JPH0717371B2 - 球状の有機複合粘土鉱物及びその製造法 - Google Patents

球状の有機複合粘土鉱物及びその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は球状の有機複合粘土鉱物及びその製造法に関す
る。更に詳しくは、水膨潤性粘土鉱物と水溶性物質とを
含有してなる、なめらかでしっとりした使用感触と優れ
た保湿作用を有し、とくに化粧品及び医薬品分野におい
て好適な有機複合粘土鉱物及びその製造法に関する。
〔従来の技術〕
水膨潤性粘土鉱物は各種のアルコール、アミンや水溶性
高分子等の有機極性分子やカチオン性分子と層間反応な
どを起こし、新しい機能を有する有機複合粘土鉱物を生
成することが知られている。しかしながら、こうして得
られる有機複合粘土鉱物を粉末状で取り出す場合、一般
的には、濾過や遠心分離等の操作を経て、沈澱分を乾燥
した後に強い機械力で粉砕するという工程をとるため、
得られる粉末の粒子形はほとんどが不定形を呈してお
り、それ故に使用感触が非常にざらつき感を有し、水性
溶媒中に膨潤、分散させて配合する以外は使用感触を重
視する化粧品へは配合し難いといった欠点を有してい
た。
また皮膚上へ水分を保持することを主目的に、化粧料に
は多価アルコールを始めとして種々の水溶性物質が配合
されている。
しかし水溶性物質のなかには優れた保湿作用を有する物
質も多い反面、多量に配合すると使用感触がべたついた
ものになってしまう欠点を有している。また液状の水溶
性物質は、プレスドパウダーのような粉末化粧料には配
合しにくいという欠点も有していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、こうした先行技術の欠点を改良すべく鋭
意研究を重ねた結果、水膨潤性粘土鉱物と水溶性物質と
を含有してなる有機複合粘土鉱物が、なめらかでしっと
りした使用感触と優れた保湿作用を有し、多量に配合し
てもべたつくことなく、さらには粉末化粧料にも安定に
配合し得る、優れた粉末であることを見いだして本発明
を完成するに至った。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち第一の本発明は、水膨潤性粘土鉱物と水溶性物
質とを含有することを特徴とする有機複合粘土鉱物であ
る。
本発明に用いる水膨潤性粘土鉱物は、スメクタイト属に
属する層状ケイ酸塩鉱物であり、一般にはモンモリロナ
イト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト及び
ヘクトライト等があり、これらは天然又は合成品のいず
れであってもよい。
市販品では、クニピア、スメクトン(いずれもクニミネ
工業)、ビーガム(バンダービルト社)、ラポナイト
(ラポルテ社)、フッ素四ケイ素雲母(トピー工業)等
が利用できる。
本発明の実施にあたっては、これらの水膨潤性粘土鉱物
のうちから一種または二種以上が任意に選択される。
本発明に用いる水溶性物質は通常に用いられる任意の水
溶性物質であり、具体的にはムコ多糖として例えば、ヒ
アルロン酸、コンドロイチン硫酸A、コンドロイチン硫
酸B、コンドロイチン硫酸C、ヘパラン硫酸、ヘパリン
ケラタン硫酸等、天然の水溶性高分子として例えば、ア
ラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガ
ム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチ
ン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコ
ロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロ
コシ、バレイショ、コムギ)等の植物系高分子、キサン
タンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン
等の微生物系高分子、半合成の水溶性高分子として例え
ば、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロ
ピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロー
ス、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒド
ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CM
C)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系
高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレン
グリコールエステル等のアルギン酸系高分子、合成の水
溶性高分子として例えば、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボ
キシビニルポリマー(カーボポール)等のビニル系高分
子、ポリエチレングリコール20,000、4,000,000、600,0
00等のポリオキシエチレン(以下、POEという)系高分
子、POE−ポリオキシプロピレン(以下、POPという)共
重合体等の共重合系高分子、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等の
アクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリ
マー等、多価アルコールとして例えば、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、トリメチレングリコー
ル、1,2-ブチレングルコール、1,3-ブチレングリコー
ル、テトラメチレングルコール、2,3-ブチレングルコー
ル、ペンタメチレングルコール、2-ブテン‐1,4-ジオー
ル、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等の
2価のアルコール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、1,2,6-ヘキサントリオール等の3価のアルコール、
ペンタエリスリトール等の4価のアルコール、キシリト
ール等の5価のアルコール、ソルビトール、マンニトー
ル等の6価のアルコール、ジエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、トリエチレングルコール、ポリプ
ロプレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグ
リセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、
テトラグリセリン、ポリグリセリン等の多価アルコール
重合体、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチ
レングリコールミノエチルエーテル、エチレングリコー
ルモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニ
ルエテーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテ
ル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテ
ル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレン
グリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソ
プロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレング
リコールジブチルエーテル等の2価のアルコールアルキ
ルエーテル類、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチル
エーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエ
チレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピ
レングリコールイヒプロピルエーテル、ジプロピレング
リコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチ
ルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等
の2価アルコールアルキルエーテル類、エチレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコール
モノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモ
ノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールモ
ノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジ
アジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテルアステート、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロ
ピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロ
ピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プ
ロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等
の2価アルコールエーテルエステル、ソルビトール、マ
ルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ
糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デン
プン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解
糖還元アルコール等の糖アルコール、グリソリッド、テ
トラハイドロフルフリルアルコール、POEテトラハイド
ロフルフリルアルコール、POPブチルエーテル、POP、PO
Eブチルエーテル、トリポリオキシプロピレングリセリ
ンエーテル、POPグリセリンエーテル、POPグリセリンエ
ーテルリン酸、POP POEペンタンエリスリトールエーテ
ル等、水溶性たん白質として例えば、コラーゲン、カゼ
イン、アルブミン、ゼラチン等、四級アンモニウム塩と
して例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリ
ルジメチルアンモニウム等、リン脂質として例えば、レ
シチン、水添レシチン等、有機アミンとして例えば、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、モリホリン、トリイソプロパノールアミ
ン、2-アミノ‐2-メチル‐1,3-プロパンジオール、2-ア
ミノ‐2-メチル‐1-プロパノール等、アミノ酸として例
えばグリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイ
シン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシ
ン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニ
ン、プロリン、ヒドロキシプロリン、L-Dopa等の中性ア
ミノ酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギ
ン、グルミン等の酸性アミノ酸、アラギニン、ヒスチジ
ン、リジン等の塩基性アミノ酸、又、アミノ酸誘導体と
して例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイル
サルコシンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシ
ルβ−アラニンナトリウム、グルタチオン、ピロリドン
カルボン酸等が挙げられる。
これらのうち多価アルコール類とムコ多糖類が特に望ま
しい。
本発明の実施にあたっては、これらの水溶性物質のうち
から一種または二種以上が任意に選抜される。
本発明の有機複合粘土鉱物は上記の水膨潤性粘土鉱物と
水溶性物質とを含有してなる球状の粉末であり、粒径は
2〜20μmである。
有機複合粘土鉱物全量中の水膨潤性粘土鉱物の配合量は
25〜99.95重量%、好ましくは50〜99.9重量部であり、
有機複合粘土鉱物全量中の水溶性物質の配合量は0.05〜
75重量%、好ましくは0.1〜50重量部%である。
本発明の有機複合粘土鉱物の製造法は任意であるが、以
下のような噴霧乾燥法によるのが、最も簡便で、かつ球
状形状の整った有機複合粘土鉱物が得られるので好まし
い。
すなわち、上述の水溶性物質を水性溶媒に溶解し、さら
に上述の水膨潤性粘土鉱物を分散させてゲルとなし、し
かる後にこれを噴霧乾燥することによって水膨潤性粘土
鉱物と水溶性物質とを含有してなる有機複合粘土鉱物を
得る方法であり、該製法が第二の本発明を構成する。
水溶性物質と水膨潤性粘土鉱物とを含有する上記ゲルに
おける水膨潤性粘土鉱物の濃度は20重量%以下が好まし
く、それ以上の濃度ではゲル粘度が高くなり過ぎて噴霧
乾燥時の噴霧ノズルの液の送りが難しく、またノズルの
目づまり等が生じてしまう。とくに好ましい濃度範囲は
1〜10重量%である。
また上記ゲルにおける水溶性物質の濃度は0.001〜5重
量%が好ましい。これ以上の濃度では、本発明の有機複
合粘土鉱物内に包含され得ない水溶性物質もでてきて、
水溶性物質の有機複合粘土鉱物表面への吸着量が多くな
り、べとついた使用感を与えたり、水溶性物質が単独で
粉末化されて好ましくない。
ゲルの調製に際しては、水膨潤性粘土鉱物が十分に分
散、膨潤するように十分に攪拌することが好ましく、分
散、膨潤が不十分な場合は噴霧乾燥時にノズルの目づま
りや、得られた有機複合粘土鉱物が不ぞろいとなる場合
があり好ましくない。
噴霧乾燥は、ディスクタイプや加圧ノズル式、2流体ノ
ズル式などの一般的噴霧乾燥法が適用できる。
いずれの場合も噴霧時の入口空気温度は水溶性物質が熱
的に安定である温度域が好ましく、100℃〜200℃程度で
ある。
また排気温度はノズルからの噴霧流量などによって規程
されるが、大旨100℃前後で良い。
こうして得られる有機複合粘土鉱物は、水膨潤性粘土鉱
物の一次粒子が凝集した構造を有する、ほぼ真球状の粉
末であり、粒子径は2〜20μmである。また粒子表面の
形態はあらかじめ調製したゲルの外観が透明であり粘度
が高い(例えば、ラポナイトの場合)程、均一でなめら
かなものとなる。
第2の本発明の方法により有機複合粘土鉱物を製造する
において水溶性物質として多価アルコール類等を選んだ
場合、多価アルコール類は水膨潤性粘土鉱物の層間に包
接される。これはX線回折の長面間隔が拡がることによ
り確認できる。
また水溶性物質としてムコ多糖類などを選択した場合
は、これらは粘土鉱物の層間には侵入せず、水膨潤性粘
土鉱物の一次粒子表面に吸着される形で球状の有機複合
粘土鉱物に内包される。
また、水溶性物質が水以外の有機溶剤に溶解する場合、
この球状の有機複合粘土鉱物の他の製造法として、あら
かじめ有機複合粘土鉱物を調製し、その後、水溶性物質
を浸透させる方法がある。即ち、水膨潤性粘土鉱物のみ
の水分散ゲルを噴霧乾燥すると、水溶性物質を含まない
有機複合粘土鉱物が得られる。これをあらかじめ水溶性
物質を溶解させた有機溶剤に分散し、しかる後に有機溶
剤を希散させれば溶解していた有機複合粘土鉱物中に浸
透して包含される。このようにして調製された球状の有
機複合粘土鉱物は、あらかじめ水溶性物質と水膨潤性粘
土鉱物の水分散ゲルを噴霧乾燥して得た粉末と全く同様
の粉末となる。この時の有機溶剤としては水以外の一般
的な低沸点溶剤であればよく、例えばメチノール、エタ
ノール、アセトン、クロロホルム、エーテルヘキサンな
どが利用できる。有機溶剤に溶解する水溶性物質として
は、多価アルコール四級アンモニウム塩などが揚げられ
る。
〔発明の効果〕
本発明の球状の有機複合粘土鉱物は、球状であることか
ら化粧品へ配合すると、ざらつき感の無い極めてすべり
の良いなめらかでしっとりした使用感触を与えるもので
ある。
また水溶性物質として保湿剤を内包させた場合皮膚に対
する優れた保湿作用を示し、かつ全くべたつくことな
く、さらには粉末化粧料に対しても安定的に水溶性物質
を配合できる。
〔実施例〕
次に本発明の一層の理解のために、実施例をあげて更に
詳細に説明する。本発明はこれによって限定されるもの
ではない。
製造例1 水1,000mlにグリセリン10gを溶解し、さらにラポナイト
XLG30gを攪拌しながら分散させる。得られたゲルをディ
スク式噴霧乾燥実験器により、ディスク回転数20,000rp
m、入口空気温度約180℃、排気温度約110℃で噴霧乾燥
したところ2〜10μmの球状粉末が32g得られた。この
ものの走査型電子顕微鏡写真を図1に示す。
この粉末にはグリセリンが25重量%、層間に抱接されて
おり、X線回折より層間距離は約4Å拡がっていた。
製造例2 水1,000mlにヒアルロン酸ナトリウム0.3gを溶解し、さ
らにビーガムHV50gを攪拌しながら分散させる。得られ
たゲルを実施例1と同様に噴霧乾燥することによって実
施例1と見かけは全く同様な球状粉末46gを得た。
製造例3 水1,000mlにグリセリン10gとヒアルロン酸ナトリウム0.
3gを溶解し、さらにラポナイトXLGを30g、攪拌しながら
分散させる。得られたゲルを実施例1と同様に噴霧乾燥
することによって実施例1と見かけは全く同様な球状粉
末32gを得た。
比較製造例1 水1,000mlにラポナイト10g攪拌しながら分散させる。得
られたゲルを実施例1と同様に噴霧乾燥することによっ
て実施例1と見かけは全く同様な球状粉末24gを得た。
製造例4 エタノール100mlにグリセリン5gをあらかじめ溶解した
溶液に比較製造例1で得られた粉末15gを分散させ、湯
浴上でエタノールを蒸発させた。このようにして得られ
た粉末は球状のままであり、また実施例1で得られた粉
体と全く同様にX線回折より層間距離が約4Å拡がって
おり、グリセリンが層間に入っていることが確認でき
た。
実施例1 パウダリーファンデーション 未処理のラポナイト及び製造例1、比較製造例1の球状
粉末を用い、以下の配合量でファンデーションを試作し
た。
数値は重量%である。
処理若しくは未処理ラポナイト 10.0 タルク 20.0 マイカ 52.5 酸化鉄赤 1.0 酸化鉄黄 0.5 酸化鉄黒 0.5 酸化チタン 5.0 流動パラフィン 5.0 ラノリン 5.0 エチルパラベン 0.3 香料 0.2 製法 粉末をそれぞれヘンシェルミキサーに仕込み、均一攪拌
した後に残りの成分を添加し均一に混合した。混合物を
アトマイザーで粉砕し、中皿に成型しパウダリーファン
デーションを得た。
これら試作したファンデーションのパネル20名による使
用テスト結果を表に示す。
評価は官能により行い、以下の1〜5の5段階の評価を
付して行った。
1 悪い 2 やや悪い 3 普通 4 やや良い 5 良い 結果は平均値で次のように表した。
◎ 4.5〜5.0 ○ 3.5〜4.4 △ 2.5〜3.4 × 1.5〜2.4 実施例5アイシャドー 製造例2の球状粉末を用い、以下の配合量でアイシャド
ーを試作した。
数値は重量%である。
製造例2の球状粉末 25 マイカ 18.8 タルク 20 酸化鉄黄 0.5 酸化鉄黒 0.3 群青 15.2 雲母チタン 10 流動パラフィン 7 ジメチルポリシロキサン(100cs) 3 パラベン 0.2 香料 適量 製法 体質顔料、及び着色顔料をヘンシェルミキサーで混合
後、他の成分を加え更にヘンシェルミキサーで混合す
る。混合物をパルペライザーで粉砕し所定の中皿にプレ
ス成型してアイシャドーを得た。
得られたシャドーは、パフ及び手によりなめらかにの
び、塗布中も除去した後もうるおいが残った。実施例1
と同様の評価方法により、すべりの良さ、しっとりさ共
に◎の評価であった。
実施例6 口紅 製造例3の球状粉末を用い以下の配合量で口紅を試作し
た。
数値は重量%である。
製造例3の球状粉末 5 ポリエチレンワックス 8 セレシンワックス 5 ヒマシ油 35 ステアリルトリグリセライド 30 流動パラフィン 16 酸化鉄赤 0.5 赤色204号 0.5 香料 適量 製法 ワックス及び油分を釜に仕込み、90℃にて加熱溶解す
る。更に顔料、香料及び球状粉末を添加し、85℃にて加
熱混合する。減圧脱気後、70℃にて容器に充填し、冷却
固化し口紅を得た。
得られた口紅は、なめらかなのびで、実施例1と同様の
評価方法によれば、すべりの良さ、しっとりさ共に◎で
あった。
【図面の簡単な説明】
図1は製造例1で得られたグリセリンを25%含む本発明
に係る球状の有機複合粉末の結晶構造を示す走査型電子
顕微鏡写真である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水膨潤性粘土鉱物と水溶性物質とを含有す
    ることを特徴とする球状の有機複合粘土鉱物。
  2. 【請求項2】水溶性物質がムコ多糖、水溶性高分子、多
    価アルコール、有機アミン、水溶性タンパク質、四級ア
    ンモニウム塩、リン脂質、アミノ酸またはアミノ酸誘導
    体である特許請求の範囲第1項記載の球状の有機複合粘
    土鉱物。
  3. 【請求項3】水溶性物質と水膨潤性粘土鉱物の溶解分散
    液を噴霧乾燥することを特徴とする球状の有機複合粘土
    鉱物の製造法。
  4. 【請求項4】水溶性物質がムコ多糖、水溶性高分子、多
    価アルコール、有機アミン、水溶性タンパク質、アミノ
    酸またはアミノ酸誘導体である特許請求の範囲第3項記
    載の球状の有機複合粘土鉱物の製造法。
JP61209161A 1986-07-24 1986-09-05 球状の有機複合粘土鉱物及びその製造法 Expired - Fee Related JPH0717371B2 (ja)

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