JPH07176705A - 半導体集積回路装置とその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置とその製造方法

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JPH07176705A
JPH07176705A JP5344150A JP34415093A JPH07176705A JP H07176705 A JPH07176705 A JP H07176705A JP 5344150 A JP5344150 A JP 5344150A JP 34415093 A JP34415093 A JP 34415093A JP H07176705 A JPH07176705 A JP H07176705A
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mosfet
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layer gate
memory
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2層ゲート構造のMOSFETと1層ゲート
構造のMOSFETとを隣接して高密度に形成すること
ができる半導体集積回路装置とその製造方法を提供す
る。 【構成】 2層ゲート構造のMOSFETと1層ゲート
構造のMOSFETとの間に、2層ゲート構造側が2層
ゲート構造とされ、1層ゲート構造側が1層ゲート構造
とされた緩衝用ダミー配線層を設けるようにする。上記
緩衝用ダミー配線層を境にして、2層ゲート構造側のゲ
ート電極と1層ゲート構造側のソース,ドレインをセル
フアライメントによりそれぞれ形成する。 【効果】 緩衝用ダミー配線の部分でのマスクずれを吸
収しつつ、2層ゲート構造のセルフアライメントによる
パターンニングと、1層ゲート構造のソース,ドレイン
のセルフアライメントによる拡散層とを分けて高密度に
形成することができ、しかも拡散層により両者を接続す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
とその製造方法に関し、特に2層ゲート構造のMOSF
ETと1層ゲート構造のMOSFETとを備えた一括消
去型不揮発性記憶装置等に利用して有効な技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電気的一括消去型EEPROMは、チッ
プに形成されたメモリセルの全てを一括して、又はチッ
プに形成されたメモリセルのうち、あるひとまとまりの
メモリセル群を一括して電気的に消去する機能を持つ不
揮発性記憶装置である。このような一括消去型EEPR
OMに関しては、例えば、1980年のアイ・イー・イ
ー・イー、インターナショナル、ソリッド−ステート
サーキッツ コンファレンス(IEEE INTERNATIONAL SOL
ID-STATE CIRCUITS CONFERENCE) の頁152 〜153、19
87年のアイ・イー・イー・イー、インターナショナ
ル、ソリッド−ステート サーキッツ コンファレンス
(IEEE INTERNATIONAL SOLID-STATE CIRCUITSCONFERENC
E)の頁76〜77、アイ・イー・イー・イー・ジャーナル
オブ ソリッドステート サーキッツ,第23巻第5号
(1988年)第1157頁から第1163頁(IEEE,J. Solid-S
tate Cicuits, vol.23(1988) pp.1157-1163)に記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人において
は、コントロールゲートとフローティングゲートとを備
えた記憶トランジスタとして書込み動作もトンネル電流
により行うようにするとともに、従来とは逆にフローテ
ィングゲートに電荷を注入することにより、しきい値電
圧をワード線の選択レベルより高くなるようにして消去
動作を行う記憶トランジスタを開発した。この構成にお
いて、記憶トランジスタに対する消去動作は、そのしき
い値電圧がワード線の選択レベルに対して高くされるも
のであるから、従来のようにフローティンクゲートの電
荷を基板側に引き抜いてしきい値電圧を低くする記憶ト
ランジスタのように、過消去によってディプレッション
モードとされてワード線が非選択レベルであるにもかか
わずオン状態にされてしまうことによって他のメモリセ
ルを読み出し不能にしてしまうことがない。
【0004】しかしながら、トンネル電流によって書込
み動作を行うものでは、読み出し動作によってトンネル
電流が発生して誤消去みがされてしまうことの無いよう
に、書込み時に非選択の記憶トランジスタにトンネル電
流が流れないような工夫や読み出し時に記憶トランジス
タのドレインに与えられる電圧を極力低くする等の工夫
が必要である。そこで、このような記憶トランジスタへ
のソフトライトを防止するために、複数からなる記憶ト
ランジスタを1ブロックとして選択MOSFETを設け
てデータ線や共通ソース線に接続することを考えた。し
かし、このような回路を半導体基板上に形成する場合、
2層ゲート構造からなる記憶トランジスタと1層ゲート
構造からなるる選択MOSFETとを効率よくレイアウ
トするために新たな工夫が必要になった。
【0005】この発明の目的は、2層ゲート構造のMO
SFETと1層ゲート構造のMOSFETとを隣接して
高密度に形成することができる半導体集積回路装置とそ
の製造方法を提供することにある。この発明の前記なら
びにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述お
よび添付図面から明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、2層ゲート構造のMOSF
ETと1層ゲート構造のMOSFETとの間に、2層ゲ
ート構造側が2層ゲート構造とされ、1層ゲート構造側
が1層ゲート構造とされた緩衝用ダミー配線層を設ける
ようにする。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、緩衝用ダミー配線の部
分でのマスクずれを吸収しつつ、2層ゲート構造のセル
フアライメントによるパターンニングと、1層ゲート構
造のソース,ドレインのセルフアライメントによる拡散
層とを分けて高密度に形成することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち他の代表的なものの概要を簡単に説明すれ
ば、下記の通りである。すなわち、2層ゲート構造のM
OSFETを構成する第1層目のゲート電極を一体的に
形成し、上記1層目のゲート電極の上に絶縁膜を形成
し、緩衝用領域のほぼ中央を境にして1層ゲート構造の
MOSFETを構成するゲート絶縁膜を形成し、2層ゲ
ート構造のMOSFETを構成する2層目ゲート電極と
上記1層ゲート構造のMOSFETを構成するゲート電
極と緩衝用ダミー配線のそれぞれを同時に形成し、上記
2層ゲート構造のMOSFETと1層ゲート構造のMO
SFETの間に設けられた緩衝用領域のほぼ中央を境に
して1層構造側をマスクして上記2層目ゲート電極をマ
スクとするセルフアライメントにより実質的な2層構造
のゲート電極のパターニングを行い、上記2層構造側を
マスクして上記ゲート電極をマスクとするセルフアライ
メントにより1層構造のMOSFETのソースとドレイ
ンの拡散を行うようにする。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、緩衝用ダミー配線の部
分でのマスクずれを吸収しつつ、2層ゲート構造のセル
フアライメントによる2層ゲート構造のMOSFETと
1層ゲート構造のMOSFETとを高密度に形成するこ
とができる。
【0010】
【実施例】図3には、この発明に係る一括消去型不揮発
性記憶装置におけるメモリマットとその周辺部の一実施
例の概略回路図が示されている。メモリセルは、従来の
メモリセルと類似のコントロールゲートとフローティン
グゲートとを備えたスタックドゲート構造のMOSFE
Tとされる。この実施例では、後述するように書き込み
動作と消去動作とが共に薄い酸化膜を通したトンネル電
流を利用して行われるものである。
【0011】フンローティングゲートが点々で示されて
なる記憶MOSFETQMは代表として1つに回路記号
が付されているように、複数個が1ブロックとされてド
レインとソースが共通化される。記憶MOSFETの共
通化されたドレインは、選択MOSFETQDを通して
データ線DLに接続される。記憶MOSFETの共通化
されたソースは、選択MOSFETQSを通して共通ソ
ース線に接続される。この共通ソース線は、信号MSC
によりスイッチ制御されるスイッチMOSFETQ2を
通して電圧VMWに接続される。この電圧VMWは、そ
の動作モードに応じて、読み出し動作と書込み動作のと
きには回路の接地電位が与えられ、消去動作のときには
負の電圧が与えられる。記憶MOSFETのコントロー
ルゲートは、代表として1つに回路記号が付されている
ようなワード線WLに接続される。上記選択MOSFE
Tは、上記ワード線WLと平行に延長される選択線によ
って選択される。すなわち、上記選択MOSFETQD
とQSは、メインデコーダMAN−DECによって選択
されるメインワード線とされる。
【0012】上記のようにメモリセルをブロックに分け
て、それぞれに選択MOSFETを介してデータ線DL
や回路のVMW(接地電位)を与える構成により、非選
択のメモリセルに対するストレスを軽減させることがで
きる。すなわち、ワード線WLが選択され、データ線D
Lが非選択状態にされたメモリセルや、逆にワード線W
Lが非選択状態にされ、データ線DLが非選択状態にさ
れることによって、書き込み又は消去動作においてデー
タを保持すべきメモリセルに上記書き込み又は消去用の
電圧が印加されることによソフトライトやソフトイレー
ズを防止するものである。この構成では、上記ブロック
内の小数のメモリセルにおいてのみ上記のようなストレ
スがかかるのみとなる。
【0013】この実施例では、特に制限されないが、隣
接するデータ線DLが奇数番目と偶数番目とに分けられ
る。そして、それぞれに対応してショートMOSFET
が設けられる。このショートMOSFETは、奇数番目
と偶数番目のデータ線DLを交互に選択するようにし、
非選択状態におかれるデータ線DLを回路の接地電位の
固定レベルにして、隣接データ線DLにおける相互のカ
ップリングノイズを低減するものである。このようなデ
ータ線DLの構成に対応して、データ線DLに現れた読
み出し信号を増幅するセンスアンプSAに対して、後述
するようなスイッチ回路としてのトランスファMOSF
ETも奇数と偶数とに分けられて選択される。
【0014】上記メインデコーダMAN−DECによっ
て選択されるブロック内のメモリセルは、サブデコーダ
SUB−DECによって1つが選択される。サブデコー
ダSUB−DECは、上記ブロック内の1つのワード線
WLを選択する。このような1つのワード線の選択信号
は、ゲートデコーダ(Pre Dec)によって形成される。す
なわち、サブデコーダSUB−DECは、上記ゲートデ
コーダによって形成されたワード線の選択信号と、メイ
ンデコーダMAN−DECによって形成された動作モー
ドに応じて形成された選択/非選択レベルとを受けて、
上記ブロック内のワード線の選択/非選択の駆動信号を
形成する。
【0015】小メモリマットMATを挟むようにサブデ
コーダSUB−DECが設けられる。例えば2つの小メ
モリマットに挟まれたサブデコーダSUB−DECは、
その両側の1つの置きのワード線の駆動信号を形成す
る。上下に振り分けられたサブデコーダSUB−DEC
は、その間に設けられ1つの置きのワード線の選択信号
を形成する。このようにして、小メモリマットのワード
線は、それを挟んで設けられた2つのサブデコーダに対
して1つ置きに交互に接続され、効率のよいレイアウト
を実現するものである。
【0016】図4には、センスアンプとその周辺部の一
実施例の概略回路図が示されている。センスアンプの一
対の入出力のうち、一方の小メモリマットのデータ線に
対応した周辺部が代表として示され、それと対称的な回
路とされる他方の小メモリマット側の回路は一部が省略
されている。
【0017】この実施例におていは、前記センスアンプ
SAが増幅動作とデータ保持機能を持つようにされるも
のであることからセンスラッチSLのように表してい
る。センスラッチは、入力と出力とが交差接続されてな
るCMOSインバータ回路と、かかるCMOSインバー
タ回路により構成され、これのCMOSインバータ回路
には活性化電圧VSAPとVSANが供給されことによ
って、選択的に動作状態にされる。
【0018】センスラッチSLの一対の入出力ノード
は、Yデコーダ(YG Dec)により形成される選択
信号によりスイッチ制御されるMOSFETと、隣接す
る奇数と偶数の上記スイッチMOSFETに対して共通
に設けらたスイッチMOSFETを介して一対の入出力
線IOLとIORに接続される。上記共通に設けられた
スイッチMOSFETは、上記センスラッチ列の間に設
けられたY系のプリデコーダ(YPG Dec)により
形成される選択信号によりスイッチ制御される。このよ
うにYゲートは、2つのY系デコーダの選択信号により
スイッチ制御される2つのMOSFETから構成され
る。
【0019】同図には、発明の理解を容易にするため
に、4本のデータ線に対応したセンスラッチ列毎に、プ
リデコーダを設けるようにしているが、実際には後述す
る図5に示すように、小メモリマット毎のセンスラッチ
列SLの間に間隙、言い換えるならば、X系サブデコー
ダSUB Decに対応した空きエリアにY系のサブデ
コーダとしての上記プリデコーダが設けられる。このよ
うにY系のデコーダを分離することにより、上記カラム
スイッチMOSFETのゲートに供給される選択信号線
の数を減らすことができる。つまり、カラムスイッチM
OSFETの数に対応した数の選択信号線がセンスラッ
チ列と平行に多数配置されることによって配線エリアを
広くとる必要があるが、上記のようなYデコーダの2分
割によってその配線数を低減させることができる。
【0020】データ線DLにはプリチャージ信号RPC
2とRPC1をそれぞれ受けるプリチャージMOSFE
Tが設けられる。データ線DLとセンスアンプの入出力
ノードとの間には、選択信号TR1とTR2により制御
されるトランスファMOSFETが設けられる。これら
のMOSFETに相当するセンスラッチSLの右側回路
は省略されている。
【0021】同図には省略されいてが、上記センスラッ
チの一対の入力には、入力ノードを0VにセットするM
OSFETが設けられる。これにより、増幅動作を開始
する前には入力信号が0Vにセットされる。上記センス
ラッチSLの一対の入力は、上記トランスファMOSF
ETを介してデータ線DL01L〜DL04L等に接続
される。トランスファMOSFETは、奇数番目のデー
タ線DL01L及びDL03Lと偶数番目のデータ線D
L02L及びDL04Lに対応して2つ分けられ、それ
ぞれ選択信号TR1とTR2が供給される。これに対応
して、奇数データ線DL01L及びDL03L設けられ
るプリチャージMOSFETのゲートには、プリチャー
ジ電圧RPC1が供給され、偶数データ線DL02L及
びDL04Lに設けられるプリチャージMOSFETの
ゲートには、プリチャージ電圧RPC2が供給される。
【0022】この実施例では、前記同様に上記一対のメ
モリマットは一方が活性化されるときには、他方が非活
性化される。この非活性化されるメモリマットは、それ
が非活性状態にされるにもかかわらず、上記トランスフ
ァMOSFETがオン状態にされ、それに対応したデー
タ線がセンスアンプの入力に接続される。そして、前記
のように非活性メモリマット側では、データ線のプリチ
ャージ電圧が、活性化されるメモリマットのデータ線の
ハイレベルとロウレベルの中間電位になるように低く設
定される。このようにして、非活性側のメモリマットの
データ線はセンスアンプの基準電圧として用いられる。
【0023】特に制限されないが、センスラッチSLが
CMOSラッチ回路により構成されることに対応して、
書き込み動作のときには各ラッチに対して書き込みデー
タで保持させられる。すなわち、上記YゲートYGを順
次に開いて書き込みデータをセットした後に、偶数用と
奇数用のトランスファMOSFETを同時にオン状態に
して同時に書き込み動作を行うようにするものである。
このような書き込み動作に応じてセンスアンプの動作電
圧が書込み電圧に対応した4Vのような電圧に切り替え
られる。これに対して、読み出し動作及び書き込みベリ
ファイ時には、最初のメモリサイクルを除いて偶数と奇
数のデータ線が交互に千鳥状に活性化されることよっ
て、パイプライン的な連続アクセスが可能にされる。
【0024】図5には、この発明に係る一括消去型不揮
発性記憶装置の一実施例のメモリマット直接周辺部にお
けるレイアウト図が示されている。縦長エリアの中央部
分においてセンスラッチSLが縦方向に配列される。こ
のセンスラッチSLの列を挟んで2つのメモリマットが
設けられる。上記2つに分けられたメモリマットは、そ
れぞれが小メモリマットMAT0L〜MAT7LとMA
T0R〜MAT7Rから構成される。小メモリマットM
AT0LとMAT0Rの上部には、冗長データ線用と管
理ビット用のメモリマットが設けられる。
【0025】上記小メモリマットの両側にはX系のサブ
デコーダSUB−Decが配置される。小メモリマット
と左側チップ周辺との間には、ディスチャージMOSF
ET(DMOS)及びソースMOSFET(SMOS)
が設けられる。チップの上部には、メインデコーダ(M
ain Dec)が配置される。そして、その上左端に
は、ゲートデコーダ(Pre Dec)が設けられ、そ
の下には上記DMOSとSMOSを駆動するドライバ回
路が設けられる。
【0026】同図のセンスラッチSLには、前記のよう
なYゲートも含まれる。このYゲート部に対応した上部
には、Y系のデコーダYG Decが配置され、センス
ラッチSLの間で、上記X系のサブデコーダSUB D
ecに対応した部分には、Y系のサブデコーダとしての
プリデコーダYPG Decが設けられる。
【0027】図1と図2には、この発明が適用された一
括消去型不揮発性記憶装置のメモリセルアレイ部の一実
施例の概略レイアウト図が示されている。図1と図2
は、切返しパターンのうちの上部と下部であり、相互の
関係の理解を容易にするために中央部となる図1と図2
の接合部分が互いにオーバーラップするように示されて
いる。
【0028】図1と図2において、中央部の共通ソース
コンタクト列を中心にして上下対称的にソース側のスイ
ッチMOSFETQSとメモリ及びドレイン側スイッチ
MOSFETQDが配置される。また、図1の上端であ
るドレイン/ウェルコンタクト列を中心にして、図1と
図2からなる下側のパターンが対称的に図示しない上側
に配置される。図2の下端である上記同様なドレイン/
ウェルコンタクト列を中心にして、図2と図1からなる
上側のパターンが対称的に図示しない下側に配置され
る。このような繰り返しパターンにより、図3に示すよ
うなメモリマットMATが構成される。
【0029】図1を例にして説明すると、メモリ部はコ
ントロールゲートに接続されるワード線を構成する第2
層目ポリシリコン層SGが前記ブロックに対応して複数
個が図1の縦方向に延長される。同図には、メモリブロ
ックの両端のデータ線を構成するワード線が代表として
例示的に示され、その間に配置されるべき複数のワード
線は省略されている。
【0030】第1層目のアルミニュウム等からなる金属
配線層M1からなるビット線(データ線)BLが、上記
ワード線と直交するように横方向に延長される。このデ
ータ線BLと上記ワード線とが重なり合う下部に、言い
換えるならば、上記データ線BLの両側に沿って共通化
されてドレイン拡散層とソース拡散層が形成され、上記
ワード線WLの下に2層ゲート構造の記憶トランジスタ
が形成される。このことは、後に説明する製造工程順に
従ったパターン図と断面図から明らかになるであろう。
【0031】上記メモリの両端側には後に説明するする
残ゲート(緩衝用ダミー配線)を介して、ドレイン側の
スイッチMOSFET(STMOS)とソース側のスイ
ッチMOSFET(STMOS)のゲート電極と一体的
に形成される2層目ポリシリコン層SG(SIDとSI
S)がそれぞれ形成される。これらの2層目ポリシリコ
ン層(SIDとSIS)は、前記メインワード線とされ
る。
【0032】ドレイン/ウェルのコンタクト列は、上記
データ線BLとドレイン側のスイッチMOSFETの一
方のドレイン,ソースとを接続する。このスイッチMO
SFETの他方のソース,ドレインは、前記1つのブロ
ックを構成する複数の記憶トランジスタの共通化された
ドレイン領域と拡散層により接続される。この実施例で
は、複数のデータ線の間に共通ソース線SLが配置され
る。この共通ソース線SLは、データ線BLと同じ1層
目の金属配線層M1からなり、上記コンタクト穴の下の
半導体基板上には、ウェル領域と同じ導電型とされ、オ
ーミックコンタクト用領域に接続される。つまり、この
実施例のメモリアレイは、前記のようなトンネル電流を
利用した消去/書込みを行うために、記憶トランジスタ
が形成された基板電位を動作モードに応じて変化させる
ためにウェル領域に形成されるものであり、共通ソース
線はウェル領域と電気的に接続される。
【0033】ソースのコンタクト列は、上記共通ソース
線SLとソース側のスイッチMOSFETの一方のドレ
イン,ソースとを接続する。ソース側のスイッチMOS
FETは、ワード線方向に並んで形成される複数のスイ
ッチMOSFETの一方のソース,ドレインが、そのゲ
ート電極の延長方向に延びて共通に形成されており、上
記複数のデータ線DL置きに1本の割合で設けられる上
記共通ソース線SLと接続される。上記スイッチMOS
FETの他方のドレイン,ソースは、前記1つのブロッ
クを構成する複数の記憶トランジスタの共通化されたソ
ース領域と拡散層により接続される。
【0034】上記残ゲートは次のような理由により設け
られる。記憶トランジスタを構成する2層ゲートを高密
度に形成するために、2層目のポリシリコン層SGをマ
スクとするセルフアライメント技術を利用する。一方、
スイッチMOSFETにおいても、そのドレインとソー
スを2層目のポリシリコン層SGをマスクとするセルフ
アライメント技術を利用する。しかし、上記2層ゲート
構造の記憶トランジスタにあっては、2層目ゲート電極
の下には、層間絶縁膜や1層目ゲート電極等のように比
較的厚い厚さをエッチングする必要があるのに対して、
1層ゲート構造のMOSFETにあってはソース,ドレ
インが形成されるべき半導体基板上には薄い酸化膜しか
存在しないために、同時にエッチングすると1層ゲート
構造のMOSFET側でソース,ドレインが形成される
べき基板表面もエッチングされてしまうという問題が生
じる。
【0035】従来のEPROM等のような2層ゲート構
造の記憶トランジスタを用いるものでは、素子分離用の
フィールド絶縁膜を緩衝エリアとして上記過剰なエッチ
ング行われても問題ないようにするものである。しか
し、この実施例のように2層ゲート構造の記憶トランジ
スタに近接して1層ゲート構造のMOSFETを配置す
る構成では、前記のようなフィールド絶縁膜を形成する
と集積度が低下してしまうことの他、拡散層を利用して
記憶トランジスタの共通ドレイン側又は共通ソース側と
上記スイッチMOSFETのそれと接続されるべきソー
ス,ドレインとを接続することができなくなる。
【0036】仮に、上記フィールド絶縁膜を狭く形成す
ることができたとしても、ポリシリコン又は金属配線層
により上記記憶トランジスタの共通ドレイン及び共通ソ
ースと上記ドレイン側スイッチMOSFET及びソース
側のスイッチMOSFETとを接続せざるを得なくな
り、そのコンタクト領域を設ける等のために結局集積度
が低下してしまう。このような問題を解決するために、
上記残ゲートが設けられる。この残ゲートの構造及びそ
の役割は、次の図6ないし図21を用いて詳細に説明す
る。
【0037】図6ないし図21には、上記記憶トランジ
スタと残ゲート及びスイッチMOSFETの製造工程順
に従ったパターン図と断面図が示されている。断面図は
パターン図のa−a’に対応したワード線方向のものが
(A)とし、パターン図のb−b’に対応したデータ線
方向のものが(B)として示されている。また、以下上
記図6ないし図21において、図面を見やすくするため
に、各図の工程において形成された主要な部分について
記号が付され、既に説明したものの記号が省略されてい
る。
【0038】図6のパターン図に示すように、フィール
ド絶縁膜1を形成する。すなわち、図7の(A)に示す
ように、ウェル形成後にシリコン窒化膜(Si3 4
をマクスにしてフィールド絶縁膜1を形成する。犠牲酸
化膜形成除去後にメモリゲート酸化膜(SiO2 )2を
形成する。このメモリゲート酸化膜2の膜厚は、7〜1
0nmのようにトンネル電流が流れるように薄く形成さ
れる。(B)では、上記メモリゲート絶縁膜2のみが示
されている。
【0039】図8のパターン図に示すうように、シリコ
ン窒化膜(CVD−Si3 4 )4と、その下の第1層
リンドープポリシリコン膜3が形成される。このシリコ
ン窒化膜4とその下の第1層リンドープポリシリコン膜
3は、記憶トランジスタのソース,ドレインを形成する
ようなパターンとされ、共通ドレイン側とされる領域が
後に形成されるスイッチMOSFETのソース,ドレイ
ンが形成される部分(図8の上側)までスイッチ側MO
SFETに向かって延びるよう形成される。スイッチM
OSFETが形成される領域はその全面を覆うようにさ
れる。
【0040】図9の断面図(A1)に示すように、第1
層リンドープポリシリコン膜(下部フローティングゲー
ト)3を形成する。この第1層リンドープポリシリコン
膜3の膜厚は約100nmにされる。上記第1層リンド
ープポリシリコン層3の上には、シリコン窒化膜(CV
D−Si3 4 )4が形成される。これらを形成後に、
上記の図8のパターン図に示すように、メモリ(記憶ト
ランジスタ)のソース,ドレイン部を開口してエッチン
グする。そして、ライト酸化膜5を形成後にソース,ド
レイン部分をそれぞれ別々にレジスト膜を用いて開口
し、イオン打ち込みとアニールにより記憶トランジスタ
の共通化されたドレイン6とソース7を構成する拡散層
を形成する。
【0041】(A2)に示すように、CVD−SiO2
膜を形成後に全面エッチバックにより、メモリゲート端
部にサイドウォール8を形成する。(A3)に示すよう
に、熱酸化によってAsがドープされているドレイン,
ソース上に選択的に酸化膜9を形成する。このとき、サ
イドウォール8はメモリゲート端が酸化されないようス
トッパーの役割を果たす。以上の(A1)〜(A3)の
工程において、(B)のように、周辺及びスイッチMO
SFET部は上記第1層リンドープポリシリコン層3と
シリコン窒化膜(CVD−Si3 4 )4により覆われ
ている。また、異なるブロックの記憶トランジスタは、
(A1)〜(A3)のように、1層目のゲート電極(フ
ローティンクゲート)が分離されているが、同じブロッ
クのゲート電極は、(B)のように一体的に形成された
ままである。
【0042】図10のパターン図及び図11の断面図に
示すように、熱リン酸に浸すことにより、上記シリコン
窒化膜(CVD−Si3 4 )4が全面的に除去され
る。これにより、第1層リンドープポリシリコン膜(下
部フローティングゲート)3とサイドウォール8が残る
こととなる。
【0043】図12のパターン図に示すように、第2層
リンドープポリシリコン膜10を形成する。この第2層
リンドープポリシリコン膜10は上部フローティグゲー
トを構成するものであり、約40〜100nmのような
膜厚とされる。この第2層リンドープポリシリコン膜1
0は、メモリが形成される部分のフィールド絶縁膜上で
エンチンジ除去され、ブロック間のゲートの分離が行わ
れる。
【0044】図13の断面図(A)に示すように、記憶
トランジスタのフローティングゲートは、前記第1層リ
ンドープポリシリコン膜(下部フローティングゲート)
3とその上に形成された第2層リンドープポリシリコン
膜10がソース,ドレインの上部を覆うようなT字形態
にされる。上記のように異なるブロックの記憶トランジ
スタは、フィールド絶縁膜上で分離されているが、同じ
ブロックのゲート電極は、上記同様にスイッチMOSF
ETが形成される周辺部分を含めて(B)のように一体
的に形成されたままである。
【0045】図14のパターン図に示すように、上記層
間絶縁膜11が形成されて後に残ゲートととなる部分の
ほぼ中央を境にしてスイッチMOSFETが形成される
部分がエッチング除去される。すなわち、図15の断面
図(B1)に示すように、上記第2層リンドープポリシ
リコン膜10上に層間絶縁膜11が形成される。この絶
縁膜11は、下からSiO2 /Si3 4 /SiO2
Si3 4 からなる4層がCVDにより形成され、それ
ぞれの膜厚は下から5nm/10nm/3nm/10n
mのようにそれぞれ形成される。
【0046】(B2)に示すように、上記後に残ゲート
ととなる部分のほぼ中央を境にしてメモリ部を覆うよう
にしてスイッチMOSFETが形成される部分の層間絶
縁膜11、第1層と第2層リンドープポリシリコン層3
と10がエッチング除去される。
【0047】(B3)に示すように、犠牲酸化膜を形
成,除去後にスイッチMOSFETと周辺MOSFET
のゲート酸化膜12を形成する。このとき、メモリ側は
層間絶縁膜11の最上部のSi3 4 がマスクの役割を
するために上記の酸化、除去されない。
【0048】図16のパターン図及び図17の断面図に
示すように、第3層ポリサイド膜13が形成される。す
なわち、第3層ポリサイド膜13は、下から順にリンド
ープSi/WSi2 ,MoSi2 等のシリサイド/CV
D−SiO2 からなり、それぞれの膜厚は下から順に1
00nm/150nm/300nmのように形成され
る。
【0049】上記第3層ポリサイド膜13は、ワード線
と、スイッチMOSFETや図示しない周辺MOSFE
Tのゲート及び上記第1、第2ポリシリコン段差部を覆
う部分を残してエッチング除去する。図14と図15の
工程で形成された上記第1、第2ポリシリコン段差部を
覆う部分が残ゲートとされる。この残ゲートは、マスク
ずれを緩衝するための緩衝用エリアとして利用され、ワ
ード線と同じ配線材料にされるから緩衝用ダミー配線と
いうことができる。
【0050】図18のパターン図及び図19の断面図に
示すように、上記残ゲートを境にしてメモリ部を除くス
イッチMOSFETや周辺MOSFETの部分をレジス
ト膜等により覆い、メモリ部と残ゲートのメモリ側端が
第3層ポリサイド膜13のCVD−SiO2 をマクスと
するセルフアライメントにより、層間絶縁膜11、第2
ポリシリコン層10、第1ポリシリコン層3をエッチン
グ除去する。このような深いエッチングにおいて、スイ
ッチMOSFETや周辺MOSFET側は上記レジスト
膜に覆われているのエッチングが行われない。
【0051】図20のパターン図と図21の断面図に示
すように、メモリ側をレジスト膜等により覆い、スイッ
チMOSFETや周辺MOSFETでは上記第3層ポリ
サイド膜13のCVD−SiO2 をマクスとするセルフ
アライメントにより、ソース,ドレインの開口を行って
ソース,ドレイン14を拡散形成する。このとき、
(C)メモリ側のソース,ドレインは、メモリ拡散層で
ある共通化されたソース,ドレイン拡散層6(ソース側
のスイッチMOSFETではソース拡散層7)と重なる
ように形成される。
【0052】このとき、スイッチMOSFETや周辺M
OSFETは、LDD構造としてもよいし、シングルド
レイン構造としてもよい。同図にはサイドウォール15
を付けてLDD構造とする例が示されている。なお、C
MOS回路を構成するNチャンネル型MOSFETとP
チャンネル型MOSFETは、一方を形成するときには
他方を覆うようにして形成されるものである。この後
に、データ線DLやソース線SLを構成する金属配線層
が形成されるものである。
【0053】上記(C)のc−c’断面図に示すよう
に、スイッチMOSFETの記憶トランジスタの共通化
されたドレイン6又はソースとの接続されるべき一方の
ソース,ドレイン領域14は、メモリ側の共通ドレイン
領域と共通ソース領域がそれぞれスイッチMOSFET
側に延びて形成されているので、上記第3層ポリサイド
膜13のCVD−SiO2 をマクスとするセルフアライ
メントによるソース,ドレインの拡散時にオーバーラッ
プするように形成されることにより電気的に接続され
る。このことは、メモリ側の共通ソース領域7とそれに
対応して設けられるスイッチMOSFETのソース,ド
レイン14との接続も同様である。
【0054】このようにして形成された残ゲートは、プ
ロセス的には緩衝用エリアとして利用できることの他、
かかる残ゲートに回路の接地電位を定常的に与えるよう
にして交流的に接地することより、スイッチMOSFE
Tのゲートに供給されるメインワード線の選択/非選択
信号がノイズとして、スイッチMOSFETと隣接して
配置される記憶トランジスタのコントロールゲートが接
続されたワード線側にのるのを防止する役割を果たすこ
とができる。これにより、レイアウト的にも電気的にも
上記記憶MOSFETとスイッチMOSFETとを高密
度に配置することができる。
【0055】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 2層ゲート構造のMOSFETと1層ゲート構
造のMOSFETとの間に、2層ゲート構造側が2層ゲ
ート構造とされ、1層ゲート構造側が1層ゲート構造と
された緩衝用ダミー配線層を設けるようにすることによ
り、かかる緩衝用ダミー配線の部分でのマスクずれを吸
収しつつ、2層ゲート構造のセルフアライメントによる
パターンニングと、1層ゲート構造のソース,ドレイン
のセルフアライメントによる拡散層とを分けて高密度に
形成することができるという効果が得られる。
【0056】(2) 2層ゲート構造のMOSFETを
構成する第1層目のゲート電極を一体的に形成し、上記
1層目のゲート電極の上に絶縁膜を形成し、緩衝用領域
のほぼ中央を境にして1層ゲート構造のMOSFETを
構成するゲート絶縁膜を形成し、2層ゲート構造のMO
SFETを構成する2層目ゲート電極と上記1層ゲート
構造のMOSFETを構成するゲート電極とのそれぞれ
を同時に形成し、上記2層ゲート構造のMOSFETと
1層ゲート構造のMOSFETの間に設けられた緩衝用
領域のほぼ中央を境にして1層構造側をマスクして上記
2層目ゲート電極をマスクとするセルフアライメントに
より実質的な2層構造のゲート電極のパターニングを行
い、上記2構造側をマスクして上記ゲート電極をマスク
とするセルフアライメントにより1層構造のMOSFE
Tのソースとドレインの拡散を行うようにする製造方法
により、緩衝用ダミー配線の部分でのマスクずれを吸収
しつつ、2層ゲート構造のセルフアライメントによる2
層ゲート構造のMOSFETと1層ゲート構造のMOS
FETとを高密度に形成することができるという効果が
得られる。
【0057】(3) ワード線に結合されたコントロー
ルゲートとドレインが接続されたデータ線との相対的電
位関係によりフローティングゲートの電荷を放出してメ
モリのしきい値を下げ、コントロールゲートに高電圧を
印加してソース又は基板電位との相対的電位関係により
フローティングゲートへ電荷を注入してワード線単位で
のメモリのしきい値を上げるようにされた記憶トランジ
スタが複数個並列接続され、かかる複数の記憶トランジ
スタの共通化されたドレインがスイッチMOSFETを
介して対応するデータ線に接続され、上記複数の記憶ト
ランジスタの共通化されたソースがスイッチMOSFE
Tを介してソース線に接続されてなるメモリアレイにお
いて、2層ゲート構造からなる記憶トランジスタをと、
1層ゲート構造からなるスイッチMOSFETとの間に
記憶トランジスタ側が2層ゲート構造とされ、スイッチ
MOSFETが1層ゲート構造とされた緩衝用ダミー配
線層を設けるようにすることにより、半導体基板上の拡
散層を利用して両者の接続が可能になるとともに、上記
両MOSFETを高密度に形成することができるという
効果が得られる。
【0058】(4) 上記緩衝用ダミー配線層には交流
的な接地電位を与えるようにすることにより、上記記憶
トランジスタのコントロールゲートが接続されるワード
線と、上記スイッチMOSFETのゲートが接続される
選択線(メインワード線)との間のカップリングノイズ
の発生を防止することができるという効果が得られる。
【0059】(5) 上記記憶トランジスタ及びスイッ
チMOSFETはウェル内に形成されるものであり、共
通化されたドレインに設けられたスイッチMOSFET
の他端を、金属配線層からなるデータ線に接続し、それ
と同じ配線層からなり平行に延長される金属配線層によ
り上記共通ソース線が構成されるとともに、かかる共通
ソース線を構成する金属配線層下の半導体基板上にウェ
ルコンタクト用半導体領域を設け、上記データ線とスイ
ッチMOSFETのコンタクトと同じ配列で共通ソース
線とウェルとのコンタクトを得るようにすることによ
り、ウェル電位を設定を安定化させることができるとい
う効果が得られる。
【0060】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、1層
目又は2層目のゲート配線材料、あるいはその間の層間
絶縁膜材料は種々の実施形態を採ることができるもので
あり、その製造方法は何であってもよい。記憶MOSF
ETとそれと接続されるスイッチMOSFETは、前記
のようなトンネル電流を利用した書込みと消去が行われ
る一括消去型不揮発性記憶装置の他、2層ゲート構造の
MOSFETとそれに接続される1層ゲート構造のMO
SFETとが備えた半導体集積回路装置に広く利用でき
る。
【0061】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、2層ゲート構造のMOSF
ETと1層ゲート構造のMOSFETとの間に、2層ゲ
ート構造側が2層ゲート構造とされ、1層ゲート構造側
が1層ゲート構造とされた緩衝用ダミー配線層を設ける
ようにすることにより、かかる緩衝用ダミー配線の部分
でのマスクずれを吸収しつつ、2層ゲート構造のセルフ
アライメントによるパターンニングと、1層ゲート構造
のソース,ドレインのセルフアライメントによる拡散層
とを分けて高密度に形成することができる。
【0062】2層ゲート構造のMOSFETを構成する
第1層目のゲート電極を一体的に形成し、上記1層目の
ゲート電極の上に絶縁膜を形成し、緩衝用領域のほぼ中
央を境にして1層ゲート構造のMOSFETを構成する
ゲート絶縁膜を形成し、2層ゲート構造のMOSFET
を構成する2層目ゲート電極と上記1層ゲート構造のM
OSFETを構成するゲート電極とのそれぞれを同時に
形成し、上記2層ゲート構造のMOSFETと1層ゲー
ト構造のMOSFETの間に設けられた緩衝用領域のほ
ぼ中央を境にして1層構造側をマスクして上記2層目ゲ
ート電極をマスクとするセルフアライメントにより実質
的な2層構造のゲート電極のパターニングを行い、上記
2構造側をマスクして上記ゲート電極をマスクとするセ
ルフアライメントにより1層構造のMOSFETのソー
スとドレインの拡散を行うようにする製造方法により、
緩衝用ダミー配線の部分でのマスクずれを吸収しつつ、
2層ゲート構造のセルフアライメントによる2層ゲート
構造のMOSFETと1層ゲート構造のMOSFETと
を高密度に形成することができる。
【0063】ワード線に結合されたコントロールゲート
とドレインが接続されたデータ線との相対的電位関係に
よりフローティングゲートの電荷を放出してメモリのし
きい値を下げ、コントロールゲートに高電圧を印加して
ソース又は基板電位との相対的電位関係によりフローテ
ィングゲートへ電荷を注入してワード線単位でのメモリ
のしきい値を上げるようにされた記憶トランジスタが複
数個並列接続され、かかる複数の記憶トランジスタの共
通化されたドレインがスイッチMOSFETを介して対
応するデータ線に接続され、上記複数の記憶トランジス
タの共通化されたソースがスイッチMOSFETを介し
てソース線に接続されてなるメモリアレイにおいて、2
層ゲート構造からなる記憶トランジスタをと、1層ゲー
ト構造からなるスイッチMOSFETとの間に記憶トラ
ンジスタ側が2層ゲート構造とされ、スイッチMOSF
ETが1層ゲート構造とされた緩衝用ダミー配線層を設
けるようにすることにより、半導体基板上の拡散層を利
用して両者の接続が可能になるとともに、上記両MOS
FETを高密度に形成することができる。
【0064】上記緩衝用ダミー配線層には交流的な接地
電位を与えるようにすることにより、上記記憶トランジ
スタのコントロールゲートが接続されるワード線と、上
記スイッチMOSFETのゲートが接続される選択線
(メインワード線)との間のカップリングノイズの発生
を防止することができる。
【0065】上記記憶トランジスタ及びスイッチMOS
FETはウェル内に形成されるものであり、共通化され
たドレインに設けられたスイッチMOSFETの他端
を、金属配線層からなるデータ線に接続し、それと同じ
配線層からなり平行に延長される金属配線層により上記
共通ソース線が構成されるとともに、かかる共通ソース
線を構成する金属配線層下の半導体基板上にウェルコン
タクト用半導体領域を設け、上記データ線とスイッチM
OSFETのコンタクトと同じ配列で共通ソース線とウ
ェルとのコンタクトを得るようにすることにより、ウェ
ル電位を設定を安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1には、この発明が適用された一括消去型不
揮発性記憶装置のメモリセルアレイ部の一実施例の一部
概略レイアウト図である。
【図2】図2には、この発明が適用された一括消去型不
揮発性記憶装置のメモリセルアレイ部の一実施例の残り
一部概略レイアウト図である。
【図3】この発明に係る一括消去型不揮発性記憶装置に
おけるメモリマットとその周辺部の一実施例を示す概略
回路図である。
【図4】この発明に係る一括消去型不揮発性記憶装置に
おけるセンスアンプとその周辺部の一実施例を示す概略
回路図である。
【図5】この発明に係る一括消去型不揮発性記憶装置の
一実施例のメモリマット直接周辺部におけるレイアウト
図である。
【図6】上記記憶トランジスタと残ゲート及びスイッチ
MOSFETの製造工程順に従ったパターン図である。
【図7】図6のa−a’とb−b’に対応した断面図で
ある。
【図8】上記記憶トランジスタと残ゲート及びスイッチ
MOSFETの製造工程順に従ったパターン図である。
【図9】図8のa−a’とb−b’に対応した断面図で
ある。
【図10】上記記憶トランジスタと残ゲート及びスイッ
チMOSFETの製造工程順に従ったパターン図であ
る。
【図11】図10のa−a’とb−b’に対応した断面
図である。
【図12】上記記憶トランジスタと残ゲート及びスイッ
チMOSFETの製造工程順に従ったパターン図であ
る。
【図13】図12のa−a’とb−b’に対応した断面
図である。
【図14】上記記憶トランジスタと残ゲート及びスイッ
チMOSFETの製造工程順に従ったパターン図であ
る。
【図15】図14のa−a’とb−b’に対応した断面
図である。
【図16】上記記憶トランジスタと残ゲート及びスイッ
チMOSFETの製造工程順に従ったパターン図であ
る。
【図17】図16のa−a’とb−b’に対応した断面
図である。
【図18】上記記憶トランジスタと残ゲート及びスイッ
チMOSFETの製造工程順に従ったパターン図であ
る。
【図19】図18のa−a’とb−b’に対応した断面
図である。
【図20】上記記憶トランジスタと残ゲート及びスイッ
チMOSFETの製造工程順に従ったパターン図であ
る。
【図21】図20のa−a’とb−b’及びc−c’に
対応した断面図である。
【符号の説明】
MAT,MAT0L〜MAT7R…小メモリマット、S
UB−DEC…サブデコーダ、MAN−DEC…メイン
デコーダ、SL…センスラッチ回路、YPGDEC…Y
プリデコーダ、YG Dec…Yデコーダ。1…フィー
ルド絶縁膜、2…メモリゲート酸化膜、3…第1層リン
ドープポリシリコン膜、4…シリコン窒化膜、5…ライ
ト酸化膜、6…メモリドレイン拡散層、7…メモリソー
ス拡散層、8…サイドウォール、9…酸化膜、10…第
2層リンドープポリシリコン膜、11…層間絶縁膜、1
2…スイッチMOSFETのゲート絶縁膜、13…第3
層ポリサイド膜、14…スイッチMOSFETのソー
ス,ドレイン拡散層、15…サイドウォール。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2層ゲート構造のMOSFETと、それ
    と近接して配置される1層ゲート構造のMOSFETと
    を含み、上記2層ゲート構造のMOSFETと1層ゲー
    ト構造のMOSFETとの間に設けられ、2層ゲート構
    造側が2層ゲート構造とされ、1層ゲート構造側が1層
    ゲート構造とされてなる緩衝用ダミー配線層を設けてな
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 ワード線に結合されたコントロールゲー
    トとドレインが接続されたデータ線との相対的電位関係
    によりフローティングゲートの電荷を放出してメモリの
    しきい値を下げ、コントロールゲートに高電圧を印加し
    てソース又は基板電位との相対的電位関係によりフロー
    ティングゲートへ電荷を注入してワード線単位でのメモ
    リのしきい値を上げるようにされた記憶トランジスタが
    複数個並列接続され、かかる複数の記憶トランジスタの
    共通化されたドレインがスイッチMOSFETを介して
    対応するデータ線に接続され、上記複数の記憶トランジ
    スタの共通化されたソースがスイッチMOSFETを介
    してソース線に接続されてなるメモリアレイを備え、上
    記記憶トランジスタが2層ゲート構造とされ、スイッチ
    MOSFETが1層ゲート構造とされ、上記記憶トラン
    ジスタとスイッチMOSFETとの間に記憶トランジス
    タ側が2層ゲート構造とされ、スイッチMOSFETが
    1層ゲート構造とされた緩衝用ダミー配線層を設けてな
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記緩衝用ダミー配線層には交流的な接
    地電位が与えられるものであることを特徴とする請求項
    2の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記記憶トランジスタ及びスイッチMO
    SFETはウェル内に形成されるものであり、共通化さ
    れたドレインに設けられたスイッチMOSFETの他端
    は、金属配線層からなるデータ線に接続され、それと同
    じ配線層からなり平行に延長される金属配線層により上
    記共通ソース線が構成されるとともに、かかる共通ソー
    ス線を構成する金属配線層下の半導体基板上にウェルコ
    ンタクト用半導体領域を設け、上記データ線とスイッチ
    MOSFETのコンタクトと同じ配列で共通ソース線と
    ウェルとのコンタクトを得るようにしてなることを特徴
    とする請求項2の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 2層ゲート構造のMOSFETを構成す
    る第1層目のゲート電極を一体的に形成する工程、上記
    1層目のゲート電極の上に絶縁膜を形成する工程、緩衝
    用領域のほぼ中央を境にして1層ゲート構造のMOSF
    ETを構成するゲート絶縁膜を形成する工程、2層ゲー
    ト構造のMOSFETを構成する2層目ゲート電極と上
    記1層ゲート構造のMOSFETを構成するゲート電極
    とのそれぞれを同時に形成する工程、上記2層ゲート構
    造のMOSFETと1層ゲート構造のMOSFETの間
    に設けられた緩衝用領域のほぼ中央を境にして1層構造
    側をマスクして上記2層目ゲート電極をマスクとするセ
    ルフアライメントにより実質的な2層構造のゲート電極
    のパターニングを行う工程、上記2構造側をマスクして
    上記ゲート電極をマスクとするセルフアライメントによ
    り1層構造のMOSFETのソースとドレインの拡散を
    行う工程とを含むことを特徴とする半導体集積回路装置
    の製造方法。
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