JPH07174512A - 可動体の位置決め方法および装置 - Google Patents

可動体の位置決め方法および装置

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JPH07174512A
JPH07174512A JP32055593A JP32055593A JPH07174512A JP H07174512 A JPH07174512 A JP H07174512A JP 32055593 A JP32055593 A JP 32055593A JP 32055593 A JP32055593 A JP 32055593A JP H07174512 A JPH07174512 A JP H07174512A
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JP
Japan
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movable body
work
hand
pole
detection optical
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Application number
JP32055593A
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English (en)
Inventor
Tadashi Murakami
正 村上
Seiichi Yomoto
誠一 四本
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動体の位置決め方法および装置に係り、複
数方向に移動させられる可動体の位置決めを簡易なもの
とする。 【構成】 複数の移動機構を有する駆動手段により既知
形状の被検出体12に対して複数方向に移動させられる
可動体6に複数の検出光軸52・53を相互に交差する
ように形成する複数の検出手段50・51を設け、各検
出光軸52・53を駆動手段による可動体6の各移動方
向にそれぞれ交差するように配したので、駆動手段の作
動によって被検出体12の外表面に検出光軸52・53
を接触させ、その位置において可動体6と被検出体12
とを相対的に関係付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数方向に移動させら
れる可動体の被検出体に対する位置決め方法および装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被検出体に対して複数方向に移動させら
れる可動体として、例えば、中心孔を有する円盤状のギ
ヤ等のワークを搬送コンベアからワークストッカーへ移
載する際に使用される移載機のハンドがある。従来、搬
送コンベアによって搬送されてきたワークは、所定枚数
ずつ一旦積み重ねられた状態でハンドによって把持され
て移動された後に、ハンドを下降させてワークの中心孔
にワークストッカー内に立設されたポールを挿入するこ
とによって移載されるようになっている。この場合に、
ワークストッカーは、例えば、箱状容器内に複数のポー
ルを有する台車であって、全てのポールにワークが挿入
された状態で、順次次工程に移動させられるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、この
ようなワークストッカーのポールへのハンドの位置決め
は、予め入力される教示データによって行われている。
かかる教示データは、ポールが規則的に配列されている
ことを利用して、以下の手順によって作成される。ま
ず、ワークストッカー内の特定の一のポールに対してテ
ィーチング作業を行うことにより、そのポールに対する
教示データが作成される。次いで、該ポールの教示デー
タおよび他のポールとの間隔の設計寸法に基づいてその
他全てのポールに対するハンド位置の教示データが作成
される。
【0004】しかしながら、このようにして教示データ
が作成される場合には、以下の不都合が考えられる。す
なわち、ワークストッカーが順次入れ替わる台車である
ため、その個体差によって、ポールの位置がワークスト
ッカーごとに微妙に相違する。また、ワークストッカー
自体の位置決めを高精度に行うことが困難であるため、
ワークストッカーの停止位置に応じてポール位置が変化
する。さらに、長期間に亙る使用によって、経時変化に
よるポールの変形が発生することが考えられる。したが
って、これらの位置決め誤差によりあるいはこれらの誤
差が累積することによって、ハンドに把持されるワーク
とポールとが干渉・衝突することが考えられる。
【0005】これを回避するために、ワークの中心孔と
それに挿入されるポールとの隙間を大きく確保する場合
には、ワークストッカー内においてワークの横揺れが大
きくなり、ワークどうしの衝突によるワークの破損等の
不都合が生じることが考えられる。また、定期的にある
いは必要に応じて、ティーチング作業をやり直すことと
すると、その所要工数が増大してしまうことになる。さ
らに、ポールの位置を画像処理によって認識する装置を
ハンドに取り付け、ワークを挿入するポールごとにその
位置の認識作業を行うこととすると、装置が複雑になる
とともに、設備コストが増大してしまうことになる。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、被検出体に対して可動体を簡易な方法で
正確に位置決めすることができる可動体の位置決め方法
および装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次の2つの手段を提案している。本発明
の第1の手段は、複数方向に移動させられる可動体を既
知形状の被検出体に対して位置決めする方法であって、
可動体に、該可動体の移動方向に交差する方向に相互に
交差する複数の検出光軸を配置し、可動体の移動に伴っ
て移動させられる前記検出光軸を被検出体の外表面に接
触させることにより、被検出体に対する可動体の相対位
置を検出する可動体の位置決め方法を提案している。
【0008】本発明の第2の手段は、複数の移動機構を
有する駆動手段により既知形状の被検出体に対して複数
方向に移動させられる可動体に設けられ、該可動体とと
もに移動させられる複数の検出光軸を相互に交差するよ
うに形成する複数の検出手段からなり、各検出光軸が駆
動手段による可動体の各移動方向にそれぞれ交差するよ
うに配されている可動体の位置決め装置を提案してい
る。
【0009】
【作用】本発明の第1の手段に係る可動体の位置決め方
法によれば、可動体に配置された相互に交差する複数の
検出光軸がそれぞれの交差する方向に可動体とともに移
動させられる。これにより、検出光軸が被検出体の外表
面に接触させられ、この時点で、可動体と被検出体と
が、可動体のそれぞれの移動方向について、相対的に関
係付けられる。そして、被検出体が既知形状であること
により、該被検出体に対して可動体が位置決めされるこ
とになる。
【0010】また、本発明の第2の手段に係る可動体の
位置決め装置によれば、複数の検出手段の作動によって
相互に交差する複数の検出光軸が形成される。そして、
該検出光軸は可動体とともに移動させられるが、該検出
光軸と可動体の移動方向とはそれぞれ交差しているの
で、可動体の移動途中において検出光軸が被検出体に遮
られる。これにより、可動体の位置と被検出体との位置
とが相対的に関係付けられ、可動体を被検出体に対して
位置決めすることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る可動体の位置決め方法お
よび装置の一実施例について、図1ないし図4を参照し
て説明する。本実施例の位置決め装置1は、図4に示す
ギヤ等のワーク2の移載機3に適用されるものであり、
位置決め装置1について説明する前に該移載機3の基本
的構成および動作について説明する。
【0012】前記移載機3は、図4に示すように、磁気
探傷機4等の前工程から搬送コンベア5によって搬送さ
れてくるワーク2を、ハンド6によってハンドリングす
ることにより、順次移動されてくるワークストッカー7
に移載する装置である。この移載機3は、搬送コンベア
5によって搬送されてくるワーク2を受け取ることによ
り、例えば、20枚ずつ積み重ねる受け渡し装置8と、
積み重ねられたワーク2を把持するハンド6と、該ハン
ド6を昇降させる垂直移動機構9と、ハンド6を水平方
向に2次元的に移動させ前記受け渡し装置8とワークス
トッカー7との間を往復させる水平移動機構10とを具
備している。
【0013】前記ワークストッカー7は、走行レール1
1に沿って順次移動されてくる走行台車であって、その
内側に、例えば、3行5列に配列される15本のポール
12を立設状態に配設している。該ポール12は、円形
横断面を有する直棒状に形成され、その断面形状、間隔
寸法は、比較的精度よく設定されている。図4中におい
て符号13はワークストッカー7を走行方向に押し出す
台車押出装置、符号14はワークストッカー7を移載位
置に固定するストッカー位置決め装置である。
【0014】前記受け渡し装置8は、間隔を空けて立設
状態に配される2本のポール15を有しかつ該ポール1
5を両ポール15の中心位置に配される軸心16回りに
180゜回転ずつさせる回転機構17と、該回転機構1
7の一方のポール15に沿って受台18を昇降させる受
台昇降機構19と、搬送コンベア5によって搬送されて
きたワーク2をハンド6によって受台18上に積み換え
る積み替え機構20とを具備している。前記受台18
は、ポール15に跨がる二股形状に形成され、その上に
載置されるワーク2の中心孔2aにポール15を挿入す
ることができるようになっている。そして、受台昇降機
構19は、ワーク2が受台18上に積み重ねられるごと
にワーク2の厚さ分ずつ下降させられるようになってお
り、積み替え機構20のハンド20aが同一位置におい
てチャッキングを繰り返すことにより、搬送コンベア5
のワーク2が受台18上に積み重ねられかつその中心孔
2aに順次ポール15が挿入されていくようになってい
る。
【0015】また、回転機構17は、ポール15に20
枚のワーク2が積み重ねられることにより、受台18を
下方に退避させた状態で作動され、ワーク2が積み重ね
られた状態のポール15と空のポール15の位置を相互
に入れ替えることができるようになっている。そして、
ポール15に積み重ねられたワーク2は、積み重ね状態
のままハンド6に受け渡され、他方のポール15には、
搬送コンベア5からのワーク2の積み重ね作業が続行さ
れるようになっている。
【0016】前記水平移動機構10は、前記ワークスト
ッカー7の両脇に配される門型架台21にそれぞれワー
クストッカー7の走行方向(以下、Y方向という。)に
沿って配される走行レール22と、両走行レール22に
掛け渡される移動架台23にY方向に直交する方向(以
下、X方向という。)に沿って配される走行レール24
と、該走行レール24に沿って移動させられるスライダ
25とを具備している。移動架台23には、該移動架台
23を走行レール22に沿ってY方向に直線移動させる
Y軸駆動機構26が、また、スライダ25には、該スラ
イダ25を走行レール24に沿ってX方向に直線移動さ
せるX軸駆動機構27がそれぞれ設けられている。そし
て、モータ28・29は、制御装置(図示略)によって
駆動されスライダ25を水平な2次元方向の任意位置に
配置することができるようになっている。
【0017】前記垂直移動機構9は、前記水平移動機構
10のスライダ25に上下方向(以下、Z方向とい
う。)に移動可能に取り付けられる昇降アーム30と、
該昇降アーム30を昇降させるZ軸駆動機構31とを具
備している。該Z軸駆動機構31は、例えば、昇降アー
ム30を昇降可能に支持する支持部32と、昇降アーム
30に沿って配されるラックギヤ33と、該ラックギヤ
33に噛合するピニオンギヤ(図示略)を回転させるモ
ータ34とから構成されている。該モータ34は、前記
制御装置によって駆動され昇降アーム30を昇降させる
ことができるようになっている。
【0018】前記ハンド6は、前記垂直移動機構9の昇
降アーム30下端に取り付けられ、水平移動機構10お
よび垂直移動機構9の作動によって3次元空間上の任意
位置に配置されるようになっている。該ハンド6は、図
1ないし図3に示すように、鉛直下方に向かって配され
る2本のチャッキングアーム35と、該チャッキングア
ーム35を水平方向に開閉させるハンド開閉機構36
と、チャッキングアーム35を昇降アーム30に柔軟に
取り付けるフローティング機構37とを具備している。
【0019】前記チャッキングアーム35は、その下端
にチャッキングアーム35によって挟まれるワーク2の
落下を防止する引掛爪35aを有しており、該引掛爪3
5a上に20枚のワーク2を積み重ね状態に保持するこ
とができる長さ寸法に形成されている。また、このチャ
ッキングアーム35は、図4に示すように、X・Y方向
に対して45゜傾いた位置に配置されている。したがっ
て、チャッキングアーム35は、ワークストッカー7の
ポール12の配列方向に対して45゜傾いた状態で挿入
されるので、ワークストッカー7内にすでに積載されて
いるワーク2との干渉を回避した位置に挿入されるよう
になっている。
【0020】前記開閉機構36は、前記チャッキングア
ーム35の間に配され両チャッキングアーム35を均等
に水平移動させるシリンダ38と、チャッキングアーム
35を水平移動自在に支持するアーム支持機構39とを
具備している。該アーム支持機構39は、後述するフロ
ーティング機構37に取り付けられるベース40と、該
ベース40に水平方向に沿って取り付けられるロッド4
1と、該ロッド41に摺動自在に取り付けられ前記チャ
ッキングアーム35の上端に固定される摺動スリーブ4
2とを具備している。前記シリンダ38は、制御装置に
接続される空気圧駆動回路(図示略)によって作動さ
れ、ワーク2の受け取り位置および引き渡し位置におい
てチャッキングアーム35をロッド41に沿って移動さ
せることによってハンド6を開閉し、積み重ね状態のワ
ーク2を把持・開放することができるようになってい
る。図2および図3において、符号43はチャッキング
アーム35に把持される積み重ね状態のワーク2を引掛
爪35aとの間に上下方向に挟持するワーク押え機構で
ある。
【0021】前記フローティング機構37は、図2に示
すように、前記昇降アーム30の下端に固定される取り
付けプレート44と前記ハンド6のベース40との間に
配置され、取り付けプレート44に球面軸受45によっ
て揺動自在に支持されるフローティングプレート46
と、該フローティングプレート46と取り付けプレート
44との間に配され通常状態で両者が平行となるように
支持する支持スプリング47と、フローティングプレー
ト46に対してベース40を平行かつ上下移動可能に支
持するとともに通常状態で両者の間隔が一定となるよう
に支持する支持スプリング48と、取り付けプレート4
4に対してフローティングプレート46が傾いた場合あ
るいはフローティングプレート46とベース40との間
隔が変化した場合にそれぞれエラー信号を発する近接セ
ンサよりなる異常検知手段49とから構成されている。
【0022】そして、ワーク2が他の物体と衝突する等
して、ベース40を押し上げる外力が作用した場合に
は、フローティングプレート46に対するベース40の
上下位置が変化させられ、異常検知手段49によって異
常の報知あるいは、移載機3の停止が図られるようにな
っている。また、同様にして、チャッキングアーム35
の先端に横方向の外力が作用した場合には、フローティ
ングプレート46が取り付けプレート44に対して傾斜
させられ、異常検知手段49の作動によって異常検出が
なされるようになっている。
【0023】このように構成された移載機3によれば、
まず、搬送コンベア5によって搬送されてきたワーク2
が、受け渡し装置8の作動によって積み重ねられ、回転
機構17に設けられたポール15に串刺しにされた状態
で、ハンド6による受け渡し位置に待機させられる。こ
の場合に、この受け渡し位置およびワークストッカー7
のポール12の概略位置は、設計寸法あるいはティーチ
ング作業によって予め教示データが作成されている。
【0024】次いで、垂直移動機構9の作動によって上
昇させられた状態のハンド6が、水平移動機構10の作
動によって、X、Y方向にそれぞれ移動させられること
により、ワーク2の受け渡し位置に位置決めされる。こ
の状態で、開閉機構36を作動させてチャッキングアー
ム35が開かれた状態のハンド6を垂直移動機構9の作
動によって下降させ、所定位置でチャッキングアーム3
5を閉じることによって、ハンド6にワーク2が把持さ
れる。
【0025】そして、垂直移動機構9を作動させハンド
6を上昇させることにより、受け渡し装置8のポール1
5からワーク2が上方に抜き出される。この状態で、水
平移動機構10を作動させることにより、教示データに
基づいて、ワーク2を受け渡すべきワークストッカー7
のポール12上にハンド6を水平移動させることができ
る。以下、垂直移動機構9の作動によるハンド6の下降
によってワーク2の中心孔2aにワークストッカー7の
ポール12を挿入させ、開閉機構36の作動によるチャ
ッキングアーム35の開放によって、ワーク2をワーク
ストッカー7内に収納することが可能となる。
【0026】次に、本実施例に係る位置決め装置1につ
いて図1を参照して説明する。本実施例の位置決め装置
1は、前記ハンド6のベース40に固定される2組の検
出センサ50・51により構成されている。該検出セン
サ50・51は、それぞれが限られた範囲に指向された
検出光線を出射する発光器50a・51aと、出射され
た検出光線を受光する受光器50b・51bとを具備す
る。受光器50b・51bは、発光器50a・51aか
らの検出光線を受光するか否かによって、検出信号を切
り替えるようになっており、例えば、受光状態から非受
光状態に変化する検出信号を制御装置に送信することに
より、制御装置に位置決め状態を認識させることができ
るようになっている。
【0027】これらの検出センサ50・51は、上述し
たように、それぞれが対となる発光器50a・51aと
受光器50b・51bとの間に検出光軸52・53を形
成するようになっている。これらの検出光軸52・53
は、図1に示すように、ハンド6のフローティング機構
37が作動しない通常の状態において、水平面内におい
て相互に直交するように配されている。すなわち、発光
器50a・51aと受光器50b・51bとがベース4
0に固定されたブラケット54によって、上記検出光軸
52・53の配置を達成する位置に配置されている。各
検出光軸52・53は、それぞれX方向およびY方向に
沿って配されるようになっている。
【0028】これらの検出光軸52・53は、ハンド6
の中心軸Cからワークストッカー7のポール12の半径
分だけずれた位置にそれぞれ配置されるようになってい
る。すなわち、両検出センサ50・51の検出光軸52
・53がポール12の外面に接触する位置に配されたと
きに、ハンド6の中心軸Cとポール12の中心軸C’と
が一致し、ハンド6がポール12に対して位置決めされ
るようになっている。
【0029】このように構成された位置決め装置1を使
用してハンド6によるワーク2の移載作業を実施するに
は、まず、チャッキングアーム35を開いた状態のハン
ド6を水平移動機構10および垂直移動機構9の作動に
よって教示点近傍に移動させる。すなわち、2組の検出
センサ50・51の形成する検出光軸52・53の両方
を含む水平面を、ハンド6を位置決めすべきワークスト
ッカー7のポール12が貫通するようにハンド6を配置
する。
【0030】次いで、X軸駆動機構27のみを作動させ
ハンド6をX方向に微小速度で移動させることにより、
Y軸方向に沿って配される検出光軸52をポール12に
近づけていく。そして、該検出光軸52がポール12の
外面によって遮られる瞬間の検出信号の変化によって当
該ハンド6の位置決め位置におけるX方向の教示データ
を修正する。また、同様にして、Y軸駆動機構26のみ
を作動させ、ハンド6をY方向に微小速度で移動させる
ことにより、X軸方向に沿って配される検出光軸53を
ポール12に近づけていく。そして、該検出光軸53が
ポール12の外面によって遮られる瞬間の検出信号の変
化によって当該ハンド6の位置決め位置におけるY方向
の教示データを修正する。
【0031】これにより、両検出光軸52・53がポー
ル12の外面に接触するようにハンド6が配置され、ハ
ンド6の中心軸Cとポール12の中心軸C’とが一致す
るように配される。そして、修正された教示データに基
づいて、その後にワーク2が搬送されてくる場合のハン
ド6とポール12とを正確に位置決めすることが可能と
なる。
【0032】このようにして、教示データの修正作業が
なされたハンド6は、上述したように受け渡し装置8に
よって積み重ねられたワーク2を取りに行き、上記手順
によって修正された教示データの位置にワーク2を搬送
する。したがって、この状態においては、ハンド6とポ
ール12とはそれぞれの中心軸C・C’が一致するよう
に位置決めされるので、Z軸駆動機構31の作動によっ
て昇降アーム30を下降させることにより、ハンド6に
把持されているワーク2とポール12とが干渉すること
なく、ワーク2の中心孔2aにポール12を挿入するこ
とが可能となる。
【0033】そして、開閉機構36の作動によってチャ
ッキングアーム35を開き、ワーク2をワークストッカ
ー35内に収納状態とした後に、Z軸駆動機構31の作
動によって昇降アーム30を引き上げる。そして、空に
なったハンド6によって、次にワーク2を受け渡すポー
ル12についての教示データ修正作業を行い、上記手順
を繰り返すことによって、ワーク2が順次ワークストッ
カー7に移載されることになる。
【0034】したがって、本実施例の位置決め方法およ
び装置1によれば、ワークストッカー7のポール12に
対するハンド6の位置決めを2組の検出センサ50・5
1によって精度よく達成することができるので、装置自
体を簡易な構成とすることができる。これにより、その
点検・保守に要する作業工数、費用の削減を図ることが
できるとともに、設備コストの低減を図ることができ
る。
【0035】なお、本発明に係る可動体の位置決め方法
および装置1においては、以下の技術を採用することが
できる。 可動体としてハンド6を想定したが、これに代え
て、任意の可動体に適用することができる。また、可動
体の移動方向も任意に設定することができる。 被検出体を立設される円形横断面を有する棒状のポ
ール12としたが、これに代えて、任意形状の被検出体
を採用することとしてもよい。 検出光軸52・53をX・Y軸駆動機構27・26
によるハンド6の移動方向に直交する方向に配すること
としたが、これに代えて、ハンド6の移動方向に交差す
る任意の方向に沿って配することとしてもよい。 また、検出光軸52・53を同一水平面内に形成す
ることとしたが、これに代えて、別平面内に設けること
としてもよい。さらに、検出光軸52・53自体を水平
方向に対して傾斜させることとしてもよい。 検出光軸52・53を2つ形成するように検出セン
サ50・51を2組設けることとしたが、これに代え
て、3以上の検出光軸を形成するようにしてもよい。こ
れにより、3以上の自由度を有する可動体の自由度ごと
の位置決めを実施することが可能となる。また、例え
ば、球や傾斜した棒等の3次元的に配置された被検出体
に対する可動体の位置決めを行うことができる。 検出センサ50・51によるポール12の検出時を
該ポール12に対するハンド6の位置決め状態とした
が、これに代えて、検出時のハンド6の位置とポール1
2の寸法とから位置決め状態までに必要な移動距離を計
算して移動させることとしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る可動
体の位置決め方法および装置によれば、可動体にその移
動方向に交差する方向に配されかつ相互に交差する複数
の検出光軸を設け、各検出光軸が被検出体の外表面に接
触する位置において、被検出体と可動体との位置を相対
的に関係付けるので、検出光軸を形成す検出手段によっ
て、簡易な構成とすることができる。その結果、装置の
複雑化を防止して保守性を向上することができるととも
に、作業工数、設備コスト等の低減を図ることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可動体の位置決め装置の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1の位置決め装置を適用するハンドの構造を
示す正面図である。
【図3】図2のハンドの側面図である。
【図4】図2のハンドによってワークを搬送コンベアか
らワークストッカーに移載するための移載機の概略構造
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 位置決め装置 6 ハンド(可動体) 10 水平移動機構(駆動手段) 12 ポール(被検出体) 26 Y軸駆動機構(移動機構) 27 X軸駆動機構(移動機構) 50・51 検出センサ(検出手段) 52・53 検出光軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数方向に移動させられる可動体を既知
    形状の被検出体に対して位置決めする方法であって、 可動体に、該可動体の移動方向に交差する方向に設けら
    れかつ相互に交差する複数の検出光軸を配置し、 可動体の移動に伴って移動させられる前記検出光軸を被
    検出体の外表面に接触させることにより、被検出体に対
    する可動体の相対位置を検出することを特徴とする可動
    体の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 複数の移動機構を有する駆動手段により
    既知形状の被検出体に対して複数方向に移動させられる
    可動体に設けられ、該可動体とともに移動させられる複
    数の検出光軸を相互に交差するように形成する複数の検
    出手段からなり、 各検出光軸が駆動手段による可動体の各移動方向にそれ
    ぞれ交差するように配されていることを特徴とする可動
    体の位置決め装置。
JP32055593A 1993-12-20 1993-12-20 可動体の位置決め方法および装置 Pending JPH07174512A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6130340A (ja) * 1984-07-19 1986-02-12 Toyota Motor Corp トレイに対する被熱処理歯車段積み装置における段積み位置測定装置
JPS63196391A (ja) * 1987-02-10 1988-08-15 川崎重工業株式会社 ロボツト用テイ−チング方法および装置
JPH02120602A (ja) * 1988-10-28 1990-05-08 Shin Etsu Handotai Co Ltd 中心線ずれ量測定装置
JPH05332719A (ja) * 1992-05-29 1993-12-14 Hitachi Techno Eng Co Ltd 板状体の非接触位置決め装置

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