JPH0718123A - ゴム配合組成物 - Google Patents

ゴム配合組成物

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JPH0718123A
JPH0718123A JP18356993A JP18356993A JPH0718123A JP H0718123 A JPH0718123 A JP H0718123A JP 18356993 A JP18356993 A JP 18356993A JP 18356993 A JP18356993 A JP 18356993A JP H0718123 A JPH0718123 A JP H0718123A
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JP
Japan
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rubber
microspheres
shock
vibration
rubber compound
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JP18356993A
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English (en)
Inventor
Michitsugu Kikuchi
道継 菊池
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本発明は手で握るグリップ(ゴルフクラブ、テ
ニスラケット、バイク)、または運動靴の底、及び動力
工具の衝撃振動を和らげるゴム配合組成物の開発を目的
とした。 【構成】ゴムと結合すつ反応基を表面に持たない微小球
(粉砕物、短繊維状の物も含む)をゴム配合物に含有
し、その微小球の最大長径(図a、b、c)の平均径が
10μm以上で、好ましくは20ー300μmの範囲で
ある衝撃振動吸収性に優れたゴム配合組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衝撃を和らげるゴム材料
で、手で握るグリップ(ゴルフクラブ、テニスラケッ
ト、バイク)、または運動靴の底のゴム、及び動力工具
の衝撃振動を遮蔽するゴム材料として利用する事の出来
る物である。
【0002】
【従来の技術】最近のスポーツ用品において(1)ゴル
フクラブや(2)運動靴の軽量化が著しいが、ここで問
題になるのが衝撃振動の軽減である。また、手で使用す
る(3)動力工具などの機械類の衝撃振動については以
前から問題になっていた。
【0003】(1)ゴルフクラブの軽量化では、何故衝
撃振動吸収性が悪くなるのか調べてみると、全体のバラ
ンスをとりながら軽量化するため、グリップ重量も軽く
する必要がある事が判明した。このためグリップ材に使
われているゴム厚を薄くして軽量化するため、必然的に
衝撃振動吸収性が悪くなる事が判った。
【0004】しかし、軽量化したゴルフクラブでは飛ぶ
こととグリップのフィット性が強調され、グリップでの
衝撃振動吸収についての改良が置き去りにされているの
が現状の様である。
【0005】一般に衝撃振動を吸収するゴム材料は重
く、軟らかく、グリップ材としての特性を持っていな
い。。特に、柔らかく支持剛性が低いと、打撃時に回
転、ふらつきが起き、ボールを目的の方向に飛ばせなく
なる。従って、軽く、硬く支持剛性がしっかりし、更
に、衝撃振動を吸収するゴム材料がグリップ材として望
まれる。
【0006】(2)次に、最近の運動靴の軽量化につい
てであるが、靴の中で最も重い部分が靴底のゴムであ
り、この靴底のゴムを軽量化するために、靴底のゴム厚
を薄くしている、従って、衝撃振動吸収性が悪くなる。
この点を改良するために、あるメーカーは空気を、他の
メーカーはゲル化した液体を、または、オイルを多量に
含有した軟らかい材料を、更に、発砲した材料をミッド
ソールの中に部分的に組み込み、衝撃振動を吸収するよ
うに改良したと説明している。
【0007】衝撃振動吸収材は靴底全体に使うのが最も
効果的な使い方とされているが、部分的に使用する理由
は衝撃吸収材が軟らかく、支持剛性が無いために、靴底
全体に入れると、支持剛性が低下して、足と靴底の一体
感がなくなるためと言われている。また、このように色
々の機能材料を切り貼りして、靴底を造る事は製造工数
を増やし、生産性の低下を来す。従って、靴底に要求さ
れる特性は一体物で、軽く、硬く支持剛性の高いもの
で、尚且つ衝撃振動を吸収するゴム材料が望まれてい
る。
【0008】(3)また、動力工具(チエンソウ)など
では衝撃振動が原因と考えられている職業病(白蝋病)
がある。この対策のための防振改良はかなり進んでいる
と言われているが、まだ十分であるとは言えない、これ
らに要求される特性は、手で操作するため、軽く、硬く
支持剛性の高いもので、尚かつ衝撃振動を遮断できるゴ
ム材料である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとしている課題は、軽く、硬く、衝撃振動を吸収
できるゴム組成物の開発である。
【0010】
【課題を解決するための手段】鋭意検討の結果、前記課
題を解決するため、ゴムと結合すつ反応基を表面に持た
ない微小球をゴム配合物に含有し、その微小球の大きさ
は最大長径(図1a、b、c)の平均径が10μm以上
で、好ましくは20ー300μmの範囲であることを手
段とした。
【0011】
【作用】一般に、ゴムの衝撃吸収性を改良くするための
配合処置としては、オイルまたは充填材(カーボン)な
どを大量に配合し、架橋密度を少なくすることが行われ
ている。この事は内部ロスを大きくし、軟らかくするこ
とにより、衝撃振動吸収性を改良できると考えられてい
るからである。
【0012】本発明はゴムと結合する反応基を表面に持
たない微小球をゴム配合物に含有させることにより、衝
撃振動吸収に優れたゴム配合組成物を提供するものであ
る。
【0013】すなわち、ゴム配合物に含有するゴムと結
合しない微小球はゴムと結合していないために変形時に
ゴムと微小球の間で摩擦が生じる。この摩擦は内部ロス
となり、衝撃振動吸収性を改良する。また、この微小球
はオイルのように可塑剤的な作用をしないので、ゴム硬
度をオイルのように低下させる事はない。
【0014】この微小球の大きさは10μm以上のもの
であれば良いが、更に、好ましくは20μmー300μ
mの範囲の物が良い。その理由は10μm以下の微小球
では変形時にゴムと微小球の間の動きが小さく、微小球
上のゴムとの接触摩擦によるロスが少なく、また、30
0μm以上ではゴムとの接触摩擦面積が少なくなるため
に、内部ロスが少なくなり、衝撃振動を吸収する内部ロ
スが少なくなるためである。
【0015】更に、これらのゴムと結合しない微小球の
占める体積はゴム配合物の総体積の10%以上の体積が
よい、10%以下では十分な内部ロスが得られず衝撃振
動の吸収の点で問題を残す。
【0016】このゴムと結合しない微小球において比重
の小さいものを選べば、軽くて、衝撃振動吸収性の良
い、硬いゴム配合組成物を得ることが出来る。
【0017】前記比重の小さい微小球としては ’ショ
ウバルーン’(昭和電工の商品名)、’スコッチライ
ト.グラスバブルス’(スリーエム社の商品名)等の中
空セラミック、ガラス球があり、これに比べて比重の大
きい微小球として、充実ガラス、金属、プラスチック、
等の微粉砕、微細短繊維等がある。
【0018】また、この微小球の比重を単独で変えた
り、いろいろの比重や径の異なる微小球を2種類以上ブ
レンドして使用することにより、いろいろの比重の衝撃
振動吸収に優れたゴム配合組成物を作ることも出来る。
【0019】上記微小球入りゴム配合組成物は微小球と
ゴムの結合が無いため、強度が低くなる、この点を補う
ために、ゴムと結合するように処理した微細なナイロン
短繊維、パルプ繊維を配合して補う事ができる。
【0020】これら微細な補強繊維はナイロン短繊維に
アルキルフエノールホルムアルデヒド系樹脂の初期縮合
物を介してグラフト結合させたゴムが宇部興産株式会社
より商品名UBEPOLーHEー0200(天然ゴ
ム)、HEー2800(EPDM)、HEー4000
(NBR)として、販売されている。また、モンサント
よりパルプ繊維をレゾルシンーフォルマリン処理した物
がサントウエブの商品名で市販されている。
【0021】本発明の原料ゴムとしては合成または天然
のイソプレンゴム、ブタジエンゴム、EPM、EPD
M、NBR、ブチルゴム、スチレンーブタジェンゴム、
ウレタンゴム、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴ
ム、シリコン、フッソゴムなどがあるが、これらは単独
で用いてもよいが、二種類以上ブレンドして用いてもよ
い。
【0022】また、原料ゴム以外の配合材としては、酸
化チタン、酸化亜鉛、カーボン、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、ケイ酸化合物などが配合され、また、加
硫剤としては硫黄及び通常使用されるチアゾール系、ス
ルファンアミド系、グアニジン系、などの加硫促進剤が
一種類もしくは二種類以上用いられる。これら前記の配
合材に限らず、一般ゴムプラスチックの配合に使用する
配合材を適宣使用することが出来る。
【0023】
【実施例】実施例としてはゴルフクラブのグリップにつ
いて実施した例で説明するが、本発明はもとよりかかる
実施例に限定されるものではない。
【0024】本発明の微小球以外の基本配合剤と重量部
数としては 天然ゴム 67 EPDM 30 (1) HEー0200 5 (2) ステアリン酸 1 亜鉛華 5 促進剤CZ 2 (3) 硫黄 1 (NOTE) (1)UBEPOL−HE−0200は天然ゴム100
重量部に対てナイロンの微切断を50重量部配合したも
のである。(商品名、宇部興産株式会社製) (2)EPDMは日本合成ゴム株式会社製のEP−33
を使用した。 (3)NOCCELER CZ(商品名、大内新興化学
工業株式会社製)
【0024】ゴム配合物の調整のための混練りは硫黄、
促進剤以外の配合剤とゴムをバンバリーミキサーで混練
りし、硫黄と促進剤は前配合物にロール上で混練りし
た。前記のようにして調整したゴム配合物をシート状に
し、ゴルフクラブのグリップの金型に適合するように切
断し、160℃で10分間加熱圧縮して、グリップを作
製し。
【0025】衝撃振動性の評価はこのグリップを付けた
ゴルフクラブを使って、実際にゴルフボールを打ったと
きに手に来る衝撃振動性の大きさを評価した。
【0026】実施例2はゴムと結合していない微小球の
最大長径の平均が75μmで体積がゴム配合体積の5%
の場合、比較例1(市販品)と衝撃振動性は同等レベル
であり、また実施例3の微小球の割合が15%において
は比較例1に比べて衝撃振動吸収が少し良くなる事か
ら、ゴム配合に占める微小球の体積は10%以上が衝撃
振動の緩和に効果があるものと考えた。
【0027】実施例6では微小球の最大長径の平均が8
μmで体積がゴム配合体積の30%の場合、衝撃振動性
のレベルは比較例1より少し良いレベルであった。そし
て実施例9においては微小球の最大長径の平均が350
μmで、ゴム配合体積に占める割合が30%の場合には
比較例1と比べて衝撃振動性は少し良いレベルであっ
た。この事から微小球の最大長径の平均の大きさの範囲
は10ー300μmが良いと判断した。
【0028】
【発明効果】以上説明した通り、本発明のゴムと結合し
ない微小球を含有したゴム配合組成物は、衝撃振動吸収
性に優れた特性を持ったゴム材料である。
【0029】かかる特性は手で握るグリップ(ゴルフク
ラブ、テニスラケット、バイク)、または運動靴の底、
及び動力工具の衝撃振動を遮蔽するゴム材料として利用
する事の出来るゴム配合組成物である。また、上記分野
のゴム材料のみならず、他の産業の衝撃振動遮蔽材にも
適宣使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】微小球の色々な形状の代表的な最大長径を示す
平面図である。 a.....短繊維の場合の最大長径の平面図 b.....粉砕物の凹凸のある場合の最大長径の平面
図 c.....球状物の最大長径の平面図
【0031】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴムと結合する反応基を表面に持たない微
    小球(粉砕物、短繊維状の物も含む)をゴム配合物の体
    積の10%以上含有してなる、衝撃振動吸収性に優れた
    ゴム組成物である。
  2. 【請求項2】前記微小球の最大長径(図1a、b、c)
    の平均径が10μm以上である特許請求の範囲第1項記
    載の衝撃振動吸収性に優れたゴム配合組成物である。
JP18356993A 1993-06-30 1993-06-30 ゴム配合組成物 Pending JPH0718123A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6500079B1 (en) 2000-11-07 2002-12-31 Stx, Llc Sports equipment handle
US7115012B2 (en) 2002-08-16 2006-10-03 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for manufacturing discharge tube using heat for oxidation of adhension area of electrode lead
US7743932B2 (en) 2004-01-23 2010-06-29 The Procter & Gamble Company Shelf display apparatus for absorbent articles packaged in flexible film

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