JPH07179079A - 感光性平版印刷版の処理方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法

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JPH07179079A
JPH07179079A JP32819693A JP32819693A JPH07179079A JP H07179079 A JPH07179079 A JP H07179079A JP 32819693 A JP32819693 A JP 32819693A JP 32819693 A JP32819693 A JP 32819693A JP H07179079 A JPH07179079 A JP H07179079A
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JP
Japan
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gum
acid
soln
printing plate
tank
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Application number
JP32819693A
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English (en)
Inventor
Shinya Watanabe
真也 渡辺
Masabumi Uehara
正文 上原
Takayuki Sugaiwa
隆之 菅岩
Tomohisa Ota
智久 太田
Iku Fukumuro
郁 福室
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動現像機による感光性平版印刷版の現像処
理後のガム液による処理において、ガム液の濃縮や、現
像液成分や感光層成分がガム液中に持ち込まれることに
よって不溶物を生じ、シャワーパイプが目詰まりを起こ
したり、不溶物が印刷版上に付着し汚れを生じることな
く、長期間ガム液を交換することなしに安定した処理を
行うことができる感光性平版印刷版の処理方法を提供す
る。 【構成】 自動現像機を用いて感光性平版印刷版を現
像処理した後、ガム液で処理する処理方法において、該
ガム液にその濃度(W/V%)がガム液の新液の0.2〜
0.8倍の補充液を添加するか、該ガム液にその濃度(W
/V%)がガム液の新液の0.8倍より大きな補充液を添
加し、それとは別個に水をガム液に添加する。前記
の現像処理とガム液による処理の間に水洗処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性平版印刷版の製版
方法に関し、更に詳しくは、感光性平版印刷版を現像処
理した後、ガム液で処理する方法における、該ガム液の
補充方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、感光性平版印刷版を用いて平
版印刷版を製版する方法において、感光性平版印刷版を
現像処理し非画像部の感光層を除去した後、非画像部の
親水性を高めると共に、現像後の版面を保護するために
ガム液による処理(ガム引き)が行われてきた。このよ
うなガム液による処理において、ガム液は主に経済性の
面から繰り返し使用されるのが一般的である。そして、
繰り返し使用する方法において、母液(補充対象液)の
新液と同じ液を補充液として補充する方法が知られてい
る(例えば、特開平3-75749号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガム液
を長期間交換なしに使用すると、現像液成分や感光層成
分がガム液中に持ち込まれ蓄積されることによって不溶
物を生じ、この不溶物によって自動現像機のシャワーパ
イプが目詰まりを起こしたり、不溶物が印刷版上に付着
し汚れを生じるという問題があった。また、母液の新液
と同じ液を補充液として補充する方法では、母液からの
水分蒸発により母液が濃縮され、母液中に不溶物が生じ
易くなるという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、自動現像機によ
る感光性平版印刷版の現像処理後のガム液による処理に
おいて、長期間ガム液を交換することなしに安定した処
理を行うことができる感光性平版印刷版の処理方法を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記(1)、(2)、(3)又は(4)によって達成される。
【0006】(1)自動現像機を用いて感光性平版印刷版
を現像処理した後、ガム液で処理する感光性平版印刷版
の処理方法において、該ガム液にその濃度(W/V%)
がガム液の新液の0.2〜0.8倍の補充液を添加することを
特徴とする感光性平版印刷版の処理方法。
【0007】(2)前記現像処理とガム液による処理の間
に水洗処理を行うことを特徴とする上記(1)に記載の処
理方法。
【0008】(3)自動現像機を用いて感光性平版印刷版
を現像処理した後、ガム液で処理する感光性平版印刷版
の処理方法において、該ガム液にその濃度(W/V%)
がガム液の新液の0.8倍より大きな補充液を添加し、そ
れとは別個に水をガム液に添加することを特徴とする感
光性平版印刷版の処理方法。
【0009】(4)前記現像処理とガム液による処理の間
に水洗処理を行うことを特徴とする上記(3)に記載の処
理方法。
【0010】以下、本発明について詳述する。なお、以
下の記述において、ガム液による処理を「ガム引き」と
記すこともある。
【0011】本発明は、ガム液の母液(補充対象のガム
液)に補充液を補充して繰り返し使用するガム液による
ガム引きにおいて、ガム液への現像液成分や感光層成分
の持ち込みやガム液の濃縮による前記問題を前記構成に
より、補充液の濃度を母液よりも実質的に低くすること
によって解消したものである。本発明の処理方法におい
て、「現像処理した後」とは、現像処理に引き続いてガ
ム引きを行う場合のほか、現像処理とガム引きとの間に
他の処理例えば水洗処理等がなされたり、時間的間隔が
ある場合を包含する。
【0012】本発明が適用されるガム液は、水溶性高分
子化合物および水を必須成分とし必要に応じて界面活性
剤、酸、水溶性塩類、親油性物質、湿潤剤、有機溶剤、
及び防腐防黴剤等を含有することができる。
【0013】上記水溶性高分子化合物には天然高分子と
半天然物と合成品が含まれる。天然高分子には、かんし
ょデンプン、ばれいしょデンプン、タピオカデンプン、
小麦デンプン及びコーンスターチ等のデンプン類、カラ
ジーナン、ラミナラン、海ソウマンナン、ふのり、アイ
リッシュモス、寒天及びアルギン酸ナトリウム等の藻類
から得られるもの、トロロアオイ、マンナン、クインス
シード、ペクチル、トラガカントガム、カラヤガム、キ
サンチンガム、グアービンガム、ローカストビンガム、
アラビアガム、キヤロプガム及びベンゾインガム等の植
物性粘質物、デキストラン、グルカン及びレバンなどの
ホモ多糖並びにサクシノグルカン及びザンタンガムなど
のヘテロ多糖等の微生物粘質物、にかわ、ゼラチン、カ
ゼイン及びコラーゲン糖のタンパク質などが挙げられ
る。半天然物(半合成品)にはアルギン酸プロピレング
リコールエステルの他に、ビスコース、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、メチルエチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース、ヒドロキシプロピルエチルセルロース及び
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート等の繊
維素誘導体並び加工でんぷん等があげられる。加工でん
ぷんには白色デキストリン、黄色デキストリン及びブリ
ティッシュガムなどの焙焼でんぷん、酵素デキストリン
及びシャーディンガーデキストリンなどの酵素変性デキ
ストリン、可溶化でんぷんに示される酵分解でんぷん、
ジアルデヒドスターチに示される酵化でんぷん、変性ア
ルファー化でんぷん及び無変性アルファー化でんぷん、
りん酸でんぷん、脂肪でんぷん、硫酸でんぷん、硝酸で
んぷん、キサントゲン酸でんぷん及びカルバミン酸でん
ぷんなどのエステル化でんぷん、カルボキシアルキルで
んぷん、ヒドロキシアルキルでんぷん、スルホアルキル
でんぷん、シアノエチルでんぷん、アリルでんぷん、ベ
ンジルでんぷん、カルバミルエチルでんぷん及びジアル
キルアミアルキルでんぶんなどのエーテル化でんぷん、
メチロール架橋でんぷん、ヒドロキシアルキル架橋でん
ぷん、りん酸架橋でんぷん及びジカルボン酸架橋でんぷ
んなどの架橋でんぷん、でんぷんポリアクリルアミド共
重合体、でんぷんポリアクリル酸共重合体、でんぷんポ
リ酢酸ビニル共重合体、でんぷんポリアクリロニトリル
共重合体、カチオン性でんぷんポリアクリル酸エステル
共重合体、カチオン酸でんぷんビニルポリマー共重合
体、でんぷんポリスチレンマレイン酸共重合体及びでん
ぷんポリエチレンオキサイド共重合体などのでんぷんグ
ラフト共重合体などがあげられる。合成品にはポリビニ
ルアルコールの他部分アセタール化ポリビニルアルコー
ル、アリル変性ポリビニルアルコール、ポリビニルメチ
ルエーテル、ポリビニルエチルエーテル及びポリビニル
イソブチルエーテルなどの変性ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸エステル部
分けん化物、ポリアクリル酸エステル共重合体部分けん
化物、ポリメタアクリル酸塩及びポリアクリルアマイド
などのポリアクリル酸誘導体及びポリメタクリル酸誘導
体、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、
ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドンとビニル
アセテートの共重合体、カルボキシビニルポリマー、ス
チロールマレイン酸共重合体物、スチロールクロトン酸
共重合物などがあげられる。これらの内、藻類から得ら
れるもの、植物性粘質物、繊維素誘導体、加工デンプ
ン、アルギン酸プロピレングリコールエステル及び合成
品は印刷版上の皮膜形成性が良好なため好ましく用いら
れる。さらに好ましくはアルギン酸ナトリウム、アルギ
ン酸プロピレングリコールエステル、トラガカントガ
ム、ローカストビンガム、グアービンガム、アラビアガ
ム、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、焙焼でんぷん、酸素
変性デキストリン、酸化でんぷん、酸分解でんぷん、ア
ルファー化でんぷん、ポリエチレングリコール、ポリビ
ニルアルコール、変性ポリビニルアルコール、ポリアク
リル酸誘導体、ポリメタクリル酸誘導体、ポリエチレン
オキシド、ポリビニルピロリドンである。植物性粘質
物、繊維素誘導体及び加工でんぷんは乳化物の保護コロ
イド性が強いため好ましく用いられる。焙焼でんぷん、
酵素変性デキストリン、酸化でんぷん、酸分解でんぷ
ん、アルファー化でんぷんは画像部の感脂性低下をまね
かないため好ましく用いられる。繊維素誘導体は増粘効
果によるエマルジョン安定性が高いため好ましい。カル
ボキシメチルセルロース、アラビアガム、トラガカント
ガム、ローカストビンガム及びグアービンガムは非画像
部の不感脂性が高いため好ましい。中でもアラビアガム
は非画像部の不感脂性が極めて高く好ましい。これらの
水溶性高分子化合物は単独または二種以上組み合わせて
使用できる。特にアルギン酸ナトリウム、アルギン酸プ
ロピレングリコールエステル、アラビアガム、デキスト
リン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリ
コール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
からなる群から選ばれた二種以上の水溶性高分子化合物
の併用は均一な皮膜形成性、画像部の感脂性低下防止、
乳化物の保護コロイド性能、乳化物の乳化安定性の点か
ら好ましい。アラビアガムを含み、他の水溶性高分子化
合物を一種またはそれ以上併用したものは、画像部の感
脂性を低下させることなく、非画像部の親水性、不感脂
性を高めることができるので好ましく、アラビアガムと
他の水溶性高分子化合物総量の比は好ましくは4対1〜
1対15、さらに好ましくは2対1〜1対8である。中で
もアラビアガムとデキストリンの併用が最も好適に用い
られる。水溶性高分子は、広範囲の濃度で含有される
が、一般的には不感脂化剤の総重量に対して約1〜約60
重量%、より好ましくは2〜40重量%、さらに好適には
8〜25重量%で使用される。
【0014】本発明が適用されるガム液は、さらに界面
活性剤を含有することができる。
【0015】かかる界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリスチレ
ンフェニルエーテル、ポリオキシエチリルポリオキシプ
ロピレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸部分エス
テル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ペンタエリ
スリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレングリコー
ルモノ脂肪酸エステル、しょ糖脂肪酸部分エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エステル類、ポ
リオキシエチレンソルビトール脂肪酸部分エステル類、
ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリグリセ
リン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレン化ひま
し油類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸部分エス
テル類、脂肪酸ジエタノールアミド類、N,N-ビス-2-ヒ
ドロキシアルキルアミン類、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミン、トリエタノールアミン脂肪酸エステル、トリ
アルキルアミンオキシドなどの非イオン性界面活性剤、
脂肪酸塩類、アビチエン酸塩類、ヒドロキシアルカンス
ルホン酸塩類、アルカンスルホン酸塩類、ジアルキルス
ルホこはく酸塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩
類、分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキル
ナフタレンスルホン酸塩類、アルキルフェニルキシポリ
オキシエチレンプロピルスルホン酸塩類、ポリオキシエ
チレンアルキルスルホフェニルエーテル塩類、N-メチル
-N-オレイルタウリンナトリウム類、N-アルキルスルホ
こはく酸モノアミド二ナトリウム塩類、石油スルホン酸
塩類、硫酸化ひまし油、硫酸化牛脚油、脂肪酸アルキル
エステルの硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステル塩
類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル
塩類、脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩類、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩
類、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル硫酸
エステル塩類、アルキルりん酸エステル塩類、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテルりん酸エステル塩類、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテルりん酸エステ
ル塩類、スチレン−無水マレイン酸共重合物の部分けん
化物類、オレフィン-無水マレイン酸共重合物の部分け
ん化物類、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物類
などのアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩類、第
四級アンモニウム塩類、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン塩類、ポリエチレンポリアミン誘導体などのカチオ
ン性界面活性剤、カルボキシベタイン類、アミノカルボ
ン酸類、スルホベタイン類、アミノ硫酸エステル類、イ
ミダゾリン類などの両性界面活性剤があげられる。以上
挙げた界面活性剤の中でポリオキシエチレンとあるもの
は、ポリオキシメチレン、ポリオキシプロピレン、ポリ
オキシブチレンなどのポリオキシアルキレンに読み替え
ることもでき、それらの界面活性剤もまた包含され、以
下の説明においても同様である。これらの内、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリス
チリルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレナアルキルエーテル類、グリセリン脂肪酸
部分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ベ
ンタエリスリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレン
グリコールモノ脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレン
グリセリン脂肪酸部分エステル類、ボリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン化ひまし
油、ジアルキルスルホこはく酸塩類、アルキルベンゼン
スルホン酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類、
アルキル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミン塩類は前記の親油性物質と同様に、平版印刷版
の画像部の感脂性の低下を抑える働きもあるので好まし
く、その中でもポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル類、ポリオキシエチレンポリスチレンフェニルエ
ーテル類、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソルビタ
ン脂肪酸部分エステル類、ベンタエリスリトール脂肪酸
部分エステル類、プロピレングリコールモノ脂肪酸エス
テル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ジ
アルキルスルホこはく酸塩類、アルキル硫酸エステル塩
類は特に好ましい。また非イオン界面活性剤ではHLBが1
4以下のものが乳化物を安定化させる効果が高いために
好ましく、さらにHLBが11以下が好ましい。これらの界
