JPH0718046B2 - 溶融紡糸ヘツドの温度調節装置 - Google Patents
溶融紡糸ヘツドの温度調節装置Info
- Publication number
- JPH0718046B2 JPH0718046B2 JP60202209A JP20220985A JPH0718046B2 JP H0718046 B2 JPH0718046 B2 JP H0718046B2 JP 60202209 A JP60202209 A JP 60202209A JP 20220985 A JP20220985 A JP 20220985A JP H0718046 B2 JPH0718046 B2 JP H0718046B2
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- heating
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- heat
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、合成繊維の溶融紡糸ヘツドの温度を所望に
より速やかに下降させることができる温度調節装置に関
するものである。
より速やかに下降させることができる温度調節装置に関
するものである。
(従来の技術) ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレンなどの熱可塑
性合成樹脂からなる合成繊維フイラメントを紡糸する場
合、多数の紡糸孔を有する紡糸口金の上に過板、分配
板および導入板などを順に重ねて口金パツクを形成し、
その上方から溶融状態の熱可塑性合成樹脂を供給して下
端の紡糸口金の紡糸孔から押出している。そして、上記
紡糸口金の温度を一定に維持するため、口金パツクの外
面に熱媒ジヤケツトを取付け、この熱媒ジヤケツトに高
温の熱媒を循環させていた。
性合成樹脂からなる合成繊維フイラメントを紡糸する場
合、多数の紡糸孔を有する紡糸口金の上に過板、分配
板および導入板などを順に重ねて口金パツクを形成し、
その上方から溶融状態の熱可塑性合成樹脂を供給して下
端の紡糸口金の紡糸孔から押出している。そして、上記
紡糸口金の温度を一定に維持するため、口金パツクの外
面に熱媒ジヤケツトを取付け、この熱媒ジヤケツトに高
温の熱媒を循環させていた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来は、紡糸ヘツドの温度を一定に維持するために加熱
することを主眼にし、強制冷却用の手段を全く備えてい
なかつた。したがつて、温度を低くしたいときは、熱媒
の循環を停止して自然放熱をする以外に方法が無く、所
望の温度まで下降させるために長時間を必要とし、特に
温度維持のために紡糸ヘツドを断熱材で被覆することに
より、熱媒ジヤケツト自体の他に、熱媒ジヤケツトの外
側の断熱材が加熱されて高温になつており、その熱容量
が大きくなつていて、上記温度下降の妨げとなり、例え
ば292℃から282℃まで温度を10℃下げるために1時間近
くを必要とし、その間生産が停止するという問題があつ
た。
することを主眼にし、強制冷却用の手段を全く備えてい
なかつた。したがつて、温度を低くしたいときは、熱媒
の循環を停止して自然放熱をする以外に方法が無く、所
望の温度まで下降させるために長時間を必要とし、特に
温度維持のために紡糸ヘツドを断熱材で被覆することに
より、熱媒ジヤケツト自体の他に、熱媒ジヤケツトの外
側の断熱材が加熱されて高温になつており、その熱容量
が大きくなつていて、上記温度下降の妨げとなり、例え
ば292℃から282℃まで温度を10℃下げるために1時間近
くを必要とし、その間生産が停止するという問題があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 紡糸口金、過板、分配板および導入板などからなる口
金パツクの外面に熱媒ジヤケツトを設け、この熱媒ジヤ
ケツトに循環される熱媒を加熱するための加熱手段に併
せて上記熱媒を冷却するための冷却手段を設ける。この
冷却手段としては、熱媒ジヤケツトの外側に冷却ジヤケ
ツトを設け、この冷却ジヤケツトに空気、水などの冷媒
を供給するようにしたもの、および熱媒の循環途中で熱
媒、例えばダウサムを断熱膨張させる膨張タンクを併用
する。なお、多数個の紡糸口金を1列の直線状、円形状
等に配列した多分割溶融紡糸装置においては、紡糸口金
の列の両側に沿つて熱媒ジヤケツトを設けることができ
る。
金パツクの外面に熱媒ジヤケツトを設け、この熱媒ジヤ
ケツトに循環される熱媒を加熱するための加熱手段に併
せて上記熱媒を冷却するための冷却手段を設ける。この
冷却手段としては、熱媒ジヤケツトの外側に冷却ジヤケ
ツトを設け、この冷却ジヤケツトに空気、水などの冷媒
を供給するようにしたもの、および熱媒の循環途中で熱
媒、例えばダウサムを断熱膨張させる膨張タンクを併用
する。なお、多数個の紡糸口金を1列の直線状、円形状
等に配列した多分割溶融紡糸装置においては、紡糸口金
の列の両側に沿つて熱媒ジヤケツトを設けることができ
る。
(作用) 紡糸を開始するときは、冷却手段を停止し、加熱手段を
作動させて熱媒を循環することにより、従来と同様に紡
糸ヘツドを加熱し、加熱手段のオン・オフ制御によつて
所望の温度に維持する。そして、ロツト変更等によつて
温度を低く設定するときは、熱媒の加熱手段を停止し、
熱媒を循環させながら冷却手段を作動させることによ
り、熱媒を介して紡糸ヘツドが冷却され、その温度が速
やかに下降する。なお、熱媒ジヤケツトの外側に設けた
冷却ジヤケツトに冷媒を循環させた場合は、熱媒ジヤケ
ツトおよび紡糸ヘツドを囲む断熱材の熱が冷媒ジヤケツ
ト側に移動することによつて熱媒ジヤケツトの温度が下
降し、特に冷媒の流量の調整によつて紡糸ヘツドの温度
の下降速度を所望の大きさに設定することができる。ま
た熱媒を断熱膨張させた場合は、熱媒ジヤケツト内の熱
媒自体の温度が下降するので、この下降に伴つて紡糸ヘ
ツドの温度が低くなる。そして、上記の冷媒循環と熱媒
の断熱膨張とを併用することにより、紡糸ヘツドの温度
の下降速度を一層速くすることができる。
作動させて熱媒を循環することにより、従来と同様に紡
糸ヘツドを加熱し、加熱手段のオン・オフ制御によつて
所望の温度に維持する。そして、ロツト変更等によつて
温度を低く設定するときは、熱媒の加熱手段を停止し、
熱媒を循環させながら冷却手段を作動させることによ
り、熱媒を介して紡糸ヘツドが冷却され、その温度が速
やかに下降する。なお、熱媒ジヤケツトの外側に設けた
冷却ジヤケツトに冷媒を循環させた場合は、熱媒ジヤケ
ツトおよび紡糸ヘツドを囲む断熱材の熱が冷媒ジヤケツ
ト側に移動することによつて熱媒ジヤケツトの温度が下
降し、特に冷媒の流量の調整によつて紡糸ヘツドの温度
の下降速度を所望の大きさに設定することができる。ま
た熱媒を断熱膨張させた場合は、熱媒ジヤケツト内の熱
媒自体の温度が下降するので、この下降に伴つて紡糸ヘ
ツドの温度が低くなる。そして、上記の冷媒循環と熱媒
の断熱膨張とを併用することにより、紡糸ヘツドの温度
の下降速度を一層速くすることができる。
(実施例) 図面において、口金パツク1は、口金支持板2上に口金
3、過板4、2枚の分配板5、5および導入板6を順
に重ねて形成され、その左右両側に熱媒ジヤケツト7が
固定され、この熱媒ジヤケツト7に接続された熱媒循環
パイプ8に熱媒ボイラ(熱媒加熱手段)9および膨張タ
ンク10が並列に介設され、熱媒がポンプ(図示されてい
ない)によつて矢印A方向に循環される。なお、膨張タ
ンク10の入口側および出口側にそれぞれ入口用バルブ11
および出口用バルブ12が設けられる。
3、過板4、2枚の分配板5、5および導入板6を順
に重ねて形成され、その左右両側に熱媒ジヤケツト7が
固定され、この熱媒ジヤケツト7に接続された熱媒循環
パイプ8に熱媒ボイラ(熱媒加熱手段)9および膨張タ
ンク10が並列に介設され、熱媒がポンプ(図示されてい
ない)によつて矢印A方向に循環される。なお、膨張タ
ンク10の入口側および出口側にそれぞれ入口用バルブ11
および出口用バルブ12が設けられる。
上記の熱媒ジヤケツト7の側面に冷媒ジヤケツト13が、
また熱媒ジヤケツト7と導入板6の上面にまたがつて冷
媒ジヤケツト14が2列にそれぞれ設けられ、これらの冷
媒ジヤケツト13、14、14、13が冷媒供給パイプ15で順に
接続され、冷媒がポンプ(図示されていない)によつて
矢印B方向に供給されるようになつている。なお、左端
の冷媒ジヤケツト14の入口に入口バルブ16が設けられ
る。そして、上記口金パツク1の上端の導入板6に溶融
合成樹脂の分配用パイプ17が接続され、上記のジヤケツ
ト7、13、14の外面が断熱材18で被覆される。
また熱媒ジヤケツト7と導入板6の上面にまたがつて冷
媒ジヤケツト14が2列にそれぞれ設けられ、これらの冷
媒ジヤケツト13、14、14、13が冷媒供給パイプ15で順に
接続され、冷媒がポンプ(図示されていない)によつて
矢印B方向に供給されるようになつている。なお、左端
の冷媒ジヤケツト14の入口に入口バルブ16が設けられ
る。そして、上記口金パツク1の上端の導入板6に溶融
合成樹脂の分配用パイプ17が接続され、上記のジヤケツ
ト7、13、14の外面が断熱材18で被覆される。
上記の構造において、紡糸口金3の温度が292℃のと
き、これを282℃まで下降させるのに必要な時間は、自
然放熱の場合が43分であつたのに対し、冷媒ジヤケツト
13、14に常温の空気を通し、かつ膨張タンク10で熱媒を
断熱膨張させたときは約1/4の8分であつた。また、冷
媒(空気)のみを用いた場合が10分であり、断熱膨張の
みを用いた場合が20分であつた。
き、これを282℃まで下降させるのに必要な時間は、自
然放熱の場合が43分であつたのに対し、冷媒ジヤケツト
13、14に常温の空気を通し、かつ膨張タンク10で熱媒を
断熱膨張させたときは約1/4の8分であつた。また、冷
媒(空気)のみを用いた場合が10分であり、断熱膨張の
みを用いた場合が20分であつた。
(発明の効果) この発明は、熱媒の加熱手段に併せて冷却手段を設けた
ものであるから、ロツト変更に伴つて紡糸ヘツドの温度
を低く設定し直す場合に、その温度を従来に比べて速や
かに下降させることができ、ロツト変更の際の停台時間
が短縮され、生産量が増加する。しかも、この発明によ
れば、熱媒の冷却、すなわち紡糸口金の冷却を熱媒ジャ
ケットの外側に設けた冷媒ジャケットによって、また熱
媒の断熱膨張によって、更に両者の併用によっても行う
ことができるので、目的に応じて使い分けすることがで
き、特に両者を併用した場合は、紡糸口金の温度降下を
一層迅速に行うことができる。
ものであるから、ロツト変更に伴つて紡糸ヘツドの温度
を低く設定し直す場合に、その温度を従来に比べて速や
かに下降させることができ、ロツト変更の際の停台時間
が短縮され、生産量が増加する。しかも、この発明によ
れば、熱媒の冷却、すなわち紡糸口金の冷却を熱媒ジャ
ケットの外側に設けた冷媒ジャケットによって、また熱
媒の断熱膨張によって、更に両者の併用によっても行う
ことができるので、目的に応じて使い分けすることがで
き、特に両者を併用した場合は、紡糸口金の温度降下を
一層迅速に行うことができる。
図面はこの発明の実施例の縦断面図である。 1:口金パツク、3:紡糸口金、4:過板、5:分配板、6:導
入板、7:熱媒ジヤケツト、8:熱媒循環パイプ、9:熱媒ボ
イラ、10:膨張タンク、13、14:冷媒ジヤケツト、15:冷
媒供給パイプ。
入板、7:熱媒ジヤケツト、8:熱媒循環パイプ、9:熱媒ボ
イラ、10:膨張タンク、13、14:冷媒ジヤケツト、15:冷
媒供給パイプ。
Claims (1)
- 【請求項1】紡糸口金、過板、分配板および導入板な
どからなる口金パックの外面に熱媒ジャケットを設け、
この熱媒ジャケットに接続した熱媒循環パイプに熱媒を
加熱するための熱媒加熱手段および上記熱媒を断熱膨張
させるための膨張タンクを並列に介設し、かつ上記熱媒
ジャケットの外側に冷媒ジャケットを設け、この冷媒ジ
ャケットに冷媒供給手段を接続して熱媒ジャケットの熱
媒を冷却するようにしたことを特徴とする溶融紡糸ヘッ
ドの温度調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60202209A JPH0718046B2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 溶融紡糸ヘツドの温度調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60202209A JPH0718046B2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 溶融紡糸ヘツドの温度調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6262905A JPS6262905A (ja) | 1987-03-19 |
| JPH0718046B2 true JPH0718046B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=16453766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60202209A Expired - Fee Related JPH0718046B2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 溶融紡糸ヘツドの温度調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718046B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101508743B1 (ko) * | 2013-11-14 | 2015-04-07 | 도레이케미칼 주식회사 | 방사구금 냉각장치 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6452824A (en) * | 1987-05-26 | 1989-02-28 | Petoca Ltd | Melt spinning device for pitch |
| CN112030248A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-12-04 | 上海朗银压力容器有限公司 | 一种纺丝箱 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57106706A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-02 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | Spinneret |
| JPS60156183U (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-17 | 東レ株式会社 | 紡糸用口金ユニオン |
-
1985
- 1985-09-11 JP JP60202209A patent/JPH0718046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101508743B1 (ko) * | 2013-11-14 | 2015-04-07 | 도레이케미칼 주식회사 | 방사구금 냉각장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6262905A (ja) | 1987-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |