JPH0718294Y2 - 加熱蒸散器 - Google Patents
加熱蒸散器Info
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- JPH0718294Y2 JPH0718294Y2 JP1988150437U JP15043788U JPH0718294Y2 JP H0718294 Y2 JPH0718294 Y2 JP H0718294Y2 JP 1988150437 U JP1988150437 U JP 1988150437U JP 15043788 U JP15043788 U JP 15043788U JP H0718294 Y2 JPH0718294 Y2 JP H0718294Y2
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- container
- chemical liquid
- heating
- liquid bottle
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01M—CATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
- A01M1/00—Stationary means for catching or killing insects
- A01M1/20—Poisoning, narcotising, or burning insects
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01M—CATCHING, TRAPPING OR SCARING OF ANIMALS; APPARATUS FOR THE DESTRUCTION OF NOXIOUS ANIMALS OR NOXIOUS PLANTS
- A01M1/00—Stationary means for catching or killing insects
- A01M1/20—Poisoning, narcotising, or burning insects
- A01M1/2022—Poisoning or narcotising insects by vaporising an insecticide
- A01M1/2061—Poisoning or narcotising insects by vaporising an insecticide using a heat source
- A01M1/2077—Poisoning or narcotising insects by vaporising an insecticide using a heat source using an electrical resistance as heat source
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、薬液ボトルから薬液を吸上げ芯を通じて吸上
げつつ加熱蒸散する、所謂液体式の加熱蒸散器に関す
る。 従来の技術とその問題点 殺虫剤の蒸散継続時間を長くする目的で開発された初期
の液状タイプの加熱蒸散器は、吸液芯にヒータを接触さ
せて加熱する直接加熱方式を採用していた。この方式で
は、ヒータとの接触箇所で吸液芯が局部的に高温にな
り、薬液中の溶剤が多量に蒸発し、残留した薬効成分等
の高沸点物質や薬剤の熱分解で生成される高沸点物質等
の蓄積によって、吸液芯に目詰まりやこれに起因する焦
げが生じた。その結果、長期に亘って高い殺虫効果を持
続させることが困難であった。 これに対処すべく、ヒータを筒状として離反した状態で
吸液芯を囲んだ間接加熱方式の加熱蒸散器が多数提案さ
れたが(例えば実公昭44−8361号、実公昭45−14913
号、実公昭45−29244号)、直接加熱方式に見合う熱量
を供給する必要があるとの観点から、吸上げ芯とヒータ
との間隙を保温域としていた。その結果、高温での加熱
により、薬液中の溶剤が多量に蒸発し、薬効成分等の高
沸点物質や薬剤の熱分解で生成される高沸点物質等が残
留し蓄積して、依然として吸液芯の目詰まりを十分に解
消し得なかった。 この問題を解決すべく、本考案者等は、鋭意研究を行な
った結果、単に筒状ヒータの外側に上昇流を形成するの
ではなく、吸液芯と筒状ヒータとの間に上昇流を形成す
れば、吸上げ芯から蒸散する薬効成分を含む気体をヒー
タとの間で次々と上昇させて、薬効成分の蒸散を促進さ
せることができること、その結果、ヒータの加熱温度が
たとえ低くても薬液の蒸散を十分に行なうことができ、
ヒータの高温加熱に伴う弊害である高沸点物質の残留に
よる目詰まりを完全に防止することができることとい
う、従来の加熱方式の範疇からは到底予測し得ない現象
を突き止めた。本考案者等は、この知見に基づき本考案
の基礎となる加熱蒸散器を完成させた(実開昭58−4567
0号)。そして、これ基づいた上昇気流形成タイプの加
熱蒸散器が他にも提案された(例えば、実開昭63−4847
5号公報参照)。 この種の加熱蒸散器においては、液状薬剤を所定の温度
に加熱しえ蒸散を行い、その加熱は吸液芯と筒状ヒータ
との間の上昇流形成下において適温となるように設定さ
れる。したがって、加熱が過度であったり、上昇流が十
分に形成されなかったりすると、薬液ボトル内の温度が
上昇して液位が上昇し、ついにはボトル口部や吸液芯か
らの液漏れが生じることがあるという問題があった。 本考案は、このような問題点を解決し、温度上昇による
薬液ボトルからの液漏れを防止し得る加熱蒸散器を提供
することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本考案の前記目的は、吸上げ芯を具備する薬液ボトル
と、該薬液ボトルを保持するための器体と、器体に保持
された薬液ボトルの吸上げ芯の上部の周囲を間隙を存し
て同心状に囲むように、器体に備えられた電気加熱式の
筒状ヒータとを備え、前記器体は、該ヒータの上方を覆
う器体頂部において上記間隙上方に開口する揮散口、及
び前記器体内空間から上記間隙を経て揮散口に通ずる上
昇気流を発生させるために前記器体の底部に設けられた
外気取入れ口を具備しており、前記器体はまた、薬液ボ
トルからの放熱を可能とするように該薬液ボトルの胴部
の少なくとも一部を該器体より下方へ露出させた状態で
上方から保持することを特徴とする加熱蒸散器により達
成される。 実施例 以下に本考案の各種実施例を添付図面にもとづいて説明
すると次の通りである。 第1図は水平式コンセント専用タイプの本考案実施の1
例を示している。本実施例に於て、器体(1)は、平ら
な底部(2)と半球状のカバー部(3)から構成され、
カバー部(3)の頂部中央に揮散口(4)が設けられて
いる。器体(1)内には、揮散口(4)の下方に位置す
るように、上下方向に開口するリングヒータ(5)が設
置され、該ヒータ(5)は外向フランジ部(5a)に於
て、支持棒(6)を介し底部(2)上に支持されてい
る。上記ヒータ(5)の下方に、上下方向に開口する薬
液ボトル取付け口(7)が底部(2)より上方へ突出す
るように設けられ、取付け口(7)の内周面には、薬液
ボトル(8)(第2図参照)の口部(8a)外周面のねじ
部(9)と螺合されるねじ部(10)が設けられている。
薬液ボトル(8)は第2図に示されるように、該ボトル
(8)を口部(8a)に於て、取付け口(7)に取付けた
とき、リングヒータ(5)内に同心状に挿入される吸上
げ芯(11)を具備している。器体(1)の背部の下端に
水平式のプラグ片(12)(2本1対)が固設され、各プ
ラグ片(12)は常法通り、リングヒータ(5)の引出し
端子(13)(13)とリード線(図示せず)を介して結線
されている。器体(1)の正面部の下端部に、上記ヒー
タ(5)のオン,オフ操作用のスイッチ(14)が設けら
れている。第3図の底面図に示されるように器体(1)
の底部(2)に外気の取入れ口(15)を設けられ、この
取入れ口(15)は、蒸散された薬剤の拡散に役立つ。尚
外気取入れ口(15)は、第1図及び第2図では省略され
ている。 使用に際しては、薬液ボトル(8)がその口部(8a)に
於て、器体底部(2)の取付け口(7)にねじ(9)
(10)の螺合のもとに取付けられる。この取付けによ
り、上記ボトル(8)の吸上げ芯(11)がリングヒータ
(5)内に同心状に挿入される。而してこの状態でプラ
グ片(12)をコンセント(図示せず)に差込み通電する
と、リングヒータ(5)が発熱して吸上げ芯(11)の上
部を加熱し、よってコード付の場合と同様に薬液蒸散の
目的を達成できる。 更に薬液ボトル(8)はその口部(8a)に於て、器体底
部(2)の取付け口(7)に取付けられるようになって
いるので、器体(1)に対する薬液ボトル(8)の取付
け,取外し操作が極めて簡単容易になると共に、器体
(1)は薬液ボトル(8)の口部(8a)にキャップ状に
挿着されるにすぎないので、器体(1)の寸法、特に高
さ方向の寸法が小さくなり、その分器体(1)ひいては
装置全体の重量を軽減でき、コンセントに対する安定な
取付けが可能となる。 尚取付け口(7)に対する薬液ボトル(8)の取付け手
段として、ねじ部(9),(10)による螺合方式を示し
たが、その他ねじ部(9),(10)に代え、凹凸部を係
合するような構成にしてもよい。また薬液ボトル(8)
の大きさは、コンセント取付けに支障を来さない限り、
任意である。 本考案加熱蒸散器を、ダブルコンセントに取付けて使用
する場合、器体(1)(薬液ボトル(8)を含む)の寸
法によっては、コンセントの一つに取付けた器体(1)
によって、残る他の一つのコンセントが隠れてしまい、
使用できなくなる虞れを生ずる。従ってプラグ片(12)
を中心にして、それより上方及び下方の寸法を、上下の
コンセントの間隔よりも小さく設定しておくことが好ま
しい。例えばダブルコンセントにおいて、対向内端間の
距離が25mmの場合は、第2図に示したD1及びD2の距離を
25mm又はそれ以下に設定される。 第4〜6図は本考案の他の実施の1例を示し、水平及び
垂直型のコンセントに両用できるような構成になってい
る点以外は、第1〜3図に示された実施例のものと実質
的に異なる所がない。 本実施例に於ては、回転中心を挾んで対向する一対のプ
ラグ片(12)(12)を保持する回転体(16)が器体
(1)の背面中央部に、基端の円盤部(16a)外周面の
リング状凹部(17)と、器体(1)側のリング状凸部
(18)との嵌合部に於て回転し得るように、挿着されて
いる。プラグ片(12)は丸ピン、平ピンその他アース付
の3本ピンなど任意である。 第6図に示されるように、器体(1)側のリング状凸部
(18)が90°の角度範囲に亘って切欠き部(19)が形成
され、この切欠き部(19)内に、回転体(16)側のリン
グ状凹部(17)の底部より突出された突子(20)が嵌入
されている。而して第6図に矢符で示されるように、回
転体(16)の回転につれ突子(20)が切欠き部(19)内
で0〜90°の角度範囲に亘って移動し、例えば突子(2
0)が第6図に示されるように切欠き部(19)の一端側
に当止したときは、プラグ片(12)(12)は垂直向きと
なり、一方他端側に当止したときは水平向きとなるよう
な構成になっている。 本実施例によれば、回転体(16)を開演操作することに
より、プラグ片(12)(12)の向きを、水平又は垂直の
いずれかに自由に選択できる。諸外国に於えはコンセン
トの向きは水平型と垂直型の2種類があり、このような
両用タイプは、特に輸出用として好適である。 回転体(16)は円盤部(16a)の中央部より外方へ突出
された突座部(16b)を具備し、該突座部(16b)にプラ
グ片(12)(12)が挿着固定されている。突座部(16
b)はプラグ片(12)(12)をコンセント(図示せず)
に差込んだとき、器体(1)とコンセントひいては柱,
壁との間に間隔を形成し、器体(1)の頂部の揮散口
(4)より揮散される薬剤成分が柱や壁に付着すること
を防止する。尚突座部(16b)は省略してもよい。第5
図に於て、(15)は外気の取入れ口である。 第7〜11図は本考案の更に他の実施の一例を示し、器体
