JPH07171304A - 洗浄装置の液分離器 - Google Patents

洗浄装置の液分離器

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JPH07171304A
JPH07171304A JP31944493A JP31944493A JPH07171304A JP H07171304 A JPH07171304 A JP H07171304A JP 31944493 A JP31944493 A JP 31944493A JP 31944493 A JP31944493 A JP 31944493A JP H07171304 A JPH07171304 A JP H07171304A
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JP
Japan
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liquid
cleaning
tank
liquids
rinsing
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Application number
JP31944493A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Kounou
政敏 高納
Etsuko Yamamoto
悦子 山本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数種類の液を用いてワークを洗浄する洗浄
装置において、洗浄に用いる液を有効に利用することが
できて、ランニングコストを下げるようにする。 【構成】 蒸気乾燥を行う蒸気発生槽18に液分離器2
3を設ける。蒸気発生槽18内にワークを収容したバス
ケット2を収容すると、ワークに付着したすすぎ液が乾
燥液19に混入して混合液30となる。この混合液30
をポンプ24により第1及び第2の熱交換器25,26
を介して分離槽27に送り込み、分離槽27内で冷却パ
イプ28により冷却することにより、比重差により2液
が完全に分離するようになる。分離した2液のうち、乾
燥液19は蒸気発生槽18内に戻し、すすぎ液16はタ
ンク36に貯留し再利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属部品や実装基板等
のワークを複数種類の液を用いて洗浄する洗浄装置にお
いて、比重が異なる2種類の液が混合した混合液を2液
に分離する液分離器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属部品や実装基板等のワークの
洗浄は、フロンやエタン(トリクロロエタン)を使用し
て行うのが一般的であった。これらフロンやエタンを用
いた洗浄では、洗浄液であるフロンやエタンが安価であ
るため、ランニングコストが問題となることは殆どなか
った。
【0003】しかし、フロンやエタンはオゾン層を破壊
する物質であるとされ、それらが西暦1995年に全廃
されることに向けて、フロン・エタン代替洗浄剤が開発
されている。この種の洗浄剤を用いた洗浄では、洗浄、
すすぎ、乾燥の各工程において、各工程に適した種類の
洗浄液を使用する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記フロン・エタン代
替洗浄剤による洗浄の場合、洗浄液(特に乾燥液)がフ
ロンやエタンに比べて高価である。また、洗浄、すす
ぎ、及び乾燥の各工程で工程に適した洗浄液を使用する
ため、前工程で使用された液がワークに付いて後工程の
液に混入し、後工程の液の純度が低下することになり、
これに伴い最終的にワークに乾燥しみ等が発生するおそ
れがある。これを避けるためには、各工程で使用する液
を頻繁に代えることで対応できるが、前述したように洗
浄液が高価であるため、これでは洗浄のためのランニン
グコストが非常に高くなってしまうという問題点があ
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、複数種類の液を
用いてワークを洗浄する洗浄装置において、洗浄に用い
る液を有効に利用することができて、ランニングコスト
を下げることができる洗浄装置の液分離器を提供するに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、複数種類の液を用いて洗浄から乾燥まで
複数の工程を行うことによりワークを洗浄するようにし
た洗浄装置において、隣り合った2つの工程で用いられ
た比重が異なる2種類の液が混合した混合液を貯留する
分離槽と、この分離槽内の混合液を冷却する冷却手段と
を備えて成る液分離器を設けるようにところに特徴を有
する。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、比重が異なる2種類の
液が混合した混合液を分離槽内において冷却手段により
冷却することにより、混合液中の2液の比重差がより大
きくなり、これに伴い比重差により2液を短時間で確実
に分離できるようになる。このように分離することで、
それらの液を再利用することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て説明する。まず、図5には、フロン・エタン代替洗浄
剤を用いた洗浄装置における洗浄の工程を示している。
この場合、工程としては、洗浄、予備すすぎ、本すす
ぎ、仕上げすすぎ、蒸気乾燥の5つの工程から成ってい
る。金属部品等のワーク1は、バスケット2に収容され
た状態で、矢印で示すように各工程へ順次移送されるよ
うになっている。
【0009】洗浄工程では、洗浄槽3内に収容された洗
浄液4中にワーク1を浸漬させ、この状態で超音波発振
器5による超音波によって洗浄する。なお、洗浄液4は
ポンプ6により循環させ、また、フィルタ7により洗浄
液4中の不純物を除去するようにしている。
【0010】ここで、洗浄液4としては、例えば「テク
ノケア FRW−17」(株式会社東芝製)を用いる。
この洗浄液4は、シリコーンをベースにした非水系の洗
浄剤で、比重(25℃)は0.95である。
【0011】予備すすぎ工程では、予備すすぎ槽8内に
収容されたすすぎ液9中に、洗浄工程で洗浄されたワー
ク1を浸漬させ、この状態で超音波発振器10による超
音波によってすすぐ。この場合も、すすぎ液9はポンプ
11により循環させ、また、フィルタ12によりすすぎ
液9中の不純物を除去するようにしている。
【0012】ここで、すすぎ液9としては、例えば「テ
クノケア FRW−1」(株式会社東芝製)を用いてい
る。このすすぎ液9も、上記洗浄液4と同様に、シリコ
ーンをベースにした非水系の洗浄剤で、比重(25℃)
は0.96である。
【0013】本すすぎ工程では、本すすぎ槽13内に収
容されたすすぎ液14中に、予備すすぎ工程ですすがれ
たワーク1を浸漬させることによって行う。この本すす
ぎ工程で使用するすすぎ液14は、上記すすぎ液9と同
一種類のもの(「テクノケアFRW−1」)を用いる。
【0014】仕上げすすぎ工程では、仕上げすすぎ槽1
5内に収容されたすすぎ液16中に、本すすぎ工程です
すがれたワーク1を浸漬させることによって行う。この
仕上げすすぎ工程で使用するすすぎ液16も、上記すす
ぎ液9と同一種類のもの(「テクノケア FRW−
1」)を用いる。
【0015】なお、洗浄液4及びすすぎ液9,14,1
6には引火点があるため(洗浄液4は約67℃、すすぎ
液9,14,16は約55℃)、洗浄槽3、予備すすぎ
槽8、本すすぎ槽13、及び仕上げすすぎ槽15の上部
には冷却水を通す冷却パイプ17を設け、この冷却パイ
プ17により洗浄液4やすすぎ液9,14,16の温度
が上昇するのを抑えるようにしている。
【0016】蒸気乾燥工程の蒸気発生槽18には、図1
に示すように、内部に乾燥液19を収容すると共に、こ
の乾燥液19を加熱するヒータ20を設け、また、上部
に冷却水を通す冷却パイプ21を設けている。この蒸気
乾燥工程で用いる乾燥液19としては、例えば「テクノ
ケア FRV−100」(株式会社東芝製)を用いてい
る。この乾燥液19は、不燃性のフッ素化液体を主成分
とした仕上げ専用の蒸気洗浄剤で、比重(25℃)は
1.8である。
【0017】蒸気乾燥工程では、乾燥液19をヒータ2
0により加熱することにより蒸気を発生させると共に、
蒸気発生槽18の上部を冷却パイプ21により冷却する
ことによって蒸気発生槽18内に蒸気相22を形成す
る。この蒸気相22内に仕上げすすぎされたワーク1を
収容したバスケット2を配置することにより、ワーク1
に付着したすすぎ液16と乾燥液19の蒸気とが置換さ
れると共にワーク1が加熱され、ワーク1の乾燥が行わ
れる。このとき、置換されたすすぎ液16は落下して乾
燥液19に少しずつ混入することになる。
【0018】さて、蒸気発生槽18には、すすぎ液16
と乾燥液19とが混合した混合液から2液を分離するた
めの液分離器23を設けており、以下この液分離器23
について説明する。なお、図5においては、液分離器2
3について簡略化して示している。
【0019】液分離器23は、図1に示すように、ポン
プ24と、第1及び第2の熱交換器25及び26と、分
離槽27と、この分離槽27内に配設された冷却手段と
しての冷却パイプ28と、ポンプ24、第1及び第2の
熱交換器25及び26、並びに分離槽27を接続する配
管29とから構成されている。
【0020】このうちポンプ24は、蒸気発生槽18内
において混合した混合液30を第1及び第2の熱交換器
25及び26を通して分離槽27側へ送り込むと共に、
後述するように分離槽27において分離された乾燥液1
9を第1の熱交換器25を通して蒸気発生槽18内に戻
すように循環させる。
【0021】上記分離槽27には、図2に示すように、
混合液30を貯留するための蛇行状をなす通路31が形
成されており、この通路31内に上記冷却パイプ28を
配設している。通路31の最終端には、図3に示すよう
に、比重差により分離した2液を分けるための仕切り壁
32が設けられている。また、分離槽27には、図4に
も示すように、通路31の終端部の底部に接続された第
1の分離パイプ33が回動可能に設けられ、また、仕切
り壁32を境にして通路31とは反対側の空間部34側
の底部に第2の分離パイプ35が設けられている。第1
の分離パイプ33の先端部は帰還用の配管29に接続さ
れ、第2の分離パイプ35はタンク36と連通してい
る。
【0022】斯様な構成の液分離器23において、ポン
プ24が駆動されると、蒸気発生槽18内において混合
した混合液30が第1の熱交換器25へ送り込まれ、そ
の混合液30は、蒸気発生槽18側へ戻される乾燥液1
9との熱交換により約100℃から約80℃まで冷却さ
れる。その混合液30は、さらに第2の熱交換器26へ
送り込まれ、ここで冷却水との熱交換により約40℃ま
で冷却され、この後、分離槽27へ送り込まれる。
【0023】分離槽27へ送り込まれた混合液30は通
路31を通り、この通路31を通る過程で冷却パイプ2
8により約20℃にまで冷却される。混合液30は、2
0℃近傍で、比重差によりすすぎ液16と乾燥液19と
の2液に上下に完全に分離するようになる(図3参
照)。
【0024】このうち、比重が大きな下層側の乾燥液1
9は、第1の分離パイプ33から配管29を介して第1
の熱交換器25へ送り込まれ、ここで蒸気発生槽18か
ら送り込まれた比較的高温の混合液30との熱交換によ
り約40℃まで上昇されて蒸気発生槽18内に戻され
る。このとき、分離槽27において分離された乾燥液1
9を第1の熱交換器25を通して温度上昇させるように
しているのは、約20℃の乾燥液19をそのまま蒸気発
生槽18に戻すと、蒸気発生槽18内の乾燥液19の温
度が低下して蒸気が発生しなくなるおそれがあるためで
ある。
【0025】一方、乾燥液19に比べて比重が小さい上
層側のすすぎ液16は、仕切り壁32をオーバーフロー
して空間部34側へ流れ、第2の分離パイプ35からタ
ンク36に送り込まれて貯留される。タンク36に貯留
されたすすぎ液19は、例えば予備すすぎ工程のすすぎ
液9として再利用することができる。
【0026】この場合、第1の分離パイプ33は回動に
より傾きを変えることができるので、通路31に供給さ
れる混合液30の流量に応じて第1の分離パイプ33の
傾きを調整することにより、2液の分離回収を確実に行
うことができる。
【0027】上記した実施例によれば、フロン・エタン
に代わる複数種類の液を用いてワーク1を洗浄する洗浄
装置において、蒸気発生槽18に液分離器23を設け、
比重が異なる2種類の液(すすぎ液16と乾燥液19)
が混合した混合液30を分離槽27内において冷却パイ
プ28により冷却する構成としたことにより、混合液3
0中の2液の比重差がより大きくなり、これに伴い比重
差により、それらすすぎ液16と乾燥液19との2液を
短時間で確実に分離できるようになる。そして、このよ
うにして分離することで2液を再利用することができる
から、これらすすぎ液16及び乾燥液19を有効に利用
することができ、ランニングコストを下げることができ
る。
【0028】また、蒸気発生槽18内における乾燥液1
9からすすぎ液16を分離するようにしているので、乾
燥液19の純度の低下を抑えることができ、ワーク1に
乾燥しみ等が発生することを防止できるものである。
【0029】なお、上記した実施例では、液分離器23
を、仕上げすすぎ工程で用いられるすすぎ液16と、蒸
気乾燥工程で用いられる乾燥液19とが混合した混合液
30を分離するものに適用したが、これに限られず、例
えば洗浄工程で用いられる洗浄液と、予備すすぎ工程で
用いられるすすぎ液との2液の比重差が大きい場合に
は、それら洗浄液とすすぎ液とを分離する場合にも適用
することができる。
【0030】
【発明の効果】以上の記述にて明らかなように、本発明
によれば、複数種類の液を用いて洗浄から乾燥まで複数
の工程を行うことによりワークを洗浄する洗浄装置にお
いて、比重が異なる2種類の液が混合した混合液を分離
槽内において冷却手段により冷却することにより、混合
液中の2液の比重差をより大きくし、これに伴い2液を
短時間で確実に分離できるようになる。これにより、分
離した液を再利用することが可能となり、ランニングコ
ストを下げることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、液分離器部分
の概略的構成を示す図
【図2】分離槽の斜視図
【図3】分離槽の破断正面図
【図4】第1の分離パイプ部分の側面図
【図5】洗浄装置における洗浄の工程を示す図
【符号の説明】
1はワーク、4は洗浄液、9,14,16はすすぎ液、
19は乾燥液、20はヒータ、23は液分離器、27は
分離槽、28は冷却パイプ(冷却手段)、30は混合液
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の液を用いて洗浄から乾燥まで
    複数の工程を行うことによりワークを洗浄するようにし
    た洗浄装置において、 隣り合った2つの工程で用いられた比重が異なる2種類
    の液が混合した混合液を貯留する分離槽と、この分離槽
    内の混合液を冷却する冷却手段とを備えて成る洗浄装置
    の液分離器。
JP31944493A 1993-12-20 1993-12-20 洗浄装置の液分離器 Pending JPH07171304A (ja)

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