JPH07175330A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH07175330A JPH07175330A JP31977493A JP31977493A JPH07175330A JP H07175330 A JPH07175330 A JP H07175330A JP 31977493 A JP31977493 A JP 31977493A JP 31977493 A JP31977493 A JP 31977493A JP H07175330 A JPH07175330 A JP H07175330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive drum
- squeeze
- developer
- image forming
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現像後の画像を乱すことなく安価な画像形成
を可能とし、しかも常に安定な高精細且つ高品位の作像
を可能とする。 【構成】 余剰現像剤除去機構部として、現像ローラ5
3と後述の転写ローラ11との間に、感光体ドラム1と
微小ギャップをもって近接するスクイズ部材であるスク
イズローラ6を設け、このスクイズローラ6の表面上
に、濡れ性の低いいわゆるPTFE系やPFA系のフッ
素系樹脂に導電剤であるカーボン等を含有させたもので
被覆処理を施して形成し構成する。
を可能とし、しかも常に安定な高精細且つ高品位の作像
を可能とする。 【構成】 余剰現像剤除去機構部として、現像ローラ5
3と後述の転写ローラ11との間に、感光体ドラム1と
微小ギャップをもって近接するスクイズ部材であるスク
イズローラ6を設け、このスクイズローラ6の表面上
に、濡れ性の低いいわゆるPTFE系やPFA系のフッ
素系樹脂に導電剤であるカーボン等を含有させたもので
被覆処理を施して形成し構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の画像形
成装置に関するものであり、特に感光体ドラムを用いた
画像形成装置の改良に関するものである。
成装置に関するものであり、特に感光体ドラムを用いた
画像形成装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種プリンタや複写機等におい
て、画像形成のための方式として、電子写真プロセス
(いわゆるカールソンプロセス)が広く採用されてい
る。この電子写真プロセスは、帯電、露光、現像(乾式
現像または湿式現像)、転写、定着等の作像プロセスを
経て記録紙上に画像を形成するもので、例えば湿式現像
法によれば、銀塩写真に匹敵する解像度、階調を得るこ
とが可能である。
て、画像形成のための方式として、電子写真プロセス
(いわゆるカールソンプロセス)が広く採用されてい
る。この電子写真プロセスは、帯電、露光、現像(乾式
現像または湿式現像)、転写、定着等の作像プロセスを
経て記録紙上に画像を形成するもので、例えば湿式現像
法によれば、銀塩写真に匹敵する解像度、階調を得るこ
とが可能である。
【0003】ところで、上述の電子写真プロセスにより
画像形成を行う画像形成装置においては、一連の作像プ
ロセスを連続的に行うために、感光体をドラム状とする
ドラム方式と、ベルト状とするベルト方式のものが知ら
れている。
画像形成を行う画像形成装置においては、一連の作像プ
ロセスを連続的に行うために、感光体をドラム状とする
ドラム方式と、ベルト状とするベルト方式のものが知ら
れている。
【0004】前者は、感光体として、Se系感光材料
(例えばSe−Te)を表面に蒸着したアルミニウムド
ラムや有機光導電体をコーティングしたアルミニウムド
ラム等を用いるもので、回転駆動される感光体ドラムに
対して帯電、露光、現像、転写等の工程を行うものであ
る。一方、後者は、有機光導電体(オーガニック・フォ
ト・コンダクタ)等のベルトを用いるもので、ローラに
よって走行されるベルト状感光体に対して同様の工程を
行うものである。
(例えばSe−Te)を表面に蒸着したアルミニウムド
ラムや有機光導電体をコーティングしたアルミニウムド
ラム等を用いるもので、回転駆動される感光体ドラムに
対して帯電、露光、現像、転写等の工程を行うものであ
る。一方、後者は、有機光導電体(オーガニック・フォ
ト・コンダクタ)等のベルトを用いるもので、ローラに
よって走行されるベルト状感光体に対して同様の工程を
行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のドラ
ム方式により画像形成を行う場合では、その現像方法と
して、常温において液体状の現像剤や、常温においては
固体であり、加熱することで溶融し、更に冷却すること
で固体に戻る性質を有する固形化現像剤を用いた湿式現
像法が行われている。従って、このドラム方式は、常温
において粉末状の固体である現像剤を用いた乾式現像法
により現像して画像形成を行う場合と比較して、現像剤
中のトナー分子が小さいために画像がきめ細かく、画像
品質が優れているという利点を有する。実際、この湿式
現像法によれば、銀塩写真に匹敵する解像度及び階調を
得ることが可能であり、現像剤の保存安定性や取り扱い
性等の点でも非常に優れたものである。
ム方式により画像形成を行う場合では、その現像方法と
して、常温において液体状の現像剤や、常温においては
固体であり、加熱することで溶融し、更に冷却すること
で固体に戻る性質を有する固形化現像剤を用いた湿式現
像法が行われている。従って、このドラム方式は、常温
において粉末状の固体である現像剤を用いた乾式現像法
により現像して画像形成を行う場合と比較して、現像剤
中のトナー分子が小さいために画像がきめ細かく、画像
品質が優れているという利点を有する。実際、この湿式
現像法によれば、銀塩写真に匹敵する解像度及び階調を
得ることが可能であり、現像剤の保存安定性や取り扱い
性等の点でも非常に優れたものである。
【0006】ところで、上述のように、高画像品質を得
るために湿式現像法を用いてドラム方式により画像形成
を行う場合、現像工程が終了して上記感光体ドラムが現
像部から離れる際に、この感光体ドラムの表面状態や、
該感光体ドラムと当接して現像剤を供給する上記現像部
構成要素の現像ローラの表面状態、現像剤の粘性及び表
面張力等の要因によって、余剰現像剤(主に現像剤中の
溶媒であるキャリア液)が上記感光体ドラムの表面上に
滞留して地汚れやムラが発生し、後続の転写工程にも悪
影響を与えることとなる。
るために湿式現像法を用いてドラム方式により画像形成
を行う場合、現像工程が終了して上記感光体ドラムが現
像部から離れる際に、この感光体ドラムの表面状態や、
該感光体ドラムと当接して現像剤を供給する上記現像部
構成要素の現像ローラの表面状態、現像剤の粘性及び表
面張力等の要因によって、余剰現像剤(主に現像剤中の
溶媒であるキャリア液)が上記感光体ドラムの表面上に
滞留して地汚れやムラが発生し、後続の転写工程にも悪
影響を与えることとなる。
【0007】また、画像明部においても、現像に寄与し
なかったトナー粒子が僅かでも上記余剰現像剤中に残存
していると、これがいわゆるカブリとなって転写現像に
も現れてしまうこととなる。
なかったトナー粒子が僅かでも上記余剰現像剤中に残存
していると、これがいわゆるカブリとなって転写現像に
も現れてしまうこととなる。
【0008】上述の問題に対処するためには、上記余剰
現像剤を除去する手段が必要である。そこで、従来で
は、上記感光体ドラムの表面上にドクターブレード等の
板状部材の端部を当接させて上記余剰現像剤をかき取る
方法や、上記感光体ドラムの表面上にローラ部材を圧接
させて上記余剰現像剤を絞り取る方法、上記感光体ドラ
ムの表面上にコロナ放電を与えて上記トナー粒子の微粒
子帯電を中和させた後に拭き取る方法、上記感光体ドラ
ムの表面上に空気ジェットを吹きかけて上記余剰現像剤
を除去する方法等が案出されている。
現像剤を除去する手段が必要である。そこで、従来で
は、上記感光体ドラムの表面上にドクターブレード等の
板状部材の端部を当接させて上記余剰現像剤をかき取る
方法や、上記感光体ドラムの表面上にローラ部材を圧接
させて上記余剰現像剤を絞り取る方法、上記感光体ドラ
ムの表面上にコロナ放電を与えて上記トナー粒子の微粒
子帯電を中和させた後に拭き取る方法、上記感光体ドラ
ムの表面上に空気ジェットを吹きかけて上記余剰現像剤
を除去する方法等が案出されている。
【0009】しかしながら、上述の方法では、いずれも
上記余剰現像剤の除去効果が不十分であり、しかも上記
余剰現像剤の除去行為により現像された画像が乱れてし
まうことが多い。更に、板状部材やローラ部材を用いる
方法では、十分な上記余剰現像剤の除去効果を得るため
には、上記感光体ドラムとの間の圧接状態(圧力等)を
極めて高精度で制御する必要があるという問題がある。
従って、現在では、満足な上記余剰現像剤の除去効果を
得ることは非常に困難である。
上記余剰現像剤の除去効果が不十分であり、しかも上記
余剰現像剤の除去行為により現像された画像が乱れてし
まうことが多い。更に、板状部材やローラ部材を用いる
方法では、十分な上記余剰現像剤の除去効果を得るため
には、上記感光体ドラムとの間の圧接状態(圧力等)を
極めて高精度で制御する必要があるという問題がある。
従って、現在では、満足な上記余剰現像剤の除去効果を
得ることは非常に困難である。
【0010】本発明は、上述の様々な課題に鑑みて提案
されたものであり、現像後の画像を乱すことなく安価な
画像形成を可能とし、しかも常に安定な高精細且つ高品
位の作像を可能とする画像形成装置を提供することを目
的とする。
されたものであり、現像後の画像を乱すことなく安価な
画像形成を可能とし、しかも常に安定な高精細且つ高品
位の作像を可能とする画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、感光体ドラム
と、この感光体ドラムの周面近傍位置に少なくとも帯電
部,露光部及び現像部とを有する作像プロセス部を備え
てなる画像形成装置において、上記感光体ドラムの表面
上に濡れ性の低い樹脂に導電剤が含有された材料により
表面処理が施されたスクイズ部材を有し、現像工程終了
後、転写工程を行う前に、前記スクイズ部材が感光体ド
ラムの表面上に存在する余剰現像剤を除去するように構
成する。
と、この感光体ドラムの周面近傍位置に少なくとも帯電
部,露光部及び現像部とを有する作像プロセス部を備え
てなる画像形成装置において、上記感光体ドラムの表面
上に濡れ性の低い樹脂に導電剤が含有された材料により
表面処理が施されたスクイズ部材を有し、現像工程終了
後、転写工程を行う前に、前記スクイズ部材が感光体ド
ラムの表面上に存在する余剰現像剤を除去するように構
成する。
【0012】この場合、スクイズ部材に、感光体ドラム
を基準電位とする直流または交流のバイアス電圧を印加
するように構成してもよい。
を基準電位とする直流または交流のバイアス電圧を印加
するように構成してもよい。
【0013】また、この場合、上記スクイズ部材を、バ
ネ状の支持体を有し、軸部を中心として回転可能に設け
られてなるスクイズローラより構成してもよい。
ネ状の支持体を有し、軸部を中心として回転可能に設け
られてなるスクイズローラより構成してもよい。
【0014】さらに、スクイズローラに、このスクイズ
ローラにより感光体ドラムの表面上から除去された余剰
現像剤をこのスクイズローラの表面上から回収する回収
部材を設けて構成してもよい。
ローラにより感光体ドラムの表面上から除去された余剰
現像剤をこのスクイズローラの表面上から回収する回収
部材を設けて構成してもよい。
【0015】また、この場合、上記スクイズ部材を、バ
ネ状の支持体を有する板状部材より構成してもよい。
ネ状の支持体を有する板状部材より構成してもよい。
【0016】ここで、スクイズ部材を、上記感光体ドラ
ムの表面上に当接させて設けて構成してもよい。
ムの表面上に当接させて設けて構成してもよい。
【0017】また、上記スクイズ部材を、上記感光体ド
ラムの表面と微小距離を隔てて設けて構成してもよい。
ラムの表面と微小距離を隔てて設けて構成してもよい。
【0018】
【作用】本発明に係る画像形成装置においては、現像工
程終了後、転写工程を行う前に、感光部材である感光体
ドラムの表面上に設けられているスクイズ部材によって
この感光体ドラムの表面上に存在する余剰現像剤が除去
されるので、上記感光体ドラムの表面上の余剰現像剤は
ほぼ無視し得る程の量となり、しかも現像工程後におい
て上記感光体ドラムに発生しがちな地汚れやムラがほぼ
完全に防止され、後続の転写工程に対する悪影響がほぼ
皆無となる。
程終了後、転写工程を行う前に、感光部材である感光体
ドラムの表面上に設けられているスクイズ部材によって
この感光体ドラムの表面上に存在する余剰現像剤が除去
されるので、上記感光体ドラムの表面上の余剰現像剤は
ほぼ無視し得る程の量となり、しかも現像工程後におい
て上記感光体ドラムに発生しがちな地汚れやムラがほぼ
完全に防止され、後続の転写工程に対する悪影響がほぼ
皆無となる。
【0019】しかも、上記スクイズ部材には濡れ性の低
いフッ素系等の樹脂により表面処理が施されているの
で、このスクイズ部材の表面では、上記感光体ドラムの
表面上と比較して、表面上に付着する余剰現像剤の接触
面積が小さくなる。従って、上記感光体ドラムと上記ス
クイズ部材との当接(または近接)部分の余剰現像剤の
上記スクイズ部材側のメニスカスが大きくならずにこの
余剰現像剤が回収されることとなり、更にこのスクイズ
部材と上記感光体ドラムまたはこの感光体ドラム表面上
の現像剤との摩擦力が減少して画像が乱され難くなる。
いフッ素系等の樹脂により表面処理が施されているの
で、このスクイズ部材の表面では、上記感光体ドラムの
表面上と比較して、表面上に付着する余剰現像剤の接触
面積が小さくなる。従って、上記感光体ドラムと上記ス
クイズ部材との当接(または近接)部分の余剰現像剤の
上記スクイズ部材側のメニスカスが大きくならずにこの
余剰現像剤が回収されることとなり、更にこのスクイズ
部材と上記感光体ドラムまたはこの感光体ドラム表面上
の現像剤との摩擦力が減少して画像が乱され難くなる。
【0020】さらに、上記スクイズ部材に施す表面処理
に用いる材料中には導電剤であるカーボン等が含有され
ているため、このスクイズ部材の表面は良導電性とされ
ている。従って、フッ素系等の樹脂の高絶縁性により電
気的に現像済み画像が乱されることが防止されることと
なる。
に用いる材料中には導電剤であるカーボン等が含有され
ているため、このスクイズ部材の表面は良導電性とされ
ている。従って、フッ素系等の樹脂の高絶縁性により電
気的に現像済み画像が乱されることが防止されることと
なる。
【0021】さらに、この場合、このスクイズ部材の表
面は良導電性とされているために上記スクイズ部材に感
光体ドラムを基準電位とする直流または交流のバイアス
電圧を印加することが可能となり、このバイアス電圧を
調節することで、現像過程において感光体ドラム上の現
像剤中の帯電トナー粒子の付着力を増大させて現像を確
実なものとしたり、現像後に上記感光体ドラム上の余剰
現像剤中の帯電トナー粒子と取り除いたりすることが可
能となる。
面は良導電性とされているために上記スクイズ部材に感
光体ドラムを基準電位とする直流または交流のバイアス
電圧を印加することが可能となり、このバイアス電圧を
調節することで、現像過程において感光体ドラム上の現
像剤中の帯電トナー粒子の付着力を増大させて現像を確
実なものとしたり、現像後に上記感光体ドラム上の余剰
現像剤中の帯電トナー粒子と取り除いたりすることが可
能となる。
【0022】また、スクイズ部材を、バネ状の支持体を
有して軸部を中心として回転可能に設けられてなるロー
ラ部材とし、このバネ状の支持体の弾発力を調節して上
記感光体ドラムとこのローラ部材との当接(または近
接)状態を適宜に変化させることで、上記感光体ドラム
上の余剰現像剤が確実に除去されることとなる。
有して軸部を中心として回転可能に設けられてなるロー
ラ部材とし、このバネ状の支持体の弾発力を調節して上
記感光体ドラムとこのローラ部材との当接(または近
接)状態を適宜に変化させることで、上記感光体ドラム
上の余剰現像剤が確実に除去されることとなる。
【0023】更にまた、上記スクイズ部材をバネ状の支
持体を有する板状部材とし、このバネ状の支持体の弾発
力を調節して上記感光体ドラムとこの板状部材との当接
(または近接)状態を適宜に変化させることで、上記感
光体ドラム上の余剰現像剤が確実に除去されることとな
る。
持体を有する板状部材とし、このバネ状の支持体の弾発
力を調節して上記感光体ドラムとこの板状部材との当接
(または近接)状態を適宜に変化させることで、上記感
光体ドラム上の余剰現像剤が確実に除去されることとな
る。
【0024】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的ないくつかの
実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】先ず、第1実施例に係る画像形成装置につ
いて述べる。この画像形成装置は、図1に示すように、
外筐であるプリンタ本体内に、感光体ドラム1や、帯電
チャージャ(帯電部)2、レーザ光学系(露光部)3、
現像部(現像装置)4からなる作像プロセス部、除電ラ
ンプ5、スクイズ部材であるスクイズローラ6及び吸収
部材7よりなる余剰現像剤除去機構部、クリーニングブ
レード8よりなるクリーニング機構、さらには転写機構
部を内蔵してなるものである。
いて述べる。この画像形成装置は、図1に示すように、
外筐であるプリンタ本体内に、感光体ドラム1や、帯電
チャージャ(帯電部)2、レーザ光学系(露光部)3、
現像部(現像装置)4からなる作像プロセス部、除電ラ
ンプ5、スクイズ部材であるスクイズローラ6及び吸収
部材7よりなる余剰現像剤除去機構部、クリーニングブ
レード8よりなるクリーニング機構、さらには転写機構
部を内蔵してなるものである。
【0026】上記プリンタ本体には、単数若しくは複数
の給紙カセット、本例では用紙サイズの異なる2つの給
紙カセットが着脱自在に装填され、各給紙カセットにセ
ットされた転写シート上に現像剤画像が形成されること
になる。
の給紙カセット、本例では用紙サイズの異なる2つの給
紙カセットが着脱自在に装填され、各給紙カセットにセ
ットされた転写シート上に現像剤画像が形成されること
になる。
【0027】ここで、転写シートとして使用できる材料
としては、現像剤に対する付着力が大きいものが好まし
く、用途に応じて適宜選択することができる。例示すれ
ば、天然紙,合成紙等の各種紙類、木綿,麻等の植物性
繊維や絹,羊毛等の動物性繊維からなる布あるいは不織
布、ポイリアミド,ポリエステル,ポリアセタール,ポ
リウレタン等の有機合成繊維やセラミックス,カーボン
等の無機繊維からなる布あるいは不織布、金属,有機高
分子等のメッシュ、ポリウレタンフォーム等の高分子発
泡体等である。通常の文書の形で保存するには、視認性
を高める観点から被転写体として白地の紙等を使用する
ことが好ましいが、もちろんこれに限られるものではな
い。
としては、現像剤に対する付着力が大きいものが好まし
く、用途に応じて適宜選択することができる。例示すれ
ば、天然紙,合成紙等の各種紙類、木綿,麻等の植物性
繊維や絹,羊毛等の動物性繊維からなる布あるいは不織
布、ポイリアミド,ポリエステル,ポリアセタール,ポ
リウレタン等の有機合成繊維やセラミックス,カーボン
等の無機繊維からなる布あるいは不織布、金属,有機高
分子等のメッシュ、ポリウレタンフォーム等の高分子発
泡体等である。通常の文書の形で保存するには、視認性
を高める観点から被転写体として白地の紙等を使用する
ことが好ましいが、もちろんこれに限られるものではな
い。
【0028】なお、上記転写シートは、現像剤に対する
付着力を確保することを目的として、その表面に前記現
像剤の分散媒と相溶する樹脂層が形成されていてもよ
い。これにより、現像剤画像の転写をより確実なものと
することができる。
付着力を確保することを目的として、その表面に前記現
像剤の分散媒と相溶する樹脂層が形成されていてもよ
い。これにより、現像剤画像の転写をより確実なものと
することができる。
【0029】転写シートの表面に形成される樹脂層を構
成する樹脂としては、分散媒と相溶するものであれば如
何なるものであってもよく、例えば熱可塑性エラストマ
ー、低密度ポリオレフィン、アイオノマー樹脂、酢酸ビ
ニル共重合ポリオレフィン、低分子量ポリオレフィン、
ホットメルト用接着剤等が使用できる。これらは、商品
名ケミパール(Aタイプ,Mタイプ,Sタイプ,Vタイ
プ,Wタイプ)(いずれも三井石油化学社製)や商品名
アクリフト(住友化学社製)として市販されている。本
例では、酢酸ビニル共重合ポリオレフィンを塗布したシ
ート(ビカット軟化点:40℃)を用いた。
成する樹脂としては、分散媒と相溶するものであれば如
何なるものであってもよく、例えば熱可塑性エラストマ
ー、低密度ポリオレフィン、アイオノマー樹脂、酢酸ビ
ニル共重合ポリオレフィン、低分子量ポリオレフィン、
ホットメルト用接着剤等が使用できる。これらは、商品
名ケミパール(Aタイプ,Mタイプ,Sタイプ,Vタイ
プ,Wタイプ)(いずれも三井石油化学社製)や商品名
アクリフト(住友化学社製)として市販されている。本
例では、酢酸ビニル共重合ポリオレフィンを塗布したシ
ート(ビカット軟化点:40℃)を用いた。
【0030】一方、感光体ドラム1としては、円筒形状
を有し、感光体として、Se系感光材料(例えばSe−
Te)を表面に蒸着したアルミニウムドラムや有機光導
電体をコーティングしたアルミニウムドラム等を用いる
ものである。この感光体ドラム1は、その表面上に電荷
を蓄積し、さらに光照射によってその電荷を逃がす機能
を有するものであり、少なくとも数万回のクリーニング
等に耐え得ることが必須である。
を有し、感光体として、Se系感光材料(例えばSe−
Te)を表面に蒸着したアルミニウムドラムや有機光導
電体をコーティングしたアルミニウムドラム等を用いる
ものである。この感光体ドラム1は、その表面上に電荷
を蓄積し、さらに光照射によってその電荷を逃がす機能
を有するものであり、少なくとも数万回のクリーニング
等に耐え得ることが必須である。
【0031】ここで、上記第1実施例においては、前記
感光体ドラム1の周面に沿って先の作像プロセス部及び
クリーニング機構を配置し、感光体ドラム1の周面近傍
において作像プロセスを行うようにしている。すなわ
ち、感光体ドラム1の周囲を取り囲むように、除電ラン
プ5、クリーニングブレード8、帯電チャージャ2、レ
ーザ光学系3、現像部4、及びスクイズ部材であるスク
イズローラ6を配し、この感光体ドラム1が図中Mで示
す方向に一連の作像プロセス(除電→クリーニング→帯
電→露光→現像→スクイズ・・・)を連続的に行うよう
になっている。
感光体ドラム1の周面に沿って先の作像プロセス部及び
クリーニング機構を配置し、感光体ドラム1の周面近傍
において作像プロセスを行うようにしている。すなわ
ち、感光体ドラム1の周囲を取り囲むように、除電ラン
プ5、クリーニングブレード8、帯電チャージャ2、レ
ーザ光学系3、現像部4、及びスクイズ部材であるスク
イズローラ6を配し、この感光体ドラム1が図中Mで示
す方向に一連の作像プロセス(除電→クリーニング→帯
電→露光→現像→スクイズ・・・)を連続的に行うよう
になっている。
【0032】上記作像プロセス部を構成する帯電チャー
ジャ2、レーザ光学系3、現像部4は、通常の電子写真
方式のものがいずれも使用でき、その形式は問わない
が、本例では、帯電チャージャ3としてはスコロトロン
を用いた。この帯電チャージャ(スコロトロン)2は、
放電ワイヤ(図示は省略する。)と、開口面に設けられ
グリッド電極として機能するメッシュ(図示は省略す
る。)とからなるもので、ムラのない均一な帯電を行う
ことができる。
ジャ2、レーザ光学系3、現像部4は、通常の電子写真
方式のものがいずれも使用でき、その形式は問わない
が、本例では、帯電チャージャ3としてはスコロトロン
を用いた。この帯電チャージャ(スコロトロン)2は、
放電ワイヤ(図示は省略する。)と、開口面に設けられ
グリッド電極として機能するメッシュ(図示は省略す
る。)とからなるもので、ムラのない均一な帯電を行う
ことができる。
【0033】レーザ光学系3は、レーザ光源41とレー
ザビームを感光体ベルト1上を走査させるためのポリゴ
ンミラー(図示は省略する。)、透過レンズ42等によ
り構成されるもので、画像信号に応じて感光体ドラム1
を選択露光する。
ザビームを感光体ベルト1上を走査させるためのポリゴ
ンミラー(図示は省略する。)、透過レンズ42等によ
り構成されるもので、画像信号に応じて感光体ドラム1
を選択露光する。
【0034】現像部4は、常温において液体である現像
剤を用いた湿式現像法によるものでもよいが、本例で
は、加熱,冷却により溶融,固化を繰り返す固形化湿式
現像剤を用いる現像部とする。この固形化湿式現像剤を
用いた湿式現像法によれば、銀塩写真に匹敵する解像度
及び階調を得ることが可能であり、現像剤の保存安定性
や取り扱い性等の点でも非常に優れたものである。
剤を用いた湿式現像法によるものでもよいが、本例で
は、加熱,冷却により溶融,固化を繰り返す固形化湿式
現像剤を用いる現像部とする。この固形化湿式現像剤を
用いた湿式現像法によれば、銀塩写真に匹敵する解像度
及び階調を得ることが可能であり、現像剤の保存安定性
や取り扱い性等の点でも非常に優れたものである。
【0035】この現像部4は、溶融された固形化湿式現
像剤を収容する現像剤容器51と、供給ローラ52、現
像ローラ53により構成され、溶融された固形化湿式現
像剤は、供給ローラ52介して現像ローラ53の表面に
供給され、この現像ローラ53を図中Nで示す方向に回
転駆動させることで、この現像ローラ53と微小ギャッ
プを介して近接している感光体ドラム1に供給されてメ
ニスカスを形成し、この感光体ドラム1表面の静電潜像
の現像に供される。
像剤を収容する現像剤容器51と、供給ローラ52、現
像ローラ53により構成され、溶融された固形化湿式現
像剤は、供給ローラ52介して現像ローラ53の表面に
供給され、この現像ローラ53を図中Nで示す方向に回
転駆動させることで、この現像ローラ53と微小ギャッ
プを介して近接している感光体ドラム1に供給されてメ
ニスカスを形成し、この感光体ドラム1表面の静電潜像
の現像に供される。
【0036】上記固形化湿式現像剤に用いられる分散媒
は電気絶縁性有機物であり、その融点は、通常の使用環
境や取り扱い性を考慮して30℃以上とし、より好まし
くは40℃以上とする。融点の上限は特に規定されるも
のではないが、実用的にはおよそ100℃、より好まし
くは80℃以下である。これは、融点があまり高過ぎて
も加熱に余分なエネルギーを消費すること、支持体上に
保持して使用する場合に、支持体として一般に使用され
る材料の耐熱温度を越えてはならないこと等を考慮して
のことである。本例では、現像剤の融点を46℃に設定
した。
は電気絶縁性有機物であり、その融点は、通常の使用環
境や取り扱い性を考慮して30℃以上とし、より好まし
くは40℃以上とする。融点の上限は特に規定されるも
のではないが、実用的にはおよそ100℃、より好まし
くは80℃以下である。これは、融点があまり高過ぎて
も加熱に余分なエネルギーを消費すること、支持体上に
保持して使用する場合に、支持体として一般に使用され
る材料の耐熱温度を越えてはならないこと等を考慮して
のことである。本例では、現像剤の融点を46℃に設定
した。
【0037】これらの要求を満たす分散媒の材料として
は、パラフィン類、ロウ類、およびこれらの混合物が挙
げられる。まずパラフィン類としては、ノナデカンから
ヘキサコンタンに至る炭素数19〜60の各種の正パラ
フィンがある。またロウ類としては、カルナウバロウ,
綿ロウ等の植物ロウ、ミツロウ等の動物ロウ、オゾケラ
イト、およびパラフィンロウ, 微晶ロウ, ペトロラタム
等の石油ロウ等が挙げられる。これらの材料は、一般に
誘電率εが1.9〜2.3程度の誘電体材料である。な
お、分散媒の凝集力を上げるために、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体等を添加することもある。
は、パラフィン類、ロウ類、およびこれらの混合物が挙
げられる。まずパラフィン類としては、ノナデカンから
ヘキサコンタンに至る炭素数19〜60の各種の正パラ
フィンがある。またロウ類としては、カルナウバロウ,
綿ロウ等の植物ロウ、ミツロウ等の動物ロウ、オゾケラ
イト、およびパラフィンロウ, 微晶ロウ, ペトロラタム
等の石油ロウ等が挙げられる。これらの材料は、一般に
誘電率εが1.9〜2.3程度の誘電体材料である。な
お、分散媒の凝集力を上げるために、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体等を添加することもある。
【0038】さらには、ポリエチレン,ポリアクリルア
ミドや、ポリ−n−ステアリルアクリレート,ポリ−n
−ステアリルメタクリレート等のポリアクリレートのホ
モポリマーあるいはコポリマー(例えばコポリ−n−ス
テアリルアクリレート−エチルメタクリレート等)等の
側鎖に長いアルキル基を有する結晶性高分子も使用可能
であるが、加熱時の粘度等を考慮すると先のパラフィン
類,ロウ類が好適である。
ミドや、ポリ−n−ステアリルアクリレート,ポリ−n
−ステアリルメタクリレート等のポリアクリレートのホ
モポリマーあるいはコポリマー(例えばコポリ−n−ス
テアリルアクリレート−エチルメタクリレート等)等の
側鎖に長いアルキル基を有する結晶性高分子も使用可能
であるが、加熱時の粘度等を考慮すると先のパラフィン
類,ロウ類が好適である。
【0039】また、上記電気絶縁性有機物に分散される
着色剤粒子としては、従来公知の無機顔料、有機顔料、
染料およびこれらの混合物が使用できる。たとえば無機
顔料としては、クロム系顔料、カドミウム系顔料、鉄系
顔料、コバルト系顔料、群青、紺青等が挙げられる。ま
た、有機顔料や染料としては、ハンザイエロー (C.I.11
680)、ベンジジンイエローG (C.I.21090)、ベンジジン
オレンジ (C.I.21110)、ファーストレッド (C.I.3708
5)、ブリリアントカーミン3B (C.I.16015-Lake) 、フ
タロシアニンブルー (C.I.74160)、ビクトリアブルー
(C.I.42595-Lake) 、スピリットブラック(C.I.50415)
、オイルブルー (C.I.74350)、アルカリブルー (C.I.4
2770A) 、ファーストスカーレット (C.I.12315)、ロー
ダミン6B (C.I.45160)、ローダミンレーキ (C.I.4516
0-Lake) 、ファーストスカイブルー (C.I.74200-Lake)
、ニグロシン(C.I.50415) 、カーボンブラック等が挙
げられる。これらは単独でも2種以上の混合物としても
用いることができ、所望の発色を有するものを選択して
使用すればよい。
着色剤粒子としては、従来公知の無機顔料、有機顔料、
染料およびこれらの混合物が使用できる。たとえば無機
顔料としては、クロム系顔料、カドミウム系顔料、鉄系
顔料、コバルト系顔料、群青、紺青等が挙げられる。ま
た、有機顔料や染料としては、ハンザイエロー (C.I.11
680)、ベンジジンイエローG (C.I.21090)、ベンジジン
オレンジ (C.I.21110)、ファーストレッド (C.I.3708
5)、ブリリアントカーミン3B (C.I.16015-Lake) 、フ
タロシアニンブルー (C.I.74160)、ビクトリアブルー
(C.I.42595-Lake) 、スピリットブラック(C.I.50415)
、オイルブルー (C.I.74350)、アルカリブルー (C.I.4
2770A) 、ファーストスカーレット (C.I.12315)、ロー
ダミン6B (C.I.45160)、ローダミンレーキ (C.I.4516
0-Lake) 、ファーストスカイブルー (C.I.74200-Lake)
、ニグロシン(C.I.50415) 、カーボンブラック等が挙
げられる。これらは単独でも2種以上の混合物としても
用いることができ、所望の発色を有するものを選択して
使用すればよい。
【0040】現像剤には、これら電気絶縁性有機物や着
色剤粒子のほか、分散性や着色剤の帯電能等を向上させ
る目的で樹脂を併用しても良い。かかる樹脂としては公
知の材料を適宜選択して使用することができ、例示すれ
ばブタジエンゴム,スチレン−ブタジエンゴム,環化ゴ
ム,天然ゴム等のゴム類、スチレン系樹脂,ビニルトル
エン系樹脂,アクリル系樹脂,メタクリル系樹脂,ポリ
エステル系樹脂,ポリカーボネート系樹脂,ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂等の合成樹脂類、ロジン系樹脂,水素添加ロ
ジン系樹脂,アマニ油変成アルキド樹脂等の変性アルキ
ドを含むアルキド樹脂類、ポリテルペン類等の天然樹脂
類等が挙げられる。その他、フェノール樹脂類、フェノ
ールホルマリン樹脂等の変成フェノール樹脂類、フタル
酸ペンタエリトリット、クマロン−インデン樹脂類、エ
ステルガム樹脂類、植物油ポリアミド樹脂類等も有用で
あるし、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリプロピレン等のよ
うなハロゲン化炭化水素重合体類、ビニルトルエン−ブ
タジエン,ブタジエン−イソプレン等の合成ゴム類、2
−エチルヘキシルメタクリレート,ラウリルメタクリレ
ート,ステアリルメタクリレート,ラウリルアクリレー
ト,オクチルアクリレート等の長鎖アルキル基を持つア
クリル系モノマーの重合体もしくはそれらと他の重合性
モノマーとの共重合体類(たとえば、スチレン−ラウリ
ルメタクリレート共重合体,アクリル酸−ラウリルメタ
クリレート共重合体等) 、ポリエチレン等のポリオレフ
ィン類、ポリテルペン類等も使用できる。
色剤粒子のほか、分散性や着色剤の帯電能等を向上させ
る目的で樹脂を併用しても良い。かかる樹脂としては公
知の材料を適宜選択して使用することができ、例示すれ
ばブタジエンゴム,スチレン−ブタジエンゴム,環化ゴ
ム,天然ゴム等のゴム類、スチレン系樹脂,ビニルトル
エン系樹脂,アクリル系樹脂,メタクリル系樹脂,ポリ
エステル系樹脂,ポリカーボネート系樹脂,ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂等の合成樹脂類、ロジン系樹脂,水素添加ロ
ジン系樹脂,アマニ油変成アルキド樹脂等の変性アルキ
ドを含むアルキド樹脂類、ポリテルペン類等の天然樹脂
類等が挙げられる。その他、フェノール樹脂類、フェノ
ールホルマリン樹脂等の変成フェノール樹脂類、フタル
酸ペンタエリトリット、クマロン−インデン樹脂類、エ
ステルガム樹脂類、植物油ポリアミド樹脂類等も有用で
あるし、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリプロピレン等のよ
うなハロゲン化炭化水素重合体類、ビニルトルエン−ブ
タジエン,ブタジエン−イソプレン等の合成ゴム類、2
−エチルヘキシルメタクリレート,ラウリルメタクリレ
ート,ステアリルメタクリレート,ラウリルアクリレー
ト,オクチルアクリレート等の長鎖アルキル基を持つア
クリル系モノマーの重合体もしくはそれらと他の重合性
モノマーとの共重合体類(たとえば、スチレン−ラウリ
ルメタクリレート共重合体,アクリル酸−ラウリルメタ
クリレート共重合体等) 、ポリエチレン等のポリオレフ
ィン類、ポリテルペン類等も使用できる。
【0041】さらに、上記現像剤には通常は電荷供与剤
が添加され、ここで使用される現像剤もその例外ではな
い。使用される電荷供与剤は、たとえばナフテン酸, オ
クテン酸, オレイン酸, ステアリン酸, イソステアリン
酸あるいはラウリン酸等の脂肪酸の金属塩、スルホコハ
ク酸エステル類の金属塩、油溶性スルホン酸金属塩、リ
ン酸エステル金属塩、アビエチン酸等の金属塩、芳香族
カルボン酸金属塩、芳香族スルホン酸金属塩等である。
が添加され、ここで使用される現像剤もその例外ではな
い。使用される電荷供与剤は、たとえばナフテン酸, オ
クテン酸, オレイン酸, ステアリン酸, イソステアリン
酸あるいはラウリン酸等の脂肪酸の金属塩、スルホコハ
ク酸エステル類の金属塩、油溶性スルホン酸金属塩、リ
ン酸エステル金属塩、アビエチン酸等の金属塩、芳香族
カルボン酸金属塩、芳香族スルホン酸金属塩等である。
【0042】また、着色剤粒子(6) の帯電電荷を向上さ
せるために、SiO2 ,Al2 O3,TiO2 ,Zn
O,Ga2 O3 , In2 O3 ,GeO2 ,SnO2 ,P
bO2,MgO等の金属酸化物微粒子やこれらの混合物
を電荷増強剤として添加しても良い。
せるために、SiO2 ,Al2 O3,TiO2 ,Zn
O,Ga2 O3 , In2 O3 ,GeO2 ,SnO2 ,P
bO2,MgO等の金属酸化物微粒子やこれらの混合物
を電荷増強剤として添加しても良い。
【0043】ここで、上記現像工程終了後に、感光体ド
ラム1上に余剰現像剤(主に溶媒であるキャリア液)が
滞留して後続の転写工程に悪影響を与えることがある。
従ってこれを防止するために、余剰現像剤除去機構部と
して、現像ローラ53と後述の転写ローラ11との間
に、感光体ドラム1と微小ギャップをもって近接される
スクイズ部材であるスクイズローラ6が設けられてい
る。
ラム1上に余剰現像剤(主に溶媒であるキャリア液)が
滞留して後続の転写工程に悪影響を与えることがある。
従ってこれを防止するために、余剰現像剤除去機構部と
して、現像ローラ53と後述の転写ローラ11との間
に、感光体ドラム1と微小ギャップをもって近接される
スクイズ部材であるスクイズローラ6が設けられてい
る。
【0044】このスクイズ部材であるスクイズローラ6
は、略々円筒形状のローラ部材6aと、このローラ部材
6aに連結されこのローラ部材6aを支持するバネ形状
の支持体6bとで形成され構成されている。更に、この
ローラ部材6aの表面上には、いわゆるPTFE(ポリ
テトラフルオロエチレン)系やPFA(四フッ化エチレ
ン−パーフルオロアルコシエチレン共重合樹脂)系のフ
ッ素系樹脂に導電剤であるカーボン等を含有させたもの
で被覆処理が施されている。即ち、このスクイズローラ
6のローラ部材6aは、図2に示すように、アルミニウ
ム等を材料とした略々円筒形状の素管31の周面上にプ
ライマー処理が施されてプライマー処理層32が形成さ
れ、更にその上からカーボン等を含有させたいわゆるP
TFE系やPFA系のフッ素系樹脂の被覆処理が施さ
れ、研磨処理されて形成され構成されている。
は、略々円筒形状のローラ部材6aと、このローラ部材
6aに連結されこのローラ部材6aを支持するバネ形状
の支持体6bとで形成され構成されている。更に、この
ローラ部材6aの表面上には、いわゆるPTFE(ポリ
テトラフルオロエチレン)系やPFA(四フッ化エチレ
ン−パーフルオロアルコシエチレン共重合樹脂)系のフ
ッ素系樹脂に導電剤であるカーボン等を含有させたもの
で被覆処理が施されている。即ち、このスクイズローラ
6のローラ部材6aは、図2に示すように、アルミニウ
ム等を材料とした略々円筒形状の素管31の周面上にプ
ライマー処理が施されてプライマー処理層32が形成さ
れ、更にその上からカーボン等を含有させたいわゆるP
TFE系やPFA系のフッ素系樹脂の被覆処理が施さ
れ、研磨処理されて形成され構成されている。
【0045】また、このスクイズローラ6は、バネ形状
の支持体6bを微調整することで、感光体ドラム1の表
面と微小ギャップをもって近接するように設置されてい
る。この板状部材6によって、感光体ドラム1の表面上
に滞留している上記余剰現像剤が除去されることとな
る。
の支持体6bを微調整することで、感光体ドラム1の表
面と微小ギャップをもって近接するように設置されてい
る。この板状部材6によって、感光体ドラム1の表面上
に滞留している上記余剰現像剤が除去されることとな
る。
【0046】なお、上記スクイズローラ6は、バネ形状
の支持体6bを微調整して感光体ドラム1の表面と微小
圧力で当接させてもよい。この場合、微視的に見れば、
感光体ドラム1の表面とスクイズローラ6の表面との間
には現像剤が介入しているために、感光体ドラム1の表
面上の現像済みトナーをかき落とすことなく上記余剰現
像剤を除去することが可能である。
の支持体6bを微調整して感光体ドラム1の表面と微小
圧力で当接させてもよい。この場合、微視的に見れば、
感光体ドラム1の表面とスクイズローラ6の表面との間
には現像剤が介入しているために、感光体ドラム1の表
面上の現像済みトナーをかき落とすことなく上記余剰現
像剤を除去することが可能である。
【0047】ところで、このフッ素系樹脂被膜は、いわ
ゆる濡れ性が低いという性質を有している。この濡れ性
とは、着目する部材の表面に液体が被着する度合を示す
概念であり、この濡れ性の高低としては、例えば、対象
とする液体について、この液体を吸収しない部材の表面
21上に滴22が付着した場合に、この滴22の上記表
面21に対する接触面23の接触角の大小を指針とす
る。即ち、図3Aに示すように、接触面23の周縁部2
3aから滴22に対して接線mを引き、この接線mと上
記表面21との間の角(接触角)θの大小を濡れ性の高
低の指標とする。この接触角θが大きい程、着目する部
材は濡れ性が低いものであるということになる。なお、
参考として濡れ性のかなり低い(接触角θ>90゜)一
例を図3Bに示す。
ゆる濡れ性が低いという性質を有している。この濡れ性
とは、着目する部材の表面に液体が被着する度合を示す
概念であり、この濡れ性の高低としては、例えば、対象
とする液体について、この液体を吸収しない部材の表面
21上に滴22が付着した場合に、この滴22の上記表
面21に対する接触面23の接触角の大小を指針とす
る。即ち、図3Aに示すように、接触面23の周縁部2
3aから滴22に対して接線mを引き、この接線mと上
記表面21との間の角(接触角)θの大小を濡れ性の高
低の指標とする。この接触角θが大きい程、着目する部
材は濡れ性が低いものであるということになる。なお、
参考として濡れ性のかなり低い(接触角θ>90゜)一
例を図3Bに示す。
【0048】この濡れ性についての比較例として、液状
パラフィンに対する上記濡れ性について以下に示す。ス
テンレスを材料として上記表面21に被膜がされていな
いものであるときでは上記接触角θの値が19゜である
のに対して、フッ素系樹脂被膜としてポリフッ化エチレ
ン系繊維の一つであるいわゆるテフロンを上記表面21
に有するときでは上記接触角θの値が45゜と、上記表
面21がステンレスである場合と比較して上記接触角が
大きい値を有する。
パラフィンに対する上記濡れ性について以下に示す。ス
テンレスを材料として上記表面21に被膜がされていな
いものであるときでは上記接触角θの値が19゜である
のに対して、フッ素系樹脂被膜としてポリフッ化エチレ
ン系繊維の一つであるいわゆるテフロンを上記表面21
に有するときでは上記接触角θの値が45゜と、上記表
面21がステンレスである場合と比較して上記接触角が
大きい値を有する。
【0049】すなわち、上記フッ素系樹脂被膜は、この
濡れ性が低いために、図4に示すように、スクイズロー
ラ6と感光体ドラム1との間の微小ギャップにおいて、
図5に比較例として示す濡れ性が高い場合と比較して、
現像剤の接触面積はスクイズローラ6側の方が感光性ド
ラム1側より小さい。従って、スクイズローラ6側の現
像剤のメニスカス24は小さく、現像剤が不安定に分裂
して感光体ドラム1上でマダラが生じてしまうようなこ
とがなく、所定量の余剰現像剤が安定にスクイズローラ
6により回収される。
濡れ性が低いために、図4に示すように、スクイズロー
ラ6と感光体ドラム1との間の微小ギャップにおいて、
図5に比較例として示す濡れ性が高い場合と比較して、
現像剤の接触面積はスクイズローラ6側の方が感光性ド
ラム1側より小さい。従って、スクイズローラ6側の現
像剤のメニスカス24は小さく、現像剤が不安定に分裂
して感光体ドラム1上でマダラが生じてしまうようなこ
とがなく、所定量の余剰現像剤が安定にスクイズローラ
6により回収される。
【0050】ところで、上記フッ素系樹脂は、極めて電
気絶縁性が高いために、このスクイズローラ6の表面が
帯電すると、現像済みのトナー画像を電気的に乱す現象
が見られる。そこで本例では、上述のように、上記フッ
素系樹脂に導電性の高いカーボン等を含有させてスクイ
ズローラ6の表面に被覆処理を施し、この表面抵抗値を
10Ω以下とすることでこのような悪影響を防止する。
気絶縁性が高いために、このスクイズローラ6の表面が
帯電すると、現像済みのトナー画像を電気的に乱す現象
が見られる。そこで本例では、上述のように、上記フッ
素系樹脂に導電性の高いカーボン等を含有させてスクイ
ズローラ6の表面に被覆処理を施し、この表面抵抗値を
10Ω以下とすることでこのような悪影響を防止する。
【0051】また、スクイズローラ6は、感光体ドラム
1が図1中矢印Mで示す方向に回転するのに対し、この
M方向にも、またその逆のN方向にも回転駆動可能であ
る。N方向に回転する方が余剰現像剤の除去効果は大き
いが、感光体ドラム1及びスクイズローラ6の回転速度
や、各々の表面材質、表面の粗さ、径、互いの圧接力、
及び現像剤の物性(特に粘性)等の諸条件により、スク
イズ力が強すぎて、現像済みのトナー画像が乱れる可能
性は増大する。従って、上記諸条件を総合的に鑑みて、
回転方向及び回転速度を適宜選択すればよい。
1が図1中矢印Mで示す方向に回転するのに対し、この
M方向にも、またその逆のN方向にも回転駆動可能であ
る。N方向に回転する方が余剰現像剤の除去効果は大き
いが、感光体ドラム1及びスクイズローラ6の回転速度
や、各々の表面材質、表面の粗さ、径、互いの圧接力、
及び現像剤の物性(特に粘性)等の諸条件により、スク
イズ力が強すぎて、現像済みのトナー画像が乱れる可能
性は増大する。従って、上記諸条件を総合的に鑑みて、
回転方向及び回転速度を適宜選択すればよい。
【0052】そして、図6に示すように、スクイズロー
ラ6によって回収された余剰現像剤は、このスクイズロ
ーラ6に当接している吸収部材7で完全に吸収される。
この吸収部材7は、スポンジ等の発泡部材を材料とし、
略々円筒形状に形成され構成されている。この吸収部材
7によって、スクイズローラ6の表面は常に同じ状態で
感光体ドラム1と近接されることとなる。
ラ6によって回収された余剰現像剤は、このスクイズロ
ーラ6に当接している吸収部材7で完全に吸収される。
この吸収部材7は、スポンジ等の発泡部材を材料とし、
略々円筒形状に形成され構成されている。この吸収部材
7によって、スクイズローラ6の表面は常に同じ状態で
感光体ドラム1と近接されることとなる。
【0053】なお、この吸収部材をドクターブレード等
の板状体で構成し、この板状体によりスクイズローラ6
表面上の余剰現像剤をかき取るようにしてもよい。
の板状体で構成し、この板状体によりスクイズローラ6
表面上の余剰現像剤をかき取るようにしてもよい。
【0054】さらに上記第1実施例では、いわゆるガブ
リの除去及び現像の促進のために、スクイズローラ6の
表面が良導電性としたことを利用して、感光体ドラム1
から余剰現像剤を除去する際に、このスクイズローラ6
の表面と感光体ドラム1の表面との間に所定のバイアス
電圧を印加する。先ず、感光体ドラム1上に生じるガブ
リを除去する場合では、図7に示すように、感光体ドラ
ム1側を接地し、スクイズローラ6側を負電位に帯電さ
せることで、余剰現像剤中のトナー(正帯電)はスクイ
ズローラ6側に引き寄せられる。従って、余剰の非現像
トナーの存在によって感光体ドラム1上に生じるガブリ
が防止される。
リの除去及び現像の促進のために、スクイズローラ6の
表面が良導電性としたことを利用して、感光体ドラム1
から余剰現像剤を除去する際に、このスクイズローラ6
の表面と感光体ドラム1の表面との間に所定のバイアス
電圧を印加する。先ず、感光体ドラム1上に生じるガブ
リを除去する場合では、図7に示すように、感光体ドラ
ム1側を接地し、スクイズローラ6側を負電位に帯電さ
せることで、余剰現像剤中のトナー(正帯電)はスクイ
ズローラ6側に引き寄せられる。従って、余剰の非現像
トナーの存在によって感光体ドラム1上に生じるガブリ
が防止される。
【0055】また、現像を促進する場合では、図8に示
すように、すでに感光体ドラム1上の余剰現像剤が除去
されている状態で、逆にスクイズローラ6側を正電位に
帯電させることで、現像済みトナー(正帯電)を更に感
光体ドラム1側に押しやることとなる。従って、現像剤
の感光体ドラム1への定着性を向上させ、スクイズ時の
画像の乱れが抑制される。
すように、すでに感光体ドラム1上の余剰現像剤が除去
されている状態で、逆にスクイズローラ6側を正電位に
帯電させることで、現像済みトナー(正帯電)を更に感
光体ドラム1側に押しやることとなる。従って、現像剤
の感光体ドラム1への定着性を向上させ、スクイズ時の
画像の乱れが抑制される。
【0056】そして、転写機構は、転写ローラ11から
なるものであり、この転写ローラ11と感光体ドラム1
とで転写紙12を挟むように構成されている。この転写
ローラ11が図中Nで示す方向に回転駆動されること
で、この転写ローラ11と感光体ドラム1との当接位置
において感光体ドラム1上のトナー画像が転写紙12上
に転写されて行く。
なるものであり、この転写ローラ11と感光体ドラム1
とで転写紙12を挟むように構成されている。この転写
ローラ11が図中Nで示す方向に回転駆動されること
で、この転写ローラ11と感光体ドラム1との当接位置
において感光体ドラム1上のトナー画像が転写紙12上
に転写されて行く。
【0057】この転写紙12の進行方向には、定着装置
や排出部が配置されており、転写紙12が円滑に排出さ
れるようになされている。なお、上記排出部の手前に設
けられる上記定着装置は、熱ロールや熱オーブン等から
なるものであり、転写後の転写シート14を所定の温度
(例えば60℃)に加熱して現像剤画像を定着し得るよ
うな構造とされている。
や排出部が配置されており、転写紙12が円滑に排出さ
れるようになされている。なお、上記排出部の手前に設
けられる上記定着装置は、熱ロールや熱オーブン等から
なるものであり、転写後の転写シート14を所定の温度
(例えば60℃)に加熱して現像剤画像を定着し得るよ
うな構造とされている。
【0058】その後、転写紙12は、定着装置に搬送さ
れ、この定着装置により転写紙12上の可視像が定着さ
れ、排出部へと排出される。
れ、この定着装置により転写紙12上の可視像が定着さ
れ、排出部へと排出される。
【0059】一方、可視像転写後の感光体ベルト1は、
除電ランプ5によって帯電電荷が消失され、さらにクリ
ーニングブレード8によって残留現像剤が除去され、繰
り返し使用される。
除電ランプ5によって帯電電荷が消失され、さらにクリ
ーニングブレード8によって残留現像剤が除去され、繰
り返し使用される。
【0060】本第1実施例に係る画像形成装置において
は、現像工程終了後、転写工程を行う前に、感光部材で
ある感光体ドラム1の表面上に設けられているスクイズ
部材によってこの感光体ドラム1の表面上に存在する余
剰現像剤が除去されるので、感光体ドラム1の表面上の
余剰現像剤はほぼ無視し得る程の量となり、しかも現像
工程後において上記感光体ドラム1に発生しがちな地汚
れやムラがほぼ完全に防止され、後続の転写工程に対す
る悪影響がほぼ皆無となる。
は、現像工程終了後、転写工程を行う前に、感光部材で
ある感光体ドラム1の表面上に設けられているスクイズ
部材によってこの感光体ドラム1の表面上に存在する余
剰現像剤が除去されるので、感光体ドラム1の表面上の
余剰現像剤はほぼ無視し得る程の量となり、しかも現像
工程後において上記感光体ドラム1に発生しがちな地汚
れやムラがほぼ完全に防止され、後続の転写工程に対す
る悪影響がほぼ皆無となる。
【0061】また、この場合、上記スクイズ部材に施す
表面処理に用いる材料中の濡れ性の低いフッ素系等の樹
脂により、このスクイズ部材の表面では、上記感光体ド
ラム1の表面と比較して、表面上に付着する余剰現像剤
の接触面積が小さくなる。従って、上記感光体ドラム1
と上記スクイズ部材との当接(または近接)部分の余剰
現像剤の上記スクイズ部材側のメニスカスが大きくなら
ずにこの余剰現像剤が回収されることとなり、更にこの
スクイズ部材と感光体ドラム1またはこの感光体ドラム
1表面上の現像剤との摩擦力が減少して画像が乱され難
くなる。
表面処理に用いる材料中の濡れ性の低いフッ素系等の樹
脂により、このスクイズ部材の表面では、上記感光体ド
ラム1の表面と比較して、表面上に付着する余剰現像剤
の接触面積が小さくなる。従って、上記感光体ドラム1
と上記スクイズ部材との当接(または近接)部分の余剰
現像剤の上記スクイズ部材側のメニスカスが大きくなら
ずにこの余剰現像剤が回収されることとなり、更にこの
スクイズ部材と感光体ドラム1またはこの感光体ドラム
1表面上の現像剤との摩擦力が減少して画像が乱され難
くなる。
【0062】さらに、上記スクイズ部材に施す表面処理
に用いる材料中には導電剤であるカーボン等が含有され
ているため、このスクイズ部材の表面は良導電性とされ
ている。従って、フッ素系等の樹脂の高絶縁性により電
気的に現像済み画像が乱されることが防止されることと
なる。
に用いる材料中には導電剤であるカーボン等が含有され
ているため、このスクイズ部材の表面は良導電性とされ
ている。従って、フッ素系等の樹脂の高絶縁性により電
気的に現像済み画像が乱されることが防止されることと
なる。
【0063】さらに、この場合、このスクイズ部材の表
面は良導電性とされているために上記スクイズ部材に感
光体ドラム1を基準電位とする直流または交流のバイア
ス電圧を印加することが可能となり、このバイアス電圧
を調節することで、現像過程において感光体ドラム1上
の現像剤中の帯電トナー粒子の付着力を増大させて現像
を確実なものとしたり、現像後に感光体ドラム1上の余
剰現像剤中の帯電トナー粒子と取り除いたりすることが
可能となる。
面は良導電性とされているために上記スクイズ部材に感
光体ドラム1を基準電位とする直流または交流のバイア
ス電圧を印加することが可能となり、このバイアス電圧
を調節することで、現像過程において感光体ドラム1上
の現像剤中の帯電トナー粒子の付着力を増大させて現像
を確実なものとしたり、現像後に感光体ドラム1上の余
剰現像剤中の帯電トナー粒子と取り除いたりすることが
可能となる。
【0064】また、スクイズ部材を、バネ状の支持体6
bを有して軸部を中心として回転可能に設けられてなる
スクイズローラ6とし、このバネ状の支持体6bの弾発
力を調節して感光体ドラム1とこのスクイズローラ6と
の当接(または近接)状態を適宜に変化させることで、
感光体ドラム1上の余剰現像剤が確実に除去されること
となる。
bを有して軸部を中心として回転可能に設けられてなる
スクイズローラ6とし、このバネ状の支持体6bの弾発
力を調節して感光体ドラム1とこのスクイズローラ6と
の当接(または近接)状態を適宜に変化させることで、
感光体ドラム1上の余剰現像剤が確実に除去されること
となる。
【0065】従って、上記第1実施例においては、きめ
細かい高画質の画像を、安定且つ確実に形成することが
可能となる。
細かい高画質の画像を、安定且つ確実に形成することが
可能となる。
【0066】次に、本発明に係る画像形成装置の第2実
施例について説明する。なお、図1と対応するものにつ
いては同符号を記す。
施例について説明する。なお、図1と対応するものにつ
いては同符号を記す。
【0067】この第2実施例に係る画像形成装置は、上
記第1実施例とほぼ同様の構成を有するが、スクイズ部
材が板状部材61で構成されている点で異なる。
記第1実施例とほぼ同様の構成を有するが、スクイズ部
材が板状部材61で構成されている点で異なる。
【0068】すなわち、本第2実施例では、余剰現像剤
除去機構部として、図9に示すように、現像ローラ53
と後述の転写ローラ11との間に、感光体ドラム1と微
小ギャップをもって近接するスクイズ部材である板状部
材61が設けられている。このスクイズ部材である板状
部材61は、略々矩形形状の板状体61aと、この板状
体6aに連結されこの板状体61aを支持するバネ形状
の支持体61bとで形成され構成されている。更に、こ
の板状体61aの表面上には、上記第1実施例と同様
に、いわゆるPTFE系やPFA系のフッ素系樹脂にカ
ーボン等を含有させたもので被覆処理が施されている。
この板状部材61の端部61cにおいて、感光体ドラム
1の表面上に滞留している上記余剰現像剤が除去される
こととなる。
除去機構部として、図9に示すように、現像ローラ53
と後述の転写ローラ11との間に、感光体ドラム1と微
小ギャップをもって近接するスクイズ部材である板状部
材61が設けられている。このスクイズ部材である板状
部材61は、略々矩形形状の板状体61aと、この板状
体6aに連結されこの板状体61aを支持するバネ形状
の支持体61bとで形成され構成されている。更に、こ
の板状体61aの表面上には、上記第1実施例と同様
に、いわゆるPTFE系やPFA系のフッ素系樹脂にカ
ーボン等を含有させたもので被覆処理が施されている。
この板状部材61の端部61cにおいて、感光体ドラム
1の表面上に滞留している上記余剰現像剤が除去される
こととなる。
【0069】なお、上記板状部材61は、バネ形状の支
持体61bを微調整して感光体ドラム1の表面と微小圧
力で当接させてもよい。この場合、微視的に見れば、感
光体ドラム1の表面と板状部材61の端部61cとの間
には現像剤が介入しているために、感光体ドラム1の表
面上の現像済みトナーをかき落とすことなく上記余剰現
像剤を除去することが可能である。
持体61bを微調整して感光体ドラム1の表面と微小圧
力で当接させてもよい。この場合、微視的に見れば、感
光体ドラム1の表面と板状部材61の端部61cとの間
には現像剤が介入しているために、感光体ドラム1の表
面上の現像済みトナーをかき落とすことなく上記余剰現
像剤を除去することが可能である。
【0070】本第2実施例に係る画像形成装置において
は、上記第1実施例と同様に、現像工程終了後、転写工
程を行う前に、感光部材である感光体ドラム1の表面上
に設けられているスクイズ部材によってこの感光体ドラ
ム1の表面上に存在する余剰現像剤が除去されるので、
感光体ドラム1の表面上の余剰現像剤はほぼ無視し得る
程の量となり、しかも現像工程後において上記感光体ド
ラム1に発生しがちな地汚れやムラがほぼ完全に防止さ
れ、後続の転写工程に対する悪影響がほぼ皆無となる。
は、上記第1実施例と同様に、現像工程終了後、転写工
程を行う前に、感光部材である感光体ドラム1の表面上
に設けられているスクイズ部材によってこの感光体ドラ
ム1の表面上に存在する余剰現像剤が除去されるので、
感光体ドラム1の表面上の余剰現像剤はほぼ無視し得る
程の量となり、しかも現像工程後において上記感光体ド
ラム1に発生しがちな地汚れやムラがほぼ完全に防止さ
れ、後続の転写工程に対する悪影響がほぼ皆無となる。
【0071】また、この場合、上記スクイズ部材に施す
表面処理に用いる材料中の濡れ性の低いフッ素系等の樹
脂により、このスクイズ部材の表面では、上記感光体ド
ラム1の表面と比較して、この表面上に付着する余剰現
像剤の接触面積が小さくなる。従って、上記感光体ドラ
ム1と上記スクイズ部材との当接(または近接)部分の
余剰現像剤の上記スクイズ部材側のメニスカスが大きく
ならずにこの余剰現像剤が回収されることとなり、更に
このスクイズ部材と感光体ドラム1またはこの感光体ド
ラム1表面上の現像剤との摩擦力が減少して画像が乱さ
れ難くなる。
表面処理に用いる材料中の濡れ性の低いフッ素系等の樹
脂により、このスクイズ部材の表面では、上記感光体ド
ラム1の表面と比較して、この表面上に付着する余剰現
像剤の接触面積が小さくなる。従って、上記感光体ドラ
ム1と上記スクイズ部材との当接(または近接)部分の
余剰現像剤の上記スクイズ部材側のメニスカスが大きく
ならずにこの余剰現像剤が回収されることとなり、更に
このスクイズ部材と感光体ドラム1またはこの感光体ド
ラム1表面上の現像剤との摩擦力が減少して画像が乱さ
れ難くなる。
【0072】さらに、上記スクイズ部材に施す表面処理
に用いる材料中には導電剤であるカーボン等が含有され
ているため、このスクイズ部材の表面は良導電性とされ
ている。従って、フッ素系等の樹脂の高絶縁性により電
気的に現像済み画像が乱されることが防止されることと
なる。
に用いる材料中には導電剤であるカーボン等が含有され
ているため、このスクイズ部材の表面は良導電性とされ
ている。従って、フッ素系等の樹脂の高絶縁性により電
気的に現像済み画像が乱されることが防止されることと
なる。
【0073】さらに、この場合、このスクイズ部材の表
面は良導電性とされているために上記スクイズ部材に感
光体ドラム1を基準電位とする直流または交流のバイア
ス電圧を印加することが可能となり、このバイアス電圧
を調節することで、現像過程において感光体ドラム1上
の現像剤中の帯電トナー粒子の付着力を増大させて現像
を確実なものとしたり、現像後に感光体ドラム1上の余
剰現像剤中の帯電トナー粒子と取り除いたりすることが
可能となる。
面は良導電性とされているために上記スクイズ部材に感
光体ドラム1を基準電位とする直流または交流のバイア
ス電圧を印加することが可能となり、このバイアス電圧
を調節することで、現像過程において感光体ドラム1上
の現像剤中の帯電トナー粒子の付着力を増大させて現像
を確実なものとしたり、現像後に感光体ドラム1上の余
剰現像剤中の帯電トナー粒子と取り除いたりすることが
可能となる。
【0074】また、上記スクイズ部材をバネ状の支持体
61bを有する板状部材61とし、このバネ状の支持体
61bの弾発力を調節して上記感光体ドラム1とこの板
状部材61との当接(または近接)状態を適宜に変化さ
せることで、感光体ドラム1上の余剰現像剤が確実に除
去されることとなる。
61bを有する板状部材61とし、このバネ状の支持体
61bの弾発力を調節して上記感光体ドラム1とこの板
状部材61との当接(または近接)状態を適宜に変化さ
せることで、感光体ドラム1上の余剰現像剤が確実に除
去されることとなる。
【0075】上記第2実施例においては、上記第1実施
例と同様に、きめ細かい高画質の画像を、安定且つ確実
に形成することが可能となる。
例と同様に、きめ細かい高画質の画像を、安定且つ確実
に形成することが可能となる。
【0076】以上、本発明を適用したいくつかの具体的
な実施例について説明したが、本発明がこれら実施例に
限定されるものでないことは言うまでもない。
な実施例について説明したが、本発明がこれら実施例に
限定されるものでないことは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置によれば、感
光体ドラムと、この感光体ドラムの周面近傍位置に少な
くとも帯電部,露光部及び現像部とを有する作像プロセ
ス部を備えてなる画像形成装置において、上記感光体ド
ラムの表面上に濡れ性の低い樹脂に導電剤が含有された
材料により表面処理が施されたスクイズ部材を有し、現
像工程終了後、転写工程を行う前に、前記スクイズ部材
が感光体ドラムの表面上に存在する余剰現像剤を除去す
るように構成したので、現像後の画像を乱すことなく安
価な画像形成が可能となり、しかも常に安定な高精細且
つ高品位の作像が可能となる。
光体ドラムと、この感光体ドラムの周面近傍位置に少な
くとも帯電部,露光部及び現像部とを有する作像プロセ
ス部を備えてなる画像形成装置において、上記感光体ド
ラムの表面上に濡れ性の低い樹脂に導電剤が含有された
材料により表面処理が施されたスクイズ部材を有し、現
像工程終了後、転写工程を行う前に、前記スクイズ部材
が感光体ドラムの表面上に存在する余剰現像剤を除去す
るように構成したので、現像後の画像を乱すことなく安
価な画像形成が可能となり、しかも常に安定な高精細且
つ高品位の作像が可能となる。
【0078】また、本発明によれば、スクイズ部材に、
感光体ドラムを基準電位とする直流または交流のバイア
ス電圧を印加するように構成したので、常に安定及び確
実に高精細且つ高品位の作像が可能となる。
感光体ドラムを基準電位とする直流または交流のバイア
ス電圧を印加するように構成したので、常に安定及び確
実に高精細且つ高品位の作像が可能となる。
【0079】さらに、本発明によれば、上記スクイズ部
材を、バネ状の支持体を有し、軸部を中心として回転可
能に設けられてなるスクイズローラより構成したので、
更に安定な高精細且つ高品位の作像が可能となる。
材を、バネ状の支持体を有し、軸部を中心として回転可
能に設けられてなるスクイズローラより構成したので、
更に安定な高精細且つ高品位の作像が可能となる。
【0080】また、本発明によれば、上記スクイズ部材
を、バネ状の支持体を有する板状部材より構成したの
で、更に安定な高精細且つ高品位の作像が可能となる。
を、バネ状の支持体を有する板状部材より構成したの
で、更に安定な高精細且つ高品位の作像が可能となる。
【図1】本第1実施例に係る画像形成装置を示す模式図
である。
である。
【図2】本第1実施例に係る画像形成装置の構成要素で
ある余剰現像剤除去機構部のスクイズローラ表面の構造
を模式的に示す断面図である。
ある余剰現像剤除去機構部のスクイズローラ表面の構造
を模式的に示す断面図である。
【図3】濡れ性の定義について対象とする液体の滴を用
いて示す模式図である。
いて示す模式図である。
【図4】感光体ドラムと濡れ性の低いスクイズローラと
の間に現像剤が介入している様子を示す模式図である。
の間に現像剤が介入している様子を示す模式図である。
【図5】図3に示す濡れ性の低いスクイズローラとの対
比例として、感光体ドラムと濡れ性の高いスクイズロー
ラとの間に現像剤が介入している様子を示す模式図であ
る。
比例として、感光体ドラムと濡れ性の高いスクイズロー
ラとの間に現像剤が介入している様子を示す模式図であ
る。
【図6】本第1実施例に係る画像形成装置の構成要素で
ある余剰現像剤除去機構部を示す模式図である。
ある余剰現像剤除去機構部を示す模式図である。
【図7】感光体ドラム側を基準電位として、スクイズ部
材側を負電位に帯電させた様子を示す模式図である。
材側を負電位に帯電させた様子を示す模式図である。
【図8】感光体ドラム側を基準電位として、スクイズ部
材側を正電位に帯電させた様子を示す模式図である。
材側を正電位に帯電させた様子を示す模式図である。
【図9】本第2実施例に係る画像形成装置を示す模式図
である。
である。
1・・・感光体ドラム 2・・・帯電チャージャ 3・・・レーザ光学系 4・・・現像部 5・・・除電ランプ 6・・・スクイズローラ 7・・・吸収部材 8・・・クリーニングブレード 61・・・板状部材
Claims (7)
- 【請求項1】 感光体ドラムと、この感光体ドラムの周
面近傍位置に少なくとも帯電部,露光部及び現像部とを
有する作像プロセス部を備えてなる画像形成装置におい
て、 前記感光体ドラムの表面上に、濡れ性の低い樹脂に導電
剤が含有された材料により表面処理が施されてなるスク
イズ部材を備え、 現像工程終了後、転写工程開始前に、感光体ドラムの表
面上に存在する余剰現像剤が前記スクイズ部材により除
去されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 スクイズ部材には、感光体ドラムを基準
電位とする直流または交流のバイアス電圧が印加されて
なることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 スクイズ部材は、バネ状の支持体を有
し、軸部を中心として回転可能に設けられてなるローラ
部材よりなることを特徴とする請求項1,2又は3記載
の画像形成装置。 - 【請求項4】 ローラ部材には、このローラ部材により
感光体ドラムの表面上から除去された余剰現像剤をこの
ローラ部材の表面上から回収する回収部材が設けられて
なることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 スクイズ部材は、バネ状の支持体を有す
る板状部材よりなることを特徴とする請求項1,2又は
3記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 スクイズ部材は、感光体ドラムの表面上
に当接されてなることを特徴とする請求項4,5又は6
記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 スクイズ部材は、感光体ドラムの表面と
微小距離を隔てて設けられてなることを特徴とする請求
項4,5又は6記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31977493A JPH07175330A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31977493A JPH07175330A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07175330A true JPH07175330A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18114036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31977493A Withdrawn JPH07175330A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07175330A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6484005B2 (en) * | 2000-02-24 | 2002-11-19 | Nec Corp. | Image forming apparatus |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP31977493A patent/JPH07175330A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6484005B2 (en) * | 2000-02-24 | 2002-11-19 | Nec Corp. | Image forming apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |