JPH07180580A - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents
エンジンの空燃比制御装置Info
- Publication number
- JPH07180580A JPH07180580A JP32855693A JP32855693A JPH07180580A JP H07180580 A JPH07180580 A JP H07180580A JP 32855693 A JP32855693 A JP 32855693A JP 32855693 A JP32855693 A JP 32855693A JP H07180580 A JPH07180580 A JP H07180580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- air
- engine
- fuel ratio
- wall flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料の切換時にも空燃比の適切な補正を可能
として、燃焼の安定性を向上させる。 【構成】 排気検出手段50の出力に基づいて目標空燃
比と一致するように燃料供給量を演算するフィードバッ
ク制御手段51と、少なくとも重質燃料と軽質燃料との
燃料性状に応じた特性に従って壁流補正量を算出する手
段52と、この壁流補正量に基づいて前記燃料供給量を
補正する手段53と、この補正燃料量をエンジンの吸気
管に供給する手段54と、前記空燃比のフィードバック
制御をしないエンジンの特定運転状態を検出する手段5
5と、燃焼のばらつきを検出する手段56と、前記特定
運転状態時にこの燃焼のばらつきに基づいてエンジン安
定限界の空燃比になるように燃料量を制御する手段57
と、この燃焼のばらつきに対応した制御係数に基づいて
前記壁流補正量を修正する手段58とを備える。
として、燃焼の安定性を向上させる。 【構成】 排気検出手段50の出力に基づいて目標空燃
比と一致するように燃料供給量を演算するフィードバッ
ク制御手段51と、少なくとも重質燃料と軽質燃料との
燃料性状に応じた特性に従って壁流補正量を算出する手
段52と、この壁流補正量に基づいて前記燃料供給量を
補正する手段53と、この補正燃料量をエンジンの吸気
管に供給する手段54と、前記空燃比のフィードバック
制御をしないエンジンの特定運転状態を検出する手段5
5と、燃焼のばらつきを検出する手段56と、前記特定
運転状態時にこの燃焼のばらつきに基づいてエンジン安
定限界の空燃比になるように燃料量を制御する手段57
と、この燃焼のばらつきに対応した制御係数に基づいて
前記壁流補正量を修正する手段58とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの空燃比制御装
置に関し、とくに燃料の性状による空燃比の変動を補正
するものである。
置に関し、とくに燃料の性状による空燃比の変動を補正
するものである。
【0002】
【従来の技術】とくにガソリンエンジンのように、燃焼
室に直接ではなく、吸気管に燃料を供給し、空気と予混
合するエンジンにあって、加減速時など、吸気管の内壁
に付着した燃料の壁流分の変動によって、実際にエンジ
ンに供給される空燃比が大きく変化し、動力性能や排気
組成に大きな影響を与えることがある。
室に直接ではなく、吸気管に燃料を供給し、空気と予混
合するエンジンにあって、加減速時など、吸気管の内壁
に付着した燃料の壁流分の変動によって、実際にエンジ
ンに供給される空燃比が大きく変化し、動力性能や排気
組成に大きな影響を与えることがある。
【0003】このため、特開平4−134237号公報
や特開平4−224255号公報にもあるように、予め
壁流分を学習により、空燃比の補正項として取り込んで
おくことで、空燃比のフィードバック制御の安定性と応
答性を高め、過渡運転時にも排気組成等を良好に維持す
るようにしている。
や特開平4−224255号公報にもあるように、予め
壁流分を学習により、空燃比の補正項として取り込んで
おくことで、空燃比のフィードバック制御の安定性と応
答性を高め、過渡運転時にも排気組成等を良好に維持す
るようにしている。
【0004】この場合、燃料の壁流分は、エンジンの暖
機状態によって変動し、低温時に比べて高温時には壁流
分が減少する。したがって、壁流分の学習値は、エンジ
ンの冷却水温等をパラメータとして変化し、空燃比のフ
ィードバック制御における補正要素としての学習値は、
低温時ほど大きな値になる。
機状態によって変動し、低温時に比べて高温時には壁流
分が減少する。したがって、壁流分の学習値は、エンジ
ンの冷却水温等をパラメータとして変化し、空燃比のフ
ィードバック制御における補正要素としての学習値は、
低温時ほど大きな値になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンに
供給される燃料の種類として、重質燃料と軽質燃料とが
あり、軽質燃料は重質燃料に比べて蒸発しやすく、軽質
燃料の供給時には相対的に壁流分が減少する傾向にあ
る。
供給される燃料の種類として、重質燃料と軽質燃料とが
あり、軽質燃料は重質燃料に比べて蒸発しやすく、軽質
燃料の供給時には相対的に壁流分が減少する傾向にあ
る。
【0006】したがって、燃料を切換えたときには、切
換前の燃料を基準とした学習値を採用すると、実際の空
燃比が要求される空燃比からずれることがあり、とくに
学習を行う条件が、空燃比制御の安定性を維持する目的
から、エンジンの特定の運転条件に制限されている関係
で、燃料の切換直後に学習が進まず、この間、適正な壁
流補正ができないことがあった。
換前の燃料を基準とした学習値を採用すると、実際の空
燃比が要求される空燃比からずれることがあり、とくに
学習を行う条件が、空燃比制御の安定性を維持する目的
から、エンジンの特定の運転条件に制限されている関係
で、燃料の切換直後に学習が進まず、この間、適正な壁
流補正ができないことがあった。
【0007】本発明はこのような問題に対して、燃料の
切換時にも空燃比の適切な補正を可能として、燃焼の安
定性を向上させることを目的とする。
切換時にも空燃比の適切な補正を可能として、燃焼の安
定性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで第1の発明は、図
1に示すように、排気中の酸素濃度を測定する排気検出
手段50と、排気検出手段50の出力に基づいて目標空
燃比と一致するように燃料供給量を演算するフィードバ
ック制御手段51と、少なくとも重質燃料と軽質燃料と
の燃料性状に応じた特性に従って吸気管の内壁に付着す
る燃料量に応じた壁流補正量を算出する手段52と、こ
の壁流補正量に基づいて前記燃料供給量を補正する手段
53と、この補正燃料量をエンジンの吸気管に供給する
手段54とを備えたエンジンの空燃比制御装置におい
て、前記空燃比のフィードバック制御をしないエンジン
の特定運転状態を検出する手段55と、燃焼のばらつき
を検出する手段56と、前記特定運転状態時にこの燃焼
のばらつきに基づいてエンジン安定限界の空燃比になる
ように燃料量を制御する手段57と、この燃焼のばらつ
きに対応した制御係数に基づいて前記壁流補正量を修正
する手段58とを備える。
1に示すように、排気中の酸素濃度を測定する排気検出
手段50と、排気検出手段50の出力に基づいて目標空
燃比と一致するように燃料供給量を演算するフィードバ
ック制御手段51と、少なくとも重質燃料と軽質燃料と
の燃料性状に応じた特性に従って吸気管の内壁に付着す
る燃料量に応じた壁流補正量を算出する手段52と、こ
の壁流補正量に基づいて前記燃料供給量を補正する手段
53と、この補正燃料量をエンジンの吸気管に供給する
手段54とを備えたエンジンの空燃比制御装置におい
て、前記空燃比のフィードバック制御をしないエンジン
の特定運転状態を検出する手段55と、燃焼のばらつき
を検出する手段56と、前記特定運転状態時にこの燃焼
のばらつきに基づいてエンジン安定限界の空燃比になる
ように燃料量を制御する手段57と、この燃焼のばらつ
きに対応した制御係数に基づいて前記壁流補正量を修正
する手段58とを備える。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、燃料
タンクのフィラーキャップの脱着を検出する手段60
と、フィラーキャップの脱着が検出されないときはエン
ジン停止時の壁流補正量の修正値を記憶し、これを再始
動時の修正値として出力する手段61を備える。
タンクのフィラーキャップの脱着を検出する手段60
と、フィラーキャップの脱着が検出されないときはエン
ジン停止時の壁流補正量の修正値を記憶し、これを再始
動時の修正値として出力する手段61を備える。
【0010】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、燃料タンクのフィラーキャップの脱着を検出する
手段60と、フィラーキャップの脱着が検出されたとき
には重質燃料の特性に基づいて算出した壁流補正量を修
正値として出力する手段62とを備える。
いて、燃料タンクのフィラーキャップの脱着を検出する
手段60と、フィラーキャップの脱着が検出されたとき
には重質燃料の特性に基づいて算出した壁流補正量を修
正値として出力する手段62とを備える。
【0011】第4の発明は、第1から第3の発明におい
て、前記壁流補正量の修正手段58が、燃焼のばらつき
に対応した制御係数に基づいて算出した補間係数を用
い、重質燃料と軽質燃料とに対応した特性から補間計算
により壁流補正量の修正値を算出する。
て、前記壁流補正量の修正手段58が、燃焼のばらつき
に対応した制御係数に基づいて算出した補間係数を用
い、重質燃料と軽質燃料とに対応した特性から補間計算
により壁流補正量の修正値を算出する。
【0012】
【作用】第1の発明では、エンジンの特定運転状態のと
きに、燃焼のばらつきに基づき安定限界制御が行われ
る。この場合、供給される燃料が、軽質燃料では壁流分
が少なく、重質燃料では壁流分が増え、同一の燃料量を
供給したときでも、実際に燃焼室で燃焼する燃料量は燃
料性状によって相違し、燃焼の安定性が変動する。した
がって、この変動率制御により算出される制御係数は、
同一の運転条件(例えば温度条件が同一)ならば、壁流
分の大小に対応、すなわち燃料の性状に対応したものと
なる。このため、重質燃料と軽質燃料との特性に基づい
て設定された壁流補正量を、この燃料性状に対応して修
正することにより、燃料に応じた適正な壁流補正量を求
めることができ、給油により燃料の切換があったとして
も、常に空燃比を精度よく目標値に制御し、排気組成の
改善が図れる。
きに、燃焼のばらつきに基づき安定限界制御が行われ
る。この場合、供給される燃料が、軽質燃料では壁流分
が少なく、重質燃料では壁流分が増え、同一の燃料量を
供給したときでも、実際に燃焼室で燃焼する燃料量は燃
料性状によって相違し、燃焼の安定性が変動する。した
がって、この変動率制御により算出される制御係数は、
同一の運転条件(例えば温度条件が同一)ならば、壁流
分の大小に対応、すなわち燃料の性状に対応したものと
なる。このため、重質燃料と軽質燃料との特性に基づい
て設定された壁流補正量を、この燃料性状に対応して修
正することにより、燃料に応じた適正な壁流補正量を求
めることができ、給油により燃料の切換があったとして
も、常に空燃比を精度よく目標値に制御し、排気組成の
改善が図れる。
【0013】第2の発明では、フィラーキャップの脱着
がないときは、同一燃料が使用されているものと判断
し、前回の壁流補正量の修正値を用いて制御に入るの
で、再始動の直後から、直ちに精度の高い空燃比制御を
行える。
がないときは、同一燃料が使用されているものと判断
し、前回の壁流補正量の修正値を用いて制御に入るの
で、再始動の直後から、直ちに精度の高い空燃比制御を
行える。
【0014】第3の発明では、燃料の給油があったとき
は、燃料の切換を予測し、かつ重質燃料の特性にしたが
って壁流補正量を用いるので、仮に、軽質燃料が給油さ
れていたとしても、実際にエンジンに供給される燃料が
不足することがなく、安定した燃焼を確保できる。
は、燃料の切換を予測し、かつ重質燃料の特性にしたが
って壁流補正量を用いるので、仮に、軽質燃料が給油さ
れていたとしても、実際にエンジンに供給される燃料が
不足することがなく、安定した燃焼を確保できる。
【0015】第4の発明では、燃料として、重質燃料と
軽質燃料とが交ざった状態でも、これら間の特性にした
がって、適正な壁流補正量を算出することができ、適正
な空燃比の制御が行える。
軽質燃料とが交ざった状態でも、これら間の特性にした
がって、適正な壁流補正量を算出することができ、適正
な空燃比の制御が行える。
【0016】
【実施例】図2は本発明の実施例を示すもので、エンジ
ン本体1には吸気管3が接続され、エアクリーナ2から
の吸入空気が、絞弁8の開度に応じてエンジン本体1に
供給される。吸気管3には絞弁8の下流に位置して燃料
噴射弁4が設けられ、後述するようにして、吸入空気量
に応じて燃料が噴射される。エンジン本体1の排気管5
には排気中のCO,HCを酸化すると共に、NOを還元
する三元触媒6が設置される。
ン本体1には吸気管3が接続され、エアクリーナ2から
の吸入空気が、絞弁8の開度に応じてエンジン本体1に
供給される。吸気管3には絞弁8の下流に位置して燃料
噴射弁4が設けられ、後述するようにして、吸入空気量
に応じて燃料が噴射される。エンジン本体1の排気管5
には排気中のCO,HCを酸化すると共に、NOを還元
する三元触媒6が設置される。
【0017】エンジン本体1に供給される燃料量を制御
するためのコンロールユニット20が備えられ、このコ
ンロールユニット20には、吸入空気量を検出するエア
フローメータ7からの信号Qa、絞弁8の開度を検出す
る絞弁開度センサ9からの信号TVO、エンジン回転数
を検出するクランク角センサ10からの信号N、エンジ
ン冷却水温を検出する水温センサ11からの信号Tw、
さらには排気中の酸素濃度を検出する排気センサ12か
らの信号Vsがそれぞれ入力し、さらにまた、エンジン
の始動状態を検出するスタートスイッチ13からの信号
と、燃料タンクのフィラーキャップの脱着を検出するフ
ィラーキャップ脱着検出センサ14からの信号も入力
し、これらの各信号に基づいて、運転状態に応じた目標
空燃比となるように、燃料噴射弁4に制御信号Siを出
力し、エンジンに供給される燃料量を制御する。この場
合、通常の運転時には、排気センサ12の出力に基づい
て、空燃比のフィードバック制御により、目標空燃比と
なるように燃料の供給量が制御されるが、始動後、暖機
が完了するまでの間など、クランク角センサ10からの
出力に基づいて、燃焼のばらつきを表す燃焼圧力変動率
または回転変動率が一定の範囲に収まるように、空燃比
を安定限界に制御し、このときに求めた制御係数に基づ
いて、燃料の壁流補正量を算出し、燃料の性状が異なっ
ても、常に適正な空燃比の学習制御を行うようになって
いる。
するためのコンロールユニット20が備えられ、このコ
ンロールユニット20には、吸入空気量を検出するエア
フローメータ7からの信号Qa、絞弁8の開度を検出す
る絞弁開度センサ9からの信号TVO、エンジン回転数
を検出するクランク角センサ10からの信号N、エンジ
ン冷却水温を検出する水温センサ11からの信号Tw、
さらには排気中の酸素濃度を検出する排気センサ12か
らの信号Vsがそれぞれ入力し、さらにまた、エンジン
の始動状態を検出するスタートスイッチ13からの信号
と、燃料タンクのフィラーキャップの脱着を検出するフ
