JPH07178459A - ロードホイール用リムの歪除去方法 - Google Patents
ロードホイール用リムの歪除去方法Info
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- JPH07178459A JPH07178459A JP32744793A JP32744793A JPH07178459A JP H07178459 A JPH07178459 A JP H07178459A JP 32744793 A JP32744793 A JP 32744793A JP 32744793 A JP32744793 A JP 32744793A JP H07178459 A JPH07178459 A JP H07178459A
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- lathe
- road wheel
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- disc
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 歪除去専用設備およびこれを用いた歪除去工
程を必要とすることなく、旋削加工時においてリムに生
じる円周方向の肉厚不均衡を極力小さいものとすること
ができ、ロードホイールの製品強度および品質、ならび
に、歩留まりの向上を実現するロードホイール用リムの
歪除去方法を提供する。 【構成】 リムRとこのリムRとは別体のディスクとを
接合してなるロードホイールのリムRをNC旋盤1によ
り旋削加工するに先立って、リムRをNC旋盤1にチャ
ックしたうえでNC旋盤1に設けたプローブ5によりリ
ムRの面振れ量を計測し、次にリムRを回転させながら
面振れ量に応じてNC旋盤1に設けた面振れ修正機構1
0を作動させ、リムRの面振れが生じている部分に塑性
変形を生じさせて、リムRに生じた歪を除去する。
程を必要とすることなく、旋削加工時においてリムに生
じる円周方向の肉厚不均衡を極力小さいものとすること
ができ、ロードホイールの製品強度および品質、ならび
に、歩留まりの向上を実現するロードホイール用リムの
歪除去方法を提供する。 【構成】 リムRとこのリムRとは別体のディスクとを
接合してなるロードホイールのリムRをNC旋盤1によ
り旋削加工するに先立って、リムRをNC旋盤1にチャ
ックしたうえでNC旋盤1に設けたプローブ5によりリ
ムRの面振れ量を計測し、次にリムRを回転させながら
面振れ量に応じてNC旋盤1に設けた面振れ修正機構1
0を作動させ、リムRの面振れが生じている部分に塑性
変形を生じさせて、リムRに生じた歪を除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リムとディスクとを
接合してなるロードホイール、いわゆる2ピースロード
ホイールにおけるリムのディスク接合用嵌合部やビード
シート部などの旋削加工が施される部分に生じた歪を自
動旋盤による旋削加工に先立って除去する際に利用され
るロードホイール用リムの歪除去方法に関するものであ
る。
接合してなるロードホイール、いわゆる2ピースロード
ホイールにおけるリムのディスク接合用嵌合部やビード
シート部などの旋削加工が施される部分に生じた歪を自
動旋盤による旋削加工に先立って除去する際に利用され
るロードホイール用リムの歪除去方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した2ピースロードホイール
のリムとディスクとを接合する際には、まず、図5
(a)に示すように、NC旋盤(自動旋盤)51のチャ
ック52にディスクdをセットして点線で示す範囲の旋
削加工を行ってリム接合用嵌合部daを形成するのに続
いて、図5(b)に示すように、同じくNC旋盤51の
チャック52にリムrをセットして点線で示す範囲の旋
削加工を行ってディスク接合用嵌合部raを形成する。
のリムとディスクとを接合する際には、まず、図5
(a)に示すように、NC旋盤(自動旋盤)51のチャ
ック52にディスクdをセットして点線で示す範囲の旋
削加工を行ってリム接合用嵌合部daを形成するのに続
いて、図5(b)に示すように、同じくNC旋盤51の
チャック52にリムrをセットして点線で示す範囲の旋
削加工を行ってディスク接合用嵌合部raを形成する。
【0003】そして、図5(c)に示すように、ディス
クdのリム接合用嵌合部daとリムrのディスク接合用
嵌合部raとをいんろう継手の要領で嵌合したのち、こ
の嵌合した部分に溶接を行ってリムrとディスクdとを
接合するようにしていた。
クdのリム接合用嵌合部daとリムrのディスク接合用
嵌合部raとをいんろう継手の要領で嵌合したのち、こ
の嵌合した部分に溶接を行ってリムrとディスクdとを
接合するようにしていた。
【0004】また、リムrとディスクdとを接合して形
成した2ピースロードホイールRhのリム仕上げおよび
ディスク仕上げを行う際には、図5(d)に示すよう
に、NC旋盤51のチャック52で2ピースロードホイ
ールRhのディスクd側を把持し、点線で示す範囲の旋
削加工を行ってリムrのビードシート部rbおよびディ
スクdの裏面dbを仕上げるのに続いて、図5(e)に
示すように、NC旋盤51のチャック52で2ピースロ
ードホイールRhのリムr側を把持し、点線で示す範囲
の旋削加工を行ってディスクdの外周面dcよび表面d
dを仕上げるようにしていた。
成した2ピースロードホイールRhのリム仕上げおよび
ディスク仕上げを行う際には、図5(d)に示すよう
に、NC旋盤51のチャック52で2ピースロードホイ
ールRhのディスクd側を把持し、点線で示す範囲の旋
削加工を行ってリムrのビードシート部rbおよびディ
スクdの裏面dbを仕上げるのに続いて、図5(e)に
示すように、NC旋盤51のチャック52で2ピースロ
ードホイールRhのリムr側を把持し、点線で示す範囲
の旋削加工を行ってディスクdの外周面dcよび表面d
dを仕上げるようにしていた。
【0005】上記した2ピースロードホイールのリムと
ディスクとの接合工程およびロードホイールの仕上げ工
程に関しては、例えば、「自動車工学全書19巻 自動
車の製造法」 自動車工学全書編集委員会編 昭和55
年4月20日、株式会社 山海堂 発行の第156頁に
おける図6.5および図6.6に記載されている。
ディスクとの接合工程およびロードホイールの仕上げ工
程に関しては、例えば、「自動車工学全書19巻 自動
車の製造法」 自動車工学全書編集委員会編 昭和55
年4月20日、株式会社 山海堂 発行の第156頁に
おける図6.5および図6.6に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来にあっ
ては、リムrの粗材が薄肉のロール成形品であるため、
ロール成形時に平面度,真円度および同心度が得られに
くいこと、図5(b),(d)に示す旋削加工時におい
て、NC旋盤51のチャック52で仕上げ加工前の粗材
面を把持するようにしているため、位置出しが不安定で
あること、加えて、リムrとディスクdとの溶接時に溶
接歪が発生する可能性があること、といった理由から、
旋削加工時に2ピースロードホイールRhの製品強度お
よび溶接品質に重大な影響を及ぼしかねない円周方向の
肉厚不均衡がリムrに生じる可能性があり、このような
場合には後工程のバランス修正工程にて修正を行ってい
た。
ては、リムrの粗材が薄肉のロール成形品であるため、
ロール成形時に平面度,真円度および同心度が得られに
くいこと、図5(b),(d)に示す旋削加工時におい
て、NC旋盤51のチャック52で仕上げ加工前の粗材
面を把持するようにしているため、位置出しが不安定で
あること、加えて、リムrとディスクdとの溶接時に溶
接歪が発生する可能性があること、といった理由から、
旋削加工時に2ピースロードホイールRhの製品強度お
よび溶接品質に重大な影響を及ぼしかねない円周方向の
肉厚不均衡がリムrに生じる可能性があり、このような
場合には後工程のバランス修正工程にて修正を行ってい
た。
【0007】しかし、このバランス修正工程において修
正できる量にも限界があるので、限界を越える円周方向
の肉厚不均衡が生じているリムrについては排除する場
合があり、この排除する率が歩留まりに直接影響してい
た。
正できる量にも限界があるので、限界を越える円周方向
の肉厚不均衡が生じているリムrについては排除する場
合があり、この排除する率が歩留まりに直接影響してい
た。
【0008】一方では、リムrのロール成形機の中に歪
除去機能を追加して歪を極力減らすことも試みられてい
るが、溶接歪の除去までは当然行うことができなかっ
た。
除去機能を追加して歪を極力減らすことも試みられてい
るが、溶接歪の除去までは当然行うことができなかっ
た。
【0009】また、仮に歪の除去を溶接の後に歪除去専
用設備により行っても、歪除去工程での基準とNC旋盤
51による旋削加工工程での基準とを一致させることは
困難であることから、結局、歪除去後の旋削加工時に
は、円周方向の肉厚不均衡が生じてしまうことがあると
いう問題を有しており、これらの問題を解決することが
従来の課題であった。
用設備により行っても、歪除去工程での基準とNC旋盤
51による旋削加工工程での基準とを一致させることは
困難であることから、結局、歪除去後の旋削加工時に
は、円周方向の肉厚不均衡が生じてしまうことがあると
いう問題を有しており、これらの問題を解決することが
従来の課題であった。
【0010】
【発明の目的】この発明は、上記した従来の課題に着目
してなされたものであって、歪除去専用設備およびこれ
を用いた歪除去工程を必要とすることがないうえ、歩留
まりを向上させることが可能であり、溶接工程の前後に
かかわらず、旋削加工時においてリムに否応なく生じる
円周方向の肉厚不均衡を極力小さいものとすることがで
きるロードホイール用リムの歪除去方法を提供すること
を目的としている。
してなされたものであって、歪除去専用設備およびこれ
を用いた歪除去工程を必要とすることがないうえ、歩留
まりを向上させることが可能であり、溶接工程の前後に
かかわらず、旋削加工時においてリムに否応なく生じる
円周方向の肉厚不均衡を極力小さいものとすることがで
きるロードホイール用リムの歪除去方法を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるロード
ホイール用リムの歪除去方法は、リムと前記リムとは別
体のディスクとを接合してなるロードホイールの前記リ
ムを自動旋盤により旋削加工するに先立って、前記リム
を自動旋盤上にチャックしたうえで当該自動旋盤に設け
た面振れ計測手段によりリムの面振れ量を計測し、次に
前記リムを回転させながら前記面振れ量に応じて自動旋
盤に設けた面振れ修正機構を作動させ、前記リムの面振
れが生じている部分に塑性変形を生じさせて、前記リム
に生じた歪を除去することを特徴としており、このロー
ドホイール用リムの歪除去方法の構成を前述した従来の
課題を解決するための手段としている。
ホイール用リムの歪除去方法は、リムと前記リムとは別
体のディスクとを接合してなるロードホイールの前記リ
ムを自動旋盤により旋削加工するに先立って、前記リム
を自動旋盤上にチャックしたうえで当該自動旋盤に設け
た面振れ計測手段によりリムの面振れ量を計測し、次に
前記リムを回転させながら前記面振れ量に応じて自動旋
盤に設けた面振れ修正機構を作動させ、前記リムの面振
れが生じている部分に塑性変形を生じさせて、前記リム
に生じた歪を除去することを特徴としており、このロー
ドホイール用リムの歪除去方法の構成を前述した従来の
課題を解決するための手段としている。
【0012】この場合、リムに生じた面振れ量を修正す
るのに必要な面振れ修正機構の作動量は、リムの肉厚,
材質,弾性などを考慮した実験データに基づき、自動旋
盤の制御部において算出される。
るのに必要な面振れ修正機構の作動量は、リムの肉厚,
材質,弾性などを考慮した実験データに基づき、自動旋
盤の制御部において算出される。
【0013】
【発明の作用】この発明に係わるロードホイール用リム
の歪除去方法では、ロードホイールのリムを自動旋盤に
より旋削加工するに先立って、まず、この自動旋盤の面
振れ計測手段により自動旋盤上にチャックしたリムの面
振れ量を計測する。
の歪除去方法では、ロードホイールのリムを自動旋盤に
より旋削加工するに先立って、まず、この自動旋盤の面
振れ計測手段により自動旋盤上にチャックしたリムの面
振れ量を計測する。
【0014】次いで、自動旋盤を作動させてリムを回転
させ、面振れが生じている部分においてその面振れ量に
応じて面振れ修正機構を作動させて、リムの面振れが生
じている部分に塑性変形を生じさせると、このリムに生
じていた歪は除去されることとなる。
させ、面振れが生じている部分においてその面振れ量に
応じて面振れ修正機構を作動させて、リムの面振れが生
じている部分に塑性変形を生じさせると、このリムに生
じていた歪は除去されることとなる。
【0015】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
【0016】図1ないし図4はこの発明に係わるロード
ホイール用リムの歪除去方法の一実施例を示しており、
この実施例では、この発明に係わるロードホイール用リ
ムの歪除去方法を2ピースロードホイールのリムにディ
スク接合用のリム側嵌合部を形成する工程に採用した場
合を示す。
ホイール用リムの歪除去方法の一実施例を示しており、
この実施例では、この発明に係わるロードホイール用リ
ムの歪除去方法を2ピースロードホイールのリムにディ
スク接合用のリム側嵌合部を形成する工程に採用した場
合を示す。
【0017】図1に示すように、この工程で用いられる
NC旋盤(自動旋盤)1は立て旋盤であって、鉛直軸回
りに回転しかつ上面にリムRを把持するチャック2aを
具備したテーブル2と、このテーブル2の上方に設けた
タレット3と、図示しない制御部を備えている。
NC旋盤(自動旋盤)1は立て旋盤であって、鉛直軸回
りに回転しかつ上面にリムRを把持するチャック2aを
具備したテーブル2と、このテーブル2の上方に設けた
タレット3と、図示しない制御部を備えている。
【0018】このタレット3は、鉛直軸回りに回転可能
でかつ図示左右方向および上下方向に移動可能としたも
のであって、下面に複数の工具を同時に装着できるもの
となっており、この場合、タレット3には面振れ計測手
段としてのプローブ5および面振れ修正機構10が設け
てある。
でかつ図示左右方向および上下方向に移動可能としたも
のであって、下面に複数の工具を同時に装着できるもの
となっており、この場合、タレット3には面振れ計測手
段としてのプローブ5および面振れ修正機構10が設け
てある。
【0019】この面振れ修正機構10は、タレット3に
装着されるベース11と、このベース11のテーブル中
心側に設けられて鉛直軸回りに回転する固定ローラ12
と、この固定ローラ12と並列に設けられて同じく鉛直
軸回りに回転する可動ローラ13と、ベース11のテー
ブル中心とは反対側に設けられて可動ローラ13を固定
ローラ12に対して接近離間させるシリンダ14を具備
している。そして、この実施例では、タレット3も面振
れ修正機構10の一部をなしており、この面振れ修正機
構10では、固定ローラ12および可動ローラ13でリ
ムRにおけるディスク接合用のリム側嵌合部Raを挟み
込んで、タレット3を図示左右方向に作動させて両ロー
ラ12,13を移動させ、これにより、面振れが生じて
いる部分に塑性変形を生じさせることによって、面振れ
を修正するようにしている。
装着されるベース11と、このベース11のテーブル中
心側に設けられて鉛直軸回りに回転する固定ローラ12
と、この固定ローラ12と並列に設けられて同じく鉛直
軸回りに回転する可動ローラ13と、ベース11のテー
ブル中心とは反対側に設けられて可動ローラ13を固定
ローラ12に対して接近離間させるシリンダ14を具備
している。そして、この実施例では、タレット3も面振
れ修正機構10の一部をなしており、この面振れ修正機
構10では、固定ローラ12および可動ローラ13でリ
ムRにおけるディスク接合用のリム側嵌合部Raを挟み
込んで、タレット3を図示左右方向に作動させて両ロー
ラ12,13を移動させ、これにより、面振れが生じて
いる部分に塑性変形を生じさせることによって、面振れ
を修正するようにしている。
【0020】上記NC旋盤1によってリムRにディスク
接合用のリム側嵌合部Raを形成するのに先立って、リ
ムRに生じている歪を除去するに際しては、まず、図2
に示すように、このNC旋盤1のタレット3をリムR側
に移動させて、プローブ5をリムRのリム側嵌合部Ra
を形成する部分に当接させる。
接合用のリム側嵌合部Raを形成するのに先立って、リ
ムRに生じている歪を除去するに際しては、まず、図2
に示すように、このNC旋盤1のタレット3をリムR側
に移動させて、プローブ5をリムRのリム側嵌合部Ra
を形成する部分に当接させる。
【0021】これに続いて、テーブル2を回転させなが
らリムRの面振れ量を順次計測すると、図3に示すよう
に、ブロック21においてテーブル2側から出力された
テーブル2の回転角と、ブロック22においてプローブ
5側から出力されたテーブル2の回転角に対応する面振
れ計測値とが、ブロック23においてNC旋盤1の図示
しない制御部の振れ計測値メモリにそれぞれ格納され、
この面振れ量を修正するのに必要な面振れ修正機構10
の作動量、すなわち、固定ローラ12および可動ローラ
13の移動量の算出がブロック24において制御部によ
りなされ、図4のグラフに示すような、テーブル2の回
転角と、これに対応するプローブ5による面振れ計測値
と、両ローラ12,13の移動量との関係が得られるこ
ととなる。
らリムRの面振れ量を順次計測すると、図3に示すよう
に、ブロック21においてテーブル2側から出力された
テーブル2の回転角と、ブロック22においてプローブ
5側から出力されたテーブル2の回転角に対応する面振
れ計測値とが、ブロック23においてNC旋盤1の図示
しない制御部の振れ計測値メモリにそれぞれ格納され、
この面振れ量を修正するのに必要な面振れ修正機構10
の作動量、すなわち、固定ローラ12および可動ローラ
13の移動量の算出がブロック24において制御部によ
りなされ、図4のグラフに示すような、テーブル2の回
転角と、これに対応するプローブ5による面振れ計測値
と、両ローラ12,13の移動量との関係が得られるこ
ととなる。
【0022】次いで、NC旋盤1を作動させて、タレッ
ト3を図示例では180゜回転させると共にテーブル2
を回転させて、リムRの面振れがない(面振れ計測値=
0)部位と、面振れ修正機構10の両ローラ12,13
とが互いに向き合うようにする。
ト3を図示例では180゜回転させると共にテーブル2
を回転させて、リムRの面振れがない(面振れ計測値=
0)部位と、面振れ修正機構10の両ローラ12,13
とが互いに向き合うようにする。
【0023】次に、タレット3に上昇、左進、下降の動
作を行わせて面振れ修正機構10の固定ローラ12をリ
ムRのリム側嵌合部Raの内側から当接させたのち、面
振れ修正機構10のシリンダ14にロッド押し出し動作
を行わせて可動ローラ13を前進(図1左進)させ、こ
れらの固定ローラ12および可動ローラ13でリムRの
リム側嵌合部Raを挟み込む。
作を行わせて面振れ修正機構10の固定ローラ12をリ
ムRのリム側嵌合部Raの内側から当接させたのち、面
振れ修正機構10のシリンダ14にロッド押し出し動作
を行わせて可動ローラ13を前進(図1左進)させ、こ
れらの固定ローラ12および可動ローラ13でリムRの
リム側嵌合部Raを挟み込む。
【0024】この状態で、NC旋盤1を作動させてリム
Rを載せたテーブル2を回転させると、図4のグラフに
基づいて、テーブル2の回転角に対応する面振れ計測値
から算出された作動量だけ面振れ修正機構10が作動す
る、すなわち、タレット3の作動により固定ローラ12
および可動ローラ13が移動し、リムRの面振れが生じ
ている部分にはそれぞれ塑性変形が生じることとなり、
その結果、リムR全体に生じていた歪は除去されること
となる。
Rを載せたテーブル2を回転させると、図4のグラフに
基づいて、テーブル2の回転角に対応する面振れ計測値
から算出された作動量だけ面振れ修正機構10が作動す
る、すなわち、タレット3の作動により固定ローラ12
および可動ローラ13が移動し、リムRの面振れが生じ
ている部分にはそれぞれ塑性変形が生じることとなり、
その結果、リムR全体に生じていた歪は除去されること
となる。
【0025】そして、シリンダ14にロッド引き込み動
作を行わせて可動ローラ13をリムRから離間させると
共に、タレット3を上昇させて固定ローラ12を同じく
リムRから離間させたのち、リムRのリム側嵌合部Ra
での面振れ量を再度プローブ5により計測し、この面振
れ計測値が許容範囲内であれば、NC旋盤1を作動させ
てタレット3に設けた図示しない工具によって、リムR
に対する旋削加工を行う。
作を行わせて可動ローラ13をリムRから離間させると
共に、タレット3を上昇させて固定ローラ12を同じく
リムRから離間させたのち、リムRのリム側嵌合部Ra
での面振れ量を再度プローブ5により計測し、この面振
れ計測値が許容範囲内であれば、NC旋盤1を作動させ
てタレット3に設けた図示しない工具によって、リムR
に対する旋削加工を行う。
【0026】このように、NC旋盤1のテーブル2にセ
ットしたまま状態で、歪の除去および旋削加工を行うこ
とができることから、旋削加工時においてリムRに否応
なく生じる円周方向の肉厚不均衡は、極めて小さいもの
となる。
ットしたまま状態で、歪の除去および旋削加工を行うこ
とができることから、旋削加工時においてリムRに否応
なく生じる円周方向の肉厚不均衡は、極めて小さいもの
となる。
【0027】また、旋削加工前のリムRに大きな歪が生
じている場合であっても、上記のようにして歪を除去で
きることから、従来のように大きな歪が生じているリム
を排除するようなことがほとんどなくなり、したがっ
て、歩留まりが大幅に向上することとなる。
じている場合であっても、上記のようにして歪を除去で
きることから、従来のように大きな歪が生じているリム
を排除するようなことがほとんどなくなり、したがっ
て、歩留まりが大幅に向上することとなる。
【0028】上記した実施例では、この発明に係わるロ
ードホイールの歪除去方法を2ピースロードホイールの
リムにディスク接合用のリム側嵌合部を形成する工程に
採用した場合を示したが、これに限定されるものではな
く、リムRとディスクとを接合して2ピースロードホイ
ールとした後のリム仕上げ工程、すなわち、リムRにビ
ードシート部を形成する工程に採用することも可能であ
り、この場合には、リムRとディスクとを接合する際に
生じる溶接歪を除去することができる。
ードホイールの歪除去方法を2ピースロードホイールの
リムにディスク接合用のリム側嵌合部を形成する工程に
採用した場合を示したが、これに限定されるものではな
く、リムRとディスクとを接合して2ピースロードホイ
ールとした後のリム仕上げ工程、すなわち、リムRにビ
ードシート部を形成する工程に採用することも可能であ
り、この場合には、リムRとディスクとを接合する際に
生じる溶接歪を除去することができる。
【0029】なお、この発明に係わるロードホイール用
リムの歪除去方法の詳細な構成は、上記した実施例に限
定されるものではない。
リムの歪除去方法の詳細な構成は、上記した実施例に限
定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
ロードホイール用リムの歪除去方法では、上記した構成
としたため、歪除去専用設備およびこれを用いた歪除去
工程が不要となり、歪除去コストの低減およびフロアス
ペースの有効利用が実現でき、加えて、大きな歪が生じ
ているリムをも排除することなく用いることができるよ
うになるので、歩留まりを向上させることが可能であ
り、さらに、自動旋盤にセットしたまま状態で、歪の除
去および旋削加工を行うことができることから、溶接の
前後にかかわらず、旋削加工時においてリムに否応なく
生じる円周方向の肉厚不均衡を極めて小さいものとする
ことができ、その結果、ロードホイールの製品強度およ
び品質を高めることができるという非常に優れた効果が
もたらされる。
ロードホイール用リムの歪除去方法では、上記した構成
としたため、歪除去専用設備およびこれを用いた歪除去
工程が不要となり、歪除去コストの低減およびフロアス
ペースの有効利用が実現でき、加えて、大きな歪が生じ
ているリムをも排除することなく用いることができるよ
うになるので、歩留まりを向上させることが可能であ
り、さらに、自動旋盤にセットしたまま状態で、歪の除
去および旋削加工を行うことができることから、溶接の
前後にかかわらず、旋削加工時においてリムに否応なく
生じる円周方向の肉厚不均衡を極めて小さいものとする
ことができ、その結果、ロードホイールの製品強度およ
び品質を高めることができるという非常に優れた効果が
もたらされる。
【図1】この発明の一実施例によるロードホイール用リ
ムの歪除去方法に用いられるNC旋盤を示す正面説明図
である。
ムの歪除去方法に用いられるNC旋盤を示す正面説明図
である。
【図2】図1におけるNC旋盤のプローブによる計測状
態を示す動作説明図である。
態を示す動作説明図である。
【図3】この発明に係わるロードホイール用リムの歪除
去方法の一実施例を説明するフローチャートである。
去方法の一実施例を説明するフローチャートである。
【図4】テーブルの回転角に対するリムの面振れ計測値
とローラ移動量との関係を示すグラフである。
とローラ移動量との関係を示すグラフである。
【図5】(a)ディスクとリムとを接合する際のNC旋
盤によるディスク側加工部分を示す断面説明図である。 (b)同じくディスクとリムとを接合する際のNC旋盤
によるリム側加工部分を示す断面説明図である。 (c)図5(a)(b)のディスクとリムとを溶接によ
り接合した状態を示す断面説明図である。 (d)ロードホイールのリム部分を仕上げる際のNC旋
盤によるリム側加工部分を示す断面説明図である。 (e)ロードホイールのディスク部分を仕上げる際のN
C旋盤によるディスク側加工部分を示す断面説明図であ
る。
盤によるディスク側加工部分を示す断面説明図である。 (b)同じくディスクとリムとを接合する際のNC旋盤
によるリム側加工部分を示す断面説明図である。 (c)図5(a)(b)のディスクとリムとを溶接によ
り接合した状態を示す断面説明図である。 (d)ロードホイールのリム部分を仕上げる際のNC旋
盤によるリム側加工部分を示す断面説明図である。 (e)ロードホイールのディスク部分を仕上げる際のN
C旋盤によるディスク側加工部分を示す断面説明図であ
る。
1 NC旋盤(自動旋盤) 3 タレット(面振れ修正機構) 5 プローブ(面振れ計測手段) 10 面振れ修正機構 12 固定ローラ(面振れ修正機構) 13 可動ローラ(面振れ修正機構) 14 シリンダ(面振れ修正機構) R ロードホイール用のリム
Claims (1)
- 【請求項1】 リムと前記リムとは別体のディスクとを
接合してなるロードホイールの前記リムを自動旋盤によ
り旋削加工するに先立って、前記リムを自動旋盤上にチ
ャックしたうえで当該自動旋盤に設けた面振れ計測手段
によりリムの面振れ量を計測し、次に前記リムを回転さ
せながら前記面振れ量に応じて自動旋盤に設けた面振れ
修正機構を作動させ、前記リムの面振れが生じている部
分に塑性変形を生じさせて、前記リムに生じた歪を除去
することを特徴とするロードホイール用リムの歪除去方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32744793A JPH07178459A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ロードホイール用リムの歪除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32744793A JPH07178459A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ロードホイール用リムの歪除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07178459A true JPH07178459A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18199271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32744793A Pending JPH07178459A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ロードホイール用リムの歪除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07178459A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2042248A1 (fr) | 2007-09-28 | 2009-04-01 | Snecma | Dispositif de conformation circulaire d'une pièce de revolution, notamment un carter d'échappement d'une turbomachine |
| CN105344754A (zh) * | 2015-12-05 | 2016-02-24 | 重庆创隆实业有限公司 | 钢圈整圆装置 |
| CN108817140A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-11-16 | 贵港市瑞成科技有限公司 | 一种自行车轮圈自动机械式调圈装置 |
| CN108856376A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-11-23 | 贵港市瑞成科技有限公司 | 一种自行车轮圈手动机械式调圈装置 |
| CN118719872A (zh) * | 2024-06-17 | 2024-10-01 | 中国航发南方工业有限公司 | 火焰筒内外环同轴度校正方法 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32744793A patent/JPH07178459A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2042248A1 (fr) | 2007-09-28 | 2009-04-01 | Snecma | Dispositif de conformation circulaire d'une pièce de revolution, notamment un carter d'échappement d'une turbomachine |
| FR2921572A1 (fr) * | 2007-09-28 | 2009-04-03 | Snecma Sa | Dispositif de conformation circulaire d'une piece de revolution, notamment un carter d'echappement d'une turbomachine |
| US8161785B2 (en) | 2007-09-28 | 2012-04-24 | Snecma | Circular-shaping device for a rotating part, especially an exhaust housing of a turbo engine |
| RU2483821C2 (ru) * | 2007-09-28 | 2013-06-10 | Снекма | Устройство и способ кругового деформирования круглой детали, в частности, выпускного картера газотурбинного двигателя |
| CN105344754A (zh) * | 2015-12-05 | 2016-02-24 | 重庆创隆实业有限公司 | 钢圈整圆装置 |
| CN108817140A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-11-16 | 贵港市瑞成科技有限公司 | 一种自行车轮圈自动机械式调圈装置 |
| CN108856376A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-11-23 | 贵港市瑞成科技有限公司 | 一种自行车轮圈手动机械式调圈装置 |
| CN118719872A (zh) * | 2024-06-17 | 2024-10-01 | 中国航发南方工业有限公司 | 火焰筒内外环同轴度校正方法 |
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