面活性剤は単独または二種以上組み合わせて使用できる
が、特にポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
類、ポリオキシプロピレンジアルキルフェニルエーテル
類に代表されるアルキルフェニル型非イオン性界面活性
類剤とジアルキルスルホこはく酸塩類の併用、脂肪酸エ
ステル類界面活性剤類とジアルキルスルホこはく酸塩類
の併用及びアルキルフェニル型非イオン性界面活性剤類
と脂肪酸エステル型界面活性剤類とジアルキルスルホこ
はく酸塩類の併用は画像部の感脂性の低下を抑える効果
が相剰的に現われるので好ましい。さらに脂肪酸エステ
ル型界面活性剤類とジアルキルスルホこはく酸塩類の併
用の際には該脂肪酸エステル型界面活性剤としては少な
くとも二種の脂肪酸エステル型界面活性剤の混合物(例
えばソルビタンモノオレエートとソルビタンモノラウレ
ートの混合物)を用いると現像液成分の混入の際にエマ
ルジョンの安定性が向上するので好ましい。界面活性剤
は、不感脂化の総重量に対して約0.5〜約20重量%、よ
り好ましく1〜10重量%の範囲で使用できる。
【0016】本発明が適用されるガム液は、さらに酸を
含有することができる。
【0017】不感脂化液中に含有される酸は、使用前の
不感脂化液のpHの酸性域、好ましくはpH1〜5、より
好ましくはpH1.5〜3の範囲に調整することを主目的と
して用いられるものである。例えば燐酸、ピロ燐酸、ポ
リ燐酸、第一燐酸ナトリウム、硼酸、塩酸、硫酸、硝酸
等の無機酸、或は例えばこはく酸、修酸、くえん酸、マ
レイン酸、乳酸、p-トルエンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸等の有機酸が使用でき、これらは単独または2以
上組み合わせて使用することができる。これらの中でも
特に燐酸およびこはく酸が好ましい。酸の使用量は不感
脂化剤のpHが酸性域となるような量で使用すればよい
が、大略0.01〜5重量%である。
【0018】ガム液には更に緩衝剤として水溶性塩を含
有させることができる。これにより不感脂化液を平版印
刷版に施した場合に、非画像部がより親水性となる。緩
衝剤の詳細は、例えば「化学便覧基礎編II」日本化学会
編、昭和47年2月20日第5刷丸善株式会社発行、1312〜
1320頁に記載されており、これらはそのまま適用するこ
とができる。好適な水溶塩にはモリブデン酸、硼酸、硝
酸、硫酸、燐酸、ポリ燐酸などの無機酸の塩並びに酢
酸、修酸、酒石酸、安息香酸、こはく酸、くえん酸、り
んご酸、乳酸、たんにん酸、p-トルエンスルホン酸など
の有機酸の塩があげられる。より好ましい塩は水溶性ア
ルカリ金属塩およびアンモニウム塩で、特に好ましいも
のはモリブテン酸アンモニウムなどのモリブテン酸塩、
硝酸カリウムなどの硝酸塩、硫酸塩、燐酸ナトリウムな
どの燐酸塩、テトラポリ燐酸カリウム、トリメタ燐酸ナ
トリウムなどのポリ燐酸塩、修酸ナトリウムなどの修酸
塩、酒石酸カリウムなどの酒石酸塩、こはく酸ナトリウ
ムなどのこはく酸塩、くえん酸アンモニウムなどのくえ
ん酸塩である。かかる水溶性塩はそれぞれ単独または二
種以上組み合わせて使用することができ、ガム液の総重
量に対し塩の総量は約10重量%以下がエマルジョン安定
性上好ましい。より好ましくは0.01〜6重量%の範囲で
使用される。またガム液のpHは1〜10の間にするのが
好ましく、画像部の感脂性の低下を抑えるためには1〜
8の間が好ましい。最も好ましくはpH2.0〜6.0のとき
に非画像部の不感脂化効果が高い。
【0019】ガム液には更に親油性物質を溶解含有させ
ておくことができる。これにより画像部の感脂性の低下
をより少なくすることができる。好ましい親油性物質と
しては、平版印刷用インクのベヒクルとして使用される
親油樹脂がある。具体的にはフェノールホルムアルデヒ
ド樹脂、クレゾールホルムアルデヒド樹脂、t-ブチルフ
ェノールホルムアルデヒド樹脂などのノボラック型フェ
ノール樹脂、フェノールとキシレンとをホルムアルデヒ
ドで縮合させたキシレン樹脂、フェノールとメシチレン
とをホルムアルデビトで縮合させた樹脂、ポリヒドロキ
シスチレン、ブロム化ポリヒドロキシスチレン、カシュ
ー樹脂、スチレンと無水マレイン酸の共重合体の部分エ
ステル化物、メラミン樹脂、アルキド樹脂、ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ロジン、水添ロジン及びロジン
エステルなどの変性ロジン、ギルソナイトなどの石油樹
脂を挙げることができ、これらの内でもノボラック型フ
ェノール樹脂、ロジンおよび変性ロジンが好ましい。他
の好ましい親油性物質には可塑剤、脂肪酸、脂肪油、ワ
ックスがある。好ましい可塑剤には例えばジブチルフタ
レート、ジヘプチルフタレート、ジ-n-オクチルフタレ
ート、ジ-(2-エチルヘキシル)フタレート、ジノニルフ
タレート、ジデシルフタレート、ジラウリルフタレー
ト、ブチルベンジルフタレートなどのフタル酸ジエステ
ル類、例えばジオクチルアゼレート、ジオクチルアジペ
ート、ジブチルグリコールアジペート、ジブチルセバケ
ート、ジ-(2-エチルヘキシル)セバケート、ジオクチル
セバケートなどの脂肪族二塩基酸エステル類、例えばエ
ポキシ化大豆油などのエポキシ化トリグリセライド類、
例えばトリクレジルフォスフェート、トリオクチルフォ
スフェート、トリスクロルエチルフォスフエートなどの
燐酸エステル類、例えば安息香酸ベンジルなどの安息香
酸エステル類が含まれる。これらの内でも特に好ましい
ものは、臭気がなく安全性の高いジオクチルアジペー
ト、ジブチルセバケートおよびジオクチルアゼレートで
ある。好ましい脂肪酸には、カプロン酸、エナント酸、
カプリル酸、ペラルベン酸、カプリン酸、ウンデシル
酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタ
デシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン
酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセレ
ン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モンタン酸、メリ
シン酸、ラクセル酸、イソ吉草酸等の飽和脂肪酸とアク
リル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ウンデシレン
酸、オレイン酸、エライジン酸、セトレイン酸、エルカ
酸、ブラシジン酸、ソルビン酸、リノール酸、リノレン
酸、アラキドン酸、プロピオール酸、ステアロール酸、
イワシ酸、タリリン酸、リカン酸等の不飽和脂肪酸があ
る。好ましいワックスとしてはカルバナウロウ、ミツロ
ウ、鯨ロウ、虫白ロウ、羊毛ロウ、セラツクロウ等が挙
げられる。
【0020】ガム液には更に湿潤剤を含有させておくこ
とができる。これによりガム液の水溶性高分子化合物等
の親水性成分が平版印刷版の非画像部へ適度に拡がる特
性と、皮膜の柔軟性を向上させることができる。かかる
湿潤剤の好ましい例は多価アルコールであり、具体的に
はエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、ペンタンジオール、ヘキシレンクグリコー
ル、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、グリセリン、ソルビトール、ペンタエリスリトール
などがあげられ、特にグリセリンが好ましい。湿潤剤は
本発明の不感脂化剤の総重量に対して約0.5〜約10重量
%、より好ましくは1〜5重量%の範囲に用いられる。
【0021】ガム液には有機溶剤を含有させることがで
きる。好ましい有機溶剤は水難溶性のものであり、例え
ばテレビン油、キシレン、トルエン、ベンゼン、n-ヘプ
タン、ソルベントナフサ、ケロシン、ミネラルスピリッ
ツ、沸点が約120〜約250℃の石油留分、シクロヘキサノ
ンなどのケトン類、ジクロロエチレンなどのハロゲン化
炭化水素、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエ
チルエーテルなどのエチレングリコールエーテル類など
である。これらの溶剤は、不感脂化液の総重量に対して
約0.05〜約10重量%、より好ましくは0.5〜5重量%の
範囲で使用される。
【0022】ガム液には更にソルビン酸、p-オキシ安息
香酸エチルなどの防腐剤、防黴剤、没食子酸プロピル、
2,6-ジ-t-ブチル-4-エチルフェノール、2,6-ジ-t-ブチ
ル-4-メチルフェノールなどの酸化防止剤を含有させて
おくことが好ましい。これらの保存料としての防腐剤、
防徹剤、酸化防止剤は少量添加することでガム液の保存
効果が得られるが、好ましくは0.001〜5重量%であ
る。
【0023】本発明が適用されるガム液には、含有させ
る界面活性剤、親油性物質等、適宣選択することによっ
てエマルジョン型ガム液、サスペンジョン型ガム液、非
エマルジョン型非サスペンジョン型ガム液等、いかよう
にも製造可能である。またガム液の調製効率及び運搬効
率を高めるために、成分を高濃度で調液しておき、使用
時に好ましい濃度に水で希釈する方法を採ることが好ま
しい。
【0024】本発明において、ガム液の補充液は、その
濃度(W/V%)が初めに自動現像機に仕込んだガム液
(ガム液新液)の0.2〜0.8倍であればよく、その成分に
ついてはガム液新液と同一であっても、あるいは別の成
分の液であってもよい。ガム液の補充液の濃度がガム液
新液の0.2倍未満の場合、補充を繰り返すことによりガ
ム液の濃度が極端に低下し、ガム液としての用を為さな
くなる。また、ガム液の補充液の濃度がガム液新液の0.
8倍より大きい場合、ガム液中に沈澱物が発生し易くな
る。ただし、この場合でもガム液の補充液とは別個に水
をガム液に添加することにより、沈澱物の発生を抑制す
ることができる。ガム液の補充液の濃度は好ましくはガ
ム液新液の0.5〜0.8倍である。また、ガム液の補充液の
補充量は、好ましくは処理される感光性平版印刷版1m2
当たり1〜100ml、より好ましくは1〜50mlである。ま
た、本発明において、ガム液(母液)のpHは1〜8が
好ましく、2〜6がより好ましい。
【0025】ガム液の補充液は、濃厚液として調製して
おき、使用時に水で希釈することが取り扱い性、スペー
ス効率等の点から好ましい。
【0026】本発明において、現像処理とガム液による
処理の間に水洗処理を行うことがガム液を長期間交換な
しに使用できる上で好ましい。水洗処理に用いる水洗水
は経済性の点から繰り返し使用することが好ましく、そ
の際、水洗水に補充液を添加することがより好ましい。
水洗水の補充量は処理される感光性平版印刷版1m2当た
り1〜500mlとするのが好ましく、10〜100mlとするのが
より好ましい。
【0027】本発明が適用される処理方法に用いられる
代表的は現像液は、水を主たる溶媒とする(現像液の溶
媒の50重量%以上が水である)アルカリ性の現像液であ
る。該現像液の組成は、o-キノンジアジド化合物又はジ
アゾ樹脂を感光成分とする感光性平版印刷版の現像に通
常用いられる現像液の組成であることができ、アルカリ
剤の他に、例えば有機カルボン酸及びその塩、アニオン
型、ノニオン型、カチオン型各界面活性剤、有機溶媒等
を含有することができる。
【0028】上記の現像液が含有するアルカリ剤として
は、例えば珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、第三リン酸
ナトリウム、第二リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウ
ム、第二リン酸カリウム、第三リン酸アンモニウム、第
二リン酸アンモニウム、メタ珪酸ナトリウム、重炭酸ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモ
ニウムなどのような無機アルカリ剤、モノー、ジ-また
はトリエタノールアミンおよび水酸化テトラアルキルア
ンモニウムのような有機アルカリ剤および有機珪酸アン
モニウム等が有用である。
【0029】アルカリ剤の現像液中における含有量は少
なくとも0.05〜20重量%の範囲であることができる。
【0030】上記現像液には、水溶性又はアルカリ可浴
性の有機および無機の還元剤を含有させることができ
る。
【0031】有機の還元剤としては、例えばハイドロキ
ノン、メトール、メトキシキノン等のフェノール化合
物、フェニレンジアミン、フェニルヒドラジン等のアミ
ン化合物があり、無機の還元剤としては、例えば亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、亜
硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウム等の亜硫酸
塩、亜リン酸ナトリウム、亜リン酸カリウム、亜リン酸
水素ナトリウム、亜リン酸水素カリウム、亜リン酸二水
素ナトリウム、亜リン酸水素二カリウム等のリン酸塩、
ヒドラジン、チオ硫酸ナトリウム、亜ジチオン酸ナトリ
ウム等を挙げることができる。
【0032】これら水溶性又はアルカリ可溶性還元剤は
少なくとも0.1〜10重量%を含有させることができる。
【0033】前記有機カルボン酸には、炭素原子数6〜
20の脂肪族カルボン酸、およびベンゼン環またはナフタ
レン環にカルボキシル基が置換した芳香族カルボン酸が
包含される。
【0034】脂肪族カルボン酸としては炭素数6〜20の
アルカン酸が好ましく、具体的な例としては、カプロン
酸、エナンチル酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリ
ン酸、ラウリン酸、ミスチリン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸等があり、特に好ましいのは炭素数6〜12のア
ルカン酸である。また炭素鎖中に二重結合を有する脂肪
酸でも、枝分れした炭素鎖のものでもよい。上記脂肪族
カルボン酸はナトリウムやカリウムの塩またはアンモニ
ウム塩として用いてもよい。
【0035】芳香族カルボン酸の具体的な化合物として
は、安息香酸、o-クロロ安息香酸、p-クロロ安息香酸、
o-ヒドロキシ安息香酸、p-ヒドロキシ安息香酸、p-tert
-ブチル安息香酸、o-アミノ安息香酸、p-アミノ安息香
酸、2,4-ジヒドロキシ安息香酸、2,5-ジヒドロキシ安息
香酸、2,6-ジヒドロキシ安息香酸、2,3-ジヒドロキシ安
息香酸、3,5-ジヒドロキシ安息香酸、没食子酸、1-ヒド
ロキシ-2-ナフトエ酸、3-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸、2-
ヒドロキシ-1-ナフトエ酸、1-ナフトエ酸、2-ナフトエ
酸等がある。
【0036】上記芳香族カルボン酸はナトリウムやカリ
ウムの塩またはアンモニウム塩として用いてもよい。
【0037】脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸の含
有量は少なくとも0〜30重量%を含有させることができ
る。
【0038】上記現像液は、下記のようなノニオン型、
カチオン型、アニオン型及び両性型の各界面活性剤及び
有機溶媒を含有することができる。
【0039】ノニオン界面活性剤にはポリエチレングリ
コール型と多価アルコール型であるが、どちらも使用で
きる。現像性能の点からはポリエチレングリコール型の
ノニオン界面活性剤が好ましく、その中でもエチレンオ
キシ基(−CH2CH2O−)を3以上有し、かつHLB値(HLB
はHydrophile-Lipophile Balanceの略)が5以上(より
好ましくは8〜20、更に好ましくは15〜20)のノニオン
界面活性剤がより好ましい。
【0040】また、ノニオン界面活性剤のうち、エチレ
ンオキシ基とプロピレンオキシ基の両者を有するものが
特に好ましく、そのなかでHLB値が8以上のものがより
好ましい。
【0041】ノニオン界面活性剤の好ましい例として下
記式〔1〕〜〔8〕で表される化合物が挙げられる。
【0042】
【化1】
【0043】〔1〕〜〔8〕式において、Rは水素原子
又は1価の有機基を表す。該有機基としては、例えば直
鎖もしくは分岐の炭素数1〜30の、置換基{例えばアリ
ール基(フェニル等)}を有していてもよいアルキル
基、アルキル部分が上記アルキル基であるアルキルカル
ボニル基、置換基(例えばヒドロキシル基、上記のよう
なアルキル基等)を有していてもよいフェニル基等が挙
げられる。a,b,c,m,n,x及びyは各々1〜40
の整数を表す。
【0044】次に、ノニオン界面活性剤の具体例を示
す。
【0045】ポリエチレングリコール、ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルエー
テル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシ
エチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレ
イルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンベヘニル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンステアリルアミン、ポリオキシエチレ
ンオレイルアミン、ポリオキシエチレンステアリン酸ア
ミド、ポリオキシエチレンオレイン酸アミド、ポリオキ
シエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンアビエチルエ
ーテル、ポリオキシエチレンラノリンエーテル、ポリオ
キシエチレンモノラウレート、ポリオキシエチレンモノ
ステアレート、ポリオキシエチレングリセリルモノオレ
ート、ポリオキシエチレングリセルモノステアレート、
ポリオキシエチレンプロピレングリコールモノステアレ
ート、オキシエチレンオキシプロピレンブロックポリマ
ー、ジスチレン化フェノールポリエチレンオキシド付加
物、トリベンジルフェノールポリエチレンオキシド付加
物、オクチルフェノールポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレン付加物、グリセロールモノステアレート、ソ
ルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノラウレート等。
【0046】ノニオン界面活性剤の重量平均分子量は30
0〜10000の範囲が好ましく、500〜5000の範囲が特に好
ましい。ノニオン型界面活性剤は1種を単独で含有させ
ても、又2種以上を併用してもよい。
【0047】カチオン界面活性剤はアミン型と第四アン
モニウム塩型に大別されるが、これらの何れをも用いる
ことができる。
【0048】アミン型の例としては、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン、N-アルキルプロピレンアミン、N-ア
ルキルポリエチレンポリアミン、N-アルキルポリエチレ
ンポリアミンジメチル硫酸塩、アルキルビグアニド、長
鎖アミンオキシド、アルキルイミダゾリン、1-ヒドロキ
シエチル-2-アルキルイミダゾリン、1-アセチルアミノ
エチル-2-アルキルイミダゾリン、2-アルキル-4-メチル
-4-ヒドロキシメチルオキサゾリン等がある。
【0049】また、第四アンモニウム塩型の例として
は、長鎖第1アミン塩、アルキルトリメチルアンモニウ
ム塩、ジアルキルジメチルエチルアンモニウム塩、アル
キルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジ
ルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキル
キノリニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、アルキ
ルピリジニウム硫酸塩、ステアラミドメチルピリジニウ
ム塩、アシルアミノエチルジエチルアミン塩、アシルア
ミノエチルメチルジエチルアンモニウム塩、アルキルア
ミドプロピルジメチルベンジルアンモニウム塩、脂肪酸
ポリエチレンポリアミド、アシルアミノエチルビリジニ
ウム塩、アシルコラミノホルミルメチルピリジニウム
塩、ステアロオキシメチルピリジニウム塩、脂肪酸トリ
エタノールアミン、脂肪酸トリエタノールアミンギ酸
塩、トリオキシエチレン脂肪酸トリエタノールアミン、
脂肪酸ジブチルアミノエタノール、セチルオキシメチル
ピリジニウム塩、p-イソオクチルフェノキシエトキシエ
チルジメチルベンジルアンモニウム塩等がある。(上記
化合物の例の中の 「アルキル」 とは炭素数6〜20の、直
鎖または一部置換されたアルキルを示し、具体的には、
ヘキシル、オクチル、セチル、ステアリル等の直鎖アル
キルが好ましく用いられる。)これらの中では、特に水
溶性の第四アンモニウム塩型のカチオン界面活性剤が有
効で、その中でも、アルキルトリメチルアンモニウム
塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、エチレ
ンオキシド付加アンモニウム塩等が好適である。また、
カチオン成分をくり返し単位として有する重合体も広い
意味ではカチオン界面活性剤であり、本発明のカチオン
界面活性剤に含包される。特に、親油性モノマーと共重
合して得られた第四アンモニウム塩を含む重合体は好適
に用いることができる。
【0050】該重合体の重量平均分子量は300〜50000の
範囲であり、特に好ましくは500〜5000の範囲である。
これらのカチオン界面活性剤は単独で使用するほか、2
種以上を併用してもよい。
【0051】アニオン型界面活性剤としては、高級アル
コール(C8〜C22)硫酸エステル塩類〔例えば、ラウ
リルアルコールサルフェートのナトリウム塩、オクテル
アルコールサルフェートのナトリウム塩、ラウリルアル
コールサルフェートのアンモニウム塩、「Teepol-81」
(商品名・シエル化学製)、第二ナトリウムアルキルサ
ルフェートなど〕、脂肪族アルコールリン酸エステル塩
類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナトリ
ウム塩など)、アルキルアリールスルホン酸塩類(例え
ば、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、イソ
プロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、ジナフ
タリンジスルホン酸のナリトウム塩、メタニトロベンゼ
ンスルホン酸のナトリウム塩など)、アルキルアミドの
スルホン酸塩類(例えば、C17H33CON(CH3)CH2SO3Naな
ど)、二塩基性脂肪酸エステルのスルホン酸塩類(例え
ば、ナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナ
トリウムスルホコハク酸ジヘキシルエステルなど)があ
る。これらの中で特にスルホン酸塩類が好適に用いられ
る。
【0052】両性界面活性剤としては、例えばN-メチル
-N-ペンタデシルアミノ酢酸ナトリウムのような化合物
を用いることができる。
【0053】界面活性剤は、現像液に0.01〜10重量%の
範囲の濃度で含有させるのが好ましい。
【0054】有機溶媒としては20℃おける水に対する溶
解度が10重量%以下のものが挙げられ、例えば酢酸エチ
ル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル、エチレ
ングリコールモノブチルアセート、乳酸ブチル、レプリ
ン酸ブチルのようなカルボン酸エステル;エチルブチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンの
ようなケトン類;エチレングリコールモノブチルエーテ
ル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレング
リコールモノフェニルエーテル、ベンジルアルコール、
メチルフェニルカルビノール、n-アミルアルコール、メ
チルアミルアルコールのようなアルコール類;キシレン
のようなアルキル置換芳香族炭化水素;メチレンジクロ
ライド、エチレンジクロライド、モノクロルベンゼンの
ようなハロゲン化炭化水素などがある。これらの有機溶
媒は一種以上を用いてもよい。
【0055】上記現像液には現像性能を高めるために以
下のような添加剤を加えることができる。例えば特開昭
58-75152号公報記載のNaCl、KCl、KBr等の中性塩、特開
昭59-190952号公報記載のEDTA,NTA等のキレート剤、特
開昭59-121336号公報記載の[Co(NH3)]6Cl3等の錯体、特
開昭56-142528号公報記載のビニルベンジルトリメチル
アンモニウムクロライドとアクリル酸ナトリウムの共重
合体等の両性高分子電解質、特開昭58-59444号公報記載
の塩化リチウム等の無機リチウム化合物、特公昭50-344
42号公報記載の安息香酸リチウム等の有機リチウム化合
物、特開昭59-75255号公報記載のSi,Ti等を含む有機金
属界面活性剤、特開昭59-84241号公報記載の有機硼素化
合物が挙げられる。
【0056】本発明の処理方法を実施するための自動現
像機の一例の概略構成を図1に示す。同図に示す自動現
像機は、感光性平版印刷版を挿入する挿入部A、現像を
行う現像部B、水洗を行う水洗部C、ガム引きを行うガ
ム処理部D、乾燥を行う乾燥部E及び処理液の送液用ポ
ンプの作動等を制御する図示しない制御機構から主とし
て構成されている。PSは感光性平版印刷版又はその搬
送路である。
【0057】挿入部Aは、感光性平版印刷版の挿入を案
内する挿入台1、感光性平版印刷版を反射光で検出する
光学センサ2、感光性平版印刷版をニップして搬送する
ニップ搬送ローラ3A,3Bを備えている。
【0058】現像部Bは、感光性平版印刷版をニップ搬
送ローラ3A,3B、搬送ローラ4により、現像槽5に
入れた現像液中を湾曲して搬送するようになっており、
現像槽5中での浸漬現像中に現像液を感光性平版印刷版
の感光層面に噴射させる処理液吐出ノズル6A,6B、
処理液吐出ノズル6A,6Bへ現像液を送るマグネット
ポンプ7、感光性平版印刷版の表面を擦って現像を促進
させるブラシローラ8、感光性平版印刷版を支持する版
押さえローラ9、現像液の温度を所定の温度範囲に維持
するためのヒータ10、濃縮現像補充液を入れる濃縮現像
補充タンク14、濃縮現像の補充液を現像槽5に送るベロ
ーズポンプ12、希釈水を入れる希釈水タンク15、希釈水
を現像槽5に送るベローズポンプ13、現像槽5からオー
バーフローした現像液を現像槽5へ戻すベローズポンプ
11、現像廃液タンク17、感光性平版印刷版の処理に応じ
て補充を行う補充回路(図示せず)から主として構成さ
れている。
【0059】水洗部Cは、水洗水を入れる水洗水槽20、
マグネットポンプ21、処理液吐出ノズル6A,6B、ニ
ップ搬送ローラ3A,3Bから主として構成されてい
る。
【0060】ガム処理部Dは、ガム液を入れるガム液槽
30、マグネットポンプ31、処理液吐出ノズル6A,6
B、ニップ搬送ローラ3A,3B、濃縮ガム補充液タン
ク16、濃縮ガム補充液をガム液槽30に送るベローズポン
プ33、希釈水タンク15、希釈水をガム液槽30に送るベロ
ーズポンプ32、感光性平版印刷版の処理に応じて補充を
行う補充回路(図示せず)から主として構成されてい
る。なお、図中、※1と※1、※2と※2とはそれぞれ
配管で接続されている。
【0061】同図において、濃縮ガム補充液と希釈水は
別個にガム液槽30に送られ、ガム液槽30内で混合されて
ガム補充液となるが、ガム液槽30とは別に槽を設け、該
槽内で予め濃縮ガム補充液と希釈水を混合してガム補充
液とし、このガム補充液をガム液槽30に送るように構成
することもできる。
【0062】乾燥部Eは、乾燥風吐出ノズル40A,40
B、ニップ搬送ローラ3A,3Bから主として構成され
ている。
【0063】上記自動現像気の挿入部Aに設けた光学セ
ンサ2は、自動現像機の幅方向にわたって等間隔に多数
個配設されており、これらの光学センサは感光性平版印
刷版の表面による反射光を検出し、この検出信号を図示
されない補充回路によって積分して積分信号を得て、こ
の積分された面積に比例する所要の補充量が補充される
ようにベローズポンプ12,13,32,33の作動を制御する
ように構成されている。また、補充回路には感光性平版
印刷版の処理に関係なく単位時間当たり一定量の補充液
を補充する機能を持たせることが好ましい。
【0064】
【実施例】次に、本発明を実施例を用いて説明する。
【0065】実施例1 図1に示す自動現像機の現像槽5に、以下に示す組成を
有する現像液を60l仕込み、液温を30℃に調節した。ま
た、現像時間が12秒間になるように感光性平版印刷版の
搬送速度を調節した。
【0066】 〈現像液組成〉 β-アニリノエタノール 2.6重量部 プロピレングリコール 124重量部 p-tert-ブチル安息香酸 33.5重量部 50%水酸化カリウム水溶液 150重量部 エマルゲン147(商品名、花王(株)製、ノニオン界面活性剤) 1.1重量 部 ペレックスNB-L(商品名、花王(株)製、ノニオン界面活性剤) 31重量部 A珪酸カリウム(日本化学工業(株)製、珪酸カリウム水溶液) 125重量部 40%亜硫酸カリウム水溶液 267重量部 50%グルコン酸水溶液 59重量部 トリエタノールアミン 62重量部 水 5300重量部 濃縮現像補充液タンク14に以下に示す組成を有する濃縮
現像補充液10lを入れ、この濃縮現像補充液と水が1:
3の割合で現像槽5に補充されるようにベローズポンプ
12,13を調整した。
【0067】 〈濃縮現像補充液組成〉 β-アニリノエタノール 1.7重量部 プロピレングリコール 80重量部 p-tert-ブチル安息香酸 44重量部 50%水酸化カリウム水溶液 250重量部 エマルゲン147(商品名、花王(株)製、ノニオン界面活性剤) 8.2重量 部 ペレックスNB-L(商品名、花王(株)製、ノニオン界面活性剤) 21重量部 A珪酸カリウム(日本化学工業(株)製、珪酸カリウム水溶液) 240重量部 40%亜硫酸カリウム水溶液 275重量部 50%グルコン酸水溶液 39重量部 トリエタノールアミン 64重量部 水 231重量部 水洗水槽20に水を18l入れ、ガム液槽30にはガム液SG
W−2(コニカ(株)製)を水で2倍に希釈したものを15
l入れた。更に、濃縮ガム補充液タンク16にSGW−2
を10l入れ、SGW−2と水が1:2の割合でガム液槽
30に補充されるようにベローズポンプ32,33を調整し
た。
【0068】次に現像補充液の補充量が感光性平版印刷
版を5m2処理する毎に150ml 、自動現像機の稼働時間が
1時間に達する毎に152ml、自動現像機の停止時間1時
間当たり240mlとなるように、またガム液の補充量が感
光性平版印刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像機
の稼働時間が1時間に達する毎に17ml、自動現像機の停
止時間1時間当たり17mlとなるように、図示しない制御
回路を設定した。水洗水槽の水は毎日交換した。
【0069】このような条件で、ポジ型感光性平版印刷
版KM(コニカ(株)製)の1003mm×800mmのサイズのも
の(ポジフィルムを密着させ、2kWメタルハライドラン
プを用いて60cmの距離から30秒間露光した)を180版/
日、ネガ型感光性平版印刷版SWN−X(コニカ(株)
製)の1003mm×800mmのサイズのもの(ネガフィルムを
密着させ、2kWメタルハライドランプを用いて60cmの距
離から30秒間露光した)を20版/日の割合で1ヶ月間処
理したところ、全ての版において良好にガム引き処理を
行うことが出来た。また、ガム液槽30内のガム液には少
量の沈澱物が発生するにとどまった。
【0070】更に、1ヶ月目に得られた印刷版を空気中
に1週間放置した後、ハイデルベルグGTO印刷機を用
いて良好な印刷物が得られるまでのヤレ紙の枚数を確認
した。結果を表1に示す。
【0071】実施例2 図1に示す自動現像機の現像槽5に、実施例1で用いた
ものと同じ現像液を60l仕込み、液温を30℃に調節し
た。また、現像時間が12秒間になるように感光性平版印
刷版の搬送速度を調節した。
【0072】濃縮現像補充液タンク14に実施例1で用い
たものと同じ濃縮現像補充液10lを入れ、この濃縮現像
補充液と水が1:3の割合で現像槽5に補充されるよう
にベローズポンプ12,13を調整した。
【0073】水洗水槽20に水を18l入れ、ガム液槽30に
はガム液SGW−2を水で2倍に希釈したものを15l入
れた。更に、濃縮ガム補充液タンク16にSGW−2を10
l入れ、SGW−2と水が1:1.5の割合でガム液槽30
に補充されるようにベローズポンプ32,33を調整した。
【0074】次に、現像補充液の補充量が感光性平版印
刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像機の稼働時間
が1時間に達する毎に152ml、自動現像機の停止時間1
時間当たり240mlとなるように、またガム液の補充量が
感光性平版印刷版を5m2処理する毎に171ml、自動現像
機の稼働時間が1時間に達する毎に43ml、自動現像機の
停止時間1時間当たり43mlとなるように、図示しない制
御回路を設定した。水洗水槽の水は毎日交換した。
【0075】このような条件で、ポジ型感光性平版印刷
版KM(コニカ(株)製)の1003mm×800mmのサイズのも
の(ポジフィルム密着させ、2kWメタルハライドランプ
を用いて60cmの距離から30秒間露光した)を180版/
日、ネガ型感光性平版印刷版SWN−N(コニカ(株)
製)の1003mm×800mmのサイズのもの(ネガフィルムを
密着させ、2kWメタルハライドランプを用いて60cmの距
離が30秒間露光した)を20版/日の割合で1ヶ月間処理
したところ、全ての版において良好にガム引き処理を行
うことが出来た。また、ガム液槽30内のガム液には少量
の沈澱物が発生するにとどまった。
【0076】更に、1ヶ月目に得られた印刷版を空気中
に1週間放置した後、ハイデルベルグGTO印刷機を用
いて良好な印刷物が得られるまでのヤレ紙の枚数を確認
した。結果を表1に示す。
【0077】実施例3 図1に示す自動現像機の現像槽5に、実施例1で用いた
ものと同じ現像液を60l仕込み、液温を30℃に調整し
た。また、現像時間が12秒間になるように感光性平版印
刷版の搬送速度を調節した。
【0078】濃縮現像補充液タンク14に実施例1で用い
たものと同じ濃縮現像補充液10lを入れ、この濃縮現像
補充液と水が1:3の割合で現像槽5に補充されるよう
にベローズポンプ12,13を調整した。
【0079】水洗水槽20に水を18l入れ、液槽30にはガ
ム液SGW−2を水で2倍に希釈したものを15l入れ
た。更に、濃縮ガム補充液タンク16にSGW−2を10l
入れ、SGW−2と水が1:3の割合でガム液槽30に補
充されるようにベローズポンプ32,33を調整した。
【0080】次に、現像補充液の補充量が感光性平版印
刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像機の稼働時間
が1時間に達する毎に152ml、自動現像機の停止時間1
時間当たり240mlとなるように、またガム液の補充量が
感光性平版印刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像
機の稼働時間が1時間に達する毎に17ml、自動現像機の
停止時間1時間当たり17mlとなるように、図示しない制
御回路を設定した。水洗水槽の水は毎日交換した。
【0081】このような条件で、ポジ型感光性平版印刷
版KM(コニカ(株)製)の1003mm×800mmのサイズのも
の(ポジフィルムを密着させ、2kWメタルハライドラン
プを用いて60cmの距離が30秒間露光した)を180版/
日,ネガ型感光性平版印刷版SWN−X(コニカ(株)
製)の1003mm×800mmのサイズのもの(ネガフィルムを
密着させ、2kWメタルハライドランプを用いて60cmの距
離から30秒間露光した)を20版/日の割合で1ヶ月間処
理したところ、全ての版において良好にガム引き処理を
行うことが出来た。また、ガム液槽30内のガム液には少
量の沈澱物が発生するにとどまった。
【0082】更に、1ヶ月目に得られた印刷版を空気中
に1週間放置した後、ハイデルベルグGTO印刷機を用
いて良好な印刷物が得られるまでのヤレ紙の枚数を確認
した。結果を表1に示す。
【0083】実施例4 図1に示す自動現像機の現像槽5に、実施例1で用いた
ものと同じ現像液60l仕込み、液温を30℃に調節した。
また、現像時間が12秒間になるように感光性平版印刷版
の搬送速度を調節した。
【0084】濃縮現像剤補充液タンク14に実施例1で用
いたものと同じ濃縮現像補充液10lを入れ、この濃縮現
像補充液と水が1:3の割合で現像槽5に補充されるよ
うにベローズポンプ12,13を調整した。
【0085】水洗水槽20に水を18l入れ、ガム液槽30に
はガム液SGW−2を水で2倍に希釈したものを15l入
れた。更に、濃縮ガム補充液タンク16にSGW−2を10
l入れ、SGW−2と水が1:9の割合でガム液槽30に
補充されるようにベローズポンプ32,33を調整した。
【0086】次に、現像補充液の補充量が感光性平版印
刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像機の稼働時間
が1時間に達する毎に152ml、自動現像機の停止時間1
時間当たり240mlとなるように、またガム液の補充量が
感光性平版印刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像
機の稼働時間が1時間に達する毎に17ml、自動現像機の
停止時間1時間当たり17mlとなるように、図示しない制
御回路を設定した。水洗水槽の水は毎日交換した。
【0087】このような条件で、ポジ型感光性平版印刷
版KM(コニカ(株)製)の1003mm×800mmのサイズのも
の(ポジフィルムを密着させ、2kWメタルハライドラン
プを用いて60cmの距離から30秒間露光した)を180版/
日、ネガ型感光性平版印刷版SWN−X(コニカ(株)
製)の1003mm×800mmのサイズのもの(ネガフィルムを
密着させ、2kWメタルハライドランプを用いて60cmの距
離から30秒間露光した)を20版/日の割合で1ヶ月間処
理したところ、全ての版において良好にガム引き処理を
行うことが出来た。また、ガム液槽30内のガム液には少
量の沈澱物が発生するにとどまった。
【0088】更に、1ヶ月目に得られた印刷版を空気中
に1週間放置した後、ハイデルベルグGTO印刷機を用
いて良好な印刷物が得られるまでのヤレ紙の枚数を確認
した。結果を表1に示す。
【0089】実施例5 図1に示す自動現像機の現像槽5に、実施例1で用いた
ものと同じ現像液を60l仕込み、液温を30℃に調節し
た。また、現像時間が12秒間になるように感光性平版印
刷版の搬送測度を調節した。
【0090】濃縮現像補充液タンク14に実施例1で用い
たものと同じ濃縮現像補充液10lを入れ、この濃縮現像
補充液と水が1:3の割合で現像槽5に補充されるよう
にベローズポンプ12,13を調整した。
【0091】水洗水槽20に水を18l入れ、ガム液槽30に
はガム液SGW−2を水で2倍に希釈してものを15l入
れた。更に、濃縮ガム補充液タンク16にSGW−2を10
l入れ、SGW−2と水が1:1の割合でガム液槽30に
補充されるようにベローズポンプ32,33を調整した。
【0092】次に、現像補充液の補充量が感光性平版印
刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像機の稼働時間
が1時間に達する毎に152ml、自動現像機の停止時間1
時間当たり240mlとなるように、ガム液の補充量が感光
性平版印刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像機の
稼働時間が1時間に達する毎に17ml、自動現像機の停止
時間1時間当たり17mlとなるように、また、自動現像機
の稼働時間が1時間に達する毎にガム液槽30に水を110m
l補充するように、図示しない制御回路を設定した。水
洗水槽の水は毎日交換した。
【0093】このような条件で、ポジ型感光性平版印刷
版KM(コニカ(株)製)の1003mm×800mmのサイズのも
の(ポジフィルムを密着させ、2kWメタルハライドラン
プを用いて60cmの距離から30秒間露光した)を180版/
日、ネガ型感光性平版印刷版SWN−X(コニカ(株)
製)の1003mm×800mmのサイズのもの(ネガフィルムを
密着させ、2kWメタルハライドランプを用いて60cmの距
離から30秒間露光した)を20版/日の割合で1ヶ月間処
理したところ、全ての版において良好にガム引き処理を
行うことが出来た。また、ガム液槽30内の液には少量の
沈澱物が発生するにとどまった。
【0094】更に、1ヶ月目に得られた印刷版を空気中
に1週間放置した後、ハイデルベルグGTO印刷機を用
いて良好な印刷物が得られるまでのヤレ紙の枚数を確認
した。結果を表1に示す。
【0095】実施例6 図1に示す自動現像機の現像槽5に、実施例1で用いた
ものと同じ現像液60l仕込み、液温を30℃に調節した。
また、現像時間が12秒間になるように感光性平版印刷版
の搬送測度を調節した。
【0096】濃縮現像補充液タンク14に実施例1で用い
たものと同じ濃縮現像補充液10lを入れ、この濃縮現像
補充液と水が1:3の割合で現像槽5に補充されるよう
にベローズポンプ12,13を調整した。
【0097】水洗水槽20に水を18l入れ、ガム液槽30に
はガム液SGW−2で水で2倍に希釈したものを15l入
れた。更に、濃縮ガム補充液タンク16にSGW−2を10
l入れ、SGW−2と水が1:2の割合でガム液槽30に
補充されるようにベローズポンプ32,33を調整した。
【0098】次に、現像補充液の補充量が感光性平版印
刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像機の稼働時間
が1時間に達する毎に152ml、自動現像機の停止時間1
時間当たり240mlとなるように、ガム液の補充量が感光
性平版印刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像機の
稼働時間が1時間に達する毎に17ml、自動現像機の停止
時間1時間当たり17mlとなるように、また感光性平版印
刷版を5m2処理する毎に水洗水槽20に水を350ml補充す
るように、図示しない制御回路を設定した。
【0099】このような条件で、ポジ型感光性平版印刷
版KM(コニカ(株)製)の1003mm×800mmのサイズのも
の(ポジフィルムを密着させ、2kWメタルハライドラン
プを用いて60cmの距離から30秒間露光した)を180版/
日、ネガ型感光性平版印刷版SWN−X(コニカ(株)
製)の1003mm×800mmのサイズのもの(ネガフィルムを
密着させ、2kWメタルハライドランプを用いて60cmの距
離から30秒間露光した)を20版/日の割合で1ヶ月間処
理したところ、全ての版において良好にガム引き処理を
行うことが出来た。また、ガム液槽30内のガム液には少
量の沈澱物が発生することにとどまった。
【0100】更に、1ヶ月目に得られた印刷版を空気中
に1週間放置した後、ハイデルベルグGTO印刷機を用
いて良好な印刷物が得られるまでのヤレ紙の枚数を確認
した。結果を表1に示す。
【0101】比較例1 図1に示す自動現像機の現像槽5に、実施例1で用いた
ものと同じ現像液を60l仕込み、液温を30℃に調節し
た。また、現像時間が12秒間になるように感光性平版印
刷版の搬送速度を調節した。
【0102】濃縮現像補充液タンク14に実施例1で用い
たものと同じ濃縮現像補充液10lを入れ、この濃縮現像
補充液と水が1:3の割合で現像槽5に補充されるよう
にベローズポンプ12,13を調整した。
【0103】水洗水槽20に水を18l入れ、ガム液槽30に
はガム液SGW−2を水で2倍に希釈したものを15l入
れた。更に、濃縮ガム補充液タンク16にSGW−2を10
l入れ、SGW−2と水が1:1の割合でガム液槽30に
補充されるようにベローズポンプ32,33を調整した。
【0104】次に、現像補充液の補充量が感光性平版印
刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像機の稼働時間
が1時間に達する毎に152ml、自動現像機の停止時間1
時間当たり240mlとなるように、またガム液の補充量が
感光性平版印刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像
機の稼働時間が1時間に達する毎に17ml、自動現像機の
停止時間1時間当たり17mlとなるように、図示しない制
御回路を設定した。水洗槽の水は毎日交換した。
【0105】このような条件で、ポジ型感光性平版印刷
版KM(コニカ(株)製)の1003mm×800mmのサイズのも
の(ポジフィルムを密着させ、2kWメタルハライドラン
プを用いて60cmの距離から30秒間露光した)を180版/
日、ネガ型感光性平版印刷版SWN−X(コニカ(株)
製)の1003mm×800mmのサイズのもの(ネガフィルムを
密着させ、2kWメタルハライドランプを用いて60cmの距
離から30秒間露光した)を20版/日の割合で1ヶ月間処
理したところ、ガム液槽30内のガム液に大量の沈澱物が
発生した。
【0106】更に、1ヶ月目に得られた印刷版を空気中
に1週間放置した後、ハイデルベルグGTO印刷機を用
いて良好な印刷物が得られるまでのヤレ紙の枚数を確認
した。結果を表1に示す。
【0107】比較例2 図1に示す自動現像機の現像槽5に、実施例1で用いた
ものと同じ現像液を60l仕込み、液温を30℃に調節し
た。また、現像時間が12秒間になるように感光性平版印
刷版の搬送速度を調節した。
【0108】濃縮現像補充液タンク14に実施例1で用い
たものと同じ濃縮現像補充液10lを入れ、この濃縮現像
補充液と水が1:3の割合で現像槽5に補充されるよう
にベローズポンプ12,13を調整した。
【0109】水洗水槽20に水を18l入れ、ガム液槽30に
はガム液SGW−2を水で2倍に希釈したものを15l入
れた。更に、濃縮ガム補充液タンク16にSGW−2を10
l入れ、SGW−2と水が1:19の割合でガム液槽30に
補充されるようにベローズポンプ32,33を調整した。
【0110】次に、現像補充液の補充量が感光性平版印
刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像機の稼働時間
が1時間に達する毎に152ml、自動現像機の停止時間1
時間当たり240mlとなるように、またガム液の補充量が
感光性平版印刷版を5m2処理する毎に150ml、自動現像
機の稼働時間が1時間に達する毎に17ml、自動現像機の
停止時間1時間当たり17mlとなるように、図示しない制
御回路を設定した。水洗水槽の水は毎日交換した。
【0111】このような条件で、ポジ型感光性平版印刷
版KM(コニカ(株)製)の1003mm×800mmのサイズのも
の(ポジフィルムを密着させ、2kWメタルハライドラン
プを用いて60cmの距離から30秒間露光した)を180版/
日、ネガ型感光性平版印刷版SWN−X(コニカ(株)
製)の1003mm×800mmのサイズのもの(ネガフィルムを
密着させ、2kWメタルハライドランプを用いて60cmの距
離から30秒間露光した)を20版/日の割合で1ヶ月間処
理した。
【0112】1ヶ月目に得られた印刷版を空気中に1週
間放置した後、ハイデルベルグGTO印刷機を用いて印
刷を行ったところ、非画像部に地汚れを生じた。
【0113】
【表1】
【0114】本発明が適用される感光性平版印刷版とそ
の処理には、例えば感光性成分としてジアゾ化合物を用
いたネガ型感光層を有する感光性平版印刷版とその処
理、感光性成分としてo-キノンジアジド化合物を用いた
ポジ型感光層を有する感光性平版印刷版とその処理、例
えば特開昭62-175757号公報第5頁左下欄第18行〜第7
頁右上欄第11行に記載されているような感光性平版印刷
版、例えば特開昭62-263号、同62-24264号、同62-25761
号、同62-35351号、同62-73271号、同62-75535号、同62
-89060号、同62-125357号、同62-133460号、同62-15914
8号、同62-168160号、同62-175757号、同62-175758号、
同63-200154号、同63-205658号各公報に記載されている
ような感光性平版印刷版とその処理が包含される。
【0115】
【発明の効果】本発明によれば、ガム液に補充液を補充
してガム引きを行う感光性平版印刷版の処理方法におい
て、ガム液を長期間交換なしに使用したとき、ガム液が
濃縮されたり、現像液成分や感光層成分がガム液中に持
ち込まれ蓄積されることによって不溶物を生じ、この不
溶物によって自動現像機のシャワーパイプが目詰まりを
起こしたり、不溶物が印刷版上に付着し汚れを生じる問
題が解消され、長期間ガム液を交換することなしに安定
した処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための自動現像機の一例
を示す概略断面図である。
【符号の説明】
A 挿入部 B 現像部 C 水洗部 D ガム処理部 E 乾燥部 1 挿入台 2 光学センサ 3A,3B ニップ搬送ローラ 4 搬送ローラ 5 現像槽 6A,6B 処理液吐出ノズル 7,21,31 マグネットポンプ 8 ブラシローラ 9 版押さえローラ 10 ヒータ 11,12,13,32,33 ベローズポンプ 14 濃縮現像補充液タンク 15 希釈水タンク 16 濃縮ガム補充液タンク 17 現像廃液タンク 20 水洗水槽 30 ガム液槽 40A,40B 乾燥風吐出ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 智久 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 (72)発明者 福室 郁 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動現像機を用いて感光性平版印刷版を
    現像処理した後、ガム液で処理する感光性平版印刷版の
    処理方法において、該ガム液にその濃度(W/V%)が
    ガム液の新液の0.2〜0.8倍の補充液を添加することを特
    徴とする感光性平版印刷版の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記現像処理とガム液による処理の間に
    水洗処理を行うことを特徴とする請求項1記載の処理方
    法。
  3. 【請求項3】 自動現像機を用いて感光性平版印刷版を
    現像処理した後、ガム液で処理する感光性平版印刷版の
    処理方法において、該ガム液にその濃度(W/V%)が
    ガム液の新液の0.8倍より大きな補充液を添加し、それ
    とは別個に水をガム液に添加することを特徴とする感光
    性平版印刷版の処理方法。
  4. 【請求項4】 前記現像処理とガム液による処理の間に
    水洗処理を行うことを特徴とする請求項3記載の処理方
    法。
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