JPH07171143A - 放射線画像読取装置 - Google Patents
放射線画像読取装置Info
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- JPH07171143A JPH07171143A JP5321523A JP32152393A JPH07171143A JP H07171143 A JPH07171143 A JP H07171143A JP 5321523 A JP5321523 A JP 5321523A JP 32152393 A JP32152393 A JP 32152393A JP H07171143 A JPH07171143 A JP H07171143A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は放射線画像読取装置に関し、集光立体
角を大きくし、かつ、減衰をおよび反射損失を少なくす
ることにより、輝尽発光光の集光効率を向上させること
を目的とする。 【構成】輝尽発光光3を集光して光電変換器4に導く集
光手段として、透明部材によりブロック状に形成されて
励起光2の主走査線2aと略平行に設置され、その両側
面と下壁面には、輝尽発光光3を反射する反射膜5が設
けられるとともに、下壁面の略中央部には、励起光2お
よび輝尽発光光3を透過させるスリット6が設けられ、
かつ、内部には、主走査線2aの略中央から両端部に行
くにしたがって次第にその高さが増加するダイクロイッ
ク反射面7が形成される集光器8を使用して構成する。
角を大きくし、かつ、減衰をおよび反射損失を少なくす
ることにより、輝尽発光光の集光効率を向上させること
を目的とする。 【構成】輝尽発光光3を集光して光電変換器4に導く集
光手段として、透明部材によりブロック状に形成されて
励起光2の主走査線2aと略平行に設置され、その両側
面と下壁面には、輝尽発光光3を反射する反射膜5が設
けられるとともに、下壁面の略中央部には、励起光2お
よび輝尽発光光3を透過させるスリット6が設けられ、
かつ、内部には、主走査線2aの略中央から両端部に行
くにしたがって次第にその高さが増加するダイクロイッ
ク反射面7が形成される集光器8を使用して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線画像読取装置に
関し、詳しくは、放射線画像情報を蓄積した蛍光体板ま
たはシートに励起光ビームを走査することにより、上記
画像情報に対応した輝尽発光光を発生させ、この輝尽発
光光を光電変換して、上記画像情報を電気信号として読
み出す放射線画像情報読取装置に関するものである。
関し、詳しくは、放射線画像情報を蓄積した蛍光体板ま
たはシートに励起光ビームを走査することにより、上記
画像情報に対応した輝尽発光光を発生させ、この輝尽発
光光を光電変換して、上記画像情報を電気信号として読
み出す放射線画像情報読取装置に関するものである。
【0002】X線画像のような放射線画像は、病気診断
用等に広く用いられている。X線画像を得るための手段
としては、被写体を透過したX線を蛍光体層(蛍光スク
リーン)に照射し、これにより可視光を銀塩を使用した
フィルムに照射して現像した、いわゆる放射線写真が従
来より多用されている。
用等に広く用いられている。X線画像を得るための手段
としては、被写体を透過したX線を蛍光体層(蛍光スク
リーン)に照射し、これにより可視光を銀塩を使用した
フィルムに照射して現像した、いわゆる放射線写真が従
来より多用されている。
【0003】一方、高感度、高解像度のX線撮像システ
ムとして、従来の銀塩感光剤をシート状に塗布したフィ
ルムに間接あるいは直接放射線の二次元像を記録する方
法に代わり、輝尽性蛍光体1を使用する方法が使用され
始めている。
ムとして、従来の銀塩感光剤をシート状に塗布したフィ
ルムに間接あるいは直接放射線の二次元像を記録する方
法に代わり、輝尽性蛍光体1を使用する方法が使用され
始めている。
【0004】かかる方式は、米国特許第3859527
号に詳細に述べられており、以下のように構成される。
すなわち、このシステムに使用される蛍光体は、X線等
の放射線のエネルギを受けると、その蛍光体結晶中にエ
ネルギを蓄積するいわゆる輝尽性蛍光体1と呼ばれるも
ので、この蓄積状態は比較的安定であり、しばらく、あ
るいは長時間に渡って保持される。
号に詳細に述べられており、以下のように構成される。
すなわち、このシステムに使用される蛍光体は、X線等
の放射線のエネルギを受けると、その蛍光体結晶中にエ
ネルギを蓄積するいわゆる輝尽性蛍光体1と呼ばれるも
ので、この蓄積状態は比較的安定であり、しばらく、あ
るいは長時間に渡って保持される。
【0005】この状態にある蛍光体に、励起光として働
く第1の光を照射すると、蓄積されているエネルギに対
応した強度の輝尽発光光が第2の光として放出される。
第1の光としては、使用される蛍光体材料により異なる
が、可視光に限られず、赤外線から紫外線の範囲の広い
波長の光が使用され、第2の光も、赤外線のものから紫
外線のものまで各種あり、使用する蛍光体材料に依存す
る。
く第1の光を照射すると、蓄積されているエネルギに対
応した強度の輝尽発光光が第2の光として放出される。
第1の光としては、使用される蛍光体材料により異なる
が、可視光に限られず、赤外線から紫外線の範囲の広い
波長の光が使用され、第2の光も、赤外線のものから紫
外線のものまで各種あり、使用する蛍光体材料に依存す
る。
【0006】かかる輝尽性蛍光体の特性を利用して、先
ず、人体等の被写体を透過した放射線を輝尽性蛍光体板
またはシートに照射記録し、該輝尽性蛍光体にレーザ光
等の励起光を走査して輝尽発光光を発生させる。
ず、人体等の被写体を透過した放射線を輝尽性蛍光体板
またはシートに照射記録し、該輝尽性蛍光体にレーザ光
等の励起光を走査して輝尽発光光を発生させる。
【0007】次いで、この光を集光手段により集光・受
光した後、光電変換器により電気信号に変換し、蓄積さ
れた放射線の強度に比例した電気信号を得る。その後、
この電気信号により画像処理を施し、銀塩フィルム上に
プリントしたり、ディスプレイ上に表示することによ
り、可視化された放射線画像が得られる。
光した後、光電変換器により電気信号に変換し、蓄積さ
れた放射線の強度に比例した電気信号を得る。その後、
この電気信号により画像処理を施し、銀塩フィルム上に
プリントしたり、ディスプレイ上に表示することによ
り、可視化された放射線画像が得られる。
【0008】
【従来の技術】上記輝尽性蛍光体1を利用する放射線画
像読取装置の従来例を図15に示す。この従来例におい
て、2bは励起光光源を示すもので、該励起光光源2b
から出たレーザビーム(励起光2)は、ガルバノメータ
2cにより主走査方向に走査され、fθレンズ2dを透
過した後、輝尽性蛍光体1に照射される。輝尽性蛍光体
1は、精密微動台13によって主走査方向と直交する方
向に駆動されており、励起光2は輝尽性蛍光体1の全面
に走査される。
像読取装置の従来例を図15に示す。この従来例におい
て、2bは励起光光源を示すもので、該励起光光源2b
から出たレーザビーム(励起光2)は、ガルバノメータ
2cにより主走査方向に走査され、fθレンズ2dを透
過した後、輝尽性蛍光体1に照射される。輝尽性蛍光体
1は、精密微動台13によって主走査方向と直交する方
向に駆動されており、励起光2は輝尽性蛍光体1の全面
に走査される。
【0009】レーザビームの1走査により発生した輝尽
発光光3は、オプティカルファイバを多数束ねた導光路
14で集光され、フォトマルチプライヤ(光電変換器
4)に導かれる。導光路14とフォトマルチプライヤ4
の間には、励起光2レーザの光は透過せず、輝尽発光光
3の波長の光を透過させるフィルタ(図示せず)が設置
されており、該フィルタにより選択的に取り出された輝
尽発光光3は、フォトマルチプライヤ4で電気信号に変
換され、初段増幅器15によりA/D変換器12に最適
な信号レベルに増幅される。
発光光3は、オプティカルファイバを多数束ねた導光路
14で集光され、フォトマルチプライヤ(光電変換器
4)に導かれる。導光路14とフォトマルチプライヤ4
の間には、励起光2レーザの光は透過せず、輝尽発光光
3の波長の光を透過させるフィルタ(図示せず)が設置
されており、該フィルタにより選択的に取り出された輝
尽発光光3は、フォトマルチプライヤ4で電気信号に変
換され、初段増幅器15によりA/D変換器12に最適
