JPH07176254A - 電磁石及びその製造方法 - Google Patents

電磁石及びその製造方法

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Publication number
JPH07176254A
JPH07176254A JP32216793A JP32216793A JPH07176254A JP H07176254 A JPH07176254 A JP H07176254A JP 32216793 A JP32216793 A JP 32216793A JP 32216793 A JP32216793 A JP 32216793A JP H07176254 A JPH07176254 A JP H07176254A
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JP
Japan
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yoke
press
hole
coil bobbin
fitting hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP32216793A
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English (en)
Inventor
Manabu Tada
学 多田
Kenichi Takakusaki
謙一 高草木
Yoshihisa Furuno
善久 古野
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Publication of JPH07176254A publication Critical patent/JPH07176254A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H11/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
    • H01H2011/0087Welding switch parts by use of a laser beam
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/36Stationary parts of magnetic circuit, e.g. yoke
    • H01H2050/367Methods for joining separate core and L-shaped yoke

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  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 J字形の第1ヨーク4とL字形の第2ヨーク
5の各一端4a.5aをコイルボビン1の貫通孔3内に
挿入して、コイルボビン1の外側で、上記各ヨーク4.
5の他端4c,5cどうしを固着する場合に、寸法精度
や性能低下を来さないように固定する。 【構成】 第2ヨーク5に形成された圧入孔7に挿入さ
れた第1ヨーク5の先端4cと圧入孔7とをレーザ溶接
している。また、第2ヨーク5の先端の圧入孔7に対向
する部分に、過大圧力で圧入された場合における内部応
力を緩和させるための切り欠部13を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁継電器に組込まれ
る電磁石に係わり、特にコイルが巻装されたコイルボビ
ンの貫通孔にアマチュア及びヨークを収納した電磁石に
関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子機器に組込まれたPC基板に
各種の電子素子と共に装着される電磁継電器は、PC基
板に装着された各種の電子素子と同様に小型化が要求さ
れている。電磁継電器の小型化を図る手法として、特開
平4−363830号公報にコイルボビン内にアマチュ
アを収納した電磁継電器が提唱されている。
【0003】図6は上記電磁継電器に図示しない接点ブ
ロックと共に組込まれた電磁石の概略構成を示す断面模
式図である。
【0004】コイルボビン1の外周面にコイル2が巻装
されている。このコイルボビン1の貫通孔3内に、略J
字形状を有する第1ヨーク4の折曲部4a、略L字形状
を有する第2ヨーク5の折曲部5aが挿入されている。
第1,第2ヨーク4,5の各折曲部4a,5aの先端は
所定のギャップ6を介して対向している。
【0005】第1ヨーク4の基片部4bの先端4cは、
第2ヨーク5の基片部5bの先端5c近傍に形成された
圧入孔7に圧入固定されている。
【0006】さらに、コイルボビン1の貫通孔3内に
は、前記第1,第2ヨーク4,5の各折曲部4a,4b
の他に、アマチュア8が収納されている。このアマチュ
ア8と第2ヨーク5の基片部5bとは板バネ9にて接続
されている。そして、コイル2を通電しない状態におい
ては、アマチュア8は板バネ9によって図中矢印B方向
に付勢されている。
【0007】コイルボビン1の一方端側には貫通孔3に
直交する図中矢印Cで示す方向に移動可能にカード10
が取付けられている。このカード10にコイルボビン1
の貫通孔3から露出しているアマチュア8の自由端8a
が係合されている。
【0008】したがって、コイル2を通電すると、第
1,第2ヨーク4,5が磁化されて、この磁力によりア
マチュア8が矢印Bと反対方向に回動して、アマチュア
8が第1,第2ヨーク4.5の折曲部4a,5aに吸着
する。その結果、ギャップ6がアマチュア8で連結され
た閉じた磁気回路が形成される。アマチュア8が矢印B
と反対方向に回動すると、カード10が下方に移動す
る。よって、この電磁石の下方に位置する接点ブロック
の各接点が前記カード10によって開閉動作する。図7
は図6の点線円Dで示す第1,第2ヨーク4,5の基片
部4b,5bの接続部分を取出して示す拡大斜視図であ
る。
【0009】図示するように、第2ヨーク5の基片部5
bに形成された矩形形状を有した圧入孔7に第1ヨーク
4の基片部4bの先端4cが圧入されていてる。具体的
には、基片部4bの先端4cは圧入孔7を貫通して基片
部5bの外側に露出している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した従来の電磁石においてもまだ改良すべき次のよう
な課題があった。
【0011】前述したように、電磁継電器全体を小型に
形成する必要があるので、電磁石を構成する各部材の寸
法も極めて小さい。例えば第2ヨーク5の基片部5bの
形状は図8(a)に示すように、5mm以下であり、継鉄
で折曲げ加工された各ヨーク4,5の厚みdも1mm程度
である。したがって、第2ヨーク5の基片部5bに形成
された圧入孔7の形状も3mm×1mm程度である。
【0012】したがって、各部品における各部の寸法精
度を向上させることは非常に困難である。特に、圧入孔
7の寸法とこの圧入孔7に圧入される第1ヨーク4の基
片部4bの先端4cの外形寸法を圧入に対応する寸法に
一致させることは至難の技である。
【0013】したがって、図8(a)に示すように、圧
入孔7の寸法より先端4cの外形寸法が小さい場合は、
圧入孔7の縁と先端4cの外面との間に隙間11が発生
する。このように、隙間11が発生すると、コイル2を
通電した場合において、有効に閉磁路が形成されないの
で、電磁継電器としての応答速度が低下したり、動作不
良の発生する確率が高くなる。
【0014】また、第1,第2ヨーク4,5が固着され
なくて、第1,第2ヨーク4,5の各折曲部4a,5a
がコイルボビン1の貫通孔3の内壁に密着せずに、隙間
が開いたり、又は、各折曲部4a,5aが貫通孔3で自
由に移動する懸念がある。
【0015】このように各ヨーク4.5の各折曲部4
a,5aの貫通孔3内での位置が固定されていないと、
コイル2の通電時に発生する磁力が一定せず、結果とし
て、電磁継電器全体の応答特性が一定せず、製品の品質
変動が大きくなり、製品の不良率が上昇する問題があ
る。
【0016】また、圧入孔7の寸法が小さかったり、ま
た第1ヨーク4の基片部4aの先端4cの寸法が大き過
ぎる場合は、先端4cが圧入孔7に円滑に圧入されない
問題がある。この場合、図8(b)に示すように、先端
4cが圧入孔7から外側に十分露出しなくて、結果的に
組立てた後のヨーク4,5全体の長手方向寸法Lが増大
