JPH07172888A - セメント用混和剤 - Google Patents
セメント用混和剤Info
- Publication number
- JPH07172888A JPH07172888A JP32172093A JP32172093A JPH07172888A JP H07172888 A JPH07172888 A JP H07172888A JP 32172093 A JP32172093 A JP 32172093A JP 32172093 A JP32172093 A JP 32172093A JP H07172888 A JPH07172888 A JP H07172888A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyaspartic acid
- cement
- admixture
- acid
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polyamides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分散剤、減水剤、流動化剤等として優れた性
能を有する新規な水硬性セメント用混和剤を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ポリアスパラギン酸およびその誘導体を有効
成分として含有することを特徴とする水硬性セメント用
混和剤。
能を有する新規な水硬性セメント用混和剤を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ポリアスパラギン酸およびその誘導体を有効
成分として含有することを特徴とする水硬性セメント用
混和剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な水硬性セメント用
混和剤に関するものである。更に詳しくは、分散剤、減
水剤、流動化剤などとして優れた性能を有する新規な水
硬性セメント用混和剤に関する。
混和剤に関するものである。更に詳しくは、分散剤、減
水剤、流動化剤などとして優れた性能を有する新規な水
硬性セメント用混和剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、セメントを使用するコンクリー
ト、モルタル、ペースト等を製造する際、分散性、流動
性等を向上させるため、混和剤と総称されるものが用い
られている。コンクリート用混和剤が有する性能・効果
は必ずしも単一ではなく、いくつかの副次効果を有して
いる。また、コンクリートに要求される性能も多様化
し、混和剤の分類も多岐にわたっている。JIS A
6204(コンクリート用化学混和剤)では、これら各
種の混和剤のうち、以下のような物を規定している。
ト、モルタル、ペースト等を製造する際、分散性、流動
性等を向上させるため、混和剤と総称されるものが用い
られている。コンクリート用混和剤が有する性能・効果
は必ずしも単一ではなく、いくつかの副次効果を有して
いる。また、コンクリートに要求される性能も多様化
し、混和剤の分類も多岐にわたっている。JIS A
6204(コンクリート用化学混和剤)では、これら各
種の混和剤のうち、以下のような物を規定している。
【0003】1)AE剤:コンクリート中に、多数の独
立微細気泡を生じさせることにより、そのワーカビリテ
ィー、耐凍害性を改善するすることを目的とする。 2)減水剤:コンクリート中のセメント粒子を分散させ
ることにより、そのワーカビリティーを向上させ、所定
のコンシステンシーおよび強度を得るのに必要な単位水
量、単位セメント量を減少させることを目的とする。 3)AE減水剤:AE剤、減水剤の両方の効果を合わせ
持つ。 さらに、AE剤、減水剤には、凝結時間の差によって標
準型、遅延型、促進型の分類もある。
立微細気泡を生じさせることにより、そのワーカビリテ
ィー、耐凍害性を改善するすることを目的とする。 2)減水剤:コンクリート中のセメント粒子を分散させ
ることにより、そのワーカビリティーを向上させ、所定
のコンシステンシーおよび強度を得るのに必要な単位水
量、単位セメント量を減少させることを目的とする。 3)AE減水剤:AE剤、減水剤の両方の効果を合わせ
