JPH07186105A - 野物梁用仕口加工機 - Google Patents

野物梁用仕口加工機

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JPH07186105A
JPH07186105A JP33295793A JP33295793A JPH07186105A JP H07186105 A JPH07186105 A JP H07186105A JP 33295793 A JP33295793 A JP 33295793A JP 33295793 A JP33295793 A JP 33295793A JP H07186105 A JPH07186105 A JP H07186105A
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axis direction
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hydraulic cylinder
workpiece
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文雄 高木
Hironori Sawada
博則 沢田
Yoji Yamamoto
洋司 山本
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MIYAGAWA KOKI KK
Miyagawa Koki Co Ltd
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MIYAGAWA KOKI KK
Miyagawa Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 野物梁用の加工材に各種仕口を切削加工する
作業を簡易化する。 【構成】 投入コンベアユニットAと取り出しコンベア
ユニットFとの間には芯墨を上側にしてZ軸方向に対し
て位置決めされて長手方向へ移送される加工材WをY軸
方向に対して位置決めしてクランプするクランプ機構
と、加工動作基準位置に位置合わせされて移動制御され
るかぶとあり加工カッタB22,E22およびかき取り
カッタB34,E42等を備えた第1加工ユニットBお
よび第4加工ユニットEを設置し、第1、第4加工ユニ
ットB,E間には加工材WをY軸方向に対して位置決め
してクランプするクランプ機構と、加工動作基準位置に
位置合わせされて移動制御される束座加工カッタC3
5、組み手溝加工カッタD35等を備えた第2加工ユニ
ット,第3加工ユニットDを設置し、加工材Wを所定の
加工位置へ移送してクランプした状態で、加工材Wの両
丸太素地面に束座および組み手溝等を切削加工し、ま
た、加工材の両木口部にかぶとあり等を切削加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は丸太材を2面挽きした
加工材に各種仕口を切削加工して木造建築用構造材のう
ちの野物梁を作製するときに適用される野物梁用仕口加
工機に関する。
【0002】
【従来の技術】丸太材を2面挽きして作製され、1対の
平坦面と1対の丸太素地面とを有する野物梁用の加工材
は4面挽きした加工材と較べて歩留りが良く、強度的に
優れている反面、寸法が多様で曲がりが大きいので、そ
の取扱いや加工が困難となっている。
【0003】野物梁用の加工材に各仕口を切削加工する
に際し、例えば図1、図2に示すように野物梁用の加工
材Wの両木口部には桁Kに係合されるかぶとありW1若
しくは渡りあごが切削加工され、加工材Wの両木口部付
近にはボルトが挿通されるボルト穴W2が切削加工さ
れ、加工材Wの両丸太素地面には束座W3および束ほぞ
穴W4や、十字形状に組込まれる相手の野物梁が係合す
る組み手溝W5が切削加工される。
【0004】従来では、野物梁用の加工材に各仕口W1
〜W5を切削加工する前に、基準となる芯墨を加工材W
の両平坦面のうちの片面に加工材Wの長手方向に沿って
墨付けし、次に、前記芯墨と直交する梁長設定用のけが
き線を前記片面の両端部付近にそれぞれ墨付けし、さら
に、各仕口用のけがき線を各仕口W1〜W5の加工形
状、寸法に合わせて前記片面の所定位置に墨付けしてい
た。そして、電動工具を使用する場合には電動工具を仕
口用の各けがき線に合わせて手動で移動操作し、加工材
をけがき線通りに切削して加工材に各仕口W1〜W5を
形成したり、切削加工機を使用する場合には作業者が刃
物を目視によって仕口用の各けがき線に合わせて操作
し、加工材をけがき線通りに切削して各仕口W1〜W5
を形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の野物梁
の作製方法では、墨付け作業が多いので、その手数が極
めて煩雑となる問題点や、加工のために熟練した作業者
が必要となる問題点や、目視合わせによる作業となるの
で加工精度がわるくなる問題点等がある。本発明は上記
問題点を解消することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の野物梁用仕口加
工機は、丸太材を2面挽きして形成された1対の平坦面
と、1対の丸太素地面とを有し、前記両平坦面のうちの
一方にその長手方向に沿って墨付けされた芯墨を上側に
して長手方向へ移送される野物梁用の加工材に各種仕口
を切削加工する仕口加工ライン中には、前記芯墨を基準
として加工材をその移送方向と直交する水平方向に対し
て位置決めする芯合わせ手段を設置するとともに、前記
仕口加工ライン中には、加工材を垂直方向に対して位置
決めしてクランプするクランプ機構と、加工動作基準位
置に位置合わせされた状態で移動制御されて加工材の木
口部に仕口を切削加工するカッタとをそれぞれ備えた第
1加工ユニットおよび第2加工ユニットを設置し、この
第1加工ユニットと第4加工ユニットとの間には加工材
をその移送時および加工時に垂直方向に対して位置決め
してクランプするクランプ機構と、加工動作基準位置に
位置合わせされた状態で移動制御されて前記丸太素地面
に仕口を切削加工するカッタとをそれぞれ備え、加工材
の移送方向と平行な方向へ個々に移動制御される第2加
工ユニットおよび第3加工ユニットを設置した構成を有
する。
【0007】
【作用】上記した構成を有する野物梁用仕口加工機にお
いて、芯墨を上側にして長手方向へ移送される加工材が
芯墨を基準として移送方向と直交する水平方向に対して
位置決めされ、第2加工ユニット、第3加工ユニットの
クランプ機構によってクランプされて所定の加工位置に
移送され、第2、第3加工ユニットの各カッタが加工動
作基準位置に位置合わせされた状態で移動制御されて第
2、第3加工ユニットの各カッタによって加工材の両丸
太素地面に仕口が切削加工される。また、加工材が所定
の加工位置に移送されて第1、第4加工ユニットのクラ
ンプ機構によってクランプされ、第1、第4加工ユニッ
トの各カッタが加工動作基準位置に位置合わせされた状
態で移動制御されて第1、第4加工ユニットの各カッタ
によって加工材の両木口部に仕口が切削加工される。
【0008】
【発明の効果】本発明は前記したように構成してあるの
で、墨付け作業が加工材に芯墨を墨付けする作業のみと
なるので、墨付け作業の手数を軽減して墨付け作業時間
を短縮することができる。また、各カッタの位置および
動きを自動的にコントロールして各仕口を切削加工する
ことができ、作業者の目視による位置合わせ作業が少な
いので、各仕口の加工精度を良化することができるとと
もに、作業者が加工材を移送する作業や、加工材を反転
させる作業や、カッタを移動させる作業等が不要とな
り、加工材のハンドリング回数が少ないので、各種仕口
を切削加工する作業を簡易化および能率化することがで
きる。さらに、自動運転中、作業者による機械操作が不
要となるので、作業者が仕口加工中に次回加工される加
工材の準備作業や墨付け作業や加工済みの野物梁の検査
等を行うことができ、野物梁を作製する工程での作業能
率を向上させることができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の1実施例を図面にしたがって
説明する。野物梁の素材となる加工材Wは丸太材を2面
挽きして作製され、この加工材Wには1対の平行な平坦
面と、1対の丸太素地面とが形成されている。
【0010】野物梁を作製するに際し、本例では加工材
Wの両木口部にはかぶとありW1がそれぞれ切削加工さ
れ、加工材Wの両端部付近にはボルト穴W2がそれぞれ
ボーリング加工され、加工材Wの両丸太素地面のうちの
一方の丸太素地面には3つの束座W3が切削加工され、
各束座W3の束座面にはそれぞれ束ほぞ穴W4が切削加
工され、他方の丸太素地面の中央部には相手の野物梁に
組み合わされる組み手溝W5が切削加工される。野物梁
は各束座W3を上側にした状態で桁と桁との間にかけ渡
される。加工材Wの全長は野物梁の全長Lおよびかぶと
ありW1等の木口加工の削り代を含めた比較的ラフな長
さに設定される。
【0011】加工材Wの両平坦面のうちの一方の平坦面
には基準線となる芯墨W0が加工に先立って加工材Wの
長手方向に沿って直線状に墨付けされ、加工材Wは仕口
加工に際し芯墨W0が墨付された墨付け面を上側にして
長手方向へ移送されて加工される。
【0012】建物の基本柱間隔(モジュール)は1/2
間で、本例では909mmとなっており、野物梁の全長L
は、2間スパン(3636mm)の両桁にかけ渡される野
物梁では加工材Wを長さ方向に16等分して各等分位置
を加工位置P1〜P17とし、P1およびP17からか
ぶとありW1の先端面W1−1までの距離をa1(この
a1は桁Kの幅によって決まる)としたときに3636
−2a1(mm)となる。
【0013】かぶとありW1は桁Kと組み合わされる仕
口で、かぶとありW1の高さ方向の寸法h2は野物梁を
両桁K間にかけ渡すときの桁Kとの高さ方向での重なり
状態によって決められる。
【0014】但し、かぶとありW1に代えて組み手溝W
5と同様な加工形状を有する渡りあごを木口部に形成し
たり、木口部の高さ方向中央部より下方の部位を内方へ
切込んでかぶとありを形成する場合がある。
【0015】束座W3は加工位置P1〜P17のうちP
5,P9,P13の加工位置にそれぞれ形成され、芯墨
W0から束座W3の束座面までの寸法h1を野物梁の強
度を低下させない範囲内でできるだけ大きくする。
【0016】束ほぞ穴W4は加工材Wの材幅方向の中央
部で束座W3の束座面に角孔状に切削加工される。
【0017】組み手溝W5は加工材Wの丸太素地面のう
ち、加工位置P9の位置で束座Wの反対側に形成され、
その底面の位置は図2では芯墨W0と一致しているが、
加工材Wの曲りや相手の野物梁との関係によって芯墨W
0より上位若しくは下位となる場合もある。また、相手
の野物梁の組み手溝W5は束座W3と同じ側に形成され
る。
【0018】野物梁用の加工材Wに各種仕口を切削加工
して野物梁を作製する野物梁用仕口加工機において、こ
の仕口加工機の仕口加工ライン中には、芯墨W0が上側
となってX軸方向(加工材Wの移送方向と平行な方向)
と平行となるようにして搬入されて長手方向へ移送され
る加工材Wを加工位置へ送り込む投入コンベアユニット
(加工材投入部)Aと、加工材Wをクランプして加工材
WのX軸方向−側(反移送方向側)の木口部に仕口を切
削加工する第1加工ユニットBと、加工材Wをクランプ
および移送して加工材Wの両丸太素地面のうちの一方の
丸太素地面に仕口を切削加工する第2加工ユニットC
と、加工材Wをクランプおよび移送して加工材Wの両丸
太素地面のうちの他方の丸太素地面に仕口を切削加工す
る第3加工ユニットDと、加工材Wをクランプおよび移
送して加工材WのX軸方向+側(移送方向側)の木口部
に仕口を切削加工する第4加工ユニットEと、加工済み
の野物梁を取出して機外へ搬出する取り出しコンベアユ
ニット(取り出し部)Fとが設置されている。
【0019】第1加工ユニットBは投入コンベアユニッ
トAに隣接して設置され、第4加工ユニットEは第1加
工ユニットBと取り出しコンベアユニットFとの間に設
置され、第2加工ユニットCおよび第3加工ユニットD
は第1加工ユニットBと第4加工ユニットEとの間にZ
軸方向(X軸方向および芯墨W0と直交する水平方向)
に隣り合った状態で設置されている。但し、本例では第
2加工ユニットCがZ軸方向−側で、第3加工ユニット
DがZ軸方向+側に設置されているが、これとは逆に第
2加工ユニットCをZ軸方向+側に設置し、第3加工ユ
ニットDをZ軸方向−側に設置してもよい。
【0020】投入コンベアユニットAと取り出しコンベ
アユニットFとの間の床面には水平状に設置されたベッ
ド1が固定され、第1加工ユニットBはベッド1の上面
の投入コンベアユニットA側の端部に固定され、第2加
工ユニットCおよび第3加工ユニットDはベッド1上に
X軸方向への単独移動可能に設置され、第4加工ユニッ
トEはベッド1の取り出しコンベアユニットF側端部に
X軸方向への移動可能に設置されている。
【0021】ベッド1の上面には4本のレール2−1,
2−2,2−3,2−4がX軸方向に沿って平行状に敷
設され、ベッド1のZ軸方向の両側面にはX軸方向に沿
って設置された1対のラックギヤ3−1,3−2が取り
付けられている。
【0022】ベッド1のX軸方向−側の端部付近の上方
には第1加工ユニットBの後記コラムB43およびスタ
ンドB75を介して支持されたレーザプロジェクタ4−
1,4−2(芯合わせ手段)が設置され、レーザプロジ
ェクタ4−1のレーザ光5−1は加工材投入コンベアユ
ニットA側に向って斜め下方へ照射され、レーザプロジ
ェクタ4−2のレーザ光5−2は第2加工ユニットCと
第3加工ユニットDとの中間部に向って斜め下方へ照射
される。両レーザ光5−1,5−2はX軸方向と平行で
Z軸方向に対して整合された直線となって照射される。
【0023】レーザ光5−2は第1加工ユニットBへ送
り込まれる加工材Wの芯墨W0の位置をレーザ光5−2
の位置に整合させて加工材WをZ軸方向に対して位置決
めする目的で照射され、また、レーザ光5−1は各カッ
タのZ軸方向の加工動作基準位置と整合している。加工
材Wは芯墨W0とレーザ光5−2とが一致するように芯
合わせされてZ軸方向へずれずにX軸方向へ移送され
る。
【0024】投入コンベアユニットAにおいて、投入コ
ンベアフレームA1の上端にはZ軸方向と平行な軸心を
有し、両端部が各1対の軸受けA3によって回転可能に
支持されてX軸方向へ配列され、加工材WをX軸方向へ
移送する3つのローラA2が設置されている。
【0025】投入コンベアフレームA1のX軸方向の両
端部には各1対のブラケット9Aがそれぞれ取り付けら
れ、この各ブラケット9Aにはそれぞれ空圧シリンダA
6が空圧シリンダクレビスA8を介して上向き状に結合
されている。
【0026】各対の空圧シリンダA6の空圧シリンダロ
ッドA7にはX軸方向に沿って設置されて空圧シリンダ
A6によって駆動されて昇降する1対のホイールコンベ
ア台A5がそれぞれ結合され、この両ホイールコンベア
台A5上にはX軸方向へ配列されて加工材WをZ軸方向
+側へ移送する3つのホイールコンベアA4が平行状に
設置されている。
【0027】各ホイールコンベアA4は各空圧シリンダ
A6によって駆動されてY軸方向(垂直方向)へ一斉に
変位し、各空圧シリンダロッドA7が下方へ退動して各
ホイールコンベアA4が下方へ変位したときには各ロー
ラA2の上面が各ホイールコンベアA4の上面より上位
となって加工材Wが各ローラA2上に載置され、X軸方
向への加工材Wの移送が容易となる。
【0028】各空圧シリンダロッドA7が上方へ進動し
て各ホイールコンベアA4が上方へ変位したときには、
各ホイールコンベアA4の上面が各送りローラA2に上
面より上位となって加工材Wが各ホイールコンベアA4
上に載置され、Z軸方向への加工材Wの移送が容易とな
る。
【0029】投入コンベアフレームA1のZ軸方向+側
の側面には加工材WをZ軸方向−側から搬入してZ軸方
向+側へ移送するときにZ軸方向への加工材Wのオーバ
ーランを防止する3つのフェンスA10が取付けられて
いる。
【0030】第2加工ユニットBにおいて、ベッド1の
上面のX軸方向−側の端部には1対のガイドレールB1
0がZ軸方向に沿って平行状に敷設され、また、ベッド
1の上面には油圧シリンダB14が両ガイドレールB1
0と平行状に取り付けられている。
【0031】両ガイドレールB10上にはベースB12
が、このベースB12の下面に取付けられて両ガイドレ
ールB10にそれぞれスライド可能に係合されたリニヤ
ベアリングB11を介してZ軸方向への移動可能に設置
されている。
【0032】ベースB12のZ軸方向−側の端面には油
圧シリンダB14のピストンロッドに連結されたブラケ
ットB13が固定され、ベースB12は油圧シリンダB
14によって駆動されてZ軸方向へ移動する。
【0033】ベースB12上にはコラムB15が立設さ
れ、このコラムB15のZ軸方向+側の端面にはY軸方
向ガイド用の昇降ガイドレールB16が垂直状に取り付
けられ、コラムB15の上面にはブラケットB18が取
り付けられ、コラムB15のZ軸方向−側の端面には加
工材WのZ軸方向+側のずれを規制するフェンスB35
が取り付けられている。
【0034】昇降ガイドレールB16にY軸方向への移
動可能に係合された昇降体B17はブラケットB18に
下向き状に取り付けられてコラムB15に結合された油
圧シリンダB19のピストンロッドの先端に連結され、
油圧シリンダB19のピストンロッドが上下方向へ進退
動すると、昇降体B17が昇降ガイドレールB16によ
って案内されてY軸方向へ移動する。
【0035】コラムB15に固定されてZ軸方向+側へ
延出されたモータ支持体B23の外端にはかぶとあり軸
モータB24が取り付けられている。
【0036】昇降体B17にはこの昇降体B17上に設
置されたギヤーモータB26によって駆動されてX軸方
向と平行な旋回軸を中心として公転状に旋回するかぶと
あり軸ヘッドB20が挿通されている。
【0037】かぶとあり軸ヘッドB20のスピンドルは
かぶとあり軸モータB24によって回転駆動され、この
かぶとあり軸ヘッドB20のスピンドルには加工材Wの
木口部にかぶとありW1を切削加工する円錐台状のかぶ
とあり加工カッタB22がコレットチャックB21を介
して取り付けられている。
【0038】かぶとありW1の加工に際し、かぶとあり
加工カッタB22は図1に示すように、油圧シリンダB
19の作動によってY軸方向+側へ移動してから、油圧
シリンダB14の作動によってZ軸方向−側へ移動し、
次に、ギヤーモータB26の回転によってY軸方向+側
へ90°旋回してから、油圧シリンダB19の作動によ
ってY軸方向+側へ移動し、次に、ギヤーモータB26
の回転によってZ軸方向+側へ90°旋回してから、油
圧シリンダB14の作動によってZ軸方向+側へ移動
し、次に、油圧シリンダB19の作動によってY軸方向
+側へ移動する。
【0039】昇降体B17の下面に水平状に固定された
ガイド板B28には油圧シリンダB30が横向き状に取
付けられるとともに、ガイド板28BにX軸方向へのス
ライド可能に係合されて油圧シリンダB30のピストン
ロッドに連結されたモータベースB29の下面にはかき
取り軸モータB32が取付けられている。
【0040】かき取り軸モータB32のかき取り軸モー
タスピンドルB33にはかぶとありW1の先端面W1−
1および胴付き面W1−2を切削加工する円盤状のかき
取りカッタB34が固定されている。
【0041】かき取りカッタB34は油圧シリンダB1
9によって駆動されてY軸方向へ移動し、油圧シリンダ
B14によって駆動されてZ軸方向へ移動する。また、
加工動作基準位置との位置合わせ時には油圧シリンダB
30によって駆動されてX軸方向へ移動する。
【0042】ベッド1上に立設されてベッド1に固定さ
れたテーブルB40の上端には加工材Wが載置されるテ
ーブル板B41が水平状に取付けられている。このテー
ブル板B41の上面位置は加工材WのY軸方向の加工基
準位置となり、仕口加工時には加工材Wは芯墨付き面の
反対側面がテーブル板B41の上面に接した状態でテー
ブル板B41上に載置される。
【0043】テーブルB40上に立設されたスタンドB
42上にはコラムB43が立設され、このコラムB43
の上端には前記レーザプロジェクタ4−2が取付けられ
るとともに、コラムB43のX軸方向−側の側面にはY
軸方向ガイド用のガイドB44が垂直状で一体状に取り
付けられている。
【0044】ボーリング軸ヘッドB45のスピンドルの
下端にはドリルチャックB50によって把持されて加工
材Wの木口部付近にボルト穴W2をボーリング加工する
ドリルB51が結合されている。
【0045】コラムB43の上面に固定されたブラケッ
トB46にはドリルB51をY軸方向へ移動させる油圧
シリンダB47が下向き状に取付けられている。
【0046】油圧シリンダB47のピストンロッドの先
端はガイドB44にY軸方向への移動可能に係合された
ボーリング軸ヘッドB45に連結されている。
【0047】ボーリング軸ヘッドB45のZ軸方向+側
の側面にはモータB48が取り付けられ、このモータB
48の回転がベルトB49を介してボーリング軸ヘッド
B45のスピンドルに伝達されてドリルB51が回転駆
動される。
【0048】ドリルB51はボルト穴W2のボーリング
加工時にはモータB48の回転によって回転しながら油
圧シリンダB47によって駆動されてY軸方向へ往復移
動する。
【0049】テーブルB40内には油圧シリンダB62
が設置され、この油圧シリンダB62のピストンロッド
には軸受けB61が連結されている。
【0050】テーブルB40内の上端部にはZ軸方向と
平行な軸心を有し、軸受けB61によって回転可能に支
持された加工材移送用のローラB60がY軸方向への変
位可能に設置されている。
【0051】ローラB60は油圧シリンダB62によっ
て駆動されて加工材Wの加工時には下方へ変位し、加工
材Wの移送時には上方へ変位する。ローラB60が下方
へ変位すると、ローラB60の上面がテーブル板B41
の上面より下位となり、ローラB60が上方へ変位する
とローラB60の上面がテーブル板B41の上面より上
位となる。
【0052】スタンドB42の上端には1対のガイドシ
ャフトB64がY軸方向へのスライド可能に挿通された
1対のガイドメタルB63と、下向き状に設置された油
圧シリンダB65とが平行状に取り付けられている。
【0053】油圧シリンダB65のピストンロッドには
両ガイドシャフトB64の下端に結合されて水平状に設
置され、両ガイドメタルB63および両ガイドシャフト
B64によって案内されてY軸方向へ変位するクランプ
体B66が連結されている。
【0054】油圧シリンダB65のピストンロッドが下
方へ進動したときにはクランプ体B66が下方へ変位し
て加工材Wに押し付けられ、加工材Wがクランプ体B6
6とテーブル板B41とによってクランプされ、油圧シ
リンダB65のピストンロッドが上方へ退動したときに
はクランプ体B66が上方へ変位して加工材Wから離
れ、加工材Wがアンクランプされる。
【0055】ベッド1のX軸方向−側の端面に基端部が
結合されたテーブルB70の上端には上面位置がテーブ
ル板B41の上面位置に整合されたテーブル板71が水
平状に取り付けられている。
【0056】テーブル板B71上に立設されたスタンド
B75の上端には前記レーザプロジェクタ4−1が取り
付けられている。
【0057】テーブルB70内の上部には油圧シリンダ
B74が設置され、この油圧シリンダB74のピストン
ロッドの先端には軸受けB73が連結されている。
【0058】テーブルB71内の上端には軸受けB73
によって回転可能に支持されてローラB60と同様に構
成されたローラB72が設置されている。ローラB6
0,B72は加工材Wの移送時に下方へ変位し、位置保
持時および仕口加工時には下方へ変位する。
【0059】スタンドB75の上端には1対のガイドメ
タルB76と油圧シリンダB78とが取り付けられ、油
圧シリンダB78のピストンロッドには1対のガイドシ
ャフトB77の下端に結合されてクランプ体B66と同
様に構成されたクランプ体B79が連結されている。
【0060】第4加工ユニットEにおいて、ベースE2
はその下面に取り付けられて、レール2−1,2−4に
係合された2対のリニヤベアリングE1を介してレール
2−1,2−4上にX軸方向への移動可能に設置されて
いる。
【0061】ベースE2のZ軸方向+側の端面に固定さ
れたギヤーモータベースE3にはギヤーモータE4が前
向き状に取り付けられ、このギヤーモータE4の出力軸
にはラックギヤー3−2と噛合ったピニオンが固定され
ている。
【0062】ギヤーモータE4の回転によってベースE
2がX軸方向へ移動しかつ第4加工ユニットE全体がX
軸方向へ水平移動する。第4加工ユニットEは加工材W
をX軸方向へ移送し、また、加工材Wの木口部に仕口を
加工する場合に加工材Wの切断長を規定する目的でギヤ
ーモータE4によってX軸方向へ移動制御される。
【0063】ベースE2の上面にはZ軸方向に沿って敷
設された1対の前後ガイドレールE10と、この前後ガ
イドレールE10と平行に設置された油圧シリンダE1
4とが取り付けられている。
【0064】ベースE2上に設置されたベースE12は
その下端に取付けられて前後ガイドレールE10に係合
されたリニアベアリングE11を介して前後ガイドレー
ルE10上にZ軸方向への移動可能に載置されている。
【0065】ベースE12のZ軸方向−側の端面には油
圧シリンダE14のピストンロッドに連結されたブラケ
ットE13が取付けられ、ベースE12は油圧シリンダ
E14の作動時にZ軸方向へ移動する。
【0066】ベースE12上に立設されたコラムE15
の上端にはブラケットE18が取り付けられ、コラムE
15のZ軸方向−側の側面には1対の昇降ガイドレール
E16が垂直状に取り付けられている。
【0067】ブラケットE18に下向き状に取り付けら
れた油圧シリンダE19のピストンロッドの先端にはガ
イドレールE16に係合されてY軸方向への移動可能に
設置された昇降体E17が連結され、この昇降体E17
は油圧シリンダE19の作動時に昇降ガイドレールE1
6によって案内されてY軸方向へ移動する。
【0068】コラムE15に固定されたモータ支持体E
23の外端にはかぶとあり軸モータE24が取り付けら
れている。
【0069】昇降体E17にはこの昇降体E17上に設
置されたギヤーモータE26によって駆動されてX軸と
平行な中心軸を中心として旋回するかぶとあり軸ヘッド
E20が挿通されている。
【0070】かぶとあり軸ヘッドE20のスピンドルは
かぶとあり軸モータE24によって回転駆動され、この
かぶとあり軸ヘッドE20のスピンドルには加工材Wの
木口部にかぶとありW1を切削加工するかぶとあり加工
カッタE22がコレットチャックE21を介して取り付
けられる。
【0071】かぶとあり加工カッタE22は第1加工ユ
ニットBのかぶとあり加工カッタB22と同様な動きに
よってかぶとありW1を切削加工する。
【0072】昇降体E17の下面に水平状に固定された
ガイド板E28には油圧シリンダE30が横向き状に取
り付けられるとともに、ガイド板E28にX軸方向への
スライド可能に係合されて油圧シリンダE30のピスト
ンロッドに連結されたモータベースE29の下面にはか
き取り軸モータB32が取り付けられている。
【0073】かき取り軸モータE32のかき取り軸モー
タスピンドルE33にはかぶとありW1の先端面W1−
1および胴付き面W1−2を研削加工するかき取りカッ
タE34が固定されている。
【0074】かき取りカッタE34は第1加工ユニット
Bのかき取りカッタB34と同様に構成され、かぶとあ
りW1の先端面W1−1および胴付き面W1−2の切削
加工時には油圧シリンダE19によって駆動されてY軸
方向へ移動し、油圧シリンダE14によって駆動されて
Z軸方向へ移動する。また、加工動作基準位置との位置
合わせ時には油圧シリンダE30によって駆動されてX
軸方向へ移動する。
【0075】ベースE2の内端部上に設置されたテーブ
ルE40の上端には加工材Wが載置されるテーブル板E
41が水平状に取り付けられている。このテーブル板E
41の上面位置が加工材WのY軸方向の加工基準位置と
なる。
【0076】テーブルE40上に立設されたスタンドE
42上にはコラムE43が立設され、このコラムE43
のX軸方向+側の側面にはY軸方向のガイド用のガイド
E44が垂直状で一体状に取り付けられている。
【0077】コラムE43の上面に固定されたブラケッ
トE46には油圧シリンダE47が下向き状に取り付け
られ、この油圧シリンダE47のピストンロッドはガイ
ドE44にY軸方向への移動可能に係合されたボーリン
グ軸ヘッドE45に連結されている。
【0078】ボーリング軸ヘッドE45のスピンドルの
下端にはドリルチャックE50によって把持されて加工
材Wの木口部付近にボルト穴W2をボーリング加工する
ドリルE51が結合されている。
【0079】コラムE43の上面に固定されたブラケッ
トE46にはドリルE51をY軸方向へ移動させる油圧
シリンダE47が下向き状に取付けられ、この油圧シリ
ンダE47のピストンロッドはボーリング軸ヘッドE4
5に連結されている。
【0080】ボーリング軸ヘッドE45のZ軸方向−側
の側面にはモータE48が取付けられ、このモータE4
8の回転がベルトE49を介してボーリング軸ヘッドE
45のスピンドルに伝達されてドリルE51が回転駆動
される。
【0081】ドリルE51はドリルB51と同様にボル
ト穴W2のボーリング加工時にはモータE48によって
駆動されて回転しながら油圧シリンダE47によって駆
動されてY軸方向へ往復移動する。
【0082】テーブルE40内には油圧シリンダE62
が設置され、この油圧シリンダE62のピストンロッド
の先端には軸受けE61が連結されている。
【0083】テーブルE40内の上端部にはZ軸と平行
な軸心を有し、軸受けE61によって回転可能に支持さ
れた加工材移送用のローラE60がY軸方向への変位可
能に設置されている。
【0084】ローラE60はローラB60と同様に油圧
シリンダE47によって駆動されて加工材Wの加工時に
は下方へ変位し、加工材Wの移送時には上方へ変位す
る。ローラE60が下方へ変位すると、ローラE60の
上面がテーブル板E41の上面より下位となり、ローラ
E60が上方へ変位すると、ローラE60の上面がテー
ブル板E41の上面より上位となる。
【0085】スタンドE42の上端には1対のガイドシ
ャフトE64がY軸方向へのスライド可能に挿通された
1対のガイドメタルE63と、下向き状に設置された油
圧シリンダE65とが平行状に取り付けられている。
【0086】油圧シリンダE65のピストンロッドには
両ガイドシャフトE64の下端に結合されて水平状に設
置され、両ガイドメタル63および両ガイドシャフトE
64によって案内されてY軸方向へ変位するクランプ体
E66が連結されている。
【0087】油圧シリンダE65のピストンロッドが下
方へ進動したときにはクランプ体E66が下方へ変位し
て加工材Wに押し付けられ、加工材Wがクランプ体E6
6とテーブル板E41とによってクランプされ、油圧シ
リンダE65のピストンロッドが上方へ進動したときに
はクランプ体E66が上方へ変位して加工材Wから離
れ、加工材Wがアンクランプされる。
【0088】ベースE2のX軸方向+側の端面に基端部
が結合されたテーブルE70の上端には上面位置がテー
ブル板E41の上面位置に整合されたテーブル板E71
が水平状に取付けられ、テーブルE70上にはスタンド
E75が立設されている。テーブル板E71,E41,
B71,B41の上面の高さは同一高さとなっている。
【0089】テーブルE70内の上部には油圧シリンダ
E74が設置され、この油圧シリンダE74のピストン
ロッドには軸受けE73が連結されている。
【0090】テーブルE70内の上端には軸受けE73
によって回転可能に支持されてローラE60と同様に構
成されたローラE72が設置されている。ローラE6
0,E72は加工材Wの移送時には上方へ変位し、位置
保持時および仕口加工時には下方へ変位する。
【0091】スタンドE75の上端には1対のガイドメ
タルB76と油圧シリンダE78とが取付けられ、油圧
シリンダ78のピストンロッドには1対のガイドシャフ
トE77の下端に結合されてクランプ体E66と同様に
構成されたクランプ体E79が連結されている。
【0092】スタンドE75のX軸方向+側の側面に固
定されたブラケットE80の上面には1対のガイドメタ
ルE81と、下向き状に設置された空圧シリンダE85
とが平行状に取付けられている。
【0093】両ガイドメタルE81にそれぞれY軸方向
へのスライド可能に挿通された両ガイドシャフトE82
の下端には空圧シリンダE85のピストンロッドに連結
された1対の軸受けE83が結合されている。
【0094】Z軸方向+側の軸受けE83に取付けられ
たギヤーモータE86の出力軸には両軸受けE83によ
って回転可能に支持されてZ軸方向と平行な軸心を有
し、加工材WをX軸方向へ移送するローラE84が結合
されている。
【0095】ローラE84はギヤーモータE86によっ
て駆動されて回転し、空圧シリンダE85によって駆動
されてY軸方向へ変位する。ローラE72が上方へ変位
した状態でローラE84が回転しながら下方へ変位して
ローラE72上の加工材Wの墨付け面に押し付けられる
と、加工材WがX軸方向+側へ移送される。
【0096】第2加工ユニットCにおいて、ベースC1
はその下面に取付けられてレール2−1,2−2に係合
されたリニアベアリングC−2を介してレール2−1,
2−2上にX軸方向への移動可能に設置されている。
【0097】ベースC1のZ軸方向−側の側面に固定さ
れたブラケットC3にはギヤーモータC4が後向き状に
取付けられ、このギヤーモータC4の出力軸にはラック
ギヤー3−1と噛み合ったピニオンギヤーC5が固定さ
れ、ギヤーモータC4の回転によってベースC1および
第2加工ユニットCがX軸方向へ移動する。
【0098】ブラケットC3にはギヤーモータC4の回
転数を検出するエンコーダC6が取付けられ、このエン
コーダC6の検出信号に基づいてギヤーモータC4が駆
動制御されて第2加工ユニットCおよび第2加工ユニッ
トCの刃物軸のX軸方向の加工時の停止位置および加工
材WのX軸方向の移送後の停止位置が決められる。
【0099】ベースC1上には上端がビームC9によっ
て一体状に連結された1対のスタンドC7,C8が平行
状に立設され、スタンドC7の下部には1対のガイドメ
タルC11と油圧シリンダC12とが平行状に取り付け
られ、スタンド8Cの下部には1対のガイドメタルC1
5と油圧シリンダC16とが平行状に取り付けられてい
る。
【0100】両ガイドメタルC11にY軸方向へのスラ
イド可能に挿通された1対のガイドシャフトC13の上
端には加工材Wが載置されるテーブルC10が結合さ
れ、両ガイドメタルC15にY軸方向へのスライド可能
に挿通された1対のガイドシャフトC17の上端には加
工材Wが載置されるテーブルC14が結合されている。
【0101】テーブルC10,C14はそれぞれ油圧シ
リンダC12,C16によって駆動されてY軸方向へ低
位置と中間位置と高位置との3段階に変位する。
【0102】テーブルC10,C14が低位置へ変位し
たときにはテーブルC10,C14の上面がテーブル板
B41,B71,E41,E71の上面より下位とな
り、第2加工ユニットCを加工材Wに干渉されずにX軸
方向へ移動させることができる。
【0103】テーブルC10,C14が中間位置へ変位
したときにはテーブルC10,C14の上面がテーブル
板B41,B71,E41,E71の上面に整合され、
加工材WをテーブルC10,C14上でクランプして加
工材Wに仕口加工をすることができる。
【0104】テーブルC10,C14が高位置へ変位し
たときにはテーブルC10,C14の上面がテーブル板
B41,B71,E41,E71の上面より上位とな
り、第2加工ユニットCが加工材Wを掴んで移動すると
きに加工材Wをテーブル板B41,B71,E41,E
71によって干渉されずにX軸方向へ移送することがで
きる。
【0105】スタンドC7の上面には1対のガイドメタ
ルC18と油圧シリンダC19とが平行状に取り付けら
れ、スタンドC8の上面には1対のガイドメタルC22
と油圧シリンダC23とが平行状に取り付けられてい
る。
【0106】両ガイドメタルC18にY軸方向へのスラ
イド可能に挿通された1対のガイドシャフトC20の下
端には加工材WをテーブルC10との間でクランプする
クランプ体C21が結合され、両ガイドメタルC22に
Y軸方向へのスライド可能に挿通された1対のガイドシ
ャフトC24の下端には加工材WをテーブルC14との
間でクランプするクランプ体C25が結合されている。
【0107】加工材Wを掴んで移送するとき、および、
加工材Wに仕口加工をするときには油圧シリンダC1
9,C23のピストンロッドが下方へ進動してクランプ
体C21,C25が下方へ変位し、加工材Wがクランプ
体C21およびテーブルC10と、クランプ体C25お
よびテーブルC14とによってクランプされ、油圧シリ
ンダC19,C23のピストンロッドが上方へ退動して
クランプ体C21,C25が上方へ変位すると、加工材
Wがアンクランプされる。
【0108】ベースC1の上面にZ軸方向に沿って平行
状に敷設された1対のガイドレールC26上にはこの両
ガイドレールC26に係合されたリニアベアリングC2
8が下面に固定されたベースC27がZ軸方向への移動
可能に設置されている。
【0109】前記ブラケットC3に内向き状に取付けら
れた油圧シリンダC100のピストンロッドの先端はベ
ースC27に連結され、ベースC27は油圧シリンダC
100の作動時にガイドレールC26によって案内され
てZ軸方向へ移動する。
【0110】スタンドC8のX軸方向+側の側面には図
示しない油圧シリンダによって駆動されてY軸方向へ変
位する木口ストッパC101が取り付けられている。
【0111】木口ストッパC101は加工材Wの移送や
仕口加工を妨げないように通常はテーブル板B41の上
面から上方へ突出されない状態で保持される。木口スト
ッパC101が上方へ変位すると、木口ストッパC10
1がテーブル板B41の上面より高い位置へ進出し、加
工材WのX軸方向+側の木口部を木口ストッパC101
に当接させて位置決めすることができる。
【0112】ベースC27上に立設されたコラムC29
のX軸方向−側の側面にはY軸方向ガイド用の昇降ガイ
ドレールC30が垂直状に取り付けられ、コラムC29
の上面にはブラケットC31が取り付けられている。
【0113】ブラケットC31に下向き状に取り付けら
れた油圧シリンダC32のピストンロッドの先端は昇降
ガイドレールC30にY軸方向へのスライド可能に係合
された昇降体C33に連結されている。
【0114】昇降体C33に取り付けられた組み手溝加
工軸モータC34の出力軸には組み手溝W5を切削加工
するための組み手溝加工カッタC35が固定されてい
る。
【0115】組み手溝加工カッタC35は組み手溝加工
軸モータC34によって駆動されて回転し、ギヤーモー
タC4の回転によってX軸方向へ移動し、油圧シリンダ
C32よって駆動されてY軸方向へ移動し、油圧シリン
ダC100によって駆動されてZ軸方向へ移動する。
【0116】なお、組み手溝加工カッタC35は渡りあ
ご掛け溝を切削加工することもできる。
【0117】第3加工ユニットDにおいて、ベースD1
はその下面に取付けられてレール2−3,2−4に係合
されたリニアベアリングD2を介してレール2−3,2
−4上にX軸方向への移動可能に設置されている。
【0118】ベースD1のZ軸方向+側の側面に取付け
られたブラケケットD3にはギヤーモータD4が内向き
状に取付けられ、このギヤーモータD4の出力軸にはラ
ックギヤー3−2と噛み合ったピニオンギヤーが固定さ
れ、ギヤーモータD4の回転によってベースD1および
第3加工ユニットDがX軸方向へ移動する。
【0119】ブラケットD4にはギヤーモータC4の回
転数を検出する図示しないエンコーダが取り付けられ、
このエンコーダの検出信号に基づいてギヤーモータD4
が駆動制御されて第3加工ユニットDおよび第2加工ユ
ニットDの刃物軸のX軸方向の加工時の停止位置や、加
工材WのX軸方向の移送後の停止位置が決められる。
【0120】ベースD1上には上端がビームD9によっ
て一体状に連結された1対のスタンドD7,D8が平行
状に立設され、スタンドD7の下部には1対のガイドメ
タルD11と油圧シリンダD12とが平行状に取り付け
られ、スタンドD8の下部には1対のガイドメタルD1
5と油圧シリンダD16とが平行状に取り付けられてい
る。
【0121】両ガイドメタルD11にY軸方向へのスラ
イド可能に挿通された1対のガイドシャフトD13の上
端には加工材Wが載置されるテーブルD10が結合さ
れ、両ガイドメタルD15にY軸方向へのスライド可能
に挿通された1対のガイドシャフトD17の上端には加
工材Wが載置されるテーブルD14が結合されている。
【0122】テーブルD10,D14はそれぞれ油圧シ
リンダD12,D16によって駆動されてY軸方向へ低
位置と中間位置と高位置との3段階に変位する。
【0123】テーブルD10,D14が低位置へ変位し
たときにはテーブルD10,D14の上面がテーブル板
B41,B71,E41,E71の上面より下位とな
り、第3加工ユニットDを加工材Wに干渉されずにX軸
方向へ移動させることができる。
【0124】テーブルD10,D14が中間位置へ変位
したときにはテーブルD10,D14の上面がテーブル
板B41,B71、E41,E71の上面に整合され、
加工材WをテーブルD10,D14上でクランプして加
工をすることがきる。
【0125】テーブルD10,D14が高位置へ変位し
たときにはテーブルD10,D14の上面がテーブル板
B41,B71,E41,E71の上面より上位とな
り、第3加工ユニットDが加工材Wを掴んで移動すると
きに加工材Wをテーブル板B41,B71,E41,E
71によって干渉されずにX軸方向へ移送することがで
きる。
【0126】スタンドD7の上面には1対のガイドメタ
ルD18と油圧シリンダD19とが平行状に取り付けら
れ、スタンドD8の上面には1対のガイドメタルD22
と油圧シリンダD23とが平行状に取り付けられてい
る。
【0127】両ガイドメタルD18にY軸方向へのスラ
イド可能に挿通された1対のガイドシャフトD20の下
端には加工材WをテーブルD10との間でクランプする
クランプ体D21が結合され、両ガイドメタルD22に
Y軸方向へのスライド可能に挿通された1対のガイドシ
ャフトD24の下端には加工材WをテーブルD14との
間でクランプするクランプ体D25が結合されている。
【0128】加工材Wを掴んで移送するとき、および、
加工材Wに仕口加工をするときには油圧シリンダD1
9,D23のピストンロッドが下方へ進動してクランプ
体D21,D25が下方へ変位し、加工材Wがクランプ
体D21およびテーブルD10と、クランプ体がクラン
プ体D25およびテーブルD14とによってクランプさ
れ、油圧シリンダD19,D23のピストンロッドが上
方へ退動してクランプ体D21,D25が上方へ変位す
ると、加工材Wがアンクランプされる。
【0129】ベースD1の上面にZ軸方向に沿って平行
状に敷設された1対のガイドレールD26上にはこの両
ガイドレールD26に係合されたリニアベアリングD2
8が下面に固定されたベースD27がZ軸方向への移動
可能に設置されている。
【0130】前記ブラケットD3に内向き状に取付けら
れた油圧シリンダD100のピストンロッドの先端はベ
ースD27に連結され、ベースD27は油圧シリンダD
100の作動時にガイドレールD26によって案内され
てZ軸方向へ移動する。
【0131】スタンドD8のX軸方向+側の側面には図
示しない油圧シリンダによって駆動されてY軸方向へ変
位する木口ストッパD101が取り付けられている。
【0132】木口ストッパD101は加工材Wの移送や
仕口加工を妨げないように通常はテーブル板B41の上
面から上方へ突出されない状態で保持される。木口スト
ッパD101が上方へ変位すると、木口ストッパD10
1がテーブル板B41の上面より高い位置へ進出し、加
工材WのX軸方向+側の木口部を木口ストッパD101
に当接させて位置決めすることができる。
【0133】各クランプ機構B63〜B66,B76〜
B79,C18〜C21,C22〜C25,D18〜D
21,D22〜D25,E63〜E66,E76〜E7
9の近傍には加工材Wの有無を検出するセンサがそれぞ
れ設置されており、センサによって検出される位置に加
工材Wが無い場合にはセンサの検出信号によってクラン
プ動作が不能となる。
【0134】ベースD27上に立設されたコラムD29
のX軸方向−側の側面にはY軸方向ガイド用の昇降ガイ
ドレールD30が垂直状に取り付けられ、コラム29の
上面にはブラケットD31が取り付けられている。
【0135】ブラケットD31には油圧シリンダD32
および油圧シリンダD36が下向き状に取り付けられ、
油圧シリンダD32のピストンロッドの先端は昇降ガイ
ドレールD30にY軸方向へのスライド可能に係合され
た昇降体D33に連結され、油圧シリンダD36のピス
トンロッドの先端は昇降ガイドレールD30にY軸方向
へのスライド可能に係合された昇降体D37に連結され
ている。
【0136】昇降体D33に取り付けられた束座加工軸
モータD34の出力軸には束座W3を切削加工する束座
加工カッタD35が固定されている。
【0137】束座加工カッタD35は束座加工軸モータ
D34によって駆動されて回転し、ギヤーモータD4の
回転によってX軸方向へ移動し、油圧シリンダD32に
よって駆動されてY軸方向へ移動し、油圧シリンダD1
00によって駆動されてZ軸方向へ移動する。なお、束
座加工カッタD35は組み手溝W5を切削加工すること
もできる。
【0138】ブラケットD31に下向き状に取り付けら
れた油圧シリンダD36の先端には昇降ガイドレールD
30にY軸方向へのスライド可能に係合された昇降体D
37が連結されている。
【0139】昇降体D37にZ軸方向へのスライド可能
に係合されたモータベースD38にはチェーンのみ軸モ
ータD41が取り付けられ、このチェーンのみ軸モータ
D41の出力軸には束座W3の束座面に束ほぞ穴W4を
切削加工するチェーンのみD42が固定され、このチェ
ーンのみD42は集塵カバーD43によって覆われてい
る。
【0140】チェーンのみD42はチェーンのみ軸モー
タD41によって駆動されて回転し、ギヤーモータD4
によって駆動されてX軸方向へ移動し、油圧シリンダD
36によって駆動されてY軸方向へ移動し、油圧シリン
ダD40によって駆動されて切削時にZ軸方向へ移動
し、油圧シリンダD100によって駆動されて位置決め
時にZ軸方向へ移動する。
【0141】取り出しコンベアユニットFにおいて、ベ
ッド1の先方に設置された取り出しコンベアフレームF
1の上端にはX軸方向へ配列されてZ軸と平行な軸心を
有し、両端が各1対の軸受けF3によって回転可能に支
持された3つのローラF2が横架されている。
【0142】取り出しコンベアフレームF1のX軸方向
の両端部に取り付けられた各1対のブラケットF9には
上向き状に設置された2対の空圧シリンダF6が空圧シ
リンダクレビスF8を介してそれぞれ結合され、この各
対の空圧シリンダF6のピストンロッドF7の先端は水
平状に設置された1対のホイールコンベア台F5の両端
部にそれぞれ連結されている。
【0143】両ホイールコンベア台F5上には加工材W
をZ軸方向へ移送してローラF2上からユニット外へ搬
出する3台のホイールコンベアF4が平行状に設置され
ている。
【0144】各ホイールコンベアF4は各空圧シリンダ
F6によって駆動されてY軸方向へ一斉に変位し、各ホ
イールコンベアF4が下方へ変位したときには各ローラ
F2の上面が各ホイールコンベアF4の上面より上位と
なって加工材Wが各ローラF2上に載置され、X軸方向
への加工材Wの移送が容易となる。
【0145】各ホイールコンベアF4が上方へ変位した
ときには各ホイールコンベアF4の上面が各ローラF2
の上面より上位になって加工材Wが各ホイールコンベア
F4上に載置され、Z軸方向への加工材Wの移送が容易
となる。
【0146】取り出しコンベアフレーム1のZ軸方向+
側の側面にはZ軸方向+側への加工材Wのオーバーラン
を防止する3つのフェンスF10が取り付けられてい
る。
【0147】取り出しコンベアフレームF1のX軸方向
の中央部に固定されたブラケットF11には1対のガイ
ドメタルF12と下向き状に設置された空圧シリンダF
16とが平行状に取り付けられている。
【0148】両ガイドメタルF12にそれぞれY軸方向
へのスライド可能に挿通された両ガイドシャフトF13
の下端には空圧シリンダF16のピストンロッドに連結
された1対の軸受けF14が結合されている。
【0149】3つのローラF2のうちの中間位置のロー
ラF2の上方には両端が両軸受けF14によって回転可
能に支持されて加工材WをローラE84と協仂してX軸
方向へ移送するローラF2が設置されている。ローラF
2の高さは加工材投入コンベアユニットAのローラA2
の高さと一致している。また、ローラF2の高さと、上
方へ変位したローラB60,B72,E60,E72の
高さと、上方へ変位したテーブルC10,C14,D1
0,D14の高さとは一致している。
【0150】ローラF15は一方の軸受けF14に取り
付けられた図示しないギヤーモータによって駆動されて
回転し、空圧シリンダF16によって駆動されてY軸方
向へ変位する。ローラF2が回転しながら下方へ変位し
て加工材Wの墨付け面に押し付けられると、加工材Wが
X軸方向+側へ移送される。
【0151】各仕口加工用カッタのうち、かぶとあり加
工カッタB22,E22はレーザ光5−1,5−2と加
工材Wと芯墨W0とが一致した位置をZ軸方向の加工動
作基準位置としてZ軸方向に対して位置合わせされ、テ
ーブル板B41,B71,E41,E71の上面位置を
Y軸方向の加工動作基準位置としてY軸方向に対して位
置合わせされる。かぶとあり加工カッタB22,E22
は加工材Wを幅方向に2等分する中心線に対して対称な
かぶとありW1をY軸方向、Z軸方向への動きによって
加工材Wの木口部に切削加工する。
【0152】かき取りカッタB34,E34はかぶとあ
り加工カッタB22,E22と同様にしてZ軸方向、Y
軸方向に対して位置合わせされ、Z軸方向およびY軸方
向への動きによってかぶとありW1の先端面W1−1と
胴付きW1−2とを切削加工する。
【0153】ドリルB51,E51はレーザ光5−1,
5−2と加工材Wの芯墨W0とが一致した位置を加工動
作基準位置としてZ軸方向に対して位置合わせされ、Y
軸方向への動きによって加工材Wの両木口部付近にボル
ト穴W2をボーリング加工する。かぶとありW1からボ
ルト穴W2までの間隔は一定となるため、かぶとあり加
工カッタB22,E22およびかき取りカッタB34,
E34と、ドリルB51,E51とのX軸方向の間隔は
常に一定となる。但し、第1、第4加工ユニットB,E
からボーリングユニットを無くしてもよい。
【0154】組み手溝加工カッタC35はレーザ光5−
1,5−2と加工材Wの芯墨W0とが一致した位置を加
工動作基準位置としてZ軸方向に対して位置合わせさ
れ、Y軸方向への動きによって加工材Wの他方の丸太素
地面の長手方向中央部の加工位置P9に組み手溝W5を
切削加工する。但し、組み手溝W5のX軸方向の寸法が
組み手溝加工カッタC35のカッタ径より大きい場合に
はその差だけ組み手溝加工カッタC35がX軸方向へ移
動してから再度Y軸方向へ往復移動し、組み手溝W5の
幅をX軸方向へ拡張する。
【0155】束座加工カッタD35はレーザ光5−1,
5−2と加工材Wの芯墨W0とが一致した位置からZ軸
方向+側へ寸法h1だけ移動した位置を加工動作基準位
置としてZ軸方向に対して位置合わせされ、Y軸方向へ
の動きによって加工材Wの一方の丸太素地面に束座W3
若しくは組み手溝W5を切削加工する。但し、束座W3
若しくは組み手溝W5のX軸方向の寸法が束座加工カッ
タD35のカッタ径より大きい場合にはその差だけ束座
加工カッタD35がX軸方向へ移動してからY軸方向へ
再度往復移動し、束座W3若しくは組み手溝W5の幅を
X軸方向へ拡張する。
【0156】チェーンのみD42は束座W3の束座面に
一定深さの束ほぞ穴W4を切削するため、束座W3の束
座面を加工動作基準位置として油圧シリンダD100に
よってZ軸方向に対して位置合わせされ、また、テーブ
ル板B41,B71,E41,E71の上面位置を加工
動作基準位置(通常は加工材Wの材幅の半分の位置)と
してY軸方向に対して位置合わせされ、油圧シリンダD
40によって駆動されてZ軸方向への動きによって束座
W3の束座面の中央部に束ほぞ穴W4を切削加工する。
但し、束座加工カッタD35とチェーンのみD42とを
上下逆にし、チェーンのみD42を束座加工カッタD3
5の下方に設置するようにしてもよい。
【0157】なお、芯墨W0から束座W3の束座面まで
の寸法h1は加工材Wの曲り等によって束座W3毎に相
異するため、チェーンのみD42の加工動作基準位置も
束座W3毎に相異する。また、束ほぞ穴W4のX軸方向
の寸法がチェーンのみD42のX軸方向の寸法より大き
い場合にはその差だけチェーンのみD42がX軸方向へ
移動してから再度Y軸方向へ往復移動し、束ほぞ穴W4
の幅をX軸方向へ拡張する。
【0158】加工材Wの両木口部にかぶとありW1を切
削加工する場合に、かぶとあり加工カッタB22,E2
2およびかき取りカッタB34,E34が加工材Wの長
さLに対応してそれぞれX軸方向に対して位置合わせさ
れるように第4加工ユニットEはギヤーモータE4によ
って駆動されてX軸方向へ移動する。従って、加工材W
の両木口部を同時に切削して両側のかぶとありW1を同
時に形成することができる。
【0159】各カッタのX軸、Y軸、Z軸方向への移動
はギヤーモータや油圧シリンダによって行っているが、
各カッタの位置検出や位置制御はエンコーダやリミット
スイッチによって行われる。また、ギヤーモータに代え
てパルスモータ、サーボモータ、油圧シリンダを使用
し、油圧シリンダに代えてギヤーモータおよびボールね
じ、ラック、ピニオン使用してもよい。
【0160】上記実施例ではかぶとあり加工カッタB2
2,E22、ドリルB51,E51をヘッドのスピンド
ルに取り付け、モータおよびベルトで回転させている
が、かぶとあり加工カッタB22,E22、ドリルB5
1,E51をモータのスピンドルに直接取り付けてもよ
い。
【0161】また、上記実施例ではかき取りカッタB3
4,E34、組み手溝カッタC35、束座加工カッタD
35、チェーンのみD42をモータのスピンドルに直接
取り付けてあるが、これらをヘッドのスピンドルに取り
付けてモータおよびベルトによって回転駆動してもよ
い。
【0162】さらに、各クランプ体、テーブル等を油圧
シリンダに代えて空圧シリンダによって駆動するように
してもよい。
【0163】第2加工ユニットCおよび第3加工ユニッ
トDは第1加工ユニットB側の移動端が基準位置とな
り、第4加工ユニットEは取り出しコンベアユニットF
側の移動端が基準位置となる。
【0164】第2加工ユニットCおよび第3加工ユニッ
トDは個々に若しくは同時にお互いに干渉することなく
第4加工ユニットEの近傍までX軸方向−側へ移動する
ことができ、第4加工ユニットEは第2加工ユニットC
および第3加工ユニットDの近傍までX軸方向+側へ移
動することができる。上記実施例では第2、第3、第4
加工ユニットC,D,Eをギヤーモータとラック、ピニ
オンによってX軸方向へ移動させているが、この他に、
ギヤーモータとボールねじや油圧シリンダによって移動
させるようにしてもよい。また、ギヤーモータに代えて
サーボモータ、パルスモータ等を使用してもよい。
【0165】加工材Wの仕口加工の準備に際し、始めに
作業者が丸太材を2面挽きした素材を削り代を含めた長
さに切断して加工材Wを作製してから、加工材Wの両平
坦面のうちの一方の平坦面に芯墨W0を墨付けし、さら
に、加工材Wの高さや曲りを測定して加工寸法(かぶと
ありW1の高さ方向の寸法h2、芯墨W0から束座W3
の束座面までの寸法h1等)を決める。
【0166】次に、作業者が野物梁用加工機の操作盤の
ディスプレイ表示に従って仕口種類、加工位置、加工寸
法等の加工データを選択して例えば次表のような加工デ
ータをデータ記憶装置に入力する。
【0167】
【0168】加工材Wを野物梁用仕口加工機の加工材投
入部にセットするに際し、作業者が加工材Wを投入コン
ベアユニットAのホイールコンベアA4上に墨付け面を
上側にして芯墨W0をX軸方向と一致させた状態で載置
してから、加工材WをローラA2上に載せてX軸方向+
側へ移送し、加工材WのX軸方向+側の木口部を第2、
第3加工ユニットC,Dの木口ストッパC101,D1
01に当接させながら、加工材WをZ軸方向へ移動させ
て芯墨W0とレーザ光5−1,5−2とを一致させる。
【0169】この状態で、第2、第3加工ユニットC,
Dのクランプ体C21,C25,D21,D25をスイ
ッチ操作によって作動させて加工材Wをその移送のため
にクランプ体C21,C25,D21,D25と、高位
置へ変位したテーブルC10,C14,D10,D14
とによってクランプする(図17参照)。
【0170】自動運転に際し、第2加工ユニットC、第
3加工ユニットDは加工データ記憶装置に入力した加工
データに基づいて移動制御されてギヤーモータC4,D
4の回転によってX軸方向+側へ加工材Wをクランプし
た状態で共同移動し、加工材Wの一端が第1加工ユニッ
トBのクランプ体B79から外れない範囲で加工材Wを
X軸方向+側へ移送して停止させ、中間位置のクランプ
状態にし、移送後、加工材Wをその位置保持のためにク
ランプ体B66,B79によってクランプして固定す
る。加工材Wの移送量は加工材Wが常に2個所以上でク
ランプされて移送または位置保持されるように決められ
ている。
【0171】続いて、第2、第3加工ユニットC,Dの
クランプ体C21,C25,D21,D25による加工
材Wのクランプ状態が解除され、第3加工ユニットDは
第2加工ユニットCを残してX軸方向+側へ移動して束
座加工カッタD35、チェーンのみD42が加工材Wの
加工位置P5に対向する位置で停止する(図18参
照)。
【0172】この状態で、再び加工材Wがクランプ体C
21,C25,D21,D25と、中間位置のテーブル
C10,C14,D10,D14とによって切削加工の
ためにクランプされ、続いて、束座加工カッタD35お
よびチェーンのみD42が駆動されて加工材Wの加工位
置P5に束座加工カッタD35およびチェーンのみD4
2によって束座W3および束ほぞ穴W4が切削加工され
る。
【0173】次に、第3加工ユニットDは加工材Wを解
放してから、テーブルD10,D14が低位置へ変位し
た後でX軸方向−側へ単独移動して基準位置に戻り(図
18の状態)、続いて、加工材Wが始めに位置保持のた
めにクランプ体C21,C25,D21,D25と中間
位置のテーブルC10,C14,D10,D14とによ
ってクランプされ、次に、クランプ体B66,B79に
よるクランプ状態が解除されないままの状態で加工材W
が移送のためにクランプ体C21,C25,D21,D
25と高位置のテーブルC10,C14,D10,D1
4とによって再びクランプされる。(油圧シリンダC1
2,C16,D12,D16の作動力を油圧シリンダC
19,C23,D19,D23の作動力より強くしてあ
る。)
【0174】次に、第2、第3加工ユニットC,DはX
軸方向+側へ共同移動して加工材WをX軸方向+側へ移
送し、移送後、加工材Wの位置保持のためにクランプ体
C21,C25,D21,D25と、テーブルC10,
C14,D10,D14とによるクランプ状態を保った
ままテーブルC10,C14,D10,D14が中間位
置へ変位し、続いて加工材Wが切削加工のためにクラン
プ体B66,E66によってクランプされる。この時、
第4加工ユニットEはX軸方向へ移動して第1加工ユニ
ットBに対して加工材Wの長さに対応するように既に位
置決めされており、加工材Wの両木口部がかぶとあり加
工カッタB22,E22にそれぞれ対向する(図19参
照)。
【0175】この状態でかぶとあり加工カッタB22,
E22および、かき取りカッタB34,E34が駆動さ
れて加工材Wの両木口部にかぶとありW1がそれぞれ切
削加工され、また、ドリルB51,E51が駆動されて
加工材Wの両木口部付近にボルト穴W2がそれぞれボー
リング加工される。加工材Wは加工後も位置保持のため
にクランプ体B66,E66によって引続きクランプさ
れる。
【0176】次に、第2、第3加工ユニットC,Dはク
ランプ体C21,C25,D21,D25が加工材Wの
クランプ状態を解除した後でX軸方向へ移動して加工材
Wの加工位置P9に相当する位置で停止してから、加工
材Wがその切削加工のためにクランプ体C21,C2
5、D21,D25と、中間位置のテーブルC10,C
14,D10,D14とによってクランプされる。
【0177】この状態で束座加工カッタD35およびチ
ェーンのみD42が駆動されて束座W3および束ほぞ穴
W4が加工材Wの一方の丸太素地面の加工位置P9に切
削加工され、また、組み手溝カッタC35が駆動されて
加工材Wの他方の丸太素地面の加工位置P9に組み手溝
W5が切削加工される。
【0178】さらに、第3加工ユニットDは同様にして
加工位置P13に相当する位置へ移動して停止し、加工
材Wの一方の丸太素地面の加工位置P13に束座カッタ
D35、チェーンのみD42によって同様にして束座W
3および束ほぞ穴W4が切削加工される。その後、第3
加工ユニットDはX軸方向の基準位置に戻って停止し、
また、第2加工ユニットCもX軸方向の基準位置に戻っ
て停止する(図19の状態)。但し、[0179]〜
[0180]に記載した工程と[0181]に記載した
工程とを同時に行うこともできる。
【0179】各仕口W1〜W5の加工終了後、加工材W
はその位置保持のためにクランプ体C21,C25,D
21,D25と、中間位置のテーブルC10,C14,
D10,D14とによってクランプされてから、クラン
プ体B66,E66によるクランプ状態が解除され、そ
の後、加工材Wはクランプ体C21,C25,D21,
D25と、高位置のテーブルC10,C14,D10,
D14とによって移送のためのクランプ状態となる。
【0180】この状態で、第2、第3加工ユニットC、
DがX軸方向+側へ移動して停止し、加工材Wはその取
り出しコンベアユニットF側端部が第4加工ユニットE
のローラE83の下方へ進出するまで移送されてから、
クランプ体C21,C25,D21,D25によるクラ
ンプ状態が解除される。
【0181】続いて、第4加工ユニットEのローラE8
3が回転しながら下方へ変位して加工材Wに押し付けら
れ、加工材WがローラE83によってX軸方向+側へ移
送される(図20参照)。
【0182】さらに、取り出しコンベアユニットFのロ
ーラF15がローラE83と同様に回転しながら下方へ
変位して加工材Wに押し付けられ、加工材WがローラF
15によってさらにX軸方向+側へ移送される。
【0183】加工材W全体が取り出しコンベアユニット
F上へ送り込まれてローラF2上に載置されてから、ホ
イールコンベアF4が上方へ変位し、ホイールコンベア
F4上に載置された加工材WがホイールコンベアF4に
よってZ軸方向−側へ送り出されてホイールコンベアF
4上から取り出しコンベアユニットF外へ搬出される。
【0184】なお、第4加工ユニットEは加工材Wの移
送および位置保持のためのクランプ機構を備えている。
従って長さが上記実施例の野菜梁の長さLより長い野菜
梁や短い野菜梁、または、加工材の木口部に比較的近い
位置でも束座W3、束ほぞ穴W4、組み手溝W5を切削
加工することができる。
【0185】野菜梁の長さLが第1加工ユニットBのか
ぶとあり加工カッタB22と第4加工ユニットEのかぶ
とあり加工カッタE22とのX軸方向の最大距離より長
い場合にはかぶとあり加工カッタE22によって加工材
WのX軸方向+側の木口部にかぶとありW1を切削加工
してから、加工材Wを超過分の長さだけX軸方向+側へ
移送して加工材WのX軸方向−側の木口部にかぶとあり
加工カッタB22によってかぶとありW1を切削加工す
ると、加工材Wの両木口部にかぶとありW1を加工する
ことができる。
【0186】本例では上記したように構成したことによ
って墨付け作業が加工材Wに芯墨W0を墨付けする作業
のみとなるので、墨付け作業の手数を軽減して墨付け作
業に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0187】また、各カッタの位置および動きを各仕口
に関する加工データに基づいて自動的にコントロールし
て各仕口を切削加工することができ、作業者の目視によ
る位置合わせ作業が少ないので、各仕口の加工精度を良
化することができるとともに、作業者が加工材を移送す
る作業や、加工材を反転させる作業や、カッタを移動操
作する作業等が不要となり、加工材のハンドリング回数
が少ないので、各種仕口を切削加工する作業を簡易化お
よび能率化することができる。
【0188】さらに、自動車運転中、作業者による機械
操作が不要となるので、作業者が仕口加工中に次回加工
される加工材の準備作業や墨付け作業や加工済みの野物
梁の検査等を行うことができ、野物梁を作製する工程で
の作業能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す野物梁用の加工材の斜
視図である。
【図2】同じく、野物梁用の加工材および各仕口を説明
する投影画図である。
【図3】野物梁用仕口加工機の正面図である。
【図4】投入コンベアユニット、第1加工ユニット、第
2加工ユニットの正面図である。
【図5】第3加工ユニット、第4加工ユニット、取り出
しコンベアユニットの正面図である。
【図6】投入コンベアユニット、第1加工ユニット、第
2加工ユニット、第3加工ユニットの平面図である。
【図7】第4加工ユニット、取り出しコンベアユニット
の平面図である。
【図8】投入コンベアユニットの正面図である。
【図9】投入コンベアユニットの平面図である。
【図10】第1加工ユニット、第2加工ユニットの正面
図である。
【図11】第3加工ユニット、第4加工ユニットの正面
図である。
【図12】第1加工ユニットの平面図である。
【図13】第2加工ユニット、第3加工ユニットの平面
図である。
【図14】第4加工ユニットの平面図である。
【図15】取り出しコンベアユニットの正面図である。
【図16】取り出しコンベアユニットの平面図である。
【図17】第3加工ユニットによる加工材のセットを完
了したときの状態を説明する平面図である。
【図18】第2加工ユニット、第3加工ユニットによっ
て加工材に仕口を切削加工するときの状態を説明する平
面図である。
【図19】第1加工ユニット、第4加工ユニットおよび
第2加工ユニット、第3加工ユニットによって加工材に
仕口を切削加工するときの状態を説明する平面図であ
る。
【図20】加工材を取り出しコンベアユニットへ送り込
むときの状態を説明する平面図である。
【符号の説明】
A 投入コンベアユニット B 第1加工ユニット C 第2加工ユニット D 第3加工ユニット E 第4加工ユニット F 取り出しコンベアユニット W 加工材 W0 芯墨 W1 かぶとあり W2 ボルト穴 W3 束座 W4 束ほぞ穴 W5 組み手溝 B66,B79,C21,C25,D21,D25,E66,E79 クランプ体 B41,B71,E41,E71 テーブル板 C10,C14,D10,D14 テーブル B22,E22 かぶとあり加工カッタ B34,E34 かき取りカッタ B51,E51 ドリル C35 組み手溝加工カッタ D35 束座加工カッタ D42 チェーンのみ 4-1,4-2 レーザプロジェクタ(芯合わせ手段) 5-1,5-2 レーザ光

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸太材を2面挽きして形成された1対の
    平坦面と、1対の丸太素地面とを有し、前記両平坦面の
    うちの一方にその長手方向に沿って墨付けされた芯墨を
    上側にして長手方向へ移送される野物梁用の加工材に各
    種仕口を切削加工する仕口加工ライン中には、前記芯墨
    を基準として加工材をその移送方向と直交する水平方向
    に対して位置決めする芯合わせ手段を設置するととも
    に、前記仕口加工ライン中には、加工材を垂直方向に対
    して位置決めしてクランプするクランプ機構と、加工動
    作基準位置に位置合わせされた状態で移動制御されて加
    工材の木口部に仕口を切削加工するカッタとをそれぞれ
    備えた第1加工ユニットおよび第4加工ユニットを設置
    し、この第1加工ユニットと第4加工ユニットとの間に
    は加工材をその移送時および加工時に垂直方向に対して
    位置決めしてクランプするクランプ機構と、加工動作基
    準位置に位置合わせされた状態で移動制御されて前記丸
    太素地面に仕口を切削加工するカッタとをそれぞれ備
    え、加工材の移送方向と平行な方向へ個々に移動制御さ
    れる第2加工ユニットおよび第3加工ユニットを設置し
    たことを特徴とする野物梁用仕口加工機。
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