JPH07172694A - 糸条収納方法 - Google Patents
糸条収納方法Info
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- JPH07172694A JPH07172694A JP34613793A JP34613793A JPH07172694A JP H07172694 A JPH07172694 A JP H07172694A JP 34613793 A JP34613793 A JP 34613793A JP 34613793 A JP34613793 A JP 34613793A JP H07172694 A JPH07172694 A JP H07172694A
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Landscapes
- Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 紡出された未延伸糸束Yを歯車型ニップロー
ラ1、2で引き取り、ニップローラの下方の糸条収納容
器8内に収納するに際し、前記ニップローラ1、2と糸
条収納容器8との間で、未延伸糸束Yを中心点として描
かれる円を等分割する円周上に、流体噴射ノズルを3個
以上設け、円周に沿って隣接する流体噴射ノズル3、
4、5、6の順に、各流体噴射ノズルから噴出速度150m
/秒以上、周期5回/秒以上の流体を落下途中の未延伸
糸束Yに噴射させる。 【効果】 高速で引き取られた未延伸糸束であっても糸
条収納容器に連続的に安定して収納することができる。
このため本発明を適用して収納した糸条収納容器から未
延伸糸束を引き出す時にも未延伸糸束の乱れやもつれ等
がなく、延伸工程の操業性を向上させることが可能とな
る。
ラ1、2で引き取り、ニップローラの下方の糸条収納容
器8内に収納するに際し、前記ニップローラ1、2と糸
条収納容器8との間で、未延伸糸束Yを中心点として描
かれる円を等分割する円周上に、流体噴射ノズルを3個
以上設け、円周に沿って隣接する流体噴射ノズル3、
4、5、6の順に、各流体噴射ノズルから噴出速度150m
/秒以上、周期5回/秒以上の流体を落下途中の未延伸
糸束Yに噴射させる。 【効果】 高速で引き取られた未延伸糸束であっても糸
条収納容器に連続的に安定して収納することができる。
このため本発明を適用して収納した糸条収納容器から未
延伸糸束を引き出す時にも未延伸糸束の乱れやもつれ等
がなく、延伸工程の操業性を向上させることが可能とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トウ状の合成繊維を製
造するに際して、未延伸糸束を糸条収納容器へ連続的に
安定して収納する糸条収納方法に関するものである。
造するに際して、未延伸糸束を糸条収納容器へ連続的に
安定して収納する糸条収納方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】繊度が30〜300 万デニールとなる合成繊
維束を製造するに際しては、10〜30錘の紡糸機を用いて
300 〜3000孔/錘の紡糸口金より溶融紡糸し、冷却、オ
イリングした後、ニップローラで引き取った未延伸糸束
を糸条収納容器内に落下させて200 〜2000kg収納した
後、前述した繊度になるように数本〜数十本を引き揃え
て延伸している。
維束を製造するに際しては、10〜30錘の紡糸機を用いて
300 〜3000孔/錘の紡糸口金より溶融紡糸し、冷却、オ
イリングした後、ニップローラで引き取った未延伸糸束
を糸条収納容器内に落下させて200 〜2000kg収納した
後、前述した繊度になるように数本〜数十本を引き揃え
て延伸している。
【0003】この場合、未延伸糸束を落下させて糸条収
納容器に乱れなく収納する方法として、 (1) 糸条収納容器自体を前後左右にトラバースさせる方
法 (2) 落下途中に物体をおいて未延伸糸束を衝突させて減
速させる方法 が用いられている。しかしながら、(1) の方法では、未
延伸糸束が糸条収納容器に落下する時の速度が高速であ