ィラーキャップ脱着検出センサ14からの信号も入力
し、これらの各信号に基づいて、運転状態に応じた目標
空燃比となるように、燃料噴射弁4に制御信号Siを出
力し、エンジンに供給される燃料量を制御する。この場
合、通常の運転時には、排気センサ12の出力に基づい
て、空燃比のフィードバック制御により、目標空燃比と
なるように燃料の供給量が制御されるが、始動後、暖機
が完了するまでの間など、クランク角センサ10からの
出力に基づいて、燃焼のばらつきを表す燃焼圧力変動率
または回転変動率が一定の範囲に収まるように、空燃比
を安定限界に制御し、このときに求めた制御係数に基づ
いて、燃料の壁流補正量を算出し、燃料の性状が異なっ
ても、常に適正な空燃比の学習制御を行うようになって
いる。
【0018】なお、コンロールユニット20は、CPU
21、ROM22、RAM23及びI/Oポート24な
どからなる、マイクロコンピュータで構成される。
21、ROM22、RAM23及びI/Oポート24な
どからなる、マイクロコンピュータで構成される。
【0019】コンロールユニット20で実行される上記
した制御動作のうち、まず、燃料噴射量を算出する基本
動作について、図3によって説明する。
した制御動作のうち、まず、燃料噴射量を算出する基本
動作について、図3によって説明する。
【0020】ステップ1でスタートスイッチ13がON
からOFFになったかどうか、つまりスタート動作が完
了した直後かどうかを判断し、完了直後ならば、ステッ
プ2〜7に進む。つまり、空燃比のフィードバック制御
のフラグN1=0とし、空燃比の燃焼圧力変動率または
回転変動率による安定限界制御のためのカウンタN2=
0とし、また、カウンタN3の設定定数NVとしてNV
Oをセットした上で、ステップ5において、燃料タンク
のフィラーキャップが外されたかどうかを判断する。後
述するように、フィラーキャップが外されたときは、そ
れまでと性状の異なる重質燃料か軽質燃料のいずれか
が、給油されたものとみなして、前記変動率に基づく安
定限界制御の制御係数βを、重質燃料を基準とした値、
つまりβ=1.0にセットし、これに対してフィラーキ
ャップが外されないときは、燃料がそれまでと変わらな
いものとみなして、β=βmとして、記憶されていた前
回制御時の安定限界制御の制御係数βmを用いる。
からOFFになったかどうか、つまりスタート動作が完
了した直後かどうかを判断し、完了直後ならば、ステッ
プ2〜7に進む。つまり、空燃比のフィードバック制御
のフラグN1=0とし、空燃比の燃焼圧力変動率または
回転変動率による安定限界制御のためのカウンタN2=
0とし、また、カウンタN3の設定定数NVとしてNV
Oをセットした上で、ステップ5において、燃料タンク
のフィラーキャップが外されたかどうかを判断する。後
述するように、フィラーキャップが外されたときは、そ
れまでと性状の異なる重質燃料か軽質燃料のいずれか
が、給油されたものとみなして、前記変動率に基づく安
定限界制御の制御係数βを、重質燃料を基準とした値、
つまりβ=1.0にセットし、これに対してフィラーキ
ャップが外されないときは、燃料がそれまでと変わらな
いものとみなして、β=βmとして、記憶されていた前
回制御時の安定限界制御の制御係数βmを用いる。
【0021】そして、ステップ8に移るが、ステップ8
のサブルーチンAとは、図4、図5に示すルーチンであ
り、ここでは、排気センサ出力に基づく空燃比のフィー
ドバック制御(ラムダコントロール)時と、燃焼圧力ま
たは回転変動率による安定限界制御(変動率フィードバ
ック制御)時の、それぞれの制御係数αとβを算出する
もので、燃焼圧力または回転変動率によるフィードバッ
ク制御は、燃料の性状が、重質または軽質に切換わった
ときの壁流分の変化に対応する補正値(壁流補正量)を
求めるためのもので、重質と軽質燃料が混ざっている状
態でも適正な補正値を算出し、この算出した補正値は学
習値として記憶され、燃料が切換えられない間は、エン
ジン停止時に格納されていた学習値が、次の始動時に用
いられる。
のサブルーチンAとは、図4、図5に示すルーチンであ
り、ここでは、排気センサ出力に基づく空燃比のフィー
ドバック制御(ラムダコントロール)時と、燃焼圧力ま
たは回転変動率による安定限界制御(変動率フィードバ
ック制御)時の、それぞれの制御係数αとβを算出する
もので、燃焼圧力または回転変動率によるフィードバッ
ク制御は、燃料の性状が、重質または軽質に切換わった
ときの壁流分の変化に対応する補正値(壁流補正量)を
求めるためのもので、重質と軽質燃料が混ざっている状
態でも適正な補正値を算出し、この算出した補正値は学
習値として記憶され、燃料が切換えられない間は、エン
ジン停止時に格納されていた学習値が、次の始動時に用
いられる。
【0022】図4、図5において、ステップ21では、
運転状態が、排気センサ12の出力に基づいて空燃比を
フィードバック制御(ラムダコントロール)しているか
どうかを判定する。この判定は、排気センサ12による
フィードバック制御が開始される前のアイドルかどうか
を判断することにより行う。
運転状態が、排気センサ12の出力に基づいて空燃比を
フィードバック制御(ラムダコントロール)しているか
どうかを判定する。この判定は、排気センサ12による
フィードバック制御が開始される前のアイドルかどうか
を判断することにより行う。
【0023】フィードバック制御中ならば、ステップ2
2で排気センサ12の出力OSRI(酸素濃度)をデジ
タル変換して取り込み、ステップ23でこれを所定のス
ライスレベルSLと比較し、スライスレベルSL以下の
ときは、空燃比がリーンであると判断し、フラグF=0
とし、また以上のときは、空燃比がリッチであると判断
し、フラグF=1とする(ステップ24,25)。
2で排気センサ12の出力OSRI(酸素濃度)をデジ
タル変換して取り込み、ステップ23でこれを所定のス
ライスレベルSLと比較し、スライスレベルSL以下の
ときは、空燃比がリーンであると判断し、フラグF=0
とし、また以上のときは、空燃比がリッチであると判断
し、フラグF=1とする(ステップ24,25)。
【0024】ステップ26ではフラグF=1から反転し
たかどうかを判断し、反転したときは、ステップ27に
進み、フラグF=0かどうかを見る。もし、フラグF=
0ならば、空燃比がリッチからリーンに変わったものと
判断し、ステップ29に進み、空燃比の制御係数αを、
α=α+PLとして、P・I(比例積分)制御の比例分
を加え、空燃比を目標値(理論空燃比)に向けてステッ
プ的に濃くする補正を行う。これに対して、ステップ2
7でフラグF=0でないときは、リーンからリッチに切
換わったものと判断し、ステップ30でα=α−PRと
して、空燃比を目標値に向けてステップ的に薄くする。
たかどうかを判断し、反転したときは、ステップ27に
進み、フラグF=0かどうかを見る。もし、フラグF=
0ならば、空燃比がリッチからリーンに変わったものと
判断し、ステップ29に進み、空燃比の制御係数αを、
α=α+PLとして、P・I(比例積分)制御の比例分
を加え、空燃比を目標値(理論空燃比)に向けてステッ
プ的に濃くする補正を行う。これに対して、ステップ2
7でフラグF=0でないときは、リーンからリッチに切
換わったものと判断し、ステップ30でα=α−PRと
して、空燃比を目標値に向けてステップ的に薄くする。
【0025】一方、ステップ26でフラグF=1が反転
しないとき、つまり、前の状態が継続しているときは、
ステップ28でフラグF=0かどうかを判断し、もしそ
うならば、継続して空燃比がリーンであるから、ステッ
プ31でα=α+ILとして、積分分を加えながら、空
燃比を徐々に目標値に向けて濃くしていく。
しないとき、つまり、前の状態が継続しているときは、
ステップ28でフラグF=0かどうかを判断し、もしそ
うならば、継続して空燃比がリーンであるから、ステッ
