JPH0717844A - 化粧用組成物 - Google Patents

化粧用組成物

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JPH0717844A
JPH0717844A JP15926393A JP15926393A JPH0717844A JP H0717844 A JPH0717844 A JP H0717844A JP 15926393 A JP15926393 A JP 15926393A JP 15926393 A JP15926393 A JP 15926393A JP H0717844 A JPH0717844 A JP H0717844A
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JP
Japan
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collagen
type iii
fibronectin
alkali
collagen type
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JP15926393A
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Kumiko Kuwaha
くみ子 桑葉
Tadahiko Fujii
忠彦 藤井
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Nippi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はコラーゲンを含有する化粧用組成物
に関する。 【構成】 生体から抽出されるフィブロネクチンに加え
て、アルカリ処理を施したコラーゲンIII型またはアル
カリ処理を施したコラーゲンI型とIII型との混合物をさ
らにを配合する。 【効果】 アルカリ処理を施したコラーゲンIII型また
はアルカリ処理を施したコラーゲンI型とIII型との混合
物をさらにを配合することにより、皮膚賦活効果、創傷
治癒促進効果および保湿効果が相乗的に増加し、皮膚の
生理的老化を防止する優れた化粧用組成物が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体から抽出されるフ
ィブロネクチンおよびアルカリ処理を施したコラーゲン
III型単独またはアルカリ処理を施したコラーゲンI型と
III型との混合物、さらに必要に応じてヒアルロン酸ナ
トリウムを配合した化粧用組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膚賦活効果、創傷治癒促進効果
のある化粧用組成物としてフィブロネクチンを配合した
化粧品が特開昭59-76007号公報等に開示されている。
【0003】また従来のコラーゲン組成物は、化粧品と
して配合するためにはコラーゲンを中性で可溶化する必
要があり、可溶化するために化学修飾を施していたが、
そのためコストが高いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のフィブ
ロネクチンを単独に配合した化粧品では、皮膚賦活効
果、創傷治癒促進効果は必ずしも十分ではなかった。
【0005】同時に、コラーゲンを、可溶化し化粧用組
成物に配合するにあたり、皮膚賦活効果、創傷治癒促進
効果の高いコラーゲンIII型を安価で簡単に調製できる
製造方法が望まれていた。
【0006】さらに上述の化学修飾としては、コラーゲ
ンを中性で可溶化するために、例えばコラーゲンに無水
コハク酸を作用させ、リジン残基側鎖のカチオン性のイ
プシロンアミノ基をアニオン性のカルボキシル基に変換
することなどが行われている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の事情
に鑑み鋭意研究を重ねた結果、フィブロネクチン、アル
カリ処理コラーゲンIII型、ならびに必要に応じてヒア
ルロン酸ナトリウムを配合することにより、従来の化粧
用組成物よりも皮膚賦活効果および創傷治癒促進効果が
優れ、且つ保湿効果を示す化粧用組成物を発明するに至
った。
【0008】同時に本発明者らは、本発明のコラーゲン
IとIII型とを特定の割合で含有する混合物をアルカリ処
理することによって、コラーゲンIII型を単離すること
なく、またコラーゲンをさらに化学修飾することなく使
用できる化粧用組成物の製造方法を発明するに至った。
【0009】さらに得られた化粧用組成物のコラーゲン
は、化学修飾が施されていないため、皮膚への安全性を
十分に満たすものである。
【0010】皮膚は、生体を外界から守るバリヤーとし
て重要な機能を有している。最近の知見によると、皮膚
の生理的老化に伴い表皮層においては、表皮細胞の幹細
胞である基底細胞の分裂能力が低下し、細胞数の減少、
単純性萎縮変化、ターンオーバーの低下を引き起こし、
これらは水分の保持能力を初めとする様々な皮膚機能の
低下、形態の変化をもたらす。萎縮性変化した皮膚は脆
弱であり、外界の刺激に対して障害を受け易く、また皮
膚更生機能は著しく低下している。即ち、皮膚の生理的
老化に伴う機能低下、形態変化の要因のひとつは、基底
細胞の分裂能力の低下であると考えられる。
【0011】そこで本発明者らは、基底細胞の分裂能力
の低下を防止することにより、皮膚の機能低下および形
態変化の防御が可能であると考え、近年、様々な生理活
性を有していると報告されている細胞外マトリックス成
分の化粧用組成物への配合を試みた。
【0012】正常な皮膚において、基底細胞はコラーゲ
ンIV型およびラミニンなどの基底膜成分と接している。
しかし創傷治癒過程においては基底膜成分は失われ、基
底細胞はフィブロネクチン、コラーゲンI型およびIII型
などの細胞外マトリックス成分と直接接し、この上を移
動しながら速やかに増殖することが報告されている(J.
Invest.Dermatol.,76:181-189,1981,Arch.Dermatol.Re
s., 259:1-10,1977)。またインビトロにおいてもフィブ
ロネクチン、コラーゲンIおよびIII型が基底細胞の増殖
を促進することが報告されている(J.Invest.Dermatol.,
88,594-601,1987)。
【0013】これらのことからフィブロネクチン、コラ
ーゲンIおよびIII型は基底細胞に対して賦活効果を有す
る成分である。
【0014】フィブロネクチンは血漿性フィブロネクチ
ンと細胞性フィブロネクチンに分類され、構造に若干の
差異があるが、生理活性における大きな差異は認められ
ていない。本発明においては、大量調製が可能である血
漿性フィブロネクチンを牛血清からゼラチンアフィニテ
ィーカラムを用いることにより精製した。この精製フィ
ブロネクチンを化粧品に好ましくは約0.001-0.05重量%
配合する。
【0015】コラーゲンは不溶性の線維状タンパク質
で、酸に可溶な部分はわずかである。成牛皮の真皮層に
は、コラーゲンI型の他に15-25%のコラーゲンIII型が含
有されている。コラーゲンIII型は特に胎児皮膚形成お
よび創傷治癒の初期過程において重要な役割を果たすと
知られている。
【0016】上記の不溶性コラーゲンは特公昭37-1442
6、特公昭37-13871、特公昭44-11037、特公昭43-25829およ
び特公昭43-27513号公報に記載されたように、タンパク
質分解酵素処理により酸性状態で可溶化することができ
る。コラーゲンを化粧品に配合する場合は、中性のpH
領域で溶解することが重要であるが、しかしこのような
処理を施したコラーゲンの等電点(等イオン点)のpHは9.
0-9.4であり、中性の領域、且つ生理的イオン強度の範囲
ではコラーゲンが線維状またはゲル状の沈殿となり、溶
液状態にはならない。
【0017】一方、特公昭46-15033号公報に記載された
コラーゲン線維のアルカリ処理による可溶化の場合に
は、コラーゲン中のグルタミンおよびアスパラギンの側
鎖の酸アミド結合が切断されるため、その等電点のpHを
4.5程度までに低下させることができ、化学修飾すること
なしに、中性のpH領域で溶液状態の可溶化コラーゲンが
得られる。
【0018】本発明者らは、成牛皮をプロクターゼ(タン
パク質分解酵素、明治製菓製)処理により可溶化し、塩濃
度分画法によりコラーゲンIII型をI型から分離し、さら
にそれをアルカリ処理することによって等電点(等イオ
ン点)のpHを低下させて、化粧品に配合した。
【0019】さらに成牛皮を特公昭46-15033号公報に記
載された方法により、アルカリ可溶化したコラーゲンI
型およびIII型の混合物であっても、コラーゲンIII型が
必要量配合されていれば(III型の混合比約10-25%)、化粧
品に配合した時の皮膚賦活効果および創傷治癒促進効果
に遜色はなく、さらに安価に提供できることを見いだし
た。
【0020】そのようなコラーゲンIII型単独、またはコ
ラーゲンIII型とI型との混合物の化粧品中へのコラーゲ
ンIII型の配合量は、好ましくは0.001-0.3重量%である。
【0021】ヒアルロン酸は保水性の高い生体高分子
で、硝子体、へその緒、ニワトリのトサカ等の動物組織か
らの抽出物や連鎖球菌ストレプトコッカスの産生物等を
使用することができ、また市販のヒアルロン酸ナトリウ
ムを使用することも可能である。その配合量は、必要に
応じて化粧品中に0.05重量%以下で配合される。
【0022】本発明では、フィブロネクチン、アルカリ
可溶化コラーゲン、またはフィブロネクチン、アルカリ可
溶化コラーゲンおよびヒアルロン酸ナトリウムを上記の
配合比で混合することにより、それぞれが有する皮膚賦
活効果、創傷治癒促進効果および保湿効果が相乗的に増
加し、皮膚の生理的老化を防止する優れた化粧用組成物
が完成された。また本発明の化粧用組成物を含有する化
粧品は、創傷治癒促進作用および皮膚賦活作用にきわめ
て優れていることから、髭剃り後の肌荒れ防止効果も期
待できる。
【0023】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
るが、実施例に記載された特定の条件によって本発明が
限定されることを意図するものではなく、当業者は以下
に記載する方法の改良、変更を自由に行うことができる
と理解するであろう。
【0024】
【実施例1】以下に説明する実施例において特に言及し
ない限り、配合量は重量%である。
【0025】調製法1a.フィブロネクチン溶液の調製 フィブロネクチンはEngvallとRuoslahtiの方法(Int.J.C
ancer,20:1-5,1977)に従い、動物血漿または血清から分
離することが可能である。すなわち、プレカラムにセフ
ァロース4Bを充填し、0.15M NaCl,5mM EDTAを含む10mM T
ris-塩酸緩衝液、pH 7.4(約1リットル)で平衡化した
後、牛血清1リットルを添加しカラムに非特異的吸着物
を吸着させて、このカラムの溶出画分( 約1,200 ml )を
回収した。この回収部分を上記緩衝液で平衡化したアフ
ィニティクロマトグラフィー(ゼラチンセファロース4B)
に供した。カラムの吸着画分を 4M 尿素を含む10mM Tri
s-塩酸緩衝液、pH 7.4で溶出した。メルカプトエタノー
ルで還元処理した後、5%のポリアクリルアミドゲルを用
い、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS
−PAGE)(Nature,227:680-685,1970)で分析したフ
ィブロネクチンの純度は95%以上であり、アフィニティク
ロマトグラフィー後の収率は0.02%であった。この精製
フィブロネクチンを0.5%クエン酸ナトリウム−0.01%ク
エン酸緩衝液に透析した後、同溶液で濃度0.1%のフィブ
ロネクチン溶液に調製し、0.22μmのメンブランフィルタ
ーで濾過することにより滅菌処理した。
【0026】調製法1b.ヒアルロン酸溶液の調製 乳酸球菌の一種であるストレプトコッカス ズードピデ
ミックス(Streptcoccus zoodpidemics)(紀文フードケミ
ファ(株)製)の発酵法により得られた市販品を0.5%クエ
ン酸ナトリウム−0.01%クエン酸緩衝液に溶解し、0.1%ヒ
アルロン酸溶液を調製し、0.22μmのメンブランフィルタ
ーにより濾過して滅菌処理した。
【0027】
【実施例2】調製法2.アルカリ処理コラーゲンIII型溶液の調製 原料 成牛皮の真皮層を肉挽機等で細砕して5% NaCl溶液で洗
浄した後、アルコール:エーテル=1:1の混合溶液で脱脂
し、完全に有機溶剤を除去したものを原料とした。本原
料は以下に述べるようにコラーゲンIII型を19.4%含有し
ていた。
【0028】酵素による可溶化 蒸留水にコラーゲンを濃度約5%に調製し、塩酸等でこの
pHを3.0 に調整した後、プロクターゼ(タンパク質分解
酵素、明治製菓(株)製)をコラーゲン(基質)重量に
対し0.5%添加し、20℃で5日間ゆるく撹拌しながら反応
させ不溶性コラーゲンを可溶化した。反応終了後、濾紙
等で濾過した後、pHを水酸化ナトリウムで7-8に調整し
可溶化コラーゲンの沈殿を形成させ、遠心により沈殿を
回収し、更に蒸留水にて洗浄して純粋な可溶化コラーゲ
ンの沈殿を得た。この可溶化コラーゲンは、塩酸等で酸
性(pH3.0)にすると無色透明で粘稠な溶液となり、S
DS−PAGEで分析すると、コラーゲンIII型19.4%、
コラーゲンI型80.6%の混合物であった。
【0029】コラーゲンIII型の分離 上記の可溶化コラーゲンの沈殿を、1M NaClを含む0.05M
Tris-塩酸緩衝液(pH7.5)に1%濃度となるように溶解
した。次いで溶解液を撹拌しながら4M NaClを含む0.05M
Tris-塩酸緩衝液(pH7.5)を、NaClの最終濃度が1.7Mとな
るまで徐々に加えた。生じた沈殿を遠心により回収し、
1.7M NaClを含有する0.05M Tris-塩酸緩衝液(pH 7.5)
で更に2度洗浄した。尚、これらの操作はすべて4℃で行
った。得られたコラーゲンをSDS−PAGEで分析す
ると91.3%のコラーゲンIII型と8.7%のコラーゲンI型の
混合物であった。
【0030】アルカリ処理コラーゲンIII型の調製 上記のように得たコラーゲンIII型の沈殿を、飽和硫酸ナ
トリウム−3%水酸化ナトリウム−0.2M モノメチルアミ
ン水溶液に浸け、20℃で2週間反応させた。反応終了後、
全体を氷冷して硫酸で中和し、さらにpHを3.0に調整し
た。沈殿を遠心により回収し、6% NaClを含む 0.001N 塩
酸で硫酸根が検出されなくなるまで沈殿を洗浄した。さ
らに、沈殿を透析膜(ビスキングチューブ)に入れ、蒸留水
に対して透析し塩化ナトリウムを除去した。続いて0.5%
クエン酸ナトリウム−0.01%クエン酸緩衝液に対して透
析後、同緩衝液で濃度を0.5%とし、0.45μmフィルターで
無菌濾過しアルカリ処理コラーゲンIII型を調製した。
このコラーゲンの等電点のpHは4.8であった。
【0031】
【実施例3】調製法3.アルカリ処理コラーゲンI型およびIII型混合
液の調製 調製法2で用いた同一原料を飽和硫酸ナトリウム−3%水
酸化ナトリウム−0.2Mモノメチルアミン水溶液に浸け、2
0℃で3週間反応させた。反応終了後、アルカリ処理コラ
ーゲンIII型の調製と同じ操作により、濃度0.5%のアル
カリ処理コラーゲンI型およびIII型の混合物を得た。S
DS−PAGEで分析すると、コラーゲンIII型を19.4%
含有するコラーゲンI型との混合物であった。なおこの
等電点のpHは4.7であった。
【0032】
【実施例4】以下の実施例では本発明の化粧用組成物を
含有した化粧品類の配合例、ならびにそれら化粧品類の
効果を比較した結果を説明する。
【0033】 化粧水1は、フィブロネクチン0.025%、アルカリ処理コラ
ーゲンIII型0.005%、アルカリ処理コラーゲンI型0.021%
を含有した。
【0034】化粧水2は、フィブロネクチン0.025%、アル
カリ処理コラーゲンIII型0.005%、アルカリ処理コラーゲ
ンI型0.0005%を含有した。
【0035】化粧水3は、フィブロネクチン0.025%を含
有した。
【0036】化粧水4は、アルカリ処理コラーゲンIII
型0.005%、アルカリ処理コラーゲンI型0.0005%を含有し
た。
【0037】化粧水5は、フィブロネクチン0.025%、ア
ルカリ処理コラーゲンIII型0.2%、アルカリ処理コラー
ゲンI型0.02%を含有した。
【0038】化粧水6は、フィブロネクチン0.01%、ア
ルカリ処理コラーゲンIII型0.02%、アルカリ処理コラー
ゲンI型0.002%を含有した。
【0039】化粧水7は、フィブロネクチン0.002%、ア
ルカリ処理コラーゲンIII型0.002%、アルカリ処理コラ
ーゲンI型0.0002%を含有した。
【0040】上記化粧水配合物は、0.5%クエン酸ナトリ
ウム−0.01%クエン酸緩衝液にフィブロネクチン溶液、コ
ラーゲン溶液およびヒアルロン酸ナトリウム溶液、また
はフィブロネクチン溶液およびヒアルロン酸ナトリウム
溶液、またはコラーゲン溶液およびヒアルロン酸ナトリ
ウム溶液を混合し、化粧水1-7を調製した。それを、フィ
ブロネクチン、コラーゲンおよびヒアルロン酸ナトリウ
ムを含有しない対照と比較して、以下の試験を行った。
【0041】創傷治癒促進効果試験 生後8週間を経過したBalb/cマウス25匹の背部の毛を刈
り、5群に分けて3日ごとに先に調製した化粧水1-4、なら
びに対照を、各群1種類十分塗布し、この状態で6ケ月間飼
育した。その後メスを用いて背部に長さ1cm、深さ1mmの
切り傷を与え、さらにそれぞれの化粧水を十分塗布し
た。3日後、背部局所の皮膚を引っ張り、傷口の有無を観
察することにより、皮膚の治癒試験を評価した。
【0042】その結果、明らかに対照に比べて化粧水1-4
のマウスの方が傷口の治癒が進行していた。また、化粧
水3および4よりも化粧水1および2のマウスの方が傷口の
治癒が進行していた(表1参照)。
【0043】 表1 創傷治癒促進効果試験 化粧水 傷口あり 傷口なし 1 1匹 4匹 2 1匹 4匹 3 3匹 2匹 4 3匹 2匹 対照 4匹 1匹肌荒れ改善効果試験 髭剃り後の肌荒れ症状を訴える男性被験者80人を8群に
分け、上記のごとく調製した化粧水1-7ならびに対照を各
群について1種類を毎日十分塗布し、2週間連続塗布後、効
果ありと判定した人数を調べた。その結果、対照に比べ
て、化粧水1-7の塗布により、荒れ肌の改善が認められ
た。(表2参照)。
【0044】 表2 肌荒れ改善効果試験 化粧水 効果あり 効果なし 1 8人 2人 2 9人 1人 3 4人 6人 4 5人 5人 5 10人 0人 6 7人 3人 7 6人 4人 対照 0人 10人 エモリエントクリーム1はフィブロネクチン0.025%、ア
ルカリ処理コラーゲンIII型0.005%、アルカリ処理コラー
ゲンI型0.021%を含有した。
【0045】エモリエントクリーム2はフィブロネクチ
ン0.025%、アルカリ処理コラーゲンIII型0.005%、アルカ
リ処理コラーゲンI型0.0005%を含有した。
【0046】エモリエントクリーム3はフィブロネクチ
ン0.025%を含有した。
【0047】上記エモリエントクリームは、精製水にプ
ロピレングリコールを加え、加熱して70℃に保った。油
相成分を70℃にて融解し、フィブロネクチン溶液、コラー
ゲン溶液、0.5%クエン酸ナトリウム−0.01%クエン酸溶
液、またはフィブロネクチン溶液、0.5%クエン酸ナトリウ
ム−0.01%クエン酸溶液を配合した。これを水相に添加
し、充分撹拌した後、ホモジナイザーで均一に乳化し、熱
交換機で30℃まで冷却し、エモリエントクリーム1,2およ
び3を得た。これを対照と比較して以下の試験を行っ
た。
【0048】保湿効果試験 肌の乾燥症状を訴える女性被験者40名を4群に分け、上記
に調製したエモリエントクリーム1,2および3、ならびに
対照を、各群1種類、毎日十分塗布し、2週間の連続塗布の
後、効果ありと判定した人数を調べた。その結果、対照に
比べてエモリエントクリーム1,2および3の塗布により乾
燥肌の改善が認められた(表3参照)。
【0049】 表3 保湿効果試験 エモリエントクリーム 効果あり 効果なし 1 10人 0人 2 9人 1人 3 6人 4人 対照 0人 10人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィブロネクチン0.001−0.05重量%、
    コラーゲンIII型0.001−0.3重量%および必要に応じて
    0.05重量%以下のヒアルロン酸ナトリウムを配合するこ
    とを特徴とする化粧用組成物。
  2. 【請求項2】 前記コラーゲンIII型がアルカリ処理を
    施したコラーゲンIII型であることを特徴とする請求項
    1に記載の化粧用組成物。
  3. 【請求項3】 前記コラーゲンIII型がコラーゲンIII型
    を15−25重量%含有するコラーゲン混合物として配合さ
    れており、かつそのコラーゲン混合物がアルカリ処理に
    より可溶化されたものである、請求項1に記載の化粧用
    組成物。
  4. 【請求項4】 化粧品が化粧水、エモリエントクリーム
    から選択される請求項1から3のいずれかに記載の化粧
    用組成物。
JP15926393A 1993-06-29 1993-06-29 化粧用組成物 Pending JPH0717844A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07291850A (ja) * 1994-04-26 1995-11-07 Kanebo Ltd 皮膚化粧料
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