JPH0718906B2 - 送電系の故障点標定装置 - Google Patents
送電系の故障点標定装置Info
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- JPH0718906B2 JPH0718906B2 JP60238952A JP23895285A JPH0718906B2 JP H0718906 B2 JPH0718906 B2 JP H0718906B2 JP 60238952 A JP60238952 A JP 60238952A JP 23895285 A JP23895285 A JP 23895285A JP H0718906 B2 JPH0718906 B2 JP H0718906B2
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Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、送電系の故障点標定装置に関する。
B.発明の概要 本発明は送電系の故障点を標定原理式に従って標定する
において、 各回線又は相についての故障点抵抗の大小を比較し、小
さい方の回線又は相の故障点標定値を採用することによ
り、 故障点抵抗及び標定装置入力分の位相誤差による標定値
への影響を少なくして標定精度を高めるようにしたもの
である。
において、 各回線又は相についての故障点抵抗の大小を比較し、小
さい方の回線又は相の故障点標定値を採用することによ
り、 故障点抵抗及び標定装置入力分の位相誤差による標定値
への影響を少なくして標定精度を高めるようにしたもの
である。
C.従来の技術 送電系の故障点標定方式として、送電線路一端の電気所
で計測した電圧,電流及び既知である線路定数とを用い
た演算により、故障点を標定する方式を本願出願人は既
に提案している(例えば特願昭59−143056号,特願昭59
−143057号)。
で計測した電圧,電流及び既知である線路定数とを用い
た演算により、故障点を標定する方式を本願出願人は既
に提案している(例えば特願昭59−143056号,特願昭59
−143057号)。
上記方法に基づいた装置構成は、第3図に示すようにな
る。自端の各相Va,Vb,Vc及び各相電流Ia,Ib,Icを変圧器
PT及び変流器CTで検出し、これら出信号は標定装置D1の
第1図の回路D1に一定周期のサンプリングデータとして
取込み、これらデータを使って第2の界路D2で零相電圧
Vo,零相電流Ioも求め、第3の回路D3からは単位長当り
の自己インピーダンスZs,相互インピーダンスZm,自己ア
ドミツタンスYsのデータを得、回路D2,D3の各データか
ら第4の回路D4が例えば以下の標定原理式からa相地絡
時の故障点距離χを求める。
る。自端の各相Va,Vb,Vc及び各相電流Ia,Ib,Icを変圧器
PT及び変流器CTで検出し、これら出信号は標定装置D1の
第1図の回路D1に一定周期のサンプリングデータとして
取込み、これらデータを使って第2の界路D2で零相電圧
Vo,零相電流Ioも求め、第3の回路D3からは単位長当り
の自己インピーダンスZs,相互インピーダンスZm,自己ア
ドミツタンスYsのデータを得、回路D2,D3の各データか
ら第4の回路D4が例えば以下の標定原理式からa相地絡
時の故障点距離χを求める。
Va=(ZsIa+Zmib+ZmIc)χ+Rf・3Io ……(1) 但し、Rfは故障点抵抗。
こうした標定装置D1は回線2Lにも同様の標定装置D2とて
設けられ、回線別に故障点距離χが求められる。
設けられ、回線別に故障点距離χが求められる。
D.発明が解決しようとする問題点 従来の故障点標定方式においては、複数の回線の同一地
点で同時に故障が生じた場合に回線によつて異なる標定
値を示すことがあった。また、3相短絡,3相地絡故障が
1回線でもあると、標定に用いる相を固定すると誤差が
大きくなる場合がある。これを以下に詳細に説明する。
点で同時に故障が生じた場合に回線によつて異なる標定
値を示すことがあった。また、3相短絡,3相地絡故障が
1回線でもあると、標定に用いる相を固定すると誤差が
大きくなる場合がある。これを以下に詳細に説明する。
まず、故障点抵抗Rfによる標定誤差を説明する。前述
の(1)式において、簡単のため健全相b,cの負荷電流I
b,Icを無視すると、 Va=ZsIa・χ+Rf・3Io となり、Ia=3Ioであるから3Ioの位相を基準にして上式
の虚数部を取出せば、 Va・sinθ/XsIa・χ ∴χ=Va・sinθ/XsIa但し、θ=tan-1(Va/Ia) ここで、Va,Iaの誤差を考慮すると、 χ=Va(1+εV)・sin(θ−αV −αi)/{Xsla(1+εi)} =Va/(IaXs)(1+ε)・{sinθ・cosα +cosθ・sinα} 但し、εv,εi;電圧,電流の比誤差/100 αv,αi;電圧,電流の位相角 ε=εv−εi α=αv−αi 上記式中、ε≪1,α≪1であるからcosα≒1,ε・sin≒
0となり、上記式は、 χ=Va/IaXs・{sinθ(1+ε)+cosθ・inα} となる。ここで、 Va/IaXs・sinθ=χo(真値) Va/Ia・ccsθ≒Rf(故障点抵抗) であるから、故障点χは、 χ=χo+χo・ε+Rf/Xs・sinα となり、標定誤差Δχは、 Δχ=χ−χo=χo・ε+Rf/Xs・sinα……(2) となる。従って、CT,PTおよび標定装置力部(例えば第
1の開路D1)により生じるVa,Iaの誤差のうち、比誤差
εv,εiによる誤差分と位相角αv,αiによる誤差分が
あり、このうち特に問題となるのが位相角(位相の変化
分)αである。この位相角αにより生じる標定誤差分Δ
χαは、上記(2)式から、 Δχa=RfXs・sinα ……(3) となる。故に、CT,PT及び標定装置入力部の位相角αに
よる標定誤差は故障点抵抗Rfが大きくなるほど大きく
なる。この傾向は一線地絡以外の故障の場合にも同様で
ある。
の(1)式において、簡単のため健全相b,cの負荷電流I
b,Icを無視すると、 Va=ZsIa・χ+Rf・3Io となり、Ia=3Ioであるから3Ioの位相を基準にして上式
の虚数部を取出せば、 Va・sinθ/XsIa・χ ∴χ=Va・sinθ/XsIa但し、θ=tan-1(Va/Ia) ここで、Va,Iaの誤差を考慮すると、 χ=Va(1+εV)・sin(θ−αV −αi)/{Xsla(1+εi)} =Va/(IaXs)(1+ε)・{sinθ・cosα +cosθ・sinα} 但し、εv,εi;電圧,電流の比誤差/100 αv,αi;電圧,電流の位相角 ε=εv−εi α=αv−αi 上記式中、ε≪1,α≪1であるからcosα≒1,ε・sin≒
0となり、上記式は、 χ=Va/IaXs・{sinθ(1+ε)+cosθ・inα} となる。ここで、 Va/IaXs・sinθ=χo(真値) Va/Ia・ccsθ≒Rf(故障点抵抗) であるから、故障点χは、 χ=χo+χo・ε+Rf/Xs・sinα となり、標定誤差Δχは、 Δχ=χ−χo=χo・ε+Rf/Xs・sinα……(2) となる。従って、CT,PTおよび標定装置力部(例えば第
1の開路D1)により生じるVa,Iaの誤差のうち、比誤差
εv,εiによる誤差分と位相角αv,αiによる誤差分が
あり、このうち特に問題となるのが位相角(位相の変化
分)αである。この位相角αにより生じる標定誤差分Δ
χαは、上記(2)式から、 Δχa=RfXs・sinα ……(3) となる。故に、CT,PT及び標定装置入力部の位相角αに
よる標定誤差は故障点抵抗Rfが大きくなるほど大きく
なる。この傾向は一線地絡以外の故障の場合にも同様で
ある。
上述の故障点抵抗Rfによる標定誤差への影響から、同
一地点で2回線同時故障の場合、回線によつて異なる標
定値を示すことが起きる。例えば、第3図に示すように
同一の鉄塔に共架された2回送電線の1つの鉄塔に雷撃
があり、2回線1L,2L同時に故障が発生したとすると、
標定装置D1,D2は夫々標定値χ1,χ2を得る。このと
き、1号線1Lの故障点抵抗Rf1と2号線2Lの故障点抵抗
Rf2に差があり、 Rf1<Rf2 とすると、標定誤差Δχ1,Δχ2はΔχ1<Δχ2とな
る。このため、故障箇所を巡視する際、夫々の標定装置
D1,D2が指示する標定値χ1,χ2が異なる故障点になっ
て故障箇所の発見に手間がかかる。
一地点で2回線同時故障の場合、回線によつて異なる標
定値を示すことが起きる。例えば、第3図に示すように
同一の鉄塔に共架された2回送電線の1つの鉄塔に雷撃
があり、2回線1L,2L同時に故障が発生したとすると、
標定装置D1,D2は夫々標定値χ1,χ2を得る。このと
き、1号線1Lの故障点抵抗Rf1と2号線2Lの故障点抵抗
Rf2に差があり、 Rf1<Rf2 とすると、標定誤差Δχ1,Δχ2はΔχ1<Δχ2とな
る。このため、故障箇所を巡視する際、夫々の標定装置
D1,D2が指示する標定値χ1,χ2が異なる故障点になっ
て故障箇所の発見に手間がかかる。
次に、3相短絡又は3相地絡故障について説明する。こ
の種の故障には通常ab,bc,ca相のうちのひとつに着目
し、前述の標定原理式(1)から標定する。例えばbc相
に着目すれば、 Vb−Vc=(Zs−Zm)(Ib−Ic)+Rf(Ib−Ic) ……
(4) となる。このとき、ab相間,bc相間,ca相間の故障点抵抗
Rfab,Rfcaが、 Rfab<Rfbc<Rfca の関係にあれば、ab相,bc相,ca相に夫々着目した標定結
果χab,χbc,χcaに含まれる標定誤差Δχab,Δχbc,Δ
χcaは次の関係になる。
の種の故障には通常ab,bc,ca相のうちのひとつに着目
し、前述の標定原理式(1)から標定する。例えばbc相
に着目すれば、 Vb−Vc=(Zs−Zm)(Ib−Ic)+Rf(Ib−Ic) ……
(4) となる。このとき、ab相間,bc相間,ca相間の故障点抵抗
Rfab,Rfcaが、 Rfab<Rfbc<Rfca の関係にあれば、ab相,bc相,ca相に夫々着目した標定結
果χab,χbc,χcaに含まれる標定誤差Δχab,Δχbc,Δ
χcaは次の関係になる。
Δχab<Δχbc<Δχca 従って、ab相,bc相,ca相のうち着目する相の故障点抵抗
の大きさによって故障点標定値が異なり、着目する相を
固定のものとすると場合によって標定誤差が大きくな
り、故障箇所の発見に手間取ることになる。
の大きさによって故障点標定値が異なり、着目する相を
固定のものとすると場合によって標定誤差が大きくな
り、故障箇所の発見に手間取ることになる。
E.問題点を解決するための手段と作用 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、2回線送
電線の各相電圧Va,Vb,Vcと各相電流Ia,Ib,Icと両回線の
零相電流I0の各検出データ及び送電線の単位長当りの自
己インピーダンスZsと相互インピーダンスZmの既知デー
タを求め、両回線に同時に故障が生じたときに、次式 Va=(ZsIa+ZmIb+ZmIc)χ+Rf・3I0 Vb=(ZmIa+ZsIb+ZmIc)χ+Rf・3I0 Vc=(ZmIa+ZmIb+ZsIc)χ+Rf・3I0 に従って各回線の故障点抵抗Rf1、Rf2及び故障点距離χ
1、χ2を求め、両故障点抵抗のうち小さい回線の故障
点距離を故障点標定値として求める演算手段を備える。
電線の各相電圧Va,Vb,Vcと各相電流Ia,Ib,Icと両回線の
零相電流I0の各検出データ及び送電線の単位長当りの自
己インピーダンスZsと相互インピーダンスZmの既知デー
タを求め、両回線に同時に故障が生じたときに、次式 Va=(ZsIa+ZmIb+ZmIc)χ+Rf・3I0 Vb=(ZmIa+ZsIb+ZmIc)χ+Rf・3I0 Vc=(ZmIa+ZmIb+ZsIc)χ+Rf・3I0 に従って各回線の故障点抵抗Rf1、Rf2及び故障点距離χ
1、χ2を求め、両故障点抵抗のうち小さい回線の故障
点距離を故障点標定値として求める演算手段を備える。
また、送電線の各相電圧Va、Vb、Vcと各相電流Ia,Ib,Ic
の各検出データ及び該送電線の単位長当りの自己インピ
ーダンスZsと相互インピーダンスZmの既知データを求
め、該送電線に3相短絡あるいは3相地絡故障が生じた
ときに、次式 Va-Vb=(Zs-Zm)(Ia-Ib)χab+Rfab(1a-Ib) Va-Vc=(Zs-Zm)(Ib-Ic)χbc+Rfbc(1b-Ic) Vc-Va=(Zs-Zm)(Ic-Ia)χca+Rfca(1a-Ia) に従って各相間の故障点抵抗Rfab、Rfbc、Rfca及び故障
点距離χab、χbc、χcaを求め、これら故障点抵抗のう
ち小さい相の故障点距離を故障点標定値として求める演
算手段を備える。
の各検出データ及び該送電線の単位長当りの自己インピ
ーダンスZsと相互インピーダンスZmの既知データを求
め、該送電線に3相短絡あるいは3相地絡故障が生じた
ときに、次式 Va-Vb=(Zs-Zm)(Ia-Ib)χab+Rfab(1a-Ib) Va-Vc=(Zs-Zm)(Ib-Ic)χbc+Rfbc(1b-Ic) Vc-Va=(Zs-Zm)(Ic-Ia)χca+Rfca(1a-Ia) に従って各相間の故障点抵抗Rfab、Rfbc、Rfca及び故障
点距離χab、χbc、χcaを求め、これら故障点抵抗のう
ち小さい相の故障点距離を故障点標定値として求める演
算手段を備える。
こうした標定装置により、故障点抵抗の小さい方の標定
値を採用し、抵抗及び標定装置入力部の誤差の影響を少
なくした標定値を得る。
値を採用し、抵抗及び標定装置入力部の誤差の影響を少
なくした標定値を得る。
F.実施例 第1図は本発明に基づいた標定装置構成図であり、2回
線送電線の同時故障に適用する場合である。1号線1Lと
2号線2Lからは自端の各相電圧Va,Vb,Vc及び各相電流1a
1,1b1,1c1,1a2,1b2,1c2と零相電流3Io1,3Io2が計器用変
化器PT及び変流器CT1,CT2で夫々検出される。これら検
出信号は標定装置装置D3の第1の回路D5により一定周期
のサンプリングデータとして取込まれる。第2の回路D6
は送電線1L,2Lの単位長当りの自己インピーダンスZs,相
互インピーダンスZmのデータを発生する。
線送電線の同時故障に適用する場合である。1号線1Lと
2号線2Lからは自端の各相電圧Va,Vb,Vc及び各相電流1a
1,1b1,1c1,1a2,1b2,1c2と零相電流3Io1,3Io2が計器用変
化器PT及び変流器CT1,CT2で夫々検出される。これら検
出信号は標定装置装置D3の第1の回路D5により一定周期
のサンプリングデータとして取込まれる。第2の回路D6
は送電線1L,2Lの単位長当りの自己インピーダンスZs,相
互インピーダンスZmのデータを発生する。
第3の回路D71は、1号線lLについて、例えばa相では
下記式 Va1=(ZsIa1+ZmIb1+ZmIc1)χ1+Rf 1・3Io1……
(5) より、故障点抵抗Rf 1を消去して1号線の故障点距離
χ1を算出し、この距離χ1を再度上記(5)式に代入
して故障点抵抗Rf 1を求める。
下記式 Va1=(ZsIa1+ZmIb1+ZmIc1)χ1+Rf 1・3Io1……
(5) より、故障点抵抗Rf 1を消去して1号線の故障点距離
χ1を算出し、この距離χ1を再度上記(5)式に代入
して故障点抵抗Rf 1を求める。
同様に、第4の回路D72は、2号線2Lについて、下記式 Va2=(ZsIa2+ZmIb2+ZmIc2)χ2+Rf 2・3Io2……
(6) から故障点抵抗Rf 2を消去して距離χ2を求め、この
χ2を再度上記(6)式に代入 して抵抗Rf 2を求め
る。
(6) から故障点抵抗Rf 2を消去して距離χ2を求め、この
χ2を再度上記(6)式に代入 して抵抗Rf 2を求め
る。
第5の回路D8は、回路D71,D72で求め得られた故障点距
離χ1,χ2と故障点抵抗Rf 1,Rf 2から、 Rf 1<Rf 2 のときχ1 Rf 1≧Rf 2 のときχ2 を標定値として抽出する。第6の回路D9は、回路D8で抽
出した故障点標定値χ1又はχ2を表示する。
離χ1,χ2と故障点抵抗Rf 1,Rf 2から、 Rf 1<Rf 2 のときχ1 Rf 1≧Rf 2 のときχ2 を標定値として抽出する。第6の回路D9は、回路D8で抽
出した故障点標定値χ1又はχ2を表示する。
このように、2回線同時故障の場合、標定装置D3は各回
線の故障点抵抗Rf 1,Rf 2を求め、抵抗の小さい方の
回線データから求める標定値χ1,χ2を故障箇所とする
ことにより、故障点抵抗と標定装置入力部(変成器も含
む)の位相誤差の影響を少なくして標定精度を良くす
る。
線の故障点抵抗Rf 1,Rf 2を求め、抵抗の小さい方の
回線データから求める標定値χ1,χ2を故障箇所とする
ことにより、故障点抵抗と標定装置入力部(変成器も含
む)の位相誤差の影響を少なくして標定精度を良くす
る。
なお、上記(5),(6)式はa相地絡の対応づけた式
であるが、b相,c相の地絡にも同様に適用できる。ま
た、1号線,2号線のいずれか一方、あるいは両方に相間
の短絡を伴う故障が生じた場合も同様に適用できる。
であるが、b相,c相の地絡にも同様に適用できる。ま
た、1号線,2号線のいずれか一方、あるいは両方に相間
の短絡を伴う故障が生じた場合も同様に適用できる。
第2図は本発明に基づいた他の装置構成図であり、3相
短絡,3相地絡に適用する場合である。回路D5,D6,D9は第
1図の場合と同様にサンプリングデータの収集と定数Z
m,Zsの発生と標定値表示を行う。回路D101,D102,D103は
夫々相間ab,bc,caについて下記(7)〜(9)式より標
定値χab,χbc,χcaを求め、さらにこれら標定値を
(7)〜(9)式に代して夫々の故障点抵抗Rfab,Rf
bc,Rfcaを求める。
短絡,3相地絡に適用する場合である。回路D5,D6,D9は第
1図の場合と同様にサンプリングデータの収集と定数Z
m,Zsの発生と標定値表示を行う。回路D101,D102,D103は
夫々相間ab,bc,caについて下記(7)〜(9)式より標
定値χab,χbc,χcaを求め、さらにこれら標定値を
(7)〜(9)式に代して夫々の故障点抵抗Rfab,Rf
bc,Rfcaを求める。
Va−Vb=(Zs−Zm)(Ia−Ib)χab+Rfab(Ia−Ib)
……(7) Vb−Vc=(Zs−Zm)(Ib−Ic)χbc+Rfbc(Ib−Ic)
……(8) Vc−Va=(Zs−Zm)(Ic−Ia)χca+Rfca(Ic−Ia)
……(9) 回路D11は回路D101,D102,D103で求めた故障点抵抗Rfa
b,Rfbc,Rfcaの大小を比較し、そのうち最も小さい抵
抗の相の標定値を抽出し、この標定値χMINを回路D9で
表示する。
……(7) Vb−Vc=(Zs−Zm)(Ib−Ic)χbc+Rfbc(Ib−Ic)
……(8) Vc−Va=(Zs−Zm)(Ic−Ia)χca+Rfca(Ic−Ia)
……(9) 回路D11は回路D101,D102,D103で求めた故障点抵抗Rfa
b,Rfbc,Rfcaの大小を比較し、そのうち最も小さい抵
抗の相の標定値を抽出し、この標定値χMINを回路D9で
表示する。
このように、3相短絡又は3相地絡の場合、標定装置D4
は各相間の故障点抵抗Rfab,Rfbc,Rfcaを求め、その
うち最も小さい抵抗値の相の標定値χMINと故障箇所と
することにより、故障点抵抗と標定装置入力部(変成器
も含む)の位相誤差の影響を少なくして標定精度を良く
する。
は各相間の故障点抵抗Rfab,Rfbc,Rfcaを求め、その
うち最も小さい抵抗値の相の標定値χMINと故障箇所と
することにより、故障点抵抗と標定装置入力部(変成器
も含む)の位相誤差の影響を少なくして標定精度を良く
する。
なお、本実施例は2回線上の送電線路に適用することも
できる。
できる。
また、上述までの実施例において、標定装置D3,D4はマ
イクロコンピユータ等を用いたデイジタル回路で構成
し、その構成の簡略化が図られる。
イクロコンピユータ等を用いたデイジタル回路で構成
し、その構成の簡略化が図られる。
C.発明の効果 以上のとおり、本発明によれば、複数回線又は1回線で
の各相電圧,電流,零相電流等から標定原理式に従って
標定値を得るのに、故障点抵抗の小さい方の標定値を採
用することとしたため、複数回線の同時故障や3相短
絡,地絡故障における故障点抵抗及び入力部誤差の影響
を少なくした精度良い標定を行うことができる。また、
これに伴い、標定による故障点探索作業を容易にする等
の効果がある。
の各相電圧,電流,零相電流等から標定原理式に従って
標定値を得るのに、故障点抵抗の小さい方の標定値を採
用することとしたため、複数回線の同時故障や3相短
絡,地絡故障における故障点抵抗及び入力部誤差の影響
を少なくした精度良い標定を行うことができる。また、
これに伴い、標定による故障点探索作業を容易にする等
の効果がある。
第1図は本発明に基づいた標定装置構成図、第2図は本
発明に基づいた他の標定装置構成図、第3図は従来の標
定装置構成図である。 D3,D4……標定装置、PT……計器用変圧器、CT……変流
器。
発明に基づいた他の標定装置構成図、第3図は従来の標
定装置構成図である。 D3,D4……標定装置、PT……計器用変圧器、CT……変流
器。
Claims (2)
- 【請求項1】2回線送電線の各相電圧Va,Vb,Vcと各相電
流Ia,Ib,Icと両回線の零相電流I0の各検出データ及び送
電線の単位長当りの自己インピーダンスZsと相互インピ
ーダンスZmの既知データを求め、両回線に同時に故障が
生じたときに、次式 Va=(ZsIa+ZmIb+ZmIc)χ+Rf・3I0 Vb=(ZmIa+ZsIb+ZmIc)χ+Rf・3I0 Vc=(ZmIa+ZmIb+ZsIc)χ+Rf・3I0 に従って各回線の故障点抵抗Rf1、Rf2及び故障点距離χ
1、χ2を求め、両故障点抵抗のうち小さい回線の故障
点距離を故障点標定値として求める演算手段を備えたこ
とを特徴とする送電線の故障点標定装置。 - 【請求項2】送電線の各相電圧Va、Vb、Vcと各相電流I
a,Ib,Icの各検出データ及び該送電線の単位長当りの自
己インピーダンスZsと相互インピーダンスZmの既知デー
タを求め、該送電線に3相短絡あるいは3相地絡故障が
生じたときに、次式 Va-Vb=(Zs-Zm)(Ia-Ib)χab+Rfab(1a-Ib) Va-Vc=(Zs-Zm)(Ib-Ic)χbc+Rfbc(1b-Ic) Vc-Va=(Zs-Zm)(Ic-Ia)χca+Rfca(1a-Ia) に従って各相間の故障点抵抗Rfab、Rfbc、Rfca及び故障
点距離χab、χbc、χcaを求め、これら故障点抵抗のう
ち小さい相の故障点距離を故障点標定値として求める演
算手段を備えたことを特徴とする送電系の故障点標定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60238952A JPH0718906B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 送電系の故障点標定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60238952A JPH0718906B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 送電系の故障点標定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6298272A JPS6298272A (ja) | 1987-05-07 |
| JPH0718906B2 true JPH0718906B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=17037728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60238952A Expired - Fee Related JPH0718906B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 送電系の故障点標定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718906B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2637417B2 (ja) * | 1987-04-25 | 1997-08-06 | キヤノン株式会社 | 光受容部材 |
| JP2637426B2 (ja) * | 1987-05-07 | 1997-08-06 | キヤノン株式会社 | 光受容部材 |
| JPH02107082U (ja) * | 1989-02-13 | 1990-08-24 | ||
| CN102621389B (zh) * | 2011-02-01 | 2016-04-20 | 华东电力试验研究院有限公司 | 平行输电线路的耦合电容的测试方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5830554B2 (ja) * | 1978-11-13 | 1983-06-29 | 東京電力株式会社 | 送電線故障点探査・送電線保護用の故障点標定方式 |
| JPS5972068A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-23 | Nissin Electric Co Ltd | 平行2回線送電線地絡故障点標定装置 |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP60238952A patent/JPH0718906B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6298272A (ja) | 1987-05-07 |
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