JPH07187985A - フィチン酸及びその塩類を主成分とする美肌剤 - Google Patents
フィチン酸及びその塩類を主成分とする美肌剤Info
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- JPH07187985A JPH07187985A JP33523093A JP33523093A JPH07187985A JP H07187985 A JPH07187985 A JP H07187985A JP 33523093 A JP33523093 A JP 33523093A JP 33523093 A JP33523093 A JP 33523093A JP H07187985 A JPH07187985 A JP H07187985A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 フィチン酸あるいはその塩からなる皮膚角質
改善、老化防止剤であり、ニキビの予防、治療に、黒
子、皮膚イボの原因となるウイルス、細菌類に対しても
抑制効果が期待できる。 【効果】 皮膚角質改善、老化防止効果を有し美肌剤と
して使用される。
改善、老化防止剤であり、ニキビの予防、治療に、黒
子、皮膚イボの原因となるウイルス、細菌類に対しても
抑制効果が期待できる。 【効果】 皮膚角質改善、老化防止効果を有し美肌剤と
して使用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィチン酸及びその塩を
主成分とする皮膚角質改善、老化防止効果を有する美肌
剤に係る。
主成分とする皮膚角質改善、老化防止効果を有する美肌
剤に係る。
【0002】
【従来技術】フィチン酸はキレート剤として古くから知
られ、食品、工業製品の添加物として利用されていた
が、最近、本出願人らにより、経口投与による尿臭、消
臭効果、代謝系疾患の治療効果等が発見され注目される
に至っている(特公平4ー76971号、特公平5ー3
9929号、米国特許4929438 号)。また、コウジ酸等
のチロシナーゼ阻害作用を利用した白色化粧料が知られ
ている(特公昭56ー18589号、特開昭63−20
8510号等)。美肌剤は、皮膚分泌物の抑制、分泌物
による異臭抑制、皮膚の保護効果、香料面からの精神学
的研究がされており、主だった薬品としては、アルコー
ル類、油脂類、香料類がデオドラント剤として、また化
粧用剤として使用されているが、これらはいずれも精神
的効果以外に有効な効果が期待できるものは少なかっ
た。 さらにまた、ニキビや皮膚に寄生する黒子、イボ
類にあっては、代謝異常、病原微生物の寄生によるもの
や、光線、毒性物質接触による組織異常によるものなど
が知られている。これらは、異常組織の手術的除去(サ
リチル酸系薬剤等にる腐蝕、液体窒素等による細胞凍結
等)、原因物質の除去、皮膚の清浄が行われる程度であ
り、有効な効果が期待できる予防、治療方法は未だ確立
されていない。
られ、食品、工業製品の添加物として利用されていた
が、最近、本出願人らにより、経口投与による尿臭、消
臭効果、代謝系疾患の治療効果等が発見され注目される
に至っている(特公平4ー76971号、特公平5ー3
9929号、米国特許4929438 号)。また、コウジ酸等
のチロシナーゼ阻害作用を利用した白色化粧料が知られ
ている(特公昭56ー18589号、特開昭63−20
8510号等)。美肌剤は、皮膚分泌物の抑制、分泌物
による異臭抑制、皮膚の保護効果、香料面からの精神学
的研究がされており、主だった薬品としては、アルコー
ル類、油脂類、香料類がデオドラント剤として、また化
粧用剤として使用されているが、これらはいずれも精神
的効果以外に有効な効果が期待できるものは少なかっ
た。 さらにまた、ニキビや皮膚に寄生する黒子、イボ
類にあっては、代謝異常、病原微生物の寄生によるもの
や、光線、毒性物質接触による組織異常によるものなど
が知られている。これらは、異常組織の手術的除去(サ
リチル酸系薬剤等にる腐蝕、液体窒素等による細胞凍結
等)、原因物質の除去、皮膚の清浄が行われる程度であ
り、有効な効果が期待できる予防、治療方法は未だ確立
されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】美肌効果を期待する一
般的な製剤は、皮膚蛋白を収斂させ、汗腺をふせぎ汗が
皮膚の表面に露出するのをふせぐアルミニウム化合物等
の制汗剤、更に防臭成分として殺菌剤、酸化防止剤、香
料が使用されているが、これらは皮膚に対する毒性が強
く、その使用量も低濃度に制限され、十分満足できる効
果を得る事は難しい状況にある。また化粧石鹸等による
皮膚の清浄化は短時間の効果はあるものの長時間にわた
り清浄効果が持続する技術は報告されていない。
般的な製剤は、皮膚蛋白を収斂させ、汗腺をふせぎ汗が
皮膚の表面に露出するのをふせぐアルミニウム化合物等
の制汗剤、更に防臭成分として殺菌剤、酸化防止剤、香
料が使用されているが、これらは皮膚に対する毒性が強
く、その使用量も低濃度に制限され、十分満足できる効
果を得る事は難しい状況にある。また化粧石鹸等による
皮膚の清浄化は短時間の効果はあるものの長時間にわた
り清浄効果が持続する技術は報告されていない。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明はフィチ
ン酸あるいはその塩の皮膚角質改善、老化防止効果の製
剤工夫による増強とこの物質の化粧剤、デオドラント剤
としての使用、化粧石鹸等の洗浄性物質にフィチン酸あ
るいはその塩を配合する事により、長時間にわたり清浄
効果の持続(皮膚分泌物の抑制効果)、ニキビの発生予
防、治療、皮膚寄生物によるイボ、黒子の治療、予防効
果の発見によるものであり、皮膚に対する刺激性がな
く、その体臭防止効果は顕著である美肌剤を提供するも
のである。また美肌剤の付加的効果として、米胚芽油を
添加しその効果を高め、美肌効果を有するデオドラント
剤を提供するものでもある。本発明の上記課題は、 (1)フィチン酸及びその塩からなる皮膚角質改善、老
化防止効果を有する美肌剤。 (2)1種以上の金属イオンを選択して、フィチン酸と
塩を結合させたフィチン酸活性化組成物を含有する、浴
用剤、化粧料、クリーム形態を有する美肌剤。 (3)所望により米胚芽油を配合した美肌剤より構成さ
れる。
ン酸あるいはその塩の皮膚角質改善、老化防止効果の製
剤工夫による増強とこの物質の化粧剤、デオドラント剤
としての使用、化粧石鹸等の洗浄性物質にフィチン酸あ
るいはその塩を配合する事により、長時間にわたり清浄
効果の持続(皮膚分泌物の抑制効果)、ニキビの発生予
防、治療、皮膚寄生物によるイボ、黒子の治療、予防効
果の発見によるものであり、皮膚に対する刺激性がな
く、その体臭防止効果は顕著である美肌剤を提供するも
のである。また美肌剤の付加的効果として、米胚芽油を
添加しその効果を高め、美肌効果を有するデオドラント
剤を提供するものでもある。本発明の上記課題は、 (1)フィチン酸及びその塩からなる皮膚角質改善、老
化防止効果を有する美肌剤。 (2)1種以上の金属イオンを選択して、フィチン酸と
塩を結合させたフィチン酸活性化組成物を含有する、浴
用剤、化粧料、クリーム形態を有する美肌剤。 (3)所望により米胚芽油を配合した美肌剤より構成さ
れる。
【0005】即ち、本発明者等は、種々検討の結果、本
発明によるフィチン酸及びその塩からなる外用性薬剤で
顕著な皮膚角質改善、老化防止によると考えられる美肌
効果を発見し、さらにまた1種以上の金属イオンを選択
して、フィチン酸と塩を形成させたフィチン酸活性化組
成物が、皮膚刺激がなく抜群の美肌効果を有する事を発
見した。
発明によるフィチン酸及びその塩からなる外用性薬剤で
顕著な皮膚角質改善、老化防止によると考えられる美肌
効果を発見し、さらにまた1種以上の金属イオンを選択
して、フィチン酸と塩を形成させたフィチン酸活性化組
成物が、皮膚刺激がなく抜群の美肌効果を有する事を発
見した。
【0006】ニキビは、汗等の生体分泌物が、皮膚表面
のバクテリアにより脂肪酸等が分解され、更に酸化分解
を受けることで低級脂肪酸等の有臭物質が発生し、周辺
細胞を破壊するため、これが炎症、異臭として表れるも
のである。また、黒子、イボ類も汗等の生体分泌物によ
り皮膚表面のウイルス、バクテリアが増殖しその分泌物
や太陽光線、有毒物質により正常細胞が変異し発生する
ものである。これに対して、フィチン酸塩からなるフィ
チン酸活性化組成物はウイルス、バクテリアのウレアー
ゼ、リパーゼ、プロテアーゼ等の酵素阻害剤として作用
し、また、抗酸化剤として作用し美肌効果を発現するも
のと考えられる。
のバクテリアにより脂肪酸等が分解され、更に酸化分解
を受けることで低級脂肪酸等の有臭物質が発生し、周辺
細胞を破壊するため、これが炎症、異臭として表れるも
のである。また、黒子、イボ類も汗等の生体分泌物によ
り皮膚表面のウイルス、バクテリアが増殖しその分泌物
や太陽光線、有毒物質により正常細胞が変異し発生する
ものである。これに対して、フィチン酸塩からなるフィ
チン酸活性化組成物はウイルス、バクテリアのウレアー
ゼ、リパーゼ、プロテアーゼ等の酵素阻害剤として作用
し、また、抗酸化剤として作用し美肌効果を発現するも
のと考えられる。
【0007】ウレアーゼ、リパーゼ、プロテアーゼ等の
酵素阻害剤としての作用は、フィチン酸活性化組成物が
有効的なキレート剤として、バクテリアの酵素の微量金
属を取り込み、酵素を失活させることによると推定され
る。また、抗酸化剤としての作用は、フィチン酸活性化
組成物が有効的なキレート剤として、酸化の触媒となる
微量金属を封鎖することによると推定される。
酵素阻害剤としての作用は、フィチン酸活性化組成物が
有効的なキレート剤として、バクテリアの酵素の微量金
属を取り込み、酵素を失活させることによると推定され
る。また、抗酸化剤としての作用は、フィチン酸活性化
組成物が有効的なキレート剤として、酸化の触媒となる
微量金属を封鎖することによると推定される。
【0008】また、フィチン酸塩は1種以上の金属イオ
ンを選択して、フィチン酸と塩を形成させたものが、生
体への作用が緩和で皮膚刺激性もない。これは、フィチ
ン酸自体の強烈なキレート効果を予めバクテリアの酵素
に必要な微量金属と置換しうる金属(Na,K,Ca,Mg等) で
フィチン酸塩としておく事で、生体への作用の緩和性と
酵素阻害剤としての作用を両立させたものと推定され
る。皮膚刺激性がない事は、デオドラント剤としては、
その長期使用、広範囲の部位への使用を考えた場合、非
常に重要なことである。
ンを選択して、フィチン酸と塩を形成させたものが、生
体への作用が緩和で皮膚刺激性もない。これは、フィチ
ン酸自体の強烈なキレート効果を予めバクテリアの酵素
に必要な微量金属と置換しうる金属(Na,K,Ca,Mg等) で
フィチン酸塩としておく事で、生体への作用の緩和性と
酵素阻害剤としての作用を両立させたものと推定され
る。皮膚刺激性がない事は、デオドラント剤としては、
その長期使用、広範囲の部位への使用を考えた場合、非
常に重要なことである。
【0009】更に、米胚芽油の美肌効果は、非常に有効
的なものであるにも係わらず、実際には、米胚芽油自体
が酸化安定性が悪く、十分な効果が発現されにくい。こ
れに対して、フィチン酸塩からなるフィチン酸活性化組
成物は、米胚芽油の美肌効果を高める作用を発現する。
これは、製品の保存中の安定性を高める事は勿論、適用
部位での安定性又は活性によるためと推定する。
的なものであるにも係わらず、実際には、米胚芽油自体
が酸化安定性が悪く、十分な効果が発現されにくい。こ
れに対して、フィチン酸塩からなるフィチン酸活性化組
成物は、米胚芽油の美肌効果を高める作用を発現する。
これは、製品の保存中の安定性を高める事は勿論、適用
部位での安定性又は活性によるためと推定する。
【0010】なお、フィチン酸塩からなるフィチン酸活
性化組成物の量は、フィチン酸として50%(W/V)以下が
好ましい。フィチン酸と塩を形成する金属は、Na,K,Ca,
Mg等が好ましく、フィチン酸と金属の添加比率は、1価
の金属はモル比でフィチン酸:金属=1:6〜1:12、
2価の金属はモル比でフィチン酸:金属=1:3〜1:
6の範囲が好ましい。以下に実施例、試験例をあげて、
本発明を更に詳細に説明する。
性化組成物の量は、フィチン酸として50%(W/V)以下が
好ましい。フィチン酸と塩を形成する金属は、Na,K,Ca,
Mg等が好ましく、フィチン酸と金属の添加比率は、1価
の金属はモル比でフィチン酸:金属=1:6〜1:12、
2価の金属はモル比でフィチン酸:金属=1:3〜1:
6の範囲が好ましい。以下に実施例、試験例をあげて、
本発明を更に詳細に説明する。
【0011】
製剤例1(シャンプー) フィチン酸と水酸化マグネシウムをモル比で1:6の割
合で秤量し、適量の水を加えてフィチン酸濃度として5
%の水溶液として、フィチン酸活性化組成物Aを得た。
下記、処方に従い秤量し、常法によりシャンプーとし
た。 フィチン酸活性化組成物A 2ml アルキルエーテル硫酸ナトリウム 16g ラウリン酸ジエタノールアミド 4g プロピレングリコール 2g水 適量 合 計 100ml
合で秤量し、適量の水を加えてフィチン酸濃度として5
%の水溶液として、フィチン酸活性化組成物Aを得た。
下記、処方に従い秤量し、常法によりシャンプーとし
た。 フィチン酸活性化組成物A 2ml アルキルエーテル硫酸ナトリウム 16g ラウリン酸ジエタノールアミド 4g プロピレングリコール 2g水 適量 合 計 100ml
【0012】製剤例2(シャンプー) フィチン酸と水酸化ナトリウムをモル比で1:6の割合
で秤量し、適量の水を加えてフィチン酸濃度として20
%の水溶液として、フィチン酸活性化組成物Bを得た。
下記、処方に従い秤量し、常法によりシャンプーとし
た。 フィチン酸活性化組成物B 25ml アミソフトCTー12 15g (ヤシイル脂肪酸セシルーLー グルタミン酸モノエタノールアミン30%) ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 16g ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.5g PCAソーダ(50%) 1g水 適量 合 計 100ml
で秤量し、適量の水を加えてフィチン酸濃度として20
%の水溶液として、フィチン酸活性化組成物Bを得た。
下記、処方に従い秤量し、常法によりシャンプーとし
た。 フィチン酸活性化組成物B 25ml アミソフトCTー12 15g (ヤシイル脂肪酸セシルーLー グルタミン酸モノエタノールアミン30%) ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 16g ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.5g PCAソーダ(50%) 1g水 適量 合 計 100ml
【0013】製剤例3(浴用剤) フィチン酸と水酸化カリウムをモル比で1:12の割合で
秤量し、適量の水を加えてフィチン酸濃度として25%
の水溶液として、フィチン酸活性化組成物Cを得た。下
記、処方に従い秤量し、定法により浴用剤とした。 フィチン酸活性化組成物C 20ml 軽質流動パラフィン 40g パルミチン酸イソプロピル 10g モノステアリン酸ソルビタン 3.5g ポリオキシエチレンステアリルエーテル 4.5g 水 適量 100ml
秤量し、適量の水を加えてフィチン酸濃度として25%
の水溶液として、フィチン酸活性化組成物Cを得た。下
記、処方に従い秤量し、定法により浴用剤とした。 フィチン酸活性化組成物C 20ml 軽質流動パラフィン 40g パルミチン酸イソプロピル 10g モノステアリン酸ソルビタン 3.5g ポリオキシエチレンステアリルエーテル 4.5g 水 適量 100ml
【0014】製剤例4(エアゾール剤) フィチン酸と水酸化ナトリウムをモル比で1:8の割合
で秤量し、適量の水を加えてフィチン酸濃度として50
%の水溶液として、フィチン酸活性化組成物Dを得た。
この溶液を噴射容器に充填しエアゾール剤とした。
で秤量し、適量の水を加えてフィチン酸濃度として50
%の水溶液として、フィチン酸活性化組成物Dを得た。
この溶液を噴射容器に充填しエアゾール剤とした。
【0015】製剤例5(クリーム) フィチン酸と水酸化ナトリウムをモル比で1:8の割合
で秤量し、適量の水を加えてフィチン酸濃度として5%
の水溶液として、フィチン酸活性化組成物Eを得た。下
記、処方に従い秤量し、定法によりクリームとした。
で秤量し、適量の水を加えてフィチン酸濃度として5%
の水溶液として、フィチン酸活性化組成物Eを得た。下
記、処方に従い秤量し、定法によりクリームとした。
【0016】製剤例6(洗顔料) 製剤例2記載のフィチン酸活性化組成物Bを使用して、
下記処方に従い秤量し、常法により洗顔料(フェイシャ
ルフォーム)とした。
下記処方に従い秤量し、常法により洗顔料(フェイシャ
ルフォーム)とした。
【0017】比較製剤1(シャンプー) 下記、処方に従い秤量し、常法によりシャンプーとし
た。 50%フィチン酸水溶液 0.2ml アルキルエーテル硫酸ナトリウム 16g ラウリン酸ジエタノールアミド 4g プロピレングリコール 2g水 適量 合 計 100ml
た。 50%フィチン酸水溶液 0.2ml アルキルエーテル硫酸ナトリウム 16g ラウリン酸ジエタノールアミド 4g プロピレングリコール 2g水 適量 合 計 100ml
【0018】比較製剤2(クリーム) 下記、処方に従い秤量し、定法によりクリームとした。 ステアリン酸カリウム 7g ステアリン酸 15g グリセリン 5g水 適量 合 計 100g
【0019】比較製剤3(クリーム) 下記、処方に従い秤量し、定法によりクリームとした。 米胚芽油 1g ステアリン酸カリウム 7g ステアリン酸 15g グリセリン 5g水 適量 合 計 100g
【0020】薬効薬理試験 (皮膚角質改善、老化防止効果)5〜7週齢のヌードマ
ウスに1回あたりUVBとして0.05J/cm2 の紫
外線を5ケ月間にわたり照射し、合計照射量を4J/c
m2 とした。紫外線照射終了後製剤例5のクリーム10
0〜1000μgをマウス背部10cm2 に週3回の割
合で10週間塗布した。塗布期間終了後マウスを屠殺
し、皮膚を採取した。上記のクリーム塗布部を直径1c
mの円盤にくりぬき、この円盤にシリコン(SILFL
O〜商標)を塗布し、固化させた後シリコン膜を皮膚円
盤からひきはなし、皮膚鋳型を作成した。この鋳型に低
角度から光を照射し、鋳型上に形成された皮丘、皮溝に
もとずくしわによって生ずる影の幅を0〜4に指数化し
た(Wrinkle指数)。0は全くしわが認められ
ず、4は試験でみられた最大の影の幅を示している。そ
の結果、クリームの塗布により表1に示すごとくWri
nkle指数は有意に低下しており、クリームの効果が
明らかとなった。
ウスに1回あたりUVBとして0.05J/cm2 の紫
外線を5ケ月間にわたり照射し、合計照射量を4J/c
m2 とした。紫外線照射終了後製剤例5のクリーム10
0〜1000μgをマウス背部10cm2 に週3回の割
合で10週間塗布した。塗布期間終了後マウスを屠殺
し、皮膚を採取した。上記のクリーム塗布部を直径1c
mの円盤にくりぬき、この円盤にシリコン(SILFL
O〜商標)を塗布し、固化させた後シリコン膜を皮膚円
盤からひきはなし、皮膚鋳型を作成した。この鋳型に低
角度から光を照射し、鋳型上に形成された皮丘、皮溝に
もとずくしわによって生ずる影の幅を0〜4に指数化し
た(Wrinkle指数)。0は全くしわが認められ
ず、4は試験でみられた最大の影の幅を示している。そ
の結果、クリームの塗布により表1に示すごとくWri
nkle指数は有意に低下しており、クリームの効果が
明らかとなった。
【0021】
【表1】
【0022】使用試験1 試験例1(美肌効果) 製剤例5{フィチン酸(フィチン酸として0.5%),
米胚芽油1%}、比較製剤2(フィチン酸、米胚芽油未
添加)及び比較製剤3(フィチン酸塩未添加、米胚芽油
1%)のクリームを女性被検者3人に7日間づつ試用し
てもらい、その美肌効果をアンケートにより評価した。
下記に示す様に、本発明品では美肌効果が顕著に現れ
た。
米胚芽油1%}、比較製剤2(フィチン酸、米胚芽油未
添加)及び比較製剤3(フィチン酸塩未添加、米胚芽油
1%)のクリームを女性被検者3人に7日間づつ試用し
てもらい、その美肌効果をアンケートにより評価した。
下記に示す様に、本発明品では美肌効果が顕著に現れ
た。
【0023】 被験者 試用製剤 手の荒れ具合 f 比較製剤2 相変わらず、荒れた状態 f 比較製剤3 相変わらず、荒れた状態 f 製剤例5 非常に、なめらかな状態になった g 比較製剤2 相変わらず、荒れた状態 g 比較製剤3 ややなめらかな状態になった g 製剤例5 非常に、なめらかな状態になった h 比較製剤2 相変わらず、荒れた状態 h 比較製剤3 相変わらず、荒れた状態 h 製剤例5 非常に、なめらかな状態になった
【0024】試験例2(抗ニキビ効果) 製剤例3記載の浴用剤、製剤例5のクリーム剤、製剤例
6の洗顔料をニキビ体質のボランティア10人を対象に
配布、適時使用してもらい、下記効果についてアンケー
ト調査を行ったところ、多数のボランティアが良好以上
と回答した。また、黒子等につても聞き取り調査をした
ところ、黒子の色素が薄くなったと言う意見が多数をし
めた。
6の洗顔料をニキビ体質のボランティア10人を対象に
配布、適時使用してもらい、下記効果についてアンケー
ト調査を行ったところ、多数のボランティアが良好以上
と回答した。また、黒子等につても聞き取り調査をした
ところ、黒子の色素が薄くなったと言う意見が多数をし
めた。
【0025】 回答結果 強い効果あり 良好 なし(感じない) 温浴効果(暖まり感) 5 4 1 入浴後の皮膚清涼効果 4 5 1 入浴後のカユミ抑制効果 6 4 0 入浴後の皮脂分泌抑制効果 3 7 0 抗ニキビ効果 5 5 0
【0026】
【発明の効果】本発明によるフィチン酸及びその塩から
なる組成物を美肌剤として使用する事により、皮膚角質
改善、老化防止効果を有し、さらには皮脂の異常分泌を
抑制し、カユミの予防、皮膚清涼感(サッパリ感)、皮
膚異常組織の抑制効果を有する。ニキビ、イボ、黒子の
予防、治療のための美肌剤を提供する。
なる組成物を美肌剤として使用する事により、皮膚角質
改善、老化防止効果を有し、さらには皮脂の異常分泌を
抑制し、カユミの予防、皮膚清涼感(サッパリ感)、皮
膚異常組織の抑制効果を有する。ニキビ、イボ、黒子の
予防、治療のための美肌剤を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/50 31/66 ADA ADS ADT (72)発明者 鶴 見 善 美 名古屋市東区東外堀町35番地 株式会社三 和化学研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】フィチン酸及びその塩を主成分とする皮膚
角質改善、老化防止剤。 - 【請求項2】フィチン酸及びその塩を主成分とする抗ニ
キビ、イボ、黒子用美肌剤。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33523093A JPH07187985A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | フィチン酸及びその塩類を主成分とする美肌剤 |
| EP94307020A EP0650720A1 (en) | 1993-10-28 | 1994-09-26 | Skin care and deodorant compositions |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33523093A JPH07187985A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | フィチン酸及びその塩類を主成分とする美肌剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07187985A true JPH07187985A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18286203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33523093A Pending JPH07187985A (ja) | 1993-10-28 | 1993-12-28 | フィチン酸及びその塩類を主成分とする美肌剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07187985A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0853336A (ja) * | 1994-08-11 | 1996-02-27 | Shiseido Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| JPH0881327A (ja) * | 1994-09-08 | 1996-03-26 | Narisu Keshohin:Kk | 皮膚外用塗布剤 |
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| US6340677B1 (en) | 1997-03-11 | 2002-01-22 | Pola Chemical Industries, Inc. | Method of evaluation of skin conditioning-ameliorating agents and method of producing compositions for topical application to skin |
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