JPH07189583A - 穿孔装置及び穿孔方法 - Google Patents

穿孔装置及び穿孔方法

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Publication number
JPH07189583A
JPH07189583A JP5332796A JP33279693A JPH07189583A JP H07189583 A JPH07189583 A JP H07189583A JP 5332796 A JP5332796 A JP 5332796A JP 33279693 A JP33279693 A JP 33279693A JP H07189583 A JPH07189583 A JP H07189583A
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JP
Japan
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rock drill
punching device
drilling
stand
punching
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Application number
JP5332796A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuzo Tazaki
隆三 田嵜
Noboru Kozasa
昇 小篠
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SAN GIKEN KK
Original Assignee
SAN GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手持ち削岩機の小回りの良さを維持して穿孔能
力を向上させ、且つ作業員の労力の軽減をはかる。 【構成】直線状のフレーム1の先端に手持ち削岩機Cの
ロッド24の芯を保持するセントライザー3を設けてスタ
ンドAを構成する。ロッドレスシリンダー11のガイドブ
リッジ11aに保持部材12を設けたベッド10を固着して推
進装置Bを構成する。手持ち削岩機Cとしては圧気駆動
式或いは油圧駆動式の削岩機を用い、本体21に設けた把
手22を保持部材12で保持して吊り下げ状態に取り付ける
と共にロッド24をセントライザー3で支持する。スタン
ドAの手持ち削岩機Cを取り付けた面側とは反対側に所
定の移動装置に取り付けた支持部材52,53を係止する係
止部材41を設ける。支持部材41をプレート部材41aとバ
ックアップ部材41bと支持部材を押圧するネジ41cによ
って構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、如何なる位置に穿孔す
る場合であっても手持ち削岩機による穿孔時の反力を合
理的に支持して高い穿孔能力を発揮させることが出来る
穿孔装置と、前記穿孔装置を用いた穿孔方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート塊や岩石或いは岩盤等を穿
孔する際に削岩機が用いられている。この削岩機はロッ
ドの先端に設けたビットによって岩盤等を打撃して穿孔
するものである。また削岩機としては、主として自走式
台車に搭載された大型のものと、作業員の手操作による
小型の所謂手持ち削岩機が提供されている。
【0003】削岩機によって岩盤等を穿孔する場合、ビ
ットにより岩盤等に対して付与された打撃力は反力とし
て削岩機に作用する。即ち、削岩機を反力に対抗し得る
支持力で支持することによって、ビットによる打撃力を
高い効率で穿孔力に変換することが出来る。
【0004】手持ち削岩機は重量が大きく、穿孔時には
反力を作業員が直接支持しなければならないため、負担
が大きく、振動による白蝋病の発生の虞がある等、好ま
しいものではない。
【0005】本件出願人は、上記問題を解決した穿孔装
置を開発して既に特許出願している(特願平5−191343
号)。この穿孔装置では、手持ち削岩機を推進装置を介
してスタンドに取り付け、穿孔時には作業員がスタンド
に設けた踏台に搭乗することで反力を吸収し或いは反力
に対抗することが出来るという特徴を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記穿孔装置は
穿孔すべき地表面が略水平である場合に有効であり、適
用範囲が限定されるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、上記技術を更に発展させ
て如何なる位置であっても穿孔することが出来る穿孔装
置と穿孔方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る代表的な穿孔装置は、下方の端部に手持
ち削岩機のロッドの芯を保持するセントライザーを設け
たスタンドと、前記スタンドの一方の面側に設けられ手
持ち削岩機の本体を保持する保持部材と、前記保持部材
に取り付けた手持ち削岩機を推進する推進装置と、前記
スタンドの他方の面側に設けられ所定の移動装置に取り
付けた支持部材を係止する係止部材とを有して構成され
るものである。
【0009】また本発明に係る穿孔方法は、上記穿孔装
置を所定の移動装置に昇降及び/又は旋回可能に設けた
爪に直接或いは穿孔すべき位置に応じて予め設定された
形状を有する支持部材を介して取り付け、前記移動装置
を移動させると共に前記爪を昇降及び/又は旋回させて
所望の穿孔位置に移動させ、その後、手持ち削岩機を遠
隔操作して駆動して穿孔することを特徴としたものであ
る。
【0010】
【作用】上記穿孔装置によれば、手持ち削岩機特有の小
回りが利くという優位性を維持して岩盤等に対する打撃
時の反力を合理的に吸収或いは対抗して支持することが
可能となり、作業員の労力を軽減することが出来る。ま
た穿孔装置を移動装置に取り付けた支持部材に係止する
ことで容易に所望の穿孔位置に移動させることが出来
る。また支持部材を穿孔すべき位置に応じた形状に設定
することで、如何なる位置に穿孔する場合であっても、
容易に穿孔することが出来る。
【0011】即ち、スタンドの下方側の端部に手持ち削
岩機のロッドの芯を保持するセントライザーを設け、更
に前記スタンドに推進装置を設けて該推進装置に手持ち
削岩機を取り付け、且つ手持ち削岩機の取付面側と反対
の面側に係止部を設け、この係止部に移動装置に取り付
けた支持部材を係止することで、移動装置の移動に伴っ
て穿孔装置を移動させることが可能となり、且つ所望の
移動位置で手持ち削岩機を作動させつつ推進装置によっ
て推進することで、岩盤等に対し穿孔することが出来
る。即ち、作業員が手持ち削岩機の把手を把持して作業
する必要がないため、労力の軽減をはかることが出来
る。
【0012】また穿孔作業を実施する際に穿孔装置自体
の重量及び穿孔時の反力を移動装置によって支承するこ
とが出来る。従って、移動装置を例えばフォークリフト
やバックホーの如く昇降可能な或いは三次元的に所望の
位置に移動させて維持することが可能な車両とすること
で、如何なる穿孔位置であっても穿孔することが出来
る。
【0013】更に、予め支持部材を穿孔すべき位置に応
じた形状に設定し、この支持部材を車両の爪に係止する
と共に穿孔装置の係止部材に係止することで、如何なる
穿孔位置であっても穿孔することが出来る。
【0014】また上記穿孔方法によれば、上記の如く構
成された穿孔装置を用いて岩盤等の所望の穿孔位置に容
易に穿孔することが出来る。
【0015】
【実施例】以下、上記穿孔装置の一実施例について図を
用いて説明し、合わせて穿孔方法について説明する。図
1は穿孔装置の正面図、図2は穿孔装置の側面図、図3
は手持ち削岩機の本体の正面図、図4は穿孔装置の配管
系の正面図、図5は穿孔装置の配管系の側面図である。
【0016】図に於いて、穿孔装置は、自立式のスタン
ドAと、スタンドAに設けられた推進装置Bと、推進装
置Bに取り付けられた手持ち削岩機Cとによって構成さ
れている。この穿孔装置は主として略水平な岩盤等に対
する穿孔作業を実施することを目的として構成され、手
持ち削岩機の優位点である小回り性を維持し、且つ手持
ち削岩機の不利な点である作業員に対する労力の過大さ
を排除し、更に、穿孔能力の高い油圧駆動式の手持ち削
岩機を適用し得るように構成されている。
【0017】スタンドAは、予め設定された長さを持っ
た直線状のフレーム1を有しており、このフレーム1の
下方(図1,図2に於ける下側)の端部には一対の車輪
2が回動可能に装着され、車輪2の配置側の反対側に手
持ち削岩機Cのロッド24を嵌合して進行方向をガイドす
