JPH0718037U - クラッチ装置 - Google Patents
クラッチ装置Info
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- JPH0718037U JPH0718037U JP5297093U JP5297093U JPH0718037U JP H0718037 U JPH0718037 U JP H0718037U JP 5297093 U JP5297093 U JP 5297093U JP 5297093 U JP5297093 U JP 5297093U JP H0718037 U JPH0718037 U JP H0718037U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クラッチ装置において、クラッチ性能の要求
を満足させ、ルーバーなどの操作性を向上させることに
ある。 【構成】 クラッチ装置1において、出力軸2と、この
出力軸2に回転自在に設けられる出力車3と、前記出力
軸2と一体に回転するスプリングワッシャ4a、4bと
を備え、前記スプリングワッシャ4a、4bで出力車3
を両側から挟み付けて摩擦クラッチを形成し、出力車3
とスプリングワッシャ4a、4bとの摩擦部5a、5b
を線接触とし、これらの摩擦部5a、5bの線接触部分
のすべり摩擦により回転力の伝達を断続する構造とし
た。
を満足させ、ルーバーなどの操作性を向上させることに
ある。 【構成】 クラッチ装置1において、出力軸2と、この
出力軸2に回転自在に設けられる出力車3と、前記出力
軸2と一体に回転するスプリングワッシャ4a、4bと
を備え、前記スプリングワッシャ4a、4bで出力車3
を両側から挟み付けて摩擦クラッチを形成し、出力車3
とスプリングワッシャ4a、4bとの摩擦部5a、5b
を線接触とし、これらの摩擦部5a、5bの線接触部分
のすべり摩擦により回転力の伝達を断続する構造とし
た。
Description
【0001】
本考案は、たとえば小型同期モータに使用され、すべり摩擦により回転力の伝 達を断続するクラッチ装置に関する。
【0002】
図4に示すように、たとえば、エアコンルーバースウィング駆動用として使用 される小型同期モータのクラッチ装置22は、圧力を均一化するプレート23を 介してスプリングワッシャ24と平ワッシャ25とで出力車16を両側から挟み 付けて摩擦部27を面接触とし、この摩擦部27の面接触部分のすべり摩擦によ り出力軸28と出力車26との間で回転力の伝達を断続する構造となっている。
【0003】 このクラッチ装置22には、以下のクラッチ性能が要求される。すなわち、( 1)ルーバー負荷トルク以上のスリップトルク(動トルク)が保持され、(2) エアコン使用者が外部よりルーバー向きを手により操作する際の操作感からスリ ップし始めるトルク(静トルク)の上限が規制されている。
【0004】
しかし、前記した従来のクラッチ装置22では、(1)ばね定数および部品点 数の増大により組立時のトルクバラツキが大きく、(2)摩擦部の面接触により 静トルクが増大し、動トルクとの差が大きい。このため、前記クラッチ性能の要 求を満足できず、ルーバーの操作性が悪いという問題があった。
【0005】
そこで、本考案は、前記問題点に着目してなされたもので、その目的は、クラ ッチ性能の要求を満足させ、ルーバーなどの操作性を向上させることのできるク ラッチ装置を提供することにある。
【0006】
前記目的を達成する本考案は、出力軸と、この出力軸に回転自在に設けられる 出力車と、前記出力軸と一体に回転するスプリングワッシャとを備え、前記スプ リングワッシャで出力車を両側から挟み付けて摩擦クラッチを形成し、前記出力 車とスプリングワッシャとの摩擦部を線接触とし、これらの摩擦部の線接触部分 のすべり摩擦により出力軸と出力車との間で回転力の伝達を断続する構造とした ものである。
【0007】
摩擦部の線接触部分の摩擦により出力軸と出力車との間で回転力が伝達される が、この回転力の伝達中に外部から負荷を与えると、摩擦部の線接触部分のスリ ップにより回転力の伝達が切断される。このように、摩擦部の線接触により、静 トルクを低減させ、動トルクに近接させることができる。また、ばね定数および 部品点数の減少により組立時のトルクバラツキを抑えることができる。その結果 クラッチ性能の要求を満足させ、ルーバーなどの操作性を向上させることができ る。
【0008】
図1〜図3に示すように、本実施例に係るクラッチ装置1は、たとえばエアコ ンルーバースウィング駆動用の減速歯車機構付小型同期モータ15に適用したも のである。この小型同期モータ15は、モータケース10内にロータ、モータコ アおよびボビンなどを収納したモータ部分11と、その上部に減速歯車とクラッ チ装置1とを内蔵したギア部分12とからなる。前記クラッチ装置1は、小型同 期モータ15のトルク伝達機能を保持しながら、外部衝撃負荷からのモータケー ス10内の歯車保護および指などがルーバーなどに挟まれたときの安全性、さら に外部からのルーバー操作性などの機能を確保するために設けられている。
【0009】 本実施例の要旨は、前記クラッチ装置1において、出力軸2と、この出力軸2 に回転自在に設けられる出力車3と、出力軸2と一体に回転するスプリングワッ シャ4a、4bとを備え、このスプリングワッシャ4a、4bで出力車3を両側 から挟み付けて摩擦クラッチを形成し、出力車3とスプリングワッシャ4a、4 bとの摩擦部5a、5bを線接触とし、これらの摩擦部5a、5bの線接触部分 のすべり摩擦により回転力の伝達を断続する構造としたものである。
【0010】 すなわち、前記出力軸2は、出力軸部9、大径部2aおよび小径部2bからな る段付構造であり、大径部2aがモータケース10に軸受け部を介して回転自在 に軸支され、出力軸部9がモータケース10からルーバー側に突出している。モ ータケース10内の小径部2bに出力車3が回転自在に設けられ、この出力車3 は、外周面に最終段の減速歯車と噛合する歯部6を有し、両側面に環状突起部7 a、7bがそれぞれ形成されている。
【0011】 前記出力軸2の小径部2bの外周面に平行面8が形成され、スプリングワッシ ャ4a、4bの孔13の内周面に互いに平行なカット面14が形成され、カット 面14付孔13に平行面8付小径部2bが嵌合することにより、スプリングワッ シャ4a、4bは、出力軸2と一体に回転でき、かつ出力車3を両側から挟み付 けた状態でカシメにより固定され、これによりスプリングワッシャ4a、4bを 出力車3の環状突起部7a、7bにそれぞれ弾性的に押し付け、摩擦部5a、5 bをリング状の線接触とする構造となっている。
【0012】 次に、本実施例の作用を説明する。最終段の減速歯車を経て出力車3を減速回 転させると、摩擦部5a、5bの線接触部分の摩擦により出力車3から出力軸2 に回転力が伝達される。この回転力の伝達中に指でルーバー向きを変える操作に より外部から負荷を与えると、摩擦部5a、5bの線接触部分のスリップにより 回転力の伝達が切断される。
【0013】 このように、スリップする摩擦部5a、5bを面接触から線接触へと接触面積 を格段に少なくすることにより、静トルクを低減させ、動トルクに近接させるこ とができる。また、2枚のスプリングワッシャ4a、4bで出力車3を両側から 挟み付けた構造としたので、ばね定数を小さくでき、これにより、部品寸法のバ ラツキによるトルクバラツキを吸収することができる。
【0014】 また、図4に示すように、従来の摩擦部27の面接触部において圧力均一化の 目的で設けていたプレート23を不要にして、部品点数を削減し、組立時のカシ メ量バラツキを抑えることができる。したがって、組立時のトルクバラツキを抑 えることができる。その結果、クラッチ性能の要求を満足させ、ルーバーの操作 性を向上させることができる。
【0015】 なお、本考案は、前記実施例に限定されるものでなく、種々の改変が可能であ ることはもちろんである。たとえば、前記実施例では、エアコンルーバースウィ ング駆動用の小型同期モータに適用した場合について説明したが、これに限らず 電気ストーブの首振り、石油ファンヒータルーバー、冷風扇ルーバーあるいは扇 風機首振り用の小型同期モータに適用でき、さらにこれらの小型同期モータに代 えてステップモータに適用することもできる。
【0016】 また、前記実施例では、出力車3から出力軸2への回転力の伝達の場合につい て説明したが、これに限らず、これを互いに逆にし、出力軸2から出力車3へ回 転力を伝達する場合に適用することもできる。さらに、環状突起部7a、7bが スプリングワッシャ4a、4b側に形成され、平坦な摩擦部5a、5bが出力車 3側に形成されていてもよい。また、トルクの大きさに応じていずれか一方のス プリングワッシャ4a、4bを省略することもできる。また、環状突起部7a、 7bは連続していても不連続でもよい。
【0017】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、以下の効果が得られる。す なわち、(1)摩擦部の線接触部分のすべり摩擦により回転力の伝達を断続する 構造としたので、静トルクを低減させ、動トルクに近接させることができる。( 2)スプリングワッシャで出力車を両側から挟み付け、出力車とスプリングワッ シャとの摩擦部を線接触とした構造としたので、ばね定数および部品点数を減少 させ、組立時のトルクバラツキを抑えることができる。前記(1)、(2)の効 果により、クラッチ性能の要求を満足させ、ルーバーなどの操作性を向上させる ことができる。
【図1】実施例に係るクラッチ装置を示す断面図であ
る。
る。
【図2】出力軸を示す構成図である。
【図3】スプリングワッシャを示す構成図である。
【図4】従来例に係るクラッチ装置を示す断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 クラッチ装置 2 出力軸 2a 大径部 2b 小径部 3 出力車 4a スプリングワッシャ 4b スプリングワッシャ 5a 摩擦部 5b 摩擦部 6 歯部 7a 環状突起部 7b 環状突起部 8 平行面 9 出力軸部 10 モータケース 11 モータ部分 12 ギア部分 13 孔 14 カット面 15 小型同期モータ 22 従来のクラッチ装置 23 プレート 24 スプリングワッシャ 25 平ワッシャ 26 出力車 27 摩擦部 28 出力軸
Claims (2)
- 【請求項1】 出力軸(2)と、この出力軸(2)に回
転自在に設けられる出力車(3)と、前記出力軸(2)
と一体に回転するスプリングワッシャ(4a、4b)と
を備え、前記スプリングワッシャ(4a、4b)で出力
車(3)を両側から挟み付けて摩擦クラッチを形成し、
前記出力車(3)とスプリングワッシャ(4a、4b)
との摩擦部(5a、5b)を線接触とし、これらの摩擦
部(5a、5b)の線接触部分のすべり摩擦により回転
力の伝達を断続することを特徴とするクラッチ装置
(1)。 - 【請求項2】 出力軸(2)と、この出力軸(2)に回
転自在に設けられる出力車(3)と、前記出力軸(2)
と一体に回転するスプリングワッシャ(4a、4b)と
を備え、前記スプリングワッシャ(4a、4b)で出力
車(3)を両側から挟み付けて摩擦部(5a、5b)を
形成し、この摩擦部(5a、5b)における前記出力車
(3)と前記スプリングワッシャ(4a、4b)の対向
面のいずれか一方に突起部(7a、7b)を形成したこ
とを特徴とするクラッチ装置(1)。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993052970U JP2604044Y2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | クラッチ装置 |
| CN 94115841 CN1035451C (zh) | 1993-09-03 | 1994-08-25 | 离合器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993052970U JP2604044Y2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | クラッチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718037U true JPH0718037U (ja) | 1995-03-31 |
| JP2604044Y2 JP2604044Y2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=12929751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993052970U Expired - Fee Related JP2604044Y2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | クラッチ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2604044Y2 (ja) |
| CN (1) | CN1035451C (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021081024A (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | 日本電産サンキョー株式会社 | フリクションドライブ機構およびギヤードモータ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100412309C (zh) * | 2006-07-20 | 2008-08-20 | 杨福友 | 具有摩擦片的砼钻孔机 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP1993052970U patent/JP2604044Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-08-25 CN CN 94115841 patent/CN1035451C/zh not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021081024A (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | 日本電産サンキョー株式会社 | フリクションドライブ機構およびギヤードモータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1035451C (zh) | 1997-07-16 |
| JP2604044Y2 (ja) | 2000-04-10 |
| CN1103141A (zh) | 1995-05-31 |
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