JPH07171202A - 簡易殺菌真空試験パック - Google Patents

簡易殺菌真空試験パック

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JPH07171202A
JPH07171202A JP6126207A JP12620794A JPH07171202A JP H07171202 A JPH07171202 A JP H07171202A JP 6126207 A JP6126207 A JP 6126207A JP 12620794 A JP12620794 A JP 12620794A JP H07171202 A JPH07171202 A JP H07171202A
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layer
thermochromic
barrier layer
ink composition
thermochromic ink
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JP6126207A
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Ramon T Ignacio
ティー.イグナシオ ラモン
Thomas Thackston
サックストン トーマス
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Pymah Corp
Original Assignee
Pymah Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Disinfection or sterilisation of materials or objects, in general; Accessories therefor
    • A61L2/26Accessories
    • A61L2/28Devices for testing the effectiveness or completeness of sterilisation or disinfection, e.g. indicators which change colour

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の試験パックのように非常に手間のかか
る仕事を必要とすることなく、同時に従来の装置の試験
再現性と同じ確実性を与える、一緒に置くことができる
試験パック。 【構成】 熱変色性インク組成物を用いて模様を上に印
刷した水蒸気通気性媒体からなる表示層に接着した透明
ガス不透過性層を有し、然も、前記表示層が、予め定め
られた温度で少なくとも28inHgの真空度で前記熱
変色性インクの完全で均一な変色を防止するのに充分な
予め定められた気孔率を有する多孔質障壁層に接着結合
されている、改良された殺菌オートクレーブ真空試験装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水蒸気殺菌オートクレ
ーブ中での真空の有効性(effectiveness )を試験する
ための装置(device)に関する。特に、本発明は、装置
を製造するのに余り手間のかからない簡単な装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱が微生物を殺すことはよく知られてい
る。湿分を存在させると、微生物を構成している蛋白質
の変性又は凝集を起こすためこの殺菌を促進する。殺菌
法で湿熱が重要であることは約100年も前から知られ
ている。パスツールは、多くの有機体を殺すのに水の沸
点以上の温度が必要であると言う事を確立しているが、
1880年頃になって初めて水蒸気加圧殺菌器が開発さ
れた。しかし、最初に殺菌し、次に無菌手術をすること
が導入されるまで、病院の設備及び織物の殺菌が必要で
あることの重要な認識はなかった。
【0003】今世紀の初め頃に、手動で制御される殺菌
用オートクレーブが病院に導入された。それらの効率は
理想には程遠いものであったが、それにも拘わらずそれ
は明らかに一歩前進したものであった。食品工業が進歩
した結果、胞子を殺すのに必要なパラメーターについて
の一層完全な理解が発展し、死ぬ次数は対数関数的であ
ることが決定された。
【0004】安全で効果的な殺菌法の開発で最も重要な
特徴は、微生物を殺す時に湿分の存在が認識されたこと
である。殆どの微生物は充分な水分を含み、穏やかな加
熱だけ、例えば、80〜100℃でも微生物を殺すであ
ろう。しかし、殆どのバクテリア胞子は、実質的に水分
を含まない。感熱だけによるそれらの破壊には、150
℃を超える上昇させた温度を必要とする。そのような過
度の温度は殺菌すべき物品の破壊を起こすことがあり、
或はさもなければその有効寿命をひどく短くする。従っ
て、病院ではアレナ病原胞子は、オートクレーブ中で水
蒸気雰囲気を用いて殺している。
【0005】最初の効果的な水蒸気殺菌器は従来約25
0°Fで約12〜15分の殺菌サイクルで操作されてい
るが、好ましい殺菌条件は約270°Fで約3分間であ
る。
【0006】水蒸気は殺菌法の効果的な操作に必須であ
るが、水蒸気が殺菌すべき物質と接触するようにするこ
とが重要である。殺菌物質をオートクレーブから取り出
してから使用するまでに汚染されないようにするため、
包装用布で殺菌すべき物品の外側を包むことが病院では
一般に行われている。
【0007】この外側の包装は、殺菌すべき物品に水蒸
気が到達するのを制限するので、殺菌工程中にそれら物
品が水蒸気と接触するのを外側包装が妨げないようにす
ることが重要である。このことは、水蒸気殺菌オートク
レーブを真空にして空気を除去し、その結果、除去され
た空気によって生じた空間がオートクレーブ中に導入さ
れた水蒸気によって満たされるようにすることにより達
成される。当業者は殺菌器の効果的な操作のためには効
果的な真空が必要であることを認識している。その目的
のために殺菌法の真空工程の有効性を測定する種々の装
置が開発されてきた。
【0008】オートクレーブが適切に機能を発揮してい
るかどうかを決定するための古典的工業的基準は、ボウ
ィー・デック(Bowie-Dick)試験として知られている試験
である。この試験は、物品を殺菌のために準備するのに
用いられるのと同じ種類の包装中に、水蒸気に敏感な指
示体を入れたものからなる試験パックを用いる。その試
験パックは、水蒸気殺菌法で用いられる温度で水蒸気の
存在下に変色するインクで印刷した模様を表面に有する
水蒸気感応性表示シートを有する。
【0009】各試験パックは独立に調製されなければな
らないので、不便な試験である。更に、手で包む試験パ
ックは、包みの気密性が異なるため、気孔率が変動す
る。これら及び他の変数のため、その試験の再現性は疑
問のあるものになっている。
【0010】水蒸気殺菌オートクレーブの真空効率を測
定するためボウィー・デック試験を用いて生ずる問題を
解消するため、紙パッドを用いた種々の試験パックが開
発されてきた。米国特許第4,579,715号明細書
には、パックの多孔質シートの間に水蒸気感応性インク
で印刷されたシートが挿入された多孔質束からなる装置
が記載されている。そのパックの上及び下には水蒸気不
透過性シートが置かれていて、そのパックの縁だけが水
蒸気が入るように多孔性のままになっている。この多孔
質の束を多孔質の包装紙で外側を包む。
【0011】米国特許第4,756,795号明細書に
は、不透過性の表面層と多孔質の層との間に発泡層が配
置されたものからなる改良された同様な試験パックが記
載されている。米国特許第4,692,307号も参照
されたい。
【0012】米国特許第4,579,715号、第4,
756,795号及び第4,692,307号明細書に
記載の装置は、手で包むボウィー・デック試験パックに
よって得られるものよりも再現性のよい結果を与える
が、それらは、パックが種々の層を手積み成形すること
を必要とし、そのためコストが増大する欠点を有する。
更にそれらは、パックを一緒に保持するのに使われる外
側多孔質層で手で包装する必要があり、更に、従来の布
包装ボウィー・デック試験パック程ではないが、幾らか
嵩張ったものになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】必要なものは、従来の
試験パックに必要な非常に手間のかかる仕事をすること
なく、同時に従来の装置の試験再現性と同じ確実性を与
える、一緒に置くことができる試験パックである。
【0014】
【課題を解決するための手段】水蒸気殺菌オートクレー
ブの真空効率を効果的に測定することができる試験パッ
クを、水蒸気感応性インクを上に印刷した表示シート
に、予め定められた気孔率を有する多孔質材料のパック
を積層することにより製造することができることが今度
見出された。ガス不透過性層を、表示シートと水蒸気と
の直接の接触を防ぐため、表示シートに結合する。本発
明の真空試験装置は、外側の包装を必要とせず、それを
オートクレーブから取り出して、直接読取ることができ
る。
【0015】本発明は、表示層に複数の多孔質シートを
結合したものからなる改良されたボウィー・デック試験
装置に関する。表示層は、それに結合されたガス不透過
性層により水蒸気と直接接触しないように保護されてい
る。この試験パックは、外側の包装を必要とせず、オー
トクレーブから取り出して直接読取ることができる簡単
な複合体構造を有する。
【0016】第1図に関し、透明重合体フイルムからな
る不透過性層1が表示層2に結合されており、その表示
層が今度は少なくとも一つの多孔質障壁(バリアー)層
3に結合されている。障壁層は互いに接着結合され、表
示層に接着結合させることができる。不透過性層1は、
表示層に熱封着又は接着結合することができる。
【0017】不透過性層1は、約120℃又は約134
℃の温度の水蒸気を含む殺菌条件に耐えるどのような透
明材料から作られていてもよい。勿論本明細書の記載を
読んだ当業者は、殺菌工程で温度超過が起きることがあ
るので、不透過性層1が殺菌温度よりもかなり高い温度
にも耐えることができるのがよいことを認めるであろ
う。好ましくは不透過性層は、少なくとも200℃、例
えば280℃のガラス転移温度を持つであろう。
【0018】ガス不透過性層1は、雲母、ガラス、又は
天然又は合成透明重合体材料でもよい。本発明の実施で
有用な重合体材料の例は、ポリエステル、ポリカーボネ
ート、ポリフェニレンオキサイド、及びポリスチレンで
あるが、それらに限定されるものではない。本発明の実
施で有用な典型的なポリエステルは、アベリー・デニソ
ン社(Avery/Denison Co.)のファッソン・フイルム部門
(Fasson Film Division)から供給されているスーパーコ
ールド・シール(Supercold Seal)(商標名)ポリエステ
ルの0.5ミルのフイルムである。このフイルムは、感
圧性アクリル接着剤の被覆を有するものとして供給され
ている。
【0019】ガス不透過性重合体材料は、表示層2に熱
封着することができるが、それは接着結合するのが好ま
しい。接着剤は表示層2、又は多孔質障壁層の表面の僅
かな凹凸を克服することができる。
【0020】ガス不透過性層1の厚さは特に限定する必
要はないが、ガス不透過性層1が可撓性を持たなくなっ
て、接着剤層4が表面の凹凸を補うことができなくなる
程厚くないのが好ましい。ガス不透過性重合体材料層1
に望ましい厚さの範囲は、約0.5〜約1.25ミルで
ある。
【0021】表示層は、水蒸気が自由に透過できるどの
ような多孔質材料からなっていてもよい。典型的には、
それは薄い紙であるが、厚さが数ミルのボール紙材料か
らなっていてもよい。
【0022】一つの態様として、表示層は、大きな水蒸
気透過性を有する重合体フイルム、例えば、ナイロン又
はエチレンビニルアセテートにすることができる。
【0023】別の態様として、表示層それ自体は省略し
て、熱変色性(phermochromic) インク模様を、ガス不透
過性層の下側又は障壁層の上に印刷してもよい。障壁層
が複数の層を一緒に接着したものからなる場合、障壁層
3を構成する層の一つを、表示層2として二役にするこ
とができる。
【0024】多孔質障壁層3は、表示層2への水蒸気の
流れを制限する働きをする。1枚の障壁層材料を用いる
ことができるが、そのような厚さの多孔質材料は商業的
には容易に手に入れることができない。従って、好まし
い態様として、複数の障壁層3を用い、個々の層を互い
に接着結合する。
【0025】操作する際、殺菌オートクレーブを真空に
引く。その過程で障壁層3内に取り込まれていた空気が
除去される。水蒸気がオートクレーブ内に導入される
と、それは多孔質障壁層3を通って底及び縁から表示層
2へ自由に移動し、表示層2に色の変化を起こす。適切
な真空が達成されないと、表示層の熱変色性インクは、
取り込まれていた空気が水蒸気の多孔質障壁層3を通っ
て自由に移動するのを妨げる結果、均一又は完全な変色
を起こさせなくなる。長い時間水蒸気オートクレーブ内
に装置を入れたままにしておくと最終的には色の変化を
起こす結果になるが、試験に必要な条件は、用いられて
いるオートクレーブの型に対し正常な殺菌工程時間中に
満足されなければならない。
【0026】障壁層3を適切に操作するため、それは真
空になっていない状態では水蒸気の流れに対する抵抗性
を与えるのに充分な厚さを持たなければならない。逆に
真空中では、それは、試験工程中に適切な変色をもたら
すのに充分な通気性を水蒸気に対して持たなければなら
ない。この予め定められた気孔率条件は多くの方法によ
り満たすことができる。
【0027】本発明の実施で有用な障壁層の例には、ニ
ュージャージー州エジソンのラパコ・ペイパー社(RUPAC
O Paper Corp.)から販売されている両面被覆120ポイ
ント硫酸塩漂白紙であるが、それに限定されるものでは
ない。この製品は約400ポンド/1000平方フィー
トの基礎重量を有し、24ポイト紙で、夫々80ポンド
の基礎重量を有するものを5層積層したものからなる。
別の適したものは、ニュージャージー州エジソンのサル
ウェン・ペーパー社(Salwen Paper Co., Inc.)から供給
されている156.5ポンド/1000平方フィートの
基礎重量を有する48ミルの紙であるトワイス・ホワイ
ト(Twice White.)II(商標名)を3層にしたもの(14
4ポイトの三層複合体については約460ポンドの基礎
重量)からなる組成物である。当業者には、紙の場合、
1ポイトの厚さは1ミルに等しいことは分かるであろ
う。3枚のシートをアクリルエマルジョン接着剤のスプ
レーを用いて互いに結合した。これら積層体の両方の気
孔率は、希望の障壁層を与え、従って、表示層2は、適
切な真空度、例えば28in(インチ)Hgにオートク
レーブを真空にすれば、インクは均一且つ完全に変色す
る。適切な真空度になっていない場合には、色の変化は
不完全になるであろう。
【0028】一般に、ボール紙を用いた場合、厚さ及び
基礎重量の適切な範囲は、厚さが約110〜約150ミ
ル、基礎重量が約390〜約475ポンド/1000平
方フィートである。好ましくは約120〜約144ミル
の厚さ、及び約400〜約460ポンドの基礎重量であ
る。本明細書の記載を読むことによって、基礎重量が大
きくなれば、それに伴って障壁層の厚さが厚くなること
は当業者には分かるであろう。
【0029】積層体の上表面にシェブロン模様に表示イ
ンクを適用し、そのインクの表面上にポリエステル(ポ
リエチレングリコールテレフタレート)の被覆層を接着
結合することにより、生成物を試験した。試験片を、2
8inHgの真空度で、0.5リットル/分、1リット
ル/分、2リットル/分の制御された漏洩、及び無漏洩
にして試験した。試験時間は270℃で31/2 分であっ
た。変色は紫から緑であった。最初の三つの試料は不完
全な変色を示していたが、後者の試料は紫から緑へ完全
に均一に変化した。
【0030】これらの材料を用い、それらの予め定めら
れた気孔率を標準として、過度の実験を行うことなく、
標準のものと同じやり方で実行できる同様な市販紙を選
択することは当業者が適宜行えることである。更に、フ
ェルト織物、及びセルロースの多孔質開口細胞状スポン
ジ又は重合体開口細胞状発泡材料の如き他の多孔質材料
を、多孔質障壁層3を製造するのに用いることができ
る。
【0031】試験した障壁層が余りにも大きな気孔率を
示した場合、速度調節用重合体フイルムを障壁層の底に
接着させることにより補正を行うことができる。適当な
速度調節用フイルムには、約0.5〜約2ミル、例え
ば、1ミルのポリプロピレン及びナイロンのフイルムが
含まれる。
【0032】耐水性で、殺菌工程温度に耐えることがで
きるどのような接着剤でも用いることができる。接着剤
は最小量で用いられるように、スプレーとして適用する
のが好ましい。このやり方により、接着剤は多孔質障壁
層の障壁性に重大な影響を与えることはないであろう。
本明細書の記載を読んだ当業者は、標準のものと気孔率
を比較して、接着剤障壁性を時には考慮に入れることに
なることを認めるであろう。適当な接着剤には、アクリ
ル接着剤及びシリコーン接着剤が含まれる。本発明の実
施で用いるのに適した市販接着剤は、3Mから商標名ス
ーパー(SUPER)77スプレー接着剤として販売されてい
るアクリル接着剤スプレーである。
【0033】殺菌工程条件下での色の変化を起こすどの
ような熱変色性インクでも用いることができる。観察さ
れるべき変色が水蒸気が存在しない時には起きないこと
が、本発明の実施にとって本質的なことである。水蒸気
の存在下で殺菌条件で変色する普通の従来のインクは、
炭酸鉛と硫黄との混合物からなる。例えば、米国特許第
2,118,144号明細書を参照されたい。このイン
クは用いることはできるが、好ましくはない。色の変化
が鋭敏ではなく、真空の善し悪しの差を認めるのが困難
である。好ましいインクは、熱変色性化合物として三塩
化クロムを用いたものである。色は紫から緑に変化す
る。従って、容易に認めることができる。表示用組成物
を、表示層に適用し易いように配合するのは勿論であ
る。
【0034】熱変色性インクと言う用語は、通常特定の
温度又は温度範囲に呼応して色が変化するインクを意味
しているが、本明細書及び特許請求の範囲で用いられて
いるように、用語「熱変色性インク」とは、温度に呼応
して色の変化を示し、少なくとも一つの色の状態で、そ
の形成に水蒸気の存在を必要とする色の状態を有するイ
ンク組成物を意味する。そのような熱変色性インクの例
には、三塩化クロム及び炭酸鉛と硫黄との混合物を含む
組成物であるが、それに限定されるものではない。典型
的には、反応性熱変色性インクの化学成分は、熱変色性
インク組成物の約20〜約40重量%、例えば、30重
量%を占めることができる。濃度は希望する色の強度に
依存して選択される問題であることは認められるであろ
う。
【0035】本発明の実施で有用な配合は当分野でよく
知られている。それらはビヒクル、充填剤、光沢剤、不
透明化剤、結合剤、及び濃化剤を含むことができる、例
えば、米国特許第3,684,737号、第3,36
0,338号及び第3,360,337号明細書(それ
らの記載は参考のためここに入れてある)を参照された
い。
【0036】本発明のインク配合物は、水不溶性組成物
であるのが好ましく、通常、本発明の熱変色性物質と一
緒にした水不溶性成分、溶媒、可塑剤、及び結合剤のス
ラリーである。
【0037】本発明の実施で有用な溶媒の例には、プロ
ピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコー
ルエチルエーテル、及びガレード・ケミカル社(GALLADE
CHEMICAL CORP.)によって製造されているセロソルブ(C
ellosolve)(商標名)溶媒、2−エトキシエタノールで
あるが、それらに限定されるものではない。インク組成
物のための典型的な溶媒は、ユニカル・コーポレーショ
ン(Unical Corporation)により製造されている商標名プ
ロパゾル(Propasol)Mとして販売されているプロピレン
グリコールメチルエーテルである。インクの溶媒含有量
は、与えられた適用方法に望ましい粘度に依存する。一
般にそれは組成物の約15.0〜約45.0重量%、典
型的には、約20〜約40重量%、例えば、35重量%
を占めることができる。
【0038】本発明の熱変色性インクに適した結合剤に
は、水不溶性変性セルロース組成物が含まれる。本発明
の実施で有用な水不溶性結合剤の例は、エチルヒドロキ
シエチルセルロース(EHEC)、エチルヒドロキシメ
チルセルロース、ローム・アンド・ハース社のアクリロ
イド(Acryloid)DM−55、イソボルニルメタクリレー
ト共重合体、及びそれらの混合物であるが、それらに限
定されるものではない。結合剤は、熱変色性インク組成
物の約3.50〜約6.0重量%、典型的には、約4.
0〜約5.0重量%、例えば、約4.5重量%を占める
ことができる。
【0039】光沢剤は、一般に白色で、インクにそれが
ない時に得られるものよりも輝いた色を与える不活性無
機酸化物である。本発明の実施で有用な光沢剤の例は、
三酸化アンチモン及び二酸化チタンであるが、それらに
限定されるものではない。光沢剤は、熱変色性インク組
成物の約5〜約20重量%、典型的には、約8〜約18
重量%、例えば、10重量%を占めることができる。
【0040】不透明化剤は、一般に色が白い弱酸の水不
溶性無機塩である。そのような不透明化剤の例は、炭酸
カルシウム、炭酸バリウム、及び炭酸鉛であるが、それ
らに限定されるものではない。不透明化剤は、熱変色性
インク組成物の約12〜約35重量%、典型的には、約
15〜約25重量%、例えば、18重量%を占めること
ができる。
【0041】可塑剤の例は、フタル酸ジアルキル、例え
ば、フタル酸ジエチル、フタル酸ジオクチル;ビス(ヒ
ドロキシメチル)オレイルオキサゾリンであるが、それ
らに限定されるものではない。可塑剤は、組成物の約2
〜約8重量%、典型的には、約2.5〜約6.0重量
%、例えば、約5.0重量%を占めることができる。
【0042】光沢剤及び不透明化剤の使用量は、インク
の色調に影響を与え、使用者の色の好みに合うように変
えることができる。
【0043】インクはシルクスクリーニングによって適
用されるが、インクの乾燥速度を減少させるために定着
剤を含有させるのが好ましい。定着剤の例は、グリセリ
ン、ポリアルキレングリコール、アルコキシル化フェノ
ール、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、及びエトキシル化フェノールであるが、
それらに限定されるものではない。一般に、定着剤は、
溶媒との相容性を持ち、比較的大きな蒸気圧を有する、
酸素含有有機化合物、例えば、ヒドロキシル又はエーテ
ル含有化合物である。それは、通常蒸発乾固することは
ない。これらの化合物は、約2〜約8.0重量%、典型
的には、約2.5〜約6重量%、例えば、3.8重量%
で用いられる。
【0044】熱変性剤インク組成物の例を表Iに示す。表I 成分 2−エトキシエタノール 32.92 アルカタージ(Alkaterge) =T★ 2.19 三塩化クロム 18.11 三酸化アンチモン 8.78 炭酸カルシウム 18.11 V−125 2.19 フタル酸ジエチル 2.89 V−126 10.97 ポリエチレングリコール 3.84 (200MW)
【0045】★−アンガス・ケミカル社(Angus Chemica
l Co.)により製造されている、ビス(ヒドロキシメチ
ル)オレイルオキサゾリンからなる可塑剤。
【0046】二種類のワニス、V−125及びV−12
6は、配合物へ添加するため混合物として調製した。ワ
ニスV−125は、60重量%のアクリロイドDM55
及び40重量%のプロパゾルMからなっていた。ワニス
V−126は、30重量%のEHEC及び70重量%の
プロパゾルMからなっていた。
【0047】成分を一緒に混合し、その組成物が均一に
なるまでボールミルにかけた。一般にボールミルに約1
時間かけた。次にインクをシルクスクリーニングにより
表示層基体に適用した。しかし、どのような適用法で
も、例えば、オフセット印刷でも用いることができる。
【0048】どのような希望の模様状にインクを表示層
基体に適用してもよい。上で指摘したように、その装置
は別個の表示層を持つ必要はない。熱変色性インクを、
障壁層の上表面に適当な模様状に印刷してもよい。図2
は、適当な従来のシェブロン模様を例示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の改良された真空試験パックの構造を示
す。
【図2】本発明の装置の表示層上のインク模様の従来の
形の例を示す。
【符号の説明】
1 透明不透過性層 2 表示層 3 多孔質障壁層

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱変色性インク組成物を用いて模様を上
    に印刷した水蒸気通気性媒体からなる表示層に接着した
    透明ガス不透過性層を有し、然も、前記表示層が、予め
    定められた温度で少なくとも28inHgの真空度で前
    記熱変色性インクの完全で均一な変色を防止するのに充
    分な、予め定められた気孔率を有する多孔質障壁層に接
    着結合されている、改良された殺菌オートクレーブ真空
    試験装置。
  2. 【請求項2】 ガス不透過性層がポリエステルフイルム
    からなる、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 熱変色性インクが三塩化クロムを含有す
    る組成物からなる、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 ガス不透過性層が接着結合により表示層
    に接着されている。請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 多孔質障壁層が複数の互いに接着結合さ
    れた紙の層からなる、請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 接着剤がアクリル接着剤である、請求項
    4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 接着剤がアクリル接着剤である、請求項
    5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 インク模様がシェブロン模様である、請
    求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 (a) 厚さが約0.5〜約1.25ミ
    ルのポリエステルフイルムからなる透明ガス不透過性
    層、 (b) 熱変色性インク組成物を用いて模様を上に印刷
    した水蒸気通気性媒体からなる表示層であって、然も、
    前記ガス不透過性層がアクリル接着剤を用いて前記表示
    層に接着結合されている、表示層、及び (c) 予め定められた気孔率を有する多孔質障壁層
    で、アクリル接着剤を用いて前記表示層に接着結合され
    た障壁層、の複合構造体からなる改良された殺菌オート
    クレーブ真空試験装置。
  10. 【請求項10】 熱変色性インクが三塩化クロムを含
    む、請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 熱変色性インク組成物が、熱変色性化
    合物、光沢剤、不透明化剤、結合剤、インク組成物のた
    めのビヒクルからなる、請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】 多孔質障壁層が、夫々、48ミルの厚
    さ及び156.5ポンド/1000平方フィートの基礎
    重量を有するボール紙の二つの層からなり、然も、その
    二つの層はアクリル接着剤を用いて一緒に結合されてお
    り、表示層が、熱変色性インクの模様が上に印刷され
    た、48ミルの厚さ及び156.5ポンド/1000平
    方フィートの基礎重量を有するボール紙からなり、前記
    表示層が前記障壁層に接着結合されている、請求項9に
    記載の装置。
  13. 【請求項13】 下側に熱変色性インク組成物を用いて
    模様を印刷した透明ガス不透過性層を有し、然も、前記
    ガス不透過性層が、予め定められた気孔率を有する多孔
    質基体に接着結合されている、改良された殺菌オートク
    レーブ真空試験装置。
  14. 【請求項14】 多孔質障壁層が、夫々、48ミルの厚
    さ及び156.5ポンド/1000平方フィートの基礎
    重量を有するボール紙の三つの層からなり、然も、その
    三つの層がアクリル接着剤を用いて一緒に結合されてい
    る、請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 熱変色性インクが三塩化クロムを含
    む、請求項13に記載の装置。
  16. 【請求項16】 熱変色性インク組成物が、熱変色性化
    合物、光沢剤、不透明化剤、結合剤、及びインク組成物
    のためのビヒクルからなる、請求項13に記載の装置。
  17. 【請求項17】 熱変色性インク組成物が、熱変色性化
    合物として三塩化クロム、光沢剤として三酸化アンチモ
    ン、不透明化剤として炭酸カルシウム、結合剤としてエ
    チルヒドロキシエチルセルロース、及びビヒクルとして
    のプロピレングリコールメチルエーテルからなる、請求
    項11に記載の装置。
  18. 【請求項18】 熱変色性インク組成物が、熱変色性化
    合物として三塩化クロム、光沢剤として三酸化アンチモ
    ン、不透明化剤として炭酸カルシウム、結合剤としてエ
    チルヒドロキシエチルセルロース、及びビヒクルとして
    のプロピレングリコールメチルエーテルからなる、請求
    項15に記載の装置。
  19. 【請求項19】 透明ガス不透過性層及び予め定められ
    た気孔率を有する多孔質障壁層を有し、然も、前記障壁
    層は上表面に熱変色性インク組成物を用いて模様が印刷
    されており、前記ガス不透過性層が前記多孔質障壁層基
    体に、前記熱変色性インク模様に重ねて結合されてい
    る、改良された殺菌オートクレーブ真空試験装置。
  20. 【請求項20】 多孔質障壁層が、夫々、48ミルの厚
    さ、156.5ポンド/1000平方フィートの基礎重
    量を有するボール紙の三つの層からなり、然も、それら
    三つの層がアクリル接着剤を用いて一緒に結合されてい
    る、請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 熱変色性インクが三塩化クロムを含
    む、請求項19に記載の装置。
  22. 【請求項22】 熱変色性インク組成物が、熱変色性化
    合物、光沢剤、不透明化剤、結合剤、及びインク組成物
    のためのビヒクルからなる、請求項19に記載の装置。
  23. 【請求項23】 熱変色性インク組成物が、熱変色性化
    合物として三塩化クロム、光沢剤として三酸化アンチモ
    ン、不透明化剤として炭酸カルシウム、結合剤としてエ
    チルヒドロキシエチルセルロース、及びビヒクルとして
    のプロピレングリコールメチルエーテルからなる、請求
    項22に記載の装置。
  24. 【請求項24】 多孔質障壁層が、約400ポンド/1
    000平方フィートの基礎重量を有するボール紙の12
    0ミルの積層体からなり、三つの層がアクリル接着剤を
    用いて一緒に結合されている、請求項19に記載の装
    置。
  25. 【請求項25】 熱変色性インクが三塩化クロムを含
    む、請求項19に記載の装置。
  26. 【請求項26】 熱変色性インク組成物が、熱変色性化
    合物、光沢剤、不透明化剤、結合剤、及びインク組成物
    のためのビヒクルからなる、請求項19に記載の装置。
  27. 【請求項27】 熱変色性インク組成物が、熱変色性化
    合物として三塩化クロム、光沢剤として三酸化アンチモ
    ン、不透明化剤として炭酸カルシウム、結合剤としてエ
    チルヒドロキシエチルセルロース、及びビヒクルとして
    のプロピレングリコールメチルエーテルからなる、請求
    項26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 障壁層が、約390〜約475ポンド
    /1000平方フィートの基礎重量及び約110〜15
    0ミルの厚さを有する、請求項19に記載の装置。
  29. 【請求項29】 障壁層が、約400〜約460ポンド
    /1000平方フィートの基礎重量及び約120〜14
    4ミルの厚さを有する、請求項19に記載の装置。
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