ると、糸条収納容器内で未延伸糸束がばらけてしまい、
糸条収納容器から引き出す際に乱れやもつれ等が多発す
る。また、(2) の方法では、物体に衝突する時に未延伸
糸束がばらけてしまい、糸条収納容器に連続的に安定し
て収納できない。このように、(1) 、(2) の方法で収納
された未延伸糸束には、乱れやもつれ等があるため、延
伸工程において操業性が悪くなるという問題があった。
納容器に乱れなく収納する方法として、 (1) 糸条収納容器自体を前後左右にトラバースさせる方
法 (2) 落下途中に物体をおいて未延伸糸束を衝突させて減
速させる方法 が用いられている。しかしながら、(1) の方法では、未
延伸糸束が糸条収納容器に落下する時の速度が高速であ
ると、糸条収納容器内で未延伸糸束がばらけてしまい、
糸条収納容器から引き出す際に乱れやもつれ等が多発す
る。また、(2) の方法では、物体に衝突する時に未延伸
糸束がばらけてしまい、糸条収納容器に連続的に安定し
て収納できない。このように、(1) 、(2) の方法で収納
された未延伸糸束には、乱れやもつれ等があるため、延
伸工程において操業性が悪くなるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決し、未延伸糸束を乱れなく収納でき、引き出す
際にも乱れやもつれ等を生じない糸条収納方法を提供す
ることを技術的な課題とするものである。
点を解決し、未延伸糸束を乱れなく収納でき、引き出す
際にも乱れやもつれ等を生じない糸条収納方法を提供す
ることを技術的な課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。すなわち、本発明は、紡出された未延伸糸束を歯車
型ニップローラで引き取り、ニップローラの下方の糸条
収納容器内に収納するに際し、前記ニップローラと糸条
収納容器との間で、未延伸糸束を中心点として描かれる
円を等分割する円周上に、流体噴射ノズルを3個以上設
け、円周に沿って隣接する流体噴射ノズルの順に、各流
体噴射ノズルから噴出速度150m/秒以上、周期5回/秒
以上の流体を落下途中の未延伸糸束に噴射させながら糸
条収納容器内に収納することを特徴とする糸条収納方法
を要旨とするものである。
を解決するために鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。すなわち、本発明は、紡出された未延伸糸束を歯車
型ニップローラで引き取り、ニップローラの下方の糸条
収納容器内に収納するに際し、前記ニップローラと糸条
収納容器との間で、未延伸糸束を中心点として描かれる
円を等分割する円周上に、流体噴射ノズルを3個以上設
け、円周に沿って隣接する流体噴射ノズルの順に、各流
体噴射ノズルから噴出速度150m/秒以上、周期5回/秒
以上の流体を落下途中の未延伸糸束に噴射させながら糸
条収納容器内に収納することを特徴とする糸条収納方法
を要旨とするものである。
【0006】以下、本発明について詳細に説明する。図
1は本発明の糸条収納方法を適用する糸条収納装置の一
実施態様を示す概略図である。図1の糸条収納装置は、
流体噴射ノズルを4個配設した例であり、未延伸糸束を
引き取る一対の歯車型ニップローラ1、2の下方に、未
延伸糸束を中心点として描かれる円を等分割する円周上
に流体噴射ノズル3、4、5、6が設けられており、流
体噴射ノズル3、4、5、6は噴出される流体の速度や
周期を調整できる流体切り替え装置7に接続されてい
る。流体噴射ノズル3、4、5、6の下方には、落下し
てきた未延伸糸束を収納する糸条収納容器8が設置さ
れ、糸条収納容器8を前後左右にトラバースするトラバ
ース装置9上に載置されている。
1は本発明の糸条収納方法を適用する糸条収納装置の一
実施態様を示す概略図である。図1の糸条収納装置は、
流体噴射ノズルを4個配設した例であり、未延伸糸束を
引き取る一対の歯車型ニップローラ1、2の下方に、未
延伸糸束を中心点として描かれる円を等分割する円周上
に流体噴射ノズル3、4、5、6が設けられており、流
体噴射ノズル3、4、5、6は噴出される流体の速度や
周期を調整できる流体切り替え装置7に接続されてい
る。流体噴射ノズル3、4、5、6の下方には、落下し
てきた未延伸糸束を収納する糸条収納容器8が設置さ
れ、糸条収納容器8を前後左右にトラバースするトラバ
ース装置9上に載置されている。
【0007】次に、図1の装置を用いて行う本発明の糸
条収納方法を説明する。溶融紡糸された糸条に冷却、オ
イリング等を施し、多錘分の未延伸糸条を集束して得ら
れた未延伸糸束Yは、一対の歯車型ニップローラ1、2
で引き取られ、歯車型ニップローラ1、2の下方で、未
延伸糸束を中心点として描かれる円を等分割する円周上
に設けられた流体噴射ノズル3、4、5、6の位置に到
達する。
条収納方法を説明する。溶融紡糸された糸条に冷却、オ
イリング等を施し、多錘分の未延伸糸条を集束して得ら
れた未延伸糸束Yは、一対の歯車型ニップローラ1、2
で引き取られ、歯車型ニップローラ1、2の下方で、未
延伸糸束を中心点として描かれる円を等分割する円周上
に設けられた流体噴射ノズル3、4、5、6の位置に到
達する。
【0008】未延伸糸束Yは、流体噴射ノズル3、4、
5、6の順に噴射される流体を受ける。まず、流体噴射
ノズル3から流体が噴射されると、未延伸糸束Yはその
流体の抵抗を受けて流体噴射ノズル5側に一時的に移動
する。次に流体噴射ノズル4から流体が噴射され、その
流体の抵抗を受けて未延伸糸束Yは流体噴射ノズル6側
に一時的に移動する。次に未延伸糸束Yは、流体噴射ノ
ズル5から噴射された流体の抵抗を受けて流体噴射ノズ
ル3側に一時的に移動し、次に流体噴射ノズル6から噴
射された流体の抵抗を受けて流体噴射ノズル4側に一時
的に移動する。
5、6の順に噴射される流体を受ける。まず、流体噴射
ノズル3から流体が噴射されると、未延伸糸束Yはその
流体の抵抗を受けて流体噴射ノズル5側に一時的に移動
する。次に流体噴射ノズル4から流体が噴射され、その
流体の抵抗を受けて未延伸糸束Yは流体噴射ノズル6側
に一時的に移動する。次に未延伸糸束Yは、流体噴射ノ
ズル5から噴射された流体の抵抗を受けて流体噴射ノズ
ル3側に一時的に移動し、次に流体噴射ノズル6から噴
射された流体の抵抗を受けて流体噴射ノズル4側に一時
的に移動する。
【0009】このような周期的な噴射を繰り返すことに
より、未延伸糸束Yは螺旋状に落下するので、落下速度
が減速されながら糸条収納容器8内に乱れなく安定して
収納される。
より、未延伸糸束Yは螺旋状に落下するので、落下速度
が減速されながら糸条収納容器8内に乱れなく安定して
収納される。
【0010】本発明においては、上記のように未延伸糸
束を螺旋状に落下させるために、流体噴射ノズルを、ニ
ップローラと糸条収納容器との間で、未延伸糸束を中心
点として描かれる円を等分割する円周上に3個以上設け
る必要がある。設ける流体噴射ノズルの数が2個以下で
あると、未延伸糸束Yを螺旋状に落下させることができ
ない。流体噴射ノズルの数の上限は特に限定されるもの
ではないが、特に好ましくは4〜8個である。
束を螺旋状に落下させるために、流体噴射ノズルを、ニ
ップローラと糸条収納容器との間で、未延伸糸束を中心
点として描かれる円を等分割する円周上に3個以上設け
る必要がある。設ける流体噴射ノズルの数が2個以下で
あると、未延伸糸束Yを螺旋状に落下させることができ
ない。流体噴射ノズルの数の上限は特に限定されるもの
ではないが、特に好ましくは4〜8個である。
【0011】また、流体噴射ノズルは、未延伸糸束を中
心点として描かれる円を等分割する円周上に配設する
が、未延伸糸束に対して直交する水平な円周上に配設す
ることが特に好ましい。
心点として描かれる円を等分割する円周上に配設する
が、未延伸糸束に対して直交する水平な円周上に配設す
ることが特に好ましい。
【0012】流体噴射ノズルの取り付け位置、すなわち
未延伸糸束を中心点として描かれる円の半径は、未延伸
糸束の太さや量に応じて調整すればよいが、2〜15cmと
することが好ましく、2cm未満では流体噴射ノズルに未
延伸糸束が接触する。15cmを超えると未延伸糸束に当た
る流体の速度が低下し、未延伸糸束の移動が少なくなる
ので螺旋状に落下させにくくなり、落下速度があまり減
速されず好ましくない。また、流体噴射ノズルをニップ
ローラと糸条収納容器との間に設ける位置は、特に限定
されるものではなく、未延伸糸束が流体噴射ノズルから
の流体を受け、落下速度が減速されながら良好に収納さ
れる位置を適宜選定すればよい。
未延伸糸束を中心点として描かれる円の半径は、未延伸
糸束の太さや量に応じて調整すればよいが、2〜15cmと
することが好ましく、2cm未満では流体噴射ノズルに未
延伸糸束が接触する。15cmを超えると未延伸糸束に当た
る流体の速度が低下し、未延伸糸束の移動が少なくなる
ので螺旋状に落下させにくくなり、落下速度があまり減
速されず好ましくない。また、流体噴射ノズルをニップ
ローラと糸条収納容器との間に設ける位置は、特に限定
されるものではなく、未延伸糸束が流体噴射ノズルから
の流体を受け、落下速度が減速されながら良好に収納さ
れる位置を適宜選定すればよい。
【0013】また、各流体噴射ノズルより未延伸糸束に
噴射する流体の噴出速度は、150m/秒以上にする必要が
ある。150m/秒未満の速度では、未延伸糸束に与える衝
突抵抗が低いため、未延伸糸束の落下速度が減速され
ず、螺旋状に落下しないので、糸条収納容器に乱れなく
収納することができない。
噴射する流体の噴出速度は、150m/秒以上にする必要が
ある。150m/秒未満の速度では、未延伸糸束に与える衝
突抵抗が低いため、未延伸糸束の落下速度が減速され
ず、螺旋状に落下しないので、糸条収納容器に乱れなく
収納することができない。
【0014】さらに、上記の噴出速度の流体をそれぞれ
の流体噴射ノズルから周期5回/秒以上で噴出させる必
要がある。5回/秒未満の周期では、1つの流体噴射ノ
ズルからの噴射時間が長くなるため、未延伸糸束の移動
が連続的に行えず、螺旋状に糸条が落下せず、糸条収納
容器に連続的に安定して収納することができなくなる。
の流体噴射ノズルから周期5回/秒以上で噴出させる必
要がある。5回/秒未満の周期では、1つの流体噴射ノ
ズルからの噴射時間が長くなるため、未延伸糸束の移動
が連続的に行えず、螺旋状に糸条が落下せず、糸条収納
容器に連続的に安定して収納することができなくなる。
【0015】流体噴射ノズルの開口部は、流体が未延伸
糸束の幅より若干広く噴射されるように適宜調整するこ
とが好ましく、噴射される流体が未延伸糸束の幅より狭
い場合は、未延伸糸束の全面に流体が噴射されないため
糸条の集束性が悪くなり、糸条収納容器から引き出す際
に乱れやもつれ等が発生することがあり、好ましくな
い。
糸束の幅より若干広く噴射されるように適宜調整するこ
とが好ましく、噴射される流体が未延伸糸束の幅より狭
い場合は、未延伸糸束の全面に流体が噴射されないため
糸条の集束性が悪くなり、糸条収納容器から引き出す際
に乱れやもつれ等が発生することがあり、好ましくな
い。
【0016】流体噴射ノズルの孔断面は、流体噴射ノズ
ルから未延伸糸束に良好に流体が吹き付けられれば、
丸、楕円、三角、四角等特に限定されるものではなく、
孔の大きさも特に制限されるものではない。流体噴射ノ
ズルから噴射される流体は特に限定されるものではない
が、設備、取扱面で容易な空気を用いるのが好ましい。
ルから未延伸糸束に良好に流体が吹き付けられれば、
丸、楕円、三角、四角等特に限定されるものではなく、
孔の大きさも特に制限されるものではない。流体噴射ノ
ズルから噴射される流体は特に限定されるものではない
が、設備、取扱面で容易な空気を用いるのが好ましい。
【0017】また、図1で示したように、糸条収納容器
をトラバース装置の上に載置し、トラバース装置を前後
左右にトラバースさせながら未延伸糸束を収納すると、
糸条収納容器内での未延伸糸束の飛散が一層少なくな
り、規則正しく落下するので収納状態を一層良好にする
ことができ、延伸工程で未延伸糸束を糸条収納容器から
引き出す際に乱れやもつれ等のない、極めて集束性の良
好な状態になり好ましい。
をトラバース装置の上に載置し、トラバース装置を前後
