧及び負圧に
よって定められ、スプリングによって与えられる角度位
置ではないことが望ましい。即ち、正圧力及び負圧力
は、スプリングの機械的なスチフネスを越えるダイナミ
ックスチフネス(dynamic stiffnes
s)を有していなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】スライダの寸法が小さ
くなると、浮上面が小さくなり、従って浮上力も小さく
なる。そのため、スプリング力も小さくする必要があ
る。しかしながら、このスプリング力を大幅に小さくす
ることは難しい。即ち、このスプリング力は、約1.5
gより大きな値としておかなければならない。さもなけ
れば、磁気ディスク上の衝撃の影響を受けて、ヘッドが
ディスク表面から非係合状態となりこのスライダはディ
スクを再び打撃する恐れがあり、これによって磁気ディ
スク及びスライダの両方が壊れる可能性がある。
くなると、浮上面が小さくなり、従って浮上力も小さく
なる。そのため、スプリング力も小さくする必要があ
る。しかしながら、このスプリング力を大幅に小さくす
ることは難しい。即ち、このスプリング力は、約1.5
gより大きな値としておかなければならない。さもなけ
れば、磁気ディスク上の衝撃の影響を受けて、ヘッドが
ディスク表面から非係合状態となりこのスライダはディ
スクを再び打撃する恐れがあり、これによって磁気ディ
スク及びスライダの両方が壊れる可能性がある。
【0012】さらに、スライダの寸法を小さくすること
により、ダイナミックスチフネスが急激に減少し、適当
な弾性を有するスプリングを製造することが直ちに困難
となる。
により、ダイナミックスチフネスが急激に減少し、適当
な弾性を有するスプリングを製造することが直ちに困難
となる。
【0013】従って本発明の目的は、寸法が小さくなっ
ても、負荷を約2gに維持することが可能であると共に
かなり大きなダイナミックスチフネスを保持できるよう
な大きな正圧を発生させるスライダを提供することにあ
る。
ても、負荷を約2gに維持することが可能であると共に
かなり大きなダイナミックスチフネスを保持できるよう
な大きな正圧を発生させるスライダを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、浮上面
がスライダの前側及び後側に配置された4つの素子を備
えており、各素子が個々の正圧を発生可能でありこれに
よってそれ自身がスライダ形状を有しており、4つのコ
ーナにこれら4つの小さな素子を有しているスライダが
提供される。
がスライダの前側及び後側に配置された4つの素子を備
えており、各素子が個々の正圧を発生可能でありこれに
よってそれ自身がスライダ形状を有しており、4つのコ
ーナにこれら4つの小さな素子を有しているスライダが
提供される。
【0015】各素子は、その前面が面取り部又は1つも
しくはそれ以上のステップ(まっすぐであるか又は斜め
となっている)を有するかどうかに応じて、多数の形状
及び態様をとることができる。
しくはそれ以上のステップ(まっすぐであるか又は斜め
となっている)を有するかどうかに応じて、多数の形状
及び態様をとることができる。
【0016】ノズル状凹部の形態の低圧部を生じる手段
を各素子に設けることができる。この手段は、2つの素
子間(2つの前側素子間、又は2つの後側素子間)に設
けることもできる。さらにこれら手段を4つの素子間に
設けることもできる。
を各素子に設けることができる。この手段は、2つの素
子間(2つの前側素子間、又は2つの後側素子間)に設
けることもできる。さらにこれら手段を4つの素子間に
設けることもできる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明のスライダの実施例として、
基板10と、前側11と、後側12とを含むスライダを
示している。浮上面は、図の平面と平行な図示された面
である。この浮上面は、基板の4つのコーナー部に位置
している4つの素子P1、P2、P3、及びP4からな
っている。従って、2つの素子(P1、P2)は前側
に、他の2つの素子(P3、P4)は後側に位置してい
る。
基板10と、前側11と、後側12とを含むスライダを
示している。浮上面は、図の平面と平行な図示された面
である。この浮上面は、基板の4つのコーナー部に位置
している4つの素子P1、P2、P3、及びP4からな
っている。従って、2つの素子(P1、P2)は前側
に、他の2つの素子(P3、P4)は後側に位置してい
る。
【0018】同図に示された例において、これら各素子
の前部には、ステップM1、M2、M3、及びM4がそ
れぞれ形成されている。これらステップは、斜めとなっ
ている。即ち、各素子の前縁及び後縁とは平行ではな
い。しかしながら、これらは他のいかなるステップ形状
であってもよい。例えば、まっすぐな形状であってもよ