する問題が生じる。
【0017】さらに、前述したように、各ヨーク4,5
の厚みdは非常に薄いので、過度な力で先端4を圧入孔
7に圧入すると、図8(c)に示すように、第2ヨーク
5の基片部5bが変形して、図8(c)に示すように、
コイルボビン1の貫通孔3内において、ヨークの各折曲
部4a,5a相互間に段差eが生じる懸念がある。
【0018】同様に、過度な力で先端4cを圧入孔7に
圧入すると、図8(d)に示すように、第1ヨーク4の
基片部4bが変形する懸念がある。
【0019】いずれにしても、第2ヨーク5の基片部5
aに形成された圧入孔7に対して、第1ヨーク4の基片
部4bの先端4cが正しい圧力で圧入されない場合は、
図8(a)〜(d)に示した状態になり、電磁継電器と
しての所定の応答性能が得られないのみならず、規定の
寸法が得られない場合には、この電磁石を接点ブロック
にて組込めなく、製品の歩留まりが低下する問題が生じ
る。
【0020】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、たとえ第2ヨークの他端近傍に形成された
圧入孔に第1ヨークの他端が正しい圧力で圧入されなか
ったとしても、コイルボビンの貫通孔内において第1,
第2のヨークが正しい位置を維持した状態で、第1,第
2ヨークを強固に固着でき、組込まれた電磁継電器全体
の性能を向上でき、かつ製品の歩留まりを向上できる電
磁石及びこの電磁石の製造方法を提供することを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、貫通孔を有し外周面にコイルが巻装された
コイルボビンと、一端がコイルボビンの一方端から貫通
孔内の中途位置まで挿入され、他端がコイルボビンの外
側を経由してコイルボビンの他方端位置より突出する略
J字形状を有する第1ヨークと、一端がコイルボビンの
他方端から貫通孔内の第1ヨークの一端に所定ギャップ
を有して対向する位置まで挿入され、他端がコイルボビ
ンの他方端の外側に位置する略L字形状を有する第2ヨ
ークと、この第2ヨークにおける他端の近傍位置に形成
され、第1ヨークの他端が圧入される圧入孔と、コイル
ボビンの貫通孔内に挿入され、コイルに対する通電動作
に応動して貫通孔内の第1,第2ヨークに吸着するアマ
チュアとを有する電磁石に適用される。
【0022】そして、請求項1の発明の電磁石において
は、第2ヨークの他端近傍位置に形成され圧入孔に圧入
された第1ヨークの他端と第2のヨークの圧入孔の縁と
がレーザ溶接されている。
【0023】また、請求項2の発明は、請求項1の電磁
石において、第1ヨークの他端は第2ヨークの圧入孔を
貫通している。さらに、この貫通部分と圧入孔における
第2ヨークの他端側の縁とがレーザ溶接されている。
【0024】さらに、請求項3の発明の電磁石において
は、第2ヨークの他端の圧入孔に対向する部分の一部に
切り欠き部が形成されている。
【0025】請求項4の発明の電磁石においては、請求
項3記載の欠き部が形成されていると共に、第2ヨーク
の他端近傍位置に形成され圧入孔に圧入された第1ヨー
クの他端と第2のヨークの圧入孔の縁とがレーザ溶接さ
れている。
【0026】請求項5の発明の電磁石の製造方法におい
ては、貫通孔を有し外周面にコイルが巻装されたコイル
ボビンを作成し、略J字形状を有する第1ヨークの一端
をコイルボビンの一方端から貫通孔内の中途位置まで挿
入することによって、他端をコイルボビンの外側でかつ
コイルボビンの他方端位置より外側に位置させ、他端近
傍に圧入孔が形成され略L字形状を有する第2ヨークの
一端を、コイルボビンの他方端から貫通孔内の第1ヨー
クの一端に所定ギャップを有して対向する位置まで挿入
することによって、第2ヨークの他端近傍の圧入孔に第
1ヨークの他端を圧入させ、圧入孔に圧入された第1ヨ
ークの他端と第2のヨークの圧入孔の縁とをレーザ溶接
するようにしている。
【0027】
【作用】このように構成された電磁石及び電磁石の製造
方法においては、第2ヨークの他端の近傍に形成された
圧力孔に第1ヨークの他端が圧入されている。そして、
この圧入された他端と圧入孔の縁とがレーザ溶接されて
いる。
【0028】したがって、たとえ圧入孔の形状寸法が圧
入される第1ヨークの先端の寸法より大きくて、先端が
圧入孔内において正規の圧入圧力が得られずに、コイル
ポビンの貫通孔内において各ヨークの位置が一定しなか
ったとしても、レーザ溶接によって先端が圧入孔内に強
制的に固着される。よって、コイルボビンの貫通孔内に
おいて各ヨークの位置が一定位置に固定され、変動する
ことはない。
【0029】また、請求項2に示すように、圧入され先
端の貫通部分と圧入孔における第2ヨークの他端側の縁
とをレーザ溶接することによって、第1,第2ヨークの
コイルボビンの貫通孔内に位置する部位が貫通孔の第
1,第2ヨークの他端側に対応する側に移動する内部応
力が働く。その結果、第1,第2ヨークの他端部は貫通
孔の一方の内壁に圧接される。その結果、第1,第2ヨ
ークの他端部の貫通孔内における位置が全ての電磁石に
亘って一定位置に定まる。
【0030】請求項3の電磁石においては、第2ヨーク
の他端の圧入孔に対向する部分の一部に切り欠き部が形
成されている。前述したように、各ヨークは非常に薄い
材料で形成されているので、圧入孔に許容限界を越える
圧力が印加された場合は、各ヨーク全体が変形する懸念
がある。しかし、この発明においては、外側に開口され
た切り欠き部が形成されているので、圧入孔に印加され
た過大圧力に起因する内部応力は切り欠き部の縁に集中
し、この切り欠き部が左右に開くことによって、応力緩
和される。
【0031】よって、各ヨーク全体が変形することが未
然に防止される。その結果、たとえ圧入孔とこの圧入孔
に圧入される先端の寸法形状が整合していなかったとし
ても、高い寸法精度を維持できる。
【0032】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0033】図2は実施例の電磁石及びこの電磁石が組
込まれる電磁継電器の概略構成及び製造手順を示す分解
斜視図である、また、図1は実施例の電磁石に組込まれ
る第1ヨーク及び第2ヨークを示す斜視図である。な
お、図6に示す従来の電磁石と同一部分には同一符号が
付してある。したがって、重複する部分の詳細説明は省
略されている。
【0034】外周面にコイル2が巻装されたコイルボビ
ン1には、ほぼ矩形断面形状を有する貫通孔3が形成さ
れている。コイルボビン1の軸方向(幅方向)の一方端
にはカード10を貫通孔3に対して直交する方向に摺動
自在に支持するガイド溝と接点ブロック12に係合する
一対の係合片1a,1bが突出形成されている。また、
コイルボビン1の他方端にはコイル2に励磁電流を供給
するための一対のコイル端子2a,2bが設けられてい
る。
【0035】継鉄材料で形成された第1ヨーク4は、図
1(a),(b)に示すように、略J字状に折曲形成さ
れて、折曲部4aと基片部4bとで構成される。折曲部
4aは、コイルボビン1の係合片1a,1b側から貫通
孔3内へ挿入される。基片部4bにおけるコイルボビン
1のコイル端子2a,2b側端から外側に出る先端4c
近傍部分に一対の段差4d,4eが形成されている。先
端4cには第2のヨーク5の基片部5bに形成された圧
入孔7に圧入するための圧入テーパーが形成されてい
る。さらに、基片部4bのほぼ中央部位置には位置決め
用の係合溝4f,4gが形成されている。
【0036】第2ヨーク5は、図1(a),(c)に示
すように、第1ヨーク4と同一の継鉄材料でもつて略L
字状に形成され、折曲部5aと基片部5bとで構成され
ている。折曲部5aはコイルボビン1の貫通孔3内に挿
入される。第1,第2ヨーク4.5の各折曲部4a,5
aを貫通孔3内に挿入した状態においては、図4に示す
ように、各折曲部4a,5aは所定のギャップ6を介し
て対向する。
【0037】第2ヨーク5の基片部5bにおけるコイル
ボビン1の外側に出る部分に第1ヨーク4の圧入テーパ
ーが形成された先端4cが圧入される矩形形状を有した
圧入孔7が形成されている。また、基片部5bの先端5
cにおける前記矩形形状の圧入孔7に対向する部分の中
央部に切り欠き部13が形成されている。
【0038】実施例電磁石においては、第1,第2ヨー
ク4,5の厚みdは共に1mmであり、圧入孔7の縦H,
幅Wの値はそれぞれ3mm.0.8mmである。また、切り
欠き部13の深さh,幅wはそれぞれ0.3mm,2mmで
ある。
【0039】d=1,H=0.8,W=3, h=0.
3, w=2 [mm] さらに、詳細に説明すると、圧入孔7の縦Hと圧入され
る先端4cの厚みtとの関係は下記に示す圧入寸法に制
御されている。
【0040】t=H+0.02 [mm] 第2ヨーク5の基片部5bには、図2に示すように、板
バネ9の一端が固定されており、この板バネ9の他端に
はアマチュア8の一端が固定されている。この第2ヨー
ク5をコイルボビン1の貫通孔3に挿入した状態におい
ては、前記アマチュア8の自由端8aはカード10の係
合部10aに係合される。
【0041】次に、接点ブロック12を説明する。接点
ブロック12を構成する基台12aには、第1ヨーク4
のコイルボビン1の外側に出ている部分の幅にほぼ等し
い幅の凹みが形成され、端部位置にはコイル端子2a,
2bに対応する貫通孔12b,12cが穿設されるとと
もに、係合片1a,1bに対応する位置には係合孔12
d,12eが刻設されている。
【0042】基台12aの凹みの第1ヨーク4の幅に対
応する両辺部12f,12gには、それぞれ第1ヨーク
2の係合溝4f,4gに対応する係合片12h,12i
が突設されている。
【0043】また、この接点ブロック12における、カ
ード10下端の作動片10bに対応する位置には、各種
切り替え用の接点体12jが設けられ、接点体12jの
動作状態は下方に突き出した複数の接点端子12kを介
して外部に導出される。
【0044】次に、図2に示す電磁継電器14の製造手
順を順番に説明する。
【0045】先ず、コイル2が外周面に巻装されたコイ
ルボビン1を作成する。
【0046】次に、第1ヨーク4の折曲部4aを矢印E
の示す方向に向かって、コイルボビン1の係合片1a,
1b側から貫通孔3内へ挿入する。また板バネ9及びア
マチュア8が取付けられた状態の第2ヨーク5の折曲部
5aを矢印Fの示す方向に向かって、コイルボビン1の
コイル端子2a,2b側から貫通孔3内へ挿入する。こ
の時、各ヨーク4,5にぞそれ矢印E,Fで示す方向の
力を加え、図3に示すように、第2ヨーク5の圧入孔7
に第1ヨーク4の先端4cを、この先端4cが圧入孔7
を貫通して基片部5bの外側位置まで突出させる。
【0047】圧入作業が終了すると、図3における圧入
孔7の先端5c側の縁と先端4cの貫通部分とをレーザ
溶接する。具体的には、レーザ光を圧入孔7の先端5c
側の縁と先端4cの貫通部分との接触線に沿って移動さ
せ複数の点または線状に溶接していく。
【0048】各ヨーク4,5のコイルボビン1に対する
取付け作業が終了すると、カード10の係合部10aと
コイルボビン1の係合片1a,1b側に突出するアマチ
ュア8の自由端8aと係合させる。しかして、電磁石が
完成する。
【0049】次に、各ヨーク4,5及びカード10をコ
イルボビン1に取付けてなる電磁石を接点ブロック12
へ取付けることによって、最終的な電磁継電器14が得
られる。
【0050】図4はこのような手順で製造された電磁継
電器14における電磁石の断面図である。コイル2が通
電されない状態においては、アマチュア8は板バネ9に
よって矢印B方向に付勢されている。その結果、カード
10は上方に位置している。次に、コイル端子2a,2
bを介してコイル2を通電すると、各ヨーク4,5が磁
化され、アマチュア8が矢印Bの反対方向に回動して、
各ヨーク4,5の折曲部4a,5aに吸着する。その結
果、カード10は下方に移動する。
【0051】このように構成された電磁石においては、
図1及び図2に示すように、第2ヨーク5の先端5cに
おける第1ヨーク4の尖端4cが圧入される圧入孔7に
対向する位置に切り欠き部13が形成されている。
【0052】各ヨーク4.5は例えば厚みd=1mm等の
非常に薄い継鉄材料で形成されているので、圧入孔7に
許容限界を越える圧力が印加された場合は、各ヨーク
4,5全体が変形する懸念がある。しかし、圧入孔7の
近傍に外側に開口された切り欠き部13が形成されてい
るので、圧入孔7に印加された過大圧力に起因する内部
応力は切り欠き部13の縁に集中し、この切り欠き部1
3が左右に開くことによって、応力緩和される。
【0053】よって、図8(b)(c)(d)に示す各
ヨーク4.5全体が変形することが未然に防止される。
その結果、たとえ圧入孔7とこの圧入孔7に圧入される
先端4cの寸法形状が前述した圧入条件に合致していな
かったとしても、各部の寸法精度を高い状態に維持でき
る。よって、寸法不良に起因する製造過程における歩留
低下を大幅に抑制でき、高い歩留りを確保できる。
【0054】また、コイルボビン1の貫通孔3内におけ
る各ヨーク4,5の各折曲部4a,5aの位置は予め定
められた一定位置を維持するので、各電磁石毎にアマチ
ュア8の動作範囲が異なったり、磁力が異なることが未
然に防止できるので、電磁継電器としての応答性能を均
一化でき、ひいては電磁継電器の製造品質を向上でき
る。
【0055】また、圧入された先端4cの貫通部分と圧
入孔7における第2ヨーク5の先端5c側の縁とをレー
ザ溶接している。
【0056】したがって、たとえ圧入孔7の形状寸法が
圧入される第1ヨーク4の先端4cの寸法より大きく
て、正規の圧入圧力が得られずに、コイルポビン1の貫
通孔3内において各ヨーク4,5の各折曲部4a,5a
の位置が一定しなかったとしても、レーザ溶接によって
先端4cの貫通部分が圧入孔7内に強制的に固着され
る。よって、コイルボビン1の貫通孔3内において各ヨ
ーク4,5の各折曲部4a,5aが一定位置に固定さ
れ、変動することはない。
【0057】さらに、図5に示すように、圧入部分にお
ける外側のP点位置をレーザ溶接しているので、第1,
第2ヨーク4,5のコイルボビン1の貫通孔3内の各折
曲部4a,5aが第1ヨーク4の基片部4b側に移動す
る図中矢印Aで示す方向の内部応力が働く。その結果、
第1,第2ヨークの各折曲部4a,5aは貫通孔3の一
方の内壁に圧接される。よって、第1,第2ヨーク4.
5の各折曲部4a,5aの貫通孔3内における位置が全
ての電磁石に亘って一定位置に定まる。
【0058】したがって、上述した効果がより一層向上
する。
【0059】なお、レーザ溶接は溶接対象に対する溶接
スポットを非常に小さく絞り込むことができ、かつ溶接
時において、溶接対象に対する加熱量が小さいので、た
とえコイルがすでに巻装されているコイルボビン1に溶
接に起因して熱がほとんど印加されない。また、たとえ
レーザ光線を照射したとしても各ヨーク4.5の磁気特
性が劣化することはない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電磁石及び
電磁石の製造方法においては、第2ヨークに形成された
圧入孔に挿入された第1ヨークの先端をレーザ溶接して
いる。また、第2ヨークの先端の圧入孔に対向する部分
に内部応力を緩和させるための切り欠部を形成してい
る。
【0061】したがって、たとえ第2ヨークの他端近傍
に形成された圧入孔に第1ヨークの他端が正しい圧力で
圧入されなかったとしても、コイルボビンの貫通孔内に
おいて第1,第2のヨークが正しい位置を維持した状態
で、第1,第2ヨークを強固に固着でき、組込まれた電
磁継電器全体の性能を向上でき、かつ製品の歩留りを向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる電磁石に組込まれ
る各ヨークの形状を示す図
【図2】 実施例電磁石が組込まれる電磁継電器の製造
手順を示す分解斜視図
【図3】 同実施例電磁石に組込まれる各ヨークの組立
状態を示す図
【図4】 同実施例電磁石の概略構成を示す断面模式図
【図5】 同実施例電磁石の効果を説明するための図
【図6】 従来電磁石の概略構成を示す断面模式図
【図7】 同従来電磁石の要部を取り出して示す図
【図8】 同従来電磁石の問題点を説明するための図
【符号の説明】
1…コイルボビン、2…コイル、3…貫通孔、4…第1
ヨーク、4a,5a…折曲部、4b,5b…基片部、4
c,5c…先端、5…第2ヨーク、6…ギヤップ、7…
圧入孔、8…アマチュア、9…板バネ、10…カード、
12…接点ブロック、13…切り欠き部、14…電磁継
電器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔(3) を有し外周面にコイル(2) が
    巻装されたコイルボビン(1) と、一端が前記コイルボビ
    ンの一方端から前記貫通孔内の中途位置まで挿入され、
    他端が前記コイルボビンの外側を経由して前記コイルボ
    ビンの他方端位置より突出する略J字形状を有する第1
    ヨーク(4) と、一端が前記コイルボビンの他方端から前
    記貫通孔内の前記第1ヨークの一端に所定ギャップ(6)
    を有して対向する位置まで挿入され、他端が前記コイル
    ボビンの他方端の外側に位置する略L字形状を有する第
    2ヨーク(5) と、この第2ヨークにおける他端(5c)の近
    傍位置に形成され、前記第1ヨークの他端(4c)が圧入さ
    れる圧入孔(7) と、前記コイルボビンの貫通孔内に挿入
    され、前記コイルに対する通電動作に応動して前記貫通
    孔内の第1,第2ヨークに吸着するアマチュア(8) とを
    有する電磁石において、 前記圧入孔に圧入された前記第1ヨークの他端と前記第
    2のヨークの圧入孔の縁とはレーザ溶接されていること
    を特徴とする電磁石。
  2. 【請求項2】 前記第1ヨークの他端は前記第2ヨーク
    の圧入孔を貫通しており、かつこの貫通部分と前記圧入
    孔における第2ヨークの他端側の縁とがレーザ溶接され
    ていることを特徴とする請求項1記載の電磁石。
  3. 【請求項3】 貫通孔(3) を有し外周面にコイル(2) が
    巻装されたコイルボビン(1) と、一端が前記コイルボビ
    ンの一方端から前記貫通孔内の中途位置まで挿入され、
    他端が前記コイルボビンの外側を経由して前記コイルボ
    ビンの他方端位置より突出する略J字形状を有する第1
    ヨーク(4) と、一端が前記コイルボビンの他方端から前
    記貫通孔内の前記第1ヨークの一端に所定ギャップ(6)
    を有して対向する位置まで挿入され、他端が前記コイル
    ボビンの他方端の外側に位置する略L字形状を有する第
    2ヨーク(5) と、この第2ヨークにおける他端(5c)の近
    傍位置に形成され、前記第1ヨークの他端(4c)が圧入さ
    れる圧入孔(7) と、前記コイルボビンの貫通孔内に挿入
    され、前記コイルに対する通電動作に応動して前記貫通
    孔内の第1,第2ヨークに吸着するアマチュア(8) とを
    有する電磁石において、 前記第2ヨークの他端の前記圧入孔に対向する部分の一
    部に切り欠き部(13)が形成されていることを特徴とする
    電磁石。
  4. 【請求項4】 前記圧入孔に圧入された前記第1ヨーク
    の他端と前記第2のヨークの圧入孔の縁とはレーザ溶接
    されていることを特徴とする請求項3記載の電磁石。
  5. 【請求項5】 貫通孔を有し外周面にコイルが巻装され
    たコイルボビンを作成し、 略J字形状を有する第1ヨークの一端を前記コイルボビ
    ンの一方端から前記貫通孔内の中途位置まで挿入するこ
    とによって、他端を前記コイルボビンの外側でかつ前記
    コイルボビンの他方端位置より外側に位置させ、 他端近傍に圧入孔が形成され略L字形状を有する第2ヨ
    ークの一端を、前記コイルボビンの他方端から前記貫通
    孔内の前記第1ヨークの一端に所定ギャップを有して対
    向する位置まで挿入することによって、前記第2ヨーク
    の他端近傍の圧入孔に前記第1ヨークの他端を圧入さ
    せ、 前記圧入孔に圧入された前記第1ヨークの他端と前記第
    2のヨークの圧入孔の縁とをレーザ溶接することを特徴
    とする電磁石の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108648959A (zh) * 2018-03-26 2018-10-12 三友联众集团股份有限公司 一种动簧组装设备
CN112201540A (zh) * 2019-07-08 2021-01-08 G.卡梯埃技术公司 具有减小的超程离差的机电继电器及其制造方法

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