JPH07178409A - 鋼製連壁用形鋼及びその製造方法 - Google Patents
鋼製連壁用形鋼及びその製造方法Info
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- JPH07178409A JPH07178409A JP32831693A JP32831693A JPH07178409A JP H07178409 A JPH07178409 A JP H07178409A JP 32831693 A JP32831693 A JP 32831693A JP 32831693 A JP32831693 A JP 32831693A JP H07178409 A JPH07178409 A JP H07178409A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 寸法法精度が高く、安定した品質で安価であ
り、その上施工が容易な平滑なウエブを有する左右非対
称の鋼製連壁用鋼及びその製造方法を得ること。 【構成】 少なくとも一方の面がほぼ平滑に形成された
直線状のウエブ31と、ウエブ31の一端にウエブと直
線状に延出された上爪35、及び上爪35の下方に円弧
状に折曲げられた下爪34を有し、これら上爪35と下
爪34により外方に開口する開口部36が形成された第
1の継手部33と、ウエブ31の他端に第1の継手部3
3の上爪35の肉厚分より下方に形成されたほぼ円弧状
の上爪39、及び上爪39の下方に円弧状に折曲げられ
た下爪38を有し、これら上爪39と下爪38により外
方に開口する開口部40が形成された第2の継手部37
とからなる。
り、その上施工が容易な平滑なウエブを有する左右非対
称の鋼製連壁用鋼及びその製造方法を得ること。 【構成】 少なくとも一方の面がほぼ平滑に形成された
直線状のウエブ31と、ウエブ31の一端にウエブと直
線状に延出された上爪35、及び上爪35の下方に円弧
状に折曲げられた下爪34を有し、これら上爪35と下
爪34により外方に開口する開口部36が形成された第
1の継手部33と、ウエブ31の他端に第1の継手部3
3の上爪35の肉厚分より下方に形成されたほぼ円弧状
の上爪39、及び上爪39の下方に円弧状に折曲げられ
た下爪38を有し、これら上爪39と下爪38により外
方に開口する開口部40が形成された第2の継手部37
とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土留用の部材として用
いられる鋼製連壁用形鋼及びその製造方法に係り、さら
に詳しくは、施工時に平滑面を構成することができるよ
うに、左右非対称の継手部を平滑面となるウエブの一方
の側に位置させた鋼製連壁用形鋼を、従来のH形鋼等の
圧延設備を可能な限り利用して製造する鋼製連壁用形鋼
及びその製造方法に関するものである。
いられる鋼製連壁用形鋼及びその製造方法に係り、さら
に詳しくは、施工時に平滑面を構成することができるよ
うに、左右非対称の継手部を平滑面となるウエブの一方
の側に位置させた鋼製連壁用形鋼を、従来のH形鋼等の
圧延設備を可能な限り利用して製造する鋼製連壁用形鋼
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼製連壁とは、工場で製造された鋼製地
中連壁用部材を地中に建込んで地中連続壁としたもの
で、従来の鉄筋コンクリート地中壁に比べて薄肉化、施
工現場スペースの削減及び省力化を実現することができ
る。また、通常のH形鋼の建込みに比べて建込み精度が
良好で、止水性があるなどの優れた特長を有するもので
ある。
中連壁用部材を地中に建込んで地中連続壁としたもの
で、従来の鉄筋コンクリート地中壁に比べて薄肉化、施
工現場スペースの削減及び省力化を実現することができ
る。また、通常のH形鋼の建込みに比べて建込み精度が
良好で、止水性があるなどの優れた特長を有するもので
ある。
【0003】上述のような鋼製連壁用形鋼としては、一
般に、継手を有する直線状形鋼が用いられる。継手を有
する直線状形鋼の製造方法の一例として、特公昭55−
11921号公報に記載されたカリバー(孔型)圧延方
法がある。この圧延方法は、図7に示すように、粗工程
の孔型Bをパスした粗形鋼片は、順次第1パスkal1
0〜第10パスkal1の各工程を経て製品となる。
般に、継手を有する直線状形鋼が用いられる。継手を有
する直線状形鋼の製造方法の一例として、特公昭55−
11921号公報に記載されたカリバー(孔型)圧延方
法がある。この圧延方法は、図7に示すように、粗工程
の孔型Bをパスした粗形鋼片は、順次第1パスkal1
0〜第10パスkal1の各工程を経て製品となる。
【0004】しかしながら、このような圧延方法では圧
延ロールの孔型の深さが大きく、特に閉式孔型では孔型
の摩耗のためにロール改削量が大きくなり、このため、
原単位が高くなる。また、ロール冷却水や圧延油が各部
に充分ゆきわたりにくいため、ロール肌荒れ、ヒートト
ラック、孔型局部摩耗、製品両縁部の嵌合継手部の割れ
などが発生し易く、製品形状が不安定で多量生産が困難
であり、さらに、継手部の成形が比較的困難である等、
種々問題がある。また、多数の孔型が必要になるため、
大形の形鋼を圧延しようとしても、ロール胴長や圧延機
数の制約等により、充分な数の孔型が準備できないとい
