JPH07181042A - 角速度センサの故障診断装置 - Google Patents
角速度センサの故障診断装置Info
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- JPH07181042A JPH07181042A JP5325018A JP32501893A JPH07181042A JP H07181042 A JPH07181042 A JP H07181042A JP 5325018 A JP5325018 A JP 5325018A JP 32501893 A JP32501893 A JP 32501893A JP H07181042 A JPH07181042 A JP H07181042A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 角速度検出中に角速度センサの故障診断を行
う。 【構成】 角速度検出用圧電素子16,18を有するセ
ンサ本体1と、駆動制御回路部2と、チャージアンプ3
1およびバンドパスフィルタ32を有する検出回路部3
と、差動アンプ41、整流器42、平滑回路43、比較
器44および基準電圧器45を有する故障診断回路部4
とを備える角速度センサの故障診断回路に適用され、差
動アンプ41にはチャージアンプ31とバンドパスフィ
ルタ32の各出力が入力され、それらの差分が基準電圧
器45に設定された値よりも大きい場合には、角速度セ
ンサに故障が起こったと判断する。これにより、角速度
センサによる角速度検出中にその故障診断が行えるた
め、故障を即座に検出できる。
う。 【構成】 角速度検出用圧電素子16,18を有するセ
ンサ本体1と、駆動制御回路部2と、チャージアンプ3
1およびバンドパスフィルタ32を有する検出回路部3
と、差動アンプ41、整流器42、平滑回路43、比較
器44および基準電圧器45を有する故障診断回路部4
とを備える角速度センサの故障診断回路に適用され、差
動アンプ41にはチャージアンプ31とバンドパスフィ
ルタ32の各出力が入力され、それらの差分が基準電圧
器45に設定された値よりも大きい場合には、角速度セ
ンサに故障が起こったと判断する。これにより、角速度
センサによる角速度検出中にその故障診断が行えるた
め、故障を即座に検出できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転あるいは旋回運動
する被測定物に圧電素子を取り付け、この圧電素子に働
くコリオリ力を測定することで、被測定物に発生した角
速度を検出する角速度センサの故障診断に関する。
する被測定物に圧電素子を取り付け、この圧電素子に働
くコリオリ力を測定することで、被測定物に発生した角
速度を検出する角速度センサの故障診断に関する。
【0002】
【従来の技術】角速度を検出する角速度センサが知られ
ている(例えば、特開平3−226620号公報参
照)。この種の従来の角速度センサは、駆動用圧電素子
と電荷検出用圧電素子とを音叉片に取り付けて音叉振動
させるセンサ本体と、駆動用圧電素子に印加する駆動電
圧を制御する駆動制御回路と、電荷検出用圧電素子に発
生した電荷を検出して角速度を演算する検出回路とから
成る。この種の角速度センサは、応答速度や感度に優れ
るため、ビデオカメラの手振れ検出や車両の走行制御等
に広く用いられる。例えば、車両に角速度センサを設け
ることにより、車両に発生するヨーレートを検出するこ
とができ、これにより車両の後輪舵角の制御が可能とな
る。
ている(例えば、特開平3−226620号公報参
照)。この種の従来の角速度センサは、駆動用圧電素子
と電荷検出用圧電素子とを音叉片に取り付けて音叉振動
させるセンサ本体と、駆動用圧電素子に印加する駆動電
圧を制御する駆動制御回路と、電荷検出用圧電素子に発
生した電荷を検出して角速度を演算する検出回路とから
成る。この種の角速度センサは、応答速度や感度に優れ
るため、ビデオカメラの手振れ検出や車両の走行制御等
に広く用いられる。例えば、車両に角速度センサを設け
ることにより、車両に発生するヨーレートを検出するこ
とができ、これにより車両の後輪舵角の制御が可能とな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】角速度センサを駆動す
る駆動制御回路やセンサ本体等が故障すると、角速度セ
ンサからは、車両に発生した角速度による出力(実ヨー
レート出力)と故障による感度変動出力とが重畳されて
出力される。ここで、実ヨーレート出力の周波数成分と
故障による感度変動出力の周波数成分とが近接すると、
センサ出力をバンドパスフィルタ等で処理しても、実ヨ
ーレート分だけを分離・抽出することはできない。この
ため、上記公報では、スイッチの切り換えによって角速
度センサの故障診断を行えるようにしている。しかし、
故障診断の際のセンサ出力は実際の角速度検出結果とは
異なるため、車両に発生した実際の角速度を検出するた
めには、再度スイッチを切り換える必要がある。すなわ
ち、従来の装置では角速度検出と故障診断を同時に行う
ことができないため、角速度センサに故障が発生して
も、その故障を即座に検出できない。また、故障診断を
行うためには、そのたびに手動または制御回路等により
スイッチを切り換える必要があり、その制御が面倒であ
る。
る駆動制御回路やセンサ本体等が故障すると、角速度セ
ンサからは、車両に発生した角速度による出力(実ヨー
レート出力)と故障による感度変動出力とが重畳されて
出力される。ここで、実ヨーレート出力の周波数成分と
故障による感度変動出力の周波数成分とが近接すると、
センサ出力をバンドパスフィルタ等で処理しても、実ヨ
ーレート分だけを分離・抽出することはできない。この
ため、上記公報では、スイッチの切り換えによって角速
度センサの故障診断を行えるようにしている。しかし、