な信号レベルに増幅される。
【0010】A/D変換器12によりデジタル信号化さ
れた画像データは、画像メモリ16上に格納され、後に
画像処理を施してCRT等のディスプレイ装置上に表示
されたり、あるいはハードコピーとして出力される。
れた画像データは、画像メモリ16上に格納され、後に
画像処理を施してCRT等のディスプレイ装置上に表示
されたり、あるいはハードコピーとして出力される。
【0011】ここで、S/Nの良好な画像を得るために
は、発生した輝尽発光光3を効率良く、かつ均一に集光
し、光電変換器4に導くことが重要である。発生した輝
尽発光光3は、指向性を持たず、全空間に発散して行く
ため、集光器8としては、可能な限り広い立体角に渡っ
て集光可能であり、集光器8内部での減衰や戻り光等の
損失がないものが望ましく、さらには、集光器8に接続
し輝尽発光光3を光電変換するフォトマルチプライヤ4
は、光電面の大きさに比例してノイズ源となる暗電流が
増加すること、また、大型のものは一般に高価であり、
かつ装置容積の増加にも繋がるので、可能な限り小型の
ものが望ましい。
は、発生した輝尽発光光3を効率良く、かつ均一に集光
し、光電変換器4に導くことが重要である。発生した輝
尽発光光3は、指向性を持たず、全空間に発散して行く
ため、集光器8としては、可能な限り広い立体角に渡っ
て集光可能であり、集光器8内部での減衰や戻り光等の
損失がないものが望ましく、さらには、集光器8に接続
し輝尽発光光3を光電変換するフォトマルチプライヤ4
は、光電面の大きさに比例してノイズ源となる暗電流が
増加すること、また、大型のものは一般に高価であり、
かつ装置容積の増加にも繋がるので、可能な限り小型の
ものが望ましい。
【0012】そして、かかる要望に応えた集光手段とし
ては、従来、図16(a)に示すように、プラスチック
ファイバまたはグラスファイバを多数束ねたいわゆるバ
ンドル型集光器や、図16(b)に示すような、アクリ
ル等のプラスチック板を折り曲げたいわゆる導光性シー
ト型集光器が使用されていた。
ては、従来、図16(a)に示すように、プラスチック
ファイバまたはグラスファイバを多数束ねたいわゆるバ
ンドル型集光器や、図16(b)に示すような、アクリ
ル等のプラスチック板を折り曲げたいわゆる導光性シー
ト型集光器が使用されていた。
【0013】しかし、このような集光器8を使用した読
取装置においては、以下のような欠点が指摘されてい
る。すなわち、上述のバンドル型集光器等においては、
集光できる立体角は使用するプラスチックファイバまた
はグラスファイバの開口数で決定され、一般的にプラス
チックファイバや多成分系グラスファイバは、石英ファ
イバに比較して大きな開口数のものが得られるが、一
方、輝尽発光光3の波長の光に対する減衰率が大きく、
全体として集光効率を向上させることが望めない。
取装置においては、以下のような欠点が指摘されてい
る。すなわち、上述のバンドル型集光器等においては、
集光できる立体角は使用するプラスチックファイバまた
はグラスファイバの開口数で決定され、一般的にプラス
チックファイバや多成分系グラスファイバは、石英ファ
イバに比較して大きな開口数のものが得られるが、一
方、輝尽発光光3の波長の光に対する減衰率が大きく、
全体として集光効率を向上させることが望めない。
【0014】また、導光性シート型集光器にあっては、
バンドル型集光器に比較して集光できる立体角は大きい
が、輝尽発光光3を伝達する媒体はアクリルであるた
め、輝尽性蛍光体1から発生した輝尽発光光3は、空気
中を伝搬し集光器8に入射する際、空気とアクリルの屈
折率の差による反射損失が生じたり、あるいは伝搬中に
減衰してしまい理想的な集光効率を達成することができ
ない。
バンドル型集光器に比較して集光できる立体角は大きい
が、輝尽発光光3を伝達する媒体はアクリルであるた
め、輝尽性蛍光体1から発生した輝尽発光光3は、空気
中を伝搬し集光器8に入射する際、空気とアクリルの屈
折率の差による反射損失が生じたり、あるいは伝搬中に
減衰してしまい理想的な集光効率を達成することができ
ない。
【0015】さらに、上述した従来例による集光器8の
第2の欠点をして、集光効率のバラツキが大きいことが
挙げられる。すなわち、バンドル型集光器では、多本数
ファイバの配列および透過率のバラツキが原因で、また
導光性シート型集光器では、アクリルを折り曲げるとき
のストレスやアクリル板内部および表面の欠陥等が原因
で場所による集光効率のバラツキが大きくなってしま
う。
第2の欠点をして、集光効率のバラツキが大きいことが
挙げられる。すなわち、バンドル型集光器では、多本数
ファイバの配列および透過率のバラツキが原因で、また
導光性シート型集光器では、アクリルを折り曲げるとき
のストレスやアクリル板内部および表面の欠陥等が原因
で場所による集光効率のバラツキが大きくなってしま
う。
【0016】加えて、上述した従来例による集光器8の
第3の欠点として、集光ミラーが必須である点が挙げら
れる。すなわち、輝尽発光光3は、励起光2が照射され
た点を中心として、輝尽性蛍光体1の上下の方向を含む
全空間に放射され、しかも、集光器8は、走査線の片側
のみに設けられるために、反対方向に放射した輝尽発光
光3を捕捉することが不可能となる。
第3の欠点として、集光ミラーが必須である点が挙げら
れる。すなわち、輝尽発光光3は、励起光2が照射され
た点を中心として、輝尽性蛍光体1の上下の方向を含む
全空間に放射され、しかも、集光器8は、走査線の片側
のみに設けられるために、反対方向に放射した輝尽発光
光3を捕捉することが不可能となる。
【0017】かかる問題を解決するために、従来、図1
7に示すように、走査線に対して集光器8に対峙する位
置に集光ミラー17を設置し、該集光ミラー17により
反対方に放射される輝尽発光光3を集光器8に向かわせ
ることが行われているが、全ての角度で放射された輝尽
発光光3を集光器8に向かわせる集光ミラー17を製造
するためには、高い加工精度が要求されるので、高価に
なる上に、位置調整等が非常に面倒である。
7に示すように、走査線に対して集光器8に対峙する位
置に集光ミラー17を設置し、該集光ミラー17により
反対方に放射される輝尽発光光3を集光器8に向かわせ
ることが行われているが、全ての角度で放射された輝尽
発光光3を集光器8に向かわせる集光ミラー17を製造
するためには、高い加工精度が要求されるので、高価に
なる上に、位置調整等が非常に面倒である。
【0018】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、集光立体角を大きくし、かつ、減衰を
および反射損失を少なくすることにより、輝尽発光光の
集光効率を向上させた放射線画像読取装置を提供するこ
とを目的とする。
たものであって、集光立体角を大きくし、かつ、減衰を
および反射損失を少なくすることにより、輝尽発光光の
集光効率を向上させた放射線画像読取装置を提供するこ
とを目的とする。
【0019】さらに、本発明の他の目的は、場所による
集光効率のバラツキ、すなわちシェーディングを少なく
することにあり、さらに、集光器および光電変換器の大
きさを小さくすることも目的とし、加えて、調整を容易
にし、さらに、安価であり、集光ミラーを必要としない
放射線画像読取装置の提供を目的とする。
集光効率のバラツキ、すなわちシェーディングを少なく
することにあり、さらに、集光器および光電変換器の大
きさを小さくすることも目的とし、加えて、調整を容易
にし、さらに、安価であり、集光ミラーを必要としない
放射線画像読取装置の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1、図2に本発明の放
射線画像読取装置を示す。1は被写体を透過した放射線
エネルギの一部を潜像として蓄積したシート、あるいは
板状の輝尽性蛍光体であり、励起光2の照射により輝尽
発光光3を放出する。
射線画像読取装置を示す。1は被写体を透過した放射線
エネルギの一部を潜像として蓄積したシート、あるいは
板状の輝尽性蛍光体であり、励起光2の照射により輝尽
発光光3を放出する。
【0021】輝尽発光光3は、集光器8により集光され
た後、光電変換器4により電気信号とされ、必要な処理
が施されてCRT、あるいはプリンタに出力される。集
光器8は、図3、図4に詳細を示すように、透明材料に
より主走査線2a方向に長い角柱形状に形成され、主走
査線2aに対して平行となる両側壁には、励起光2、お
