JPH07171680A - 柱とはりの接合用金物の製造方法 - Google Patents

柱とはりの接合用金物の製造方法

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JPH07171680A
JPH07171680A JP31947893A JP31947893A JPH07171680A JP H07171680 A JPH07171680 A JP H07171680A JP 31947893 A JP31947893 A JP 31947893A JP 31947893 A JP31947893 A JP 31947893A JP H07171680 A JPH07171680 A JP H07171680A
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column
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Kuniaki Sato
邦昭 佐藤
Toshio Saeki
俊夫 佐伯
Naoki Tanaka
直樹 田中
Shuei Suzuki
周衛 鈴木
Hidenari Matsuo
英成 松尾
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Hitachi Kizai Inc
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Kajima Corp
Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄骨構造の柱に接合する底版7上にはりのフ
ランジが挿入するスリット8を有する水平板4を一体に
設け、このスリット8に臨んでボルト孔を開口し、ま
た、この底版7にもボルト孔を設ける接合用金物の製造
方法において、簡単かつ安価に、しかも、精度よく製作
できる。 【構成】 水平板4はスリット8となる間隔を存して並
行する上板12aと下板12bの上下2枚の板で構成し、底
版7中央には両側に平坦部14を残して裏当て用突条13を
一体に突設し、この突条13を挟んで前記上板12a端と下
板12b端とを溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木や建築物等の部材
の接合として、鉄骨構造の柱とはりの接合用金物の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2面接合することで接合金物におけるは
りフランジとの接合長さを短くできる鉄骨構造の柱とは
りの接合用金物として、発明者らは特願平5-241208号、
特願平5-241209号に示す接合用金物等を発明し、出願し
た。
【0003】この特願平5-241208号、特願平5-241209号
の接合方法および接合用金物を図7〜図9に示すと、接
合金物1ははり3の上フランジ3aや下フランジ3bに
重合するとともに、これをボルト結合し得るボルト孔を
有する水平板4を底版7上に突設し、この底版7は図8
に示すように前記水平板4の基部から外方へ向って次第
に厚さを薄くするとともに、台座5を有するボルト孔6
を設けた。
【0004】前記接合金物1の水平板4は、2股の一体
物として形成して、中央にはり3のフランジが挿入する
スリット8を長さ方向にかつ先端に開口するように設け
た。さらに、2股となり上下に分かれる片のうち、一方
の片にはり3のウエブ3cが通過する切り込み溝9を形
成しておく。
【0005】このようにして、柱2の所定位置(はり3
の上フランジ3aおよび下フランジ3bに対応する位
置)に底版7を載置して高力ボルト10で止めることで接
合金物1を上下に取り付ける。
【0006】さらに、水平板4の水平スリット8内には
り3の上フランジ3aおよび下フランジ3bを差し入れ
て高力ボルト10で止める。
【0007】はり3端には曲げモーメントと剪断力が作
用し、はり3の上フランジ3aの位置においては引張力
が、下フランジ3bの位置においては圧縮力が作用す
る。従って上フランジ3a用の接合金物1及びそれを柱
2に取りつける高力ボルト10には引張力が作用する。そ
してはり3のフランジ3aと接合金物1は高力ボルト10
で摩擦接合する。すなわち、はり3のフランジ3aは接
合金物1の水平板4に挾まれるので、高力ボルトを締め
つけることによりはり3と接合金物1は密着し2面の摩
擦接合となるので、所要の摩擦力を発生させるために
は、従来の一面摩擦の場合の半分のボルト本数ですみ、
水平板4の長さも半分程度で良いため接合金物1の重量
を軽減させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この特願平5-
241208号、特願平5-241209号の接合金物1は、底版7と
水平板4とが一体となった形状のものとして鋳造または
型鍛造で製作されているが、かかる製作は非常に面倒で
手数を要するものとなる。特に、スリット8はこれをは
り3の上フランジ3aおよび下フランジ3bの厚さ寸法
に合わせる必要があり、精度確保が難しい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記従
来例の不都合を解消し、簡単かつ安価に、しかも、精度
よく製作できる柱とはりの接合用金物の製造方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、鉄骨構造の柱に接合する底版上にはりのフラ
ンジが挿入するスリットを有する水平板を一体に設け、
このスリットに臨んでボルト孔を開口し、また、前記底
版を前記水平板の基部から外方に向かって次第に厚さ寸
法を小に形成するとともに、この底版にもボルト孔を設
ける接合用金物の製造方法において、前記水平板はスリ
ットとなる間隔を存して並行する上板と下板の上下2枚
の板で構成し、底版中央の頂部には両側に平坦部を残し
て裏当て用突条を一体に突設し、この突条を挟んで前記
上板端と下板端とを底版中央の平坦頂部に溶接するこ
と、もしくは、鉄骨構造の柱に接合する底版上にはりの
フランジが挿入するスリットを有する水平板を一体に設
け、このスリットに臨んでボルト孔を開口し、また、こ
の底版にもボルト孔を設ける接合用金物の製造方法にお
いて、前記水平板は一枚の上板と、これとスリットとな
る間隔を存して並行する下板で構成し、底版には別体と
しての裏当て部材を置き、この裏当て部材を挟んで前記
上板端と下板端とを底版中央の平坦頂部に溶接するこ
と、または、鉄骨構造の柱に接合する底版上にはりのフ
ランジが挿入するスリットを有する水平板を一体に設
け、このスリットに臨んでボルト孔を開口し、また、前
記底版を前記水平板の基部から外方に向かって次第に厚
さ寸法を小に形成するとともに、この底版にもボルト孔
を設ける接合用金物の製造方法において、前記水平板は
一枚の上板と、これとスリットとなる間隔を存して並行
する下板で構成し、底版中央の頂部には両側に平坦部を
残して別体としての裏当て部材を置き、この裏当て部材
を挟んで前記上板端と下板端とを底版中央の平坦頂部に
溶接すること、さらに、鉄骨構造の柱に接合する底版上
にはりのフランジが挿入するスリットを有する水平板を
一体に設け、このスリットに臨んでボルト孔を開口し、
また、前記底版を前記水平板の基部から外方に向かって
次第に厚さ寸法を小に形成するとともに、この底版にも
ボルト孔を設ける接合用金物の製造方法において、前記
水平板は一枚の上板と、これとスリットとなる間隔を存
して並行する下板で構成し、底版の柱の接合面と反対側
は中央に頂部が突出するなだらかな傾斜面の山型に形成
し、この山型の頂部を挟んで前記上板端と下板端とを傾
斜面途中に溶接することを要旨とするものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、鉄骨構造の柱に接合する底版
上に一体に設ける水平板は、はりのフランジが挿入する
スリットを有するものであるが、これは間隔を存して並
行する上板と下板の上下2枚の板を溶接して構成するよ
うにしたので、一体物として鋳造または型鍛造で製作さ
れる場合に比べて、簡単かつ安価に製作でき、しかもス
リット幅の調整も容易である。
【0012】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の柱とはりの接合用金物の製造
方法の第1実施例を示す側面図、図2は同上斜視図で、
接合金物1としては前記従来例と同じく、はりのフラン
ジに重合するとともに、これをボルト結合し得るボルト
孔6を有する水平板4を底版7上に突設し、この底版7
は前記水平板4の基部から外方へ向って次第に厚さを薄
くするとともに、台座5を有するボルト孔6を設けたも
のであり、水平板4は中央にはりのフランジが挿入する
スリット8を長さ方向にかつ先端に開口するように設け
た。さらに、2股となり上下に分かれる板のうち、一方
の板にはりのウエブが通過する切り込み溝9を形成し
た。
【0013】本発明は、前記水平板4はスリット8とな
る間隔を存して並行する上板12aと下板12bの上下2枚
の板で構成するようにした。
【0014】そして、底版7の柱の接合面と反対側の中
央の頂部は平坦とするが、両側に平坦部14を残して裏当
て用突条13を一体に突設する。
【0015】この裏当て用突条13を挟んで前記上板12a
端と下板12b端とをこの突条13の両側に残る平坦部14に
溶接した。
【0016】裏当て用突条13の幅はスリット8の幅を決
定するものであり、また、上板12aと下板12bの板厚を
tとし、突条13の両側に残る平坦部14の幅をlとすれ
ば、l>tとする。
【0017】図3は本発明の第2実施例を示すもので、
底版7は平板であるがこの底版7の中央の頂部には両側
に平坦部14を残して別体としての角材による裏当て部材
15を置き、この裏当て部材15を挟んで前記上板12a端と
下板12b端とを溶接した。
【0018】裏当て部材15の幅はスリット8の幅を決定
するものであり、また、スリット8を含んで上板12aか
ら下板12bまでの幅をl1 とすれば、底版7の上板12a
端と下板12b端間の幅l2 はl2 >l1 とする。このよ
うにすれば、l2 はl1 の変化にも対応できるものとな
る。
【0019】さらに、図4は本発明の第3実施例を示す
もので、底版7は前記第1実施例と同じく、底版7は前
記水平板4の基部から外方へ向って次第に厚さを薄くす
るとともに、台座5を有するボルト孔6を設けたもので
あり、底版7の柱の接合面と反対側の中央の頂部は平坦
とする点は前記第1実施例と同じであるが、この底版7
の中央の頂部には両側に平坦部14を残して別体としての
角材による裏当て部材15を置き、この裏当て部材15を挟
んで前記上板12a端と下板12b端とを前記平坦部14に溶
接した。
【0020】図5は本発明の第4実施例を示すもので、
底版7の柱の接合面と反対側は中央に頂部16aが突出す
るなだらかな湾曲傾斜面16bの山型16に形成した。
【0021】そして、この山型16の頂部16aを挟んで前
記上板12a端と下板12b端とを傾斜面16bの途中に溶接
する。
【0022】なお、スリット8の幅をtf とすれば、図
6に示すようにこのtf は上板12a端と下板12b端とを
傾斜面16bの途中のどの位置にするかで決定できる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明の柱とはりの接
合用金物の製造方法は、鉄骨構造の柱に接合する底版上
にはりのフランジが挿入するスリットを有する水平板を
一体に設け、このスリットに臨んでボルト孔を開口し、
また、前記底版を前記水平板の基部から外方に向かって
次第に厚さ寸法を小に形成するとともに、この底版にも
ボルト孔を設ける接合用金物の製造方法において、簡単
かつ安価に、しかも、精度よく製作できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の柱とはりの接合用金物の製造方法の第
1実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の柱とはりの接合用金物の製造方法の第
1実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の柱とはりの接合用金物の製造方法の第
2実施例を示す側面図である。
【図4】本発明の柱とはりの接合用金物の製造方法の第
3実施例を示す側面図である。
【図5】本発明の柱とはりの接合用金物の製造方法の第
4実施例を示す側面図である。
【図6】本発明の柱とはりの接合用金物の製造方法の第
4実施例を示す部分説明図である。
【図7】従来の接合用金物の要部の側面図である。
【図8】従来の接合用金物の斜視図である。
【図9】従来の接合用金物による鉄骨構造の柱とはりの
接合状態を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1…接合金物 2…柱 3…はり 3a…上フランジ 3b…下フランジ 3c…ウエブ 4…水平板 5…台座 6…ボルト孔 7…底版 8…スリット 9…切り込み溝 10…高力ボルト 12a…上板 12b…下板 13…突条 14…平坦部 15…裏当て部材 16…山型 16a…頂部 16b…傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐伯 俊夫 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 田中 直樹 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 鈴木 周衛 東京都江東区東陽四丁目1番13号 日立機 材株式会社内 (72)発明者 松尾 英成 福岡県北九州市若松区北浜一丁目9番1号 日立金属株式会社若松工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄骨構造の柱に接合する底版上にはりの
    フランジが挿入するスリットを有する水平板を一体に設
    け、このスリットに臨んでボルト孔を開口し、また、前
    記底版を前記水平板の基部から外方に向かって次第に厚
    さ寸法を小に形成するとともに、この底版にもボルト孔
    を設ける接合用金物の製造方法において、前記水平板は
    スリットとなる間隔を存して並行する上板と下板の上下
    2枚の板で構成し、底版中央の頂部には両側に平坦部を
    残して裏当て用突条を一体に突設し、この突条を挟んで
    前記上板端と下板端とを底版中央の平坦頂部に溶接する
    ことを特徴とした柱とはりの接合用金物の製造方法。
  2. 【請求項2】 鉄骨構造の柱に接合する底版上にはりの
    フランジが挿入するスリットを有する水平板を一体に設
    け、このスリットに臨んでボルト孔を開口し、また、こ
    の底版にもボルト孔を設ける接合用金物の製造方法にお
    いて、前記水平板は一枚の上板と、これとスリットとな
    る間隔を存して並行する下板で構成し、底版には別体と
    しての裏当て部材を置き、この裏当て部材を挟んで前記
    上板端と下板端とを底版中央の平坦頂部に溶接すること
    を特徴とした柱とはりの接合用金物の製造方法。
  3. 【請求項3】 鉄骨構造の柱に接合する底版上にはりの
    フランジが挿入するスリットを有する水平板を一体に設
    け、このスリットに臨んでボルト孔を開口し、また、前
    記底版を前記水平板の基部から外方に向かって次第に厚
    さ寸法を小に形成するとともに、この底版にもボルト孔
    を設ける接合用金物の製造方法において、前記水平板は
    一枚の上板と、これとスリットとなる間隔を存して並行
    する下板で構成し、底版中央の頂部には両側に平坦部を
    残して別体としての裏当て部材を置き、この裏当て部材
    を挟んで前記上板端と下板端とを底版中央の平坦頂部に
    溶接することを特徴とした柱とはりの接合用金物の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 鉄骨構造の柱に接合する底版上にはりの
    フランジが挿入するスリットを有する水平板を一体に設
    け、このスリットに臨んでボルト孔を開口し、また、前
    記底版を前記水平板の基部から外方に向かって次第に厚
    さ寸法を小に形成するとともに、この底版にもボルト孔
    を設ける接合用金物の製造方法において、前記水平板は
    一枚の上板と、これとスリットとなる間隔を存して並行
    する下板で構成し、底版の柱の接合面と反対側は中央に
    頂部が突出するなだらかな傾斜面の山型に形成し、この
    山型の頂部を挟んで前記上板端と下板端とを傾斜面途中
    に溶接することを特徴とした柱とはりの接合用金物の製
    造方法。
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