JPH0717548A - ゴム栓及びゴム栓の製造方法 - Google Patents
ゴム栓及びゴム栓の製造方法Info
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- JPH0717548A JPH0717548A JP5162350A JP16235093A JPH0717548A JP H0717548 A JPH0717548 A JP H0717548A JP 5162350 A JP5162350 A JP 5162350A JP 16235093 A JP16235093 A JP 16235093A JP H0717548 A JPH0717548 A JP H0717548A
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 壜の口部から容易に抜けにくいものであるこ
とを前提としつつ、表面に離型剤を付着させず、しか
も、内部の薬液等の液体が変質するおそれのないゴム栓
の開示。 【構成】 壜の口内に挿入される脚部2の表面にフッソ
ゴム層3が形成されていることを特徴とするゴム栓。
とを前提としつつ、表面に離型剤を付着させず、しか
も、内部の薬液等の液体が変質するおそれのないゴム栓
の開示。 【構成】 壜の口内に挿入される脚部2の表面にフッソ
ゴム層3が形成されていることを特徴とするゴム栓。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば凍結乾燥薬液或
は化学品を収納した壜を密封すると共に、薬液等とゴム
との接触を回避し、更に離型剤の使用しないゴム栓及び
ゴム栓の製造方法に関するものである。
は化学品を収納した壜を密封すると共に、薬液等とゴム
との接触を回避し、更に離型剤の使用しないゴム栓及び
ゴム栓の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薬液の収納瓶に装着されるゴム栓
としては、特公昭57−53184号特許公報「ラミネ
ートゴム栓の製造方法」が開示されている。
としては、特公昭57−53184号特許公報「ラミネ
ートゴム栓の製造方法」が開示されている。
【0003】この「ラミネートゴム栓の製造方法」は、
「壜口挿入部成形窪を有する下金型に少なくとも完成品
外径よりも大形状で且つ包装される医薬又は医療用薬品
に耐える性質の樹脂フィルムと未加硫ブチルゴムシート
を順次重合し、上型とで加熱、加圧して、下表面が樹脂
層で覆われ上表面がゴム面である素体を成形」する工程
と、「素体の壜口上端接触面部を完成品の多くとも2/
3巾以下にカッティングせしめて素栓を成形」する工程
と、「然る後下金型に装填されている該素栓上表面に未
加硫ブチルゴムシートを重合し、直径が完成品の壜口上
端接触面外径と同径状の拡大頭部成形窪を有する上金型
とで加熱、加圧して完成品を成形」する工程とからなる
ものである。
「壜口挿入部成形窪を有する下金型に少なくとも完成品
外径よりも大形状で且つ包装される医薬又は医療用薬品
に耐える性質の樹脂フィルムと未加硫ブチルゴムシート
を順次重合し、上型とで加熱、加圧して、下表面が樹脂
層で覆われ上表面がゴム面である素体を成形」する工程
と、「素体の壜口上端接触面部を完成品の多くとも2/
3巾以下にカッティングせしめて素栓を成形」する工程
と、「然る後下金型に装填されている該素栓上表面に未
加硫ブチルゴムシートを重合し、直径が完成品の壜口上
端接触面外径と同径状の拡大頭部成形窪を有する上金型
とで加熱、加圧して完成品を成形」する工程とからなる
ものである。
【0004】特公昭57−53184号の製造方法によ
るラミネートゴム栓の場合、素栓の上表面にはゴムが露
出する一方、素栓の下表面が樹脂フィルムによって被覆
されている。
るラミネートゴム栓の場合、素栓の上表面にはゴムが露
出する一方、素栓の下表面が樹脂フィルムによって被覆
されている。
【0005】尚、壜の口の内側縁部が直角に鋭く尖って
いると、ゴム栓の挿入時にゴム栓の先端部等が損傷して
ゴムの損傷かすが壜内に落下するおそれがあるため、壜
の口部の内側縁部は丸く面取りされているのが通常であ
る。従って、ラミネートゴム栓の壜口挿入部と壜口上端
接触面とは、壜の口部の内側縁部の面取り形状に合わせ
て通常は丸く凹むように形成されている。
いると、ゴム栓の挿入時にゴム栓の先端部等が損傷して
ゴムの損傷かすが壜内に落下するおそれがあるため、壜
の口部の内側縁部は丸く面取りされているのが通常であ
る。従って、ラミネートゴム栓の壜口挿入部と壜口上端
接触面とは、壜の口部の内側縁部の面取り形状に合わせ
て通常は丸く凹むように形成されている。
【0006】又、実公平2−44750号の凍結乾燥製
剤用ラミネートゴム栓の場合、脚部が蓋部との接続部か
ら二股に分岐しており、二股部を介して壜内部と壜外部
とが連通するように壜の口部にゴム栓を仮止めしてお
き、二股部分を介して壜内部に薬液を注入した後に、薬
液注入済みの壜を低温真空装置内に収納し、内部の薬液
を凍結乾燥させてから真空状態にすることによりゴム栓
を完全に締めてしまうことが行なわれる。しかし、脚部
にフッソ樹脂フィルムを張り合わせると、摩擦抵抗が少
ないために、低温下におくと脚部が凍結して収縮し、壜
の口にゴム栓が完全に入り込んで壜内部の薬剤の凍結乾
燥が不十分になることがある。そこで、このようなこと
