JPH07172921A - 窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法 - Google Patents
窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法Info
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- JPH07172921A JPH07172921A JP5344922A JP34492293A JPH07172921A JP H07172921 A JPH07172921 A JP H07172921A JP 5344922 A JP5344922 A JP 5344922A JP 34492293 A JP34492293 A JP 34492293A JP H07172921 A JPH07172921 A JP H07172921A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】AlN焼結体の粒成長を抑制し、焼結体組織を
微細化するとともに結晶粒径分布を適正に制御して焼結
体の強度ならびに破壊靭性値を共に改善し、窒化アルミ
ニウム特有の放熱特性を損うことなく機械的強度および
破壊靭性値を共に高めたAlN焼結体およびその製造方
法を提供する。 【構成】窒化アルミニウムの結晶粒から成る結晶組織を
有し、破壊靭性値が2.8MN/m3/2 以上,3点曲げ
強度が490MPa以上,熱伝導率が150W/m・K
以上であることを特徴とする。また結晶組織において、
粒径が1μm未満の結晶粒の割合が10容量%以下,粒
径が1μm以上2μm未満の結晶粒の割合が10〜20
容量%以下,粒径が2μm以上3μm未満の結晶粒の割
合が10〜30容量%以下,粒径が3μm以上4μm未
満の結晶粒の割合が30〜50容量%以下,粒径が4μ
m以上5μm未満の結晶粒の割合が5〜10容量%以
下,粒径が5μm以上の結晶粒の割合が10容量%とな
るように結晶粒度分布が調整される。
微細化するとともに結晶粒径分布を適正に制御して焼結
体の強度ならびに破壊靭性値を共に改善し、窒化アルミ
ニウム特有の放熱特性を損うことなく機械的強度および
破壊靭性値を共に高めたAlN焼結体およびその製造方
法を提供する。 【構成】窒化アルミニウムの結晶粒から成る結晶組織を
有し、破壊靭性値が2.8MN/m3/2 以上,3点曲げ
強度が490MPa以上,熱伝導率が150W/m・K
以上であることを特徴とする。また結晶組織において、
粒径が1μm未満の結晶粒の割合が10容量%以下,粒
径が1μm以上2μm未満の結晶粒の割合が10〜20
容量%以下,粒径が2μm以上3μm未満の結晶粒の割
合が10〜30容量%以下,粒径が3μm以上4μm未
満の結晶粒の割合が30〜50容量%以下,粒径が4μ
m以上5μm未満の結晶粒の割合が5〜10容量%以
下,粒径が5μm以上の結晶粒の割合が10容量%とな
るように結晶粒度分布が調整される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板等に使用さ
れる窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法に係
り、特に窒化アルミニウム特有の熱伝導性を損うことな
く、強度ならびに破壊靭性値を共に大幅に改善し、放熱
性に優れた窒化アルミニウム焼結体および製造方法に関
する。
れる窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法に係
り、特に窒化アルミニウム特有の熱伝導性を損うことな
く、強度ならびに破壊靭性値を共に大幅に改善し、放熱
性に優れた窒化アルミニウム焼結体および製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の金属材料と比較して強度、耐熱
性、耐食性、耐摩耗性、軽量性などの諸特性に優れたセ
ラミックス焼結体が、半導体基板、電子機器材料、エン
ジン用部材、高速切削工具用材料、ノズル、ベアリング
など、従来の金属材料の及ばない苛酷な温度、応力、摩
耗条件下で使用される機械部品、機能部品、構造材や装
飾品材料として広く利用されている。
性、耐食性、耐摩耗性、軽量性などの諸特性に優れたセ
ラミックス焼結体が、半導体基板、電子機器材料、エン
ジン用部材、高速切削工具用材料、ノズル、ベアリング
など、従来の金属材料の及ばない苛酷な温度、応力、摩
耗条件下で使用される機械部品、機能部品、構造材や装
飾品材料として広く利用されている。
【0003】特に窒化アルミニウム(AlN)焼結体は
高熱伝導性を有する絶縁体であり、シリコン(Si)に
近い熱膨張係数を有することから高集積化した半導体装
置の放熱板や基板として、その用途を拡大している。
高熱伝導性を有する絶縁体であり、シリコン(Si)に
近い熱膨張係数を有することから高集積化した半導体装
置の放熱板や基板として、その用途を拡大している。
【0004】従来上記窒化アルミニウム焼結体は一般的
に下記の製造方法によって量産されている。すなわち、
窒化アルミニウム原料粉末に焼結助剤と、有機バインダ
と、必要に応じて各種添加剤や溶媒、分散剤とを添加し
て原料混合体を調製し、得られた原料混合体をドクター
ブレード法や泥漿鋳込み法によって成形し、薄板状ない
しシート状の成形体としたり、原料混合体をプレス成形
して厚板状ないし大型の成形体を形成する。次に得られ
た成形体は、空気または窒素ガス雰囲気において加熱さ
れ脱脂処理され、有機バインダとして使用された炭化水
素成分等が成形体から排除脱脂される。そして脱脂され
た成形体は窒素ガス雰囲気等で高温度に加熱され緻密化
焼結されて窒化アルミニウム焼結体が形成される。
に下記の製造方法によって量産されている。すなわち、
窒化アルミニウム原料粉末に焼結助剤と、有機バインダ
と、必要に応じて各種添加剤や溶媒、分散剤とを添加し
て原料混合体を調製し、得られた原料混合体をドクター
ブレード法や泥漿鋳込み法によって成形し、薄板状ない
しシート状の成形体としたり、原料混合体をプレス成形
して厚板状ないし大型の成形体を形成する。次に得られ
た成形体は、空気または窒素ガス雰囲気において加熱さ
れ脱脂処理され、有機バインダとして使用された炭化水
素成分等が成形体から排除脱脂される。そして脱脂され
た成形体は窒素ガス雰囲気等で高温度に加熱され緻密化
焼結されて窒化アルミニウム焼結体が形成される。
【0005】上記製造方法において、原料AlN粉末と
して平均粒径が0.5μm以下程度の超微細な原料粉末
を使用する場合は、AlN粉末単独でもかなりの緻密な
焼結体が得られる。しかしながら、原料粉末表面等に付
着した多量の酸素等の不純物が焼結時に、AlN結晶格
子中に固溶したり、格子振動の伝播を妨げるAl−O−
N化合物等の複合酸化物を生成する結果、焼結助剤を使
用しないAlN焼結体の熱伝導率は比較的に低かった。
して平均粒径が0.5μm以下程度の超微細な原料粉末
を使用する場合は、AlN粉末単独でもかなりの緻密な
焼結体が得られる。しかしながら、原料粉末表面等に付
着した多量の酸素等の不純物が焼結時に、AlN結晶格
子中に固溶したり、格子振動の伝播を妨げるAl−O−
N化合物等の複合酸化物を生成する結果、焼結助剤を使
用しないAlN焼結体の熱伝導率は比較的に低かった。
【0006】一方原料粉末として平均粒径1μm以上の
AlN粉末を使用する場合は、その原料粉末単独では焼
結性が良好でないため、ホットプレス法以外には助剤無
添加では緻密な焼結体を得ることが困難であり、量産性
が低い欠点があった。そこで常圧焼結法によって効率的
に焼結体を製造しようとする場合には、焼結体の緻密化
およびAlN原料粉末中の不純物酸素がAlN結晶粒子
内へ固溶することを防止するために、焼結助剤として、
酸化イットウリム(Y2 O3 )などの希土類酸化物や酸
化カルシウムなどのアルカリ土類金属酸化物等を添加す
ることが一般に行なわれている。
AlN粉末を使用する場合は、その原料粉末単独では焼
結性が良好でないため、ホットプレス法以外には助剤無
添加では緻密な焼結体を得ることが困難であり、量産性
が低い欠点があった。そこで常圧焼結法によって効率的
に焼結体を製造しようとする場合には、焼結体の緻密化
およびAlN原料粉末中の不純物酸素がAlN結晶粒子
内へ固溶することを防止するために、焼結助剤として、
酸化イットウリム(Y2 O3 )などの希土類酸化物や酸
化カルシウムなどのアルカリ土類金属酸化物等を添加す
ることが一般に行なわれている。
【0007】これらの焼結助剤は、AlN原料粉末に含
まれる不純物酸素やAl2 O3 と反応して液相を形成
し、焼結体の緻密化を達成するとともに、この不純物酸
素を粒界相として固定し、高熱伝導率化も達成するもの
と考えられている。
まれる不純物酸素やAl2 O3 と反応して液相を形成
し、焼結体の緻密化を達成するとともに、この不純物酸
素を粒界相として固定し、高熱伝導率化も達成するもの
と考えられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の製造方法においては、本来、AlNと液相化合物との
濡れ性が低く、また液相自体が偏析し易い性質を有する
ことから、焼結後に液相が凝固する際に、液相はAlN
粒子の間隙部に偏在するように残留し、凝固して粗大で
脆弱な粒界相を形成する傾向がある。また、結晶粒の粒
成長が進行し易く、図2に示すように焼結体の結晶組織
に平均粒径が5〜10μmと粗大な結晶粒が形成され易
く、また微小な気孔が消滅せずに結晶粒内に残存し、焼
結体の緻密化を阻害し、最終的に3点曲げ強度が350
〜400MPa程度の低強度であり、また破壊靭性値が
2.8MN/m3/2 以下という低靭性の窒化アルミニウ
ム焼結体しか得られない問題点があった。
の製造方法においては、本来、AlNと液相化合物との
濡れ性が低く、また液相自体が偏析し易い性質を有する
ことから、焼結後に液相が凝固する際に、液相はAlN
粒子の間隙部に偏在するように残留し、凝固して粗大で
脆弱な粒界相を形成する傾向がある。また、結晶粒の粒
成長が進行し易く、図2に示すように焼結体の結晶組織
に平均粒径が5〜10μmと粗大な結晶粒が形成され易
く、また微小な気孔が消滅せずに結晶粒内に残存し、焼
結体の緻密化を阻害し、最終的に3点曲げ強度が350
〜400MPa程度の低強度であり、また破壊靭性値が
2.8MN/m3/2 以下という低靭性の窒化アルミニウ
ム焼結体しか得られない問題点があった。
【0009】上記問題点を解決するために、粒径が均一
で細かい窒化アルミニウム原料粉末を使用して可及的に
微細な結晶組織を有するAlN焼結体を形成したり、各
種添加物を添加して焼結性を高める工夫も試行されてい
る。例えばW成分等を含有させることにより、焼結性を
改善して高強度のAlN焼結体を得る方法も本願発明者
らが発案した。しかしながら、W成分を含有させること
により、結晶組織が微細で均一化されるため、焼結体の
強度は改善される反面、破壊靭性値は逆に低下してしま
うことも判明した。したがって、強度および靭性値が共
に優れた半導体基板用のAlN焼結体を得ることは困難
であった。
で細かい窒化アルミニウム原料粉末を使用して可及的に
微細な結晶組織を有するAlN焼結体を形成したり、各
種添加物を添加して焼結性を高める工夫も試行されてい
る。例えばW成分等を含有させることにより、焼結性を
改善して高強度のAlN焼結体を得る方法も本願発明者
らが発案した。しかしながら、W成分を含有させること
により、結晶組織が微細で均一化されるため、焼結体の
強度は改善される反面、破壊靭性値は逆に低下してしま
うことも判明した。したがって、強度および靭性値が共
に優れた半導体基板用のAlN焼結体を得ることは困難
であった。
【0010】近年、半導体素子の高集積化、高出力化に
伴って増加する発熱量に対応するために、高熱伝導性
(高放熱性)を有する上記窒化アルミニウム材料が普及
しつつあり、その放熱性については大体満足する結果が
得られている。しかしながら上記のように構造部材とし
ての強度ならびに靭性値が不足するため、例えば窒化ア
ルミニウム焼結体で形成した半導体基板を実装ボードに
装着する際に作用する僅かな曲げ応力や取扱時に作用す
る衝撃力によって半導体基板が損傷し易く、半導体回路
基板の製造歩留りが大幅に低下してしまう問題点があっ
た。
伴って増加する発熱量に対応するために、高熱伝導性
(高放熱性)を有する上記窒化アルミニウム材料が普及
しつつあり、その放熱性については大体満足する結果が
得られている。しかしながら上記のように構造部材とし
ての強度ならびに靭性値が不足するため、例えば窒化ア
ルミニウム焼結体で形成した半導体基板を実装ボードに
装着する際に作用する僅かな曲げ応力や取扱時に作用す
る衝撃力によって半導体基板が損傷し易く、半導体回路
基板の製造歩留りが大幅に低下してしまう問題点があっ
た。
【0011】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、AlN焼結体の結晶粒の大きさと粒
径分布を適正に制御して焼結体の強度ならびに破壊靭性
値の向上を図り、放熱特性を損うことなく機械的強度を
高めたAlN焼結体およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
されたものであり、AlN焼結体の結晶粒の大きさと粒
径分布を適正に制御して焼結体の強度ならびに破壊靭性
値の向上を図り、放熱特性を損うことなく機械的強度を
高めたAlN焼結体およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明者は上記目的を
達成するため、窒化アルミニウム原料粉末の合成方法,
AlN原料粉末の粒度分布,原料窒化アルミニウム粉末
に添加する焼結助剤や添加物の種類や添加量を種々変え
て、それらが焼結体の結晶組織,結晶粒度分布,強度特
性や破壊靭性値および伝熱特性に及ぼす影響について実
験検討を進めた。
達成するため、窒化アルミニウム原料粉末の合成方法,
AlN原料粉末の粒度分布,原料窒化アルミニウム粉末
に添加する焼結助剤や添加物の種類や添加量を種々変え
て、それらが焼結体の結晶組織,結晶粒度分布,強度特
性や破壊靭性値および伝熱特性に及ぼす影響について実
験検討を進めた。
【0013】その結果、所定のAlN原料粉末に焼結助
剤の他に添加剤としてのSi成分を複合的に微量添加
し、その混合体を成形焼結したときに、平均結晶粒径が
2〜4.5μmと微細であり、かつ結晶粒の粒径分布が
従来のものより広い焼結体組織が得られ、強度特性およ
び破壊靭性値が共に優れたAlN焼結体が得られた。本
発明は上記知見に基づいて完成されたものである。
剤の他に添加剤としてのSi成分を複合的に微量添加
し、その混合体を成形焼結したときに、平均結晶粒径が
2〜4.5μmと微細であり、かつ結晶粒の粒径分布が
従来のものより広い焼結体組織が得られ、強度特性およ
び破壊靭性値が共に優れたAlN焼結体が得られた。本
発明は上記知見に基づいて完成されたものである。
【0014】すなわち本発明に係る窒化アルミニウム焼
結体は、窒化アルミニウムの結晶粒から成る結晶組織を
有し、破壊靭性値が2.8MN/m3/2 以上,3点曲げ
強度が490MPa以上,熱伝導率が150W/m・K
以上であることを特徴とする。さらに周期律表IIIa族元
素,Ca,Sr,Baから選択される少なくとも1種の
元素の酸化物を1〜10重量%含有するとともに、Si
成分濃度が0.01〜0.2重量%であり、Al2 O3
含有量が1.5重量%以下であることを特徴とする。ま
たSi成分は、SiO2 ,Si3 N4 ,SiC,Si2
N2 O,β−サイアロン,α−サイアロンおよびポリタ
イプの窒化アルミニウム(Al−Si−O−N)から選
択された少なくとも1種のけい素化合物として含有させ
るとよい。さらにTi,Fe,Ni,Cr,Co,L
i,Mgから選択される少なくとも1種の金属元素を酸
化物換算で0.05〜0.5重量%含有させるとよい。
またMo等の不純物陽イオンの含有量は0.2重量%以
下にするとよい。さらに焼結体の平均結晶粒径が2〜
4.5μmに設定するとよい。そして上記組成から成
り、かつ上記のような広い結晶粒径分布を有するAlN
焼結体は、熱伝導率が150W/m・K以上であり、ま
た3点曲げ強度が490MPaであり、破壊靭性値が
2.8MN/m3/2 以上となる。
結体は、窒化アルミニウムの結晶粒から成る結晶組織を
有し、破壊靭性値が2.8MN/m3/2 以上,3点曲げ
強度が490MPa以上,熱伝導率が150W/m・K
以上であることを特徴とする。さらに周期律表IIIa族元
素,Ca,Sr,Baから選択される少なくとも1種の
元素の酸化物を1〜10重量%含有するとともに、Si
成分濃度が0.01〜0.2重量%であり、Al2 O3
含有量が1.5重量%以下であることを特徴とする。ま
たSi成分は、SiO2 ,Si3 N4 ,SiC,Si2
N2 O,β−サイアロン,α−サイアロンおよびポリタ
イプの窒化アルミニウム(Al−Si−O−N)から選
択された少なくとも1種のけい素化合物として含有させ
るとよい。さらにTi,Fe,Ni,Cr,Co,L
i,Mgから選択される少なくとも1種の金属元素を酸
化物換算で0.05〜0.5重量%含有させるとよい。
またMo等の不純物陽イオンの含有量は0.2重量%以
下にするとよい。さらに焼結体の平均結晶粒径が2〜
4.5μmに設定するとよい。そして上記組成から成
り、かつ上記のような広い結晶粒径分布を有するAlN
焼結体は、熱伝導率が150W/m・K以上であり、ま
た3点曲げ強度が490MPaであり、破壊靭性値が
2.8MN/m3/2 以上となる。
【0015】また本発明に係る窒化アルミニウム焼結体
の製造方法は、上記添加物以外の不純物陽イオンの含有
量が0.2重量%以下である窒化アルミニウム原料粉末
に、周期律表IIIa族元素,Ca,Sr,Baから選択さ
れる少なくとも1種の元素の酸化物1〜10重量%と、
Si成分0.01〜0.2重量%と,Al2 O3 を1.
5重量%以下とを添加した混合粉末を成形し、得られた
成形体を非酸化性雰囲気中で1650〜1900℃の温
度域で焼結することを特徴とする。
の製造方法は、上記添加物以外の不純物陽イオンの含有
量が0.2重量%以下である窒化アルミニウム原料粉末
に、周期律表IIIa族元素,Ca,Sr,Baから選択さ
れる少なくとも1種の元素の酸化物1〜10重量%と、
Si成分0.01〜0.2重量%と,Al2 O3 を1.
5重量%以下とを添加した混合粉末を成形し、得られた
成形体を非酸化性雰囲気中で1650〜1900℃の温
度域で焼結することを特徴とする。
【0016】本発明方法において使用され、焼結体の主
成分となる窒化アルミニウム(AlN)原料粉末として
は、焼結性および熱伝導性を考慮して不純物酸素含有量
が1.5重量%以下に抑制され、平均粒径が0.5〜2
μm程度、好ましくは1.5μm以下の微細なAlN原
料粉末を使用する。
成分となる窒化アルミニウム(AlN)原料粉末として
は、焼結性および熱伝導性を考慮して不純物酸素含有量
が1.5重量%以下に抑制され、平均粒径が0.5〜2
μm程度、好ましくは1.5μm以下の微細なAlN原
料粉末を使用する。
【0017】ところで、窒化アルミニウム原料粉末は、
一般に直接窒化合成法または還元窒化合成法によって製
造されたものが使用される。直接窒化合成法は、アルミ
ニウム金属棒を電極として窒素気流中でアーク放電させ
て電極先端部に高純度化されたAlNを生成する方法で
ある。一方、還元窒化合成法は、酸化アルミニウム微粉
末に還元剤としての黒鉛をまたは黒鉛を生成する有機化
合物を混合し、この混合体を窒素またはアンモニア気流
中で加熱することにより、酸化アルミニウムを還元する
と同時に窒化して窒化アルミニウムを合成する方法であ
る。
一般に直接窒化合成法または還元窒化合成法によって製
造されたものが使用される。直接窒化合成法は、アルミ
ニウム金属棒を電極として窒素気流中でアーク放電させ
て電極先端部に高純度化されたAlNを生成する方法で
ある。一方、還元窒化合成法は、酸化アルミニウム微粉
末に還元剤としての黒鉛をまたは黒鉛を生成する有機化
合物を混合し、この混合体を窒素またはアンモニア気流
中で加熱することにより、酸化アルミニウムを還元する
と同時に窒化して窒化アルミニウムを合成する方法であ
る。
【0018】本発明に係る窒化アルミニウム焼結体用の
原料粉末としては、上記いずれの合成法によって製造し
た原料粉末を使用してもよいが、粒径分布が異なる双方
の原料粉末を混合した窒化アルミニウム混合粉末を使用
した方が粒径分布のばらつきが大きくなり、その結果得
られる焼結体の結晶粒度分布も広くなり、高強度と高靭
性とを共に満足するAlN焼結体が得られるので、より
好ましい。
原料粉末としては、上記いずれの合成法によって製造し
た原料粉末を使用してもよいが、粒径分布が異なる双方
の原料粉末を混合した窒化アルミニウム混合粉末を使用
した方が粒径分布のばらつきが大きくなり、その結果得
られる焼結体の結晶粒度分布も広くなり、高強度と高靭
性とを共に満足するAlN焼結体が得られるので、より
好ましい。
【0019】周期律表IIIa族元素,Ca,Sr,Baの
酸化物は、焼結助剤として作用し、AlN焼結体を緻密
化するために、AlN原料粉末に対して1〜10重量%
の範囲で添加される。上記焼結助剤の具体例としては希
土類元素(Y,Sc,Ce,Dyなど)の酸化物、窒化
物、アルカリ土類金属(Ca)の酸化物、もしくは焼結
操作によりこれらの化合物となる物質が使用され、特に
酸化イットリウム(Y2 O3 )、酸化セリウム(Ce
O)や酸化カルシウム(CaO)が好ましい。上記焼結
助剤の添加量が1重量%未満の場合は、焼結性の改善効
果が充分に発揮されず、焼結体が緻密化されず低強度の
焼結体が形成されたり、AlN結晶中に酸素が固溶し、
高い熱伝導率を有する焼結体が形成できない。一方添加
量が10重量%を超える過量となると、焼結助剤として
の効果は飽和状態に達して無意味となるばかりでなく、
却って焼結して得られるAlN焼結体の熱伝導率が低下
する一方、粒界相が焼結体中に多量に残存したり、熱処
理により除去される粒界相の体積が大きいため、焼結体
中に空孔が残ったりして収縮率が増大し、変形を生じ易
くなる。
酸化物は、焼結助剤として作用し、AlN焼結体を緻密
化するために、AlN原料粉末に対して1〜10重量%
の範囲で添加される。上記焼結助剤の具体例としては希
土類元素(Y,Sc,Ce,Dyなど)の酸化物、窒化
物、アルカリ土類金属(Ca)の酸化物、もしくは焼結
操作によりこれらの化合物となる物質が使用され、特に
酸化イットリウム(Y2 O3 )、酸化セリウム(Ce
O)や酸化カルシウム(CaO)が好ましい。上記焼結
助剤の添加量が1重量%未満の場合は、焼結性の改善効
果が充分に発揮されず、焼結体が緻密化されず低強度の
焼結体が形成されたり、AlN結晶中に酸素が固溶し、
高い熱伝導率を有する焼結体が形成できない。一方添加
量が10重量%を超える過量となると、焼結助剤として
の効果は飽和状態に達して無意味となるばかりでなく、
却って焼結して得られるAlN焼結体の熱伝導率が低下
する一方、粒界相が焼結体中に多量に残存したり、熱処
理により除去される粒界相の体積が大きいため、焼結体
中に空孔が残ったりして収縮率が増大し、変形を生じ易
くなる。
【0020】Si成分は、焼結性を向上させるとともに
焼結温度を低下させる効果を有するが、特に上記焼結助
剤と複合添加することにより、焼結体の粒成長を抑止す
ることができ、微細なAlN結晶組織を形成し、焼結体
の構造強度を高めるために添加される。上記Si成分と
しては、SiO2 ,Si3 N4 ,SiC ,Si2 N2 O,
β−サイアロン,α−サイアロンおよびポリタイプの窒
化アルミニウム(Al−Si−O−N)等のけい素化合
物を使用することが望ましい。このけい素化合物の含有
量はSi成分として0.01〜0.2重量%の範囲に調
整される。Si成分の含有量が0.01重量%未満の場
合は、粒成長の抑止効果が不充分となり、粗大な結晶組
織となり、高強度のAlN焼結体が得られない。一方、
含有量が0..2重量%を超える過量となると、焼結体
の熱伝導率が低下するとともに、曲げ強度が低下する場
合もある。
焼結温度を低下させる効果を有するが、特に上記焼結助
剤と複合添加することにより、焼結体の粒成長を抑止す
ることができ、微細なAlN結晶組織を形成し、焼結体
の構造強度を高めるために添加される。上記Si成分と
しては、SiO2 ,Si3 N4 ,SiC ,Si2 N2 O,
β−サイアロン,α−サイアロンおよびポリタイプの窒
化アルミニウム(Al−Si−O−N)等のけい素化合
物を使用することが望ましい。このけい素化合物の含有
量はSi成分として0.01〜0.2重量%の範囲に調
整される。Si成分の含有量が0.01重量%未満の場
合は、粒成長の抑止効果が不充分となり、粗大な結晶組
織となり、高強度のAlN焼結体が得られない。一方、
含有量が0..2重量%を超える過量となると、焼結体
の熱伝導率が低下するとともに、曲げ強度が低下する場
合もある。
【0021】またAl2 O3 はAlN焼結体の破壊靭性
値をさらに向上させる効果を有し、このAl2 O3 の含
有量は1.5重量%以下の範囲に調整される。Al2 O
3 の含有量が1.5重量%を超える過量となると、焼結
体の熱伝導率が低下してしまう。Al2 O3 のより好ま
しい含有量は1重量%以下である。なお、このAl2 O
3 成分の添加方法としては、添加剤として別途添加した
り、AlN原料の粉砕時に酸化によって生成するAl2
O3 を混入添加させる方法や、AlN原料粉末を酸素含
有雰囲気中で加熱し、表面酸化によって生成するAl2
O3 成分を添加する方法でもよい。
値をさらに向上させる効果を有し、このAl2 O3 の含
有量は1.5重量%以下の範囲に調整される。Al2 O
3 の含有量が1.5重量%を超える過量となると、焼結
体の熱伝導率が低下してしまう。Al2 O3 のより好ま
しい含有量は1重量%以下である。なお、このAl2 O
3 成分の添加方法としては、添加剤として別途添加した
り、AlN原料の粉砕時に酸化によって生成するAl2
O3 を混入添加させる方法や、AlN原料粉末を酸素含
有雰囲気中で加熱し、表面酸化によって生成するAl2
O3 成分を添加する方法でもよい。
【0022】さらに直接窒化合成法にて製造したAlN
原料粉末を使用する場合には、上記Al2 O3 の成分を
添加しなくても、ある程度の強度および靭性値が確保で
きる。しかるに還元窒化合成法にて製造したAlN原料
粉末を使用する場合には、上記Al2 O3 成分を添加す
ることにより、靭性値が大幅に向上することが確認され
ている。
原料粉末を使用する場合には、上記Al2 O3 の成分を
添加しなくても、ある程度の強度および靭性値が確保で
きる。しかるに還元窒化合成法にて製造したAlN原料
粉末を使用する場合には、上記Al2 O3 成分を添加す
ることにより、靭性値が大幅に向上することが確認され
ている。
【0023】Ti,Fe,Ni,Cr,Co,Li,M
gの酸化物は、焼結温度を下げて焼結性を向上させる一
方、着色して不透明な焼結体を形成する等、AlN焼結
体の特性を改善するために有効であり、酸化物換算で
0.05〜0.5重量%の範囲で添加してもよい。添加
量が0.05重量%未満の場合は、上記特性改善効果が
不充分となる一方、添加量が0.5重量%を超える過量
となると、他の不純物と同様にAlN焼結体の熱伝導率
を低下させる。
gの酸化物は、焼結温度を下げて焼結性を向上させる一
方、着色して不透明な焼結体を形成する等、AlN焼結
体の特性を改善するために有効であり、酸化物換算で
0.05〜0.5重量%の範囲で添加してもよい。添加
量が0.05重量%未満の場合は、上記特性改善効果が
不充分となる一方、添加量が0.5重量%を超える過量
となると、他の不純物と同様にAlN焼結体の熱伝導率
を低下させる。
【0024】また上記各種添加物以外のMo等の不純物
陽イオンはAlN焼結体の熱伝導を阻害する化合物を形
成し易いため、AlN焼結体中の含有量は0.2重量%
以下に設定される。
陽イオンはAlN焼結体の熱伝導を阻害する化合物を形
成し易いため、AlN焼結体中の含有量は0.2重量%
以下に設定される。
【0025】上記AlN原料粉末、各種焼結助剤,Si
成分用Si化合物および必要に応じて添加されるAl2
O3 は、例えばボールミル等の粉砕混合機に投入され、
所定時間混合されることによって原料混合体となる。次
に得られた原料混合体を所定形状の金型に充填し加圧成
形して成形体が形成される。このとき予め原料混合体に
パラフィン、ステアリン酸等の有機バインダを5〜10
重量%添加しておくことにより、成形操作を円滑に実施
することができる。
成分用Si化合物および必要に応じて添加されるAl2
O3 は、例えばボールミル等の粉砕混合機に投入され、
所定時間混合されることによって原料混合体となる。次
に得られた原料混合体を所定形状の金型に充填し加圧成
形して成形体が形成される。このとき予め原料混合体に
パラフィン、ステアリン酸等の有機バインダを5〜10
重量%添加しておくことにより、成形操作を円滑に実施
することができる。
【0026】成形法としては、汎用の金型プレス法、泥
漿鋳込み法、静水圧プレス法、押出し成形法あるいはド
クターブレード法のようなシート成形法などが適用でき
る。
漿鋳込み法、静水圧プレス法、押出し成形法あるいはド
クターブレード法のようなシート成形法などが適用でき
る。
【0027】上記成形操作に引き続いて、成形体を非酸
化性雰囲気中、例えば窒素ガス雰囲気中で温度400〜
800℃に加熱して、予め添加していた有機バインダを
充分に脱脂除去する。
化性雰囲気中、例えば窒素ガス雰囲気中で温度400〜
800℃に加熱して、予め添加していた有機バインダを
充分に脱脂除去する。
【0028】次に脱脂処理された複数のシート状の成形
体は、例えばセラミックス焼結粉から成るしき粉を介し
て焼成炉内において多段に積層され、この配置状態で複
数の成形体は一括して所定温度で焼結される。焼結操作
は、窒素ガスなどの非酸化性雰囲気で成形体を温度16
50〜1900℃で2〜6時間程度加熱して実施され
る。特にSi成分を添加することにより、1720〜1
780℃程度と従来より低い温度で焼結することが可能
となる。焼結雰囲気は、AlNと反応しない非酸化性雰
囲気あればよいが、通常は窒素ガス、または窒素ガスを
含む還元性雰囲気で行なう。還元性ガスとしてはH2 ガ
ス、COガスを使用してもよい。なお、焼結は真空(僅
かな還元雰囲気を含む)、減圧、加圧および常圧を含む
雰囲気で行なってもよい。焼結温度が1650℃未満と
低温状態で焼成すると、原料粉末の粒径、含有酸素量に
よって異なるが、緻密化が困難であり、強度および熱伝
導性などの特性に難点が生じ易い一方、1900℃より
高温度で焼成すると、焼成炉内におけるAlN自体の蒸
気圧が高くなり緻密化が困難になるとともに熱伝導率が
急激に低下するおそれがあるため、焼結温度は上記範囲
に設定される。
体は、例えばセラミックス焼結粉から成るしき粉を介し
て焼成炉内において多段に積層され、この配置状態で複
数の成形体は一括して所定温度で焼結される。焼結操作
は、窒素ガスなどの非酸化性雰囲気で成形体を温度16
50〜1900℃で2〜6時間程度加熱して実施され
る。特にSi成分を添加することにより、1720〜1
780℃程度と従来より低い温度で焼結することが可能
となる。焼結雰囲気は、AlNと反応しない非酸化性雰
囲気あればよいが、通常は窒素ガス、または窒素ガスを
含む還元性雰囲気で行なう。還元性ガスとしてはH2 ガ
ス、COガスを使用してもよい。なお、焼結は真空(僅
かな還元雰囲気を含む)、減圧、加圧および常圧を含む
雰囲気で行なってもよい。焼結温度が1650℃未満と
低温状態で焼成すると、原料粉末の粒径、含有酸素量に
よって異なるが、緻密化が困難であり、強度および熱伝
導性などの特性に難点が生じ易い一方、1900℃より
高温度で焼成すると、焼成炉内におけるAlN自体の蒸
気圧が高くなり緻密化が困難になるとともに熱伝導率が
急激に低下するおそれがあるため、焼結温度は上記範囲
に設定される。
【0029】そして上記AlN原料粉末に焼結助剤およ
びSi成分を添加した所定の組成を有する原料混合体を
成形、脱脂、焼結することにより、平均結晶粒径が2〜
4.5μm程度である微細な結晶組織を有し、その結晶
組織において、粒径が1μm未満の結晶粒の割合が10
容量%以下,粒径が1μm以上2μm未満の結晶粒の割
合が10〜20容量%以下,粒径が2μm以上3μm未
満の結晶粒の割合が10〜30容量%以下,粒径が3μ
m以上4μm未満の結晶粒の割合が30〜50容量%以
下,粒径が4μm以上5μm未満の結晶粒の割合が5〜
10容量%以下,粒径が5μm以上の結晶粒の割合が1
0容量%以下であるような結晶粒径分布を有し、熱伝導
率が150W/m・K以上であり、かつ曲げ強度が49
0MPa以上,破壊靭性値が2.8MN/m3/2 以上で
ある高強度で高靭性のAlN焼結体が得られる。
びSi成分を添加した所定の組成を有する原料混合体を
成形、脱脂、焼結することにより、平均結晶粒径が2〜
4.5μm程度である微細な結晶組織を有し、その結晶
組織において、粒径が1μm未満の結晶粒の割合が10
容量%以下,粒径が1μm以上2μm未満の結晶粒の割
合が10〜20容量%以下,粒径が2μm以上3μm未
満の結晶粒の割合が10〜30容量%以下,粒径が3μ
m以上4μm未満の結晶粒の割合が30〜50容量%以
下,粒径が4μm以上5μm未満の結晶粒の割合が5〜
10容量%以下,粒径が5μm以上の結晶粒の割合が1
0容量%以下であるような結晶粒径分布を有し、熱伝導
率が150W/m・K以上であり、かつ曲げ強度が49
0MPa以上,破壊靭性値が2.8MN/m3/2 以上で
ある高強度で高靭性のAlN焼結体が得られる。
【0030】
【作用】上記構成に係る窒化アルミニウム焼結体および
その製造方法によれば、周期律表IIIa族元素,Ca,S
r,Baの酸化物から成る焼結助剤とともに所定量のS
i成分および必要に応じてAl2 O3 とを複合添加して
AlN焼結体としているため、Si成分によって結晶粒
の大きさとその粒径分布が適正に制御された結晶組織が
得られる。したがって、強度特性および破壊靭性値が共
に優れた窒化アルミニウム焼結体が得られる。
その製造方法によれば、周期律表IIIa族元素,Ca,S
r,Baの酸化物から成る焼結助剤とともに所定量のS
i成分および必要に応じてAl2 O3 とを複合添加して
AlN焼結体としているため、Si成分によって結晶粒
の大きさとその粒径分布が適正に制御された結晶組織が
得られる。したがって、強度特性および破壊靭性値が共
に優れた窒化アルミニウム焼結体が得られる。
【0031】
【実施例】次に下記の実施例を参照して本発明に係る窒
化アルミニウム焼結体をより具体的に説明する。
化アルミニウム焼結体をより具体的に説明する。
【0032】実施例1〜30 還元窒化合成法によって製造され、不純物として酸素を
0.8重量%含有し、平均粒径1μmの窒化アルミニウ
ム粉末(A),直接窒化合成法によって製造され、不純
物として酸素を1.2重量%含有し、平均粒径1.3μ
mの窒化アルミニウム粉末(B),上記(A)および
(B)の窒化アルミニウム粉末を重量比1:1で混合し
て調製した窒化アルミニウム粉末(C)の3種類の窒化
アルミニウム原料粉末に対して、表1および表2に示す
ようにSi成分および焼結助剤としてのY2 O3 ,Ti
O2 ,Fe2 O3 ,NiO,Cr2 O3 ,CoO ,Li2
O,MgO,SiO2 ,Si3 N4 ,SiC,Si2 N
2 O,α−サイアロン,β−サイアロン,ポリタイプA
lN,CaO,BaO,SrO,およびAl2 O3をそ
れぞれ所定量ずつ添加し、エチルアルコールを溶媒とし
てボールミルで20時間混合して原料混合体を調製し
た。次にこの原料混合体に有機バインダとしてのポリビ
ニルアルコール(PVA)を5.5重量%添加して造粒
粉を調製した。次に得られた造粒粉をプレス成形機の成
形用金型内に充填して1200kg/cm2 の加圧力にて一軸方
向に圧縮成形して、縦50mm×横50mm×厚さ5mmの角
板状成形体を多数調製した。引き続き各成形体を空気中
で450℃で1時間加熱して脱脂処理した。
0.8重量%含有し、平均粒径1μmの窒化アルミニウ
ム粉末(A),直接窒化合成法によって製造され、不純
物として酸素を1.2重量%含有し、平均粒径1.3μ
mの窒化アルミニウム粉末(B),上記(A)および
(B)の窒化アルミニウム粉末を重量比1:1で混合し
て調製した窒化アルミニウム粉末(C)の3種類の窒化
アルミニウム原料粉末に対して、表1および表2に示す
ようにSi成分および焼結助剤としてのY2 O3 ,Ti
O2 ,Fe2 O3 ,NiO,Cr2 O3 ,CoO ,Li2
O,MgO,SiO2 ,Si3 N4 ,SiC,Si2 N
2 O,α−サイアロン,β−サイアロン,ポリタイプA
lN,CaO,BaO,SrO,およびAl2 O3をそ
れぞれ所定量ずつ添加し、エチルアルコールを溶媒とし
てボールミルで20時間混合して原料混合体を調製し
た。次にこの原料混合体に有機バインダとしてのポリビ
ニルアルコール(PVA)を5.5重量%添加して造粒
粉を調製した。次に得られた造粒粉をプレス成形機の成
形用金型内に充填して1200kg/cm2 の加圧力にて一軸方
向に圧縮成形して、縦50mm×横50mm×厚さ5mmの角
板状成形体を多数調製した。引き続き各成形体を空気中
で450℃で1時間加熱して脱脂処理した。
【0033】次に脱脂処理した各成形体をAlN製焼成
容器内に収容し、焼成炉において表1および表2に示す
焼成下限温度1720〜1780℃で4時間緻密化焼結
を実施し、その後冷却速度200℃/hrで冷却してそれ
ぞれ実施例1〜30に係るAlN焼結体製造した。
容器内に収容し、焼成炉において表1および表2に示す
焼成下限温度1720〜1780℃で4時間緻密化焼結
を実施し、その後冷却速度200℃/hrで冷却してそれ
ぞれ実施例1〜30に係るAlN焼結体製造した。
【0034】比較例1 一方、Si成分を全く添加せず、従来の焼結助剤のみを
添加し1800℃で焼結した以外は実施例1と同一条件
で原料調整、成形、脱脂、焼結処理して同一寸法を有す
る比較例1に係るAlN焼結体を製造した。
添加し1800℃で焼結した以外は実施例1と同一条件
で原料調整、成形、脱脂、焼結処理して同一寸法を有す
る比較例1に係るAlN焼結体を製造した。
【0035】比較例2 また、Si成分としてのSiO2 を過剰量0.3重量%
(Si換算)添加した以外は実施例3と同一条件で処理
して比較例2に係るAlN焼結体を製造した。
(Si換算)添加した以外は実施例3と同一条件で処理
して比較例2に係るAlN焼結体を製造した。
【0036】比較例3 焼結助剤としてのY2 O3 を過剰量15重量%添加し、
かつ1800℃で焼結した以外は実施例3と同様に処理
して比較例3に係るAlN焼結体を製造した。
かつ1800℃で焼結した以外は実施例3と同様に処理
して比較例3に係るAlN焼結体を製造した。
【0037】比較例4 焼結助剤としてY2 O3 に加えてTiO2 を1重量%添
加するとともに、Si成分としてのSi3 N4 を過剰量
0.3重量%(Si換算)添加し、かつ1760℃で焼
結した以外は実施例16と同様に処理して比較例4に係
るAlN焼結体を製造した。
加するとともに、Si成分としてのSi3 N4 を過剰量
0.3重量%(Si換算)添加し、かつ1760℃で焼
結した以外は実施例16と同様に処理して比較例4に係
るAlN焼結体を製造した。
【0038】比較例5 焼結助剤としてY2 O3 に加えてWO3 を0.3重量%
添加するとともに、Si成分としてのSi3 N4 を0.
1重量%(Si換算)添加し、かつ1760℃で焼結し
た以外は実施例16と同様に処理して比較例5に係るA
lN焼結体を製造した。
添加するとともに、Si成分としてのSi3 N4 を0.
1重量%(Si換算)添加し、かつ1760℃で焼結し
た以外は実施例16と同様に処理して比較例5に係るA
lN焼結体を製造した。
【0039】比較例6 Si成分を全く添加せず、従来の焼結助剤に加えてTi
O2 を0.2重量%添加し1800℃で焼結した以外は
実施例16と同一条件で原料調整,成形,脱脂,焼結処
理して同一寸法を有する比較例6に係るAlN焼結体を
製造した。
O2 を0.2重量%添加し1800℃で焼結した以外は
実施例16と同一条件で原料調整,成形,脱脂,焼結処
理して同一寸法を有する比較例6に係るAlN焼結体を
製造した。
【0040】比較例7 焼結助剤としてY2 O3 に加えてTiO2 を0.2重量
%とSi成分としてのSi3 N4 を0.05重量%(S
i換算)添加すると共にAl2 O3 を過剰量2重量%添
加し、かつ1780℃で焼結した以外は実施例20と同
様に処理して比較例7に係るAlN焼結体を製造した。
%とSi成分としてのSi3 N4 を0.05重量%(S
i換算)添加すると共にAl2 O3 を過剰量2重量%添
加し、かつ1780℃で焼結した以外は実施例20と同
様に処理して比較例7に係るAlN焼結体を製造した。
【0041】比較例8〜9 実施例8および9で用いたAlN原料(B),(C)に
それぞれSi成分を全く添加せず、従来の焼結助剤のみ
を添加し1800℃で焼結した以外は実施例1と同一条
件で原料調整,成形,脱脂,焼結処理して同一寸法を有
する比較例8および9に係るAlN焼結体を製造した。
それぞれSi成分を全く添加せず、従来の焼結助剤のみ
を添加し1800℃で焼結した以外は実施例1と同一条
件で原料調整,成形,脱脂,焼結処理して同一寸法を有
する比較例8および9に係るAlN焼結体を製造した。
【0042】こうして得られた実施例1〜30および比
較例1〜9に係る各AlN焼結体の強度特性および放熱
特性を評価するために、各試料の3点曲げ強度、破壊靭
性値,熱伝導率,平均結晶粒径(D50)および結晶粒
の粒径分布を測定し、下記表3および表4に示す結果を
得た。なお、破壊靭性値は、マイクロインデンテーショ
ン法における新原方式により測定した値である。
較例1〜9に係る各AlN焼結体の強度特性および放熱
特性を評価するために、各試料の3点曲げ強度、破壊靭
性値,熱伝導率,平均結晶粒径(D50)および結晶粒
の粒径分布を測定し、下記表3および表4に示す結果を
得た。なお、破壊靭性値は、マイクロインデンテーショ
ン法における新原方式により測定した値である。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】上記表3および表4に示す結果から明らか
なように、Y2 O3 ,CaO等の焼結助剤に加えてSi
成分を微量ずつ複合添加した実施例1〜30に係るAl
N焼結体においては、結晶粒径がいずれも2〜4.5μ
mと極めて微細であり、結晶組織において、粒径が1μ
m未満の結晶粒の割合が10容量%以下,粒径が1μm
以上2μm未満の結晶粒の割合が10〜20容量%以
下,粒径が2μm以上3μm未満の結晶粒の割合が10
〜30容量%以下,粒径が3μm以上4μm未満の結晶
粒の割合が30〜50容量%以下,粒径が4μm以上5
μm未満の結晶粒の割合が5〜10容量%以下,粒径が
5μm以上の結晶粒の割合が10容量%以下となるよう
に結晶粒の粒径分布が制御され、高い曲げ強度に加えて
破壊靭性値および熱伝導率が共に優れていることが判明
した。
なように、Y2 O3 ,CaO等の焼結助剤に加えてSi
成分を微量ずつ複合添加した実施例1〜30に係るAl
N焼結体においては、結晶粒径がいずれも2〜4.5μ
mと極めて微細であり、結晶組織において、粒径が1μ
m未満の結晶粒の割合が10容量%以下,粒径が1μm
以上2μm未満の結晶粒の割合が10〜20容量%以
下,粒径が2μm以上3μm未満の結晶粒の割合が10
〜30容量%以下,粒径が3μm以上4μm未満の結晶
粒の割合が30〜50容量%以下,粒径が4μm以上5
μm未満の結晶粒の割合が5〜10容量%以下,粒径が
5μm以上の結晶粒の割合が10容量%以下となるよう
に結晶粒の粒径分布が制御され、高い曲げ強度に加えて
破壊靭性値および熱伝導率が共に優れていることが判明
した。
【0048】一方、Si成分を全く添加しない比較例
1,比較例6,比較例8および比較例9に係るAlN焼
結体は、熱伝導率においては実施例1〜30より優れて
いるものがある反面、概して曲げ強度が低く、耐久性お
よび取扱性において難点がある。またSi成分を過量に
添加した比較例2および比較例4の試料では、熱伝導率
が不充分となり、また従来の焼結助剤としてのY2 O3
を過量に添加した比較例3の試料では、Si成分を添加
したにも拘らず、熱伝導率および強度が共に低下するこ
とが確認された。
1,比較例6,比較例8および比較例9に係るAlN焼
結体は、熱伝導率においては実施例1〜30より優れて
いるものがある反面、概して曲げ強度が低く、耐久性お
よび取扱性において難点がある。またSi成分を過量に
添加した比較例2および比較例4の試料では、熱伝導率
が不充分となり、また従来の焼結助剤としてのY2 O3
を過量に添加した比較例3の試料では、Si成分を添加
したにも拘らず、熱伝導率および強度が共に低下するこ
とが確認された。
【0049】さらにTiO2 等の焼結助剤の代りにWO
3 を添加した比較例5に係るAlN焼結体は曲げ強度な
らびに熱伝導率は実施例1〜30と同等であるが、破壊
靭性値が低く、耐久性および取扱性において難点があ
る。またAl2 O3 を過量に添加した比較例7に係るA
lN焼結体は曲げ強度ならびに破壊靭性値は実施例1〜
30と同等であるが熱伝導率が低下することが確認され
た。
3 を添加した比較例5に係るAlN焼結体は曲げ強度な
らびに熱伝導率は実施例1〜30と同等であるが、破壊
靭性値が低く、耐久性および取扱性において難点があ
る。またAl2 O3 を過量に添加した比較例7に係るA
lN焼結体は曲げ強度ならびに破壊靭性値は実施例1〜
30と同等であるが熱伝導率が低下することが確認され
た。
【0050】また実施例1〜30に係る各AlN焼結体
の破面を走査型電子顕微鏡(SEM)にて観察したとこ
ろ、いずれも図1に示すように、微細で結晶粒の粒径分
布が広い結晶組織が観察され、各AlN結晶粒子の周辺
に粒界相が均一に分散形成されていることが確認され
た。一方、比較例1,比較例6,比較例8および比較例
9に係る焼結体においては、Si成分の添加による粒成
長抑制効果が少ないため、図2に示すようにAlN粒子
自体も粗大であり、隣接するAlN粒子の周辺に粗大な
粒界相が凝集されるように形成されていた。
の破面を走査型電子顕微鏡(SEM)にて観察したとこ
ろ、いずれも図1に示すように、微細で結晶粒の粒径分
布が広い結晶組織が観察され、各AlN結晶粒子の周辺
に粒界相が均一に分散形成されていることが確認され
た。一方、比較例1,比較例6,比較例8および比較例
9に係る焼結体においては、Si成分の添加による粒成
長抑制効果が少ないため、図2に示すようにAlN粒子
自体も粗大であり、隣接するAlN粒子の周辺に粗大な
粒界相が凝集されるように形成されていた。
【0051】また、比較例5に係る焼結体においては、
図3に示すようにSi成分およびWO3 の複合添加によ
り粒成長が抑制され過ぎて微細で結晶粒が揃った粒径分
布の狭い結晶組織が形成されており、これが破壊靭性値
の低下の原因となったと推定される。
図3に示すようにSi成分およびWO3 の複合添加によ
り粒成長が抑制され過ぎて微細で結晶粒が揃った粒径分
布の狭い結晶組織が形成されており、これが破壊靭性値
の低下の原因となったと推定される。
【0052】
【発明の効果】以上説明の通り本発明に係るセラミック
ス焼結体およびその製造方法によれば、周期律表IIIa族
元素,Ca,Sr,Baの酸化物から成る焼結助剤とと
もに所定量のSi成分を複合添加してAlN焼結体とし
ているため、Si成分による結晶粒成長が効果的に抑止
され、かつ、粒径分布が広い微細な結晶組織が得られ
る。したがって、強度特性および破壊靭性値が共に優れ
た窒化アルミニウム焼結体が得られる。
ス焼結体およびその製造方法によれば、周期律表IIIa族
元素,Ca,Sr,Baの酸化物から成る焼結助剤とと
もに所定量のSi成分を複合添加してAlN焼結体とし
ているため、Si成分による結晶粒成長が効果的に抑止
され、かつ、粒径分布が広い微細な結晶組織が得られ
る。したがって、強度特性および破壊靭性値が共に優れ
た窒化アルミニウム焼結体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窒化アルミニウム焼結体の結晶組
織を示す走査型電子顕微鏡写真。
織を示す走査型電子顕微鏡写真。
【図2】従来の窒化アルミニウム焼結体の結晶組織を示
す走査型電子顕微鏡写真。
す走査型電子顕微鏡写真。
【図3】比較例5に係る靭性値の低い窒化アルミニウム
焼結体の結晶組織を示す走査型電子顕微鏡写真。
焼結体の結晶組織を示す走査型電子顕微鏡写真。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】上記成形操作に引き続いて、成形体を空気
中で400〜550℃に加熱したり、または非酸化性雰
囲気中、例えば窒素ガス雰囲気中で温度400〜800
℃に加熱して、予め添加していた有機バインダを充分に
脱脂除去する。
中で400〜550℃に加熱したり、または非酸化性雰
囲気中、例えば窒素ガス雰囲気中で温度400〜800
℃に加熱して、予め添加していた有機バインダを充分に
脱脂除去する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 104 D
Claims (8)
- 【請求項1】 窒化アルミニウムの結晶粒から成る結晶
組織を有し、破壊靭性値が2.8MN/m3/2 以上,3
点曲げ強度が490MPa以上,熱伝導率が150W/
m・K以上であることを特徴とする窒化アルミニウム焼
結体。 - 【請求項2】 結晶組織において、粒径が1μm未満の
結晶粒の割合が10容量%以下,粒径が1μm以上2μ
m未満の結晶粒の割合が10〜20容量%以下,粒径が
2μm以上3μm未満の結晶粒の割合が10〜30容量
%以下,粒径が3μm以上4μm未満の結晶粒の割合が
30〜50容量%以下,粒径が4μm以上5μm未満の
結晶粒の割合が5〜10容量%以下,粒径が5μm以上
の結晶粒の割合が10容量%以下であることを特徴とす
る請求項1記載の窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項3】 周期律表IIIa族元素,Ca,Sr,Ba
から選択される少なくとも1種の元素の酸化物を1〜1
0重量%含有するとともに、Si成分濃度が0.01〜
0.2重量%であり、Al2 O3 含有量が1.5重量%
以下であることを特徴とする請求項1または2記載の窒
化アルミニウム焼結体。 - 【請求項4】 Si成分が、SiO2 ,Si3 N4 ,S
iC,Si2 N2 O,β−サイアロン,α−サイアロン
およびポリタイプの窒化アルミニウム(Al−Si−O
−N)から選択された少なくとも1種のけい素化合物と
して含有されることを特徴とする請求項3記載の窒化ア
ルミニウム焼結体。 - 【請求項5】 Ti,Fe,Ni,Cr,Co,Li,
Mgから選択される少なくとも1種の金属元素を酸化物
換算で0.05〜0.5重量%含有することを特徴とす
る請求項3記載の窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項6】 窒化アルミニウム原料粉末に、周期律表
IIIa族元素,Ca,Sr,Baから選択される少なくと
も1種の元素の酸化物を1〜10重量%と、Si成分を
0.01〜0.2重量%と,Al2 O3 を1.5重量%
以下とを添加した混合粉末を成形し、得られた成形体を
非酸化性雰囲気中で1650〜1900℃の温度域で焼
結することを特徴とする窒化アルミニウム焼結体の製造
方法。 - 【請求項7】 窒化アルミニウム原料粉末の0.05〜
0.5重量%を、Ti,Fe,Ni,Cr,Co,Liお
よびMgから選択される少なくとも1種の金属元素の酸
化物で置換することを特徴とする請求項6記載の窒化ア
ルミニウム焼結体の製造方法。 - 【請求項8】 窒化アルミニウム原料粉末の酸素含有量
を1.5重量%以下に設定することを特徴とする請求項
6記載の窒化アルミニウム焼結体の製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5344922A JPH07172921A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法 |
| DE69427722T DE69427722T2 (de) | 1993-05-21 | 1994-05-19 | Sinterkörper aus Aluminiumnitriol und Verfahren zu seiner Herstellung |
| EP94107781A EP0626359B1 (en) | 1993-05-21 | 1994-05-19 | Aluminum nitride sintered body and method for manufacturing the same |
| US08/246,763 US5508240A (en) | 1993-05-21 | 1994-05-20 | Aluminum nitride sintered body and method for manufacturing the same |
| KR1019940011154A KR960016070B1 (ko) | 1993-05-21 | 1994-05-21 | 질화알루미늄 소결체 및 그 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5344922A JPH07172921A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172921A true JPH07172921A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18373044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5344922A Pending JPH07172921A (ja) | 1993-05-21 | 1993-12-20 | 窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07172921A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6294275B1 (en) | 1998-05-06 | 2001-09-25 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Aluminum-nitride sintered body, method for fabricating the same, and semiconductor substrate comprising the same |
| JP2001261444A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-09-26 | Toshiba Corp | 窒化アルミニウム基板およびその製造方法 |
| JP2001322874A (ja) * | 2000-05-09 | 2001-11-20 | Toshiba Corp | 窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法 |
| JP2002173373A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Toshiba Corp | 窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法、並びにそれを用いた電子用部品 |
| JP2005029458A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-02-03 | Ngk Insulators Ltd | 窒化アルミニウム焼結体、窒化アルミニウムの製造方法、及び窒化アルミニウムの評価方法 |
| JP2005200287A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-28 | Tokuyama Corp | 窒化アルミニウム焼結体及びその製造方法 |
| JP2009076649A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Mitsubishi Materials Corp | パワーモジュール用基板 |
| US8394199B2 (en) | 2005-03-16 | 2013-03-12 | Ngk Insulators, Ltd. | Processing device |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5344922A patent/JPH07172921A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6294275B1 (en) | 1998-05-06 | 2001-09-25 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Aluminum-nitride sintered body, method for fabricating the same, and semiconductor substrate comprising the same |
| JP2001261444A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-09-26 | Toshiba Corp | 窒化アルミニウム基板およびその製造方法 |
| JP2001322874A (ja) * | 2000-05-09 | 2001-11-20 | Toshiba Corp | 窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法 |
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| JP2005029458A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-02-03 | Ngk Insulators Ltd | 窒化アルミニウム焼結体、窒化アルミニウムの製造方法、及び窒化アルミニウムの評価方法 |
| JP2005200287A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-28 | Tokuyama Corp | 窒化アルミニウム焼結体及びその製造方法 |
| US8394199B2 (en) | 2005-03-16 | 2013-03-12 | Ngk Insulators, Ltd. | Processing device |
| JP2009076649A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Mitsubishi Materials Corp | パワーモジュール用基板 |
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