JPH07185403A - 液剤噴射ノズル - Google Patents
液剤噴射ノズルInfo
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- JPH07185403A JPH07185403A JP34874093A JP34874093A JPH07185403A JP H07185403 A JPH07185403 A JP H07185403A JP 34874093 A JP34874093 A JP 34874093A JP 34874093 A JP34874093 A JP 34874093A JP H07185403 A JPH07185403 A JP H07185403A
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- JP
- Japan
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- nozzle
- liquid agent
- pressure
- injection
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 噴射口が詰まり難くなるように改良された液
剤噴射ノズルを提供する。 【構成】 加圧用噴射剤と共に容器内に封入された液剤
を噴射するべく、容器に設けられた押し下げると開くバ
ルブ付きの吐出口に取り付けられる液剤噴射ノズルの構
成、当該噴射ノズルに設けられる噴射口に、前記液剤の
噴射圧が加わると前記噴射口を開く方向へ変位し、噴射
圧が消失すると前記噴射口を閉じる方向へ変位する弁手
段を設けたものとする。
剤噴射ノズルを提供する。 【構成】 加圧用噴射剤と共に容器内に封入された液剤
を噴射するべく、容器に設けられた押し下げると開くバ
ルブ付きの吐出口に取り付けられる液剤噴射ノズルの構
成、当該噴射ノズルに設けられる噴射口に、前記液剤の
噴射圧が加わると前記噴射口を開く方向へ変位し、噴射
圧が消失すると前記噴射口を閉じる方向へ変位する弁手
段を設けたものとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内に加圧封入され
た塗料や整髪料などの液剤を噴射するノズルに関するも
のである。
た塗料や整髪料などの液剤を噴射するノズルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】塗料、整髪料、その他の液剤を加圧用噴
射剤と共に缶内に封入し、噴射剤がもたらす圧力を利用
して缶内の液剤を噴射ノズルから噴射するようにしたス
プレー缶が普及している。
射剤と共に缶内に封入し、噴射剤がもたらす圧力を利用
して缶内の液剤を噴射ノズルから噴射するようにしたス
プレー缶が普及している。
【0003】ところで、塗料や整髪料は、一般に固化す
る成分を含有しているため、液剤が噴射口に残留する
と、溶剤が揮発して固化した成分が噴射口に詰まるおそ
れがある。
る成分を含有しているため、液剤が噴射口に残留する
と、溶剤が揮発して固化した成分が噴射口に詰まるおそ
れがある。
【0004】一方、噴射圧を発生させるための噴射剤と
して、従来、フロンやLPGなどの液化ガスが用いられ
ていたが、近年、環境汚染防止の見地から、無害な噴射
剤に代替しようとする機運が高まりつつある。
して、従来、フロンやLPGなどの液化ガスが用いられ
ていたが、近年、環境汚染防止の見地から、無害な噴射
剤に代替しようとする機運が高まりつつある。
【0005】さて、無害な噴射剤としては、空気或いは
窒素を利用することが理想的であるが、これらは、通常
のスプレー缶に液化封入することは実質的に不可能なた
め、圧縮して封入せざるを得ない。
窒素を利用することが理想的であるが、これらは、通常
のスプレー缶に液化封入することは実質的に不可能なた
め、圧縮して封入せざるを得ない。
【0006】しかしながら、圧縮空気による加圧は、フ
ロンやLPGなどのような液化ガスが発生する比較的安
定した蒸発圧とは異なり、缶内の液剤を消費するに従っ
て残圧が低下するため、噴射液剤の微粒化のみを考慮し
た従来のノズル形式であると、使用時間の経過と共に噴
射量が減少するといった不都合を伴う。また、よしんば
無害な液化ガスが開発されたとしても、現行のノズルの
場合、気温の変化による蒸発圧変化には対応し得ないた
め、特に低温下に於ける安定噴霧を確保することが困難
である。
ロンやLPGなどのような液化ガスが発生する比較的安
定した蒸発圧とは異なり、缶内の液剤を消費するに従っ
て残圧が低下するため、噴射液剤の微粒化のみを考慮し
た従来のノズル形式であると、使用時間の経過と共に噴
射量が減少するといった不都合を伴う。また、よしんば
無害な液化ガスが開発されたとしても、現行のノズルの
場合、気温の変化による蒸発圧変化には対応し得ないた
め、特に低温下に於ける安定噴霧を確保することが困難
である。
【0007】このような不都合に対処するために、噴射
圧を所定値にバランスさせる減圧弁をノズルに組み込ん
だ構成が、特表平5−500128号公報に提案されて
いる。
圧を所定値にバランスさせる減圧弁をノズルに組み込ん
だ構成が、特表平5−500128号公報に提案されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ノズルに減
圧弁を組み込むことによって圧縮空気による加圧噴射に
対応可能なように構成されたスプレー缶は、容器容量と
噴射時間との関係から噴射圧をあまり高く設定できない
ため、噴射を停止した際に液材が噴射口に残留し易くな
り、噴射口が詰まる傾向がより一層高まることが考えら
れる。
圧弁を組み込むことによって圧縮空気による加圧噴射に
対応可能なように構成されたスプレー缶は、容器容量と
噴射時間との関係から噴射圧をあまり高く設定できない
ため、噴射を停止した際に液材が噴射口に残留し易くな
り、噴射口が詰まる傾向がより一層高まることが考えら
れる。
【0009】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、噴
射口が詰まり難くなるように改良された液剤噴射ノズル
を提供することにある。
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、噴
射口が詰まり難くなるように改良された液剤噴射ノズル
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、加圧用噴射剤と共に容器内に封入された液
剤を噴射するべく、容器に設けられた押し下げると開く
バルブ付きの吐出口に取り付けられる液剤噴射ノズルの
構成、当該噴射ノズルに設けられる噴射口に、前記液剤
の噴射圧が加わると前記噴射口を開く方向へ変位し、噴
射圧が消失すると前記噴射口を閉じる方向へ変位する弁
手段を設けたものとすることによって達成される。
明によれば、加圧用噴射剤と共に容器内に封入された液
剤を噴射するべく、容器に設けられた押し下げると開く
バルブ付きの吐出口に取り付けられる液剤噴射ノズルの
構成、当該噴射ノズルに設けられる噴射口に、前記液剤
の噴射圧が加わると前記噴射口を開く方向へ変位し、噴
射圧が消失すると前記噴射口を閉じる方向へ変位する弁
手段を設けたものとすることによって達成される。
【0011】
【作用】このような構成によれば、噴射を停止すると噴
射口が閉じられてノズル内部が大気から遮断されるた
め、噴射口の乾燥が防止される。これにより、目詰まり
を生じ難くなる。特に、噴射圧に応動する弾性膜体に噴
射口を形成するようにすれば、よしんば目詰まりを生じ
ても、噴射口が噴射圧によって撓むため、固化成分が容
易に剥離して吹き飛ばされる。
射口が閉じられてノズル内部が大気から遮断されるた
め、噴射口の乾燥が防止される。これにより、目詰まり
を生じ難くなる。特に、噴射圧に応動する弾性膜体に噴
射口を形成するようにすれば、よしんば目詰まりを生じ
ても、噴射口が噴射圧によって撓むため、固化成分が容
易に剥離して吹き飛ばされる。
【0012】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明に基づき構成されたスプレ
ーノズルの縦断面図であり、このスプレーノズル1は、
加圧用噴射剤(圧縮空気)と共に液剤を貯容した缶(図
示せず)に設けられたバルブ付き吐出パイプ2に取付け
て使用される。
ーノズルの縦断面図であり、このスプレーノズル1は、
加圧用噴射剤(圧縮空気)と共に液剤を貯容した缶(図
示せず)に設けられたバルブ付き吐出パイプ2に取付け
て使用される。
【0014】スプレーノズル1は、吐出パイプ2の先端
に嵌着されるノズル釦3と、吐出パイプ2の軸線に直交
する向きにノズル釦3に内設されたシリンダ4と、シリ
ンダ4内に摺合したピストン5と、シリンダ4の開口端
に圧入にて嵌着されたノズル体6と、ピストン5とノズ
ル体6との間に迷路状の通路を形成するためのスペーサ
7と、ピストン5をスペーサ7側へ向けて弾発的に押圧
付勢するコイルばね9とからなっている。
に嵌着されるノズル釦3と、吐出パイプ2の軸線に直交
する向きにノズル釦3に内設されたシリンダ4と、シリ
ンダ4内に摺合したピストン5と、シリンダ4の開口端
に圧入にて嵌着されたノズル体6と、ピストン5とノズ
ル体6との間に迷路状の通路を形成するためのスペーサ
7と、ピストン5をスペーサ7側へ向けて弾発的に押圧
付勢するコイルばね9とからなっている。
【0015】なお、ピストン5、ノズル体6、スペーサ
7、及びコイルばね9からなる減圧弁部分は、ノズル釦
3とは別体のシリンダ4内に一括受容してサブアセンブ
リ化されており、このサブアセンブリを別工程で予め組
み立てたものが、ノズル釦3に形成されたシリンダ受容
部10に圧入固着されている。
7、及びコイルばね9からなる減圧弁部分は、ノズル釦
3とは別体のシリンダ4内に一括受容してサブアセンブ
リ化されており、このサブアセンブリを別工程で予め組
み立てたものが、ノズル釦3に形成されたシリンダ受容
部10に圧入固着されている。
【0016】シリンダ4とピストン5とは、互いに補完
的形状をなす軸線方向について異径の外形輪郭が与えら
れており、コイルばね9に押圧されてスペーサ7に当接
する第1の位置(図1−A参照)と、スペーサ7から所
定寸法だけ離間した第2の位置(図1−B参照)との間
でのみ、ピストン5がシリンダ4内で所定の範囲を摺動
変位し得るようになっている。
的形状をなす軸線方向について異径の外形輪郭が与えら
れており、コイルばね9に押圧されてスペーサ7に当接
する第1の位置(図1−A参照)と、スペーサ7から所
定寸法だけ離間した第2の位置(図1−B参照)との間
でのみ、ピストン5がシリンダ4内で所定の範囲を摺動
変位し得るようになっている。
【0017】ノズル釦3に形成されたシリンダ受容部1
0に於ける吐出パイプ2に整合する部分には、液剤が流
出する通路孔11が設けられている。そしてこの通路孔
11は、シリンダ4の小径部側の適所に形成された通路
孔12に対し、シリンダ受容部10の内周面とシリンダ
4の外周面との間に部分的に形成された環状隙間13を
介して連通するようになっている。またシリンダ受容部
10及びシリンダ4の底部には、シリンダ4内に大気圧
を導入するためのブリーザ通路14が設けられている。
ここでシリンダ受容部10に設けられた通路孔11とシ
リンダ4に設けられた通路孔12とは、軸線方向につい
て互いにオフセットしており、通路孔11と通路孔12
との間が、必ず環状隙間13を介して連通するようにな
っている。これにより、環状隙間13が、通路孔11と
通路孔12間のクッション的な役割を果たすので、シリ
ンダ4をシリンダ受容部10に取り付ける際に特別に位
置決めをしなくても、組み付け位置の違いによって通路
孔11と通路孔12間の流動抵抗に差を生ぜずに済む。
0に於ける吐出パイプ2に整合する部分には、液剤が流
出する通路孔11が設けられている。そしてこの通路孔
11は、シリンダ4の小径部側の適所に形成された通路
孔12に対し、シリンダ受容部10の内周面とシリンダ
4の外周面との間に部分的に形成された環状隙間13を
介して連通するようになっている。またシリンダ受容部
10及びシリンダ4の底部には、シリンダ4内に大気圧
を導入するためのブリーザ通路14が設けられている。
ここでシリンダ受容部10に設けられた通路孔11とシ
リンダ4に設けられた通路孔12とは、軸線方向につい
て互いにオフセットしており、通路孔11と通路孔12
との間が、必ず環状隙間13を介して連通するようにな
っている。これにより、環状隙間13が、通路孔11と
通路孔12間のクッション的な役割を果たすので、シリ
ンダ4をシリンダ受容部10に取り付ける際に特別に位
置決めをしなくても、組み付け位置の違いによって通路
孔11と通路孔12間の流動抵抗に差を生ぜずに済む。
【0018】ピストン5は、その大径部側の外周面の一
部が切除されており(図2参照)、この切除部15とシ
リンダ4の内周面との間の隙間16を介してピストン5
の大径部の前後が連通し得るようになっている。
部が切除されており(図2参照)、この切除部15とシ
リンダ4の内周面との間の隙間16を介してピストン5
の大径部の前後が連通し得るようになっている。
【0019】ノズル体6は、図3に良く示すように、比
較的軟質の可撓性に富む合成樹脂材で有底筒状に形成さ
れており、筒状部6aがシリンダ4の開口部に嵌着さ
れ、底壁6bの中心に噴射口17が設けられている。こ
の底壁6bの中心部は、ダイヤフラム状を呈しており、
特に噴射口17の周囲は、軸線方向に撓み得るようにな
っている。またこの底壁6bは、外力が加わらない状態
では内向きに窪んだ形状を保つように成形されている。
較的軟質の可撓性に富む合成樹脂材で有底筒状に形成さ
れており、筒状部6aがシリンダ4の開口部に嵌着さ
れ、底壁6bの中心に噴射口17が設けられている。こ
の底壁6bの中心部は、ダイヤフラム状を呈しており、
特に噴射口17の周囲は、軸線方向に撓み得るようにな
っている。またこの底壁6bは、外力が加わらない状態
では内向きに窪んだ形状を保つように成形されている。
【0020】スペーサ7は、ノズル体6の筒状部6aの
内周面に嵌着されており、図4に良く示すように、ピス
トン5の外周面の切除部15とシリンダ4の内周面との
間の隙間16を経て流入する液剤を噴射口17へ導くた
めの軸方向溝18と、液剤を旋回流にして拡散し易くす
るためのラビリンス溝19とが形成されると共に、その
軸方向端面に於ける噴射口17に対応する部分に円錐形
の突部20が形成されている。
内周面に嵌着されており、図4に良く示すように、ピス
トン5の外周面の切除部15とシリンダ4の内周面との
間の隙間16を経て流入する液剤を噴射口17へ導くた
めの軸方向溝18と、液剤を旋回流にして拡散し易くす
るためのラビリンス溝19とが形成されると共に、その
軸方向端面に於ける噴射口17に対応する部分に円錐形
の突部20が形成されている。
【0021】次に本発明によるスプレーノズル1の作動
要領について説明する。
要領について説明する。
【0022】先ず、外力が作用しない状態では、コイル
ばね9の弾発力によってピストン5がスペーサ7に向け
て押圧された状態にある(図1−Aの状態)。と同時
に、ノズル体6の底壁6bが突部20に密接し、噴射口
17が閉じられた状態となっている。この状態からノズ
ル釦3を押し下げると、吐出パイプ2が押し下げられて
図示されていないバルブが開き、圧縮空気の加圧力によ
って缶内の液剤が吐出パイプ2の先端から押し出され
る。液剤は、シリンダ受容部の通路孔11、シリンダ受
容部の内周面とシリンダの外周面との間の隙間13、シ
リンダ小径部側の通路孔12、及びピストン大径部側の
切除部とシリンダの内周面との隙間16を経てピストン
5とスペーサ7との間に流入する。この時の液剤の圧力
がコイルばね9の弾発力と大気圧との和に打ち勝つと、
ピストン5が図1に於ける左方へ移動する。すると図1
−Bに示すようにピストン5がスペーサ7から離間する
ので、この隙間G及びスペーサ7に形成された両溝18
・19を介し、ノズル体6の底壁6b内面に液圧が及ぼ
される。この液圧によって底壁6bが外向きに撓み、ス
ペーサ7の突部20からノズル体6の底壁6b中心が離
間し、噴射口17が開いて霧状に液剤が噴射される。
ばね9の弾発力によってピストン5がスペーサ7に向け
て押圧された状態にある(図1−Aの状態)。と同時
に、ノズル体6の底壁6bが突部20に密接し、噴射口
17が閉じられた状態となっている。この状態からノズ
ル釦3を押し下げると、吐出パイプ2が押し下げられて
図示されていないバルブが開き、圧縮空気の加圧力によ
って缶内の液剤が吐出パイプ2の先端から押し出され
る。液剤は、シリンダ受容部の通路孔11、シリンダ受
容部の内周面とシリンダの外周面との間の隙間13、シ
リンダ小径部側の通路孔12、及びピストン大径部側の
切除部とシリンダの内周面との隙間16を経てピストン
5とスペーサ7との間に流入する。この時の液剤の圧力
がコイルばね9の弾発力と大気圧との和に打ち勝つと、
ピストン5が図1に於ける左方へ移動する。すると図1
−Bに示すようにピストン5がスペーサ7から離間する
ので、この隙間G及びスペーサ7に形成された両溝18
・19を介し、ノズル体6の底壁6b内面に液圧が及ぼ
される。この液圧によって底壁6bが外向きに撓み、ス
ペーサ7の突部20からノズル体6の底壁6b中心が離
間し、噴射口17が開いて霧状に液剤が噴射される。
【0023】ピストン5に作用する液圧が所定値を超え
ると、ピストン5が左方へ一杯に移動してシリンダ4の
通路孔12が閉じられる。ここで液剤の噴霧は継続して
いるので、通路孔12が閉じるとピストン5とスペーサ
7との間の圧力が低下する。するとコイルばね9のばね
荷重と大気圧とで定まるピストン5の右方への作動力が
相対的に高くなり、ピストン5がスペーサ7側へと押し
出され、シリンダ4の通路孔12が再び開く。これによ
り、ピストン5とスペーサ7との間に液剤が押し出さ
れ、その圧力によってピストン5が再び左方へと移動す
る。
ると、ピストン5が左方へ一杯に移動してシリンダ4の
通路孔12が閉じられる。ここで液剤の噴霧は継続して
いるので、通路孔12が閉じるとピストン5とスペーサ
7との間の圧力が低下する。するとコイルばね9のばね
荷重と大気圧とで定まるピストン5の右方への作動力が
相対的に高くなり、ピストン5がスペーサ7側へと押し
出され、シリンダ4の通路孔12が再び開く。これによ
り、ピストン5とスペーサ7との間に液剤が押し出さ
れ、その圧力によってピストン5が再び左方へと移動す
る。
【0024】以上の動作が、概ねピストン5の慣性抵抗
および摩擦抵抗で定まる周波数で繰り返されることによ
り、コイルばね9のばね荷重で定まる吐出圧に制限され
た状態での液剤噴霧が継続されることとなる。
および摩擦抵抗で定まる周波数で繰り返されることによ
り、コイルばね9のばね荷重で定まる吐出圧に制限され
た状態での液剤噴霧が継続されることとなる。
【0025】噴射を停止するためにノズル釦3の押し下
げ力を解放すると、液剤の流出が完全に停止し、ノズル
体6の底壁6b内面に作用していた液圧が消滅する。す
ると底壁6bが内向きに変位し、スペーサ7の突部20
にノズル体6の中心部が密接し、噴射口17が閉じられ
る。これにより、ノズル体6の内部が大気から遮断され
るので、溶剤が揮発して固化成分で噴射口17が目詰ま
りすることが防止される。
げ力を解放すると、液剤の流出が完全に停止し、ノズル
体6の底壁6b内面に作用していた液圧が消滅する。す
ると底壁6bが内向きに変位し、スペーサ7の突部20
にノズル体6の中心部が密接し、噴射口17が閉じられ
る。これにより、ノズル体6の内部が大気から遮断され
るので、溶剤が揮発して固化成分で噴射口17が目詰ま
りすることが防止される。
【0026】なお、本実施例の場合は、弾性膜体をなす
ノズル体6の底壁6bが噴射圧に応動して撓むため、よ
しんば目詰まりを生じても、噴射圧によって固化成分が
容易に剥離して吹き飛ばされるため、より一層高い目詰
まり防止効果が得られる。
ノズル体6の底壁6bが噴射圧に応動して撓むため、よ
しんば目詰まりを生じても、噴射圧によって固化成分が
容易に剥離して吹き飛ばされるため、より一層高い目詰
まり防止効果が得られる。
【0027】図5は、本発明の第2の実施例を示してい
る。本実施例に於ては、セパレータ7が軟質材で形成さ
れており、その中心部に有底孔21が設けられ、この底
壁22がダイヤフラム状に撓み得るようになっている。
そしてノズル体6の筒状部6a及び底壁6bの内面に、
上記第1実施例に於けるセパレータ7に形成されていた
軸方向溝18及びラビリンス溝19に相当する溝23・
24が形成され、かつ底壁6bの中心に噴射口25が設
けられている。
る。本実施例に於ては、セパレータ7が軟質材で形成さ
れており、その中心部に有底孔21が設けられ、この底
壁22がダイヤフラム状に撓み得るようになっている。
そしてノズル体6の筒状部6a及び底壁6bの内面に、
上記第1実施例に於けるセパレータ7に形成されていた
軸方向溝18及びラビリンス溝19に相当する溝23・
24が形成され、かつ底壁6bの中心に噴射口25が設
けられている。
【0028】一方、ピストン5のセパレータ7側の軸方
向端には、セパレータ7の有底孔21に挿通されるピン
26が突設されており、このピン26の突端が底壁22
に当接するようになっている。
向端には、セパレータ7の有底孔21に挿通されるピン
26が突設されており、このピン26の突端が底壁22
に当接するようになっている。
【0029】これの場合、液剤の流体圧が作用しない状
態では、コイルばね9の弾発力にてピストン4と一体を
なすピン26の突端がセパレータ7の底壁22を押圧し
て噴射口25を閉じ、ピストン5が上記と同様の減圧作
用を行う範囲では、セパレータ7の底壁22が噴射口2
5から離間して液剤が噴射されることとなる。
態では、コイルばね9の弾発力にてピストン4と一体を
なすピン26の突端がセパレータ7の底壁22を押圧し
て噴射口25を閉じ、ピストン5が上記と同様の減圧作
用を行う範囲では、セパレータ7の底壁22が噴射口2
5から離間して液剤が噴射されることとなる。
【0030】
【発明の効果】このように本発明によれば、ノズルから
の吐出圧を低めに設定しても、噴射を停止すると噴射口
に設けられた弁が閉じられてノズル内部が大気から遮断
されるため、噴射口の乾燥が防止される。これにより、
噴射口の目詰まりを防止する上に大きな効果が得られ
る。
の吐出圧を低めに設定しても、噴射を停止すると噴射口
に設けられた弁が閉じられてノズル内部が大気から遮断
されるため、噴射口の乾燥が防止される。これにより、
噴射口の目詰まりを防止する上に大きな効果が得られ
る。
【図1】本発明によるスプレーノズルの縦断面図。
【図2】図1(A)に於けるII−II線に沿う要部断面
図。
図。
【図3】ノズル体の斜視図。
【図4】セパレータの斜視図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す要部縦断面図。
1 スプレーノズル 2 吐出パイプ 3 ノズル釦 4 シリンダ 5 ピストン 6 ノズル体 6a 筒状部 6b 底壁 7 スペーサ 8 セパレータ 9 コイルばね 10 シリンダ受容部 11 通路孔(シリンダ受容部の) 12 通路孔(シリンダの) 13 隙間(シリンダ受容部の内周面とシリンダの外周
面との間の) 14 ブリーザ通路 15 切除部 16 隙間(切除部とシリンダの内周面との間の) 17 噴射口 18 軸方向溝 19 ラビリンス溝 20 突部 21 有底孔 22 底壁 23・24 溝 25 噴射口 26 ピン
面との間の) 14 ブリーザ通路 15 切除部 16 隙間(切除部とシリンダの内周面との間の) 17 噴射口 18 軸方向溝 19 ラビリンス溝 20 突部 21 有底孔 22 底壁 23・24 溝 25 噴射口 26 ピン
Claims (3)
- 【請求項1】 加圧用噴射剤と共に容器内に封入された
液剤を噴射するべく、前記容器に設けられた押し下げる
と開くバルブ付きの吐出口に取り付けられる液剤噴射ノ
ズルであって、 当該噴射ノズルに設けられる噴射口に、前記液剤の噴射
圧が加わると前記噴射口を開く方向へ変位し、噴射圧が
消失すると前記噴射口を閉じる方向へ変位する弁手段が
設けられることを特徴とする液剤噴射ノズル。 - 【請求項2】 噴射圧に応動する弾性膜体に前記噴射口
を形成すると共に、自然状態の前記噴射口が密接する突
部を前記弾性膜体の内面に対向配置してなることを特徴
とする請求項1に記載の液剤噴射ノズル。 - 【請求項3】 自然状態時に前記噴射口に近接する向き
にばね手段にて弾発付勢され、かつ噴射圧の作用にて前
記噴射口から離間する向きに変位する摺動子を内設して
なることを特徴とする請求項1に記載の液剤噴射ノズ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34874093A JPH07185403A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 液剤噴射ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34874093A JPH07185403A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 液剤噴射ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07185403A true JPH07185403A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18399052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34874093A Pending JPH07185403A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 液剤噴射ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07185403A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP34874093A patent/JPH07185403A/ja active Pending
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