を回避するために、実公平2−44750号では、脚部
の表面に突起を設けて壜の口に引っかかるようにし、真
空時にはゴム栓を完全に密封するようにしている。
剤用ラミネートゴム栓の場合、脚部が蓋部との接続部か
ら二股に分岐しており、二股部を介して壜内部と壜外部
とが連通するように壜の口部にゴム栓を仮止めしてお
き、二股部分を介して壜内部に薬液を注入した後に、薬
液注入済みの壜を低温真空装置内に収納し、内部の薬液
を凍結乾燥させてから真空状態にすることによりゴム栓
を完全に締めてしまうことが行なわれる。しかし、脚部
にフッソ樹脂フィルムを張り合わせると、摩擦抵抗が少
ないために、低温下におくと脚部が凍結して収縮し、壜
の口にゴム栓が完全に入り込んで壜内部の薬剤の凍結乾
燥が不十分になることがある。そこで、このようなこと
を回避するために、実公平2−44750号では、脚部
の表面に突起を設けて壜の口に引っかかるようにし、真
空時にはゴム栓を完全に密封するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公昭57−
53184号のラミネートゴム栓のように、脚部の周面
に樹脂フィルムを付着させる場合、脚部を一次工程の下
金型から取り出し易くするために、下金型の脚部を保持
する壜口挿入部成形窪(キャビティ)の内面に離型剤を
十分に塗布しているのが現状である。
53184号のラミネートゴム栓のように、脚部の周面
に樹脂フィルムを付着させる場合、脚部を一次工程の下
金型から取り出し易くするために、下金型の脚部を保持
する壜口挿入部成形窪(キャビティ)の内面に離型剤を
十分に塗布しているのが現状である。
【0008】このため、フッソ樹脂フィルムの上に未加
硫ブチルゴムシートを載せ、上金型と下金型とを加熱・
加圧して加硫されたブチルゴムシートを取り外すと、脚
部のフッソ樹脂フィルムの表面に大量の離型剤が付着し
ている。この離型剤は脚部の分離のときに大部分洗浄さ
れるが、ブチルゴムシートの加硫工程においてフッソ樹
脂フィルムが大きな圧力よって延ばされるときに出来る
傷に入り込んでとれないことがある。このため、壜の内
部に収納される薬剤によってはこの離型剤と反応するお
それが残されている。
硫ブチルゴムシートを載せ、上金型と下金型とを加熱・
加圧して加硫されたブチルゴムシートを取り外すと、脚
部のフッソ樹脂フィルムの表面に大量の離型剤が付着し
ている。この離型剤は脚部の分離のときに大部分洗浄さ
れるが、ブチルゴムシートの加硫工程においてフッソ樹
脂フィルムが大きな圧力よって延ばされるときに出来る
傷に入り込んでとれないことがある。このため、壜の内
部に収納される薬剤によってはこの離型剤と反応するお
それが残されている。
【0009】又、「素栓の周縁部を完成品の多くとも2
/3以下の巾でカッティングする工程」においては、樹
脂フィルムのしわを回避するためにも、素栓の脚部を案
内として円筒状のポンチにより打ち抜く方法がとられ
る。このため脚部の平面的な投影形状が素栓の周縁部の
打抜形状となる。
/3以下の巾でカッティングする工程」においては、樹
脂フィルムのしわを回避するためにも、素栓の脚部を案
内として円筒状のポンチにより打ち抜く方法がとられ
る。このため脚部の平面的な投影形状が素栓の周縁部の
打抜形状となる。
【0010】しかし、このような断裁工程を経て、素栓
の上表面に未加硫のゴムシートを重ねて加熱加圧を行な
う二次加工を行なうと、樹脂フィルムの周縁部が加熱に
より収縮して、ゴム栓の壜口挿入部と壜口上端接触面部
との境界部まで縮んでしまうことがある。
の上表面に未加硫のゴムシートを重ねて加熱加圧を行な
う二次加工を行なうと、樹脂フィルムの周縁部が加熱に
より収縮して、ゴム栓の壜口挿入部と壜口上端接触面部
との境界部まで縮んでしまうことがある。
【0011】このように、樹脂フィルムの周縁部が壜口
挿入部と壜口上端接触面との境界部まで縮んでしまう
と、樹脂フィルムとゴムとの間に隙間が生じて、樹脂フ
ィルムとゴムとの隙間から薬液が進入し、薬液にゴムが
溶けて薬液が変質してしまう問題がある。
挿入部と壜口上端接触面との境界部まで縮んでしまう
と、樹脂フィルムとゴムとの間に隙間が生じて、樹脂フ
ィルムとゴムとの隙間から薬液が進入し、薬液にゴムが
溶けて薬液が変質してしまう問題がある。
【0012】又、実公平2−44750号の凍結乾燥製
剤用ラミネートゴム栓の場合上記の樹脂フィルムの損傷
の他に、脚部に突起を形成するので、突起の形成のため
に金型が複雑になると共に、突起と樹脂フィルムとの密
着が難しい問題がある。
剤用ラミネートゴム栓の場合上記の樹脂フィルムの損傷
の他に、脚部に突起を形成するので、突起の形成のため
に金型が複雑になると共に、突起と樹脂フィルムとの密
着が難しい問題がある。
【0013】
【発明の目的】本発明にかかるゴム栓は、このような問
題に着目してなされたものであり、壜の口部から容易に
抜けにくいものであることを前提としつつ、表面に離型
剤を付着させず、しかも、内部の薬液等の液体が変質す
るおそれがなく、凍結乾燥製剤用の壜に用いる場合で
も、突起などを形成する必要のないゴム栓を提供するこ
とを目的とする。
題に着目してなされたものであり、壜の口部から容易に
抜けにくいものであることを前提としつつ、表面に離型
剤を付着させず、しかも、内部の薬液等の液体が変質す
るおそれがなく、凍結乾燥製剤用の壜に用いる場合で
