JPH0717087U - 輸送用吸着材 - Google Patents
輸送用吸着材Info
- Publication number
- JPH0717087U JPH0717087U JP5419193U JP5419193U JPH0717087U JP H0717087 U JPH0717087 U JP H0717087U JP 5419193 U JP5419193 U JP 5419193U JP 5419193 U JP5419193 U JP 5419193U JP H0717087 U JPH0717087 U JP H0717087U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorbent
- box
- transportation
- adhesive
- zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 箱に施される吸着剤の吸着作用を効果的に発
揮させる。 【構成】 蓋11を有する輸送用箱1において、収容空
間12に面する箱構成部材の表面15に接着剤2により
粉粒状の吸着剤3を付着させると共に、吸着剤3の付着
帯域を覆う気密シート4を箱構成部材の表面15におけ
る吸着剤3の付着帯域の周囲に接着剤5により付着さ
せ、吸着剤3の付着帯域を封じたことを特徴とする。
揮させる。 【構成】 蓋11を有する輸送用箱1において、収容空
間12に面する箱構成部材の表面15に接着剤2により
粉粒状の吸着剤3を付着させると共に、吸着剤3の付着
帯域を覆う気密シート4を箱構成部材の表面15におけ
る吸着剤3の付着帯域の周囲に接着剤5により付着さ
せ、吸着剤3の付着帯域を封じたことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、青果物や生け花などを輸送する際、これらの追熟や老化、腐敗を 抑制し、鮮度を長く保つことを可能にする輸送用吸着材に関する。
【0002】
野菜や果物などの青果物、及び生け花などは、収穫後も生活作用を呈する。具 体的には、野菜や生け花などは呼吸して老化が進み、また、果物は収穫後追熟す るものが多い。
【0003】 近年、青果物の老化や追熟にエチレンが大きく関与していることが判明し、鮮 度保持剤と称するエチレン吸着剤を包装時に青果物と一緒に封入し、排出蓄積さ れてくるエチレンを吸着除去することにより、青果物の老化を防止し鮮度を保持 する試みがなされている。
【0004】 この試みは、単に倉庫などでの貯蔵に限らず、生産地から消費地への輸送にお いてもなされている。
【0005】
そこで、考案者らは、輸送用の箱の内面に単に吸着剤を付着させたもの、ある いは、箱を形成する紙の抄紙工程で吸着剤を混入させたものについて試験、研究 を行った。
【0006】 そして、前者では、箱自体の製造、輸送や貯蔵の過程で吸着剤が吸着作用を呈 し、飽和状態となって青果物や生花の輸送に際し十分な吸着作用が発揮されない ことが判明した。
【0007】 また、後者では、吸着剤の輸送用箱内面における露出面積が少ないため、吸着 作用が不十分であるなどの問題があることが判明した。
【0008】 この考案の輸送用吸着材は、輸送時における吸着剤の吸着作用を効果的に発揮 させるようにすることを目的として提案されたものである。
【0009】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、蓋を有する輸送用箱に おいて、収容空間に面する箱構成部材の表面に接着剤により粉粒状の吸着剤を付 着させると共に、吸着剤の付着帯域を覆う気密シートを箱構成部材の表面におけ る吸着剤の付着帯域の周囲に接着剤により付着させ、吸着剤の付着帯域を封じた ことを特徴とする。
【0010】 また、請求項2に記載の考案は、輸送時輸送用箱の中に適宜収容される台紙の 表面に、接着剤により粉粒状の吸着剤を付着させると共に、吸着剤の付着帯域を 覆う気密シートを台紙の表面における吸着剤の付着帯域の周囲に接着剤により付 着させ、吸着剤の付着帯域を封じたことを特徴とする。
【0011】 また、請求項3に記載の考案は、上記請求項1及び請求項2の構成に加え、吸 着剤の付着帯域を吸着ガスが透過する膜で覆ったことを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載の考案による輸送用吸着材においては、箱の使用直前に気密シ ートを引き剥がし、粉粒状の吸着剤の付着帯域を露出させる。しかる後に、収容 空間に青果物等の輸送物を入れ蓋を封じて輸送する。
【0013】 気密シートを引き剥がす迄には、吸着剤は気密シートと箱構成部材との間で吸 着作用を呈しないようにに封じられているので、輸送の際、箱に入れられた青果 物や生花から発生するエチレンガスは、箱構成部材上で露出直後の吸着剤によっ て十分吸収されることになる。
【0014】 従って、青果物や生花は、老化や追熟が効果的に抑制され、商品価値を落すこ となく新鮮な状態で目的地に運搬される。
【0015】 また、請求項2に記載の考案による輸送用吸着材においては、輸送用箱に運搬 すべき青果物などを充填するに先立って、台紙から気密シートを引き剥がし、粉 粒状の吸着剤の付着帯域を露出させる。
【0016】 しかる後、この輸送用吸着材を輸送用箱の底面に敷いてその上に青果物を置き 、或いは、輸送用箱の内側面に重合させ、要すれば青果物の間仕切りとして用い る。
【0017】 この時、吸着剤の付着帯域を輸送用箱の内容物たる青果物に向けて挿入すべき ことは勿論である。
【0018】 この場合の輸送用吸着材の作用は、前記した請求項1に記載の考案によるもの と同様であるから、更に詳細な説明は省略する。
【0019】 請求項3に記載の考案による輸送用吸着材においては、上記した作用に加え、 箱の内面における吸着剤と箱の内容物との間に吸着ガスの透過膜が介在するので 、一般的には硬く、表面に多少の凹凸がある吸着剤表面と、例えば表面が柔らか い果実などの内容物が接触しても、内容物を傷めない、という作用がある。
【0020】 また、吸着剤が剥離しても、その脱落が防止される。
【0021】
以下図面に示す実施例に基いてこの考案を説明する。 図1、図2、及び図3は、請求項1に記載の考案の第1実施例、第2実施例及 び第3実施例をそれぞれ示す。
【0022】 図1〜図3において、符号1は段ボール、板紙等で作られた直方体場の輸送用 の箱で、11は蓋、12は輸送物を詰める収容空間をそれぞれ示す。このような 輸送用箱は通常折り畳まれて保管されるが、図面では箱状に広げた状態を示して いる。
【0023】 第1実施例では箱本体1のみのものを示しているが、第2実施例では箱1の収 容空間12に段ボール等で作られた敷き板13が施されたものを、また、第3実 施例では箱1の収容空間12に段ボール等で作られた仕切り板14が装着された ものを示している。
【0024】 この考案では、図4に明示するように、箱1の収容空間12に面する箱構成部 材の表面15に、ポリビニルエーテル、その他適切な接着剤2により、竹材で作 られた竹活性炭、木材で作られた木材活性炭、ゼオライト、麦飯石、大谷石、そ の他任意の吸着剤3の粉粒状物を分散状態で付着させる。
【0025】 前記の収容空間12に面する箱構成部材の表面15とは、箱1の内面及び箱1 内にそれぞれ必要に応じて装着される敷き板13及び仕切り板14の表面を含む ものとする。
【0026】 前記の粉粒状吸着剤3は、箱4の内面、敷き板13の表面及び仕切り板14の 表面の3面の内、いずれか1面、いずれか2面又は全3面に付着させるものとす る。
【0027】 そして、粉粒状の吸着剤3の付着帯域を塩化ビニールフィルム、ポロプロピレ フィルム、その他任意の気密シート4で封ずる。
【0028】 すなわち、気密シート4の周辺部を箱構成部材の表面15における吸着剤3の 付着帯域の周囲にポリビニルエーテル、その他任意の接着剤5により付着させ、 吸着剤3の付着帯域を外部(外気)に対して気密に封じる。
【0029】 箱構成部材の表面15に対し、吸着剤3を付着させる接着剤2と気密シート4 を付着させる接着剤5は、同一のものであっても他の種類のものであってもよい 。
【0030】 ちなみに、上記したポリビニールエーテルは、ポリ塩化ビニールフィルム或い はポリプロピレンフィルム、及び箱構成部材の材料である所謂ボール紙と吸着剤 3との接着に用いることができるから、1種類の接着剤でよい。
【0031】 図中、気密シート4の一辺部分に設けられた非接着部分41は、気密シート4 を引き剥がす際に手指で掴みやすくするための引張りしろである。
【0032】 請求項2に記載の考案による輸送用吸着材は、要するに上記した輸送用箱の側 面又は底面を独立に切離したものと考えることができるから、更に詳細な説明は 省略する。
【0033】 また、その作用も上記した請求項1に記載の考案のそれとほぼ同様であるが、 形状が単純であるから、製造が容易である、という利点がある。
【0034】 更にまた、輸送用箱の中に封入する吸着材の面数(枚数)を調節できるから、 輸送すべき青果物や生花の種類などに応じて、吸着剤の量を適切に調節できる、 という利点も生じる。
【0035】 図5は請求項3に記載の考案の一実施例による輸送用吸着材の拡大断面図を示 し、図中符号6は吸着ガスの透過膜を示す。この透過膜6は、吸着ガスがエチレ ンの場合、例えばポリエチレンフィルムが好適である。
【0036】 この透過膜6は、材質がポリエチレンである場合、接着剤2として、前記した ポリビニールエーテルを採用することができる。
【0037】 そして、台紙7上の吸着剤3の付着帯域を包囲するように接着剤5を塗着し、 この接着剤5に貼着された気密シート4により、吸着剤の付着帯域を気密に封止 する。
【0038】 上記のように構成された請求項3に記載の考案による輸送用吸着材は、使用時 気密シート4の引張りしろ41を引っ張って気密シート4を剥離し、吸着剤3を 覆う透過膜6を露呈させた後使用する。
【0039】 この場合、ポリエチレンフィルムはエチレンガスを透過させるから、輸送用吸 着材としての機能は変らない。
【0040】 一方、青果物等は直接には吸着剤3に接触しないので、前記したように輸送中 内容物が傷むことはないし、また、見栄えも良い。
【0041】
以上に説明したこの考案の輸送用吸着材によれば、青果物や生花を輸送する際 に、箱に輸送物を詰める直前に気密シートを引き剥して吸着剤の付着帯域を露出 させるようにしたので、輸送の間に青果物等から発生するエチレンガスや異臭を 吸着剤で効果的に吸着することができ、青果物や生花を商品価値を低下させるこ となく輸送することができる効果を奏する。
【0042】 また、請求項3に記載の考案によれば、吸着剤の付着帯域を吸着ガスの透過膜 で覆うようにしたので、青果物等と吸着剤との接触による前者の輸送中の傷みを 防止できるし、吸着剤が剥離しても輸送用箱の中に吸着剤が散乱することも無い し、また、見栄えも良い、等種々の効果を奏する。
【図1】請求項1に記載の考案の輸送用吸着材の第1実
施例において気密シートを一部切除して示す横断正面
図。
施例において気密シートを一部切除して示す横断正面
図。
【図2】この考案の第2実施例の部分縦断正面図。
【図3】この考案の第3実施例において気密シートを一
部切除して示す横断正面図。
部切除して示す横断正面図。
【図4】この考案の要部を拡大して示す断面図。
【図5】請求項3に記載の考案の要部を拡大して示す断
面図。
面図。
1 輸送用箱 11 蓋 12 収容空間 15 箱構成部材の表面 2 接着剤 3 吸着剤 4 気密シート 5 接着剤 6 透過膜 7 台紙
Claims (3)
- 【請求項1】 蓋を有する輸送用箱において、収容空間
に面する箱構成部材の表面に接着剤により粉粒状の吸着
剤を付着させると共に、吸着剤の付着帯域を覆う気密シ
ートを箱構成部材の表面における吸着剤の付着帯域の周
囲に接着剤により付着させ、吸着剤の付着帯域を封じた
ことを特徴とする輸送用吸着材。 - 【請求項2】 台紙の表面に接着剤により粉粒状の吸着
剤を付着させると共に、吸着剤の付着帯域を覆う気密シ
ートを台紙の表面における吸着剤の付着帯域の周囲に接
着剤により付着させ、吸着剤の付着帯域を封じたことを
特徴とする輸送用吸着材。 - 【請求項3】 上記吸着剤の付着帯域を吸着ガスの透過
膜で被覆すると共に、吸着剤の付着帯域及び吸着ガスの
透過膜を覆う気密シートを台紙の表面における吸着剤の
付着帯域の周囲に接着剤により付着させ、吸着剤の付着
帯域を封じたことを特徴とする請求項1又は請求項2に
記載の輸送用吸着材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5419193U JPH0717087U (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 輸送用吸着材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5419193U JPH0717087U (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 輸送用吸着材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717087U true JPH0717087U (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=12963663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5419193U Pending JPH0717087U (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 輸送用吸着材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717087U (ja) |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP5419193U patent/JPH0717087U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5885630A (en) | Multiflavor gum packaging system using a volatile-flavor adsorber | |
| KR100961028B1 (ko) | 포장체용 분위기 개량성 테이프, 분위기 개량성 테이프가 부착된 포장체 및 그 제조방법, 분위기 개량성 테이프가 부착된 포장 용기, 결합구 및 결합구가 부착된 포장체 | |
| US3074798A (en) | Method of packaging meat | |
| JPH0514584B2 (ja) | ||
| JP2004244036A (ja) | 品質保持剤包装体 | |
| WO2001030658A1 (en) | Container for odor remover and ethylene absorbent | |
| EP1842794B1 (en) | Cheese packaging | |
| JP3016686B2 (ja) | 抗菌性成形物および抗菌性パック材 | |
| JPH01294470A (ja) | 包装材 | |
| JPS5911096Y2 (ja) | 鮮度保持キャリア− | |
| CN218432830U (zh) | 一种防潮纸箱 | |
| RU2097292C1 (ru) | Мешок для хранения картофеля и других корнеплодов | |
| JPH10291571A (ja) | 包装用箱 | |
| JPH0142527Y2 (ja) | ||
| CN222452988U (zh) | 一种f瓦多导流保鲜彩盒 | |
| JPH02180141A (ja) | 生鮮品包装用シート,及び包装容器 | |
| JP2600391Y2 (ja) | 包装用シート | |
| JPH10236559A (ja) | 青果物の包装容器 | |
| CN211544561U (zh) | 包装盒 | |
| CN212767713U (zh) | 一种水果保鲜盒 | |
| JP3109389U (ja) | 飼料用包装袋 | |
| JPH01280541A (ja) | エチレンガス吸収シート材 | |
| JPH0717576A (ja) | 鮮度保持用連続袋体およびこれを使用した保存用容器 | |
| JPH02249448A (ja) | 鮮度保持用ダンボール箱 | |
| JPH0717575A (ja) | 鮮度保持用袋体およびこれを使用した保存用容器 |