JPH07177771A - 超音波モータ及び超音波モータ付電子機器 - Google Patents
超音波モータ及び超音波モータ付電子機器Info
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- JPH07177771A JPH07177771A JP5318767A JP31876793A JPH07177771A JP H07177771 A JPH07177771 A JP H07177771A JP 5318767 A JP5318767 A JP 5318767A JP 31876793 A JP31876793 A JP 31876793A JP H07177771 A JPH07177771 A JP H07177771A
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 効率の高い超音波モータ及び超音波モータ付
電子機器を得る。 【構成】 振動検出手段417は、振動体16の機械的
振動である2つの定在波を電圧信号としてそれぞれ取り
出す。その電圧信号の位相差を位相比較手段419で比
較し、その比較結果を移送手段411に供給する。移送
手段411の出力信号により電力増幅手段420に供給
する信号の位相差を調整する。振動体16の機械的振動
である2つの定在波の電圧信号の振幅を振幅比較手段4
18で比較し、その比較結果を電力増幅手段420に供
給し、電力増幅手段420の電力増幅率を調整する。振
動体16に発生する振動波により移動体22を動作させ
る。
電子機器を得る。 【構成】 振動検出手段417は、振動体16の機械的
振動である2つの定在波を電圧信号としてそれぞれ取り
出す。その電圧信号の位相差を位相比較手段419で比
較し、その比較結果を移送手段411に供給する。移送
手段411の出力信号により電力増幅手段420に供給
する信号の位相差を調整する。振動体16の機械的振動
である2つの定在波の電圧信号の振幅を振幅比較手段4
18で比較し、その比較結果を電力増幅手段420に供
給し、電力増幅手段420の電力増幅率を調整する。振
動体16に発生する振動波により移動体22を動作させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電素子などの電気−
機械エネルギー変換素子を用いた超音波モータ、超音波
モータの駆動回路及び超音波モータ付電子機器に関す
る。
機械エネルギー変換素子を用いた超音波モータ、超音波
モータの駆動回路及び超音波モータ付電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波モータにおいては、以下に
示すような超音波モータが知られていた。図面を参照し
ながらの従来の超音波モータについて説明する。図5
(a)は円盤型超音波モータの断面図である。図5
(b)は振動体部15の斜視図である。円盤型の振動体
部15に圧電素子14を張り合わせて振動体16を構成
している。
示すような超音波モータが知られていた。図面を参照し
ながらの従来の超音波モータについて説明する。図5
(a)は円盤型超音波モータの断面図である。図5
(b)は振動体部15の斜視図である。円盤型の振動体
部15に圧電素子14を張り合わせて振動体16を構成
している。
【0003】また、移動体部に対摩擦性材料の摺動板を
張り合わせて移動体22を構成している。移動体22は
回転可能なように中心軸と加圧バネにより振動体16に
所定の圧力で接触する。移動体22は振動体16の超音
波振動による楕円運動を摩擦を介して受け、回転する。
張り合わせて移動体22を構成している。移動体22は
回転可能なように中心軸と加圧バネにより振動体16に
所定の圧力で接触する。移動体22は振動体16の超音
波振動による楕円運動を摩擦を介して受け、回転する。
【0004】以下、図6により回転のメカニズムを詳し
く説明する。振動体16に張り合わせた圧電素子14
は、印加された電圧の極性と分極方向に応じて伸縮す
る。図6(a)のように交互に分極処理した圧電素子1
4に交流電圧を印加すると圧電素子14は矢印の方向に
伸縮運動する。圧電素子14の片面が振動体部15に接
着されているため振動体16は屈曲変形を起こし、図6
(a)のような定在波が発生する。
く説明する。振動体16に張り合わせた圧電素子14
は、印加された電圧の極性と分極方向に応じて伸縮す
る。図6(a)のように交互に分極処理した圧電素子1
4に交流電圧を印加すると圧電素子14は矢印の方向に
伸縮運動する。圧電素子14の片面が振動体部15に接
着されているため振動体16は屈曲変形を起こし、図6
(a)のような定在波が発生する。
【0005】この定在波によって進行波を得る条件は、
進行波の表現式を展開することにより次の(1)式で表
される。 ξ=ξ0 sin(kx−ωt) =ξ0 sin(kx)cos(ωt)−ξ0 cos(kx)sin(ωt) =ξ0 sin(kx)sin(ωt+90゜) +ξ0 sin(kx+λ/4)sin(ωt) ・・・(1) ここで、ξ:進行波たわみ振動の縦方向振幅 ξ0 :定在波たわみ振動の縦方向振幅 ω:角速度、k:波数、x:波の進行方向、t:時間 である。
進行波の表現式を展開することにより次の(1)式で表
される。 ξ=ξ0 sin(kx−ωt) =ξ0 sin(kx)cos(ωt)−ξ0 cos(kx)sin(ωt) =ξ0 sin(kx)sin(ωt+90゜) +ξ0 sin(kx+λ/4)sin(ωt) ・・・(1) ここで、ξ:進行波たわみ振動の縦方向振幅 ξ0 :定在波たわみ振動の縦方向振幅 ω:角速度、k:波数、x:波の進行方向、t:時間 である。
【0006】従って、図6(a)、(b)に示したよう
に、位置的に位相をλ/4ずらした電極パターンを有す
る圧電素子14を振動体部15に接着し、時間的に90
゜位相が異なり、かつ、振幅の等しい2つの交流電圧
A、Bを印加するとそれぞれの交流電圧で発生した位相
の異なる2つの定在波の合成により進行波が励振され
る。
に、位置的に位相をλ/4ずらした電極パターンを有す
る圧電素子14を振動体部15に接着し、時間的に90
゜位相が異なり、かつ、振幅の等しい2つの交流電圧
A、Bを印加するとそれぞれの交流電圧で発生した位相
の異なる2つの定在波の合成により進行波が励振され
る。
【0007】ここで、進行波の発生している振動体16
の1点に着目すると、図6の(c)、(d)に示すよう
に、進行波の進む方向とは逆向きの楕円運動が得られ
る。この楕円運動している振動体16の表面に移動体2
2を加圧接触させることで移動体22は進行波の進む方
向とは逆の方向に移動する。
の1点に着目すると、図6の(c)、(d)に示すよう
に、進行波の進む方向とは逆向きの楕円運動が得られ
る。この楕円運動している振動体16の表面に移動体2
2を加圧接触させることで移動体22は進行波の進む方
向とは逆の方向に移動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の超音波
モータでは以下のような課題を有していた。それは、時
間的に90゜位相が異なり、かつ、振幅の等しい2つの
交流電圧A、Bを圧電素子に印加しても、必ずしも振動
体に時間的に90゜位相が異なり、かつ、振幅の等しい
2つの定在波が発生するとは限らないことである。
モータでは以下のような課題を有していた。それは、時
間的に90゜位相が異なり、かつ、振幅の等しい2つの
交流電圧A、Bを圧電素子に印加しても、必ずしも振動
体に時間的に90゜位相が異なり、かつ、振幅の等しい
2つの定在波が発生するとは限らないことである。
【0009】交流電圧の電気信号と振動体の機械的振動
が一致しない原因は、移動体にかかる負荷の変動、温度
変化、圧電素子の分極条件の違い、圧電素子の電極の違
いなどさまざまな要因が考えられる。しかし、これらの
要因を全て取り除くことは不可能である。要因を取り除
くことより、むしろ、振動体の機械的振動の2つの定在
波をなんらかの方法で測定し、その位相差を90゜に
し、かつ、振幅を一致させるほうが賢明である。
が一致しない原因は、移動体にかかる負荷の変動、温度
変化、圧電素子の分極条件の違い、圧電素子の電極の違
いなどさまざまな要因が考えられる。しかし、これらの
要因を全て取り除くことは不可能である。要因を取り除
くことより、むしろ、振動体の機械的振動の2つの定在
波をなんらかの方法で測定し、その位相差を90゜に
し、かつ、振幅を一致させるほうが賢明である。
【0010】位相差及び振幅を調整するという考え方は
従来から有った。その一例として、特開昭62−171
475号公報などがある。しかし、特開昭62−171
475号公報を含む従来の例は、圧電素子の電極に印加
する2つの交流電圧の位相差が90゜かつ、2つの交流
電圧の振幅が等しくなるように調整しているに過ぎな
い。つまり、圧電素子の電極に印加する交流電圧をいく
ら調整しても、必ずしも振動体に発生する2つの機械的
振動、つまり、2つの定在波の位相差が90゜かつ、2
つの定在波の振幅が等しくなるとは限らない、といった
課題が残る。
従来から有った。その一例として、特開昭62−171
475号公報などがある。しかし、特開昭62−171
475号公報を含む従来の例は、圧電素子の電極に印加
する2つの交流電圧の位相差が90゜かつ、2つの交流
電圧の振幅が等しくなるように調整しているに過ぎな
い。つまり、圧電素子の電極に印加する交流電圧をいく
ら調整しても、必ずしも振動体に発生する2つの機械的
振動、つまり、2つの定在波の位相差が90゜かつ、2
つの定在波の振幅が等しくなるとは限らない、といった
課題が残る。
【0011】そこで、この発明の目的は、振動体に発生
する2つの機械的振動、つまり、2つの定在波の位相差
がほぼ90゜となり、かつ、2つの定在波の振幅がほぼ
等しくなる超音波モータを得ることにある。
する2つの機械的振動、つまり、2つの定在波の位相差
がほぼ90゜となり、かつ、2つの定在波の振幅がほぼ
等しくなる超音波モータを得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、振動体の2つの定在波を取り出す振動
検出手段と、振動検出手段が取り出した2つの定在波の
振幅の大きさを比較する振幅比較手段と、振幅比較手段
の振幅比較結果により、圧電素子を駆動する交流電圧の
大きさを調整する電力増幅手段と、振動検出手段が取り
出した2つの定在波の位相差を比較する位相比較手段
と、位相比較手段の位相比較結果により、圧電素子を駆
動する交流電圧の位相を調整する移送手段とを有する構
成とした。
に、本発明では、振動体の2つの定在波を取り出す振動
検出手段と、振動検出手段が取り出した2つの定在波の
振幅の大きさを比較する振幅比較手段と、振幅比較手段
の振幅比較結果により、圧電素子を駆動する交流電圧の
大きさを調整する電力増幅手段と、振動検出手段が取り
出した2つの定在波の位相差を比較する位相比較手段
と、位相比較手段の位相比較結果により、圧電素子を駆
動する交流電圧の位相を調整する移送手段とを有する構
成とした。
【0013】
【作用】図1は、本発明の超音波モータ及びその駆動回
路の代表的な構成を示すブロック図である。発振回路1
0は、振動体16の機械的共振周波数に近い周波数で発
振する。移送手段411は、発振回路10の出力信号の
位相を位相比較手段419の出力結果に応じて、90゜
近辺で、例えば、好ましくは、60゜から120゜まで
遅らせるか、あるいは進ませる。
路の代表的な構成を示すブロック図である。発振回路1
0は、振動体16の機械的共振周波数に近い周波数で発
振する。移送手段411は、発振回路10の出力信号の
位相を位相比較手段419の出力結果に応じて、90゜
近辺で、例えば、好ましくは、60゜から120゜まで
遅らせるか、あるいは進ませる。
【0014】電力増幅手段420は、発振回路10と移
送手段411からの出力信号を振幅比較手段418の出
力結果に応じ、各々電力増幅し、圧電素子14の駆動用
電極を駆動する。圧電素子14は、従来の技術で説明し
たように印加された電圧の極性と分極方向に応じて伸縮
し、振動体16に2つの定在波を発生させる。
送手段411からの出力信号を振幅比較手段418の出
力結果に応じ、各々電力増幅し、圧電素子14の駆動用
電極を駆動する。圧電素子14は、従来の技術で説明し
たように印加された電圧の極性と分極方向に応じて伸縮
し、振動体16に2つの定在波を発生させる。
【0015】振動検出手段417は、振動体16に発生
した2つの定在波を電気信号に変換する。振幅比較手段
418は、振動体16の2つの定在波を示す電気信号の
振幅値を比較し、その比較結果を電力増幅手段420に
出力する。位相比較手段419は、振動体16の2つの
定在波を示す電気信号の位相差が90゜であるかを比較
し、その比較結果を移送手段411に出力する。
した2つの定在波を電気信号に変換する。振幅比較手段
418は、振動体16の2つの定在波を示す電気信号の
振幅値を比較し、その比較結果を電力増幅手段420に
出力する。位相比較手段419は、振動体16の2つの
定在波を示す電気信号の位相差が90゜であるかを比較
し、その比較結果を移送手段411に出力する。
【0016】以上の動作により、振動体16の2つの定
在波の振幅がほぼ等しくなり、かつ、位相差がほぼ90
゜になる。
在波の振幅がほぼ等しくなり、かつ、位相差がほぼ90
゜になる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 (1)第一実施例 図2は、本発明の超音波モータ及びその駆動回路の第一
実施例を示すブロック図である。第一実施例では、振動
体16に発生した2つの定在波を電気信号に変換するた
めに、従来の圧電素子に第1の振動検出用電極171と
第2の振動検出用電極172を追加した。
明する。 (1)第一実施例 図2は、本発明の超音波モータ及びその駆動回路の第一
実施例を示すブロック図である。第一実施例では、振動
体16に発生した2つの定在波を電気信号に変換するた
めに、従来の圧電素子に第1の振動検出用電極171と
第2の振動検出用電極172を追加した。
【0018】図7は、第1および第2の振動検出用電極
171、172の電極パターンの一例を示す図である。
図7中の記号”+”と”−”は圧電素子14の分極方向
を示す。また、径方向内側の電極が駆動用電極141、
142であり、径方向外側の電極が検出用電極171、
172である。
171、172の電極パターンの一例を示す図である。
図7中の記号”+”と”−”は圧電素子14の分極方向
を示す。また、径方向内側の電極が駆動用電極141、
142であり、径方向外側の電極が検出用電極171、
172である。
【0019】また、斜線を施した部分と施していない部
分は各々共通の電極である。ここで、径方向内側の駆動
用電極141、142と径方向外側の検出用電極17
1、172は別の電極である。このように、第1および
第2の振動検出用電極171、172を配置することに
より、振動体16に発生した2つの定在波を電気信号に
変換することができる。
分は各々共通の電極である。ここで、径方向内側の駆動
用電極141、142と径方向外側の検出用電極17
1、172は別の電極である。このように、第1および
第2の振動検出用電極171、172を配置することに
より、振動体16に発生した2つの定在波を電気信号に
変換することができる。
【0020】以下、図8から図17を用いて本発明の超
音波モータ及びその駆動回路の第一実施例を詳細に説明
する。図8は、本発明の超音波モータ及びその駆動回路
の第一実施例を詳細に示すブロック図である。発振回路
10と移送回路11は、図1で説明したように動作す
る。増幅率固定増幅器120は、発振回路10からの出
力信号を一定の増幅率で電力増幅あるは電圧増幅し、圧
電素子14の第1の駆動用電極141を駆動する。増幅
率可変増幅器130は、可変移送器110からの出力信
号を電圧比較器180の出力結果に応じ、電力増幅ある
は電圧増幅し、圧電素子14の第2の駆動用電極142
を駆動する。振幅比較回路18は電圧比較回路180と
第1及び第2の整流器181、182から構成される。
また、位相比較回路19は90゜移送器190と位相比
較回路191から構成される。
音波モータ及びその駆動回路の第一実施例を詳細に説明
する。図8は、本発明の超音波モータ及びその駆動回路
の第一実施例を詳細に示すブロック図である。発振回路
10と移送回路11は、図1で説明したように動作す
る。増幅率固定増幅器120は、発振回路10からの出
力信号を一定の増幅率で電力増幅あるは電圧増幅し、圧
電素子14の第1の駆動用電極141を駆動する。増幅
率可変増幅器130は、可変移送器110からの出力信
号を電圧比較器180の出力結果に応じ、電力増幅ある
は電圧増幅し、圧電素子14の第2の駆動用電極142
を駆動する。振幅比較回路18は電圧比較回路180と
第1及び第2の整流器181、182から構成される。
また、位相比較回路19は90゜移送器190と位相比
較回路191から構成される。
【0021】以下、図8の各構成部品について図9から
図17を用いて詳しく説明する。図9は、本発明の超音
波モータの可変移送器110の構成例を示すブロック図
である。可変抵抗器1101、1103は位相比較回路
191からの電気信号によりその抵抗値が変化する抵抗
素子である。可変抵抗器1101、1103とコンデン
サー1102、1104から成る移送回路の出力は、ア
ースから浮いているので、差動アンプによりシングルエ
ンドの出力に変換する。また、可変抵抗器の値が変化す
ると、移送回路のインピーダンスが変化するのでその影
響を受けないように差動アンプは、インスツルメンテー
ションアンプ1100を用い、ハイインピーダンスの差
動アンプをオペアンプ1105、1106、1107に
より構成する。
図17を用いて詳しく説明する。図9は、本発明の超音
波モータの可変移送器110の構成例を示すブロック図
である。可変抵抗器1101、1103は位相比較回路
191からの電気信号によりその抵抗値が変化する抵抗
素子である。可変抵抗器1101、1103とコンデン
サー1102、1104から成る移送回路の出力は、ア
ースから浮いているので、差動アンプによりシングルエ
ンドの出力に変換する。また、可変抵抗器の値が変化す
ると、移送回路のインピーダンスが変化するのでその影
響を受けないように差動アンプは、インスツルメンテー
ションアンプ1100を用い、ハイインピーダンスの差
動アンプをオペアンプ1105、1106、1107に
より構成する。
【0022】アースを基準にしたときの発振回路10の
信号をEi、抵抗1101とコンデンサー1104の接
続点の信号をEo1、抵抗1103とコンデンサー11
02の接続点の信号をEo2とし、また、抵抗110
1、1103の抵抗値をR、コンデンサー1102、1
104の容量値をCとすると、以下の関係式が成り立
つ。
信号をEi、抵抗1101とコンデンサー1104の接
続点の信号をEo1、抵抗1103とコンデンサー11
02の接続点の信号をEo2とし、また、抵抗110
1、1103の抵抗値をR、コンデンサー1102、1
104の容量値をCとすると、以下の関係式が成り立
つ。
【0023】 Eo=Eo1−Eo2 ・・・(2) Eo1=Ei*(1/jωC)/(R+1/jωC) ・・・(3) Eo2=Ei*R/(R+1/jωC) ・・・(4) 関係式(2)、(3)、(4)より次の関係式が導かれ
る。
る。
【0024】 Eo=Ei*(1/jωC−R)/(R+1/jωC) ・・・(5) 関係式(5)よりEiとEoの位相差θは次の式で示さ
れる。 θ=arctan(−2ωCR/((ωCR)2 −1)) ・・・(6) 関係式(6)によって判るように、C又はRを変化する
ことによって、EiとEoの位相差を変えることができ
る。
れる。 θ=arctan(−2ωCR/((ωCR)2 −1)) ・・・(6) 関係式(6)によって判るように、C又はRを変化する
ことによって、EiとEoの位相差を変えることができ
る。
【0025】先に、可変抵抗器1101、1103が位
相比較回路191からの電気信号によりその抵抗値が変
化する抵抗素子であると説明したが、可変抵抗器の代り
に可変コンデンサーを用いても実施できる。図10は、
本発明の超音波モータの増幅率可変増幅器130の構成
例を示すブロック図である。増幅率可変増幅器130は
電圧比較器181からのデジタル信号をアナログ信号に
変換し、乗算器131に出力する増幅率制御器132
と、増幅率制御器132からのアナログ信号と可変移送
器10からの信号を乗算する乗算器132と、乗算器1
32の出力信号の電力又は電圧を増幅する増幅率固定増
幅器133から構成される。
相比較回路191からの電気信号によりその抵抗値が変
化する抵抗素子であると説明したが、可変抵抗器の代り
に可変コンデンサーを用いても実施できる。図10は、
本発明の超音波モータの増幅率可変増幅器130の構成
例を示すブロック図である。増幅率可変増幅器130は
電圧比較器181からのデジタル信号をアナログ信号に
変換し、乗算器131に出力する増幅率制御器132
と、増幅率制御器132からのアナログ信号と可変移送
器10からの信号を乗算する乗算器132と、乗算器1
32の出力信号の電力又は電圧を増幅する増幅率固定増
幅器133から構成される。
【0026】以下、増幅率制御器132、乗算器131
と増幅率固定増幅器133の具体的構成例を説明する。
図11は、本発明の超音波モータの増幅率制御器の構成
例を示すブロック図である。電圧比較器181から出力
されるデジタル信号は、電圧比較結果により、+Vcc
または−Veeの電位をもつデジタル信号である。電圧
比較器181からのデジタル信号が+Vccのときはト
ランジスタQ8と抵抗RE2にエミッタ電流が流れる。
トランジスタQ8のベースにはエミッタ電流/hfeの
電流が流れ、コンデンサーC1を充電する。
と増幅率固定増幅器133の具体的構成例を説明する。
図11は、本発明の超音波モータの増幅率制御器の構成
例を示すブロック図である。電圧比較器181から出力
されるデジタル信号は、電圧比較結果により、+Vcc
または−Veeの電位をもつデジタル信号である。電圧
比較器181からのデジタル信号が+Vccのときはト
ランジスタQ8と抵抗RE2にエミッタ電流が流れる。
トランジスタQ8のベースにはエミッタ電流/hfeの
電流が流れ、コンデンサーC1を充電する。
【0027】同様に、電圧比較器181からのデジタル
信号が−VeeのときはトランジスタQ7と抵抗RE1
にエミッタ電流が流れ、ベースにはエミッタ電流/hf
eの電流が流れ、コンデンサーC1を放電する。以上の
動作により、コンデンサC1の電圧は、電圧比較器18
1からのデジタル信号が+Vccのときと−Veeのと
きの時間比率にほぼ比例する。なお、コンデンサーC1
のDC的インピーダンスは大きいので、オペアンプ13
20でインピーダンスを小さくして乗算器131に出力
する。
信号が−VeeのときはトランジスタQ7と抵抗RE1
にエミッタ電流が流れ、ベースにはエミッタ電流/hf
eの電流が流れ、コンデンサーC1を放電する。以上の
動作により、コンデンサC1の電圧は、電圧比較器18
1からのデジタル信号が+Vccのときと−Veeのと
きの時間比率にほぼ比例する。なお、コンデンサーC1
のDC的インピーダンスは大きいので、オペアンプ13
20でインピーダンスを小さくして乗算器131に出力
する。
【0028】図12は、本発明の超音波モータの乗算器
131の構成例を示すブロック図である。図12は、い
わゆる二重平衡差動アンプによる乗算器である。一般的
に、平衡差動アンプの出力Vodは、入力電位をVid
とし、コレクタに接続された抵抗を各々Rc1、Rc2
とし、アンプに流れる電流をIoとし、定数をHとする
と、次のようになる。
131の構成例を示すブロック図である。図12は、い
わゆる二重平衡差動アンプによる乗算器である。一般的
に、平衡差動アンプの出力Vodは、入力電位をVid
とし、コレクタに接続された抵抗を各々Rc1、Rc2
とし、アンプに流れる電流をIoとし、定数をHとする
と、次のようになる。
【0029】 Vod=H*Io*(Rc1+Rc2)Vid ・・・(7) 二重平衡差動アンプの場合、図12における出力Vo
は、重ねの理により、Q1、Q2及び、Q3、Q4の2
組の差動アンプ出力の差となるため、(7)式より、次
のようになる。
は、重ねの理により、Q1、Q2及び、Q3、Q4の2
組の差動アンプ出力の差となるため、(7)式より、次
のようになる。
【0030】 Vo=H*(Ie1−Ie2)*(Rc1+Rc2)*Vy ・・・(8) ここで、Ie1=I1+Ix、Ie2=I1−Ixであ
るから、 Vo=H*2*Ix*(Rc1+Rc2)*Vy ・・・(9) となる。
るから、 Vo=H*2*Ix*(Rc1+Rc2)*Vy ・・・(9) となる。
【0031】Q5、Q6のエミッタ間にはReが有るの
で、Ix=Vx/Reとなり、(9)式は次のようにな
る。 Vo=2*H*(Rc1+Rc2)/Re*Vx*Vy ・・・(10) (10)式より、図12の出力Voは、入力Vx、Vy
の積に比例する。
で、Ix=Vx/Reとなり、(9)式は次のようにな
る。 Vo=2*H*(Rc1+Rc2)/Re*Vx*Vy ・・・(10) (10)式より、図12の出力Voは、入力Vx、Vy
の積に比例する。
【0032】以上の動作により、乗算器131は可変移
送器10の出力信号をゲイン制御器132の出力電圧だ
け増幅又は減衰し、つまり乗算し、その乗算した結果を
増幅率固定増幅器120に出力する。図13は、本発明
の超音波モータの増幅率固定増幅器120の構成例を示
すブロック図である。オペアンプ1200は乗算器13
1からの信号のインピーダンスを、変換し、トランス1
201に出力する。トランス1201はオペアンプ12
00の出力信号の電圧を昇圧し、第2の駆動用電極14
2を駆動する。
送器10の出力信号をゲイン制御器132の出力電圧だ
け増幅又は減衰し、つまり乗算し、その乗算した結果を
増幅率固定増幅器120に出力する。図13は、本発明
の超音波モータの増幅率固定増幅器120の構成例を示
すブロック図である。オペアンプ1200は乗算器13
1からの信号のインピーダンスを、変換し、トランス1
201に出力する。トランス1201はオペアンプ12
00の出力信号の電圧を昇圧し、第2の駆動用電極14
2を駆動する。
【0033】図14は、本発明の超音波モータの第1及
び第2の整流器181、182と電圧比較器180の構
成例を示すブロック図である。第1及び第2の整流器1
81、182は各々、第1及び第2の振動検出用電極1
71、172からの交流信号を整流する。また、電圧比
較器180は、第1及び第2の整流器181、182が
整流した電圧を比較し、その結果をディジタル信号とし
て増幅率可変増幅器130に出力する。
び第2の整流器181、182と電圧比較器180の構
成例を示すブロック図である。第1及び第2の整流器1
81、182は各々、第1及び第2の振動検出用電極1
71、172からの交流信号を整流する。また、電圧比
較器180は、第1及び第2の整流器181、182が
整流した電圧を比較し、その結果をディジタル信号とし
て増幅率可変増幅器130に出力する。
【0034】以上の動作により、第1及び第2の振動検
出用電極171、172が出力する交流信号の振幅値を
比較することが出来る。つまり、振動体16に発生した
2つの定在波の振幅値を比較することが出来る。なお、
Rs1、Rs2、Rs3、Rs4などを調整すること
で、より正確な比較が可能となる。
出用電極171、172が出力する交流信号の振幅値を
比較することが出来る。つまり、振動体16に発生した
2つの定在波の振幅値を比較することが出来る。なお、
Rs1、Rs2、Rs3、Rs4などを調整すること
で、より正確な比較が可能となる。
【0035】図15は、本発明の超音波モータの90゜
移送器190の構成例を示すブロック図である。この9
0゜移送器190は、第1の振動検出用電極171の交
流信号を90゜だけ位相を遅らせ、位相比較回路191
に出力する。図16は、本発明の超音波モータの位相比
較回路191の構成例を示すブロック図である。また、
図17は、本発明の超音波モータの位相比較回路191
の動作例を示すタイムチャートである。以下、位相比較
回路191の動作を図17のタイムチャートを基に説明
する。
移送器190の構成例を示すブロック図である。この9
0゜移送器190は、第1の振動検出用電極171の交
流信号を90゜だけ位相を遅らせ、位相比較回路191
に出力する。図16は、本発明の超音波モータの位相比
較回路191の構成例を示すブロック図である。また、
図17は、本発明の超音波モータの位相比較回路191
の動作例を示すタイムチャートである。以下、位相比較
回路191の動作を図17のタイムチャートを基に説明
する。
【0036】コンパレーター1910、1911は90
゜移送器190と第2の振動検出用電極172が出力す
る交流信号を各々ディジタル信号C、Dに変換する。図
17(a)は90゜移送器190の交流信号が第2の振
動検出用電極172の交流信号よりも遅れているときの
動作を示している。つまり、ディジタル信号CがDより
も遅れている状態である。このとき、EXORゲートG
1の出力信号は図17(a)のように出力される。ま
た、EXORゲートG1の出力信号のパルス幅はディジ
タル信号CのDに対する遅れ量に比例して増加する。
゜移送器190と第2の振動検出用電極172が出力す
る交流信号を各々ディジタル信号C、Dに変換する。図
17(a)は90゜移送器190の交流信号が第2の振
動検出用電極172の交流信号よりも遅れているときの
動作を示している。つまり、ディジタル信号CがDより
も遅れている状態である。このとき、EXORゲートG
1の出力信号は図17(a)のように出力される。ま
た、EXORゲートG1の出力信号のパルス幅はディジ
タル信号CのDに対する遅れ量に比例して増加する。
【0037】フリップフロップ1913は、データDT
の状態をクロックCLの立ち上がりで保持し、出力端子
Qに出力する。図17(a)の場合、ディジタル信号C
がDよりも遅れている状態であるので、ディジタル信号
Dの立ち上がりで、ディジタル信号CのLOWが保持さ
れ、出力端子QにはLOWが出力される。フリップフロ
ップ1913の出力端子QがLOWを保持しているの
で、NANDゲートG2の出力はHIGHを出力し、ト
ランジスタQ12には電流が流れない。よって、トラン
ジスタQ12はコンデンサーC5を放電しない。一方、
ANDゲートG3の出力はEXORゲートG1の出力信
号をそのまま出力するので、ANDゲートG3の出力が
HIGHのタイミングで、トランジスタQ13に電流が
流れる。よって、トランジスタQ13はコンデンサーC
5を充電していく。
の状態をクロックCLの立ち上がりで保持し、出力端子
Qに出力する。図17(a)の場合、ディジタル信号C
がDよりも遅れている状態であるので、ディジタル信号
Dの立ち上がりで、ディジタル信号CのLOWが保持さ
れ、出力端子QにはLOWが出力される。フリップフロ
ップ1913の出力端子QがLOWを保持しているの
で、NANDゲートG2の出力はHIGHを出力し、ト
ランジスタQ12には電流が流れない。よって、トラン
ジスタQ12はコンデンサーC5を放電しない。一方、
ANDゲートG3の出力はEXORゲートG1の出力信
号をそのまま出力するので、ANDゲートG3の出力が
HIGHのタイミングで、トランジスタQ13に電流が
流れる。よって、トランジスタQ13はコンデンサーC
5を充電していく。
【0038】一方、図17(b)は90゜移送器190
の交流信号が第2の振動検出用電極172の交流信号よ
りも進んでいるときの動作を示している。つまり、ディ
ジタル信号CがDよりも進んでいる状態である。このと
き、EXORゲートG1の出力信号は図17(b)のよ
うに出力される。また、EXORゲートG1の出力信号
のパルス幅はディジタル信号CのDに対する進み量に比
例して増加する。
の交流信号が第2の振動検出用電極172の交流信号よ
りも進んでいるときの動作を示している。つまり、ディ
ジタル信号CがDよりも進んでいる状態である。このと
き、EXORゲートG1の出力信号は図17(b)のよ
うに出力される。また、EXORゲートG1の出力信号
のパルス幅はディジタル信号CのDに対する進み量に比
例して増加する。
【0039】フリップフロップ1913は、図17Dの
場合、ディジタル信号CがDよりも進んでいる状態であ
るので、ディジタル信号Dの立ち上がりで、ディジタル
信号CのHIGHが保持され、出力端子QにはHIGH
が出力される。フリップフロップ1913の出力端子Q
がHIGHを保持しているので、NANDゲートG2の
出力はEXORゲートG1の出力信号の反転を出力す
る。よって、NANDゲートG2の出力がLOWのタイ
ミングで、トランジスタQ12に電流が流れる。このと
き、トランジスタQ12はコンデンサーC5を放電して
いく。一方、ANDゲートG3の出力はLOWを出力
し、トランジスタQ13には電流が流れない。よって、
トランジスタQ13はコンデンサーC5を充電しない。
場合、ディジタル信号CがDよりも進んでいる状態であ
るので、ディジタル信号Dの立ち上がりで、ディジタル
信号CのHIGHが保持され、出力端子QにはHIGH
が出力される。フリップフロップ1913の出力端子Q
がHIGHを保持しているので、NANDゲートG2の
出力はEXORゲートG1の出力信号の反転を出力す
る。よって、NANDゲートG2の出力がLOWのタイ
ミングで、トランジスタQ12に電流が流れる。このと
き、トランジスタQ12はコンデンサーC5を放電して
いく。一方、ANDゲートG3の出力はLOWを出力
し、トランジスタQ13には電流が流れない。よって、
トランジスタQ13はコンデンサーC5を充電しない。
【0040】オペアンプ1912はコンデンサーC5の
出力インピーダンスを下げてその電圧を可変移送器11
0に出力する。以上の動作により、移送比較器191
は、90゜移送器190の交流信号と第2の振動検出用
電極172の交流信号の位相差に従って変化する電圧が
可変移送器110に出力する。
出力インピーダンスを下げてその電圧を可変移送器11
0に出力する。以上の動作により、移送比較器191
は、90゜移送器190の交流信号と第2の振動検出用
電極172の交流信号の位相差に従って変化する電圧が
可変移送器110に出力する。
【0041】以上、図8の各構成部品について図9から
図17を用いて詳しく説明した。図9から図17の各構
成部品の動作により、図8の超音波モータにおいては、
振動体16の2つの定在波の振幅が等しくなり、かつ、
2つの定在波の位相差が90゜になる。
図17を用いて詳しく説明した。図9から図17の各構
成部品の動作により、図8の超音波モータにおいては、
振動体16の2つの定在波の振幅が等しくなり、かつ、
2つの定在波の位相差が90゜になる。
【0042】(2)第二実施例 図3は、本発明の超音波モータ及びその駆動回路の第二
実施例を示すブロック図である。第二実施例では、振動
体16に発生する2つの定在波を電気信号として取り出
すために、第1の電流検出回路173と第2の電流検出
回路174を追加した。第1及び第2の電流検出回路1
73、174は、それぞれ第1及び第2の電力増幅回路
12、13が振動体16の圧電素子14の電極を駆動す
るときの駆動電流波形を検出する。ここに、振動体16
の圧電素子14を駆動するときの電流波形と振動体16
に発生する2つの定在波は比例するので、圧電素子14
の駆動電流波形を第1及び第2の電流検出回路173、
174により検出することで、振動体16に発生してい
る2つの定在波の振幅と位相を検出することが出来る。
実施例を示すブロック図である。第二実施例では、振動
体16に発生する2つの定在波を電気信号として取り出
すために、第1の電流検出回路173と第2の電流検出
回路174を追加した。第1及び第2の電流検出回路1
73、174は、それぞれ第1及び第2の電力増幅回路
12、13が振動体16の圧電素子14の電極を駆動す
るときの駆動電流波形を検出する。ここに、振動体16
の圧電素子14を駆動するときの電流波形と振動体16
に発生する2つの定在波は比例するので、圧電素子14
の駆動電流波形を第1及び第2の電流検出回路173、
174により検出することで、振動体16に発生してい
る2つの定在波の振幅と位相を検出することが出来る。
【0043】なお、検出した2つの定在波の振幅と位相
を比較するのは図2及び図8における振幅比較回路18
と位相比較回路19と同じ構成である。また、振幅比較
回路18と位相比較回路19の結果をフィードバック
し、結果に基づき増幅率と移送量を可変する構成も、図
2及び図8における電力増幅回路20と移送回路11で
ある。
を比較するのは図2及び図8における振幅比較回路18
と位相比較回路19と同じ構成である。また、振幅比較
回路18と位相比較回路19の結果をフィードバック
し、結果に基づき増幅率と移送量を可変する構成も、図
2及び図8における電力増幅回路20と移送回路11で
ある。
【0044】以上の構成により、図3の第二実施例にお
いても図2及び図8と同様に、振動体16の2つの定在
波の振幅が等しくなり、かつ、2つの定在波の位相差が
90゜になる様に動作する。図18は、本発明の超音波
モータ及びその駆動回路の第二実施例をより詳細に示す
ブロック図である。図18において、第1及び第2の電
流検出回路173、174はトランス1201、120
2の出力側のコイルに流れる電流を検出する。コイルに
流れる電流は抵抗RG1により電圧に変換し、オペアン
プ1730と抵抗RG2、RG3、及びRG4により電
圧増幅する。なお、抵抗RG1の抵抗値を抵抗RG2、
RG3、及びRG4の抵抗値に比べ無視できるくらい小
さくすれば、トランス1201の出力側のコイルに流れ
る電流を抵抗RG1を流れる電流とほぼ等しくすること
が出来る。
いても図2及び図8と同様に、振動体16の2つの定在
波の振幅が等しくなり、かつ、2つの定在波の位相差が
90゜になる様に動作する。図18は、本発明の超音波
モータ及びその駆動回路の第二実施例をより詳細に示す
ブロック図である。図18において、第1及び第2の電
流検出回路173、174はトランス1201、120
2の出力側のコイルに流れる電流を検出する。コイルに
流れる電流は抵抗RG1により電圧に変換し、オペアン
プ1730と抵抗RG2、RG3、及びRG4により電
圧増幅する。なお、抵抗RG1の抵抗値を抵抗RG2、
RG3、及びRG4の抵抗値に比べ無視できるくらい小
さくすれば、トランス1201の出力側のコイルに流れ
る電流を抵抗RG1を流れる電流とほぼ等しくすること
が出来る。
【0045】以上の動作により、第1及び第2の電流検
出回路173、174はトランス1201、1202の
出力側のコイルに流れる電流を検出するので、振動体1
6に発生する2つの定在波を検出できる。なお、振動体
16の2つの定在波の振幅はほぼ等しくすることが最も
適切であるが、好ましくは、両者の比を0.7から1.
3の間の値にすれば良く、さらに好ましくは、両者の比
を0.9から1.1の間の値にすれば良い。
出回路173、174はトランス1201、1202の
出力側のコイルに流れる電流を検出するので、振動体1
6に発生する2つの定在波を検出できる。なお、振動体
16の2つの定在波の振幅はほぼ等しくすることが最も
適切であるが、好ましくは、両者の比を0.7から1.
3の間の値にすれば良く、さらに好ましくは、両者の比
を0.9から1.1の間の値にすれば良い。
【0046】また、2つの定在波の位相差が90゜にな
るのが最も適切であるが、好ましくは、この2つの定在
波の位相差を60°から120°の間の値にすれば良
く、さらに好ましくは、80°から100°の間の値に
すれば良い。ここで、本発明の超音波モータ及びその駆
動回路においては、振動体16の2つの定在波の振幅は
ほぼ等しくすることと、2つの定在波の位相差が90゜
になるのことの両者を同時に構成するのが最も適切であ
るが、好ましくは、この構成のうちの少なくとも一方を
備えていても良い。
るのが最も適切であるが、好ましくは、この2つの定在
波の位相差を60°から120°の間の値にすれば良
く、さらに好ましくは、80°から100°の間の値に
すれば良い。ここで、本発明の超音波モータ及びその駆
動回路においては、振動体16の2つの定在波の振幅は
ほぼ等しくすることと、2つの定在波の位相差が90゜
になるのことの両者を同時に構成するのが最も適切であ
るが、好ましくは、この構成のうちの少なくとも一方を
備えていても良い。
【0047】(3)第三実施例 図4は、本発明の振動モータと振動機能付電子時計の構
成を示すブロック図である。振動検出回路17、振幅比
較回路18、及び位相比較回路19から構成される振動
比較回路21は図1、図2、図8、及び図3と同様に動
作する。
成を示すブロック図である。振動検出回路17、振幅比
較回路18、及び位相比較回路19から構成される振動
比較回路21は図1、図2、図8、及び図3と同様に動
作する。
【0048】振動比較回路21の比較結果を移送回路1
1と電力増幅回路20にフィードバックすることによ
り、振動体16の2つの定在波の振幅が等しくなり、か
つ、位相差が90゜になる。振動体16に所定の圧力で
接触する移動体22が振動体16の振動により回転する
と、その回転力は出力軸231を介して偏心おもり23
2をも回転させる。偏心おもり232の発生する振動に
より振動モータ1を実現している。
1と電力増幅回路20にフィードバックすることによ
り、振動体16の2つの定在波の振幅が等しくなり、か
つ、位相差が90゜になる。振動体16に所定の圧力で
接触する移動体22が振動体16の振動により回転する
と、その回転力は出力軸231を介して偏心おもり23
2をも回転させる。偏心おもり232の発生する振動に
より振動モータ1を実現している。
【0049】また、計時回路24、表示制御回路28、
及び表示素子29から構成される電子時計機構30と振
動モータ1を結合するための外部入力素子25、モータ
情報記憶回路26、及びモータ制御回路27により、振
動機能付電子時計を実現している。
及び表示素子29から構成される電子時計機構30と振
動モータ1を結合するための外部入力素子25、モータ
情報記憶回路26、及びモータ制御回路27により、振
動機能付電子時計を実現している。
【0050】計時回路24は水晶発振回路などの時刻基
準発生素子241、時刻基準発生素子241からの基準
信号を入力し、各種のタイミング信号を作るタイミング
信号発生回路242、読みだし専用メモリと書込み可能
メモリから成るメモリ回路243、及び読みだし専用メ
モリに書込まれた処理手順に従い順次処理を行う演算処
理回路244から構成される。演算処理回路244はタ
イミング信号発生回路242からの信号のタイミングに
あわせて、読みだし専用メモリの処理手順に従い、書込
み可能メモリの内容を演算し、その結果を表示制御回路
28に出力する。表示制御回路はステップモータ、輪
列、指針、及び液晶パネルなどの表示素子29を制御
し、時刻などを表示する。
準発生素子241、時刻基準発生素子241からの基準
信号を入力し、各種のタイミング信号を作るタイミング
信号発生回路242、読みだし専用メモリと書込み可能
メモリから成るメモリ回路243、及び読みだし専用メ
モリに書込まれた処理手順に従い順次処理を行う演算処
理回路244から構成される。演算処理回路244はタ
イミング信号発生回路242からの信号のタイミングに
あわせて、読みだし専用メモリの処理手順に従い、書込
み可能メモリの内容を演算し、その結果を表示制御回路
28に出力する。表示制御回路はステップモータ、輪
列、指針、及び液晶パネルなどの表示素子29を制御
し、時刻などを表示する。
【0051】また、スイッチなどの外部入力素子25を
操作し、振動モータを動作させる時刻などの情報をモー
タ情報記憶回路26に記憶させる。演算処理回路244
はモータ情報記憶回路26に記憶されたモータを動作さ
せる時刻などの情報と、メモリ回路243で保持してい
る時刻情報を比較しその結果に基づき、モータ制御回路
27を制御することで振動モータの動作を制御する。
操作し、振動モータを動作させる時刻などの情報をモー
タ情報記憶回路26に記憶させる。演算処理回路244
はモータ情報記憶回路26に記憶されたモータを動作さ
せる時刻などの情報と、メモリ回路243で保持してい
る時刻情報を比較しその結果に基づき、モータ制御回路
27を制御することで振動モータの動作を制御する。
【0052】以上の動作により、振動機能付電子時計を
実現している。 (4)第四実施例 図19は、本発明の超音波モータ付駆動装置の第四実施
例を示すブロック図である。
実現している。 (4)第四実施例 図19は、本発明の超音波モータ付駆動装置の第四実施
例を示すブロック図である。
【0053】移動体22に固定した出力軸231により
歯車などの動力伝達手段512を動作させる。 (5)第五実施例 図20は、本発明の超音波モータ付電子機器の第五実施
例を示すブロック図である。
歯車などの動力伝達手段512を動作させる。 (5)第五実施例 図20は、本発明の超音波モータ付電子機器の第五実施
例を示すブロック図である。
【0054】移動体22と一体に動作する動力伝達手段
512と、動力伝達手段512の動作に基づいて動作す
る出力手段513を設ける。動力伝達手段512として
は、好ましくは、歯車や摩擦車等の伝達車を用いる。
512と、動力伝達手段512の動作に基づいて動作す
る出力手段513を設ける。動力伝達手段512として
は、好ましくは、歯車や摩擦車等の伝達車を用いる。
【0055】出力手段513としては、好ましくは、電
子時計においては指針を用い、カメラにおいては自動焦
点調節機構やフィルム巻き上げ装置を用い、工作機械に
おいては刃具送り装置や加工部材送り装置を用い、ロボ
ットにおいてはアーム等を用いる。
子時計においては指針を用い、カメラにおいては自動焦
点調節機構やフィルム巻き上げ装置を用い、工作機械に
おいては刃具送り装置や加工部材送り装置を用い、ロボ
ットにおいてはアーム等を用いる。
【0056】本発明の超音波モータ付電子機器として
は、好ましくは、電子時計、カメラ、プリンタ、印刷
機、工作機械、ロボット、移動装置などが実現できる。
は、好ましくは、電子時計、カメラ、プリンタ、印刷
機、工作機械、ロボット、移動装置などが実現できる。
【0057】
【発明の効果】本発明の超音波モータは、振動体の2つ
の定在波を取り出す振動検出手段と、振動検出手段が取
り出した2つの定在波の振幅の大きさを比較する振幅比
較手段と、振幅比較手段の振幅比較結果により、圧電素
子を駆動する交流電圧の大きさを調整する電力増幅手段
と、振動検出手段が取り出した2つの定在波の位相差を
比較する位相比較手段と、位相比較手段の位相比較結果
により、圧電素子を駆動する交流電圧の位相を調整する
移送手段とを有する構成としたので、以下に記載する効
果を有する。
の定在波を取り出す振動検出手段と、振動検出手段が取
り出した2つの定在波の振幅の大きさを比較する振幅比
較手段と、振幅比較手段の振幅比較結果により、圧電素
子を駆動する交流電圧の大きさを調整する電力増幅手段
と、振動検出手段が取り出した2つの定在波の位相差を
比較する位相比較手段と、位相比較手段の位相比較結果
により、圧電素子を駆動する交流電圧の位相を調整する
移送手段とを有する構成としたので、以下に記載する効
果を有する。
【0058】(1)振動体に時間的にほぼ90゜位相が
異なり、かつ、振幅のほぼ等しい2つの定在波が発生す
るので、電気−機械変換効率の高い超音波モータを実現
できる。 (2)移動体にかかる負荷の変動、使用温度変化、摺動
板の摩擦性の劣化など、使用条件が異なっても、振動体
に時間的にほぼ90゜位相が異なり、かつ、振幅のほぼ
等しい2つの定在波を発生することが出来る。
異なり、かつ、振幅のほぼ等しい2つの定在波が発生す
るので、電気−機械変換効率の高い超音波モータを実現
できる。 (2)移動体にかかる負荷の変動、使用温度変化、摺動
板の摩擦性の劣化など、使用条件が異なっても、振動体
に時間的にほぼ90゜位相が異なり、かつ、振幅のほぼ
等しい2つの定在波を発生することが出来る。
【0059】(3)圧電素子の分極条件の違い、圧電素
子の電極状態の違いなど、製造工程中の製造ばらつきが
有っても、振動体に時間的にほぼ90゜位相が異なり、
かつ、振幅のほぼ等しい2つの定在波を発生することが
出来る。
子の電極状態の違いなど、製造工程中の製造ばらつきが
有っても、振動体に時間的にほぼ90゜位相が異なり、
かつ、振幅のほぼ等しい2つの定在波を発生することが
出来る。
【0060】(4)小型で電気−機械変換効率の高い超
音波モータ付電子時計、超音波モータ付電子機器等を実
現できる。
音波モータ付電子時計、超音波モータ付電子機器等を実
現できる。
【図1】本発明の超音波モータ及びその駆動回路の代表
的な構成を示すブロック図である。
的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の超音波モータ及びその駆動回路の第一
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の超音波モータ及びその駆動回路の第二
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明の振動モータと振動機能付電子時計の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図5】従来の超音波モータの基本構造を示す図であ
る。
る。
【図6】従来の超音波モータの動作原理図である。
【図7】本発明の超音波モータの電極パターン例を示す
図である。
図である。
【図8】本発明の超音波モータ及びその駆動回路の第一
実施例を詳細に示すブロック図である。
実施例を詳細に示すブロック図である。
【図9】本発明の超音波モータの可変移送器の第一実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図10】本発明の超音波モータの増幅率可変増幅器の
第一実施例を示すブロック図である。
第一実施例を示すブロック図である。
【図11】本発明の超音波モータの増幅率制御器の第一
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図12】本発明の超音波モータの乗算器の第一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図13】本発明の超音波モータの増幅率固定増幅器の
第一実施例を示すブロック図である。
第一実施例を示すブロック図である。
【図14】本発明の超音波モータの整流器と電圧比較器
の第一実施例を示すブロック図である。
の第一実施例を示すブロック図である。
【図15】本発明の超音波モータの90゜移送器の第一
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図16】本発明の超音波モータの位相比較回路の第一
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図17】本発明の超音波モータの位相比較回路の動作
例を示すタイムチャートである。
例を示すタイムチャートである。
【図18】本発明の超音波モータ及びその駆動回路の第
二実施例を詳細に示すブロック図である。
二実施例を詳細に示すブロック図である。
【図19】本発明の超音波モータ付駆動装置の第四実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図20】本発明の超音波モータ付電子機器の第五実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
1 振動モータ 10 発振回路 11 位相回路 12 第1の電力増幅回路 13 第2の電力増幅回路 14 圧電素子 15 振動体部 16 振動体 17 振動検出回路 18 振幅比較回路 19 位相比較回路 20 電力増幅回路 21 振動比較回路 22 移動体 23 負荷 24 計時回路 25 外部入力素子 26 モータ情報記憶回路 27 モータ制御回路 28 表示制御回路 29 表示素子 30 電子時計機構 411 位相手段 412 第1の電力増幅手段 413 第2の電力増幅手段 417 振動検出手段 418 振幅比較手段 419 位相比較手段 420 電力増幅手段 421 振動比較回路
Claims (14)
- 【請求項1】 交流電圧により駆動される圧電素子(1
4)と、 圧電素子(14)を接合し、圧電素子(14)の伸縮運
動により超音波振動する振動体部(15)とを有する振
動体(16)と、 振動体部(15)に所定の圧力で接触して振動体(1
6)に発生する超音波振動により摩擦駆動する移動体
(22)と、 振動体(16)に発生する2つの定在波を比較する振動
比較手段(421)と、 振動比較手段(421)の比較結果により、2つの定在
波の振幅の大きさがほぼ等しくなるように、圧電素子
(14)の駆動電圧を調整する電力増幅手段(420)
と、 振動比較手段(421)の比較結果により、2つの定在
波の位相差がほぼ90゜になるように、圧電素子(1
4)を駆動する交流電圧の位相を調整する移送手段(4
11)と、 を有することを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項2】 交流電圧により駆動される圧電素子(1
4)と、 圧電素子(14)を接合し、圧電素子(14)の伸縮運
動により少なくとも2つの定在波の合成波である振動波
により振動する振動体部(15)と、 圧電素子(14)と振動体部(15)からなる振動体
(16)に所定の圧力で接触して、振動体(16)に発
生する振動波により摩擦駆動する移動体(22)と、 振動体(16)の前記2つの定在波を取り出す振動検出
手段(417)と、 振動検出手段(417)が取り出した前記2つの定在波
の振幅の大きさを比較する振幅比較手段(418)と、 振幅比較手段(418)の振幅比較結果により、圧電素
子(14)を駆動する交流電圧の大きさを調整する電力
増幅手段(420)と、 振動検出手段(417)が取り出した前記2つの定在波
の位相差を比較する位相比較手段(419)と、 位相比較手段(419)の位相比較結果により、圧電素
子(14)を駆動する交流電圧の位相を調整する移送手
段(411)と、 を有することを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項3】 発振回路(10)と、 発振回路(10)が出力する交流信号の電力を増幅し、
圧電素子(14)を駆動する第1の電力増幅手段(41
2)と、 発振回路(10)が出力する交流信号の位相を変える移
送手段(411)と、 移送手段(411)が出力する交流信号の電力を増幅
し、圧電素子(14)を駆動する第2の電力増幅手段
(413)と、 少なくとも2組の電極を有し、各々の電極が第1の電力
増幅手段(412)と第2の電力増幅手段(413)が
出力する交流電圧により駆動される圧電素子(14)
と、 圧電素子(14)を接合し、圧電素子(14)の圧電効
果により少なくとも2つの定在波の合成波である振動波
により振動する振動体部(15)と、 圧電素子(14)と振動体部(15)からなる振動体
(16)に所定の圧力で接触して、振動体(16)に発
生する振動波により摩擦駆動する移動体(22)と、 振動体(16)の前記2つの定在波を電気信号に変換す
る振動検出手段(417)と、 振動検出手段(417)が変換した電気信号の振幅の大
きさを比較し、その結果に基づき、前記電気信号の振幅
の大きさがほぼ等しくなるように、電力増幅手段(42
0)の増幅率を調整する信号を電力増幅手段(420)
に出力する振幅比較手段(418)と、 振動検出手段(417)が変換した電気信号の位相差を
比較し、その結果に基づき、前記電気信号の位相差がほ
ぼ90゜になるように、移送手段(411)の位相率を
調整する信号を移送手段(411)に出力する位相比較
手段(419)と、 を有することを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項4】 圧電素子(14)が少なくとも2組の駆
動用電極(141、142)と2組の振動検出用電極
(171、172)を有し、2組の振動検出用電極(1
71、172)により振動体(16)の2つの定在波を
電気信号に変換することを特徴とする請求項2又は請求
項3に記載の超音波モータ。 - 【請求項5】 電力増幅手段(420)から圧電素子
(14)に流入する電流を検出する、少なくとも2組の
電流検出回路(173、174)を電力増幅手段(42
0)と圧電素子(14)の間に設け、2組の電流検出回
路(173、174)により振動体(16)の2つの定
在波を電気信号に変換することを特徴とする請求項2又
は請求項3に記載の超音波モータ。 - 【請求項6】 発振回路(10)と、 発振回路(10)が出力する交流信号の電力を増幅し、
圧電素子(14)を駆動する第1の電力増幅手段(41
2)と、 発振回路(10)が出力する交流信号の位相を変える移
送手段(411)と、 移送手段(411)が出力する交流信号の電力を増幅
し、圧電素子(14)を駆動する第2の電力増幅手段
(413)と、 振動体(16)に発生する振動波を電気信号に変換する
振動検出手段(417)と、 振動検出手段(417)が変換した電気信号の振幅の大
きさを比較し、その結果に基づき、前記電気信号の振幅
の大きさがほぼ等しくなるように、電力増幅手段(42
0)の増幅率を調整する信号を電力増幅手段(420)
に出力する振幅比較手段(418)と、 振動検出手段(417)が変換した電気信号の位相差を
比較し、その結果に基づき、前記電気信号の位相差がほ
ぼ90゜になるように、移送手段(411)の位相率を
調整する信号を移送手段(411)に出力する位相比較
手段(419)と、 を有することを特徴とする超音波モータ駆動回路。 - 【請求項7】 発振回路(10)と、 発振回路(10)が出力する交流信号の位相を変える移
送手段(411)と、 発振回路(10)と移送手段(411)が出力する交流
信号の電力を増幅し、圧電素子(14)を駆動する電力
増幅手段(420)と、 少なくとも2組の電極を有し、各々の電極が電力増幅手
段(420)の出力する位相の異なる交流電圧により駆
動される圧電素子(14)と、 圧電素子(14)を接合し、圧電素子(14)の圧電効
果により少なくとも2つの定在波の合成波である振動波
で振動する振動体部(15)と、 圧電素子(14)と振動体部(15)からなる振動体
(16)に所定の圧力で接触して、振動体(16)に発
生する振動波により摩擦移動する移動体(22)と、 移動体(22)に接続され、移動体(22)の回転力を
偏心おもり(232)に伝える出力軸(231)と、 出力軸(231)に接続され、回転することで振動を発
生する変心おもり(232)と、 振動体(16)の前記2つの定在波を電気信号に変換す
る振動検出手段(417)と、 振動検出手段(417)が変換した電気信号の振幅の大
きさを比較し、その結果に基づき、前記電気信号の振幅
の大きさがほぼ等しくなるように、電力増幅手段(42
0)の増幅率を調整する信号を電力増幅手段(420)
に出力する振幅比較手段(418)と、 振動検出手段(417)が変換した電気信号の位相差を
比較し、その結果に基づき、前記電気信号の位相差がほ
ぼ90゜になるように、移送手段(411)の位相率を
調整する信号を移送手段(411)に出力する位相比較
手段(419)と、 を有することを特徴とする振動モータ。 - 【請求項8】 請求項7記載の振動モータ(1)と、 年月日時分などの計時情報を演算する計時回路(24)
と、 計時回路(24)の出力する計時信号を入力して計時情
報を表示する表示素子(29)と、 使用者が振動モータ(1)を駆動する条件を入力するた
めの外部入力素子(25)と、 計時回路(24)の出力する計時信号を入力し、かつ、
外部入力素子(25)の出力する外部入力信号を入力し
て、振動モータ(1)を駆動する駆動情報を記憶するモ
ータ情報記憶回路(26)と、 モータ情報記憶回路(26)の記憶した駆動情報に基づ
いて振動モータ(1)の駆動の制御を行うモータ制御回
路(27)と、 モータ情報記憶回路(26)の記憶した駆動情報に基づ
いて表示素子(29)の表示の制御を行う表示制御回路
(28)と、 を有することを特徴とする振動機能付電子時計。 - 【請求項9】 交流電圧により駆動される圧電素子(1
4)と、 圧電素子(14)を接合し、圧電素子(14)の伸縮運
動により超音波振動する振動体部(15)とを有する振
動体(16)と、 振動体部(15)に所定の圧力で接触して振動体(1
6)に発生する超音波振動により摩擦駆動する移動体
(22)と、 振動体(16)に発生する2つの定在波を比較する振動
比較手段(421)と、 振動比較手段(421)の比較結果により、2つの定在
波の振幅の大きさがほぼ等しくなるように、圧電素子
(14)の駆動電圧を調整する電力増幅手段(420)
と、 を有することを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項10】 交流電圧により駆動される圧電素子
(14)と、 圧電素子(14)を接合し、圧電素子(14)の伸縮運
動により超音波振動する振動体部(15)とを有する振
動体(16)と、 振動体部(15)に所定の圧力で接触して振動体(1
6)に発生する超音波振動により摩擦駆動する移動体
(22)と、 振動体(16)に発生する2つの定在波を比較する振動
比較手段(421)と、 振動比較手段(421)の比較結果により、2つの定在
波の振幅の大きさの比が0.7から1.3の間の値にな
るように、圧電素子(14)の駆動電圧を調整する電力
増幅手段(420)と、 を有することを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項11】 交流電圧により駆動される圧電素子
(14)と、 圧電素子(14)を接合し、圧電素子(14)の伸縮運
動により超音波振動する振動体部(15)とを有する振
動体(16)と、 振動体部(15)に所定の圧力で接触して振動体(1
6)に発生する超音波振動により摩擦駆動する移動体
(22)と、 振動体(16)に発生する2つの定在波を比較する振動
比較手段(421)と、 振動比較手段(421)の比較結果により、2つの定在
波の位相差がほぼ90゜になるように、圧電素子(1
4)を駆動する交流電圧の位相を調整する移送手段(4
11)と、 を有することを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項12】 交流電圧により駆動される圧電素子
(14)と、 圧電素子(14)を接合し、圧電素子(14)の伸縮運
動により超音波振動する振動体部(15)とを有する振
動体(16)と、 振動体部(15)に所定の圧力で接触して振動体(1
6)に発生する超音波振動により摩擦駆動する移動体
(22)と、 振動体(16)に発生する2つの定在波を比較する振動
比較手段(421)と、 振動比較手段(421)の比較結果により、2つの定在
波の位相差が60°から120度の間の値になるよう
に、圧電素子(14)を駆動する交流電圧の位相を調整
する移送手段(411)と、 を有することを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項13】 請求項9乃至請求項12のいずれか1
項に記載の超音波モータと、 移動体22と一体に動作する出力手段(231)と、 出力手段(231)の動作により動作する動力伝達手段
(512)と、 を有することを特徴とする超音波モータ付駆動装置。 - 【請求項14】 請求項9乃至請求項12のいずれか1
項に記載の超音波モータと、 移動体22と一体に動作する動力伝達手段(512)
と、 出力手段(231)の動作に基づいて動作する出力手段
(513)と、 を有することを特徴とする超音波モータ付電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5318767A JPH07177771A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 超音波モータ及び超音波モータ付電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5318767A JPH07177771A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 超音波モータ及び超音波モータ付電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07177771A true JPH07177771A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18102722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5318767A Pending JPH07177771A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 超音波モータ及び超音波モータ付電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07177771A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021039358A1 (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-04 | ソニー株式会社 | 駆動装置、駆動方法、および電子機器 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5318767A patent/JPH07177771A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021039358A1 (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-04 | ソニー株式会社 | 駆動装置、駆動方法、および電子機器 |
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