い。ステップM1及びM2は、ステップM3及びM4と
同様に、好ましくは互いに平行である。好ましい実施例
においては、これら全てのステップM1、M2、M3、
及びM4が互いに平行である。
の前部には、ステップM1、M2、M3、及びM4がそ
れぞれ形成されている。これらステップは、斜めとなっ
ている。即ち、各素子の前縁及び後縁とは平行ではな
い。しかしながら、これらは他のいかなるステップ形状
であってもよい。例えば、まっすぐな形状であってもよ
い。ステップM1及びM2は、ステップM3及びM4と
同様に、好ましくは互いに平行である。好ましい実施例
においては、これら全てのステップM1、M2、M3、
及びM4が互いに平行である。
【0019】同一の素子上に1つのステップを設ける代
わりに、例えば斜めの形状であるが互いに異なる傾きの
ステップのように、2つのステップを設けることも可能
である。ステップの代わりに面取り部(テーパ部)を用
いることも可能である。
わりに、例えば斜めの形状であるが互いに異なる傾きの
ステップのように、2つのステップを設けることも可能
である。ステップの代わりに面取り部(テーパ部)を用
いることも可能である。
【0020】本出願人は、この種のスライダとして、長
さが1mmで幅が0.7mmのスライダを製造した。こ
のスライダは、スプリングにより2gの力を受け、4.
5cm(1.8インチ)の標準径を有しかつ6m/sの
直線速度で移動するディスクに対向して位置せしめられ
た。本出願人は、また、同一寸法であるが、各前縁にテ
ーパ部を有する2つの縦方向のレールがそのスライダの
各側部に設けられた従来型形状のスライダをも製造し
た。しかしながら、この従来型スライダは、その後部が
ディスクに接触して状態であった。これに対して、本発
明によるスライダによれば、100nmの浮上量が得ら
れた。
さが1mmで幅が0.7mmのスライダを製造した。こ
のスライダは、スプリングにより2gの力を受け、4.
5cm(1.8インチ)の標準径を有しかつ6m/sの
直線速度で移動するディスクに対向して位置せしめられ
た。本出願人は、また、同一寸法であるが、各前縁にテ
ーパ部を有する2つの縦方向のレールがそのスライダの
各側部に設けられた従来型形状のスライダをも製造し
た。しかしながら、この従来型スライダは、その後部が
ディスクに接触して状態であった。これに対して、本発
明によるスライダによれば、100nmの浮上量が得ら
れた。
【0021】シミュレーションによって、スライダ面に
おける圧力分布を示すことができる。図2はこの分布を
示している。同図から明らかのように、4つの素子に対
応しておりかつ基本的に同一の振幅を有する4つの圧力
ピークと、これら素子を隔てるギャップに対応しており
かつ上述のピークを明確に隔てる4つの低圧部とが現れ
ている。なお、図2では素子P1、P2、P3、及びP
4をそれらの断部なしに概略的に示している。
おける圧力分布を示すことができる。図2はこの分布を
示している。同図から明らかのように、4つの素子に対
応しておりかつ基本的に同一の振幅を有する4つの圧力
ピークと、これら素子を隔てるギャップに対応しており
かつ上述のピークを明確に隔てる4つの低圧部とが現れ
ている。なお、図2では素子P1、P2、P3、及びP
4をそれらの断部なしに概略的に示している。
【0022】このような条件下において、本発明による
4つの素子は、スライダの寸法が小さくとも、大きな浮
上量を得ることが可能である。さらに、このスライダの
ダイナミックスチフネスは、非常に大である。
4つの素子は、スライダの寸法が小さくとも、大きな浮
上量を得ることが可能である。さらに、このスライダの
ダイナミックスチフネスは、非常に大である。
【0023】記録ディスクの外側トラック及び内側トラ
ックにおける浮上量と、ディスクに対するスライダのピ
ッチ角と、スライダのロール角とをさらにチェックする
ために、さらにはスライダの最も低い点が読み出しヘッ
ドが配置されている部分に位置することを保証するため
に、図3から図5に示す変更例を採用することによって
ヘッドを改善することができる。
ックにおける浮上量と、ディスクに対するスライダのピ
ッチ角と、スライダのロール角とをさらにチェックする
ために、さらにはスライダの最も低い点が読み出しヘッ
ドが配置されている部分に位置することを保証するため
に、図3から図5に示す変更例を採用することによって
ヘッドを改善することができる。
【0024】図3は、各素子が個々の低圧部手段、即ち
ノズル状凹部、を有していることをまず示している。即
ち、素子P1は、凹部41によって離隔された2つのレ
ール21及び31を備えている。レール21及び31の
間隔は、素子の前部において後部より小さく、これによ
り、低圧部を発生させる空気流用のノズルが素子上に無
理なく形成されることとなる。同様のことが、2つのレ
ール22及び32と凹部42とを備えた素子P2にも当
てはまり、さらに素子P3(23、33、43)にも、
素子P4(24、34、44)にも当てはまる。
ノズル状凹部、を有していることをまず示している。即
ち、素子P1は、凹部41によって離隔された2つのレ
ール21及び31を備えている。レール21及び31の
間隔は、素子の前部において後部より小さく、これによ
り、低圧部を発生させる空気流用のノズルが素子上に無
理なく形成されることとなる。同様のことが、2つのレ
ール22及び32と凹部42とを備えた素子P2にも当
てはまり、さらに素子P3(23、33、43)にも、
素子P4(24、34、44)にも当てはまる。
【0025】これら低圧部ノズルは、ヘッドが内側トラ
ック上に位置する場合である低速度下においては、非常
に有効であるとはいえない。しかしながら、外側トラッ
ク上の高速度下においては、これらノズルは速度増加に
よる正圧の増加を補償する。
ック上に位置する場合である低速度下においては、非常
に有効であるとはいえない。しかしながら、外側トラッ
ク上の高速度下においては、これらノズルは速度増加に
よる正圧の増加を補償する。
【0026】これらの手段によって、外側トラックへ進
む際の浮上量の増大する傾向を補正することができる。
さらに、各素子を別個に最適化できるので、浮上の最適
化を非常に簡単にかつ非常に柔軟に行うことができる。
む際の浮上量の増大する傾向を補正することができる。
さらに、各素子を別個に最適化できるので、浮上の最適
化を非常に簡単にかつ非常に柔軟に行うことができる。
【0027】図4に示す変更例は、4つの低圧部ノズル
の代わりに2つの低圧部ノズルを有するのみである。一
方は前側の素子P1及びP2を離隔する第1の凹部46
に対応しており、他方は後側の素子P3及びP4を離隔
する第2の凹部48に対応している。これらノズルは、
これら素子に与えられた形状によって得られる。これ
は、前部の幅が後部の幅より広い複数の素子を備えるこ
とのみでよい。
の代わりに2つの低圧部ノズルを有するのみである。一
方は前側の素子P1及びP2を離隔する第1の凹部46
に対応しており、他方は後側の素子P3及びP4を離隔
する第2の凹部48に対応している。これらノズルは、
これら素子に与えられた形状によって得られる。これ
は、前部の幅が後部の幅より広い複数の素子を備えるこ
とのみでよい。
【0028】図5に示す変更例は、単一の低圧部ノズル
を備えるのみである。この変更例において、スライダの
左側部分に配置された素子P1及びP3は、レール60
によって連結されており、スライダの右側部分に配置さ
れた素子P2及びP4は、レール62によって連結され
ている。これら2つのレールは、前部において2つの素
子P1及びP2を離隔しているギャップ66より大きい
(広い)ギャップ64によって離隔されている。従っ
て、これら2つのギャップによるスペースがスライダ用
の単一のノズルを形成している。
を備えるのみである。この変更例において、スライダの
左側部分に配置された素子P1及びP3は、レール60
によって連結されており、スライダの右側部分に配置さ
れた素子P2及びP4は、レール62によって連結され
ている。これら2つのレールは、前部において2つの素
子P1及びP2を離隔しているギャップ66より大きい
(広い)ギャップ64によって離隔されている。従っ
て、これら2つのギャップによるスペースがスライダ用
の単一のノズルを形成している。
【0029】本発明による変更例がいかなるものであろ
うと、後部に配置された2つの素子は、素子の前縁に空
気流を受ける少なくとも1つの部分M3、M4を有して
いる。図示の例では傾斜したステップで構成されている
この部分は、右側部分のステップM4についてはスライ
ダの縦方向に関して角度αを有しており、左側部分のス
テップM3についてはスライダの縦方向に関して角度β
を有している。これら2つのステップM3及びM4が平
行であるため、明らかに、α+β=180°である。好
ましくは、角度αは70°から180°の間(これら範
囲の両端は含まない)である。空気流を受ける2つのス
テップM3及びM4は、これらステップに垂直な2つの
正圧の形成に関与する。
うと、後部に配置された2つの素子は、素子の前縁に空
気流を受ける少なくとも1つの部分M3、M4を有して
いる。図示の例では傾斜したステップで構成されている
この部分は、右側部分のステップM4についてはスライ
ダの縦方向に関して角度αを有しており、左側部分のス
テップM3についてはスライダの縦方向に関して角度β
を有している。これら2つのステップM3及びM4が平
行であるため、明らかに、α+β=180°である。好
ましくは、角度αは70°から180°の間(これら範
囲の両端は含まない)である。空気流を受ける2つのス
テップM3及びM4は、これらステップに垂直な2つの
正圧の形成に関与する。
【0030】上述したヘッドは、さらに、スライダの浮
上(離昇)時の問題点に関して利点を有している。
上(離昇)時の問題点に関して利点を有している。
【0031】記録ディスクが停止状態にある場合、スラ
イダはディスク上に載っている。ディスクが回転をスタ
ートした直後は、しばらくの時間、スライダはディスク
上を摺動する。この摺動期間中に回転モータで消費され
るエネルギは高い。スライダが浮上すると直ちに、この
消費されるエネルギは、ボールベアリングの摩擦及びデ
ィスク周辺の空気の摩擦による消費エネルギ程度まで減
少せしめられる。しかしながら、モータへの供給電力
は、スタート時のエネルギ消費をまかなえるものでなけ
ればならない。このため、スライダができるだけ早く浮
上(離昇)するように構成することが非常に重要であ
る。
イダはディスク上に載っている。ディスクが回転をスタ
ートした直後は、しばらくの時間、スライダはディスク
上を摺動する。この摺動期間中に回転モータで消費され
るエネルギは高い。スライダが浮上すると直ちに、この
消費されるエネルギは、ボールベアリングの摩擦及びデ
ィスク周辺の空気の摩擦による消費エネルギ程度まで減
少せしめられる。しかしながら、モータへの供給電力
は、スタート時のエネルギ消費をまかなえるものでなけ
ればならない。このため、スライダができるだけ早く浮
上(離昇)するように構成することが非常に重要であ
る。
【0032】従来は、スライダは次のようにして離昇し
ていた。非動作状態においては、スライダは、レールの
中央部が当接することによってディスク上に載ってい
る。これは、浮上面がディスクに向かって凸状にやや内
側にカーブしているためである。ディスクが回転をスタ
ートすると、このディスクは空気層を運び、これによっ
てレールの前部に上昇力がかかってスライダの前部が上
昇する。しかしながら、スライダの後部はディスク上を
摺動し続けている。スライダの素早い離昇を行うために
は、その前部に非常に大きな離昇トルクを与える必要が
ある。この離昇トルクは、スライダを支持するスプリン
グのねじれによって生じるトルクとスライダの後部の摩
擦によって生じる力とがさらに付加される、スプリング
の押圧力によるトルクを越える必要がある。このため、
前部の面取り部又はステップの形状及び寸法は、離昇時
にこのトルクが得られるようなものでなければならな
い。スライダが離昇(浮上)した場合には、このトルク
は除去されねばならない。さもなければ、スライダはデ
ィスクに関して非常に大きなピッチ角を持ち続けること
となり、これは浮上を不安定にしてしまう。このよう
に、離昇した際にこのトルクを除去させるという要求を
満足させることは非常に困難であった。
ていた。非動作状態においては、スライダは、レールの
中央部が当接することによってディスク上に載ってい
る。これは、浮上面がディスクに向かって凸状にやや内
側にカーブしているためである。ディスクが回転をスタ
ートすると、このディスクは空気層を運び、これによっ
てレールの前部に上昇力がかかってスライダの前部が上
昇する。しかしながら、スライダの後部はディスク上を
摺動し続けている。スライダの素早い離昇を行うために
は、その前部に非常に大きな離昇トルクを与える必要が
ある。この離昇トルクは、スライダを支持するスプリン
グのねじれによって生じるトルクとスライダの後部の摩
擦によって生じる力とがさらに付加される、スプリング
の押圧力によるトルクを越える必要がある。このため、
前部の面取り部又はステップの形状及び寸法は、離昇時
にこのトルクが得られるようなものでなければならな
い。スライダが離昇(浮上)した場合には、このトルク
は除去されねばならない。さもなければ、スライダはデ
ィスクに関して非常に大きなピッチ角を持ち続けること
となり、これは浮上を不安定にしてしまう。このよう
に、離昇した際にこのトルクを除去させるという要求を
満足させることは非常に困難であった。
【0033】本発明では、従来技術と異なる離昇を可能
とすることによってこのような問題点を解消するもので
ある。即ち、本発明では、多素子構成とすることによっ
て、上昇力がスライダの前部及び後部で同時に発生する
のである。これにより、スライダは、ディスクに平行の
まま(図2参照)ほぼ垂直に離昇する。
とすることによってこのような問題点を解消するもので
ある。即ち、本発明では、多素子構成とすることによっ
て、上昇力がスライダの前部及び後部で同時に発生する
のである。これにより、スライダは、ディスクに平行の
まま(図2参照)ほぼ垂直に離昇する。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、スライダがほぼ垂直に離昇するのでスライダの後部
の摩擦力はほぼゼロとなり、離昇角度が非常に小さいの
でスプリングのねじれによって生じるトルクもほぼキャ
ンセルされ、しかも、離昇時に消費されるエネルギが低
くなる。
ば、スライダがほぼ垂直に離昇するのでスライダの後部
の摩擦力はほぼゼロとなり、離昇角度が非常に小さいの
でスプリングのねじれによって生じるトルクもほぼキャ
ンセルされ、しかも、離昇時に消費されるエネルギが低
くなる。
【図1】本発明による多素子スライダの4つの独立した
素子を有する実施例を概略的に示す斜視図である。
素子を有する実施例を概略的に示す斜視図である。
【図2】図1のスライダの浮上面上における圧力分布の
シミュレーション図である。
シミュレーション図である。
【図3】4つの凹部を有するスライダ例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】2つの凹部を有するスライダ例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】1つの凹部を有するスライダ例を示す斜視図で
ある。
ある。
10 基板、スライダ 11 前側 12 後側 21、22、23、24、31、32、33、34、6
0、62 レール 41、42、43、44、46、48 凹部 64、66 ギャップ M1、M2、M3、M4 ステップ P1、P2、P3、P4 素子
0、62 レール 41、42、43、44、46、48 凹部 64、66 ギャップ M1、M2、M3、M4 ステップ P1、P2、P3、P4 素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン−ピエール ラザリ フランス国, 38700 コレン, シュマ ン ドゥ マラノ, 45番地
Claims (12)
- 【請求項1】 前側(11)と、後側(12)と、浮上
面とを備えた磁気記録用多素子スライダ(10)であっ
て、前記浮上面が、前記前側に配置された2つの素子
(P1、P2)と、前記後側に配置された2つの素子
(P3、P4)とを備えており、該各素子がスライダ形
状を有していることを特徴とする磁気記録用多素子スラ
イダ。 - 【請求項2】 前記各素子が少なくとも1つのステップ
(M1、M2、M3、M4)を前縁に備えていることを
特徴とする請求項1に記載のスライダ。 - 【請求項3】 前記ステップが斜めとなっていることを
特徴とする請求項2に記載のスライダ。 - 【請求項4】 前側の前記2つの素子(P1、P2)の
前記2つのステップ(M1、M2)が平行であることを
特徴とする請求項3に記載のスライダ。 - 【請求項5】 後側の前記2つの素子(P3、P4)の
前記2つのステップ(M3、M4)が平行であることを
特徴とする請求項3に記載のスライダ。 - 【請求項6】 前記4つのステップ(M1、M2、M
3、M4)が互いに平行であることを特徴とする請求項
3に記載のスライダ。 - 【請求項7】 各素子がノズル状の凹部(41、42、
43、44)を備えていることを特徴とする請求項1に
記載のスライダ。 - 【請求項8】 各素子が、前縁及び後縁間に伸びる2つ
の縦方向レール(21、31;22、32;23、3
3;24、34)を備えており、各レールの該前縁が少
なくとも1つのステップ(M1、M2、M3、M4)を
有しており、前部の幅が後部の幅より小さい2つのレー
ル間に凹部(41、42、43、44)が設けられてい
ることを特徴とする請求項7に記載のスライダ。 - 【請求項9】 前記2つの前側素子(P1、P2)間の
第1のノズル状凹部(46)と、前記2つの後側素子
(P3、P4)間の第2のノズル状凹部(48)とを備
えたことを特徴とする請求項1に記載のスライダ。 - 【請求項10】 各素子が、前部が後部より幅広の単一
の凸部を備えており、前記2つの前側素子(P1、P
2)間のスペース並びに前記2つの後側素子(P3、P
4)間のスペースが、該素子の前部で後部より小さいこ
とを特徴とする請求項9に記載のスライダ。 - 【請求項11】 スライダの第1の縦方向側部分におけ
る前記前側素子(P1)及び前記後側素子(P3)が第
1のレール(60)によって連結されており、スライダ
の縦方向の第2の縦方向側部分における前記前側素子
(P2)及び前記後側素子(P4)が第2のレール(6
2)によって連結されており、該2つのレールが前記2
つの前側素子(P1、P2)間のスペース(66)より
広いスペース(64)によって互いに離隔されており、
スライダの前記第2の縦方向側部分における前記後側素
子(P4)のステップ(M4)が該スライダの縦方向に
関して角度αをなしており、スライダの前記第1の縦方
向側部分における前記後側素子(P3)のステップ(M
3)が該スライダの縦方向に関してα+β=180°で
ある角度βをなしていることを特徴とする請求項1に記
載のスライダ。 - 【請求項12】 前記角度αが70°から180°の間
の角度であることを特徴とする請求項11に記載のスラ
イダ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9313189 | 1993-11-05 | ||
| FR9313189A FR2712110B1 (fr) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | Patin de vol multiplot pour enregistrement magnétique. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07169223A true JPH07169223A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=9452550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28720094A Withdrawn JPH07169223A (ja) | 1993-11-05 | 1994-10-28 | 磁気記録用多素子スライダ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0652552A1 (ja) |
| JP (1) | JPH07169223A (ja) |
| FR (1) | FR2712110B1 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11265520A (ja) * | 1998-03-17 | 1999-09-28 | Hitachi Ltd | 近接場光ヘッド、近接場光ヘッドの加工方法および光記録再生装置 |
| US6115329A (en) * | 1998-04-06 | 2000-09-05 | Seagate Technology Inc. | Air bearing surface design for constant fly height profile |
| US6262970B1 (en) | 1999-03-17 | 2001-07-17 | Seagate Technology Llc | Air bearing surface design for glide testing of plastic media |
| US6574190B1 (en) | 1999-03-17 | 2003-06-03 | Jpmorgan Chase Bank | Coil-on-block design with reduced particle accumulation on MO disc drives |
| US6330133B1 (en) | 1999-04-22 | 2001-12-11 | International Business Machines Corporation | Trailing edge rail shaping |
| CN109100244B (zh) * | 2018-07-26 | 2020-12-18 | 中国航空工业集团公司沈阳飞机设计研究所 | 一种飞机用扭转弹簧选参试验方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4218715A (en) * | 1979-03-12 | 1980-08-19 | International Business Machines Corporation | Magnetic head slider assembly |
| JPH04228157A (ja) * | 1990-07-13 | 1992-08-18 | Fujitsu Ltd | 磁気ヘッドスライダ |
| US5086360A (en) * | 1990-09-06 | 1992-02-04 | Applied Magnetics Corporation | Constant flying height slider |
-
1993
- 1993-11-05 FR FR9313189A patent/FR2712110B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-10-28 JP JP28720094A patent/JPH07169223A/ja not_active Withdrawn
- 1994-11-03 EP EP94402477A patent/EP0652552A1/fr not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2712110B1 (fr) | 1995-12-15 |
| EP0652552A1 (fr) | 1995-05-10 |
| FR2712110A1 (fr) | 1995-05-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |