JPH07188606A - 水性塗料組成物 - Google Patents
水性塗料組成物Info
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- JPH07188606A JPH07188606A JP33509393A JP33509393A JPH07188606A JP H07188606 A JPH07188606 A JP H07188606A JP 33509393 A JP33509393 A JP 33509393A JP 33509393 A JP33509393 A JP 33509393A JP H07188606 A JPH07188606 A JP H07188606A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 飲料缶、食缶殺菌処理の熱処理工程、特に1
30℃の加圧沸騰水処理に耐えうる耐水性、る塗膜硬
度、及び各種缶形態に加工しうる優れた加工性をもつ塗
膜を被膜形成し、かつ有機溶剤含有量が低い缶外面用水
性塗料組成物を供給するものである。 【構成】(a)酸価10〜100かつ水酸基価1〜20
のアクリル樹脂 20〜80重量部、(b)下記一般式
で表されるビスフェノールAエチレンオキサイド,及び
プロピレンオキサイド付加物1〜20重量部、 【化1】 (c) アミノ樹脂 10〜60重量部、上記(a),
(b),および(c)を樹脂成分(ただし上記(a)、
(b)、および(c)の合計量を100重量部とす
る。)とすることを特徴とする水性塗料組成物。
30℃の加圧沸騰水処理に耐えうる耐水性、る塗膜硬
度、及び各種缶形態に加工しうる優れた加工性をもつ塗
膜を被膜形成し、かつ有機溶剤含有量が低い缶外面用水
性塗料組成物を供給するものである。 【構成】(a)酸価10〜100かつ水酸基価1〜20
のアクリル樹脂 20〜80重量部、(b)下記一般式
で表されるビスフェノールAエチレンオキサイド,及び
プロピレンオキサイド付加物1〜20重量部、 【化1】 (c) アミノ樹脂 10〜60重量部、上記(a),
(b),および(c)を樹脂成分(ただし上記(a)、
(b)、および(c)の合計量を100重量部とす
る。)とすることを特徴とする水性塗料組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性塗料組成物に関
し、耐レトルト性、耐加工性、塗装性に優れ、更には顔
料添加時の顔料分散性に優れ、溶剤の含有量を低減させ
る事のできる水性塗料組成物性に関する。
し、耐レトルト性、耐加工性、塗装性に優れ、更には顔
料添加時の顔料分散性に優れ、溶剤の含有量を低減させ
る事のできる水性塗料組成物性に関する。
【0002】
【従来の技術】清涼飲料水等を収容する飲料缶及び食品
を包装する食缶の外面は、缶材の腐食を防止し、美的商
品価値を高め、かつ食品殺菌処理時の熱処理工程に耐え
うる塗膜により被膜形成されている。従来これらの塗料
は、エポキシ/アミノ系樹脂、アクリル/アミノ系樹
脂、ポリエステル/アミノ系樹脂等の有機溶剤溶液をロ
ールコーターにて塗装し、ガスオーブンにて焼付硬化す
る方法が行われている。しかしこれらの塗料は、焼付時
に多量の溶剤揮発をもたらし、大気汚染の原因となり、
省資源の点からもこのましくない。そこで、これらの問
題点を解決可能な水性塗料の出現が望まれていた。
を包装する食缶の外面は、缶材の腐食を防止し、美的商
品価値を高め、かつ食品殺菌処理時の熱処理工程に耐え
うる塗膜により被膜形成されている。従来これらの塗料
は、エポキシ/アミノ系樹脂、アクリル/アミノ系樹
脂、ポリエステル/アミノ系樹脂等の有機溶剤溶液をロ
ールコーターにて塗装し、ガスオーブンにて焼付硬化す
る方法が行われている。しかしこれらの塗料は、焼付時
に多量の溶剤揮発をもたらし、大気汚染の原因となり、
省資源の点からもこのましくない。そこで、これらの問
題点を解決可能な水性塗料の出現が望まれていた。
【0003】公知の水性塗料は水分散性と水溶性の2タ
イプがあり、水分散性樹脂は通常、界面活性剤を用いて
乳化重合法で合成されるものが多く、使用する界面活性
剤が塗膜形成後も塗膜中に残存し、耐水性を低下させる
欠点があった。一方、水溶性タイプは、分子中に親水性
の強い極性基をもつことが必要であり、カルボキシル基
および水酸基等を含んだ樹脂を合成し、酸価20以上、
水酸基価20以上のものが使用されているが、耐水性の
点から塗膜となった樹脂中の親水基は少ない方がよく、
耐水性、耐アルカリ性等の性能が劣る欠点があった。こ
れらの欠点を改善するために一つの方法としてヘキサメ
トキシメチルメラミン、メチル化ベンゾグアナミン等の
水性アミノ樹脂を多量に混合する方法が行われてきた
が、加工性の低下が大きく、一方、加工性を改善するた
めに水性アミノ樹脂を低減させると、塗膜硬度が低下す
る傾向があり、耐水性、塗膜硬度、および加工性のバラ
ンスをとるのが困難であり、実用上満足出来る水性塗料
を与えるものでなかった。
イプがあり、水分散性樹脂は通常、界面活性剤を用いて
乳化重合法で合成されるものが多く、使用する界面活性
剤が塗膜形成後も塗膜中に残存し、耐水性を低下させる
欠点があった。一方、水溶性タイプは、分子中に親水性
の強い極性基をもつことが必要であり、カルボキシル基
および水酸基等を含んだ樹脂を合成し、酸価20以上、
水酸基価20以上のものが使用されているが、耐水性の
点から塗膜となった樹脂中の親水基は少ない方がよく、
耐水性、耐アルカリ性等の性能が劣る欠点があった。こ
れらの欠点を改善するために一つの方法としてヘキサメ
トキシメチルメラミン、メチル化ベンゾグアナミン等の
水性アミノ樹脂を多量に混合する方法が行われてきた
が、加工性の低下が大きく、一方、加工性を改善するた
めに水性アミノ樹脂を低減させると、塗膜硬度が低下す
る傾向があり、耐水性、塗膜硬度、および加工性のバラ
ンスをとるのが困難であり、実用上満足出来る水性塗料
を与えるものでなかった。
【0004】また、別の方法として燐酸あるいはカルボ
ン酸変性エポキシ樹脂を混合する方法が行われてきた
が、アクリル樹脂との相溶性が悪いため、特に塗料の貯
蔵安定性および塗膜形成におけるレベリングに問題を生
じており、この傾向は顔料分散時に特に顕著に現れてい
た。また、従来の水溶性塗料は、塗料の貯蔵安定性およ
び塗膜形成におけるレベリング向上のために有機溶剤を
10%以上含んでおり、焼付時における溶剤揮発による
大気汚染及び省資源の点でまだ不充分であった。さら
に、従来の水性塗料では、耐水性として沸騰水程度の処
理を受けても異常のないものは得られていたが、飲料
缶、食缶殺菌処理の熱処理工程で一番厳しいとされるコ
ーヒーなど乳飲料の130℃−30分の加圧沸騰水によ
る処理を受けると塗膜がブリスターを起こしたり、白化
してしまい、耐水性と各種缶形態に加工しうる加工性の
バランスをとるのが困難であった。
ン酸変性エポキシ樹脂を混合する方法が行われてきた
が、アクリル樹脂との相溶性が悪いため、特に塗料の貯
蔵安定性および塗膜形成におけるレベリングに問題を生
じており、この傾向は顔料分散時に特に顕著に現れてい
た。また、従来の水溶性塗料は、塗料の貯蔵安定性およ
び塗膜形成におけるレベリング向上のために有機溶剤を
10%以上含んでおり、焼付時における溶剤揮発による
大気汚染及び省資源の点でまだ不充分であった。さら
に、従来の水性塗料では、耐水性として沸騰水程度の処
理を受けても異常のないものは得られていたが、飲料
缶、食缶殺菌処理の熱処理工程で一番厳しいとされるコ
ーヒーなど乳飲料の130℃−30分の加圧沸騰水によ
る処理を受けると塗膜がブリスターを起こしたり、白化
してしまい、耐水性と各種缶形態に加工しうる加工性の
バランスをとるのが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
飲料缶、食缶殺菌処理の熱処理工程、特に130℃の加
圧沸騰水処理に耐えうる耐水性、熱水中に於ける塗膜硬
度、及び各種缶形態に加工しうる優れた加工性をもつ塗
膜を被膜形成し、かつ有機溶剤含有量が低い缶外面用水
性塗料組成物を供給するものである。
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
飲料缶、食缶殺菌処理の熱処理工程、特に130℃の加
圧沸騰水処理に耐えうる耐水性、熱水中に於ける塗膜硬
度、及び各種缶形態に加工しうる優れた加工性をもつ塗
膜を被膜形成し、かつ有機溶剤含有量が低い缶外面用水
性塗料組成物を供給するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、(a)酸
価10〜100かつ水酸基価1〜20のアクリル樹脂
20〜80重量部、(b)下記一般式で表されるビスフ
ェノールAエチレンオキサイド,及びプロピレンオキサ
イド付加物1〜20重量部、一般式
価10〜100かつ水酸基価1〜20のアクリル樹脂
20〜80重量部、(b)下記一般式で表されるビスフ
ェノールAエチレンオキサイド,及びプロピレンオキサ
イド付加物1〜20重量部、一般式
【0007】
【化2】
【0008】(c)アミノ樹脂 10〜60重量部、上
記(a)、(b)、および(c)を樹脂成分(ただし、
(a)+(b)+(c)の合計量を100重量部とす
る。)とすることを特徴とする水性塗料組成物である。
記(a)、(b)、および(c)を樹脂成分(ただし、
(a)+(b)+(c)の合計量を100重量部とす
る。)とすることを特徴とする水性塗料組成物である。
【0009】本発明におけるビスフェノールAエチレン
オキサイド、またはプロピレンオキサイド付加物は、ビ
スフェノールAにエチレンオキサイド、またはプロピレ
ンオキサイドを1〜20程度付加したものである。エチ
レンオキサイドまたはプロピレンオキサイドは、どのよ
う配列であってもよい。このオキサイド付加物は、全塗
料組成物の樹脂固形分中の1〜20重量部使用され、2
0重量部を越えると耐水性が低下する。好ましくは1〜
10重量部である。
オキサイド、またはプロピレンオキサイド付加物は、ビ
スフェノールAにエチレンオキサイド、またはプロピレ
ンオキサイドを1〜20程度付加したものである。エチ
レンオキサイドまたはプロピレンオキサイドは、どのよ
う配列であってもよい。このオキサイド付加物は、全塗
料組成物の樹脂固形分中の1〜20重量部使用され、2
0重量部を越えると耐水性が低下する。好ましくは1〜
10重量部である。
【0010】本発明に用いられるアクリル樹脂は、(メ
タ)アクリル酸、フマル酸、マレイン酸等のカルボキシ
ル基含有ビニルモノマー、(メタ)アクリル酸ヒドロキ
シメチル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒ
ドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシアミルアクリ
レート等の水酸基含有ビニルモノマー、及びこれらと共
有重合可能なモノマー、例えばアクリル酸エチル、アク
リル酸メチル等のアクリル酸アクリルエステル、スチレ
ン、ビニルトルエン等の芳香族ビニルモノマー、N−
(メトキシメチル)アクリルアミド等のN−アルコキシ
アルキル置換アミド基含有ビニルモノマーなどと適宜選
択して共重合して得られるものなど広範囲のものを使用
でき、酸価10〜100、水酸基価1〜20である。酸
価は10未満では水性化が困難であり、100を越える
と耐水性が劣り、水酸基価は20以上では130℃−3
0分間の加圧沸騰水に耐えうる耐水性と加工性のバラン
スがとれなく、好ましくは水酸基価10〜20である。
この水性アクリル樹脂は、全塗料組成物の樹脂固形分中
20〜80重量部使用する。20重量部未満では、下地
素材への密着性が低下し、水分散性も劣り、塗料の貯蔵
安定性も劣り、顔料添加時には顔料分散性も劣る。また
80重量部以上では、硬度が低下し、耐水性も劣る。
タ)アクリル酸、フマル酸、マレイン酸等のカルボキシ
ル基含有ビニルモノマー、(メタ)アクリル酸ヒドロキ
シメチル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒ
ドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシアミルアクリ
レート等の水酸基含有ビニルモノマー、及びこれらと共
有重合可能なモノマー、例えばアクリル酸エチル、アク
リル酸メチル等のアクリル酸アクリルエステル、スチレ
ン、ビニルトルエン等の芳香族ビニルモノマー、N−
(メトキシメチル)アクリルアミド等のN−アルコキシ
アルキル置換アミド基含有ビニルモノマーなどと適宜選
択して共重合して得られるものなど広範囲のものを使用
でき、酸価10〜100、水酸基価1〜20である。酸
価は10未満では水性化が困難であり、100を越える
と耐水性が劣り、水酸基価は20以上では130℃−3
0分間の加圧沸騰水に耐えうる耐水性と加工性のバラン
スがとれなく、好ましくは水酸基価10〜20である。
この水性アクリル樹脂は、全塗料組成物の樹脂固形分中
20〜80重量部使用する。20重量部未満では、下地
素材への密着性が低下し、水分散性も劣り、塗料の貯蔵
安定性も劣り、顔料添加時には顔料分散性も劣る。また
80重量部以上では、硬度が低下し、耐水性も劣る。
【0011】本発明に用いられる水性アミノ樹脂は、水
性媒体中に溶解もしくは分散可能なアミノ樹脂であっ
て、部分アルキルエーテル化メラミン樹脂、部分アルキ
ルエーテル化ベンゾグアナミン樹脂、またはスピログア
ナミン単独またはスピログアナミンとメラミンもしくは
ベンゾグアナミンとの混合物をメチロール化し、炭素数
1〜3のアルコールで部分アルキルエーテル化したスピ
ログアナミン樹脂から選ばれる。特に、スピログアナミ
ン樹脂が塗料の焼付時に発生するタール状低分子量の発
生がメラミン樹脂またはベンゾグアナミン樹脂に比較し
て少ないという点でこのましい。水性アミノ樹脂は、全
塗料組成物の樹脂固形分中10〜60重量部を使用す
る。10重量部未満では、硬度は十分でなく、60重量
部を越えると塗膜の加工性が低下する。
性媒体中に溶解もしくは分散可能なアミノ樹脂であっ
て、部分アルキルエーテル化メラミン樹脂、部分アルキ
ルエーテル化ベンゾグアナミン樹脂、またはスピログア
ナミン単独またはスピログアナミンとメラミンもしくは
ベンゾグアナミンとの混合物をメチロール化し、炭素数
1〜3のアルコールで部分アルキルエーテル化したスピ
ログアナミン樹脂から選ばれる。特に、スピログアナミ
ン樹脂が塗料の焼付時に発生するタール状低分子量の発
生がメラミン樹脂またはベンゾグアナミン樹脂に比較し
て少ないという点でこのましい。水性アミノ樹脂は、全
塗料組成物の樹脂固形分中10〜60重量部を使用す
る。10重量部未満では、硬度は十分でなく、60重量
部を越えると塗膜の加工性が低下する。
【0012】本発明の塗料組成物には、必要に応じて硬
化助剤として酸触媒、またはそのアミンブロック剤、例
えばp−トルエンスルホン酸、ドジシルベンゼンスルホ
ン酸、ジノリルナフタレンスルホン酸等を樹脂固形分1
00部に対して0.1〜1部を添加することができる。
同様に、従来公知のレベリング剤、消泡剤、潤滑剤、酸
化防止剤等を添加することもできる。また、酸化チタ
ン、アルミニウム顔料、キナクリドン等の顔料を前記ア
クリル樹脂、ポリエステル樹脂とサンドミル、ディスパ
ー等の公知の分散機を用いて練肉し、顔料ぺーストを作
成し前述と同様の方法で塗料化できる。
化助剤として酸触媒、またはそのアミンブロック剤、例
えばp−トルエンスルホン酸、ドジシルベンゼンスルホ
ン酸、ジノリルナフタレンスルホン酸等を樹脂固形分1
00部に対して0.1〜1部を添加することができる。
同様に、従来公知のレベリング剤、消泡剤、潤滑剤、酸
化防止剤等を添加することもできる。また、酸化チタ
ン、アルミニウム顔料、キナクリドン等の顔料を前記ア
クリル樹脂、ポリエステル樹脂とサンドミル、ディスパ
ー等の公知の分散機を用いて練肉し、顔料ぺーストを作
成し前述と同様の方法で塗料化できる。
【0013】また、水性塗料用樹脂として一般的に用い
られている水溶性樹脂、水分散性樹脂、例えばアミンあ
るいは酸等で変性した水溶性あるいは水分散性エポキシ
樹脂、マレイン化脂肪酸、ポリエステル樹脂などを混合
することも可能である。本発明の水性塗料はロールコー
ト、スプレー、はけ塗り等の公知の手段により基材に塗
装することができる。基材としては、電気錫メッキ鋼
板、ティンフリースチール、アルミニウムなどの金属基
材がある。また本発明の水性塗料は、150〜200℃
−10分間程度の焼付から250℃−10秒程度の高温
短時間焼付まで幅広い焼付条件で硬化させることができ
る。
られている水溶性樹脂、水分散性樹脂、例えばアミンあ
るいは酸等で変性した水溶性あるいは水分散性エポキシ
樹脂、マレイン化脂肪酸、ポリエステル樹脂などを混合
することも可能である。本発明の水性塗料はロールコー
ト、スプレー、はけ塗り等の公知の手段により基材に塗
装することができる。基材としては、電気錫メッキ鋼
板、ティンフリースチール、アルミニウムなどの金属基
材がある。また本発明の水性塗料は、150〜200℃
−10分間程度の焼付から250℃−10秒程度の高温
短時間焼付まで幅広い焼付条件で硬化させることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。例
中、部とは重量部を、%とは重量%をそれぞれ表す。
中、部とは重量部を、%とは重量%をそれぞれ表す。
【0015】製造例1(水性アクリル樹脂溶液A−1製
造) 温度形、攪拌機、還流冷却器、滴下槽、窒素ガス吹込菅
を備えた四ツ口フラスコにn−ブタノール100部を仕
込み、窒素ガスを導入しつつかき ぜながら温度を10
5℃に保ち、滴下槽からスチレン20%、エチルアクリ
レート47 、2−ヒドロキシエチルアクリレート3
%、メチルメタクリルレート20%、アクリル酸10%
の混合物100部に過酸化ベンゾイル5部を溶解させた
ものを3時間にわたって滴下した。その後105℃に保
ち1時間反応し、過酸化ベンゾイル5部を添加し、さら
に1時間反応させ終了した。これを減圧下80℃にてn
−ブタノールを不揮発分83%になるまで留去し、その
後、ジエタノールアミン14.6部と水を入れ、固形分
50%、残留n−ブタノール10%の透明で粘調な酸価
80、水酸基価15の水性アクリル樹脂A−1を得た。
造) 温度形、攪拌機、還流冷却器、滴下槽、窒素ガス吹込菅
を備えた四ツ口フラスコにn−ブタノール100部を仕
込み、窒素ガスを導入しつつかき ぜながら温度を10
5℃に保ち、滴下槽からスチレン20%、エチルアクリ
レート47 、2−ヒドロキシエチルアクリレート3
%、メチルメタクリルレート20%、アクリル酸10%
の混合物100部に過酸化ベンゾイル5部を溶解させた
ものを3時間にわたって滴下した。その後105℃に保
ち1時間反応し、過酸化ベンゾイル5部を添加し、さら
に1時間反応させ終了した。これを減圧下80℃にてn
−ブタノールを不揮発分83%になるまで留去し、その
後、ジエタノールアミン14.6部と水を入れ、固形分
50%、残留n−ブタノール10%の透明で粘調な酸価
80、水酸基価15の水性アクリル樹脂A−1を得た。
【0016】製造例1(水性アクリル樹脂溶液A−2製
造) 温度形、攪拌機、還流冷却器、滴下槽、窒素ガス吹込菅
を備えた四ツ口フラスコにn−ブタノール100部を仕
込み、窒素ガスを導入しつつかき ぜながら温度を10
5℃に保ち、滴下槽からスチレン20%、エチルアクリ
レート47 、2−ヒドロキシエチルアクリレート10
%、メチルメタクリルレート20%、アクリル酸10%
の混合物100部に過酸化ベンゾイル5部を溶解させた
ものを3時間にわたって滴下した。その後105℃に保
ち1時間反応し、過酸化ベンゾイル5部を添加し、さら
に1時間反応させ終了した。これを減圧下80℃にてn
−ブタノールを不揮発分83%になるまで留去し、その
後、ジエタノールアミン14.6部と水を入れ、固形分
50%、残留n−ブタノール10%の透明で粘調な酸価
80、水酸基価50の水性アクリル樹脂A−2を得た。
造) 温度形、攪拌機、還流冷却器、滴下槽、窒素ガス吹込菅
を備えた四ツ口フラスコにn−ブタノール100部を仕
込み、窒素ガスを導入しつつかき ぜながら温度を10
5℃に保ち、滴下槽からスチレン20%、エチルアクリ
レート47 、2−ヒドロキシエチルアクリレート10
%、メチルメタクリルレート20%、アクリル酸10%
の混合物100部に過酸化ベンゾイル5部を溶解させた
ものを3時間にわたって滴下した。その後105℃に保
ち1時間反応し、過酸化ベンゾイル5部を添加し、さら
に1時間反応させ終了した。これを減圧下80℃にてn
−ブタノールを不揮発分83%になるまで留去し、その
後、ジエタノールアミン14.6部と水を入れ、固形分
50%、残留n−ブタノール10%の透明で粘調な酸価
80、水酸基価50の水性アクリル樹脂A−2を得た。
【0017】実施例1〜4,比較例1〜3 表1は各成分の固形分の比を百分率にて示したものであ
る。この表1に従って各成分を混合したのち(ただし、
実施例3においてはアクリル樹脂溶液と顔料を先に練肉
した。)ブチルセルソルブおよび水を添加して、塗料中
の有機溶剤量を10%、固形分35%に調 整した。こ
れに、パラトルエンスルホン酸アミン塩を0.3%、シ
リコーン系レベリング 剤を0.3%添加して水性塗料
組成物を得た。実施例および比較例で作成した、塗料の
安定性及び塗膜物性について調べた結果を表2 に示し
た。
る。この表1に従って各成分を混合したのち(ただし、
実施例3においてはアクリル樹脂溶液と顔料を先に練肉
した。)ブチルセルソルブおよび水を添加して、塗料中
の有機溶剤量を10%、固形分35%に調 整した。こ
れに、パラトルエンスルホン酸アミン塩を0.3%、シ
リコーン系レベリング 剤を0.3%添加して水性塗料
組成物を得た。実施例および比較例で作成した、塗料の
安定性及び塗膜物性について調べた結果を表2 に示し
た。
【0018】各試験方法は下記のとおりである。 塗料試験 ○塗料安定性試験 塗料を2ケ月間常温で保存した後、塗料中の樹脂のゲル
化分離の状態を観察した。 塗膜物性試験 板厚0.23mmの電気メッキブリキにロールコート塗
装により乾燥後塗膜厚7μになるように塗装し、ガスオ
ーブンにて雰囲気温度190℃において10分間焼付塗
装パ ネルを作成した。傷つき性については塗装板を塗
装面が缶外面となるようにして成形した3ピース缶を作
成して評価した。 ○耐水性試験 塗装パネルを水中に浸漬し、100℃−30分間の熱水
処理、及び130℃−30分の加圧沸騰水処理を行った
後、塗膜の白化状態を評価した。 ○加工性試験 エリクセン試験,JISZ−2247に準じ、下地の金
属板が割れはじめるところまで押し出し加工したのち塗
膜の状態を評価した。 ○密着性 ゴバン目剥離試験を行った。同様に、130℃−30分
間の加圧沸騰水処理後の評価もおこなった。 ○耐衝撃性 デュポン衝撃試験機を用いて、1/2インチ径、500
g荷重で試験した。 ○鉛筆硬度試験 JIS規格「鉛筆引っかき試験」(JIS No.K5
400)に登録されている方法に準じて行った。 ○傷つき性 缶に内容物を詰め、80℃温水中で缶外面を接触させて
塗膜の傷つきの程度を評価した。 塗装性試験 ○フロー ロールコーターにて塗装後直ちにガスオーブンにて焼付
け、レベリング状態を評価した。
化分離の状態を観察した。 塗膜物性試験 板厚0.23mmの電気メッキブリキにロールコート塗
装により乾燥後塗膜厚7μになるように塗装し、ガスオ
ーブンにて雰囲気温度190℃において10分間焼付塗
装パ ネルを作成した。傷つき性については塗装板を塗
装面が缶外面となるようにして成形した3ピース缶を作
成して評価した。 ○耐水性試験 塗装パネルを水中に浸漬し、100℃−30分間の熱水
処理、及び130℃−30分の加圧沸騰水処理を行った
後、塗膜の白化状態を評価した。 ○加工性試験 エリクセン試験,JISZ−2247に準じ、下地の金
属板が割れはじめるところまで押し出し加工したのち塗
膜の状態を評価した。 ○密着性 ゴバン目剥離試験を行った。同様に、130℃−30分
間の加圧沸騰水処理後の評価もおこなった。 ○耐衝撃性 デュポン衝撃試験機を用いて、1/2インチ径、500
g荷重で試験した。 ○鉛筆硬度試験 JIS規格「鉛筆引っかき試験」(JIS No.K5
400)に登録されている方法に準じて行った。 ○傷つき性 缶に内容物を詰め、80℃温水中で缶外面を接触させて
塗膜の傷つきの程度を評価した。 塗装性試験 ○フロー ロールコーターにて塗装後直ちにガスオーブンにて焼付
け、レベリング状態を評価した。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】本発明の水性塗料物は、飲料缶、食缶殺
菌処理の熱処理工程に耐えうる耐水性、特に熱処理工程
で一番厳しいコーヒーなど乳飲料の130℃−30分間
の加圧沸騰水による処理にも耐えうる耐水性を有し、更
に各種缶形態に加工しうる優れた加工性、熱水中に於け
る塗膜硬度を有す、塗膜が得られる。かつ有機溶剤の含
有率が水性媒体中の15重量%となっても、塗料安定性
がよく、塗装適性においても優れている。
菌処理の熱処理工程に耐えうる耐水性、特に熱処理工程
で一番厳しいコーヒーなど乳飲料の130℃−30分間
の加圧沸騰水による処理にも耐えうる耐水性を有し、更
に各種缶形態に加工しうる優れた加工性、熱水中に於け
る塗膜硬度を有す、塗膜が得られる。かつ有機溶剤の含
有率が水性媒体中の15重量%となっても、塗料安定性
がよく、塗装適性においても優れている。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)酸価10〜100かつ水酸基価1〜
20のアクリル樹脂 20〜80重量部、(b)下記一
般式で表されるビスフェノールAエチレンオキサイド,
及びプロピレンオキサイド付加物1〜20重量部、一般
式 【化1】 (c)アミノ樹脂 10〜60重量部、 上記(a)、(b)、および(c)を樹脂成分(ただ
し、(a)+(b)+(c)の合計量を100重量部と
する。)とすることを特徴とする水性塗料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33509393A JPH07188606A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 水性塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33509393A JPH07188606A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 水性塗料組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07188606A true JPH07188606A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18284696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33509393A Pending JPH07188606A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 水性塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07188606A (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33509393A patent/JPH07188606A/ja active Pending
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