JPH0717633A - 部材供給装置及びその方法 - Google Patents

部材供給装置及びその方法

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JPH0717633A
JPH0717633A JP5164826A JP16482693A JPH0717633A JP H0717633 A JPH0717633 A JP H0717633A JP 5164826 A JP5164826 A JP 5164826A JP 16482693 A JP16482693 A JP 16482693A JP H0717633 A JPH0717633 A JP H0717633A
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Teruyuki Shibata
輝幸 柴田
Narihiro Takahara
成博 高原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーステレオ等のメカデッキ組立において、
従来手作業であった樹脂製ワッシャやカットワッシャの
挿入作業を、正確に効率良く行う装置を得る。 【構成】 この発明に係る部材供給装置は、ワッシャ分
離部1とワッシャ供給部2から構成され、挿入作業は既
存のX−Yロボット27等で行う。ワッシャ分離部1
は、予めワッシャ3を積層状に設定したものを、エアシ
リンダ18によってスライドプレート15を前後へ出し
入れして、ワッシャ3を一枚づつ確実に分離整列させ
る。また、ワッシャ供給部2は、整列されたワッシャ3
を負圧により吸着して、静電気の影響を受けることなく
確実にカーステレオ等のメカデッキのポスト6へ挿入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車載用及び家庭用ス
テレオ、CD、MD、DCC等のメカデッキに使用され
ているポストにワッシャを挿入する部材供給装置及びそ
の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば実公昭61−37507号
公報に示された従来のワッシャ供給装置を示す断面図で
あり、図において、30はシャフト、31は第1スリー
ブ、32はコイルばね、33は回転シャフト、34は第
2スリーブ、35はピン、36は圧縮コイルばね、37
はキャップである。尚、ピン35は回転シャフト33の
螺線状溝に移動自在に嵌入されている。
【0003】また、図10は車載用及び家庭用ステレ
オ、CD、MD、DCC等のメカデッキの要部拡大図で
あり、図10において、3は樹脂製の極薄に形成された
ワッシャ、4はレバー7に保持力を与えるカットワッシ
ャ、5はメインベース、6はメインベース5に固定され
たポストである。そして、ワッシャ3はレバー7が回動
する際の摩擦抵抗を小さくする。尚、図11にワッシャ
3及びカットワッシャ4の斜視図を示す。
【0004】次に動作について説明する。先ず、図11
に示すカットワッシャ4を作業者が手でシャフト30に
挿入して、カットワッシャ4の弾性を利用してカットワ
ッシャ4をシャフト30に挿入して保持する。次に、作
業者が図10に示すポスト6の上端部にシャフト30の
下端部を当接して、キャップ37を下方に押し下げる。
これにより、コイルばね32が伸長してシャフト30が
第1スリーブ31内に挿入され、カットワッシャ4は第
1スリーブ31の下端部に当接される。カットワッシャ
4が第1スリーブ31の下端部に当接された後、さらに
キャップ37を下方に押し下げると、ピン35が下方向
に移動して回転シャフト33が回転する。回転シャフト
33の回転力は第1スリーブ31に伝達され、同時にキ
ャップ37の押下力が第1スリーブに伝達されるので、
シャフト30はさらに第1スリーブ31内に押し込まれ
る。従って、ポスト6の上端部が第1スリーブ31内に
挿入する。これにより、カットワッシャ4の開口部がポ
スト6の上端部で押し開かれて図10に示すようにカッ
トワッシャ4がポスト6の溝に取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のワッシャ供給装
置は以上のように構成されているので、作業者の手作業
でカットワッシャをシャフト30に保持しなければなら
ず、またカットワッシャの内径よりわずかに大径のシャ
フト30にカットワッシャの弾性を利用して保持するの
でカットワッシャの内径が損傷してカットワッシャの機
能を著しく低下させるなどの問題点があった。また、こ
のワッシャ供給装置は平ワッシャに適用することができ
ないなどの問題点があった。
【0006】一方、カットワッシャや平ワッシャは通常
複数個まとめてストックされているので、例えばカット
ワッシャをワッシャ供給装置のシャフト30に保持する
場合、カットワッシャを1枚づつ分離する必要があり、
カットワッシャを分離する装置としては一般にボールフ
ィーダ等が知られている。しかしながら、従来のボール
フィーダ等はカットワッシャや平ワッシャが樹脂製で極
薄に形成されている場合、静電気の作用でワッシャがボ
ールフィーダに付着したり、ワッシャ同士が互いに付着
してワッシャを1枚づつ分離することができず、また、
ワッシャが極薄なので分離、整列の段階でワッシャ同士
が重なり合って分離、整列が困難であるなどの問題点が
あった。
【0007】このため、一般に複数個のワッシャを小箱
にストックしておいて作業者が必要に応じて手作業で1
枚づつ分離している。しかしながら、作業者が手作業で
分離すると作業者の指先を傷めたり、作業者の疲れ等に
よって作業性が低下するなどの問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ワッシャを人手を介さずに確実
に分離し、また分離したワッシャの機能を低下させずに
ポストに供給することができ、さらに、作業の自動化を
図ることができる部材供給装置及びその方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る部
材供給装置は、積層された被供給部材を載置すると共に
水平方向に移動自在に支持されたスライド部材に、被供
給部材が1つ収納されるように凹部を形成して凹部に収
納された被供給部材を移動手段で取出し位置まで移動
し、被供給部材の取り出し時の積層された被供給部材の
移動を移動阻止部材で阻止するものである。
【0010】請求項2の発明に係る部材供給装置は、ス
ライド部材の凹部を分離する複数の被供給部材が収納さ
れるように形成したものである。
【0011】請求項3の発明に係る部材供給装置は、移
動阻止部材を自重でスライド部材に載置するようにした
ものである。
【0012】請求項4の発明に係る部材供給装置は、棒
部材に設けられているストッパを支持部材の所定位置に
位置決めして、棒部材に積層状態に保持されている被供
給部材を位置決めするものである。
【0013】請求項5の発明に係る部材供給装置は、積
層された被供給部材に錘り部材を載置したものである。
【0014】請求項6の発明に係る部材供給装置は、錘
り部材の位置を検知部で検知して積層された被供給部材
の残量を検出するものである。
【0015】請求項7の発明に係る部材供給方法は、部
材供給部の吸着部開口からエアを吸い込んでガイド部材
を介して被供給部材を吸着部に吸着し、ガイド部材を組
立製品の取付部材に当接した後部材供給部内に押し込ん
で吸着部に吸着されている被供給部材を取付部材近傍に
位置決めし、吸着部開口からエアを吹き出して被供給部
材を吸着部から外して取付部材に供給するものである。
【0016】
【作用】請求項1における部材供給装置は、スライド部
材に形成された凹部に被供給部材を1つ収納して、移動
手段でスライド部材を移動して収納された被供給部材を
取り出すことにより、被供給部材を確実に1つづつ分離
整列することができる。これにより、被供給部材の分離
整列の機械化、自動化が可能になる。
【0017】請求項2における部材供給装置は、スライ
ド部材の凹部深さを分離する複数の被供給部材の厚みと
略同一に設定したので、被供給部材を所望の複数個づつ
確実に分離、整列することができる。
【0018】請求項3における部材供給装置、移動阻止
部材を自重でスライド部材に載置するようにしたので、
スライド部材の凹部深さより被供給部材の厚みが厚い場
合でも移動阻止部材は上方に逃げることができる。従っ
て、被供給部材の分離を確実に行うことができる。
【0019】請求項4における部材供給装置は、ストッ
パを支持部材に位置決めすることにより、棒部材を所定
位置に位置決めすることができるので、棒部材に積層さ
れている被供給部材を容易に所定位置にセットすること
ができる。
【0020】請求項5における部材供給装置は、積層さ
れた被供給部材に錘り部材を載置したので、被供給部材
を錘り部材の重みで確実にスライド部材の凹部に落とし
込むことができる。従って、被供給部材の分離を確実に
行うことができる。
【0021】請求項6における部材供給装置は、錘り部
材の位置を検知部で検知して積層された被供給部材の残
量を検出することができるので、被供給部材の補充時期
を正確に知ることができる。
【0022】請求項7における部材供給方法は、エアを
吸引して部材供給部の吸着部に被供給部材を吸着し、ガ
イド部材を組立製品の取付部材に当接した状態で吸着部
からエアを吹き出して帯電し易い被供給部材を静電気の
影響を受けることなく吸着部から確実に外して取付部材
に供給するようにしたので、X−Yロボット等を使用す
ることにより、従来手作業で行なわれていた被供給部材
の供給作業の機械化、自動化を図ることができる。
【0023】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。尚、図1上で図10の構成部材と同一類似部材に
ついては同一符号を付して説明を省略する。図1におい
て、1はワッシャ分離部、2はワッシャ供給部(部材供
給部)、15はワッシャ(被供給部材)3を確実に1枚
づつ分離させるスライドプレート(スライド部材)、1
8はスライドプレート14を移動して分離したワッシャ
3を所定位置に位置決めするエアシリンダ(移動手
段)、27は製造工程で一搬に使用されるフリーフロー
コンベア、28はフリーフローコンベア25上で組立製
品の搬送組立用に使用されるパレット、29は所定位置
に位置決めされたワッシャ3をポスト(取付部材)6に
挿入するようにワッシャ供給部2を移動するX−Yロボ
ットである。
【0024】図2に示すように、ワッシャ分離部1の支
持板(支持部材)8はベース10に立設されていて、支
持板8の上端部には切欠8a及び凹部8bが形成されて
いる(双方図3参照)。凹部8bにはストッパ12が載
置される。ストッパ12の開口部には棒部材13の上端
部が嵌入されていて、棒部材13はねじ12aでストッ
パ12に固定される。また、棒部材13の径は切欠8a
の幅より小さく設定されている。棒部材13の下端部は
スライドプレート15の凹部15aの中央に位置決めさ
れていて、凹部15aの深さはワッシャ3が1枚だけ嵌
入するように設定されている。棒部材13には複数のワ
ッシャ3が嵌入積層されていて最上位のワッシャ3には
錘り(錘り部材)14が載置されている。錘り14は棒
部材13に移動自在に嵌入されている。ベース10には
スライドガイド16が固定されていて、スライドガイド
16はスライドプレート15をスライド自在に支持して
いる。また、スライドガイド16はマガジンブッシュ1
7を上下方向に移動自在に支持し、水平方向への移動を
阻止するように支持している。マガジンブッシュ17は
自重でスライドプレート15上に載置され、かつワッシ
ャ3をスライドプレート15の凹部15aに案内する。
スライドガイド16及びマガジンブッシュ17は移動阻
止部材41を構成する。スライドプレート15の右端部
にはエアシリンダ18のピストンロッド18aが取り付
けられている。従って、ピストンロッド18aが伸縮す
るとスライドプレート15はワッシャ受取り位置(収納
位置)Aとワッシャ取出し位置B(図4参照)間を移動
する。さらに、支持板8の下端部には検知部19が設け
られていて、検知部19は錘り14が接近したことを検
知する。これにより、ワッシャ3が無くなる前にワッシ
ャ3を補充することができる。尚、ストッパ12、棒部
材13及び錘り14はワッシャマガジン(積層手段)4
0を構成している。
【0025】図5に示すようにワッシャ供給部2の第1
スリーブ20にはシャフト(ガイド部材)21がスライ
ド自在に支持されている。第1スリーブ20には第2ス
リーブ22が同軸上に固定されていて、第2スリーブ2
2内に圧縮コイルばね23が収納されている。圧縮コイ
ルばね23は下端部がシャフト21のフランジ21aに
当接していて、上端部がキャップ24に当接している。
キャップ24は第2スリーブ22に同軸上に固定されて
いる。また、シャフト21の上端部はキャップ24の開
口孔24aにスライド自在に支持されている。このよう
に、第1、第2スリーブ20、22及びキャップ24を
同軸上に固定することにより、空間25が形成され、空
間25はエアチューブ26を介して図示しない真空発生
機に連通されている。これにより、真空発生機を駆動し
て空間25内を真空状態にすると、ワッシャ3が第1ス
リーブ20の下端部(吸着部)20aに吸着される(図
6参照)。尚、下端部20aは平面積が小さく設定され
ているので、ワッシャ3等を帯電した静電気の影響をう
けずにエアの吹出しで確実に下端部20aから外すこと
ができる。
【0026】次に動作について説明する。先ず、ワッシ
ャマガジン40の棒部材13に複数のワッシャ3を嵌入
して積層し、最上位のワッシャ3に錘り14を載置す
る。次に、棒部材13を切欠8aに嵌入して、棒部材1
3に積層されているワッシャ3をマガジンブッシュ17
内に収納する。次いで、ストッパ12を支持板8の凹部
8bに嵌合させてねじ12aで棒部材13をストッパ1
2に固定する。これにより、ワッシャ3のセンタ出しと
棒部材13の長さ設定が完了する。また、エアシリンダ
18のピストンロッド18aは常時収縮状態に維持され
ていて、この状態でスライドプレート15の凹部15a
はワッシャ受取り位置Aに位置決めされている。従っ
て、凹部15aの中にワッシャ3が1枚だけ落ち込む
(図7(A)参照)。
【0027】次に、エアシリンダ18が作動してピスト
ンロッド18aが伸長すると、スライドプレート15の
凹部15aに落ち込んだワッシャ3はワッシャ供給位置
Bに位置決めされる。この場合、ワッシャ3は凹部15
aの深さよりわずかに厚く設定されているので、スライ
ドプレート15が左方向に押されると、自動でスライド
プレート15に載置されているマガジンブッシュ17は
凹部15a内のワッシャ3でわずかに押し上げられる
(図7(B)参照)。そして、凹部15a内のワッシャ
3がワッシャ取出し位置Bまで移動するとマガジンブッ
シュ17は自重でスライドプレート15と当接するまで
下向する(図7(C)参照)。同時に棒部材13に嵌入
されているワッシャ3が下降して、最下位のワッシャ3
はスライドプレート15に当接する。
【0028】次いで、X−Yロボット29を作動させ
て、X−Yロボット29に設けられているワッシャ供給
部2をワッシャ取出し位置Bまで移動する。ワッシャ供
給部2がワッシャ取出し位置Bまで移動した後、ワッシ
ャ供給部2を下降させてシャフト21をワッシャ3の開
口孔に嵌入させる。この状態で、真空発生機を駆動して
空間25を真空状態に維持する。これにより、ワッシャ
3は第1スリーブ20の下端部20aに吸着される(図
6参照)。ワッシャ3の吸着後、X−Yロボット29を
作動させてワッシャ供給部2をポスト6の真上に移動し
て、挿入ヘッド部2を下降する。これにより、シャフト
21はポスト6に当接し、さらにワッシャ供給部2を下
降することにより、シャフト21がワッシャ供給部2内
に押し込められて図8に示す状態になる。次に、真空発
生機の空気回路を切替えて空間25内にエアを供給する
と、第1スリーブ20の下端部20aに吸着されていた
ワッシャ3がエアで下方向に吹かれてレバー7の上面に
落下する。これにより、ワッシャ3はポスト6に嵌入さ
れる。続いて、ワッシャ供給部2が上昇するとシャフト
20は圧縮スプリング23の付勢力で押し出されて図5
の状態に復帰する。
【0029】上述した工程を順次繰り返し返すことによ
り、ワッシャマガジン40の棒部材13に嵌入されてい
るワッシャ3が減少して最後にはなくなることになる
が、この場合、支持板8の下端部に設けられている、例
えば近接センサ等の検知部19が下降した錘り14を検
知してブザーやパトライト等が作動するのでワッシャ3
が減少したことを知ることができる。そして、ワッシャ
3が減少した場合、ワッシャ3が積層されている新たな
ワッシャマガジン40と交換することにより作業を続行
することができる。
【0030】実施例2.この発明では、主に静電気を帯
び易い樹脂製の極薄ワッシャを対象にした場合について
説明したが、これに限らず、この発明は紙、金属、非鉄
金属の材質のワッシャ3にも適用することができ、また
平ワッシャに限らずカットワッシャにも適用することが
できる。
【0031】実施例3.この発明では、棒部材13をス
テンレス等としたが、これに限らず、ガラス棒やプラス
チック棒を使用してもよく、また本発明では、棒部材1
3を丸棒としたが、これに限らず、三角や六角等の多角
柱の棒部材を使用してもよい。
【0032】実施例4.この発明では、スライドプレー
ト15とマガジンブッシュ17の隙間を一定に保つ方法
として、マガジンブッシュ17の自重を利用している
が、スライドプレート15の下方より圧縮コイルばね等
で付勢し、マガジンブッシュ17をスライドガイド16
に固定してもよい。
【0033】実施例5.この発明では、支持板8の上部
に、位置決め用の凹部8bを形成したが、ストッパ12
を位置決めするための凸部を、ストッパ12の外周に当
接するように数カ所設けてもよい。又、別部材で凸部の
代用としてもよい。
【0034】実施例6.この発明では、錘り14を使用
しているが、ワッシャ供給部2の上方から常時圧縮空気
を吹かせて下方向への押圧力を生じさせてもよい。
【0035】実施例7.この発明では、検知部19に近
接センサーを用いているが、マイクロスイッチ、透過形
又は反射形の光センサーや、レーザーセンサー等を使用
してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、スライド部材の凹部に1つの被供給部材を収容して
取り出すように構成したので、被供給部材を確実に1つ
づつ分離整列することができ、被供給部材の分離整列の
機械化、自動化が可能になり、さらに安価で分離精度の
高い部材分離装置が得られる効果がある。
【0037】請求項2の発明によれば、スライド部材の
凹部深さが分離する複数の被供給部材の厚みと略同一に
なるように構成したので、所望の個数の被供給部材を確
実に分離整列することができる効果がある。
【0038】請求項3の発明によれば、移動阻止部材を
自重でスライド部材に載置するように構成したので、被
供給部材の厚みがスライド部材の凹部深さより厚い場合
に移動阻止部材を上方に逃がして被供給部材の分離を確
実に行うことができる効果がある。
【0039】請求項4の発明によれば、ストッパを支持
部材に位置決めして棒部材を所定位置に位置決すること
ができるように構成したので、棒部材に積層されている
被供給部材を容易に所定位置にセットすることができ、
かつ被供給部材を補充するための積層手段の交換を短時
間で行うことにより生産ラインを停止せずに交換できる
という効果がある。
【0040】請求項5の発明によれば、錘り部材を積層
された被供給部材に載置するように構成したので、錘の
荷重で被供給部材がスライド部材の凹部に確実に落とし
込まれて、被供給部材の分離が確実に行なわれるという
効果がある。
【0041】請求項6の発明によれば、錘り部材の位置
を検知部で検知するように構成したので、積層された被
供給部材の残量を検出して被供給部材を補充するための
積層手段の交換時期を知ることができる。従って、被供
給部材の不足による生産ラインの停止を防止することが
できる効果がある。また、錘り部材の長さを変えること
により、検知時期を変えて積層手段の交換時期を調整す
ることができる効果がある。
【0042】請求項7の発明によれば、エアを吸引して
被供給部材を吸着部に吸着し、かつ吸着部からエアを吹
き出して帯電し易い被供給部材を静電気の影響を受ける
ことなく吸着部から確実に外して組立製品の取付部材に
供給するように構成したので、X−Yロボット等を使用
することにより、被供給部材の供給作業の機械化、自動
化が可能になり、作業者の指先の疲れや、細かい作業に
よる作業者の疲れ等により生じていた被供給部材の2枚
入れ等の誤作業を防止することができ、組立製品である
ステレオ等のメカデッキの品質の均一化や低コスト化を
図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による部材供給装置の斜視
図である。
【図2】この発明の部材供給装置に使用されているワッ
シャ分離部の断面図である。
【図3】図2に示すワッシャ分離部に使用されている支
持板の平面図である。
【図4】図2に示すワッシャ分離部でワッシャを分離し
た状態を説明する説明図である。
【図5】この発明の部材供給装置に使用されているワッ
シャ供給部の断面図である。
【図6】図5に示すワッシャ供給部でワッシャを吸着し
た状態を説明する説明図である。
【図7】図7(A)乃至(C)は図2に示すワッシャ分
離部でワッシャを分離する状態を説明する説明図であ
る。
【図8】図5に示すワッシャ供給部でワッシャをポスト
に挿入した状態を説明する説明図である。
【図9】従来のワッシャ供給装置を示す断面図である。
【図10】車載用及び家庭用ステレオ、CD、MD、D
CC等のメカデッキの要部拡大図である。
【図11】図10に示すメカデッキに使用されている平
ワッシャ、カットワッシャの斜視図である。
【符号の説明】
2 ワッシャ供給部(部材供給部) 3 ワッシャ(被供給部材) 6 ポスト(取付部材) 8 支持板(支持部材) 12 ストッパ 13 棒部材 14 錘り(錘り部材) 15 スライドプレート(スライド部材) 15a 凹部 18 エアシリンダ(移動手段) 19 検知部 20a 下端部(吸着部) 21 シャフト(ガイド部材) 40 ワッシャマガジン(積層手段) 41 移動阻止部材 A 収納位置 B 取出し位置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の組立等に使用される被供給部材を
    積層する積層手段と、前記積層された被供給部材を載置
    すると共に、水平方向に移動自在に設けられ、かつ前記
    被供給部材が1つ収納されるように前記被供給部材の厚
    みと略同一の深さの凹部が前記被供給部材の載置面に形
    成されたスライド部材と、前記積層された被供給部材を
    1つ収納する収納位置と該収納した被供給部材の取出し
    位置間を前記凹部が移動するように前記スライド部材を
    移動する移動手段と、前記スライド部材を移動して前記
    凹部に収納された被供給部材を取り出す際に、該凹部に
    収納された被供給部材の上方の積層された被供給部材の
    移動を阻止する移動阻止部材とを備え、前記取出し位置
    に位置決めされた前記被供給部材を前記組立製品の取付
    部材に供給することを特徴とする部材供給装置。
  2. 【請求項2】 製品の組立等に使用される被供給部材を
    積層する積層手段と、前記積層された被供給部材を載置
    すると共に、水平方向に移動自在に設けられ、かつ前記
    被供給部材が複数の所望分離個数収納されるように前記
    被供給部材の載置面に凹部が形成されたスライド部材
    と、前記積層された被供給部材を前記所望の複数個収納
    する収納位置と該収納した被供給部材の取出し位置間を
    前記凹部が移動するように前記スライド部材を移動する
    移動手段と、前記スライド部材を移動して前記凹部に収
    納された被供給部材を取り出す際に、該凹部に収納され
    た被供給部材の上方の積層された被供給部材の移動を阻
    止する移動阻止部材とを備え、前記取出し位置に位置決
    めされた前記被供給部材を前記組立製品の取付部材に供
    給することを特徴とする部材供給装置。
  3. 【請求項3】 前記移動阻止部材は前記スライド部材に
    自重で載置されていることを特徴とする請求項1又は請
    求項2の部材供給装置。
  4. 【請求項4】 前記積層手段は前記被供給部材を積層状
    態に保持する棒部材及び該棒部材を保持する支持部材を
    有していて、該棒部材の上端部に設けられているストッ
    パを支持部材の所定位置に位置決めして前記棒部材を位
    置決めすることを特徴とする請求項1又は請求項2の部
    材供給装置。
  5. 【請求項5】 戦記積層手段は前記積層された被供給部
    材に載置可能な錘り部材を備えていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の部材供給装置。
  6. 【請求項6】 前記錘り部材の位置を検知部で検知して
    前記積層された被供給部材の残量を検出することを特徴
    とする請求項1又は請求項2の部材供給装置。
  7. 【請求項7】 部材供給部のガイド部材で被供給部材を
    ガイド可能に支持する工程と、前記部材供給部の吸着部
    開口からエアを吸込んで、前記ガイド部材で案内された
    前記被供給部材を前記吸着部に吸着する工程と、前記ガ
    イド部材を組立製品の取付部材に当接する工程と、前記
    部材供給部を押し下げて前記ガイド部材を前記部材供給
    部内に押し込んで前記吸着部に吸着された被供給部材を
    前記取付部材近傍に位置決めする工程と、前記吸着部開
    口からエアを吹き出して前記被供給部材を前記吸着部か
    ら外して前記取付部材に供給する工程を備えた部材供給
    方法。
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