う問題も生じる。
延ロールの孔型の深さが大きく、特に閉式孔型では孔型
の摩耗のためにロール改削量が大きくなり、このため、
原単位が高くなる。また、ロール冷却水や圧延油が各部
に充分ゆきわたりにくいため、ロール肌荒れ、ヒートト
ラック、孔型局部摩耗、製品両縁部の嵌合継手部の割れ
などが発生し易く、製品形状が不安定で多量生産が困難
であり、さらに、継手部の成形が比較的困難である等、
種々問題がある。また、多数の孔型が必要になるため、
大形の形鋼を圧延しようとしても、ロール胴長や圧延機
数の制約等により、充分な数の孔型が準備できないとい
う問題も生じる。
【0005】上記のような孔型によるカリバー圧延方式
に対して、前述の継手部を形成する素材を直接圧下する
ことにより、その成形上の欠点を除去したユニバーサル
圧延による鋼矢板の製造方法が特公昭47−47784
号公報に開示されている。この発明は、図8に示すよう
に、中間圧延工程にユニバーサル圧延機kを導入して継
手部に直接圧下を加えるようにしたものである。しかし
ながら、この圧延方法においても、上下の水平ロールに
は比較的深く、複雑な形状の孔型が必要なため、前述の
問題点の解決にはならない。
に対して、前述の継手部を形成する素材を直接圧下する
ことにより、その成形上の欠点を除去したユニバーサル
圧延による鋼矢板の製造方法が特公昭47−47784
号公報に開示されている。この発明は、図8に示すよう
に、中間圧延工程にユニバーサル圧延機kを導入して継
手部に直接圧下を加えるようにしたものである。しかし
ながら、この圧延方法においても、上下の水平ロールに
は比較的深く、複雑な形状の孔型が必要なため、前述の
問題点の解決にはならない。
【0006】また、製品形状をユニバーサル圧延法に適
した形状とし、ユニバーサル圧延における孔型深さを小
さくして直線型鋼矢板を製造する方法として特開昭55
−1913号公報に開示された発明がある。この発明
は、図9に示すように、ユニバーサル圧延用ロールのす
べての形状が円弧状になっているため、ウエブ厚や継手
部厚の造り分けが狭い範囲に限定されるという問題があ
る。
した形状とし、ユニバーサル圧延における孔型深さを小
さくして直線型鋼矢板を製造する方法として特開昭55
−1913号公報に開示された発明がある。この発明
は、図9に示すように、ユニバーサル圧延用ロールのす
べての形状が円弧状になっているため、ウエブ厚や継手
部厚の造り分けが狭い範囲に限定されるという問題があ
る。
【0007】さらに、特公昭55−11921号公報に
も同様のユニバーサル圧延法により特殊な継手形状の直
線型鋼矢板の製造方法が記載されているが、これら直線
型鋼矢板では平滑面が要求される構造物への使用はでき
ず、それは、特開平2−200302号公報、特開平4
−75702号公報及び特開平4−330113号公報
に開示された発明のいずれにおいても造形上不可能とい
うことができる。
も同様のユニバーサル圧延法により特殊な継手形状の直
線型鋼矢板の製造方法が記載されているが、これら直線
型鋼矢板では平滑面が要求される構造物への使用はでき
ず、それは、特開平2−200302号公報、特開平4
−75702号公報及び特開平4−330113号公報
に開示された発明のいずれにおいても造形上不可能とい
うことができる。
【0008】平滑面を有する直線型形鋼の製造方法とし
て、特開平4−182002号公報や特開平5−711
21号公報に開示された発明がある。前者の直線型形鋼
は図10に示すように、平滑面を有するウエブ51の一
方の側の両端部に、内側に傾斜屈曲する雄爪52,52
を形成したもので、隣接する直線型形鋼50,50の雄
爪52,52を内向き継手53により連結するようにし
たものである。また、後者の直線型形鋼は図11に示す
ように、平滑面を有するウエブ51の一方の側の両端部
に、内側に湾曲した湾曲部54,54を形成し、隣接す
る直線型形鋼50,50の湾曲部54,54を円弧状継
手55で連結するようにしたものである。
て、特開平4−182002号公報や特開平5−711
21号公報に開示された発明がある。前者の直線型形鋼
は図10に示すように、平滑面を有するウエブ51の一
方の側の両端部に、内側に傾斜屈曲する雄爪52,52
を形成したもので、隣接する直線型形鋼50,50の雄
爪52,52を内向き継手53により連結するようにし
たものである。また、後者の直線型形鋼は図11に示す
ように、平滑面を有するウエブ51の一方の側の両端部
に、内側に湾曲した湾曲部54,54を形成し、隣接す
る直線型形鋼50,50の湾曲部54,54を円弧状継
手55で連結するようにしたものである。
【0009】さらに、特開平4−306312号公報に
開示された直線型形鋼は、図12に示すように、平滑面
を有するウエブ51の一方の側の両端部に、ウエブ51
と同一線上に延長された直線部をもつ上爪57と、上爪
57の下方に設けた湾曲した下爪58とからなる継手部
58を有し、隣接する直線型形鋼50,50の継手部5
8,58を継手59で連結するようにしたものである。
開示された直線型形鋼は、図12に示すように、平滑面
を有するウエブ51の一方の側の両端部に、ウエブ51
と同一線上に延長された直線部をもつ上爪57と、上爪
57の下方に設けた湾曲した下爪58とからなる継手部
58を有し、隣接する直線型形鋼50,50の継手部5
8,58を継手59で連結するようにしたものである。
【0010】また、特開平4−182003号公報に開
示された直線型形鋼は、図13に示すように、平滑面を
有するウエブ51の一方の側の両端部に雄型継手部60
を有する第1の直線型形鋼50aと、平滑面を有するウ
エブ51の一方の側の両端部に雌型継手部61を有する
第2の直線型形鋼50bとを有し、隣接する直線型形鋼
50a,50bの雌型継手部61に雄型継手部60を嵌
合して連結するようにしたものである。
示された直線型形鋼は、図13に示すように、平滑面を
有するウエブ51の一方の側の両端部に雄型継手部60
を有する第1の直線型形鋼50aと、平滑面を有するウ
エブ51の一方の側の両端部に雌型継手部61を有する
第2の直線型形鋼50bとを有し、隣接する直線型形鋼
50a,50bの雌型継手部61に雄型継手部60を嵌
合して連結するようにしたものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平4−18
2002号公報、特開平5−71121号公報及び特開
平4−306312号公報に開示された直線型形鋼は、
これを横方向に連結する場合はいずれも別の継手が必要
であり、このため施工が面倒であるばかりでなく、施工
費用も増嵩する。
2002号公報、特開平5−71121号公報及び特開
平4−306312号公報に開示された直線型形鋼は、
これを横方向に連結する場合はいずれも別の継手が必要
であり、このため施工が面倒であるばかりでなく、施工
費用も増嵩する。
【0012】また、特開平4−182003号公報に開
示された直線型形鋼は、隣接する直線型形鋼を継手部に
より直接連結するようにしているので継手は必要ない
が、継手部の構造が異なる2種類の形鋼を製造しなけれ
ばならない。このため、ブレークダウンミルロールを含
むすべてのロールを2種類準備しなければならないの
で、製造コストの上昇は避けられない。
示された直線型形鋼は、隣接する直線型形鋼を継手部に
より直接連結するようにしているので継手は必要ない
が、継手部の構造が異なる2種類の形鋼を製造しなけれ
ばならない。このため、ブレークダウンミルロールを含
むすべてのロールを2種類準備しなければならないの
で、製造コストの上昇は避けられない。
【0013】上述のように、従来、鋼製連壁用形鋼とし
ては、上下又は左右対称形状やウエブの一方の側に雄継
手を有する非対称形状のものが主であり、構造上平滑面
を要求される場合に使用可能の形鋼は、別に準備された
継手により連結するか、又は別形状の2種類の形鋼を準
備しておき、その継手部を嵌合して連結していたため、
前記のように施工が面倒である、コストが上昇する等、
種々問題があった。
ては、上下又は左右対称形状やウエブの一方の側に雄継
手を有する非対称形状のものが主であり、構造上平滑面
を要求される場合に使用可能の形鋼は、別に準備された
継手により連結するか、又は別形状の2種類の形鋼を準
備しておき、その継手部を嵌合して連結していたため、
前記のように施工が面倒である、コストが上昇する等、
種々問題があった。
【0014】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、寸法精度が高く、安定した品質で安価であ
り、その上施工が容易な平滑なウエブを有する左右非対
称の鋼製連壁用形鋼及びその製造方法を得ることを目的
とするものである。
たもので、寸法精度が高く、安定した品質で安価であ
り、その上施工が容易な平滑なウエブを有する左右非対
称の鋼製連壁用形鋼及びその製造方法を得ることを目的
とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鋼製連壁用
形鋼は、少なくとも一方の面がほぼ平滑に形成された直
線状のウエブと、このウエブの一端にウエブと同一線上
に延出された上爪、及び上爪の下方に円弧状に折曲げら
れた下爪を有し、これら上爪と下爪により外方に開口す
る開口部が形成された第1の継手部と、ウエブの他端に
第1の継手部の上爪の肉厚分より下方に形成されたほぼ
円弧状の上爪、及び上爪の下方に円弧状に折曲げられた
下爪を有し、これら上爪と下爪により外方に開口する開
口部が形成された第2の継手部とからなるものである。
形鋼は、少なくとも一方の面がほぼ平滑に形成された直
線状のウエブと、このウエブの一端にウエブと同一線上
に延出された上爪、及び上爪の下方に円弧状に折曲げら
れた下爪を有し、これら上爪と下爪により外方に開口す
る開口部が形成された第1の継手部と、ウエブの他端に
第1の継手部の上爪の肉厚分より下方に形成されたほぼ
円弧状の上爪、及び上爪の下方に円弧状に折曲げられた
下爪を有し、これら上爪と下爪により外方に開口する開
口部が形成された第2の継手部とからなるものである。
【0016】また、本発明に係る鋼製連壁用形鋼の製造
方法は、H形鋼片を素材としてブレイクダウンミルによ
り製品継手部の爪に相当するフランジ部に適した粗造形
材を製造する工程と、この工程で製造された粗造形材を
ユニバーサルミルとエッジャによりほぼ製品板厚になる
まで圧延する工程と、この工程で圧延された圧延材をユ
ニバーサルミルの上下の水平ロールと竪ロール及びエッ
ジャの上下のロールに形成された凹凸部により、第1の
継手部の上爪に相当するフランジ部以外のフランジ部に
曲げ加工を行なう工程と、この工程で曲げ加工された圧
延材を仕上げミルにより第1、第2の継手部の成形を行
なうと共に、第2の継手部の上爪を第1の上爪の少なく
とも肉厚分だけウエブ面より下方に位置させる成形を行
なう工程とからなるものである。
方法は、H形鋼片を素材としてブレイクダウンミルによ
り製品継手部の爪に相当するフランジ部に適した粗造形
材を製造する工程と、この工程で製造された粗造形材を
ユニバーサルミルとエッジャによりほぼ製品板厚になる
まで圧延する工程と、この工程で圧延された圧延材をユ
ニバーサルミルの上下の水平ロールと竪ロール及びエッ
ジャの上下のロールに形成された凹凸部により、第1の
継手部の上爪に相当するフランジ部以外のフランジ部に
曲げ加工を行なう工程と、この工程で曲げ加工された圧
延材を仕上げミルにより第1、第2の継手部の成形を行
なうと共に、第2の継手部の上爪を第1の上爪の少なく
とも肉厚分だけウエブ面より下方に位置させる成形を行
なう工程とからなるものである。
【0017】
【作用】本発明に係る鋼製連壁用形鋼は、2枚の形鋼の
継手部を対向させて配置し、そのウエブ間にプレートを
溶接してほぼH形断面の箱形鋼矢板として使用される。
施工にあたっては、隣接する箱形鋼矢板の継手部を互い
に組合わせて連結する。このとき、連結された鋼製連壁
の両外壁は平滑部が連続してほぼ平坦に形成される。
継手部を対向させて配置し、そのウエブ間にプレートを
溶接してほぼH形断面の箱形鋼矢板として使用される。
施工にあたっては、隣接する箱形鋼矢板の継手部を互い
に組合わせて連結する。このとき、連結された鋼製連壁
の両外壁は平滑部が連続してほぼ平坦に形成される。
【0018】また、本発明に係る鋼製連壁用形鋼の製造
方法は、次の工程によって行なわれる。 (1)図5に示すように、H形連鋳鋼片BBを圧延用素
材とし、孔型kal.A〜kal.Nにより、製品各継
手部フランジ長(爪高さ)に適したフランジ高さH1 ,
H2 ,H3 ,H4 及び厚さの粗造形材FBBをブレイク
ダウンミルBDで製造する(第1の工程)。
方法は、次の工程によって行なわれる。 (1)図5に示すように、H形連鋳鋼片BBを圧延用素
材とし、孔型kal.A〜kal.Nにより、製品各継
手部フランジ長(爪高さ)に適したフランジ高さH1 ,
H2 ,H3 ,H4 及び厚さの粗造形材FBBをブレイク
ダウンミルBDで製造する(第1の工程)。
【0019】(2)H形鋼の製造と同様のロールを用い
た第1中間圧延となるユニバーサルミルU1 と、所定の
フランジ高さとなるように圧下設定が可能なエッジャE
1 を用いて、第1の工程によって製造された粗造形材F
BBを概ね製品寸法となる厚さ及びフランジ幅まで圧延
を行う(第2の工程)。
た第1中間圧延となるユニバーサルミルU1 と、所定の
フランジ高さとなるように圧下設定が可能なエッジャE
1 を用いて、第1の工程によって製造された粗造形材F
BBを概ね製品寸法となる厚さ及びフランジ幅まで圧延
を行う(第2の工程)。
【0020】(3)第2中間圧延となるユニバーサルミ
ルU2 においては、継手部の爪部を形成するため、上下
の水平ロール20U,20Lには、フランジの11の部
分を除く部位12,13,14に凹部を設け、また、左
右の竪ロール20VF,20VDには水平ロール20
U,20Lの上記の部位12〜14に対応して凸部を形
成し、第1中間圧延において概ね製品厚さまで圧延され
た造形材FU2 のフランジ部に曲げ加工を施す。
ルU2 においては、継手部の爪部を形成するため、上下
の水平ロール20U,20Lには、フランジの11の部
分を除く部位12,13,14に凹部を設け、また、左
右の竪ロール20VF,20VDには水平ロール20
U,20Lの上記の部位12〜14に対応して凸部を形
成し、第1中間圧延において概ね製品厚さまで圧延され
た造形材FU2 のフランジ部に曲げ加工を施す。
【0021】(4)また、第2中間圧延におけるエッジ
ャE2 においては、ユニバーサルミルU2 によるフラン
ジ部の曲げ込み部を、さらに製品形状とほぼ同一形状に
なるまで成形する。第2中間圧延におけるフランジ部の
曲げ込み成形は1パスでも可能であるが、咬込み条件等
の変化により疵や曲げ込み不良による変形が発生するお
それがあるため、3パス圧延により順次成形する(第3
の工程)。
ャE2 においては、ユニバーサルミルU2 によるフラン
ジ部の曲げ込み部を、さらに製品形状とほぼ同一形状に
なるまで成形する。第2中間圧延におけるフランジ部の
曲げ込み成形は1パスでも可能であるが、咬込み条件等
の変化により疵や曲げ込み不良による変形が発生するお
それがあるため、3パス圧延により順次成形する(第3
の工程)。
【0022】(5)左右非対称の孔型kal.30,k
al.40,kal.50を有する仕上げミルFによ
り、継手部となる中間圧延材FE2 のフランジ部の成形
を行う。その際、kal.30,kal.40は第2の
継手部を下方に押し下げる作用を与えており、第2の継
手部の予成形を行う。その後最終成形孔型kal50の
上ロール50U側のフランジ成形部19により、爪部と
なるフランジ部を、ウエブ面より少なくとも反対側の爪
部となるフランジ厚分だけ下方に位置する部位まで押下
げ成形を行う(第4の工程)。 以上の工程により、図1に示すような平坦なフランジを
有する左右非対称の鋼製連壁用形鋼を製造する。
al.40,kal.50を有する仕上げミルFによ
り、継手部となる中間圧延材FE2 のフランジ部の成形
を行う。その際、kal.30,kal.40は第2の
継手部を下方に押し下げる作用を与えており、第2の継
手部の予成形を行う。その後最終成形孔型kal50の
上ロール50U側のフランジ成形部19により、爪部と
なるフランジ部を、ウエブ面より少なくとも反対側の爪
部となるフランジ厚分だけ下方に位置する部位まで押下
げ成形を行う(第4の工程)。 以上の工程により、図1に示すような平坦なフランジを
有する左右非対称の鋼製連壁用形鋼を製造する。
【0023】
【実施例】図1は本発明に係る鋼製連壁用形鋼の実施例
の上面図である。本発明に係る鋼製連壁用形鋼30は、
少なくとも一方の側にほぼ平滑な面32を有する直線状
のウエブ31と、このウエブ31の両端端部の一方の側
に設けた第1、第2の継手部33,37とからなってい
る。第1の継手部33はウエブ31の一端から平滑面3
2と反対側においてほぼ90°下方に直線状に折曲げら
れたのち外側上方に向う円弧部によって形成された下爪
34と、下爪34の基部からウエブ31と同一線状に延
出された上爪35とからなり、上爪35は下爪34の外
端部よりやや外方まで延出されており、両者の間には外
方に開口する開口部36が形成されている。
の上面図である。本発明に係る鋼製連壁用形鋼30は、
少なくとも一方の側にほぼ平滑な面32を有する直線状
のウエブ31と、このウエブ31の両端端部の一方の側
に設けた第1、第2の継手部33,37とからなってい
る。第1の継手部33はウエブ31の一端から平滑面3
2と反対側においてほぼ90°下方に直線状に折曲げら
れたのち外側上方に向う円弧部によって形成された下爪
34と、下爪34の基部からウエブ31と同一線状に延
出された上爪35とからなり、上爪35は下爪34の外
端部よりやや外方まで延出されており、両者の間には外
方に開口する開口部36が形成されている。
【0024】また、第2の継手部37はウエブ31の他
端から第1の継手部33と同じ側において斜め下方に折
曲げられたのち、継手部33の下爪34より下方におい
て円弧部を介してウエブ31とほぼ平行に外方に折曲げ
られた下爪38と、この下爪38の斜め下方への折曲げ
部からほぼ円弧状に下方に折曲げられた上爪39とから
なり、両者の間には外方でかつ斜め下方に開口する開口
部40が設けられている。なお、上爪39は、ウエブ3
1の平滑面32から少なくとも継手部33の上爪35の
厚さ分だけ下方に設けられている。このように、本発明
に係る鋼製連壁用形鋼30は少なくとも一方の側がほぼ
平滑で直線状のウエブ31の両端部に形状の異なる継手
部33,37を設けたもので、左右非対称に形成されて
いる。
端から第1の継手部33と同じ側において斜め下方に折
曲げられたのち、継手部33の下爪34より下方におい
て円弧部を介してウエブ31とほぼ平行に外方に折曲げ
られた下爪38と、この下爪38の斜め下方への折曲げ
部からほぼ円弧状に下方に折曲げられた上爪39とから
なり、両者の間には外方でかつ斜め下方に開口する開口
部40が設けられている。なお、上爪39は、ウエブ3
1の平滑面32から少なくとも継手部33の上爪35の
厚さ分だけ下方に設けられている。このように、本発明
に係る鋼製連壁用形鋼30は少なくとも一方の側がほぼ
平滑で直線状のウエブ31の両端部に形状の異なる継手
部33,37を設けたもので、左右非対称に形成されて
いる。
【0025】上記のような鋼製連壁用形鋼30は、例え
ば図2に示すように、2枚の形鋼30,30を第1の継
手部33,33と第2の継手部33,37が互いに対向
するように配置し、両ウエブ31,31のほぼ中央部に
プレート41を溶接し、ほぼH形断面の箱状鋼矢板42
を構成する。また、図3の場合は、第1の継手部33と
第2の継手部37をそれぞれ対向させて形鋼30,30
を配置し、プレート41を溶接したものである。
ば図2に示すように、2枚の形鋼30,30を第1の継
手部33,33と第2の継手部33,37が互いに対向
するように配置し、両ウエブ31,31のほぼ中央部に
プレート41を溶接し、ほぼH形断面の箱状鋼矢板42
を構成する。また、図3の場合は、第1の継手部33と
第2の継手部37をそれぞれ対向させて形鋼30,30
を配置し、プレート41を溶接したものである。
【0026】上記のように構成した箱形鋼矢板42は、
例えば図4に示すように、土中に打込まれた箱形鋼矢板
42aの第1の継手部33,33の開口部36,36
に、次の箱形鋼矢板42bの第2の継手部37,37の
上爪39,39を嵌入すると共に、その開口部40に第
1の継手部33,33の下爪34を嵌入して連結し、土
中に打込む。このとき、第1の継手部33の上爪35は
第2の継手部37の上爪39の上に重なり、ほぼ平坦に
形成される。以下、同様にして順次箱形鋼矢板42c〜
42nの第2の継手部37,37を前段の箱形鋼矢板の
第1の継手部33,33と連結し、土中に打込む。
例えば図4に示すように、土中に打込まれた箱形鋼矢板
42aの第1の継手部33,33の開口部36,36
に、次の箱形鋼矢板42bの第2の継手部37,37の
上爪39,39を嵌入すると共に、その開口部40に第
1の継手部33,33の下爪34を嵌入して連結し、土
中に打込む。このとき、第1の継手部33の上爪35は
第2の継手部37の上爪39の上に重なり、ほぼ平坦に
形成される。以下、同様にして順次箱形鋼矢板42c〜
42nの第2の継手部37,37を前段の箱形鋼矢板の
第1の継手部33,33と連結し、土中に打込む。
【0027】このように、本発明においては、特別に継
手を設けることなく、隣接する箱形鋼矢板の継手部を嵌
合するだけで容易に連結して連壁を建込むことができ
る。なお、このとき、連壁の両外壁はほぼ平滑に形成さ
れる。
手を設けることなく、隣接する箱形鋼矢板の継手部を嵌
合するだけで容易に連結して連壁を建込むことができ
る。なお、このとき、連壁の両外壁はほぼ平滑に形成さ
れる。
【0028】次に、上記のような本発明に係る鋼製連壁
用形鋼の製造方法の一例を、図5、図6により説明す
る。この工程は、H形連鋳鋼片BBを素材として、ブレ
イクダウンミルBDの上下の水平ロール1A,1B及び
Na,Nbによって粗圧延材FBBを造形する工程であ
る。用いられる穴型としては、各フランジの高さH1 ,
H2 ,H3 ,H4 を、製品継手部33,37の各フラン
ジ(爪)高さを確保して成形に最適な寸法まで造形する
と共に、必要なウエブ高さLの確保、及び全体のパスス
ケジュール上でのウエブ厚とフランジ厚のバランスをと
る形状をしており、三〜五対の孔型kal.A〜ka
l.Nにより複数回圧延を行ない、粗造形材(ユニバー
サル圧延用素材)FBBを造形する。
用形鋼の製造方法の一例を、図5、図6により説明す
る。この工程は、H形連鋳鋼片BBを素材として、ブレ
イクダウンミルBDの上下の水平ロール1A,1B及び
Na,Nbによって粗圧延材FBBを造形する工程であ
る。用いられる穴型としては、各フランジの高さH1 ,
H2 ,H3 ,H4 を、製品継手部33,37の各フラン
ジ(爪)高さを確保して成形に最適な寸法まで造形する
と共に、必要なウエブ高さLの確保、及び全体のパスス
ケジュール上でのウエブ厚とフランジ厚のバランスをと
る形状をしており、三〜五対の孔型kal.A〜ka
l.Nにより複数回圧延を行ない、粗造形材(ユニバー
サル圧延用素材)FBBを造形する。
【0029】ブレイクダウンミルBDで造形された粗造
形材FBBは、第1中間圧延機群R1 で圧延される。第
1中間圧延を行なうユニバーサルミルU1 の上下の水平
ロール10U,10L及び竪ロール10VF,10VD
は、従来のH形鋼を圧延するロールを供用することがで
きる。このロール組によって、圧延材FU1 を概ね製品
板厚となるまで複数回の往復圧延を行ない、造形する。
形材FBBは、第1中間圧延機群R1 で圧延される。第
1中間圧延を行なうユニバーサルミルU1 の上下の水平
ロール10U,10L及び竪ロール10VF,10VD
は、従来のH形鋼を圧延するロールを供用することがで
きる。このロール組によって、圧延材FU1 を概ね製品
板厚となるまで複数回の往復圧延を行ない、造形する。
【0030】第1中間圧延時にユニバーサルミルU1 と
対で使用するエッジャE1 の上下の水平ロール11U,
11Lには、必要なフランジ高さ(製品の各継手部3
3,37の爪部に適する高さ)が得られるように、圧延
材FE1 のフランジ足先の圧下及び成形を行なう孔型が
設けられており、製品継手部33,37の爪先端部の未
充満等による品質不良の発生を防止する。
対で使用するエッジャE1 の上下の水平ロール11U,
11Lには、必要なフランジ高さ(製品の各継手部3
3,37の爪部に適する高さ)が得られるように、圧延
材FE1 のフランジ足先の圧下及び成形を行なう孔型が
設けられており、製品継手部33,37の爪先端部の未
充満等による品質不良の発生を防止する。
【0031】第2中間圧延を行なう第2中間圧延機群R
2 のユニバーサルミルU2 の上下の水平ロール20U,
20Lには、図の左上のフランジ部11を除く他のフラ
ンジ部12,13,14に対応してそれぞれ凹部が設け
られており、竪ロール20VF,20VDにはこの凹部
に対応した凸部が設けられていて、第1中間圧延機群R
1 で圧延された圧延材FU2 のフランジに、継手部とし
ての曲げ加工を与える。第2中間圧延時にユニバーサル
ミルU2 と対で使用されるエッジャE2 では、ユニバー
サルミルU2 で曲げ加工されたフランジ部と、最終製品
の爪部の形状と同じ形状になるようにさらに曲げ成形を
行い、継手部の爪形状を整える。
2 のユニバーサルミルU2 の上下の水平ロール20U,
20Lには、図の左上のフランジ部11を除く他のフラ
ンジ部12,13,14に対応してそれぞれ凹部が設け
られており、竪ロール20VF,20VDにはこの凹部
に対応した凸部が設けられていて、第1中間圧延機群R
1 で圧延された圧延材FU2 のフランジに、継手部とし
ての曲げ加工を与える。第2中間圧延時にユニバーサル
ミルU2 と対で使用されるエッジャE2 では、ユニバー
サルミルU2 で曲げ加工されたフランジ部と、最終製品
の爪部の形状と同じ形状になるようにさらに曲げ成形を
行い、継手部の爪形状を整える。
【0032】第2中間圧延を終了した造形材F1 は、仕
上げミルFによって最終的に左右非対称の継手部33,
37を有する直線状の形鋼30に成形される。ここで用
いる孔型kal.30,kal.40,kal.50
は、ウエブ厚の調整も行なうが継手部33,37の最終
成形が重な役割であり、配置された三対の孔型kal.
30〜kal.50によって順次圧延材F1 ,F2 ,F
3 のフランジ部を倒し、嵌合可能な継手部形状まで成形
を行なう。
上げミルFによって最終的に左右非対称の継手部33,
37を有する直線状の形鋼30に成形される。ここで用
いる孔型kal.30,kal.40,kal.50
は、ウエブ厚の調整も行なうが継手部33,37の最終
成形が重な役割であり、配置された三対の孔型kal.
30〜kal.50によって順次圧延材F1 ,F2 ,F
3 のフランジ部を倒し、嵌合可能な継手部形状まで成形
を行なう。
【0033】また、孔型kal.50は、図の右側の第
2の継手部37の上爪39を左側の第1の継手部33の
上爪35の厚さTa 分以上ウエブ31の平滑面32より
下方になるように押下げ成形を行なう形状なっており、
これにより、圧延完了後の製品の継手部を互いに嵌合さ
せた場合、ウエブ面が連続した平坦面を形成することが
できる。
2の継手部37の上爪39を左側の第1の継手部33の
上爪35の厚さTa 分以上ウエブ31の平滑面32より
下方になるように押下げ成形を行なう形状なっており、
これにより、圧延完了後の製品の継手部を互いに嵌合さ
せた場合、ウエブ面が連続した平坦面を形成することが
できる。
【0034】上記の実施例では第1中間圧延機群R1 と
第2中間圧延機群R2 における圧延機を、ユニバーサル
ミルU1 ,U2 とエッジャーE1 ,E2 の各1基を1組
として2組配置した場合を示したが、3組以上の圧延機
を配置することが可能な圧延ラインにおいては、各板厚
の圧下調整や継手部となる部分のウエブからの段差付け
を順次行うことが可能になるため、各圧延機へパス回数
を分散することができてさらに能率よく圧延することが
できる。なお、上記の実施例ではエッジャーE1 ,E2
をユニバーサルミルU1 ,U2の出側に設置した場合を
示したが、第1中間圧延機群R1 と第2中間圧延機群R
2 の両者又は何れか一方のエッジャーE1 ,E2 を、ユ
ニバーサルミルU1 ,U2 の入側に設置してもよい。
第2中間圧延機群R2 における圧延機を、ユニバーサル
ミルU1 ,U2 とエッジャーE1 ,E2 の各1基を1組
として2組配置した場合を示したが、3組以上の圧延機
を配置することが可能な圧延ラインにおいては、各板厚
の圧下調整や継手部となる部分のウエブからの段差付け
を順次行うことが可能になるため、各圧延機へパス回数
を分散することができてさらに能率よく圧延することが
できる。なお、上記の実施例ではエッジャーE1 ,E2
をユニバーサルミルU1 ,U2の出側に設置した場合を
示したが、第1中間圧延機群R1 と第2中間圧延機群R
2 の両者又は何れか一方のエッジャーE1 ,E2 を、ユ
ニバーサルミルU1 ,U2 の入側に設置してもよい。
【0035】また、仕上げミルにおいては三対の孔型と
したが、必要に応じて四対又は五対の孔型を並列又は重
ね合せて配置してもよく、あるいは、仕上げミルの他に
使用可能な上下の水平ロールを有する圧延機があれば、
2基以上の圧延機に孔型を分散して配置してもよい。こ
れにより、板厚や形状に変更があった場合でも、良好な
品質の形鋼を製造することができる。
したが、必要に応じて四対又は五対の孔型を並列又は重
ね合せて配置してもよく、あるいは、仕上げミルの他に
使用可能な上下の水平ロールを有する圧延機があれば、
2基以上の圧延機に孔型を分散して配置してもよい。こ
れにより、板厚や形状に変更があった場合でも、良好な
品質の形鋼を製造することができる。
【0036】以上のような工程によって図1に示すよう
な鋼製連壁用形鋼を円滑に製造することができる。この
形鋼のウエブ厚Tw のサイズ造り分けは、主として第1
中間圧延時におけるユニバーサルミルU1 の上下の水平
ロール10U,10Lの圧下調整によって行い、継手部
厚Ta ,Tb は上記の圧延時における左右の竪ロール1
0VF,10VDの圧下調整で行う。このような工程に
よれば、ユニバーサルミルの特長を生して、少なくとも
第1中間圧延まではロール組替えをすることなく、種々
の板厚の製品を製造することができる。
な鋼製連壁用形鋼を円滑に製造することができる。この
形鋼のウエブ厚Tw のサイズ造り分けは、主として第1
中間圧延時におけるユニバーサルミルU1 の上下の水平
ロール10U,10Lの圧下調整によって行い、継手部
厚Ta ,Tb は上記の圧延時における左右の竪ロール1
0VF,10VDの圧下調整で行う。このような工程に
よれば、ユニバーサルミルの特長を生して、少なくとも
第1中間圧延まではロール組替えをすることなく、種々
の板厚の製品を製造することができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る鋼製連壁用形鋼は、ほぼ平滑状のウエブの両端部
の一方の側に、左右非対称で特殊な形状の継手部を設け
たので、従来のように別に継手を設けたり別形状の2種
類の鋼製連壁用鋼を製造する必要がなく、鋼製連壁用形
鋼同士を直接連結することができる。このため、嵌合、
連結がきわめて容易であり、さらに、連結して構築され
た連壁の両外壁面は平滑なウエブ面の連続になるため平
滑な外壁面を形成することができ、美観に優れた構築物
を得ることができる。さらに、施工にあたっては部材等
の取付けや作業面においても有利であり、コストを低減
することができる。
に係る鋼製連壁用形鋼は、ほぼ平滑状のウエブの両端部
の一方の側に、左右非対称で特殊な形状の継手部を設け
たので、従来のように別に継手を設けたり別形状の2種
類の鋼製連壁用鋼を製造する必要がなく、鋼製連壁用形
鋼同士を直接連結することができる。このため、嵌合、
連結がきわめて容易であり、さらに、連結して構築され
た連壁の両外壁面は平滑なウエブ面の連続になるため平
滑な外壁面を形成することができ、美観に優れた構築物
を得ることができる。さらに、施工にあたっては部材等
の取付けや作業面においても有利であり、コストを低減
することができる。
【0038】また、本発明に係る鋼製連壁用形鋼の製造
方法は、ブレイクダウンミルや板厚調整が容易なユニバ
ーサルミルを利用することにより、特殊な圧延を必要と
しないため、製造コストを低減できるばかりでなく、圧
延時も特別な作業を行なう必要がないので、高品質の鋼
製連壁用形鋼を安定して製造することができる。
方法は、ブレイクダウンミルや板厚調整が容易なユニバ
ーサルミルを利用することにより、特殊な圧延を必要と
しないため、製造コストを低減できるばかりでなく、圧
延時も特別な作業を行なう必要がないので、高品質の鋼
製連壁用形鋼を安定して製造することができる。
【図1】本発明に係る鋼製連壁用形鋼の上面図である。
【図2】本発明に係る鋼製連壁用形鋼の使用例の上面図
である。
である。
【図3】本発明に係る鋼製連壁用形鋼の使用例の上面図
である。
である。
【図4】本発明に係る鋼製連壁用形鋼の施工例の説明図
である。
である。
【図5】本発明に係る鋼製連壁用形鋼の製造方法の一例
を説明するための説明図である。
を説明するための説明図である。
【図6】図5の製造方法に対応した圧延装置列の概要を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】従来の鋼製連壁用形鋼の製造方法の一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図8】従来の鋼製連壁用形鋼の製造方法の一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図9】従来の鋼製連壁用形鋼の製造方法の一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】従来の直線型連壁形鋼の施工例を示す説明図
である。
である。
【図11】従来の直線型連壁形鋼の施工例を示す説明図
である。
である。
【図12】従来の直線型連壁形鋼の施工例を示す説明図
である。
である。
【図13】従来の直線型連壁形鋼の施工例を示す説明図
である。
である。
30 鋼製連壁用形鋼 31 ウエブ 32 平滑面 33 第1の継手部 34,38 下爪 35,39 上爪 36,40 開口部 37 第2の継手部 42 箱形鋼矢板 BB H形鋳鋼片 BD ブレイクダウンミル R1 第1中間圧延機群 R2 第2中間圧延機群 U1 ,U2 ユニバーサルミル E1 ,E2 エッジャ F 仕上げミル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇田川 辰郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも一方の面がほぼ平滑に形成さ
れた直線状のウエブと、 該ウエブの一端にウエブと同一線上に延出された上爪、
及び該上爪の下方に円弧状に折曲げられた下爪を有し、
これら上爪と下爪とにより外方に開口する開口部が形成
された第1の継手部と、 前記ウエブの他端に前記第1の継手部の上爪の肉厚分よ
り下方に形成されたほぼ円弧状の上爪、及び該上爪の下
方に円弧状に折曲げられた下爪を有し、これら上爪と下
爪とにより外方に開口する開口部が形成された第2の継
手部とからなる鋼製連壁用形鋼。 - 【請求項2】 H形鋼片を素材としてブレイクダウンミ
ルにより製品継手部の爪に相当するフランジ部に適した
粗造形材を製造する工程と、 該工程で製造された粗造形材をユニバーサルミルとエッ
ジャによりほぼ製品板厚になるまで圧延する工程と、 該工程で圧延された圧延材をユニバーサルミルの上下の
水平ロールと竪ロール及びエッジャの上下のロールに形
成された凹凸部により、第1の継手部の上爪に相当する
フランジ部以外のフランジ部に曲げ成形加工を行なう工
程と、 該工程で曲げ加工された圧延材を仕上げミルにより第
1、第2の継手部の成形を行なうと共に、前記第2の継
手部の上爪を前記第1の上爪の少なくとも肉厚分だけ前
記ウエブ面より下方に位置させる成形を行なう工程とか
らなる鋼製連壁用形鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32831693A JPH07178409A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 鋼製連壁用形鋼及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32831693A JPH07178409A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 鋼製連壁用形鋼及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07178409A true JPH07178409A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18208882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32831693A Pending JPH07178409A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 鋼製連壁用形鋼及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07178409A (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32831693A patent/JPH07178409A/ja active Pending
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