持つ。 さらに、AE剤、減水剤には、凝結時間の差によって標
準型、遅延型、促進型の分類もある。
【0004】従来、この様な混和剤の代表例としてナフ
タリンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物や、メラミン
スルホン酸ホルマリン縮合物系混和剤が知られており、
またその減水性を改良する目的でオレフィン−α、β−
不飽和ジカルボン酸共重合体系(以下、単にポリカルボ
ン酸系と称することがある)混和剤を併用する方法も知
られている(特公昭56−12268号公報等)。ま
た、天然高分子であるリグニンスルホン酸塩も使用され
る。
タリンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物や、メラミン
スルホン酸ホルマリン縮合物系混和剤が知られており、
またその減水性を改良する目的でオレフィン−α、β−
不飽和ジカルボン酸共重合体系(以下、単にポリカルボ
ン酸系と称することがある)混和剤を併用する方法も知
られている(特公昭56−12268号公報等)。ま
た、天然高分子であるリグニンスルホン酸塩も使用され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、粗大粒
子分散系は熱力学的に不安定であり、セメント粒子の凝
集や沈降がおこり、スランプロスが生じる。上記の従来
技術では、近年、一段と高度化する分散流動性やスラン
プ保持性に対する要求性能を十分に満足するものとは言
いがたく、その改良が強く望まれている。
子分散系は熱力学的に不安定であり、セメント粒子の凝
集や沈降がおこり、スランプロスが生じる。上記の従来
技術では、近年、一段と高度化する分散流動性やスラン
プ保持性に対する要求性能を十分に満足するものとは言
いがたく、その改良が強く望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記のような欠点を克服すべく鋭意検討した結果、混和剤
としてポリアスパラギン酸およびその誘導体を使用する
と、従来から公知のポリカルボン酸系混和剤を使用する
場合に比して、セメントの分散流動性、ワーカビリティ
ーが良く、スランプ保持性に優れたセメント組成物が得
られることを見い出し、本発明を完成するに至った。即
ち本発明は、ポリアスパラギン酸およびその誘導体を有
効成分とするセメント混和剤に関するものである。
記のような欠点を克服すべく鋭意検討した結果、混和剤
としてポリアスパラギン酸およびその誘導体を使用する
と、従来から公知のポリカルボン酸系混和剤を使用する
場合に比して、セメントの分散流動性、ワーカビリティ
ーが良く、スランプ保持性に優れたセメント組成物が得
られることを見い出し、本発明を完成するに至った。即
ち本発明は、ポリアスパラギン酸およびその誘導体を有
効成分とするセメント混和剤に関するものである。
【0007】本発明に用いられるポリアスパラギン酸お
よびその誘導体の分子量は、重量平均でMw=1,00
0〜100,000が好ましい。これ以下の分子量では
十分な減水効果を示さない。またこれ以上の分子量では
粘度が上がり逆効果である。特に好ましくはMw=3、
000〜50,000である。ポリアスパラギン酸及び
その誘導体の添加量は特に限定されないが、通常、0.
01〜2.0wt%であり、好ましくは0.05〜1.
0wt%である。ポリアスパラギン酸およびその誘導体
はα体、β体の異性体が存在するが、そのどちらでも使
用できる。また両者の混合物でも良い。ポリアスパラギ
ン酸およびその誘導体はD体、L体のホモポリマーでも
D体、L体のコポリマーでもよい。ポリアスパラギン酸
およびその誘導体はアスパラギン酸のホモポリマーのみ
ならず、アスパラギン酸とグルタミン酸等の他のアミノ
酸類とのコポリマーでも良い。
よびその誘導体の分子量は、重量平均でMw=1,00
0〜100,000が好ましい。これ以下の分子量では
十分な減水効果を示さない。またこれ以上の分子量では
粘度が上がり逆効果である。特に好ましくはMw=3、
000〜50,000である。ポリアスパラギン酸及び
その誘導体の添加量は特に限定されないが、通常、0.
01〜2.0wt%であり、好ましくは0.05〜1.
