JPH0717547A - ゴム栓並びにゴム栓の製造方法及びゴム栓製造用金型 - Google Patents

ゴム栓並びにゴム栓の製造方法及びゴム栓製造用金型

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JPH0717547A
JPH0717547A JP5162349A JP16234993A JPH0717547A JP H0717547 A JPH0717547 A JP H0717547A JP 5162349 A JP5162349 A JP 5162349A JP 16234993 A JP16234993 A JP 16234993A JP H0717547 A JPH0717547 A JP H0717547A
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rubber
butyl rubber
mold
leg
rubber sheet
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JP5162349A
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English (en)
Inventor
Isao Takeuchi
功 竹内
Shotaro Takeuchi
昇太郎 竹内
Takeshi Maekawa
岳司 前川
Yuichi Hiraizumi
裕一 平泉
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JIYOUSOU KOUSHITSU KUROOMU KK
Original Assignee
JIYOUSOU KOUSHITSU KUROOMU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壜の口部から容易に抜けにくいものであるこ
とを前提としつつ、内部の薬液等の液体が変質すること
がないゴム栓の開示 【構成】 蓋部1のフランジ部1aから下に延びる脚部
2の表面部がフッソ樹脂フィルム3によって覆われ、フ
ッソ樹脂フィルム3の上端部が蓋部1と脚部2の側面上
部2aからブチルゴムによって被覆されていることを特
徴とするゴム栓。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば壜に装着して壜
内部の薬液或は化学品を密封し、薬液等とゴムとの接触
を回避したゴム栓及びゴム栓の製造方法並びにゴム栓製
造用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薬液の収納瓶に装着されるゴム栓
としては、特公昭57−53184号特許公報「ラミネ
ートゴム栓の製造方法」が開示されている。
【0003】この「ラミネートゴム栓の製造方法」は、
「壜口挿入部成形窪を有する下金型に少なくとも完成品
外径よりも大形状で且つ包装される医薬又は医療用薬品
に耐える性質の樹脂フィルムと未加硫ブチルゴムシート
を順次重合し、上型とで加熱、加圧して、下表面が樹脂
層で覆われ上表面がゴム面である素体を成形」する工程
と、「素体の壜口上端接触面部を完成品の多くとも2/
3巾以下にカッティングせしめて素栓を成形」する工程
と、「然る後下金型に装填されている該素栓上表面に未
加硫ブチルゴムシートを重合し、直径が完成品の壜口上
端接触面外径と同径状の拡大頭部成形窪を有する上金型
とで加熱、加圧して完成品を成形」する工程とからなる
ものである。
【0004】特公昭57−53184号の製造方法によ
るラミネートゴム栓の場合、素栓の上表面にはゴムが露
出する一方、素栓の下表面が樹脂フィルムによって被覆
されている。
【0005】尚、壜の口の内側縁部が直角に鋭く尖って
いると、ゴム栓の挿入時にゴム栓の先端部等が損傷して
ゴムの損傷かすが壜内に落下するおそれがあるため、壜
の口部の内側縁部は丸く面取りされているのが通常であ
る。従って、ラミネートゴム栓の壜口挿入部と壜口上端
接触面とは、壜の口部の内側縁部の面取り形状に合わせ
て通常は丸く凹むように形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公昭57−
53184号のラミネートゴム栓のように、脚部の周面
に樹脂フィルムが付着している場合には、樹脂フィルム
の表面は滑り易いので、壜の口からゴム栓が外れ易くな
ると共に、ゴムの反発力によってもゴム栓が外れ易くな
るので、実際にはゴム栓の円筒状の脚部の外周は外側に
膨らんでいることが多い。
【0007】従って、「素栓の周縁部を完成品の多くと
も2/3以下の巾でカッティングする工程」において
は、樹脂フィルムのしわを回避するためにも、素栓の脚
部を案内として円筒状のポンチにより打ち抜く方法がと
られる。このため脚部の平面的な投影形状が素栓の周縁
部の打抜形状となる。
【0008】しかし、このような断裁工程を経て、素栓
の上表面に未加硫のゴムシートを重ねて加熱加圧を行な
う二次加工を行なうと、樹脂フィルムの周縁部が加熱に
より収縮して、ゴム栓の壜口挿入部と壜口上端接触面部
との境界部まで縮んでしまうことがある。
【0009】このように、樹脂フィルムの周縁部が壜口
挿入部と壜口上端接触面との境界部まで縮んでしまう
と、樹脂フィルムとゴムとの間に隙間が生じて、樹脂フ
ィルムとゴムとの隙間から薬液が進入し、薬液にゴムが
溶けて薬液が変質してしまう問題がある。
【0010】
【発明の目的】本発明にかかるゴム栓は、このような問
題に着目してなされたものであり、壜の口部から容易に
抜けにくいものであることを前提としつつ、内部の薬液
等の液体が変質することがないゴム栓を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1にかかるゴム栓は、脚部の壜の口
内に挿入される表面部を覆うフッソ樹脂フィルムの上端
周縁部が脚部と蓋部との境界部から蓋部内部のブチルゴ
ム内に延びてブチルゴムによって挟まれていることを特
徴とする。
【0012】本発明の請求項2にかかるゴム栓の製造方
法は、一体成形前に脚部を下金型の凹部に前記ゴム栓の
脚部を挿入する際、脚部の側面上部が下金型の上面の上
に露出し、且つ前記脚部の側面上部と前記凹部の開口周
縁部との間に隙間を設け、二次工程の一体成形時に、脚
部より大きな開口部を設けた薄肉の未加硫ブチルゴムシ
ートと厚肉の未加硫ブチルゴムシートを用意し、薄肉の
未加硫ブチルゴムシートを二次工程用の下金型の上面に
載せる際に、薄肉の未加硫ブチルゴムシートの開口部内
に脚部を配置させて、脚部の上面と薄肉の未加硫ブチル
ゴムシートの上面とがほぼ等しい高さとし、その後に厚
肉の未加硫ブチルゴムシートを載せて一体成形を行なう
ことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項3のゴム栓の製造方法は、
一次工程において、一次工程用の下金型の上面に、フッ
ソ樹脂フィルム、未加硫ブチルゴムシートを載せて加硫
し、加硫後にブチルゴムシートのフッソ樹脂フィルムが
筒状に突出する部位を分離して脚部を得る工程を有して
いることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項4のゴム栓の製造方法は、
一次工程において、未加硫ブチルゴムシートにプライマ
ー層を介してフッソゴムの塗膜とフッソ樹脂フィルムと
を形成する工程と、ゴム栓の筒状の脚部を成形するキャ
ビティを有する一次工程用の下金型の上面に、前記バリ
ア層を下に向けて前記未加硫ブチルゴムシートを載せて
加硫し、加硫後に筒状に突出した部位を分離することを
特徴とする。
【0015】本発明の請求項5のゴム栓の製造方法は、
請求項2のゴム栓の製造方法の一次工程において、未加
硫のブチルゴムシートにプライマー層を介して水性塗料
層を形成し、ゴム栓の筒状の脚部を成形するキャビティ
を有する一次工程用の下金型の上面にフッソ樹脂フィル
ムを搭載し、フッソ樹脂フィルムの上に前記水性塗料層
を下に向けて前記未加硫ブチルゴムシートを搭載し、一
次工程用の上金型と下金型とを閉じて加硫することによ
り、加硫済みブチルゴムシートのフッソ樹脂フィルム層
側を筒状に突出させることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項6のゴム栓の製造方法は、
請求項2の一次工程において、ゴム栓の筒状の脚部を成
形するキャビティを有する一次工程用の下金型の上面
に、フッソ樹脂フィルム・フッソゴムシート・未加硫ブ
チルゴムシートを下から上に順次搭載して加硫すること
を特徴とする。
【0017】本発明の請求項7のゴム栓の製造方法は、
請求項2〜6の二次工程において、厚肉の未加硫ブチル
ゴムシートは、一体成形用の上金型に向けられる面にプ
ライマー層を介してフッソゴム層を形成したものである
ことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項8のゴム栓の製造方法は、
請求項2〜6の二次工程において、厚肉の未加硫ブチル
ゴムシートは、一体成形用の上金型に向けられる面にフ
ッソゴムシートを密着させたものであることを特徴とす
る。
【0019】本発明の請求項9のゴム栓製造用金型は、
ゴム栓の脚部とゴム栓の蓋部との一体成形時に脚部を保
持する金型には、その開口周縁部が壜の口部の上端内側
縁部に一致し、脚部の側面上部との間に隙間があくよう
に広がるカーブを有しており、且つ、前記脚部の側面上
部を前記金型のパーティング面上に露出させる深さを有
し、更に、脚部表面部のうち前記金型のパーティング面
から深くても2mmの深さ以下の部位を保持する凹部が
