JPH0718831Y2 - 活性炭入りマット - Google Patents

活性炭入りマット

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JPH0718831Y2
JPH0718831Y2 JP3475691U JP3475691U JPH0718831Y2 JP H0718831 Y2 JPH0718831 Y2 JP H0718831Y2 JP 3475691 U JP3475691 U JP 3475691U JP 3475691 U JP3475691 U JP 3475691U JP H0718831 Y2 JPH0718831 Y2 JP H0718831Y2
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activated carbon
mat
floor
bag
carbon powder
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JP3475691U
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JPH04120842U (ja
Inventor
清忠 安井
Original Assignee
有限会社山田材木店
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンクリート床とこの床
面を覆う面材との間の空間に敷き詰められる活性炭入り
マットに関する。更に詳しくは吸湿性、保温性又は防音
性に優れたマットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】高層集合住宅のようにコンクリートが打
設された建物の部屋においては、そのコンクリート床の
床面に面材を取付け、この面材の上に、例えば畳等を敷
き詰めている。しかし、この種の建物はほとんど木造家
屋のように床下の通気性という配慮が構造上なされてい
ないので、建築後打設コンクリートから放出される水分
がそのまま畳床に吸収されるような状態となり、一般の
木造家屋に使用される畳よりも耐久性が低い。この点を
解決するため、内部に活性炭を設けた畳床が提案されて
いる(実開昭60−72837,実開昭60−1354
33)。しかし、畳床はその主材料が稲わら等であり、
活性炭層の厚みは限られ、その水分吸着力は十分でな
い。
【0003】一方、上記コンクリート床と面材との間に
設けられる保温性又は吸音性のある材料が知られてい
る。例えば、建物用断熱材として、岩綿、石綿又は繊維
くずをネットで覆うことによって厚板状のマットを形成
し、このマットを前記ネットごと縫糸で縫綴し、かつ全
体を撥水性防湿紙で被覆したものが開示されている(特
開昭57−12746)。この断熱材は、耐久性が高く
しかも吸湿によって断熱効果が低下しない特長がある。
また、建物用吸音材として、多数の吸音孔を配設した表
板の裏面に裏板を相互間に小間隔をおいて添着するとと
もにこの小間隔内において表板の裏面と裏板の表面のい
ずれか一方又は双方に無数の短繊維を密植した建築用吸
音ボードが開示されている(実開昭56−6710
2)。この吸音ボードによれば、密植された短繊維によ
り音のエネルギが熱エネルギに変換されるから、優れた
吸音効果が得られ、また壁面下地や天井下地との間に吸
音用の空間を十分とってこの空間に吸音マットを介装す
る必要がなく、従って空間形成のために場所をとること
がない上、施工に手数を要することがない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記建物用断
熱材は岩綿、石綿又は繊維くずを断熱機能材としている
ため、断熱機能材全体を比較的高価な撥水性防湿紙で被
覆しなければならず製造コストを押上げる欠点があっ
た。また、上記建築用吸音ボードは表板に多数の吸音孔
を穿設した後に、表板の裏面又は裏板の表面に無数の短
繊維を密植する必要があり、やはり吸音ボードの製造コ
ストが高価になる不具合があった。
【0005】本考案の目的は、高い吸湿性、防音性及び
保温性を有し、かつ製造コストが安価で施工が容易な活
性炭入りマットを提供することにある。本考案の別の目
的は、廃棄処分すら困窮しているのこ屑を有効利用し得
る活性炭入りマットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、本考
案は、コンクリート床10と、この床面に添着された根
太11に取付けられ前記床面を覆う面材12との間の空
間に敷き詰められる活性炭入りマット13である。その
特徴ある構成は、マット13が乾燥したのこ屑に塩化亜
鉛溶液を含浸させて焼成しこの焼成炭を酸洗脱灰して中
和しこの中和炭を乾燥粉砕して作られた活性炭粉14を
透湿性があって前記活性炭粉がこぼれ出ない合成樹脂製
の袋15に入れたことにある。
【0007】
【作用】コンクリート床10の床面に活性炭粉14を入
れた袋15を敷き詰め、その上を面材12で覆うと、活
性炭粉14は多孔質炭素体であることから、袋15の中
の活性炭粉14がコンクリートから放出される水分又は
その床面の結露を透湿性のある袋15を介して吸収す
る。また活性炭粉14は保空材の機能を果し、防音作用
及び保温作用を生じる。
【0008】
【実施例】次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。図1に示すように、コンクリート床10は
高層集合住宅のコンクリート建物の部屋の床である。そ
の床面には根太11が添着され、この根太11の上面に
は床面を覆う面材12が取付けられる。面材12には通
気用の小孔12aが間隔をおいて形成される。コンクリ
ート床10と面材12の間の空間には活性炭入りマット
13が敷き詰められる。
【0009】このマット13は活性炭粉14を透湿性が
あって活性炭粉がこぼれ出ない合成樹脂製の袋15に入
れて形成される。この活性炭粉14は、いわゆる薬品賦
活法により作られる。即ち、あらかじめ乾燥したのこ屑
に塩化亜鉛溶液を含浸させて焼成炉に仕込む。次いで不
活性ガス気流中で400〜700℃で加熱して炭化、活
性化を行う。得られた焼成炭を塩酸を用いて亜鉛を回収
し、脱灰する。更に苛性ソーダで中和した後、水で十分
に洗浄して中和炭を得る。この中和炭を乾燥、粉砕して
活性炭粉が作られる。
【0010】マット13はこの例では幅が約450m
m、長さが約300mm、厚みが約60mmの小マット
13aを3つ連続して長さ約900mmの単一体として
形成される。小マット13aと小マット13aの間の境
界にはミシン目13bが設けられる。敷き詰めるスペー
スに応じてマット13がこのミシン目13bで切断さ
れ、小マット13aになる。袋15は透湿性のあるポリ
ビニルアルコール、セルロースアセテート、セルロース
トリアセテート、ナイロン、ポリウレタン等のフィルム
シートで密封袋の形態で作られる。密封袋にするために
袋の端縁を熱圧着により接合される。
【0011】このような構成の活性炭入りマット13を
コンクリート床10の床面に敷き詰め、その上を面材1
2で覆うと、マット13の活性炭粉14が多孔質炭素体
であることから、袋15の中の活性炭粉14がコンクリ
ートから放出される水分又はその床面の結露を透湿性の
ある袋15を介して吸収する。活性炭粉14が吸着した
水分は再び透湿性の袋15を通過し更に面材12の小孔
12aを通って蒸発する。またマット13がコンクリー
ト床10と面材12の間の空間を保空材として埋めるた
め、面材12からコンクリート床10に向う音を吸収し
防音作用を生じる。またコンクリート床10と面材12
の間の空気の対流を防ぎ、コンクリート床10と面材1
2との相互の熱交換がなくなり、保温作用を生じる。
【0012】なお、上記例で示したマットのサイズは一
例であって、本考案はこれに限るものではない。また、
袋は活性炭粉の粉径より小さな空隙を有する織物袋、編
物袋の形態で作製してもよい。更に、面材に透湿性があ
れば、特に小孔を設けなくてもよい。
【0013】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、廃
棄処分すら困窮しているのこ屑を多くの需要の見込める
建築用材料として活用することができる。本考案のマッ
トは、活性炭のもつ高い吸湿性によってコンクリート床
面の結露等を透湿性のある袋を通じて効率良く吸収する
ことができる。また活性炭入りマットが保空材として働
き、優れた防音効果及び保温効果を奏する。更にその他
活性炭が有する防臭効果、悪臭吸収効果により、不快な
臭いをなくすこともできる。特に、原料が極めて安価で
あるため製造コストが低く、また敷き詰めるサイズに応
じてコンパクトで取扱い易いマットの形態であるため、
施工が簡便な利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の活性炭入りマットを敷き詰めた
状態を示す断面図。
【図2】本考案実施例の活性炭入りマットの一部破断斜
視図。
【符号の説明】
10 コンクリート床 11 根太 12 面材 13 活性炭入りマット 14 活性炭粉 15 袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/81 E04B 1/64 D 1/90 D E04F 15/20 7416−2E

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート床(10)と、この床面に添着
    された根太(11)に取付けられ前記床面を覆う面材(12)と
    の間の空間に敷き詰められる活性炭入りマット(13)であ
    って、前記マット(13)は乾燥したのこ屑に塩化亜鉛溶液
    を含浸させて焼成しこの焼成炭を酸洗脱灰して中和しこ
    の中和炭を乾燥粉砕して作られた活性炭粉(14)を透湿性
    があって前記活性炭粉がこぼれ出ない合成樹脂製の袋(1
    5)に入れたことを特徴とする活性炭入りマット。
JP3475691U 1991-04-17 1991-04-17 活性炭入りマット Expired - Lifetime JPH0718831Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3475691U JPH0718831Y2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 活性炭入りマット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3475691U JPH0718831Y2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 活性炭入りマット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04120842U JPH04120842U (ja) 1992-10-28
JPH0718831Y2 true JPH0718831Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=31917103

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3475691U Expired - Lifetime JPH0718831Y2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 活性炭入りマット

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JPH04120842U (ja) 1992-10-28

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