JPH0717775U - 包装用内装部材 - Google Patents
包装用内装部材Info
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- JPH0717775U JPH0717775U JP4847593U JP4847593U JPH0717775U JP H0717775 U JPH0717775 U JP H0717775U JP 4847593 U JP4847593 U JP 4847593U JP 4847593 U JP4847593 U JP 4847593U JP H0717775 U JPH0717775 U JP H0717775U
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 保管中や運搬中などにおいて、ドーナツ状に
巻装された鋼線や鋼帯から、これらに付着している防錆
油が洩れ出るのを確実に防止する。 【構成】油を吸収する素材からなる吸油性シート2を内
面に一体に有する不透油性の円筒状フィルム1を有し、
該円筒状フィルム1の両端縁に、各端縁を絞るようにひ
も部材7,8を取り付ける。
巻装された鋼線や鋼帯から、これらに付着している防錆
油が洩れ出るのを確実に防止する。 【構成】油を吸収する素材からなる吸油性シート2を内
面に一体に有する不透油性の円筒状フィルム1を有し、
該円筒状フィルム1の両端縁に、各端縁を絞るようにひ
も部材7,8を取り付ける。
Description
【0001】
この考案は、ドーナツ状に巻装された鋼線や鋼帯等を包装するのに利用する包 装用内装部材に関する。
【0002】
ドーナツ状に巻装された鋼線や鋼帯は、品質,品位を悪化させずに保存,在庫 ,運搬するために、防錆油に浸漬することによる防錆処理がなされる。
【0003】 この防錆処理は、一般に、上記鋼線や鋼帯に対して上記防錆油によるディッピ ングを行い、余分に付着した防錆油の油切りをした後、テープ状の不透油性プラ スチックフィルムまたはフィルムと紙とのラミネートしたものをラセン状に巻い て内装材とし、続いて、自動包装機によりテープ状の糸入り補強紙やプラスチッ ク紐状のものを編成したものなどにより内外周にラセン状に巻き付けるようにし てなされる。
【0004】
しかしながら、上記のように包装された鋼線や鋼帯は、運搬時や保管中に横倒 し状態や傾斜した状態におかれることがあり、このような場合、特に正立状態に 保持されているときに上記鋼線や鋼帯から油が徐々に落下して、上記テープ状の プラスチックフィルムカバーの下部に溜った防錆油が溢れ、遂には上記のように ラセン状に巻き付けた包装紙の間より洩れ出て、包装紙の全体や、他の隣接物品 や、保管庫,車両などの輸送手段の床を汚すなどの問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような従来の問題点に着目してなされたものであり、保管中 や運搬中などにラセン状に巻装された鋼線や鋼帯から、これらに付着している防 錆油が洩れ出るのを確実に防止できる包装用内装部材を提供することを目的とす る。
【0006】
この考案にかかる包装用内装部材は、油を吸収する素材からなる吸油性シート を内面に一体に有する不透油性の円筒状フィルムを有し、該円筒状フィルムの両 端縁に、各端縁を絞るようにひも部材を取り付けたものである。
【0007】
この考案における不透油性の円筒状フィルムは、内周に吸油性シートを有する ため、これをドーナツ状に巻装された鋼線や鋼帯を包むように被せ、その円筒状 フィルムの両端縁をリング孔内で絞るようにすることで、上記鋼線や鋼帯の全体 を円筒状のフィルム内に収めるとともに、鋼線や鋼帯に付着した防錆油が内部の 吸油シートに吸着保持されるため、上記鋼線や鋼帯の姿勢のいかんに拘らず、上 記防錆油の上記円筒状フィルム外への洩れを確実に防止する。
【0008】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1はこの考案の包装用内 装部材の斜視図で、1は不透油性の円筒状フィルムで、これがポリエチレン,ポ リプロピレン,ナイロン,塩化ビニールなどからなる耐油性の材料からなり、特 に、安価で加工性のよいポリエチレンのフィルムが望ましい。
【0009】 また、この円筒状フィルム1は、例えば図2に示すような被包装材であるドー ナツ状に巻装された鋼線や鋼帯のサイズに合わせた幅および長さ,厚さの帯状フ ィルム1Aを、その長さ方向の両端をヒートシールや接着剤などを用いて接着し たものからなる。
【0010】 さらに、図2において、2は例えば長さが3メートル、幅が1メートルの上記 帯状フィルム1Aに比べて長さが等しく、幅が小さい(例えば長さが3メートル 、幅が70センチ)吸油性シートで、これが紙,不織紙,布などからなり、特に 、安価で十分な吸油性を持つものとして吸油性の紙が望ましい。
【0011】 この吸油シート2は円筒状フィルム1の片面(内面)に一体に設けられており 、かつ吸油性シート2の幅は鋼線や鋼帯の幅よりも大き目に設定される。
【0012】 なお、この吸油シート2の帯状フィルム1Aに対する一体化は、例えば図2お よび図3に示すようにあらかじめ吸油性シート2の片面に15〜20ミクロンの 厚みにラミネートフィルム4を、上記帯状フィルムAの幅方向の中央部に、接合 した後、これらの一部を細い幅の条状にヒートシール(部分接着)することによ ってなされる。図2において、3はその細い幅の2本のヒートシール部を示す。
【0013】 この場合において、上記帯状フィルム1Aに対し、押出機のTダイから押し出 したラミネートフィルム4を介して吸油性シート2を全面で接合してもよく、ま たコスト面や生産性を無視すれば、接着剤を用いて接着するようにしてもよく、 これにより上記一体化が確実に行える。
【0014】 また、5,6は上記帯状フィルム1Aの上下端縁(円筒状フィルム1の両端縁 )の各一部を例えば20〜30ミリの幅で折り返し、その一部をシートシールに より接合して形成したひも通し孔部で、このひも通し孔部5,6内には例えばゴ ムひもなどのひも部材7,8が挿通されている。
【0015】 そして、上記のような帯状フィルム1Aを、その長さ方向の両端部1a,1b を、図4に示すように重ね合わせた後、ヒートシールして円筒状フィルム1に形 成するとともに、上記ひも部材7,8を緊張させて、ひも通し孔部5,6に内径 方向への束縛力を付与し、図1に示すように、その両端部が強制的に絞られるよ うにする。
【0016】 なお、上記ひも部材7,8は上記両端部1a,1bのヒートシール後に両端を 接続したり、結んだりするが、そのひも部材7,8がゴムひもである場合には、 両端を結んで、上記のように内径方向への束縛力をあらかじめ付与させておくこ とで、被包装物への装着を容易化できる。
【0017】 この場合に、一方のゴムひもによる束縛力を他方より小さくすることで、上記 円筒状フィルム1の被包装物への装着作業の容易化を図ることができる。
【0018】 かかる構成になる円筒状フィルム1を主とする内装部材は、被包装物としての 、例えば図5(a),(b)に示すようなドーナツ状に巻装された鋼線11や鋼 帯12に対して、図6に示すように装着される。
【0019】 図6は鋼帯12を円筒状フィルム1で被包する例を示し、円筒状フィルム1を これに一体の吸油性シート2が鋼帯12の外周面に対応するように、その鋼帯1 2に被せる。このため、この鋼帯12は円筒状フィルム1内に収まる。
【0020】 このため、この円筒状フィルム1の両端縁のひも通し孔部5,6が、内部のひ も部材7,8としての例えばゴムひもの束縛力を受けて、絞られることにより、 鋼帯のリング孔内に自然に落ち込み、互いに重ね合わせられるように鋼帯12の 内周面に接合することとなる。
【0021】 この結果、上記鋼帯12に付着されて、自然に落下する防錆油は、鋼帯12が 正立状態にあって開口部が締った円筒状フィルム内に閉じ込められて、下部に流 出したものは、吸油性シート2に吸着保持される。従って、上記鋼帯12が倒れ て横になったり、傾くようなことがあっても、上記防錆油が円筒状フィルム1内 から洩れ出ることがなくなる。
【0022】 なお、上記のような防錆油の洩れを完全に防止するには、防錆油の付着量に合 わせて吸油性シート2のサイズ,厚みを適当の大きさに設定することが重要であ り、必要に応じエンボス加工などによる絞り部や,縮み部を設けてもよい。
【0023】 また、上記実施例のように吸油性シート2の幅を円筒状シート1の幅より小さ くすることにより、上記ひも通し孔部5,6を設け、これにゴムひもなどのひも 部材を通して、その両端縁を絞り込み易くすることができる。
【0024】 この場合において、ひも部材7,8としてゴムひもなど伸縮性のないひもを用 いる場合には、少なくとも一方のひもを、鋼帯12を円筒状フィルム1内に収納 した後に、絞り込むように引っ張り出して結ぶ操作を行うこととなる。
【0025】 そして、最後にこの考案としての上記円筒状フィルム1を中心とする内装部材 の上から、既に用いられているドーナツ状の鋼帯などの自動包装機によって上記 鋼帯12の廻りに、紙テープなどの包装材をリング方向に巻き付けてしっかりと 固定することで、包装が終了する。
【0026】 なお、上記実施例では、図3に示すように、吸油性シート2を帯状フィルム1 Aに線状にヒートシールするものを示したが(ヒートシール方式)、ロール状の 帯状フィルム1Aとロール状の吸油性シート2とを別々に巻き戻しながら押出機 のTダイに導き、Tダイから押し出された帯状フィルムと同系の樹脂を介在する ように押し出すことによって、吸油性シート2に帯状フィルム1Aを一体に貼り 合わせることができる(ラミネート方式)。
【0027】
以上のように、この考案によれば、油を吸収する素材からなる吸油性シートを 内面に一体に有する不透油性の円筒状フィルムを有し、該円筒状フィルムの両端 縁に、各端縁を絞るようにひも部材を取り付けるように構成したので、保管中や 運搬中などにドーナツ状に巻装された鋼線や鋼帯から、これらに付着している防 錆油が洩れ出るのを確実に防止でき、防錆油の上記洩れによる、隣接する他物品 や保管庫,運搬用車両の荷台床などの汚損を防止できる効果がある。
【図1】この考案の一実施例による包装用内装部材の外
形を示す斜視図である。
形を示す斜視図である。
【図2】図1の包装用内装部材を構成する帯状フィルム
および吸油性シートを示す展開図である。
および吸油性シートを示す展開図である。
【図3】図1の包装用内装部材の積層構造を示す一部の
断面図である。
断面図である。
【図4】図2における展開状態の帯状フィルムから円筒
状フィルムを作る工程を示す斜視図である。
状フィルムを作る工程を示す斜視図である。
【図5】(a),(b)は被包装材の外形を示す斜視図
である。
である。
【図6】図5の被包装材をこの考案の包装用内装部材で
包んだ状態を示す概略断面図である。
包んだ状態を示す概略断面図である。
1 円筒状フィルム 2 吸油性シート 7,8 ひも部材
Claims (1)
- 【請求項1】 油を吸収する素材からなる吸油性シート
を内面に一体に有する不透油性の円筒状フィルムと、該
円筒状フィルムの両端縁に、各端縁を絞るように取り付
けられたひも部材とを備えた包装用内装部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993048475U JP2513821Y2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 包装用内装部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993048475U JP2513821Y2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 包装用内装部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717775U true JPH0717775U (ja) | 1995-03-31 |
| JP2513821Y2 JP2513821Y2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=12804416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993048475U Expired - Lifetime JP2513821Y2 (ja) | 1993-09-07 | 1993-09-07 | 包装用内装部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2513821Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6182557U (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-31 | ||
| JP3019882U (ja) * | 1995-06-26 | 1996-01-12 | フジックス株式会社 | フィルター付空調用グリル |
-
1993
- 1993-09-07 JP JP1993048475U patent/JP2513821Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6182557U (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-31 | ||
| JP3019882U (ja) * | 1995-06-26 | 1996-01-12 | フジックス株式会社 | フィルター付空調用グリル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2513821Y2 (ja) | 1996-10-09 |
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