も、突起などを形成する必要のないゴム栓を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1にかかるゴム栓は、ゴム栓の脚部
表面にフッソゴム層が形成されていることを特徴とす
る。
に、本発明の請求項1にかかるゴム栓は、ゴム栓の脚部
表面にフッソゴム層が形成されていることを特徴とす
る。
【0015】本発明の請求項2にかかるゴム栓の製造方
法は、加硫済みブチルゴムシートの脚部が突出した面に
フッソゴムを塗布し、フッソゴムの塗膜層の乾燥後に、
前記ブチルゴムシートから脚部と蓋部とが一体になった
ゴム栓を分離することを特徴とする。
法は、加硫済みブチルゴムシートの脚部が突出した面に
フッソゴムを塗布し、フッソゴムの塗膜層の乾燥後に、
前記ブチルゴムシートから脚部と蓋部とが一体になった
ゴム栓を分離することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項3にかかるゴム栓の製造方
法は、マスキングを行って前記フッソゴムを塗布するこ
とを特徴とする。
法は、マスキングを行って前記フッソゴムを塗布するこ
とを特徴とする。
【0017】本発明の請求項4にかかるゴム栓の製造方
法は、表裏面にフッソゴムの塗膜層を形成した未加硫の
ブチルゴムシートを、脚部成形用のキャビティを有する
下金型と、蓋部形成用のキャビティを有する上金型との
間に配して加熱・加圧することを特徴とする。
法は、表裏面にフッソゴムの塗膜層を形成した未加硫の
ブチルゴムシートを、脚部成形用のキャビティを有する
下金型と、蓋部形成用のキャビティを有する上金型との
間に配して加熱・加圧することを特徴とする。
【0018】本発明の請求項5にかかるゴム栓の製造方
法は、一次工程においてゴム栓の脚部の表面部にフッソ
ゴムの被膜を形成し、予備工程において二次工程用の下
金型の凹部に、脚部の側面上部と凹部の開口周縁部との
間に隙間があくように脚部を挿入し、二次工程におい
て、二次工程用の下金型の上面に、脚部を位置させる開
口部を設けた薄肉の未加硫ブチルゴムシートを敷設し、
この薄肉の未加硫ブチルゴムシートの上に、蓋部を形成
する厚肉の未加硫ブチルゴムシートを載せて、ゴム栓の
蓋部形成用のキャビティを有する一体成形用の上金型と
一体成形を行なうことを特徴とする。
法は、一次工程においてゴム栓の脚部の表面部にフッソ
ゴムの被膜を形成し、予備工程において二次工程用の下
金型の凹部に、脚部の側面上部と凹部の開口周縁部との
間に隙間があくように脚部を挿入し、二次工程におい
て、二次工程用の下金型の上面に、脚部を位置させる開
口部を設けた薄肉の未加硫ブチルゴムシートを敷設し、
この薄肉の未加硫ブチルゴムシートの上に、蓋部を形成
する厚肉の未加硫ブチルゴムシートを載せて、ゴム栓の
蓋部形成用のキャビティを有する一体成形用の上金型と
一体成形を行なうことを特徴とする。
【0019】本発明の請求項6のゴム栓の製造方法は、
請求項5の一次工程において、一次工程用の下金型の上
面に、下面にフッソゴム層を形成した未加硫のブチルゴ
ムシートを載せ、下金型と上金型とにより加硫したブチ
ルゴムシートを外し、突出した部位の周縁部を切り離し
てゴム栓の脚部を取出すことを特徴とする。
請求項5の一次工程において、一次工程用の下金型の上
面に、下面にフッソゴム層を形成した未加硫のブチルゴ
ムシートを載せ、下金型と上金型とにより加硫したブチ
ルゴムシートを外し、突出した部位の周縁部を切り離し
てゴム栓の脚部を取出すことを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明の請求項1にかかるゴム栓及び請求項
2、3のゴム栓の製造方法によれば、フッソ樹脂フィル
ムの延伸による傷の発生の心配がなく、離型剤を使用す
る必要もない。又、表面がフッソゴムであるので、耐薬
品性が良好であると共に、ブチルゴムの表面を十分に遮
蔽出来る。
2、3のゴム栓の製造方法によれば、フッソ樹脂フィル
ムの延伸による傷の発生の心配がなく、離型剤を使用す
る必要もない。又、表面がフッソゴムであるので、耐薬
品性が良好であると共に、ブチルゴムの表面を十分に遮
蔽出来る。
【0021】本発明の請求項4にかかるゴム栓の製造方
法によれば、請求項2、3の作用に加えて予め未加硫の
ブチルゴムシートにフッソゴム層を形成しておけば、こ
のブチルゴムシートの加硫と打抜とを行なうことによ
り、簡単にゴム栓を量産出来る。
法によれば、請求項2、3の作用に加えて予め未加硫の
ブチルゴムシートにフッソゴム層を形成しておけば、こ
のブチルゴムシートの加硫と打抜とを行なうことによ
り、簡単にゴム栓を量産出来る。
【0022】本発明の請求項5にかかるゴム栓の製造方
法によれば、請求項2、3の作用に加えて、二次工程の
一体成形時に加硫状態のブチルゴムが脚部の側面上部の
フッソゴムの表面に付着し、脚部表面を覆うフッソゴム
が蓋部のブチルゴム内部に延びるため、フッソゴムとブ
チルゴムの境界部からフッソゴムが剥離することがな
い。
法によれば、請求項2、3の作用に加えて、二次工程の
一体成形時に加硫状態のブチルゴムが脚部の側面上部の
フッソゴムの表面に付着し、脚部表面を覆うフッソゴム
が蓋部のブチルゴム内部に延びるため、フッソゴムとブ
チルゴムの境界部からフッソゴムが剥離することがな
い。
【0023】本発明の請求項6のゴム栓の製造方法によ
れば、請求項5の一次工程において、一次工程用の未加
硫のブチルゴムシートに予めフッソゴム層を形成するの
で、請求項5と同様な効果を得ることが出来る。
れば、請求項5の一次工程において、一次工程用の未加
硫のブチルゴムシートに予めフッソゴム層を形成するの
で、請求項5と同様な効果を得ることが出来る。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかるゴム栓を図面
に基づいて説明する。図1は本発明にかかるゴム栓を示
している。
に基づいて説明する。図1は本発明にかかるゴム栓を示
している。
【0025】この実施例のゴム栓は、凍結乾燥薬液を貯
蔵する壜の耐寒用のゴム栓として使用されるものである
が、ゴム栓はその他の化学品、飲料等に使用されること
も有り得る。又、壜に収納されるものは液体に限らず、
粒状物、粉体、ペレット等の固体、或は気体等も考えら
れる。
蔵する壜の耐寒用のゴム栓として使用されるものである
が、ゴム栓はその他の化学品、飲料等に使用されること
も有り得る。又、壜に収納されるものは液体に限らず、
粒状物、粉体、ペレット等の固体、或は気体等も考えら
れる。
【0026】図1は本発明の実施例にかかるゴム栓の断
面構造を示したものであり、符号1はブチルゴムからな
る蓋部、符号2はブチルゴムからなる脚部、符号3はフ
ッソゴム(例えば、ダイキン工業株式会社製商品名ダイ
エル)である。
面構造を示したものであり、符号1はブチルゴムからな
る蓋部、符号2はブチルゴムからなる脚部、符号3はフ
ッソゴム(例えば、ダイキン工業株式会社製商品名ダイ
エル)である。
【0027】蓋部1は、図示しない壜の口部の上端面に
密着するように水平に延在しており、この蓋部1の肉厚
はほぼ4mm程度である。蓋部1の下方には壜の口部内に
挿入される脚部2が一体に形成されている。脚部2の壜
の口内に挿入される表面部は、プライマーを介してフッ
ソゴム3によって覆われているが、この実施例では蓋部
1のフランジ部の下面1aまでフッソゴム3によって覆
われている。本実施例では、脚部2は円筒状に形成され
ており、壜の口に圧入されたときに壜の口に留まって容
易に抜け落ちないように外側に膨らんでいる。脚部2の
側面上部2aはこのゴム栓を装着する壜の口の内側縁部
の面取りカーブに合わせて滑らかにカーブしている。こ
のカーブの半径はほぼ1.5mm前後のものであるが、蓋部
1の下面1aがフッソゴム3で覆われているので、蓋部
1のブチルゴムが壜内部の薬液と接触するおそれはな
い。蓋部1の表面はプライマーを介してフッソゴム層5
によって被覆されており、壜の薬液が蓋部1の表面に接
触しても蓋部1の内部のブチルゴムに接触して薬液或は
ブチルゴムが変化しないようになっている。尚、本実施
例では脚部2を円筒形状に形成したが、凍結乾燥製剤の
壜に用いる場合には、脚部2を二股に分岐させて表面に
フッソゴム層を形成する。
密着するように水平に延在しており、この蓋部1の肉厚
はほぼ4mm程度である。蓋部1の下方には壜の口部内に
挿入される脚部2が一体に形成されている。脚部2の壜
の口内に挿入される表面部は、プライマーを介してフッ
ソゴム3によって覆われているが、この実施例では蓋部
1のフランジ部の下面1aまでフッソゴム3によって覆
われている。本実施例では、脚部2は円筒状に形成され
ており、壜の口に圧入されたときに壜の口に留まって容
易に抜け落ちないように外側に膨らんでいる。脚部2の
側面上部2aはこのゴム栓を装着する壜の口の内側縁部
の面取りカーブに合わせて滑らかにカーブしている。こ
のカーブの半径はほぼ1.5mm前後のものであるが、蓋部
1の下面1aがフッソゴム3で覆われているので、蓋部
1のブチルゴムが壜内部の薬液と接触するおそれはな
い。蓋部1の表面はプライマーを介してフッソゴム層5
によって被覆されており、壜の薬液が蓋部1の表面に接
触しても蓋部1の内部のブチルゴムに接触して薬液或は
ブチルゴムが変化しないようになっている。尚、本実施
例では脚部2を円筒形状に形成したが、凍結乾燥製剤の
壜に用いる場合には、脚部2を二股に分岐させて表面に
フッソゴム層を形成する。
【0028】本実施例のゴム栓によれば、フッソゴム3
が脚部2の表面部を覆っているので、壜の内部に収納さ
れた薬液などが脚部2のブチルゴムに接触することが防
止されると共に、フッソゴム3の周縁部が剥離しない。
しかも、壜の薬液が蓋部1の表面に接触しても蓋部1の
内部のブチルゴムに接触して薬液或はブチルゴムが変化
することがない。又、脚部2を二股に分岐させて凍結乾
燥製剤用の壜に用いるゴム栓とする場合には、表面がフ
ッソゴムの塗膜が形成されているので、凍結乾燥時にゴ
ム栓を半分程度に仮止めしてもゴム栓が仮止め状態から
壜を完全に塞いで乾燥を妨げることが防止される。
が脚部2の表面部を覆っているので、壜の内部に収納さ
れた薬液などが脚部2のブチルゴムに接触することが防
止されると共に、フッソゴム3の周縁部が剥離しない。
しかも、壜の薬液が蓋部1の表面に接触しても蓋部1の
内部のブチルゴムに接触して薬液或はブチルゴムが変化
することがない。又、脚部2を二股に分岐させて凍結乾
燥製剤用の壜に用いるゴム栓とする場合には、表面がフ
ッソゴムの塗膜が形成されているので、凍結乾燥時にゴ
ム栓を半分程度に仮止めしてもゴム栓が仮止め状態から
壜を完全に塞いで乾燥を妨げることが防止される。
【0029】次に本発明の実施例にかかるゴム栓の製造
方法を説明する。
方法を説明する。
【0030】図2は本実施例にかかるゴム栓の製造方法
を示したものであり、このゴム栓は上金型4と下金型5
とによって成形される。上金型4にはゴム栓の蓋部1を
形成するためのキャビティ6が形成されており、下金型
5にはゴム栓の脚部2を形成するためのキャビティ7が
形成されている。上金型4と下金型5との間には未加硫
のブチルゴムシート8が配設される。
を示したものであり、このゴム栓は上金型4と下金型5
とによって成形される。上金型4にはゴム栓の蓋部1を
形成するためのキャビティ6が形成されており、下金型
5にはゴム栓の脚部2を形成するためのキャビティ7が
形成されている。上金型4と下金型5との間には未加硫
のブチルゴムシート8が配設される。
【0031】この実施例においては、未加硫のブチルゴ
ムシート8は、先ずプライマーを吹付けて50度c〜70度c
の温度で10分〜20分加熱して乾燥させた後、例えばダイ
キン工業株式会社製の「ダイエル」という商品名のフッ
ソゴムを吹付け・乾燥させる。
ムシート8は、先ずプライマーを吹付けて50度c〜70度c
の温度で10分〜20分加熱して乾燥させた後、例えばダイ
キン工業株式会社製の「ダイエル」という商品名のフッ
ソゴムを吹付け・乾燥させる。
【0032】上金型4と下金型5との間に未加硫ブチル
ゴムシート8を配置した後には、加熱した上金型4と下
金型5とを型締めして加圧する。これによって、加硫し
たゴムシートにゴム栓の素体が多数形成されるので、下
金型4と上金型5を開いてゴムシートを取り外し、ポン
チによりゴム栓を打ち抜くと、ゴム栓が出来上がる。
尚、両面にフッソゴム層9の塗膜を形成した未加硫のブ
チルゴムシート8は予め量産して保管できるので、本実
施例のゴム栓を形成するには、加熱した上金型4と下金
型5の間に未加硫ブチルゴムシート8を配備して加圧す
れば、容易にゴム栓を量産できることとなる。
ゴムシート8を配置した後には、加熱した上金型4と下
金型5とを型締めして加圧する。これによって、加硫し
たゴムシートにゴム栓の素体が多数形成されるので、下
金型4と上金型5を開いてゴムシートを取り外し、ポン
チによりゴム栓を打ち抜くと、ゴム栓が出来上がる。
尚、両面にフッソゴム層9の塗膜を形成した未加硫のブ
チルゴムシート8は予め量産して保管できるので、本実
施例のゴム栓を形成するには、加熱した上金型4と下金
型5の間に未加硫ブチルゴムシート8を配備して加圧す
れば、容易にゴム栓を量産できることとなる。
【0033】尚、上記実施例では、蓋部1のフランジ部
の下面1aにフッソゴム層3を形成したが、図3に示す
ように、さきに未加硫で両面に何も塗布しないブチルゴ
ムシートを用意し、このブチルゴムシートを上金型4と
下金型5の間において加硫を行なった後に、加硫したゴ
ムシート10の脚部2に穴空きプレート11を装着して
マスキングを行なう方法もある。この場合、穴空きプレ
ート11から脚部2のみが露出するので、この面にプラ
イマーを吹付け乾燥させ、更にプライマーにフッソゴム
を吹付け熱処理により乾燥させると、ゴム栓の脚部2の
表面にのみフッソゴム層12が形成される。フッソゴム
層12が形成されたら、穴空きプレート11をゴムシー
ト10から外してポンチによりゴム栓を打ち抜く。
の下面1aにフッソゴム層3を形成したが、図3に示す
ように、さきに未加硫で両面に何も塗布しないブチルゴ
ムシートを用意し、このブチルゴムシートを上金型4と
下金型5の間において加硫を行なった後に、加硫したゴ
ムシート10の脚部2に穴空きプレート11を装着して
マスキングを行なう方法もある。この場合、穴空きプレ
ート11から脚部2のみが露出するので、この面にプラ
イマーを吹付け乾燥させ、更にプライマーにフッソゴム
を吹付け熱処理により乾燥させると、ゴム栓の脚部2の
表面にのみフッソゴム層12が形成される。フッソゴム
層12が形成されたら、穴空きプレート11をゴムシー
ト10から外してポンチによりゴム栓を打ち抜く。
【0034】次に、本発明のゴム栓の製造方法の第2の
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【0035】この第2実施例のゴム栓の製造方法は、壜
の内部に挿入される表面部にフッソゴムの被膜を形成し
たゴム栓の脚部を形成する一次工程と、二次工程用の下
金型の凹部にゴム栓の脚部を装着する予備工程と、二次
工程用の下金型の上にブチルゴムシートを二重にセット
して加硫を行なう二次工程とからなる。
の内部に挿入される表面部にフッソゴムの被膜を形成し
たゴム栓の脚部を形成する一次工程と、二次工程用の下
金型の凹部にゴム栓の脚部を装着する予備工程と、二次
工程用の下金型の上にブチルゴムシートを二重にセット
して加硫を行なう二次工程とからなる。
【0036】一次工程は、壜内に挿入される下側表面に
ブチルゴム層を形成した脚部2を得る工程である。具体
的には、脚部2を形成する下金型と上金型(図示省略)
とを用意する。下金型は脚部を形成するキャビティを備
えている。一次工程用の上金型は脚部の周縁部輪郭形状
を形成するキャビティを有することが望ましい。一次工
程の加硫に用いるブチルゴムシートの片面には、プライ
マーを介して又は介さないでフッソゴム層を形成する。
フッソゴム層は吹付けあるいは塗布等の各種の手段によ
り形成し、乾燥させる。このブチルゴムシートを一次工
程用の下金型と上金型との間に配設して加硫を行なう
と、ブチルゴムシートにゴム栓の脚部2が凸部として形
成される。通常は、脚部を一度に多数形成するために、
一次工程の金型には多数のキャビティが形成されてい
る。ブチルゴムシートの凸部の周縁部を打ち抜くと、脚
部2が得られる。
ブチルゴム層を形成した脚部2を得る工程である。具体
的には、脚部2を形成する下金型と上金型(図示省略)
とを用意する。下金型は脚部を形成するキャビティを備
えている。一次工程用の上金型は脚部の周縁部輪郭形状
を形成するキャビティを有することが望ましい。一次工
程の加硫に用いるブチルゴムシートの片面には、プライ
マーを介して又は介さないでフッソゴム層を形成する。
フッソゴム層は吹付けあるいは塗布等の各種の手段によ
り形成し、乾燥させる。このブチルゴムシートを一次工
程用の下金型と上金型との間に配設して加硫を行なう
と、ブチルゴムシートにゴム栓の脚部2が凸部として形
成される。通常は、脚部を一度に多数形成するために、
一次工程の金型には多数のキャビティが形成されてい
る。ブチルゴムシートの凸部の周縁部を打ち抜くと、脚
部2が得られる。
【0037】予備工程では、図4に示すように、打ち抜
いた脚部2を二次工程用の下金型13にセットする。二
次工程用の下金型13には脚部を装着する凹部18…が
多数形成されている。二次工程用の下金型13は一体成
形時に脚部2を保持するものである。一体成形のときの
下金型13の加熱温度は、離型剤を使用しないで脚部を
取り外すために、100度C〜120度C程度とする。この温
度より高い温度であると、脚部2が凹部13に付着する
ため、離型剤なしの分離には困難性が生ずる。
いた脚部2を二次工程用の下金型13にセットする。二
次工程用の下金型13には脚部を装着する凹部18…が
多数形成されている。二次工程用の下金型13は一体成
形時に脚部2を保持するものである。一体成形のときの
下金型13の加熱温度は、離型剤を使用しないで脚部を
取り外すために、100度C〜120度C程度とする。この温
度より高い温度であると、脚部2が凹部13に付着する
ため、離型剤なしの分離には困難性が生ずる。
【0038】二次工程では、一体成形に入る前に、下金
型13に薄肉の未加硫ブチルゴムシート15と厚肉の未
加硫ブチルゴムシート16とを載せる。薄肉の未加硫ブ
チルゴムシート15の肉厚は、下金型13の上面から凹
部18に保持された脚部2の上端部上面2bまでの高さ
とほぼ同じである。薄肉のブチルゴムシート15には図
7に示すように、脚部2を位置させる円形の穴15aが
多数形成されている。この穴15aの縁部には下金型1
3の脚部2の周縁部が接近して位置し、溶けたブチルゴ
ムシートがすぐに脚部2と凹部18の間に入り込むよう
になっている。厚肉の未加硫ブチルゴムシート16は蓋
部を形成するためのものである。蓋部1の上面にフッソ
ゴム層を形成するために、本実施例では厚肉の未加硫ブ
チルゴムシート16の上面にプライマーを介してフッソ
ゴム層17が形成されている。下金型13の上に未加硫
ブチルゴムシート15、16を二重に敷設したら、160
度C〜180度C程度に加熱した上金型14を未加硫ブチ
ルゴムシート16に押しつけて加圧し、一体成形を行な
う。
型13に薄肉の未加硫ブチルゴムシート15と厚肉の未
加硫ブチルゴムシート16とを載せる。薄肉の未加硫ブ
チルゴムシート15の肉厚は、下金型13の上面から凹
部18に保持された脚部2の上端部上面2bまでの高さ
とほぼ同じである。薄肉のブチルゴムシート15には図
7に示すように、脚部2を位置させる円形の穴15aが
多数形成されている。この穴15aの縁部には下金型1
3の脚部2の周縁部が接近して位置し、溶けたブチルゴ
ムシートがすぐに脚部2と凹部18の間に入り込むよう
になっている。厚肉の未加硫ブチルゴムシート16は蓋
部を形成するためのものである。蓋部1の上面にフッソ
ゴム層を形成するために、本実施例では厚肉の未加硫ブ
チルゴムシート16の上面にプライマーを介してフッソ
ゴム層17が形成されている。下金型13の上に未加硫
ブチルゴムシート15、16を二重に敷設したら、160
度C〜180度C程度に加熱した上金型14を未加硫ブチ
ルゴムシート16に押しつけて加圧し、一体成形を行な
う。
【0039】これによって、脚部2の表面をフッソゴム
層3により被覆し、フッソゴム層3を蓋部1のブチルゴ
ム内に進出させたゴム栓が形成される。このようなゴム
栓によれば、フッソゴム層3が脚部2の表面から蓋部1
の内部に延びているから、フッソゴム層3の剥離を完全
に防止できる。従って、薬液とブチルゴムとの接触を防
止できる。凍結乾燥製剤用の壜に装着する場合には、ゴ
ム栓の脚部2を二股に分岐させる。凍結乾燥製剤を壜に
充填するときには、充填後に凍結乾燥させるために、ゴ
ム栓を完全に閉めないで、二股部分と壜の開口部との間
に隙間をあける。この状態で凍結乾燥を行い、真空装置
においてゴム栓を押圧して二股部分と開口部との隙間を
塞ぐと、真空装置から壜を取出したときにゴム栓が完全
に壜の口に密着する。表面にフッソ樹脂フィルムを張り
合わせたゴム栓の場合、表面摩擦抵抗が小さいために、
凍結して乾燥させる時に脚部が壜内に落下することがあ
るが、この実施例のゴム栓の場合、脚部2の表面がフッ
ソゴム層3で覆われているから、凍結乾燥時にゴム栓が
壜内部に落下する恐れがない。又、フッソ樹脂フィルム
のように延伸させないから、フィルムの傷などによるバ
リアー性の低下ということもない。
層3により被覆し、フッソゴム層3を蓋部1のブチルゴ
ム内に進出させたゴム栓が形成される。このようなゴム
栓によれば、フッソゴム層3が脚部2の表面から蓋部1
の内部に延びているから、フッソゴム層3の剥離を完全
に防止できる。従って、薬液とブチルゴムとの接触を防
止できる。凍結乾燥製剤用の壜に装着する場合には、ゴ
ム栓の脚部2を二股に分岐させる。凍結乾燥製剤を壜に
充填するときには、充填後に凍結乾燥させるために、ゴ
ム栓を完全に閉めないで、二股部分と壜の開口部との間
に隙間をあける。この状態で凍結乾燥を行い、真空装置
においてゴム栓を押圧して二股部分と開口部との隙間を
塞ぐと、真空装置から壜を取出したときにゴム栓が完全
に壜の口に密着する。表面にフッソ樹脂フィルムを張り
合わせたゴム栓の場合、表面摩擦抵抗が小さいために、
凍結して乾燥させる時に脚部が壜内に落下することがあ
るが、この実施例のゴム栓の場合、脚部2の表面がフッ
ソゴム層3で覆われているから、凍結乾燥時にゴム栓が
壜内部に落下する恐れがない。又、フッソ樹脂フィルム
のように延伸させないから、フィルムの傷などによるバ
リアー性の低下ということもない。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1にかかるゴム栓及び請
求項2、3のゴム栓の製造方法によれば、フッソ樹脂フ
ィルムの延伸による傷の発生の心配がなく、離型剤を使
用する必要もない。又、表面がフッソゴムであるので、
耐薬品性が良好であると共に、ブチルゴムの表面を十分
に遮蔽出来る。
求項2、3のゴム栓の製造方法によれば、フッソ樹脂フ
ィルムの延伸による傷の発生の心配がなく、離型剤を使
用する必要もない。又、表面がフッソゴムであるので、
耐薬品性が良好であると共に、ブチルゴムの表面を十分
に遮蔽出来る。
【0041】本発明の請求項4にかかるゴム栓によれ
ば、請求項2、3の作用に加えて予め未加硫のブチルゴ
ムシートにフッソゴム層を形成しておけば、このブチル
ゴムシートの加硫と打抜とを行なうことにより、簡単に
ゴム栓を量産出来ることとなる。
ば、請求項2、3の作用に加えて予め未加硫のブチルゴ
ムシートにフッソゴム層を形成しておけば、このブチル
ゴムシートの加硫と打抜とを行なうことにより、簡単に
ゴム栓を量産出来ることとなる。
【0042】又、脚部を二股に分岐させて凍結乾燥製剤
用の壜に用いるゴム栓とする場合には、表面がフッソゴ
ムの塗膜が形成されているので、凍結乾燥時にゴム栓を
半分程度に仮止めしてもゴム栓が仮止め状態から壜を完
全に塞いで乾燥を妨げることが防止され、突起などを形
成する必要がない。
用の壜に用いるゴム栓とする場合には、表面がフッソゴ
ムの塗膜が形成されているので、凍結乾燥時にゴム栓を
半分程度に仮止めしてもゴム栓が仮止め状態から壜を完
全に塞いで乾燥を妨げることが防止され、突起などを形
成する必要がない。
【0043】更に、本発明の請求項5、請求項6にかか
るゴム栓の製造方法によれば、請求項2、3の作用に加
えて、二次工程の一体成形時に加硫状態のブチルゴムが
脚部の側面上部のフッソゴムの表面に付着し、脚部表面
を覆うフッソゴムが蓋部のブチルゴム内部に延びるた
め、フッソゴムとブチルゴムの境界部からフッソゴムが
剥離することがない。
るゴム栓の製造方法によれば、請求項2、3の作用に加
えて、二次工程の一体成形時に加硫状態のブチルゴムが
脚部の側面上部のフッソゴムの表面に付着し、脚部表面
を覆うフッソゴムが蓋部のブチルゴム内部に延びるた
め、フッソゴムとブチルゴムの境界部からフッソゴムが
剥離することがない。
【図1】本発明の実施例にかかるゴム栓の断面図
【図2】本発明の実施例にかかるゴム栓の製造方法の断
面図
面図
【図3】本発明のゴム栓の製造方法の変形例を示す断面
図
図
【図4】本発明のゴム栓の製造方法の他の実施例の断面
図
図
【図5】図4に示すゴム栓を一体成形する二次工程の断
面図
面図
【図6】図5に示すゴム栓の断面図
【図7】図4に示す薄肉の未加硫ゴムシートの平面図
1 蓋部 2 脚部 3 フッソゴム 4 上金型 5 下金型 6 蓋部のキャビティ 7 脚部のキャビティ 8 未加硫のブチルゴムシート 9 フッソゴム層 10 加硫したゴムシート 11 穴空きプレート 12 フッソゴム層 13 二次工程の下金型 14 二次工程の上金型 15 薄肉の未加硫ブチルゴムシート 16 厚肉の未加硫ブチルゴムシート 17 フッソゴム層 18 キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平泉 裕一 東京都葛飾区東四つ木4−2−22 有限会 社上総硬質クローム内
Claims (6)
- 【請求項1】 壜の口の上部端面に密着する蓋部から壜
の口内に挿入される脚部が突出するゴム栓において、 前記壜の口内に挿入される脚部表面にフッソゴム層が形
成されていることを特徴とするゴム栓。 - 【請求項2】 脚部成形用のキャビティを有する下金型
と、蓋部形成用のキャビティを有する上金型との間に未
加硫のブチルゴムシートを配して加熱・加圧し、前記下
金型及び上金型を開いて外した加硫済みブチルゴムシー
トを取り外し、この加硫済みブチルゴムシートの脚部が
突出した面にフッソゴムを塗布し、フッソゴムの塗膜層
の乾燥後に、前記ブチルゴムシートから脚部と蓋部とが
一体になったゴム栓を分離することを特徴とするゴム栓
の製造方法。 - 【請求項3】 請求項3のゴム栓の製造方法において、
前記加硫済みブチルゴムシートの脚部が突出した面に脚
部を露出させるマスキングを行って前記フッソゴムを塗
布することを特徴とするゴム栓の製造方法。 - 【請求項4】 表裏面にフッソゴムの塗膜層を形成した
未加硫のブチルゴムシートを、脚部成形用のキャビティ
を有する下金型と、蓋部形成用のキャビティを有する上
金型との間に配して加熱・加圧し、前記下金型及び上金
型を開いて外した加硫済みブチルゴムシートを取り外
し、このブチルゴムシートから脚部と蓋部とが一体にな
ったゴム栓を分離することを特徴とするゴム栓の製造方
法。 - 【請求項5】 壜の内部に挿入される表面部にフッソゴ
ムの被膜を形成したゴム栓の脚部を形成する一次工程
と、 前記脚部を保持する凹部を備えた二次工程用の下金型の
当該凹部に、前記脚部の側面上部が下金型の上面の上に
露出し、前記脚部の側面上部と前記凹部の開口周縁部と
の間に隙間をあけて前記ゴム栓の脚部を挿入する予備工
程と、 前記二次工程用の下金型の上面から脚部の上面までの高
さにほぼ等しい肉厚を有すると共に前記脚部より大きい
開口部を有する薄肉の未加硫ブチルゴムシートを用意
し、この薄肉の未加硫ブチルゴムシートを前記脚部が開
口部内に位置するように前記二次工程用の下金型の上面
に載せ、更にこの薄肉の未加硫ブチルゴムシートの上
に、前記蓋部を形成する厚肉の未加硫ブチルゴムシート
を載せて、ゴム栓の蓋部形成用のキャビティを有する一
体成形用の上金型と一体成形を行なう二次工程とを、 有することを特徴とするゴム栓の製造方法。 - 【請求項6】 請求項5のゴム栓の製造方法において、 前記一次工程は、前記脚部成形用のキャビティを有する
一次工程用の下金型の上面に、下面にフッソゴム層を形
成した未加硫のブチルゴムシートを載せ、前記一次工程
用の下金型とこれと向かい合う一次工程用の上金型とを
閉じて未加硫のブチルゴムシートを加硫する工程と、前
記一次工程用の下金型及び上金型を開いて前記フッソゴ
ムが表面に貼着された加硫済みブチルゴムシートを外
し、外した加硫済みブチルゴムシートから突出した凸部
の周縁部を切り離してゴム栓の脚部を取出す工程とを有
していることを特徴とするゴム栓の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162350A JPH0717548A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ゴム栓及びゴム栓の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162350A JPH0717548A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ゴム栓及びゴム栓の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717548A true JPH0717548A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15752897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5162350A Pending JPH0717548A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | ゴム栓及びゴム栓の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717548A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2998237B1 (en) * | 2014-09-16 | 2019-09-11 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for manufacturing a medical rubber closure |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0240491A (ja) * | 1988-07-30 | 1990-02-09 | Kobe Steel Ltd | 酸化雰囲気熱間等方圧加圧成形方法及び装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5162350A patent/JPH0717548A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0240491A (ja) * | 1988-07-30 | 1990-02-09 | Kobe Steel Ltd | 酸化雰囲気熱間等方圧加圧成形方法及び装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2998237B1 (en) * | 2014-09-16 | 2019-09-11 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for manufacturing a medical rubber closure |
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