JPH07170970A - 検体自動塗抹装置 - Google Patents

検体自動塗抹装置

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Publication number
JPH07170970A
JPH07170970A JP34453593A JP34453593A JPH07170970A JP H07170970 A JPH07170970 A JP H07170970A JP 34453593 A JP34453593 A JP 34453593A JP 34453593 A JP34453593 A JP 34453593A JP H07170970 A JPH07170970 A JP H07170970A
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JP
Japan
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smear
smearing
rod
stick
stage
Prior art date
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Pending
Application number
JP34453593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Miura
浦 秀 憲 三
Nobuyuki Sugiyama
山 信 之 杉
Hiroshi Katayama
山 寛 片
Tsutomu Hirata
田 力 平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ERUMETSUKUSU KK
YOTSUBA NYUGYO KK
Original Assignee
ERUMETSUKUSU KK
YOTSUBA NYUGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ERUMETSUKUSU KK, YOTSUBA NYUGYO KK filed Critical ERUMETSUKUSU KK
Priority to JP34453593A priority Critical patent/JPH07170970A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M33/00Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus
    • C12M33/02Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus by impregnation, e.g. using swabs or loops
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M23/00Constructional details, e.g. recesses, hinges
    • C12M23/02Form or structure of the vessel
    • C12M23/10Petri dish

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検体自動塗抹装置において、細菌による2次
汚染を防止すると共に処理時間を短縮化し更に面塗抹に
も適用可能とする。 【構成】 一定間隔で複数の塗抹棒を吊下収納しこれか
ら使用する塗抹棒を順次取り上げ可能とすると共に使用
後の塗抹棒は元の位置へ収納可能とし更にその塗抹棒を
順次水洗し滅菌して待機状態に保管する塗抹棒収納部1
と、この塗抹棒収納部1よりこれから使用する塗抹棒を
チャックして取り上げ所定部位まで搬送すると共に使用
後の塗抹棒は逆経路で上記塗抹棒収納部1の元の位置へ
搬送して収納する塗抹棒搬送装置2と、ゲル化剤で固め
られた培地表面に検体が滴下されたシャーレを上面に保
持しこのシャーレ内の培地表面に上記塗抹棒搬送装置2
で搬送されてきた塗抹棒の先端部が触れることにより運
動して上記塗抹棒の先端部で検体を上記培地表面に塗抹
する検体塗抹部3とから成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば食品等に含まれ
ている細菌を同定したり、尿や膿、喀痰等の臨床検体か
ら細菌の同定を行う場合に、検体を無菌的に培地表面に
自動塗抹する検体自動塗抹装置に関し、特に細菌による
2次汚染を防止すると共に処理時間を短縮化し更に面塗
抹にも適する検体自動塗抹装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば食品微生物検査等において
検体を無菌的に培地表面に塗抹するには、白金製又はス
テンレス製で「白金耳」と呼ばれる細い直線状の塗抹棒
を用い、この塗抹棒の先端部を火炎で焼いて滅菌(火炎
滅菌)した後、この塗抹棒の先端部を検体液につけて検
体をつり上げ、この塗抹棒をシャーレ内に収容された培
地(ゲル化剤で固められた固体培地)の表面になでつけ
て、上記培地表面に検体を線状に塗抹(線塗抹)してい
た。その後、塗抹が終った塗抹棒は元の位置へ戻し、再
び火炎滅菌し、次の検体をつり上げて次の培地表面に塗
抹していた。そして、このような動作を自動化して繰り
返し行い、検体を自動塗抹していた。なお、上記塗抹棒
を滅菌するには、ヒータの中に塗抹棒を入れ、例えば約
800℃で2〜3秒間加熱して乾熱滅菌する方法もある。
【0003】上記のような塗抹棒の火炎滅菌又は乾熱滅
菌に対して、検体の塗抹に使用した塗抹棒の先端部を次
の使用の前に順次裁断して行き、順次繰り出された未使
用の先端部で検体をつり上げると共に、培地表面に塗抹
するようにしたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の検体の自動塗抹においては、火炎滅菌をした場合
は、急速滅菌が可能でその後の冷却時間も早いが、火炎
で塗抹棒の先端部を焼いた際に残留検体が飛び散って周
囲に細菌が飛散することがあった。従って、検体や周囲
の環境を2次汚染したりすることがあった。また、洗浄
工程を経ず乾熱滅菌をした場合は、残留検体が塗抹棒の
塗抹部位で炭化し、培地表面を傷つけたりする恐れがあ
った。さらに、塗抹棒の先端部を順次裁断する場合は、
上記の欠点は生じないが、裁断した先端部が鋭利な切り
口となり、培地表面の塗抹面を傷つけることがあり、培
地表面での検体の培養に微妙な影響が生じることがあっ
た。
【0005】また、上記いずれの従来例の場合も、「白
金耳」と呼ばれる細い直線状の塗抹棒を用いて培地表面
に検体を線塗抹するのに適用されるものであり、やや太
いガラス棒の先端部分を三角形の二辺状に折り曲げた
「コンラージ棒」と呼ばれる塗抹棒を用いて培地表面に
検体を平面状に塗抹する面塗抹をするのにはほとんど適
用できないものであった。なぜならば、コンラージ棒は
太いので、火炎滅菌をすると、滅菌に時間がかかると共
にその後の冷却にも時間がかかり、実用にはならないか
らである。また、乾熱滅菌をすると、ガラス棒であるの
で破壊するおそれがある。さらに、ガラス棒で出来てい
るので、塗抹棒の先端部を順次裁断して使用することは
不可能である。これらのことから、従来は、培地表面に
検体を面塗抹する自動装置は提供されていなかった。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、細菌による2次汚染を防止すると共に処理時間を
短縮化し更に面塗抹にも適用することができる検体自動
塗抹装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による検体自動塗抹装置は、一定間隔で複数
の塗抹棒を吊下収納しこれから使用する塗抹棒を順次取
り上げ可能とすると共に使用後の塗抹棒は元の位置へ収
納可能とし更にその塗抹棒を順次水洗し滅菌して待機状
態に保管する塗抹棒収納部と、この塗抹棒収納部よりこ
れから使用する塗抹棒をチャックして取り上げ所定部位
まで搬送すると共に使用後の塗抹棒は逆経路で上記塗抹
棒収納部の元の位置へ搬送して収納する塗抹棒搬送手段
と、ゲル化剤で固められた培地表面に検体が滴下された
シャーレを上面に保持しこのシャーレ内の培地表面に上
記塗抹棒搬送手段で搬送されてきた塗抹棒の先端部が触
れることにより運動して上記塗抹棒の先端部で検体を上
記培地表面に塗抹する検体塗抹部とから成るものであ
る。
【0008】また、上記塗抹棒収納部は、移動テーブル
に一定間隔で複数の塗抹棒吊下孔が穿設され、これらの
塗抹棒吊下孔の位置に合わせて、塗抹棒を取り上げ且つ
収納するステージと、使用後の塗抹棒を水洗するステー
ジと、その塗抹棒を滅菌するステージと、塗抹棒を乾燥
するステージと、待機ステージとを有し、上記移動テー
ブルを一定間隔でピッチ送りしながら上記各ステージ位
置で下降及び上昇させるようになっている。
【0009】さらに、上記塗抹棒搬送手段は、検体塗抹
部の上方位置においては塗抹棒を自重だけで吊下して該
塗抹棒が自由に上下に移動しうるようになっている。
【0010】さらにまた、上記検体塗抹部は、シャーレ
内の培地表面に塗抹棒の先端部が触れることにより上記
シャーレを回転させるようになっている。
【0011】また、上記塗抹棒は、線塗抹用の線棒又は
面塗抹用のコンラージ棒とされている。
【0012】
【作用】このように構成された検体自動塗抹装置は、塗
抹棒収納部により一定間隔で複数の塗抹棒を吊下収納し
これから使用する塗抹棒を順次取り上げ可能とすると共
に使用後の塗抹棒は元の位置へ収納可能とし更にその塗
抹棒を順次水洗し滅菌して待機状態に保管し、塗抹棒搬
送手段で上記塗抹棒収納部よりこれから使用する塗抹棒
をチャックして取り上げ所定部位まで搬送すると共に使
用後の塗抹棒は逆経路で上記塗抹棒収納部の元の位置へ
搬送して収納し、検体塗抹部によりゲル化剤で固められ
た培地表面に検体が滴下されたシャーレを上面に保持し
このシャーレ内の培地表面に上記塗抹棒搬送手段で搬送
されてきた塗抹棒の先端部が触れることにより運動して
上記塗抹棒の先端部で検体を上記培地表面に塗抹するよ
うに動作する。これにより、細菌による2次汚染を防止
すると共に処理時間を短縮化し更に面塗抹にも適用する
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による検体自動塗抹装置
の実施例を示す全体構成の平面図である。この検体自動
塗抹装置は、例えば食品等に含まれている細菌を同定す
る食品微生物検査等において検査対象の検体を無菌的に
培地表面に自動塗抹するもので、図1に示すように、塗
抹棒収納部1と、塗抹棒搬送装置2と、検体塗抹部3と
から成る。
【0014】上記塗抹棒収納部1は、後述の検体塗抹部
3においてシャーレ内の培地表面に検体を塗抹する塗抹
棒を複数個一定間隔で吊下収納し、これから使用する塗
抹棒を順次取り上げ可能とすると共に、使用後の塗抹棒
は元の位置へ収納可能とし、更にその塗抹棒を順次水洗
し滅菌して待機状態に保管するもので、複数個の塗抹棒
を一定の順序でローテーションさせながら繰り返し使用
可能に収納しておくものである。
【0015】上記塗抹棒収納部1の具体的な構造の一例
は、図2に示すようになっている。すなわち、円形板か
らなり図示省略の駆動源で回転される移動テーブル4を
有し、この移動テーブル4の周辺部には一定間隔たとえ
ば60度間隔で6個の塗抹棒吊下孔5a〜5fが穿設され
ている。ここで、本実施例による塗抹棒6は、図5に示
すように、やや太いガラス棒の先端部分を三角形の二辺
をなすように折り曲げた「コンラージ棒」と呼ばれるも
のを用いているので、上記塗抹棒吊下孔5a〜5fは、
塗抹棒6の先端部分の折曲部が通過しうるように細長状
の長孔とされている。そして、これらの塗抹棒吊下孔5
a〜5fの外周縁に上記塗抹棒6の上端部のつまみ部7
を掛けることにより、該塗抹棒6を移動テーブル4の周
辺部に吊下収納するようになっている。なお、図2にお
いては、塗抹棒6は3個だけ図示し、その他は省略して
ある。
【0016】上記移動テーブル4の周辺部に穿設された
6個の塗抹棒吊下孔5a〜5fの位置に合わせて、六つ
のステージ〜が設定されている。第一のステージ
は、移動テーブル4よりこれから使用する塗抹棒6を取
り上げると共に、使用が終った後の塗抹棒6を収納する
もので、図1に示す塗抹棒搬送装置2のハンド部8の真
下に位置するように設定されている。第二のステージ
は、使用が終り移動テーブル4に収納された塗抹棒6を
水洗するもので、図2において矢印Aのように反時計回
りに回転する移動テーブル4の回転方向にて第一のステ
ージの次段に設けられている。
【0017】この第二のステージは、上記第一のステ
ージで吊下収納されて送られてきた使用後の塗抹棒6
の残留検体を洗い流す場所であり、図2及び図3に示す
ように、移動テーブル4の下方に水洗ボックス9が所定
の高さに設けられている。この水洗ボックス9は、上面
の一部が開口していてその内部に塗抹棒6を受け入れ、
図示外の給水系から伸びて接続された配管10の先端に
設けられ内部に突出したノズル11から、塗抹棒6の先
端部に向けて水流12を噴射して水洗するようになって
いる。
【0018】第三のステージは、上記第二のステージ
の水洗ボックス9で水洗された塗抹棒6を滅菌するも
ので、図2において移動テーブル4の回転方向Aにて第
二のステージの次段に設けられている。この第三のス
テージは、上記第二のステージで水洗されて送られ
てきた塗抹棒6に付着している微生物を殺して無菌とす
る場所であり、図2及び図4に示すように、移動テーブ
ル4の下方にヒーターボックス13が所定の高さに設け
られている。このヒーターボックス13は、上面の一部
が開口していてその内部に塗抹棒6を受け入れ、該ヒー
ターボックス13の壁面内に埋め込まれたヒーター線に
通電して所定温度で(例えば約800℃で2〜3秒間)加
熱することにより乾熱滅菌するようになっている。
【0019】第四のステージは、上記第三のステージ
のヒーターボックス13で乾熱滅菌された塗抹棒6を
乾燥するもので、図2において移動テーブル4の回転方
向Aにて第三のステージの次段に設定されている。こ
の第四のステージは、前記第二のステージで水洗さ
れて送られてきた塗抹棒6がまだ乾いていない場合に乾
燥させる場所であり、図2においては特に何も設けられ
ていないが、乾燥用のホットエアを塗抹棒6に吹き付け
るようにしてもよい。
【0020】第五のステージは、上記第四のステージ
で乾燥された塗抹棒6を冷却するもので、図2におい
て移動テーブル4の回転方向Aにて第四のステージの
次段に設定されている。この第五のステージは、上記
第四のステージで乾燥されて送られてきた塗抹棒6を
常温まで冷却する場所であり、図2においては特に何も
設けられていないが、冷却用のエアを塗抹棒6に吹き付
けるようにしたり、クーリングボックスを置いて塗抹棒
6を挿入するようにしてもよい。
【0021】第六のステージは、上記第五のステージ
で冷却された塗抹棒6を待機状態とするもので、図2
において移動テーブル4の回転方向Aにて第五のステー
ジの次段に設定されている。この第六のステージ
は、上記第五のステージで冷却されて送られてきた塗
抹棒6を次の使用に備えて待機させておく場所である。
【0022】そして、このような六つのステージ〜
の間で塗抹棒6を順次進めて行くには、上記移動テーブ
ル4を一定間隔でピッチ送りしながら上記各ステージ
〜の位置で下降及び上昇させればよい。すなわち、図
2に示すように移動テーブル4を矢印A方向に回転させ
て第一のステージから第二のステージへ一定間隔で
ピッチ送りし、図3に示すように第二のステージの位
置で移動テーブル4を図示省略の駆動源で矢印Bのよう
に下降させて水洗ボックス9内に塗抹棒6を挿入して水
洗し、水洗が終ったらその位置で移動テーブル4を矢印
Cのように上昇させて上記水洗ボックス9内から塗抹棒
6を取り出し、その後移動テーブル4を矢印A方向に回
転させて第二のステージから第三のステージへ一定
間隔でピッチ送りする。
【0023】次に、図4に示すように、移動テーブル4
の回転と共に塗抹棒6が第三のステージの位置へ来た
ら、この第三のステージの位置で移動テーブル4を矢
印Bのように下降させてヒーターボックス13内に塗抹
棒6を挿入して乾熱滅菌し、滅菌が終ったらその位置で
移動テーブル4を矢印Cのように上昇させて上記ヒータ
ーボックス13内から塗抹棒6を取り出し、その後移動
テーブル4を矢印A方向に回転させて第三のステージ
から第四のステージへ一定間隔でピッチ送りする。そ
して、このような移動テーブル4及び塗抹棒6の送り動
作は、図2に示す六つのステージ〜の間で同時に行
われるようになっている。
【0024】前記塗抹棒搬送装置2は、図1に示すよう
に、上記塗抹棒収納部1の移動テーブル4よりこれから
使用する塗抹棒6をチャックして取り上げ後述の検体塗
抹部3まで搬送すると共に、使用後の塗抹棒6を逆経路
で上記移動テーブル4の元の位置へ搬送して収納する手
段となるもので、上記塗抹棒収納部1の一側上方部から
検体塗抹部3の一側上方部にかけて水平に張設された搬
送レール14と、この搬送レール14に沿って矢印D,
Eのように往復移動可能に組み付けられた移動ブロック
15と、この移動ブロック15から下方に伸び実際に塗
抹棒6をチャックするハンド部8とを有して成る。
【0025】上記ハンド部8の具体的な構造の一例は、
図5及び図6に示すようになっている。すなわち、図1
に示す移動ブロック15から矢印Fのように下向きにア
ーム16が伸び、このアーム16の下端部にチャック機
構17が設けられており、このチャック機構17の先端
に対向して開閉可能に設けられた一対のチャック爪18
a,18bで塗抹棒6の上端部のつまみ部7を両側方か
ら挟持するようになっている。このとき、図6に示すよ
うに、移動テーブル4の塗抹棒吊下孔5a〜5fに吊下
収納された塗抹棒6のつまみ部7は、上記一対のチャッ
ク爪18a,18bの開閉方向と直交する線上に所定間
隔で設けられた一対のガイド片19a,19bで挟まれ
ており、この状態で上記チャック爪18a,18bが両
側方から閉じることにより、上記つまみ部7を確実にチ
ャックすることができる。そして、図5においてアーム
16を矢印G方向に上昇させることにより、図7に示す
ように、上記ハンド部8で塗抹棒6をチャックして塗抹
棒収納部1の移動テーブル4から取り上げるようになっ
ている。
【0026】前記検体塗抹部3は、上記塗抹棒搬送装置
2でチャックして図1に示すように矢印D方向に搬送さ
れてきた塗抹棒6が停止する位置に設けられ、ゲル化剤
で固められた培地表面に検体が滴下されたシャーレを上
面に保持しこのシャーレ内の培地表面に上記搬送されて
きた塗抹棒6の先端部が触れることにより運動して上記
塗抹棒6の先端部で検体を上記培地表面に塗抹するもの
で、その具体的な構造の一例は図8及び図9に示すよう
になっている。
【0027】すなわち、図9に示すように、設置面20
上に回転軸支持筒21が直立されると共に、この回転軸
支持筒21の上部からは回転軸22が伸縮可能に突出
し、かつこの回転軸22の上端にはシャーレ保持テーブ
ル23が水平に設けられ、このシャーレ保持テーブル2
3の上面にゲル化剤で固められた培地表面に検体が滴下
されたシャーレ24を真空吸着又は形状嵌合などの方法
により保持するようになっている。また、上記回転軸支
持筒21の隣りにはモータ25が設置面20上に設けら
れており、その回転軸の下端部に設けられたプーリ26
と上記回転軸支持筒21の下端部に設けられたプーリ2
7との間にはベルト28が掛け回されており、上記モー
タ25の回転駆動力を前記回転軸22に伝達するように
なっている。なお、図8及び図9において、符号29
は、上記シャーレ24を検体塗抹の前段階から検体塗抹
部3へ受け入れると共に、塗抹終了後のシャーレ24を
次段階へ送るためのガイドレールを示している。
【0028】そして、図8及び図9において、回転軸2
2を上昇させてシャーレ保持テーブル23の上面にシャ
ーレ24を保持し、さらに上記回転軸22を上昇させて
シャーレ24を矢印Hのように持ち上げ塗抹棒6の下方
に接近させ、この塗抹棒6の先端部に上記シャーレ24
内の培地表面が触れたところで上記回転軸22の上昇を
停止し、その後モータ25を駆動することにより上記シ
ャーレ24を回転させるようになっている。これによ
り、シャーレ24内の培地表面に滴下された検体をコン
ラージ棒と呼ばれる塗抹棒6で略全面にわたってなでつ
け、塗抹することができる。なお、このとき、塗抹棒搬
送装置2のハンド部8にチャックされた塗抹棒6は、検
体塗抹部3のシャーレ24の上方位置においては、その
自重だけで吊下されて自由に上下に移動しうるようにな
っている。これは、シャーレ24の矢印H方向の上昇に
より、その内部の培地が塗抹棒6の先端部に触れたとき
に、該塗抹棒6で培地表面をえぐらないようにするため
である。
【0029】次に、このように構成された検体自動塗抹
装置の動作について説明する。まず、図2において、塗
抹棒収納部1の移動テーブル4の各塗抹棒吊下孔5a〜
5fには、使用前の滅菌された塗抹棒6がそれぞれ収納
されているとする。そして、最初は塗抹棒吊下孔5aが
第一のステージに位置され、次の塗抹棒吊下孔5bが
第二のステージに位置され、……最後の塗抹棒吊下孔
5fが第六のステージに位置されているとする。さら
に、図1において、塗抹棒搬送装置2の移動ブロック1
5は矢印E方向に移動して図上で最も左側に寄ってお
り、ハンド部8の真下に図2に示す塗抹棒収納部1の第
一のステージが位置しているとする。この状態で検体
を培地表面に自動塗抹する動作が開始される。
【0030】まず、図5に示すように、ハンド部8のア
ーム16を矢印F方向に下降させ、該ハンド部8を移動
テーブル4の上面に接近させ、その真下にある1番目の
塗抹棒吊下孔5aに収納された塗抹棒6のつまみ部7を
囲むようにチャック機構17を位置させる。次に、その
チャック機構17の駆動源(図示省略)を動作させ、一
対のチャック爪18a,18bを図6に示すように内側
に向かう矢印のように閉じ、上記つまみ部7を両側方か
ら挟持する。その後、図5においてハンド部8のアーム
16を矢印G方向に上昇させる。すると、上記チャック
機構17でチャックされた塗抹棒6は、塗抹棒吊下孔5
aを通り抜け、図7に示すように塗抹棒収納部1から取
り上げられ、その上方所定の高さに保持される。
【0031】次に、図1において塗抹棒搬送装置2の駆
動源(図示省略)を動作させ、移動ブロック15及びハ
ンド部8を矢印D方向に移動させる。すると、図7に示
すように、上記ハンド部8にチャックされた状態で塗抹
棒6が矢印D方向に移動し、図8に示すように、検体塗
抹部3の上方位置まで来たところで停止する。これと並
行して、図示外の培地分注部でシャーレ24内に培地が
分注され、その後上記シャーレ24内で固まった培地表
面に検体注入部で検体が滴下されて、図9においてガイ
ドレール29の案内で上記シャーレ24が前段階から送
られ検体塗抹部3の位置に停止する。
【0032】次に、図8及び図9において、回転軸支持
筒21の回転軸22を上昇させてシャーレ保持テーブル
23の上面にシャーレ24を保持し、さらに上記回転軸
22を上昇させてシャーレ24を矢印Hのように持ち上
げ、塗抹棒6の下方に接近させる。そして、上記塗抹棒
6の先端部にシャーレ24内の培地表面が触れたところ
で上記回転軸22の上昇を停止し、次にモータ25を駆
動することによりプーリ26及びベルト28並びにプー
リ27を介して回転力を伝達し、シャーレ24を回転さ
せる。これにより、上記シャーレ24内の培地表面に滴
下された検体を図8に示す塗抹棒6の先端部で略全面に
わたってなでつけ、塗抹する。その後、上記シャーレ2
4の回転は停止し塗抹が終了する。
【0033】次に、図8において、回転軸22を下降さ
せてシャーレ24を矢印Jのように下降させ、この下降
の途中で上記シャーレ24をガイドレール29の上面に
載せ、シャーレ保持テーブル23は上記ガイドレール2
9の下方に位置して停止する。その後、図9において上
記シャーレ24は、ガイドレール29の案内で次段階へ
送られる。
【0034】この状態で、図8において塗抹棒搬送装置
2の駆動源を動作させ、移動ブロック15及びハンド部
8を矢印E方向に移動させる。すると、図7に示すよう
に、上記ハンド部8にチャックされた状態で塗抹棒6が
矢印E方向に移動し、塗抹棒収納部1の上方まで戻り、
元の第一のステージの上方位置で停止する。その後、
図5に示すように、ハンド部8のアーム16を矢印F方
向に下降させ、チャック機構17でチャックされた塗抹
棒6を元の1番目の塗抹棒吊下孔5aに挿入する。そし
て、図6に示すように、上記チャック機構17の一対の
チャック爪18a,18bを外側に向かう矢印のように
開き、塗抹棒6のつまみ部7を開放する。これにより、
上記塗抹棒6は、図2に示すように移動テーブル4の元
の位置へ吊下収納される。
【0035】次に、この状態から図2において移動テー
ブル4を矢印A方向に回転させ、1番目の塗抹棒吊下孔
5aに収納され第一のステージの位置にあった塗抹棒
6をそのまま次段の第二のステージへ送る。そして、
図3に示すように、上記塗抹棒6を吊下した状態の移動
テーブル4を矢印B方向に下降させる。すると、上記移
動テーブル4の下方にて第二のステージの位置に設け
られた水洗ボックス9の内部に、上記使用後の塗抹棒6
が挿入される。そこで、図2に示すように、ノズル11
から水流12を噴射して塗抹棒6の先端部の残留検体を
水洗する。その後、移動テーブル4を矢印Cのように上
昇させ、塗抹棒6を水洗ボックス9から抜き出し、その
上方に位置させる。
【0036】次に、この状態から図3において移動テー
ブル4を矢印A方向に回転させ、1番目の塗抹棒吊下孔
5aに収納され第二のステージの位置にあった塗抹棒
6をそのまま次段の第三のステージへ送る。そして、
図4に示すように、上記塗抹棒6を吊下した状態の移動
テーブル4を矢印B方向に下降させる。すると、上記移
動テーブル4の下方にて第三のステージの位置に設け
られたヒーターボックス13の内部に、上記水洗後の塗
抹棒6が挿入される。そこで、上記ヒーターボックス1
3の壁面内に埋め込まれたヒーター線に通電して、所定
温度で加熱することにより水洗後の塗抹棒6を乾熱滅菌
する。その後、移動テーブル4を矢印Cのように上昇さ
せ、塗抹棒6をヒーターボックス13から抜き出し、そ
の上方に位置させる。
【0037】その後、上記と同様にして移動テーブル4
を矢印A方向に一定間隔でピッチ送りしながら、各ステ
ージ,,の位置で矢印B,Cのように下降及び上
昇を繰り返し、それぞれのステージで乾燥、冷却、待機
を行う。そして、最初に使用した塗抹棒6が再び第一の
ステージに戻ると、水洗及び滅菌、乾燥された状態で
図5に示すようにハンド部8で取り上げられ、上述と同
様にして繰り返し使用に供される。なお、以上の動作
は、図2において6個の塗抹棒吊下孔5a〜5fに収納
された総ての塗抹棒6について、各ステージ〜の処
理が同時並行で進んで行くようになっている。
【0038】なお、以上の説明においては、図8及び図
9に示す検体塗抹部3はシャーレ24を回転させるもの
としたが、本発明はこれに限らず、塗抹棒6の先端部で
上記シャーレ24内の検体を培地表面になでつけること
ができるならば、直線的な動きなどの他の運動をさせて
もよい。また、塗抹棒6は、図5に示すように面塗抹用
のコンラージ棒として説明したが、これに限らず、線塗
抹用の白金製又はステンレス製で「白金耳」と呼ばれる
線棒を用いてもよい。この線棒を用いて線塗抹を行うに
は、図8及び図9に示すシャーレ24内の培地表面に予
め検体を滴下することなく、図1に示す塗抹棒収納部1
と検体塗抹部3との間で塗抹棒搬送装置2で塗抹棒6を
搬送している間において、検体溶液の中に上記線棒をデ
ィップして検体をつり上げ、検体塗抹部3にてシャーレ
24内の培地表面に塗抹を行えばよい。
【0039】また、図2においては、移動テーブル4は
円形板としその周辺部に6個の塗抹棒吊下孔5a〜5f
を穿設したものとして示したが、本発明はこれに限ら
ず、移動テーブル4は五角形、六角形、八角形等のいず
れの形状でもよいし、塗抹棒吊下孔も必要な個数さえあ
ればよい。さらに、図2においては、第三のステージ
における滅菌の手段は、ヒーターボックス13として乾
熱滅菌するものとして示したが、ヒーターボックス13
を用いず例えば薬品によって滅菌するようにしてもよ
い。この場合は、図2における第五のステージの冷却
の段階は不要となる。
【0040】さらにまた、移動テーブル4は、図2に示
す円形又は多角形等に限らず、所定の幅でやや長く伸び
た短冊状の板とし、この短冊状板に一定間隔で一列状に
塗抹棒吊下孔5a〜5fを穿設し、これらに合わせて六
つのステージ〜を設定し、これを一定間隔でピッチ
送りしながら往復移動させるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
塗抹棒収納部により一定間隔で複数の塗抹棒を吊下収納
しこれから使用する塗抹棒を順次取り上げ可能とすると
共に使用後の塗抹棒は元の位置へ収納可能とし更にその
塗抹棒を順次水洗し滅菌して待機状態に保管し、塗抹棒
搬送手段で上記塗抹棒収納部よりこれから使用する塗抹
棒をチャックして取り上げ所定部位まで搬送すると共に
使用後の塗抹棒は逆経路で上記塗抹棒収納部の元の位置
へ搬送して収納し、検体塗抹部によりゲル化剤で固めら
れた培地表面に検体が滴下されたシャーレを上面に保持
しこのシャーレ内の培地表面に上記塗抹棒搬送手段で搬
送されてきた塗抹棒の先端部が触れることにより運動し
て上記塗抹棒の先端部で検体を上記培地表面に塗抹する
ことができる。これにより、細菌による2次汚染を防止
すると共に処理時間を短縮化し更に面塗抹にも適用する
ことができる。すなわち、本発明によれば、培地表面に
検体を面塗抹する自動装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による検体自動塗抹装置の実施例を示す
全体構成の平面図である。
【図2】塗抹棒収納部の具体的な構造の一例を示す平面
図である。
【図3】第二のステージにおける水洗ボックスの取付構
造を示す側面図である。
【図4】第三のステージにおけるヒーターボックスの取
付構造を示す側面図である。
【図5】塗抹棒搬送装置のハンド部で塗抹棒をチャック
して取り上げた状態を示す正面から見た動作説明図であ
る。
【図6】上記ハンド部のチャック機構で塗抹棒の上端部
のつまみ部を挟持する状態を示す上面から見た動作説明
図である。
【図7】塗抹棒搬送装置で取り上げた塗抹棒を検体塗抹
部へ搬送しようとする状態を示す正面から見た説明図で
ある。
【図8】検体塗抹部においてシャーレ内の培地表面に検
体を塗抹する状態を示す正面から見た動作説明図であ
る。
【図9】検体塗抹部においてシャーレ内の培地表面に検
体を塗抹する状態を示す右側面から見た動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1…塗抹棒収納部 2…塗抹棒搬送装置 3…検体塗抹部 4…移動テーブル 5a〜5f…塗抹棒吊下孔 6…塗抹棒 7…塗抹棒のつまみ部 8…ハンド部 9…水洗ボックス 13…ヒーターボックス 14…搬送レール 16…アーム 17…チャック機構 18a,18b…チャック爪 22…回転軸 23…シャーレ保持テーブル 24…シャーレ 25…モータ 26,27…プーリ 28…ベルト …第一のステージ …第二のステージ …第三のステージ …第四のステージ …第五のステージ …第六のステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片 山 寛 北海道河東郡音更町新通20丁目3番地 よ つ葉乳業株式会社十勝工場内 (72)発明者 平 田 力 北海道河東郡音更町新通20丁目3番地 よ つ葉乳業株式会社十勝工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定間隔で複数の塗抹棒を吊下収納しこ
    れから使用する塗抹棒を順次取り上げ可能とすると共に
    使用後の塗抹棒は元の位置へ収納可能とし更にその塗抹
    棒を順次水洗し滅菌して待機状態に保管する塗抹棒収納
    部と、この塗抹棒収納部よりこれから使用する塗抹棒を
    チャックして取り上げ所定部位まで搬送すると共に使用
    後の塗抹棒は逆経路で上記塗抹棒収納部の元の位置へ搬
    送して収納する塗抹棒搬送手段と、ゲル化剤で固められ
    た培地表面に検体が滴下されたシャーレを上面に保持し
    このシャーレ内の培地表面に上記塗抹棒搬送手段で搬送
    されてきた塗抹棒の先端部が触れることにより運動して
    上記塗抹棒の先端部で検体を上記培地表面に塗抹する検
    体塗抹部とから成ることを特徴とする検体自動塗抹装
    置。
  2. 【請求項2】 上記塗抹棒収納部は、移動テーブルに一
    定間隔で複数の塗抹棒吊下孔が穿設され、これらの塗抹
    棒吊下孔の位置に合わせて、塗抹棒を取り上げ且つ収納
    するステージと、使用後の塗抹棒を水洗するステージ
    と、その塗抹棒を滅菌するステージと、塗抹棒を乾燥す
    るステージと、待機ステージとを有し、上記移動テーブ
    ルを一定間隔でピッチ送りしながら上記各ステージ位置
    で下降及び上昇させるものであることを特徴とする請求
    項1記載の検体自動塗抹装置。
  3. 【請求項3】 上記塗抹棒搬送手段は、検体塗抹部の上
    方位置においては塗抹棒を自重だけで吊下して該塗抹棒
    が自由に上下に移動しうるものであることを特徴とする
    請求項1又は2記載の検体自動塗抹装置。
  4. 【請求項4】 上記検体塗抹部は、シャーレ内の培地表
    面に塗抹棒の先端部が触れることにより上記シャーレを
    回転させるものであることを特徴とする請求項1,2又
    は3記載の検体自動塗抹装置。
  5. 【請求項5】 上記塗抹棒は、線塗抹用の線棒又は面塗
    抹用のコンラージ棒であることを特徴とする請求項1,
    2,3又は4記載の検体自動塗抹装置。
JP34453593A 1993-12-20 1993-12-20 検体自動塗抹装置 Pending JPH07170970A (ja)

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