左右にトラバースさせながら未延伸糸束を収納すると、
糸条収納容器内での未延伸糸束の飛散が一層少なくな
り、規則正しく落下するので収納状態を一層良好にする
ことができ、延伸工程で未延伸糸束を糸条収納容器から
引き出す際に乱れやもつれ等のない、極めて集束性の良
好な状態になり好ましい。
【0018】本発明に用いられる未延伸糸束はポリエス
テル、ポリアミド、ポリプロピレン等の溶融紡糸可能な
ポリマーを紡糸して得られる合成繊維からなるものであ
るが、さらにこれらの繊維に必要に応じて改質剤、顔料
等が添加されたものでもよい。
テル、ポリアミド、ポリプロピレン等の溶融紡糸可能な
ポリマーを紡糸して得られる合成繊維からなるものであ
るが、さらにこれらの繊維に必要に応じて改質剤、顔料
等が添加されたものでもよい。
【0019】また、未延伸糸束に濃度0.3 〜0.5 %の水
エマルジョン油剤を水分付着率が10〜30%になるように
オイリングして引き取ることが好ましい。このオイリン
グ効果によって未延伸糸束に柔軟性と集束性が付与され
るため、未延伸糸束が流体噴射ノズルから流体を吹き付
けられても、ばらけることが一層少なくなり、順次減速
して規則正しく糸条収納容器に収納されやすくなる。
エマルジョン油剤を水分付着率が10〜30%になるように
オイリングして引き取ることが好ましい。このオイリン
グ効果によって未延伸糸束に柔軟性と集束性が付与され
るため、未延伸糸束が流体噴射ノズルから流体を吹き付
けられても、ばらけることが一層少なくなり、順次減速
して規則正しく糸条収納容器に収納されやすくなる。
【0020】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。 実施例1 極限粘度(フェノールと四塩化エタンとの等重量混合物
を溶媒とし、20℃で測定した。)0.68のポリエチレンテ
レフタレートを吐出量965g/分、紡糸温度280℃、引き
取り速度1200m/分で318 孔の紡糸口金より溶融紡糸し、
冷却し、濃度0.3 %の水エマルジョン油剤を水分付着率
が20%になるようにオイリングした後、16錘分を集束し
て115800デニールの未延伸糸束とした。この未延伸糸束
Yを図1に示す装置を用いて、速度1200m/分の一対の
歯車型ニップローラ1、2で引き取った後、歯車型ニッ
プローラ1、2より50cm下方で、かつ落下途中の未延伸
糸束Yを中心点とする半径5cmの水平な円の円周上で、
円を等分割する位置に設けられた流体噴射ノズル3、
4、5、6から流体(空気)を噴出順序3、4、5、6
で未延伸糸束Yに吹き付けた。流体噴射ノズル3、4、
5、6の断面形状は、縦方向に5mm、横方向に40mmの楕
円であり、それぞれの流体噴射ノズルから噴出速度250m
/秒、周期20回/秒で流体を噴出させた。流体噴射ノズ
ル3、4、5、6の下部から40cm下方に糸条収納容器8
を設け、糸条収納容器8の下部にトラバース装置9を設
置し、左右方向に1往復16秒、前後方向には1往復5分
の速度で、糸条収納容器8の開口幅分をトラバースさせ
ながら未延伸糸束Yを収納した。糸条収納容器8に未延
伸糸束Yを約1t収納した後、24個の糸条収納容器8か
ら未延伸糸束Yを引き出し、24本を引き揃えて、延伸温
度80℃、延伸速度120m/分で3.6 倍に延伸した。
する。 実施例1 極限粘度(フェノールと四塩化エタンとの等重量混合物
を溶媒とし、20℃で測定した。)0.68のポリエチレンテ
レフタレートを吐出量965g/分、紡糸温度280℃、引き
取り速度1200m/分で318 孔の紡糸口金より溶融紡糸し、
冷却し、濃度0.3 %の水エマルジョン油剤を水分付着率
が20%になるようにオイリングした後、16錘分を集束し
て115800デニールの未延伸糸束とした。この未延伸糸束
Yを図1に示す装置を用いて、速度1200m/分の一対の
歯車型ニップローラ1、2で引き取った後、歯車型ニッ
プローラ1、2より50cm下方で、かつ落下途中の未延伸
糸束Yを中心点とする半径5cmの水平な円の円周上で、
円を等分割する位置に設けられた流体噴射ノズル3、
4、5、6から流体(空気)を噴出順序3、4、5、6
で未延伸糸束Yに吹き付けた。流体噴射ノズル3、4、
5、6の断面形状は、縦方向に5mm、横方向に40mmの楕
円であり、それぞれの流体噴射ノズルから噴出速度250m
/秒、周期20回/秒で流体を噴出させた。流体噴射ノズ
ル3、4、5、6の下部から40cm下方に糸条収納容器8
を設け、糸条収納容器8の下部にトラバース装置9を設
置し、左右方向に1往復16秒、前後方向には1往復5分
の速度で、糸条収納容器8の開口幅分をトラバースさせ
ながら未延伸糸束Yを収納した。糸条収納容器8に未延
伸糸束Yを約1t収納した後、24個の糸条収納容器8か
ら未延伸糸束Yを引き出し、24本を引き揃えて、延伸温
度80℃、延伸速度120m/分で3.6 倍に延伸した。
【0021】実施例2〜4,比較例1〜5 引取り速度及び流体噴射ノズルの個数及び噴射させる流
体の噴出速度及び噴出周期を表1の条件とした以外は実
施例1と同様にして試験を行った。なお、比較例におい
て流体噴射ノズルを1個使用する時は、図1の流体噴射
ノズル3のみで行った。流体噴射ノズルを2個使用する
時は、図1の流体噴射ノズル3、4で行った。
体の噴出速度及び噴出周期を表1の条件とした以外は実
施例1と同様にして試験を行った。なお、比較例におい
て流体噴射ノズルを1個使用する時は、図1の流体噴射
ノズル3のみで行った。流体噴射ノズルを2個使用する
時は、図1の流体噴射ノズル3、4で行った。
【0022】延伸時に発生する未延伸糸束の乱れやもつ
れ等の発生回数を併せて、結果を表1に示す。
れ等の発生回数を併せて、結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1から明らかなように、本発明の実施例
1〜4では、糸条収納容器内に連続的に安定して収納で
きた。さらに、未延伸糸束を延伸する際に、糸条収納容
器から未延伸糸束を引き出した時にも糸束の乱れやもつ
れ等が少なく、良好に収納されていた。一方、流体噴射
ノズルを用いない比較例1や流体噴射ノズルが2個以下
の比較例2、3及び流体の噴出速度や周期が本発明の範
囲より低かった比較例4、5では、未延伸糸束Yの落下
速度が十分に減速されることなく収納されたため、糸条
収納容器内で未延伸糸束がばらけていた。このため、糸
条収納容器から未延伸糸束を引き出して延伸する際に糸
束の乱れやもつれ等が多発した。
1〜4では、糸条収納容器内に連続的に安定して収納で
きた。さらに、未延伸糸束を延伸する際に、糸条収納容
器から未延伸糸束を引き出した時にも糸束の乱れやもつ
れ等が少なく、良好に収納されていた。一方、流体噴射
ノズルを用いない比較例1や流体噴射ノズルが2個以下
の比較例2、3及び流体の噴出速度や周期が本発明の範
囲より低かった比較例4、5では、未延伸糸束Yの落下
速度が十分に減速されることなく収納されたため、糸条
収納容器内で未延伸糸束がばらけていた。このため、糸
条収納容器から未延伸糸束を引き出して延伸する際に糸
束の乱れやもつれ等が多発した。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、高速で引き取られた未
延伸糸束であっても糸条収納容器に連続的に安定して収
納することができる。このため本発明を適用して収納し
た糸条収納容器から未延伸糸束を引き出す時にも未延伸
糸束の乱れやもつれ等がなく、延伸工程の操業性を向上
させることが可能となる。
延伸糸束であっても糸条収納容器に連続的に安定して収
納することができる。このため本発明を適用して収納し
た糸条収納容器から未延伸糸束を引き出す時にも未延伸
糸束の乱れやもつれ等がなく、延伸工程の操業性を向上
させることが可能となる。
【図1】本発明の糸条収納方法を適用する糸条収納装置
の一実施態様を示す概略図である。
の一実施態様を示す概略図である。
Y 未延伸糸束 1、2 歯車型ニップローラ 3、4、5、6 流体噴射ノズル 7 流体切替え装置 8 糸条収納容器 9 トラバース装置
Claims (1)
- 【請求項1】 紡出された未延伸糸束を歯車型ニップロ
ーラで引き取り、ニップローラの下方の糸条収納容器内
に収納するに際し、前記ニップローラと糸条収納容器と
の間で、未延伸糸束を中心点として描かれる円を等分割
する円周上に、流体噴射ノズルを3個以上設け、円周に
沿って隣接する流体噴射ノズルの順に、各流体噴射ノズ
ルから噴出速度150m/秒以上、周期5回/秒以上の流体
を落下途中の未延伸糸束に噴射させながら糸条収納容器
内に収納することを特徴とする糸条収納方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34613793A JPH07172694A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 糸条収納方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34613793A JPH07172694A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 糸条収納方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172694A true JPH07172694A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18381381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34613793A Pending JPH07172694A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 糸条収納方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07172694A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0875477A3 (en) * | 1997-05-01 | 1999-01-07 | Hoechst Celanese Corporation | Method and apparatus of collecting a textile tow in a container |
| WO1999006314A1 (en) * | 1997-07-31 | 1999-02-11 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Air jet piddling |
| CN111747219A (zh) * | 2019-03-26 | 2020-10-09 | 林肯环球股份有限公司 | 用于将焊丝包装在存储容器中的方法和设备 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP34613793A patent/JPH07172694A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0875477A3 (en) * | 1997-05-01 | 1999-01-07 | Hoechst Celanese Corporation | Method and apparatus of collecting a textile tow in a container |
| WO1999006314A1 (en) * | 1997-07-31 | 1999-02-11 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Air jet piddling |
| CN111747219A (zh) * | 2019-03-26 | 2020-10-09 | 林肯环球股份有限公司 | 用于将焊丝包装在存储容器中的方法和设备 |
| CN111747219B (zh) * | 2019-03-26 | 2023-06-30 | 林肯环球股份有限公司 | 用于将焊丝包装在存储容器中的方法和设备 |
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