0wt%である。ポリアスパラギン酸およびその誘導体
はα体、β体の異性体が存在するが、そのどちらでも使
用できる。また両者の混合物でも良い。ポリアスパラギ
ン酸およびその誘導体はD体、L体のホモポリマーでも
D体、L体のコポリマーでもよい。ポリアスパラギン酸
およびその誘導体はアスパラギン酸のホモポリマーのみ
ならず、アスパラギン酸とグルタミン酸等の他のアミノ
酸類とのコポリマーでも良い。
【0008】ポリアスパラギン酸誘導体には以下のよう
なものがあげられる。ポリアスパラギン酸の塩、ポリア
スパラギン酸の側鎖のカルボキシル基の全部または一部
が置換アミン類とアミド結合したもの、ポリアスパラギ
ン酸の側鎖のカルボキシル基の全部または一部が置換ア
ルコール類とエステル結合したもの等である。ポリアス
パラギン酸の塩としてはポリアスパラギン酸ナトリウ
ム、ポリアスパラギン酸カリウム等のポリアスパラギン
酸アルカリ金属塩、ポリアスパラギン酸アンモニウム
塩、ポリアスパラギン酸トリエチルアミン塩、ポリアス
パラギン酸トリエタノールアミン塩等のポリアスパラギ
ン酸と有機塩基の塩があげられる。
なものがあげられる。ポリアスパラギン酸の塩、ポリア
スパラギン酸の側鎖のカルボキシル基の全部または一部
が置換アミン類とアミド結合したもの、ポリアスパラギ
ン酸の側鎖のカルボキシル基の全部または一部が置換ア
ルコール類とエステル結合したもの等である。ポリアス
パラギン酸の塩としてはポリアスパラギン酸ナトリウ
ム、ポリアスパラギン酸カリウム等のポリアスパラギン
酸アルカリ金属塩、ポリアスパラギン酸アンモニウム
塩、ポリアスパラギン酸トリエチルアミン塩、ポリアス
パラギン酸トリエタノールアミン塩等のポリアスパラギ
ン酸と有機塩基の塩があげられる。
【0009】ポリアスパラギン酸の側鎖のカルボキシル
基とアミド結合する置換アミン類としては、ブチルアミ
ン、ドデシルアミン、2−アミノエタノール、3−アミ
ノ−1プロパノール、1−アミノ−2−プロパノール、
2−メトキシエチルアミン、3−エトキシプロピルアミ
ン、2,2−ジメトキシエチルアミン等の脂肪族1級ア
ミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチ
ルアミン、ジエタノールアミン、N−メチルエタノール
アンミ等の脂肪族2級アミン、エチレンジアミン、1,
2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、
1,4−ジアミノブタン、ヘキサメチレンジアミン、
N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン等の脂肪
族ジアミン、ジエチレントリアミン等のトリアミン、ノ
ルボルネンジアミン、イソホロンジアミン、ピペラジン
に代表される脂環式アミン、グリシン、アラニン、アス
パラギン酸、リジン、チロシン等に代表されるα−アミ
ノ酸およびそのエステル等の誘導体、タウリン、β−ア
ラニン、γ−アミノ酪酸、6−アミノカプロン酸等のア
ミノ酸およびそのエステル等の誘導体、グリシル−グリ
シンに代表されるペプチド類、アニリンに代表される芳
香族ジアミン等があげられる。
基とアミド結合する置換アミン類としては、ブチルアミ
ン、ドデシルアミン、2−アミノエタノール、3−アミ
ノ−1プロパノール、1−アミノ−2−プロパノール、
2−メトキシエチルアミン、3−エトキシプロピルアミ
ン、2,2−ジメトキシエチルアミン等の脂肪族1級ア
ミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチ
ルアミン、ジエタノールアミン、N−メチルエタノール
アンミ等の脂肪族2級アミン、エチレンジアミン、1,
2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、
1,4−ジアミノブタン、ヘキサメチレンジアミン、
N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン等の脂肪
族ジアミン、ジエチレントリアミン等のトリアミン、ノ
ルボルネンジアミン、イソホロンジアミン、ピペラジン
に代表される脂環式アミン、グリシン、アラニン、アス
パラギン酸、リジン、チロシン等に代表されるα−アミ
ノ酸およびそのエステル等の誘導体、タウリン、β−ア
ラニン、γ−アミノ酪酸、6−アミノカプロン酸等のア
ミノ酸およびそのエステル等の誘導体、グリシル−グリ
シンに代表されるペプチド類、アニリンに代表される芳
香族ジアミン等があげられる。
【0010】ポリアスパラギン酸の側鎖のカルボキシル
基の全部または一部とエステル結合する置換アルコール
類としては、メタノール、エタノールに代表される脂肪
族アルコール、アミノエタノール、ジアミノエタノール
等のアミノアルコール等があげられる。
基の全部または一部とエステル結合する置換アルコール
類としては、メタノール、エタノールに代表される脂肪
族アルコール、アミノエタノール、ジアミノエタノール
等のアミノアルコール等があげられる。
【0011】ポリアスパラギン酸及びその塩の製造方法
は特に限定されないが、一般的にはアスパラギン酸を燐
酸の存在下で脱水縮合して得られたポリこはく酸イミド
を加水分解して製造できる。ポリアスパラギン酸の側鎖
のカルボキシル基が置換アミンとアミド結合した化合物
の製造法も特に限定されないが、一般的には、ポリアス
パラギン酸の前駆体であるポリこはく酸イミドを置換ア
ミンで直接開環して製造できる。ポリアスパラギン酸の
側鎖のカルボキシル基が置換アルコールとエステル結合
した化合物の製造法も特に限定はされないが、ポリアス
パラギン酸と置換アルコールとを塩酸、硫酸等の鉱酸の
存在下で加熱して製造できる。
は特に限定されないが、一般的にはアスパラギン酸を燐
酸の存在下で脱水縮合して得られたポリこはく酸イミド
を加水分解して製造できる。ポリアスパラギン酸の側鎖
のカルボキシル基が置換アミンとアミド結合した化合物
の製造法も特に限定されないが、一般的には、ポリアス
パラギン酸の前駆体であるポリこはく酸イミドを置換ア
ミンで直接開環して製造できる。ポリアスパラギン酸の
側鎖のカルボキシル基が置換アルコールとエステル結合
した化合物の製造法も特に限定はされないが、ポリアス
パラギン酸と置換アルコールとを塩酸、硫酸等の鉱酸の
存在下で加熱して製造できる。
【0012】ポリアスパラギン酸及びその誘導体は、単
独で用いても良いし、他の混和剤、例えばメラミンスル
ホン酸ホルマリン縮合物系混和剤と併用しても良い。セ
メント配合物への添加時期は、その使用目的に応じて適
宜選択することができる。例えば、セメントに予め混合
する方法、コンクリート等のセメント配合物混練時に同
時添加する方法、水や他の混和剤を加えて攪伴を開始し
た後に添加する方法、予め配合物を練り上げた後に、適
当な間隔をおいた後添加する方法等があげられる。
独で用いても良いし、他の混和剤、例えばメラミンスル
ホン酸ホルマリン縮合物系混和剤と併用しても良い。セ
メント配合物への添加時期は、その使用目的に応じて適
宜選択することができる。例えば、セメントに予め混合
する方法、コンクリート等のセメント配合物混練時に同
時添加する方法、水や他の混和剤を加えて攪伴を開始し
た後に添加する方法、予め配合物を練り上げた後に、適
当な間隔をおいた後添加する方法等があげられる。
【0013】本発明の混和剤が適用できるセメントの種
類は特に限定されず、普通ポルトランドセメント、早強
ポルトランドセメント、アルミナセメント、フライアッ
シュセメント、高炉セメント、シリカセメント、各種混
合セメントがあげられる。
類は特に限定されず、普通ポルトランドセメント、早強
ポルトランドセメント、アルミナセメント、フライアッ
シュセメント、高炉セメント、シリカセメント、各種混
合セメントがあげられる。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が本発明は実施例のみに限定されるものではない。 実施例1 ポルトランドセメント100g、水26g、重量平均分
子量(以下Mw)3.1万のポリアスパラギン酸ナトリ
ウム1gをポリカップで手練りした後、フローテーブル
に乗せて15回タッピングを行いフロー値を測定した。
が本発明は実施例のみに限定されるものではない。 実施例1 ポルトランドセメント100g、水26g、重量平均分
子量(以下Mw)3.1万のポリアスパラギン酸ナトリ
ウム1gをポリカップで手練りした後、フローテーブル
に乗せて15回タッピングを行いフロー値を測定した。
【0015】実施例2 Mw=6.8万のポリこはく酸イミド3gを15mlの
DMFに溶解し、エタノールアミン4.5mlを滴下
し、室温で4hr反応させた。該反応液を酢酸で中和し
た後、透析により脱塩し、凍結乾燥して目的のポリ
[(2−ヒドロキシエチル)アスパルタミド]を得た。
この重量平均分子量4.2万のポリ[(2−ヒドロキシ
エチル)アスパルタミド]1g、ポルトランドセメント
100g、水26gをポリカップで手練りした後、フロ
ーテーブルに乗せて15回タッピングを行いフロー値を
測定した。
DMFに溶解し、エタノールアミン4.5mlを滴下
し、室温で4hr反応させた。該反応液を酢酸で中和し
た後、透析により脱塩し、凍結乾燥して目的のポリ
[(2−ヒドロキシエチル)アスパルタミド]を得た。
この重量平均分子量4.2万のポリ[(2−ヒドロキシ
エチル)アスパルタミド]1g、ポルトランドセメント
100g、水26gをポリカップで手練りした後、フロ
ーテーブルに乗せて15回タッピングを行いフロー値を
測定した。
【0016】実施例3 この重量平均分子量6.8万のポリこはく酸イミド5g
を25gのDMFに溶解し、グリシンメチルエステル
4.6gを加え、1等量のトリエチルアミンを加えて室
温で26hr反応した。該反応液をエタノールに排出
し、得られた沈澱をろ過、乾燥し、ポリアスパラギン酸
の側鎖のカルボキシル基がグリシンメチルエステルとア
ミド結合した化合物を得た。重量平均分子量は3.2万
であった。該化合物1g、ポルトランドセメント100
g、水26gをポリカップで手練りした後、フローテー
ブルに乗せて15回タッピングを行いフロー値を測定し
た。
を25gのDMFに溶解し、グリシンメチルエステル
4.6gを加え、1等量のトリエチルアミンを加えて室
温で26hr反応した。該反応液をエタノールに排出
し、得られた沈澱をろ過、乾燥し、ポリアスパラギン酸
の側鎖のカルボキシル基がグリシンメチルエステルとア
ミド結合した化合物を得た。重量平均分子量は3.2万
であった。該化合物1g、ポルトランドセメント100
g、水26gをポリカップで手練りした後、フローテー
ブルに乗せて15回タッピングを行いフロー値を測定し
た。
【0017】実施例4 重量平均分子量10.8万のポリこはく酸イミドを水2
7gに懸濁し、該懸濁液に、タウリン3.9gを水30
g溶解してNaOH水溶液でスルホン酸基を中和した溶
液をpH=9〜9.5に調整しながらゆっくりと滴下し
た。2hr後に完溶した。該溶液を400mlのエタノ
ールに排出し、得られた沈澱をろ過、乾燥して、ポリア
スパラギン酸の側鎖のカルボキシル基がタウリンとアミ
ド結合した化合物を得た。重量平均分子量は4.6万で
あった。該化合物1g、ポルトランドセメント100
g、水26gをポリカップで手練りした後、フローテー
ブルに乗せて15回タッピングを行いフロー値を測定し
た。
7gに懸濁し、該懸濁液に、タウリン3.9gを水30
g溶解してNaOH水溶液でスルホン酸基を中和した溶
液をpH=9〜9.5に調整しながらゆっくりと滴下し
た。2hr後に完溶した。該溶液を400mlのエタノ
ールに排出し、得られた沈澱をろ過、乾燥して、ポリア
スパラギン酸の側鎖のカルボキシル基がタウリンとアミ
ド結合した化合物を得た。重量平均分子量は4.6万で
あった。該化合物1g、ポルトランドセメント100
g、水26gをポリカップで手練りした後、フローテー
ブルに乗せて15回タッピングを行いフロー値を測定し
た。
【0018】実施例5 重量平均分子量3.1万のポリアスパラギン酸をエタノ
ール中に懸濁し、1.8モル比の98%硫酸の存在下、
70℃で20hr反応させた。該反応液をNaOH水溶
液で中和した後、透析により脱塩した後、凍結乾燥によ
り目的のポリアスパラギン酸エチルエステルを得た。こ
の重量平均分子量2.8万のポリアスパラギン酸エチル
エステル1g、ポルトランドセメント100g、水26
gをポリカップで手練りした後、フローテーブルに乗せ
て15回タッピングを行いフロー値を測定した。
ール中に懸濁し、1.8モル比の98%硫酸の存在下、
70℃で20hr反応させた。該反応液をNaOH水溶
液で中和した後、透析により脱塩した後、凍結乾燥によ
り目的のポリアスパラギン酸エチルエステルを得た。こ
の重量平均分子量2.8万のポリアスパラギン酸エチル
エステル1g、ポルトランドセメント100g、水26
gをポリカップで手練りした後、フローテーブルに乗せ
て15回タッピングを行いフロー値を測定した。
【0019】比較例1 ポルトランドセメント100g、水26gをポリカップ
で手練りした後、フローテーブルに乗せて15回タッピ
ングを行いフロー値を測定した。(無添加) 比較例2 メラミンスルホン酸ホルマリン縮合物系セメント混和剤
1g、ポルトランドセメント100g、水26gをポリ
カップで手練りした後、フローテーブルに乗せて15回
タッピングを行いフロー値を測定した。実施例1〜5、
および比較例1〜2の結果を表−1(表1)に示す。
で手練りした後、フローテーブルに乗せて15回タッピ
ングを行いフロー値を測定した。(無添加) 比較例2 メラミンスルホン酸ホルマリン縮合物系セメント混和剤
1g、ポルトランドセメント100g、水26gをポリ
カップで手練りした後、フローテーブルに乗せて15回
タッピングを行いフロー値を測定した。実施例1〜5、
および比較例1〜2の結果を表−1(表1)に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】ポリアスパラギン酸およびその誘導体を
有効成分とする水硬性セメント混和剤を使用することに
より、減水性、分散流動性、スランプ保持性に優れたセ
メント配合物が得られる。
有効成分とする水硬性セメント混和剤を使用することに
より、減水性、分散流動性、スランプ保持性に優れたセ
メント配合物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 彰宏 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリアスパラギン酸およびその誘導体を
有効成分として含有することを特徴とする水硬性セメン
ト用混和剤。 - 【請求項2】 ポリアスパラギン酸およびその誘導体の
分子量が重量平均分子量で1、000〜100、000
である請求項1記載のセメント用混和剤。 - 【請求項3】 ポリアスパラギン酸およびその誘導体の
分子量が重量平均分子量で3、000〜50、000で
ある請求項2記載のセメント用混和剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32172093A JPH07172888A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | セメント用混和剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32172093A JPH07172888A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | セメント用混和剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172888A true JPH07172888A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18135693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32172093A Pending JPH07172888A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | セメント用混和剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07172888A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2759611A1 (fr) * | 1997-02-14 | 1998-08-21 | Coatex Sa | Nouvelle utilisation de sels d'acides polyaspartiques comme agent d'aide au broyage |
| EP0903329A2 (de) | 1997-09-17 | 1999-03-24 | Bayer Ag | Verfahren zur Verbesserung der Plastizität von keramischen Massen und Umkehr dieser Wirkung |
| FR2768722A1 (fr) * | 1997-09-23 | 1999-03-26 | Mbt Holding Ag | Dispersants pour ciment a haute efficacite |
| EP1375819A1 (en) * | 2002-06-13 | 2004-01-02 | Halliburton Energy Services, Inc. | Cementing subterranean zones |
| US7166160B2 (en) * | 2003-04-22 | 2007-01-23 | Halliburton Energy Services, Inc. | Biodegradable cement retarder compositions and methods of cementing in a subterranean formation |
| JP2008115376A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-05-22 | Himeno Innovec Kk | 消石灰を含む水配合コーティング組成物 |
| CN109897178A (zh) * | 2019-02-22 | 2019-06-18 | 临沂大学 | 一种聚氨基酸类羧酸减水剂及其制备方法 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP32172093A patent/JPH07172888A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2759611A1 (fr) * | 1997-02-14 | 1998-08-21 | Coatex Sa | Nouvelle utilisation de sels d'acides polyaspartiques comme agent d'aide au broyage |
| EP0860477A1 (fr) * | 1997-02-14 | 1998-08-26 | Coatex S.A. | Utilisation de sels d'acides polyaspartiques comme agent d'aide au broyage |
| EP0903329A2 (de) | 1997-09-17 | 1999-03-24 | Bayer Ag | Verfahren zur Verbesserung der Plastizität von keramischen Massen und Umkehr dieser Wirkung |
| EP0903329A3 (de) * | 1997-09-17 | 1999-08-18 | Bayer Ag | Verfahren zur Verbesserung der Plastizität von keramischen Massen und Umkehr dieser Wirkung |
| US6100319A (en) * | 1997-09-17 | 2000-08-08 | Bayer Aktiengesellschaft | Process for improving the plasticity of ceramic composition and for reversing this effect |
| FR2768722A1 (fr) * | 1997-09-23 | 1999-03-26 | Mbt Holding Ag | Dispersants pour ciment a haute efficacite |
| EP1375819A1 (en) * | 2002-06-13 | 2004-01-02 | Halliburton Energy Services, Inc. | Cementing subterranean zones |
| US6953090B2 (en) | 2002-06-13 | 2005-10-11 | Halliburton Energy Services, Inc. | Cementing subterranean zones using cement compositions containing biodegradable dispersants |
| US7166160B2 (en) * | 2003-04-22 | 2007-01-23 | Halliburton Energy Services, Inc. | Biodegradable cement retarder compositions and methods of cementing in a subterranean formation |
| JP2008115376A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-05-22 | Himeno Innovec Kk | 消石灰を含む水配合コーティング組成物 |
| CN109897178A (zh) * | 2019-02-22 | 2019-06-18 | 临沂大学 | 一种聚氨基酸类羧酸减水剂及其制备方法 |
| CN109897178B (zh) * | 2019-02-22 | 2021-06-25 | 临沂大学 | 一种聚氨基酸类羧酸减水剂及其制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3336456B2 (ja) | セメント分散剤および該分散剤を含むコンクリート組成物 | |
| US6284867B1 (en) | Highly efficient cement dispersants | |
| US7988783B2 (en) | Additive for hydraulically setting systems, the hydraulically setting mixtures and the use there of | |
| CA1138003A (en) | Strength enhancing admixture for concrete compositions compositions | |
| JP4014011B2 (ja) | アミノ−s−トリアジン、ホルムアルデヒドおよび亜硫酸塩から成る水溶性縮合生成物、その製造方法、およびそれから成る無機結合剤をベースとする水性懸濁液への添加剤 | |
| US5891983A (en) | Water-soluble formaldehyde-free polycondensation products based on amino-s-triazines | |
| US20090227709A1 (en) | Cement grinding aid | |
| JPH0640756A (ja) | アミノ酸誘導体を組み込んだ水硬セメント凝結促進混和材 | |
| JP2001316152A (ja) | スランプ寿命改良のためのセメント混和材 | |
| US20140135427A1 (en) | Process for drying concrete dispersants | |
| JPH07172888A (ja) | セメント用混和剤 | |
| CN102131745A (zh) | 具有时间上延长的流动能力的减水型水硬性组合物 | |
| CN102112411B (zh) | 水硬性组合物用减水剂 | |
| US4518725A (en) | Fluidizing agents for hydraulic bonding materials; hydraulic bonding materials containing said fluidizing agents; method of making and using same | |
| JP2001294463A (ja) | 粉体セメント分散剤 | |
| US20140194558A1 (en) | Mid-range water reducers (mrwr) for concrets | |
| JPH0558696A (ja) | セメント混和剤及びこれを用いたコンクリートの製造方法 | |
| JPH07157350A (ja) | セメント用減水剤 | |
| JP3625374B2 (ja) | 粉体セメント分散剤 | |
| JPH08169741A (ja) | 徐放性セメント用混和剤 | |
| JP2000169206A (ja) | 粉末状セメント分散剤及びその製造方法並びにセメント混合物 | |
| JP2000247704A (ja) | セメント組成物用消泡剤 | |
| JP2000233956A (ja) | セメント分散剤 | |
| JPH0220578B2 (ja) | ||
| JPH04331751A (ja) | セメント用減水剤 |