プ31でα=α+ILとして、積分分を加えながら、空
燃比を徐々に目標値に向けて濃くしていく。
【0026】これに対して、ステップ28でフラグF=
0でないときは、ステップ32に移り、α=α−IRと
して、空燃比を徐々に薄くなるように補正する。
0でないときは、ステップ32に移り、α=α−IRと
して、空燃比を徐々に薄くなるように補正する。
【0027】このようにして、検出した酸素濃度に基づ
いてフィードバック制御係数αを補正したら、次にステ
ップ33で、回転変動率に基づく安定限界制御の制御定
数βを、β=1.0とする。これは、酸素濃度に基づい
ての空燃比のフィードバック制御時(ラムダコントロー
ル時)には、燃焼圧力または回転変動率に基づく安定限
界制御を行わないためで、βの値をβ=1.0に固定す
る。
いてフィードバック制御係数αを補正したら、次にステ
ップ33で、回転変動率に基づく安定限界制御の制御定
数βを、β=1.0とする。これは、酸素濃度に基づい
ての空燃比のフィードバック制御時(ラムダコントロー
ル時)には、燃焼圧力または回転変動率に基づく安定限
界制御を行わないためで、βの値をβ=1.0に固定す
る。
【0028】そして、ステップ34でフラグN1=1と
して、空燃比フィードバック制御中(ラムダコントロー
ル中)であることを指示する。なお、現在までラムダコ
ントロールをしていないときは、フラグN1=0とす
る。
して、空燃比フィードバック制御中(ラムダコントロー
ル中)であることを指示する。なお、現在までラムダコ
ントロールをしていないときは、フラグN1=0とす
る。
【0029】これに対して、前記ステップ21で、空燃
比フィードバック中ではないと判断したとき、つまり、
ラムダコントロールに入る前のアイドル運転中であれ
ば、ステップ41に移行し、フラグN1=0かどうかを
見て、現在までにラムダコントロールに入っていないと
きに、ステップ42に移り、ここで、回転変動率または
燃焼圧力変動率に基づいての安定限界制御(変動率フィ
ードバック制御)中かどうかを判断する。
比フィードバック中ではないと判断したとき、つまり、
ラムダコントロールに入る前のアイドル運転中であれ
ば、ステップ41に移行し、フラグN1=0かどうかを
見て、現在までにラムダコントロールに入っていないと
きに、ステップ42に移り、ここで、回転変動率または
燃焼圧力変動率に基づいての安定限界制御(変動率フィ
ードバック制御)中かどうかを判断する。
【0030】回転変動率または燃焼圧力変動率に基づく
安定限界制御は、エンジンの安定限界を維持する範囲内
で空燃比を薄くするように制御、つまり、燃焼圧力また
は回転数の変動率を検出しながら、この変動率が所定の
範囲内に収まる(安定性が悪化すれば変動率は大きくな
る)希薄限界の空燃比を求めるもので、通常の空燃比フ
ィードバック制御時には中止している。
安定限界制御は、エンジンの安定限界を維持する範囲内
で空燃比を薄くするように制御、つまり、燃焼圧力また
は回転数の変動率を検出しながら、この変動率が所定の
範囲内に収まる(安定性が悪化すれば変動率は大きくな
る)希薄限界の空燃比を求めるもので、通常の空燃比フ
ィードバック制御時には中止している。
【0031】なお、ステップ41でN1=0のときはス
テップ66に移り、安定限界制御の制御係数βを、β=
1.0として、この制御を中止する。
テップ66に移り、安定限界制御の制御係数βを、β=
1.0として、この制御を中止する。
【0032】ステップ42で安定限界制御中でなけれ
ば、ステップ64,65に移行し、カウンタ値N2を設
定定数NCと比較し、それ以下ならば、N=0にリセッ
トし、最初に戻る。
ば、ステップ64,65に移行し、カウンタ値N2を設
定定数NCと比較し、それ以下ならば、N=0にリセッ
トし、最初に戻る。
【0033】一方、安定限界制御中ならば、ステップ4
3に移り、カウンタN2のカウンタ値を設定定数NCと
比較し、NC<NCならば、ステップ44でN2=N2
+1として、ステップ46で再びN2<NCかどうかを
判断する。
3に移り、カウンタN2のカウンタ値を設定定数NCと
比較し、NC<NCならば、ステップ44でN2=N2
+1として、ステップ46で再びN2<NCかどうかを
判断する。
【0034】この設定定数NCは、図6にも示すよう
に、安定限界制御の制御周期を規定するもので、制御周
期に達するまでは、前回に求めたものと同一の制御係数
βを用いることで、制御の安定性を維持する。
に、安定限界制御の制御周期を規定するもので、制御周
期に達するまでは、前回に求めたものと同一の制御係数
βを用いることで、制御の安定性を維持する。
【0035】もし、N2<NCならば、ステップ67に
移り、ラムダコントロールの制御係数であるαを、α=
1として、最初に戻る。
移り、ラムダコントロールの制御係数であるαを、α=
1として、最初に戻る。
【0036】これに対して、N2が設定定数NCに達し
たならば、ステップ49以降へと進む。ステップ49で
は、直前の(1/2)NC回転間の燃焼圧力または回転
変動率が基準値よりも大きいかどうかを見て、大きいと
きはエンジンが不安定、小さいときは安定と判断し、そ
れぞれステップ50と51で、フラグF2=0とフラグ
F2=1とする。なお、フラグF2=0のときは、空燃
比が安定限界値よりも薄く(燃焼が不安定)、フラグF
2=1のときは逆に濃い(燃焼が安定)ことを意味す
る。
たならば、ステップ49以降へと進む。ステップ49で
は、直前の(1/2)NC回転間の燃焼圧力または回転
変動率が基準値よりも大きいかどうかを見て、大きいと
きはエンジンが不安定、小さいときは安定と判断し、そ
れぞれステップ50と51で、フラグF2=0とフラグ
F2=1とする。なお、フラグF2=0のときは、空燃
比が安定限界値よりも薄く(燃焼が不安定)、フラグF
2=1のときは逆に濃い(燃焼が安定)ことを意味す
る。
【0037】ステップ52でカウンタN3=1にセット
し、ステップ53でフラグF2が反転したかどうかを見
て、反転しないとき、つまり前の状態と同じときは、ス
テップ56に移り、フラグF2=0かどうか、つまり、
エンジンが不安定の状態かどうかを判定し、安定のとき
は、さらに空燃比を薄くすることができるので、ステッ
プ63に移り、安定限界制御の制御係数βを、β=β−
IIRとして、空燃比を薄くする方向に補正する。
し、ステップ53でフラグF2が反転したかどうかを見
て、反転しないとき、つまり前の状態と同じときは、ス
テップ56に移り、フラグF2=0かどうか、つまり、
エンジンが不安定の状態かどうかを判定し、安定のとき
は、さらに空燃比を薄くすることができるので、ステッ
プ63に移り、安定限界制御の制御係数βを、β=β−
IIRとして、空燃比を薄くする方向に補正する。
【0038】これに対して、ステップ56で不安定のと
きは、β=β+IILとして、空燃比を濃くする方向に
補正する。
きは、β=β+IILとして、空燃比を濃くする方向に
補正する。
【0039】次に、前記ステップ53でフラグF2が反
転したとき、つまりエンジンの状態が安定から不安定ま
たは不安定から安定に切り換わったときは、ステップ5
4でカウンタN3の設定値であるNVを設定定数NVL
と比較し、もし、NV≦NVLのときは、ステップ55
でk=f(β)として、図7のように設定されたテーブ
ルから、このときのβに基づいて補間係数kを求め、カ
ウンタN2をリセット(N2=0)し、また、安定限界
制御の制御係数として、切換わったときのβを、安定限
界となる値βmとして出力する(ステップ58,5
9)。
転したとき、つまりエンジンの状態が安定から不安定ま
たは不安定から安定に切り換わったときは、ステップ5
4でカウンタN3の設定値であるNVを設定定数NVL
と比較し、もし、NV≦NVLのときは、ステップ55
でk=f(β)として、図7のように設定されたテーブ
ルから、このときのβに基づいて補間係数kを求め、カ
ウンタN2をリセット(N2=0)し、また、安定限界
制御の制御係数として、切換わったときのβを、安定限
界となる値βmとして出力する(ステップ58,5
9)。
【0040】この補間係数kに基づいて、後述するよう
に、重質燃料用と軽質燃料用との吸気通路内壁面に対す
る平衡付着量のマップから、補間計算により、壁流補正
量KATOHOSを算出する。
に、重質燃料用と軽質燃料用との吸気通路内壁面に対す
る平衡付着量のマップから、補間計算により、壁流補正
量KATOHOSを算出する。
【0041】前記ステップ54でNV≦NVLでないと
きは、ステップ57に移り、NV=(1/2)NVとし
てから、ステップ61でフラグF2=0かどうかを判断
する。フラグF2=0ではないときは、エンジンが安定
していると判断し、前述のステップ63に移行し、空燃
比を薄くする方向にβを補正を行い、また、不安定のと
きは、ステップ62に移行し、空燃比を濃くするように
βの補正を行う。
きは、ステップ57に移り、NV=(1/2)NVとし
てから、ステップ61でフラグF2=0かどうかを判断
する。フラグF2=0ではないときは、エンジンが安定
していると判断し、前述のステップ63に移行し、空燃
比を薄くする方向にβを補正を行い、また、不安定のと
きは、ステップ62に移行し、空燃比を濃くするように
βの補正を行う。
【0042】一方、前記したステップ43で、カウンタ
N2<NCでないときは、ステップ45以降に進み、カ
ウンタN3を、N3=N3+1として、ステップ47で
N3<NVかどうかを判断する。
N2<NCでないときは、ステップ45以降に進み、カ
ウンタN3を、N3=N3+1として、ステップ47で
N3<NVかどうかを判断する。
【0043】ここで、図5に示すように、制御定数βを
補正する期間を(1/2)NVに規定し、この期間中、
βを連続的に修正することを可能として、この期間がす
ぎたら、前記制御周期NCの1/2の期間が経過するま
で、βの値はそのままを維持し、制御の安定性を保つ意
味から、過剰な修正がかかるのを防止する。
補正する期間を(1/2)NVに規定し、この期間中、
βを連続的に修正することを可能として、この期間がす
ぎたら、前記制御周期NCの1/2の期間が経過するま
で、βの値はそのままを維持し、制御の安定性を保つ意
味から、過剰な修正がかかるのを防止する。
【0044】ステップ47でN3がNVよりも大きくな
れば、N2=0とし(ステップ48)、次の周期に入る
までβの修正を停止することにし、そうでなければ、β
の修正を継続するため、ステップ60で、フラグF2=
0かどうかにより、エンジンが安定か不安定を判断す
る。もし、安定ならば、ステップ63に移り、空燃比が
薄くなるようにβを補正し、これに対して不安定のとき
はステップ62で、空燃比を濃くするようにβの補正を
行う。
れば、N2=0とし(ステップ48)、次の周期に入る
までβの修正を停止することにし、そうでなければ、β
の修正を継続するため、ステップ60で、フラグF2=
0かどうかにより、エンジンが安定か不安定を判断す
る。もし、安定ならば、ステップ63に移り、空燃比が
薄くなるようにβを補正し、これに対して不安定のとき
はステップ62で、空燃比を濃くするようにβの補正を
行う。
【0045】このようにして、エンジン始動後、排気セ
ンサ12による空燃比のフィードバック制御が開始され
るまでの間に、燃焼のばらつきを表す燃焼圧力または回
転数の変動率に基づいてエンジンが安定限界内に維持さ
れるように、燃料供給量をフィードバック制御し、この
とき、算出した制御係数βから補間係数kを求め(ステ
ップ55)、この補間係数kにより、図3のステップ9
以下により、燃料性状の変更に伴う壁流分の補正を行
う。
ンサ12による空燃比のフィードバック制御が開始され
るまでの間に、燃焼のばらつきを表す燃焼圧力または回
転数の変動率に基づいてエンジンが安定限界内に維持さ
れるように、燃料供給量をフィードバック制御し、この
とき、算出した制御係数βから補間係数kを求め(ステ
ップ55)、この補間係数kにより、図3のステップ9
以下により、燃料性状の変更に伴う壁流分の補正を行
う。
【0046】エンジンの始動直後などの低温状態では、
実際にエンジンに供給される空燃比は、壁流分による影
響を大きく受け、壁流分の学習値を、燃料の性状によ
り、重質燃料と軽質燃料とに分けていても、実際に燃料
タンクに入っている燃料が、給油時に切換わった場合、
燃料によって蒸発特性が大きく相違するため、どちらの
学習値を用いるかにより空燃比の誤差が大きくなり、ま
た、両方の燃料が混合した状態でも、選択した学習値が
正確に対応せず、空燃比の誤差がでる。
実際にエンジンに供給される空燃比は、壁流分による影
響を大きく受け、壁流分の学習値を、燃料の性状によ
り、重質燃料と軽質燃料とに分けていても、実際に燃料
タンクに入っている燃料が、給油時に切換わった場合、
燃料によって蒸発特性が大きく相違するため、どちらの
学習値を用いるかにより空燃比の誤差が大きくなり、ま
た、両方の燃料が混合した状態でも、選択した学習値が
正確に対応せず、空燃比の誤差がでる。
【0047】そこで、燃料性状による壁流分の補正を正
確にするため、ステップ9では、前記補間係数kによ
り、図8に示すような、重質燃料と軽質燃料とについて
それぞれの特性を設定した平衡付着量のマップから、次
式に基づいて平衡付着量MFHQTを補間計算により算
出する。
確にするため、ステップ9では、前記補間係数kによ
り、図8に示すような、重質燃料と軽質燃料とについて
それぞれの特性を設定した平衡付着量のマップから、次
式に基づいて平衡付着量MFHQTを補間計算により算
出する。
【0048】 MFHQT=k×MFHQTH+(1−k)×MFHQTL…(1) ただし、MFHQTHは重質燃料の平衡付着量、MFH
QTLは軽質燃料の平衡付着量を示すもので、そのとき
の水温に関連する壁温予測値TWFを基にして、図7か
ら読み込んだ値を用いて、(1)式により算出する。
QTLは軽質燃料の平衡付着量を示すもので、そのとき
の水温に関連する壁温予測値TWFを基にして、図7か
ら読み込んだ値を用いて、(1)式により算出する。
【0049】この場合、k=1ならば、MFHQTは重
質燃料のMFHQTHと一致し、逆にk=0ならば、軽
質燃料のMFHQTLと一致し、燃料が混合した状態で
は、前述のβから、算出したkにより、これらの間の値
が選択される。
質燃料のMFHQTHと一致し、逆にk=0ならば、軽
質燃料のMFHQTLと一致し、燃料が混合した状態で
は、前述のβから、算出したkにより、これらの間の値
が選択される。
【0050】なお、MFHQTHとMFHQTLは、共
に温度が低いときほど大きくなり、また、蒸発の少ない
重質燃料の方が相対的に大きな値となる。
に温度が低いときほど大きくなり、また、蒸発の少ない
重質燃料の方が相対的に大きな値となる。
【0051】ステップ10では、このMFHQTに基づ
いて、壁流補正量KATHOSを算出する。このKAT
HOSは平衡付着量MFHQTから、壁面付着燃料の剥
離量を差し引いたものに相当するが、MFHQTに依存
した値となる。
いて、壁流補正量KATHOSを算出する。このKAT
HOSは平衡付着量MFHQTから、壁面付着燃料の剥
離量を差し引いたものに相当するが、MFHQTに依存
した値となる。
【0052】このようにして壁流補正量KATHOSを
算出したら、ステップ11で燃料噴射量TI(燃料噴射
パルス幅)を次式により計算する。
算出したら、ステップ11で燃料噴射量TI(燃料噴射
パルス幅)を次式により計算する。
【0053】 TI=(Tp+KATHOS)×TFBYA×(α+KBLRC−1+β) ×2+Ts…(2) ただし、Tp:吸入空気量と回転数から算出される基本
燃料噴射量、TFBYA:理論空燃比のときに1とな
り、かつ水温補正値等が加わる目標空燃比、KBLR
C:空燃比制御の基本学習値、Ts:応答遅れによる無
効パルス幅をそれぞれ示す。
燃料噴射量、TFBYA:理論空燃比のときに1とな
り、かつ水温補正値等が加わる目標空燃比、KBLR
C:空燃比制御の基本学習値、Ts:応答遅れによる無
効パルス幅をそれぞれ示す。
【0054】なお、この(2)式自体は本出願人によ
り、数多く出願された燃料制御装置等の内容から既に公
知である。
り、数多く出願された燃料制御装置等の内容から既に公
知である。
【0055】この場合、酸素濃度に基づく空燃比のフィ
ードバック制御時には、βが1.0となり、また、燃焼
圧力または回転変動率に基づく安定限界制御時にはαが
1.0となる。
ードバック制御時には、βが1.0となり、また、燃焼
圧力または回転変動率に基づく安定限界制御時にはαが
1.0となる。
【0056】そして、ステップ12で、この燃料噴射量
に基づく噴射信号Siにより燃料噴射弁4を駆動し、燃
料をエンジン本体1に供給する。
に基づく噴射信号Siにより燃料噴射弁4を駆動し、燃
料をエンジン本体1に供給する。
【0057】次に全体的な作用について説明する。
【0058】いま、エンジンが始動され、運転状態が排
気センサ12の出力に基づく空燃比のフィードバック制
御条件でないとき、つまり、冷間始動により温度が低い
アイドル運転条件などのときは、燃焼圧力または回転変
動率による安定限界を求めるフィードバック制御に移行
し、上記のようにして制御係数βが算出される。
気センサ12の出力に基づく空燃比のフィードバック制
御条件でないとき、つまり、冷間始動により温度が低い
アイドル運転条件などのときは、燃焼圧力または回転変
動率による安定限界を求めるフィードバック制御に移行
し、上記のようにして制御係数βが算出される。
【0059】この制御係数に基づいて補間係数kが算出
され、この補間係数kを用いて、重質燃料と軽質燃料と
の平衡付着量のマップから、補間計算により平衡付着量
MFHQTが算出される。
され、この補間係数kを用いて、重質燃料と軽質燃料と
の平衡付着量のマップから、補間計算により平衡付着量
MFHQTが算出される。
【0060】前記制御係数βは、エンジン燃焼が安定し
ているときほど小さな値になり、それに応じて空燃比は
相対的に薄くなり、逆に燃焼が不安定になるほど大きな
値(最大で1.0)となり、空燃比は相対的に濃くな
る。燃料の壁流分が多い重質燃料を基準とすると、蒸発
により壁流分の少ない軽質燃料では、同一燃料を噴射し
ても、エンジンに供給される燃料が増え、それだけ燃焼
安定性が高まるため、安定限界を求めるβの値は相対的
に減少する。
ているときほど小さな値になり、それに応じて空燃比は
相対的に薄くなり、逆に燃焼が不安定になるほど大きな
値(最大で1.0)となり、空燃比は相対的に濃くな
る。燃料の壁流分が多い重質燃料を基準とすると、蒸発
により壁流分の少ない軽質燃料では、同一燃料を噴射し
ても、エンジンに供給される燃料が増え、それだけ燃焼
安定性が高まるため、安定限界を求めるβの値は相対的
に減少する。
【0061】したがって、このβを基準にして求めた補
間係数kにより、平衡付着量MFHQTを算出し、さら
に壁流補正量KATHOSを求めれば、これは、そのと
きの燃料性状に対応したものとなる。
間係数kにより、平衡付着量MFHQTを算出し、さら
に壁流補正量KATHOSを求めれば、これは、そのと
きの燃料性状に対応したものとなる。
【0062】エンジンの始動暖機後に、空燃比のフィー
ドバック制御に移行し、燃焼圧力または回転変動率によ
る安定限界制御が中止されても、壁流補正量KATHO
Sは平衡付着量MFHQTに依存しているので、基本学
習値とは別に、そのときの燃料の性状に対応した壁流補
正量により、燃料の噴射量が補正されるため、実際の空
燃比は応答よく、目標値に収束する。
ドバック制御に移行し、燃焼圧力または回転変動率によ
る安定限界制御が中止されても、壁流補正量KATHO
Sは平衡付着量MFHQTに依存しているので、基本学
習値とは別に、そのときの燃料の性状に対応した壁流補
正量により、燃料の噴射量が補正されるため、実際の空
燃比は応答よく、目標値に収束する。
【0063】そして、エンジンを停止させ、次に再び始
動するときは、前記βとしては前回の運転時に求められ
ていた安定限界値βmを用いて、直ちに制御に入るの
で、再始動時にも適正なフィードバック制御に移行でき
る。
動するときは、前記βとしては前回の運転時に求められ
ていた安定限界値βmを用いて、直ちに制御に入るの
で、再始動時にも適正なフィードバック制御に移行でき
る。
【0064】また、燃料の給油のために、フィラーキャ
ップを外すと、これを検出してβの値は、β=1.0に
切換えられ、全てのデータがリセットされる。このた
め、このβに基づいて算出される補間係数kも、k=
1.0となり、平衡付着量のマップは、重質燃料の平衡
付着量MFHQTHが選ばれ、これに基づいて制御が開
始される。
ップを外すと、これを検出してβの値は、β=1.0に
切換えられ、全てのデータがリセットされる。このた
め、このβに基づいて算出される補間係数kも、k=
1.0となり、平衡付着量のマップは、重質燃料の平衡
付着量MFHQTHが選ばれ、これに基づいて制御が開
始される。
【0065】前述のように、重質燃料は軽質燃料よりも
壁流分が多く、それだけエンジンに供給される空燃比が
相対的に薄くなるが、重質燃料を基準にして再始動する
と、つまり壁流分を見越して燃料を相対的に多めに補正
することで、そのときの燃料が重質または軽質のいずれ
であっても、確実な燃焼を実現できる。もし、重質燃料
が給油されていたにもかかわらず、軽質燃料を基準とし
た壁流補正量により再始動したとすれば、壁流分によ
り、エンジンに供給される燃料が不足し、燃焼が不安定
になってしまう。したがって、燃料の給油を検出した
ら、βを1.0とすることにより、このような問題を確
実に回避できる。
壁流分が多く、それだけエンジンに供給される空燃比が
相対的に薄くなるが、重質燃料を基準にして再始動する
と、つまり壁流分を見越して燃料を相対的に多めに補正
することで、そのときの燃料が重質または軽質のいずれ
であっても、確実な燃焼を実現できる。もし、重質燃料
が給油されていたにもかかわらず、軽質燃料を基準とし
た壁流補正量により再始動したとすれば、壁流分によ
り、エンジンに供給される燃料が不足し、燃焼が不安定
になってしまう。したがって、燃料の給油を検出した
ら、βを1.0とすることにより、このような問題を確
実に回避できる。
【0066】また、β=1.0に設定されたとしても、
このβの値は、燃焼圧力または回転変動率に基づく安定
限界制御により、始動後に順次補正されていくため、仮
に軽質燃料が給油されたときでも、βは比較的短時間の
うちに、適正な値に収束していき、これに基づいて補間
係数kが修正され、燃料の性状に対応した壁流補正量に
補正される。
このβの値は、燃焼圧力または回転変動率に基づく安定
限界制御により、始動後に順次補正されていくため、仮
に軽質燃料が給油されたときでも、βは比較的短時間の
うちに、適正な値に収束していき、これに基づいて補間
係数kが修正され、燃料の性状に対応した壁流補正量に
補正される。
【0067】このようにして、給油により燃料が性状が
切換わっても、常に安定した適正な空燃比の制御が行え
るのであり、排気組成の悪化を防止することができる。
切換わっても、常に安定した適正な空燃比の制御が行え
るのであり、排気組成の悪化を防止することができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように第1の発明は、排気中の酸
素濃度を測定する排気検出手段と、排気検出手段の出力
に基づいて目標空燃比と一致するように燃料供給量を演
算するフィードバック制御手段と、少なくとも重質燃料
と軽質燃料との燃料性状に応じた特性に従って吸気管の
内壁に付着する燃料量に応じた壁流補正量を算出する手
段と、この壁流補正量に基づいて前記燃料供給量を補正
する手段と、この補正燃料量をエンジンの吸気管に供給
する手段とを備えたエンジンの空燃比制御装置におい
て、前記空燃比のフィードバック制御をしないエンジン
の特定運転状態を検出する手段と、燃焼のばらつきを検
出する手段と、前記特定運転状態時にこの燃焼のばらつ
きに基づいてエンジン安定限界の空燃比になるように燃
料量を制御する手段と、この燃焼のばらつきに対応した
制御係数に基づいて前記壁流補正量を修正する手段とを
備えため、エンジンの特定運転状態のときに行う燃焼の
ばらつきに基づく安定限界制御により算出される制御係
数は、壁流分の大小に対応、すなわち燃料の性状に対応
したものとなり、したがって、重質燃料と軽質燃料との
特性に基づいて設定された壁流補正量を、この燃料性状
に対応して修正することにより、燃料に応じた適正な壁
流補正量を求めることができ、給油により燃料の切換が
あったとしても、常に空燃比を精度よく目標値に制御
し、排気組成の改善が図れる。
素濃度を測定する排気検出手段と、排気検出手段の出力
に基づいて目標空燃比と一致するように燃料供給量を演
算するフィードバック制御手段と、少なくとも重質燃料
と軽質燃料との燃料性状に応じた特性に従って吸気管の
内壁に付着する燃料量に応じた壁流補正量を算出する手
段と、この壁流補正量に基づいて前記燃料供給量を補正
する手段と、この補正燃料量をエンジンの吸気管に供給
する手段とを備えたエンジンの空燃比制御装置におい
て、前記空燃比のフィードバック制御をしないエンジン
の特定運転状態を検出する手段と、燃焼のばらつきを検
出する手段と、前記特定運転状態時にこの燃焼のばらつ
きに基づいてエンジン安定限界の空燃比になるように燃
料量を制御する手段と、この燃焼のばらつきに対応した
制御係数に基づいて前記壁流補正量を修正する手段とを
備えため、エンジンの特定運転状態のときに行う燃焼の
ばらつきに基づく安定限界制御により算出される制御係
数は、壁流分の大小に対応、すなわち燃料の性状に対応
したものとなり、したがって、重質燃料と軽質燃料との
特性に基づいて設定された壁流補正量を、この燃料性状
に対応して修正することにより、燃料に応じた適正な壁
流補正量を求めることができ、給油により燃料の切換が
あったとしても、常に空燃比を精度よく目標値に制御
し、排気組成の改善が図れる。
【0069】第2の発明は、燃料タンクのフィラーキャ
ップの脱着を検出する手段と、フィラーキャップの脱着
が検出されないときはエンジン停止時の壁流補正量の修
正値を記憶し、これを再始動時の修正値として出力する
手段を備えるため、フィラーキャップの脱着がないとき
は、同一燃料が使用されているものと判断し、前回運転
時の壁流補正量の修正値を用いて制御に入るので、再始
動の直後から、直ちに精度の高い空燃比制御を行える。
ップの脱着を検出する手段と、フィラーキャップの脱着
が検出されないときはエンジン停止時の壁流補正量の修
正値を記憶し、これを再始動時の修正値として出力する
手段を備えるため、フィラーキャップの脱着がないとき
は、同一燃料が使用されているものと判断し、前回運転
時の壁流補正量の修正値を用いて制御に入るので、再始
動の直後から、直ちに精度の高い空燃比制御を行える。
【0070】第3の発明は、燃料タンクのフィラーキャ
ップの脱着を検出する手段と、フィラーキャップの脱着
が検出されたときには重質燃料の特性に基づいて算出し
た壁流補正量を修正値として出力する手段とを備えた
め、燃料の給油があったときは、燃料の切換を予測し、
かつ重質燃料の特性にしたがった壁流補正量を用いるの
で、仮に、軽質燃料が給油されていたとしても、実際に
エンジンに供給される燃料が不足することがなく、換言
すると安全サイドに制御され、安定した燃焼を確保でき
る。
ップの脱着を検出する手段と、フィラーキャップの脱着
が検出されたときには重質燃料の特性に基づいて算出し
た壁流補正量を修正値として出力する手段とを備えた
め、燃料の給油があったときは、燃料の切換を予測し、
かつ重質燃料の特性にしたがった壁流補正量を用いるの
で、仮に、軽質燃料が給油されていたとしても、実際に
エンジンに供給される燃料が不足することがなく、換言
すると安全サイドに制御され、安定した燃焼を確保でき
る。
【0071】第4の発明は、前記壁流補正量の修正手段
が、燃焼のばらつきに対応した制御係数に基づいて算出
した補間係数を用い、重質燃料と軽質燃料とに対応した
特性から補間計算により壁流補正量の修正値を算出する
ようにしたため、燃料として、重質燃料と軽質燃料とが
交ざった状態でも、これら中間の特性にしたがって、適
正な壁流補正量を算出することができ、常に精度の高い
空燃比制御が行える。
が、燃焼のばらつきに対応した制御係数に基づいて算出
した補間係数を用い、重質燃料と軽質燃料とに対応した
特性から補間計算により壁流補正量の修正値を算出する
ようにしたため、燃料として、重質燃料と軽質燃料とが
交ざった状態でも、これら中間の特性にしたがって、適
正な壁流補正量を算出することができ、常に精度の高い
空燃比制御が行える。
【図1】本発明の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施例を示す概略構成図である。
【図3】燃料噴射量の演算動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図4】空燃比フィードバック制御と安定限界制御の制
御動作の一部を示すフローチャートである。
御動作の一部を示すフローチャートである。
【図5】同じく空燃比フィードバック制御と安定限界制
御の制御動作の残り部分を示すフローチャートである。
御の制御動作の残り部分を示すフローチャートである。
【図6】安定限界制御による制御係数βの変化特性を示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】制御係数βと補間係数kの関係を示す説明図で
ある。
ある。
【図8】重質燃料と軽質燃料との壁流補正量の特性を予
測壁温との関係で示す特性図である。
測壁温との関係で示す特性図である。
50 排気検出手段 51 空燃比フィードバック制御手段 52 壁流補正量算出手段 53 燃料供給量補正手段 54 燃料供給手段 55 特定運転状態検出手段 56 燃焼のばらつき検出手段 57 安定限界制御手段 58 壁流補正量修正手段 60 フィラーキャップ脱着検出手段 61 修正値記憶手段 62 修正値出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 340 F 364 K
Claims (4)
- 【請求項1】排気中の酸素濃度を測定する排気検出手段
と、 排気検出手段の出力に基づいて目標空燃比と一致するよ
うに燃料供給量を演算するフィードバック制御手段と、 少なくとも重質燃料と軽質燃料との燃料性状に応じた特
性に従って吸気管の内壁に付着する燃料量に応じた壁流
補正量を算出する手段と、 この壁流補正量に基づいて前記燃料供給量を補正する手
段と、 この補正燃料量をエンジンの吸気管に供給する手段とを
備えたエンジンの空燃比制御装置において、 前記空燃比のフィードバック制御をしないエンジンの特
定運転状態を検出する手段と、 燃焼のばらつきを検出する手段と、 前記特定運転状態時にこの燃焼のばらつきに基づいてエ
ンジン安定限界の空燃比になるように燃料量を制御する
手段と、 この燃焼のばらつきに対応した制御係数に基づいて前記
壁流補正量を修正する手段とを備えたことを特徴とする
エンジンの空燃比制御装置。 - 【請求項2】燃料タンクのフィラーキャップの脱着を検
出する手段と、 フィラーキャップの脱着が検出されないときはエンジン
停止時の壁流補正量の修正値を記憶し、これを再始動時
の修正値として出力する手段を備えたことを特徴とする
請求項1に記載のエンジンの空燃比制御装置。 - 【請求項3】燃料タンクのフィラーキャップの脱着を検
出する手段と、 フィラーキャップの脱着が検出されたときには重質燃料
の特性に基づいて算出した壁流補正量を修正値として出
力する手段とを備えたことを特徴とする請求項1または
2に記載のエンジンの空燃比制御装置。 - 【請求項4】前記壁流補正量の修正手段は、燃焼のばら
つきに対応した制御係数に基づいて算出した補間係数を
用い、重質燃料と軽質燃料とに対応した特性から補間計
算により壁流補正量の修正値を算出することを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1つに記載のエンジンの空燃
比制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32855693A JPH07180580A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | エンジンの空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32855693A JPH07180580A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | エンジンの空燃比制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07180580A true JPH07180580A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18211599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32855693A Pending JPH07180580A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | エンジンの空燃比制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07180580A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009078235A1 (ja) * | 2007-12-17 | 2009-06-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 内燃機関制御装置 |
| US7809494B2 (en) | 2007-09-27 | 2010-10-05 | Hitachi, Ltd. | Engine control apparatus |
| WO2013018210A1 (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-07 | トヨタ自動車 株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32855693A patent/JPH07180580A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7809494B2 (en) | 2007-09-27 | 2010-10-05 | Hitachi, Ltd. | Engine control apparatus |
| WO2009078235A1 (ja) * | 2007-12-17 | 2009-06-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 内燃機関制御装置 |
| JP2009144640A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Toyota Motor Corp | 内燃機関制御装置 |
| WO2013018210A1 (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-07 | トヨタ自動車 株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6975933B2 (en) | Fuel properties estimation for internal combustion engine | |
| JPH08158918A (ja) | 内燃機関の空燃比学習制御装置 | |
| JPH06117308A (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPH10288074A (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
| JP3203440B2 (ja) | 内燃機関の空燃比フィードバック制御装置 | |
| US5634449A (en) | Engine air-fuel ratio controller | |
| JPH07180580A (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
| JP2010053759A (ja) | 燃料供給制御装置 | |
| JP2690482B2 (ja) | 内燃エンジンの空燃比制御装置 | |
| JP3006304B2 (ja) | 多種燃料エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPH051373B2 (ja) | ||
| JP3687128B2 (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPH01305142A (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
| JP3183068B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給量制御装置 | |
| JPH04279746A (ja) | 内燃機関の燃料性状検出装置 | |
| JP2976547B2 (ja) | 内燃機関の燃料性状検出装置 | |
| JP4044978B2 (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPH0443833A (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
| JPH09317530A (ja) | 空燃比補正制御装置 | |
| JP2962981B2 (ja) | 過渡時空燃比補正噴射時間の制御方法 | |
| JPS60153446A (ja) | 電子制御燃料噴射式内燃機関における空燃比の学習制御装置 | |
| JPH04279747A (ja) | 内燃機関の燃料性状検出装置 | |
| JPH03124938A (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
| JPH0621596B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
| JPH04358732A (ja) | エンジンの燃料制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040730 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040831 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |