JPH07185083A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH07185083A
JPH07185083A JP5336935A JP33693593A JPH07185083A JP H07185083 A JPH07185083 A JP H07185083A JP 5336935 A JP5336935 A JP 5336935A JP 33693593 A JP33693593 A JP 33693593A JP H07185083 A JPH07185083 A JP H07185083A
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JP
Japan
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symbol
display
variable display
variable
circuit
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Pending
Application number
JP5336935A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変表示装置が有する画像表示機能を極力正
常に動作させることが可能な遊技機を提供する。 【構成】 LCD表示器80において、LCD本体を駆
動するための2種類の信号処理系を別々の基板上に形成
した。すなわち、アナログ信号の処理系をアナログ基板
125に設け、ディジタル信号の処理系をディジタル基
板127に設けた。これにより、2種類の信号処理系が
互いに影響し合ってそれぞれの信号処理の過程でノイズ
が発生することを極力防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機
に関し、詳しくは、画像を表示するための画像表示部を
含み、この画像表示部の表示状態が変化する可変表示装
置を有し、画像表示部の表示結果が予め定められた特定
の表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与可能
となる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機として、一般的に知られ
ているものに、たとえば、液晶表示装置やCRT(Cath
ode Ray Tube)などで代表される画像表示装置を含む可
変表示装置を備えたものがある。可変表示装置は、画像
を含む画面を表示するための画像表示部を有し、この画
像表示部に数字や図柄等の複数種類の識別情報の画像を
順次、変動表示したり、人物や動物,乗物などのキャラ
クタの画像をあるストーリに沿って変動表示したりす
る。これらの変動表示の結果が、予め定められた特定の
表示態様となった場合に、景品が払出されたり、遊技状
態が遊技者にとって有利となるなどの所定の遊技価値が
遊技者に付与される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した画像表示装置
は、通常、画像信号や駆動制御信号を処理するための2
種類の信号処理系を備えている。1つは、符号化された
ディジタル信号を処理するためのディジタル信号処理系
であり、もう1つは、主として画像データを送受信する
ためのアナログ信号処理系である。これらのディジタル
信号処理系とアナログ信号処理系とは、内部で処理する
信号の性質が異なるために、相互に影響し合うような場
合には、いずれか一方、または、両者の処理過程で、ノ
イズ等が発生することがある。両者いずれの処理系につ
いても、その処理過程でノイズが発生し、C/N(Carr
ier to Noise) が低下すると、正常な駆動制御が行なえ
なかったり、画像データ信号の劣化による表示画面の乱
れが生じたりする。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、可変表示装置が有する画像表示
機能を極力正常に動作させることが可能な遊技機を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、画像を表示するための画像表示部を含
み、該画像表示部の表示状態が変化する可変表示装置を
有し、前記画像表示部の表示結果が予め定められた特定
の表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与可能
となる遊技機であって、前記可変表示装置の制御に用い
られるディジタル信号を処理するためのディジタル信号
処理系と、前記可変表示装置の制御に用いられるアナロ
グ信号を処理するためのアナログ信号処理系とを含み、
前記ディジタル信号処理系と前記アナログ信号処理系と
を別々の基板上に設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、ディジタル信号処理系は可変
表示装置の制御に用いられるディジタル信号を処理す
る。アナログ信号処理系は可変表示装置の制御に用いら
れるアナログ信号を処理する。これらディジタル信号処
理系とアナログ信号処理系とは、別々の基板上に設けら
れている。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、以下の実施例においては、遊技機
の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに
限られるものではなく、たとえばコイン遊技機やスロッ
トマシン等のように、画像を表示するための画像表示部
を含み、この画像表示部の表示状態が変化する可変表示
装置を有し、画像表示部の表示結果が予め定められた特
定の表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与可
能となる遊技機であれば、すべてに適用することが可能
である。
【0008】なお、本発明の適用対象となる遊技機の中
には、可変表示装置が、画像表示部とともに、回転ドラ
ムのような機械式の可変表示器や7セグメント表示器な
どを有するものも含む。
【0009】図1は、本発明の遊技機の一実施例による
パチンコ遊技機の遊技盤面の構成を示す正面図である。
パチンコ遊技機の遊技盤1の前面には、遊技領域2が形
成されている。パチンコ遊技機には、遊技者が打球操作
するための打球操作ハンドル(図示せず)が設けられて
おり、この打球操作ハンドルを遊技者が操作することに
より、パチンコ玉を1個ずつ発射することができる。発
射されたパチンコ玉は、誘導レール3によって遊技領域
2内に導かれる。誘導レール3から遊技領域2への出口
部分には、一旦遊技領域2に打込まれたパチンコ玉が、
誘導レール3内に逆戻りすることを防止するための弁状
の逆流防止部材4が設けられている。なお、遊技領域2
に打込まれたパチンコ玉を以下の説明では「打玉」とい
う。
【0010】遊技領域2の中央には、複数種類の識別情
報を可変表示するための可変表示装置6が設けられてい
る。可変表示装置6の下方には、第1の可変入賞球装置
7と、第2の可変入賞球装置8とが、一体的に設けられ
ている。また、可変表示装置6の左右両側の通称「肩
部」と呼ばれる位置には、第1の図柄(後述)用始動口
9a,9bが設けられ、第1の図柄用始動口9a,9b
のそれぞれの下方の通称「袖部」と呼ばれる位置には、
普通入賞口10a,10bが設けられている。さらに、
第2の可変入賞球装置8の左右両側の通称「落し部」と
呼ばれる位置には、普通入賞口11a,11bが設けら
れている。遊技領域2の最下部には、アウト口12が設
けられている。
【0011】第2の可変入賞球装置8に打玉が入賞した
場合は、入賞玉1個に対して15個の景品玉が遊技者に
払出される。第1の可変入賞球装置7と普通入賞口10
a,10b,11a,11bとのいずれかに打玉が入賞
した場合は、入賞玉1個に対して7個の景品玉が遊技者
に払出される。遊技領域2に打込まれた打玉は、遊技領
域2を流下する途中で、第1の可変入賞球装置7と第2
の可変入賞球装置8と普通入賞口10a,10b,11
a,11bとのいずれかの入賞口へ入賞するか、また
は、アウト口12に導かれてアウト玉として処理され
る。
【0012】遊技領域2には、さらに、遊技領域2を装
飾するとともに打玉の流下方向を多様化させるために風
車飾り13a,13b,14a,14bが設けられてい
る。また、遊技領域2やその周辺を装飾して遊技効果を
高めるとともに、後述するように遊技状態を遊技者に報
知するために、以下のような各種のランプ類およびLE
Dが配設されている。
【0013】可変表示装置6には、可変表示装置用飾り
LED26a,26bが設けられている。遊技領域2の
左右両端部には、サイド用飾りLED27a,27bと
サイドランプ28a,28bとが設けられている。第2
の可変入賞球装置には、アタッカ用飾りLED29a,
29bが設けられている。風車飾り13a,13bに
は、風車ランプ30a,30bが設けられている。第1
の図柄用始動口9a,9bには、肩LED31a,31
bが設けられている。袖部の普通入賞口10a,10b
には、袖ランプ32a,32bが設けられている。さら
に、遊技領域2の周囲には、レール飾りランプ33a,
33b,33c,33dが設けられている。
【0014】可変表示装置6は、液晶表示装置により構
成された第2の図柄(後述)用表示部41を含む。第2
の図柄用表示部41は、点線で図示したように、左側,
中央,右側の3つの図柄表示領域42a,42b,42
cを有する。左側,中央,右側の図柄表示領域42a〜
42cには、複数種類の識別情報としての図柄が可変表
示される。これらの図柄を「第2の図柄」という。
【0015】3つの図柄表示領域42a〜42cの可変
表示は、一斉に開始され、それぞれ所定のタイミング
で、初めに左側の図柄表示領域42a部分の変動が停止
し、次に右側の図柄表示領域42cの変動が停止し、最
後に、中央の図柄表示領域42bの変動が停止する。可
変表示が停止すると破線で図示したように、各図柄表示
領域42a〜42cの各々において、上段,中段,下段
の3つの図柄が停止表示され、3行×3列の9個の図柄
がマトリックス状に表示される。この3行×3列のマト
リックス上には、一点鎖線で図示したように上段,中
段,下段のそれぞれの1列と右下りと左上りとの5本の
当りラインが設定されている。この5本の当りラインの
うちのいずれかにおいて、停止図柄が、特定の組合せと
なった場合に、「大当り」が発生し、後述するように第
2の可変入賞球装置8に打玉が入賞しやすい、遊技者に
とって有利な第1の状態となる。
【0016】可変表示装置6の頂部には、通過入口43
が設けられている。この通過入口43に入った打玉は、
可変表示装置6の内部に設けられた玉流下経路を経て、
可変表示装置6の下に設けられた通過出口44から排出
される。通過出口44は、第1の可変入賞球装置7およ
び第2の可変入賞球装置8の真上に設けられているの
で、通過入口43に入った打玉が、通過出口44から下
方に落下して第1の可変入賞球装置7や第2の可変入賞
球装置8に入賞しやすいように構成されている。これ
は、可変表示装置6が遊技領域2において比較的大きな
配置スペースを占めており、そのために、第1の可変入
賞球装置7や第2の可変入賞球装置8への入賞頻度が低
下することを防止するためである。
【0017】可変表示装置6には、さらに、第2の図柄
用記憶表示LED45が設けられている。第2の図柄用
記憶表示LED45は、第1の可変入賞球装置7に入賞
した打玉の個数をLEDの点灯によって表示するための
ものである。可変表示装置6が可変表示中に、第1の可
変入賞球装置7に打玉が入賞すれば、その入賞ごとに記
憶数がカウントアップされ、記憶数に応じた数のLED
が点灯される。可変表示装置6は、1回の可変表示が停
止した後、次の可変表示が開始できる状態になるまで待
って、記憶された第2の図柄用の始動入賞に基づいて、
次の可変表示を開始する。第2の図柄用の始動入賞記憶
の上限値は、4個に定められている。
【0018】可変表示装置6は、さらに、飾り図柄表示
部47を有する。この飾り図柄表示部47は、7セグメ
ント表示器で構成され、「0〜9」の10個の数字図柄
を可変表示するためのものである。飾り図柄表示部47
に停止表示された図柄は、たとえば、遊技場側が、停止
図柄の種類に応じて、大当り時に遊技者に払出した景品
球を景品等と交換するか、または、払出した景品球を遊
技者にそのまま遊技に使用させるかなどの条件を設定す
る場合に用いられる。
【0019】次に、第1の可変入賞球装置7について説
明する。第1の可変入賞球装置7は、通称、普通電動役
物と呼ばれるものである。第1の可変入賞球装置7の頂
部には、第2の図柄用始動入賞口50が設けられてい
る。第2の図柄用始動入賞口50に打玉が入賞すること
により前述の可変表示装置6の可変表示が開始される。
第2の図柄用始動入賞口50の左右両側には、遊技領域
2の左右方向に所定範囲で回動可能な開閉翼片51a,
51bが設けられている。開閉翼片51a,51bは互
いに離れる方向に回動した状態(以下、「開成状態」と
いう)では第2の図柄用始動入賞口50の開口が大きく
なり、打玉が入賞しやすくなる。また、開閉翼片51
a,51bが互いに近づく方向に回動した状態(以下、
「閉成状態」という)では、第2の図柄用始動入賞口5
0の開口が狭められて、打玉が入賞しにくくなる。
【0020】第1の可変入賞球装置7は、さらに、第1
の図柄用表示部52を含む。第1の図柄用表示部52
は、7セグメント表示器で構成され、「0」,「1」,
「3」,「5」,「7」,「9」の6種類の数字図柄を
可変表示する。これらの図柄を「第1の図柄」という。
第1の図柄用表示部52の図柄の変動は、第1の図柄用
始動口9a,9bのいずれかを打玉が通過し、その通過
玉が検出されたことに応答して開始される。第1の図柄
用表示部52における変動が停止した時点で、「7」の
図柄が表示されている場合には、開閉翼片51a,51
bが、所定時間、開成状態となる。
【0021】第1の可変入賞球装置7は、さらに、第1
の図柄用記憶表示LED53を含む。第1の図柄用記憶
表示LED53は、第1の図柄用始動口9a,9bを通
過した打玉の個数を記憶するためのものである。第1の
図柄用表示部52において変動表示中のとき、または開
閉翼片51a,51bが開成状態となっているときに第
1の図柄用始動口9a,9bのいずれかに打玉が通過す
れば、その通過玉の検出が記憶され、その記憶数に応じ
たLEDが点灯される。第1の図柄変動用の始動記憶数
の上限値は、4個に定められている。第1の図柄用の始
動記憶がある場合は、第1の図柄用表示部52における
変動表示が停止した後、または、開閉翼片51a,51
bが開成状態から閉成状態へと切換えられた後に、再
度、第1の図柄用表示部52における変動表示が開始さ
れる。
【0022】次に、第2の可変入賞球装置8について説
明する。第2の可変入賞球装置8には、大入賞口55が
設けられている。大入賞口55には、遊技領域2の前後
方向に所定範囲で回動可能な開閉板56が備えられてい
る。第2の可変入賞球装置8は、通常時には、開閉板5
6が閉成して打玉が大入賞口55へ入賞することが不可
能な遊技者にとって不利な第2の状態となっている。そ
して、第1の可変入賞球装置7に打玉が入賞したことに
基づいて可変表示装置6の第2の図柄表示部41におい
て可変表示が開始された後に停止制御され、その停止時
の表示結果が予め定められた特定の表示態様の組合せ
(後述)となったときは、「大当り」が発生し、開閉板
56が開成して打玉が大入賞口55に入賞することが可
能な遊技者にとって有利な第1の状態となる。
【0023】第2の可変入賞球装置8の第1の状態は、
開閉板56が開成状態となった後に、29.5秒の経過
あるいは大入賞口55への打玉の10個の入賞のうち、
いずれか早い方の条件が成立したことにより終了して、
第2の可変入賞球装置8が第2の状態となる。
【0024】また、第2の可変入賞球装置8の大入賞口
55の内部には、通称「Vポケット」と呼ばれる特定領
域57が設けられている。第1の状態となっている第2
の可変入賞球装置8に入賞した打玉が、この特定領域5
7に入賞すれば、その特定入賞玉が特定領域スイッチ
(図示せず)により検出され、その回の第2の可変入賞
球装置8の第1の状態が終了するのを待って、再度、第
2の可変入賞球装置8を第1の状態に駆動制御する繰返
継続制御が行なわれる。この繰返継続制御の上限回数
は、たとえば16回に定められている。
【0025】第2の可変入賞球装置8の大入賞口55の
内部には、さらに、大入賞口用飾りLED58と、大入
賞玉個数表示用LED59とが設けられている。大入賞
口用飾りLED58は、第2の可変入賞球装置8が第1
の状態となり開閉板56が開成状態となっているときに
点灯する。また、大入賞玉個数表示用LED59は、大
入賞口55に入賞した打玉の個数を表示するためのもの
であり、第2の可変入賞球装置8の第1の状態を終了さ
せる条件の1つである大入賞玉が10個に至ったことを
遊技者に報知するための手段である。
【0026】前述の遊技盤1の構成により、本実施例の
パチンコ遊技機では、打玉が遊技領域2に打込まれた
後、その打玉が遊技領域2の上方から下方へ流下し、そ
の過程で、第1の図柄用始動口9a,9bのいずれかを
通過すれば、第1の図柄用表示部52において図柄の変
動が開始される。通常時には、第1の図柄の中の「7」
の図柄が、当り図柄として定められている。そして、第
1の図柄用表示部52における変動が停止した時点で、
「7」の図柄が表示されている場合には、第1の可変入
賞球装置7の開閉翼片51a,51bが開成状態とな
る。開閉翼片51a,51bが開成状態となることによ
り、打玉が第1の可変入賞球装置7に入賞しやすい状態
となる。
【0027】第1の可変入賞球装置7に打玉が入賞する
と、可変表示装置6の可変表示が開始される。可変表示
装置6の可変表示が停止されたときに、その表示結果が
予め定められた特定の表示態様の組合せとなっていれ
ば、第2の可変入賞球装置8の開閉板56が開成状態と
なり、遊技者にとって有利な第1の状態となる。第2の
可変入賞球装置8が第1の状態となることにより、打玉
の入賞率が通常時と比較して大幅に高くなり、遊技者に
付与される遊技価値が大きくなる。遊技者は、本実施例
のパチンコ遊技機においてこれらの一連のパチンコ遊技
を楽しむ。
【0028】また、本実施例のパチンコ遊技機において
は、可変表示装置6の可変表示の結果が予め定められた
所定の表示状態の組合せとなった場合に、第1の可変入
賞球装置7の開閉翼片51a,51bを開成状態とする
確率を高くする高確率変動の制御を行なう。以下の説明
では、高確率変動の制御が行なわれている期間を「高確
率時」という。
【0029】すなわち、第2の図柄用表示部41におい
て停止図柄の組合せが所定の組合せとなった場合に、第
1の図柄における当り図柄の種類を増やす。こうするこ
とにより、次に第1の図柄用始動口9a,9bのいずれ
かを打玉が通過して第1の図柄用表示部52の図柄の変
動が開始されれば、その変動が開閉翼片51a,51b
を開成状態とするきっかけとなる当り図柄で停止される
確率を高くする。これにより、第1の図柄用始動口9
a,9bと、第1の図柄用表示部52と、第1の可変入
賞球装置7と、可変表示装置6と、第2の可変入賞球装
置8とを組合せて行なうパチンコ遊技が変化性に富んだ
面白味のあるものになる。
【0030】次に、本実施例によるパチンコ遊技に用い
られる制御回路について説明する。図2は、メイン制御
回路61の構成を示すブロック図であり、図3は、サブ
制御回路91の構成を示すブロック図である。本実施例
では、これらメイン制御回路61とサブ制御回路91と
により、パチンコ遊技を所定の手順で制御する。
【0031】図2を参照して、メイン制御回路61の構
成について説明する。メイン制御回路61は、制御用プ
ログラムに従ってパチンコ遊技機の各種機器を制御する
ための基本回路(以下、「メイン基本回路」という)6
2と、このメイン基本回路62からの制御指令を受けて
駆動する各種の装置用の回路63〜73とを含む。装置
用の回路としては、スイッチ回路63と、LCD回路6
4と、LED回路65と、ソレノイド回路66と、情報
出力回路67と、アドレスデコード回路68と、ランプ
回路69と、サブCPUコマンド出力回路70と、定期
リセット回路71と、初期リセット回路72と、電源回
路73とがある。
【0032】メイン基本回路62の内部には、制御用プ
ログラム等を記憶しているROM(Read Only Memory)
と、その制御用プログラムに従って制御動作を行なうた
めのCPU(Central Processing Unit )と、CPUの
ワーク用メモリとして機能するRAM(Random Access
Memory)と、I/O(Input Output)ポートと、クロッ
ク発生回路とが設けられている。なお、メイン基本回路
62の内部構成については図示を省略する。
【0033】スイッチ回路63は、第1の図柄用始動口
9a,9bを通過する打玉を検出するための第1の図柄
用始動口スイッチ75と、第1の可変入賞球装置7に入
賞した打玉を検出するための第1の可変入賞球装置用ス
イッチ76と、第2の可変入賞球装置8の大入賞口に入
賞した打玉を検出するための大入賞玉個数カウントスイ
ッチ77と、大入賞口55に入賞した打玉がその上限値
(10個)に至ったか否かを検出するための大入賞口用
上限値検出スイッチ78と、大入賞口55の内部に設け
られた特定領域57に入賞した打玉を検出するための特
定領域用スイッチ79とのそれぞれからの検出信号をメ
イン基本回路62に送信するための回路である。
【0034】LCD回路64は、メイン基本回路62か
らの制御信号に従って、可変表示装置6の第2の図柄用
表示部41の表示を制御するためのLCD表示器80を
駆動制御するための回路である。LCD回路64からL
CD表示器80に送信される信号の中には、図示したよ
うに、コマンド信号としてのCD0〜CD7と、初期化
信号であるINTとが含まれる。さらに、LCD回路6
4とLCD表示器80とを接続する信号線には、電源供
給のための+12V線と、+5V線と、3本のグランド
信号線であるGND線とがある。
【0035】LED回路65は、第2の可変入賞球装置
8の大入賞口55を装飾するための大入賞口用飾りLE
D58の点灯を制御するための回路である。
【0036】ソレノイド回路66は、開閉翼片51a,
51bを駆動するための開閉翼片用ソレノイド83と、
開閉板56を駆動するための開閉板用ソレノイド84と
に接続されている。ソレノイド回路66は、メイン基本
回路62からの指令信号に応答して、所定のタイミング
で開閉翼片用ソレノイド83と、開閉板用ソレノイド8
4とを作動させる。
【0037】情報出力回路67は、メイン基本回路62
から与えられるデータ信号に基づいて、パチンコ遊技中
に確率変動の制御が行なわれたか否かを示す確率変動情
報と、第1の図柄用記憶表示LED53および第2の図
柄用記憶表示LED45に記憶された記憶個数のうち実
際に第1の図柄用表示部52と第2の図柄用表示部41
とにおける図柄の変動の始動に使用された個数を示すた
めの有効始動情報と、第2の図柄用表示部41の可変表
示の結果大当りが発生したことを示すための大当り情報
とをホストコンピュータであるホール用管理コンピュー
タ等に対して出力するための回路である。
【0038】アドレスデコード回路68は、メイン基本
回路62から送られてきたアドレス信号を解読(デコー
ド)し、メイン基本回路62の内部に含まれるROM,
RAM,I/Oポート等のうちのいずれか1つを選択す
るための信号を出力する回路である。
【0039】ランプ回路69は、サイドランプ28a,
28bと、アタッカ用ランプ29a,29bと、風車ラ
ンプ30a,30bと、袖ランプ32a,32bと、レ
ール飾りランプ33a,33b,33c,33dとの点
灯を制御するための回路である。
【0040】サブCPUコマンド出力回路70は、後記
図3に示すサブ制御回路91の基本回路(以下、「サブ
基本回路」という)92へデータ信号を出力するための
回路である。サブCPUコマンド出力回路70からサブ
基本回路92に送られるデータ信号としては、図示した
ように、DATA0〜DATA6がある。
【0041】定期リセット回路71は、メイン基本回路
62に対し、定期的(たとえば2msecごと)にリセ
ットパルスを与え、所定のゲーム制御用プログラムを先
頭から繰返し実行させるための回路である。
【0042】初期リセット回路72は、電源投入時にメ
イン基本回路62をリセットするための回路である。こ
の初期リセット回路72から送られてきた初期リセット
パルスに応答して、メイン基本回路62は、パチンコ遊
技機を初期化する。
【0043】これらの定期リセット回路71と初期リセ
ット回路72とが発するリセット信号R_RESET
は、メイン基本回路62に送られるとともに、サブ基本
回路92へも送られる。
【0044】電源回路73は、AC24Vの交流電源に
接続されて、複数種類の直流の電圧をメイン制御回路6
1に供給するための回路である。
【0045】次に、図3を参照してサブ制御回路91の
構成について説明する。サブ制御回路91は、サブ基本
回路92と、LED回路93と、音声合成回路94と、
音量増幅回路95とを含む。
【0046】サブ基本回路92は、前記図2に示したサ
ブCPUコマンド出力回路70から出力されたデータ信
号DATA0〜6と定期リセット回路71から出力され
たリセット信号R_RESETとに応じて、LED回路
93と音声合成回路94とに、制御信号を発するための
回路である。
【0047】LED回路93は、サブ基本回路92から
の指令信号を受けて、可変表示装置用飾りLED26
a,26bと、サイド用飾りLED27a,27bと、
肩LED31a,31bと、第2の図柄用記憶表示LE
D45と、飾り図柄表示部47と、第1の図柄用表示部
52と、第1の図柄用記憶表示LED53とを点灯制御
する。
【0048】音声合成回路94は、サブ基本回路92か
ら出力された音声発生指令信号に応答して、音声データ
を生成し、その音声データを音量増幅回路95に送る。
音量増幅回路95は、与えられた音声データを所定のレ
ベルに増幅して、スピーカ(図示せず)から効果音とし
て発する。
【0049】図4は、第1の図柄用表示部52に表示さ
れる第1の図柄を説明するための説明図である。第1の
図柄用表示部52は、「0」,「1」,「3」,
「5」,「7」,「9」の6種類の図柄を順次切換えて
表示する。1つの図柄の表示時間は、0.020秒であ
り、6種類の図柄をすべて表示し終わる1周期は、0.
120秒である。
【0050】図5は、第1の図柄の停止表示を制御する
ためのランダムカウンタの内容を示す説明図である。ラ
ンダムカウンタとは、パチンコ遊技機を制御するために
用いられる乱数値を発生するための計数手段である。第
1の図柄用表示部52における図柄の変動を制御するた
めのランダムカウンタとしては、C_RND2と、C_
RND_Fとがある。C_RND2は、第1の図柄用表
示部52において停止表示される図柄を当り図柄とする
か否かを決定するためのランダムカウンタである。C_
RND2は、「3〜13」の範囲で、1ずつ加算され
る。この加算処理は、制御用プログラムによる割込処理
が1回実行されるごとに1回行なわれる。
【0051】C_RND_Fは、第1の図柄用表示部5
2における停止図柄の種類を決定するためのランダムカ
ウンタである。C_RND_Fは、「0〜5」の範囲
で、1ずつ加算される。この加算処理は、制御用プログ
ラムによる割込処理の余り時間に1回ずつ行なわれる。
【0052】図6は、第1の図柄用表示部52における
当り/はずれを決定し、その停止図柄の種類を決定する
ための手順を示すブロック図である。なお、以下の説明
では、第1の図柄用表示部52の変動表示の結果による
当りを「小当り」という。メイン基本回路62のCPU
は、前記図5に示したC_RND2の値が「7」であれ
ば、第1の図柄用表示部52における停止表示の結果小
当りが発生するように図柄の変動を制御する。このとき
停止表示される小当り図柄はC_RND_Fの値が
「4」である場合に対応する図柄であり、前述したよう
に「7」の図柄である。
【0053】一方、CPUは、C_RND2の値が
「7」以外のときは、第1の図柄用表示部52の停止表
示の結果、はずれとなるように変動表示を制御する。こ
のときの停止図柄は、C_RND_Fの値により決定さ
れる。ただし、CPUは、C_RND_Fの値が、当り
図柄である「7」に対応する「4」であれば、読出した
C_RND_Fの値に1を加算し、強制的に他の図柄を
表示するように調整する。C_RND2は、「3〜1
3」の11個の値を計数し、そのうちの1つの値である
「7」であれば小当りが発生する。したがって、第1の
図柄用表示部52において小当りが発生する確率は、1
/11である。
【0054】また、CPUは、高確率時には、C_RN
D2の値が「8」以外であれば、小当りを発生させ、
「8」のときは、はずれとする。したがって、高確率時
には、第1の図柄用表示部52において小当りが発生す
る確率が10/11となる。
【0055】図7は、第1の図柄の停止図柄を決定する
ためのC_RND_Fの値と第1の図柄の停止図柄の種
類との対応関係を示す説明図である。図示したように、
C_RND_Fの値と第1の図柄の種類とは、値の
「0」と図柄の「0」、値の「1」と図柄の「1」、値
の「2」と図柄の「3」、値の「3」と図柄の「5」、
値の「4」と図柄の「7」、値の「5」と図柄の「9」
がそれぞれ対応する。前述したように小当りの発生のき
っかけとなる図柄「7」は、C_RND_Fの値「4」
に対応している。
【0056】図8は、第1の図柄用表示部52における
時間の経過に伴う変動・停止を示すタイミングチャート
である。第1の図柄用始動口9a,9b(図1参照)を
打玉が通過し、その通過玉が第1の図柄用始動口スイッ
チ75a,75b(図2参照)に検出される。その検出
パルスの立上がりのタイミングで、メイン基本回路62
のCPUによりC_RND2が抽出され、その値がメイ
ン基本回路62(図2参照)のRAMに格納される。
【0057】そして、第1の図柄用始動口スイッチ75
a,75bの検出パルスが出力されてから0.005秒
後に、CPUは、RAMに格納しているC_RND2の
値の読出およびチェックと、C_RND_Fの抽出とを
行なう。それと同時に、CPUからの指令により第1の
図柄用表示部52における図柄の変動表示が開始され
る。
【0058】第1の図柄用表示部52における変動表示
は、通常時には28.00秒間行なわれ、高確率時には
8.00秒間行なわれる。高確率時において、変動表示
時間を短縮するのは、以下の理由による。高確率時に
は、第1の可変入賞球装置7への打玉の入賞確率が高い
ために、打玉の入賞タイミングの間隔が短くなる。した
がって、始動入賞記憶数が比較的早いテンポでカウント
アップされるので、第1の図柄の変動を長時間行なうよ
うにしていると、その間に、始動入賞記憶が上限値(4
個)に至ってしまうことがある。始動入賞記憶数が上限
値に至っている場合には、それ以上始動入賞しても、そ
の入賞は記憶されずに無効となる。このような状態のと
きには、遊技者は、打玉が無駄にならないように、打球
操作ハンドルの操作を止めること(以下、これを「止打
ち」という)が多い。遊技者が止打ちしているときに
は、パチンコ遊技機におけるパチンコ玉の消費が停止す
るので、パチンコ遊技機の稼働率が低下することにな
る。
【0059】このような不具合を防止するために、本実
施例では、第1の図柄用表示部52における変動表示時
間を短縮することより、第1の図柄用始動口9a,9b
を打玉が通過した後に、短い時間で次の回の第1の図柄
の変動表示が開始されるように構成している。これによ
り、第1の図柄用の始動記憶が、速やかに消化されるの
で、遊技者が止打ちすることが少なくなる。したがっ
て、パチンコ遊技機の稼働率の低下が防止でき、遊技場
側にとっての経営上の不都合が極力発生しないようにす
ることができる。
【0060】図9は、第1の図柄用表示部52の変動・
停止と、第1の可変入賞球装置7の開放・閉鎖との時間
経過に伴う関係を示すタイミングチャートである。第1
の図柄用表示部52における変動表示が停止された後
に、0.002秒が経過するとメイン基本回路62(図
1参照)のCPUにより停止図柄がチェックされる。C
PUは、第1の図柄用表示部52における停止図柄が小
当り図柄であれば、第1の可変入賞球装置7の開閉翼片
51a,51bを互いに離れる方向に駆動するために、
ソレノイド回路66(図2参照)へ制御指令を送る。こ
れに応答してソレノイド回路66は、開閉翼片用ソレノ
イド83(図2参照)を駆動制御して、開閉翼片51
a,51bを作動させて第1の可変入賞球装置を開放状
態とする。第1の可変入賞球装置7がCPUの制御指令
に応答して開放状態となるのは、第1の図柄用表示部5
2における変動表示が停止した後0.004秒が経過し
てからである。
【0061】第1の可変入賞球装置7の開放状態は、通
常時は0.500秒が経過した後に終了する。また、高
確率時には、2.500秒が経過した後に終了する。第
1の可変入賞球装置の開放状態が終了すれば、CPU
は、第1の図柄用始動記憶があるか否かを判定し、始動
記憶があれば、C_RND2の抽出と格納とを行なう。
そして、CPUは、第1の可変入賞球装置7の開放状態
が終了してから0.002秒後にRAMを参照し、RA
Mに格納している次の第1の図柄の変動表示を制御する
ためのC_RND2の値の読出およびチェックを行な
う。同時に、CPUは、C_RND_Fの値を抽出す
る。そして、CPUは、それらの値に基づいて、前記図
8に示した第1の図柄用表示部52の変動表示を制御
し、その変動表示が停止した後に、再び、図9に示す第
1の図柄の停止図柄のチェックとそれに基づいた第1の
可変入賞球装置7の開放・閉鎖の制御を行なう。
【0062】次に、図10〜図18を参照して可変表示
装置6の可変表示の制御について説明する。
【0063】図10は、可変表示装置6の可変表示の制
御に用いられるランダムカウンタの種類とその内容とを
示す説明図である。可変表示装置6の制御に用いられる
ランダムカウンタには、C_RND1と、C_RND_
ZU1〜ZU3と、C_RND_LINEとがある。
【0064】C_RND1は、可変表示装置6の可変表
示の結果、大当りとするか否かを決定するためのランダ
ムカウンタである。C_RND1は、「0〜219」の
範囲で1ずつ加算される。加算は、制御用プログラムに
よる割込処理において1回ずつ行なわれる。
【0065】C_RND_ZU1〜ZU3は、可変表示
装置6の第2の図柄用表示部41における左側,中央,
右側の図柄表示領域42a,42b,42cにそれぞれ
停止表示される図柄を決定するためのランダムカウンタ
である。C_RND_ZU1は、「0〜19」の範囲で
3ずつ加算される。この加算は、制御用プログラムによ
る割込処理の余り時間に1回ずつ行なわれる。C_RN
D_ZU2は、「0〜18」の範囲で1ずつ加算され
る。この加算は、C_RND_ZU1の桁上げのときに
1回ずつ行なわれる。C_RND_ZU3は、「0〜1
9」の範囲で1ずつ加算される。この加算は、C_RN
D_ZU2の桁上げのときに1回ずつ行なわれる。
【0066】C_RND_LINEは、C_RND1の
値の判定により大当りとすることが決定された場合に、
その大当りが5本の当りライン(図1参照)のうちのど
の当りラインで大当りとするかを決定するためのランダ
ムカウンタである。C_RND_LINEは、「0〜3
7」の範囲で1ずつ加算される。この加算は、C_RN
D_ZU3の桁上げのときに1回ずつ行なわれる。
【0067】図11は、第2の図柄用表示部52におけ
る大当り/はずれを決定し、第2の図柄の停止図柄の種
類を決定するための手順を示すブロック図である。C_
RND1の値が「3」のときには、可変表示装置6の可
変表示を、大当りとなる図柄の組合せで停止させること
が決定される。「3」以外のときは、はずれとすること
が決定される。大当りとすることが決定された場合は、
C_RND_LINEの値により、大当りとする図柄の
種類と当りラインの位置とを決定する。また、はずれと
することが決定された場合は、C_RND_ZU1〜Z
U3の値により、左側,中央,右側の図柄表示領域42
a,42b,42cの停止図柄の種類を決定する。な
お、はずれとする場合に、C_RND_ZU1〜ZU3
の値が、大当り図柄に対応する値と一致した場合は、C
_RND_ZU2の値に1を加算して、強制的にはずれ
図柄の組合せを成立させる。
【0068】図12は、可変表示装置6において可変表
示される第2の図柄の配列構成を示す説明図である。同
図において、星マーク以外の図柄が大当り図柄である。
これらの大当り図柄が、5本の当りライン(図1参照)
のいずれかのライン上で3つ揃った場合に大当りが発生
する。第2の図柄は、左側,中央,右側のそれぞれの図
柄表示領域42a,42b,42cによって、図柄の配
列が異なっている。
【0069】左側,右側の図柄は各々20個であり、中
央の図柄は左側,右側よりも1個少ない19個である。
前述したように第2の図柄の変動は、左側,右側,中央
の順で停止する。したがって、本実施例のように、最後
に停止する中央の図柄表示領域42bにおいて、変動さ
せる図柄数を少なくしていれば、大当り図柄で停止する
見かけ上の確率が高くなる。これにより、たとえば、リ
ーチ発生時などにおいて、中央の図柄の変動を注視して
いる遊技者が興趣を得ることができる。
【0070】図示した各図柄のうち、「盾」図柄と
「冠」図柄、および、「コイン」図柄と「王冠」図柄
は、第2の図柄用表示部41においてそれぞれが同時に
停止表示される状態が発生し得るように構成されてい
る。たとえば、「盾」図柄が5本の当りラインのうちの
上段の当りラインで3つ揃った場合は、同時に下段の当
りラインで「冠」図柄が3つ揃った状態が発生する。こ
のように、大当り図柄が、第2の図柄用表示部41おい
て2組揃った状態を、「ダブル大当り」という。
【0071】そして、本実施例のパチンコ遊技機におい
ては、可変表示装置6の可変表示の結果、「7」図柄に
よる大当りが発生した場合と「ダブル大当り」が発生し
た場合とには、前述の高確率変動の制御を行なう。すな
わち、「7」図柄による大当りと「ダブル大当り」によ
る大当りとが高確率変動のきっかけとなる「確変大当
り」である。
【0072】図13は、C_RND_LINEの値と、
その値に対応する大当り図柄の種類と、当りラインの位
置との対応関係を示す説明図である。C_RND_LI
NEの値の「00」〜「31」,「34」〜「37」に
は、図示したような大当り図柄の種類と当りラインの位
置とが対応づけられている。また、値の「32」と「3
3」には、それぞれ前述のダブル大当り図柄とダブル大
当りの当りラインの位置とが対応づけられている。たと
えば、C_RND_LINEの値が「00」であれば、
「冠」図柄を上段の当りライン上で3つ揃えて大当りを
発生させる。また、C_RND_LINEの値が「3
2」であれば、「盾」図柄を上段の、「冠」図柄を下段
の当りライン上で同時に3つ揃えてダブル大当りを発生
させる。
【0073】次に、可変表示装置6における図柄の変動
表示を制御するための具体的手順について説明する。
【0074】図14は、第2の図柄用表示部41におけ
る図柄の変動状態の種類を説明する説明図である。図柄
の変動状態には、A〜Dの4種類の変動状態がある。
【0075】変動状態Aでは、1.00秒間少しずつ変
動速度を速くして、その後、一定の速度にする。左側,
中央,右側の図柄表示領域42a,42b,42cのそ
れぞれで表示される20種類の図柄をすべて表示し終わ
る1周期の時間は、2種類用意されている。変動状態A
のうちの所定の場合に特別の変動表示を行なう変動状態
AAの場合は、図柄の変動表示における1周期が約0.
362秒である。通常時の変動状態Aの場合は、変動表
示における1周期が約0.381秒である。
【0076】変動状態Bでは、約0.633秒間徐々に
変動速度を遅くして、その後変動表示を停止し、残る時
間には停止表示したままの状態にする。
【0077】変動状態Cは、0.400秒間少しずつ変
動速度を速くした後に、ゆっくりした変動速度で表示を
制御する。この変動状態Cにおけるゆっくりとした変動
速度で表示を制御する場合には、1つの図柄の表示時間
を約0.267秒とする。
【0078】変動状態Dでは、大当りの対象となる図柄
の2図柄手前から0.384秒間、変動速度を少しずつ
遅くし、次の0.533秒間に変動速度を一定にし、そ
の後、0.384秒間に停止図柄の2図柄後まで少しず
つ加速した変動速度で表示を行なう。また、第2の図柄
用表示部41において2本の当りライン上のそれぞれ
で、あと1図柄同じ種類の図柄が揃えば大当りとなる状
態となる「ダブルリーチ」が発生しているときには、そ
の2つのリーチ図柄の間の図柄を前記大当りの対象とな
る図柄に置換えた形で前述の表示制御を行なう。変動状
態Dにおけるすべての図柄の表示が完了する1周期は、
2.233秒である。また、変動状態Dにおいて、前述
した表示制御を行なうとき以外のときには、1図柄の表
示時間が約0.067秒となるような速い速度で変動表
示を行なう。
【0079】図15〜18を参照して、可変表示装置6
における第2の図柄の変動表示の手順を説明する。な
お、各図において※マークを記した時間は高確率時の時
間である。
【0080】図15は、大当りを発生させず、また、リ
ーチも成立させないときの通常時における可変表示装置
6の可変表示の制御手順を示すタイミングチャートであ
る。第1の可変入賞球装置7に打玉が入賞し、その入賞
玉が第1の可変入賞球装置用スイッチ76(図2参照)
により検出される。その検出パルスが立上がるタイミン
グで、メイン基本回路62(図2参照)のCPUにより
C_RND1の値が抽出され、RAMに格納される。そ
して、CPUは、第1の可変入賞球装置7への打玉の始
動入賞が検出された後、0.002秒が経過した後に、
検出パルスの立下がりのタイミングで、RAMに格納さ
れているC_RND1の値の読出および判定を行なう。
同時に、CPUは、C_RND_ZU1〜ZU3の値の
抽出を行なう。CPUは、C_RND1の値によりはず
れとすることを決定し、その決定結果に基づいて可変表
示装置6の可変表示を制御する。
【0081】メイン基本回路62は、CPUの決定結果
に基づいて、LCD回路64(図2参照)に制御指令を
送り、LCD回路64は、この制御指令に基づいて可変
表示装置6のLCD表示器80(図2参照)にコマンド
信号CD0〜CD7,INTを送る。これにより、可変
表示装置6において、始動入賞があった後に、0.21
6〜0.230秒経過した後に、左側,中央,右側の図
柄表示領域42a〜42cのそれぞれで一斉に第2の図
柄の変動を開始させる。
【0082】左側の図柄表示領域42aでは、変動を開
始してから5.340秒間は変動状態Aの表示制御を行
なう。その後、0.900秒間は変動状態Bの制御を行
なう。この変動状態Bでは、初めに、C_RND_ZU
1の値により決定された停止図柄の6図柄手前の図柄が
セットされ、その後0.900秒間のうちに6図柄分の
変動表示を行ない、最終的に、予め定めた停止図柄で変
動表示が停止するように制御が行なわれる。高確率時に
は、変動状態Aの時間は、2.840秒とする。これ
は、前述の第1の図柄の変動時間を短縮したのと同じ理
由で、この可変表示装置6における高確率時の第2の図
柄の変動時間を短縮して、第2の図柄の始動記憶が速や
かに消化されるようにするためである。
【0083】右側の図柄表示領域42cでは、変動が開
始されてから6.240秒間にて変動状態Aで変動表示
が制御され、その後、0.900秒間にて変動状態Bで
変動表示が制御される。変動状態Bにおける表示の制御
は、前述の左側の図柄表示領域42aと同様に、予め定
めた停止図柄の6図柄手前の図柄をセットした後、0.
900秒間でその6図柄を変動させ、最終的に、決定し
た停止図柄で変動表示を停止制御する。また、高確率時
には、左側と同様に変動状態Aの時間を3.740秒に
短縮する。
【0084】中央の図柄表示領域42bでは、変動表示
を開始してから7.140秒間変動状態Aで表示制御
し、その後、0.650秒変動状態Bで変動表示を制御
する。変動状態Bにおける表示制御は、予め定めた停止
図柄の6図柄手前の図柄をセットした後、0.650秒
間でその6図柄を変動表示し、最終的に、決定した停止
図柄で変動表示を停止させる。また、高確率時には、左
側,右側と同様に変動状態Aの時間を4.640秒に短
縮する。
【0085】図16は、可変表示装置6の可変表示中に
リーチを発生させるときの表示制御の手順を示すタイミ
ングチャートである。なお、同図に示す制御手順は、リ
ーチが成立し、その後中央の図柄表示領域42bにおい
て大当り図柄および大当り図柄の前後1図柄および大当
り図柄の前後2図柄以外を停止図柄とする場合の制御手
順である。第2の図柄を可変表示するための始動入賞が
あってから第2の図柄の可変表示が開始されるまでの手
順は、前記図15に示した内容と同等であるので、説明
を省略する。
【0086】左側の図柄表示領域42aでは、変動表示
が開始されてから5.340秒間変動状態Aで表示が制
御され、その後、1.00秒間変動状態Bで表示が制御
される。変動状態Bでは、予め定めた停止図柄の6図柄
手前の図柄をセットした後、1.00秒間でその6図柄
を変動表示し、最終的に、決定した停止図柄で表示を停
止させる。また、高確率時には、変動状態Aの時間を
2.840秒とする。
【0087】右側の図柄表示領域42cでは、変動表示
が開始されてから6.340秒間変動状態Aで表示を制
御し、その後、0.650秒間変動状態Bで表示を制御
する。変動状態Bでは、0.650秒間で6図柄分の変
動表示を行なった後、最終的に、予め定めた停止図柄で
変動表示を停止させる。また、高確率時には、前述と同
様に変動状態Aの時間を3.840秒に短縮する。
【0088】中央の図柄表示領域42bにおける変動表
示の制御手順には、通常時と短縮時との2通りがある。
通常時には、変動表示が開始されてから6.990秒間
変動状態Aで表示を制御した後、6.300〜11.1
00秒間変動状態Cで表示が制御される。この変動状態
Cでは、前記図12に示した図柄ポジション「00」の
図柄をセットした後、C_RND_ZU2によって決定
された停止図柄で表示を停止させるために、6.300
〜11.100秒間で21〜39個の図柄を変動表示さ
せる。
【0089】一方、高確率時においては、変動表示を短
縮時間で制御する。すなわち、高確率時には、変動表示
が開始されてから4.490秒間にて変動状態Aで表示
を制御した後、0.650秒間にて変動状態Bで表示を
制御する。変動状態Bでは、前述したように6図柄分の
変動表示を制御し、最終的に予め定めた停止図柄で変動
を停止させる。
【0090】前述の変動状態Cは、リーチを成立させた
ときに行なわれる特有の表示制御であり、中央の図柄表
示領域42bにおいて比較的長い時間変動表示を行なっ
て遊技者の期待感を煽るようにしている。しかしなが
ら、前述したように高確率時には、速やかに変動表示を
終了させる必要がある。そこで、本実施例では、高確率
時に変動状態Cの表示制御を行なわず、その代わりに、
変動状態Bで時間を短縮させて表示を制御するようにし
ている。
【0091】図17は、前記図16に示したと同様にリ
ーチを成立させるときの変動表示の制御手順を示すタイ
ミングチャートである。この図17に示した制御は、リ
ーチを成立させた後、中央の図柄表示領域42bにおい
て大当り図柄の前後1図柄または前後2図柄を停止図柄
とするときの制御手順である。始動入賞が検出されてか
ら変動表示が開始されるまでの制御手順は前記図15に
示した内容と同様であるので説明を省略する。また、左
側と右側との図柄表示領域42a,42cにおける制御
手順も前記図16に示した内容と同様であるので説明を
省略する。
【0092】中央の図柄表示領域42bでは、大当り図
柄の2図柄前後で停止制御するときと、大当り図柄の1
図柄前後で停止制御するときとで制御手順の内容が異な
る。
【0093】2図柄前後で停止させるときは、変動表示
が開始されてから6.990秒間変動状態Aで表示を制
御した後、10.540秒間変動状態Cで表示を制御
し、その後、13.140〜15.650秒間変動状態
Dで表示を制御する。変動状態Cでは、前記図12に示
した図柄ポジション「00」の図柄をセットした後、1
0.540秒間で39個の図柄を変動表示させる。ま
た、変動状態Dでは、13.140〜15.650秒間
で19〜23個の図柄の変動表示を行ない、最終的に予
め定めた停止図柄で変動を停止させる。
【0094】一方、1図柄前後で停止させるときは、変
動状態Dの時間を15.650〜17.840秒とし、
この間に39〜41個の図柄の変動表示を行なう。な
お、前述と同様に、変動状態Aの時間は、高確率時に
は、4.490秒に短縮する。
【0095】図18は、リーチを成立させた後、最終的
に大当りとするときの変動表示の制御手順を示すタイミ
ングチャートである。始動入賞を検出してから右側の図
柄表示領域42cの変動表示を停止させるまでの制御手
順は前記図17に示した内容と同様であるので、説明を
省略する。
【0096】大当りを発生させる場合には、中央の図柄
表示領域42bにおいて、6.990秒間にて変動状態
Aで表示を制御した後、10.540秒間にて変動状態
Cで表示を制御し、39図柄分の変動表示を行なう。そ
の後、18.370〜19.550秒間にて変動状態D
で表示を制御し、60〜76図柄分の変動表示を行なっ
た後、最終的に予め定めた大当り図柄で変動を停止させ
る。
【0097】前述したように、本実施例によるパチンコ
遊技機では、大当りおよびリーチを発生させない通常時
と、大当り図柄の前後1図柄および前後2図柄以外で停
止制御する場合のリーチ時と、大当り図柄の前後1図柄
または前後2図柄で停止制御するときのリーチ時と、最
終的に大当り図柄で停止制御する大当り発生時とのそれ
ぞれにおいて、可変表示装置6の可変表示の態様を異な
らせている。したがって、遊技者は、以上の4種類の状
態に応じた可変表示の変化を楽しみつつ遊技を行なうこ
とができる。
【0098】図19は、可変表示装置6の可変表示の結
果、第1の可変入賞球装置7を開放状態とするか否かを
決定する第1の図柄用表示部52の変動表示において、
小当りを発生させる確率を向上させるか否かを決定する
手順を示すタイミングチャート図である。なお、図示に
おいて可変表示装置6を「条件装置」として示す。条件
装置における可変表示が停止状態から作動状態に切換え
られ、その作動状態が停止した後の表示結果が「7」の
図柄または「ダブル大当り」の図柄で停止制御されてい
れば、第1の図柄用表示部52において小当りとする確
率を通常レベルから高確率レベルへと切換える。なお、
「7」および「ダブル大当り」の図柄により大当りが発
生するのは、31通りの組合せである。
【0099】図20は、第2の可変入賞球装置8の開放
・閉鎖の制御手順を示すタイミングチャートである。可
変表示装置6において第2の図柄の変動表示が停止され
た後0.450秒が経過した後に、メイン基本回路62
(図2参照)のCPUが、第2の図柄の停止図柄の組合
せをチェックする。CPUは、停止図柄の組合せが大当
りとなる組合せとなっている場合には、それから16.
800秒が経過した後に、ソレノイド回路66(図2参
照)に制御指令を送る。その制御指令に基づいて、ソレ
ノイド回路66が開閉板用ソレノイド84を作動させ、
第2の可変入賞球装置8を遊技者にとって有利となる第
1の状態にする。第2の可変入賞球装置8が遊技者にと
って有利な第1の状態となっている時間は29.500
秒間である。
【0100】また、第1の状態が終了した後、2.00
0秒間は、特定領域用スイッチ79(図2参照)からの
検出パルスを受付けることが可能な有効時間として定め
ている。したがって、第2の可変入賞球装置8が第1の
状態となってから、31.500秒間の間に特定領域5
7に打玉が入賞すれば、引続いて、大当りが継続制御さ
れ、第2の可変入賞球装置8が遊技者にとって有利な第
1の状態になる。この繰返継続制御は、最大16回繰返
される。
【0101】図21は、第2の可変入賞球装置8の第1
の状態の終了と可変表示装置6における可変表示の開始
との時間的関係を示すタイミングチャートである。第2
の可変入賞球装置8の第1の状態が終了して後、第2の
図柄用の始動入賞記憶があった場合は、14.002秒
が経過した後に、メイン基本回路62のCPUがRAM
に格納されているC_RND1の値の読出および判定を
行なう。そして、その後0.216または0.230秒
が経過した後に、再び、可変表示装置6が可変表示を開
始するようにメイン基本回路62からLCD回路64へ
制御指令が送られる。
【0102】次に、図22〜24を参照して、可変表示
装置6に備えられた飾り図柄表示部47における表示制
御について説明する。
【0103】図22は、飾り図柄表示部47の表示制御
に用いられるランダムカウンタC_RND_KAZAR
Iの内容を示す説明図である。C_RND_KAZAR
Iの値により、飾り図柄表示部47における停止図柄が
決定される。C_RND_KAZARIは、「0〜9」
の範囲で1ずつ加算される。加算のタイミングは、制御
用プログラムによる割込処理の余り時間に1回ずつ行な
われる。
【0104】図23は、C_RND_KAZARIの値
と飾り図柄の種類との対応関係を示す説明図である。C
_RND_KAZARIの値と図柄の種類とは、値の
「0〜9」と図柄の種類の「0〜9」とがそれぞれ対応
づけられている。
【0105】図24は、飾り図柄表示部47における変
動・停止の制御手順を示すフローチャートである。飾り
図柄の変動表示は、第2の図柄用始動入賞が検出されて
から0.216〜0.230秒が経過した後に第2の図
柄の可変表示が開始され、その可変表示が停止制御され
た後に0.450秒が経過してから変動表示が開始され
る。変動表示が開始されると同時にメイン基本回路62
のCPUが、C_RND_KAZARIの値を抽出す
る。そして、11.00秒間飾り図柄表示部47におい
て図柄を変動表示した後、続く0〜0.450秒間で0
〜9図柄分の変動表示を行なった後、最終的にC_RN
D_KAZARIの値により定められた停止図柄で表示
を停止させる。
【0106】図25および図26は、本実施例のパチン
コ遊技機の動作状態と各種のランプ類およびLED類の
点灯制御との対応関係を示す説明図である。図示したよ
うに、アタッカ用ランプ29a,29b等の遊技効果ラ
ンプは、大当り発生時に点滅制御される。また、レール
飾りランプ33a,33bは、リーチ成立時と大当り発
生時における第2の可変入賞球装置8の開放前と開放中
と繰返継続制御による次回の開放までの間と第2の可変
入賞球装置8の開放後において点滅制御され、特定領域
57への打玉の入賞時には、複数のランプを次々と点灯
させる点灯移動制御が行なわれる。
【0107】図示において※印1は、高確率時のみに行
なわれる制御であり、ONの512msecとOFFの
512msecとを繰返す点滅制御を示す。同様に、風
車ランプ30a,30bと、袖ランプ32a,32b
と、サイドランプ28a,28bとについての点灯、点
滅または点灯移動制御は、図示した通りである。なお、
パチンコ遊技中において異常が発生した場合には、風車
ランプ30a,30bと袖ランプ32a,32bとが点
灯され、異常が発生したことを遊技者ならびに遊技場側
の管理担当者に報知する。
【0108】図26には、第1の図柄用記憶表示LED
53と、可変表示装置用飾りLED26a,26bと、
サイド用飾りLED27a,27bと、肩LED31
a,31bとの点灯または点滅または点灯移動制御が示
されている。同図において飾りLED_Aは、可変表示
装置用飾りLED26a,26bを示し、飾りLED_
Bは、サイド用飾りLED27a,27bを示し、飾り
LED_Cは、アタッカ用飾りLED29a,29bを
示す。
【0109】たとえば、飾りLED_Aである可変表示
装置用飾りLED26a,26bは、第2の図柄用の始
動入賞があった場合と第2の図柄の左側,中央,右側の
それぞれが停止制御されるときと、大当りが発生し繰返
継続制御により次回の第1の状態が発生するまでの間と
において点滅制御される。そして、可変表示装置用飾り
LED26a,26bは、リーチが成立した場合と第2
の可変入賞球装置8が開放される直前と開放中と特定領
域に打玉が入賞したときとにおいて点灯移動制御され
る。
【0110】図27は、LCD表示器80(図2参照)
の構成を示す分解斜視図である。同図において、LCD
表示器80は、LCD本体121と、前部ケース123
と、アナログ基板125と、ディジタル基板127と、
後部ケース129とを含む。アナログ基板125は、そ
の表側に、インバータ基板140が装着される。
【0111】LCD本体121は、液晶を駆動すること
により画像を形成する液晶表示部141と、この液晶表
示部141を支持するためのフレーム142と、液晶表
示部141を裏側から照明するための蛍光管131とを
含む。LCD本体121は、前部ケース123内に収納
される。前部ケース123は、位置決め用のストッパ1
35と、係止爪137とを有する。前部ケース123側
のストッパ135とLCD本体121側の被位置決め用
のストッパ133とを係合させ、さらに、係止爪137
によりフレーム142を係止することにより、LCD本
体121が前部ケース123内で固着される。
【0112】前部ケース123の裏側には、アナログ基
板125と、ディジタル基板127とが装着される。そ
して、これらアナログ基板125とディジタル基板12
7とを保護するために後部ケース129が前部ケース1
23の裏側に装着される。
【0113】LCD本体121とインバータ基板140
とは、インバータ基板140のコネクタ142から引き
出されている赤色のジャック141aと白色のジャック
143aとを、それぞれLCD本体121側の赤色のコ
ネクタ141bと143bとに係合させることにより接
続される。さらに、アナログ基板125に設けられたフ
ァーネス145が、LCD本体121の裏側に設けられ
たコネクタ151に接続される。アナログ基板125
と、ディジタル基板127とは、コネクタ147aとコ
ネクタ147bとを介して接続される。
【0114】図示したように、ディジタル基板127に
は、VDP112が装着されている。また、コネクタ1
51は、LCD表示器80の外部との送受信を行なうた
めのコネクタである。コネクタ151は、LCD回路6
4(図2参照)と接続されている。
【0115】図27に示したように本実施例のパチンコ
遊技機では、アナログ基板125とディジタル基板12
7とを別々の異なる基板として設けている。両者を同一
の基板上に設けると、アナログ信号処理系とディジタル
信号処理系との間で、相互に影響し合うことがある。こ
のような場合には、アナログ信号処理系とディジタル信
号処理系とのいずれか一方、または、両者における信号
処理の過程で、ノイズ等が発生することがある。信号の
中にノイズが含まれると、LCD本体121の正常な駆
動制御が行なえなかったり、画像データ信号の劣化によ
り表示画面が乱れてしまったりすることがある。
【0116】そこで、本実施例では、アナログ信号処理
系とディジタル信号処理系とをそれぞれアナログ基板1
25とディジタル基板127との上に別々に形成し、互
いに影響し合うことを極力防止するように構成してい
る。
【0117】なお、アナログ基板125とディジタル基
板127とは、その一方のみを位置決めするためのビス
等を介してアース(電気的接地)する。これにより、両
者が影響し合う度合いをさらに低減させることが可能と
なる。
【0118】また、アナログ基板125とディジタル基
板127とを別々の基板として設けたことにより、たと
えば、図示したように両者を前後方向に互いに平行な状
態で並設することができ、後部ケース129のようなコ
ンパクトな収納体の中に収めることが可能となる。
【0119】また、本実施例では、アナログ基板125
とディジタル基板127とを装着する前部ケース123
と、両者を保護する後部ケース129とをノイズの伝搬
を防止することが可能なカーボンを含有した部材によっ
て構成している。これにより、前部ケース123または
後部ケース129の壁面をノイズが伝搬して、一方の基
板からもう一方の基板へとノイズが伝わることをも防止
するようにしている。
【0120】図28は、ディジタル基板127の構成を
示す平面図である。同図において、(a)はディジタル
基板127の裏面の構成を示し、(b)は同表(おも
て)面の構成を示す。ディジタル基板127の裏面に
は、画像データを生成するためのVDP112と、アナ
ログ基板との信号の送受信を行なうためのコネクタ14
7bとが設けられている。また、ディジタル基板127
の表面には、ディジタル信号処理系を制御するためのC
PU111と、VDP112が生成する画像データの基
となるキャラクタデータを格納したキャラクタROM1
15と、VDP112が生成した画像データを格納する
ためのVRAM114とが設けられている。表面に設け
られたコネクタ151は、LCD回路64からのコマン
ド信号や電源供給を受けるためのコネクタである。
【0121】図29は、アナログ基板125の構成を示
す平面図である。同図において、(a)はアナログ基板
125の裏面の構成を示し、(b)は同表面の構成を示
す。前述したようにアナログ基板125の裏面には、イ
ンバータ基板140が装着されている。インバータ基板
140は、インバータ139を含む。インバータ基板1
40のコネクタ142はLCD本体121と接続するた
めのコネクタである。さらに、アナログ基板125の裏
面にはファーネス145が設けられている。アナログ基
板125の表面には、LCDドライバ116と、LCD
本体121を駆動制御するための水平同期信号,垂直同
期信号,コントラスト制御信号を発生させるための信号
発生回路161a〜161cと、ディジタル基板127
のコネクタ147b(図28参照)と接続するためのコ
ネクタ147aとが設けられている。
【0122】図30は、LCD表示器80の構成を示す
ブロック図である。LCD表示器80は、LCDコント
ロール回路101と、LCD表示部121とを含む。L
CDコントロール回路101は、CPU111と、VD
P(Video Display Processor )112と、制御ROM
113と、VRAM114と、キャラクタROM115
と、LCDドライバ116とを含む。
【0123】CPU111は、LCD回路64からのコ
マンド信号HD00〜HD11を受信し、受信したコマ
ンドに応答して表示部40に表示する画像データを生成
するようにLCDコントロール回路101の全体を制御
する。CPU111は、VDP112と制御ROM11
3とに、アドレス信号とデータ信号と制御信号とを送り
VDP112と制御ROM113との間で、データ信号
の送受信を行なう。
【0124】制御ROM113は、CPU111の動作
を制御するための制御用プログラムを予め記憶してお
り、CPU111から送信されてきたアドレス信号と制
御信号とに応答して、該当する制御用プログラムをデー
タ信号としてCPU111に返信する。
【0125】VDP112は、CPU111からの指令
信号に応答して、画像データを生成する。VDP112
は、VRAM114にVRAMアドレス信号とVRAM
データ信号とVRAM制御信号とを送信し、VRAM1
14からはVDP112へVRAMデータ信号が返信さ
れる。VDP112は、キャラクタROM115へキャ
ラクタROMアドレス信号とキャラクタROMデータ信
号とキャラクタROM制御信号とを送信し、キャラクタ
ROM115からVDP112へはキャラクタROMデ
ータ信号が返信される。
【0126】キャラクタROM115は、第2の図柄用
表示部40に表示される画面を構成するための画像のキ
ャラクタデータを予め記憶している。VRAM114
は、VDP112が生成した画面データを一時的に記憶
する。VDP112は、キャラクタROM115に記憶
されているキャラクタデータを読出し、読出したデータ
を組合せて画面のデータを生成し、VRAM114に格
納する。VRAM114に記憶された画面データは、所
定のタイミングでVDP112により読出され、VDP
112からRGB信号としてLCDドライバ116へ送
信される。LCDドライバ116は、送信されてきたR
GB信号に基づいてLCD表示部121を駆動する。
【0127】図示において、LCD回路64からLCD
コントロール回路101への入力に1〜20の番号が付
けられている。入力1は、+12.0Vのバックライト
用電源である。入力2は、+12.0Vのロジック用電
源である。入力3は、+13.0Vの液晶用電源であ
る。入力4〜入力14(HD00〜HD10)は、受信
コマンドデータの0〜10番目のビットである。これら
入力4〜入力14は、前記図2にて示したCD0〜CD
10に対応する入力である。入力15(HD11)は、
受信コマンドデータのストローブである。この入力15
は、前記図5に示したINTに対応する。入力16は、
−8.0Vの液晶用電源である。入力17は、−20.
0Vの液晶用電源である。入力18〜入力20は、GN
D入力であり、入力18はバックライト用の電源として
用いられ、入力19,20はコモンとして用いられる。
【0128】図示においてLCDコントロール回路10
1からLCD表示部121への出力に1〜16の番号が
付けられている。出力1(/HSY)は、水平同期信号
である。出力2(FRP)は、ビデオ信号である。この
ビデオ信号には極性が反転されたものが含まれる。
【0129】出力3(SYN)は複合同期信号である。
出力4(VGH)は、+13.0Vの液晶用電源であ
る。出力5(VSL)は、−20.0Vの液晶用電源で
ある。出力6(VB)は、青色(B)のビデオ信号であ
る。出力7(VR)は赤色(R)のビデオ信号である。
出力8(VG)は緑色(G)のビデオ信号である。出力
9(GND)は、コモンである。出力10(VSH)
は、+5.0Vの液晶用電源である。出力11(VS
L)は、−8.0Vの液晶用電源である。出力12(V
CDC)は、共通電極駆動信号のDCバイアスである。
出力13(N/P)は、NTSC/PAL切換端子であ
る。出力14〜出力16(VSY,TST,TST)
は、オープンに設定されている。
【0130】前記ディジタル基板127上に設けられ
た、CPU111とVDP112とVRAM114とキ
ャラクタROM115とにより、可変表示装置の制御に
用いられるディジタル信号を処理するためのディジタル
信号処理系が構成されている。前記アナログ基板125
上に設けられたインバータ139とLCDドライバ11
6と信号発生回路161a〜161cとにより、可変表
示装置の制御に用いられるアナログ信号を処理するため
のアナログ信号処理系が構成されている。また、前記ア
ナログ基板125とディジタル基板127とを別々の基
板上に設けたことが、ディジタル信号処理系とアナログ
信号処理系とを別々の基板上に設けたことに対応する。
【0131】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は前述した構成に限られるものではなく様々な変形が考
えられる。例えば、本実施例では、画像を表示するため
の表示器としてLCD表示器80を用いた構成を例示し
たが、表示器がアナログ信号処理系とディジタル信号処
理系との2種類の信号処理系により駆動制御されるもの
であれば、他の種類の表示器たとえばCRT表示器など
を用いる場合であっても同様に本発明を適用することは
可能である。
【0132】また、本実施例では、図27に示したよう
にアナログ基板125とディジタル基板127とをLC
D本体121を収納する前部ケース123の裏側に取付
けたが、他の箇所に取付けてもよい。例えば、CRT表
示器を用いる場合には、CRT本体の前後方向のサイズ
がLCD本体121よりも大きいので、基板125,1
27の両方またはいずれか一方もしくはいずれか一方ず
つをCRT本体の収納用ケースの上,下,左,右のいず
れかの側に取付けるようにしてもよい。
【0133】さらには、本実施例のようにアナログ基板
125とディジタル基板127とLCD本体121とを
遊技機本体に一体的に脱着するような構成ではなく、基
板125と基板127の両方またはいずれか一方を他の
箇所に配設してもよい。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィジタル信号処理系とアナログ信号処理系とを別々の基
板上に設けているので、両者間のノイズの影響を極力低
減させることができる。これにより、可変表示装置が有
する画像表示機能を極力正常に動作させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機の一実施例によるパチンコ遊技
機の遊技盤面の構成を示す正面図である。
【図2】同パチンコ遊技機に用いられるメイン制御回路
の構成を示すブロック図である。
【図3】同パチンコ遊技機に用いられるサブ制御回路の
構成を示すブロック図である。
【図4】第1の図柄の内容を示す説明図である。
【図5】第1の図柄の表示を制御するためのランダムカ
ウンタの内容を示す説明図である。
【図6】第1の図柄による小当り/はずれを決定し、停
止図柄の種類を決定するための手順を示すブロック図で
ある。
【図7】第1の図柄用ランダムカウンタと第1の図柄の
停止図柄の種類との対応関係を示す説明図である。
【図8】第1の図柄の変動表示の制御手順を示すタイミ
ングチャートである。
【図9】第1の図柄の変動表示と第1の可変入賞球装置
の開放制御との関係を示すタイミングチャートである。
【図10】可変表示装置における第2の図柄の表示制御
に用いられるランダムカウンタの内容を示す説明図であ
る。
【図11】第2の図柄用ランダムカウンタにより大当り
/はずれを決定し、停止図柄を決定する手順を示すブロ
ック図である。
【図12】第2の図柄の一覧を示す説明図である。
【図13】第2の図柄の当りラインを決定するランダム
カウンタの値と、当り図柄の種類と、当りラインの位置
との対応関係を示す説明図である。
【図14】第2の図柄の変動表示における変動状態の種
類とその内容とを示す説明図である。
【図15】第2の図柄の通常時における変動表示の制御
手順を示すタイミングチャートである。
【図16】第2の図柄のリーチ発生時における制御手順
を示すタイミングチャートである。
【図17】第2の図柄のリーチ発生時における制御手順
を示すタイミングチャートである。
【図18】第2の図柄の大当り発生時の制御手順を示す
タイミングチャートである。
【図19】第2の図柄の表示結果と第1の図柄の変動表
示後の小当り発生との対応関係を示すタイミングチャー
トである。
【図20】第2の可変入賞球装置の開放状態の制御手順
を示すタイミングチャートである。
【図21】第2の可変入賞球装置の開放状態と第2の図
柄の変動表示との対応関係を示すタイミングチャートで
ある。
【図22】飾り図柄用ランダムカウンタの内容を示す説
明図である。
【図23】飾り図柄用ランダムカウンタの値と飾り図柄
の種類との対応関係を示す説明図である。
【図24】飾り図柄の変動表示の制御手順を示すタイミ
ングチャートである。
【図25】パチンコ遊技機の動作状態とランプ類の点灯
制御との対応関係を示す説明図である。
【図26】パチンコ遊技機の動作状態とLEDの点灯制
御との対応関係を示す説明図である。
【図27】LCD表示器80の構成を示す分解斜視図で
ある。
【図28】ディジタル基板127の構成を示す平面図で
ある。
【図29】アナログ基板125の構成を示す平面図であ
る。
【図30】LCD表示器80の機能構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1は遊技盤、2は遊技領域、3は誘導レール、4は逆流
防止部材、6は可変表示装置、7は第1の可変入賞球装
置、8は第2の可変入賞球装置、9a,9bは第1の図
柄用始動口、10a,10bは普通入賞口(袖部)、1
1a,11bは普通入賞口(落とし)、12はアウト
口、13a,13bは風車飾り、14a,14bは風車
飾り、26a,26bは可変表示装置用飾りLED、2
7a,27bはサイド用飾りLED、28a,28bは
サイドランプ、29a,29bはアタッカ用飾りLE
D、30a,30bは風車ランプ、31a,31bは肩
LED、32a,32bは袖ランプ、33a,33bは
レール飾りランプ、41は第2の図柄用表示部、42
a,42b,42cは左側,中央,右側の図柄表示領
域、43は通過入口、44は通過出口、45は第2の図
柄用記録表示LED、47は飾り図柄表示部、50は第
2の図柄用入賞口、51a,51bは開閉翼片、52は
第1の図柄用表示部、53は第1の図柄用記録表示LE
D、55は大入賞口、56は開閉板、57は特定領域、
58は大入賞口用飾りLED、59は大入賞玉個数表示
用LED、61はメイン制御回路、62はメイン基本回
路、63はスイッチ回路、64はLCD回路、65はL
ED回路、66はソレノイド回路、67は情報出力回
路、68はアドレスデコード回路、69はランプ回路、
70はサブCPUコマンド出力回路、71は定期リセッ
ト回路、72は初期リセット回路、73は電源回路、8
0はLCD表示器、83は開閉翼片用ソレノイド、84
は開閉板用ソレノイド、91はサブ制御回路、92はサ
ブ基本回路、93はLED回路、94は音声合成回路、
95は音量増幅回路、101はLCDコントロール回
路、111はCPU、112はVDP、113は制御R
OM、114はVRAM、115はキャラクタROM、
116はLCDドライバ、121はLCD本体、125
はアナログ基板、127はディジタル基板、139はイ
ンバータ、161a,161b,161cは信号発生回
路、C_RND1は大当り決定用ランダムカウンタ、C
_RND_ZU1〜ZU3は第2の図柄用ランダムカウ
ンタ、C_RND_LINEは当りライン決定用ランダ
ムカウンタである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示するための画像表示部を含
    み、該画像表示部の表示状態が変化する可変表示装置を
    有し、前記画像表示部の表示結果が予め定められた特定
    の表示態様となった場合に、所定の遊技価値が付与可能
    となる遊技機であって、 前記可変表示装置の制御に用いられるディジタル信号を
    処理するためのディジタル信号処理系と、 前記可変表示装置の制御に用いられるアナログ信号を処
    理するためのアナログ信号処理系とを含み、 前記ディジタル信号処理系と前記アナログ信号処理系と
    を別々の基板上に設けたことを特徴とする、遊技機。
JP5336935A 1993-12-28 1993-12-28 遊技機 Pending JPH07185083A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001058033A (ja) * 1999-08-20 2001-03-06 Maruhon:Kk 遊技機用制御基板取付構造
JP2003038713A (ja) * 2001-07-27 2003-02-12 Sankyo Kk スロットマシン

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