よび輝尽性蛍光体1から放出される輝尽発光光3を反射
する反射膜5が形成されるとともに、下壁面には、略中
央部にレーザ光および輝尽発光光3が透過するためのス
リット6が形成される。
た後、光電変換器4により電気信号とされ、必要な処理
が施されてCRT、あるいはプリンタに出力される。集
光器8は、図3、図4に詳細を示すように、透明材料に
より主走査線2a方向に長い角柱形状に形成され、主走
査線2aに対して平行となる両側壁には、励起光2、お
よび輝尽性蛍光体1から放出される輝尽発光光3を反射
する反射膜5が形成されるとともに、下壁面には、略中
央部にレーザ光および輝尽発光光3が透過するためのス
リット6が形成される。
【0022】さらに、集光器8の内部には、励起光ビー
ム(励起光2)の波長は透過し、輝尽発光光3の波長は
反射する特性を持つダイクロイック反射面7が形成され
る。ダイクロイック反射面7は、主走査線2aの略中央
から走査線の両端に行くにしたがってその高さが増加す
る位置に形成される。
ム(励起光2)の波長は透過し、輝尽発光光3の波長は
反射する特性を持つダイクロイック反射面7が形成され
る。ダイクロイック反射面7は、主走査線2aの略中央
から走査線の両端に行くにしたがってその高さが増加す
る位置に形成される。
【0023】
【作用】励起光2は、走査線方向に沿って走査され、集
光器8の上面より入射し、ダイクロイック反射面7を透
過し、集光器8の下壁面のスリット6を通り、集光器8
の下面に近接して配置された輝尽性蛍光体1に照射され
る。
光器8の上面より入射し、ダイクロイック反射面7を透
過し、集光器8の下壁面のスリット6を通り、集光器8
の下面に近接して配置された輝尽性蛍光体1に照射され
る。
【0024】励起光2の照射によって発生した輝尽発光
光3は、図5に示すように、スリット6から集光器8内
部に取り込まれ、ダイクロイック反射面7、あるいは反
射膜5を備えた両側壁に到達する。
光3は、図5に示すように、スリット6から集光器8内
部に取り込まれ、ダイクロイック反射面7、あるいは反
射膜5を備えた両側壁に到達する。
【0025】ダイクロイック反射面7は、輝尽発光光3
の波長に対して反射膜として機能し、同時に励起光2に
対しては、透過膜として機能するために、輝尽性蛍光体
1から反射し、スリット6から集光器8内部に取り込ま
れた励起光2は、再び集光器8外部に放出されるのに対
し、輝尽発光光3は、該ダイクロイック反射面7におい
て、入射角に略等しい反射角で下壁面側に反射された
後、再びダイクロイック反射面7に到達する。
の波長に対して反射膜として機能し、同時に励起光2に
対しては、透過膜として機能するために、輝尽性蛍光体
1から反射し、スリット6から集光器8内部に取り込ま
れた励起光2は、再び集光器8外部に放出されるのに対
し、輝尽発光光3は、該ダイクロイック反射面7におい
て、入射角に略等しい反射角で下壁面側に反射された
後、再びダイクロイック反射面7に到達する。
【0026】一方、ダイクロイック反射面7は、主走査
線2aの略中央から両端部に行くにしたがって次第にそ
の高さが増加するように配置されているために、初期の
反射において主走査線2aの中央部に向かった輝尽発光
光3は、しだいに入射角が鋭角となり、ついには、集光
器8の端面方向への反射に切り替えられる。
線2aの略中央から両端部に行くにしたがって次第にそ
の高さが増加するように配置されているために、初期の
反射において主走査線2aの中央部に向かった輝尽発光
光3は、しだいに入射角が鋭角となり、ついには、集光
器8の端面方向への反射に切り替えられる。
【0027】これを要するに、励起光2は、可及的に集
光器8外部に放出し、輝尽発光光3のみを、ダイクロイ
ック反射面7、両側壁、下壁面に形成された反射膜5に
よって反射を繰り返させて、集光器8の両端面に導くこ
とが可能となるために、質のよい信号を所望の強度で得
ることが可能となる。
光器8外部に放出し、輝尽発光光3のみを、ダイクロイ
ック反射面7、両側壁、下壁面に形成された反射膜5に
よって反射を繰り返させて、集光器8の両端面に導くこ
とが可能となるために、質のよい信号を所望の強度で得
ることが可能となる。
【0028】また、請求項2記載の発明において、集光
器8のダイクロイック反射面7は、主走査線2aの一端
部から他端部に行くにしたがって次第にその高さが増加
するように形成され、輝尽発光光3は、集光器8のいず
れかの一端面に導かれる。
器8のダイクロイック反射面7は、主走査線2aの一端
部から他端部に行くにしたがって次第にその高さが増加
するように形成され、輝尽発光光3は、集光器8のいず
れかの一端面に導かれる。
【0029】さらに、請求項3記載の発明において、ダ
イクロイック反射面7は、少なくとも350nmから5
00nmの波長帯域において、反射率が90%以上であ
る多層膜反射面として形成され、780nm程度の波長
を有する励起光ビーム2により励起された輝尽発光光3
の集光器8外部への放出が可及的に防止される。
イクロイック反射面7は、少なくとも350nmから5
00nmの波長帯域において、反射率が90%以上であ
る多層膜反射面として形成され、780nm程度の波長
を有する励起光ビーム2により励起された輝尽発光光3
の集光器8外部への放出が可及的に防止される。
【0030】また、請求項4記載の発明において、集光
器8は、ダイクロイック反射面7を界面とする2個の透
明ブロック体8a、8bを光学接着剤により接合して形
成される。
器8は、ダイクロイック反射面7を界面とする2個の透
明ブロック体8a、8bを光学接着剤により接合して形
成される。
【0031】さらに、請求項5記載の発明において、集
光器8は、ダイクロイック反射面7に代えて、励起光2
および輝尽発光光3を反射する反射面9を備え、反射面
9の略中央部には、主走査線2aと平行に設けられ、励
起光2および輝尽発光光3を透過させるスリット9aが
形成される。
光器8は、ダイクロイック反射面7に代えて、励起光2
および輝尽発光光3を反射する反射面9を備え、反射面
9の略中央部には、主走査線2aと平行に設けられ、励
起光2および輝尽発光光3を透過させるスリット9aが
形成される。
【0032】輝尽性蛍光体1から放出された輝尽発光光
3は、全方向に放射されることから、内部のスリット9
aから集光器8外部に放出される量はごく僅かであり、
集光効率を大きく低下させることはなく、しかも、ダイ
クロイック反射面7を形成する場合に比して製造が容易
になる。
3は、全方向に放射されることから、内部のスリット9
aから集光器8外部に放出される量はごく僅かであり、
集光効率を大きく低下させることはなく、しかも、ダイ
クロイック反射面7を形成する場合に比して製造が容易
になる。
【0033】また、上記集光器8の製造は、請求項6に
記載するように、スリット9aを備えた反射面9を界面
とする2個の透明ブロック体8a、8bを光学接着剤に
より接合することにより行うことが可能である。
記載するように、スリット9aを備えた反射面9を界面
とする2個の透明ブロック体8a、8bを光学接着剤に
より接合することにより行うことが可能である。
【0034】請求項7記載の発明において、集光器8の
両端面、または一端面、詳しくは、輝尽発光光3が導か
れる側の端面には、光電変換器4の受光面4aが直接、
光学的に接続され、構造が簡単となる。
両端面、または一端面、詳しくは、輝尽発光光3が導か
れる側の端面には、光電変換器4の受光面4aが直接、
光学的に接続され、構造が簡単となる。
【0035】さらに、請求項8記載の発明において、集
光器8と光電変換器4の間には、励起光2の波長の透過
率が低く、かつ輝尽発光光3の波長の透過率が高い光学
フィルタ10が介装されており、光電変換器4への励起
光ビーム2の導入が防止される。
光器8と光電変換器4の間には、励起光2の波長の透過
率が低く、かつ輝尽発光光3の波長の透過率が高い光学
フィルタ10が介装されており、光電変換器4への励起
光ビーム2の導入が防止される。
【0036】請求項9、10、11、12記載の発明に
おいて、集光器8の端面に導かれた輝尽発光光3は、反
射プリズム11により適宜角度に折り曲げられ、任意の
位置に配置された光電変換器4に導かれる。
おいて、集光器8の端面に導かれた輝尽発光光3は、反
射プリズム11により適宜角度に折り曲げられ、任意の
位置に配置された光電変換器4に導かれる。
【0037】請求項13記載の発明において、光学フィ
ルタ10は、400nmから450nmの波長帯域にお
ける透過率が80%以上のカラーガラスフィルタが使用
される。
ルタ10は、400nmから450nmの波長帯域にお
ける透過率が80%以上のカラーガラスフィルタが使用
される。
【0038】取り出される輝尽発光光3への励起光ビー
ム2の混入が少ない本発明の集光器8を使用すると、光
学フィルタ10としては、励起光ビーム2の遮断性能を
考慮する必要が少なくなり、輝尽発光光3の透過率を中
心としたフィルタの選択が可能となる。
ム2の混入が少ない本発明の集光器8を使用すると、光
学フィルタ10としては、励起光ビーム2の遮断性能を
考慮する必要が少なくなり、輝尽発光光3の透過率を中
心としたフィルタの選択が可能となる。
【0039】請求項14記載の発明において、集光器8
の反射膜5は、アルミ蒸着膜で形成され、製造の容易化
が図られる。また、請求項15記載の発明において、集
光器8の反射膜5は、輝尽発光光3の波長において高い
反射率を有し、かつ励起光2の波長において低い反射率
を有するダイクロイック反射膜により形成される。
の反射膜5は、アルミ蒸着膜で形成され、製造の容易化
が図られる。また、請求項15記載の発明において、集
光器8の反射膜5は、輝尽発光光3の波長において高い
反射率を有し、かつ励起光2の波長において低い反射率
を有するダイクロイック反射膜により形成される。
【0040】かかる構成により、集光器8内部で反射を
繰り返す内に、輝尽発光光3は、集光器8内部に確実に
反射されるのに対し、励起光2は壁面から集光器8外部
に透過して放出されることとなり、輝尽発光光3の利用
効率が向上する。
繰り返す内に、輝尽発光光3は、集光器8内部に確実に
反射されるのに対し、励起光2は壁面から集光器8外部
に透過して放出されることとなり、輝尽発光光3の利用
効率が向上する。
【0041】請求項16記載の発明において、集光器8
の下面であって、輝尽性蛍光体1に対峙する面には、黒
色塗装が施される。黒色塗装は、下壁面のスリット6を
抜けて輝尽性蛍光体1に達した励起光2が再び集光器8
の下壁面により反射して輝尽性蛍光体1を励起すること
による、走査線以外の部位からの輝尽発光光3の発生が
防止される。
の下面であって、輝尽性蛍光体1に対峙する面には、黒
色塗装が施される。黒色塗装は、下壁面のスリット6を
抜けて輝尽性蛍光体1に達した励起光2が再び集光器8
の下壁面により反射して輝尽性蛍光体1を励起すること
による、走査線以外の部位からの輝尽発光光3の発生が
防止される。
【0042】請求項17記載の発明において、集光器8
のスリット6には、反射防止膜が設けられる。反射防止
膜は、スリット6を通過する際の励起光2、および輝尽
発光光3の反射を防止し、励起光2、および輝尽発光光
3の利用効率を向上させる。
のスリット6には、反射防止膜が設けられる。反射防止
膜は、スリット6を通過する際の励起光2、および輝尽
発光光3の反射を防止し、励起光2、および輝尽発光光
3の利用効率を向上させる。
【0043】請求項18記載の発明において、輝尽性蛍
光体1は、透明な基板と、蛍光体層と、透明な保護膜に
より形成され、集光器8は、輝尽性蛍光体1を挟んで輝
尽性蛍光体1の表裏に配置される。励起光2により励起
されて発生する輝尽発光光3は、輝尽性蛍光体1の表裏
に放出され、表裏の集光器8、8により集光される。
光体1は、透明な基板と、蛍光体層と、透明な保護膜に
より形成され、集光器8は、輝尽性蛍光体1を挟んで輝
尽性蛍光体1の表裏に配置される。励起光2により励起
されて発生する輝尽発光光3は、輝尽性蛍光体1の表裏
に放出され、表裏の集光器8、8により集光される。
【0044】請求項19記載の発明において、励起光2
の主走査速度は、走査線端部に行くにしたがって早くさ
れる。主走査速度に変化を与えることにより、集光器8
内部での励起光2の屈折による速度遅延、詳しくは、屈
折により主走査線2aの端部に行くほど輝尽性蛍光体1
への走査速度が遅くなることによる画像のゆがみが防止
される。
の主走査速度は、走査線端部に行くにしたがって早くさ
れる。主走査速度に変化を与えることにより、集光器8
内部での励起光2の屈折による速度遅延、詳しくは、屈
折により主走査線2aの端部に行くほど輝尽性蛍光体1
への走査速度が遅くなることによる画像のゆがみが防止
される。
【0045】さらに、請求項20記載の発明において、
上述した問題は、A/D変換器12のサンプリング周波
数を走査線端部に行くにしたがって低くすることにより
解決される。
上述した問題は、A/D変換器12のサンプリング周波
数を走査線端部に行くにしたがって低くすることにより
解決される。
【0046】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。先ず、本発明に使用される集
光器8を図3、図4により説明する。
基づいて詳細に説明する。先ず、本発明に使用される集
光器8を図3、図4により説明する。
【0047】集光器8は、一対の透明ブロック体8a、
8bを光学接着剤により接着することにより、走査線方
向に長い角柱形状に形成される。透明ブロック体8a、
8bは、例えば石英等のガラスブロックにより形成さ
れ、一方は、走査線の略中央から走査線の両端に行くに
したがってその高さが増加するように逆屋根形状に形成
されており、他方は、上記逆屋根型ブロックのV字状凹
部に一致するV字状の突部を有し、該逆屋根型ブロック
8bと組合わさって角柱を形成するような屋根型形状に
形成される。
8bを光学接着剤により接着することにより、走査線方
向に長い角柱形状に形成される。透明ブロック体8a、
8bは、例えば石英等のガラスブロックにより形成さ
れ、一方は、走査線の略中央から走査線の両端に行くに
したがってその高さが増加するように逆屋根形状に形成
されており、他方は、上記逆屋根型ブロックのV字状凹
部に一致するV字状の突部を有し、該逆屋根型ブロック
8bと組合わさって角柱を形成するような屋根型形状に
形成される。
【0048】上記逆屋根型ブロック8bの上面または屋
根型ブロック8aの下面には、励起光ビーム2の波長は
透過し、輝尽発光光3の波長は反射する特性を持つダイ
クロイック反射面7が形成された後、光学接着剤にて接
着される。
根型ブロック8aの下面には、励起光ビーム2の波長は
透過し、輝尽発光光3の波長は反射する特性を持つダイ
クロイック反射面7が形成された後、光学接着剤にて接
着される。
【0049】ダイクロイック反射面7の特性の一例を図
6に示す。このダイクロイック反射面7は、励起光ビー
ム2の波長が780nm程度、輝尽発光光3の波長が4
00nm程度である場合に有効な特性を示すもので、Z
nS、NaAlF6等の誘電体または、および金属薄膜
を多層重ねて形成したもので、輝尽発光光3の波長の反
射率を大きく、かつ励起光ビーム2の波長(約780n
m)の反射率を小さくしたものである。
6に示す。このダイクロイック反射面7は、励起光ビー
ム2の波長が780nm程度、輝尽発光光3の波長が4
00nm程度である場合に有効な特性を示すもので、Z
nS、NaAlF6等の誘電体または、および金属薄膜
を多層重ねて形成したもので、輝尽発光光3の波長の反
射率を大きく、かつ励起光ビーム2の波長(約780n
m)の反射率を小さくしたものである。
【0050】さらに、反射波長帯域を、必要とされる4
00nmの波長よりも十分長波長側に広くとる(この例
では600nm)ことにより、ダイクロイック反射面7
に対する輝尽発光光3の入射角度が大きくなっても、良
好な反射特性を確保でき、これにより、励起光ビーム2
により発生した点光源からの輝尽発光光3を広い角度範
囲において反射し、集光器8の両端に導けるので、集光
効率を大幅に改善することが可能となる。
00nmの波長よりも十分長波長側に広くとる(この例
では600nm)ことにより、ダイクロイック反射面7
に対する輝尽発光光3の入射角度が大きくなっても、良
好な反射特性を確保でき、これにより、励起光ビーム2
により発生した点光源からの輝尽発光光3を広い角度範
囲において反射し、集光器8の両端に導けるので、集光
効率を大幅に改善することが可能となる。
【0051】以上のようにして形成された集光器8の、
主走査線2aに対して平行となる両側面および下壁面に
は、アルミ等の反射膜5が形成される。さらに、下壁面
の略中央部には、反射膜5を剥離して励起光ビーム2お
よび輝尽発光光3が透過するためのスリット6が形成さ
れる。なお、スリット6の形成は、反射膜5の形成工程
において、マスキングする等、適宜手段を採用すること
ができる。
主走査線2aに対して平行となる両側面および下壁面に
は、アルミ等の反射膜5が形成される。さらに、下壁面
の略中央部には、反射膜5を剥離して励起光ビーム2お
よび輝尽発光光3が透過するためのスリット6が形成さ
れる。なお、スリット6の形成は、反射膜5の形成工程
において、マスキングする等、適宜手段を採用すること
ができる。
【0052】ここで、透明ブロック体8a、8bの材料
には、輝尽発光光3および励起光ビーム2の波長におい
てその透過率が高い透明媒体であれば石英等のガラス以
外に種々の材料を使用することが可能であり、例えば、
アクリル樹脂等の透明樹脂を使用してもよい。
には、輝尽発光光3および励起光ビーム2の波長におい
てその透過率が高い透明媒体であれば石英等のガラス以
外に種々の材料を使用することが可能であり、例えば、
アクリル樹脂等の透明樹脂を使用してもよい。
【0053】さらに、反射膜5としては、輝尽発光光3
の波長において、その反射率が高いものであれば良く、
アルミ反射膜に加え、その他の金属をメッキ、真空蒸
着、スパッタリング、イオンプレーティング等の薄膜形
成技術を用いて、反射面を形成したものであってもよ
く、さらに、輝尽発光光3の波長でその反射率が高く、
その他の波長において反射率が小さい波長選択性のある
ダイクロイックミラーであれば、さらなる効果が期待で
きる。
の波長において、その反射率が高いものであれば良く、
アルミ反射膜に加え、その他の金属をメッキ、真空蒸
着、スパッタリング、イオンプレーティング等の薄膜形
成技術を用いて、反射面を形成したものであってもよ
く、さらに、輝尽発光光3の波長でその反射率が高く、
その他の波長において反射率が小さい波長選択性のある
ダイクロイックミラーであれば、さらなる効果が期待で
きる。
【0054】また、励起光2および輝尽発光光3が透過
する上下面には、必要に応じてARコート等の反射防止
膜を形成すれば、界面での励起光2および輝尽発光光3
の反射が防止されて集光器8内に励起光2等を効率よく
取り込むことができるために、これらの利用効率がさら
に改善される。
する上下面には、必要に応じてARコート等の反射防止
膜を形成すれば、界面での励起光2および輝尽発光光3
の反射が防止されて集光器8内に励起光2等を効率よく
取り込むことができるために、これらの利用効率がさら
に改善される。
【0055】さらに、集光器8の下壁面で、反射膜5の
外側、詳しくは輝尽性蛍光体1に対峙する最下面に反射
防止用の黒色塗装を施した場合には、輝尽性蛍光体1と
の間における励起光2の多重反射を防止することができ
るために、輝尽性蛍光体1の取り込み効率を向上させる
ことができる。
外側、詳しくは輝尽性蛍光体1に対峙する最下面に反射
防止用の黒色塗装を施した場合には、輝尽性蛍光体1と
の間における励起光2の多重反射を防止することができ
るために、輝尽性蛍光体1の取り込み効率を向上させる
ことができる。
【0056】したがってこの実施例において、輝尽発光
光3は、確実に集光器8の両端面に導かれ、質の良好な
信号として取り出される。とりわけ、従来の集光器8に
比して以下の利点を有する。
光3は、確実に集光器8の両端面に導かれ、質の良好な
信号として取り出される。とりわけ、従来の集光器8に
比して以下の利点を有する。
【0057】すなわち、従来の集光・光電変換器4で
は、輝尽発光光3をより多く集光しようとすると、必然
的に励起光ビーム2も多く集光してしまう。通常、輝尽
発光光3を選択的に透過させるための光学フィルタ10
は、輝尽発光光3の103〜104倍も強い励起光ビーム
2、あるいは外部からの漏れ光を遮断するために、輝尽
発光光3以外の波長の透過率を重視した設計を行う必要
が生じる。
は、輝尽発光光3をより多く集光しようとすると、必然
的に励起光ビーム2も多く集光してしまう。通常、輝尽
発光光3を選択的に透過させるための光学フィルタ10
は、輝尽発光光3の103〜104倍も強い励起光ビーム
2、あるいは外部からの漏れ光を遮断するために、輝尽
発光光3以外の波長の透過率を重視した設計を行う必要
が生じる。
【0058】そのため、輝尽発光光3の波長における透
過率も犠牲にすることが必要となり、例えば、ショット
社製のBG39等の色ガラスフィルタを使用する場合、
上記輝尽発光光3以外の波長の透過率を所定の大きさよ
り小さくしようとした場合、その分光学フィルタ10の
厚さを大きくする必要があり、輝尽発光光3の波長にお
ける透過率も小さくなってしまう。
過率も犠牲にすることが必要となり、例えば、ショット
社製のBG39等の色ガラスフィルタを使用する場合、
上記輝尽発光光3以外の波長の透過率を所定の大きさよ
り小さくしようとした場合、その分光学フィルタ10の
厚さを大きくする必要があり、輝尽発光光3の波長にお
ける透過率も小さくなってしまう。
【0059】この結果、従来の集光器8では、輝尽発光
光3以外の光の影響を小さくし、信号の質を向上させよ
うとすると、輝尽発光光3の信号も小さくなってしま
い、結果的に信号の質の向上が望めなかった。
光3以外の光の影響を小さくし、信号の質を向上させよ
うとすると、輝尽発光光3の信号も小さくなってしま
い、結果的に信号の質の向上が望めなかった。
【0060】しかし、上述の集光器8においては、集光
された励起光ビーム2はダイクロイック反射面7を透過
し、その殆どは集光器8外部に放出されてしまうため、
光電変換器4に到達するのは少量であり、その分、光学
フィルタ10は、輝尽発光光3の透過率を重視したもの
を使用することが可能で、より多くの輝尽発光光3が光
電変換器4に導かれるため、質のよい信号が得られる。
された励起光ビーム2はダイクロイック反射面7を透過
し、その殆どは集光器8外部に放出されてしまうため、
光電変換器4に到達するのは少量であり、その分、光学
フィルタ10は、輝尽発光光3の透過率を重視したもの
を使用することが可能で、より多くの輝尽発光光3が光
電変換器4に導かれるため、質のよい信号が得られる。
【0061】図7に集光器8の変形例を示す。この変形
例において、集光器8は、上述した実施例と同様に、一
対の透明ブロック体8a、8bを接合して形成され、透
明ブロック体8a、8bの界面には、反射面9が形成さ
れる。
例において、集光器8は、上述した実施例と同様に、一
対の透明ブロック体8a、8bを接合して形成され、透
明ブロック体8a、8bの界面には、反射面9が形成さ
れる。
【0062】反射面9は、上述したと同様のアルミ反射
膜等であり、その中央部には、励起光2が透過可能なス
リット9aが形成される。このスリット9aは、下壁面
に形成されるスリット6と平面視において重合する位置
に設けられており、可及的に幅狭であることが望まし
い。
膜等であり、その中央部には、励起光2が透過可能なス
リット9aが形成される。このスリット9aは、下壁面
に形成されるスリット6と平面視において重合する位置
に設けられており、可及的に幅狭であることが望まし
い。
【0063】したがってこの変形例において、上面から
照射される励起光ビーム2は、2本のスリット6、9a
を通過して輝尽性蛍光体1を励起して輝尽発光光3を放
出させ、輝尽発光光3は、放出面に近接して配置される
下壁面のスリット6から集光器8内に取り込まれる。
照射される励起光ビーム2は、2本のスリット6、9a
を通過して輝尽性蛍光体1を励起して輝尽発光光3を放
出させ、輝尽発光光3は、放出面に近接して配置される
下壁面のスリット6から集光器8内に取り込まれる。
【0064】輝尽発光光3は、輝尽性蛍光体1の点(画
素)から無指向的にあらゆる角度に放射されて集光器8
内に取り込まれるために、直接内部のスリット9aを抜
けて集光器8外部に放出されることなく、略全量が中央
部、両側壁、および下壁面の反射面9、11aでの反射
を繰り返しながら、集光器8の両端に導かれる。
素)から無指向的にあらゆる角度に放射されて集光器8
内に取り込まれるために、直接内部のスリット9aを抜
けて集光器8外部に放出されることなく、略全量が中央
部、両側壁、および下壁面の反射面9、11aでの反射
を繰り返しながら、集光器8の両端に導かれる。
【0065】なお、上述した実施例における種々の可能
な変形は、図7に示す変形例、および以下に述べる実施
例においても同様に適用が可能である。図8に集光器8
の他の実施例を示す。集光器8は、一対の透明ブロック
体8a、8bを接合して走査線方向に長い角柱形状に形
成される。この実施例において、透明ブロック体8a、
