JPH0718967B2 - ズ−ムレンズのマクロ撮影機構 - Google Patents
ズ−ムレンズのマクロ撮影機構Info
- Publication number
- JPH0718967B2 JPH0718967B2 JP60025640A JP2564085A JPH0718967B2 JP H0718967 B2 JPH0718967 B2 JP H0718967B2 JP 60025640 A JP60025640 A JP 60025640A JP 2564085 A JP2564085 A JP 2564085A JP H0718967 B2 JPH0718967 B2 JP H0718967B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- macro
- adjusting member
- focal length
- distance
- contact portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/10—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、無限遠を含む通常の撮影距離範囲の至近端よ
りさらに近距離の領域を含むズームレンズ、即ち所謂マ
クロ撮影距離範囲の距離調節を可能にするズームレンズ
のマクロ撮影機構に関するものである。
りさらに近距離の領域を含むズームレンズ、即ち所謂マ
クロ撮影距離範囲の距離調節を可能にするズームレンズ
のマクロ撮影機構に関するものである。
(従来技術) ズームレンズにおけるマクロ機構には、通常の最短撮影
距離を短縮してマクロ領域と称したいわゆるフォーカス
延長マクロ方式と、複数のレンズ群を移動させて高倍率
を得るマクロ機構方式とがある。しかし、前者は、通常
フォーカシングの延長であるために十分な高倍率が得ら
れないという欠点があり、ズームレンズのマクロ方式と
しては特別なマクロ機構を持った後者が多く採用されて
いる。
距離を短縮してマクロ領域と称したいわゆるフォーカス
延長マクロ方式と、複数のレンズ群を移動させて高倍率
を得るマクロ機構方式とがある。しかし、前者は、通常
フォーカシングの延長であるために十分な高倍率が得ら
れないという欠点があり、ズームレンズのマクロ方式と
しては特別なマクロ機構を持った後者が多く採用されて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) マクロ撮影は、理想的にはズーミング領域の全範囲で可
能であることが望ましいが、実際には、ズーミング領域
の一部に光束のケラれ、光学性能の低下、レンズどうし
のぶつかりなどがあるために、このようなズーミング領
域ではマクロ撮影が殆ど不可能となる。例えば従来のマ
クロ付ズームレンズは、ズーミング領域の長焦点側端点
(テレマクロ)か又は短焦点側端点(ワイドマクロ)て
しかマクロ撮影が行なえない構造となっており、それ以
外の焦点距離範囲即ち至近量に制限があるものの理論的
には多少なりともマクロ撮影の可能な焦点距離範囲にお
いては、実際にはまったくマクロ撮影ができないものが
ほとんどであった。
能であることが望ましいが、実際には、ズーミング領域
の一部に光束のケラれ、光学性能の低下、レンズどうし
のぶつかりなどがあるために、このようなズーミング領
域ではマクロ撮影が殆ど不可能となる。例えば従来のマ
クロ付ズームレンズは、ズーミング領域の長焦点側端点
(テレマクロ)か又は短焦点側端点(ワイドマクロ)て
しかマクロ撮影が行なえない構造となっており、それ以
外の焦点距離範囲即ち至近量に制限があるものの理論的
には多少なりともマクロ撮影の可能な焦点距離範囲にお
いては、実際にはまったくマクロ撮影ができないものが
ほとんどであった。
本発明は、このような欠点を解決し、ズーミング範囲の
ほぼ全域で、それぞれの焦点距離で許容される最大倍率
までのマクロ撮影を可能としたズームレンズのマクロ機
能を得ることを目的とする。
ほぼ全域で、それぞれの焦点距離で許容される最大倍率
までのマクロ撮影を可能としたズームレンズのマクロ機
能を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段、作用) 上記目的を達成するために、本発明においては、通常撮
影距離範囲でのフォーカシングを行う第1のレンズ群を
移動させる第1距離調節部材(1)と、前記通常撮影距
離範囲の至近端よりも更に近距離領域を含むマクロ撮影
距離範囲でフォーカシングを行う第2のレンズ群を移動
させる第2距離調節部材(2)と、ズーミングを行う焦
点距離調節部材(11、5)とを有するズームレンズが前
提となる。
影距離範囲でのフォーカシングを行う第1のレンズ群を
移動させる第1距離調節部材(1)と、前記通常撮影距
離範囲の至近端よりも更に近距離領域を含むマクロ撮影
距離範囲でフォーカシングを行う第2のレンズ群を移動
させる第2距離調節部材(2)と、ズーミングを行う焦
点距離調節部材(11、5)とを有するズームレンズが前
提となる。
かかるズームレンズにおいて、第1の特徴は、第2距離
調節部材(マクロ操作環)の作動制限位置が焦点距離調
節部材の位置に応じて変化すること(焦点距離に応じて
最大マクロ撮影位置が変化すること)にある。
調節部材(マクロ操作環)の作動制限位置が焦点距離調
節部材の位置に応じて変化すること(焦点距離に応じて
最大マクロ撮影位置が変化すること)にある。
第2の特徴は、第2距離調節部材が作動制限位置をこえ
てさらに操作されると、焦点距離調節部材の位置がこれ
に連動して変化し、焦点距離調節部材が作動量が最大と
なる位置に自動的に移動されることにある。
てさらに操作されると、焦点距離調節部材の位置がこれ
に連動して変化し、焦点距離調節部材が作動量が最大と
なる位置に自動的に移動されることにある。
そのために、本発明では、第2距離調節部材(2)は、
通常撮影時において固定鏡筒(3)に対して位置が規制
される第1の当接部(2f)と、マクロ撮影時において焦
点距離調節部材に対して第1の当接部とは逆の至近方向
への移動が制限される第2の当接部(2c)と有する。ま
た焦点距離調節部材(11、5)は、焦点距離調節操作に
応じて焦点距離調節部材と一体となって移動する第3の
当接部(14)であって、通常撮影時には焦点距離調節の
全領域において第2の当接部(2c)と当接せず、マクロ
撮影時には焦点距離調節部材の設定位置に応じて第2の
当接部と当接し第2距離調節部材(2)の前記至近方向
への移動を制限する位置に設けられた第3の当接部(1