るセントライザー3が設けられている。またフレーム1
の下方側の先端には岩盤等の表面と当接するピン4が固
着されている。
【0018】車輪2はフレーム1を略鉛直に起立させた
とき、岩盤等の表面から離隔し得る位置であってフレー
ム1を所望の角度に傾斜させたとき接地し得る位置に配
置されている。
【0019】フレーム1の車輪2の配置側と同一側には
作業員が搭乗し得る踏台5が設けられている。この踏台
5の端部であって下方には岩盤等の表面と当接する支持
棒5aが固着されている。踏台5は車輪2の車軸2aに
回動可能に装着されており、フレーム1と踏台5を接続
してエアシリンダー6が設けられている。この踏台5は
少なくとも1人の作業員が安定した状態で搭乗し得る面
積を持って構成されている。
【0020】従って、エアシリンダー6を駆動して踏台
5を車軸2aを中心に回動させることで、図2に実線で
示すように、踏台5をフレーム1に対し直交する方向に
張り出させて支持棒5aを接地させ、この張出姿勢を保
持することでスタンドA(穿孔装置)を自立させ、フレ
ーム1によって手持ち削岩機Cの重量を支持すると共
に、該削岩機C及びスタンドAに接続されるホースの重
量を支持し、且つ作業員の体重をフレーム1に掛けるこ
とが可能である。
【0021】またエアシリンダー6を駆動して同図に二
点鎖線で示すように、踏台5をフレーム1側に折り畳
み、この踏台5にチェン7を係合させて該姿勢を保持
し、更に、スタンド1を傾斜させて車輪2を接地させる
ことでスタンドA(穿孔装置)を移動させることが可能
である。
【0022】フレーム1の上方(図1,図2に於ける上
側)の端部には作業員が把持する把手8が取り付けられ
ている。この把手8は作業員が把持して穿孔装置を移動
させる際に用いられ、また穿孔作業の実施時に踏台5に
搭乗した作業員が把持して姿勢の安定をはかる際に用い
られる。
【0023】フレーム1には保護フレーム9が取り付け
られている。この保護フレーム9は把手8よりも下方に
配置されており、該フレーム9によって規定された空間
内に後述するエア配管系が設けられている。
【0024】フレーム1に沿って且つセントライザー3
の取付側と同一側に推進装置Bが設けられている。この
推進装置Bは手持ち削岩機Cを取り付けるベッド10を有
しており、該ベッド10をフレーム1に沿って上下方向に
移動させることが可能なように構成されている。
【0025】推進装置Bは、例えば油圧モーターやエア
モーターによって駆動されるスプロケットホィルにチェ
ンを巻き掛け、このチェンにベッド10を取り付けて構成
することが可能である。然し、本実施例では、圧気駆動
されるロッドレスシリンダー11によって推進装置Bを構
成している。
【0026】即ち、フレーム1に沿って予め設定された
ストロークを有するロッドレスシリンダー11が設けられ
ており、該シリンダー11のガイドブリッジ11aにベッド
10を固着することで推進装置Bを構成している。このよ
うに構成された推進装置Bでは、穿孔時の反力の一部を
ロッドレスシリンダー11に供給された圧気によって吸収
することが可能である。
【0027】ベッド10には保持部材12が設けられてい
る。この保持部材12は、ベッド10に固着した支持部材12
aと、支持部材12aに対しピン12bを介して回動可能に
接続された回動部材12cと、支持部材12aと回動部材12
cを締結する締結部材12dとによって構成されている。
【0028】従って、保持部材12の支持部材12aと回動
部材12cの間に手持ち削岩機Cの本体21に設けた把手22
を取り付け、これ等の部材12a,12cを締結部材12dに
よって締結することで、手持ち削岩機Cを吊り下げた状
態で保持することが可能である。
【0029】手持ち削岩機Cとしては市販されている圧
気駆動式の削岩機或いは油圧駆動式の削岩機を用いるこ
とが可能である。然し、短時間で所望の穿孔作業を終了
させるためには、穿孔能力を向上させた油圧駆動式の削
岩機を用いることが好ましい。このため、本実施例に係
る穿孔装置では、穿孔能力が高く、手操作では作業員に
より過大な労力を強いる虞のある油圧駆動式の手持ち削
岩機を用いている。
【0030】手持ち削岩機Cは図3に示すように、本体
21には一対の把手22が水平方向に取り付けられ、且つ先
端にビット23を設けたロッド24が着脱可能に取り付けら
れている。
【0031】手持ち削岩機Cの本体21の内部にはスリー