8bは、主走査線2aの一端から他端に行くにしたがっ
てその高さが増加するように形成されており、その斜面
部同士を接着することにより集光器8が形成される。
な変形は、図7に示す変形例、および以下に述べる実施
例においても同様に適用が可能である。図8に集光器8
の他の実施例を示す。集光器8は、一対の透明ブロック
体8a、8bを接合して走査線方向に長い角柱形状に形
成される。この実施例において、透明ブロック体8a、
8bは、主走査線2aの一端から他端に行くにしたがっ
てその高さが増加するように形成されており、その斜面
部同士を接着することにより集光器8が形成される。
【0066】したがってこの実施例において、下壁面の
スリット6から集光器8内部に取り込まれた輝尽発光光
3は、ダイクロイック反射面7および両側壁、下壁面の
反射膜5での反射を繰り返しながら、集光器8の一端面
に導かれる。
スリット6から集光器8内部に取り込まれた輝尽発光光
3は、ダイクロイック反射面7および両側壁、下壁面の
反射膜5での反射を繰り返しながら、集光器8の一端面
に導かれる。
【0067】なお、以上のように構成される集光器8に
おいても、図8(b)に示すように、ダイクロイック反
射面7に代えて、スリット9aを有する反射面9とする
ことが可能である。
おいても、図8(b)に示すように、ダイクロイック反
射面7に代えて、スリット9aを有する反射面9とする
ことが可能である。
【0068】図1、図2に本発明の実施例を示す。この
実施例において、放射線画像読取装置は、励起光ビーム
発生部18と、集光器8と、集光器8の両端面に配置さ
れ、内部に45°の反射面11aが形成された2個の反
射プリズム11、11と、各反射プリズム11に接合さ
れる光学フィルタ10と、光学フィルタ10を介して取
り出された輝尽発光光3を電気信号に変換する光電子倍
増管等の光電変換器4と、光電変換器4からの出力を処
理する処理部19とから構成され、シート状、あるいは
板状に形成される輝尽性蛍光体1は、図示しない精密微
動台によって主走査方向と直交する方向に駆動される。
実施例において、放射線画像読取装置は、励起光ビーム
発生部18と、集光器8と、集光器8の両端面に配置さ
れ、内部に45°の反射面11aが形成された2個の反
射プリズム11、11と、各反射プリズム11に接合さ
れる光学フィルタ10と、光学フィルタ10を介して取
り出された輝尽発光光3を電気信号に変換する光電子倍
増管等の光電変換器4と、光電変換器4からの出力を処
理する処理部19とから構成され、シート状、あるいは
板状に形成される輝尽性蛍光体1は、図示しない精密微
動台によって主走査方向と直交する方向に駆動される。
【0069】励起光ビーム発生部18は、励起光光源2
bであるレーザ発生装置と、レーザ発生装置2bから放
出されるレーザビームを主走査方向に走査するためのガ
ルバノメータ2cと、fθレンズ2dとを有して構成さ
れる。
bであるレーザ発生装置と、レーザ発生装置2bから放
出されるレーザビームを主走査方向に走査するためのガ
ルバノメータ2cと、fθレンズ2dとを有して構成さ
れる。
【0070】この実施例において、励起光光源2bとし
て波長780nmの半導体レーザが使用されており、ガ
ルバノメータ2c(またはポリゴンミラー)によりレー
ザビームを集光器8の略中央に走査するとともに、輝尽
性蛍光体1を精密微動台によって主走査方向と直交する
方向に移動させることにより、輝尽性蛍光体1の全面に
渡って走査される。
て波長780nmの半導体レーザが使用されており、ガ
ルバノメータ2c(またはポリゴンミラー)によりレー
ザビームを集光器8の略中央に走査するとともに、輝尽
性蛍光体1を精密微動台によって主走査方向と直交する
方向に移動させることにより、輝尽性蛍光体1の全面に
渡って走査される。
【0071】集光器8内部に導かれた励起光ビーム2は
屈折するために、集光器8の上面において励起光ビーム
2の等速度走査を行っても、励起光2の集光器8内での
屈折によって輝尽性蛍光体1上では、主走査線2aの端
部に行くほど、走査速度が遅くなってしまい、読み取っ
た画像に歪みが生じるという問題が発生するので、fθ
レンズ2dの仕様は、集光器8内での励起光ビーム2の
屈折を考慮し、輝尽性蛍光体1上面において励起光ビー
ム2が等速度走査が行われるように決定するのが望まし
い。
屈折するために、集光器8の上面において励起光ビーム
2の等速度走査を行っても、励起光2の集光器8内での
屈折によって輝尽性蛍光体1上では、主走査線2aの端
部に行くほど、走査速度が遅くなってしまい、読み取っ
た画像に歪みが生じるという問題が発生するので、fθ
レンズ2dの仕様は、集光器8内での励起光ビーム2の
屈折を考慮し、輝尽性蛍光体1上面において励起光ビー
ム2が等速度走査が行われるように決定するのが望まし
い。
【0072】なお、集光器8内での励起光ビーム2の屈
折に伴う走査速度の異常に対処するためには、上述した
他に、fθレンズ2dは通常のもの、すなわち、集光器
8の上面において、励起光ビーム2が等速度走査を行う
ものを使用し、後述するA/D変換器12のサンプリン
グ周波数を主走査線2aの端部においては低く、中央部
においては高くする方法を使用することも可能である。
折に伴う走査速度の異常に対処するためには、上述した
他に、fθレンズ2dは通常のもの、すなわち、集光器
8の上面において、励起光ビーム2が等速度走査を行う
ものを使用し、後述するA/D変換器12のサンプリン
グ周波数を主走査線2aの端部においては低く、中央部
においては高くする方法を使用することも可能である。
【0073】一方、上記集光器8によって集光された広
い角度範囲の輝尽発光光3は、同様に光学フィルタ10
に対しても広い角度で入射するために、光学フィルタ1
0としては、輝尽発光光3の波長に対しては、広い入射
角度範囲で透過率が高く、かつ輝尽発光光3以外の波長
に対しては、広い入射角度範囲で透過率が小さいものを
使用することが望ましく、例えば、図9に特性を示す、
ショット社製のBG39というカラーガラスフィルタを
使用することができる。
い角度範囲の輝尽発光光3は、同様に光学フィルタ10
に対しても広い角度で入射するために、光学フィルタ1
0としては、輝尽発光光3の波長に対しては、広い入射
角度範囲で透過率が高く、かつ輝尽発光光3以外の波長
に対しては、広い入射角度範囲で透過率が小さいものを
使用することが望ましく、例えば、図9に特性を示す、
ショット社製のBG39というカラーガラスフィルタを
使用することができる。
【0074】ここで、集光器8、反射プリズム11、光
学フィルタ10、および光電子倍増管4は、光学接着剤
により相互に接着して密着させることも可能であり、こ
の他に、導光性の液状媒体を介して密着することもでき
る。
学フィルタ10、および光電子倍増管4は、光学接着剤
により相互に接着して密着させることも可能であり、こ
の他に、導光性の液状媒体を介して密着することもでき
る。
【0075】したがってこの実施例において、集光器8
の中を伝播し、両端面に導かれた輝尽発光光3は、反射
プリズム11で反射され、光学フィルタ10で輝尽発光
光3のみ選択的に透過された光電子倍増管4の光電面
(受光面4a)に入射し、電気信号に変換される。
の中を伝播し、両端面に導かれた輝尽発光光3は、反射
プリズム11で反射され、光学フィルタ10で輝尽発光
光3のみ選択的に透過された光電子倍増管4の光電面
(受光面4a)に入射し、電気信号に変換される。
【0076】各光電子倍増管4からの出力は、アナログ
的に加算され、処理部19の初段増幅器15、および対
数増幅器20により所定のレベルに増幅された後、A/
D変換器12によりデジタル変換されて画像メモリ16
に蓄えられ、後に画像処理を施し、CRT上や、ハード
コピーとして出力される。
的に加算され、処理部19の初段増幅器15、および対
数増幅器20により所定のレベルに増幅された後、A/
D変換器12によりデジタル変換されて画像メモリ16
に蓄えられ、後に画像処理を施し、CRT上や、ハード
コピーとして出力される。
【0077】なお、以上の説明においては、両端に行く
にしたがって高さが増加するようにダイクロイック反射
面7を形成した集光器8を使用した場合を例に取った
が、図7に示す集光器8を使用しても同様に構成するこ
とができる。
にしたがって高さが増加するようにダイクロイック反射
面7を形成した集光器8を使用した場合を例に取った
が、図7に示す集光器8を使用しても同様に構成するこ
とができる。
【0078】また、図8(a)、(b)に示すように、
一端面に輝尽発光光3を導くように形成される集光器8
を使用する場合には、図10に示すように、集光面のみ
に光学フィルタ10等を配置すればよい。さらに、上述
した実施例においては、光電子倍増管4を集光器8と直
交する位置に配置する場合が示されているが、反射プリ
ズム11を使用することなく、光学フィルタ10を直接
集光器8の端面に接合し、長手方向に展開することも可
能である。
一端面に輝尽発光光3を導くように形成される集光器8
を使用する場合には、図10に示すように、集光面のみ
に光学フィルタ10等を配置すればよい。さらに、上述
した実施例においては、光電子倍増管4を集光器8と直
交する位置に配置する場合が示されているが、反射プリ
ズム11を使用することなく、光学フィルタ10を直接
集光器8の端面に接合し、長手方向に展開することも可
能である。
【0079】図11に本発明の第2の実施例を示す。こ
の実施例において、光電子倍増管4、および光学フィル
タ10は、2つの45°の反射面11a、11aが形成
された反射プリズム11を介して集光器8に光学的に接
続される。
の実施例において、光電子倍増管4、および光学フィル
タ10は、2つの45°の反射面11a、11aが形成
された反射プリズム11を介して集光器8に光学的に接
続される。
【0080】かかる構成を取ることにより、光電子倍増
管4を集光器8の背面に平行に配置することができるの
で、より装置の小型化を図ることができる。なお、この
場合、図3、図7に示す集光器8を使用する場合には、
図12に示すように、2個の光電子倍増管4、4を直列
状に配置すればよい。
管4を集光器8の背面に平行に配置することができるの
で、より装置の小型化を図ることができる。なお、この
場合、図3、図7に示す集光器8を使用する場合には、
図12に示すように、2個の光電子倍増管4、4を直列
状に配置すればよい。
【0081】図13、図14に本発明の第3の実施例を
示す。この実施例は、より一層の集光効率の改善を図っ
たものであり、輝尽性蛍光体1は、0.5mm程度の厚
さのガラスで蛍光体層の上下を挟んで形成される。
示す。この実施例は、より一層の集光効率の改善を図っ
たものであり、輝尽性蛍光体1は、0.5mm程度の厚
さのガラスで蛍光体層の上下を挟んで形成される。
【0082】一方、集光器8は、ダイクロイック反射面
7の向きを逆にした状態、詳しくは、ダイクロイック反
射面7の最下点が輝尽性蛍光体1の方を向くようにして
輝尽性蛍光体1の上下に配置されており、上下の集光器
8、8の両端面には、45°の反射面11aをその内部
に形成した反射プリズム11が接着されている。
7の向きを逆にした状態、詳しくは、ダイクロイック反
射面7の最下点が輝尽性蛍光体1の方を向くようにして
輝尽性蛍光体1の上下に配置されており、上下の集光器
8、8の両端面には、45°の反射面11aをその内部
に形成した反射プリズム11が接着されている。
【0083】この反射プリズム11は、上下の集光器8
により集光され、両端に伝播された輝尽発光光3を光電
子倍増管4に反射するためのもので、2個の集光器8、
8の端面を同時に接着することが可能なように縦長形状
に形成される。
により集光され、両端に伝播された輝尽発光光3を光電
子倍増管4に反射するためのもので、2個の集光器8、
8の端面を同時に接着することが可能なように縦長形状
に形成される。
【0084】また、反射プリズム11と光電子倍増管4
との間には、光学フィルタ10が反射プリズム11に接
着されている。これら光電子倍増管4と光学フィルタ1
0も上下に長くした形状をしている。
との間には、光学フィルタ10が反射プリズム11に接
着されている。これら光電子倍増管4と光学フィルタ1
0も上下に長くした形状をしている。
【0085】したがってこの実施例において、上方に配
置される集光器8の上方から励起光ビーム2を照射する
と、輝尽性蛍光体1の表裏面から輝尽発光光3が放出さ
れ、これらが集光器8により集光されるため、より集光
効率を高めることができる。
置される集光器8の上方から励起光ビーム2を照射する
と、輝尽性蛍光体1の表裏面から輝尽発光光3が放出さ
れ、これらが集光器8により集光されるため、より集光
効率を高めることができる。
【0086】さらに、従来の集光・光電変換器4では、
輝尽性蛍光体1の上下に集光器8を設けた場合、光電子
倍増管4の数も2倍必要になるが、本実施例において
は、光電面4aの大きな光電子倍増管4に変更するだけ
でよいので、省コスト化を図ることが可能となる。
輝尽性蛍光体1の上下に集光器8を設けた場合、光電子
倍増管4の数も2倍必要になるが、本実施例において
は、光電面4aの大きな光電子倍増管4に変更するだけ
でよいので、省コスト化を図ることが可能となる。
【0087】なお、輝尽性蛍光体1において、蛍光体層
を挟むものとしては、ガラスの代わりに透明樹脂フィル
ム等を使用することも可能である。さらに、下側に用い
る集光器8は、励起光ビーム2を透過させる必要がない
ので、ダイクロイック反射面7ではなく、アルミ等の通
常の反射面でよい。
を挟むものとしては、ガラスの代わりに透明樹脂フィル
ム等を使用することも可能である。さらに、下側に用い
る集光器8は、励起光ビーム2を透過させる必要がない
ので、ダイクロイック反射面7ではなく、アルミ等の通
常の反射面でよい。
【0088】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、輝尽発光光を効率よく光電子倍増管に導くこ
とができ、S/Nの良好な画像を得ることができる。
によれば、輝尽発光光を効率よく光電子倍増管に導くこ
とができ、S/Nの良好な画像を得ることができる。
【0089】また、媒体や光電面のバラツキが原因で生
じる場所による集光効率のバラツキをなくすることがで
き、均一な画像を得ることができる。さらに、集光ミラ
ーが不要となり、集光器および光電変換器の大きさを小
さくすることができるので、装置全体を小型化すること
ができ、省スペース、省コストが図られる。
じる場所による集光効率のバラツキをなくすることがで
き、均一な画像を得ることができる。さらに、集光ミラ
ーが不要となり、集光器および光電変換器の大きさを小
さくすることができるので、装置全体を小型化すること
ができ、省スペース、省コストが図られる。
【0090】その上、スリット、反射面、光学フィルタ
および光電子倍増管が一体となっているので、容易に調
整を行うことができる。
および光電子倍増管が一体となっているので、容易に調
整を行うことができる。
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】集光器の実施例を示す斜視図である。
【図4】集光器の詳細を示す図で、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
(b)は側面図である。
【図5】集光器の作用を示す説明図で、(a)は断面
図、(b)は正面拡大図である。
図、(b)は正面拡大図である。
【図6】ダイクロイック反斜面の特性を示す図である。
【図7】図3の変形例を示す斜視図である。
【図8】集光器の他の実施例を示す図である。
【図9】光学フィルタの特性を示す図である。
【図10】図1の変形例を示す図で、(a)は要部斜視
図、(b)は平面図である。
図、(b)は平面図である。
【図11】本発明の第2の実施例を示す図で、(a)は
斜視図、(b)は平面図である。
斜視図、(b)は平面図である。
【図12】図11の変形例を示す平面図である。
【図13】本発明の第3の実施例を示す図で、(a)は
平面図、(b)は正面図である。
平面図、(b)は正面図である。
【図14】図13の要部拡大斜視図である。
【図15】従来例を示す図である。
【図16】従来の集光器を示す図である。
【図17】集光ミラーを示す図である。
1 輝尽性蛍光体 2 励起光 2a 主走査線 3 輝尽発光光 4 光電変換器 4a 受光面 5 反射膜 6 スリット 7 ダイクロイック反射面 8 集光器 8a、8b 透明ブロック体 9 反射面 9a スリット 10 光学フィルタ 11 反射プリズム 11a 反射面 12 A/D変換器
Claims (20)
- 【請求項1】被写体を透過した放射線エネルギの一部を
吸収し、潜像として蓄積した輝尽性蛍光体(1)に励起
光(2)を照射することにより放出される輝尽発光光
(3)を光電変換器(4)により電気信号とし、放射線
画像情報を得る放射線画像読取装置であって、 前記輝尽発光光(3)を集光して光電変換器(4)に導
く集光手段として、 透明部材によりブロック状に形成されて励起光(2)の
主走査線(2a)と略平行に設置され、 その両側面と下壁面には、輝尽発光光(3)を反射する
反射膜(5)が設けられるとともに、 下壁面の略中央部には、励起光(2)および輝尽発光光
(3)を透過させるスリット(6)が設けられ、 かつ、内部には、主走査線(2a)の略中央から両端部
に行くにしたがって次第にその高さが増加するダイクロ
イック反射面(7)が形成される集光器(8)が使用さ
れる放射線画像読取装置。 - 【請求項2】請求項1記載の放射線画像読取装置におい
て、 集光器(8)のダイクロイック反射面(7)は、主走査
線(2a)の一端部から他端部に行くにしたがって次第
にその高さが増加するように形成される放射線画像読取
装置。 - 【請求項3】前記ダイクロイック反射面(7)は、少な
くとも350nmから500nmの波長帯域において、
反射率が90%以上である多層膜反射面である請求項1
または2記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項4】前記集光器(8)は、ダイクロイック反射
面(7)を界面とする2個の透明ブロック体(8a、8
b)を光学接着剤により接合して形成される請求項1、
2または3記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項5】前記集光器(8)は、ダイクロイック反射
面(7)に代えて、励起光(2)および輝尽発光光
(3)を反射する反射面(9)を備え、 前記反射面(9)の略中央部には、主走査線(2a)と
平行に設けられ、励起光(2)および輝尽発光光(3)
を透過させるスリット(9a)が形成される請求項1ま
たは2記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項6】前記集光器(8)は、反射面(9)を界面
とする2個の透明ブロック体(8a、8b)を光学接着
剤により接合して形成される請求項5記載の放射線画像
読取装置。 - 【請求項7】前記集光器(8)の両端面、または一端面
は、光電変換器(4)の受光面(4a)に直接、光学的
に接続される請求項1、2、3または4記載の放射線画
像読取装置。 - 【請求項8】前記集光器(8)と光電変換器(4)の間
には、励起光(2)の波長の透過率が低く、かつ輝尽発
光光(3)の波長の透過率が高い光学フィルタ(10)
が介装される請求項1、2、3、4、5または6記載の
放射線画像読取装置。 - 【請求項9】前記集光器(8)の近傍には、光電変換器
(4)が略直角に配置され、 前記集光器(8)の端面と光電変換器(4)の受光面
(4a)を45°の反射面(11a)を有する反射プリ
ズム(11)を介して光学的に接続した請求項1、2、
3または4記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項10】前記集光器(8)の近傍には、光電変換
器(4)が略直角に配置されるとともに、 前記集光器(8)の端面と光電変換器(4)の受光面
(4a)とは、45°の反射面(11a)を有する反射
プリズム(11)と、 励起光(2)の波長の透過率が低く、かつ輝尽発光光
(3)の波長の透過率が高い光学フィルタ(10)を介
して光学的に接続した請求項1、2、3、4、5または
6記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項11】前記光電変換器(4)は集光器(8)に
対して略平行に配置され、 前記集光器(8)の端面と光電変換器(4)の受光面
(4a)を、45°の反射面(11a)を2枚備えた反
射プリズム(11)を介して光学的に接続した請求項1
または2記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項12】前記光電変換器(4)は集光器(8)に
対して略平行に配置されるとともに、 前記集光器(8)の端面と光電変換器(4)の受光面
(4a)とは、45°の反射面(11a)を2枚備えた
反射プリズム(11)と、 励起光(2)の波長の透過率が低く、かつ輝尽発光光
(3)の波長の透過率が高い光学フィルタ(10)を介
して光学的に接続した請求項1、2、3、4、5または
6記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項13】前記光学フィルタ(10)は、400n
mから450nmの波長帯域における透過率が80%以
上のカラーガラスフィルタである請求項10または12
記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項14】前記集光器(8)の反射膜(5)は、ア
ルミ蒸着膜である請求項1ないし13のうちいずれかの
請求項に記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項15】前記集光器(8)の反射膜(5)は、輝
尽発光光(3)の波長において高い反射率を有し、かつ
励起光(2)の波長において低い反射率を有するダイク
ロイック反射膜である請求項1ないし13のうちいずれ
かの請求項に記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項16】前記集光器(8)の下面であって、輝尽
性蛍光体(1)に対峙する面には、黒色塗装を施して励
起光(2)の多重反射を防止する請求項1ないし15の
うちいずれかの請求項に記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項17】前記集光器(8)のスリット(6、9
a)部には、反射防止膜が設けられ、 励起光(2)の波長および輝尽発光光(3)の波長の光
の透過率を高めた請求項1ないし16のうちいずれかの
請求項に記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項18】前記輝尽性蛍光体(1)は、透明な基板
と、蛍光体層と、透明な保護膜とからなり、 集光器(8)は、輝尽性蛍光体(1)を挟んで該輝尽性
蛍光体(1)の表裏に配置される請求項1ないし17の
ちいずれかの請求項に記載の放射線画像読取装置。 - 【請求項19】前記励起光(2)の主走査速度は、走査
線端部に行くにしたがって早くされる請求項1ないし1
8のうちいずれかの請求項に記載の放射線画像読取装
置。 - 【請求項20】前記光電変換器(4)からの出力をデジ
タル変換するA/D変換器(12)を備え、 前記A/D変換器(12)のサンプリング周波数は、走
査線端部に行くにしたがって低くされる請求項1ないし
19のうちいずれかの請求項に記載の放射線画像読取装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5321523A JPH07171143A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 放射線画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5321523A JPH07171143A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 放射線画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07171143A true JPH07171143A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18133526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5321523A Withdrawn JPH07171143A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 放射線画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07171143A (ja) |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP5321523A patent/JPH07171143A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |