JPH07184084A - 輪郭補正装置 - Google Patents
輪郭補正装置Info
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- JPH07184084A JPH07184084A JP5328242A JP32824293A JPH07184084A JP H07184084 A JPH07184084 A JP H07184084A JP 5328242 A JP5328242 A JP 5328242A JP 32824293 A JP32824293 A JP 32824293A JP H07184084 A JPH07184084 A JP H07184084A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号の輪郭部分を補正する輪郭補正装置
に関し、水平及び垂直方向と斜め方向の輪郭補正量を独
立に調整可能とする。 【構成】 入力映像信号の垂直高域周波数領域から水平
方向の低域周波数成分を抽出する水平低域通過フィルタ
16と、垂直高域周波数領域から水平方向の高域周波数成
分を抽出する水平高域通過フィルタ18と、垂直低域周波
数領域から水平方向の高域周波数成分を抽出する水平高
域通過フィルタ21と、垂直及び斜め成分と水平成分の補
正量をそれぞれ調整する乗算器17,19,22を設けることに
より、水平及び垂直方向と斜め方向の輪郭補正量が独立
に調整でき、画像の縦線及び横線の輪郭部分の強調には
影響を与えずに、斜め線等の輪郭部分におけるノイズを
含めた高域周波数成分だけが抑えられた輪郭補正画像を
得る。
に関し、水平及び垂直方向と斜め方向の輪郭補正量を独
立に調整可能とする。 【構成】 入力映像信号の垂直高域周波数領域から水平
方向の低域周波数成分を抽出する水平低域通過フィルタ
16と、垂直高域周波数領域から水平方向の高域周波数成
分を抽出する水平高域通過フィルタ18と、垂直低域周波
数領域から水平方向の高域周波数成分を抽出する水平高
域通過フィルタ21と、垂直及び斜め成分と水平成分の補
正量をそれぞれ調整する乗算器17,19,22を設けることに
より、水平及び垂直方向と斜め方向の輪郭補正量が独立
に調整でき、画像の縦線及び横線の輪郭部分の強調には
影響を与えずに、斜め線等の輪郭部分におけるノイズを
含めた高域周波数成分だけが抑えられた輪郭補正画像を
得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の輪郭を補正
する輪郭補正装置に関するものである。
する輪郭補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の輪郭補正装置としては、例えば水
平および垂直方向と斜め方向との輪郭補正量にアンバラ
ンスがない輪郭補正画像を得ることを目的とした輪郭補
正装置(特開昭5ー252429号公報「特願平4−4
8200号」)がある。
平および垂直方向と斜め方向との輪郭補正量にアンバラ
ンスがない輪郭補正画像を得ることを目的とした輪郭補
正装置(特開昭5ー252429号公報「特願平4−4
8200号」)がある。
【0003】以下に従来の輪郭補正装置について説明す
る。図12はこの従来の輪郭補正装置の構成を示すもの
である。図12に示すように構成要素として、映像信号
が入力される入力端子1は、2次元の輪郭補正信号を抽
出する輪郭補正信号抽出回路100の水平高域通過フィル
タ101と垂直高域通過フィルタ102に接続されている。輪
郭補正信号抽出回路100において、垂直高域通過フィル
タ102の出力端は水平低域通過フィルタ103に接続され、
水平高域通過フィルタ101と水平低域通過フィルタ103の
出力端は加算器104に接続されている。
る。図12はこの従来の輪郭補正装置の構成を示すもの
である。図12に示すように構成要素として、映像信号
が入力される入力端子1は、2次元の輪郭補正信号を抽
出する輪郭補正信号抽出回路100の水平高域通過フィル
タ101と垂直高域通過フィルタ102に接続されている。輪
郭補正信号抽出回路100において、垂直高域通過フィル
タ102の出力端は水平低域通過フィルタ103に接続され、
水平高域通過フィルタ101と水平低域通過フィルタ103の
出力端は加算器104に接続されている。
【0004】加算器104の出力端は乗算器110に接続さ
れ、乗算器110の出力端と入力端子1は加算器120に接続
され、加算器120の出力端は出力端子2に接続されてい
る。
れ、乗算器110の出力端と入力端子1は加算器120に接続
され、加算器120の出力端は出力端子2に接続されてい
る。
【0005】図12の従来の輪郭補正装置における動作
を図13を参照しながら説明する。図13(A)〜
(F)は図12の回路各部A〜Fの周波数特性を示して
いる。入力端子1から図13(A)に示すような周波数
特性を持つ映像信号が入力され、輪郭補正信号抽出回路
100、加算器120へ供給される。輪郭補正信号抽出回路10
0に供給された映像信号は、水平高域通過フィルタ101、
垂直高域通過フィルタ102へ供給される。水平高域通過
フィルタ101で水平方向の高域周波数成分が抽出され、
図13(B)に示すような周波数特性を持つ出力信号と
なる。垂直高域通過フィルタ102では垂直方向の高域周
波数成分が抽出され、図13(C)に示すような周波数
特性を持つ出力信号となる。
を図13を参照しながら説明する。図13(A)〜
(F)は図12の回路各部A〜Fの周波数特性を示して
いる。入力端子1から図13(A)に示すような周波数
特性を持つ映像信号が入力され、輪郭補正信号抽出回路
100、加算器120へ供給される。輪郭補正信号抽出回路10
0に供給された映像信号は、水平高域通過フィルタ101、
垂直高域通過フィルタ102へ供給される。水平高域通過
フィルタ101で水平方向の高域周波数成分が抽出され、
図13(B)に示すような周波数特性を持つ出力信号と
なる。垂直高域通過フィルタ102では垂直方向の高域周
波数成分が抽出され、図13(C)に示すような周波数
特性を持つ出力信号となる。
【0006】垂直高域通過フィルタ102の出力信号は水
平低域通過フィルタ103へ供給され、水平方向の低域周
波数成分が抽出され、図13(D)に示すような周波数
特性を持つ出力信号となる。水平高域通過フィルタ101
の出力信号と水平低域通過フィルタ103の出力信号はと
もに加算器104へ供給され、加算処理が行われ、図13
(E)に示すような周波数特性を持つ輪郭補正信号とな
る。加算器104の出力信号は乗算器110へ供給され、所定
の係数で乗算処理される。乗算器110からの輪郭補正信
号は加算器120へ供給され、入力映像信号との加算処理
を行い出力端子2から映像信号が出力され、図13
(F)に示すような水平および垂直方向と斜め方向(図
13(F)のgの部分)との高域周波数成分がバランス
よく強調された周波数特性を持つ輪郭の補正された映像
信号を得る。なお、図12の従来の輪郭補正装置の乗算
器110の利得は1としている。
平低域通過フィルタ103へ供給され、水平方向の低域周
波数成分が抽出され、図13(D)に示すような周波数
特性を持つ出力信号となる。水平高域通過フィルタ101
の出力信号と水平低域通過フィルタ103の出力信号はと
もに加算器104へ供給され、加算処理が行われ、図13
(E)に示すような周波数特性を持つ輪郭補正信号とな
る。加算器104の出力信号は乗算器110へ供給され、所定
の係数で乗算処理される。乗算器110からの輪郭補正信
号は加算器120へ供給され、入力映像信号との加算処理
を行い出力端子2から映像信号が出力され、図13
(F)に示すような水平および垂直方向と斜め方向(図
13(F)のgの部分)との高域周波数成分がバランス
よく強調された周波数特性を持つ輪郭の補正された映像
信号を得る。なお、図12の従来の輪郭補正装置の乗算
器110の利得は1としている。
【0007】以上のように構成された従来の輪郭補正装
置において、図13(F)に示すような水平および垂直
方向と斜め方向との輪郭補正量にアンバランスがない輪
郭補正画像が得られ、バランスよく強調された輪郭補正
画像を得ることができる。
置において、図13(F)に示すような水平および垂直
方向と斜め方向との輪郭補正量にアンバランスがない輪
郭補正画像が得られ、バランスよく強調された輪郭補正
画像を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、水平高域周波数成分(図13の周波数特性
(B))と、垂直高域周波数領域の水平低域周波数成分
(図13の周波数特性(D))とを2次元の輪郭補正信
号として抽出するため、水平および垂直と斜め方向の輪
郭補正量にアンバランスをなくすことはできるが、水
平,垂直,斜め方向のそれぞれの輪郭補正量を独立に調
整できない。例えば、MUSE信号デコード後のハイビ
ジョン信号に輪郭補正を行うとする。MUSE方式で
は、画像の静止している領域と動いている領域とで異な
るサブサンプリングを行い、動き量によって両者を画素
単位で切り換える動き適応処理を行っている。
の構成では、水平高域周波数成分(図13の周波数特性
(B))と、垂直高域周波数領域の水平低域周波数成分
(図13の周波数特性(D))とを2次元の輪郭補正信
号として抽出するため、水平および垂直と斜め方向の輪
郭補正量にアンバランスをなくすことはできるが、水
平,垂直,斜め方向のそれぞれの輪郭補正量を独立に調
整できない。例えば、MUSE信号デコード後のハイビ
ジョン信号に輪郭補正を行うとする。MUSE方式で
は、画像の静止している領域と動いている領域とで異な
るサブサンプリングを行い、動き量によって両者を画素
単位で切り換える動き適応処理を行っている。
【0009】図14にMUSE信号デコード後のハイビ
ジョン信号の周波数帯域(輝度信号)を示す。動き領域
では、図14に示すとおり静止領域に比べ斜め解像度が
低下している。よって、斜め解像度が低い部分に対して
水平および垂直と同様な輪郭補正を行うと、ノイズ成分
だけを強調してしまうという問題点を有していた。
ジョン信号の周波数帯域(輝度信号)を示す。動き領域
では、図14に示すとおり静止領域に比べ斜め解像度が
低下している。よって、斜め解像度が低い部分に対して
水平および垂直と同様な輪郭補正を行うと、ノイズ成分
だけを強調してしまうという問題点を有していた。
【0010】本発明はかかる点に鑑み、水平および垂直
方向と斜め方向の輪郭補正量をそれぞれ独立に調整でき
る輪郭補正装置を提供することを目的とする。
方向と斜め方向の輪郭補正量をそれぞれ独立に調整でき
る輪郭補正装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上記目的
を達するため、入力映像信号の垂直高域周波数でかつ水
平低域周波数である成分と、垂直高域周波数でかつ水平
高域周波数である成分と、垂直低域周波数でかつ水平高
域周波数である成分とを2次元の輪郭補正信号として抽
出する輪郭補正信号抽出手段と、入力映像信号と輪郭補
正信号抽出手段の出力信号を加算する加算手段とを有す
る構成となっている。
を達するため、入力映像信号の垂直高域周波数でかつ水
平低域周波数である成分と、垂直高域周波数でかつ水平
高域周波数である成分と、垂直低域周波数でかつ水平高
域周波数である成分とを2次元の輪郭補正信号として抽
出する輪郭補正信号抽出手段と、入力映像信号と輪郭補
正信号抽出手段の出力信号を加算する加算手段とを有す
る構成となっている。
【0012】第2の発明は、上記目的を達するため、入
力映像信号の垂直高域周波数でかつ水平低域周波数であ
る垂直成分と、垂直高域周波数でかつ水平高域周波数で
ある斜め成分と、垂直低域周波数でかつ水平高域周波数
である水平成分とを2次元の輪郭補正信号として抽出す
る輪郭補正信号抽出手段と、入力映像信号の動き量を検
出する動き検出手段と、垂直,斜め,水平成分をそれぞ
れ入力し、動き検出手段の出力信号に応じてそれぞれの
成分の補正量を調整する垂直,斜め,水平補正量調整手
段と、入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の出力信号
を加算する加算手段とを有する構成となっている。
力映像信号の垂直高域周波数でかつ水平低域周波数であ
る垂直成分と、垂直高域周波数でかつ水平高域周波数で
ある斜め成分と、垂直低域周波数でかつ水平高域周波数
である水平成分とを2次元の輪郭補正信号として抽出す
る輪郭補正信号抽出手段と、入力映像信号の動き量を検
出する動き検出手段と、垂直,斜め,水平成分をそれぞ
れ入力し、動き検出手段の出力信号に応じてそれぞれの
成分の補正量を調整する垂直,斜め,水平補正量調整手
段と、入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の出力信号
を加算する加算手段とを有する構成となっている。
【0013】第3の発明は、上記目的を達するため、入
力映像信号の垂直高域周波数でかつ通過帯域の異なる複
数の水平低域周波数成分と、垂直高域周波数でかつ通過
帯域の異なる複数の水平高域周波数成分と、垂直低域周
波数でかつ通過帯域の異なる複数の水平高域周波数成分
とを2次元の輪郭補正信号として抽出する輪郭補正信号
抽出手段と、入力映像信号の斜め方向の周波数領域を検
出する斜め領域検出手段と、水平方向の周波数領域を検
出する水平領域検出手段と、垂直高域周波数でかつ通過
帯域の異なる複数の水平低域周波数成分を入力し、斜め
領域検出手段の出力信号に応じていずれか一方を選択す
る第1の選択手段と、垂直高域周波数でかつ通過帯域の
異なる複数の水平高域周波数成分を入力し、斜め領域検
出手段の出力信号に応じていずれか一方を選択する第2
の選択手段と、斜め領域検出手段の出力信号に応じて第
2の選択手段の出力信号の補正量を調整する斜め補正量
調整手段と、垂直低域周波数でかつ通過帯域の異なる複
数の水平高域周波数成分を入力し、水平領域検出手段の
出力信号に応じていずれか一方を選択する第3の選択手
段と、入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の出力信号
を加算する加算手段とを有する構成となっている。
力映像信号の垂直高域周波数でかつ通過帯域の異なる複
数の水平低域周波数成分と、垂直高域周波数でかつ通過
帯域の異なる複数の水平高域周波数成分と、垂直低域周
波数でかつ通過帯域の異なる複数の水平高域周波数成分
とを2次元の輪郭補正信号として抽出する輪郭補正信号
抽出手段と、入力映像信号の斜め方向の周波数領域を検
出する斜め領域検出手段と、水平方向の周波数領域を検
出する水平領域検出手段と、垂直高域周波数でかつ通過
帯域の異なる複数の水平低域周波数成分を入力し、斜め
領域検出手段の出力信号に応じていずれか一方を選択す
る第1の選択手段と、垂直高域周波数でかつ通過帯域の
異なる複数の水平高域周波数成分を入力し、斜め領域検
出手段の出力信号に応じていずれか一方を選択する第2
の選択手段と、斜め領域検出手段の出力信号に応じて第
2の選択手段の出力信号の補正量を調整する斜め補正量
調整手段と、垂直低域周波数でかつ通過帯域の異なる複
数の水平高域周波数成分を入力し、水平領域検出手段の
出力信号に応じていずれか一方を選択する第3の選択手
段と、入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の出力信号
を加算する加算手段とを有する構成となっている。
【0014】
【作用】第1の発明によれば、輪郭補正信号抽出手段に
おいて入力映像信号の垂直高域周波数でかつ水平低域周
波数である成分と、垂直高域周波数でかつ水平高域周波
数である成分と、垂直低域周波数でかつ水平高域周波数
である成分とを抽出し、垂直および斜め成分と水平成分
の補正量を独立に調整し、加算手段において入力映像信
号と輪郭補正信号抽出手段の出力信号を加算処理するこ
とで、画像の斜め線等の輪郭部分におけるノイズを含め
た高域周波数成分が抑えられた輪郭補正画像を得る。
おいて入力映像信号の垂直高域周波数でかつ水平低域周
波数である成分と、垂直高域周波数でかつ水平高域周波
数である成分と、垂直低域周波数でかつ水平高域周波数
である成分とを抽出し、垂直および斜め成分と水平成分
の補正量を独立に調整し、加算手段において入力映像信
号と輪郭補正信号抽出手段の出力信号を加算処理するこ
とで、画像の斜め線等の輪郭部分におけるノイズを含め
た高域周波数成分が抑えられた輪郭補正画像を得る。
【0015】第2の発明によれば、輪郭補正信号抽出手
段において垂直成分と斜め成分と水平成分とを抽出し、
動き検出手段が入力映像信号の動き量を検出し、動き量
に応じて垂直,斜め,水平補正量調整手段を制御し、加
算手段において入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の
出力信号を加算処理することで、例えばMUSE信号デ
コード後のハイビジョン信号に対して輪郭補正を行う場
合、入力映像信号の動き量が大きい場合には、動き検出
手段が斜め方向の輪郭補正量を水平および垂直方向に比
べて低くなるように調整することで、動画像において縦
線および横線の輪郭は強調されるが、斜め線等のノイズ
成分だけは強調を抑える。
段において垂直成分と斜め成分と水平成分とを抽出し、
動き検出手段が入力映像信号の動き量を検出し、動き量
に応じて垂直,斜め,水平補正量調整手段を制御し、加
算手段において入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の
出力信号を加算処理することで、例えばMUSE信号デ
コード後のハイビジョン信号に対して輪郭補正を行う場
合、入力映像信号の動き量が大きい場合には、動き検出
手段が斜め方向の輪郭補正量を水平および垂直方向に比
べて低くなるように調整することで、動画像において縦
線および横線の輪郭は強調されるが、斜め線等のノイズ
成分だけは強調を抑える。
【0016】第3の発明によれば、例えば入力映像信号
がMUSE信号デコード後のハイビジョン信号に比べ水
平周波数領域と斜めの周波数領域の広い映像信号に切り
替わったとする。この場合、斜め領域検出手段が、MU
SE信号デコード後のハイビジョン信号のときに選択し
ていた垂直成分および斜め成分よりもブースト周波数の
高い垂直,斜め成分を選択し、さらに、ノイズ成分を抑
えるために低くしていた斜め方向の輪郭補正量を水平お
よび垂直方向の補正量と同等に調整し、水平領域検出手
段がブースト周波数が高い水平成分を選択することで、
映像信号の周波数領域に応じたアンバランスがない輪郭
補正画像を得ることができる。
がMUSE信号デコード後のハイビジョン信号に比べ水
平周波数領域と斜めの周波数領域の広い映像信号に切り
替わったとする。この場合、斜め領域検出手段が、MU
SE信号デコード後のハイビジョン信号のときに選択し
ていた垂直成分および斜め成分よりもブースト周波数の
高い垂直,斜め成分を選択し、さらに、ノイズ成分を抑
えるために低くしていた斜め方向の輪郭補正量を水平お
よび垂直方向の補正量と同等に調整し、水平領域検出手
段がブースト周波数が高い水平成分を選択することで、
映像信号の周波数領域に応じたアンバランスがない輪郭
補正画像を得ることができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の第1の実施例について、図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おける輪郭補正装置の構成を示すブロック図である。
参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おける輪郭補正装置の構成を示すブロック図である。
【0018】図1に示すように構成要素として、映像信
号が入力される入力端子1は、2次元の輪郭補正信号を
抽出する輪郭補正信号抽出回路10の1ライン遅延器11a
と乗算器12aに接続されている。輪郭補正信号抽出回路
10において、1ライン遅延器11aの出力端は1ライン遅
延器11bと乗算器12bに接続され、1ライン遅延器11b
の出力端は乗算器12cに接続されている。乗算器12a,
12cの出力端は加算器13に接続されている。加算器13と
乗算器12bの出力端は、減算器14および加算器15に接続
されている。
号が入力される入力端子1は、2次元の輪郭補正信号を
抽出する輪郭補正信号抽出回路10の1ライン遅延器11a
と乗算器12aに接続されている。輪郭補正信号抽出回路
10において、1ライン遅延器11aの出力端は1ライン遅
延器11bと乗算器12bに接続され、1ライン遅延器11b
の出力端は乗算器12cに接続されている。乗算器12a,
12cの出力端は加算器13に接続されている。加算器13と
乗算器12bの出力端は、減算器14および加算器15に接続
されている。
【0019】減算器14の出力端は、水平方向の低域部分
を抽出する水平低域通過フィルタ16と、水平方向の高域
部分を抽出する水平高域通過フィルタ18に接続されてい
る。加算器15の出力端は水平方向の高域部分を抽出する
水平高域通過フィルタ21に接続されている。水平低域通
過フィルタ16の出力端は乗算器17に接続され、水平高域
通過フィルタ18の出力端は乗算器19に接続され、水平高
域通過フィルタ21の出力端は乗算器22に接続されてい
る。乗算器17,19の出力端は加算器20に接続されてい
る。加算器20と乗算器22の出力端は加算器23に接続され
ている。
を抽出する水平低域通過フィルタ16と、水平方向の高域
部分を抽出する水平高域通過フィルタ18に接続されてい
る。加算器15の出力端は水平方向の高域部分を抽出する
水平高域通過フィルタ21に接続されている。水平低域通
過フィルタ16の出力端は乗算器17に接続され、水平高域
通過フィルタ18の出力端は乗算器19に接続され、水平高
域通過フィルタ21の出力端は乗算器22に接続されてい
る。乗算器17,19の出力端は加算器20に接続されてい
る。加算器20と乗算器22の出力端は加算器23に接続され
ている。
【0020】加算器23の出力端は乗算器30に接続され、
乗算器30と1ライン遅延器11aの出力端は加算器40に接
続され、加算器40の出力端は出力端子2に接続されてい
る。以下、図1の輪郭補正装置における動作について図
2を参照しながら説明する。図2(A)〜(K)は図1
の回路各部A〜Kの周波数特性を示している。入力端子
1から図2(A)に示すような周波数特性を持つ映像信
号が入力される。この映像信号は、輪郭補正信号抽出回
路10へ供給される。輪郭補正信号抽出回路10へ供給され
た映像信号は1ライン遅延器11a,11bで1ライン(1
水平走査時間)ずつ遅延され、それぞれの乗算器12a,
12b,12cと加算器40へ供給される。
乗算器30と1ライン遅延器11aの出力端は加算器40に接
続され、加算器40の出力端は出力端子2に接続されてい
る。以下、図1の輪郭補正装置における動作について図
2を参照しながら説明する。図2(A)〜(K)は図1
の回路各部A〜Kの周波数特性を示している。入力端子
1から図2(A)に示すような周波数特性を持つ映像信
号が入力される。この映像信号は、輪郭補正信号抽出回
路10へ供給される。輪郭補正信号抽出回路10へ供給され
た映像信号は1ライン遅延器11a,11bで1ライン(1
水平走査時間)ずつ遅延され、それぞれの乗算器12a,
12b,12cと加算器40へ供給される。
【0021】各乗算器12a,12b,12cの係数が、例え
ば、Ka=1/4,Kb=1/2,Kc=1/4とする
と、乗算器12a,12b,12cでは映像信号が1/4倍,
1/2倍,1/4倍される。乗算器12a,12cの出力信
号は加算器13へ供給され加算処理される。乗算器12bの
出力信号と加算器13の出力信号は共に減算器14および加
算器15へ供給される。減算器14では乗算器12bの出力信
号から加算器13の出力信号を減算処理し、次式に示すよ
うな伝達関数H(z)と、 H(z)=1/2−1/4(z+H+z-H) ・・・ (1) 図2(B)に示すような周波数特性(垂直方向の高域周
波数成分)を持つ出力信号となる。加算器15では乗算器
12bの出力信号と加算器13の出力信号との加算処理を行
い、次式に示すような伝達関数H(z)と、 H(z)=1/2+1/4(z+H+z-H) ・・・ (2) 図2(C)に示すような周波数特性(垂直方向の低域周
波数成分)を持つ出力信号となる。
ば、Ka=1/4,Kb=1/2,Kc=1/4とする
と、乗算器12a,12b,12cでは映像信号が1/4倍,
1/2倍,1/4倍される。乗算器12a,12cの出力信
号は加算器13へ供給され加算処理される。乗算器12bの
出力信号と加算器13の出力信号は共に減算器14および加
算器15へ供給される。減算器14では乗算器12bの出力信
号から加算器13の出力信号を減算処理し、次式に示すよ
うな伝達関数H(z)と、 H(z)=1/2−1/4(z+H+z-H) ・・・ (1) 図2(B)に示すような周波数特性(垂直方向の高域周
波数成分)を持つ出力信号となる。加算器15では乗算器
12bの出力信号と加算器13の出力信号との加算処理を行
い、次式に示すような伝達関数H(z)と、 H(z)=1/2+1/4(z+H+z-H) ・・・ (2) 図2(C)に示すような周波数特性(垂直方向の低域周
波数成分)を持つ出力信号となる。
【0022】減算器14の出力信号は水平低域通過フィル
タ16、水平高域通過フィルタ18へ供給される。また、加
算器15の出力信号は水平高域通過フィルタ21へ供給され
る。水平低域通過フィルタ16では水平方向の低域周波数
成分が抽出され、図2(D)に示すような周波数特性を
持つ出力信号となる。水平低域通過フィルタ16の出力信
号は乗算器17へ供給され所定の係数で乗算処理され、図
2(G)に示すような周波数特性を持つ出力信号とな
る。水平高域通過フィルタ18では水平方向の高域周波数
成分が抽出され、図2(E)に示すような周波数特性を
持つ出力信号となる。
タ16、水平高域通過フィルタ18へ供給される。また、加
算器15の出力信号は水平高域通過フィルタ21へ供給され
る。水平低域通過フィルタ16では水平方向の低域周波数
成分が抽出され、図2(D)に示すような周波数特性を
持つ出力信号となる。水平低域通過フィルタ16の出力信
号は乗算器17へ供給され所定の係数で乗算処理され、図
2(G)に示すような周波数特性を持つ出力信号とな
る。水平高域通過フィルタ18では水平方向の高域周波数
成分が抽出され、図2(E)に示すような周波数特性を
持つ出力信号となる。
【0023】水平高域通過フィルタ18の出力信号は乗算
器19へ供給され所定の係数で乗算処理され、図2(H)
に示すような周波数特性を持つ出力信号となる。乗算器
17,19の出力信号は加算器20へ供給され、それぞれ加算
処理される。水平高域通過フィルタ21では水平方向の高
域周波数成分が抽出され、図2(F)に示すような周波
数特性を持つ出力信号となる。水平高域通過フィルタ21
の出力信号は乗算器22へ供給され所定の係数で乗算処理
され、図2(I)に示すような周波数特性を持つ出力信
号となる。加算器20の出力信号と乗算器22の出力信号は
加算器23へ供給され、それぞれ加算処理され、図2
(J)に示すような周波数特性を持つ輪郭補正信号を得
る。
器19へ供給され所定の係数で乗算処理され、図2(H)
に示すような周波数特性を持つ出力信号となる。乗算器
17,19の出力信号は加算器20へ供給され、それぞれ加算
処理される。水平高域通過フィルタ21では水平方向の高
域周波数成分が抽出され、図2(F)に示すような周波
数特性を持つ出力信号となる。水平高域通過フィルタ21
の出力信号は乗算器22へ供給され所定の係数で乗算処理
され、図2(I)に示すような周波数特性を持つ出力信
号となる。加算器20の出力信号と乗算器22の出力信号は
加算器23へ供給され、それぞれ加算処理され、図2
(J)に示すような周波数特性を持つ輪郭補正信号を得
る。
【0024】加算器23の出力信号は乗算器30へ供給され
所定の係数で乗算処理される。乗算器30からの輪郭補正
信号は加算器40へ供給され、1ライン遅延器11aの出力
信号との加算処理を行い出力端子2から映像信号が出力
され、図2(K)に示すような水平および垂直方向の高
域周波数成分は強調され、斜め方向の高域周波数成分に
おいては強調が抑えられた周波数特性を持つ輪郭補正さ
れた映像信号を得る。
所定の係数で乗算処理される。乗算器30からの輪郭補正
信号は加算器40へ供給され、1ライン遅延器11aの出力
信号との加算処理を行い出力端子2から映像信号が出力
され、図2(K)に示すような水平および垂直方向の高
域周波数成分は強調され、斜め方向の高域周波数成分に
おいては強調が抑えられた周波数特性を持つ輪郭補正さ
れた映像信号を得る。
【0025】以上のように本発明の第1の実施例によれ
ば、垂直高域周波数領域から水平方向の低域周波数成分
を抽出する水平低域通過フィルタ16と、同様に垂直高域
周波数領域から水平方向の高域周波数成分を抽出する水
平高域通過フィルタ18と、垂直低域周波数領域から水平
方向の高域周波数成分を抽出する水平高域通過フィルタ
21と、水平低域通過フィルタ16の出力信号を所定の係数
で乗算処理する乗算器17と、水平高域通過フィルタ18の
出力信号を所定の係数で乗算処理する乗算器19と、水平
高域通過フィルタ21の出力信号を所定の係数で乗算処理
する乗算器22とを設けることにより、図2(G),
(H),(I)に示すように垂直および斜め方向と水平
方向の輪郭補正量が独立に調整できる。これにより、画
像の縦線および横線の輪郭部分の強調には影響を与えず
に、斜め線等の輪郭部分におけるノイズを含めた高域周
波数成分だけが抑えられた輪郭補正画像を得ることがで
きる。
ば、垂直高域周波数領域から水平方向の低域周波数成分
を抽出する水平低域通過フィルタ16と、同様に垂直高域
周波数領域から水平方向の高域周波数成分を抽出する水
平高域通過フィルタ18と、垂直低域周波数領域から水平
方向の高域周波数成分を抽出する水平高域通過フィルタ
21と、水平低域通過フィルタ16の出力信号を所定の係数
で乗算処理する乗算器17と、水平高域通過フィルタ18の
出力信号を所定の係数で乗算処理する乗算器19と、水平
高域通過フィルタ21の出力信号を所定の係数で乗算処理
する乗算器22とを設けることにより、図2(G),
(H),(I)に示すように垂直および斜め方向と水平
方向の輪郭補正量が独立に調整できる。これにより、画
像の縦線および横線の輪郭部分の強調には影響を与えず
に、斜め線等の輪郭部分におけるノイズを含めた高域周
波数成分だけが抑えられた輪郭補正画像を得ることがで
きる。
【0026】以下、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施
例における輪郭補正装置の構成を示すブロック図であ
る。
面を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施
例における輪郭補正装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0027】図3に示すように第1の実施例と異なる点
として、1ライン遅延器11aの出力端は、入力映像信号
の動き量を検出する動き検出回路50に接続され、動き検
出回路50の出力端は、動き量に応じた補正量を出力する
動き量変換回路60a,60b,60cにそれぞれ接続され、
動き量変換回路60aの出力端は乗算器17に接続され、動
き量変換回路60bの出力端は乗算器19に接続され、動き
量変換回路60cの出力端は乗算器22に接続されている。
として、1ライン遅延器11aの出力端は、入力映像信号
の動き量を検出する動き検出回路50に接続され、動き検
出回路50の出力端は、動き量に応じた補正量を出力する
動き量変換回路60a,60b,60cにそれぞれ接続され、
動き量変換回路60aの出力端は乗算器17に接続され、動
き量変換回路60bの出力端は乗算器19に接続され、動き
量変換回路60cの出力端は乗算器22に接続されている。
【0028】図3の輪郭補正装置における動作を図5,
図6を参照しながら説明する。図5の特性a,b,c
は、動き検出回路50から出力される動き量により、動き
量変換回路60a,60b,60cが出力する補正量の特性を
示し、特性a,cは動き量変換回路60a,60cに、特性
bは動き量変換回路60bに対応している。図6(A)〜
(N)は図3の回路各部A〜Nの周波数特性を示してい
る。入力端子1から図6(A)に示すような周波数特性
を持つ映像信号が入力される。この映像信号は、輪郭補
正信号抽出回路10へ供給される。輪郭補正信号抽出回路
10において、各部D,E,Fまでの動作は、第1の実施
例で説明したものと同じである。よって、水平低域通過
フィルタ16,水平高域通過フィルタ18,水平高域通過フ
ィルタ21の出力信号は、図6(D),(E),(F)に
示すような周波数特性に対応している。
図6を参照しながら説明する。図5の特性a,b,c
は、動き検出回路50から出力される動き量により、動き
量変換回路60a,60b,60cが出力する補正量の特性を
示し、特性a,cは動き量変換回路60a,60cに、特性
bは動き量変換回路60bに対応している。図6(A)〜
(N)は図3の回路各部A〜Nの周波数特性を示してい
る。入力端子1から図6(A)に示すような周波数特性
を持つ映像信号が入力される。この映像信号は、輪郭補
正信号抽出回路10へ供給される。輪郭補正信号抽出回路
10において、各部D,E,Fまでの動作は、第1の実施
例で説明したものと同じである。よって、水平低域通過
フィルタ16,水平高域通過フィルタ18,水平高域通過フ
ィルタ21の出力信号は、図6(D),(E),(F)に
示すような周波数特性に対応している。
【0029】1ライン遅延器11aから映像信号が動き検
出回路50へ供給される。動き検出回路50は、例えば、図
4に示す回路で構成され、映像信号が1フレーム遅延器
51で1フレーム遅延され、減算器52へ供給される。減算
器52では1フレーム遅延前の映像信号から1フレーム遅
延器51の出力信号を減算し、絶対値回路53へ供給され
る。絶対値回路53で減算器52の差分信号の絶対値をと
る。この絶対値を動き量として、その大小で入力映像信
号の動きを検出することができる。絶対値回路53の出力
信号はそれぞれの動き量変換回路60a,60b,60cへ供
給され、図5の特性a,b,cに従い、動き量に応じた
補正量が出力される。
出回路50へ供給される。動き検出回路50は、例えば、図
4に示す回路で構成され、映像信号が1フレーム遅延器
51で1フレーム遅延され、減算器52へ供給される。減算
器52では1フレーム遅延前の映像信号から1フレーム遅
延器51の出力信号を減算し、絶対値回路53へ供給され
る。絶対値回路53で減算器52の差分信号の絶対値をと
る。この絶対値を動き量として、その大小で入力映像信
号の動きを検出することができる。絶対値回路53の出力
信号はそれぞれの動き量変換回路60a,60b,60cへ供
給され、図5の特性a,b,cに従い、動き量に応じた
補正量が出力される。
【0030】動き量変換回路60a,60b,60cの出力信
号は垂直,斜め,水平方向の輪郭補正信号の補正量を調
整する乗算器17,19,22へ供給される。例えば、入力映
像信号が静止画像の場合、動き検出回路50ではフレーム
相関の差を検出せず動き量”0”が出力される。また、
動画像の場合、フレーム差を検出し、ある動き量”d”
が出力される。動き量変換回路60a,60cでは、動き量
に関わらず補正量”1”が出力される。また、動き量変
換回路60bでは動き量が”0”の場合、補正量”1”が
出力され、”d”の場合、補正量”0”が出力される。
号は垂直,斜め,水平方向の輪郭補正信号の補正量を調
整する乗算器17,19,22へ供給される。例えば、入力映
像信号が静止画像の場合、動き検出回路50ではフレーム
相関の差を検出せず動き量”0”が出力される。また、
動画像の場合、フレーム差を検出し、ある動き量”d”
が出力される。動き量変換回路60a,60cでは、動き量
に関わらず補正量”1”が出力される。また、動き量変
換回路60bでは動き量が”0”の場合、補正量”1”が
出力され、”d”の場合、補正量”0”が出力される。
【0031】乗算器17において、水平低域通過フィルタ
16の出力信号を入力し、動き量変換回路60aからの補正
量で乗算処理され、例えば、補正量が”1”の場合、図
6(G)に示すような周波数特性を持つ出力信号とな
る。乗算器19において、水平高域通過フィルタ18の出力
信号を入力し、動き量変換回路60bからの補正量で乗算
処理され、例えば、補正量”1”の場合、図6(H)に
示すような周波数特性を持つ出力信号となる。また、補
正量”0”の場合、図6(I)に示すような周波数特性
を持つ出力信号となる。乗算器17,19の出力信号は加算
器20へ供給され、それぞれ加算処理される。
16の出力信号を入力し、動き量変換回路60aからの補正
量で乗算処理され、例えば、補正量が”1”の場合、図
6(G)に示すような周波数特性を持つ出力信号とな
る。乗算器19において、水平高域通過フィルタ18の出力
信号を入力し、動き量変換回路60bからの補正量で乗算
処理され、例えば、補正量”1”の場合、図6(H)に
示すような周波数特性を持つ出力信号となる。また、補
正量”0”の場合、図6(I)に示すような周波数特性
を持つ出力信号となる。乗算器17,19の出力信号は加算
器20へ供給され、それぞれ加算処理される。
【0032】乗算器22において、水平高域通過フィルタ
21の出力信号を入力し、動き量変換回路60cからの補正
量で乗算処理され、例えば、補正量が”1”の場合、図
6(J)に示すような周波数特性を持つ出力信号とな
る。加算器20の出力信号と乗算器22の出力信号は加算器
23へ供給され、それぞれ加算処理され、静止画像に対し
ては図6(K)、動画像に対しては図6(L)に示すよ
うな周波数特性を持つ輪郭補正信号を得る。加算器23の
出力信号は乗算器30へ供給され所定の係数で乗算処理さ
れる。
21の出力信号を入力し、動き量変換回路60cからの補正
量で乗算処理され、例えば、補正量が”1”の場合、図
6(J)に示すような周波数特性を持つ出力信号とな
る。加算器20の出力信号と乗算器22の出力信号は加算器
23へ供給され、それぞれ加算処理され、静止画像に対し
ては図6(K)、動画像に対しては図6(L)に示すよ
うな周波数特性を持つ輪郭補正信号を得る。加算器23の
出力信号は乗算器30へ供給され所定の係数で乗算処理さ
れる。
【0033】乗算器30からの輪郭補正信号は加算器40へ
供給され、1ライン遅延器11aの出力信号との加算処理
を行い出力端子2から映像信号が出力され、画像の静止
している部分には水平および垂直方向と斜め方向の輪郭
補正量のバランスを保ち(図6(M))、動いている部
分には斜め方向のノイズの強調が抑えられた周波数特性
(図6(N))を持つ輪郭の補正された映像信号を得
る。
供給され、1ライン遅延器11aの出力信号との加算処理
を行い出力端子2から映像信号が出力され、画像の静止
している部分には水平および垂直方向と斜め方向の輪郭
補正量のバランスを保ち(図6(M))、動いている部
分には斜め方向のノイズの強調が抑えられた周波数特性
(図6(N))を持つ輪郭の補正された映像信号を得
る。
【0034】以上のように本発明の第2の実施例によれ
ば、動き検出回路50では動き量を検出し、動き量変換回
路60a,60cは、動き量に関わらず一定の補正量を出力
し、乗算器17,22を制御し、また、動き量変換回路60b
は、動き量の大きさに対して反比例の関係の補正量を出
力し、乗算器19を制御することで、例えば、図14に示
すようなMUSE信号デコード後のハイビジョン信号が
入力映像信号として供給された場合、静止領域の縦線お
よび横線と斜め線の輪郭部分はバランスよく強調され、
動き領域の縦線および横線の輪郭部分は強調されるが、
斜め線の輪郭部分のノイズ成分だけは強調が抑えられた
輪郭補正画像を得ることができる。
ば、動き検出回路50では動き量を検出し、動き量変換回
路60a,60cは、動き量に関わらず一定の補正量を出力
し、乗算器17,22を制御し、また、動き量変換回路60b
は、動き量の大きさに対して反比例の関係の補正量を出
力し、乗算器19を制御することで、例えば、図14に示
すようなMUSE信号デコード後のハイビジョン信号が
入力映像信号として供給された場合、静止領域の縦線お
よび横線と斜め線の輪郭部分はバランスよく強調され、
動き領域の縦線および横線の輪郭部分は強調されるが、
斜め線の輪郭部分のノイズ成分だけは強調が抑えられた
輪郭補正画像を得ることができる。
【0035】以下、本発明の第3の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図7は本発明の第3の実施
例における輪郭補正装置の構成を示すものである。
面を参照しながら説明する。図7は本発明の第3の実施
例における輪郭補正装置の構成を示すものである。
【0036】図7に示すように第1の実施例と異なる点
として、水平低域通過フィルタ16が水平低域通過フィル
タ24a,24bと選択回路25に置き換わり、水平高域通過
フィルタ18が水平高域通過フィルタ26a,26bと選択回
路27に置き換わり、減算器14の出力端は水平低域通過フ
ィルタ24a,24bと水平高域通過フィルタ26a,26bに
接続されている。水平低域通過フィルタ24a,24bの出
力端は選択回路25に接続され、選択回路25の出力端は乗
算器17に接続されている。水平高域通過フィルタ26a,
26bの出力端は選択回路27に接続され、選択回路27の出
力端は乗算器19に接続されている。
として、水平低域通過フィルタ16が水平低域通過フィル
タ24a,24bと選択回路25に置き換わり、水平高域通過
フィルタ18が水平高域通過フィルタ26a,26bと選択回
路27に置き換わり、減算器14の出力端は水平低域通過フ
ィルタ24a,24bと水平高域通過フィルタ26a,26bに
接続されている。水平低域通過フィルタ24a,24bの出
力端は選択回路25に接続され、選択回路25の出力端は乗
算器17に接続されている。水平高域通過フィルタ26a,
26bの出力端は選択回路27に接続され、選択回路27の出
力端は乗算器19に接続されている。
【0037】また、水平高域通過フィルタ21が水平高域
通過フィルタ28a,28bと選択回路29に置き換わり、加
算器15の出力端は水平高域通過フィルタ28a,28bに接
続され、水平高域通過フィルタ28a,28bの出力端は選
択回路29に接続され、選択回路29の出力端は乗算器22に
接続されている。
通過フィルタ28a,28bと選択回路29に置き換わり、加
算器15の出力端は水平高域通過フィルタ28a,28bに接
続され、水平高域通過フィルタ28a,28bの出力端は選
択回路29に接続され、選択回路29の出力端は乗算器22に
接続されている。
【0038】さらに、1ライン遅延器11aの出力端は、
斜め方向の周波数領域を検出する斜め領域検出回路70と
水平方向の周波数領域を検出する水平領域検出回路80に
それぞれ接続されている。斜め領域検出回路70の出力端
は領域変換回路90a,90bに接続され、領域変換回路90
aの出力端は選択回路25,27に接続され、領域変換回路
90bの出力端は乗算器19に接続されている。また、水平
領域検出回路80の出力端は領域変換回路90cに接続さ
れ、領域変換回路90cの出力端は選択回路29に接続され
ている。
斜め方向の周波数領域を検出する斜め領域検出回路70と
水平方向の周波数領域を検出する水平領域検出回路80に
それぞれ接続されている。斜め領域検出回路70の出力端
は領域変換回路90a,90bに接続され、領域変換回路90
aの出力端は選択回路25,27に接続され、領域変換回路
90bの出力端は乗算器19に接続されている。また、水平
領域検出回路80の出力端は領域変換回路90cに接続さ
れ、領域変換回路90cの出力端は選択回路29に接続され
ている。
【0039】以下図7の輪郭補正装置における動作につ
いて図10,図11を参照しながら説明する。図10
(a),(b)は、斜め領域検出回路70から出力される
領域の振幅値により、領域変換回路90a,90bが出力す
る選択信号および補正量を示し、同様に、図10(c)
は、水平領域検出回路80から出力される領域の振幅値に
より、領域変換回路90cが出力する選択信号を示してい
る。図11の(A)〜(N)は図7の回路各部A〜Nの
周波数特性を示している。
いて図10,図11を参照しながら説明する。図10
(a),(b)は、斜め領域検出回路70から出力される
領域の振幅値により、領域変換回路90a,90bが出力す
る選択信号および補正量を示し、同様に、図10(c)
は、水平領域検出回路80から出力される領域の振幅値に
より、領域変換回路90cが出力する選択信号を示してい
る。図11の(A)〜(N)は図7の回路各部A〜Nの
周波数特性を示している。
【0040】入力端子1から図11(A)に示すような
周波数特性を持つ映像信号が入力される。この映像信号
は、輪郭補正信号抽出回路10へ供給される。輪郭補正信
号抽出回路10において各部B,Cまでの動作は、第1の
実施例で説明したものと同じである。よって、減算器1
4,加算器15の出力信号は、図11(B),(C)に示
すような周波数特性に対応している。
周波数特性を持つ映像信号が入力される。この映像信号
は、輪郭補正信号抽出回路10へ供給される。輪郭補正信
号抽出回路10において各部B,Cまでの動作は、第1の
実施例で説明したものと同じである。よって、減算器1
4,加算器15の出力信号は、図11(B),(C)に示
すような周波数特性に対応している。
【0041】減算器14の出力信号は水平低域通過フィル
タ24a,24bと水平高域通過フィルタ26a,26bへ供給
される。水平低域通過フィルタ24a,24bではブースト
周波数の異なる水平方向の低域周波数成分がそれぞれ抽
出され、図11(D),(E)に示すような周波数特性
を持つ出力信号となる。また、水平高域通過フィルタ26
a,26bではブースト周波数の異なる水平方向の高域周
波数成分がそれぞれ抽出され、図11(F),(G)に
示すような周波数特性を持つ出力信号となる。加算器15
の出力信号は水平高域通過フィルタ28a,28bへ供給さ
れる。水平高域通過フィルタ28a,28bではブースト周
波数の違う水平方向の高域周波数成分がそれぞれ抽出さ
れ、図11(H),(I)に示すような周波数特性を持
つ出力信号となる。
タ24a,24bと水平高域通過フィルタ26a,26bへ供給
される。水平低域通過フィルタ24a,24bではブースト
周波数の異なる水平方向の低域周波数成分がそれぞれ抽
出され、図11(D),(E)に示すような周波数特性
を持つ出力信号となる。また、水平高域通過フィルタ26
a,26bではブースト周波数の異なる水平方向の高域周
波数成分がそれぞれ抽出され、図11(F),(G)に
示すような周波数特性を持つ出力信号となる。加算器15
の出力信号は水平高域通過フィルタ28a,28bへ供給さ
れる。水平高域通過フィルタ28a,28bではブースト周
波数の違う水平方向の高域周波数成分がそれぞれ抽出さ
れ、図11(H),(I)に示すような周波数特性を持
つ出力信号となる。
【0042】1ライン遅延器11aから映像信号が斜め領
域検出回路70と水平領域検出回路80へ供給される。斜め
領域検出回路70は、例えば、図8に示す回路で構成さ
れ、映像信号の斜め方向の周波数成分が2次元高域通過
フィルタ71で抽出され、斜め成分の振幅値が検出され
る。2次元高域通過フィルタ71の出力信号は領域変換回
路90a,90bへ供給され、図10(a),(b)に従
い、斜め成分の振幅値に応じた選択信号および補正量が
出力される。領域変換回路90aの出力信号は選択回路2
5,27へ供給され、領域変換回路90bの出力信号は乗算
器19へ供給される。また、水平領域検出回路80は、例え
ば、図9に示す回路で構成され、映像信号の水平方向の
高域周波数成分が水平高域通過フィルタ81で抽出され、
水平成分の振幅値が検出される。水平高域通過フィルタ
81の出力信号は領域変換回路90cへ供給され、図10
(c)に従い、水平成分の振幅値に応じた選択信号が出
力される。領域変換回路90cの出力信号は選択回路29へ
供給される。
域検出回路70と水平領域検出回路80へ供給される。斜め
領域検出回路70は、例えば、図8に示す回路で構成さ
れ、映像信号の斜め方向の周波数成分が2次元高域通過
フィルタ71で抽出され、斜め成分の振幅値が検出され
る。2次元高域通過フィルタ71の出力信号は領域変換回
路90a,90bへ供給され、図10(a),(b)に従
い、斜め成分の振幅値に応じた選択信号および補正量が
出力される。領域変換回路90aの出力信号は選択回路2
5,27へ供給され、領域変換回路90bの出力信号は乗算
器19へ供給される。また、水平領域検出回路80は、例え
ば、図9に示す回路で構成され、映像信号の水平方向の
高域周波数成分が水平高域通過フィルタ81で抽出され、
水平成分の振幅値が検出される。水平高域通過フィルタ
81の出力信号は領域変換回路90cへ供給され、図10
(c)に従い、水平成分の振幅値に応じた選択信号が出
力される。領域変換回路90cの出力信号は選択回路29へ
供給される。
【0043】選択回路25では、水平低域通過フィルタ24
a,24bの出力信号を入力し、領域変換回路90aの選択
信号が”1”ならば水平低域通過フィルタ24aの出力信
号が選択出力され、”0”ならば水平低域通過フィルタ
24bの出力信号が選択出力される。選択回路27では、水
平高域通過フィルタ26a,26bの出力信号を入力し、同
様に領域変換回路90aの選択信号が”1”ならば水平高
域通過フィルタ26aの出力信号を選択出力し、”0”な
らば水平高域通過フィルタ26bの出力信号が選択出力さ
れる。また、選択回路29では水平高域通過フィルタ28
a,28bの出力信号を入力し、領域変換回路90cの選択
信号が”1”ならば水平高域通過フィルタ28aを、”
0”ならば水平高域通過フィルタ28bの出力信号が選択
出力される。
a,24bの出力信号を入力し、領域変換回路90aの選択
信号が”1”ならば水平低域通過フィルタ24aの出力信
号が選択出力され、”0”ならば水平低域通過フィルタ
24bの出力信号が選択出力される。選択回路27では、水
平高域通過フィルタ26a,26bの出力信号を入力し、同
様に領域変換回路90aの選択信号が”1”ならば水平高
域通過フィルタ26aの出力信号を選択出力し、”0”な
らば水平高域通過フィルタ26bの出力信号が選択出力さ
れる。また、選択回路29では水平高域通過フィルタ28
a,28bの出力信号を入力し、領域変換回路90cの選択
信号が”1”ならば水平高域通過フィルタ28aを、”
0”ならば水平高域通過フィルタ28bの出力信号が選択
出力される。
【0044】例えば、入力映像信号が水平周波数領域と
斜め周波数領域の広い映像信号の場合、斜め領域検出回
路70ではある振幅値”d”が検出される。領域変換回路
90a,90bでは、振幅値”d”に応じた選択信号”0”
と補正量”1”が出力される。また、水平領域検出回路
80ではある振幅値”e”が検出される。領域変換回路90
cでは、振幅値”e”に応じた選択信号”0”が出力さ
れる。よって、選択回路25では、選択信号”0”により
水平低域通過フィルタ24bの出力信号が選択出力され
る。同様に、選択回路27では水平高域通過フィルタ26b
の出力信号が選択出力される。また、選択回路29では、
選択信号”0”により水平高域通過フィルタ28bの出力
信号が選択出力される。
斜め周波数領域の広い映像信号の場合、斜め領域検出回
路70ではある振幅値”d”が検出される。領域変換回路
90a,90bでは、振幅値”d”に応じた選択信号”0”
と補正量”1”が出力される。また、水平領域検出回路
80ではある振幅値”e”が検出される。領域変換回路90
cでは、振幅値”e”に応じた選択信号”0”が出力さ
れる。よって、選択回路25では、選択信号”0”により
水平低域通過フィルタ24bの出力信号が選択出力され
る。同様に、選択回路27では水平高域通過フィルタ26b
の出力信号が選択出力される。また、選択回路29では、
選択信号”0”により水平高域通過フィルタ28bの出力
信号が選択出力される。
【0045】乗算器17において、選択回路25の出力信号
を入力し、所定の係数で乗算処理され、図11(J)に
示すような周波数特性を持つ出力信号となる。乗算器19
において、選択回路27の出力信号を入力し、領域変換回
路90bからの補正量で乗算処理され、例えば、補正量
が”1”の場合、図11(K)に示すような周波数特性
を持つ出力信号となる。乗算器17,19の出力信号は加算
器20へ供給され、それぞれ加算される。
を入力し、所定の係数で乗算処理され、図11(J)に
示すような周波数特性を持つ出力信号となる。乗算器19
において、選択回路27の出力信号を入力し、領域変換回
路90bからの補正量で乗算処理され、例えば、補正量
が”1”の場合、図11(K)に示すような周波数特性
を持つ出力信号となる。乗算器17,19の出力信号は加算
器20へ供給され、それぞれ加算される。
【0046】また、乗算器22において、選択回路29の出
力信号を入力し、所定の係数で乗算処理され、図11
(L)に示すような周波数特性を持つ出力信号となる。
加算器20の出力信号と乗算器22の出力信号は加算器23へ
供給され、各々加算処理され、図11(M)に示すよう
な周波数特性を持つ輪郭補正信号を得る。加算器23の出
力信号は乗算器30へ供給され所定の係数で乗算処理され
る。乗算器30からの輪郭補正信号は加算器40へ供給さ
れ、1ライン遅延器11aの出力信号との加算処理を行い
出力端子2から映像信号が出力され、図11(N)に示
すような映像信号の周波数領域に応じた、水平および垂
直方向と斜め方向の高域周波数成分がバランスよく強調
された周波数特性を持つ輪郭の補正された映像信号を得
る。
力信号を入力し、所定の係数で乗算処理され、図11
(L)に示すような周波数特性を持つ出力信号となる。
加算器20の出力信号と乗算器22の出力信号は加算器23へ
供給され、各々加算処理され、図11(M)に示すよう
な周波数特性を持つ輪郭補正信号を得る。加算器23の出
力信号は乗算器30へ供給され所定の係数で乗算処理され
る。乗算器30からの輪郭補正信号は加算器40へ供給さ
れ、1ライン遅延器11aの出力信号との加算処理を行い
出力端子2から映像信号が出力され、図11(N)に示
すような映像信号の周波数領域に応じた、水平および垂
直方向と斜め方向の高域周波数成分がバランスよく強調
された周波数特性を持つ輪郭の補正された映像信号を得
る。
【0047】以上のように本発明の第3の実施例によれ
ば、斜め領域検出回路70では斜め方向の周波数領域を検
出し、領域変換回路90aは、斜め領域の振幅値に応じた
選択信号を出力し、選択回路25,27を制御し、領域変換
回路90bは、斜め領域の振幅値の大きさに比例した補正
量を出力し、乗算器19を制御し、また、水平領域検出回
路80では水平方向の周波数領域を検出し、領域変換回路
90cは、水平領域の振幅値に応じた選択信号を出力し、
選択回路29を制御することで、例えば、入力映像信号が
MUSE信号デコード後のハイビジョン信号から水平お
よび斜め方向の周波数領域の広いベースバンド信号に切
り替わった場合(図15にベースバンド信号の周波数帯
域を示す)、縦線および横線と斜め線の輪郭部分がバラ
ンスよく強調された輪郭補正画像を得ることができる。
よって、映像信号の周波数領域に応じた輪郭補正画像を
得ることができる。
ば、斜め領域検出回路70では斜め方向の周波数領域を検
出し、領域変換回路90aは、斜め領域の振幅値に応じた
選択信号を出力し、選択回路25,27を制御し、領域変換
回路90bは、斜め領域の振幅値の大きさに比例した補正
量を出力し、乗算器19を制御し、また、水平領域検出回
路80では水平方向の周波数領域を検出し、領域変換回路
90cは、水平領域の振幅値に応じた選択信号を出力し、
選択回路29を制御することで、例えば、入力映像信号が
MUSE信号デコード後のハイビジョン信号から水平お
よび斜め方向の周波数領域の広いベースバンド信号に切
り替わった場合(図15にベースバンド信号の周波数帯
域を示す)、縦線および横線と斜め線の輪郭部分がバラ
ンスよく強調された輪郭補正画像を得ることができる。
よって、映像信号の周波数領域に応じた輪郭補正画像を
得ることができる。
【0048】なお、第1および第2の実施例において、
減算器14の出力信号から水平方向の低域周波数成分を抽
出するために水平低域通過フィルタ16を用いたが、これ
に限ったことではなく、例えば、減算器14の出力信号と
水平高域通過フィルタ18の出力信号との差分処理を行え
ば、水平低域通過フィルタ16と同様な処理ができること
はいうまでもない。
減算器14の出力信号から水平方向の低域周波数成分を抽
出するために水平低域通過フィルタ16を用いたが、これ
に限ったことではなく、例えば、減算器14の出力信号と
水平高域通過フィルタ18の出力信号との差分処理を行え
ば、水平低域通過フィルタ16と同様な処理ができること
はいうまでもない。
【0049】同様に、減算器14の出力信号から水平方向
の高域周波数成分を抽出するために水平高域通過フィル
タ18を用いたが、これに限ったことではなく、例えば、
減算器14の出力信号と水平低域通過フィルタ16の出力信
号との差分処理を行えば、水平高域通過フィルタ18と同
様な処理ができることはいうまでもない。
の高域周波数成分を抽出するために水平高域通過フィル
タ18を用いたが、これに限ったことではなく、例えば、
減算器14の出力信号と水平低域通過フィルタ16の出力信
号との差分処理を行えば、水平高域通過フィルタ18と同
様な処理ができることはいうまでもない。
【0050】また、第1の実施例において、乗算器17,
22の利得を1、乗算器19の利得を0としたが、これに限
ったことではなく、入力映像信号に応じてどのような値
を選んでもよい。
22の利得を1、乗算器19の利得を0としたが、これに限
ったことではなく、入力映像信号に応じてどのような値
を選んでもよい。
【0051】また、第2の実施例において、1フレーム
遅延器51からなる動き検出回路50を設け、その検出出力
にしたがって、制御するようにしたが、これに限ったこ
とではなく、例えばMUSEデコーダに含まれる動き検
出回路からの動き量を用いて制御するようにしてもかま
わない。
遅延器51からなる動き検出回路50を設け、その検出出力
にしたがって、制御するようにしたが、これに限ったこ
とではなく、例えばMUSEデコーダに含まれる動き検
出回路からの動き量を用いて制御するようにしてもかま
わない。
【0052】また、第2の実施例において、動き量変換
回路60a,60b,60cの動き量に対する補正量を図5の
特性a,b,cのようにしたが、これに限ったことでは
なく、動き量に応じて他の特性を選んでもよい。
回路60a,60b,60cの動き量に対する補正量を図5の
特性a,b,cのようにしたが、これに限ったことでは
なく、動き量に応じて他の特性を選んでもよい。
【0053】また、第3の実施例において、領域変換回
路90a,90b,90cの入出力特性を図10(a),
(b),(c)のようにしたが、これに限ったことでは
なく、水平および斜め方向の周波数領域に応じて他の特
性を選んでもよい。
路90a,90b,90cの入出力特性を図10(a),
(b),(c)のようにしたが、これに限ったことでは
なく、水平および斜め方向の周波数領域に応じて他の特
性を選んでもよい。
【0054】また、第3の実施例において、乗算器17,
22の利得を1としたが、これに限ったことではなく、入
力映像信号に応じてどのような値を選んでもよい。
22の利得を1としたが、これに限ったことではなく、入
力映像信号に応じてどのような値を選んでもよい。
【0055】さらに、第1,2,3の実施例において、
加算器23の出力信号を所定の係数で乗算処理する乗算器
30の利得を1としたが、これに限ったことではなく、入
力映像信号に応じてどのような値を選んでもよい。
加算器23の出力信号を所定の係数で乗算処理する乗算器
30の利得を1としたが、これに限ったことではなく、入
力映像信号に応じてどのような値を選んでもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、輪郭
補正信号抽出手段において入力映像信号の垂直高域周波
数でかつ水平低域周波数である成分と、垂直高域周波数
でかつ水平高域周波数である成分と、垂直低域周波数で
かつ水平高域周波数である成分とを抽出し、垂直および
斜め成分と水平成分の補正量を独立に調整し、加算手段
において入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の出力信
号を加算処理することで、画像の斜め線等の輪郭部分に
おけるノイズを含めた高域周波数成分が抑えられた輪郭
補正画像を得ることができる。
補正信号抽出手段において入力映像信号の垂直高域周波
数でかつ水平低域周波数である成分と、垂直高域周波数
でかつ水平高域周波数である成分と、垂直低域周波数で
かつ水平高域周波数である成分とを抽出し、垂直および
斜め成分と水平成分の補正量を独立に調整し、加算手段
において入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の出力信
号を加算処理することで、画像の斜め線等の輪郭部分に
おけるノイズを含めた高域周波数成分が抑えられた輪郭
補正画像を得ることができる。
【0057】また、第2の発明によれば、輪郭補正信号
抽出手段において入力映像信号の垂直高域周波数でかつ
水平低域周波数である垂直成分と、垂直高域周波数でか
つ水平高域周波数である斜め成分と、垂直低域周波数で
かつ水平高域周波数である水平成分とを抽出し、入力映
像信号の動き量を検出する動き検出手段が垂直,斜め,
水平成分のそれぞれの補正量調整手段を制御し、加算手
段において入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の出力
信号を加算処理することで、例えばMUSE信号デコー
ド後のハイビジョン信号に対して輪郭補正を行う場合、
入力映像信号の動き量が大きい場合には、動き検出手段
が斜め方向の輪郭補正量を水平および垂直方向に比べて
低くなるように調整することで、動画像において縦線お
よび横線の輪郭は強調されるが、斜め線等のノイズ成分
だけは強調を抑えることができる。
抽出手段において入力映像信号の垂直高域周波数でかつ
水平低域周波数である垂直成分と、垂直高域周波数でか
つ水平高域周波数である斜め成分と、垂直低域周波数で
かつ水平高域周波数である水平成分とを抽出し、入力映
像信号の動き量を検出する動き検出手段が垂直,斜め,
水平成分のそれぞれの補正量調整手段を制御し、加算手
段において入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の出力
信号を加算処理することで、例えばMUSE信号デコー
ド後のハイビジョン信号に対して輪郭補正を行う場合、
入力映像信号の動き量が大きい場合には、動き検出手段
が斜め方向の輪郭補正量を水平および垂直方向に比べて
低くなるように調整することで、動画像において縦線お
よび横線の輪郭は強調されるが、斜め線等のノイズ成分
だけは強調を抑えることができる。
【0058】また、第3の発明によれば、輪郭補正信号
抽出手段において、垂直高域周波数でかつ通過帯域の異
なる複数の水平低域周波数成分と、垂直高域周波数でか
つ通過帯域の異なる複数の水平高域周波数成分と、垂直
低域周波数でかつ通過帯域の異なる複数の水平高域周波
数成分とを抽出し、入力映像信号の斜め方向の周波数領
域を検出する斜め領域検出手段が、垂直高域周波数でか
つ通過帯域の異なる複数の水平低域周波数成分のいずれ
か一方を選択する第1の選択手段と、垂直高域周波数で
かつ通過帯域の異なる複数の水平高域周波数成分のいず
れか一方を選択する第2の選択手段と、第2の選択手段
の出力信号の補正量を調整する斜め補正量調整手段とを
制御し、さらに、入力映像信号の水平方向の周波数領域
を検出する水平領域検出手段が、垂直低域周波数でかつ
通過帯域の異なる複数の水平高域周波数成分のいずれか
一方を選択する第3の選択手段を制御し、加算手段にお
いて入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の出力信号を
加算処理することで、例えば入力映像信号がMUSE信
号デコード後のハイビジョン信号に比べ水平周波数領域
と斜めの周波数領域の広い映像信号に切り替わった場
合、斜め領域検出手段が、MUSE信号デコード後のハ
イビジョン信号のときに選択していた垂直成分および斜
め成分よりもブースト周波数の高い垂直,斜め成分を選
択し、さらに、ノイズ成分を抑えるために低くしていた
斜め方向の輪郭補正量を水平および垂直方向の補正量と
同等に調整し、水平領域検出手段がブースト周波数が高
い水平成分を選択することで、映像信号の周波数領域に
応じたアンバランスがない輪郭補正画像を得ることがで
きる。
抽出手段において、垂直高域周波数でかつ通過帯域の異
なる複数の水平低域周波数成分と、垂直高域周波数でか
つ通過帯域の異なる複数の水平高域周波数成分と、垂直
低域周波数でかつ通過帯域の異なる複数の水平高域周波
数成分とを抽出し、入力映像信号の斜め方向の周波数領
域を検出する斜め領域検出手段が、垂直高域周波数でか
つ通過帯域の異なる複数の水平低域周波数成分のいずれ
か一方を選択する第1の選択手段と、垂直高域周波数で
かつ通過帯域の異なる複数の水平高域周波数成分のいず
れか一方を選択する第2の選択手段と、第2の選択手段
の出力信号の補正量を調整する斜め補正量調整手段とを
制御し、さらに、入力映像信号の水平方向の周波数領域
を検出する水平領域検出手段が、垂直低域周波数でかつ
通過帯域の異なる複数の水平高域周波数成分のいずれか
一方を選択する第3の選択手段を制御し、加算手段にお
いて入力映像信号と輪郭補正信号抽出手段の出力信号を
加算処理することで、例えば入力映像信号がMUSE信
号デコード後のハイビジョン信号に比べ水平周波数領域
と斜めの周波数領域の広い映像信号に切り替わった場
合、斜め領域検出手段が、MUSE信号デコード後のハ
イビジョン信号のときに選択していた垂直成分および斜
め成分よりもブースト周波数の高い垂直,斜め成分を選
択し、さらに、ノイズ成分を抑えるために低くしていた
斜め方向の輪郭補正量を水平および垂直方向の補正量と
同等に調整し、水平領域検出手段がブースト周波数が高
い水平成分を選択することで、映像信号の周波数領域に
応じたアンバランスがない輪郭補正画像を得ることがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施例における輪郭補正装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図2】同実施例における輪郭補正装置の動作周波数特
性図
性図
【図3】本発明の第2の実施例における輪郭補正装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図4】同実施例における動き検出回路の構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図5】同実施例における動き量変換回路の動作を説明
するための特性図
するための特性図
【図6】同実施例における輪郭補正装置の動作周波数特
性図
性図
【図7】本発明の第3の実施例における輪郭補正装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図8】同実施例における斜め領域検出回路の構成を示
すブロック図
すブロック図
【図9】同実施例における水平領域検出回路の構成を示
すブロック図
すブロック図
【図10】同実施例における領域変換回路の動作を説明
するための特性図
するための特性図
【図11】同実施例における輪郭補正装置の動作周波数
特性図
特性図
【図12】従来の輪郭補正装置の構成を示すブロック図
【図13】同従来の輪郭補正装置の動作周波数特性図
【図14】MUSE信号デコード後のハイビジョン信号
の周波数帯域図
の周波数帯域図
【図15】ベースバンド信号の周波数帯域図
10 輪郭補正信号抽出回路 11a,11b 1ライン遅延器 12a,12b,12c,17,19,22,30 乗算器 13,15,20,23,40 加算器 14,52 減算器 16,24a,24b 水平低域通過フィルタ 18,21,26a,26b,28a,28b 水平高域通過フィル
タ 25,27,29 選択回路 50 動き検出回路 51 1フレーム遅延器 53 絶対値回路 60a,60b,60c 動き量変換回路 70 斜め領域検出回路 71 2次元高域通過フィルタ 80 水平領域検出回路 81 水平高域通過フィルタ 90a,90b,90c 領域変換回路
タ 25,27,29 選択回路 50 動き検出回路 51 1フレーム遅延器 53 絶対値回路 60a,60b,60c 動き量変換回路 70 斜め領域検出回路 71 2次元高域通過フィルタ 80 水平領域検出回路 81 水平高域通過フィルタ 90a,90b,90c 領域変換回路
Claims (4)
- 【請求項1】入力映像信号の垂直高域周波数でかつ水平
低域周波数である成分と、垂直高域周波数でかつ水平高
域周波数である成分と、垂直低域周波数でかつ水平高域
周波数である成分とを2次元の輪郭補正信号として抽出
する輪郭補正信号抽出手段と、前記入力映像信号と前記
輪郭補正信号抽出手段の出力信号とを加算する加算手段
とを備えたことを特徴とする輪郭補正装置。 - 【請求項2】輪郭補正信号抽出手段は、入力映像信号の
垂直方向の高域周波数成分を抽出する垂直高域抽出手段
と、前記垂直高域抽出手段の出力信号から水平方向の低
域周波数成分を抽出する水平低域抽出手段と、前記垂直
高域抽出手段の出力信号から水平方向の高域周波数成分
を抽出する第1の水平高域抽出手段と、前記入力映像信
号の垂直方向の低域周波数成分を抽出する垂直低域抽出
手段と、前記垂直低域抽出手段の出力信号から水平方向
の高域周波数成分を抽出する第2の水平高域抽出手段
と、前記水平低域抽出手段の出力信号の補正量を調整す
る第1の補正量調整手段と、前記第1の水平高域抽出手
段の出力信号の補正量を調整する第2の補正量調整手段
と、前記第2の水平高域抽出手段の出力信号の補正量を
調整する第3の補正量調整手段と、前記第1,2,3の
補正量調整手段の出力信号をそれぞれ加算する加算手段
とを備えたことを特徴とする請求項1記載の輪郭補正装
置。 - 【請求項3】入力映像信号の垂直高域周波数でかつ水平
低域周波数である垂直成分と、垂直高域周波数でかつ水
平高域周波数である斜め成分と、垂直低域周波数でかつ
水平高域周波数である水平成分とを2次元の輪郭補正信
号として抽出する輪郭補正信号抽出手段と、前記垂直成
分の補正量を調整する垂直補正量調整手段と、前記斜め
成分の補正量を調整する斜め補正量調整手段と、前記水
平成分の補正量を調整する水平補正量調整手段と、入力
映像信号の動き量を検出する動き検出手段と、前記入力
映像信号と前記輪郭補正信号抽出手段の出力信号を加算
する加算手段とを備え、前記動き検出手段の出力信号に
応じて前記垂直補正量調整手段、斜め補正量調整手段、
水平補正量調整手段を制御することを特徴とする輪郭補
正装置。 - 【請求項4】入力映像信号の垂直高域周波数でかつ通過
帯域の異なる複数の水平低域周波数成分と、垂直高域周
波数でかつ通過帯域の異なる複数の水平高域周波数成分
と、垂直低域周波数でかつ通過帯域の異なる複数の水平
高域周波数成分とを2次元の輪郭補正信号として抽出す
る輪郭補正信号抽出手段と、前記垂直高域周波数でかつ
通過帯域の異なる複数の水平低域周波数成分を入力し、
いずれか一方を選択する第1の選択手段と、前記垂直高
域周波数でかつ通過帯域の異なる複数の水平高域周波数
成分を入力し、いずれか一方を選択する第2の選択手段
と、前記垂直低域周波数でかつ通過帯域の異なる複数の
水平高域周波数成分を入力し、いずれか一方を選択する
第3の選択手段と、前記第2の選択手段の出力信号の補
正量を調整する斜め補正量調整手段と、前記入力映像信
号の斜め方向の周波数領域を検出する斜め領域検出手段
と、水平方向の周波数領域を検出する水平領域検出手段
と、前記入力映像信号と前記輪郭補正信号抽出手段の出
力信号を加算する加算手段とを備え、前記斜め領域検出
手段の出力信号に応じて前記第1と第2の選択手段と前
記斜め補正量調整手段を制御し、前記水平領域検出手段
の出力信号に応じて前記第3の選択手段を制御すること
を特徴とする輪郭補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5328242A JPH07184084A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 輪郭補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5328242A JPH07184084A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 輪郭補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07184084A true JPH07184084A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18208033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5328242A Pending JPH07184084A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 輪郭補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07184084A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001203911A (ja) * | 2000-01-24 | 2001-07-27 | Canon Inc | 画像表示装置の駆動回路とその駆動方法 |
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1993
- 1993-12-24 JP JP5328242A patent/JPH07184084A/ja active Pending
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