故障診断の際のセンサ出力は実際の角速度検出結果とは
異なるため、車両に発生した実際の角速度を検出するた
めには、再度スイッチを切り換える必要がある。すなわ
ち、従来の装置では角速度検出と故障診断を同時に行う
ことができないため、角速度センサに故障が発生して
も、その故障を即座に検出できない。また、故障診断を
行うためには、そのたびに手動または制御回路等により
スイッチを切り換える必要があり、その制御が面倒であ
る。
【0004】本発明の目的は、角速度検出中に角速度セ
ンサの故障診断を行えるようにした角速度センサの故障
診断装置を提供することにある。
ンサの故障診断を行えるようにした角速度センサの故障
診断装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1に対応
づけて本発明を説明すると、本発明は、駆動信号によっ
て振動する振動子1と、この振動子1の振動を第1の電
圧信号に変換する第1の電圧変換手段21と、第1の電
圧信号のうち振動子の共振周波数と等しい周波数成分の
みを抽出する第1の濾過手段22と、振動子の最大振動
振幅と振動周波数が変化しないように、第1の濾過手段
22で抽出された信号に基づいて駆動信号を制御する駆
動制御手段2と、振動子1に発生した角速度に応じた電
荷信号を出力する角速度検出手段16,18と、電荷信
号を第2の電圧信号に変換する第2の電圧変換手段31
と、第2の電圧信号のうち振動子の共振周波数と等しい
周波数成分のみを抽出する第2の濾過手段32とを備え
る角速度センサの故障診断装置に適用され、第1の電圧
信号と第1の濾過手段22の出力との差分、および、第
2の電圧信号と第2の濾過手段32の出力との差分のう
ちいずれか一方に応じた差分信号を出力する差分出力手
段41と、差分信号に基づいて角速度センサが故障か否
かを判定する判定手段44とを備えることにより、上記
目的は達成される。請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載された角速度センサの故障診断装置において、角
速度検出手段16,18は、第1の角速度検出用圧電素
子16と第2の角速度検出用圧電素子18とを有し、駆
動信号によって振動する駆動用圧電素子15および第1
の角速度検出用圧電素子16を直交接合した第1の振動
ユニット11と、振動子1の振動を検出するモニタ用圧
電素子17および第2の角速度検出用圧電素子18を直
交接合した第2の振動ユニット12とを、駆動信号によ
って音叉振動するように連結板13で連結して振動子1
を構成したものである。
づけて本発明を説明すると、本発明は、駆動信号によっ
て振動する振動子1と、この振動子1の振動を第1の電
圧信号に変換する第1の電圧変換手段21と、第1の電
圧信号のうち振動子の共振周波数と等しい周波数成分の
みを抽出する第1の濾過手段22と、振動子の最大振動
振幅と振動周波数が変化しないように、第1の濾過手段
22で抽出された信号に基づいて駆動信号を制御する駆
動制御手段2と、振動子1に発生した角速度に応じた電
荷信号を出力する角速度検出手段16,18と、電荷信
号を第2の電圧信号に変換する第2の電圧変換手段31
と、第2の電圧信号のうち振動子の共振周波数と等しい
周波数成分のみを抽出する第2の濾過手段32とを備え
る角速度センサの故障診断装置に適用され、第1の電圧
信号と第1の濾過手段22の出力との差分、および、第
2の電圧信号と第2の濾過手段32の出力との差分のう
ちいずれか一方に応じた差分信号を出力する差分出力手
段41と、差分信号に基づいて角速度センサが故障か否
かを判定する判定手段44とを備えることにより、上記
目的は達成される。請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載された角速度センサの故障診断装置において、角
速度検出手段16,18は、第1の角速度検出用圧電素
子16と第2の角速度検出用圧電素子18とを有し、駆
動信号によって振動する駆動用圧電素子15および第1
の角速度検出用圧電素子16を直交接合した第1の振動
ユニット11と、振動子1の振動を検出するモニタ用圧
電素子17および第2の角速度検出用圧電素子18を直
交接合した第2の振動ユニット12とを、駆動信号によ
って音叉振動するように連結板13で連結して振動子1
を構成したものである。
【0006】
【作用】請求項1に記載の発明では、第1の電圧変換手
段21によって変換された第1の電圧信号と第1の濾過
手段22の出力、あるいは第2の電圧変換手段31によ
って変換された第2の電圧信号と第2の濾過手段32の
出力のいずれかが差分出力手段41に入力されてそれら
の差分信号が求められる。判定手段44では、この差分
信号に基づいて角速度センサが故障か否かが判定され
る。請求項2に記載の発明では、駆動信号によって振動
する駆動用圧電素子15および角速度検出手段16,1
8の一部を構成する第1の角速度検出用圧電素子16を
直交接合した第1の振動ユニット11と、振動子1の振
動を検出するモニタ用圧電素子18および角速度検出手
段16,18の一部を構成する第2の角速度検出用圧電
素子18を直交接合した第2の振動ユニット12とを連
結板13で連結して振動子1を構成するため、駆動用圧
電素子16に駆動信号を印加すると、第1の振動ユニッ
ト11と第2の振動ユニット12とは音叉振動する。
段21によって変換された第1の電圧信号と第1の濾過
手段22の出力、あるいは第2の電圧変換手段31によ
って変換された第2の電圧信号と第2の濾過手段32の
出力のいずれかが差分出力手段41に入力されてそれら
の差分信号が求められる。判定手段44では、この差分
信号に基づいて角速度センサが故障か否かが判定され
る。請求項2に記載の発明では、駆動信号によって振動
する駆動用圧電素子15および角速度検出手段16,1
8の一部を構成する第1の角速度検出用圧電素子16を
直交接合した第1の振動ユニット11と、振動子1の振
動を検出するモニタ用圧電素子18および角速度検出手
段16,18の一部を構成する第2の角速度検出用圧電
素子18を直交接合した第2の振動ユニット12とを連
結板13で連結して振動子1を構成するため、駆動用圧
電素子16に駆動信号を印加すると、第1の振動ユニッ
ト11と第2の振動ユニット12とは音叉振動する。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】図1は本実施例による角速度センサの故障診
断装置の一実施例のブロック図である。以下では、この
ブロック図に基づいて、車両の走行制御を行う角速度セ
ンサの故障診断について説明する。図1において、1は
音叉構造をした角速度センサ本体(以下、センサ本体と
呼ぶ)であり、中央部で直角にねじられた一対の音叉片
11,12を平行に並べて接合ブロック13で接合して
作製される。接合ブロック13には支持ピン14が取り
付けられ、この支持ピン14を回転軸として音叉片1
1,12は回転可能とされている。また、音叉片11の
接合ブロック側の表面には駆動制御回路部2からの駆動
電圧によって振動する駆動用圧電素子15が、音叉片1
1の自由端側の表面には角速度に応じた電荷を発生する
角速度検出用圧電素子16がそれぞれ接着固定されてい
る。音叉片12の接合ブロック側の表面には音叉振動に
よって発生する電荷を検出する振動検出用圧電素子17
が、音叉片12の自由端側の表面には角速度に応じた電
荷を発生する角速度検出用圧電素子18がそれぞれ接着
固定されている。このセンサ本体1は駆動電圧に応じて
図示の矢印の向きに振動するとともに、センサ本体1の
回転軸の回りに発生する角速度を検出する。
断装置の一実施例のブロック図である。以下では、この
ブロック図に基づいて、車両の走行制御を行う角速度セ
ンサの故障診断について説明する。図1において、1は
音叉構造をした角速度センサ本体(以下、センサ本体と
呼ぶ)であり、中央部で直角にねじられた一対の音叉片
11,12を平行に並べて接合ブロック13で接合して
作製される。接合ブロック13には支持ピン14が取り
付けられ、この支持ピン14を回転軸として音叉片1
1,12は回転可能とされている。また、音叉片11の
接合ブロック側の表面には駆動制御回路部2からの駆動
電圧によって振動する駆動用圧電素子15が、音叉片1
1の自由端側の表面には角速度に応じた電荷を発生する
角速度検出用圧電素子16がそれぞれ接着固定されてい
る。音叉片12の接合ブロック側の表面には音叉振動に
よって発生する電荷を検出する振動検出用圧電素子17
が、音叉片12の自由端側の表面には角速度に応じた電
荷を発生する角速度検出用圧電素子18がそれぞれ接着
固定されている。このセンサ本体1は駆動電圧に応じて
図示の矢印の向きに振動するとともに、センサ本体1の
回転軸の回りに発生する角速度を検出する。
【0009】2は駆動用圧電素子15に印加する駆動電
圧を制御する駆動制御回路部であり、電流アンプ21、
バンドパスフィルタ22、整流器23、平滑回路24、
AGC(Auto Gain Control)回路25および駆動制御
回路26で構成される。電流アンプ21は振動検出用圧
電素子17で検出された電荷を電圧に変換し、バンドパ
スフィルタ22は電流アンプ21の出力のうち音叉振動
の共振周波数成分のみを抽出し、整流器23はバンドパ
スフィルタ22の出力のうち負電圧成分を正電圧に変換
し、平滑回路24は整流器23の出力を直流電圧に変換
する。また、AGC回路25はバンドパスフィルタ22
の出力が一定になるように制御し、駆動制御回路26は
AGC回路25の出力に基づいて駆動用圧電素子15に
印加する駆動電圧を出力する。この実施例では、駆動電
圧として正弦波電圧信号を駆動制御回路26から出力す
る。
圧を制御する駆動制御回路部であり、電流アンプ21、
バンドパスフィルタ22、整流器23、平滑回路24、
AGC(Auto Gain Control)回路25および駆動制御
回路26で構成される。電流アンプ21は振動検出用圧
電素子17で検出された電荷を電圧に変換し、バンドパ
スフィルタ22は電流アンプ21の出力のうち音叉振動
の共振周波数成分のみを抽出し、整流器23はバンドパ
スフィルタ22の出力のうち負電圧成分を正電圧に変換
し、平滑回路24は整流器23の出力を直流電圧に変換
する。また、AGC回路25はバンドパスフィルタ22
の出力が一定になるように制御し、駆動制御回路26は
AGC回路25の出力に基づいて駆動用圧電素子15に
印加する駆動電圧を出力する。この実施例では、駆動電
圧として正弦波電圧信号を駆動制御回路26から出力す
る。
【0010】3はセンサ本体1に発生した角速度に応じ
た角速度信号を出力する検出回路部であり、チャージア
ンプ31、バンドパスフィルタ32、同期検波回路3
3、平滑回路34および直流アンプ35で構成される。
チャージアンプ31は角速度検出用圧電素子16,18
で検出された角速度に応じた電荷を電圧に変換し、バン
ドパスフィルタ32はバンドパスフィルタ22と全く同
様に構成され、チャージアンプ31の出力のうち音叉振
動の共振周波数成分のみを抽出する。同期検波回路33
はバンドパスフィルタ32の出力の負電圧成分を正電圧
に変換し、平滑回路34は同期検波回路33の出力を直
流電圧に変換する。直流アンプ35は平滑回路34の出
力を増幅し、この直流アンプ35から最終的な角速度検
出結果が出力される。
た角速度信号を出力する検出回路部であり、チャージア
ンプ31、バンドパスフィルタ32、同期検波回路3
3、平滑回路34および直流アンプ35で構成される。
チャージアンプ31は角速度検出用圧電素子16,18
で検出された角速度に応じた電荷を電圧に変換し、バン
ドパスフィルタ32はバンドパスフィルタ22と全く同
様に構成され、チャージアンプ31の出力のうち音叉振
動の共振周波数成分のみを抽出する。同期検波回路33
はバンドパスフィルタ32の出力の負電圧成分を正電圧
に変換し、平滑回路34は同期検波回路33の出力を直
流電圧に変換する。直流アンプ35は平滑回路34の出
力を増幅し、この直流アンプ35から最終的な角速度検
出結果が出力される。
【0011】4は、センサ本体1、駆動制御回路部2ま
たは検出回路部3に故障が起こったか否かを診断する故
障診断回路部であり、差動アンプ41、整流器42、平
滑回路43、比較器44および基準電圧器45で構成さ
れる。差動アンプ41はチャージアンプ31とバンドパ
スフィルタ32の各出力の差分を増幅し、整流器42は
差分アンプ41の負電圧成分を正電圧に変換する。平滑
回路43は整流器42の出力を直流電圧に変換し、比較
器44は平滑回路43の出力と予め基準電圧器45に設
定されている基準電圧とを比較し、平滑回路43の出力
が基準電圧を越えている場合には角速度センサが故障し
ていることを示す故障信号を出力する。
たは検出回路部3に故障が起こったか否かを診断する故
障診断回路部であり、差動アンプ41、整流器42、平
滑回路43、比較器44および基準電圧器45で構成さ
れる。差動アンプ41はチャージアンプ31とバンドパ
スフィルタ32の各出力の差分を増幅し、整流器42は
差分アンプ41の負電圧成分を正電圧に変換する。平滑
回路43は整流器42の出力を直流電圧に変換し、比較
器44は平滑回路43の出力と予め基準電圧器45に設
定されている基準電圧とを比較し、平滑回路43の出力
が基準電圧を越えている場合には角速度センサが故障し
ていることを示す故障信号を出力する。
【0012】以下、上記のように構成される角速度セン
サの故障診断装置の動作を説明する。不図示の電源スイ
ッチが投入されると、駆動制御回路部2から駆動電圧が
出力され、駆動用圧電素子15は駆動電圧の周波数およ
び振幅に応じて振動する。駆動用圧電素子15が振動す
ると、その振動により音叉片11,12がその材質等に
よって定まる所定の共振周波数によって振動する。この
振動により、振動検出用圧電素子17の表面に圧電変換
によって電荷が発生する。この電荷は電流アンプ21に
よって電圧信号に変換され、バンドパスフィルタ22に
よって音叉振動の共振周波数成分のみが抽出される。こ
のように、バンドパスフィルタ22を設けることによ
り、振動検出用圧電素子17に発生する電荷信号のうち
音叉振動の共振周波数成分以外の雑音、例えば共振周波
数の高調波成分等が除去される。
サの故障診断装置の動作を説明する。不図示の電源スイ
ッチが投入されると、駆動制御回路部2から駆動電圧が
出力され、駆動用圧電素子15は駆動電圧の周波数およ
び振幅に応じて振動する。駆動用圧電素子15が振動す
ると、その振動により音叉片11,12がその材質等に
よって定まる所定の共振周波数によって振動する。この
振動により、振動検出用圧電素子17の表面に圧電変換
によって電荷が発生する。この電荷は電流アンプ21に
よって電圧信号に変換され、バンドパスフィルタ22に
よって音叉振動の共振周波数成分のみが抽出される。こ
のように、バンドパスフィルタ22を設けることによ
り、振動検出用圧電素子17に発生する電荷信号のうち
音叉振動の共振周波数成分以外の雑音、例えば共振周波
数の高調波成分等が除去される。
【0013】バンドパスフィルタ22の出力は整流器2
3とAGC回路25に入力され、整流器23で整流され
た電圧は平滑回路24に入力されて直流電圧に変換され
る。この平滑回路24から出力される直流電圧(以下、
AGC制御電圧と呼ぶ)信号は、AGC回路25のコン
トロール端子CONTに入力される。このAGC制御電
圧信号は、バンドパスフィルタ22の出力の振幅に応じ
て電圧レベルが変化する信号である。AGC回路25
は、AGC制御電圧レベルが高ければ、AGC回路出力
値を低くするように制御し、AGC制御電圧レベルが低
ければ、AGC回路出力値を高くするように制御する。
このAGC回路出力値は駆動制御回路26に入力されて
駆動電圧に変換された後、駆動用圧電素子15に印加さ
れる。
3とAGC回路25に入力され、整流器23で整流され
た電圧は平滑回路24に入力されて直流電圧に変換され
る。この平滑回路24から出力される直流電圧(以下、
AGC制御電圧と呼ぶ)信号は、AGC回路25のコン
トロール端子CONTに入力される。このAGC制御電
圧信号は、バンドパスフィルタ22の出力の振幅に応じ
て電圧レベルが変化する信号である。AGC回路25
は、AGC制御電圧レベルが高ければ、AGC回路出力
値を低くするように制御し、AGC制御電圧レベルが低
ければ、AGC回路出力値を高くするように制御する。
このAGC回路出力値は駆動制御回路26に入力されて
駆動電圧に変換された後、駆動用圧電素子15に印加さ
れる。
【0014】このように、駆動制御回路部2は、振動検
出用圧電素子17の電圧レベルに応じて駆動用圧電素子
15に印加する駆動電圧レベルを調整するため、センサ
本体1に発生する音叉振動の最大振動振幅および振動周
波数を一定にすることができる。
出用圧電素子17の電圧レベルに応じて駆動用圧電素子
15に印加する駆動電圧レベルを調整するため、センサ
本体1に発生する音叉振動の最大振動振幅および振動周
波数を一定にすることができる。
【0015】駆動用圧電素子15に駆動電圧を印加して
センサ本体1を音叉振動させている最中に、センサ本体
1の回転軸AXの回りに角速度が発生すると、角速度検
出用圧電素子16,18にコリオリ力FCが発生する。
このコリオリ力FCは、回転軸AX方向の回転角速度ベ
クトルをω(なお、この明細書ではベクトルを示す記号
には下線をつける)、センサの振動速度ベクトルをVと
すると、Vとωの外積V×ωに比例し、その方向は図2
の矢印の向きで示される。このコリオリ力FCによって
センサ本体1はコリオリ力FCの働く方向に変形し、こ
の変形によって角速度検出用圧電素子16,18に音叉
振動の共振周波数に同期して変化する電荷が発生する。
角速度検出用圧電素子16,18を分極方向が互いに逆
になるようにそれぞれ音叉片11,12に接着固定し、
角速度検出用圧電素子16,18とチャージアンプ31
の入力端子とを接続すると、チャージアンプ31には角
速度検出用圧電素子16,18に発生した電荷の和が入
力される。このようにすることで、チャージアンプ31
に入力される角速度検出結果である電荷信号レベルを大
きくすることができ、角速度検出の感度が向上する。
センサ本体1を音叉振動させている最中に、センサ本体
1の回転軸AXの回りに角速度が発生すると、角速度検
出用圧電素子16,18にコリオリ力FCが発生する。
このコリオリ力FCは、回転軸AX方向の回転角速度ベ
クトルをω(なお、この明細書ではベクトルを示す記号
には下線をつける)、センサの振動速度ベクトルをVと
すると、Vとωの外積V×ωに比例し、その方向は図2
の矢印の向きで示される。このコリオリ力FCによって
センサ本体1はコリオリ力FCの働く方向に変形し、こ
の変形によって角速度検出用圧電素子16,18に音叉
振動の共振周波数に同期して変化する電荷が発生する。
角速度検出用圧電素子16,18を分極方向が互いに逆
になるようにそれぞれ音叉片11,12に接着固定し、
角速度検出用圧電素子16,18とチャージアンプ31
の入力端子とを接続すると、チャージアンプ31には角
速度検出用圧電素子16,18に発生した電荷の和が入
力される。このようにすることで、チャージアンプ31
に入力される角速度検出結果である電荷信号レベルを大
きくすることができ、角速度検出の感度が向上する。
【0016】ここで、センサ本体1の固有振動数をΩと
すると、センサ本体1に発生する振動信号Aは時間tを
用いると、
すると、センサ本体1に発生する振動信号Aは時間tを
用いると、
【数1】A=sinΩt ・・・(1) で示される。コリオリ力FCは、前述したようにセンサ
本体1に発生する音叉振動の振動速度に比例するため、
(1)式の関係を使うと、以下に示す(2)式に比例す
る。
本体1に発生する音叉振動の振動速度に比例するため、
(1)式の関係を使うと、以下に示す(2)式に比例す
る。
【数2】 dA/dt=Ω・cosΩt=Ω・sin(Ω+π/2)t ・・・(2) したがって、角速度検出用圧電素子16,18に発生す
る電荷も(2)式に比例し、センサ本体1に発生する音
叉振動よりも位相がπ/2(90度)進む(図3
(a),(b))。
る電荷も(2)式に比例し、センサ本体1に発生する音
叉振動よりも位相がπ/2(90度)進む(図3
(a),(b))。
【0017】また、角速度検出用圧電素子16,18に
発生した電荷はチャージアンプ31によって電圧に変換
されるが、その際、チャージアンプ31内部に設けられ
た不図示のコンデンサの影響により、位相がさらにπ/
2進む。このため、センサ本体1に発生する音叉振動よ
りも、位相がπ(180度)進んだ信号がチャージアン
プ31から出力される(図3(c))。
発生した電荷はチャージアンプ31によって電圧に変換
されるが、その際、チャージアンプ31内部に設けられ
た不図示のコンデンサの影響により、位相がさらにπ/
2進む。このため、センサ本体1に発生する音叉振動よ
りも、位相がπ(180度)進んだ信号がチャージアン
プ31から出力される(図3(c))。
【0018】チャージアンプ31の出力はバンドパスフ
ィルタ32に入力され、バンドパスフィルタ22と同様
に音叉振動の共振周波数成分のみが抽出される。バンド
パスフィルタ32の出力は同期検波回路33に入力さ
れ、バンドパスフィルタ32の出力が零になる箇所で同
期検波されて負電圧成分が正電圧に変換される(図3
(d),(e))。この同期検波回路33にはバンドパ
スフィルタ22からの出力が入力され、この出力に応じ
てバンドパスフィルタ32の出力の同期検波が行われ
る。同期検波回路33の出力は平滑回路34に入力され
て直流電圧に変換された後、直流アンプ35で増幅され
て最終的な角速度信号が出力される(図3(f))。
ィルタ32に入力され、バンドパスフィルタ22と同様
に音叉振動の共振周波数成分のみが抽出される。バンド
パスフィルタ32の出力は同期検波回路33に入力さ
れ、バンドパスフィルタ32の出力が零になる箇所で同
期検波されて負電圧成分が正電圧に変換される(図3
(d),(e))。この同期検波回路33にはバンドパ
スフィルタ22からの出力が入力され、この出力に応じ
てバンドパスフィルタ32の出力の同期検波が行われ
る。同期検波回路33の出力は平滑回路34に入力され
て直流電圧に変換された後、直流アンプ35で増幅され
て最終的な角速度信号が出力される(図3(f))。
【0019】このように、検出回路部3は、角速度検出
用圧電素子16,18で検出された電荷信号のうち、セ
ンサ本体1に発生する音叉振動の共振周波数成分のみを
抽出して角速度信号を作成するため、雑音に影響されず
に精度よく角速度検出を行なうことができる。
用圧電素子16,18で検出された電荷信号のうち、セ
ンサ本体1に発生する音叉振動の共振周波数成分のみを
抽出して角速度信号を作成するため、雑音に影響されず
に精度よく角速度検出を行なうことができる。
【0020】角速度センサによる角速度検出中に、チャ
ージアンプ31の出力とバンドパスフィルタ32の出力
はともに差動アンプ41に入力され、それらの差分が差
動アンプ41から出力される。この差分は整流器42と
平滑回路43とによって直流電圧に変換され、比較器4
4に入力される。この比較器44には基準電圧器45か
らの基準電圧も入力され、平滑回路43からの直流電圧
と基準電圧とが比較される。そして、平滑回路43から
の直流電圧が基準電圧を越えた場合には故障が起こった
と判断され、比較器44から故障信号が出力される。
ージアンプ31の出力とバンドパスフィルタ32の出力
はともに差動アンプ41に入力され、それらの差分が差
動アンプ41から出力される。この差分は整流器42と
平滑回路43とによって直流電圧に変換され、比較器4
4に入力される。この比較器44には基準電圧器45か
らの基準電圧も入力され、平滑回路43からの直流電圧
と基準電圧とが比較される。そして、平滑回路43から
の直流電圧が基準電圧を越えた場合には故障が起こった
と判断され、比較器44から故障信号が出力される。
【0021】ここで、角速度センサが正常に動作してい
る場合は、チャージアンプ31からは音叉振動の共振周
波数成分だけが出力されるため、チャージアンプ31の
出力とバンドパスフィルタ32の出力はほぼ一致する。
一方、車両に生じた振動等によって、音叉片に接着固定
している圧電素子が剥がれたり、駆動制御回路部2や検
出回路部3内部の半田接続部に亀裂が生じて抵抗値・容
量値が変化したり、結露によって抵抗値や容量値が変化
する等の故障が発生すると、各回路の回路特性値が変化
して発振し、センサ本体1の音叉振動が不安定になる。
そして、このような場合には、チャージアンプ31の出
力とバンドパスフィルタ32の出力とが一致しなくな
る。
る場合は、チャージアンプ31からは音叉振動の共振周
波数成分だけが出力されるため、チャージアンプ31の
出力とバンドパスフィルタ32の出力はほぼ一致する。
一方、車両に生じた振動等によって、音叉片に接着固定
している圧電素子が剥がれたり、駆動制御回路部2や検
出回路部3内部の半田接続部に亀裂が生じて抵抗値・容
量値が変化したり、結露によって抵抗値や容量値が変化
する等の故障が発生すると、各回路の回路特性値が変化
して発振し、センサ本体1の音叉振動が不安定になる。
そして、このような場合には、チャージアンプ31の出
力とバンドパスフィルタ32の出力とが一致しなくな
る。
【0022】図4(a)は、駆動制御回路部2等の出力
が発振した場合の検出回路部3の出力を示す波形図、図
4(b)は発振時のチャージアンプ31の出力を示す波
形図、図4(c)は角速度センサが正常に動作している
際のチャージアンプ31の出力を示す波形図を示す。回
路の発振等の故障が生じると、角速度センサ16,18
から出力される電荷信号に音叉振動の共振周波数成分以
外の雑音が加わるため、電荷信号は(2)式に比例しな
くなり、チャージアンプ31の出力とバンドパスフィル
タ32の出力とが一致しなくなる。そこで、両出力の差
分を差動アンプ41で検出して、差分が所定値より大き
い場合には故障と判断する。
が発振した場合の検出回路部3の出力を示す波形図、図
4(b)は発振時のチャージアンプ31の出力を示す波
形図、図4(c)は角速度センサが正常に動作している
際のチャージアンプ31の出力を示す波形図を示す。回
路の発振等の故障が生じると、角速度センサ16,18
から出力される電荷信号に音叉振動の共振周波数成分以
外の雑音が加わるため、電荷信号は(2)式に比例しな
くなり、チャージアンプ31の出力とバンドパスフィル
タ32の出力とが一致しなくなる。そこで、両出力の差
分を差動アンプ41で検出して、差分が所定値より大き
い場合には故障と判断する。
【0023】このように、故障診断回路部4では、角速
度センサによる角速度検出中に、チャージアンプ31と
バンドパスフィルタ32の各出力を比較して角速度セン
サの故障診断を行なうため、例えば、故障によって発生
した信号の周波数成分と角速度センサの本来の検出信号
の周波数成分とが近接しているような場合でも、その故
障を正確に検出できる。また、デジタルデータに変換す
ることなくアナログデータのままで診断できるため、よ
り正確かつ迅速に故障を検出できる。
度センサによる角速度検出中に、チャージアンプ31と
バンドパスフィルタ32の各出力を比較して角速度セン
サの故障診断を行なうため、例えば、故障によって発生
した信号の周波数成分と角速度センサの本来の検出信号
の周波数成分とが近接しているような場合でも、その故
障を正確に検出できる。また、デジタルデータに変換す
ることなくアナログデータのままで診断できるため、よ
り正確かつ迅速に故障を検出できる。
【0024】なお、上記のように構成される角速度セン
サの故障診断装置において、回路の断線等によりチャー
ジアンプ31に入力される電圧が0ボルトになると、バ
ンドパスフィルタ32の出力値も0ボルトになるため、
差動アンプ41に入力される電圧は両方とも0ボルトに
なり、このままでは上述した故障診断を行えない。しか
し、このような故障については、車両に設けられる車速
センサや舵角センサの出力結果と照らし合わせることに
より、容易に検出することができる。
サの故障診断装置において、回路の断線等によりチャー
ジアンプ31に入力される電圧が0ボルトになると、バ
ンドパスフィルタ32の出力値も0ボルトになるため、
差動アンプ41に入力される電圧は両方とも0ボルトに
なり、このままでは上述した故障診断を行えない。しか
し、このような故障については、車両に設けられる車速
センサや舵角センサの出力結果と照らし合わせることに
より、容易に検出することができる。
【0025】上記実施例では、チャージアンプ31とバ
ンドパスフィルタ32の各出力との差分によって故障検
出を行ったが、電流アンプ21とバンドパスフィルタ2
2との差分によって故障検出を行ってもよい。この場合
も、角速度センサが正常な場合には両者の信号レベルは
ほぼ等しく、故障発生時には上記差分が大きくなるた
め、同様に故障検出が行える。上記実施例では、2つの
角速度検出用圧電素子16,18に発生する電荷をそれ
ぞれ検出して角速度検出を行っているが、片方の角速度
検出用圧電素子に発生する電荷だけを検出するようにし
てもよい。上記実施例では、音叉構造のセンサ本体1を
用いたが、センサの形状はこれに限定されず、例えば角
柱形状や円柱形状等の金属部材に圧電素子を接着したも
の等を用いてもよい。
ンドパスフィルタ32の各出力との差分によって故障検
出を行ったが、電流アンプ21とバンドパスフィルタ2
2との差分によって故障検出を行ってもよい。この場合
も、角速度センサが正常な場合には両者の信号レベルは
ほぼ等しく、故障発生時には上記差分が大きくなるた
め、同様に故障検出が行える。上記実施例では、2つの
角速度検出用圧電素子16,18に発生する電荷をそれ
ぞれ検出して角速度検出を行っているが、片方の角速度
検出用圧電素子に発生する電荷だけを検出するようにし
てもよい。上記実施例では、音叉構造のセンサ本体1を
用いたが、センサの形状はこれに限定されず、例えば角
柱形状や円柱形状等の金属部材に圧電素子を接着したも
の等を用いてもよい。
【0026】このように構成した実施例にあっては、角
速度センサ本体1が振動子に、電流アンプ21が第1の
電圧変換手段に、バンドパスフィルタ22が第1の濾過
手段に、駆動制御回路部2が駆動手段に、角速度検出用
圧電体16,18が角速度検出手段に、チャージアンプ
31が第2の電圧変換手段に、バンドパスフィルタ32
が第2の濾過手段に、差動増幅器41が差分出力手段
に、比較器44が判定手段に、音叉片11が第1の振動
ユニットに、音叉片12が第2の振動ユニットに、それ
ぞれ対応する。
速度センサ本体1が振動子に、電流アンプ21が第1の
電圧変換手段に、バンドパスフィルタ22が第1の濾過
手段に、駆動制御回路部2が駆動手段に、角速度検出用
圧電体16,18が角速度検出手段に、チャージアンプ
31が第2の電圧変換手段に、バンドパスフィルタ32
が第2の濾過手段に、差動増幅器41が差分出力手段
に、比較器44が判定手段に、音叉片11が第1の振動
ユニットに、音叉片12が第2の振動ユニットに、それ
ぞれ対応する。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、第1の濾過手段または第2の濾過手段の入出力信
号の差分によって角速度センサの故障診断を行うように
したため、例えば角速度センサの出力信号の周波数成分
と故障により発生した信号の周波数成分とが近接してい
る場合でも故障を検出でき、故障診断の検出精度が向上
する。また、角速度検出を継続して行いながら角速度セ
ンサの故障診断をすることができるため、発生した故障
を即座に検出できる。さらに、判定手段で故障と判定さ
れた場合には、車速センサや舵角センサの出力結果を参
照する必要もないため、故障診断の処理が簡易化する。
れば、第1の濾過手段または第2の濾過手段の入出力信
号の差分によって角速度センサの故障診断を行うように
したため、例えば角速度センサの出力信号の周波数成分
と故障により発生した信号の周波数成分とが近接してい
る場合でも故障を検出でき、故障診断の検出精度が向上
する。また、角速度検出を継続して行いながら角速度セ
ンサの故障診断をすることができるため、発生した故障
を即座に検出できる。さらに、判定手段で故障と判定さ
れた場合には、車速センサや舵角センサの出力結果を参
照する必要もないため、故障診断の処理が簡易化する。
【図1】本発明による角速度センサの故障診断装置の一
実施例のブロック図である。
実施例のブロック図である。
【図2】角速度センサ本体に働くコリオリ力を示す図で
ある。
ある。
【図3】検出回路部内の各部の波形図である。
【図4】角速度センサ内部の回路が発振した場合と正常
な場合の波形図である。
な場合の波形図である。
1 角速度センサ本体 2 駆動制御回路部 3 検出回路部 4 故障診断回路部 11,12 音叉片 13 接合ブロック 14 支持ピン 15 駆動用圧電素子 16,18 角速度検出用圧電素子 17 振動検出用圧電素子 21 電流アンプ 22 バンドパスフィルタ 23 整流器 24 平滑回路 25 AGC回路 26 駆動制御回路 31 チャージアンプ 32 バンドパスフィルタ 33 同期検波回路 34 平滑回路 35 直流アンプ 41 差動アンプ 42 整流器 43 平滑回路 44 比較器 45 基準電圧器
Claims (2)
- 【請求項1】 駆動信号によって振動する振動子と、 この振動子の振動を第1の電圧信号に変換する第1の電
圧変換手段と、 前記第1の電圧信号のうち前記振動子の共振周波数と等
しい周波数成分のみを抽出する第1の濾過手段と、 前記振動子の最大振動振幅と振動周波数が変化しないよ
うに、前記第1の濾過手段で抽出された信号に基づいて
前記駆動信号を制御する駆動制御手段と、 前記振動子に発生した角速度に応じた電荷信号を出力す
る角速度検出手段と、 前記電荷信号を第2の電圧信号に変換する第2の電圧変
換手段と、 前記第2の電圧信号のうち前記振動子の共振周波数と等
しい周波数成分のみを抽出する第2の濾過手段とを備え
る角速度センサの故障診断装置において、 前記第1の電圧信号と前記第1の濾過手段の出力との差
分、および、前記第2の電圧信号と前記第2の濾過手段
の出力との差分のうちいずれか一方に応じた差分信号を
出力する差分出力手段と、 前記差分信号に基づいて角速度センサが故障か否かを判
定する判定手段と、を備えることを特徴とする角速度セ
ンサの故障診断装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された角速度センサの故
障診断装置において、 前記角速度検出手段は、第1の角速度検出用圧電素子と
第2の角速度検出用圧電素子とを有し、 前記振動子は、前記駆動信号によって振動する駆動用圧
電素子および前記第1の角速度検出用圧電素子を直交接
合した第1の振動ユニットと、前記振動子の振動を検出
するモニタ用圧電素子および前記第2の角速度検出用圧
電素子を直交接合した第2の振動ユニットとを有し、前
記駆動信号によって音叉振動するように前記第1の振動
ユニットと前記第2の振動ユニットとを連結板で連結す
ることを特徴とする角速度センサの故障診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5325018A JPH07181042A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 角速度センサの故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5325018A JPH07181042A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 角速度センサの故障診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07181042A true JPH07181042A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18172225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5325018A Pending JPH07181042A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 角速度センサの故障診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07181042A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996038712A1 (fr) * | 1995-05-30 | 1996-12-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Capteur de vitesse angulaire |
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| US6167744B1 (en) | 1997-11-18 | 2001-01-02 | Denso Corporation | Angular velocity sensor and diagnosis system for this sensor |
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| US6732586B2 (en) | 1995-05-30 | 2004-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Angular velocity sensor |
| JP2005114394A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 慣性センサ及びそれを用いた複合センサ |
| US6912901B1 (en) | 1995-05-30 | 2005-07-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Angular velocity sensor |
| JP2008058212A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 角速度センサ |
| CN108627147A (zh) * | 2017-03-23 | 2018-10-09 | 精工爱普生株式会社 | 传感器元件控制装置、物理量传感器及其故障诊断方法 |
| CN111721319A (zh) * | 2019-03-22 | 2020-09-29 | 精工爱普生株式会社 | 传感器故障预知系统、传感器故障预知方法、物理量传感器、电子设备以及移动体 |
| CN114112008A (zh) * | 2021-10-13 | 2022-03-01 | 西人马帝言(北京)科技有限公司 | 一种片上系统、信号处理设备 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5325018A patent/JPH07181042A/ja active Pending
Cited By (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO1996038712A1 (fr) * | 1995-05-30 | 1996-12-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Capteur de vitesse angulaire |
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| DE19845185A1 (de) * | 1998-10-01 | 2000-04-20 | Daimler Chrysler Ag | Sensor mit Resonanzstruktur sowie Vorrichtung und Verfahren zum Selbsttest eines derartigen Sensors |
| WO2002003030A1 (en) * | 2000-07-04 | 2002-01-10 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and device for diagnosing trouble with sensor function |
| US6882157B2 (en) | 2000-07-04 | 2005-04-19 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and device for diagnosing trouble with sensor function |
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