JPH07189574A - 縦坑の階段構造 - Google Patents

縦坑の階段構造

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JPH07189574A
JPH07189574A JP33138093A JP33138093A JPH07189574A JP H07189574 A JPH07189574 A JP H07189574A JP 33138093 A JP33138093 A JP 33138093A JP 33138093 A JP33138093 A JP 33138093A JP H07189574 A JPH07189574 A JP H07189574A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦坑内に機材等の降下、掘削土の排出等を容
易に行うことができるように作業空間を広く確保し、縦
坑内に作業者が容易に昇降することができる。 【構成】 縦坑2の内壁面に、軸線方向に所定間隔を開
けて踊り場12を配置するとともに、各踊り場12・・
間を連結する梯子24を、該梯子24を昇降する作業者
が縦坑2の内壁面を側方に見るように配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集水井などの縦坑に機
材等の降下や掘削土を排出する際の作業空間を昇降階段
により狭くならいないようにした縦坑の階段構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、集水井などの縦坑を構築する
場合には、潜函工法と深礎工法がある。これらの工法は
いずれも端縁部に連結具が設けられた円弧板状のコンク
リートセグメントを筒状に連結して筒状の壁体を構築す
るものである。潜函工法は、コンクリートセグメントを
壁体の上部に積み上げ、積み上げられた壁体の自重によ
り沈下させていくものである。一方、深礎工法は、下へ
継ぎ足していくものである。
【0003】上記縦坑内には作業者が昇降するために梯
子等が設けられている。この梯子の構造としては、壁体
の内周面に沿って螺旋状に降下するようにしたものとし
て、実願昭60−61990号が存在している。図6に
は、螺旋状に降下する梯子の構造を示す。コンクリート
製の円弧状のセグメント9・・・を内周面に組み合わせ
て内周面を覆い縦坑2を構成している。このセグメント
9の周縁部には連結用の切欠き9a・・・が形成され、
この切欠き9aの外側に連結孔を有する連結板8・・・
が設けられている。このため、隣接するセグメント9の
周面を接合して連結板8・・・の連結孔を一致させて、
ボルトとナット(図示せず)により固定している。
【0004】縦坑2内の内壁面にステップ3aを設け、
このステップ3aより下方でかつ周方向にずれた位置に
ステップ3bが設けられている。ステップ3aとステッ
プ3bには梯子4qが掛け渡されている。また、ステッ
プ3aには、上方のステップから梯子4pが掛け渡され
ている。さらに、ステップ3bからは下方のステップに
対し梯子4rが掛け渡されている。順次下方に梯子4・
・・が縦坑2内の内壁面に沿って螺旋状に降下してい
る。
【0005】また、従来、図7に示すように、所定長さ
の梯子を、上記同様のセグメント9・・・により構成さ
れた縦坑2の内壁面に沿って垂直に配置するとともに、
隣接する梯子を周方向にずらすようにして配置した梯子
構造も知られている。上部の梯子5aの下端部と次の梯
子5bの上端部とは上下方向で一部重なるように配置さ
れている。以下同様に各梯子5・・・を周方向にずれる
とともに順次に下方に配置していく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す従来例で
は、縦坑2内の壁体の内周面に沿って螺旋状に降下する
梯子を設けたので、縦坑内に機材等をクレーン等により
降下したり、掘削土を排出する際の作業空間6は、縦坑
2の内径Lではなく、梯子の内側の内径Mの空間でしか
ない(図8参照)。この機材等の作業空間6が狭いた
め、機材等の降下の際に、梯子に機材が当たり梯子を壊
してしまうこともある。特に、深礎工法ではセグメント
9を作業空間6から縦坑2内に降ろす必要があり、大き
な作業空間6が必要となる。さらに、縦坑2では深くな
るに従って降下するワイヤー等の先端の振れが大きくな
ってしまうこととなる。このため、機材等の作業空間6
を広く確保したいとの要請もある。
【0007】図7に示す従来例では、作業者が梯子5a
の下端部から梯子5bの上端部の横方向に移動するた
め、恐怖心を伴い危険でもあり、防災上も好ましくな
い。また、作業者が梯子5・・・を降下する際に工具等
を誤って落としてしまうと、縦坑2の底まで落下してし
まい、底で作業をしている作業者が怪我をすることもあ
る。一方、梯子5a・・・を勾配を急にすると、梯子5
a・・・の下端部が縦坑2の中心方向に位置することと
なり、セグメント9・・や機材等の作業空間6を確保で
きなくなってしまう。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、縦坑内に機材等の降
下、掘削土の排出を容易に行うことができるように作業
空間を広く確保することができるとともに、縦坑内に作
業者が容易に下りることができる縦坑の階段構造を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、縦坑の内壁面
に、軸線方向に所定間隔を開けて踊り場を配置するとと
もに、各踊り場間を連結する梯子を、縦坑内壁面に対し
て垂直に配置したことを特徴とする。前記各踊り場に昇
降口を設け、各昇降口間にわたって梯子を設けるように
しても良い。また、各踊り場を同一形状とするととも
に、各踊り場を縦坑内の平面同一位置となるようにして
も良い。
【0010】
【作用】次に 作用について述べる。縦坑の内壁面に、
軸線方向に所定間隔を開けて踊り場を配置するととも
に、各踊り場間を連結する梯子を、該梯子を昇降する作
業者が縦坑の内壁面を側方に見るように配置したので、
作業者は恐怖心を伴うことなく昇降することができる。
前記各踊り場の昇降口間に梯子を設ける一方、各踊り場
を同一形状とするとともに各踊り場を縦坑内の平面同一
位置となるようにしておくと良い。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、上記従来例で説明した縦
穴の構造については同じであるため同一の符号も用いて
説明する。
【0012】図1は、本発明の集水井などの縦坑の平面
図である。縦坑2は複数のセグメント9・・・の組み合
わせにより構成させている。縦坑2の内壁面には、軸線
方向(垂直方向)に踊り場12・・・が一定間隔を保持
して固定されている。このため、図1において、同一位
置に踊り場12・・・が位置することとなる。
【0013】図2および図3は踊り場12を縦坑2内に
固定した状態を示すものである。踊り場12は、踊り場
プレート14と、この踊り場プレート14の周囲に設け
られた作業者の落下を防ぐための手摺枠16とから構成
さている。踊り場プレート14は、図2に示すように、
平面矩形に開口する昇降口18と、この昇降口18の隣
接する側辺に設けられた平面L字状の踏み板20とから
構成されている。また、踊り場プレート14のセグメン
ト9側には、ジョイントプレート22、22が設けられ
ている。
【0014】ここで踊り場12を縦坑2は内壁面に固定
するには、上下に隣接するセグメント9の一致している
上側の切欠き9a内に挿入して連結板8に載せるととも
に、連結板8の連結孔と、ジョイントプレート22の孔
22aを一致させ、各連結孔と孔22aとにボルト(図
示せず)を貫通しナット(図示せず)により固定するこ
とで行う。
【0015】前記手摺枠16のうち、セグメント9・・
・側の手摺枠16aの上端面には、ジョイントプレート
32、32が固定さている。このジョイントプレート3
2、32は、踊り場12の踊り場プレート14を固定し
たセグメント9より一つ上部のセグメント9に固定でき
る高さ位置である。また、ジョイントプレート32は、
ジョイントプレート22と同一形状である。このよう
に、踊り場12は、踊り場プレート14と手摺枠16と
を一体としたコンパクトな構造てあり、かつセグメント
9の上下にジョイントプレート22、22、32、32
の4ケ所で連結固定されるため、荷重に対して十分な強
度が得られ安定している。
【0016】前記踊り場12の昇降口18のセグメント
9とほぼ直交する辺の、一方を下端固定辺18a、他方
を上端固定辺18bとする。
【0017】図4および図5は踊り場12に梯子を掛け
た状態を示す説明図である。各踊り場12・・・に掛け
渡す梯子を24とする。図4および図5において、梯子
24の下端は踊り場12nの下端固定辺18aに固定さ
れる一方、上端は踊り場12nより上方の踊り場12m
の上端固定辺18bに固定する。なお、梯子24の上端
は、一部踊り場12m内に突出している。また、梯子2
4の中途部も中間支持材34によりセグメント9に固定
されている。
【0018】梯子24は約80度傾いており、垂直梯子
に比べて、恐怖心がなく体重を足に掛けて昇降すること
ができる。すなわち、垂直梯子に比べ、恐怖心がないぶ
ん腕に対する負担が減少し、腕の疲労感も無くなる。
【0019】上記梯子24を昇降する作業者はセグメン
ト9・・・を側方に見て昇降することができるため、恐
怖心を起こすことなく昇降することができる。また、梯
子24の上部の約2/3の、縦坑2の中心側には背負い
26が設けられている。この背負い26の存在により、
作業者の恐怖心はさらに少なくなる。
【0020】縦坑2内に踊り場12・・・を同様に配置
するとともに、梯子24の傾斜方向を同様にして配置す
る。
【0021】上述するように、縦坑2内には軸線方向
(垂直方向)に踊り場12・・が設けられているため、
図1において、点線で囲まれた作業空間40がセグメン
ト9や機材等の降下、および掘削土の排出する空間とし
て広い空間を確保することができる。また、セグメント
9や機材等の降下あるいは掘削土の排出の際に、踊り場
12および梯子24側へ当たらないように注意すればよ
い。なお、従来の螺旋状に降下する梯子の作業空間42
を一点鎖線で示す。図1から明らかなように、作業空間
40の方が作業空間42より広く空間を確保することが
できる。
【0022】従来の作業空間40を大きく確保するに
は、縦坑2の直径を大きくしなければならないが、本発
明のような作業空間42とすれば縦坑2の直径を大きく
することなく、大きな作業空間を確保することができ
る。このため、断面が小さくても、深い縦坑2を構築す
ることができ、建設費の節減を図ることがてきる。
【0023】上記実施例において、縦坑2内の空間の作
業空間40以外の空間内であれば、踊り場の形状を変更
することは可能である。また、踊り場の形状は必ずしも
同一でなくても良い。さらに、上記実施例では梯子24
の傾斜方向を同一方向としたが、逆方向に傾斜するよう
にしても良い。
【0024】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変
を施し得るのはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る縦坑の階段構造は上述する
ように構成されているため、縦坑の作業空間を広く確保
することができ、セグメントや機材等の降下作業、掘削
土の排出作業も容易となる。また、踊り場を縦坑の軸線
方向の同一位置に設けたので、この踊り場位置にのみ注
意しながら降下すれば良く、作業効率も良い。
【0026】各踊り場間を連結する梯子を作業者が縦坑
の内壁面の側方に見るように配置したので、作業者が恐
怖心を伴うことなく昇降することができる。さらに、梯
子を傾けて配置することもできるため、体重を足に掛け
ることができ、腕の疲労を防止することもできる。
【0027】梯子の傾斜方向を同一とすることにより、
作業者が工具等を誤って落とした場合にも、梯子や踊り
場等に遮られ直接落下を防ぐこともできる。すなわち、
縦坑内の作業員も梯子の直下に非難することにより飛来
落下の難を逃れることができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る梯子構造を集水井等の縦坑に設け
た状態を示す平面図である。
【図2】踊り場を縦坑内に固定した状態を示す部分断面
平面図である。
【図3】踊り場を縦坑内に固定した状態を示す部分断面
正面図である。
【図4】縦坑内の踊り場に梯子を連結した状態を示す正
面説明図である。
【図5】縦坑内の踊り場に梯子を連結した状態を示す側
面説明図である。
【図6】従来の階段構造を示す斜視説明図である。
【図7】従来の階段構造を示す斜視説明図である。
【図8】図6の従来の階段構造を概略的に示した平面図
である。
【符号の説明】
12 踊り場 14 踊り場プレート 16 手摺枠 18 昇降口 20 踏み板 22 ジョイントプレート 24 梯子 32 ジョイントプレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦坑の内壁面に、軸線方向に所定間隔を
    開けて踊り場を配置するとともに、 各踊り場間を連結する梯子を、縦坑内壁面に対して垂直
    に配置したことを特徴とする縦坑の階段構造。
  2. 【請求項2】 各踊り場に昇降口を設け、各昇降口間に
    わたって梯子を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    縦坑の階段構造。
  3. 【請求項3】 各踊り場を同一形状とするとともに、各
    踊り場を縦坑内の平面同一位置となるようにしたことを
    特徴とする請求項1または2記載の縦坑の階段構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017179920A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 ゼニス羽田株式会社 マンホール
CN109208609A (zh) * 2018-11-07 2019-01-15 北京市第三建筑工程有限公司 一种组拼式双点固定基坑马道结构及其施工方法

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JPH02103451U (ja) * 1989-02-03 1990-08-16

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