形成されていることを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明の請求項1のゴム栓によれば、フッソ樹
脂フィルムの上端周縁部がブチルゴム内に入り込んで蓋
部のブチルゴムと脚部のブチルゴムとによって挟まれて
いるので、壜の内部に収納された薬液などが脚部のブチ
ルゴムに接触することが防止されると共に、フッソ樹脂
フィルムの周縁部が剥離しない。蓋部の壜の口の上端面
に当接する面にブチルゴムが露出しているので、蓋部と
壜の口の上端面が密着して密封性が向上する。
【0021】本発明の請求項2のゴム栓の製造方法によ
れば、二次工程において脚部と蓋部との一体成形を行な
うと、上金型の圧力が厚肉のブチルゴムシート全体に均
一にかかり、脚部がつぶれない。このため、脚部の側面
上部と凹部の開口周縁部の隙間内に加硫状態のブチルゴ
ムが回り込むこととなり、脚部の壜内に挿入される部位
の表面はフッソ樹脂フィルムによって覆われ、フッソ樹
脂フィルムの上端周縁部は蓋部のブチルゴムによって挟
まれるようにブチルゴムシートの内部に進入する。
【0022】本発明の請求項3のゴム栓の製造方法によ
れば、脚部の壜の内部に挿入される面にフッソ樹脂フィ
ルムを密着させることが出来る。
【0023】本発明の請求項4のゴム栓の製造方法によ
れば、フッソ樹脂フィルムに傷が生じてもフッソゴムの
塗膜により薬液に対してブチルゴムを絶縁する密閉性が
一段と向上する。
【0024】本発明の請求項5のゴム栓の製造方法によ
れば、加硫したブチルゴムの脚部の表面にフッソ樹脂フ
ィルムが水性塗料により密着出来、薬液などとブチルゴ
ムとを十分に回避できる。
【0025】本発明の請求項6のゴム栓の製造方法によ
れば、加硫したブチルゴムの脚部の表面にフッソ樹脂フ
ィルムとフッソゴムシートの二重の層が出来、薬液など
とブチルゴムとを十分に回避できる。
【0026】本発明の請求項7のゴム栓の製造方法によ
れば、蓋部の上部表面にフッソゴム層が形成され、壜か
ら取出された薬液或はその他の液体等が蓋部表面に付着
しても蓋部のブチルゴムが反応することを防止できる。
【0027】本発明の請求項8のゴム栓の製造方法によ
れば、厚肉の未加硫ブチルゴムシートにフッソゴムシー
トを密着させたので、壜から取出された薬液或はその他
の液体等が蓋部表面に付着しても蓋部のブチルゴムが反
応することを防止できる。
【0028】本発明の請求項9のゴム栓製造用金型によ
れば、ゴム栓の脚部を二次工程においてゴム栓の蓋部と
一体成形するときに、脚部のフッソ樹脂フィルムの上部
周面部に蓋部用の加硫ブチルゴムが回り込んで脚部のゴ
ムと蓋部のゴムとの間にフッソ樹脂フィルムが埋め込ま
れるので、フッソ樹脂フィルムの終端部が脚部の周面か
ら剥離することが防止される。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかるゴム栓を図面
に基づいて説明する。
【0030】この実施例のゴム栓は、凍結乾燥薬液を貯
蔵する壜の耐寒用のゴム栓として使用されるものである
が、ゴム栓はその他の化学品、飲料等に使用されること
も有り得る。又、壜に収納されるものは液体に限らず、
粒状物、粉体、ペレット等の固体、或は気体等も考えら
れる。
【0031】図1は本発明の実施例にかかるゴム栓の断
面構造を示したものであり、符号1はブチルゴムからな
る蓋部、符号2はブチルゴムからなる脚部、符号3はフ
ッソ樹脂フィルム(例えば、ダイキン工業株式会社製商
品名ネオフロンETFEフィルムEF−0050片面接
着剤付き)である。
【0032】蓋部1は、図示しない壜の口部の上端面に
密着するように水平に延在しており、この蓋部1の肉厚
はほぼ4mm程度である。蓋部1の下方には壜の口部内に
挿入される脚部2が一体に形成されている。脚部2の壜
の口内に挿入される表面部は、フッソ樹脂フィルム3に
よって覆われている。脚部2は円筒状に形成されてお
り、壜の口に圧入されたときに壜の口に留まって容易に
抜け落ちないように外側に膨らんでいる。脚部2の側面
上部2aには外側に突出するフランジ5が形成されてい
る。脚部2の側面上部2aは、蓋部1のフランジ部1a
を形成するブチルゴムによって被覆されている。脚部2
の側面上部2aがブチルゴムで被覆される深さ方向の距
離は脚部2の上端部からほぼ2.5mm程度であり、蓋部1
の下面からほぼ1mm程度の深さまでブチルゴムでおおわ
れている。脚部2の側面上部2aを被覆する部位はこの
ゴム栓を装着する壜の口の内側縁部の面取りカーブに合
わせて滑らかにカーブしている。このカーブの半径はほ
ぼ1.5mm前後のものであり、ブチルゴムの一部が壜の口
の中にほぼ1.5mm程度進入するが、脚部2の壜の中に
挿入される部位はフッソ樹脂フィルム3で覆われてお
り、このフッソ樹脂フィルム3が壜の口の内壁と密着す
るので、薬液とブチルゴムが接触するおそれはない。
【0033】脚部2の側面上部2aのブチルゴムと蓋部
1のフランジ部1aのブチルゴムとの間には、フッソ樹
脂フィルム3の上端周縁部が挟まれている。このフッソ
樹脂フィルム3とブチルゴムとの接着は接着剤(例え
ば、信越シリコン社製KE−42T、信越シリコン社製
KE−42TS、東レ製SE9157、東レSE170
0)を用いて接着しても良い。フッソ樹脂フィルム3
は、脚部2と蓋部1との境界部4から蓋部2内部のブチ
ルゴム内に延びている。
【0034】脚部2の上面部には台形状の断面を有する
凹部6が形成されている。この凹部6は蓋部1と脚部2
との一体成形のときに蓋部1のブチルゴムが充填され
る。この凹部6は、脚部2を蓋部1の内部に進入させた
ことによって、蓋部1の上面の注射針及び空気針差込用
の凹部7、8、9の底部肉厚が薄くなることを防止して
いる。尚、脚部2と蓋部1とは図7に示すように、ダイ
キン工業株式会社製のフッソゴムである商品名「ダイエ
ル」を接着剤とする。
【0035】蓋部1の表面はプライマーを介してフッソ
ゴム層10によって被覆されており、壜の薬液が蓋部1
の表面に接触しても蓋部1の内部のブチルゴムに接触し
て薬液或はブチルゴムが変化しないようになっている。
【0036】本実施例のゴム栓によれば、フッソ樹脂フ
ィルム3の上端周縁部がブチルゴム内に入り込んで蓋部
1のブチルゴムと脚部2のブチルゴムと境界部によって
挟まれているので、壜の内部に収納された薬液などが脚
部2のブチルゴムに接触することが防止されると共に、
フッソ樹脂フィルム3の周縁部が剥離しない。しかも、
蓋部1の壜の口の上端面に当接する面1aに図7に示す
フッソゴムが露出しているので、蓋部1と壜の口の上端
面が密着して密封性が向上する。更に、凹部6を形成す
ることによって凹部7、8、9の底部の肉厚が確保さ
れ、注射針の複数回の刺込みに耐えることが出来るよう
になっている。更に、壜の薬液が蓋部1の表面に接触し
ても蓋部1の内部のブチルゴムに接触して薬液或はブチ
ルゴムが変化することがない。
【0037】次に、本発明の実施例にかかるゴム栓製造
用金型について説明する。
【0038】図3は上記のゴム栓を製造するための金型
の主要部を示したものである。
【0039】図3の金型は、脚部2を形成するための一
次工程において使用する金型であり、符号11は一次工
程用の下金型、符号12は一次工程用の上金型である。
下金型11のキャビティ13は、ゴム栓として蓋部1の
下面から突出する部位よりも1.5mm乃至2.5mm程度深く
形成されている。上金型12には下金型11のキャビテ
ィ13に向かい合った位置に凹部6を形成する凸部16
が突設されている。下金型11と上金型12との間に
は、フッソ樹脂フィルム15と、未加硫のブチルゴムシ
ート14とが配設される。
【0040】フッソ樹脂フィルム15としては、ポリテ
トラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルエチレン、
フッ化エチレンポリプロピレン共重合体、テトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロエチレン共重合体、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニル等のシート状フィル
ムがある。
【0041】又、ブチルゴムシート14はIIRであ
り、フッソ樹脂フィルム15は真空装置内でブチルゴム
シート14の上に載せられた後に大気圧に戻すと、フッ
ソ樹脂フィルム15がブチルゴムシート14に容易に密
着するが、フッソ樹脂フィルム15とブチルゴムシート
14とはプライマーにより接着しても良い。尚、フッソ
樹脂フィルム15とブチルゴムシート14との密着性を
向上させるために、フッソ樹脂フィルム15のブチルゴ
ムとの接着面をサンドブラスト、放電エッチング等によ
り粗面とし、この粗面と未加硫ゴムシートとを接着し
て、加硫時に粗面の凹凸内にブチルゴムを進入させて密
着性を高めても良い。
【0042】図4に示す符号17は打抜用のポンチであ
り、符号18は脚部2の打抜分離工程で使用する金型で
ある。金型18にはポンチ17の刃先とともに脚部2を
分離する刃として機能するリング溝18aが形成されて
おり、脚部形成用の加硫ゴムシート19の脚部2がリン
グ溝18a内に位置して静止すると、ポンチ17が下降
して脚部2が加硫ゴムシート19から分離される。
【0043】図6、図7は二次工程用の下金型と上金型
とを示している。
【0044】図6、図7において符号20は下金型、符
号21は上金型である。下金型20は加硫ゴムシート1
9の打抜分離工程で打ち抜かれた脚部2を装着する凹部
22を備えている。この凹部22は一次工程の下金型1
1のキャビティ13とほぼ相似形であり、キャビティ1
3より僅かに小さく形成されている。凹部22はキャビ
ティ13より浅く形成されており、図5、図6に示すよ
うに、打ち抜かれた脚部2を凹部22内に装着すると、
下金型20の上面からほぼ1mm〜1.5mm程度脚部2の上
端部が浮き上がるように保持される。脚部22が凹部2
2に装着されているとき、脚部2の側面上部2aと凹部
22の開口周縁部22aとは接触せず、脚部2の側面上
部2a以下の部分が凹部22の内壁面と密着する。尚、
下金型20の凹部22に脚部2を装着するには、打抜分
離工程で分離した脚部2を整列機によって下金型20の
凹部22の位置に合わせて整列させ、上方から下金型2
0の凹部22内に圧入する。凹部22の開口周縁部22
aはゴム栓の脚部2を挿入する壜の口の内側縁部のカー
ブに合わせてカーブしており、脚部2が傷つかないよう
に面取りされている。
【0045】上金型21には、蓋部1を形成するキャビ
ティ23が形成されている。キャビティ23には蓋部1
の上面に形成する注射針用の凹部7、8、9を形成する
突起が形成されている。
【0046】二次工程において下金型20と上金型21
との間には、先ず下金型20の凹部22に脚部2を装着
したのちに、図5に示すように、薄肉の未加硫ブチルゴ
ムシート24と厚肉の未加硫ブチルゴムシート25とが
順次配設される。先ず、薄肉の未加硫ブチルゴムシート
24が下金型20の上面に敷設され、このブチルゴムシ
ート24の上に厚肉のブチルゴムシート25が敷設され
る。薄肉のブチルゴムシート24には、図8に示すよう
に、脚部2を内側に位置させるための丸孔26が形成さ
れている。丸孔26は脚部2のフランジ部5より大き
く、蓋部1のフランジ部1aの外周口径より小さいが、
丸孔26の口径は脚部2のフランジ部5の口径に近い。
【0047】本実施例では蓋部1と脚部2との接着のた
めに、図7に示すように、厚肉の未加硫ブチルゴムシー
ト25は、薄肉未加硫ブチルゴムシート24に接着する
面にフッソゴム塗膜27が形成されている。このフッソ
ゴムとしては、六フッ化プロピレンとフッ化ビニリデン
の共重合体、三フッ化塩化エチレンとフッ化ビニリデン
の共重合体、フッ化アクリレートのポリマー、フッ化ポ
リエステル等があるが、好ましくは六フッ化プロピレン
とフッ化ビニリデンの共重合体(例えばダイキン工業株
式会社製のフッソゴム商品名「ダイエル」)を使用する
のが望ましい。厚肉の未加硫ブチルゴムシート25に形
成されるフッソゴム塗膜層27には、図7の一点鎖線で
示すように蓋部1のキャビティ23が位置し、蓋部1の
位置に合わせて脚部2が位置する。尚、図1では図示さ
れていないが、蓋部1と脚部2とはフッソゴムの塗膜層
によって接着されている。フッソゴム塗膜層27には、
二次工程において下金型20との剥離を容易にするため
に、周囲にブチルゴム面が矩形に露出していると共に、
塗膜層27の内部に孔部28が設けられ、孔部28から
ブチルゴムが露出している。
【0048】次に、本発明の実施例にかかるゴム栓の製
造方法について説明する。
【0049】図9は上記実施例に示したゴム栓を製造す
る場合の処理工程を示す図である。
【0050】この図のゴム栓の製造方法において、表面
部にフッソ樹脂フィルム3を貼ったゴム栓の脚部2を形
成する一次工程としては、未加硫のブチルゴムシート1
4にプライマーを吹付けて50度c〜70度cの温度で10分〜
20分加熱して乾燥させた後、このプライマーの上にダイ
エルのフッソゴム層を形成する。次に、このブチルゴム
シート14のフッソゴム層の上にフッソ樹脂フィルム1
5を載せて真空装置内に収納し、真空引きを行なうと、
ダイエルのフッソゴム層にフッソ樹脂フィルム15が真
空吸着される。図2に示すように、フッソ樹脂フィルム
15の真空吸着後フッソ樹脂フィルム15を一次工程の
下金型11の上に載せたら、図3に示すように、下金型
11と上金型12とを加熱加圧して未加硫ブチルゴムシ
ート14を加硫し、脚部2を多数形成したゴムシートを
作成する。ゴムシートが出来たら、図4に示すように、
ポンチ17及び金型18によって脚部2を打抜分離して
一次工程が終了する。
【0051】二次工程に写る前の予備工程では、下金型
20の凹部22に打ち抜いた脚部2を装着する。凹部2
2に脚部2を装着するときに、下金型20の温度は10
0度C〜120度C程度の温度とする。下金型20の凹
部22は浅くできており、凹部22の開口周縁部22a
は壜の口の内側縁部に合わせてカーブしているので、脚
部2の側面上部2aが露出し、脚部2の側面上部2aと
前記凹部の開口周縁部との間に隙間をあく。このため、
次の二次工程で加硫されたブチルゴムが隙間内に入り込
んで脚部2の側面上部2aを取り囲むこととなる。
【0052】二次工程では、二次工程用の下金型20の
上面に薄肉の未加硫ブチルゴムシート24を搭載し、こ
の薄肉の未加硫ブチルゴムシート24の上に、蓋部1を
形成する厚肉の未加硫ブチルゴムシート25を載せて、
一体成形用の上金型21と一体成形を行なう。
【0053】この一体成形において、下金型20の温度
はほぼ100度C〜120度Cとし、上金型21の温度
は未加硫ゴムを加硫するに適当な温度である160度C
〜180度Cとする。下金型20に未加硫ブチルゴムシ
ート24を載せるときに、開口部26内に脚部2の上端
部が位置し、脚部2の上端部の高さと薄肉の未加硫ブチ
ルゴムシート24の上面の高さとがほぼ一致する。薄肉
の未加硫ブチルゴムシート24の上面には、更に厚肉の
未加硫ブチルゴムシート25が載せられる。このため、
脚部2に上金型21の加圧力が局部的に作用することが
回避され、加硫されたブチルゴムが脚部2の側面上部2
aに十分に回り込む。しかも、未加硫ブチルゴムシート
25の脚部2が当たる面に前述のダイエルというフッソ
ゴム塗膜層27が形成されているので、脚部2の加硫さ
れたブチルゴムと蓋部1の未加硫ブチルゴムとが接着さ
れ、更に、脚部2の側面上部2aのフッソ樹脂フィルム
3がダイエルを介して蓋部1のブチルゴムに接着され
る。
【0054】一体成形後は、下金型20と上金型21と
を開いてゴム栓を多数形成したシートを取り外し、図示
しない打抜装置においてゴム栓を分離すると、上記実施
例で説明したゴム栓が得られる。
【0055】尚、上記のゴム栓の製造方法の未加硫ブチ
ルゴムシート14にプライマーを吹付け・乾燥する工程
から、下金型11に未加硫ブチルゴムシート14を載せ
て加硫する工程までの間までの工程において、下金型1
1にフッソ樹脂フィルム15を先ず敷設し、次に、フッ
ソ樹脂フィルム15に未加硫フッソゴムシートを載せ、
この未加硫フッソゴムシートの上に未加硫ブチルゴムシ
ート14を載せて一次工程の加硫を行なう製造方法もあ
る。
【0056】又、上記のゴム栓の製造方法の未加硫ブチ
ルゴムシート14にプライマーを吹付け・乾燥する工程
から、下金型11に未加硫ブチルゴムシート14を載せ
て加硫する工程までの間までの工程において、未加硫ブ
チルゴムシート14にプライマーを吹付け・乾燥した後
に、水性塗料(ダイキン工業株式会社製GL−252)
を吹付けて50度c〜70度cで10分〜20分焼成し、下金型1
1にフッソ樹脂フィルム15(ダイキン工業株式会社製
ネオフロンETFE)を敷設し、次に、フッソ樹脂フィ
ルム15上に未加硫ブチルゴムシート14を載せて一次
工程の加硫を行なう製造方法もある。
【0057】更に、上記実施例で詳述したゴム栓の製造
方法の二次工程の下金型20に厚肉の未加硫のブチルゴ
ムシート25の代わりとして、ブチルゴム25の上金型
21側の面に、フッソゴムシートを搭載する方法やプラ
イマーを介してフッソゴムの塗膜層を形成する方法が考
えられる。
【0058】
【発明の効果】本発明の請求項1のゴム栓によれば、フ
ッソ樹脂フィルムの上端周縁部がブチルゴム内に入り込
んで蓋部のブチルゴムと脚部のブチルゴムとによって挟
まれているので、壜の内部に収納された薬液などが脚部
のブチルゴムに接触することが防止されると共に、フッ
ソ樹脂フィルムの周縁部が剥離しない。蓋部の壜の口の
上端面に当接する面にブチルゴムが露出しているので、
蓋部と壜の口の上端面が密着して密封性が向上する。
【0059】本発明の請求項2のゴム栓の製造方法によ
れば、二次工程において脚部と蓋部との一体成形を行な
うと、上金型の圧力が厚肉のブチルゴムシート全体に均
一にかかり、脚部がつぶれない。このため、脚部の側面
上部と凹部の開口周縁部の隙間内に加硫状態のブチルゴ
ムが回り込むこととなり、脚部の壜内に挿入される部位
の表面はフッソ樹脂フィルムによって覆われ、フッソ樹
脂フィルムの上端周縁部は蓋部のブチルゴムによって挟
まれるようにブチルゴムシートの内部に進入する。
【0060】本発明の請求項3のゴム栓の製造方法によ
れば、脚部の壜の内部に挿入される面にフッソ樹脂フィ
ルムを密着させることが出来る。
【0061】本発明の請求項4のゴム栓の製造方法によ
れば、フッソ樹脂フィルムに傷が生じてもフッソゴムの
塗膜により薬液に対してブチルゴムを絶縁する密閉性が
一段と向上する。
【0062】本発明の請求項5のゴム栓の製造方法によ
れば、加硫したブチルゴムの脚部の表面にフッソ樹脂フ
ィルムが水性塗料により密着出来、薬液などとブチルゴ
ムとを十分に回避できる。
【0063】本発明の請求項6のゴム栓の製造方法によ
れば、加硫したブチルゴムの脚部の表面にフッソ樹脂フ
ィルムとフッソゴムシートの二重の層が出来、薬液など
とブチルゴムとを十分に回避できる。
【0064】本発明の請求項7のゴム栓の製造方法によ
れば、蓋部の上部表面にフッソゴム層が形成され、壜か
ら取出された薬液或はその他の液体等が蓋部表面に付着
しても蓋部のブチルゴムが反応することを防止できる。
【0065】本発明の請求項8のゴム栓の製造方法によ
れば、厚肉の未加硫ブチルゴムシートにフッソゴムシー
トを密着させたので、壜から取出された薬液或はその他
の液体等が蓋部表面に付着しても蓋部のブチルゴムが反
応することを防止できる。
【0066】本発明の請求項9のゴム栓製造用金型によ
れば、ゴム栓の脚部を二次工程においてゴム栓の蓋部と
一体成形するときに、脚部のフッソ樹脂フィルムの上部
周面部に蓋部用の加硫ブチルゴムが回り込んで脚部のゴ
ムと蓋部のゴムとの間にフッソ樹脂フィルムが埋め込ま
れるので、フッソ樹脂フィルムの終端部が脚部の周面か
ら剥離することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるゴム栓の断面図
【図2】本発明の実施例の製造方法において一次工程用
の下金型にフッソ樹脂フィルム及び未加硫ブチルゴムシ
ートを載せた状態の断面図
【図3】本発明の実施例の製造方法において一次工程用
の金型により加硫を行なった状態の断面図
【図4】本発明の実施例の製造方法の一次工程において
脚部の打抜分離工程の断面図
【図5】本発明の実施例の製造方法の予備工程において
二次工程用の下金型に脚部を装着した状態の断面図
【図6】本発明の実施例の製造方法の二次工程の一体成
形の状態を示す断面図
【図7】本発明の実施例の二次工程において厚肉の未加
硫ブチルゴムシートの接着面の平面図
【図8】本発明の実施例の二次工程において薄肉の未加
硫ブチルゴムシートの平面図
【図9】本発明の実施例の製造方法の処理工程図
【符号の説明】
1 蓋部 2 脚部 3 フッソ樹脂フィルム 4 蓋部と脚部の境界部 5 フランジ部 6 凹部 10 フッソゴム層 11 一次工程用の下金型 12 一次工程用の上金型 13 脚部用のキャビティ 14 未加硫ブチルゴムシート 15 フッソ樹脂フィルム 16 凸部 17 ポンチ 18 金型 19 加硫ゴムシート 20 二次工程用の下金型 21 二次工程用の上金型 22 凹部 22a 開口周縁部 23 蓋部のキャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平泉 裕一 東京都葛飾区東四つ木4−2−22 有限会 社上総硬質クローム内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壜の口部の上端面に密着するように水平
    に延びる蓋部と、この蓋部から下方に突出して前記壜の
    口部内に挿入される脚部とをブチルゴムにより一体に形
    成したゴム栓であって、 前記脚部の壜の口内に挿入される表面部がフッソ樹脂フ
    ィルムによって覆われており、このフッソ樹脂フィルム
    の上端周縁部は、前記脚部と前記蓋部との境界部から蓋
    部内部のブチルゴム内に延びていることを特徴とするゴ
    ム栓。
  2. 【請求項2】 壜の内部に挿入される表面部にフッソ樹
    脂フィルムを貼ったゴム栓の脚部を形成する一次工程
    と、 前記脚部を保持する凹部を備えた二次工程用の下金型の
    当該凹部に、前記脚部の側面上部が下金型の上面の上に
    露出し、前記脚部の側面上部と前記凹部の開口周縁部と
    の間に隙間をあけて前記ゴム栓の脚部を挿入する予備工
    程と、 前記二次工程用の下金型の上面から脚部の上面までの高
    さにほぼ等しい肉厚を有すると共に前記脚部より大きい
    開口部を有する薄肉の未加硫ブチルゴムシートを用意
    し、この薄肉の未加硫ブチルゴムシートを前記脚部が開
    口部内に位置するように前記二次工程用の下金型の上面
    に載せ、更にこの薄肉の未加硫ブチルゴムシートの上
    に、前記蓋部を形成する厚肉の未加硫ブチルゴムシート
    を載せて、ゴム栓の蓋部形成用のキャビティを有する一
    体成形用の上金型と一体成形を行なう二次工程とを、 有することを特徴とするゴム栓の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2のゴム栓の製造方法において、 前記一次工程は、前記脚部成形用の筒状のキャビティを
    有する一次工程用の下金型の上面にフッソ樹脂フィルム
    を載せ、このフッソ樹脂フィルムの上に未加硫のブチル
    ゴムシートを載せ、前記一次工程用の下金型とこれと向
    かい合う一次工程用の上金型とを閉じて未加硫のブチル
    ゴムシートを加硫する工程と、前記一次工程用の下金型
    及び上金型を開いて前記フッソ樹脂フィルムが表面に貼
    着された加硫済みブチルゴムシートを外し、外した加硫
    済みブチルゴムシートから筒状に突出した部位の周縁部
    を切り離してゴム栓の脚部を取出す工程とを有している
    ことを特徴とするゴム栓の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2のゴム栓の製造方法であって、 前記一次工程は、未加硫のブチルゴムシートにプライマ
    ー層を介してフッソゴムの塗膜を形成した後、このフッ
    ソゴムの塗膜上にフッソ樹脂フィルムを密着させる工程
    と、ゴム栓の筒状の脚部を成形するキャビティを有する
    一次工程用の下金型の上面に、前記フッソ樹脂フィルム
    を下に向けて前記未加硫のブチルゴムシートを載せ、一
    次工程用の上金型と下金型とを閉じて加硫することによ
    り、加硫したブチルゴムシートの下面にゴム栓の脚部と
    する筒状部を突出させる工程と、 前記第1の下金型と第1の上金型とを開いて外した加硫
    済みブチルゴムシートから筒状部をその周縁部に沿って
    切り離してゴム栓の脚部を取出す工程とを有することを
    特徴とするゴム栓の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項2のゴム栓の製造方法であって、 前記一次工程は、未加硫のブチルゴムシートにプライマ
    ー層を介して水性塗料層を形成し、ゴム栓の筒状の脚部
    を成形するキャビティを有する一次工程用の下金型の上
    面にフッソ樹脂フィルムを搭載し、フッソ樹脂フィルム
    の上に前記水性塗料層を下に向けて前記未加硫ブチルゴ
    ムシートを搭載し、一次工程用の上金型と下金型とを閉
    じて加硫することにより、加硫済みブチルゴムシートの
    フッソ樹脂フィルム層側を筒状に突出させる工程と、 前記第1の下金型と第1の上金型とを開いて外した加硫
    済みブチルゴムシートから筒状の部位をその周縁部に沿
    って切り離してゴム栓の脚部として取出す工程とを有す
    ることを特徴とするゴム栓の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項2のゴム栓の製造方法において、 前記一次工程は、ゴム栓の筒状の脚部を成形するキャビ
    ティを有する一次工程用の下金型の上面に、フッソ樹脂
    フィルム・フッソゴムシート・未加硫ブチルゴムシート
    を下から上に順次搭載し、一次工程用の上金型と下金型
    とを閉じて加硫することにより、加硫したブチルゴムシ
    ートのフッソ樹脂フィルム層側を筒状に突出させる工程
    と、 前記第1の下金型と第1の上金型とを開いて外したブチ
    ルゴムシートから筒状の部位をその周縁部に沿って切り
    離してゴム栓の脚部を取出す工程とを有することを特徴
    とするゴム栓の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至請求項6のゴム栓の製造方
    法であって、 前記二次工程においてゴム栓の蓋部を形成するための厚
    肉の未加硫ブチルゴムシートは、一体成形用の上金型に
    向けられる面にプライマー層を介してフッソゴム層を形
    成したものであることを特徴とするゴム栓の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至請求項6のゴム栓の製造方
    法であって、 前記二次工程においてゴム栓の蓋部を形成するために厚
    肉の未加硫ブチルゴムシートは、一体成形用の上金型に
    向けられる面にフッソゴムシートを密着させたものであ
    ることを特徴とするゴム栓の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1のゴム栓を製造するゴム栓製造
    用金型であって、 ゴム栓の脚部とゴム栓の蓋部とを一体成形する一対の金
    型のうちの前記脚部を保持する金型には、その開口周縁
    部が壜の口部の上端内側縁部に一致し、脚部の側面上部
    との間に隙間があくように広がるカーブを有しており、
    且つ、前記脚部の側面上部を前記金型のパーティング面
    上に露出させる深さを有し、更に、脚部表面部のうち前
    記金型のパーティング面から深くても2mmの深さ以下
    の部位を保持する凹部が形成されていることを特徴とす
    るゴム栓製造用金型。
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JP2008125560A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Daikyo Seiko Ltd 注射ノズルキャップ
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CN112008853A (zh) * 2019-05-29 2020-12-01 衡水威达橡塑有限公司 用于铸管涂衬的可充气胶胎、骨架和堵头装置

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JPH0240491A (ja) * 1988-07-30 1990-02-09 Kobe Steel Ltd 酸化雰囲気熱間等方圧加圧成形方法及び装置

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