4)を有する。これらによってマクロ撮影領域設定手段
が構成される。
通常撮影時において固定鏡筒(3)に対して位置が規制
される第1の当接部(2f)と、マクロ撮影時において焦
点距離調節部材に対して第1の当接部とは逆の至近方向
への移動が制限される第2の当接部(2c)と有する。ま
た焦点距離調節部材(11、5)は、焦点距離調節操作に
応じて焦点距離調節部材と一体となって移動する第3の
当接部(14)であって、通常撮影時には焦点距離調節の
全領域において第2の当接部(2c)と当接せず、マクロ
撮影時には焦点距離調節部材の設定位置に応じて第2の
当接部と当接し第2距離調節部材(2)の前記至近方向
への移動を制限する位置に設けられた第3の当接部(1
4)を有する。これらによってマクロ撮影領域設定手段
が構成される。
しかして、第2の当接部(2c)、第3の当接部(14)、
第2距離調節部材(2)及び焦点距離調節部材(11、
5)は、第2の当接部と第3の当接部とが当接した状態
での第2距離調節部材の至近方向への操作によって、第
2距離調節部材と前記焦点距離調節部材とが一体となっ
て移動する。
第2距離調節部材(2)及び焦点距離調節部材(11、
5)は、第2の当接部と第3の当接部とが当接した状態
での第2距離調節部材の至近方向への操作によって、第
2距離調節部材と前記焦点距離調節部材とが一体となっ
て移動する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面をもとに説明する。添付図
面中第1図は本発明の実施例を示す断面図であり、第2
図及び第3図は各々上記実施例の主要部を展開して示し
た展開図であって、両図中横方向がレンズ光軸方向に、
縦方向が周方向に各々対応する。
面中第1図は本発明の実施例を示す断面図であり、第2
図及び第3図は各々上記実施例の主要部を展開して示し
た展開図であって、両図中横方向がレンズ光軸方向に、
縦方向が周方向に各々対応する。
第1図において、3は固定鏡筒、11はズーム操作環、2
はマクロ操作環、1は第1距離調節部材としての距離環
を各々示す。固定鏡筒3は、第1図中左方に延びる円筒
部及び右端の図示されないカメラボディ本体に連結され
る結合部3aを有し、外周には絞り羽根24の開口径を調節
する公知の絞りプリセット環4を嵌合支持している。
(絞り関連の機構は、ここでは省略する)。第2の距離
調節部材としてのマクロフォーカシング操作環2(以下
「マクロ操作環」と称する)は、その内径側に設けられ
たヘリコイドネジ2bと、固定鏡筒3の外周に設けられた
ヘリコイドネジ3fとの螺合によって、固定鏡筒3に支持
されており、その回転によりヘリコイドネジ2b、3fのリ
ードに従って回転しながら光軸方向に移動する如く構成
されている。
はマクロ操作環、1は第1距離調節部材としての距離環
を各々示す。固定鏡筒3は、第1図中左方に延びる円筒
部及び右端の図示されないカメラボディ本体に連結され
る結合部3aを有し、外周には絞り羽根24の開口径を調節
する公知の絞りプリセット環4を嵌合支持している。
(絞り関連の機構は、ここでは省略する)。第2の距離
調節部材としてのマクロフォーカシング操作環2(以下
「マクロ操作環」と称する)は、その内径側に設けられ
たヘリコイドネジ2bと、固定鏡筒3の外周に設けられた
ヘリコイドネジ3fとの螺合によって、固定鏡筒3に支持
されており、その回転によりヘリコイドネジ2b、3fのリ
ードに従って回転しながら光軸方向に移動する如く構成
されている。
固定鏡筒3の外周にはカム筒5が回転可能に嵌合支持さ
れ、カム筒5の右端部(第1図において)外周にはマク
ロ制限ピン14が立設されるとともに、マクロ摺動コマ12
が小ネジ13によって固設されている。マクロ摺動コマ12
は、マクロ操作環2に設けられた円周溝2aに係合し、マ
クロ制限ピン14は、円周溝2a内をマクロ摺動コマ12と共
に移動する如く構成されている(第3図参照)。またカ
ム筒5の外周にはズーム操作環11が固設され、カム筒5
とズーム操作環11とで焦点距離調節部材が構成される。
カム筒5には固定鏡筒3の外周部に開口する貫通穴5dが
穿たれており、この貫通穴5dには鋼球21が配されてい
る。カム筒5の外周には鋼球21をカム筒5の中心方向に
付勢する如く板バネ23が小ネジ22によって固設されてい
る。そして、ズーミングのワイド端状態(第1図〜第3
図に示した状態)で貫通穴5dの存在する位置の真下に相
当する固定鏡筒3円筒部の外周部には、光軸方向に長い
直線溝3eが設けられており、ワイド端状態て板バネ23の
付勢力によって押し付けられた鋼球21がこの直線溝3eに
係合する。板バネ23、鋼球21及び直線溝3eでクリックス
トップ機構が構成される。
れ、カム筒5の右端部(第1図において)外周にはマク
ロ制限ピン14が立設されるとともに、マクロ摺動コマ12
が小ネジ13によって固設されている。マクロ摺動コマ12
は、マクロ操作環2に設けられた円周溝2aに係合し、マ
クロ制限ピン14は、円周溝2a内をマクロ摺動コマ12と共
に移動する如く構成されている(第3図参照)。またカ
ム筒5の外周にはズーム操作環11が固設され、カム筒5
とズーム操作環11とで焦点距離調節部材が構成される。
カム筒5には固定鏡筒3の外周部に開口する貫通穴5dが
穿たれており、この貫通穴5dには鋼球21が配されてい
る。カム筒5の外周には鋼球21をカム筒5の中心方向に
付勢する如く板バネ23が小ネジ22によって固設されてい
る。そして、ズーミングのワイド端状態(第1図〜第3
図に示した状態)で貫通穴5dの存在する位置の真下に相
当する固定鏡筒3円筒部の外周部には、光軸方向に長い
直線溝3eが設けられており、ワイド端状態て板バネ23の
付勢力によって押し付けられた鋼球21がこの直線溝3eに
係合する。板バネ23、鋼球21及び直線溝3eでクリックス
トップ機構が構成される。
前記カム筒5には第2図に示すように、円弧カム溝5bと
円弧カム溝5cとが設けられ、一方の円弧カム溝5bには第
1移動筒8に植設された第1摺動ピン16が固定鏡筒3の
円筒部に光軸方向に長く形成された第1直進案内溝3cを
貫通して摺動可能に係合している。他方の円弧カム溝5c
には固定鏡筒3の円筒部に設けられた第2直進案内溝3d
を貫通して、第2移動筒9に植設された第2摺動ピン20
が摺動可能に係合している。またカム筒5の右端には切
欠部5aが形成され、その上端5e又は下端5fが固定鏡筒3
に植設された制限ピン15に当接することによってカム筒
5の回転量即ちズーミング量を制限している。
円弧カム溝5cとが設けられ、一方の円弧カム溝5bには第
1移動筒8に植設された第1摺動ピン16が固定鏡筒3の
円筒部に光軸方向に長く形成された第1直進案内溝3cを
貫通して摺動可能に係合している。他方の円弧カム溝5c
には固定鏡筒3の円筒部に設けられた第2直進案内溝3d
を貫通して、第2移動筒9に植設された第2摺動ピン20
が摺動可能に係合している。またカム筒5の右端には切
欠部5aが形成され、その上端5e又は下端5fが固定鏡筒3
に植設された制限ピン15に当接することによってカム筒
5の回転量即ちズーミング量を制限している。
第3図に示すようにマクロ操作環2には、切換ボタン19
により半径方向に作動されるようにストッパ18が設けら
れ、このストッパは、固定鏡筒3に形成された切欠き3g
に係脱可能となっている。マクロ操作環2は、マクロ撮
影以外の通常撮影状態では、マクロストッパ18が切欠き
3gに係合しているので回転することがなく、従って、完
全に固定された状態となっている。一方マクロ撮影時に
は、マクロ切換えボタン19を押し下げてストッパ18を第
3図中紙面の奥方向に移動させて切欠き3gとの係合をは
ずすことにより、マクロ操作環2を回転操作できる状態
になる。
により半径方向に作動されるようにストッパ18が設けら
れ、このストッパは、固定鏡筒3に形成された切欠き3g
に係脱可能となっている。マクロ操作環2は、マクロ撮
影以外の通常撮影状態では、マクロストッパ18が切欠き
3gに係合しているので回転することがなく、従って、完
全に固定された状態となっている。一方マクロ撮影時に
は、マクロ切換えボタン19を押し下げてストッパ18を第
3図中紙面の奥方向に移動させて切欠き3gとの係合をは
ずすことにより、マクロ操作環2を回転操作できる状態
になる。
一方、固定鏡筒3の内周には、第1レンズ群L1を保持す
る第1レンズ保持枠7をヘリコイドねじ7a、8aを介して
支持する第1移動筒8と、第2レンズ群L2及び第4レン
ズ群L4を保持する第2移動筒9とが摺動可能に支持さ
れ、第3レンズ群L3を保持する固定レンズ筒10が小ねじ
17によって固設されている。第1レンズ保持枠7の外周
には、通常撮影領域の無限遠から至近距離までの距離調
節のための距離目盛を有する第1の距離調節部材として
の通常撮影領域距離調節操作環1(以下「距離環」と称
する)が固設され、これを回転することにより、第1レ
ンズ群L1はヘリコイドネジ7a、8aのリードに従って回転
しつつ光軸方向に変位する如く構成されている。
る第1レンズ保持枠7をヘリコイドねじ7a、8aを介して
支持する第1移動筒8と、第2レンズ群L2及び第4レン
ズ群L4を保持する第2移動筒9とが摺動可能に支持さ
れ、第3レンズ群L3を保持する固定レンズ筒10が小ねじ
17によって固設されている。第1レンズ保持枠7の外周
には、通常撮影領域の無限遠から至近距離までの距離調
節のための距離目盛を有する第1の距離調節部材として
の通常撮影領域距離調節操作環1(以下「距離環」と称
する)が固設され、これを回転することにより、第1レ
ンズ群L1はヘリコイドネジ7a、8aのリードに従って回転
しつつ光軸方向に変位する如く構成されている。
固定鏡筒3の左端部外周には指標筒6が固設されてお
り、第4図〜第7図に示すように、距離環1には距離目
盛1aと、倍率位置目盛を示す三角指標1bが刻設され、指
標筒6には倍率目盛1cと、距離目盛1aの指標となる基線
6aと、特定の焦点距離での赤外補正量を指示する目盛線
6cと、この目盛線に対応する焦点距離を示す焦点距離目
盛6bとが刻設されている。
り、第4図〜第7図に示すように、距離環1には距離目
盛1aと、倍率位置目盛を示す三角指標1bが刻設され、指
標筒6には倍率目盛1cと、距離目盛1aの指標となる基線
6aと、特定の焦点距離での赤外補正量を指示する目盛線
6cと、この目盛線に対応する焦点距離を示す焦点距離目
盛6bとが刻設されている。
次に本実施例の作用について説明する。
本実施例は上記の如く構成されているので、ズーミング
のために第1図及び第2図に示されたズーミングのワイ
ド端fw状態からテレ端ft側に向けてズーム操作環11を第
1図中で右方から見て時計方向に回転すると、これと一
体のカム筒5は固定鏡筒3のまわりを時計方向に回転
(第2図、第3図中上方に変位)する。この場合、マク
ロ摺動コマ12が円周溝2aに係合し、かつクロ操作環2は
ヘリコイド2b、3fによって固定鏡筒3に螺合しているの
で、マクロ操作環2を回転させない限り、カム筒5は光
軸方向には移動しない。即ち、マクロストッパ18と固定
鏡筒3の切欠き3gとが係合している通常撮影領域の状態
では、カム筒5は光軸中心に回転するのみで、光軸方向
に移動することはない。
のために第1図及び第2図に示されたズーミングのワイ
ド端fw状態からテレ端ft側に向けてズーム操作環11を第
1図中で右方から見て時計方向に回転すると、これと一
体のカム筒5は固定鏡筒3のまわりを時計方向に回転
(第2図、第3図中上方に変位)する。この場合、マク
ロ摺動コマ12が円周溝2aに係合し、かつクロ操作環2は
ヘリコイド2b、3fによって固定鏡筒3に螺合しているの
で、マクロ操作環2を回転させない限り、カム筒5は光
軸方向には移動しない。即ち、マクロストッパ18と固定
鏡筒3の切欠き3gとが係合している通常撮影領域の状態
では、カム筒5は光軸中心に回転するのみで、光軸方向
に移動することはない。
従って、カム筒5が第1図中で右方から見て時計方向に
回転すると、カム筒5の切欠き部5aの下端5fが固定鏡筒
3に植設された制限ピン15に当接し、カム筒5はズーミ
ングのテレ端位置でその回転を停止する。このカム筒5
の回転に伴ない第1摺動ピン16は円弧カム溝5bのカム形
状に従って第1直進案内溝3c内を摺動し第1レンズ群L1
をワイド端位置からテレ端位置まで移動させる。また第
2摺動ピン20は円弧カム溝5cに押され、第2直進案内溝
3dに沿って第2図中で左方へ移動し、第2レンズ群L2及
び第4レンズ群L4を左方へ移動させてワイド端fw状態よ
りテレ端ft状態にする。なお固定レンズ筒10は移動しな
いので、これに保持された第3レンズ群L3は不動のまま
である。
回転すると、カム筒5の切欠き部5aの下端5fが固定鏡筒
3に植設された制限ピン15に当接し、カム筒5はズーミ
ングのテレ端位置でその回転を停止する。このカム筒5
の回転に伴ない第1摺動ピン16は円弧カム溝5bのカム形
状に従って第1直進案内溝3c内を摺動し第1レンズ群L1
をワイド端位置からテレ端位置まで移動させる。また第
2摺動ピン20は円弧カム溝5cに押され、第2直進案内溝
3dに沿って第2図中で左方へ移動し、第2レンズ群L2及
び第4レンズ群L4を左方へ移動させてワイド端fw状態よ
りテレ端ft状態にする。なお固定レンズ筒10は移動しな
いので、これに保持された第3レンズ群L3は不動のまま
である。
次に距離調節(フォーカシング)について説明する。無
限遠から通常撮影領域の至近距離までの間の距離調節の
場合には、距離環1を回転すると、第1レンズ保持枠7
が回転しながらヘリコイドねじ7a、8aのリードに従って
第1図中で左方に繰り出される。従って第1レンズ群L1
は回転しつつ光軸上を左方へ移動し、通常撮影領域内で
のフォーカシングが可能となる。各部材の作動はズーミ
ングの作動とは完全に別個に行なわれるので、ズーミン
グの全範囲において通常撮影領域のフォーカシングが可
能である。
限遠から通常撮影領域の至近距離までの間の距離調節の
場合には、距離環1を回転すると、第1レンズ保持枠7
が回転しながらヘリコイドねじ7a、8aのリードに従って
第1図中で左方に繰り出される。従って第1レンズ群L1
は回転しつつ光軸上を左方へ移動し、通常撮影領域内で
のフォーカシングが可能となる。各部材の作動はズーミ
ングの作動とは完全に別個に行なわれるので、ズーミン
グの全範囲において通常撮影領域のフォーカシングが可
能である。
通常撮影領域の至近距離を超えてさらに近接したマクロ
撮影領域の被写体に対して距離調節(フォーカシング)
をする場合には、ズーム操作環11を回してズーミングし
た後マクロ切換えボタン19を押してマクロストッパ18と
切欠き3gの係合をはずした上でマクロ操作環2を回転さ
せて行なう。マクロ操作環2の固定鏡筒3に対する位置
は、切欠き2dの端面2fと突起3bとの当接により規制され
る。即ち、端面2fが第1の当接部となっている。マクロ
操作環2の回転量は、その右端部の切欠き2dと固定鏡筒
3の左端の突起3bとの相互作用により、第3図において
距離l2に制限される。第1図〜第3図に実線で示したワ
イド端状態から、マクロ操作環2を第1図中で右方から
見て時計方向に回転(第3図中で下方に変位)すると、
マクロ操作環2はヘリコイドネジ2b、3fのリードに従っ
て回転しながら光軸方向に移動する。この時カム筒5
は、マクロ操作環2の回転方向には制限ピン15で回転阻
止されているため回転できず、マクロ摺動コマ12とマク
ロ操作環2の円周溝2aとの係合作用によって、マクロ操
作環2と一体的に光軸方向(第1図中左方)へ移動す
る。このカム筒5の左方への移動に応じて、第1摺動ピ
ン16と第2摺動ピン20とは光軸方向直進溝3cと3dの中を
カム筒5と共に左方へ移動するので、第1移動筒8及び
第2移動筒9が光軸に沿って左方へ移動する。従って第
1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第4レンズ群L4は一体
となって光軸に沿って左方へ直進し、マクロ撮影領域で
のマクロフォーカシングが可能となる。
撮影領域の被写体に対して距離調節(フォーカシング)
をする場合には、ズーム操作環11を回してズーミングし
た後マクロ切換えボタン19を押してマクロストッパ18と
切欠き3gの係合をはずした上でマクロ操作環2を回転さ
せて行なう。マクロ操作環2の固定鏡筒3に対する位置
は、切欠き2dの端面2fと突起3bとの当接により規制され
る。即ち、端面2fが第1の当接部となっている。マクロ
操作環2の回転量は、その右端部の切欠き2dと固定鏡筒
3の左端の突起3bとの相互作用により、第3図において
距離l2に制限される。第1図〜第3図に実線で示したワ
イド端状態から、マクロ操作環2を第1図中で右方から
見て時計方向に回転(第3図中で下方に変位)すると、
マクロ操作環2はヘリコイドネジ2b、3fのリードに従っ
て回転しながら光軸方向に移動する。この時カム筒5
は、マクロ操作環2の回転方向には制限ピン15で回転阻
止されているため回転できず、マクロ摺動コマ12とマク
ロ操作環2の円周溝2aとの係合作用によって、マクロ操
作環2と一体的に光軸方向(第1図中左方)へ移動す
る。このカム筒5の左方への移動に応じて、第1摺動ピ
ン16と第2摺動ピン20とは光軸方向直進溝3cと3dの中を
カム筒5と共に左方へ移動するので、第1移動筒8及び
第2移動筒9が光軸に沿って左方へ移動する。従って第
1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第4レンズ群L4は一体
となって光軸に沿って左方へ直進し、マクロ撮影領域で
のマクロフォーカシングが可能となる。
このマクロフォーカシングの操作量即ちマクロ操作環2
の最大回転量は、ズーミングで設定された焦点距離に応
じて変化する。たとえば第1図〜第3図に示したワイド
端状態では、第3図に示すようにマクロ制限ピン14が実
線で示す位置にあるので、マクロ操作環2は円周溝2aの
端面2cがマクロ制限ピン14に当接するまでの距離(l1+
l2)=l2だけ回転することが可能である。円周溝2aの端
面2cが第2当接部を構成し、マクロ制限ピン14が第3当
接部を構成する。一方テレ端状態では、マクロ制限ピン
14は第3図に破線で示した14′の位置にあり、マクロ操
作環2の最大回転量は距離l3にすぎない。また、ワイド
端からテレ端までの中間の任意の位置ではマクロ制限ピ
ンは例えば14″の位置にあり、マクロ操作環2の最大回
転量は距離l4となる。即ち、マクロフォーカシング量は
ワイド端で最大であり、テレ側へゆくに従って小さくな
ってゆくわけである。
の最大回転量は、ズーミングで設定された焦点距離に応
じて変化する。たとえば第1図〜第3図に示したワイド
端状態では、第3図に示すようにマクロ制限ピン14が実
線で示す位置にあるので、マクロ操作環2は円周溝2aの
端面2cがマクロ制限ピン14に当接するまでの距離(l1+
l2)=l2だけ回転することが可能である。円周溝2aの端
面2cが第2当接部を構成し、マクロ制限ピン14が第3当
接部を構成する。一方テレ端状態では、マクロ制限ピン
14は第3図に破線で示した14′の位置にあり、マクロ操
作環2の最大回転量は距離l3にすぎない。また、ワイド
端からテレ端までの中間の任意の位置ではマクロ制限ピ
ンは例えば14″の位置にあり、マクロ操作環2の最大回
転量は距離l4となる。即ち、マクロフォーカシング量は
ワイド端で最大であり、テレ側へゆくに従って小さくな
ってゆくわけである。
加えて、本実施例では、マクロ制限ピン14が14′あるい
は14″に示すような位置にある焦点距離即ちワイド端以
外で、円周溝2aの端面2cが制限ピン14に当接した状態か
らさらにマクロ操作環2をマクロ至近側に向けて回転
(第3図において下方へ変位)させると、端面2cが制限
ピン14を押すため、カム筒5とマクロ操作環2が一体と
なって、カム筒5の制限切欠きの端面5eが制限ピン15に
当接するまで回転する。従って、ズーム操作環11がどの
焦点距離に設定されていても、マクロ操作環2を強制的
に回転させることにより、ワイド端のマクロ最至近まで
マクロフォーカシングすることが可能となっている。し
かも一旦ワイド端にズーミング操作環11が設定される
と、前述したクリックストップ機構によってカム筒5も
ワイド端位置で固定(クリックストップ)される。クリ
ックストップ機構は、ワイド端以外ではカム筒5の回転
トルクを適正な値に設定して、ズーミング操作感の向上
に寄与している。このように最大マクロ撮影可能なワイ
ド端状態でズーム操作環11が固定されれば、マクロ操作
環2のみを操作することであたかも距離環1を操作する
のと同じ感覚でマクロフォーカシングが行なえて好都合
である。もし、クリックストップがない場合は、マクロ
摺動コマ12とマクロ操作環2の円周溝2aとの間に生じる
摩擦力が何かの条件で大きくなった場合に、マクロ操作
環2の回転によってズーミング操作環11が不用意にワイ
ド端からずれて焦点距離が変化するため、操作性が低下
してしまう。しかし、この点を問題にしなければ、クリ
ックストップ機構は必ずしも不可欠な機構ではない。
は14″に示すような位置にある焦点距離即ちワイド端以
外で、円周溝2aの端面2cが制限ピン14に当接した状態か
らさらにマクロ操作環2をマクロ至近側に向けて回転
(第3図において下方へ変位)させると、端面2cが制限
ピン14を押すため、カム筒5とマクロ操作環2が一体と
なって、カム筒5の制限切欠きの端面5eが制限ピン15に
当接するまで回転する。従って、ズーム操作環11がどの
焦点距離に設定されていても、マクロ操作環2を強制的
に回転させることにより、ワイド端のマクロ最至近まで
マクロフォーカシングすることが可能となっている。し
かも一旦ワイド端にズーミング操作環11が設定される
と、前述したクリックストップ機構によってカム筒5も
ワイド端位置で固定(クリックストップ)される。クリ
ックストップ機構は、ワイド端以外ではカム筒5の回転
トルクを適正な値に設定して、ズーミング操作感の向上
に寄与している。このように最大マクロ撮影可能なワイ
ド端状態でズーム操作環11が固定されれば、マクロ操作
環2のみを操作することであたかも距離環1を操作する
のと同じ感覚でマクロフォーカシングが行なえて好都合
である。もし、クリックストップがない場合は、マクロ
摺動コマ12とマクロ操作環2の円周溝2aとの間に生じる
摩擦力が何かの条件で大きくなった場合に、マクロ操作
環2の回転によってズーミング操作環11が不用意にワイ
ド端からずれて焦点距離が変化するため、操作性が低下
してしまう。しかし、この点を問題にしなければ、クリ
ックストップ機構は必ずしも不可欠な機構ではない。
第8図には、本実施例で撮影可能な領域を明確に示すた
めに、横軸に撮影距離を、縦軸にズーム操作環11の設定
焦点距離をとったグラフを示している。この中で4点
a、b、c及びdで形成される四角形の内側が通常の撮
影領域即ちズーム操作環11と距離環1の操作で設定可能
な焦点距離と撮影距離の組み合わせ範囲を示し、4点
c、d、e及びgで形成される四角形の内側はマクロ撮
影領域、即ちズーム操作環11とマクロ操作環2の操作で
設定可能な焦点距離と撮影距離の組み合わせ範囲を示し
ている。例えばズーム操作環11を焦点距離fiに設定した
状態では、距離環1を∞から至近ま回転させると、矢印
Aで示したように点hからiへ向けて撮影距離のみが変
化する。次にマクロ操作環2を回転させると、点iと点
jの間でマクロフォーカシングが可能となり、さらに強
制的にマクロ操作環2を回転させると、焦点距離と撮影
距離とが点jから点eへ向けて変化する。即ち、マクロ
操作環2のみを操作することにより矢印Bで示すような
マクロフォーカシングが可能となるのである。
めに、横軸に撮影距離を、縦軸にズーム操作環11の設定
焦点距離をとったグラフを示している。この中で4点
a、b、c及びdで形成される四角形の内側が通常の撮
影領域即ちズーム操作環11と距離環1の操作で設定可能
な焦点距離と撮影距離の組み合わせ範囲を示し、4点
c、d、e及びgで形成される四角形の内側はマクロ撮
影領域、即ちズーム操作環11とマクロ操作環2の操作で
設定可能な焦点距離と撮影距離の組み合わせ範囲を示し
ている。例えばズーム操作環11を焦点距離fiに設定した
状態では、距離環1を∞から至近ま回転させると、矢印
Aで示したように点hからiへ向けて撮影距離のみが変
化する。次にマクロ操作環2を回転させると、点iと点
jの間でマクロフォーカシングが可能となり、さらに強
制的にマクロ操作環2を回転させると、焦点距離と撮影
距離とが点jから点eへ向けて変化する。即ち、マクロ
操作環2のみを操作することにより矢印Bで示すような
マクロフォーカシングが可能となるのである。
ここで対比のために従来のワイドマクロズームレンズを
考えてみると、それらは、ズーム操作環をワイド端に固
定した状態でのみマクロフォーカシングが行なえるよう
に構成されるのがほとんどであった。その場合は、第8
図に示したマクロ領域(四角形c−d−e−g)のう
ち、直線d−e上の領域しか撮影できなかったというこ
とになる。従って本実施例のズームレンズは、マクロ撮
影領域を直線d−eから四角形c−d−e−gにまで大
きく広げたと言うことができる。
考えてみると、それらは、ズーム操作環をワイド端に固
定した状態でのみマクロフォーカシングが行なえるよう
に構成されるのがほとんどであった。その場合は、第8
図に示したマクロ領域(四角形c−d−e−g)のう
ち、直線d−e上の領域しか撮影できなかったというこ
とになる。従って本実施例のズームレンズは、マクロ撮
影領域を直線d−eから四角形c−d−e−gにまで大
きく広げたと言うことができる。
次に、フォーカシング時及び/又はズーミング時におけ
る鏡筒外側の表示のみえかくれについて説明する。前述
した如く、通常撮影領域をこえて近接するマクロ撮影領
域では、マクロ操作環2を回転することによってカム筒
5が光軸方向に一体的に移動し、円弧カム溝5bと第1摺
動ピン16の係合を介して第1移動筒8とともに距離環1
が光軸方向(第1図中左方)に移動する。すると、通常
撮影距離の範囲内では第4図に示すように距離環1によ
ってかくされていた倍率目盛1cが、距離環1が左方に移
動することによって第5図に示すように外部からみえる
ようになる。一方、焦点距離目盛6b及び赤外補正目盛6c
は通常撮影状態で第6図に示すように見えており、マク
ロ撮影領域においてズーム操作環11が長さxだけ左方へ
移動すると第7図に示すようにズーム操作環11の下にか
くれて見えなくなる。
る鏡筒外側の表示のみえかくれについて説明する。前述
した如く、通常撮影領域をこえて近接するマクロ撮影領
域では、マクロ操作環2を回転することによってカム筒
5が光軸方向に一体的に移動し、円弧カム溝5bと第1摺
動ピン16の係合を介して第1移動筒8とともに距離環1
が光軸方向(第1図中左方)に移動する。すると、通常
撮影距離の範囲内では第4図に示すように距離環1によ
ってかくされていた倍率目盛1cが、距離環1が左方に移
動することによって第5図に示すように外部からみえる
ようになる。一方、焦点距離目盛6b及び赤外補正目盛6c
は通常撮影状態で第6図に示すように見えており、マク
ロ撮影領域においてズーム操作環11が長さxだけ左方へ
移動すると第7図に示すようにズーム操作環11の下にか
くれて見えなくなる。
即ちマクロ倍率目盛1cが、通常撮影状態では全く見え
ず、マクロ撮影状態でのみ表示されるため、誤った読み
取りをすることがなく、マクロ撮影状態にあることの確
認も容易に行なえる。また、収差等の影響なマクロ撮影
時には使うことのできない赤外補正表示6cもマクロ撮影
時のみ目盛をかくしてしまうことにより誤って使用して
しまうことを未然に防ぐことができる。
ず、マクロ撮影状態でのみ表示されるため、誤った読み
取りをすることがなく、マクロ撮影状態にあることの確
認も容易に行なえる。また、収差等の影響なマクロ撮影
時には使うことのできない赤外補正表示6cもマクロ撮影
時のみ目盛をかくしてしまうことにより誤って使用して
しまうことを未然に防ぐことができる。
第9図には上記実施例に対応する4群ズームレンズの移
動軌跡が示してあり、負屈折力の第1レンズ群G1、正屈
折力の第2レンズ群G2、負屈折力の第3レンズ群G3およ
び正屈折力の第4レンズ群G4から成り、広角端Wから望
遠端Tへの変倍に際して第2レンズ群G2と第4レンズ群
G4は一体として物体側へ移動し、第3レンズ群G3は像面
に対して固定され、第1レンス群G1は結像位置を一定に
するために途中までは物体側へ、その後は逆に物体側に
移動する。そしてマクロ撮影においては第1レンズ群G
1、第2レンズ群G2および第4レンズ群G4を一体として
物体側へ移動するものである。なお、マクロの最大撮影
倍率は広角側からの移動により実現される。
動軌跡が示してあり、負屈折力の第1レンズ群G1、正屈
折力の第2レンズ群G2、負屈折力の第3レンズ群G3およ
び正屈折力の第4レンズ群G4から成り、広角端Wから望
遠端Tへの変倍に際して第2レンズ群G2と第4レンズ群
G4は一体として物体側へ移動し、第3レンズ群G3は像面
に対して固定され、第1レンス群G1は結像位置を一定に
するために途中までは物体側へ、その後は逆に物体側に
移動する。そしてマクロ撮影においては第1レンズ群G
1、第2レンズ群G2および第4レンズ群G4を一体として
物体側へ移動するものである。なお、マクロの最大撮影
倍率は広角側からの移動により実現される。
第10図は全変倍域におけるマクロ撮影のための移動の様
子を示したもので、図中点線部分は任意の焦点距離にお
けるマクロ撮影時の最大移動位置を表わし、また図中斜
線部分がマクロ撮影における移動可能な領域を示す。
子を示したもので、図中点線部分は任意の焦点距離にお
けるマクロ撮影時の最大移動位置を表わし、また図中斜
線部分がマクロ撮影における移動可能な領域を示す。
第11図は本考案を利用し得る他の実施例としての2群系
ズームレンズの移動軌跡であり、負屈折力の第1レンズ
群G1および正屈折力の第2レンズ群G2から成り、広角端
Wから望遠端Tへの変倍に際し第2レンズ群G2は物体側
に移動し、第1レンズ群G1は結像位置を一定にするため
に途中までは像側に、その後は逆に物体側に移動する。
そしてマクロ撮影においては、第1レンズ群G1と第2レ
ンズ群G2を一体として物体側へ移動するものである。な
おマクロ最大撮影倍率は広角側からの移動により実現さ
れる。
ズームレンズの移動軌跡であり、負屈折力の第1レンズ
群G1および正屈折力の第2レンズ群G2から成り、広角端
Wから望遠端Tへの変倍に際し第2レンズ群G2は物体側
に移動し、第1レンズ群G1は結像位置を一定にするため
に途中までは像側に、その後は逆に物体側に移動する。
そしてマクロ撮影においては、第1レンズ群G1と第2レ
ンズ群G2を一体として物体側へ移動するものである。な
おマクロ最大撮影倍率は広角側からの移動により実現さ
れる。
第12図は全変倍域におけるマクロ撮影のための移動の様
子を示したもので、図中点線部分は任意の焦点距離にお
けるマクロ撮影時の最大移動位置を表わし、また図中斜
線部分がマクロ撮影における移動可能な領域を示す。
子を示したもので、図中点線部分は任意の焦点距離にお
けるマクロ撮影時の最大移動位置を表わし、また図中斜
線部分がマクロ撮影における移動可能な領域を示す。
第13図は本考案を利用し得る他の実施例としての4群系
ズームレンズの移動軌跡であり、正屈折力の第1レンズ
群G1、負屈折力の第2レンズ群G2、正屈折力の第3レン
ズ群G3および第4レンズ群G4から成り、広角端Wから望
遠端Tへの変倍に際して第1レンズ群G1と第4図レンズ
群G4は一体として物体側へ移動し、第2レンズ群G2は像
側へ移動し、更に第3レンズ群G3は結像位置を一定にす
るために物体側へ移動する。そしてマクロ撮影において
は第2レンズ群G2を物体側へ移動するものである。なお
マクロの最大撮影倍率は望遠端で実現される。
ズームレンズの移動軌跡であり、正屈折力の第1レンズ
群G1、負屈折力の第2レンズ群G2、正屈折力の第3レン
ズ群G3および第4レンズ群G4から成り、広角端Wから望
遠端Tへの変倍に際して第1レンズ群G1と第4図レンズ
群G4は一体として物体側へ移動し、第2レンズ群G2は像
側へ移動し、更に第3レンズ群G3は結像位置を一定にす
るために物体側へ移動する。そしてマクロ撮影において
は第2レンズ群G2を物体側へ移動するものである。なお
マクロの最大撮影倍率は望遠端で実現される。
第14図は全変倍域におけるマクロ撮影のための移動の様
子を示したもので、図中点線部分は任意の焦点距離にお
けるマクロ撮影時の最大移動位置を表わし、また図中斜
線部分がマクロ撮影における移動可能な領域を示す。
子を示したもので、図中点線部分は任意の焦点距離にお
けるマクロ撮影時の最大移動位置を表わし、また図中斜
線部分がマクロ撮影における移動可能な領域を示す。
なお、上述したのはあくまで本発明の一実施例であり、
本発明は決してこれに限定して解釈されるべきではない
ことを言うまでもない。例えば、前記実施例では、ワイ
ド端の最大マクロ状態でマクロ操作環2の円周溝の端面
2cが制限ピン14に当接すると同時に切欠き2dの端面2eが
固定鏡筒突起3bに当接し、マクロ操作環2の回転力が制
限ピン15と14に集中するのを防いでいる(l3+l2=l2に
設定されている)。しかし、これは必ずしも不可欠な条
件ではなく、l3+l1<l2の関係に設定することも可能で
あるし、また、光学系の都合に応じてテレ端でのマクロ
操作量l3をl3=0と設定することも可能である。
本発明は決してこれに限定して解釈されるべきではない
ことを言うまでもない。例えば、前記実施例では、ワイ
ド端の最大マクロ状態でマクロ操作環2の円周溝の端面
2cが制限ピン14に当接すると同時に切欠き2dの端面2eが
固定鏡筒突起3bに当接し、マクロ操作環2の回転力が制
限ピン15と14に集中するのを防いでいる(l3+l2=l2に
設定されている)。しかし、これは必ずしも不可欠な条
件ではなく、l3+l1<l2の関係に設定することも可能で
あるし、また、光学系の都合に応じてテレ端でのマクロ
操作量l3をl3=0と設定することも可能である。
また、前記実施例の光学系は、ズーミング時には第1レ
ンズ群L1と、第2及び第4レンズ群L2及びL4とが別のス
ピードで動き、マクロフォーカシング時には第1、第2
及び第4レンズ群L1、L2及びL4が一体となってくり出さ
れるものであるが、これ以外のマクロズームレンズ光学
系も種々存在しており、本発明の適用は前記実施例に示
した光学系に限定されないことは言うまでもない。
ンズ群L1と、第2及び第4レンズ群L2及びL4とが別のス
ピードで動き、マクロフォーカシング時には第1、第2
及び第4レンズ群L1、L2及びL4が一体となってくり出さ
れるものであるが、これ以外のマクロズームレンズ光学
系も種々存在しており、本発明の適用は前記実施例に示
した光学系に限定されないことは言うまでもない。
さらに、前記実施例では、カム筒5をひとつしか設けて
いないため、マクロフォーカシング時の光学系の移動
は、ひとつのスピードしか設定できない。しかしなが
ら、例えば、カム筒を2つあるいはそれ以上の部分に分
割してそれぞれのカム筒のマクロフォーカシング時の移
動を別々のマクロくり出し用ヘリコイドネジで行なうよ
うにすれば、各レンズ群を異なるスピードで動かしてツ
クロフォーカシングを行なわせることが可能である。
いないため、マクロフォーカシング時の光学系の移動
は、ひとつのスピードしか設定できない。しかしなが
ら、例えば、カム筒を2つあるいはそれ以上の部分に分
割してそれぞれのカム筒のマクロフォーカシング時の移
動を別々のマクロくり出し用ヘリコイドネジで行なうよ
うにすれば、各レンズ群を異なるスピードで動かしてツ
クロフォーカシングを行なわせることが可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、テレ端部、ワイド端部の
みならず、その間の位置の焦点距離において即ちズーミ
ング範囲のほぼ全域でマクロ撮影が可能となる(但し、
マクロ撮影可能な範囲は焦点距離によって異なる)。こ
れによって、写真撮影可能領域が大きく広がる。
みならず、その間の位置の焦点距離において即ちズーミ
ング範囲のほぼ全域でマクロ撮影が可能となる(但し、
マクロ撮影可能な範囲は焦点距離によって異なる)。こ
れによって、写真撮影可能領域が大きく広がる。
また、第2の距離調節部材が焦点距離調節部材によって
作動を規制された後もそのままマクロ撮影の距離調節操
作を継続することにより、焦点距離調節部材は最大マク
ロ撮影位置に自動的に移動されるので、簡単な操作によ
りマクロ撮影が可能となる。
作動を規制された後もそのままマクロ撮影の距離調節操
作を継続することにより、焦点距離調節部材は最大マク
ロ撮影位置に自動的に移動されるので、簡単な操作によ
りマクロ撮影が可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図のレンズ群を移動させるカム溝、摺動ピン及びクリ
ックストップ機構を有する鏡筒部分の展開図、第3図は
マクロ撮影領域機構及びマクロ撮影領域制限を示すマク
ロ用操作環部分の展開図、第4図、第5図、第6図及び
第7図は各々通常撮影領域及びマクロ撮影領域の目盛表
示を示す図、第8図は撮影可能領域と焦点距離との関係
を示したグラフである。 第9図は前記実施例に対応する4群系ズームレンズの移
動軌跡を示す図であり、第10図はその作動説明図、第11
図、第13図は各各第9図の変形例を示す図であり、第12
図第14図は各々その作動説明図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1……第1の距離調節部材 2……第2の距離調節部材 3……固定鏡筒 5、11……焦点距離調節部材 2f……第1の当接部 2c……第2の当接部 14……第3の当接部
1図のレンズ群を移動させるカム溝、摺動ピン及びクリ
ックストップ機構を有する鏡筒部分の展開図、第3図は
マクロ撮影領域機構及びマクロ撮影領域制限を示すマク
ロ用操作環部分の展開図、第4図、第5図、第6図及び
第7図は各々通常撮影領域及びマクロ撮影領域の目盛表
示を示す図、第8図は撮影可能領域と焦点距離との関係
を示したグラフである。 第9図は前記実施例に対応する4群系ズームレンズの移
動軌跡を示す図であり、第10図はその作動説明図、第11
図、第13図は各各第9図の変形例を示す図であり、第12
図第14図は各々その作動説明図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1……第1の距離調節部材 2……第2の距離調節部材 3……固定鏡筒 5、11……焦点距離調節部材 2f……第1の当接部 2c……第2の当接部 14……第3の当接部
Claims (2)
- 【請求項1】通常撮影距離範囲でのフォーカシングを行
う第1のレンズ群を移動させる第1距離調節部材(1)
と、前記通常撮影距離範囲の至近端よりも更に近距離領
域を含むマクロ撮影距離範囲でフォーカシングを行う第
2のレンズ群を移動させる第2距離調節部材(2)と、
ズーミングを行う焦点距離調節部材(11、5)とを有す
るズームレンズにおいて、 前記第2距離調節部材(2)は、前記通常撮影時におい
て固定鏡筒(3)に対して位置が規制される第1の当接
部(2f)と、前記マクロ撮影時において前記焦点距離調
節部材に対して該第1の当接部とは逆の至近方向への移
動が制限される第2の当接部(2c)とを有し、 前記焦点距離調節部材(11、5)は、焦点距離調節操作
に応じて該焦点距離調節部材と一体となって移動する第
3の当接部(14)であって、前記通常撮影時には焦点距
離調節の全領域において前記第2の当接部(2c)と当接
せず、前記マクロ撮影時には前記焦点距離調節部材の設
定位置に応じて前記第2の当接部と当接し前記第2距離
調節部材(2)の前記至近方向への移動を制限する位置
に設けられた第3の当接部を有し、 前記第2の当接部(2c)と前記第3の当接部(14)とが
当接した状態での前記第2距離調節部材(2)の至近方
向への操作によって、前記第2距離調節部材と前記焦点
距離調節部材とが一体となって移動することを特徴とす
るズームレンズのマクロ撮影装置。 - 【請求項2】前記第2距離調節部材(2)の至近方向へ
の移動可能量が最大となる前記焦点距離調節部材(11、
5)の位置において、該焦点距離調節部材の作動を係留
する手段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載のズームレンズのマクロ撮影装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60025640A JPH0718967B2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | ズ−ムレンズのマクロ撮影機構 |
| US06/826,985 US4806000A (en) | 1985-02-13 | 1986-02-07 | Zoom lens capable of macro photography |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60025640A JPH0718967B2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | ズ−ムレンズのマクロ撮影機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61185712A JPS61185712A (ja) | 1986-08-19 |
| JPH0718967B2 true JPH0718967B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=12171440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60025640A Expired - Fee Related JPH0718967B2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | ズ−ムレンズのマクロ撮影機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718967B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6114927B2 (ja) | 2013-12-10 | 2017-04-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55106409A (en) * | 1979-02-08 | 1980-08-15 | Canon Inc | Lens barrel of zoom lens capable of taking close-up |
| JPS5932969U (ja) * | 1982-08-26 | 1984-02-29 | 大日本印刷株式会社 | 尿検査用カツプ |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP60025640A patent/JPH0718967B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61185712A (ja) | 1986-08-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5715482A (en) | Collapsible type zoom camera | |
| US5450242A (en) | Zoom lens barrel | |
| US4214829A (en) | Photographic camera with built-in optical converter | |
| GB2435109A (en) | A retractable photographic lens | |
| JPS6024923B2 (ja) | ズ−ムレンズの合焦装置 | |
| US4806000A (en) | Zoom lens capable of macro photography | |
| JPS5852201B2 (ja) | 変倍レンズ | |
| JP2005157305A (ja) | レンズ鏡筒および撮影装置 | |
| JPS5841483B2 (ja) | マクロサツエイキコウツキズ−ムレンズキヨウドウ | |
| JPS6149645B2 (ja) | ||
| JPH0323890B2 (ja) | ||
| US4558927A (en) | Zoom lens assembly | |
| US6906871B2 (en) | Cam mechanism for lens barrel | |
| US6753911B1 (en) | Zooming lens barrel and a camera in use therewith | |
| JPH0718967B2 (ja) | ズ−ムレンズのマクロ撮影機構 | |
| US4645310A (en) | Zoom lens with macromechanism | |
| US6459537B2 (en) | Zoom lens barrel and camera | |
| JP2001100081A (ja) | レンズ移動装置 | |
| JPH0833510B2 (ja) | 焦点距離が切換可能なレンズ構体 | |
| JPH0232604B2 (ja) | ||
| JPS6048004B2 (ja) | 操作部の選択可能なズ−ムレンズ鏡胴 | |
| JPH0219768Y2 (ja) | ||
| JP2005084406A (ja) | ズームレンズ鏡筒および光学機器 | |
| JP2569529B2 (ja) | 近接撮影装置 | |
| JPS6143684B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |