JPH071871A - 隠蔽用シート - Google Patents

隠蔽用シート

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JPH071871A
JPH071871A JP17108393A JP17108393A JPH071871A JP H071871 A JPH071871 A JP H071871A JP 17108393 A JP17108393 A JP 17108393A JP 17108393 A JP17108393 A JP 17108393A JP H071871 A JPH071871 A JP H071871A
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Kazuo Kato
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報の改ざん防止、被覆対象物の強度向上を
図るとともに、連続状態の葉書やカード類へ好適に適用
できる。 【構成】 透明シート6の一部に印刷による透視不能部
7を形成し、裏面には透明シート9を剥離困難に接着
し、さらに疑似接着層10を介して透明シート11を剥
離可能に接着したうえ、透明シート11の裏面に粘着剤
12を設けるとともに、剥離台紙13で被覆して隠蔽用
シート1とする。剥離台紙13を剥離して露出した粘着
剤12により、透明シート6を2枚の透明シート9,1
1とともに、葉書等の隠蔽情報表示面に接着すると、透
視不能部7に対応する隠蔽情報は視認不能となる一方、
他の情報は各透明シート6,9,11を透して視認可能
となり、また、透明シート9を透明シート6とともに疑
似接着層10から剥離すれば、隠蔽情報も残った透明シ
ート11を透して視認可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隠蔽用シートに関し、
特に、連続状態にある葉書やカードの適所に表示した暗
証番号や預金残高等の隠蔽すべき情報(以下隠蔽情報と
いう)を被覆隠蔽するのに適した隠蔽用シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来における隠蔽用シートは、図9に示
すように、両側に等間隔をおいて多数の移送孔102を
透設した連続状態にある剥離台紙101上に、接着後に
剥離可能な接着構造を裏面に設けた隠蔽ラベル103
を、周囲の不要部分を除去した、いわゆるカス上げ状態
として島状に構成しているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため従来において
は、隠蔽ラベル103は互いに独立した単片状態にある
ので、葉書やカードが連続状態にある場合には、隠蔽情
報を表示した所定位置に前記隠蔽ラベル103を正確に
接着するようマッチングを取ることが困難であり、しば
しば接着位置がズレてしまい、隠蔽情報の一部が露出し
てしまう事態を生ずるという不都合があった。本発明
は、この不都合を解消し、連続状態にある葉書やカード
の適所に表示した隠蔽情報を被覆隠蔽するのに適した隠
蔽用シートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の隠蔽用シートは、透視可能なシートの一部
に、印刷やマット加工を施したり、アルミシートを接着
する等により透視不能部を形成し、前記シートの裏面に
は接着構造を設けるとともに、この接着構造の少なくと
も前記透視不能部に対応する部分を、疑似的に接着した
2枚の透明フィルムの一方を接着したり、剥離可能な接
着剤を塗布してなる、接着後に剥離可能な接着構造とし
たものである。
【0005】
【作用】葉書やカード等の対象物とほぼ同一大に形成し
た透視可能なシートの一部に形成する透視不能部を、前
記葉書やカード等の隠蔽情報表示部分に対応位置するよ
うあらかじめ設定しておけば、前記シートを同一大の葉
書やカードに接着することにより、透視不能部に対応す
る隠蔽情報表示部分は透視不能となる一方、他の部分は
透視可能であるとともに、シートにより被覆保護され
る。そして、透視不能部に対応する剥離可能な接着構造
の部分を剥離すれば、隠蔽されていた隠蔽情報が露出し
て視認可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を葉書に表示した隠蔽情報を被
覆隠蔽する隠蔽用シートに適用した場合の好適な実施例
を添付図面の図1〜図8に基づき詳細に説明する。ここ
において、図1は第1実施例を示す連続状態にある隠蔽
用シートの斜視図、図2はそのA−A線断面図、図3は
隠蔽情報を表示した葉書の平面図、図4は葉書に隠蔽用
シートを接着した状態を示す平面図、図5はそのB−B
線断面図、図6は透視可能なシートを葉書から剥離した
状態の断面図、図7は第2実施例を示す隠蔽用シートの
断面図、図8はその平面図である。
【0007】まず、図1〜図6に基づいて第1実施例を
説明する。図1に示すように、一単位の隠蔽用シート1
が、折り兼切り用ミシン目2を介して多数連接された連
続状態にあり、各隠蔽用シート1の両側には、それぞれ
切り用ミシン目3を境としてマージナル部4が設けら
れ、これら各マージナル部4には多数の移送孔5が等間
隔に透設されている。
【0008】図1及び図2で明らかなように、透視可能
なシートたる樹脂製の透明シート6の一部には、いわゆ
るベタ印刷を施すことによって、透視不能部7が形成さ
れている。また、各透明シート6の下側の折り兼切り用
ミシン目2に沿って、左下に向けた矢印とともに、「こ
こからはがして下さい」との案内文8が印刷されてい
る。
【0009】図2に示すように、透明シート6の裏面に
は、接着後に剥離可能な接着構造が設けられている。こ
の剥離可能な接着構造について説明すると、前記透明シ
ート6の裏面に樹脂製の透明シート9が熱圧着、溶着等
により剥離困難に接着され、この透明シート9は疑似接
着層10を介して同じく樹脂製の透明シート11と剥離
可能に疑似的に接着されている。そして、前記透明シー
ト11の裏面には透明で接着力の強い粘着剤12が設け
られ、この粘着剤12を被覆するように剥離台紙13が
剥離可能に接着されている。したがって、前記透明シー
ト6は、前記各透明シート9,11とともに剥離台紙1
3に対して剥離可能であり、また、前記透明シート9と
ともに前記疑似接着層10から前記透明シート11に対
して剥離可能となっている。
【0010】前述の疑似的に接着した透明シート9,1
1としては、相互間の接着性が低い材質を採用すると好
適であり、例えば、ポリエチレンテレフタレートとポリ
エチレン、ポリプロピレンとポリエチレン、ポリブチレ
ンテレフタレートとポリエチレン、ポリエチレンテレフ
タレートとポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレー
トとポリプロピレン等、オレフィン系樹脂とエステル系
樹脂等との組み合わせが好適である。
【0011】また、疑似接着層10は、相互に接着性が
低い透明シート9,11の間に、一方の透明シートと接
着性を有する樹脂を溶融状態で塗布して、溶融樹脂と接
着性の低い他の透明シートとの間に剥離可能な疑似的接
着状態を形成すればよい。より具体的には、ポリエチレ
ンテレフタレートとポリエチレンの組み合わせからなる
透明シート9,11の場合には、これら透明シート9,
11の間に、一方のフィルムと同一材質の樹脂、例え
ば、ポリエチレンをエクストルージョンコートして各透
明シート9,11を積層することにより形成することが
可能である。
【0012】続いて、上述した隠蔽用シート1を用いて
隠蔽情報を被覆隠蔽した葉書を作成する手順について説
明する。まず、対象となる葉書について説明すると、図
3に示すように、葉書14の表面には、送付先を示す宛
て名情報15と暗証番号や預金残高等の適宜な隠蔽情報
16が印字され、その裏面には、隠蔽する必要のない一
般的な伝達情報17(図5参照)が印字されている。図
示していないが、この葉書14も隠蔽用シート1と同様
に連続状態にあり、前述の印字は、連続状態の葉書14
を移送孔を利用して所定方向に移送しながら、コンピュ
ータに連動したプリンタを用いて同時に印字するもので
ある。
【0013】このような連続状態にある葉書14に対し
て、同じく連続状態にある隠蔽用シート1を、その剥離
台紙13を剥離して粘着剤12を露出したうえ、葉書1
4表面に透明シート11の裏面を重ね合わせ、前記粘着
剤12によって接着する。そして、各マージナル部4を
各切り用ミシン目3から切断除去し、さらに各折り兼切
り用ミシン目2で単位シート毎に切断する。
【0014】これによって、図4及び図5に示すよう
に、宛て名情報15は各透明シート6,9,11を透し
て視認できる一方、隠蔽情報16は透視不能部7によっ
て隠蔽された単位状の葉書14となり、通常の葉書と同
様に郵送可能となる。この状態で葉書14を受け取った
宛名人が、案内文8にしたがって、透明シート6を透明
シート9とともに、疑似接着層10から透明シート11
に対して剥離すると、葉書14は図6状態となり、隠蔽
情報16を前記透明シート11を透して視認可能とな
る。
【0015】次に、図7及び図8に基づいて第2実施例
を説明する。本実施例の隠蔽用シート21は、透明シー
ト22に設けた透視不能部23の周囲に切り用ミシン目
24を設け、この切り用ミシン目24の内側に対応する
透明シート22の裏面には、通常では接着せず、所定の
圧力を与えると接着可能となり、接着後に剥離可能な感
圧性接着剤25を塗布し、残りの部分には、同じく通常
では接着せず、所定の圧力を与えると接着可能となる
が、接着後には剥離困難な感圧性接着剤26を塗布した
ものである。この感圧性接着剤26は、従来公知の感圧
性接着剤から適宜選択して用いればよい。なお、図示し
てはいないが、透明シート22の適所には、切り用ミシ
ン目24を破断して透明シート22の透視不能部23部
分を剥離する旨の案内文が印刷されている。
【0016】一方、上述の感圧性接着剤25としては、
例えば、天然ゴム100重量部に対して、スチレン2重
量部とメタクリル酸メチル10重量部とをグラフト共重
合させて得られた天然ゴムラテックスに、テルペン樹脂
系粘着付与剤5重量部に対し、平均粒径5μmのシリカ
ゲル20重量部を添加したものを加えてなるものが好適
である。
【0017】本実施例は第1実施例とは異なり、当初よ
り単位状に構成されているが、使用の手順は基本的には
第1実施例と同一であり、例えば第1実施例と同一構成
の葉書の表面に隠蔽用シート21を重ね合わせたうえ、
各感圧性接着剤25、26の接着条件である所定の圧を
付与すると、透明シート22はこれら感圧性接着剤2
5、26によって、前記感圧性接着剤25に対応する部
分は剥離可能に、前記感圧性接着剤26に対応する他の
部分は剥離困難に接着される。そして、第1実施例と同
様に、葉書の宛て名情報は透明シート22を透して視認
できる一方、隠蔽情報は透視不能部23によって隠蔽さ
れた葉書となり、通常の葉書と同様に郵送可能となる。
【0018】この状態で葉書を受け取った宛名人が、案
内文にしたがって、透明シート22の切り用ミシン目2
4を破断するようにして、この切り用ミシン目24の内
側部分を捲り上げると、感圧性接着剤25は剥離可能な
ので、透視不能部分27が剥離され、隠蔽情報が露出し
て視認可能となる。
【0019】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、透明シート6,22の裏面
に設ける接着後に剥離可能な接着構造としては、例え
ば、第1実施例の構成において、透明シート6を設けず
に、透明シート9に透視不能部7を形成したり、あるい
は、透明シート11を厚さ25μm程度のポリエステル
で形成し、その裏面側に粘着剤12を設けて剥離台紙1
3で被覆する一方、前記透明シート11の表面側にはエ
チレン酢酸ビニル樹脂を主成分とする感熱性接着剤を2
2μm程度の厚さに溶融塗布し、この塗布面に、200
μm程度の厚さのポリエステルフィルムで形成した透明
シート9の裏面側を重ねて80℃程度の熱ロールにより
ラミネートして構成し、この透明シート9に透視不能部
7を形成してもよい。
【0020】また、透視不能部7,23は、ベタ印刷を
施して形成するほか、マット加工を施したり、不透明な
シート、例えばアルミシートを接着して形成することも
可能である。さらに、この透視不能部7,23の形状は
長方形状に限らず、隠蔽情報16の表示領域の形状に合
わせて種々の形状を選択することができる。またさら
に、透視可能なシートとしては透明シート6,22に限
らず、半透明なシートを採用することもできる。加え
て、本発明を適用する対象は葉書に限らず、各種のカー
ド類でもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したところで明らかなよ
うに、本発明によれば、透視可能な隠蔽用シートによっ
て、葉書やカード類等の適宜な対象物の隠蔽情報表示面
を、全面的に被覆して、隠蔽情報は透視不能部によって
隠蔽する一方、他の情報は視認することができ、表示し
た情報の改ざんを防止できるほか、被覆対象物の強度を
高めることができ、さらに、隠蔽情報表示領域の形状が
いかなるものであろうとも透視不能部の形状をこれに適
合させるだけで足り、隠蔽用シート自体の形状は四角形
等の特定形状で対応可能なので、隠蔽情報表示領域に対
する透視不能部の位置合わせを容易かつ正確にでき、特
に連続状態にある葉書やカード類に適用するのに好適で
あるという多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す連続状態にある隠蔽用シート
の斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】隠蔽情報を表示した葉書の平面図。
【図4】葉書に隠蔽用シートを接着した状態を示す平面
図。
【図5】図4のB−B線断面図。
【図6】透視可能なシートを葉書から剥離した状態の断
面図。
【図7】第2実施例を示す隠蔽用シートの断面図。
【図8】図7の平面図。
【図9】従来例を示す連続状態にある隠蔽用シートの斜
視図。
【符号の説明】
1 隠蔽用シート 2 折り兼切り用ミシン目 6 透明シート 7 透視不能部 9,11 透明シート 10 疑似接着層 12 粘着剤 13 剥離台紙 14 葉書 16 隠蔽情報 21 隠蔽用シート 22 透明シート 23 透視不能部 24 切り用ミシン目 25,26 感圧性接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透視可能なシートの一部に透視不能部を
    形成し、前記シートの裏面には接着構造を設けるととも
    に、この接着構造の少なくとも前記透視不能部に対応す
    る部分は接着後に剥離可能であることを特徴とする隠蔽
    用シート。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292853A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Dainippon Printing Co Ltd 隠蔽ラベル部材及び隠蔽ラベル
JP2006330218A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Dainippon Printing Co Ltd 隠蔽ラベル
JP2020034881A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 隠蔽シート及び隠蔽部材
JP2022120731A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 大日本印刷株式会社 情報隠蔽カードおよび隠蔽部材シート

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JP2022120731A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 大日本印刷株式会社 情報隠蔽カードおよび隠蔽部材シート

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