JPH07178498A - ヘリカル状プラネタリーギヤの製造方法、その製造に用いる金型 - Google Patents
ヘリカル状プラネタリーギヤの製造方法、その製造に用いる金型Info
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- JPH07178498A JPH07178498A JP34537593A JP34537593A JPH07178498A JP H07178498 A JPH07178498 A JP H07178498A JP 34537593 A JP34537593 A JP 34537593A JP 34537593 A JP34537593 A JP 34537593A JP H07178498 A JPH07178498 A JP H07178498A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 34
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ヘリカル状プラネタリーギヤを、シンプルな手
段にて容易・迅速かつ低コストで冷間鍛造により製造可
能とする。 【構成】円柱状のギヤ素材2を、製造しようとするヘリ
カル状プラネタリーギヤのピッチ円の直径にほぼ等しい
直径D2 にし、該ギヤ素材2を、上記ギヤのピッチ円の
直径にほぼ等しい直径D3 のピッチ円で、上記ギヤ1の
歯を形成用の凹条7と歯溝を形成用の凸条8をヘリカル
状に形成したダイス3に入口から係合させて、パンチ4
で押圧してダイス3内へ圧入させることにより、ダイス
3内で上記ヘリカル状の凹条7と凸条8に沿って回転さ
せながら、その間に該凹条7と凸条8に対応したヘリカ
ル状の歯5と歯溝6を塑性形成させ、その後該塑性形成
品10を次のギヤ素材2を介してダイス3外へ押し出さ
せて、ヘリカル状プラネタリーギヤを製造する。
段にて容易・迅速かつ低コストで冷間鍛造により製造可
能とする。 【構成】円柱状のギヤ素材2を、製造しようとするヘリ
カル状プラネタリーギヤのピッチ円の直径にほぼ等しい
直径D2 にし、該ギヤ素材2を、上記ギヤのピッチ円の
直径にほぼ等しい直径D3 のピッチ円で、上記ギヤ1の
歯を形成用の凹条7と歯溝を形成用の凸条8をヘリカル
状に形成したダイス3に入口から係合させて、パンチ4
で押圧してダイス3内へ圧入させることにより、ダイス
3内で上記ヘリカル状の凹条7と凸条8に沿って回転さ
せながら、その間に該凹条7と凸条8に対応したヘリカ
ル状の歯5と歯溝6を塑性形成させ、その後該塑性形成
品10を次のギヤ素材2を介してダイス3外へ押し出さ
せて、ヘリカル状プラネタリーギヤを製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車におけるプラネ
タリーギヤ式変速装置のヘリカル状プラネタリーギヤを
製造する方法、およびその製造に用いる金型に関するも
のである。
タリーギヤ式変速装置のヘリカル状プラネタリーギヤを
製造する方法、およびその製造に用いる金型に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ギヤの製造に関しては、従来より幾つか
のものが提案されているが、現在実現されているものの
大半は、素材をホブ盤その他の歯車切り機械で切削して
歯車を製造するものと、素材を塑性加工して歯車を製造
するものとである。本発明は後者即ち塑性加工によりヘ
リカル状プラネタリーギヤを製造する方法および装置で
ある。
のものが提案されているが、現在実現されているものの
大半は、素材をホブ盤その他の歯車切り機械で切削して
歯車を製造するものと、素材を塑性加工して歯車を製造
するものとである。本発明は後者即ち塑性加工によりヘ
リカル状プラネタリーギヤを製造する方法および装置で
ある。
【0003】素材を塑性加工してギヤ状のものを製造す
る手段として、例えば特開平4−228220号公報に
記載のものがある。これはヘリカル状のギヤではなく、
スクリューポンプ類に用いるローターの如きヘリカル状
部品の製造に関するものであるが、本願発明と同様にヘ