ブ状の弁及びライフルバー或いはライフルピストンが配
置されている。そして継手25,26を図示しないホースを
介して油圧ユニットと接続し、ハンドル27を操作して所
定の圧力に設定された作動油を供給すると、弁及びライ
フルピストンが協働して本体21の内部を往復移動し、こ
の移動過程でロッド24を介して打撃力をビット23に付与
すると共に該ビット23を回転させる。
【0032】スタンドAに設けたエアシリンダー6及び
推進装置Bのロッドレスシリンダー11を駆動するエア配
管系は、図4,図5に示すように構成されている。図に
於いて、ニップル31には図示しないホースを介してエア
コンプレッサーが接続されており、所定の圧力に設定さ
れた圧気が供給される。この圧気はルブリケーター32を
通り、ティー33a,33bによって3つの経路に分割され
る。
【0033】ティー33aから分岐したホース34はビット
23による穿孔部に配置された図示しないくり粉排出部材
と接続されており、ホース34を流通した圧気は穿孔作業
時に発生するくり粉を岩盤等に形成された孔から排出す
るためのブローエアとして利用される。
【0034】ティー33bから分岐した一方のチューブ35
aはハンドバルブ36に接続されている。このハンドバル
ブ36は作業員によって手動操作され、ロッドレスシリン
ダー11の内部に形成された所望の室に選択的に圧気を供
給してベッド10、即ち手持ち削岩機Cを昇降させるもの
であり、2本のチューブ37a,37bによってロッドレス
シリンダー11と接続されている。
【0035】尚、手持ち削岩機Cを下降させる方向に圧
気を供給するチューブ37aには圧力調整器38が設けられ
ており、岩盤等を穿孔する際に手持ち削岩機Cに作用す
る推進力を所望の値に設定することが可能である。
【0036】ティー33bから分岐した他方のチューブ35
bはセレクトバルブ39に接続されている。このセレクト
バルブ39は作業員によって手動操作され、エアシリンダ
ー6の所望の室に圧気を供給して踏台5をフレーム1に
対し直交する方向に張り出させ、或いはフレーム1に沿
って折り畳むものであり、2本のチューブ40a,40bに
よってエアシリンダー6と接続されている。
【0037】把手8と保護フレーム9との間に係止部材
41が設けられている。この係止部材41は後述する支持部
材となる例えばフォークリフトの爪51や穿孔すべき位置
に応じて予め設定されて形状を有するブラケット52を係
止するものであり、支持部材の構造に対応した構造を持
って構成されている。
【0038】例えば、支持部材として図6に示す汎用の
フォークリフト51の爪52や図示しないバックホーの爪を
用いる場合、係止部材41は前記爪52を押圧して係止し得
るように構成され、また図7に示すブラケット53を用い
る場合、係止部材41はブラケット53に形成されたネジ部
に係合して係止し得るように構成されている。何れにし
ても係止部材41は支持部材を押圧し或いは係合して該支
持部材によって穿孔装置を支持し得るように構成されて
いる。
【0039】本実施例に於いて、係止部材41は、把手8
と保護フレーム9との間に配置され、且つ端部を前記把
手8と保護フレーム9に溶接等の手段で固着したプレー
ト部材41aと、プレート部材41aと対向して設けたバッ
クアップ部材41bと、プレート部材41aに螺合された複
数のネジ41cとによって構成されている。
【0040】そして図2に示すように、プレート部材41
aとバックアップ部材41bとの間に爪52を挿通し、この
爪52をネジ41cによってバックアップ部材41b側に押圧
することで、爪52と穿孔装置を一体化し得るように構成
されている。
【0041】上記き如く構成された穿孔装置を移動装置
の支持部材に係止した場合について図6乃至図10により
説明する。
【0042】図6は移動装置として汎用のフォークリフ
ト51を用いると共に支持部材としてフォークリフト51の
爪52を用いた場合の説明図である。図に示すように、穿
孔装置は、係止部材41を構成するプレート部材41aとバ
ックアップ部材41bの間に爪52を挿通し、この爪をネジ
部材41cによって押圧することで爪52に略水平に取り付
けられている。
【0043】上記の如く、穿孔装置をフォークリフト51
の爪52に略水平に取り付けた場合、手持ち削岩機Cによ
る穿孔方向を爪52の延長方向に一致させることが可能で
あり、フォークリフト51を走行させると共に爪52を昇降
させることで、略垂直な面の所望の高さに穿孔すること
が可能である。そして穿孔時の反力をフォークリフト51
によって吸収或いは対抗して支持することが可能であ
る。
【0044】図7は移動装置として汎用のフォークリフ
ト51を用いると共に支持部材として予め設定された形状
を有するブラケット53を用い、該ブラケット53の一方の
端部を穿孔装置の係止部材41に係止すると共に他方の端
部をフォークリフト51の爪52に係止した場合の説明図で
ある。
【0045】図に示すブラケット53は、特に岸壁に防舷
材を取り付けるためのアンカー穴を穿孔することを目的
として構成されたものである。最近では、岸壁に防舷材
を取り付けることが義務付けられている。この防舷材を
取り付けるためのアンカー穴を穿孔するためには海中に
足場を組んで作業せざるを得ず、膨大な費用が掛かると
いう問題が生じている。
【0046】ブラケット53は岸壁に於ける略垂直な面に
穿孔し得るように予め設定された略コ字状に形成されて
おり、且つフォークリフト51の爪52に係止される一方の
片53aは、該片53aに平行で穿孔装置の係止部材41に係
止される他方片53bよりも長く形成されている。
【0047】従って、ブラケット53の片53bを下側に向
けて片53aをフォークリフト51の爪52に係止すると共
に、片53bを穿孔装置の係止部材41に係止することで、
同図に示すように手持ち削岩機Cの穿孔方向を片53bの
延長方向と一致させることが可能である。そしてブラケ
ット53を介して穿孔装置を取り付けたフォークリフト51
を岸壁の近傍に移動させて爪52を昇降させ、その後、手
持ち削岩機C,推進装置Bを駆動することで、穿孔時の
反力をフォークリフト51によって支承して岸壁に穿孔す
ることが可能である。
【0048】上記の如く、穿孔装置をコ字状のブラケッ
ト53を介してフォークリフト51に取り付けた場合には、
岸壁に沿って足場を組む必要がなく、全ての穿孔作業を
地上からの操作によって実施することが可能となり、費
用の軽減化をはかると共に工期の短縮化をはかることが
可能となる。
【0049】上記の如く、穿孔すべき位置に応じて予め
設定された形状を有するブラケット53を介して穿孔装置
をフォークリフト51の爪52に取り付けることで、所望の
位置に容易に穿孔することが可能となる。尚、ブラケッ
ト53の形状は一義的に設定されるものではなく、穿孔す
べき位置の形状に応じて適宜設定されるものであること
は当然である。
【0050】図8,図9は、移動装置としてフォークリ
フト51を用い、支持部材として略直角に屈折させた形状
を有する爪54を用いた場合の説明図である。このような
爪54を有するフォークリフト51としては木材運搬用のも
のがある。また支持部材としては必ずしも爪54である必
要はなく、直角に屈折させたブラケットを汎用のフォー
クリフト51の爪54に取り付けたものであっても同様の機
能を有する。
【0051】爪54を穿孔装置の係止部材41を構成するプ
レート部材41aとバックアップ部材41bの間に挿通し、
ネジ41cによって押圧することで、穿孔装置の手持ち削
岩機の穿孔方向を図8に示すように上方に向けて、或い
は図9に示すように下方に向けて垂直に取り付けること
が可能である。
【0052】従って、穿孔方向を上方に向けた場合に
は、建物の天井やトンネルの天井に穿孔することが可能
であり、また穿孔方向を下方に向けた場合には床面や地
上に穿孔することが可能となる。
【0053】図10は移動装置として人力によって移動可
能な台車55を用い、支持部材として台車55に旋回可能に
設けた爪52を用いた場合の説明図である。この場合、爪
52を穿孔装置の係止部材41を構成するプレート部材41a
とバックアップ部材41bの間に挿通し、ネジ41cによっ
て押圧することで、穿孔装置を台車55に取り付けること
が可能である。そして爪52を所望の角度に旋回させるこ
とで、穿孔装置の穿孔方向を所望の角度に設定すること
が可能となり、穿孔すべき面が傾斜しているような場合
であっても、容易に穿孔することが可能となる。
【0054】以上説明したように、穿孔装置を移動装置
となるフォークリフト51の爪52,54に直接、或いはブラ
ケット53を介して取り付けた場合、穿孔装置を構成する
手持ち削岩機Cを操作するハンドル27及び推進装置Bを
操作するセレクトバルブ39を手動操作することが可能で
ある。然し、穿孔装置をブラケット53に取り付け場合に
は、ハンドル27,セレクトバルブ39の手動操作が困難な
場合もある。このため、これ等のハンドル27,セレクト
バルブ39を遠隔操作し得るように構成することが好まし
い。
【0055】本実施例では、ハンドル27,セレクトバル
ブ39に夫々ワイヤ42を接続し、これ等のワイヤ42をフォ
ークリフト51の運転台で操作することで、手持ち削岩機
Cの始動及び停止、推進装置Bによる手持ち削岩機Cの
推進開始,停止及び初期位置への復帰等の操作を行って
いる。
【0056】上記ハンドル27,セレクトバルブ39は夫々
回動角度を制御することで操作するものであるため、ハ
ンドル27,セレクトバルブ39にプーリを取り付けると共
に、該プーリにワイヤ42を巻き掛け、一方のワイヤ42を
引っ張ることでプーリの回動角度を制御してハンドル2
7,セレクトバルブ39を操作することが可能である。
【0057】またハンドル27の代わりに電磁開閉弁を用
いると共に、セレクトバルブ39の代わりに電磁開閉弁を
用い、運転台にこれ等の開閉弁を開閉させるスイッチを
設けて遠隔操作し得るように構成しても良いことは当然
である。
【0058】次に、上記穿孔装置を用いた穿孔方法につ
いて説明する。先ず、爪52を有するフォークリフト51或
いはバックホーを用意し、この爪52の先端を穿孔装置の
係止部材41を構成するプレート部材41aとバックアップ
部材41bの間に挿通してネジ41cで押圧して一体化させ
ることで、穿孔装置を爪52に取り付ける。
【0059】その後、フォークリフト51を走行させて所
定の穿孔位置に移動させると共に爪52を昇降させて手持
ち削岩機Cを穿孔すべき位置に対向させる。この状態で
穿孔装置を保持し、ワイヤ42を引っ張ってハンドル27を
操作して手持ち削岩機Cを駆動し、同時にセレクトバル
ブ39を操作して推進装置Bを駆動して手持ち削岩機Cを
推進する。
【0060】上記操作によって穿孔装置による穿孔作業
が開始し、手持ち削岩機Cによる打撃力の反力は爪52を
介してフォークリフト51に伝達され、該リフト51によっ
て支承される。
【0061】所望の深さの穿孔作業が実施された後、ワ
イヤ42を引っ張ってハンドル27を操作して手持ち削岩機
Cを停止させ、且つセレクトバルブ39を操作して手持ち
削岩機Cを初期位置に復帰させる。そして手持ち削岩機
Cが初期位置に復帰したとき、ワイヤ42を引っ張ってセ
レクトバルブ39を操作して推進装置Bを停止させること
で一連の穿孔作業が終了する。
【0062】前述の実施例に於いて、係止部材41をプレ
ート部材41aとバックアップ部材41b及びネジ41cによ
って構成したが、この構成に限定するものではなく、ネ
ジ41cの代わりにエアシリンダー或いは油圧シリンダー
を用いることが可能であり、また公知のクランプ機構を
用いることも可能である。
【0063】また前述の実施例に於いて、車両としてフ
ォークリフト51を用いた場合について説明したが、フォ
ークリフトの他にバックホー等の爪を有する車両や手押
し式の台車55、或いは足場用のフレームや構造用形鋼等
を組み合わせて構成した台車等を用いることが可能であ
る。
【0064】また車両として手押し式の台車を用いる場
合、例えば、穿孔すべき岸壁や岩盤等の壁面に平行にレ
ールを敷設して手押し式の台車を載置し、該台車に予め
設定された形状を有するブラケットの一端を固着すると
共に他端に穿孔装置を係止し、該台車を人力で移動させ
つつ穿孔すべき壁面に連続的に穿孔することが可能とな
る。
【0065】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
穿孔装置では、穿孔装置の係止部材に移動装置に設けた
支持部材を係止することで、該穿孔装置を所望の位置に
移動させると共に所望の高さに設定することが出来る。
また穿孔時の反力を移動装置によって支承することが出
来る。このため、作業員に直接大きな反力や振動が作用
することがなく、労力の軽減をはかることが出来る。
【0066】また手持ち削岩機として作業員が手操作す
るには過大な穿孔力を持った油圧駆動式の削岩機を用い
た場合であっても、安全に且つ安定して穿孔作業を実施
することが出来る。
【0067】本発明に係る穿孔方法では、上記穿孔装置
を用いて容易に且つ作業員の労力を軽減させて岩盤等に
於ける所望の位置に穿孔することが出来る等の特徴を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】穿孔装置の正面図である。
【図2】穿孔装置の側面図である。
【図3】手持ち削岩機の本体の正面図である。
【図4】穿孔装置の配管系の正面図である。
【図5】穿孔装置の配管系の側面図である。
【図6】穿孔装置をフォークリフトの爪に取り付けたと
きの説明図である。
【図7】穿孔装置を予め設定された形状を有するブラケ
ットに取り付けたときの説明図である。
【図8】穿孔装置を直角に屈折させた爪に取り付けたと
きの説明図である。
【図9】穿孔装置を直角に屈折させた爪に取り付けたと
きの説明図である。
【図10】穿孔装置を旋回可能な爪を有する台車に取り
付けたときの説明図である。
【符号の説明】
A スタンド B 推進装置 C 手持ち削岩機 1 フレーム 2 車輪 3 セントライザー 4 ピン 5 踏台 6 エアシリンダー 7 チェン 8 把手 9 保護フレーム 10 ベッド 11 ロッドレスシリンダー 12 保持部材 21 本体 22 把手 23 ビット 24 ロッド 27 ハンドル 36 ハンドバルブ 38 圧力調整器 39 セレクトバルブ 41 係止部材 41a プレート部材 41b バックアップ部材 41c ネジ 42 ワイヤ 51 フォークリフト 52,54 爪 53 ブラケット 55 台車

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方の端部に手持ち削岩機のロッドの芯
    を保持するセントライザーを設けたスタンドと、前記ス
    タンドの一方の面側に設けられ手持ち削岩機の本体を保
    持する保持部材と、前記保持部材に取り付けた手持ち削
    岩機を推進する推進装置と、前記スタンドの他方の面側
    に設けられ所定の移動装置に取り付けた支持部材を係止
    する係止部材とを有することを特徴とした穿孔装置。
  2. 【請求項2】 前記移動装置が走行可能な車両であるこ
    とを特徴とした請求項1記載の穿孔装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材が車両に昇降及び/又は旋
    回可能に設けた爪によって構成されることを特徴とした
    請求項2記載の穿孔装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材が穿孔すべき位置に応じて
    予め設定された形状を有し、該支持部材の一方の端部を
    係止部に係止すると共に他方の端部を車両に昇降及び/
    又は旋回可能に設けた爪に係止することを特徴とした請
    求項1又は2記載の穿孔装置。
  5. 【請求項5】 所定の強度と剛性を有し穿孔時の反力を
    支持し得るフレームに手持ち削岩機を推進するロッドレ
    スシリンダーを設けると共に、車両に昇降及び/又は旋
    回可能に設けた支持部材又は穿孔すべき位置に応じて予
    め設定された支持部材を押圧して係止するネジを有する
    係止部材を設けたことを特徴とした請求項1乃至4何れ
    かに記載の穿孔装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の穿孔装置を所定の移動装
    置に昇降及び/又は旋回可能に設けた爪に直接或いは穿
    孔すべき位置に応じて予め設定された形状を有する支持
    部材を介して取り付け、前記移動装置を移動させると共
    に前記爪を昇降及び/又は旋回させて所望の穿孔位置に
    移動させ、その後、手持ち削岩機を遠隔操作して駆動し
    て穿孔することを特徴とした穿孔方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002357070A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Koken Boring Mach Co Ltd ポータブルドリル
CN114321053A (zh) * 2022-03-11 2022-04-12 徐州徐工基础工程机械有限公司 一种电液控制系统及履带式采矿台车

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