JPH07175253A - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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- JPH07175253A JPH07175253A JP5319321A JP31932193A JPH07175253A JP H07175253 A JPH07175253 A JP H07175253A JP 5319321 A JP5319321 A JP 5319321A JP 31932193 A JP31932193 A JP 31932193A JP H07175253 A JPH07175253 A JP H07175253A
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- JP
- Japan
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- toner
- forming method
- image forming
- layer
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- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定着性に優れ且つ良好な転写性及びクリーニ
ング性が得られ、耐久後においても優れた画像をクリー
ニング不良が生じることなく形成することが可能な画像
形成方法を提供する。 【構成】 少なくとも導電性支持体、及び電荷発生層及
び電荷輸送層の積層構造を有する感光層を有している電
子写真用感光体及びトナーを有する現像剤を用いて画像
を形成する画像形成方法において、該電子写真感光体の
表面層には、フッ素原子及び/又は珪素原子を有する物
質が特定量存在しており、該トナーは、懸濁重合法によ
り直接的に得られた、少なくとも着色剤及び低融点ワッ
クスと、(i)極性成分を有する樹脂と、又は、(i
i)スチレン−ブタジエン樹脂及び/又はポリエステル
樹脂とを含有するトナーであり、該低融点ワックスは、
特定の熱特性を有しており、かつ該トナーを構成する樹
脂成分は、特定の分子量分布を有していることを特徴と
する画像形成方法に関する。
ング性が得られ、耐久後においても優れた画像をクリー
ニング不良が生じることなく形成することが可能な画像
形成方法を提供する。 【構成】 少なくとも導電性支持体、及び電荷発生層及
び電荷輸送層の積層構造を有する感光層を有している電
子写真用感光体及びトナーを有する現像剤を用いて画像
を形成する画像形成方法において、該電子写真感光体の
表面層には、フッ素原子及び/又は珪素原子を有する物
質が特定量存在しており、該トナーは、懸濁重合法によ
り直接的に得られた、少なくとも着色剤及び低融点ワッ
クスと、(i)極性成分を有する樹脂と、又は、(i
i)スチレン−ブタジエン樹脂及び/又はポリエステル
樹脂とを含有するトナーであり、該低融点ワックスは、
特定の熱特性を有しており、かつ該トナーを構成する樹
脂成分は、特定の分子量分布を有していることを特徴と
する画像形成方法に関する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体を潜像保
持体として使用して潜像画像を形成し、該潜像画像をト
ナーを用いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方
法に関する。
持体として使用して潜像画像を形成し、該潜像画像をト
ナーを用いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体は所要の特性を得るた
め、或は適用される電子写真プロセスの種類に応じて種
々の構成をとるものである。電子写真感光体の代表的な
ものとして、支持体上に像保持層として光導電層が形成
されている感光体及び像保持層として光導電層とその上
の絶縁層との積層を備えた感光体があり広く用いられて
いる。支持体と光導電層から構成される感光体は最も一
般的な電子写真プロセスによる、即ち帯電、画像露光及
び現像、更に必要に応じて転写による画像形成に用いら
れる。
め、或は適用される電子写真プロセスの種類に応じて種
々の構成をとるものである。電子写真感光体の代表的な
ものとして、支持体上に像保持層として光導電層が形成
されている感光体及び像保持層として光導電層とその上
の絶縁層との積層を備えた感光体があり広く用いられて
いる。支持体と光導電層から構成される感光体は最も一
般的な電子写真プロセスによる、即ち帯電、画像露光及
び現像、更に必要に応じて転写による画像形成に用いら
れる。
【0003】また絶縁層を備えた感光体について、この
絶縁層は光導電層の保護、感光体の機械的強度の改善、
暗減衰特性の改善、または、特定の電子写真プロセスに
適用されるため(更には無公害化のため)等の目的のた
めに設けられたものである。このような絶縁層を有する
感光体または、絶縁層を有する感光体を用いる電子写真
プロセスの代表的な例は、例えば、米国特許第2860
048号明細書、特公昭41−16429号公報、特公
昭38−15446号公報、特公昭46−3713号公
報、特公昭42−23910号公報、特公昭43−24
748号公報、特公昭42−19747号公報、特公昭
36−4121号公報などに記載されている。
絶縁層は光導電層の保護、感光体の機械的強度の改善、
暗減衰特性の改善、または、特定の電子写真プロセスに
適用されるため(更には無公害化のため)等の目的のた
めに設けられたものである。このような絶縁層を有する
感光体または、絶縁層を有する感光体を用いる電子写真
プロセスの代表的な例は、例えば、米国特許第2860
048号明細書、特公昭41−16429号公報、特公
昭38−15446号公報、特公昭46−3713号公
報、特公昭42−23910号公報、特公昭43−24
748号公報、特公昭42−19747号公報、特公昭
36−4121号公報などに記載されている。
【0004】電子写真感光体は、当然のことであるが、
適用される電子写真プロセスに応じた所定の感度、電気
特性、更には光学特性を備えていることが要求される。
しかし、そればかりでなく、感光体の耐久性も重要な性
質である。低湿において優れた電子写真特性を備えてい
ても、高湿下で感光体表面電位が著しく低下する感光体
においては、安定した鮮明な画像を得ることが困難であ
る。また、転写を行う電子写真プロセスでは、通常感光
体は繰り返し使用されるため、コロナ放電により表面形
成物質の化学結合が破壊され、その結果、イオン化され
た酸素、オゾン、水分、酸化窒素等と作用して表面は低
抵抗化し、特に高湿中での静電荷保持力が減少し、画像
のシャープネス性が損なわれる場合が少なくない。ま
た、紙粉などの付着物が感光体の電荷保持能力を低下せ
しめ画像流れの原因となる場合が多い。
適用される電子写真プロセスに応じた所定の感度、電気
特性、更には光学特性を備えていることが要求される。
しかし、そればかりでなく、感光体の耐久性も重要な性
質である。低湿において優れた電子写真特性を備えてい
ても、高湿下で感光体表面電位が著しく低下する感光体
においては、安定した鮮明な画像を得ることが困難であ
る。また、転写を行う電子写真プロセスでは、通常感光
体は繰り返し使用されるため、コロナ放電により表面形
成物質の化学結合が破壊され、その結果、イオン化され
た酸素、オゾン、水分、酸化窒素等と作用して表面は低
抵抗化し、特に高湿中での静電荷保持力が減少し、画像
のシャープネス性が損なわれる場合が少なくない。ま
た、紙粉などの付着物が感光体の電荷保持能力を低下せ
しめ画像流れの原因となる場合が多い。
【0005】感光体の表面は樹脂によって被膜化される
ため特に樹脂の性能が重要であり、耐久性の優れた樹脂
が要望されていた。最近になりこれらを満足する樹脂と
してビスフェノールAを骨格とするポリカーボネート樹
脂(以下、ビスフェノールA型ポリカーボネートとい
う)が表面層のバインダーとして研究される様になって
きた。
ため特に樹脂の性能が重要であり、耐久性の優れた樹脂
が要望されていた。最近になりこれらを満足する樹脂と
してビスフェノールAを骨格とするポリカーボネート樹
脂(以下、ビスフェノールA型ポリカーボネートとい
う)が表面層のバインダーとして研究される様になって
きた。
【0006】第1にエンジニアリングプラスチックとし
てのポリカーボネート樹脂は一般に表面自由エネルギー
が大きく、表面に現像剤(以下トナーと略す)が付着し
やすい。この状況で画像出しを行うと、全面黒画像上
(以下ベタ黒と略す)に白状のポチが多数、あらわれる
という現象が起こりやすい。
てのポリカーボネート樹脂は一般に表面自由エネルギー
が大きく、表面に現像剤(以下トナーと略す)が付着し
やすい。この状況で画像出しを行うと、全面黒画像上
(以下ベタ黒と略す)に白状のポチが多数、あらわれる
という現象が起こりやすい。
【0007】第2に、感光体を作成する時は、これらの
バインダー樹脂と電荷輸送材を溶剤に溶解して塗工、乾
燥することにより膜を形成する。このような条件で成膜
された樹脂は、その内部構造中に残留歪み応力を持って
おり、ポリカーボネート樹脂は特にその傾向が強く、い
わゆるソルベントクラックが発生しやすいという欠点を
有する。こうして作成された感光体を取り扱う、或は電
子写真装置に装着する場合、例えば人の手が触れたり、
装置に用いている様々なオイル等に接触すると感光体に
クラックが生じやすく、クラックが生じた場合には欠陥
画像となって現れる。
バインダー樹脂と電荷輸送材を溶剤に溶解して塗工、乾
燥することにより膜を形成する。このような条件で成膜
された樹脂は、その内部構造中に残留歪み応力を持って
おり、ポリカーボネート樹脂は特にその傾向が強く、い
わゆるソルベントクラックが発生しやすいという欠点を
有する。こうして作成された感光体を取り扱う、或は電
子写真装置に装着する場合、例えば人の手が触れたり、
装置に用いている様々なオイル等に接触すると感光体に
クラックが生じやすく、クラックが生じた場合には欠陥
画像となって現れる。
【0008】第3に表面の摩擦係数が大きいため、ウレ
タンゴムなどでクリーニングを行うと削れ量が大きくな
ってしまい、耐久枚数を多くする事が困難である等の問
題点があった。
タンゴムなどでクリーニングを行うと削れ量が大きくな
ってしまい、耐久枚数を多くする事が困難である等の問
題点があった。
【0009】一方、画像形成方法に用いるトナーとして
は、一般に熱可塑性樹脂中に、染・顔料からなる着色剤
を溶融混合し、均一に分散した後、微粉砕装置、分級機
により所望の粒径を有するトナーを製造してきた。
は、一般に熱可塑性樹脂中に、染・顔料からなる着色剤
を溶融混合し、均一に分散した後、微粉砕装置、分級機
により所望の粒径を有するトナーを製造してきた。
【0010】この製造方法はかなり優れたトナーを製造
し得るが、ある種の制限、すなわちトナー用材料の選択
範囲に制限がある。例えば樹脂着色剤分散体が十分に脆
く、経済的に可能な製造装置で微粉砕し得るものでなけ
ればならない。ところがこういった要求を満たすために
樹脂着色剤分散体を脆くすると、実際に高速で微粉砕し
た場合に形成された粒子の粒径範囲が広くなり易く、特
に比較的大きな割合の微粒子がこれに含まれるという問
題が生じる。更に、このように脆性の高い材料は、複写
機等現像用に使用する際、更なる微粉砕ないしは粉化を
受けやすい。また、この方法では、着色剤等の固体微粒
子を樹脂中へ完全に均一に分散することは困難であり、
その分散の度合いによっては、カブリの増大、画像濃度
の低下や混色性・透明性の不良の原因となるので、分散
に注意を払わなければならない。また、破断面に着色剤
が露出することにより、現像特性の変動を引き起こす場
合もある。
し得るが、ある種の制限、すなわちトナー用材料の選択
範囲に制限がある。例えば樹脂着色剤分散体が十分に脆
く、経済的に可能な製造装置で微粉砕し得るものでなけ
ればならない。ところがこういった要求を満たすために
樹脂着色剤分散体を脆くすると、実際に高速で微粉砕し
た場合に形成された粒子の粒径範囲が広くなり易く、特
に比較的大きな割合の微粒子がこれに含まれるという問
題が生じる。更に、このように脆性の高い材料は、複写
機等現像用に使用する際、更なる微粉砕ないしは粉化を
受けやすい。また、この方法では、着色剤等の固体微粒
子を樹脂中へ完全に均一に分散することは困難であり、
その分散の度合いによっては、カブリの増大、画像濃度
の低下や混色性・透明性の不良の原因となるので、分散
に注意を払わなければならない。また、破断面に着色剤
が露出することにより、現像特性の変動を引き起こす場
合もある。
【0011】一方、これら粉砕法によるトナーの問題点
を克服するため、特公昭36−10231号公報、同4
3−10799号公報及び同51−14895号公報等
により懸濁重合法によるトナーの製造方法が提案されて
いる。懸濁重合法においては、重合性単量体、着色剤、
重合開始剤更に必要に応じて架橋剤、荷電制御剤、その
他添加剤を、均一に溶解または分散せしめて単量体組成
物とした後、この単量体組成物を分散安定剤を含有する
連続相、例えば水相中に適当な撹拌機を用いて分散し、
同時に重合反応を行わせ、所望の粒径を有するトナー粒
子を得る。
を克服するため、特公昭36−10231号公報、同4
3−10799号公報及び同51−14895号公報等
により懸濁重合法によるトナーの製造方法が提案されて
いる。懸濁重合法においては、重合性単量体、着色剤、
重合開始剤更に必要に応じて架橋剤、荷電制御剤、その
他添加剤を、均一に溶解または分散せしめて単量体組成
物とした後、この単量体組成物を分散安定剤を含有する
連続相、例えば水相中に適当な撹拌機を用いて分散し、
同時に重合反応を行わせ、所望の粒径を有するトナー粒
子を得る。
【0012】この方法は、粉砕工程が全く含まれないた
め、トナーに脆性が必要ではなく、軟質の材料を使用す
ることができ、また、粒子表面への着色剤の露出等が生
ぜず、均一な摩擦帯電性を有するという利点がある。ま
た、分級工程の省略をも可能にするため、エネルギーの
節約、時間の短縮、工程収率の向上等、コスト削減効果
が大きい。
め、トナーに脆性が必要ではなく、軟質の材料を使用す
ることができ、また、粒子表面への着色剤の露出等が生
ぜず、均一な摩擦帯電性を有するという利点がある。ま
た、分級工程の省略をも可能にするため、エネルギーの
節約、時間の短縮、工程収率の向上等、コスト削減効果
が大きい。
【0013】従来、定着ローラー表面にトナーを付着さ
せない目的で、例えばローラー表面をトナーに対して離
型性の優れた材料、シリコンゴムや弗素系樹脂などで形
成し、さらにその表面にオフセット防止及びローラー表
面の疲労を防止するためにシリコンオイルの如き、離型
性の良い液体の薄膜でローラー表面を被覆することが行
われている。しかしながら、この方法はトナーのオフセ
ットを防止する点では極めて有効であるが、オフセット
防止用液体を供給するための装置が必要なため、定着装
置が複雑になる等の問題点を有している。
せない目的で、例えばローラー表面をトナーに対して離
型性の優れた材料、シリコンゴムや弗素系樹脂などで形
成し、さらにその表面にオフセット防止及びローラー表
面の疲労を防止するためにシリコンオイルの如き、離型
性の良い液体の薄膜でローラー表面を被覆することが行
われている。しかしながら、この方法はトナーのオフセ
ットを防止する点では極めて有効であるが、オフセット
防止用液体を供給するための装置が必要なため、定着装
置が複雑になる等の問題点を有している。
【0014】これは小型化、軽量化と逆方向であり、し
かもシリコンオイルなどが熱により蒸発し、機内を汚染
する場合がある。そこでシリコンオイルの供給装置など
を用いないで、かわりにトナー中から加熱時にオフセッ
ト防止液体を供給しようという考えから、トナー中に低
分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレンなどの離
型剤を添加する方法が提案されている。充分な効果を出
すために多量にこのような添加剤を加えると、感光体へ
のフィルミングやキャリアやスリーブなどのトナー担持
体の表面を汚染し、画像が劣化し実用上問題となる。そ
こで画像を劣化させない程度に少量の離型剤をトナー中
に添加し、若干の離型性オイルの供給もしくはオフセッ
トしたトナーを、巻きとり式の例えばウェブの如き部材
を用いた装置でクリーニングする装置を併用することが
行われている。
かもシリコンオイルなどが熱により蒸発し、機内を汚染
する場合がある。そこでシリコンオイルの供給装置など
を用いないで、かわりにトナー中から加熱時にオフセッ
ト防止液体を供給しようという考えから、トナー中に低
分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレンなどの離
型剤を添加する方法が提案されている。充分な効果を出
すために多量にこのような添加剤を加えると、感光体へ
のフィルミングやキャリアやスリーブなどのトナー担持
体の表面を汚染し、画像が劣化し実用上問題となる。そ
こで画像を劣化させない程度に少量の離型剤をトナー中
に添加し、若干の離型性オイルの供給もしくはオフセッ
トしたトナーを、巻きとり式の例えばウェブの如き部材
を用いた装置でクリーニングする装置を併用することが
行われている。
【0015】しかし最近の小型化、軽量化、高信頼性の
要求を考慮するとこれらの補助的な装置すら除去するこ
とが必要であり好ましい。従ってトナーの定着、オフセ
ットなどのさらなる性能向上がなければ対応しきれず、
それはトナーのバインダー樹脂、離型剤のさらなる改良
がなければ実現することが困難である。
要求を考慮するとこれらの補助的な装置すら除去するこ
とが必要であり好ましい。従ってトナーの定着、オフセ
ットなどのさらなる性能向上がなければ対応しきれず、
それはトナーのバインダー樹脂、離型剤のさらなる改良
がなければ実現することが困難である。
【0016】トナー中に離型剤としてワックスを含有さ
せることは知られている。例えば、特開昭52−330
4号公報、特開昭52−3305号公報、特開昭57−
52574号公報等の技術が開示されている。
せることは知られている。例えば、特開昭52−330
4号公報、特開昭52−3305号公報、特開昭57−
52574号公報等の技術が開示されている。
【0017】また、特開平3−50559号公報、特開
平2−79860号公報、特開平1−109359号公
報、特開昭62−14166号公報、特開昭61−27
3554号公報、特開昭61−94062号公報、特開
昭61−138259号公報、特開昭60−25236
1号公報、特開昭60−252360号公報、特開昭6
0−217366号公報などにワックス類を含有させる
技術が開示されている。
平2−79860号公報、特開平1−109359号公
報、特開昭62−14166号公報、特開昭61−27
3554号公報、特開昭61−94062号公報、特開
昭61−138259号公報、特開昭60−25236
1号公報、特開昭60−252360号公報、特開昭6
0−217366号公報などにワックス類を含有させる
技術が開示されている。
【0018】ワックス類は、トナーの低温時や高温時の
耐オフセット性の向上や、低温時の定着性の向上のため
に用いられている。
耐オフセット性の向上や、低温時の定着性の向上のため
に用いられている。
【0019】しかしながら、高温オフセットは優れてい
るが低温定着性が今一歩であったり、低温オフセットや
低温定着性には優れているが耐高温オフセット性にやや
劣ったり、低温時の高温時の耐オフセット性が両立でき
なかったりしていた。
るが低温定着性が今一歩であったり、低温オフセットや
低温定着性には優れているが耐高温オフセット性にやや
劣ったり、低温時の高温時の耐オフセット性が両立でき
なかったりしていた。
【0020】更に近年電子写真法に用いるトナーとし
て、省エネルギーの観点から低温定着性が望まれている
ことは、上述した通りであるがこの要求に対し、トナー
樹脂処方としては、紙とのぬれ性、付着性がよいトナー
バインダー材料が選択され、更には、トナーの溶融粘度
特性もより低温で低粘度を示すよう設計されてきてい
る。
て、省エネルギーの観点から低温定着性が望まれている
ことは、上述した通りであるがこの要求に対し、トナー
樹脂処方としては、紙とのぬれ性、付着性がよいトナー
バインダー材料が選択され、更には、トナーの溶融粘度
特性もより低温で低粘度を示すよう設計されてきてい
る。
【0021】しかしながらこの様なトナーを用いると、
低温定着性は達成されるものの、感光体へのトナーのト
ナー付着力が増大し、転写性の悪化、更には、ドラムへ
のトナー融着を生じ、画像劣化を示す原因となる。
低温定着性は達成されるものの、感光体へのトナーのト
ナー付着力が増大し、転写性の悪化、更には、ドラムへ
のトナー融着を生じ、画像劣化を示す原因となる。
【0022】上記構成として懸濁重合法トナーにおいて
ポリエステル樹脂を含有したトナーが各種提案さている
が(特開昭56−116043号公報、同60−238
846号公報)定着性及び製造における造粒安定性も十
分なものではない。
ポリエステル樹脂を含有したトナーが各種提案さている
が(特開昭56−116043号公報、同60−238
846号公報)定着性及び製造における造粒安定性も十
分なものではない。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
従来の問題点を解決した画像形成方法を提供することを
目的とする。
従来の問題点を解決した画像形成方法を提供することを
目的とする。
【0024】すなわち、本発明は、定着性に優れ、かつ
良好な転写性及びクリーニング性が得られ、耐久後にお
いても優れた画像をクリーニング不良が生じることなく
形成することが可能な画像形成方法を提供することを目
的とする。
良好な転写性及びクリーニング性が得られ、耐久後にお
いても優れた画像をクリーニング不良が生じることなく
形成することが可能な画像形成方法を提供することを目
的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、以下
の構成により上記目的を達成するものである。
の構成により上記目的を達成するものである。
【0026】本発明(第1発明)は、少なくとも導電性
支持体、及び電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有
する感光層を有している電子写真感光体を使用して潜像
画像を形成し、該潜像画像をトナーを有する現像剤を用
いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方法におい
て、該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/
あるいは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測
定による該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比
が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、該トナーは、懸濁重合法により直接的に得ら
れた、少なくとも着色剤、極性成分を有する樹脂及び低
融点ワックスを含有するトナーであり、該低融点ワック
スは、示差走査熱量計により測定されるDSC曲線で昇
温時の最大吸熱ピークの半値幅が10℃以上であり、か
つ該トナーを構成する樹脂成分は、GPCによる分子量
分布において、分子量ピークの少なくとも1つが、分子
量5,000乃至50,000の範囲にあることを特徴
とする画像形成方法に関する。
支持体、及び電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有
する感光層を有している電子写真感光体を使用して潜像
画像を形成し、該潜像画像をトナーを有する現像剤を用
いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方法におい
て、該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/
あるいは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測
定による該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比
が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、該トナーは、懸濁重合法により直接的に得ら
れた、少なくとも着色剤、極性成分を有する樹脂及び低
融点ワックスを含有するトナーであり、該低融点ワック
スは、示差走査熱量計により測定されるDSC曲線で昇
温時の最大吸熱ピークの半値幅が10℃以上であり、か
つ該トナーを構成する樹脂成分は、GPCによる分子量
分布において、分子量ピークの少なくとも1つが、分子
量5,000乃至50,000の範囲にあることを特徴
とする画像形成方法に関する。
【0027】本発明(第2発明)は、少なくとも導電性
支持体、及び電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有
する感光層を有している電子写真感光体を使用して潜像
画像を形成し、該潜像画像をトナーを有する現像剤を用
いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方法におい
て、該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/
あるいは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測
定による該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比
が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、該トナーは、少なくとも重合性単量体、着色
剤、低融点ワックス及びスチレン−ブタジエン樹脂を有
する重合性単量体組成物を使用して懸濁重合法により直
接的に得られたトナーであり、該スチレン−ブタジエン
樹脂の共重合比(スチレン:ブタジエン)が95:5乃
至65:35であり、該低融点ワックスは、示差走査熱
量計により測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピ
ークの半値幅が10℃以上であり、かつ該トナーを構成
する樹脂成分は、GPCによる分子量分布において、分
子量ピークの少なくとも1つが、分子量5,000乃至
50,000の範囲にあることを特徴とする画像形成方
法に関する。
支持体、及び電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有
する感光層を有している電子写真感光体を使用して潜像
画像を形成し、該潜像画像をトナーを有する現像剤を用
いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方法におい
て、該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/
あるいは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測
定による該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比
が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、該トナーは、少なくとも重合性単量体、着色
剤、低融点ワックス及びスチレン−ブタジエン樹脂を有
する重合性単量体組成物を使用して懸濁重合法により直
接的に得られたトナーであり、該スチレン−ブタジエン
樹脂の共重合比(スチレン:ブタジエン)が95:5乃
至65:35であり、該低融点ワックスは、示差走査熱
量計により測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピ
ークの半値幅が10℃以上であり、かつ該トナーを構成
する樹脂成分は、GPCによる分子量分布において、分
子量ピークの少なくとも1つが、分子量5,000乃至
50,000の範囲にあることを特徴とする画像形成方
法に関する。
【0028】本発明(第3発明)は、少なくとも導電性
支持体、及び電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有
する感光層を有している電子写真感光体を使用して潜像
画像を形成し、該潜像画像をトナーを有する現像剤を用
いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方法におい
て、該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/
あるいは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測
定による該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比
が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、該トナーは、少なくとも重合性単量体、着色
剤、低融点ワックス及びポリエステル樹脂を有する重合
性単量体組成物を使用して懸濁重合法により直接的に得
られたトナーであり、該低融点ワックスは、示差走査熱
量計により測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピ
ークの半値幅が10℃以上であり、かつ該トナーを構成
する樹脂成分は、GPCによる分子量分布において、分
子量ピークの少なくとも1つが、分子量5,000乃至
50,000の範囲にあることを特徴とする画像形成方
法に関する。
支持体、及び電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有
する感光層を有している電子写真感光体を使用して潜像
画像を形成し、該潜像画像をトナーを有する現像剤を用
いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方法におい
て、該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/
あるいは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測
定による該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比
が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、該トナーは、少なくとも重合性単量体、着色
剤、低融点ワックス及びポリエステル樹脂を有する重合
性単量体組成物を使用して懸濁重合法により直接的に得
られたトナーであり、該低融点ワックスは、示差走査熱
量計により測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピ
ークの半値幅が10℃以上であり、かつ該トナーを構成
する樹脂成分は、GPCによる分子量分布において、分
子量ピークの少なくとも1つが、分子量5,000乃至
50,000の範囲にあることを特徴とする画像形成方
法に関する。
【0029】本発明(第4発明)は、少なくとも導電性
支持体、及び電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有
する感光層を有している電子写真感光体を使用して潜像
画像を形成し、該潜像画像をトナーを有する現像剤を用
いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方法におい
て、該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/
あるいは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測
定による該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比
が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、該トナーは、少なくとも重合性単量体、着色
剤、低融点ワックス、スチレン−ブタジエン樹脂及びポ
リエステル樹脂を有する重合性単量体組成物を使用して
懸濁重合法により直接的に得られたトナーであり、該ス
チレン−ブタジエン樹脂の共重合比(スチレン:ブタジ
エン)が95:5乃至65:35であり、該低融点ワッ
クスは、示差走査熱量計により測定されるDSC曲線で
昇温時の最大吸熱ピークの半値幅が10℃以上であり、
かつ該トナーを構成する樹脂成分は、GPCによる分子
量分布において、分子量ピークの少なくとも1つが、分
子量5,000乃至50,000の範囲にあることを特
徴とする画像形成方法に関する。
支持体、及び電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有
する感光層を有している電子写真感光体を使用して潜像
画像を形成し、該潜像画像をトナーを有する現像剤を用
いて顕像化し転写材に転写形成する画像形成方法におい
て、該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/
あるいは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測
定による該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比
が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、該トナーは、少なくとも重合性単量体、着色
剤、低融点ワックス、スチレン−ブタジエン樹脂及びポ
リエステル樹脂を有する重合性単量体組成物を使用して
懸濁重合法により直接的に得られたトナーであり、該ス
チレン−ブタジエン樹脂の共重合比(スチレン:ブタジ
エン)が95:5乃至65:35であり、該低融点ワッ
クスは、示差走査熱量計により測定されるDSC曲線で
昇温時の最大吸熱ピークの半値幅が10℃以上であり、
かつ該トナーを構成する樹脂成分は、GPCによる分子
量分布において、分子量ピークの少なくとも1つが、分
子量5,000乃至50,000の範囲にあることを特
徴とする画像形成方法に関する。
【0030】本発明者らは、上記従来技術の問題点を解
決すべく鋭意研究の結果、本発明の目的の一つである定
着性に優れたトナーを得るためには、トナーは、懸濁重
合法により直接的に得られた、少なくとも着色剤、極性
成分を有する樹脂及び低融点ワックスを含有するトナー
であり、該低融点ワックスは、示差走査熱量計により測
定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半値幅
が10℃以上であり、かつ該トナーを構成する樹脂成分
は、GPCによる分子量分布において、分子量ピークの
少なくとも1つが、分子量5,000乃至50,000
の範囲にあることにより達成出来ることを見い出した
(第1発明)。
決すべく鋭意研究の結果、本発明の目的の一つである定
着性に優れたトナーを得るためには、トナーは、懸濁重
合法により直接的に得られた、少なくとも着色剤、極性
成分を有する樹脂及び低融点ワックスを含有するトナー
であり、該低融点ワックスは、示差走査熱量計により測
定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半値幅
が10℃以上であり、かつ該トナーを構成する樹脂成分
は、GPCによる分子量分布において、分子量ピークの
少なくとも1つが、分子量5,000乃至50,000
の範囲にあることにより達成出来ることを見い出した
(第1発明)。
【0031】すなわちトナー樹脂中に極性成分を含有す
ることにより、紙との付着性が増加し、さらに水性懸濁
重合法で製造することにより、内添した極性成分がトナ
ー表面に偏在し易く、上記目的を達成するものと考え
る。
ることにより、紙との付着性が増加し、さらに水性懸濁
重合法で製造することにより、内添した極性成分がトナ
ー表面に偏在し易く、上記目的を達成するものと考え
る。
【0032】さらに、本発明者らは、上記従来技術の問
題点を解決すべく鋭意研究の結果、本発明の目的の一つ
である定着性に優れたトナーを得るためには、トナー
は、少なくとも重合性単量体、着色剤、低融点ワックス
及びスチレン−ブタジエン樹脂を有する重合性単量体組
成物を使用して懸濁重合法により直接的に得られたトナ
ーであり、該スチレン−ブタジエン樹脂の共重合比(ス
チレン:ブタジエン)が95:5乃至65:35であ
り、該低融点ワックスは、示差走査熱量計により測定さ
れるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半値幅が1
0℃以上であり、かつ該トナーを構成する樹脂成分は、
GPCによる分子量分布において、分子量ピークの少な
くとも1つが、分子量5,000乃至50,000の範
囲にあることにより達成出来ることを見い出した(第2
発明)。
題点を解決すべく鋭意研究の結果、本発明の目的の一つ
である定着性に優れたトナーを得るためには、トナー
は、少なくとも重合性単量体、着色剤、低融点ワックス
及びスチレン−ブタジエン樹脂を有する重合性単量体組
成物を使用して懸濁重合法により直接的に得られたトナ
ーであり、該スチレン−ブタジエン樹脂の共重合比(ス
チレン:ブタジエン)が95:5乃至65:35であ
り、該低融点ワックスは、示差走査熱量計により測定さ
れるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半値幅が1
0℃以上であり、かつ該トナーを構成する樹脂成分は、
GPCによる分子量分布において、分子量ピークの少な
くとも1つが、分子量5,000乃至50,000の範
囲にあることにより達成出来ることを見い出した(第2
発明)。
【0033】すなわち、トナーを少なくとも重合性単量
体、着色剤、低融点ワックス及びスチレン−ブタジエン
樹脂を有する重合性単量体組成物を使用した水性懸濁重
合法により直接的に得るため、スチレン−ブタジエン樹
脂が重合性単量体組成物に溶解して重合されることか
ら、粉砕法で調製したトナーに比較してスチレン−ブタ
ジエン樹脂をトナー表層近傍にある程度均一に存在させ
ブタジエン成分の弾性を効果的に発揮することができ、
さらに、スチレン−ブタジエン樹脂は、ワックス成分の
分散性も向上させることが出来、造粒安定化の効果があ
るため、上記目的を達成するものと考える。
体、着色剤、低融点ワックス及びスチレン−ブタジエン
樹脂を有する重合性単量体組成物を使用した水性懸濁重
合法により直接的に得るため、スチレン−ブタジエン樹
脂が重合性単量体組成物に溶解して重合されることか
ら、粉砕法で調製したトナーに比較してスチレン−ブタ
ジエン樹脂をトナー表層近傍にある程度均一に存在させ
ブタジエン成分の弾性を効果的に発揮することができ、
さらに、スチレン−ブタジエン樹脂は、ワックス成分の
分散性も向上させることが出来、造粒安定化の効果があ
るため、上記目的を達成するものと考える。
【0034】さらに、本発明者らは、上記従来技術の問
題点を解決するべく鋭意研究の結果、本発明の目的の一
つである定着性に優れたトナーを得るためには、トナー
は、少なくとも重合性単量体、着色剤、低融点ワックス
及びポリエステル樹脂を有する重合性単量体組成物を使
用して懸濁重合法により直接的に得られたトナーであ
り、該低融点ワックスは、示差走査熱量計により測定さ
れるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半値幅が1
0℃以上であり、かつ該トナーを構成する樹脂成分は、
GPCによる分子量分布において、分子量ピークの少な
くとも1つが、分子量5,000乃至50,000の範
囲にあることにより達成出来ることを見い出した(第3
発明)。
題点を解決するべく鋭意研究の結果、本発明の目的の一
つである定着性に優れたトナーを得るためには、トナー
は、少なくとも重合性単量体、着色剤、低融点ワックス
及びポリエステル樹脂を有する重合性単量体組成物を使
用して懸濁重合法により直接的に得られたトナーであ
り、該低融点ワックスは、示差走査熱量計により測定さ
れるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半値幅が1
0℃以上であり、かつ該トナーを構成する樹脂成分は、
GPCによる分子量分布において、分子量ピークの少な
くとも1つが、分子量5,000乃至50,000の範
囲にあることにより達成出来ることを見い出した(第3
発明)。
【0035】すなわち、トナー樹脂中に、カルボキシル
基、水酸基、アミド基等の多くの極性成分を含むポリエ
ステル樹脂を添加することにより、紙とトナー樹脂との
ぬれ性が向上することにより紙の如き転写材への定着性
が向上し、さらに、トナーを少なくとも重合性単量体、
着色剤、低融点ワックス及びポリエステル樹脂を有する
重合性単量体組成物を使用した水性懸濁重合法により直
接的に得るため、極性物質であるポリエステル樹脂は、
トナー表面に偏在し易いため、少量の使用によっても上
記の特性が有効に発揮され、上記の目的を達成するもの
と考えられる。
基、水酸基、アミド基等の多くの極性成分を含むポリエ
ステル樹脂を添加することにより、紙とトナー樹脂との
ぬれ性が向上することにより紙の如き転写材への定着性
が向上し、さらに、トナーを少なくとも重合性単量体、
着色剤、低融点ワックス及びポリエステル樹脂を有する
重合性単量体組成物を使用した水性懸濁重合法により直
接的に得るため、極性物質であるポリエステル樹脂は、
トナー表面に偏在し易いため、少量の使用によっても上
記の特性が有効に発揮され、上記の目的を達成するもの
と考えられる。
【0036】さらに、本発明者らは、上記従来技術の問
題点を解決するべく鋭意研究の結果、本発明の目的の一
つである定着性に優れたトナーを得るためには、トナー
は、少なくとも重合性単量体、着色剤、低融点ワック
ス、スチレン−ブタジエン樹脂及びポリエステル樹脂を
有する重合性単量体組成物を使用して懸濁重合法により
直接的に得られたトナーであり、該スチレン−ブタジエ
ン樹脂の共重合比(スチレン:ブタジエン)が95:5
乃至65:35であり、該低融点ワックスは、示差走査
熱量計により測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱
ピークの半値幅が10℃以上であり、かつ該トナーを構
成する樹脂成分は、GPCによる分子量分布において、
分子量ピークの少なくとも1つが、分子量5,000乃
至50,000の範囲にあることにより達成出来ること
を見い出した(第4発明)。
題点を解決するべく鋭意研究の結果、本発明の目的の一
つである定着性に優れたトナーを得るためには、トナー
は、少なくとも重合性単量体、着色剤、低融点ワック
ス、スチレン−ブタジエン樹脂及びポリエステル樹脂を
有する重合性単量体組成物を使用して懸濁重合法により
直接的に得られたトナーであり、該スチレン−ブタジエ
ン樹脂の共重合比(スチレン:ブタジエン)が95:5
乃至65:35であり、該低融点ワックスは、示差走査
熱量計により測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱
ピークの半値幅が10℃以上であり、かつ該トナーを構
成する樹脂成分は、GPCによる分子量分布において、
分子量ピークの少なくとも1つが、分子量5,000乃
至50,000の範囲にあることにより達成出来ること
を見い出した(第4発明)。
【0037】すなわち、トナー樹脂中に、カルボキシル
基、水酸基、アミド基等の多くの極性成分を含むポリエ
ステル樹脂を添加することにより、紙とトナー樹脂との
ぬれ性が向上することにより紙の如き転写材への定着性
が向上し、さらに、トナーを少なくとも重合性単量体、
着色剤、低融点ワックス、スチレン−ブタジエン樹脂及
びポリエステル樹脂を有する重合性単量体組成物を使用
した水性懸濁重合法により直接的に得るため、極性物質
であるポリエステル樹脂は、トナー表面に偏在し易いた
め、少量の使用によっても上記の特性が有効に発揮され
ると共に、スチレン−ブタジエン樹脂が重合性単量体組
成物に溶解して重合されることから、粉砕法で調製した
トナーに比較して、スチレン−ブタジエン樹脂をトナー
表層近傍にある程度均一に存在させ、ブタジエンの弾性
を効果的に発揮することができ、さらに、スチレン−ブ
タジエン樹脂は、ワックス成分の分散性も向上させるこ
とが出来、造粒安定化の効果があるため、上記目的を達
成するものと考える。
基、水酸基、アミド基等の多くの極性成分を含むポリエ
ステル樹脂を添加することにより、紙とトナー樹脂との
ぬれ性が向上することにより紙の如き転写材への定着性
が向上し、さらに、トナーを少なくとも重合性単量体、
着色剤、低融点ワックス、スチレン−ブタジエン樹脂及
びポリエステル樹脂を有する重合性単量体組成物を使用
した水性懸濁重合法により直接的に得るため、極性物質
であるポリエステル樹脂は、トナー表面に偏在し易いた
め、少量の使用によっても上記の特性が有効に発揮され
ると共に、スチレン−ブタジエン樹脂が重合性単量体組
成物に溶解して重合されることから、粉砕法で調製した
トナーに比較して、スチレン−ブタジエン樹脂をトナー
表層近傍にある程度均一に存在させ、ブタジエンの弾性
を効果的に発揮することができ、さらに、スチレン−ブ
タジエン樹脂は、ワックス成分の分散性も向上させるこ
とが出来、造粒安定化の効果があるため、上記目的を達
成するものと考える。
【0038】さらに、このスチレン−ブタジエン樹脂及
びポリエステル樹脂の両方を含有するトナーは、スチレ
ン−ブタジエン樹脂により耐高温オフセット性を付与
し、ポリエステル樹脂により低温定着性を付与すること
を見い出した。
びポリエステル樹脂の両方を含有するトナーは、スチレ
ン−ブタジエン樹脂により耐高温オフセット性を付与
し、ポリエステル樹脂により低温定着性を付与すること
を見い出した。
【0039】また、このスチレン−ブタジエン樹脂及び
ポリエステル樹脂の両方を含有するトナーは、ポリエス
テル樹脂のみ含有するトナーに比較して、造粒安定性が
より向上することも見い出した。
ポリエステル樹脂の両方を含有するトナーは、ポリエス
テル樹脂のみ含有するトナーに比較して、造粒安定性が
より向上することも見い出した。
【0040】本発明においては、ワックス成分は、示差
走査熱量計による昇温時のDSC曲線において、最大吸
熱ピークの半値幅が10℃以上、好ましくは15℃以
上、特に好ましくは20℃以上であることを特徴とし、
良好な低温定着性と耐低温及び高温オフセット性を得る
ことが出来る。吸熱ピークの始点の温度が低い時には、
ワックスの変化する温度が低くなるので、結着樹脂に対
する可塑効果を与える温度を低くすることができる。従
って、低温定着性、耐低温オフセット性を向上させるこ
とができる。吸熱ピークの終点の温度が高い時には、ワ
ックスの融解の終了温度が高くなるので耐高温オフセッ
ト性を向上させることができる。また、吸熱ピークの高
さが高い点ほどワックスの変化は大きいので、最大ピー
クの半値幅が大きいほどワックスが有効に働く温度が広
くなり、非オフセット領域を広くすることができ低温定
着性も向上させることができる。
走査熱量計による昇温時のDSC曲線において、最大吸
熱ピークの半値幅が10℃以上、好ましくは15℃以
上、特に好ましくは20℃以上であることを特徴とし、
良好な低温定着性と耐低温及び高温オフセット性を得る
ことが出来る。吸熱ピークの始点の温度が低い時には、
ワックスの変化する温度が低くなるので、結着樹脂に対
する可塑効果を与える温度を低くすることができる。従
って、低温定着性、耐低温オフセット性を向上させるこ
とができる。吸熱ピークの終点の温度が高い時には、ワ
ックスの融解の終了温度が高くなるので耐高温オフセッ
ト性を向上させることができる。また、吸熱ピークの高
さが高い点ほどワックスの変化は大きいので、最大ピー
クの半値幅が大きいほどワックスが有効に働く温度が広
くなり、非オフセット領域を広くすることができ低温定
着性も向上させることができる。
【0041】半値幅が、10℃未満の場合には、ピーク
温度が高ければ、高温オフセットには効果があるが低温
定着性に劣り、ピーク温度が低ければ、低温オフセット
には効果があるが高温オフセットに劣るようになり、バ
ランスが取りにくくなる。半値幅を求める際に、ピーク
が連続していれば、その一部が、2分の1の高さを下回
っても構わないが(図1に示したような場合)、2分の
1の高さ以上にピークのある領域が10℃以上、好まし
くは15℃以上、特に好ましくは20℃以上で、半値幅
が取れるもの(図2、図3に示したような場合)がより
効果的に本発明の目的を発揮出来る。
温度が高ければ、高温オフセットには効果があるが低温
定着性に劣り、ピーク温度が低ければ、低温オフセット
には効果があるが高温オフセットに劣るようになり、バ
ランスが取りにくくなる。半値幅を求める際に、ピーク
が連続していれば、その一部が、2分の1の高さを下回
っても構わないが(図1に示したような場合)、2分の
1の高さ以上にピークのある領域が10℃以上、好まし
くは15℃以上、特に好ましくは20℃以上で、半値幅
が取れるもの(図2、図3に示したような場合)がより
効果的に本発明の目的を発揮出来る。
【0042】また、耐低温オフセット性、低温定着性を
向上させるためには、吸熱ピークの始点のオンセット温
度が100℃以下が好ましく、特に好ましくは50〜9
0℃の範囲にあることである。100℃を越える場合に
は低温定着、オフセット特性に劣り、50℃未満の場合
には、耐ブロッキング性に劣る傾向がでてくる。一方、
耐高温オフセット性を向上させるためには、吸熱ピーク
の終点のオンセット温度が80℃以上が好ましく、更に
好ましくは90〜130℃、特に好ましくは100〜1
30℃である。更に、この最大吸熱ピークが、70〜1
30℃にあることが好ましく、定着性、耐オフセット性
への効果をより発揮できる。70℃未満の場合には、耐
ブロッキング性に劣りやすくなる。
向上させるためには、吸熱ピークの始点のオンセット温
度が100℃以下が好ましく、特に好ましくは50〜9
0℃の範囲にあることである。100℃を越える場合に
は低温定着、オフセット特性に劣り、50℃未満の場合
には、耐ブロッキング性に劣る傾向がでてくる。一方、
耐高温オフセット性を向上させるためには、吸熱ピーク
の終点のオンセット温度が80℃以上が好ましく、更に
好ましくは90〜130℃、特に好ましくは100〜1
30℃である。更に、この最大吸熱ピークが、70〜1
30℃にあることが好ましく、定着性、耐オフセット性
への効果をより発揮できる。70℃未満の場合には、耐
ブロッキング性に劣りやすくなる。
【0043】すなわち広い温度領域でワックスが変化融
解することにより、結着樹脂に可塑効果を与え、定着性
が良好となると共に離型効果が現れ、低温オフセット
や、高温オフセットに対して性能が向上する。このよう
なワックスは、105 以下の樹脂成分に対して可塑効果
が有効に働き、特に5×104 以下の成分に対して有効
であり、5×103 〜5×104 の領域にピークが存在
し、かつ好ましくは105 以下の成分が、50%以上で
ある時に良好な定着性を発揮できる。
解することにより、結着樹脂に可塑効果を与え、定着性
が良好となると共に離型効果が現れ、低温オフセット
や、高温オフセットに対して性能が向上する。このよう
なワックスは、105 以下の樹脂成分に対して可塑効果
が有効に働き、特に5×104 以下の成分に対して有効
であり、5×103 〜5×104 の領域にピークが存在
し、かつ好ましくは105 以下の成分が、50%以上で
ある時に良好な定着性を発揮できる。
【0044】しかしながら、5×103 以下の成分に対
しては、可塑効果が大きくなり耐ブロッキング性に劣る
ようになるので結着樹脂のピークが本発明の領域にある
ことが好ましい。また、ピークの終点のオンセット温度
が80℃未満の時には、低温時にワックスが溶解してし
まい離型効果を高温時に発現できなくなる。
しては、可塑効果が大きくなり耐ブロッキング性に劣る
ようになるので結着樹脂のピークが本発明の領域にある
ことが好ましい。また、ピークの終点のオンセット温度
が80℃未満の時には、低温時にワックスが溶解してし
まい離型効果を高温時に発現できなくなる。
【0045】本発明においては、上記のように、トナ
ー樹脂成分の低分子量化、更には、極性成分を有する樹
脂の含有及びDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半
値幅が10℃以上の低融点ワックスを含有するトナー、
トナー樹脂成分の低分子量化、更には、スチレン−ブ
タジエン樹脂の含有及びDSC曲線で昇温時の最大吸熱
ピークの半値幅が10℃以上の低融点ワックスを含有す
るトナー、トナー樹脂成分の低分子量化、更には、ポ
リエステル樹脂の含有及びDSC曲線で昇温時の最大吸
熱ピークの半値幅が10℃以上の低融点ワックスを含有
するトナー、或いは、トナー樹脂成分の低分子量化、
更には、スチレン−ブタジエン樹脂及びポリエステル樹
脂の含有及びDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半
値幅が10℃以上の低融点ワックスを含有するトナーの
定着性は、優れたもとなるが、一方、電子写真感光体へ
のトナーの付着力は、増大し、転写性の劣化、クリーニ
ング不良、更には、感光体へのトナー融着を生じる問題
点を生じた。
ー樹脂成分の低分子量化、更には、極性成分を有する樹
脂の含有及びDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半
値幅が10℃以上の低融点ワックスを含有するトナー、
トナー樹脂成分の低分子量化、更には、スチレン−ブ
タジエン樹脂の含有及びDSC曲線で昇温時の最大吸熱
ピークの半値幅が10℃以上の低融点ワックスを含有す
るトナー、トナー樹脂成分の低分子量化、更には、ポ
リエステル樹脂の含有及びDSC曲線で昇温時の最大吸
熱ピークの半値幅が10℃以上の低融点ワックスを含有
するトナー、或いは、トナー樹脂成分の低分子量化、
更には、スチレン−ブタジエン樹脂及びポリエステル樹
脂の含有及びDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半
値幅が10℃以上の低融点ワックスを含有するトナーの
定着性は、優れたもとなるが、一方、電子写真感光体へ
のトナーの付着力は、増大し、転写性の劣化、クリーニ
ング不良、更には、感光体へのトナー融着を生じる問題
点を生じた。
【0046】本発明者らは、鋭意研究の結果、電子写真
感光体の表面層にフッ素原子又はケイ素原子を炭素原子
に対して特定の比率で含有させることにより、上記の問
題点を解決できることを見い出した。
感光体の表面層にフッ素原子又はケイ素原子を炭素原子
に対して特定の比率で含有させることにより、上記の問
題点を解決できることを見い出した。
【0047】すなわち、本発明の画像形成方法に用いら
れる電子写真感光体は、少なくとも導電性支持体、及び
電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有する感光層を
有していることが良く、この電子写真感光体の表面層、
すなわち電荷輸送層あるいは、感光層上に保護層を有す
る場合には、保護層がフッ素原子及び/あるいは珪素原
子を有する物質が存在し、かつXPS測定による該フッ
素原子及び該珪素原子と炭素原子との比が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足することで、より高画質な画像が得られることを
見出した。ここでF/C、Si/Cを規定する理由とし
ては、感光体表面が上記本発明と組み合わせた場合、よ
り本発明の目的を達成する構成となっている。
れる電子写真感光体は、少なくとも導電性支持体、及び
電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有する感光層を
有していることが良く、この電子写真感光体の表面層、
すなわち電荷輸送層あるいは、感光層上に保護層を有す
る場合には、保護層がフッ素原子及び/あるいは珪素原
子を有する物質が存在し、かつXPS測定による該フッ
素原子及び該珪素原子と炭素原子との比が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足することで、より高画質な画像が得られることを
見出した。ここでF/C、Si/Cを規定する理由とし
ては、感光体表面が上記本発明と組み合わせた場合、よ
り本発明の目的を達成する構成となっている。
【0048】すなわち、フッ素原子、珪素原子は感光体
表面エネルギーを下げるものであり、転写性が向上し、
かつ付着性を低下させる。一方、炭素原子の存在はその
表面エネルギーを上げるものである。この比を規定する
ことにより、本発明のようなトナー表面に極性成分が多
く付着力の強いトナー構成においても、転写性がよくク
リーニング不良を発生しない構成となりうることを本発
明者らは見出した。
表面エネルギーを下げるものであり、転写性が向上し、
かつ付着性を低下させる。一方、炭素原子の存在はその
表面エネルギーを上げるものである。この比を規定する
ことにより、本発明のようなトナー表面に極性成分が多
く付着力の強いトナー構成においても、転写性がよくク
リーニング不良を発生しない構成となりうることを本発
明者らは見出した。
【0049】ここで、本発明で用いるトナーに対して感
光体表面層のF/C及びSi/Cがそれぞれ0.01及
び0.03未満であると感光体の表面エネルギーが高
く、トナーの転写性を悪化させ、F/C及びSi/Cが
それぞれ1.00を越えるとクリーニング部材との摩擦
係数が下がり、逆にトナーのすり抜けクリーニング不良
を発生してしまう。
光体表面層のF/C及びSi/Cがそれぞれ0.01及
び0.03未満であると感光体の表面エネルギーが高
く、トナーの転写性を悪化させ、F/C及びSi/Cが
それぞれ1.00を越えるとクリーニング部材との摩擦
係数が下がり、逆にトナーのすり抜けクリーニング不良
を発生してしまう。
【0050】更により好ましい構成としては、本発明の
電子写真感光体における表面層がポリカーボネートを含
有することであり、更により好ましくは、該ポリカーボ
ネートが非対称性ジオールから合成されるものであるこ
とが良い。
電子写真感光体における表面層がポリカーボネートを含
有することであり、更により好ましくは、該ポリカーボ
ネートが非対称性ジオールから合成されるものであるこ
とが良い。
【0051】これにより、耐久特性に優れ、生産性良好
な電子写真感光体となりうる。更に、好ましい構成とし
ては、電子写真感光体における感光層上に保護層を有
し、且つ該保護層にポリカーボネートを含有することが
良い。
な電子写真感光体となりうる。更に、好ましい構成とし
ては、電子写真感光体における感光層上に保護層を有
し、且つ該保護層にポリカーボネートを含有することが
良い。
【0052】これにより、更なる耐久特性の安定性が生
じる。
じる。
【0053】更に、本発明の目的を達成するためのより
好ましい構成としては、本発明の電子写真感光体表面層
のXPS測定によるフッ素原子及び/或は珪素原子と酸
素原子との比が、下記条件 フッ素原子/酸素原子(F/O) 0.01以上 珪素原子/酸素原子(Si/O) 0.03以上 を満足することが好ましい。
好ましい構成としては、本発明の電子写真感光体表面層
のXPS測定によるフッ素原子及び/或は珪素原子と酸
素原子との比が、下記条件 フッ素原子/酸素原子(F/O) 0.01以上 珪素原子/酸素原子(Si/O) 0.03以上 を満足することが好ましい。
【0054】酸素原子の量をフッ素原子、珪素原子に対
し上記のように規定することにより、本発明の極性成分
を有する樹脂を含有するトナーに対する付着性をより好
ましく制御可能となる。
し上記のように規定することにより、本発明の極性成分
を有する樹脂を含有するトナーに対する付着性をより好
ましく制御可能となる。
【0055】本発明におけるDSC測定では、測定原理
から、高精度の内熱式入力補償型の示差走査熱量計で測
定することが好ましい。例えば、パーキンエルマー社製
のDSC−7が利用できる。
から、高精度の内熱式入力補償型の示差走査熱量計で測
定することが好ましい。例えば、パーキンエルマー社製
のDSC−7が利用できる。
【0056】測定方法は、ASTM D3418−82
に準じて行う。本発明に用いられるDSC曲線は、1回
昇温させ前履歴を取った後温度速度10℃/minで降
温、昇温させた時に測定されるDSC曲線を用いる。各
温度の定義は次のように定める。 ・最大吸熱ピークの半値幅(プラス方向を吸熱とする) 最大吸熱ピークの、ベースラインからピークトップまで
の高さの2分の1以上の高さにピークが存在する温度幅 ピークが連続していれば、半値幅すべての領域におい
て、2分の1の高さ以上にピークが連続していなくとも
良い。
に準じて行う。本発明に用いられるDSC曲線は、1回
昇温させ前履歴を取った後温度速度10℃/minで降
温、昇温させた時に測定されるDSC曲線を用いる。各
温度の定義は次のように定める。 ・最大吸熱ピークの半値幅(プラス方向を吸熱とする) 最大吸熱ピークの、ベースラインからピークトップまで
の高さの2分の1以上の高さにピークが存在する温度幅 ピークが連続していれば、半値幅すべての領域におい
て、2分の1の高さ以上にピークが連続していなくとも
良い。
【0057】(半値幅の取り方の具体例を図1〜図3に
示す) ・吸熱ピークの始点のオンセット温度 昇温時曲線の微分値が最初に極大となる点における曲線
の接線とベースラインとの交点の温度 ・吸熱ピークの終点のオンセット温度 昇温時曲線の微分値が最後に極小となる点における曲線
の接線とベースラインとの交点の温度
示す) ・吸熱ピークの始点のオンセット温度 昇温時曲線の微分値が最初に極大となる点における曲線
の接線とベースラインとの交点の温度 ・吸熱ピークの終点のオンセット温度 昇温時曲線の微分値が最後に極小となる点における曲線
の接線とベースラインとの交点の温度
【0058】本発明において、トナー樹脂成分のTHF
(テトラハイドロフラン)を溶媒としたGPCによるク
ロマトグラムの分子量分布は次の条件で測定される。
(テトラハイドロフラン)を溶媒としたGPCによるク
ロマトグラムの分子量分布は次の条件で測定される。
【0059】すなわち、40℃のヒートチャンバ中でカ
ラムを安定させ、この温度におけるカラムに、溶媒とし
てTHFを毎分1mlの流速で流し、THF試料溶液を
約100μl注入して測定する。試料の分子量測定にあ
たっては、試料の有する分子量分布を、数種の単分散ポ
リスチレン標準試料により作成された検量線の対数値と
カウント数との関係から算出した。検量線作成用の標準
ポリスチレン試料としては、例えば、東ソー社製あるい
は、昭和電工社製の分子量が102 〜107 程度のもの
を用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料
を用いるのが適当である。また、検出器にはRI(屈折
率)検出器を用いる。なおカラムとしては、市販のポリ
スチレンジェルカラムを複数本組み合わせるのが良く、
例えば昭和電工社製のshodex GPC KF−8
01、802、803、804、805、806、80
7、800の組み合わせや、東ソー社製のTSKge1
G1000H(HXL)、G2000H(HXL)、G30
00H(HXL)、G4000H(HXL)、G5000H
(HXL)、G6000H(HXL)、G7000H
(HXL)、TSKguard columnの組み合わ
せを挙げることができる。
ラムを安定させ、この温度におけるカラムに、溶媒とし
てTHFを毎分1mlの流速で流し、THF試料溶液を
約100μl注入して測定する。試料の分子量測定にあ
たっては、試料の有する分子量分布を、数種の単分散ポ
リスチレン標準試料により作成された検量線の対数値と
カウント数との関係から算出した。検量線作成用の標準
ポリスチレン試料としては、例えば、東ソー社製あるい
は、昭和電工社製の分子量が102 〜107 程度のもの
を用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料
を用いるのが適当である。また、検出器にはRI(屈折
率)検出器を用いる。なおカラムとしては、市販のポリ
スチレンジェルカラムを複数本組み合わせるのが良く、
例えば昭和電工社製のshodex GPC KF−8
01、802、803、804、805、806、80
7、800の組み合わせや、東ソー社製のTSKge1
G1000H(HXL)、G2000H(HXL)、G30
00H(HXL)、G4000H(HXL)、G5000H
(HXL)、G6000H(HXL)、G7000H
(HXL)、TSKguard columnの組み合わ
せを挙げることができる。
【0060】また試料は以下のようにして作製する。試
料をTHF中に入れ、数時間放置した後十分に振とうし
THFと良く混ぜ(試料の合一体がなくなるまで)、更
に12時間以上静置する。このときTHF中への放置時
間が24時間以上となるようにする。その後、サンプル
処理フィルタ(ポアサイズ 0.45〜0.5μm、例
えば、マイショリディスクH−25−5 東ソー社製、
エキクロディスク25CR ゲルマン サイセンス ジ
ャパン社製などが利用できる)を通過させたものを、G
PCの試料とする。また試料濃度は、樹脂成分が0.5
〜5mg/mlとなるように調製する。
料をTHF中に入れ、数時間放置した後十分に振とうし
THFと良く混ぜ(試料の合一体がなくなるまで)、更
に12時間以上静置する。このときTHF中への放置時
間が24時間以上となるようにする。その後、サンプル
処理フィルタ(ポアサイズ 0.45〜0.5μm、例
えば、マイショリディスクH−25−5 東ソー社製、
エキクロディスク25CR ゲルマン サイセンス ジ
ャパン社製などが利用できる)を通過させたものを、G
PCの試料とする。また試料濃度は、樹脂成分が0.5
〜5mg/mlとなるように調製する。
【0061】本発明における、電子写真感光体表面のX
PS測定法について、以下記載する。
PS測定法について、以下記載する。
【0062】XPS測定装置としては、VG社製ESC
ALAB、200−X型、X線光電子分光装置を用いて
行った。
ALAB、200−X型、X線光電子分光装置を用いて
行った。
【0063】測定条件としては、 X線源 Mg Kα(300W) 分析領域 2×3mm とした。
【0064】以下、本発明に使用される構成要素を具体
的に例示する。
的に例示する。
【0065】本発明において、極性成分を有する樹脂を
含有するトナーの場合には、トナーを水性懸濁重合法に
よって調製する際に用いられる重合性単量体を含有して
いる重合性単量体組成物中に、添加剤として極性基を有
する重合体・共重合体を添加して重合することがより好
ましい。該極性重合体・共重合体は、トナーとなる粒子
表層部に集まる為、一種の殻のような形態となり、トナ
ー粒子に耐ブロッキング性等の優れた性質を付与する一
方で、トナー内部では比較的低分子量で定着特性向上に
寄与するように重合を行うことにより、定着性と耐ブロ
ッキング性という相反する要求を満足するトナーを得る
ことができ、さらには、紙に対するぬれ性がよくなる。
本発明に使用できる極性重合体・共重合体を以下に例示
する。
含有するトナーの場合には、トナーを水性懸濁重合法に
よって調製する際に用いられる重合性単量体を含有して
いる重合性単量体組成物中に、添加剤として極性基を有
する重合体・共重合体を添加して重合することがより好
ましい。該極性重合体・共重合体は、トナーとなる粒子
表層部に集まる為、一種の殻のような形態となり、トナ
ー粒子に耐ブロッキング性等の優れた性質を付与する一
方で、トナー内部では比較的低分子量で定着特性向上に
寄与するように重合を行うことにより、定着性と耐ブロ
ッキング性という相反する要求を満足するトナーを得る
ことができ、さらには、紙に対するぬれ性がよくなる。
本発明に使用できる極性重合体・共重合体を以下に例示
する。
【0066】メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタ
クリル酸ジエチルアミノエチルなど含窒素単量体の重合
体もしくはスチレン・不飽和カルボン酸エステル等との
共重合体、アクリロニトリル等のニトリル系単量体、塩
化ビニル等の含ハロゲン系単量体、アクリル酸・メタク
リル酸等の不飽和カルボン酸、その他不飽和二塩基酸・
不飽和二塩基酸無水物、ニトロ系単量体等の重合体もし
くはスチレン系単量体等との共重合体、ポリエステル、
エポキシ樹脂等が挙げられる。
クリル酸ジエチルアミノエチルなど含窒素単量体の重合
体もしくはスチレン・不飽和カルボン酸エステル等との
共重合体、アクリロニトリル等のニトリル系単量体、塩
化ビニル等の含ハロゲン系単量体、アクリル酸・メタク
リル酸等の不飽和カルボン酸、その他不飽和二塩基酸・
不飽和二塩基酸無水物、ニトロ系単量体等の重合体もし
くはスチレン系単量体等との共重合体、ポリエステル、
エポキシ樹脂等が挙げられる。
【0067】これら、極性重合体・共重合体の含有量と
しては、トナー100重量部に対して0.1〜10重量
部が好ましい。
しては、トナー100重量部に対して0.1〜10重量
部が好ましい。
【0068】本発明において、トナーを調製するための
重合性単量体組成物に含有されるスチレン−ブタジエン
樹脂は、ランダム共重合体、グラフト共重合体及びブロ
ック共重合体の如く、いかなる共重合体を使用すること
も可能であるが、より本発明の作用を効果的に発起しう
る構成としてはブロック共重合体が好ましい。
重合性単量体組成物に含有されるスチレン−ブタジエン
樹脂は、ランダム共重合体、グラフト共重合体及びブロ
ック共重合体の如く、いかなる共重合体を使用すること
も可能であるが、より本発明の作用を効果的に発起しう
る構成としてはブロック共重合体が好ましい。
【0069】このブロック共重合体がより効果を発揮す
る理由としては、ブロック共重合体がの方が単量体に対
する分子鎖の広がりが減じられ、ブタジエンとしての弾
性がある割合で確保されていることによると思われる。
る理由としては、ブロック共重合体がの方が単量体に対
する分子鎖の広がりが減じられ、ブタジエンとしての弾
性がある割合で確保されていることによると思われる。
【0070】さらに本発明の作用を効果的に発起しうる
構成としてスチレン:ブタジエンの共重合比が95:5
〜65:35であることが好しい。
構成としてスチレン:ブタジエンの共重合比が95:5
〜65:35であることが好しい。
【0071】スチレン比率が95重量%を超えると、ト
ナー中の弾性が低下してしまうため、樹脂添加の効果が
発揮されにくくなり、65重量%未満であると造粒性が
低下する。
ナー中の弾性が低下してしまうため、樹脂添加の効果が
発揮されにくくなり、65重量%未満であると造粒性が
低下する。
【0072】上記スチレン−ブタジエンの共重合体の添
加量としては、トナー100重量部に対して0.1〜1
0重量部が好ましい。
加量としては、トナー100重量部に対して0.1〜1
0重量部が好ましい。
【0073】本発明において、トナーを調製するための
重合性単量体組成物に含有されるポリエステル樹脂は、
重合性単量体に可溶なものであればどのようなものでも
よいが、帯電の安定性の面から、ポリエステルの酸価が
30mgKOH/g以下であることが好ましい。
重合性単量体組成物に含有されるポリエステル樹脂は、
重合性単量体に可溶なものであればどのようなものでも
よいが、帯電の安定性の面から、ポリエステルの酸価が
30mgKOH/g以下であることが好ましい。
【0074】ポリエステルの酸価が30mgKOH/g
を越えると、トナー表面にポリエステルが多く偏在し過
ぎ、吸水性が急速に増大するため帯電の環境安定性が低
下する。
を越えると、トナー表面にポリエステルが多く偏在し過
ぎ、吸水性が急速に増大するため帯電の環境安定性が低
下する。
【0075】またポリエステルをスチレン系単量体等で
変性した樹脂は、極性成分を保ったまま重合性単量体に
対する溶解性が向上するため、スチレン系単量体で変性
したポリエステルを用いるとより一層懸濁状態が安定化
して、より優れた帯電特性を持つトナーが得られること
から、特に好ましい。
変性した樹脂は、極性成分を保ったまま重合性単量体に
対する溶解性が向上するため、スチレン系単量体で変性
したポリエステルを用いるとより一層懸濁状態が安定化
して、より優れた帯電特性を持つトナーが得られること
から、特に好ましい。
【0076】ポリエステル樹脂の酸価の測定方法として
は、サンプル2〜10gを200〜300mlの三角フ
ラスコの秤量し、メタノール:トルエン=30:70の
混合溶媒約50ml加えて樹脂を溶解する。溶解性がわ
るいようであれば少量のアセトンを加えてもよい。0.
1%のブロムチモールブル−とフェノールレッドの混合
指示薬を用い、あらかじめ標定されたN/10カ性カリ
〜アルコール溶液で滴定し、アルコールカリ液の消費量
からつぎの計算で酸価を求める。
は、サンプル2〜10gを200〜300mlの三角フ
ラスコの秤量し、メタノール:トルエン=30:70の
混合溶媒約50ml加えて樹脂を溶解する。溶解性がわ
るいようであれば少量のアセトンを加えてもよい。0.
1%のブロムチモールブル−とフェノールレッドの混合
指示薬を用い、あらかじめ標定されたN/10カ性カリ
〜アルコール溶液で滴定し、アルコールカリ液の消費量
からつぎの計算で酸価を求める。
【0077】 酸価=KOH(ml数)×N×56.1/試料重量 (ただしNはN/10KOHのファクター)
【0078】ポリエステル各構成成分としては、任意の
ものが使用可能であり、例えば酸成分単量体としてはテ
レフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、フマル酸、マレ
イン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、しょうのう酸、シクロヘキサンジカルボン酸、トリ
メリット酸等が有用であり、アルコール成分単量体とし
ては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、1,2−プロピレングリコー
ル、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,4−ビス(ヒド
ロキシメチル)シクロヘキサン、等のアルキレングリコ
ール類及びポリアルキレングリコール類、ビスフェノー
ルA、水素添加ビスフェノール、ビスフェノールAのエ
チレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのプロピレ
ンオキサイド付加物、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール等が有用である。
ものが使用可能であり、例えば酸成分単量体としてはテ
レフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、フマル酸、マレ
イン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、しょうのう酸、シクロヘキサンジカルボン酸、トリ
メリット酸等が有用であり、アルコール成分単量体とし
ては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、1,2−プロピレングリコー
ル、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,4−ビス(ヒド
ロキシメチル)シクロヘキサン、等のアルキレングリコ
ール類及びポリアルキレングリコール類、ビスフェノー
ルA、水素添加ビスフェノール、ビスフェノールAのエ
チレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのプロピレ
ンオキサイド付加物、グリセリン、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール等が有用である。
【0079】ポリエステル樹脂の含有量は、トナー10
0重量部に対して0.1〜10重量部であることが好ま
しい。
0重量部に対して0.1〜10重量部であることが好ま
しい。
【0080】含有量が0.1重量部未満であると、少な
過ぎるためポリエステル樹脂添加の効果が充分に得られ
ず、定着領域が狭くなり、また画質等に劣るものとな
る。
過ぎるためポリエステル樹脂添加の効果が充分に得られ
ず、定着領域が狭くなり、また画質等に劣るものとな
る。
【0081】一方、含有量が10重量部を超えると、重
合性単量体組成物に溶解し難くなるため、トナー粒度分
布が広くなり、トナー飛散等が生じ、画質が低下する。
合性単量体組成物に溶解し難くなるため、トナー粒度分
布が広くなり、トナー飛散等が生じ、画質が低下する。
【0082】本発明において、トナーを調製するための
重合性単量体組成物に、スチレン−ブタジエン樹脂及び
ポリエステル樹脂の2種の樹脂を含有させる場合には、
上記のスチレン−ブタジエン樹脂及び上記のポリエステ
ル樹脂を用いることが出来、さらに、好ましい含有量と
しては、スチレン−ブタジエン樹脂とポリエステル樹脂
の含有量の和が、トナー100重量部に対して0.1〜
10重量部であることが好ましい。
重合性単量体組成物に、スチレン−ブタジエン樹脂及び
ポリエステル樹脂の2種の樹脂を含有させる場合には、
上記のスチレン−ブタジエン樹脂及び上記のポリエステ
ル樹脂を用いることが出来、さらに、好ましい含有量と
しては、スチレン−ブタジエン樹脂とポリエステル樹脂
の含有量の和が、トナー100重量部に対して0.1〜
10重量部であることが好ましい。
【0083】本発明に用いられるワックスは、アルキレ
ンを高圧下でラジカル重合あるいは低圧下でチーグラー
触媒で重合した低分子量のアルキレンポリマー、高分子
量のアルキレンポリマーを熱分解して得られるアルキレ
ンポリマー、一酸化炭素、水素からなる合成ガスからア
ーゲ法により得られる炭化水素の蒸留残分から、あるい
はこれらを水素添加して得られる合成炭化水素などのワ
ックスが用いられ酸化防止剤が添加されていてもよい。
更に、プレス発汗法、溶剤法、真空蒸留の利用や分別結
晶方式により炭化水素ワックスの分別を行ったものが好
ましく用いられる。母体としての炭化水素は、金属酸化
物系触媒(多くは2種以上の多元系)を使用した、一酸
化炭素と水素の反応によって合成されるもの、例えばジ
ントール法、ヒドロコール法(流動触媒床を使用)、あ
るいはワックス状炭化水素が多く得られるアーゲ法(固
定触媒床を使用)により得られる炭素数が数百ぐらいま
での炭化水素や、エチレンなどのアルキレンをチーグラ
ー触媒により重合した炭化水素が、分岐が少なくて小さ
く、飽和の長い直鎖状炭化水素であるので好ましい。特
にアルキレンの重合によらない方法により合成されたワ
ックスがその分子量分布からも好ましいものである。ま
た、水酸基、カルボキシル基、アミノ基、エステル基、
アミド基などの官能基を有していてもよい。
ンを高圧下でラジカル重合あるいは低圧下でチーグラー
触媒で重合した低分子量のアルキレンポリマー、高分子
量のアルキレンポリマーを熱分解して得られるアルキレ
ンポリマー、一酸化炭素、水素からなる合成ガスからア
ーゲ法により得られる炭化水素の蒸留残分から、あるい
はこれらを水素添加して得られる合成炭化水素などのワ
ックスが用いられ酸化防止剤が添加されていてもよい。
更に、プレス発汗法、溶剤法、真空蒸留の利用や分別結
晶方式により炭化水素ワックスの分別を行ったものが好
ましく用いられる。母体としての炭化水素は、金属酸化
物系触媒(多くは2種以上の多元系)を使用した、一酸
化炭素と水素の反応によって合成されるもの、例えばジ
ントール法、ヒドロコール法(流動触媒床を使用)、あ
るいはワックス状炭化水素が多く得られるアーゲ法(固
定触媒床を使用)により得られる炭素数が数百ぐらいま
での炭化水素や、エチレンなどのアルキレンをチーグラ
ー触媒により重合した炭化水素が、分岐が少なくて小さ
く、飽和の長い直鎖状炭化水素であるので好ましい。特
にアルキレンの重合によらない方法により合成されたワ
ックスがその分子量分布からも好ましいものである。ま
た、水酸基、カルボキシル基、アミノ基、エステル基、
アミド基などの官能基を有していてもよい。
【0084】また分子量分布では、分子量400〜24
00の領域に、好ましくは450〜2000、特に好ま
しくは500〜1600の領域にピークが存在すること
が良い。このような分子量分布を持たせることによりト
ナーに好ましい熱特性を持たせることができる。
00の領域に、好ましくは450〜2000、特に好ま
しくは500〜1600の領域にピークが存在すること
が良い。このような分子量分布を持たせることによりト
ナーに好ましい熱特性を持たせることができる。
【0085】その他の物性としては、25℃での密度が
0.92(g/cm3 )以上、針入度が5.0(10-1
mm)以下、好ましくは4.0(10-1mm)以下であ
る。これらの範囲をはずれると、低温時に変化しやすく
保存性、現像性に劣りやすくなってくる。また140℃
における溶融粘度が、100cP以下、好ましくは50
cP以下、特に好ましくは20cP以下である。100
cPを超えるようになると、可塑性、離型性に劣るよう
になり、優れた定着性、耐オフセット性に影響を及ぼす
ようになる。また軟化点が130℃以下であることが好
ましい。130℃を超えると、離型性が特に有効に働く
温度が高くなり、優れた耐オフセット性に影響を及ぼす
ようになる。
0.92(g/cm3 )以上、針入度が5.0(10-1
mm)以下、好ましくは4.0(10-1mm)以下であ
る。これらの範囲をはずれると、低温時に変化しやすく
保存性、現像性に劣りやすくなってくる。また140℃
における溶融粘度が、100cP以下、好ましくは50
cP以下、特に好ましくは20cP以下である。100
cPを超えるようになると、可塑性、離型性に劣るよう
になり、優れた定着性、耐オフセット性に影響を及ぼす
ようになる。また軟化点が130℃以下であることが好
ましい。130℃を超えると、離型性が特に有効に働く
温度が高くなり、優れた耐オフセット性に影響を及ぼす
ようになる。
【0086】ワックスの含有量は、結着樹脂100重量
部に対し好ましくは、30重量部以内で用いられ、より
好ましくは、0.5〜10重量部で用いるのが効果的で
あり、他のワックス類と併用しても構わない。
部に対し好ましくは、30重量部以内で用いられ、より
好ましくは、0.5〜10重量部で用いるのが効果的で
あり、他のワックス類と併用しても構わない。
【0087】本発明におけるワックス類の針入度は、J
ISK−2207に準拠し測定される値である。具体的
には、直径約1mmで頂角9°の円錐形先端を持つ針を
一定荷重で貫入させた時の貫入深さを0.1mmの単位
で表した数値である。本発明中での試験条件は試料温度
が25℃、加重100g、貫入時間5秒である。
ISK−2207に準拠し測定される値である。具体的
には、直径約1mmで頂角9°の円錐形先端を持つ針を
一定荷重で貫入させた時の貫入深さを0.1mmの単位
で表した数値である。本発明中での試験条件は試料温度
が25℃、加重100g、貫入時間5秒である。
【0088】また溶融粘度は、ブルックフィールド型粘
度計を用いて測定される値であり、条件は、測定温度1
40℃、ずり速度1.32rpm、試料10mlであ
る。密度は25℃でJIS K6760、軟化点はJI
S K2207に準じて測定される値である。
度計を用いて測定される値であり、条件は、測定温度1
40℃、ずり速度1.32rpm、試料10mlであ
る。密度は25℃でJIS K6760、軟化点はJI
S K2207に準じて測定される値である。
【0089】本発明のトナーを調製するための水性懸濁
重合法に用いられる重合性単量体としては、スチレン−
o−メチルスチレン・m−メチルスチレン・p−メチル
スチレン・p−メトキシスチレン・p−エチルスチレン
等のスチレン系単量体、アクリル酸メチル・アクリル酸
エチル・アクリル酸n−ブチル・アクリル酸イソブチル
・アクリル酸n−プロピル・アクリル酸n−オクチル・
アクリル酸ドデシル・アクリル酸2−エチルヘキシル・
アクリル酸ステアリル・アクリル酸2−クロルエチル・
アクリル酸フェニル等のアクリル酸エステル類、メタク
リル酸メチル・メタクリル酸エチル・メタクリル酸n−
プロピル・メタクリル酸n−ブチル・メタクリル酸イソ
ブチル・メタクリル酸n−オクチル・メタクリル酸ドデ
シル・メタクリル酸2−エチルヘキシル・メタクリル酸
ステアリル・メタクリル酸フェニル・メタクリル酸ジメ
チルアミノエチル・メタクリル酸ジメエルアミノエチル
等のメタクリル酸エステル類その他アクリロニトリル・
メタクリロニトリル・アクリルアミド等の単量体が挙げ
られる。これらの単量体は単独、又は混合して使用し得
る。上述の単量体の中でも、スチレン又はスチレン誘導
体を単独で、又は他の単量体と混合して使用することが
トナーの現像特性及び耐久性の点から好ましい。
重合法に用いられる重合性単量体としては、スチレン−
o−メチルスチレン・m−メチルスチレン・p−メチル
スチレン・p−メトキシスチレン・p−エチルスチレン
等のスチレン系単量体、アクリル酸メチル・アクリル酸
エチル・アクリル酸n−ブチル・アクリル酸イソブチル
・アクリル酸n−プロピル・アクリル酸n−オクチル・
アクリル酸ドデシル・アクリル酸2−エチルヘキシル・
アクリル酸ステアリル・アクリル酸2−クロルエチル・
アクリル酸フェニル等のアクリル酸エステル類、メタク
リル酸メチル・メタクリル酸エチル・メタクリル酸n−
プロピル・メタクリル酸n−ブチル・メタクリル酸イソ
ブチル・メタクリル酸n−オクチル・メタクリル酸ドデ
シル・メタクリル酸2−エチルヘキシル・メタクリル酸
ステアリル・メタクリル酸フェニル・メタクリル酸ジメ
チルアミノエチル・メタクリル酸ジメエルアミノエチル
等のメタクリル酸エステル類その他アクリロニトリル・
メタクリロニトリル・アクリルアミド等の単量体が挙げ
られる。これらの単量体は単独、又は混合して使用し得
る。上述の単量体の中でも、スチレン又はスチレン誘導
体を単独で、又は他の単量体と混合して使用することが
トナーの現像特性及び耐久性の点から好ましい。
【0090】本発明で用いられる着色剤としては、公知
のものが使用でき、例えば、カーボンブラック、鉄黒の
他、C.I.ダイレクトレッド1、C.I.ダイレクト
レッド4、C.I.アシッドレッド1、C.I.ベーシ
ックレッド1、C.I.モーダントレッド30、C.
I.ダイレクトブルー1、C.I.ダイレクトブルー
2、C.I.アシッドブルー9、C.I.アシッドブル
ー15、C.I.ベーシックブルー3、C.I.ベーシ
ックブルー5、C.I.モーダントブルー7、C.I.
ダイレクトグリーン6、C.I.ベーシックグリーン
4、C.I.ベーシックグリーン6等の染料、黄鉛、カ
ドミウムイエロー、ミネラルファストイエロー、ネーブ
ルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエロー
G、パーマネントイエローNCG、タートラジンレー
キ、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGT
R、ベンジジンオレンジG、カドミウムレッド、パーマ
ネントレッド4R、ウォッチングレッジカルシウム塩、
ブリリアンカーミン3B、ファストバイオレットB、メ
チルバイオレットレーキ、紺青、コバルトブルー、アル
カリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、キナクリ
ドン、ローダミンレーキ、フタロシアニンブルー、ファ
ーストスカイブルー、ピグメントグリーンB、マラカイ
トグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等の
顔料がある。本発明においては重合法を用いてトナーを
得るため、着色剤の持つ重合阻害性や水相移行性に注意
を払う必要があり、好ましくは、表面改質、例えば、重
合阻害のない物質による疎水化処理を施しておいたほう
が良い。特に、染料系やカーボンブラックは、重合阻害
性を有しているものが多いので使用の際に注意を要す
る。染料系を表面処理する好ましい方法としては、あら
かじめこれら染料の存在下に重合性単量体を重合せしめ
る方法が挙げられ、得られた着色重合体を単量体系に添
加する。また、カーボンブラックについては、上記染料
と同様の処理の他、カーボンブラックの表面官能基と反
応する物質、例えば、ポリオルガノシロキサン等で処理
を行っても良い。
のものが使用でき、例えば、カーボンブラック、鉄黒の
他、C.I.ダイレクトレッド1、C.I.ダイレクト
レッド4、C.I.アシッドレッド1、C.I.ベーシ
ックレッド1、C.I.モーダントレッド30、C.
I.ダイレクトブルー1、C.I.ダイレクトブルー
2、C.I.アシッドブルー9、C.I.アシッドブル
ー15、C.I.ベーシックブルー3、C.I.ベーシ
ックブルー5、C.I.モーダントブルー7、C.I.
ダイレクトグリーン6、C.I.ベーシックグリーン
4、C.I.ベーシックグリーン6等の染料、黄鉛、カ
ドミウムイエロー、ミネラルファストイエロー、ネーブ
ルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエロー
G、パーマネントイエローNCG、タートラジンレー
キ、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGT
R、ベンジジンオレンジG、カドミウムレッド、パーマ
ネントレッド4R、ウォッチングレッジカルシウム塩、
ブリリアンカーミン3B、ファストバイオレットB、メ
チルバイオレットレーキ、紺青、コバルトブルー、アル
カリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、キナクリ
ドン、ローダミンレーキ、フタロシアニンブルー、ファ
ーストスカイブルー、ピグメントグリーンB、マラカイ
トグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等の
顔料がある。本発明においては重合法を用いてトナーを
得るため、着色剤の持つ重合阻害性や水相移行性に注意
を払う必要があり、好ましくは、表面改質、例えば、重
合阻害のない物質による疎水化処理を施しておいたほう
が良い。特に、染料系やカーボンブラックは、重合阻害
性を有しているものが多いので使用の際に注意を要す
る。染料系を表面処理する好ましい方法としては、あら
かじめこれら染料の存在下に重合性単量体を重合せしめ
る方法が挙げられ、得られた着色重合体を単量体系に添
加する。また、カーボンブラックについては、上記染料
と同様の処理の他、カーボンブラックの表面官能基と反
応する物質、例えば、ポリオルガノシロキサン等で処理
を行っても良い。
【0091】トナーを磁性トナーとして用いる場合、磁
性粉を含有せしめてもよい。このような磁性粉として
は、磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、
鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末若しく
は、マグネタイト、フェライトなどの化合物がある。特
に、本発明においては、重合法を用いてトナーを得るた
め、磁性体の持つ重合阻害性や水相移行性に注意を払う
必要があり、好ましくは、表面改質、例えば、重合阻害
のない物質による疎水化処理を施しておいたほうが良
い。
性粉を含有せしめてもよい。このような磁性粉として
は、磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、
鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末若しく
は、マグネタイト、フェライトなどの化合物がある。特
に、本発明においては、重合法を用いてトナーを得るた
め、磁性体の持つ重合阻害性や水相移行性に注意を払う
必要があり、好ましくは、表面改質、例えば、重合阻害
のない物質による疎水化処理を施しておいたほうが良
い。
【0092】本発明においては、トナーの帯電性を制御
する目的でトナー材料中に荷電制御剤を添加しておくこ
とが望ましい。これら荷電制御剤としては、公知のもの
のうち、重合阻害性・水相移行性の殆ど無いものが用い
られ、例えば正荷電制御剤としてニグロシン系染料・ト
リフェニルメタン系染料・四級アンモニウム塩・グアニ
ジン誘導体・イミダゾール誘導体・アミン系及びポリア
ミン系化合物等が挙げられ、負荷電制御剤としては、含
金属サリチル酸系化合物・含金属モノアゾ系染料化合物
・尿素誘導体・スチレン−アクリル酸共重合体・スチレ
ン−メタクリル酸共重合体等が挙げられる。
する目的でトナー材料中に荷電制御剤を添加しておくこ
とが望ましい。これら荷電制御剤としては、公知のもの
のうち、重合阻害性・水相移行性の殆ど無いものが用い
られ、例えば正荷電制御剤としてニグロシン系染料・ト
リフェニルメタン系染料・四級アンモニウム塩・グアニ
ジン誘導体・イミダゾール誘導体・アミン系及びポリア
ミン系化合物等が挙げられ、負荷電制御剤としては、含
金属サリチル酸系化合物・含金属モノアゾ系染料化合物
・尿素誘導体・スチレン−アクリル酸共重合体・スチレ
ン−メタクリル酸共重合体等が挙げられる。
【0093】これら荷電制御剤の添加量としては、0.
1〜10重量%が好ましい。
1〜10重量%が好ましい。
【0094】重合開始剤としては、いずれか適当な重合
開始剤、例えば、2,2′−アゾビス−(2,4−ジメ
チルバレロニトリル)、2,2′−アゾビスイソブチロ
ニトリル、1,1′−アゾビス(シクロヘキサン−1−
カルボニトリル)、2,2′−アゾビス−4−メトキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾビスイソブチ
ロニトリル等のアゾ系またはジアゾ系重合開始剤、ベン
ゾイルペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシ
ド、ジイソプロピルペルオキシカーボネート、クメンヒ
ドロペルオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルペルオ
キシド、ラウロイルペルオキシド等の過酸化物系重合開
始剤が挙げられる。これら重合開始剤は、重合性単量体
の0.5〜20重量%の添加量が好ましく、単独で、ま
たは併用しても良い。
開始剤、例えば、2,2′−アゾビス−(2,4−ジメ
チルバレロニトリル)、2,2′−アゾビスイソブチロ
ニトリル、1,1′−アゾビス(シクロヘキサン−1−
カルボニトリル)、2,2′−アゾビス−4−メトキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾビスイソブチ
ロニトリル等のアゾ系またはジアゾ系重合開始剤、ベン
ゾイルペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシ
ド、ジイソプロピルペルオキシカーボネート、クメンヒ
ドロペルオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルペルオ
キシド、ラウロイルペルオキシド等の過酸化物系重合開
始剤が挙げられる。これら重合開始剤は、重合性単量体
の0.5〜20重量%の添加量が好ましく、単独で、ま
たは併用しても良い。
【0095】また、本発明では、分子量をコントロール
するために、公知の架橋剤、連鎖移動剤を添加しても良
く、好ましい添加量としては、0.001〜15重量%
である。
するために、公知の架橋剤、連鎖移動剤を添加しても良
く、好ましい添加量としては、0.001〜15重量%
である。
【0096】各種トナー特性付与を目的として添加剤と
しては、トナー中に、或はトナーに添加した時の耐久性
の点から、トナー粒子の体積平均径の1/10以下の粒
径であることが好ましい。この添加剤の粒径とは、電子
顕微鏡におけるトナー粒子の表面観察により求めたその
平均粒径を意味する。これら特性付与を目的とした添加
剤としては、例えば、以下のようなものが用いられる。 1)流動性付与剤:金属酸化物(酸化ケイ素、酸化アル
ミニウム、酸化チタンなど)・カーボンブラック・フッ
化カーボン等。それぞれ、疎水化処理を行ったものが、
より好ましい。 2)研磨剤:金属酸化物(チタン酸ストロンチウム、酸
化セリウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸
化クロム等)・窒化物(窒化ケイ素等)・炭化物(炭化
ケイ素等)金属塩(硫酸カルシウム、硫酸バリウム、炭
酸カルシウム等)。 3)滑剤:フッ素系樹脂粉末(フッ化ビニリデン、ポリ
テトラフルオロエチレン等)・脂肪酸金属塩(ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等)等。 4)荷電制御性粒子:金属酸化物(酸化錫、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化アルミニウム等)・カ
ーボンブラック等。
しては、トナー中に、或はトナーに添加した時の耐久性
の点から、トナー粒子の体積平均径の1/10以下の粒
径であることが好ましい。この添加剤の粒径とは、電子
顕微鏡におけるトナー粒子の表面観察により求めたその
平均粒径を意味する。これら特性付与を目的とした添加
剤としては、例えば、以下のようなものが用いられる。 1)流動性付与剤:金属酸化物(酸化ケイ素、酸化アル
ミニウム、酸化チタンなど)・カーボンブラック・フッ
化カーボン等。それぞれ、疎水化処理を行ったものが、
より好ましい。 2)研磨剤:金属酸化物(チタン酸ストロンチウム、酸
化セリウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸
化クロム等)・窒化物(窒化ケイ素等)・炭化物(炭化
ケイ素等)金属塩(硫酸カルシウム、硫酸バリウム、炭
酸カルシウム等)。 3)滑剤:フッ素系樹脂粉末(フッ化ビニリデン、ポリ
テトラフルオロエチレン等)・脂肪酸金属塩(ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等)等。 4)荷電制御性粒子:金属酸化物(酸化錫、酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化アルミニウム等)・カ
ーボンブラック等。
【0097】これら添加剤は、トナー粒子100重量部
に対し、0.1〜10重量部が用いられ、好ましくは、
0.1〜5重量部が用いられる。これら添加剤は、単独
で用いても、また、複数併用しても良い。
に対し、0.1〜10重量部が用いられ、好ましくは、
0.1〜5重量部が用いられる。これら添加剤は、単独
で用いても、また、複数併用しても良い。
【0098】本発明において用いられる分散媒には、い
ずれか適当な安定化剤を使用する。例えば、無機化合物
として、リン酸三カルシウム・リン酸マグネシウム・リ
ン酸アルミニウム・リン酸亜鉛・炭酸カルシウム・炭酸
マグネシウム・水酸化カルシウム・水酸化マグネシウム
・水酸化アルミニウム・メタケイ酸カルシウム・硫酸カ
ルシウム・硫酸バリウム・ベントナイト・シリカ・アル
ミナ等が挙げられる。有機化合物として、ポリビニルア
ルコール・ゼラチン・メチルセルロース・メチルヒドロ
キシプロピルセルロース・エチルセルロース・カルボキ
シメチルセルロースのナトリウム塩・ポリアクリル酸及
びその塩・デンプン等を水相に分散させて使用できる。
これら安定化剤は、重合性単量体100部に対して、
0.2〜20重量部を使用することが好ましい。
ずれか適当な安定化剤を使用する。例えば、無機化合物
として、リン酸三カルシウム・リン酸マグネシウム・リ
ン酸アルミニウム・リン酸亜鉛・炭酸カルシウム・炭酸
マグネシウム・水酸化カルシウム・水酸化マグネシウム
・水酸化アルミニウム・メタケイ酸カルシウム・硫酸カ
ルシウム・硫酸バリウム・ベントナイト・シリカ・アル
ミナ等が挙げられる。有機化合物として、ポリビニルア
ルコール・ゼラチン・メチルセルロース・メチルヒドロ
キシプロピルセルロース・エチルセルロース・カルボキ
シメチルセルロースのナトリウム塩・ポリアクリル酸及
びその塩・デンプン等を水相に分散させて使用できる。
これら安定化剤は、重合性単量体100部に対して、
0.2〜20重量部を使用することが好ましい。
【0099】これら安定化剤の中で、無機化合物を用い
る場合、市販のものをそのまま用いても良いが、細かい
粒子を得るために、分散媒中にて該無機化合物を生成さ
せても良い。例えば、リン酸三カルシウムの場合、高攪
拌下において、リン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウ
ム水溶液を混合すると良い。
る場合、市販のものをそのまま用いても良いが、細かい
粒子を得るために、分散媒中にて該無機化合物を生成さ
せても良い。例えば、リン酸三カルシウムの場合、高攪
拌下において、リン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウ
ム水溶液を混合すると良い。
【0100】また、これら安定化剤の微細な分散のため
に、0.001〜0.1重量部の界面活性剤を使用して
もよい。これは上記分散安定化剤の所期の作用を促進す
るためのものであり、その具体例としては、ドデシルベ
ンゼン硫酸ナトリウム・テトラデシル硫酸ナトリウム・
ペンタデシル硫酸ナトリウム・オクチル硫酸ナトリウム
・オレイン酸ナトリウム・ラウリル酸ナトリウム・ステ
アリン酸カリウム・オレイン酸カルシウム等が挙げられ
る。
に、0.001〜0.1重量部の界面活性剤を使用して
もよい。これは上記分散安定化剤の所期の作用を促進す
るためのものであり、その具体例としては、ドデシルベ
ンゼン硫酸ナトリウム・テトラデシル硫酸ナトリウム・
ペンタデシル硫酸ナトリウム・オクチル硫酸ナトリウム
・オレイン酸ナトリウム・ラウリル酸ナトリウム・ステ
アリン酸カリウム・オレイン酸カルシウム等が挙げられ
る。
【0101】本発明で用いられ重合トナーは以下の如き
方法にて得られる。即ち、重合性単量体中に離型剤・着
色剤・荷電制御剤・重合開始剤その他の添加剤を加え、
ホモジナイザー・超音波分散機等によって均一に溶解ま
たは分散せしめた単量体系を、分散安定剤を含有する水
相中に通常の攪拌機またはホモミキサー・ホモジナイザ
ー等により分散せしめる。好ましくは単量体液滴が所望
のトナー粒子のサイズ、一般に30μm以下の粒径を有
するように攪拌速度・時間を調製し、造粒する。その後
は分散安定剤の作用により、粒子状態が維持され、且つ
粒子の沈降が防止される程度の攪拌を行えば良い。重合
温度は40℃以上、一般的には50〜90℃の温度に設
定して重合を行う。また、重合反応後半に昇温しても良
く、更に、トナー定着時の臭いの原因等となる未反応の
重合性単量体、副生成物等を除去するために反応後半、
または、反応終了後に一部水系媒体を留去しても良い。
反応終了後、生成したトナー粒子を洗浄・濾過により回
収し、乾燥する。懸濁重合法においては、通常単量体系
100重量部に対して水300〜3000重量部を分散
媒として使用するのが好ましい。
方法にて得られる。即ち、重合性単量体中に離型剤・着
色剤・荷電制御剤・重合開始剤その他の添加剤を加え、
ホモジナイザー・超音波分散機等によって均一に溶解ま
たは分散せしめた単量体系を、分散安定剤を含有する水
相中に通常の攪拌機またはホモミキサー・ホモジナイザ
ー等により分散せしめる。好ましくは単量体液滴が所望
のトナー粒子のサイズ、一般に30μm以下の粒径を有
するように攪拌速度・時間を調製し、造粒する。その後
は分散安定剤の作用により、粒子状態が維持され、且つ
粒子の沈降が防止される程度の攪拌を行えば良い。重合
温度は40℃以上、一般的には50〜90℃の温度に設
定して重合を行う。また、重合反応後半に昇温しても良
く、更に、トナー定着時の臭いの原因等となる未反応の
重合性単量体、副生成物等を除去するために反応後半、
または、反応終了後に一部水系媒体を留去しても良い。
反応終了後、生成したトナー粒子を洗浄・濾過により回
収し、乾燥する。懸濁重合法においては、通常単量体系
100重量部に対して水300〜3000重量部を分散
媒として使用するのが好ましい。
【0102】さらに、本発明において、トナーを調製す
るための重合性単量体組成物にポリエステル樹脂を含有
する場合には、この重合性単量体組成物には、添加剤と
して極性基を有する重合体・共重合体を添加して重合す
ることがより好ましい。該極性重合体・共重合体は、造
粒時、粒子表層部に集まる為、一種の殻のような形態と
なり、造粒安定効果が得られる。
るための重合性単量体組成物にポリエステル樹脂を含有
する場合には、この重合性単量体組成物には、添加剤と
して極性基を有する重合体・共重合体を添加して重合す
ることがより好ましい。該極性重合体・共重合体は、造
粒時、粒子表層部に集まる為、一種の殻のような形態と
なり、造粒安定効果が得られる。
【0103】このような極性重合体・共重合体を以下に
例示する。
例示する。
【0104】メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタ
クリル酸ジエチルアミノエチルなど含窒素単量体の重合
体もしくはスチレン・不飽和カルボン酸エステル等との
共重合体、アクリロニトリル等のニトリル系単量体、塩
化ビニル等の含ハロゲン系単量体、アクリル酸・メタク
リル酸等の不飽和カルボン酸、その他不飽和二塩基酸・
不飽和二塩基酸無水物、ニトロ系単量体等の重合体もし
くはスチレン系単量体等との共重合体、エポキシ樹脂等
が挙げられる。
クリル酸ジエチルアミノエチルなど含窒素単量体の重合
体もしくはスチレン・不飽和カルボン酸エステル等との
共重合体、アクリロニトリル等のニトリル系単量体、塩
化ビニル等の含ハロゲン系単量体、アクリル酸・メタク
リル酸等の不飽和カルボン酸、その他不飽和二塩基酸・
不飽和二塩基酸無水物、ニトロ系単量体等の重合体もし
くはスチレン系単量体等との共重合体、エポキシ樹脂等
が挙げられる。
【0105】これら、極性重合体・共重合体の含有量と
しては、トナー100重量部に対して0.1〜10重量
部が好ましい。
しては、トナー100重量部に対して0.1〜10重量
部が好ましい。
【0106】本発明の画像形成方法は、電子写真感光体
を使用して潜像画像を形成し、該潜像画像を現像剤を用
いて顕像化し転写材に転写形成することにより画像を形
成するものである。
を使用して潜像画像を形成し、該潜像画像を現像剤を用
いて顕像化し転写材に転写形成することにより画像を形
成するものである。
【0107】本発明に用いられる前述の如き、表面層に
フッ素原子或いはケイ酸原子を炭素原子に対して特定の
比率で含有されている電子写真感光体構成について示
す。
フッ素原子或いはケイ酸原子を炭素原子に対して特定の
比率で含有されている電子写真感光体構成について示
す。
【0108】本発明に用いられる感光体は、導電性基板
上に電荷発生層と電荷輸送層を有する積層構造を有する
感光層を有しているものである。更に本発明において
は、電荷輸送層上に保護層をもうけた構成でもかまわな
い。
上に電荷発生層と電荷輸送層を有する積層構造を有する
感光層を有しているものである。更に本発明において
は、電荷輸送層上に保護層をもうけた構成でもかまわな
い。
【0109】本発明においては、感光体の表面層となる
電荷輸送層及び/あるいは保護層にフッ素系化合物及び
/あるいはシリコン系化合物を含有してなることを特徴
とする。
電荷輸送層及び/あるいは保護層にフッ素系化合物及び
/あるいはシリコン系化合物を含有してなることを特徴
とする。
【0110】さらには、本発明の目的を効果的に達成さ
せる手段として、電荷輸送層及び/あるいは、保護層に
ポリカーボを含有させることが好しい。
せる手段として、電荷輸送層及び/あるいは、保護層に
ポリカーボを含有させることが好しい。
【0111】さらに本発明において該ポリカーボネート
が非対称性ジオールを用いて合成されるポリカーボネー
トを含有させることが好ましい。
が非対称性ジオールを用いて合成されるポリカーボネー
トを含有させることが好ましい。
【0112】以下に本発明の感光体に用いられる材料を
例示する。
例示する。
【0113】フッ素系化合物の具体例としては、公知の
フッ素系樹脂が上げられ、四フッ化エチレン、三フッ化
塩化エチレン、四フッ化エチレン六フッ化プロピレン、
フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、二フッ化二塩化エチ
レン及びそれらの共重合体の中から1種或はそれ以上が
適宜選択される。
フッ素系樹脂が上げられ、四フッ化エチレン、三フッ化
塩化エチレン、四フッ化エチレン六フッ化プロピレン、
フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、二フッ化二塩化エチ
レン及びそれらの共重合体の中から1種或はそれ以上が
適宜選択される。
【0114】また、フッ化カーボン等も使用可能であ
る。
る。
【0115】本発明においては、フッ素系重合性単量
体、或は非フッ素系重合性単量体との重合、共重合から
合成されたフッ素含有セグメントを含有するブロック、
グラフトポリマー、界面活性剤、マクロモノマー等を単
独或は上記フッ素系樹脂との併用のかたちで用いること
ができる。
体、或は非フッ素系重合性単量体との重合、共重合から
合成されたフッ素含有セグメントを含有するブロック、
グラフトポリマー、界面活性剤、マクロモノマー等を単
独或は上記フッ素系樹脂との併用のかたちで用いること
ができる。
【0116】特にフッ素系セグメントが連続して存在す
るフッ素系グラフトポリマーとの併用がフッ素系樹脂の
分散、及び本発明の特徴である表面F/C比をコントロ
ールを容易にする上でも好ましい。
るフッ素系グラフトポリマーとの併用がフッ素系樹脂の
分散、及び本発明の特徴である表面F/C比をコントロ
ールを容易にする上でも好ましい。
【0117】上記フッ素系重合性単量体の好ましい具体
例を以下に示すが、使用できる化合物の範囲はここに挙
げた範囲に何ら限定されるものではない。
例を以下に示すが、使用できる化合物の範囲はここに挙
げた範囲に何ら限定されるものではない。
【0118】
【外1】 (上記化合物中、R1 は水素原子、ハロゲン原子または
メチル基を示し、R2 は水素原子、ハロゲン原子、アル
キル基、アルコシ基またはニトリル基を示し、その数種
類の組合せでもよく、kは1〜4の整数、mは1〜5の
整数であり、k+m=5であり、Rfは少なくとも1個
以上フッ素原子で置換されたアルキル基を示す。)
メチル基を示し、R2 は水素原子、ハロゲン原子、アル
キル基、アルコシ基またはニトリル基を示し、その数種
類の組合せでもよく、kは1〜4の整数、mは1〜5の
整数であり、k+m=5であり、Rfは少なくとも1個
以上フッ素原子で置換されたアルキル基を示す。)
【0119】非フッ素系重合性単量体としては、低分子
量直鎖状不飽和炭化水素、ハロゲン化ビニル、有機酸の
ビニルエステル、ビニル芳香族化合物、アクリル酸及び
メタクリル酸エステル類、N−ビニル化合物、ビニルケ
イ素化合物、無水マレイン酸、マレイン酸及びフマル酸
のエステル類等の1種または2種以上のものを用いるこ
とができるが、形成されたフッ素系グラフトポリマーが
添加される電荷輸送層及び/或は保護層の樹脂層と相溶
するもの、或は完全に相溶しないまでも、類似構造を有
し、両者間に少しでも親和性があるものを選択すること
が好ましい。
量直鎖状不飽和炭化水素、ハロゲン化ビニル、有機酸の
ビニルエステル、ビニル芳香族化合物、アクリル酸及び
メタクリル酸エステル類、N−ビニル化合物、ビニルケ
イ素化合物、無水マレイン酸、マレイン酸及びフマル酸
のエステル類等の1種または2種以上のものを用いるこ
とができるが、形成されたフッ素系グラフトポリマーが
添加される電荷輸送層及び/或は保護層の樹脂層と相溶
するもの、或は完全に相溶しないまでも、類似構造を有
し、両者間に少しでも親和性があるものを選択すること
が好ましい。
【0120】シリコン系化合物の具体例としては、モノ
メチルシロキサン三次元架橋物、ジメチルシロキサン−
モノメチルシロキサン三次元架橋物、超高分子量ポリジ
メチルシロキサン、ポリジメチルシロキサンセグメント
を含有するブロックポリマー、グラフトポリマー、界面
活性剤、マクロモノマー、末端修飾ポリジメチルシロキ
サン等が用いられる。三次元架橋物の場合、微粒子等の
形状で用いられる粒径は0.01〜5μの範囲で使用可
能である。ポリジメチルシロキサン化合物の場合、その
分子量は3000〜5000000の範囲で使用可能で
ある。微粒子状のものは、バインダー樹脂と供に感光層
組成物として分散される。分散の方法としては、サンド
ミル、ボールミル、ロールミル、ホモジナイザー、ナノ
マイザー、ペイントシェイカー、超音波等が使用され
る。分散時には、分散助剤として上記グラフト、ブロッ
クポリマー界面活性剤を使用することが好ましく、本発
明の特徴であるSi/C比をコントロールする上でも併
用することが好ましい。
メチルシロキサン三次元架橋物、ジメチルシロキサン−
モノメチルシロキサン三次元架橋物、超高分子量ポリジ
メチルシロキサン、ポリジメチルシロキサンセグメント
を含有するブロックポリマー、グラフトポリマー、界面
活性剤、マクロモノマー、末端修飾ポリジメチルシロキ
サン等が用いられる。三次元架橋物の場合、微粒子等の
形状で用いられる粒径は0.01〜5μの範囲で使用可
能である。ポリジメチルシロキサン化合物の場合、その
分子量は3000〜5000000の範囲で使用可能で
ある。微粒子状のものは、バインダー樹脂と供に感光層
組成物として分散される。分散の方法としては、サンド
ミル、ボールミル、ロールミル、ホモジナイザー、ナノ
マイザー、ペイントシェイカー、超音波等が使用され
る。分散時には、分散助剤として上記グラフト、ブロッ
クポリマー界面活性剤を使用することが好ましく、本発
明の特徴であるSi/C比をコントロールする上でも併
用することが好ましい。
【0121】本発明の電荷輸送層及び/或は保護層に用
いられる芳香族炭化水素系溶剤または、ハロゲン化芳香
族炭化水素系溶剤に可溶なポリカーボネートは、結晶性
を低下させる事により得られる。具体的には、例えば 1)ビスフェノールAと1種或は2種以上の非対称性ジ
オール化合物 2)1種或は2種以上の非対称性ジオール化合物 を用いたホスゲン法等の一般的なポリカーボネート合成
法により得ることができる。また、側鎖に炭素数3以上
の置換基を有するジオール化合物を用いても得ることが
できる。
いられる芳香族炭化水素系溶剤または、ハロゲン化芳香
族炭化水素系溶剤に可溶なポリカーボネートは、結晶性
を低下させる事により得られる。具体的には、例えば 1)ビスフェノールAと1種或は2種以上の非対称性ジ
オール化合物 2)1種或は2種以上の非対称性ジオール化合物 を用いたホスゲン法等の一般的なポリカーボネート合成
法により得ることができる。また、側鎖に炭素数3以上
の置換基を有するジオール化合物を用いても得ることが
できる。
【0122】本発明に用いられる非対称性ジオール化合
物の代表的具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限
定されることはない。
物の代表的具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限
定されることはない。
【0123】
【外2】
【0124】
【外3】
【0125】
【外4】
【0126】
【外5】
【0127】
【外6】
【0128】前述のビスフェノールAとの共重合ポリカ
ーボネートにおける非対称性ジオール化合物の比率はジ
オール化合物中20重量%以上、特に50重量%以上が
好ましい。非対称性ジオール化合物の比率が20重量%
以下であると、芳香族炭化水素系溶剤またはハロゲン化
芳香族炭化水素系溶剤に対する溶解性が十分でなくな
り、塗工液の経時安定性も悪くなる。前述の芳香族炭化
水素系溶剤またはハロゲン化芳香族炭化水素系溶剤に可
溶なポリカーボネートの溶解度(25℃の温度下での溶
液100g中のポリカーボネートのg数)は1g以上、
特に5g以上が好ましい。溶解度が1g以下であると、
例えば電荷輸送層用塗工液を調製した際、その塗工溶液
の粘度が低過ぎ電荷輸送層として必要な適切な膜厚を得
ることができなくなる。
ーボネートにおける非対称性ジオール化合物の比率はジ
オール化合物中20重量%以上、特に50重量%以上が
好ましい。非対称性ジオール化合物の比率が20重量%
以下であると、芳香族炭化水素系溶剤またはハロゲン化
芳香族炭化水素系溶剤に対する溶解性が十分でなくな
り、塗工液の経時安定性も悪くなる。前述の芳香族炭化
水素系溶剤またはハロゲン化芳香族炭化水素系溶剤に可
溶なポリカーボネートの溶解度(25℃の温度下での溶
液100g中のポリカーボネートのg数)は1g以上、
特に5g以上が好ましい。溶解度が1g以下であると、
例えば電荷輸送層用塗工液を調製した際、その塗工溶液
の粘度が低過ぎ電荷輸送層として必要な適切な膜厚を得
ることができなくなる。
【0129】本発明で用いるポリカーボネートは、特に
電荷発生層或は電荷輸送層の結着剤樹脂として用いる場
合に、その効果を大きくすることができる。
電荷発生層或は電荷輸送層の結着剤樹脂として用いる場
合に、その効果を大きくすることができる。
【0130】芳香族炭化水素系溶剤の例としては、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等、ハロゲン化芳香族炭化水
素系溶剤の例としては、モノクロルベンゼン、ジクロル
ベンゼン等が挙げられる。
ゼン、トルエン、キシレン等、ハロゲン化芳香族炭化水
素系溶剤の例としては、モノクロルベンゼン、ジクロル
ベンゼン等が挙げられる。
【0131】本発明の電子写真感光体を製造する場合、
導電性基体としては、アルミニウム、ステンレス等の金
属、紙、プラスチック等の円筒状シリンダーまたはフィ
ルムが用いられる。これらの基体の上には、バリアー機
能と下引機能をもつ下引層(接着層)を設けることがで
きる。
導電性基体としては、アルミニウム、ステンレス等の金
属、紙、プラスチック等の円筒状シリンダーまたはフィ
ルムが用いられる。これらの基体の上には、バリアー機
能と下引機能をもつ下引層(接着層)を設けることがで
きる。
【0132】下引層は感光層の接着性改良、塗工性改
良、基体の保護、基体上の欠陥の被覆、基体からの電荷
注入性改良、感光層の電気的破壊に対する保護等のため
に形成される。下引層の材料としては、ポリビニルアル
コール、ポリ−N−ビニルイミダゾール、ポリエチレン
オキシド、エチルセルロース、メチルセルロース、エチ
レン−アクリル酸コポリマー、カゼイン、ポリアミド、
共重合ナイロン、ニカワ、ゼラチン、等が知られてい
る。これらはそれぞれに適した溶剤に溶解されて基体上
に塗布される。その膜厚は0.2〜2μ程度である。
良、基体の保護、基体上の欠陥の被覆、基体からの電荷
注入性改良、感光層の電気的破壊に対する保護等のため
に形成される。下引層の材料としては、ポリビニルアル
コール、ポリ−N−ビニルイミダゾール、ポリエチレン
オキシド、エチルセルロース、メチルセルロース、エチ
レン−アクリル酸コポリマー、カゼイン、ポリアミド、
共重合ナイロン、ニカワ、ゼラチン、等が知られてい
る。これらはそれぞれに適した溶剤に溶解されて基体上
に塗布される。その膜厚は0.2〜2μ程度である。
【0133】機能分離型感光体においては、電荷発生物
質としてセレン−テルル、ピリリウム、チアピリリウム
系染料、フタロシアニン系顔料、アントアントロン顔
料、ジベンズピレンキノン顔料、ピラントロン顔料、ト
リスアゾ顔料、ジアゾ顔料、アゾ顔料、インジゴ顔料、
キナクリドン系顔料、非対称キノシアニン、キノシアニ
ン或は特開昭54−143645号公報に記載のアモル
ファスシリコン等を用いることができ、電荷輸送物質と
しては、ピレン、N−エチルカルバゾール、N−イソプ
ロピルカルバゾール、N−メチル−N−フェニルヒドラ
ジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール、N,
N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチ
ルカルバゾール、N,N−ジフェニルヒドラジノ−3−
メチリデン−10−エチルフェノチアジン、N,N−ジ
フェニルヒドラジノ−3−メチリデン−10−エチルフ
ェノキサジン、P−ジエチルアミノベンズアルデヒド−
N,N−ジフェニルヒドラゾン、P−ジエチルアミノベ
ンズアルデヒド−N−α−ナフチル−N−フェニルヒド
ラゾン、P−ピロリジノベンズアルデヒド−N,N−ジ
フェニルヒドラゾン、1,3,3−トラメチルインドレ
ニン−ω−アルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾ
ン、P−ジエチルベンズアルデヒド−3−メチルベンズ
チアゾリノン−2−ヒドラゾン等のヒドラゾン類、2,
5−ビス(P−ジエチルアミノフェニル)−1,3,4
−オキサジアゾール、1−フェニル−3−(P−ジエチ
ルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノフェニ
ル)ピラゾリン、1−〔キノリル(2)〕−3−(P−
ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノ
フェニル)ピラゾリン、1〔ピリジル(2)〕−3−
(P−ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチル
アミノフェニル)ピラゾリン、1−〔6−メトキシ−ピ
リジル(2)〕−3−(P−ジエチルアミノスチリル)
−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1
−〔ピリジル(3)〕−3−(P−ジエチルアミノスチ
リル)−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、1−〔レピジル(2)〕−3−(P−ジエチルアミ
ノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピ
ラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−3−3(P−ジエ
チルアミノスチリル)−4−メチル−5−(P−ジエチ
ルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル
(2)〕−3−(α−メチル−P−ジエチルアミノスチ
リル)−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、1−フェニル−3−(P−ジエチルアミノスチリ
ル)−4−メチル−5−(P−ジエチルアミノフェニ
ル)ピラゾリン、1−フェニル−3−(α−ベンジル−
P−ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルア
ミノフェイル)ピラゾリン、スピロピラゾリン等のピラ
ゾリン類、2−(P−ジエチルアミノスチリル)−6−
ジエチルアミノベンズオキサゾール、2−(P−ジエチ
ルアミノフェニル)−4−(P−ジメチルアミノフェニ
ル)−5−(2−クロロフェニル)オキサゾール等のオ
キサゾール系化合物、2−(P−ジエチルアミノスチリ
ル)−6−ジエチルアミノベンゾチアゾール等のチアゾ
ール系化合物、ビス(4−ジエチルアミノ−2−メチル
フェニル)−フェニルメタン等のトリアリールメタン系
化合物、1,1−ビス(4−N,N−ジエチルアミノ−
2−メチルフェニル)ヘブタン、1,1,2,2−テト
ラキス−(4−N,N−ジメチルアミノ−2−メチルフ
ェニル)エタン等のポリアリールアルカン類等を用いる
ことができる。
質としてセレン−テルル、ピリリウム、チアピリリウム
系染料、フタロシアニン系顔料、アントアントロン顔
料、ジベンズピレンキノン顔料、ピラントロン顔料、ト
リスアゾ顔料、ジアゾ顔料、アゾ顔料、インジゴ顔料、
キナクリドン系顔料、非対称キノシアニン、キノシアニ
ン或は特開昭54−143645号公報に記載のアモル
ファスシリコン等を用いることができ、電荷輸送物質と
しては、ピレン、N−エチルカルバゾール、N−イソプ
ロピルカルバゾール、N−メチル−N−フェニルヒドラ
ジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール、N,
N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチ
ルカルバゾール、N,N−ジフェニルヒドラジノ−3−
メチリデン−10−エチルフェノチアジン、N,N−ジ
フェニルヒドラジノ−3−メチリデン−10−エチルフ
ェノキサジン、P−ジエチルアミノベンズアルデヒド−
N,N−ジフェニルヒドラゾン、P−ジエチルアミノベ
ンズアルデヒド−N−α−ナフチル−N−フェニルヒド
ラゾン、P−ピロリジノベンズアルデヒド−N,N−ジ
フェニルヒドラゾン、1,3,3−トラメチルインドレ
ニン−ω−アルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾ
ン、P−ジエチルベンズアルデヒド−3−メチルベンズ
チアゾリノン−2−ヒドラゾン等のヒドラゾン類、2,
5−ビス(P−ジエチルアミノフェニル)−1,3,4
−オキサジアゾール、1−フェニル−3−(P−ジエチ
ルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノフェニ
ル)ピラゾリン、1−〔キノリル(2)〕−3−(P−
ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノ
フェニル)ピラゾリン、1〔ピリジル(2)〕−3−
(P−ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチル
アミノフェニル)ピラゾリン、1−〔6−メトキシ−ピ
リジル(2)〕−3−(P−ジエチルアミノスチリル)
−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1
−〔ピリジル(3)〕−3−(P−ジエチルアミノスチ
リル)−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、1−〔レピジル(2)〕−3−(P−ジエチルアミ
ノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピ
ラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−3−3(P−ジエ
チルアミノスチリル)−4−メチル−5−(P−ジエチ
ルアミノフェニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル
(2)〕−3−(α−メチル−P−ジエチルアミノスチ
リル)−5−(P−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、1−フェニル−3−(P−ジエチルアミノスチリ
ル)−4−メチル−5−(P−ジエチルアミノフェニ
ル)ピラゾリン、1−フェニル−3−(α−ベンジル−
P−ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルア
ミノフェイル)ピラゾリン、スピロピラゾリン等のピラ
ゾリン類、2−(P−ジエチルアミノスチリル)−6−
ジエチルアミノベンズオキサゾール、2−(P−ジエチ
ルアミノフェニル)−4−(P−ジメチルアミノフェニ
ル)−5−(2−クロロフェニル)オキサゾール等のオ
キサゾール系化合物、2−(P−ジエチルアミノスチリ
ル)−6−ジエチルアミノベンゾチアゾール等のチアゾ
ール系化合物、ビス(4−ジエチルアミノ−2−メチル
フェニル)−フェニルメタン等のトリアリールメタン系
化合物、1,1−ビス(4−N,N−ジエチルアミノ−
2−メチルフェニル)ヘブタン、1,1,2,2−テト
ラキス−(4−N,N−ジメチルアミノ−2−メチルフ
ェニル)エタン等のポリアリールアルカン類等を用いる
ことができる。
【0134】電荷発生層は、前記の電荷発生顔料を0.
3〜4倍量の結着剤樹脂、及び溶剤と共に、ホモジナイ
ザー、超音波、ボールミル、振動ボールミル、サンドミ
ル、アトライター、ロールミル等の方法でよく分散し、
塗布−乾燥されて形成される。その厚みは0.1〜1μ
程度である。
3〜4倍量の結着剤樹脂、及び溶剤と共に、ホモジナイ
ザー、超音波、ボールミル、振動ボールミル、サンドミ
ル、アトライター、ロールミル等の方法でよく分散し、
塗布−乾燥されて形成される。その厚みは0.1〜1μ
程度である。
【0135】電荷発生層に前述のポリカーボネート樹脂
を用いる場合には、電荷発生物質をポリカーボネートと
共に芳香族炭化水素系溶剤またはハロゲン化芳香族炭化
水素系溶剤の単独或はそれらの混合溶剤に溶解するか、
前述のポリカーボネート樹脂を前述の溶剤で溶解した溶
液に電荷発生物質を分散させて得た塗工液を塗布するこ
とによって形成される。電荷発生物質の電荷発生層での
占める割合は30重量%以上、好ましくは80重量%以
上とすることができる。溶剤としては、トルエン、キシ
レン或はモノクロルベンゼンが特に有用である。この塗
工溶液を塗布する方法としては、例えば浸漬コーティン
グ法、スプレーコーティング法、スピンナーコーティン
グ法、カーテンコーティング法等を用いることができ
る。
を用いる場合には、電荷発生物質をポリカーボネートと
共に芳香族炭化水素系溶剤またはハロゲン化芳香族炭化
水素系溶剤の単独或はそれらの混合溶剤に溶解するか、
前述のポリカーボネート樹脂を前述の溶剤で溶解した溶
液に電荷発生物質を分散させて得た塗工液を塗布するこ
とによって形成される。電荷発生物質の電荷発生層での
占める割合は30重量%以上、好ましくは80重量%以
上とすることができる。溶剤としては、トルエン、キシ
レン或はモノクロルベンゼンが特に有用である。この塗
工溶液を塗布する方法としては、例えば浸漬コーティン
グ法、スプレーコーティング法、スピンナーコーティン
グ法、カーテンコーティング法等を用いることができ
る。
【0136】電荷輸送層に前述のポリカーボネート樹脂
を用いる場合には、電荷輸送物質と前述のポリカーボネ
ートを前述の芳香族炭化水素系溶剤またはハロゲン化芳
香族炭化水素溶剤の単独或はそれらの混合溶剤に溶解し
て調製した塗工液を塗布することによって得られる。電
荷輸送物質と結着剤として用いた前述のポリカーボネー
ト樹脂との混合割合は、重量比で2:1〜1:2程度で
ある。溶剤としてはトルエン、キシレン或はモノクロル
ベンゼンが特に有用である。
を用いる場合には、電荷輸送物質と前述のポリカーボネ
ートを前述の芳香族炭化水素系溶剤またはハロゲン化芳
香族炭化水素溶剤の単独或はそれらの混合溶剤に溶解し
て調製した塗工液を塗布することによって得られる。電
荷輸送物質と結着剤として用いた前述のポリカーボネー
ト樹脂との混合割合は、重量比で2:1〜1:2程度で
ある。溶剤としてはトルエン、キシレン或はモノクロル
ベンゼンが特に有用である。
【0137】この溶液を塗布する方法は、例えば浸漬コ
ーティング法、スプレーコーティング法、スピンナーコ
ーティング法、カーテンコーティング法等が知られてい
る。電子写真感光体を効率的に精度良く、大量生産する
には浸漬コーティング法が最良であり、特に浸漬コーテ
ィング法におけるポットライフが前述のポリカーボネー
トを用いることにより、大幅に改善することができるの
で、浸漬コーティング法を用いた製造の生産性を大幅に
向上させることができる。電荷輸送層を塗布形成した
後、10℃〜200℃好ましくは20℃〜150℃の温
度で5分〜5時間、好ましくは10分〜2時間の範囲で
送風乾燥または静止乾燥を行い、5〜20μの電荷輸送
層が得られる。
ーティング法、スプレーコーティング法、スピンナーコ
ーティング法、カーテンコーティング法等が知られてい
る。電子写真感光体を効率的に精度良く、大量生産する
には浸漬コーティング法が最良であり、特に浸漬コーテ
ィング法におけるポットライフが前述のポリカーボネー
トを用いることにより、大幅に改善することができるの
で、浸漬コーティング法を用いた製造の生産性を大幅に
向上させることができる。電荷輸送層を塗布形成した
後、10℃〜200℃好ましくは20℃〜150℃の温
度で5分〜5時間、好ましくは10分〜2時間の範囲で
送風乾燥または静止乾燥を行い、5〜20μの電荷輸送
層が得られる。
【0138】
【実施例】以下に実施例をもって本発明を具体的に説明
する。
する。
【0139】これらは本発明を何ら限定するものではな
い。
い。
【0140】〔ワックスA乃至Fの製造例〕チーグラー
触媒を用いて、エチレンを低圧重合し、ワックスA(本
発明)、ワックスE(比較例)を得た。アーゲ法により
合成された炭化水素よりワックスB(本発明)、ワック
スC(本発明)、ワックスD(本発明)を得た。ワック
スF(比較例)はパラフィンワックスである。ワックス
類のDSC測定結果を表1、分子量物性を表2に記す。
触媒を用いて、エチレンを低圧重合し、ワックスA(本
発明)、ワックスE(比較例)を得た。アーゲ法により
合成された炭化水素よりワックスB(本発明)、ワック
スC(本発明)、ワックスD(本発明)を得た。ワック
スF(比較例)はパラフィンワックスである。ワックス
類のDSC測定結果を表1、分子量物性を表2に記す。
【0141】
【表1】
【0142】
【表2】
【0143】〔重合トナーの製造例a〕イオン交換水7
10gに、0.1M−Na3 PO4 水溶液450gを投
入し、60℃に加温した後、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、12000rpmにて撹拌し
た。これに1.0M−CaCl2 水溶液68gを徐々に
添加し、Ca3 (PO4 )2 を含む水系媒体を得た。
10gに、0.1M−Na3 PO4 水溶液450gを投
入し、60℃に加温した後、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、12000rpmにて撹拌し
た。これに1.0M−CaCl2 水溶液68gを徐々に
添加し、Ca3 (PO4 )2 を含む水系媒体を得た。
【0144】 スチレン 165g n−ブチルアクリレート 35g カーボンブラック 8g 疎水化処理磁性体 140g ニグロシン 6g スチレン−メタクリル酸共重合体 10g WAX a 8g ジビニルベンゼン 1g
【0145】上記処方を70℃に加温し、TK式ホモミ
キサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpm
にて均一に溶解、分散した。これに、重合開始剤2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)1
0gを溶解し、重合性単量体組成物を調製した。
キサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpm
にて均一に溶解、分散した。これに、重合開始剤2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)1
0gを溶解し、重合性単量体組成物を調製した。
【0146】前記、水系媒体中に上記重合性単量体組成
物を投入し、70℃、N2 雰囲気下において、TK式ホ
モミキサーにて10000rpmで20分間撹拌し、重
合性単量体組成物を造粒した。その後、パドル撹拌翼で
撹拌しつつ、80℃に昇温し、10時間反応させた。
物を投入し、70℃、N2 雰囲気下において、TK式ホ
モミキサーにて10000rpmで20分間撹拌し、重
合性単量体組成物を造粒した。その後、パドル撹拌翼で
撹拌しつつ、80℃に昇温し、10時間反応させた。
【0147】重合反応終了後、減圧下で、一部水系媒体
を留去し、冷却し、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解
させた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径約8μ
mのシャープな着色懸濁粒子(トナー粒子)を得た。
を留去し、冷却し、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解
させた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径約8μ
mのシャープな着色懸濁粒子(トナー粒子)を得た。
【0148】得られたトナー粒子100重量部に対し
て、疎水性シリカ0.8重量部を外添し、懸濁重合トナ
ーaを得た。
て、疎水性シリカ0.8重量部を外添し、懸濁重合トナ
ーaを得た。
【0149】〔重合トナーの製造例b乃至h〕重合トナ
ーの製造例aで用いた低融点ワックスAに代えて、表3
に示す様に低融点ワックスB、C、D及びFをそれぞれ
用いて重合トナーb、c、d及びgを調製した。
ーの製造例aで用いた低融点ワックスAに代えて、表3
に示す様に低融点ワックスB、C、D及びFをそれぞれ
用いて重合トナーb、c、d及びgを調製した。
【0150】重合トナーの製造例aで用いた低融点ワッ
クスAに代えて、表3に示すように低融点ワックスEを
用い、さらにスチレン−メタクリル酸共重合体を用いな
いことを除いては、重合トナー製造例aと同様にして重
合トナーfを調製した。
クスAに代えて、表3に示すように低融点ワックスEを
用い、さらにスチレン−メタクリル酸共重合体を用いな
いことを除いては、重合トナー製造例aと同様にして重
合トナーfを調製した。
【0151】重合トナーの製造例aにおける重合開始剤
及び重合温度を変えて分子量ピークの異なるトナーe及
びhを調製した。
及び重合温度を変えて分子量ピークの異なるトナーe及
びhを調製した。
【0152】重合トナーa乃至hの構成及び物性を表3
に示す。
に示す。
【0153】
【表3】
【0154】〔感光体の製造例A〕導電性酸化チタン
(酸化スズコート、平均一次粒径0.4μ)10重量
部、フェノール樹脂前駆体(レゾール型)10重量部、
メタノール重量部、及びブタノール10重量部をサンド
ミル分散した後に、外径80mm、長さ360mmのア
ルミニウムシリンダーに浸漬塗布し、140℃で硬化し
た後体積抵抗5×109Ωcm、厚さ20μの導電層を
設けた。
(酸化スズコート、平均一次粒径0.4μ)10重量
部、フェノール樹脂前駆体(レゾール型)10重量部、
メタノール重量部、及びブタノール10重量部をサンド
ミル分散した後に、外径80mm、長さ360mmのア
ルミニウムシリンダーに浸漬塗布し、140℃で硬化し
た後体積抵抗5×109Ωcm、厚さ20μの導電層を
設けた。
【0155】次に、下記メトキシメチル化ナイロン(メ
トキシメチル化度約30%)10重量部、
トキシメチル化度約30%)10重量部、
【0156】
【外7】 及びイソプロパノール150重量部を混合溶解した後
に、前記導電層上に浸漬塗布し、1μの下引層を設け
た。
に、前記導電層上に浸漬塗布し、1μの下引層を設け
た。
【0157】次に、下記アゾ顔料10重量部、
【0158】
【外8】 下記ポリカーボネイト樹脂(ビスフェノールA分子量3
0000)5重量部、
0000)5重量部、
【0159】
【外9】 及びシクロヘキサノン700重量部をサンドミルにて分
散し、この分散液を前記下引層上に浸漬塗布した後、
0.05μの電荷発生層を得た。
散し、この分散液を前記下引層上に浸漬塗布した後、
0.05μの電荷発生層を得た。
【0160】次に、下記トリフェニルアミン10重量
部、
部、
【0161】
【外10】 下記構造のポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ
型、分子量20000)10重量部、
型、分子量20000)10重量部、
【0162】
【外11】 モノクロロベンゼン50重量部、及びジクロロメタン1
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
【0163】次に、フッ化カーボン微粉末(平均粒径
0.23μ、セントラルガラス社製)1重量部、下記ポ
リカーボネート樹脂(ビスフェノールZ、分子量800
00)6重量部、
0.23μ、セントラルガラス社製)1重量部、下記ポ
リカーボネート樹脂(ビスフェノールZ、分子量800
00)6重量部、
【0164】
【外12】 下記パーフルオロアルキルアクリレート−メチルメタク
リレートブロック共重合体(分子量30000)0.1
重量部、
リレートブロック共重合体(分子量30000)0.1
重量部、
【0165】
【外13】 モノクロロベンゼン120重量部、及びジクロロメタン
80重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン3重量部、
80重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン3重量部、
【0166】
【外14】 を加え混合溶解し、スプレー塗布により前記電荷輸送層
状に塗布し、5μの保護層を設け感光体Aとした。
状に塗布し、5μの保護層を設け感光体Aとした。
【0167】〔F/C比XPS測定〕前記感光体表面を
剥離した後、VG社製ESCALAB200−X型 X
線光電子分光装置にて表面元素の定量を行った。X線源
としてMgCa(300W)を用い、2×3mmの領域
について数Åの深さで測定した。製造例Aの感光体Aの
表面は、F原子5、2%、C原子81.3%でありF/
C比は0.064であった。
剥離した後、VG社製ESCALAB200−X型 X
線光電子分光装置にて表面元素の定量を行った。X線源
としてMgCa(300W)を用い、2×3mmの領域
について数Åの深さで測定した。製造例Aの感光体Aの
表面は、F原子5、2%、C原子81.3%でありF/
C比は0.064であった。
【0168】〔感光体製造例B〕アルミシリンダー、導
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Aと同
じものを用意した。
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Aと同
じものを用意した。
【0169】次に、下記トリフェニルアミン10重量
部、
部、
【0170】
【外15】 下記構造のポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ
型、分子量20000)10重量部、
型、分子量20000)10重量部、
【0171】
【外16】 モノクロロベンゼン50重量部、及びジクロロメタン1
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
【0172】次に、フッ化カーボン微粉末(平均粒径
0.23μ、セントラルガラス社製)3重量部、下記ポ
リカーボネート樹脂(ビスフェノールZ、分子量800
00)5重量部、
0.23μ、セントラルガラス社製)3重量部、下記ポ
リカーボネート樹脂(ビスフェノールZ、分子量800
00)5重量部、
【0173】
【外17】 下記パーフルオロアルキルアクリレート−メチルメタク
リレートブロック共重合体(A−B型共重合体、分子量
30000)0.3重量部、
リレートブロック共重合体(A−B型共重合体、分子量
30000)0.3重量部、
【0174】
【外18】 モノクロロベンゼン110重量部、及びジクロロメタン
80重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン2.5重量部、
80重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン2.5重量部、
【0175】
【外19】 を加え混合溶解し、スプレー塗布により前記電荷輸送層
状に塗布し、6μの保護層を設け感光体Bとした。
状に塗布し、6μの保護層を設け感光体Bとした。
【0176】この感光体Bの表面は、F原子10.2
%、C原子76.7%で、F/Cは0.133であっ
た。
%、C原子76.7%で、F/Cは0.133であっ
た。
【0177】〔感光体製造例C〕アルミシリンダー、導
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Aと同
じものを用意した。
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Aと同
じものを用意した。
【0178】次に、下記トリフェニルアミン3重量部、
【0179】
【外20】 下記トリフェニルアミン7重量部、
【0180】
【外21】 下記構造のポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ
型、分子量20000)10重量部、
型、分子量20000)10重量部、
【0181】
【外22】 モノクロロベンゼン50重量部、及びジクロロメタン1
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
【0182】次に、フッ化カーボン微粉末(平均粒径
0.27μ、セントラルガラス製)3重量部、下記ポリ
カーボネート樹脂(ビスフェノールZ、分子量8000
0)5.5重量部、
0.27μ、セントラルガラス製)3重量部、下記ポリ
カーボネート樹脂(ビスフェノールZ、分子量8000
0)5.5重量部、
【0183】
【外23】 下記フッ素置換グラフトポリマー(F含有量27wt
%、、分子量25000)0.3重量部、
%、、分子量25000)0.3重量部、
【0184】
【外24】 モノクロロベンゼン120重量部、及びジクロロメタン
80重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン2.5重量部、
80重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン2.5重量部、
【0185】
【外25】 を加え混合溶解し、スプレー塗布により前記電荷モノク
ロロベンゼン120重量部、及びジクロロメタン80重
量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下記トリ
フェニルアミン2重量部、
ロロベンゼン120重量部、及びジクロロメタン80重
量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下記トリ
フェニルアミン2重量部、
【0186】
【外26】 を加え混合溶解し、スプレー塗布により前記電荷輸送層
状に塗布し、4μの保護層を設け感光体Cとした。
状に塗布し、4μの保護層を設け感光体Cとした。
【0187】この感光体Cの表面は、F原子11.3
%、C原子75.5%で、F/Cは0.150であっ
た。
%、C原子75.5%で、F/Cは0.150であっ
た。
【0188】〔感光体製造例D〕アルミシリンダー、導
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Aと同
じものを用意した。
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Aと同
じものを用意した。
【0189】次に、下記トリフェニルアミン3重量部、
【0190】
【外27】 下記トリフェニルアミン7重量部、
【0191】
【外28】 下記構造のポリカーボネイト樹脂(ビスフェノールA
型、分子量25000)10重量部、
型、分子量25000)10重量部、
【0192】
【外29】 モノクロロベンゼン50重量部、及びジクロロメタン1
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
【0193】次に、テトラフルオロエチレン−ヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体微粉末(モノマー比 テトラ
フルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン=3/
7、乳化重合ファインパウダー、平均粒径0.32μ、
分子量約600000)3重量部、下記ポリカーボネー
ト樹脂(ビスフェノールA 分子量100000)5.
5重量部、
ルオロプロピレン共重合体微粉末(モノマー比 テトラ
フルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン=3/
7、乳化重合ファインパウダー、平均粒径0.32μ、
分子量約600000)3重量部、下記ポリカーボネー
ト樹脂(ビスフェノールA 分子量100000)5.
5重量部、
【0194】
【外30】 下記パーフルオロアルキルアクリレート−メチルメタク
リレートブロック共重合体(A−B型共重合体、分子量
30000)0.3重量部、
リレートブロック共重合体(A−B型共重合体、分子量
30000)0.3重量部、
【0195】
【外31】 モノクロロベンゼン100重量部、及びジクロロメタン
70重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン2.5重量部、
70重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン2.5重量部、
【0196】
【外32】 を加え混合溶解し、スプレー塗布により前記電荷輸送層
状に塗布し、5μの保護層を設け感光体Dとした。
状に塗布し、5μの保護層を設け感光体Dとした。
【0197】この感光体Dの表面は、F原子9.5%、
C原子80.5%で、F/Cは0.118であった。
C原子80.5%で、F/Cは0.118であった。
【0198】〔感光体製造例E〕感光体製造例Aの感光
体Aにおいて、保護層を設けない電荷輸送層まで塗布し
た感光体を感光体Eとした。
体Aにおいて、保護層を設けない電荷輸送層まで塗布し
た感光体を感光体Eとした。
【0199】〔感光体製造例F〕アルミシリンダー、導
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Aと同
じものを用意した。
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Aと同
じものを用意した。
【0200】次に、下記トリフェニルアミン10重量
部、
部、
【0201】
【外33】 下記構造のポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ
型、分子量25000)10重量部、
型、分子量25000)10重量部、
【0202】
【外34】 モノクロロベンゼン50重量部、及びジクロロメタン1
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
【0203】次に、フッ化カーボン微粉末(平均粒径
0.27μ、セントラルガラス製)0.3重量部、下記
ポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ、分子量80
000)6.4重量部、
0.27μ、セントラルガラス製)0.3重量部、下記
ポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ、分子量80
000)6.4重量部、
【0204】
【外35】 下記パーフルオロアルキルアクリレート−メチルメタク
リレートブロック共重合体(分子量30000)0.3
重量部、
リレートブロック共重合体(分子量30000)0.3
重量部、
【0205】
【外36】 モノクロロベンゼン120重量部、及びジクロロメタン
80重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン3.2重量部、
80重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン3.2重量部、
【0206】
【外37】 を加え混合溶解し、スプレー塗布により前記電荷輸送層
状に塗布し、4μの保護層を設け感光体Fとした。
状に塗布し、4μの保護層を設け感光体Fとした。
【0207】この感光体Fの表面は、F原子0.83
%、C原子85.5%で、F/Cは0.0097であっ
た。
%、C原子85.5%で、F/Cは0.0097であっ
た。
【0208】〔感光体製造例G〕導電性酸化チタン(酸
化スズコート、平均一次粒径0.4μ)10重量部、フ
ェノール樹脂前駆体(レゾール型)10重量部、メタノ
ール重量部、及びブタノール10重量部をサンドミル分
散した後に、外径80mm、長さ360mmのアルミニ
ウムシリンダーに浸漬塗布し、140℃で硬化した後体
積抵抗5×109cm、厚さ20μの導電層を設けた。
化スズコート、平均一次粒径0.4μ)10重量部、フ
ェノール樹脂前駆体(レゾール型)10重量部、メタノ
ール重量部、及びブタノール10重量部をサンドミル分
散した後に、外径80mm、長さ360mmのアルミニ
ウムシリンダーに浸漬塗布し、140℃で硬化した後体
積抵抗5×109cm、厚さ20μの導電層を設けた。
【0209】次に、下記メトキシメチル化ナイロン(メ
トキシメチル化度約30%)10重量部、
トキシメチル化度約30%)10重量部、
【0210】
【外38】 及びイソプロパノール150重量部を混合溶解した後
に、前記導電層上に浸漬塗布し、1μの下引層を設け
た。
に、前記導電層上に浸漬塗布し、1μの下引層を設け
た。
【0211】次に、下記アゾ顔料10重量部、
【0212】
【外39】 下記ポリカーボネイト樹脂(ビスフェノールA分子量3
0000)5重量部、
0000)5重量部、
【0213】
【外40】 及びシクロヘキサノン700重量部をサンドミルにて分
散し、この分散液を前記下引層上に浸漬塗布した後、
0.05μの電荷発生層を得た。
散し、この分散液を前記下引層上に浸漬塗布した後、
0.05μの電荷発生層を得た。
【0214】次に、下記トリフェニルアミン10重量
部、
部、
【0215】
【外41】 下記構造のポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ
型、分子量20000)10重量部、
型、分子量20000)10重量部、
【0216】
【外42】 モノクロロベンゼン50重量部、及びジクロロメタン1
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
【0217】次に、真球状三次元架橋ポリシロキサン微
粒子(平均粒径0.29μ、東芝シリコーン社製)1重
量部、下記ポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ、
分子量80000)6重量部、
粒子(平均粒径0.29μ、東芝シリコーン社製)1重
量部、下記ポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ、
分子量80000)6重量部、
【0218】
【外43】 下記ポリジメチルシロキサンメタクリレート−メチルメ
タクリレートブロック共重合体(分子量50000、S
i量12wt%)0.1重量部、
タクリレートブロック共重合体(分子量50000、S
i量12wt%)0.1重量部、
【0219】
【外44】 モノクロロベンゼン120重量部、及びジクロロメタン
80重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン3重量部、
80重量部をサンドミルにて分散混合した。これに、下
記トリフェニルアミン3重量部、
【0220】
【外45】 を加え混合溶解し、スプレー塗布により前記電荷輸送層
状に塗布し、3μの保護層を設け感光体Gとした。
状に塗布し、3μの保護層を設け感光体Gとした。
【0221】〔Si/C比XPS測定〕前記感光体表面
を剥離した後、VG社製ESCALAB200−X型
X線光電子分光装置にて表面元素の定量を行った。X線
源としてMgCa(300W)を用い、2×3mmの領
域について数Åの深さで測定した。感光体Gの表面は、
Si原子10.2%、C原子69.3%でありSi/C
比は0.147であった。
を剥離した後、VG社製ESCALAB200−X型
X線光電子分光装置にて表面元素の定量を行った。X線
源としてMgCa(300W)を用い、2×3mmの領
域について数Åの深さで測定した。感光体Gの表面は、
Si原子10.2%、C原子69.3%でありSi/C
比は0.147であった。
【0222】〔感光体製造例H〕アルミシリンダー、導
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Gと同
じものを用意した。
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Gと同
じものを用意した。
【0223】次に、下記トリフェニルアミン10重量
部、
部、
【0224】
【外46】 下記構造のポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ
型、分子量20000)10重量部、
型、分子量20000)10重量部、
【0225】
【外47】 モノクロロベンゼン50重量部、及びジクロロメタン1
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
【0226】次に、真球状三次元架橋ポリシロキサン微
粒子(平均粒径0.29μ、東芝シリコーン社製)3重
量部、下記ポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ、
分子量80000)4重量部、
粒子(平均粒径0.29μ、東芝シリコーン社製)3重
量部、下記ポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ、
分子量80000)4重量部、
【0227】
【外48】 下記ポリジメチルシロキサンメタクリレート−スチレン
ブロック共重合体(分子量60000、Si量14wt
%)0.3重量部、
ブロック共重合体(分子量60000、Si量14wt
%)0.3重量部、
【0228】
【外49】 これに、下記トリフェニルアミン2.5重量部、
【0229】
【外50】 を加え混合溶解し、スプレー塗布により前記電荷輸送層
状に塗布し、3μの保護層を設け感光体Hとした。
状に塗布し、3μの保護層を設け感光体Hとした。
【0230】この感光体Hの表面は、Si原子15.1
%、C原子70.3%で、Si/Cは0.215であっ
た。
%、C原子70.3%で、Si/Cは0.215であっ
た。
【0231】〔感光体製造例I〕アルミシリンダー、導
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Gと同
じものを用意した。
電層、下引き層、電荷発生層までは感光体製造例Gと同
じものを用意した。
【0232】次に、下記トリフェニルアミン10重量
部、
部、
【0233】
【外51】 下記構造のポリカーボネート樹脂(ビスフェノールZ
型、分子量25000)10重量部,
型、分子量25000)10重量部,
【0234】
【外52】 モノクロロベンゼン50重量部、及びジクロロメタン1
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
5重量部を撹拌混合した後、前記電荷発生層上に浸漬塗
布した。前記塗布済シリンダーを熱風乾燥後、20μの
電荷輸送層とした。
【0235】次に、真球状三次元架橋ポリシロキサン微
粒子(平均粒径0.29μ、東芝シリコーン社製)0.
5重量部、下記ポリカーボネート樹脂(ビスフェノール
Z、分子量80000)4重量部、
粒子(平均粒径0.29μ、東芝シリコーン社製)0.
5重量部、下記ポリカーボネート樹脂(ビスフェノール
Z、分子量80000)4重量部、
【0236】
【外53】 下記トリフェニルアミン2.5重量部,
【0237】
【外54】 を加え分散混合し、スプレー塗布により前記電荷輸送層
状に塗布し、3μの保護層を設け感光体Iとした。
状に塗布し、3μの保護層を設け感光体Iとした。
【0238】この感光体Iの表面は、Si原子0.53
%、C原子83.3%で、Si/Cは0.0064であ
った。
%、C原子83.3%で、Si/Cは0.0064であ
った。
【0239】上記感光体A乃至Fの表面層のF/C及び
F/O比を表4に示し、上記感光体G乃至Iの表面層の
Si/C比及びSi/O比を表5に示す。
F/O比を表4に示し、上記感光体G乃至Iの表面層の
Si/C比及びSi/O比を表5に示す。
【0240】
【表4】
【0241】
【表5】
【0242】〔評価方法〕トナーを市販の複写機Can
on NP 1215(キヤノン社製)の改造機に適用
しトナーの未定着画像を得た。
on NP 1215(キヤノン社製)の改造機に適用
しトナーの未定着画像を得た。
【0243】尚、記録材としては市販の複写機用紙キヤ
ノンニュードライペーパー(キヤノン販売社54g/m
2 紙)を用いた。
ノンニュードライペーパー(キヤノン販売社54g/m
2 紙)を用いた。
【0244】定着試験は市販の複写機Canon FC
−1(キヤノン社製)の定着機を改造し、定着温度を5
℃おきに変調(120〜200℃)して定着開始温度及
びオフセット温度を観察した。
−1(キヤノン社製)の定着機を改造し、定着温度を5
℃おきに変調(120〜200℃)して定着開始温度及
びオフセット温度を観察した。
【0245】ここで定着開始温度の決定は、得られた定
着画像をシルボン紙で、往復10回、約100g荷重で
こすり、画像のはがれを反射濃度の低下率(%)で10
%以下となった温度とした。
着画像をシルボン紙で、往復10回、約100g荷重で
こすり、画像のはがれを反射濃度の低下率(%)で10
%以下となった温度とした。
【0246】転写性すなわち、本発明の電子写真感光体
(ドラム)及び比較例のドラムの本発明のトナーに対す
る付着力の評価について示す。
(ドラム)及び比較例のドラムの本発明のトナーに対す
る付着力の評価について示す。
【0247】耐久を促進試験である空回転とし、周速1
20mm/secで、120分回転させた。尚このとき
現像器は、定着性評価時のものとした。
20mm/secで、120分回転させた。尚このとき
現像器は、定着性評価時のものとした。
【0248】評価法としては、耐久前後におけるドラム
潜像上及び紙上のトナー量を測定しその比から転写率を
算出した。また耐久前後の転写率の比より転写性維持率
を算出した。
潜像上及び紙上のトナー量を測定しその比から転写率を
算出した。また耐久前後の転写率の比より転写性維持率
を算出した。
【0249】評価としては、 耐久前後で90%以上の転写維持率を維持したものにつ
いて 〇 耐久前後で80〜90%の転写維持率が低下したものに
ついて △ 耐久前後で80%以下に転写維持率が低下したものにつ
いて ×とした。
いて 〇 耐久前後で80〜90%の転写維持率が低下したものに
ついて △ 耐久前後で80%以下に転写維持率が低下したものにつ
いて ×とした。
【0250】耐久初期については、トナー表面に外添し
た外添剤により高転写率を示すが、耐久後においては、
外添剤のトナー表面への埋没によりトナー母体のドラム
への付着力が強調される。
た外添剤により高転写率を示すが、耐久後においては、
外添剤のトナー表面への埋没によりトナー母体のドラム
への付着力が強調される。
【0251】また耐久後の画像により画質の評価をし
た。
た。
【0252】〔実施例1乃至6及び比較例1乃至6〕上
記トナーa乃至h及び感光体A乃至Hを表6に示す組合
わせで用いて、上記評価方法に従って画出し評価を行っ
た。評価結果を表6に示す。
記トナーa乃至h及び感光体A乃至Hを表6に示す組合
わせで用いて、上記評価方法に従って画出し評価を行っ
た。評価結果を表6に示す。
【0253】
【表6】
【0254】〔重合トナーの製造例i〕イオン交換水7
10gに、0.1M−Na3 PO4 水溶液450gを投
入し、60℃に加温した後、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、12000rpmにて撹拌し
た。これに1.0M−CaCl2 水溶液68gを徐々に
添加し、Ca3 (PO4 )2 を含む水系媒体を得た。
10gに、0.1M−Na3 PO4 水溶液450gを投
入し、60℃に加温した後、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、12000rpmにて撹拌し
た。これに1.0M−CaCl2 水溶液68gを徐々に
添加し、Ca3 (PO4 )2 を含む水系媒体を得た。
【0255】 スチレン 180g 2−エチルヘキシルアクリレート 20g 疎水化処理磁性体 140g ニグロシン染料 4g スチレン−ブタジエンブロック共重合体(スチレン:ブタジエン85:15) 10g WAX−A 8g ジビニルベンゼン 0.5g
【0256】上記処方を70℃に加温し、TK式ホモミ
キサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpm
にて均一に溶解、分散した。これに、重合開始剤2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)7
gを溶解し、重合性単量体組成物を調製した。
キサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpm
にて均一に溶解、分散した。これに、重合開始剤2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)7
gを溶解し、重合性単量体組成物を調製した。
【0257】前記、水系媒体中に上記重合性単量体組成
物を投入し、70℃、N2 雰囲気下において、TK式ホ
モミキサーにて10000rpmで20分間撹拌し、重
合性単量体組成物を造粒した。その後、パドル撹拌翼で
撹拌しつつ、80℃に昇温し、10時間反応させた。
物を投入し、70℃、N2 雰囲気下において、TK式ホ
モミキサーにて10000rpmで20分間撹拌し、重
合性単量体組成物を造粒した。その後、パドル撹拌翼で
撹拌しつつ、80℃に昇温し、10時間反応させた。
【0258】重合反応終了後、減圧下で、一部水系媒体
を留去し、冷却し、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解
させた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径約8μ
mのシャープな着色懸濁粒子を得た。
を留去し、冷却し、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解
させた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径約8μ
mのシャープな着色懸濁粒子を得た。
【0259】得られた粒子100重量部に対して、疎水
性シリカ0.8重量部を外添し、懸濁重合トナーiを得
た。
性シリカ0.8重量部を外添し、懸濁重合トナーiを得
た。
【0260】〔重合トナーの製造例j乃至p〕重合トナ
ーの製造例iで用いた低融点ワックスAに代えて表7に
示す様に低融点ワックスB、C、E及びFをそれぞれ用
いて重合トナーj、k、m及びnを調製した。
ーの製造例iで用いた低融点ワックスAに代えて表7に
示す様に低融点ワックスB、C、E及びFをそれぞれ用
いて重合トナーj、k、m及びnを調製した。
【0261】重合トナーの製造例iで用いたスチレン−
ブタジエンブロック共重合体に代えてスチレン−ブタジ
エンランダム共重合体を用いて重合トナーlを調製し
た。
ブタジエンブロック共重合体に代えてスチレン−ブタジ
エンランダム共重合体を用いて重合トナーlを調製し
た。
【0262】重合トナーの製造例iにおける重合開始剤
及び重合温度を変えて分子量ピークの異なるトナーoを
調製した。
及び重合温度を変えて分子量ピークの異なるトナーoを
調製した。
【0263】重合トナーの製造例iで用いたスチレン−
ブタジエンブロック共重合体を除いて重合トナーpを調
製した。
ブタジエンブロック共重合体を除いて重合トナーpを調
製した。
【0264】重合トナーi乃至pの構成及び物性を表7
に示す。
に示す。
【0265】
【表7】
【0266】〔実施例7乃至11及び比較例7乃至1
3〕上記トナーi乃至p及び感光体A乃至C、E乃至G
及びIを表8に示す組合わせで用いて、実施例1で用い
たのと同様の評価方法に従って画出し評価を行った。評
価結果を表8に示す。
3〕上記トナーi乃至p及び感光体A乃至C、E乃至G
及びIを表8に示す組合わせで用いて、実施例1で用い
たのと同様の評価方法に従って画出し評価を行った。評
価結果を表8に示す。
【0267】
【表8】
【0268】〔重合トナーの製造例q〕イオン交換水7
10gに、0.1M−Na3 PO4 水溶液450gを投
入し、60℃に加温した後、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、12000rpmにて撹拌し
た。これに1.0M−CaCl2 水溶液68gを徐々に
添加し、Ca3 (PO4 )2 を含む水系媒体を得た。
10gに、0.1M−Na3 PO4 水溶液450gを投
入し、60℃に加温した後、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、12000rpmにて撹拌し
た。これに1.0M−CaCl2 水溶液68gを徐々に
添加し、Ca3 (PO4 )2 を含む水系媒体を得た。
【0269】 スチレン 180g 2−エチルヘキシルアクリレート 20g 疎水化処理磁性体 140g ジ−ter−ブチルサリチル酸金属化合物 1g ポリエステル樹脂(AV=12mgKOH/g) 6g WAX−A 8g ジビニルベンゼン 0.8g
【0270】上記処方を70℃に加温し、TK式ホモミ
キサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpm
にて均一に溶解、分散した。これに、重合開始剤2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)9
gを溶解し、重合性単量体組成物を調製した。
キサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpm
にて均一に溶解、分散した。これに、重合開始剤2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)9
gを溶解し、重合性単量体組成物を調製した。
【0271】前記、水系媒体中に上記重合性単量体組成
物を投入し、70℃、N2 雰囲気下において、TK式ホ
モミキサーにて10000rpmで20分間撹拌し、重
合性単量体組成物を造粒した。その後、パドル撹拌翼で
撹拌しつつ、80℃に昇温し、10時間反応させた。
物を投入し、70℃、N2 雰囲気下において、TK式ホ
モミキサーにて10000rpmで20分間撹拌し、重
合性単量体組成物を造粒した。その後、パドル撹拌翼で
撹拌しつつ、80℃に昇温し、10時間反応させた。
【0272】重合反応終了後、減圧下で、一部水系媒体
を留去し、冷却し、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解
させた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径約8μ
mの着色懸濁粒子を得た。
を留去し、冷却し、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解
させた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径約8μ
mの着色懸濁粒子を得た。
【0273】得られた粒子100重量部に対して、疎水
性シリカ0.8重量部を外添し、懸濁重合トナーqを得
た。
性シリカ0.8重量部を外添し、懸濁重合トナーqを得
た。
【0274】〔重合トナーの製造例r乃至x〕重合トナ
ーの製造例qで用いた酸価12mgKOH/gのポリエ
ステル樹脂に代えて、酸価5mgKOH/gのポリエス
テル樹脂を用い、さらに低融点ワックスAに代えて低融
点ワックスB及びCをそれぞれ用いて重合トナーr及び
sを調製した。重合トナーの製造例qで用いた酸価12
mgKOH/gのn−ブチルアクリレートメタクリル酸
共重合体を用いて重合トナーtを調製した。
ーの製造例qで用いた酸価12mgKOH/gのポリエ
ステル樹脂に代えて、酸価5mgKOH/gのポリエス
テル樹脂を用い、さらに低融点ワックスAに代えて低融
点ワックスB及びCをそれぞれ用いて重合トナーr及び
sを調製した。重合トナーの製造例qで用いた酸価12
mgKOH/gのn−ブチルアクリレートメタクリル酸
共重合体を用いて重合トナーtを調製した。
【0275】重合トナーの製造例qで用いた酸価12m
gKOH/gのポリエステル樹脂に代えて、酸価35m
gKOH/gのポリエステル樹脂を用いて重合トナーu
を調製した。
gKOH/gのポリエステル樹脂に代えて、酸価35m
gKOH/gのポリエステル樹脂を用いて重合トナーu
を調製した。
【0276】重合トナーの製造例qで用いた低融点ワッ
クスAに代えて、低融点ワックスFを用いて重合トナー
vを調製した。
クスAに代えて、低融点ワックスFを用いて重合トナー
vを調製した。
【0277】重合トナーの製造例qにおける重合開始剤
及び重合温度を変えて分子量ピークの異なるトナーw及
びxをそれぞれ調製した。
及び重合温度を変えて分子量ピークの異なるトナーw及
びxをそれぞれ調製した。
【0278】重合トナーq乃至xの構成及び物性を表9
に示す。
に示す。
【0279】
【表9】
【0280】〔実施例12乃至17及び比較例14乃至
20〕上記トナーq乃至x及び感光体A乃至Iを表10
に示す組合わせで用いて、実施例1で用いたのと同様の
評価方法に従って画出し評価を行った。評価結果を表1
0に示す。
20〕上記トナーq乃至x及び感光体A乃至Iを表10
に示す組合わせで用いて、実施例1で用いたのと同様の
評価方法に従って画出し評価を行った。評価結果を表1
0に示す。
【0281】
【表10】
【0282】〔重合トナーの製造例l〕イオン交換水7
10gに、0.1M−Na3 PO4 水溶液450gを投
入し、60℃に加温した後、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、12000rpmにて撹拌し
た。これに1.0M−CaCl2 水溶液68gを徐々に
添加し、Ca3 (PO4 )2 を含む水系媒体を得た。
10gに、0.1M−Na3 PO4 水溶液450gを投
入し、60℃に加温した後、TK式ホモミキサー(特殊
機化工業製)を用いて、12000rpmにて撹拌し
た。これに1.0M−CaCl2 水溶液68gを徐々に
添加し、Ca3 (PO4 )2 を含む水系媒体を得た。
【0283】 スチレン 165g n−ブチルアクリレート 35g 銅フタロシアニンブルー 10g t−ブチルサリチル酸化合物 1.5g ポリエステル樹脂(Av=9mgKOH/g) 3g スチレン−ブタジエンブロック(スチレン:ブタジエン85:15)共重合体 6g WAX−A 7g
【0284】上記処方を70℃に加温し、TK式ホモミ
キサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpm
にて均一に溶解、分散した。これに、重合開始剤2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)1
2gを溶解し、重合性単量体組成物を調製した。
キサー(特殊機化工業製)を用いて、12000rpm
にて均一に溶解、分散した。これに、重合開始剤2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)1
2gを溶解し、重合性単量体組成物を調製した。
【0285】前記、水系媒体中に上記重合性単量体組成
物を投入し、70℃、N2 雰囲気下において、TK式ホ
モミキサーにて10000rpmで20分間撹拌し、重
合性単量体組成物を造粒した。その後、パドル撹拌翼で
撹拌しつつ、80℃に昇温し、10時間反応させた。
物を投入し、70℃、N2 雰囲気下において、TK式ホ
モミキサーにて10000rpmで20分間撹拌し、重
合性単量体組成物を造粒した。その後、パドル撹拌翼で
撹拌しつつ、80℃に昇温し、10時間反応させた。
【0286】重合反応終了後、減圧下で、一部水系媒体
を留去し、冷却し、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解
させた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径約8μ
mのシャープな着色懸濁粒子を得た。
を留去し、冷却し、塩酸を加えリン酸カルシウムを溶解
させた後、ろ過、水洗、乾燥をして、重量平均径約8μ
mのシャープな着色懸濁粒子を得た。
【0287】得られた粒子100重量部に対して、疎水
性シリカ0.8重量部を外添し、懸濁重合トナーlを得
た。
性シリカ0.8重量部を外添し、懸濁重合トナーlを得
た。
【0288】〔重合トナー製造例2乃至9〕重合トナー
製造例1で用いた酸価9mgKOH/gのポリエステル
樹脂に代えて酸価5mgKOHのポリエステル樹脂を用
い、さらに低融点ワックスAに代えて低融点ワックスB
を用いて重合トナー2を調製した。
製造例1で用いた酸価9mgKOH/gのポリエステル
樹脂に代えて酸価5mgKOHのポリエステル樹脂を用
い、さらに低融点ワックスAに代えて低融点ワックスB
を用いて重合トナー2を調製した。
【0289】重合トナー製造例1で用いたスチレンブタ
ジエンブロック共重合体の使用量を7gに代え、さらに
低融点ワックスAに代えて低融点ワックスCを用いて重
合トナー3を調製した。
ジエンブロック共重合体の使用量を7gに代え、さらに
低融点ワックスAに代えて低融点ワックスCを用いて重
合トナー3を調製した。
【0290】重合トナー製造例1で用いたスチレン−ブ
タジエンブロック共重合体に代えて、スチレン−ブタジ
エンランダム共重合体を用いて重合トナー4を調製し
た。
タジエンブロック共重合体に代えて、スチレン−ブタジ
エンランダム共重合体を用いて重合トナー4を調製し
た。
【0291】重合トナー製造例1で用いたスチレン−ブ
タジエンブロック共重合体を用いず、さらに酸価9mg
KOH/gのポリエステル樹脂に代えて酸価35mgK
OH/gのポリエステル樹脂を用いて重合トナー5を調
製した。
タジエンブロック共重合体を用いず、さらに酸価9mg
KOH/gのポリエステル樹脂に代えて酸価35mgK
OH/gのポリエステル樹脂を用いて重合トナー5を調
製した。
【0292】重合トナー製造例1で用いたポリエステル
樹脂を用いずに重合トナー6を調製した。
樹脂を用いずに重合トナー6を調製した。
【0293】重合トナー製造例1で用いた低融点ワック
スAに代えて、低融点ワックスEを用いて重合トナー7
を調製した。
スAに代えて、低融点ワックスEを用いて重合トナー7
を調製した。
【0294】重合トナー製造例1において、重合開始剤
及び重合温度を変えて重合トナー8を調製した。
及び重合温度を変えて重合トナー8を調製した。
【0295】重合トナー製造例1で用いたポリエステル
樹脂及びスチレン−ブタジエンブロック共重合体を除い
て重合トナー9を調製した。重合トナ1乃至9の構成及
び物性を表11に示す。
樹脂及びスチレン−ブタジエンブロック共重合体を除い
て重合トナー9を調製した。重合トナ1乃至9の構成及
び物性を表11に示す。
【0296】
【表11】
【0297】〔実施例18乃至23及び比較例21乃至
26〕上記トナー1乃至9及び感光体A乃至Iを表12
に示す組合せわで用いて、実施例1で用いたのと同様の
評価方法に従って画出し評価を行った。評価結果を表1
2に示す。
26〕上記トナー1乃至9及び感光体A乃至Iを表12
に示す組合せわで用いて、実施例1で用いたのと同様の
評価方法に従って画出し評価を行った。評価結果を表1
2に示す。
【0298】
【表12】
【0299】
【発明の効果】本発明は、少なくとも導電性支持体及び
電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有する感光層を
有している電子写真感光体を使用して潜像画像を形成
し、該潜像画像を現像剤を用いて顕像化し転写材に転写
形成する画像形成方法において、該電子写真感光体の表
面層にはフッ素原子及び/あるいは珪素原子を有する物
質が存在し、かつXPS測定による該フッ素原子及び該
珪素原子と炭素原子との比が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し;該トナーは、水性懸濁重合法により直接的に
得られた、少なくとも着色剤、極性成分を有する樹脂及
び低融点ワックスを含有するトナーであり;或いは、該
トナーは、重合性単量体、着色剤、低融点ワックス及び
(i)スチレン−ブタジエン樹脂(共重合比、スチレ
ン:ブタジエン=95:5〜65:35)、(ii)ポ
リエステル樹脂又は(iii)スチレン−ブタジエン樹
脂(共重合比、スチレン:ブタジエン=95:5〜6
5:35)及びポリエステル樹脂を有する重合性単量体
組成物を使用して水性懸濁重合法により直接的に得られ
たトナーであり;該低融点ワックスは、示差走査熱量計
により測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピーク
の半値幅が10℃以上であり、かつ該トナーを構成する
樹脂成分は、GPCによる分子量分布において、分子量
ピークの少なくとも1つが、分子量5,000乃至5
0,000の範囲にあるため、トナーは優れた定着性を
有しており、さらに、トナーが優れた定着性を有してい
ることで、電子写真感光体に対して比較的強い付着力を
有していても、感光体の表面層は、フッ素原子又はケイ
素原子が特定量存在していることから、感光体の表面は
表面エネルギーが低く、よって良好な転写性が得られ、
かつクリーニング性に優れ、耐久後において優れた画質
をクリーニング不良が生じることなく良好に得ることが
出来る。
電荷発生層及び電荷輸送層の積層構造を有する感光層を
有している電子写真感光体を使用して潜像画像を形成
し、該潜像画像を現像剤を用いて顕像化し転写材に転写
形成する画像形成方法において、該電子写真感光体の表
面層にはフッ素原子及び/あるいは珪素原子を有する物
質が存在し、かつXPS測定による該フッ素原子及び該
珪素原子と炭素原子との比が下記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し;該トナーは、水性懸濁重合法により直接的に
得られた、少なくとも着色剤、極性成分を有する樹脂及
び低融点ワックスを含有するトナーであり;或いは、該
トナーは、重合性単量体、着色剤、低融点ワックス及び
(i)スチレン−ブタジエン樹脂(共重合比、スチレ
ン:ブタジエン=95:5〜65:35)、(ii)ポ
リエステル樹脂又は(iii)スチレン−ブタジエン樹
脂(共重合比、スチレン:ブタジエン=95:5〜6
5:35)及びポリエステル樹脂を有する重合性単量体
組成物を使用して水性懸濁重合法により直接的に得られ
たトナーであり;該低融点ワックスは、示差走査熱量計
により測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピーク
の半値幅が10℃以上であり、かつ該トナーを構成する
樹脂成分は、GPCによる分子量分布において、分子量
ピークの少なくとも1つが、分子量5,000乃至5
0,000の範囲にあるため、トナーは優れた定着性を
有しており、さらに、トナーが優れた定着性を有してい
ることで、電子写真感光体に対して比較的強い付着力を
有していても、感光体の表面層は、フッ素原子又はケイ
素原子が特定量存在していることから、感光体の表面は
表面エネルギーが低く、よって良好な転写性が得られ、
かつクリーニング性に優れ、耐久後において優れた画質
をクリーニング不良が生じることなく良好に得ることが
出来る。
【図1】昇温時のDSC曲線の吸熱ピーク部分を示す図
である。
である。
【図2】昇温時のDSC曲線の吸熱ピーク部分を示す図
である。
である。
【図3】昇温時のDSC曲線の吸熱ピーク部分を示す図
である。
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/08 13/00 G03G 9/08 331 365 (72)発明者 千葉 建彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (25)
- 【請求項1】 少なくとも導電性支持体、及び電荷発生
層及び電荷輸送層の積層構造を有する感光層を有してい
る電子写真感光体を使用して潜像画像を形成し、該潜像
画像をトナーを有する現像剤を用いて顕像化し転写材に
転写形成する画像形成方法において、 該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/ある
いは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測定に
よる該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比が下
記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、 該トナーは、懸濁重合法により直接的に得られた、少な
くとも着色剤、極性成分を有する樹脂及び低融点ワック
スを含有するトナーであり、該低融点ワックスは、示差
走査熱量計により測定されるDSC曲線で昇温時の最大
吸熱ピークの半値幅が10℃以上であり、かつ該トナー
を構成する樹脂成分は、GPCによる分子量分布におい
て、分子量ピークの少なくとも1つが、分子量5,00
0乃至50,000の範囲にあることを特徴とする画像
形成方法。 - 【請求項2】 該電子写真感光体の表面層は、ポリカー
ボネートを含有することを特徴とする請求項1記載の画
像形成方法。 - 【請求項3】 該電子写真感光体の表面層は、非対称性
ジオールを用いて合成されるポリカーボネートを含有す
ることを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。 - 【請求項4】 該電子写真感光体は感光層上に保護層を
有しており、該保護層は、ポリカーボネートを含有する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。 - 【請求項5】 少なくとも導電性支持体、及び電荷発生
層及び電荷輸送層の積層構造を有する感光層を有してい
る電子写真感光体を使用して潜像画像を形成し、該潜像
画像をトナーを有する現像剤を用いて顕像化し転写材に
転写形成する画像形成方法において、 該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/ある
いは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測定に
よる該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比が下
記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、 該トナーは、少なくとも重合性単量体、着色剤、低融点
ワックス及びスチレン−ブタジエン樹脂を有する重合性
単量体組成物を使用して懸濁重合法により直接的に得ら
れたトナーであり、該スチレン−ブタジエン樹脂の共重
合比(スチレン:ブタジエン)が95:5乃至65:3
5であり、該低融点ワックスは、示差走査熱量計により
測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半値
幅が10℃以上であり、かつ該トナーを構成する樹脂成
分は、GPCによる分子量分布において、分子量ピーク
の少なくとも1つが、分子量5,000乃至50,00
0の範囲にあることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項6】 該スチレン−ブタジエン樹脂がブロック
共重合であることを特徴とする請求項5記載の画像形成
方法。 - 【請求項7】 該スチレン−ブタジエン樹脂の含有量が
トナー100重量部に対して0.1重量部以上10重量
部以下であることを特徴とする請求項5記載の画像形成
方法。 - 【請求項8】 該電子写真感光体の表面層は、ポリカー
ボネートを含有することを特徴とする請求項5記載の画
像形成方法。 - 【請求項9】 該電子写真感光体の表面層は、非対称性
ジオールを用いて合成されるポリカーボネートを含有す
ることを特徴とする請求項5記載の画像形成方法。 - 【請求項10】 該電子写真感光体は、感光層上に保護
層を有しており、かつ該保護層は、ポリカーボネートを
含有することを特徴とする請求項5記載の画像形成方
法。 - 【請求項11】 少なくとも導電性支持体、及び電荷発
生層及び電荷輸送層の積層構造を有する感光層を有して
いる電子写真感光体を使用して潜像画像を形成し、該潜
像画像をトナーを有する現像剤を用いて顕像化し転写材
に転写形成する画像形成方法において、 該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/ある
いは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測定に
よる該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比が下
記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、 該トナーは、少なくとも重合性単量体、着色剤、低融点
ワックス及びポリエステル樹脂を有する重合性単量体組
成物を使用して懸濁重合法により直接的に得られたトナ
ーであり、該低融点ワックスは、示差走査熱量計により
測定されるDSC曲線で昇温時の最大吸熱ピークの半値
幅が10℃以上であり、かつ該トナーを構成する樹脂成
分は、GPCによる分子量分布において、分子量ピーク
の少なくとも1つが、分子量5,000乃至50,00
0の範囲にあることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項12】 該ポリエステル樹脂の含有量がトナー
100重量部に対して0.1重量部以上10重量部以下
であることを特徴とする請求項11記載の画像形成方
法。 - 【請求項13】 該ポリエステル樹脂の酸価が30mg
KOH/g以下であることを特徴とする請求項11記載
の画像形成方法。 - 【請求項14】 該ポリエステル樹脂がビニル系単量体
により変性されていることを特徴とする請求項11記載
の画像形成方法。 - 【請求項15】 該電子写真感光体の表面層は、ポリカ
ーボネートを含有することを特徴とする請求項11記載
の画像形成方法。 - 【請求項16】 該電子写真感光体の表面層は、非対称
性ジオールを用いて合成されるポリカーボネートを含有
することを特徴とする請求項11記載の画像形成方法。 - 【請求項17】 該電子写真感光体は、感光層上に保護
層を有しており、かつ該保護層は、ポリカーボネートを
含有することを特徴とする請求項11記載の画像形成方
法。 - 【請求項18】 少なくとも導電性支持体、及び電荷発
生層及び電荷輸送層の積層構造を有する感光層を有して
いる電子写真感光体を使用して潜像画像を形成し、該潜
像画像をトナーを有する現像剤を用いて顕像化し転写材
に転写形成する画像形成方法において、 該電子写真感光体の表面層には、フッ素原子及び/ある
いは珪素原子を有する物質が存在し、かつXPS測定に
よる該フッ素原子及び該珪素原子と炭素原子との比が下
記条件 フッ素原子/炭素原子(F/C)=0.01〜1.00 珪素原子/炭素原子(Si/C)=0.03〜1.00 を満足し、 該トナーは、少なくとも重合性単量体、着色剤、低融点
ワックス、スチレン−ブタジエン樹脂及びポリエステル
樹脂を有する重合性単量体組成物を使用して懸濁重合法
により直接的に得られたトナーであり、該スチレン−ブ
タジエン樹脂の共重合比(スチレン:ブタジエン)が9
5:5乃至65:35であり、該低融点ワックスは、示
差走査熱量計により測定されるDSC曲線で昇温時の最
大吸熱ピークの半値幅が10℃以上であり、かつ該トナ
ーを構成する樹脂成分は、GPCによる分子量分布にお
いて、分子量ピークの少なくとも1つが、分子量5,0
00乃至50,000の範囲にあることを特徴とする画
像形成方法。 - 【請求項19】 該スチレン−ブタジエン樹脂と該ポリ
エステル樹脂の含有量の和がトナー100重量部に対し
て0.1重量部以上10重量部以下であることを特徴と
する請求項18記載の画像形成方法。 - 【請求項20】 該スチレン−ブタジエン樹脂がブロッ
ク共重合であることを特徴とする請求項18記載の画像
形成方法。 - 【請求項21】 該ポリエステル樹脂の酸価が30以下
であることを特徴とする請求項18記載の画像形成方
法。 - 【請求項22】 該ポリエステル樹脂がビニル系単量体
により変性されていることを特徴とする請求項18記載
の画像形成方法。 - 【請求項23】 該電子写真感光体の表面層は、ポリカ
ーボネートを含有することを特徴とする請求項18記載
の画像形成方法。 - 【請求項24】 該電子写真感光体の表面層は、非対称
性ジオールを用いて合成されるポリカーボネートを含有
することを特徴とする請求項18記載の画像形成方法。 - 【請求項25】 該電子写真感光体は、感光層上に保護
層を有しており、かつ該保護層は、ポリカーボネートを
含有することを特徴とする請求項18記載の画像形成方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5319321A JPH07175253A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5319321A JPH07175253A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 画像形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07175253A true JPH07175253A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18108896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5319321A Withdrawn JPH07175253A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07175253A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000181141A (ja) * | 1998-10-05 | 2000-06-30 | Sekisui Chem Co Ltd | トナ―用樹脂組成物及びトナ― |
| JP2002323785A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
| JP2006330408A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Canon Inc | トナー、画像形成方法、プロセスカートリッジ及び現像ユニット |
| WO2010047418A1 (en) * | 2008-10-23 | 2010-04-29 | Ricoh Company, Ltd. | Electrostatic image developing toner and two-component developer |
| JP2012163800A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 静電荷像現像用トナー |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5319321A patent/JPH07175253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000181141A (ja) * | 1998-10-05 | 2000-06-30 | Sekisui Chem Co Ltd | トナ―用樹脂組成物及びトナ― |
| JP2002323785A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
| JP2006330408A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Canon Inc | トナー、画像形成方法、プロセスカートリッジ及び現像ユニット |
| WO2010047418A1 (en) * | 2008-10-23 | 2010-04-29 | Ricoh Company, Ltd. | Electrostatic image developing toner and two-component developer |
| JP2012163800A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 静電荷像現像用トナー |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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