リカル状の歯・歯溝を有する点で類似するもので、その
製造方法は次の如きものである。
る手段として、例えば特開平4−228220号公報に
記載のものがある。これはヘリカル状のギヤではなく、
スクリューポンプ類に用いるローターの如きヘリカル状
部品の製造に関するものであるが、本願発明と同様にヘ
リカル状の歯・歯溝を有する点で類似するもので、その
製造方法は次の如きものである。
【0004】即ち、内周面に製造目的の形状とリードの
ヘリカル状ダイス穴を形成したダイスの前記ダイス穴に
ブランク(素材)を装填し、上記ヘリカル状凹凸と相似
しかつ径の縮小したヘリカル状パンチと上記ダイスと相
対回転させつつダイス穴に押し込むことにより、ブラン
クをヘリカル状パンチとヘリカル状ダイス穴間の間隙に
押し出して外周に複数状のヘリカル溝をもつ中空体を造
形するものである。
ヘリカル状ダイス穴を形成したダイスの前記ダイス穴に
ブランク(素材)を装填し、上記ヘリカル状凹凸と相似
しかつ径の縮小したヘリカル状パンチと上記ダイスと相
対回転させつつダイス穴に押し込むことにより、ブラン
クをヘリカル状パンチとヘリカル状ダイス穴間の間隙に
押し出して外周に複数状のヘリカル溝をもつ中空体を造
形するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ヘリカ
ル状部品の製造手段では、その上型であるパンチを、外
周にダイス内周と同様にヘリカル状に形成したものを用
いる必要があり、しかも該パンチをダイスに対して回転
させつつ押し込む必要がある。そのため、パンチの形状
が複雑であり金型代が高くつくことになり、またプレス
機械が該パンチを回転させながらダイス内へ押し込む機
構を備えている必要があり、外周にヘリカル状部をもつ
部品の製造がコスト高になっている、と言う問題点があ
った。
ル状部品の製造手段では、その上型であるパンチを、外
周にダイス内周と同様にヘリカル状に形成したものを用
いる必要があり、しかも該パンチをダイスに対して回転
させつつ押し込む必要がある。そのため、パンチの形状
が複雑であり金型代が高くつくことになり、またプレス
機械が該パンチを回転させながらダイス内へ押し込む機
構を備えている必要があり、外周にヘリカル状部をもつ
部品の製造がコスト高になっている、と言う問題点があ
った。
【0006】本発明は、上記ヘリカル状部品の製造手段
がもつ問題点を解決しようとするものである。即ち本発
明の目的は、シンプルな手段つまりパンチが複雑な形状
ではなく、回転せず直進して降下するだけのプレス機械
により、ヘリカル状プラネタリーギヤを容易・迅速かつ
安価に製造可能な、ヘリカル状プラネタリーギヤの製造
方法およびそれに用いる金型を提供することにある。
がもつ問題点を解決しようとするものである。即ち本発
明の目的は、シンプルな手段つまりパンチが複雑な形状
ではなく、回転せず直進して降下するだけのプレス機械
により、ヘリカル状プラネタリーギヤを容易・迅速かつ
安価に製造可能な、ヘリカル状プラネタリーギヤの製造
方法およびそれに用いる金型を提供することにある。
【0007】
a)本発明に係るヘリカル状プラネタリーギヤの製造方
法は、円柱状のギヤ素材2の直径D2 を、製造しようと
するヘリカル状プラネタリーギヤ1のピッチ円P1 の直
径D1 にほぼ等しいものとし(図1・図3参照)、
法は、円柱状のギヤ素材2の直径D2 を、製造しようと
するヘリカル状プラネタリーギヤ1のピッチ円P1 の直
径D1 にほぼ等しいものとし(図1・図3参照)、
【0008】該ギヤ素材2を、上記ギヤ1のピッチ円P
1 の直径D1 にほぼ等しい直径D3のピッチ円P3 で、
上記ギヤ1の歯5を形成用の凹条8と歯溝6を形成用の
凸条8をヘリカル状に形成したダイス3に入口から係合
させ、
1 の直径D1 にほぼ等しい直径D3のピッチ円P3 で、
上記ギヤ1の歯5を形成用の凹条8と歯溝6を形成用の
凸条8をヘリカル状に形成したダイス3に入口から係合
させ、
【0009】該ギヤ素材2を、パンチ4で押圧してダイ
ス3内へ圧入させることにより、ダイス3内で上記ヘリ
カル状の凹条7と凸条8に沿って回転させながら、その
間に該凹条7と凸条8にてヘリカル状の歯5と歯溝6を
塑性形成させ(図1参照)、
ス3内へ圧入させることにより、ダイス3内で上記ヘリ
カル状の凹条7と凸条8に沿って回転させながら、その
間に該凹条7と凸条8にてヘリカル状の歯5と歯溝6を
塑性形成させ(図1参照)、
【0010】その後、この塑性形成品10をダイス3の
他方の開口から押し出させるようにしたものである。
他方の開口から押し出させるようにしたものである。
【0011】b)本発明に係るヘリカル状プラネタリー
ギヤの製造に用いる金型は、一組のダイス3とパンチ4
とで構成されるものであり、
ギヤの製造に用いる金型は、一組のダイス3とパンチ4
とで構成されるものであり、
【0012】上記ダイス3は内周部に、製造しようとす
るヘリカル状プラネタリーギヤ1のピッチ円P1 の直径
D1 にほぼ等しい直径D3 のピッチ円P3 で、上記ギヤ
1の歯5を形成用の凹条8と歯溝6を形成用の凸条7を
ヘリカル状に形成するとともに、上部の入口近傍に上部
寄りほど大径の漏斗状部9を形成してあり(図1・図4
・図5参照)、
るヘリカル状プラネタリーギヤ1のピッチ円P1 の直径
D1 にほぼ等しい直径D3 のピッチ円P3 で、上記ギヤ
1の歯5を形成用の凹条8と歯溝6を形成用の凸条7を
ヘリカル状に形成するとともに、上部の入口近傍に上部
寄りほど大径の漏斗状部9を形成してあり(図1・図4
・図5参照)、
【0013】他方、上記パンチ4は、非回転で降下する
円柱状のもので、その直径D4 を上記ダイス3の凸条8
の先端を結んで形成される円Aの直径より僅かに小さめ
に形成してなるものである(図1参照)。
円柱状のもので、その直径D4 を上記ダイス3の凸条8
の先端を結んで形成される円Aの直径より僅かに小さめ
に形成してなるものである(図1参照)。
【0014】上記構成において、円柱状のギヤ素材2
は、製造しようとするヘリカル状プラネタリーギヤ1の
ピッチ円P1 の直径D1 にほぼ等しい直径D2 のものと
し、かつダイス3の内周部のヘリカル状の凹条7と凸条
8も、同じく上記ギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 にほ
ぼ等しい直径D3 のピッチ円P3 に形成したものを用い
る。
は、製造しようとするヘリカル状プラネタリーギヤ1の
ピッチ円P1 の直径D1 にほぼ等しい直径D2 のものと
し、かつダイス3の内周部のヘリカル状の凹条7と凸条
8も、同じく上記ギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 にほ
ぼ等しい直径D3 のピッチ円P3 に形成したものを用い
る。
【0015】これは、ギヤ素材2がダイス3内で塑性変
形される場合に、ダイス3の凸条8にてギヤ素材2が凹
み歯溝6が形成される際の凹んだ体積分と、ダイス3の
凹条7でギヤ素材2が突出して歯5が形成される際の突
き出た体積分とが、ほぼ等しくなるようにするためであ
る。上記でギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 、というの
は、厳密な意味でのピッチ円の直径を意味するのではな
く、上記両体積分が等しくなるような円の直径を意味す
るものである。
形される場合に、ダイス3の凸条8にてギヤ素材2が凹
み歯溝6が形成される際の凹んだ体積分と、ダイス3の
凹条7でギヤ素材2が突出して歯5が形成される際の突
き出た体積分とが、ほぼ等しくなるようにするためであ
る。上記でギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 、というの
は、厳密な意味でのピッチ円の直径を意味するのではな
く、上記両体積分が等しくなるような円の直径を意味す
るものである。
【0016】また、このギヤ1のピッチ円P1 の直径D
1 というのを、製造しようとするヘリカル状プラネタリ
ーギヤ1の歯先円の直径と歯元円の直径のほぼ中間長さ
の直径、と言い換えてもほぼ同様である。
1 というのを、製造しようとするヘリカル状プラネタリ
ーギヤ1の歯先円の直径と歯元円の直径のほぼ中間長さ
の直径、と言い換えてもほぼ同様である。
【0017】他方、上記パンチ4は、その直径D4 を上
記ダイス3の凸条8の先端を結んで形成される円Aの直
径より僅かに小さめの直径D4 の円柱状にしてあるが、
これは、該パンチ4をダイス3内へ係合可能とするため
である。なお、塑性形成品10をダイス3から押し出す
のは、次のギヤ素材2を係合させパンチ4で押し出すの
がよいが、パンチ4で最後まで押し出すようにしてもよ
い。
記ダイス3の凸条8の先端を結んで形成される円Aの直
径より僅かに小さめの直径D4 の円柱状にしてあるが、
これは、該パンチ4をダイス3内へ係合可能とするため
である。なお、塑性形成品10をダイス3から押し出す
のは、次のギヤ素材2を係合させパンチ4で押し出すの
がよいが、パンチ4で最後まで押し出すようにしてもよ
い。
【0018】図において、11はヘリカル状プラネタリ
ーギヤ1外周の凹溝で、12は中央孔を示す。
ーギヤ1外周の凹溝で、12は中央孔を示す。
【0019】
【作用】本発明に係るプラネタリーギヤの製造方法は、
次の如く行われる。ここで使用する円柱状のギヤ素材2
は、製造しようとするヘリカル状プラネタリーギヤ1の
ピッチ円P1 の直径D1 とほぼ等しい直径D2 のものを
用いる。これは上記の如く、ギヤ素材2がダイス3内で
塑性変形される場合に、ダイス3の凸条8にてギヤ素材
2が凹み歯溝6が形成される際の凹んだ体積分と、ダイ
ス3の凹条7でギヤ素材2が突出して歯5が形成される
際の突き出た体積分とが、ほぼ等しくなるようにするた
めである。
次の如く行われる。ここで使用する円柱状のギヤ素材2
は、製造しようとするヘリカル状プラネタリーギヤ1の
ピッチ円P1 の直径D1 とほぼ等しい直径D2 のものを
用いる。これは上記の如く、ギヤ素材2がダイス3内で
塑性変形される場合に、ダイス3の凸条8にてギヤ素材
2が凹み歯溝6が形成される際の凹んだ体積分と、ダイ
ス3の凹条7でギヤ素材2が突出して歯5が形成される
際の突き出た体積分とが、ほぼ等しくなるようにするた
めである。
【0020】該円柱状のギヤ素材2をダイス3の入口か
ら係合させるが、ダイス3の入口近傍を漏斗状部9に形
成してあるので、その係合はスムーズに行える。
ら係合させるが、ダイス3の入口近傍を漏斗状部9に形
成してあるので、その係合はスムーズに行える。
【0021】次に該ギヤ素材2を、非回転のパンチ4で
押し下げる。これで該ギヤ素材2は徐々にダイス3内へ
圧入されるが、該ダイス3には上記の如くヘリカル状プ
ラネタリーギヤ1の歯5を形成用の凸条8と歯溝6を形
成用の凹条7をヘリカル状に形成してある。
押し下げる。これで該ギヤ素材2は徐々にダイス3内へ
圧入されるが、該ダイス3には上記の如くヘリカル状プ
ラネタリーギヤ1の歯5を形成用の凸条8と歯溝6を形
成用の凹条7をヘリカル状に形成してある。
【0022】そのため、上記ギヤ素材2はダイス3内に
圧入されることにより、ダイス3のヘリカル状の凹条7
と凸条8に沿って回転しながら奥へ送られることにな
る。このダイス3内を回転しながら押し下げられる間
に、該ギヤ素材2はダイス3の凸条8によって凹まさ
れ、その部分がヘリカル状の歯溝6に塑性形成されると
ともに、凹条7によって突出してその部分がヘリカル状
の歯5に塑性形成される。
圧入されることにより、ダイス3のヘリカル状の凹条7
と凸条8に沿って回転しながら奥へ送られることにな
る。このダイス3内を回転しながら押し下げられる間
に、該ギヤ素材2はダイス3の凸条8によって凹まさ
れ、その部分がヘリカル状の歯溝6に塑性形成されると
ともに、凹条7によって突出してその部分がヘリカル状
の歯5に塑性形成される。
【0023】上記の塑性形成時に、ギヤ素材2がヘリカ
ル状プラネタリーギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 とほ
ぼ等しい直径D2 をもつものであり、かつダイス3の凹
条7と凸条8も上記ギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 に
ほぼ等しい直径D3 のピッチ円P3 でしてあるので、ダ
イス3の凸条8でギヤ素材2が凹んで形成された歯溝6
の体積分と、ダイス3の凹条7で突出して形成された歯
5の体積分とはほぼ等しくなる。
ル状プラネタリーギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 とほ
ぼ等しい直径D2 をもつものであり、かつダイス3の凹
条7と凸条8も上記ギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 に
ほぼ等しい直径D3 のピッチ円P3 でしてあるので、ダ
イス3の凸条8でギヤ素材2が凹んで形成された歯溝6
の体積分と、ダイス3の凹条7で突出して形成された歯
5の体積分とはほぼ等しくなる。
【0024】上記のようにヘリカル状の歯5と歯溝6を
形成された塑性形成品10は、次に係合・圧入されたギ
ヤ素材2に押されて、ダイス3の他方の出口から押し出
される。後は該塑性形成品10に、外周中央寄りに凹溝
11と軸支用の中央孔12とを切削形成すればよい。こ
れで、製造しようとする所定形状・寸法のヘリカル状プ
ラネタリーギヤが、容易・迅速かつ安価に製造されるこ
とになる。
形成された塑性形成品10は、次に係合・圧入されたギ
ヤ素材2に押されて、ダイス3の他方の出口から押し出
される。後は該塑性形成品10に、外周中央寄りに凹溝
11と軸支用の中央孔12とを切削形成すればよい。こ
れで、製造しようとする所定形状・寸法のヘリカル状プ
ラネタリーギヤが、容易・迅速かつ安価に製造されるこ
とになる。
【0025】
【実施例】図1ないし図7は、本発明の実施例を示すも
のである。2は円柱状のギヤ素材を示し、その材質は例
えばステンレス鋼その他の鋼材を用いるものとし、かつ
その直径D2 は製造しようとするヘリカル状プラネタリ
ーギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 にほぼ等しいものを
用いる。
のである。2は円柱状のギヤ素材を示し、その材質は例
えばステンレス鋼その他の鋼材を用いるものとし、かつ
その直径D2 は製造しようとするヘリカル状プラネタリ
ーギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 にほぼ等しいものを
用いる。
【0026】3はダイスを示し、その内周部には上記製
造しようとするヘリカル状プラネタリーギヤ1のピッチ
円P1 の直径D1 にほぼ等しい直径D3 のピッチ円P3
で、上記ギヤ1の歯5を形成用の凹条7と歯溝6を形成
用の凸条8を、ヘリカル状に形成したものである。
造しようとするヘリカル状プラネタリーギヤ1のピッチ
円P1 の直径D1 にほぼ等しい直径D3 のピッチ円P3
で、上記ギヤ1の歯5を形成用の凹条7と歯溝6を形成
用の凸条8を、ヘリカル状に形成したものである。
【0027】また該ダイス3上部の入口近傍には、上部
ほど大径の漏斗状部9を形成してあり、かつその内周部
にも上記ヘリカル状の凹条7と凸条8に続く凹条と凸条
を形成してある。
ほど大径の漏斗状部9を形成してあり、かつその内周部
にも上記ヘリカル状の凹条7と凸条8に続く凹条と凸条
を形成してある。
【0028】4はパンチを示し、円柱状のものであり、
上記ダイス3内へ係合可能に、その直径D4 を上記ダイ
ス3の凸条8を結んで形成される円Aの直径より僅かに
小さめにしてある。また該パンチ4の動きは、非回転の
降下でよい。
上記ダイス3内へ係合可能に、その直径D4 を上記ダイ
ス3の凸条8を結んで形成される円Aの直径より僅かに
小さめにしてある。また該パンチ4の動きは、非回転の
降下でよい。
【0029】なお、円柱状のギヤ素材2は、ダイス3へ
の圧入時に下面を受けていないが、塑性変形時のヘタリ
やバリの発生を無くすには、図示は省略するが、該ギヤ
素材2下面を上記パンチ4と同様な円柱状の受け部材で
受けるのがよい。
の圧入時に下面を受けていないが、塑性変形時のヘタリ
やバリの発生を無くすには、図示は省略するが、該ギヤ
素材2下面を上記パンチ4と同様な円柱状の受け部材で
受けるのがよい。
【0030】
【発明の効果】以上で明らかな如く、本発明に係るプラ
ネタリーギヤの製造方法、およびそれに用いる金型は、
次の効果を奏する。
ネタリーギヤの製造方法、およびそれに用いる金型は、
次の効果を奏する。
【0031】即ち、従来のヘリカル状部品の製造手段で
は、ダイスの内周部には勿論のことパンチの外周部に
も、ヘリカル状の凹条と凸条を形成した複雑な形状のも
のを用いる必要があり、パンチの形状が複雑で金型代が
高くつくとともに、該パンチを回転させながら降下させ
る必要があり、プレス機械もそのような機構を備えてい
る必要があった。そのため、ヘリカル状の凹条・凸条を
もつ製品の製造コストが高くついていた。
は、ダイスの内周部には勿論のことパンチの外周部に
も、ヘリカル状の凹条と凸条を形成した複雑な形状のも
のを用いる必要があり、パンチの形状が複雑で金型代が
高くつくとともに、該パンチを回転させながら降下させ
る必要があり、プレス機械もそのような機構を備えてい
る必要があった。そのため、ヘリカル状の凹条・凸条を
もつ製品の製造コストが高くついていた。
【0032】これに対して本発明では、上記の如くシン
プルな手段、つまりダイス内周部はヘリカル状である
が、パンチは単なる円柱状のものを、直線状に降下させ
るだけで、所定のヘリカル状プラネタリーギヤを製造で
きる。そのため、金型代が安価になるとともに、プレス
機械もパンチを回転させる必要がないので、ヘリカル状
プラネタリーギヤを容易・迅速かつ低コストで冷間鍛造
にて製造できることになる。
プルな手段、つまりダイス内周部はヘリカル状である
が、パンチは単なる円柱状のものを、直線状に降下させ
るだけで、所定のヘリカル状プラネタリーギヤを製造で
きる。そのため、金型代が安価になるとともに、プレス
機械もパンチを回転させる必要がないので、ヘリカル状
プラネタリーギヤを容易・迅速かつ低コストで冷間鍛造
にて製造できることになる。
【図1】本発明に係るプラネタリーギヤの製造方法の実
施状態例を示す一部縦断正面図である。
施状態例を示す一部縦断正面図である。
【図2】製造しようとするヘリカル状プラネタリーギヤ
の正面図である。
の正面図である。
【図3】図2で示したヘリカル状プラネタリーギヤのI
−I線端面図である。
−I線端面図である。
【図4】図1で示した実施状態例で用いたダイスの縦断
正面図である。
正面図である。
【図5】図4で示したダイスのII−II線端面図であ
る。
る。
【図6】図1で示した実施状態例により、ダイスから押
し出された塑性形成品の正面図である。
し出された塑性形成品の正面図である。
【図7】図6で示した塑性形成品のIII−III線端
面図である。
面図である。
1−ヘリカル状プラネタリーギヤ 2−ギヤ素材 3−ダイス 4−パンチ 5−歯 6−歯溝 7−凹条 8−凸条 9−漏斗状部 10−塑性形成
品 11−凹溝 12−中央孔 P1 −ピッチ円 P3 −ピッチ
円 A−凸条の先端を結んで形成される円 D1 −直径 D2 −直径 D3 −直径 D4 −直径
品 11−凹溝 12−中央孔 P1 −ピッチ円 P3 −ピッチ
円 A−凸条の先端を結んで形成される円 D1 −直径 D2 −直径 D3 −直径 D4 −直径
Claims (2)
- 【請求項1】円柱状のギヤ素材2の直径D2 を、製造し
ようとするヘリカル状プラネタリーギヤ1のピッチ円P
1 の直径D1 にほぼ等しいものとし、 該ギヤ素材2を、上記ギヤ1のピッチ円P1 の直径D1
にほぼ等しい直径D3のピッチ円P3 で、上記ギヤ1の
歯5を形成用の凹条7と歯溝6を形成用の凸条8をヘリ
カル状に形成したダイス3に入口から係合させ、 該ギヤ素材2を、パンチ4でダイス3内へ圧入させるこ
とにより、ダイス3内で上記ヘリカル状の凹条7と凸条
8に沿って回転させながら、その間に該凹条7と凸条8
に対応したヘリカル状の歯5と歯溝6を塑性形成させ、 その後、この塑性形成品10をダイス3の他方の開口か
ら押し出させるようにした、ヘリカル状プラネタリーギ
ヤの製造方法。 - 【請求項2】一組のダイス3とパンチ4とで構成し、 上記ダイス3は内周部に、製造しようとするヘリカル状
プラネタリーギヤ1のピッチ円P1 の直径D1 にほぼ等
しい直径D3 のピッチ円P3 で、上記ギヤ1の歯5を形
成用の凹条7と歯溝6を形成用の凸条8をヘリカル状に
形成するとともに、上部の入口近傍に上部寄りほど大径
の漏斗状部9を形成してあり、 他方、上記パンチ4は、非回転で降下する円柱状のもの
で、その直径D4 を上記ダイス3の凸条8の先端を結ん
で形成される円Aの直径より僅かに小さめに形成してな
る、ヘリカル状プラネタリーギヤの製造に用いる金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34537593A JPH07178498A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | ヘリカル状プラネタリーギヤの製造方法、その製造に用いる金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34537593A JPH07178498A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | ヘリカル状プラネタリーギヤの製造方法、その製造に用いる金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07178498A true JPH07178498A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18376176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34537593A Pending JPH07178498A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | ヘリカル状プラネタリーギヤの製造方法、その製造に用いる金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07178498A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478728B1 (ko) * | 2002-04-17 | 2005-03-24 | (주)대림엠티아이 | 헬리컬 피니언 기어의 제조방법 및 그 제조장치 |
| CN111482543A (zh) * | 2020-03-26 | 2020-08-04 | 山东普集圣源锻造有限公司 | 一种行星架的锻造工艺 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0263629A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-02 | Aida Eng Ltd | はすば歯車成形用ダイ |
| JPH033726A (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-09 | Aisin Seiki Co Ltd | ハスバ歯車冷間鍛造金型の製造方法 |
| JPH0452042A (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-20 | M H Center:Kk | ヘリカルギアの塑性加工装置 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP34537593A patent/JPH07178498A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0263629A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-02 | Aida Eng Ltd | はすば歯車成形用ダイ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN111482543A (zh) * | 2020-03-26 | 2020-08-04 | 山东普集圣源锻造有限公司 | 一种行星架的锻造工艺 |
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