(1)の下端にはかま部(21)が連設されている点以外
は、第1〜2図に示された実施例のものと実質的に異な
る所がない。 本実施例に於ては、第10図の使用状態を示す断面図から
明らかなように、はかま部(21)は、器体(1)の取付
け口(7)に取付けられた薬液ボトル(8)の外周部を
囲繞し、薬液ボトル(8)を見視より遮閉する遮閉部材
及び同ボトル(8)を外部よりの衝撃破損より保護する
保護部材として機能し、この両機能により製品を見栄え
よく且つ安全に使用することが可能となる。 更に薬液ボトル(8)とはかま部(21)間に形成された
周隙(22)は器体(1)の底部の外気取入れ口(15)
(第8図参照)を介して器体(1)内に連通しているの
で、外気の器体(1)内への取入れが良好となり、器体
(1)内を上昇する上昇気流により、蒸散薬剤の拡散性
を向上できる。また器体(1)内への外気の取入れによ
り過熱を防止でき、薬液ボトル(8)よりの液洩れ防止
に役立つ。尚取入れ口(15)は器体(1)の側部に設け
られていてもよい。 本実施例に於ては、はかま部(21)の背面上端部に、プ
ラグ本体(12a)の背面下端側に於て該背面と面一とな
るように突出する凸部(23)を形成することができる。
この凸部(23)はコンセントへの取付け使用時に、プラ
グ本体(12a)の下端側に於て、被取付面に当接し、当
接面に於て製品の重量を支えるので、コンセントへの差
込部に対する重量負荷を軽減でき、取付け状態の安定性
向上に寄与できる。 はかま部(21)は、凹凸嵌合部(24)に於て器体(1)
より適宜取外し得るような構成にしておけば、薬液ボト
ル(8)の取換えをはかま部(21)を取外した状態で行
い得るので便利である。はかま部(21)の内径を、でき
るだけ大きくしておくことにより、薬液ボトル(8)と
して、大型のものから小型のものまで、支障なく使用で
きる。 プラグ本体(12a)を回転式又はスライド式となし、プ
ラグ片(12)を適宜器体(1)内に没入させるような構
成にしておけば、嵩小の状態で包装や保管を行い得るの
で便利である。 第12図は本考案の更に他の実施の1例を示し、本実施例
に於ては、薬液ボトル(8)の蓋部にバランス穴(25)
が設けられている。バランス穴(25)は、加熱蒸散使用
中等に於て、ボトル(8)内の温度ひいては圧力が上昇
したとき、圧力が外部に逃がし、ボトル(8)内外の圧
力を自動的にバランスさせる働きをするものであり、こ
の圧力バランスより、ボトル(8)外で吸上げ芯(11)
より液だれが生ずるという危険性を一掃できる。バラン
ス穴(25)は予め設けておいてもよいし、或は使用に際
し、バランス穴(25)を形成できるように、薄肉部を設
けておいてもよい。予めバランス穴(25)を形成してお
く場合は、バランス穴(25)を使用時までシール部で閉
じておいてもよい。 本考案は上記構成の加熱蒸散器において、 イ 上記揮散口のトータル開口面積が、吸上げ芯の断面
積の2〜40倍であり、 ロ 上記外気取入れ口のトータル開口面積が、吸上げ芯
の断面積の1.5〜20倍である 形態とするのが、望ましい。 斯かる形態の本考案によれば、拡散性ひいては殺虫効力
を従来装置よりも格段と向上できる。 以下に本考案を実施例を揚げ、さらに詳しく説明する。
げつつ加熱蒸散する、所謂液体式の加熱蒸散器に関す
る。 従来の技術とその問題点 殺虫剤の蒸散継続時間を長くする目的で開発された初期
の液状タイプの加熱蒸散器は、吸液芯にヒータを接触さ
せて加熱する直接加熱方式を採用していた。この方式で
は、ヒータとの接触箇所で吸液芯が局部的に高温にな
り、薬液中の溶剤が多量に蒸発し、残留した薬効成分等
の高沸点物質や薬剤の熱分解で生成される高沸点物質等
の蓄積によって、吸液芯に目詰まりやこれに起因する焦
げが生じた。その結果、長期に亘って高い殺虫効果を持
続させることが困難であった。 これに対処すべく、ヒータを筒状として離反した状態で
吸液芯を囲んだ間接加熱方式の加熱蒸散器が多数提案さ
れたが(例えば実公昭44−8361号、実公昭45−14913
号、実公昭45−29244号)、直接加熱方式に見合う熱量
を供給する必要があるとの観点から、吸上げ芯とヒータ
との間隙を保温域としていた。その結果、高温での加熱
により、薬液中の溶剤が多量に蒸発し、薬効成分等の高
沸点物質や薬剤の熱分解で生成される高沸点物質等が残
留し蓄積して、依然として吸液芯の目詰まりを十分に解
消し得なかった。 この問題を解決すべく、本考案者等は、鋭意研究を行な
った結果、単に筒状ヒータの外側に上昇流を形成するの
ではなく、吸液芯と筒状ヒータとの間に上昇流を形成す
れば、吸上げ芯から蒸散する薬効成分を含む気体をヒー
タとの間で次々と上昇させて、薬効成分の蒸散を促進さ
せることができること、その結果、ヒータの加熱温度が
たとえ低くても薬液の蒸散を十分に行なうことができ、
ヒータの高温加熱に伴う弊害である高沸点物質の残留に
よる目詰まりを完全に防止することができることとい
う、従来の加熱方式の範疇からは到底予測し得ない現象
を突き止めた。本考案者等は、この知見に基づき本考案
の基礎となる加熱蒸散器を完成させた(実開昭58−4567
0号)。そして、これ基づいた上昇気流形成タイプの加
熱蒸散器が他にも提案された(例えば、実開昭63−4847
5号公報参照)。 この種の加熱蒸散器においては、液状薬剤を所定の温度
に加熱しえ蒸散を行い、その加熱は吸液芯と筒状ヒータ
との間の上昇流形成下において適温となるように設定さ
れる。したがって、加熱が過度であったり、上昇流が十
分に形成されなかったりすると、薬液ボトル内の温度が
上昇して液位が上昇し、ついにはボトル口部や吸液芯か
らの液漏れが生じることがあるという問題があった。 本考案は、このような問題点を解決し、温度上昇による
薬液ボトルからの液漏れを防止し得る加熱蒸散器を提供
することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本考案の前記目的は、吸上げ芯を具備する薬液ボトル
と、該薬液ボトルを保持するための器体と、器体に保持
された薬液ボトルの吸上げ芯の上部の周囲を間隙を存し
て同心状に囲むように、器体に備えられた電気加熱式の
筒状ヒータとを備え、前記器体は、該ヒータの上方を覆
う器体頂部において上記間隙上方に開口する揮散口、及
び前記器体内空間から上記間隙を経て揮散口に通ずる上
昇気流を発生させるために前記器体の底部に設けられた
外気取入れ口を具備しており、前記器体はまた、薬液ボ
トルからの放熱を可能とするように該薬液ボトルの胴部
の少なくとも一部を該器体より下方へ露出させた状態で
上方から保持することを特徴とする加熱蒸散器により達
成される。 実施例 以下に本考案の各種実施例を添付図面にもとづいて説明
すると次の通りである。 第1図は水平式コンセント専用タイプの本考案実施の1
例を示している。本実施例に於て、器体(1)は、平ら
な底部(2)と半球状のカバー部(3)から構成され、
カバー部(3)の頂部中央に揮散口(4)が設けられて
いる。器体(1)内には、揮散口(4)の下方に位置す
るように、上下方向に開口するリングヒータ(5)が設
置され、該ヒータ(5)は外向フランジ部(5a)に於
て、支持棒(6)を介し底部(2)上に支持されてい
る。上記ヒータ(5)の下方に、上下方向に開口する薬
液ボトル取付け口(7)が底部(2)より上方へ突出す
るように設けられ、取付け口(7)の内周面には、薬液
ボトル(8)(第2図参照)の口部(8a)外周面のねじ
部(9)と螺合されるねじ部(10)が設けられている。
薬液ボトル(8)は第2図に示されるように、該ボトル
(8)を口部(8a)に於て、取付け口(7)に取付けた
とき、リングヒータ(5)内に同心状に挿入される吸上
げ芯(11)を具備している。器体(1)の背部の下端に
水平式のプラグ片(12)(2本1対)が固設され、各プ
ラグ片(12)は常法通り、リングヒータ(5)の引出し
端子(13)(13)とリード線(図示せず)を介して結線
されている。器体(1)の正面部の下端部に、上記ヒー
タ(5)のオン,オフ操作用のスイッチ(14)が設けら
れている。第3図の底面図に示されるように器体(1)
の底部(2)に外気の取入れ口(15)を設けられ、この
取入れ口(15)は、蒸散された薬剤の拡散に役立つ。尚
外気取入れ口(15)は、第1図及び第2図では省略され
ている。 使用に際しては、薬液ボトル(8)がその口部(8a)に
於て、器体底部(2)の取付け口(7)にねじ(9)
(10)の螺合のもとに取付けられる。この取付けによ
り、上記ボトル(8)の吸上げ芯(11)がリングヒータ
(5)内に同心状に挿入される。而してこの状態でプラ
グ片(12)をコンセント(図示せず)に差込み通電する
と、リングヒータ(5)が発熱して吸上げ芯(11)の上
部を加熱し、よってコード付の場合と同様に薬液蒸散の
目的を達成できる。 更に薬液ボトル(8)はその口部(8a)に於て、器体底
部(2)の取付け口(7)に取付けられるようになって
いるので、器体(1)に対する薬液ボトル(8)の取付
け,取外し操作が極めて簡単容易になると共に、器体
(1)は薬液ボトル(8)の口部(8a)にキャップ状に
挿着されるにすぎないので、器体(1)の寸法、特に高
さ方向の寸法が小さくなり、その分器体(1)ひいては
装置全体の重量を軽減でき、コンセントに対する安定な
取付けが可能となる。 尚取付け口(7)に対する薬液ボトル(8)の取付け手
段として、ねじ部(9),(10)による螺合方式を示し
たが、その他ねじ部(9),(10)に代え、凹凸部を係
合するような構成にしてもよい。また薬液ボトル(8)
の大きさは、コンセント取付けに支障を来さない限り、
任意である。 本考案加熱蒸散器を、ダブルコンセントに取付けて使用
する場合、器体(1)(薬液ボトル(8)を含む)の寸
法によっては、コンセントの一つに取付けた器体(1)
によって、残る他の一つのコンセントが隠れてしまい、
使用できなくなる虞れを生ずる。従ってプラグ片(12)
を中心にして、それより上方及び下方の寸法を、上下の
コンセントの間隔よりも小さく設定しておくことが好ま
しい。例えばダブルコンセントにおいて、対向内端間の
距離が25mmの場合は、第2図に示したD1及びD2の距離を
25mm又はそれ以下に設定される。 第4〜6図は本考案の他の実施の1例を示し、水平及び
垂直型のコンセントに両用できるような構成になってい
る点以外は、第1〜3図に示された実施例のものと実質
的に異なる所がない。 本実施例に於ては、回転中心を挾んで対向する一対のプ
ラグ片(12)(12)を保持する回転体(16)が器体
(1)の背面中央部に、基端の円盤部(16a)外周面の
リング状凹部(17)と、器体(1)側のリング状凸部
(18)との嵌合部に於て回転し得るように、挿着されて
いる。プラグ片(12)は丸ピン、平ピンその他アース付
の3本ピンなど任意である。 第6図に示されるように、器体(1)側のリング状凸部
(18)が90°の角度範囲に亘って切欠き部(19)が形成
され、この切欠き部(19)内に、回転体(16)側のリン
グ状凹部(17)の底部より突出された突子(20)が嵌入
されている。而して第6図に矢符で示されるように、回
転体(16)の回転につれ突子(20)が切欠き部(19)内
で0〜90°の角度範囲に亘って移動し、例えば突子(2
0)が第6図に示されるように切欠き部(19)の一端側
に当止したときは、プラグ片(12)(12)は垂直向きと
なり、一方他端側に当止したときは水平向きとなるよう
な構成になっている。 本実施例によれば、回転体(16)を開演操作することに
より、プラグ片(12)(12)の向きを、水平又は垂直の
いずれかに自由に選択できる。諸外国に於えはコンセン
トの向きは水平型と垂直型の2種類があり、このような
両用タイプは、特に輸出用として好適である。 回転体(16)は円盤部(16a)の中央部より外方へ突出
された突座部(16b)を具備し、該突座部(16b)にプラ
グ片(12)(12)が挿着固定されている。突座部(16
b)はプラグ片(12)(12)をコンセント(図示せず)
に差込んだとき、器体(1)とコンセントひいては柱,
壁との間に間隔を形成し、器体(1)の頂部の揮散口
(4)より揮散される薬剤成分が柱や壁に付着すること
を防止する。尚突座部(16b)は省略してもよい。第5
図に於て、(15)は外気の取入れ口である。 第7〜11図は本考案の更に他の実施の一例を示し、器体
(1)の下端にはかま部(21)が連設されている点以外
は、第1〜2図に示された実施例のものと実質的に異な
る所がない。 本実施例に於ては、第10図の使用状態を示す断面図から
明らかなように、はかま部(21)は、器体(1)の取付
け口(7)に取付けられた薬液ボトル(8)の外周部を
囲繞し、薬液ボトル(8)を見視より遮閉する遮閉部材
及び同ボトル(8)を外部よりの衝撃破損より保護する
保護部材として機能し、この両機能により製品を見栄え
よく且つ安全に使用することが可能となる。 更に薬液ボトル(8)とはかま部(21)間に形成された
周隙(22)は器体(1)の底部の外気取入れ口(15)
(第8図参照)を介して器体(1)内に連通しているの
で、外気の器体(1)内への取入れが良好となり、器体
(1)内を上昇する上昇気流により、蒸散薬剤の拡散性
を向上できる。また器体(1)内への外気の取入れによ
り過熱を防止でき、薬液ボトル(8)よりの液洩れ防止
に役立つ。尚取入れ口(15)は器体(1)の側部に設け
られていてもよい。 本実施例に於ては、はかま部(21)の背面上端部に、プ
ラグ本体(12a)の背面下端側に於て該背面と面一とな
るように突出する凸部(23)を形成することができる。
この凸部(23)はコンセントへの取付け使用時に、プラ
グ本体(12a)の下端側に於て、被取付面に当接し、当
接面に於て製品の重量を支えるので、コンセントへの差
込部に対する重量負荷を軽減でき、取付け状態の安定性
向上に寄与できる。 はかま部(21)は、凹凸嵌合部(24)に於て器体(1)
より適宜取外し得るような構成にしておけば、薬液ボト
ル(8)の取換えをはかま部(21)を取外した状態で行
い得るので便利である。はかま部(21)の内径を、でき
るだけ大きくしておくことにより、薬液ボトル(8)と
して、大型のものから小型のものまで、支障なく使用で
きる。 プラグ本体(12a)を回転式又はスライド式となし、プ
ラグ片(12)を適宜器体(1)内に没入させるような構
成にしておけば、嵩小の状態で包装や保管を行い得るの
で便利である。 第12図は本考案の更に他の実施の1例を示し、本実施例
に於ては、薬液ボトル(8)の蓋部にバランス穴(25)
が設けられている。バランス穴(25)は、加熱蒸散使用
中等に於て、ボトル(8)内の温度ひいては圧力が上昇
したとき、圧力が外部に逃がし、ボトル(8)内外の圧
力を自動的にバランスさせる働きをするものであり、こ
の圧力バランスより、ボトル(8)外で吸上げ芯(11)
より液だれが生ずるという危険性を一掃できる。バラン
ス穴(25)は予め設けておいてもよいし、或は使用に際
し、バランス穴(25)を形成できるように、薄肉部を設
けておいてもよい。予めバランス穴(25)を形成してお
く場合は、バランス穴(25)を使用時までシール部で閉
じておいてもよい。 本考案は上記構成の加熱蒸散器において、 イ 上記揮散口のトータル開口面積が、吸上げ芯の断面
積の2〜40倍であり、 ロ 上記外気取入れ口のトータル開口面積が、吸上げ芯
の断面積の1.5〜20倍である 形態とするのが、望ましい。 斯かる形態の本考案によれば、拡散性ひいては殺虫効力
を従来装置よりも格段と向上できる。 以下に本考案を実施例を揚げ、さらに詳しく説明する。
(1)実験条件 (i)殺虫剤:4%の濃度を有するアレスリン(商標「ピ
ナミンフォルテ」、(株)住友化学製)の炭素数13−17
の飽和脂肪族炭化水溶液50ml)。 (ii)吸上げ芯(11)の組成:パーライト60部、木粉20
部、及び澱粉20部から成る。 (iii)吸上げ芯(11)の寸法:7mm(外形)×70mm(長
さ) (vi)リング・ヒータ:10m(内径)×9mm(厚さ) (v)隙間面積:約38.5mm2 (vi)加熱条件:吸上げ芯(11)の上部が約135℃に達
するまで加熱。 (2)実験 1)揮散口(4)の付近の器体上に付着した有効成分の
割合 揮散口(4)の付近の器体の内側及び外側に付着した有
効成分は10日後(120時間後)及び30日後(360時間後)
に拭き取って除去し付着した有効成分の割合を測定し
た。 2)揮散口(4)の付近の器体の汚染と変形 揮散口の付近の器体は10日及び30日後に目視観察して汚
染と変形の程度を調べた。その結果は次の基準に従って
評価した。 −:全く汚染も変形も見られなかった。 ±:有効成分が若干付着したが変形は見られなかった。 +:器体上に付着した有効成分が目視で確認され、変形
が少し見られた。 ++:有効成分が器体上に目立って付着していて、器体
は著しく変形していた。 3)殺虫効力試験 蚊取用加熱蒸散器を室(3.7×3.6×2.54m=24.3m2)の
真中に配置し、通電後1時間して、2個の金網の飼育籠
(各々15匹の雄成虫の蚊、カレックスピピエンスパーレ
ンス属の蚊)を各々室内の対角線状で室の隅付近の対向
する位置に於て、1.5cmの高さに配置した。籠を設置
後、経時的に1時間ノックダウンした蚊の数を数えた。
このようにして、実験を下記表に示すような揮散口及び
外気取入れ口の面積を変更した加熱蒸散器を使用して行
なった。実験結果は下記表中に実施例、比較例として示
した。実施例では、(A)揮散口(4)の総開口面積
は、吸上げ芯(11)の断面積の2〜40倍とし、(B)外
気取入れ口(15)の総開口面積は吸上げ芯(11)の断面
積の1.5〜20倍とした本考案加熱蒸散器を使用した。比
較例では、本考案装置の上記2つの形態要素(A)
(B)の1つを欠如した装置を使用した。 (3)実験の結果 下記表は上記の実験によって得られた結果を示す。 (注)*揮散口(4)のトータル開口面積は吸上げ芯
(11)の断面積の倍数で表わされている。 *外気取入れ口(11)のトータル開口面積は吸上げ芯
(11)の断面積の倍数で表わされている。 (4)考察 上記実施例1〜7で得られた結果から明らかなように、
前述の揮散口及び外気取入れ口に関する望ましい形態の
本考案加熱蒸散器では、揮散口の付近の器体上付着した
有効成分の最大付着率はわずか0.5%であり、60分後に
得られたノックダウン率(殺虫剤効果)は実施例1〜7
の全てを通じて100%であった。即ち実施利1〜7の実
験では優れた結果が得られたことを示している。本考案
の場合、器体内外への付着が少なく、拡散性が良いの
で、室の隅にいる蚊でも見事に殺虫している。 他方、2つの形態要素(A)(B)のうち一方を欠如す
る従来装置を使用する比較例1〜5の結果から明らかな
ように、この装置では揮散口の付近に付着した有効成分
は最小の場合でも5%であり、1時間後に得られた最大
ノックダウン率は60%と低かった。 従って比較例では有効成分の付着率が高く、ノックダウ
ン率が低いことが判る。また器体内外への付着が多く、
拡散性も悪いので室の隅にいる蚊への殺虫効果は不充分
である。 効果 本考案によれば、以下の効果を奏する加熱蒸散器を提供
することができる。加熱蒸散器の器体に外気取入れ口を
設けるにあたり、器体側部に設けたのでは、加熱蒸散器
を壁や家具のすぐそばに置いた場合に、外気取入れ口が
塞がれ勝ちであり器体内への外気の取り込み及び上昇流
の形成が十分にできなくなる畏れがある。また、設置場
所によっては特定方向にのみ外気が流れることがあり、
この場合に、器体の側部に外気取入れ口を設けていれ
ば、風下側に外気取入れ口が向く置き方をすると、器体
内への外気の取り込み及び上昇流の形成が十分にできな
くなる畏れがある。本考案においては、外気取入れ口が
器体の底部に設けられているので、加熱蒸散器に対し家
具が隣接していても、また外気がどの方向から流れて
も、確実に外気を取り入れ上昇流を形成することができ
る。 一方、外気取入れ口が器体の底部に設けられていると、
薬液ボトルの口部や吸液芯から液漏れがあったときに、
漏れた液が器体に溜められることなく落下して床面など
を汚すことになる。しかし、上記の如く前記器体が、薬
液ボトルからの放熱を可能とするようにボトル胴部の少
なくとも一部を露出させた状態で薬液ボトルを上方から
保持する場合は、吸液芯周囲の上昇流に伴う外気の流れ
に加えて、ボトル周囲への放熱が可能となる結果、薬液
ボトルの温度上昇がより確実に防止されるのである。
ナミンフォルテ」、(株)住友化学製)の炭素数13−17
の飽和脂肪族炭化水溶液50ml)。 (ii)吸上げ芯(11)の組成:パーライト60部、木粉20
部、及び澱粉20部から成る。 (iii)吸上げ芯(11)の寸法:7mm(外形)×70mm(長
さ) (vi)リング・ヒータ:10m(内径)×9mm(厚さ) (v)隙間面積:約38.5mm2 (vi)加熱条件:吸上げ芯(11)の上部が約135℃に達
するまで加熱。 (2)実験 1)揮散口(4)の付近の器体上に付着した有効成分の
割合 揮散口(4)の付近の器体の内側及び外側に付着した有
効成分は10日後(120時間後)及び30日後(360時間後)
に拭き取って除去し付着した有効成分の割合を測定し
た。 2)揮散口(4)の付近の器体の汚染と変形 揮散口の付近の器体は10日及び30日後に目視観察して汚
染と変形の程度を調べた。その結果は次の基準に従って
評価した。 −:全く汚染も変形も見られなかった。 ±:有効成分が若干付着したが変形は見られなかった。 +:器体上に付着した有効成分が目視で確認され、変形
が少し見られた。 ++:有効成分が器体上に目立って付着していて、器体
は著しく変形していた。 3)殺虫効力試験 蚊取用加熱蒸散器を室(3.7×3.6×2.54m=24.3m2)の
真中に配置し、通電後1時間して、2個の金網の飼育籠
(各々15匹の雄成虫の蚊、カレックスピピエンスパーレ
ンス属の蚊)を各々室内の対角線状で室の隅付近の対向
する位置に於て、1.5cmの高さに配置した。籠を設置
後、経時的に1時間ノックダウンした蚊の数を数えた。
このようにして、実験を下記表に示すような揮散口及び
外気取入れ口の面積を変更した加熱蒸散器を使用して行
なった。実験結果は下記表中に実施例、比較例として示
した。実施例では、(A)揮散口(4)の総開口面積
は、吸上げ芯(11)の断面積の2〜40倍とし、(B)外
気取入れ口(15)の総開口面積は吸上げ芯(11)の断面
積の1.5〜20倍とした本考案加熱蒸散器を使用した。比
較例では、本考案装置の上記2つの形態要素(A)
(B)の1つを欠如した装置を使用した。 (3)実験の結果 下記表は上記の実験によって得られた結果を示す。 (注)*揮散口(4)のトータル開口面積は吸上げ芯
(11)の断面積の倍数で表わされている。 *外気取入れ口(11)のトータル開口面積は吸上げ芯
(11)の断面積の倍数で表わされている。 (4)考察 上記実施例1〜7で得られた結果から明らかなように、
前述の揮散口及び外気取入れ口に関する望ましい形態の
本考案加熱蒸散器では、揮散口の付近の器体上付着した
有効成分の最大付着率はわずか0.5%であり、60分後に
得られたノックダウン率(殺虫剤効果)は実施例1〜7
の全てを通じて100%であった。即ち実施利1〜7の実
験では優れた結果が得られたことを示している。本考案
の場合、器体内外への付着が少なく、拡散性が良いの
で、室の隅にいる蚊でも見事に殺虫している。 他方、2つの形態要素(A)(B)のうち一方を欠如す
る従来装置を使用する比較例1〜5の結果から明らかな
ように、この装置では揮散口の付近に付着した有効成分
は最小の場合でも5%であり、1時間後に得られた最大
ノックダウン率は60%と低かった。 従って比較例では有効成分の付着率が高く、ノックダウ
ン率が低いことが判る。また器体内外への付着が多く、
拡散性も悪いので室の隅にいる蚊への殺虫効果は不充分
である。 効果 本考案によれば、以下の効果を奏する加熱蒸散器を提供
することができる。加熱蒸散器の器体に外気取入れ口を
設けるにあたり、器体側部に設けたのでは、加熱蒸散器
を壁や家具のすぐそばに置いた場合に、外気取入れ口が
塞がれ勝ちであり器体内への外気の取り込み及び上昇流
の形成が十分にできなくなる畏れがある。また、設置場
所によっては特定方向にのみ外気が流れることがあり、
この場合に、器体の側部に外気取入れ口を設けていれ
ば、風下側に外気取入れ口が向く置き方をすると、器体
内への外気の取り込み及び上昇流の形成が十分にできな
くなる畏れがある。本考案においては、外気取入れ口が
器体の底部に設けられているので、加熱蒸散器に対し家
具が隣接していても、また外気がどの方向から流れて
も、確実に外気を取り入れ上昇流を形成することができ
る。 一方、外気取入れ口が器体の底部に設けられていると、
薬液ボトルの口部や吸液芯から液漏れがあったときに、
漏れた液が器体に溜められることなく落下して床面など
を汚すことになる。しかし、上記の如く前記器体が、薬
液ボトルからの放熱を可能とするようにボトル胴部の少
なくとも一部を露出させた状態で薬液ボトルを上方から
保持する場合は、吸液芯周囲の上昇流に伴う外気の流れ
に加えて、ボトル周囲への放熱が可能となる結果、薬液
ボトルの温度上昇がより確実に防止されるのである。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は薬
液ボトルの取付け状況を示す縦断面図、第3図はその変
更例を示す底面図、第4図は本考案の他の実施例を示す
斜視図、第5図は同縦断面図、第6図は、回転体の回転
量規制手段の一例を示す説明図、第7図は本考案の更に
他の実施例を示す側面図、第8図は同下面図、第9図は
同背面図、第10図は第8図のA〜A線に沿う使用状態の
断面図、第11図は同B〜B線に沿う、ヒータを省略して
示す断面図、第12図は本考案の更に他の実施例を示す縦
断面図である。 図に於て、(1)は器体、(2)は底部、(3)はカバ
ー部、(4)は揮散口、(5)はリングヒータ、(6)
は支持棒、(7)は取付け口、(8)は薬液ボトル、
(9)、(10)はねじ部、(11)は吸上げ芯、(12)は
プラグ片である。
液ボトルの取付け状況を示す縦断面図、第3図はその変
更例を示す底面図、第4図は本考案の他の実施例を示す
斜視図、第5図は同縦断面図、第6図は、回転体の回転
量規制手段の一例を示す説明図、第7図は本考案の更に
他の実施例を示す側面図、第8図は同下面図、第9図は
同背面図、第10図は第8図のA〜A線に沿う使用状態の
断面図、第11図は同B〜B線に沿う、ヒータを省略して
示す断面図、第12図は本考案の更に他の実施例を示す縦
断面図である。 図に於て、(1)は器体、(2)は底部、(3)はカバ
ー部、(4)は揮散口、(5)はリングヒータ、(6)
は支持棒、(7)は取付け口、(8)は薬液ボトル、
(9)、(10)はねじ部、(11)は吸上げ芯、(12)は
プラグ片である。
Claims (4)
- 【請求項1】吸上げ芯を具備する薬液ボトルと、該薬液
ボトルを保持するための器体と、器体に保持された薬液
ボトルの吸上げ芯の上部の周囲を間隙を存して同心状に
囲むように、器体に備えられた電気加熱式の筒状ヒータ
とを備え、前記器体は、該ヒータの上方を覆う器体頂部
において上記間隙上方に開口する揮散口、及び前記器体
内空間から上記間隙を経て揮散口に通ずる上昇気流を発
生させるために前記器体の底部に設けられた外気取入れ
口を具備しており、前記器体はまた、薬液ボトルからの
放熱を可能とするように該薬液ボトルの胴部の少なくと
も一部を該器体より下方へ露出させた状態で上方から保
持することを特徴とする加熱蒸散器。 - 【請求項2】前記器体の下部が、薬液ボトルをその外周
部との間に周隙をおいて上方から覆い薬液ボトル下部を
露出させるはかま部として形成されており、前記外気取
入れ口が前記器体と薬液ボトル外周部との間の周隙によ
り形成されていることを特徴とする請求項1に記載の加
熱蒸散器。 - 【請求項3】前記器体が、薬液ボトル胴部を露出させた
状態で薬液ボトル口部を上方から保持していることを特
徴とする請求項1に記載の加熱蒸散器。 - 【請求項4】前記揮散口及び外気取入れ口は、 イ 上記揮散口のトータル開口面積が、吸上げ芯の断面
積の2〜40倍であり、 ロ 上記外気取入れ口のトータル開口面積が、吸上げ芯
の断面積の1.5〜20倍である ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の加
熱蒸散器。
Priority Applications (13)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988150437U JPH0718294Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-11-17 | 加熱蒸散器 |
| PCT/JP1989/000126 WO1989007394A1 (fr) | 1988-02-10 | 1989-02-08 | Fumigateur chauffant |
| DE68917068T DE68917068T2 (de) | 1988-02-10 | 1989-02-08 | Heiz-rauchgenerator. |
| AT89902287T ATE108977T1 (de) | 1988-02-10 | 1989-02-08 | Heiz-rauchgenerator. |
| AU30467/89A AU613710B2 (en) | 1988-02-10 | 1989-02-08 | Heater fumigator |
| KR1019890701854A KR960004697B1 (ko) | 1988-02-10 | 1989-02-08 | 가열증발기 |
| US07/425,211 US5038394A (en) | 1988-02-10 | 1989-02-08 | Thermal vaporizer |
| EP89902287A EP0362397B1 (en) | 1988-02-10 | 1989-02-08 | Heater-fumigator |
| CN 89101730 CN1025276C (zh) | 1988-02-10 | 1989-02-10 | 加热蒸发器 |
| ES8900807A ES2013396A6 (es) | 1988-02-10 | 1989-02-10 | Aparato para la vaporacion termica de soluciones deingredientes activos. |
| PT89680A PT89680B (pt) | 1988-02-10 | 1989-02-10 | Dispositivo para a vaporizacao termica de um ingrediente activo |
| OA59661A OA09084A (en) | 1988-02-10 | 1989-10-10 | Thermal vaporizer |
| US07/942,360 US5290546A (en) | 1988-02-10 | 1992-09-09 | Method for thermal vaporization of chemical |
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-16533 | 1988-02-10 | ||
| JP1653388 | 1988-02-10 | ||
| JP63-72878 | 1988-06-01 | ||
| JP7287888 | 1988-06-01 | ||
| JP11037188 | 1988-08-23 | ||
| JP63-110371 | 1988-08-23 | ||
| JP1988150437U JPH0718294Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-11-17 | 加熱蒸散器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0278077U JPH0278077U (ja) | 1990-06-15 |
| JPH0718294Y2 true JPH0718294Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=27456593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988150437U Expired - Lifetime JPH0718294Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-11-17 | 加熱蒸散器 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5038394A (ja) |
| EP (1) | EP0362397B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0718294Y2 (ja) |
| KR (1) | KR960004697B1 (ja) |
| AT (1) | ATE108977T1 (ja) |
| DE (1) | DE68917068T2 (ja) |
| ES (1) | ES2013396A6 (ja) |
| OA (1) | OA09084A (ja) |
| PT (1) | PT89680B (ja) |
| WO (1) | WO1989007394A1 (ja) |
Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
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| IT1231085B (it) * | 1989-09-29 | 1991-11-12 | Zobele Ind Chim | Apparecchio per tenere lontano dalle persone insetti volatili, in particolare zanzare e procedimento di fabbricazione. |
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| IT1280407B1 (it) * | 1995-04-06 | 1998-01-20 | Falp Srl | Apparecchio per la vaporizzazione di soluzioni insetticide o simili |
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| US6123935A (en) * | 1997-04-14 | 2000-09-26 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Air freshener dispenser device with disposable heat-activated cartridge |
| US5976503A (en) * | 1997-04-14 | 1999-11-02 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Disposable plug-in air freshener with heat activated cartridge |
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| ES2163956B2 (es) * | 1998-08-21 | 2003-05-01 | Dbk Espana Sa | Dispositivo evaporador de productos volatiles con intensidad de evaporacion variable, mediante la interposicion de un casquillo movil. |
| USD432222S (en) | 1999-02-25 | 2000-10-17 | Reckitt & Colman Products Limited | Electric evaporator device |
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