JPH071816Y2 - 通信機器用キャビネットの扉接地機構 - Google Patents
通信機器用キャビネットの扉接地機構Info
- Publication number
- JPH071816Y2 JPH071816Y2 JP1989121593U JP12159389U JPH071816Y2 JP H071816 Y2 JPH071816 Y2 JP H071816Y2 JP 1989121593 U JP1989121593 U JP 1989121593U JP 12159389 U JP12159389 U JP 12159389U JP H071816 Y2 JPH071816 Y2 JP H071816Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- leaf spring
- cabinet
- bracket
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 通信機器を収納するキャビネットに取付けられた扉を電
気的に接地するための新規な機構に関し、 アース線を使用しない構造が簡単で且つ作業性の良好な
キャビネットの扉の接地機構を提供することを目的と
し、 キャビネットの筐体前面の一方の側縁の上下領域に固定
された一対のブラケットから上下に突設されたピン部材
に、扉側のこれに対応する領域に固定された円筒部材を
軸支させて扉を開閉自在に保持した通信機器用キャビネ
ットにおいて、扉側の前記領域に板ばねを片持ち式に固
定し、更に該板ばねを前記ブラケットの方に押し付ける
ための押圧部材を前記板ばねの長さ方向にスライド可能
に設けたことを特徴とする通信機器用キャビネットの扉
接地機構によって達成される。
気的に接地するための新規な機構に関し、 アース線を使用しない構造が簡単で且つ作業性の良好な
キャビネットの扉の接地機構を提供することを目的と
し、 キャビネットの筐体前面の一方の側縁の上下領域に固定
された一対のブラケットから上下に突設されたピン部材
に、扉側のこれに対応する領域に固定された円筒部材を
軸支させて扉を開閉自在に保持した通信機器用キャビネ
ットにおいて、扉側の前記領域に板ばねを片持ち式に固
定し、更に該板ばねを前記ブラケットの方に押し付ける
ための押圧部材を前記板ばねの長さ方向にスライド可能
に設けたことを特徴とする通信機器用キャビネットの扉
接地機構によって達成される。
本考案は、通信機器を収納するキャビネットに取付けら
れた扉を電気的に接地するための新規な機構に関する。
れた扉を電気的に接地するための新規な機構に関する。
通信機器・情報処理機器は多くの半導体素子を搭載した
パッケージをキャビネット内に収納して構成されてい
る。近年、キャビネットの筐体に蓄積した電荷による電
界の発生や、電荷の半導体素子への流入によるトラブル
の発生が問題になっている。
パッケージをキャビネット内に収納して構成されてい
る。近年、キャビネットの筐体に蓄積した電荷による電
界の発生や、電荷の半導体素子への流入によるトラブル
の発生が問題になっている。
特に、キャビネットの扉の開閉の際に静電気が発生する
ことが多いため、この扉を筐体に対して完全に導通させ
て接地をとることが必要である。
ことが多いため、この扉を筐体に対して完全に導通させ
て接地をとることが必要である。
従来、この接地方法としては、アース線の両端を、扉と
筐体との枢支部の近傍においてそれぞれ両者にねじ等で
固定し、扉と筐体の間を直流的に接続させている。
筐体との枢支部の近傍においてそれぞれ両者にねじ等で
固定し、扉と筐体の間を直流的に接続させている。
このようなアース線を用いて扉と筐体にねじで固定する
方式においては、組立の際に手間がかかるのみならず、
保守のために扉を筐体から取り外すためには、先ずアー
ス線のねじ止めを外さねばならない等、作業性に問題が
ある。更に、高周波領域においては、アース線のインダ
クタンスが問題になるケースも生じる。
方式においては、組立の際に手間がかかるのみならず、
保守のために扉を筐体から取り外すためには、先ずアー
ス線のねじ止めを外さねばならない等、作業性に問題が
ある。更に、高周波領域においては、アース線のインダ
クタンスが問題になるケースも生じる。
本考案は、かかる従来技術の問題点を解決し、アース線
を使用しない構造が簡単で且つ作業性の良好なキャビネ
ットの扉の接地機構を提供することを目的とする。
を使用しない構造が簡単で且つ作業性の良好なキャビネ
ットの扉の接地機構を提供することを目的とする。
本考案の原理を第1図並びに第2図を参照して説明す
る。
る。
本考案は、キャビネット1の筐体2の前面の一方の側縁
2aの上下領域に固定された一対のブラケット3(図には
上部ブラケットのみが示されている)から上下に突設さ
れたピン部材3aに、扉4側のこれに対応する領域に固定
された円筒部材5を軸支させて扉4を開閉自在に保持し
た通信機器用キャビネットに対して適用される接地機構
である。
2aの上下領域に固定された一対のブラケット3(図には
上部ブラケットのみが示されている)から上下に突設さ
れたピン部材3aに、扉4側のこれに対応する領域に固定
された円筒部材5を軸支させて扉4を開閉自在に保持し
た通信機器用キャビネットに対して適用される接地機構
である。
そして、その特徴は、扉4側の前記領域に板ばね6を片
持ち式に固定し、更に該板ばね6を前記ブラケット3の
方に押し付けるための押圧部材7を前記板ばね6の長さ
方向にスライド可能に設けたことにある。
持ち式に固定し、更に該板ばね6を前記ブラケット3の
方に押し付けるための押圧部材7を前記板ばね6の長さ
方向にスライド可能に設けたことにある。
キャビネット1の組立に際し、扉の円筒部材5を筐体の
ブラケット3のピン部材3aに軸支させて扉4を取付ける
と、板ばね6は、第2図(a)に示すように、ブラケッ
ト3の一部と僅かな距離を隔てて対面した状態となる。
そして押圧部材7を板ばね6の長さ方向にスライドさせ
ると、この押圧部材7は、第2図(b)に示すように、
徐々に板ばね6をブラケット3側に押し出し、両者6,3
を弾発的に接触させる。この弾発力は押圧部材7の移動
距離に応じて大きくなるように、板ばね6の形状が選ば
れている。このように、所定の押圧力で扉側の板ばね6
が筐体側のブラケット3に接触するので、これを通じて
両者6,3間には電気的な導通が得られる。
ブラケット3のピン部材3aに軸支させて扉4を取付ける
と、板ばね6は、第2図(a)に示すように、ブラケッ
ト3の一部と僅かな距離を隔てて対面した状態となる。
そして押圧部材7を板ばね6の長さ方向にスライドさせ
ると、この押圧部材7は、第2図(b)に示すように、
徐々に板ばね6をブラケット3側に押し出し、両者6,3
を弾発的に接触させる。この弾発力は押圧部材7の移動
距離に応じて大きくなるように、板ばね6の形状が選ば
れている。このように、所定の押圧力で扉側の板ばね6
が筐体側のブラケット3に接触するので、これを通じて
両者6,3間には電気的な導通が得られる。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本考案を更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第3図は、上に述べた本考案を更に具体化した好適実施
例を示す。
例を示す。
筐体1側のブラケット3は、第2図又は第4図に示すよ
うにコの字型断面をなし、溝が縦方向に向くような姿勢
で一方の面を筐体2の前面の側方(この例では右方)の
所定箇所に固定して取付けられている。前側に位置して
いるブラケット3の面の右縁部は円柱状の膨隆部8とな
り、ピン部材3aがその上端から上向きに突出して設けら
れている。
うにコの字型断面をなし、溝が縦方向に向くような姿勢
で一方の面を筐体2の前面の側方(この例では右方)の
所定箇所に固定して取付けられている。前側に位置して
いるブラケット3の面の右縁部は円柱状の膨隆部8とな
り、ピン部材3aがその上端から上向きに突出して設けら
れている。
一方、これに対応して、扉4側には、このピン部材3aを
受容可能な内径の孔を有する円筒部材5が固定されてい
る。この円筒部材5をピン部材3aによって軸支すること
により、扉4は筐体2に対してピン部材3aを中心として
開閉自在に回動することが可能となる。
受容可能な内径の孔を有する円筒部材5が固定されてい
る。この円筒部材5をピン部材3aによって軸支すること
により、扉4は筐体2に対してピン部材3aを中心として
開閉自在に回動することが可能となる。
燐青銅等の弾性と導電性を兼備した材料で作られた長方
形状の板ばね6が、縦方向の一方の辺で扉4の内面に片
持ち式に固定された状態で、前記ブラケット3の膨隆部
8に対面するように取付けされている。
形状の板ばね6が、縦方向の一方の辺で扉4の内面に片
持ち式に固定された状態で、前記ブラケット3の膨隆部
8に対面するように取付けされている。
この板ばね6の上下と側面をカバーするような姿勢で、
調節機構9が扉4の内面に固定されている。
調節機構9が扉4の内面に固定されている。
この調節機構9の上下壁9a,9bには、前記板ばね6の長
さ方向にスロット10が設けられ、これを通じて、円柱状
の押圧部材7が縦方向に挿通・保持されている。即ち、
押圧部材7は、第4図に示すように、その両端領域7aが
中央領域7bよりも太く作られ、又、前記スロット10の幅
は、第5図に示すように、押圧部材7の中央領域7bの太
さよりも大きいが、両端領域7aの太さよりも細く作られ
ている。従って、一旦、押圧部材7が前記スロット10に
挿通されると、該押圧部材7はスロット10に沿って横方
向にはスライド可能となるが、その両端領域7aがスロッ
ト10に引っ掛かって上下方向に位置決めされ、これから
抜け出ることが防止される。但し、取付け・取り外しを
容易に行えるように、スロット10の端部10aにおいては
押圧部材7の両端領域7aの直径よりも幅を広くしてい
る。
さ方向にスロット10が設けられ、これを通じて、円柱状
の押圧部材7が縦方向に挿通・保持されている。即ち、
押圧部材7は、第4図に示すように、その両端領域7aが
中央領域7bよりも太く作られ、又、前記スロット10の幅
は、第5図に示すように、押圧部材7の中央領域7bの太
さよりも大きいが、両端領域7aの太さよりも細く作られ
ている。従って、一旦、押圧部材7が前記スロット10に
挿通されると、該押圧部材7はスロット10に沿って横方
向にはスライド可能となるが、その両端領域7aがスロッ
ト10に引っ掛かって上下方向に位置決めされ、これから
抜け出ることが防止される。但し、取付け・取り外しを
容易に行えるように、スロット10の端部10aにおいては
押圧部材7の両端領域7aの直径よりも幅を広くしてい
る。
次に、この本考案の作用について説明する。
前述の第2図(a)に示すように、扉4を筐体2に取付
ける際には、押圧部材7は板ばね6の左側領域にあっ
て、板ばね6はブラケット3の膨隆部8から離れた状態
にある。従って、板ばね6の力に邪魔されることなし
に、扉4の取付け作業を行うことができる。
ける際には、押圧部材7は板ばね6の左側領域にあっ
て、板ばね6はブラケット3の膨隆部8から離れた状態
にある。従って、板ばね6の力に邪魔されることなし
に、扉4の取付け作業を行うことができる。
扉4の取付け後は、第2図(b)に示すように押圧部材
7をスロット10に沿って右方にスライドさせる。する
と、板ばね6の自由端は次第にブラケット3側に移動し
て、膨隆部8に弾発的に接触する。この接触圧の程度
は、押圧部材7の移動距離に応じて変化するので、良好
な導通が得られる程度に調整すればよい。
7をスロット10に沿って右方にスライドさせる。する
と、板ばね6の自由端は次第にブラケット3側に移動し
て、膨隆部8に弾発的に接触する。この接触圧の程度
は、押圧部材7の移動距離に応じて変化するので、良好
な導通が得られる程度に調整すればよい。
なお、各部品は導電性を有する金属で作られ、特に、ブ
ラケット3の膨隆部8と板ばね6の接触部分には、ニッ
ケルメッキ等の導電処理を施しておくことが望ましい。
ラケット3の膨隆部8と板ばね6の接触部分には、ニッ
ケルメッキ等の導電処理を施しておくことが望ましい。
本考案の接地機構は、第6図に示すように、扉4の開閉
に全く支障を与えず、しかも板ばね6とブラケットの膨
隆部8との接触状態は同一に保たれる。
に全く支障を与えず、しかも板ばね6とブラケットの膨
隆部8との接触状態は同一に保たれる。
このように、本考案の接地機構によれば、従来のように
アース線を扉と筐体とにのねじ止めすることが不要とな
り、キャビネットの組立や保守の際の手間が省略できる
と共に、常に安定した扉の接地が可能となる。
アース線を扉と筐体とにのねじ止めすることが不要とな
り、キャビネットの組立や保守の際の手間が省略できる
と共に、常に安定した扉の接地が可能となる。
第1図は、本考案の原理を説明するための、接地機構の
概略斜視図、 第2図(a),(b)は、板ばねの接触圧の調節の操作
を示す接地機構の断面図、 第3図は、本考案の実施例の概略斜視図、 第4図は、押圧部材の側面図、 第5図は、スロットの平面図、 第6図は、同じく扉の開閉状態を示す断面図である。 1……キャビネット、2……筐体、3……ブラケット、
3a……ピン部材、4……扉、5……円筒部材、6……板
ばね、7……押圧部材、8……膨隆部、9……調節機
構、10……スロット。
概略斜視図、 第2図(a),(b)は、板ばねの接触圧の調節の操作
を示す接地機構の断面図、 第3図は、本考案の実施例の概略斜視図、 第4図は、押圧部材の側面図、 第5図は、スロットの平面図、 第6図は、同じく扉の開閉状態を示す断面図である。 1……キャビネット、2……筐体、3……ブラケット、
3a……ピン部材、4……扉、5……円筒部材、6……板
ばね、7……押圧部材、8……膨隆部、9……調節機
構、10……スロット。
Claims (1)
- 【請求項1】キャビネットの筐体(2)前面の一方の側
縁の上下領域に固定された一対のブラケット(3)から
上下に突設されたピン部材(3a)に、扉側のこれに対応
する領域に固定された円筒部材(5)を軸支させて扉
(4)を開閉自在に保持した通信機器用キャビネットに
おいて、扉側の前記領域に板ばね(6)を片持ち式に固
定し、更に該板ばね(6)を前記ブラケット(3)の方
に押し付けるための押圧部材(7)を前記板ばね(6)
の長さ方向にスライド可能に設けたことを特徴とする通
信機器用キャビネットの扉接地機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989121593U JPH071816Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 通信機器用キャビネットの扉接地機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989121593U JPH071816Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 通信機器用キャビネットの扉接地機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0361380U JPH0361380U (ja) | 1991-06-17 |
| JPH071816Y2 true JPH071816Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31669624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989121593U Expired - Lifetime JPH071816Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 通信機器用キャビネットの扉接地機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071816Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP1989121593U patent/JPH071816Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0361380U (ja) | 1991-06-17 |
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